JP2004290684A - 止血カニューラ - Google Patents

止血カニューラ Download PDF

Info

Publication number
JP2004290684A
JP2004290684A JP2004156180A JP2004156180A JP2004290684A JP 2004290684 A JP2004290684 A JP 2004290684A JP 2004156180 A JP2004156180 A JP 2004156180A JP 2004156180 A JP2004156180 A JP 2004156180A JP 2004290684 A JP2004290684 A JP 2004290684A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
valve body
opening
slit
wall
cannula
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2004156180A
Other languages
English (en)
Inventor
Thomas A Osborne
オズボーン,トーマス・エイ
Ram H Paul
ポール,ラム・エイチ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Cook Inc
Original Assignee
Cook Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Cook Inc filed Critical Cook Inc
Publication of JP2004290684A publication Critical patent/JP2004290684A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61MDEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
    • A61M39/00Tubes, tube connectors, tube couplings, valves, access sites or the like, specially adapted for medical use
    • A61M39/02Access sites
    • A61M39/06Haemostasis valves, i.e. gaskets sealing around a needle, catheter or the like, closing on removal thereof
    • A61M39/0606Haemostasis valves, i.e. gaskets sealing around a needle, catheter or the like, closing on removal thereof without means for adjusting the seal opening or pressure
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61MDEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
    • A61M39/00Tubes, tube connectors, tube couplings, valves, access sites or the like, specially adapted for medical use
    • A61M39/02Access sites
    • A61M39/06Haemostasis valves, i.e. gaskets sealing around a needle, catheter or the like, closing on removal thereof
    • A61M2039/062Haemostasis valves, i.e. gaskets sealing around a needle, catheter or the like, closing on removal thereof used with a catheter
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61MDEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
    • A61M39/00Tubes, tube connectors, tube couplings, valves, access sites or the like, specially adapted for medical use
    • A61M39/02Access sites
    • A61M39/06Haemostasis valves, i.e. gaskets sealing around a needle, catheter or the like, closing on removal thereof
    • A61M2039/0633Haemostasis valves, i.e. gaskets sealing around a needle, catheter or the like, closing on removal thereof the seal being a passive seal made of a resilient material with or without an opening
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61MDEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
    • A61M39/00Tubes, tube connectors, tube couplings, valves, access sites or the like, specially adapted for medical use
    • A61M39/02Access sites
    • A61M39/06Haemostasis valves, i.e. gaskets sealing around a needle, catheter or the like, closing on removal thereof
    • A61M2039/0633Haemostasis valves, i.e. gaskets sealing around a needle, catheter or the like, closing on removal thereof the seal being a passive seal made of a resilient material with or without an opening
    • A61M2039/064Slit-valve
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61MDEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
    • A61M39/00Tubes, tube connectors, tube couplings, valves, access sites or the like, specially adapted for medical use
    • A61M39/02Access sites
    • A61M39/06Haemostasis valves, i.e. gaskets sealing around a needle, catheter or the like, closing on removal thereof
    • A61M2039/0633Haemostasis valves, i.e. gaskets sealing around a needle, catheter or the like, closing on removal thereof the seal being a passive seal made of a resilient material with or without an opening
    • A61M2039/0653Perforated disc

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Heart & Thoracic Surgery (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Anesthesiology (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Hematology (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Pulmonology (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Infusion, Injection, And Reservoir Apparatuses (AREA)
  • Media Introduction/Drainage Providing Device (AREA)
  • Acyclic And Carbocyclic Compounds In Medicinal Compositions (AREA)
  • Laser Surgery Devices (AREA)
  • Medicines That Contain Protein Lipid Enzymes And Other Medicines (AREA)
  • Radiation-Therapy Devices (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
  • Saccharide Compounds (AREA)

Abstract

【課題】カテーテルと、通路に取り付けられた弁本体とを受ける寸法の通路を有するハウジングとを備えた改良された止血カニューラを提供する。
【解決手段】弁本体は開口部2″,3″を有し、この開口部は、カニューラ内に閉鎖されたカテーテルの周りにシールを形成する。柔軟な材料の内側リング8″は、開口部2″,3″の内側の少なくとも一部に配置される。弁本体1″はカニューラハウジング10″内で圧縮される。カテーテルが除去されるとき、弁本体1″は、患者の血管内に流れる閉塞空気流を閉鎖し、患者の血管の外側に流れる血液流を阻止する。またカニューラハウジング10″は、患者の血管に液体を導入するサイドポートを有する。
【選択図】図16

Description

本発明は、カニューラ(cannula)またはシースに関し、特に血管造影カテーテルとともに使用するカニューラに関する。
ある造影的な研究において、血管造影技師は、複合研究を行うためにデジレーホフマン(Desilets-Hoffman)手順を使用する。この手順において、造影機は、皮膚を通して血管の内腔まで中空の針を挿入することによって患者の血管への接近を行う。ガイドワイヤがニードルを通され、動脈または静脈を通って検査する組織に進められる。針が除去されて組織内にガイドワイヤが残る。カニューラ及び拡張器がワイヤ上を血管に前進し、拡張器はガイドワイヤに沿って除去される。つぎに血管造影技師は、カニューラまたはシースを通じて血管に種々のタイプのカテーテルを挿入することによって複数の調査を行う。過剰な出血を避け空気塞栓の可能性を防止するために、この技術は、カテーテルを変える間にカニューラを通る通路の閉塞を必要とする。
必要な閉塞を得る1つの方法は、カニューラの通路に柔軟な材料から形成された弁本体を配置することである。このような弁本体は、例えば、Stevensに付与された米国特許第4,000,739号、Timmermansに付与された米国特許第4,430,081号、Matumotoらに付与された米国特許第4,610,665号、Savageらに付与された国際特許公開WO91/10459号に示されている。これらの特許の各々において、1つまたはそれ以上のディスク状ガスケットがカニューラ通路に取り付けられている。ディスク状ガスケットまたは弁本体は、カニューラを通じて患者の動脈に引かれる空気による血液の閉塞を防止するためにカテーテルが存在しないとき、閉鎖位置に偏倚される開口部を含む。カテーテルが弁本体を通じてカニューラの通路に挿入されるとき、弁本体は、カテーテルの外壁形状に適合し、カテーテルと弁本体との間でカニューラから血液が流出することを防止する。
本発明の1つの実施例は、それを通るカテーテルを受ける大きさの通路を有するハウジングを備えた止血カニューラを含む。1つの部品の柔軟な材料から形成された上述した弁本体と同様の弁本体がハウジングの通路に取り付けられている。弁本体は、弁本体に一部が伸びている1つの平面を通るスリットと、弁本体の一部のみが伸びている対向する平面を通る開口部とを含む。内側リングが、外側に隆起したリング及び開口部を有する面の近位に穴の一部として一体的に形成され、外側リングと同心に配置されている。スリット及び開口部の双方は、弁本体に十分に伸びており、それらは弁本体内で交差する。スリットを液密に維持するためにスリットにほぼ直角な方向に弁本体を圧縮する弁本体の周縁の一部に接触する手段を含む。選択的に、開口部を包囲する外側の隆起したリングを使用することができる。
本発明の1つの目的は、改良された止血カニューラを提供することである。
本発明の他の目的は、改良された止血カニューラを製造する製造方法を提供することである。
本発明の原理の理解を促進する目的において、図面に示した実施例に参照が行われ、実施例を説明するために特定の用語が使用される。本発明の範囲を制限することを意図するものではなく、図示した装置の変形例及びさらなる変更は、発明が関連する当業者に生じる。
図面をさらに詳細に説明すると、カテーテルを受ける通路11を有するハウジング10を含む止血カニューラが図1及び図2に示されている。ハウジング10は、当接面13、2つのおねじ面15及び16を有する部材12から製造される。溝18を有するキャップ17は、ねじ15で部材12にねじ込まれ、適当なセメント等によって所定の位置に接着される。弁本体1は溝18に受けられ、部材12とキャップ17の間に挟まれる。図1及び図2で分かるように、弁本体1の円筒形(すなわち、円形の断面を有する)開口または穴3を含む面6は、キャップ17の開口部70に向いている。
またカニューラハウジング10はめねじ部材を含み、そのねじは、部材12のねじと係合するのに適している。部材32の機能は、可撓性管35を受けハウジング10に固定または保持することである。組立手順において、接着材またはセメントが管35と部材12とをともに固定するために可撓性管35上で部材12と32との間に配置される。この可撓性管35は、広がった端部36を有し、この端部36は、部材12及び32の傾斜面37及び40の間に固定される。
ハウジング10は、液体を患者の血管に導入するために弁本体1と可撓性管35との間の通路11に連通するポート45を備えている。血液がフラシュポート45から流出しないことを保証するように、外科医は、管状隆起部50によって突出部47に取り付けられる、可撓性管46を通って流体の正圧を正規に維持する(図3及び図4参照)。可撓性管35は、環状隆起部55を介してカラー52の周りに固定された収縮可能な管51によってハウジング10に固定される。図3に示すように、カテーテル57の外径とほぼ同じ外径を有する中空のプラスティックダイレータ56は、ダイレータの傾斜端部60が管35の遠位端を越えて伸長するように通路11内に配置される。カニューラがガイドワイヤ61とダイレータ60を越えて血管に挿入された後、ダイレータ及びガイドワイヤが除去され廃棄される。
弁本体1は、溝18の高さ寸法Hより大きい高さ寸法Hを有する。したがって、弁本体1は、溝18に受けられるように矢印8の方向に圧縮されなければならない。弁本体1は、周縁5によって分離される一対の対向面6を含む。穴または円筒形(すなわち、円形の断面を有する)開口3は、一方の面を通って製造され、図1に示すように弁本体を一部が通って伸長している。穴3はディスクを形成する処理の間に分離した手順で成形、パンチ加工、研削によって形成することができる。スリット2は、他の面を通して製造され、弁本体内の穴3と交差する弁本体を一部が通って伸びている。
弁本体1は、20と90との間のデュロメータ硬度を有するシリコンゴムまたは他のエラストマーから製造することが好ましい。図5ないし図8を参照すると、弁本体1は、周縁5が一対の平行な平面4を有するように細長い形状を有することが好ましく、一対の平行な平面4は、スリット2によって画定された平面に直角である。スリット2は1つの面6を完全に横切るように伸び、弁本体の厚さの1/3と2/3との間の深さまで弁本体内に伸びている。穴3は、0.25mmないし0.89mm(0.010と0.035インチ)の間の直径であり、スリット2は、弁本体1の厚さの1/3と2/3との間の深さが好ましい。いかなる場合においても、穴3とスリット2の組み合わされた深さは、それらが弁本体内部で交差し、それを通るカテーテル等を受けるために弁本体を完全に通る開口部をつくるに十分でなければならない。
もちろん、弁本体の細長い形状は、その幅の寸法W2より大きい高さ寸法H2を有する結果を生じる。図8は、ハウジング10の溝18に配置することができるように圧縮される前後の弁本体1を示す。圧縮される前に弁本体1は、図2に示すように溝18の高さ寸法H1より大きい高さ寸法H2を有する。弁本体1への圧縮力がスリット2の直角な方向にのみ向いているので、弁本体1は、溝18の幅寸法W1以下の幅寸法W2を有する。弁本体1の細長い形状は、カニューラに組み立てられるとき、拡張器またはカテーテルの除去の後に完全にそれを閉鎖するスリットに直角なわずかな量の圧力を加える。平坦な部分4は、それが圧縮され、溝18内に受けられるとき溝18と交差することなく幅寸法で弁本体が拡張できるようにする。
図9及び図10は、図1及び図2の止血カニューラとともに使用することができる弁本体の他の実施例を示す。この場合において、弁本体101は、形状が細長く、交差する一対のスリット102及び103を有する。弁本体101のスリット形状は、ここに参考として組み込まれているMatsumotoらに米国特許第4,610,665号にさらに完全に示されているようなものである。別の例として、交差するスリット102及び103は、図9及び図10に示すような弁101の各面を完全に横断するように伸長している。この場合における重要な側面は、弁本体101の細長い形状がスリット102に直角に矢印8に沿って圧縮され、弁本体は、前述したようなカニューラハウジングの溝内に受けられる。圧縮力8は、スリット102がカテーテルの変更中に閉鎖されたままであることを保証することによって性能を改良する。
図11及び図12は、本発明による弁本体の他の実施例を示す。この場合において、弁本体111は、図5ないし図8に示す弁本体1を参照してせつけいした形状と同様な形状で細長い形状である。しかしながら、この場合、弁本体111は弁本体を完全に通る穴112を有する。穴112は、弁本体が圧縮されないとき分離したままの境界壁113及び114を有する。弁本体111に十分な圧縮が加えられるとき、境界壁113及び114は一緒に結合され、弁本体を通して液密を形成する。よって本発明は、Stevensへの米国特許第4,000,739号、Timmermansに付与された米国特許第4,430,081号に示されるような2つまたはそれ以上の弁本体ガスケットを有する止血カニューラに、またはMatumotoらに付与された米国特許第4,610,665号及びFischerに付与された米国特許第5,006,113号を含む止血カニューラに用途を有する。
図13ないし図15Aは、本発明による弁本体の他の実施例を示す。第13図は、弁本体1とほぼ同様の弁本体1′の正面図であり、異なる点は、穴3′を包囲する隆起したリングまたはドーナッツ7′が付加されていることである。弁本体1′は、図1及び図2の止血カニューラにおいて弁本体1を代用することができる。同様に(すなわち、円形の断面を備えた)円筒形溝または穴3′及び弁本体の隆起したリング7′を含む面6′は、キャップ17の開口部70を向いている(図1及び図2)。
弁本体1と同様に、弁本体1′は、図1の溝18の高さ寸法H1より大きい高さ寸法H2を有する。したがって、弁本体1′は、溝18内に受けられるように矢印8の方向にさらに圧縮されなければならない。弁本体1′は、周縁5′によって分離される一対の対向する平坦面を有する。穴または(すなわち、円形の断面を有する)円筒形開口3′は、図14に示すような弁本体を通って一部が伸長している。穴3′はディスクを形成する処理の間に分離した手順で成形、パンチ加工、研削によって形成することができる。スリット2′は、他の面を通して製造され、弁本体内の穴3と交差する弁本体を一部が通って伸びている。さらに、弁の上面上に隆起したリング7′は、弁本体1′の穴3′に導かれる。このように隆起したリング7′は、弁を通して非常に小さい直径の装置を配置することをさらに容易にする。穴3′の周りの特別の材料は、弁をさらにこわれにくくする。
さらに、隆起したリング7′を有する弁本体1′は、20と90との間のデュロメータ硬度を有するシリコンゴムまたは他のエラストマーから製造することが好ましい。図13ないし図15Aを参照すると、弁本体1は、周縁5が一対の平行な平面4を有するように細長い形状を有することが好ましく、一対の平行な平面4は、スリット2によって画定された平面に直角である。スリット2′は1つの面6′を完全に横切るように伸び、弁本体の厚さの1/3と2/3との間の深さまで弁本体内に伸びている。
本発明の1つの特定の実施例において、弁本体1′の厚さは、0.16cm±0.005cm(0.062インチ±0.002インチ)の厚さであり、スリットの深さは、0.10cmないし0.11cm(0.040と0.045インチ)の間である。
穴3′は、0.254mmないし0.889mm(0.010ないし0.035インチ)の間の直径を有することが好ましく、同様に弁本体1′の厚さの1/3ないし2/3の間が好ましい。いかなる場合においても、穴3′とスリット2′の組み合わされた深さは、それらが弁本体内部で交差し、それを通るカテーテル等を受けるために弁本体を完全に通る開口部をつくるに十分でなければならない。もちろん、弁本体1′の細長い形状は、その幅の寸法W2′より大きい高さ寸法H2′を有する結果を生じ、これはスリットにさらに密接する力を提供する。例えば、本弁の上述した特定の実施例において、高さH2′は、0.86cmないし0.91cm(0.340ないし0.360インチ)との間の幅W2′に比較して直径において1.03cmないし1.04cm(0.405ないし0.410インチ)の間である。
隆起したリング7′は、穴3′と同心である。さらに、図15Aでさらにはっきりと分かるように、隆起リング7′の内壁9′は、隆起したリング7′から面6′に向かって傾斜している。角度θは、面6′に平行な平面と内壁9′との間で測定することができる。上述した特定の実施例において、角度θは45°である。
さらに、この実施例において、隆起したリング7′の外径は、面6′上に0.37cmないし0.76cm(145ないし.155インチ)の間で選択されるが、隆起したリングの上部で測定された内径は、直径が0.20ないし0.24cm(0.080ないし0.095インチ)の間である。さらに、隆起したリングは、面6′上で0.06cmないし0.07cm(0.025ないし0.030インチ)の間で伸びている。
さらに図15Aで分かるように、好ましい実施例において、傾斜壁は、穴3′が始まる前の平坦面6′の表面で終了し、穴3′と隆起したリングとの間に小さい平面を形成する。別の例として、傾斜内壁9′は、穴3′の縁部で直接終結してもよい。
本発明の前の実施例におけるように、圧縮される前に、弁本体1′は、高さ寸法H′を有し、この高さ寸法H′は、図1及び図2に示される高さ寸法Hより大きい。
弁本体1′の圧縮力がスリット2′に直角な方向のみを向いている結果、弁本体1′は、図1の溝18の幅寸法W以下である。平坦部分4′は、圧縮され図1の溝18内に受けられるとき、溝と交差することなく、弁本体の幅寸法が拡張できるようにする。
図16ないし図19Aは、本発明による弁本体の実施例を示す。図16は、本発明による実施例の止血カニューラの軸線方向に切った断面図である。図16の止血カニューラは、図1及び図2に示したものとほぼ同一であり、異なる点は、弁本体1″が図1の弁本体1と置換されていることである。図17において、ここに示されている弁本体1′と同様である弁本体1″の正面図である。弁本体1及び1′のように、弁本体1″の面6″は、開口または穴3″を含む。この開口3″は上述したような円筒形(すなわち、円形の断面を有する)開口である。
さらに弁本体1′のように、弁本体1″は、開口3″の外方にそれを包囲するように隆起したリング7″を有する。隆起したリング7″は、止血カニューラ(図16の10″)に組み立てられるときキャップ17(図16)の開口部に向かう。弁本体1″と弁本体1′との間の1つの重要な相違は、一体的に成形された内側リングまたはドーナッツ部材8″の弁本体1″を内側へ付加した点である(図16及び図18及び図19A)。内側リング8″は、スリットによって相互に分割された溝の部分から離れた開口3″の内周の一部の周りに一体的に形成されている。さらに、面6″に平行に内側リング8″を通って引かれる平面は、スリット2″を通って引かれる平面に直角である。内側リング8″は、内側リング面8″までに測定された外側リング高さ(ERH)が弁面6″まで測定されたリング全体の高さ(TRH)に等しくなるように面6″と同じ水準で隣接するように形成される。別の例として、図19Aに示すように内側リング8″の内側リング面8a″は、TRHがERHより大きくなるように弁面6″の水準より高い水準に配置することができる。同様に、リングは、弁本体面6″の水準よりも低い水準に配置されるように溝3″内に配置される(ERH以下のTRH)。
弁本体1′のように、弁本体1″は形状が細長く、図2の溝18の高さ寸法H1より大きい高さ寸法H2を有する。したがって、弁本体1″は、溝内に受けられるように矢印8の方向にさらに圧縮されなければならない。さらにディスクの細長い形状及び矢印8の方向に圧縮力は、前記スリットに加えられる閉鎖力を向上させ、スリットの高さ及び穴の深さの変化に対して弁本体が反応することが分かった。同様に、図17ないし図19Aの弁本体1″は、周縁5″によって分離された一対の平面6″を有する。
上述したように、穴または円筒形(すなわち、円形の断面を有する)開口3″は、1つの面6″を通ってつくられ、図18に示すように弁本体を一部分を通って伸長している。穴3″は、分離した動作においてディスクを形成するか、パンチ加工または切削工程の間成形される。1つの好ましい実施例において、穴3″及び内側リング8″は、弁本体1″の面6″の円筒形(すなわち、円形の断面を有する)開口を形成するために変形されたピンを使用して一体的に形成される。この変形例は、上述したピンの溝を研磨することによって達成される。1つの好ましい実施例において、ピンの溝は、0.05cm(0.020インチ)の半径を有するように切断された。よってピン部分は開口3″を形成するように使用され、溝は内側リング8″を形成する。内側リング8″は、(小径のワイヤガイド等のような)小径の装置が使用されるとき、弁本体1″を通る漏れを防止するように付加される。内側リング8″は、小径の装置とともに使用するとき、弁本体1及び1′の弁本体の構成に対する改良を提供する。例えば、内側リング8″は、0.045cmないし0.09cm(0.018ないし0.038インチ)のガイドワイヤの周りにさらによいシールを提供することが分かった。しかしながら、溝を有する弁本体上に密封の有効性を増大することが分かったが、弁を通るすべての装置を備えた内側リングはない。
弁本体1′と同様に、スリット2″は、開口3″を支持する面6″とは反対の他の面6″を通ってつくられる。スリット2″は、弁本体1″に穴3″と交差する弁本体1″の一部を通って伸びている。同様に、弁の上面上の隆起したリング7″は、弁本体の1″の穴3″への導入部を提供する。隆起したリング7″は、弁を通して非常に小さい装置を配置することを容易にし、内側リング8″は、これらの装置の周りでさらに緊密なシールを提供する。穴3″の外側を包囲する特別の材料は、弁をさらに破れにくくする。内側リング8″は、スリットから発生するやぶれにおいて、破れが前進することに対する抵抗のいくつかの度合いをさらに付与する。
さらに、(隆起したリング7″及び内側リング8″を含む)弁本体1″は、20A及び90Aの間のデュロメータ硬度(ショアAスケール)を有するシリコンゴムまたは他のエラストマーからつくられることが好ましい。評価は硬度(29Aないし51AのショアAスケール)及び直径とは異なる弁本体に行われた。他の測定された物理的な特徴は、重量と厚さである。挿入力及び漏れは、それらがキャップと本体組立体に蓄積された後、弁に行われた。最適なシナリオは、(一定速度で弁にわたる8Frダイレータを挿入するために必要な力の量によって測定された)挿入力が低く、漏れが存在しない場合に決定される。
変化の分析は、物理的特性において導入され、挿入力に影響を与える統計学的に重要な要因は硬度計であることが分かった。また、ショアAスケール数が大きくなれば、挿入力が大きくなることが分かった。
経験的に、Miles-Mobay30硬度計材料は、測定された最も低い挿入力を呈した。硬度30の材料は、本発明において最も好ましい堅さに見えるが、25Aから50Aの向上した硬度の破れ抵抗材料が、弁本体1,1′及び1″のようなさらに実際的な弁に追加される。
図17ないし図19Aを参照すると、弁本体1″は、スリット2″によって画定された平面に直角な一対の平行な平面4″を含む。スリット2″は、1つの面6″を完全に横断することが好ましく、弁本体の厚さの1/3と2/3との間の深さまで弁本体に伸長している。
本発明の1つの特定の実施例において、弁本体1″の厚さは、0.062インチ±0.002インチ(0.15cm±0.005cm)であり、スリットの深さは0.1cmと0.11cm(0.040と0.045インチ)との間である。穴3″は、0.02cmと0.08cm(0.010と0.035インチ)との間、同様にスリット2″は、弁本体1″の厚さの1/3と2/3との間の深さが好ましい。穴3″とスリット2″の組み合わされた深さは、弁本体内で交差し、そこを通るカテーテル等を受けるために弁本体を完全に通る開口部を形成するように十分なものでなければならない。特定の実施例において、弁本体とスリットとの間の重複は、0.02cm(0.007インチ)であった。もちろん、弁本体1″の細長い形状は、その幅寸法Wより大きい高さ寸法Hを有することである。上述した特定の実施例において、高さHは、2.88cmと0.91cm(0.340と.360インチ)の間の幅W2に比較して直径において1.02cmと1.04cm(0.405と.410インチ)との間である。
本実施例において、隆起したリング7″は、穴3″の周りに中心がある。さらに、図19Aでさらにはっきりと分かるように、隆起リング7″の内壁9″は、隆起したリング7″から面6″に向かって傾斜している。面6″に平行な平面と内壁9″との間で測定することができる。上述した特定の実施例において、角度θは45°である。
さらに例示を目的として、図17ないし図19Aの実施例と関連して説明した型式の1つの特定の弁本体の寸法が与えられる。これらの寸法は、一例としてのみ与えられ、本発明が以下に示した寸法を有する弁本体にのみ制限されるものではないことを理解すべきである。このパラグラフで説明した1つの特定の例において、隆起したリング7″の外径は、0.36cmないし0.39cm(0.145ないし0.155インチ)の間、好ましくは0.38cm(0.150インチ)であり、隆起したリングの上部で測定された内径は直径が0.2cmないし0.24cm(0.080ないし0.095インチ)である。さらに、隆起したリングは、面6″上で0.06cmないし0.07cm(0.025ないし0.030インチ)の間で伸長している(TRH=0.06cmと0.07cmとの間)0.025と0.030インチとの間で伸長している。この特定の例において、外側リング7″の上部から内側リング8aの面への高さ(ERH)は、0.04cm(0.016インチ)である。この同じ特定の説明した例において、内側リングの高さ(IRH)は、0.05cm(0.021インチ)になるように選択された。
さらに、この例において、1つの実施例の内側リング8″は、それがキャップと本体に配置される前に0.04cm(0.016インチ)である。キャップと本体によって閉じ込められた(スリット2″に直角な図2の矢印の方向に圧縮された)後、IDは細長いディスクのキャップの圧縮の効果によって楕円になり、0.03cmと0.43cm(0.013と0.017インチ)の値を示す。さらにこの特定の例において、溝3″の直径は、0.07cmと0,10cm(0.030インチと0.040インチ)との間になるように選択され、さらに好ましくは、直径が0.09cm(0.036インチ)になるように選択された。さらに、穴3″のベースからリング8″の近位面まで測定された穴の高さ(HH)は、特に説明した実施例において0.04cm(0.016インチ)である。特に説明した例における穴3″の穴の幅HWは、0.08cm(0.032インチ)であった。さらに、本実施例において、開口3″及びスリット2″は、0.01cm(0.007インチ)重複する。
好ましい実施例において、図19Aでさらに分かるように、傾斜壁は、穴3″が始まる前に内側リング面8a″の表面で終結し、穴3″と隆起リング7″との間に小さい平面を形成する。別の例として、傾斜内壁9″は、リング面8a″の端部で、穴3″への導入部分で直接終了することができる。
本発明の前の実施例におけるように、圧縮される前に、弁本体1″は、図1及び図2に示す溝18の高さ寸法Hより大きい高さ寸法Hを有する。弁本体1″への圧縮力がスリット2に直角にのみ向いているために弁本体1″は、上述したように弁がカニューラキャップ及び弁組立体で圧縮されるとき、大きな閉鎖力をスリットに提供する図1の溝W″より小さい幅寸法W″を有する。平坦部分4″は、それが圧縮され、図1の溝18内で受けられるとき、溝内で交差することなく弁本体1″が幅寸法で拡張されることができる。
弁本体に適用される圧縮力は、多数の方法によって生成することができる。ハウジング内の溝は、弁本体の開口部に閉鎖力を生じるように必要な圧力を加えるような形状である。弁本体を通る開口部への圧縮力によって生じる閉鎖力は、もしそれが従来技術の弁本体のすべてにはなく、図5ないし図8、図13ないし図15A及び図17ないし図19によるものと同様性能を改良する。弁本体1、1′及び1"が広範な範囲の装置の直径でよく作動することが判り、圧縮によって、弁本体は、スリット深さ及び穴の直径のような要因には反応しない。
図4に示すような動作において、中空のニードルが皮下的に血管に入れられる。血管の内腔62に通ったときに、ガイドワイヤ61がニードルと血管にねじ込まれ、ニードルが除去される。中空のプラスティック拡張器60がカニューラハウジングの通路を貫通し、ガイド61上をすべる。つぎに外科医は、拡張器56の傾斜端部60を操作することによって容器の壁を通って穴を拡張し、入口管35を血管内腔62に導入する。管35が拡張器によって血管の壁を通って案内されるように可撓性管35の外径に一定の直径部分で拡張器の外径が接近することを留意すべきである。カニューラは患者の身体の所定の位置にテープで固定される。送り管46が突出部分47に固定されることによって、管46を通って通路11にヘパリンの食塩水溶液のゆっくりした流れを維持しながら、外科医はダイレータ56及びガイド61を引く。弁本体1,1′または1″のスリット2,2′または2″がそれぞれ閉鎖する。このスリット2,2′または2″の閉鎖は、キャップ17の開口部70及び弁本体1,1′または1″を通って通路11に空気が流れないことを保証する。よって、本装置は、血液の損失を防止するだけでなく、空気の閉塞の可能性を保証する。
カテーテル57は、キャップ17の開口部を通して導入され、弁本体1,1′または1″を貫通する。カテーテル57は、傾斜面71及び72によって通路11及び可撓性管35を通って案内される。カテーテルは最終的に血管の内腔62に進む。穴3,3′または3″(弁本体1′及び1″の場合、隆起リング7′及び7″さらに弁本体1″の場合内側リング8″)は、カテーテルの外壁にシールを形成し、キャップの穴70を通る血液の損失を防止する。通路11が固まることを防止するためにポート45と管46を通って導入されるヘパリン食塩溶液が常に流される。カテーテル57が所定の位置に操作されるとき、X線不透過性流体がカテーテルを通して注入され、X線で調査される組織のX線形状が撮像される。
複数の調査が行われるとき、またはカテーテルが正しく配置されていない場合には、カテーテルをカニューラハウジングから容易に除去し、他のカテーテルと置換する交換することができる。また、必要ならばカニューラハウジングをガイドワイヤを通すことによってガイドワイヤを使用することができる。弁本体1,1′,1″のスリット2,2′または2″は、カテーテルの取り外し時間に閉鎖するので、患者に出血が起こらず、カニューラの外側の圧力が血管の圧力より大きい場合に患者の血管に空気が入らないようにすることができる。
本発明は、図面及び詳細な説明において本発明を詳細に説明したが、これは一例であって、制限を目的としたものではない。例えば、カニューラハウジングの溝は、弁本体の開口部を閉鎖する傾向がある適当な方向に圧縮力を提供する対応する形状である限り、種々の形状である。好ましい実施例のみを示し説明したが、本発明の範囲内にあるすべての変形例及び変更例は、保護されることが望ましいことは理解できよう。
本発明の止血カニューラを軸線方向に切った断面図である。 図1の実施例の止血カニューラを分解した部分断面図である。 拡張器ユニット及びワイヤガイドを有するカニューラの側面図である。 中に包囲されたカテーテルを備えた血管の内腔の所定の位置にカニューラを示す図3と同様の図面である。 図1及び図2の止血カニューラに使用される弁本体の正面図である。 図5に示す弁本体の一部を破断した底面図である。 図5及び図6に示した弁本体の側面図である。 ハウジングの溝に圧縮され適合される前後の図5ないし図7の弁本体の正面図を示す止血カニューラのハウジングの溝部分を軸線方向に見た図面である。 本発明による他の弁本体の正面図である。 圧縮された後に図9に示した弁本体の正面図である。 本発明による他の弁本体の正面図である。 圧縮後の図11に示す弁本体の正面図である。 図1及び図2の止血カニューラに使用される弁本体の他の実施例の正面図である。 図13に示す弁本体の一部を破断した底面図である。 図13及び図14に示す弁本体の側面図である。 図13ないし図15に示す弁本体の一部の拡大図である。 本発明の他の実施例の止血カニューラを軸線方向に切った断面図である。 図16に示す本発明の実施例の正面図である。 図17に示す弁本体の底部を一部破断した図面である。 図17及び図18に示す弁本体の側面図である。 図17ないし図19に示す弁本体の一部の拡大図である。
符号の説明
1 弁本体
2,3 開口
2 スリット
3 穴
5 周縁
6 面
10 ハウジング
11 カテーテル通路
13 当接面
18 凹部(溝)
70 開口部

Claims (18)

  1. カテーテルを受入れる寸法の通路および当接面を有するハウジングと、
    開口部および前記当接面に隣接する少くとも1つの内壁を有し、前記ハウジングに組合わされるキャップと、
    柔軟な材料で形成された弁本体であって、平らな第1の面、平らな第2の面および該両面を分離する周縁を有し、前記第1の面は該第1の面を横断し、少くとも1箇所で前記周縁と交差するスリット平面を画成するスリットを含み、該スリットは前記弁本体の一部を貫通して伸長し、前記第2の面は開口を有し、該第2の面の開口は前記弁本体の一部を貫通して伸長し、前記スリットは前記弁本体内で前記第2の面の開口と交差する弁本体と、を有し、
    前記スリットおよび前記開口は前記キャップの前記内壁および前記ハウジングの当接面に接触するように配置される以前に、前記弁本体に形成され、
    前記弁本体は前記スリット平面に直角な長さ寸法と、該長さ寸法に直角な幅寸法とを有し、前記長さ寸法は前記幅寸法より大きく、
    前記弁本体は、前記キャップの前記内壁が前記弁本体の前記周縁の一部に接触し、該弁本体の前記平らな両面の片方が前記ハウジングの前記当接面に接触して、前記スリット平面にほぼ直角な方向にのみ前記弁本体を圧縮して前記弁本体を介する液密シールを維持し、
    前記弁本体の幅寸法は、該弁本体が前記キャップの内壁に接触することにより圧縮された時、該弁本体が前記幅寸法が拡大し、前記弁本体の前記周縁の一部が前記キャップの前記内壁に接触しないように選択され、
    前記弁本体の、前記内壁に接触しない周縁部分は、前記スリット平面が前記周縁に交差する前記少くとも1箇所を含み、
    前記スリット平面が前記周縁に交差する前記少くとも1箇所においては、前記弁本体の前記周縁は前記内壁と接触しない、
    ことを特徴とする止血カニューラ。
  2. 前記弁本体の前記第2の面の前記開口は第2のスリットを形成する請求項1の止血カニューラ。
  3. 前記弁本体の前記開口は、円形の断面を有する請求項1の止血カニューラ。
  4. 前記弁本体の前記周縁は、前記スリット平面に直角な一対の平坦な表面を有し、前記弁本体の前記幅寸法は前記一対の平坦な表面の間の距離である請求項3の止血カニューラ。
  5. 前記弁本体の前記開口は柔軟な材料の内側リングを含み、該内側リングは前記第2の面に隣接して形成されている請求項4の止血カニューラ。
  6. 前記弁本体は、前記第2の面上に前記開口を包囲して外側に隆起したリングを有する請求項5の止血カニューラ。
  7. 前記弁本体は、前記第2の面上に前記開口を包囲して外側に隆起したリングを有する請求項4の止血カニューラ。
  8. カテーテルを受入れる寸法の通路および当接面を有するハウジングと、
    開口部を有し、前記当接面に隣接する少くとも1つの内壁を有する凹部を画成し、前記ハウジングに組合わされるキャップと、柔軟な材料で形成され、前記内壁および前記当接面に接触するように配置される弁本体であって、平らな第1の面、平らな第2の面および該両面を分離する周縁を有し、前記第1の面は該第1の面を横断し、少くとも1箇所で前記周縁と交差するスリット平面を画成するスリットを含み、該スリットは前記弁本体の一部を貫通して伸長し、前記第2の面は開口を有し、該第2の面の開口は前記弁本体の一部を貫通して伸長し、前記スリットは前記弁本体内で前記第2の面の開口と交差する弁本体と、を有し、
    前記スリットおよび前記開口は前記キャップの前記内壁および前記ハウジングの当接面に接触するように配置される以前に、前記弁本体に形成され、
    前記弁本体は前記スリット平面に直角な長さ寸法と、該長さ寸法に直角な幅寸法とを有し、前記弁本体の長さ寸法は前記内壁により画成される長さ寸法より大きく、前記弁本体の幅寸法は前記内壁により画成される幅寸法より小さく、
    前記弁本体は、前記内壁と接触するように配置された時、前記スリット平面にほぼ直角な方向のみ圧縮されて前記弁本体を介する液密シールを維持し、
    前記スリット平面が前記周縁に交差する前記少くとも1箇所においては、前記弁本体の前記周縁は前記内壁と接触しない、
    ことを特徴とする止血カニューラ。
  9. 前記弁本体の前記第2の面の前記開口は第2のスリットを形成する請求項8の止血カニューラ。
  10. 前記弁本体の前記開口は、円形の断面を有する請求項8の止血カニューラ。
  11. 前記弁本体の前記周縁は、前記スリット平面に直角な一対の平坦な表面を有し、前記弁本体の前記幅寸法は前記一対の平坦な表面の間の距離である請求項10の止血カニューラ。
  12. 前記弁本体の前記開口は柔軟な材料の内側リングを含み、該内側リングは前記第2の面に隣接して形成されている請求項11の止血カニューラ。
  13. 前記弁本体は、前記第2の面上に前記開口を包囲して外側に隆起したリングを有する請求項12の止血カニューラ。
  14. 前記弁本体は、前記第2の面上に前記開口を包囲して外側に隆起したリングを有する請求項11の止血カニューラ。
  15. 近位端および遠位端を備えたハウジングであって、開口と少くとも1つの壁により画成された凹部とを有するキャップを含み、当接面とカテーテルを受入れる寸法の通路とを含み、前記凹部は、凹部高さ寸法と該凹部高さ寸法に直角な凹部幅寸法を有するハウジングを準備する段階と、
    柔軟な材料から形成される弁本体であって、平らな第1の面、平らな第2の面および該両面を分離する周縁を有し、前記第1の面は該弁本体の一部のみを貫通して伸長し、少くとも1箇所において前記周縁と交差するスリット平面を画成するスリットを含み、前記第2の面は開口を含み、該第2の面の開口は前記弁本体の一部を貫通して伸長し、前記スリットは前記弁本体内で前記第2の面の開口と交差し、前記弁本体は弁本体高さと、該弁本体高さに直角で前記スリット平面に平行な弁本体幅寸法とを含み、前記弁本体高さ寸法は前記凹部高さ寸法より大きく、前記弁本体幅寸法は前記凹部幅寸法より小さく、前記スリットおよび開口は前記凹部内に受入れられる以前の、応力を有しない間に前記弁本体に形成される弁本体を準備する段階と、
    前記ハウジングの前記近位端に前記第2の面を向けて前記弁本体を前記ハウジングの凹部に受入れ、該凹部に前記弁本体が受入れられたとき、前記弁本体が前記壁および前記当接面に接触し、前記弁本体が前記スリット平面に直角な方向にのみ圧縮され、かつ、前記弁本体の周縁の前記スリット平面が交差する前記少くとも1つの箇所では前記弁本体が前記凹部の前記少くとも1つの壁に接触しないようにする段階と、
    を含む止血カニューラの製造方法。
  16. 前記弁本体の前記開口は、第2のスリットである請求項15の方法。
  17. 前記弁本体の前記開口は、円形の断面を有する請求項15の方法。
  18. 前記弁本体の前記周縁は前記スリット平面に直角な一対の平坦な表面を有し、前記弁本体の前記幅寸法は前記一対の平坦な表面の間の距離である請求項17の方法。
JP2004156180A 1995-10-24 2004-05-26 止血カニューラ Pending JP2004290684A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US54750095A 1995-10-24 1995-10-24
US54744195A 1995-10-24 1995-10-24

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9516789A Division JPH11514903A (ja) 1995-10-24 1996-10-24 止血カニューラ

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007116179A Division JP2007190428A (ja) 1995-10-24 2007-04-25 止血カニューレ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2004290684A true JP2004290684A (ja) 2004-10-21

Family

ID=27068536

Family Applications (3)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9516789A Pending JPH11514903A (ja) 1995-10-24 1996-10-24 止血カニューラ
JP2004156180A Pending JP2004290684A (ja) 1995-10-24 2004-05-26 止血カニューラ
JP2007116179A Pending JP2007190428A (ja) 1995-10-24 2007-04-25 止血カニューレ

Family Applications Before (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9516789A Pending JPH11514903A (ja) 1995-10-24 1996-10-24 止血カニューラ

Family Applications After (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007116179A Pending JP2007190428A (ja) 1995-10-24 2007-04-25 止血カニューレ

Country Status (9)

Country Link
EP (1) EP0868203B1 (ja)
JP (3) JPH11514903A (ja)
AT (1) ATE250438T1 (ja)
AU (1) AU704588B2 (ja)
DE (1) DE69630140T2 (ja)
DK (1) DK0868203T3 (ja)
ES (1) ES2206605T3 (ja)
PT (1) PT868203E (ja)
WO (1) WO1997015338A1 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008529672A (ja) * 2005-02-10 2008-08-07 クック インコーポレイテッド 医療器具
WO2021235513A1 (ja) * 2020-05-21 2021-11-25 株式会社 塚田メディカル・リサーチ 分岐コネクタ、及びカテーテル

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6663599B2 (en) * 1992-05-06 2003-12-16 Cook Incorporated Hemostasis cannula
JP4710145B2 (ja) * 2001-02-16 2011-06-29 株式会社ジェイ・エム・エス 案内器具用逆止弁およびカテーテル案内器具
SE524157C2 (sv) * 2002-04-08 2004-07-06 Transcutan Ab Transkutan portanordning
JP5479880B2 (ja) * 2009-12-22 2014-04-23 株式会社パイオラックスメディカルデバイス 医療用シース
US10188845B2 (en) 2013-05-20 2019-01-29 St. Jude Medical, Cardiology Division, Inc. Hemostasis valve assembly
JP6282209B2 (ja) * 2014-10-08 2018-02-21 日本ライフライン株式会社 ケミカルアブレーション装置およびケミカルアブレーションシステム
WO2017143176A1 (en) 2016-02-18 2017-08-24 Smiths Medical Asd, Inc. Closed system catheter
USD808013S1 (en) 2016-10-27 2018-01-16 Smiths Medical Asd, Inc. Catheter
US11857320B2 (en) 2018-06-08 2024-01-02 Smiths Medical Asd, Inc. Blood sequestration device and method

Family Cites Families (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3853127A (en) * 1973-04-03 1974-12-10 R Spademan Elastic sealing member
US4000739A (en) 1975-07-09 1977-01-04 Cordis Corporation Hemostasis cannula
US4430081A (en) 1981-01-06 1984-02-07 Cook, Inc. Hemostasis sheath
US4610665A (en) 1983-01-18 1986-09-09 Terumo Kabushiki Kaisha Medical instrument
US4723550A (en) * 1986-11-10 1988-02-09 Cordis Corporation Leakproof hemostasis valve with single valve member
US4809679A (en) * 1986-11-19 1989-03-07 Olympus Optical Co., Ltd. Forceps plug for endoscopes
US4909798A (en) * 1987-11-12 1990-03-20 Daig Corporation Universal hemostasis cannula
US4946133A (en) * 1988-11-21 1990-08-07 Schneider (U.S.A.) Inc., A Pfizer Co. Hemostasis valve
EP0399769A1 (en) * 1989-05-25 1990-11-28 Cook Incorporated Hemostasis cannula
US5006113A (en) 1990-02-08 1991-04-09 Cook Incorporated Hemostasis cannula
WO1991010459A1 (en) 1990-01-10 1991-07-25 Angeion Corporation Hemostasis valve introducer
US5106054A (en) * 1990-08-23 1992-04-21 Thomas J. Fogarty Self-sealing hemostasis valve apparatus and method of forming the same
WO1993025252A1 (en) * 1992-06-05 1993-12-23 Thomas Medical Products, Inc. Catheter introducer with lubrication means
JPH07136285A (ja) * 1993-11-17 1995-05-30 Sumitomo Bakelite Co Ltd カテーテルイントロデューサー用止血弁
AU1966795A (en) * 1994-02-15 1995-08-29 Cook Incorporated Hemostasis cannula

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008529672A (ja) * 2005-02-10 2008-08-07 クック インコーポレイテッド 医療器具
WO2021235513A1 (ja) * 2020-05-21 2021-11-25 株式会社 塚田メディカル・リサーチ 分岐コネクタ、及びカテーテル

Also Published As

Publication number Publication date
DE69630140T2 (de) 2004-07-08
JPH11514903A (ja) 1999-12-21
EP0868203A4 (en) 1999-11-03
PT868203E (pt) 2004-02-27
AU704588B2 (en) 1999-04-29
WO1997015338A1 (en) 1997-05-01
AU7684496A (en) 1997-05-15
EP0868203B1 (en) 2003-09-24
ATE250438T1 (de) 2003-10-15
ES2206605T3 (es) 2004-05-16
EP0868203A1 (en) 1998-10-07
DE69630140D1 (de) 2003-10-30
DK0868203T3 (da) 2004-02-02
JP2007190428A (ja) 2007-08-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2007190428A (ja) 止血カニューレ
JP5166041B2 (ja) 医療器具
US7445611B2 (en) Hemostasis cannula
US20190274722A1 (en) Valved Sheath Introducer For Venous Cannulation
EP1250171B1 (en) Hemostasis valve
EP0370720B1 (en) Improved hemostasis valve
US5267966A (en) Hemostasis cannula and method of making a valve for same
CN103203054B (zh) 压力启动的近端阀
JPH0433238B2 (ja)
JP2009142665A (ja) 弁装置
WO2004032993A2 (en) Hemostasis valve
JPH03242153A (ja) 誘導鋼線シール用円筒形プラグ
EP0399769A1 (en) Hemostasis cannula
WO1995021642A1 (en) Hemostasis cannula
CA2235609C (en) Hemostasis cannula
JPS5854829B2 (ja) 注射針の漏洩を防止するサイト構造体
JPH02948B2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060222

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060228

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20060530

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20060602

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060830

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20060830

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20061226

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070425

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20070413

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20070413

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070614

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20070702

A912 Re-examination (zenchi) completed and case transferred to appeal board

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20070824