JPH11514899A - ひも止め装置 - Google Patents

ひも止め装置

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JPH11514899A
JPH11514899A JP9514565A JP51456597A JPH11514899A JP H11514899 A JPH11514899 A JP H11514899A JP 9514565 A JP9514565 A JP 9514565A JP 51456597 A JP51456597 A JP 51456597A JP H11514899 A JPH11514899 A JP H11514899A
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Abstract

(57)【要約】 本発明は2つのひも端部(3)を取り外し可能に固定する止め装置を提供する。締め付け部材は、ひも端部が通過する通路を有する第1,第2部材(11、12)を含む本体を備える。通路には孔手段(25)が含まれていてもよい。装置はまた、ひも端部が通路を通って動くが、逆の動きは選択的に抑制する態様でひも端部をつかむために通路に設けられた把持手段を備える。一般的に、把持手段は第1,第2部材(11、12)により形成される。

Description

【発明の詳細な説明】発明の名称 ひも止め装置技術分野 本発明は2つのひも端部を取り外し可能に固定するためのひも止め装置に関す るものである。発明の背景 本発明は、これに制限するものではないが、特に、靴ひもの両端部を取り外し 可能に締め付けて、従来のようにちょう結びを用いて靴ひもを結ぶ必要をなくす ためになされたものである。本発明は、衣服やバッグで用いられるひもの場合な どにも用いることができる。 2つのひも端部は2本の別個のひもの端部あるいは1本のひもの両端部であっ てよい。「ひも端部」という用語は、結ぶ構造にあるひもの一部を超えて延出し たひもの自由部を含むものとする。 本明細書において、「ひも」という用語は保持しあるいは引張るためのコード あるいはストリングなどの種々の太さのひもを含むものとして用いている。発明の概要 1の形態では、本発明は2つのひも端部を取り外し可能に固定する止め装置で あり、この止め装置は、ひも端部が通過可能な通路を有する本体と、この通路に 設けられ、この通路を介するひも端部の移動を可能としかつ選択的に逆方向の移 動を防止する把持手段とを備える。 好ましくは、止め装置は、通路を超えて延出するそれぞれのひも端部の一部を 取り外し可能に保持する保持手段をさらに具備する。各ひも端部にループを好適 に形成することもできる。 好ましくは、本体は、その間に通路を形成する第1,第2部材を含む。好まし くは、通路はひもの端部を通路に通すことを可能とする第1部材に設けられた孔 手段を有し、使用の際、ひもの端部は、通路内でほぼ反対方向に延出し、周部で 通路から出るように形成される。 好ましくは、第1,第2部材は把持手段を形成する。これとの関連で、第1, 第2部材は互いに近接する方向および離隔する方向に移動可能に装着され、これ により、第1,第2部材は、ひも端部が通路を通って移動しかつ周部から出るこ とを可能としつつ逆方向の動きを防ぐ態様でひも端部と係合する係合状態と、ひ も端部が逆方向に移動するのを可能とする取り外し状態とに配置可能である。 好ましくは、把持手段は、それぞれがひも端部の一つと係合可能な2つのクラ ンプユニットを具備する。好ましくは、それぞれのクランプユニットは、2つの クランプジョーを具備し、一方のクランプジョーは第1部材によって形成され、 他方のクランプジョーは第2部材によって形成され、これにより、クランプジョ ーは、第1,第2部材が互いに近接する方向および離隔する方向に移動するとき に、係合状態と取り外し状態との間を移動する。 好ましくは、クランプユニットのそれぞれは、第1,第2部材が係合状態にあ るときに、ひも端部の逆方向の動きを防止する作用をなすクランプ部を具備して いる。好ましくは、クランプ部は、その対向した側部の孔手段の側方に配置され た第1部材の細長い突起の形態をなしている。第1部材のそれぞれのクランプ部 は、クランプエッジを備え、このクランプエッジは第2部材の対応するエッジと 協動し、それぞれのひも端部をクランプしてひも端部が逆方向に動くのを防止す る作用をなす。 好ましくは、付勢手段が、第1,第2部材を互いに近接する方向に付勢し、ク ランプジョーを係合状態とするために設けられる。 好ましくは、付勢手段は第1,第2部材の一方に取付けられ、第1,第2部材 の他方に取り外し可能な弾性バンドを具備し、これにより、このように取付けら れたときに、弾性バンドは、互いに離隔する方向への第1,第2部材の動きに対 して弾力的に抵抗する。好ましくは、第1,第2部材の一方は第2部材を具備し 、第1または第2部材の他方が第1部材を具備する。好ましくは、弾性バンドは 、第1,第2部材の一方の回りに延設させて取り付けられることにより、この第 1部材あるいは第2部材に取付けられる。 好ましくは、孔手段はそれぞれがひも端部の一方を受入れる2つの孔を有する 。 好ましくは、孔手段は、第1部材内の中央に設けられ、クランプユニットはそ の側方に設けられる。 好ましくは、クランプユニットは通路の外周部に隣接して設けられる。 好ましくは、保持手段は第2部材上に設けられるウェッジ部を具備する。好ま しくは、ウェッジ部は一対の傾斜面を具備し、傾斜面の一つが第2部材により形 成される。 2つのループ形状が、ちょう結びを形成するように設けることができる。 別の形態において、本発明は、2つのひも端部を取り外し可能に固定させる止 め装置であって、その間にスペースを形成する第1,第2部材を有する本体と、 第1部材内に設けられ、ひも端部を受入れるためにスペース上に開口し、これに より、ひもの端部がそれを通ってスペースに入り、ほぼ反対方向に延出してスペ ースの外周部から出ることができる孔手段と、把持状態と取り外し状態とを有す る把持手段とを具備し、この把持手段は、把持状態では、逆方向の動きに抗しつ つ、ひもの端部が孔手段からスペースを通って移動して、そこから出るのを許容 し、取り外し状態では、把持手段は、逆方向にひも端部が移動するのを許容する 。 好ましくは、把持手段は第1,第2部材により形成される。 把持手段はそれぞれがひも端部の一方と係合可能な2つのクランプユニットを 具備している。 好ましくは、孔手段は第1部材内の中央に設けられ、クランプユニットは、そ の対向した側部の孔手段の側方に設けられる。 好ましくは、クランプユニットは、スペースの外周部に隣接して設けられてい る。 好ましくは、孔手段は第1部材に一対の開口を具備し、それぞれがひもの端部 の一方を受入れることができる。 好ましくは、止め装置は、スペースから外方に延出して、ひも端部にループを 形成する各ひも端部の一部を取り外し可能に保持する保持手段をさらに具備する 。 付勢手段を除き、止め装置の部品は一体構造に形成可能であり、プラスチック 材料で形成することができる。更に、本体の第1,第2部材は、フィルムヒンジ あるいはその他の好適な結合手段により、枢動可能に結合することができる。 図面の簡単な説明 本発明は、靴ひもの両端部を取り外し可能に共に固定する止め装置に関する3 つの実施例の以下の説明を参照することにより、より理解することができる。以 下の説明は添付の図面を参照しており、ここに、 図1は、靴に配置され、靴ひもの両端部をちょう結びの形に固定する状態を示 す本発明の第1の実施例における止め装置の前部立面図であり、 図2は、図1に示す実施例の側部立面図であり、 図3は、第1,第2部材が離隔方向に枢動した状態の第1の実施例の止め装置 の概略的な側部立面図であり、 図4は、第1,第2部材が離隔方向に枢動した状態の第1の実施例の止め装置 の図であり、 図5は、図4に示す装置の平面図であり、 図6は、第1、第2部材間のフィルムヒンジを示すために第1,第2部材が離 隔方向に枢動した状態の第1の実施例の止め装置の平面図であり、 図7は、第1,第2部材が離隔方向に枢動した状態の、第1の実施例の止め装 置の斜視図であり、 図8は、第1,第2部材を弾力的に結合する前の靴ひもの両端部に取り付けら れた、第1の実施例における止め装置を示した概略図であり、 図9は、図8の詳細図であり、 図10は、第1,第2部材が弾力的に結合した状態で、靴ひもの両端部に取り 付けられた、第1の実施例における止め装置の側面図であり、 図11は、図1に示すようなちょう結び状となる前の状態に、締付けられた靴 ひもを示す概略図であり、 図12および図13は、靴に配置され、第1,第2部材が弾力的に結合したあ とに靴ひもの両端を固定した状態の第1の実施例による止め装置の概略的な前部 立面図であり、 図14は、靴に配置され、靴ひもの両端を固定した状態の、第2の実施例によ る止め装置を示す概略的な前部立面図であり、 図15は、図14に示す装置の側部立面図であり、 図16は、第1,第2部材が離隔方向に枢動された状態の第2の実施例による 止め装置の側部立面図であり、 図17は、図16に示す止め手段の下側の図であり、 図18は、図16に示された止め装置の平面図であり、 図19は、第1,第2部材が弾力的に結合した状態の、第2の実施例による止 め装置の下側の図であり、 図20は、第1,第2部材が弾力的に結合する前に靴ひもの両端部に取り付け られた、第2の実施例による止め装置を示す概略図であり、 図21は、図20の詳細図であり、 図22は、第1,第2部材が弾力的に結合した状態で、靴ひもに取り付けられ る、第2の実施例による止め装置を示す概略図であり、 図23は、図22の位置における止め装置の側面図であり、 図24は、ちょう結び形状に形成する前の締め付けられた状態の靴ひもを示す 概略図であり、 図25は、止め装置が、靴ひもにちょう結びを形成した状態であることを除い て、図23と同様な図であり、 図26は、第1,第2部材が弾力的に結合する前に、靴ひもの両端に取り付け られた、第3の実施例による止め装置を示す概略図であり、 図27は、図26の詳細図であり、 図28は、第1部材上の細長い突起を示すために、第1,第2部材を離隔する 方向に枢動した状態の、第3の実施例による止め装置の図であり、 図29は、第1,第2部材が離隔する方向に枢動した状態の、第3の実施例に よる止め装置の平面図であり、 図30は、第1,第2部材を離隔する方向に枢動した状態の、第3の実施例に よる止め装置の斜視図であり、 図31は、第1,第2部材を離隔する方向に枢動した状態の、第3の実施例に よる止め装置の概略的な側部立面図であり、 図32は、第1,第2部材が弾力的に結合した状態で、靴ひもの両端部に取り 付けられた、第3の実施例による止め装置の側面図である。好ましい実施例の説明 本実施例は、靴5の靴ひも4のひも端部3を取り外し可能に固定することがで きる止め装置1に関するものである。靴5は、靴ひも4で一体的に締め付けられ ひも締め装置6を有するつま革部7を有し、靴ひもの両端部3は、ひも締め装置 から上に延びている。本実施例では、靴ひも4は一般的に平坦な靴ひもと知られ ているタイプのものであるが、丸い靴ひもであってもよい。 第1の実施例による止め装置は、図1から図13に示されているように、第1 部材11と第2部材12とを備え、これらの両部材は、互いに近接する方向およ び離隔する方向に移動できるように、フィルムヒンジ14により枢動可能に、プ ラスチック材料で一体的に形成されている。 第1,第2部材11,12を選択的に近接する方向に付勢する付勢手段21が 設けられている。付勢手段21は、弾性バンドで形成してあり、この弾性バンド は第2部材12の周りに延び、その自由端部に隣接する第1部材11に固定可能 である。このために、図9と10で最もよく示されているように、第1部材11 には、弾性バンドが第1部材の周りを通過するときにそのバンドを受け入れかつ 配置する溝23が設けられている。弾性バンド21は、第1,第2部材を互いに 近接する方向に付勢する作用をなすが、必要な場合には、付勢せずに、第2部材 が、第1部材から離隔する方向に枢動できるように、第1部材から容易に取り外 し可能になっている。 第1部材11には2つの孔25の形態の孔手段12が設けられ、それぞれが靴 ひもの端部の一方を受入れることができる。 保持手段27は、図2と10に最もよく示されているように、各靴ひもの端部 をループを形成するように保持してちょう結びの外見に形成するために、第2部 材12に設けられている。保持手段は外側部材33を備え、この外側部材は第2 部材12と協動して靴ひも端部が挿入されるウェッジ35を形成する。本実施例 では、第2部材12と外側部材33とは一体的に形成されている。 ウェッジの開口端部は、図3に最もよく示されているように、ヒンジ14に隣 接する。 次に、第1の実施例による止め装置の作用について説明する。 止め装置は、2つの孔25を露出させるように、弾性バンド21を第1部材1 1から取り外して、第1,第2部材を引き離すことにより、靴ひもにまず取り付 けられる。1つの靴ひも端部3は、図9に示されるように、各孔25に通され、 靴ひも端部3は反対方向に配置される。ひも端部は、靴ひもに従来のちょう結び を形成するために通常行われるように、つま革部で互いに交差させることはしな いことが分かるであろう。この後、第2部材は第1部材に向かって枢動し、弾性 バンド21は第1部材と係合し、下面上の溝23内に配置される。 このような配置の場合、図10および図12に示すように、ひも端部は第1, 第2部材11,12間で形成されるスペース37内に収容され、このスペースか ら反対方向に出ていく。第1,第2部材は、靴ひも端部を引張り、靴ひもを締め かつ靴のつま革部を引き寄せたときに、靴ひもの端部が2つの孔25とスペース 37を通って移動するようにひも端部にクランプ状態で係合する。しかし、第1 ,第2部材11,12のクランプ作用は、靴ひもを緩めることとなる靴ひも端部 の反対方向の動きを抑制する。 ちょう結びを靴ひも端部に作る必要がある場合は、靴ひもを十分に締め付けた 後に、図11に示されるように、それぞれの靴ひも端部にループを形成するよう に靴ひも端部3の外側部分を上下に重ねて配置する。この後、靴ひも端部の重な った部分はウェッジ35内に挿入され、このウェッジはひも端部をこの位置で保 持し、この結果、図1に最もよく示されるように、2つのループがちょう結びの ように見える。 あるいは、図12に示されるように、靴ひもが十分締められると、靴は図13 に示されるように着用可能である。この形態では、幼い子供や靴ひもを結ぶのに 苦労する人にとって、靴ひもを固定する容易な方法を提供するちょう結びを作る ためにひも端部をウェッジ35内に挿入する必要はない。靴ひも端部が長すぎる 場合は、切断して図13に示すように結んでもよい。 図14から図23に示される第2の実施例による装置は、多くの点で第1の実 施例に類似している。しかし、第2の実施例では、第1部材11と第2部材12 とは、互いに離隔する方向および近接する方向に移動できるように、ヒンジ13 により枢動可能に結合される。更に、第1部材11は、第2部材の幅よりも大き な距離に離隔した一対の対向する上向きの縁部15を有し、第2部材12は、第 1部材に向かって枢動し、上向きの縁部15の間の領域内に受入れられる。 第2の実施例において、第1部材の上向きの縁部15のそれぞれには、凹部1 7が設けられ、この凹部は、図23に示されるように靴ひも端部の一方を受入れ る。第1部材の上向きの縁部15は第2部材の対応する縁部19と協動して、後 述するようにひも端部の一つを把持するクランプユニットを形成する。 付勢部21が、第1,第2部材11と12を選択的に互いに近接する方向に付 勢するために設けられ、これにより、第2部材は第1部材の上向きの縁部15の 間に受入れられる。第1の実施例と同様に、付勢手段21は、第2部材12の周 りに延びる弾性バンドの形態をなし、その自由端部に隣接した第1部材11に固 定可能である。このために、第1部材11に、縁部15のそれぞれに、図19と 22に最もよく示すように、第1部材の周りを通るときに弾性バンドを受入れか つ配置する溝23が設けられる。 第1実施例と同様に、保持手段は外側部材33を備え、この外側部材は第2部 材12と協動して、靴ひも端部が挿入されるウェッジ35を形成する。外側部材 は、任意の好適な構造を有してもよいが、本実施例ではほぼ円形で装飾用に色付 けされている。 第2実施例による装置の作用は、ひも端部3が、各孔25を通過後、反対方向 に配置され、図22に示すように、それぞれが凹部17の一つに配置される点を 除き、第1実施例と多くの点で類似している。上述のように、第2部材は第1部 材に向かって枢動し、弾性バンド21は溝23内で第1部材と係合する。ひも端 部を凹部17に位置決めし、上向きの縁部15を第2部材の対応する縁部19と 協動させることにより、ひも端部が反対側に動くのを防ぐことができる。 第3の実施例による装置は、図26から図32に示すように、第1,第2の実 施例の装置に多くの点で類似している。第3の実施例の装置は、第1部材11と 第2部材12とを備え、これらの部材の双方は、それぞれがフィルムヒンジ14 によって旋回可能に結合されたプラスチック材料で一体的に形成されている。第 3実施例の装置は、第1部材11には装置の操作の際に、ひも端部をクランプす る作用をなす細長い突起16が設けられている点で、ほかの2つの実施例と異な る。図26および図27に最もよく示すように、第1部材11は第2部材12の 幅より大きな距離に離隔した一対の対向する突起16を有し、第2部材は、第1 部材に向かって枢動し、突起16の間の領域内に受入れることができる。突起1 6は第1部材11にモールド成形してもよく、あるいは、第1部材に好適な材料 から形成された別個の部分として第1部材に取付けてもよい。 第1部材のそれぞれの突起16は、第2部材の対応する縁部19と協動して、 図30および図32に示すように、ひも端部の一つをつかむためのクランプユニ ットを形成する。クランプ効果は、ひも端部が逆方向に動くのを防ぐのに役立つ 。 第1および第3の実施例による装置は、そのプラスチック構造と、フィルムヒ ンジの存在と、ほぼ平坦な第1部材により、製造を容易にすることができる。 これら3つの実施例すべての装置は、片手だけで靴ひもを締めることができる という利点を有し、身体障害者や、片手しか使えない人の助けとなる。 ひも付き靴で通常行われるいずれの行為中においても、止め装置はひも端部を 保持する。ひもを締めるのに調節が必要な場合は、靴ひも端部をウェッジ35か ら取り外し、調節し、ひも端部を重なった態様でウェッジ内に戻すだけでよい。 ひもを締めることも含めて調節が必要な場合、必要なのは靴ひも端部を調節後に 引張り、弾性バンド21の作用に抗して第1部材から離隔する方向に第2部材を 枢動して、離し、靴ひも端部のクランプ係合を解除することだけである。それか ら、靴ひも端部は、必要に応じて、止め装置を通って後方に動かして必要な調節 を行うことができる。その後、第2部材が外され、弾性バンド21の作用で元の 位置に戻り、ひも端部は第1,第2部材の間で再びクランプ状態で係合する。 靴を装着者の足から取外そうとする場合は、ひも端部がちょう結びの場合、ウ ェッジから取り外され、第2部材12が第1部材から離隔する方向に旋回して、 靴を取外すためにひもの十分な緩みを許容する。止め部材はひも端部からは取り 外さず、つぎに靴を履くときに備えてひも端部上に配置したままになっているこ とに注目されたい。 止め装置は、靴ひも端部を固定するのためのちょう結びの有用な代替えを提供 するだけでなく、靴のファッションアクセサリとしても機能する。この意味で、 外側部材33は、好適納形状、色彩などを施して視覚的にアピールするようにし てもよい。 本発明の範囲は上述の実施例の範囲に限定されるものではないことを理解され たい。特に、弾性バンド以外の付勢手段を用いて、第1,第2部材を付勢するよ うにすることもできることを理解されたい。更に、止め装置を平坦な靴ひも以外 の靴ひもにも使用可能であることを理解されたい。たとえば、止め部材が円形断 面の丸い靴ひもに用いられる場合、ひもはウェッジに挿入される前に上下方向で はなく側面同士が重なるように配置されるのが好ましい。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(KE,LS,MW,SD,S Z,UG),UA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD ,RU,TJ,TM),AL,AM,AT,AU,AZ ,BA,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN, CU,CZ,DE,DK,EE,ES,FI,GB,G E,HU,IL,IS,JP,KE,KG,KP,KR ,KZ,LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV, MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ,P L,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI,SK ,TJ,TM,TR,TT,UA,UG,US,UZ, VN

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 2つのひも端部を取り外し可能に固定する止め装置であって、ひもが通過 可能な通路を有する本体と、ひも端部が通路を通って移動するのを許容し、かつ 、逆方向の移動に選択的に抵抗する態様で、ひも端部を把持するために、通路に 設けられた把持手段とを具備する止め装置。 2. 通路を超えて延出するそれぞれのひもの一部を取り外し可能に保持する保 持手段をさらに具備する請求項1に記載の止め装置。 3. 本体は、前記通路をその間に形成する第1,第2部材を含む請求項1また は2に記載の止め装置。 4. 通路は、ひもの端部を通路に通すことを可能とする、第1部材に設けられ た孔手段を有し、使用するときに、ひもの端部は、前記通路内でほぼ反対方向に 延出し、周部で通路から出るように形成されている請求項1乃至3のいずれか1 に記載の止め装置。 5. 第1,第2部材は把持手段を形成する請求項3または4に記載の止め装置 。 6. 第1,第2部材は互いに近接する方向および離隔する方向に移動可能に装 着され、これにより、第1,第2部材は、ひも端部が通路を通って移動して前記 周部から出ることを可能とし、かつ、逆方向の動きを防ぐ態様でひも端部と係合 する係合状態と、ひも端部が逆方向に移動するのを可能とする取り外し状態とに 配置可能である請求項3乃至5のいずれか1に記載の止め装置。 7. 把持手段は、それぞれがひも端部の一つと係合可能な2つのクランプユニ ットを具備する請求項1から6のいずれか1に記載の止め装置。 8. それぞれのクランプユニットは、2つのクランプジョーを具備し、一方の クランプジョーは第1部材によって形成され、他方のクランプジョーは第2部材 によって形成され、これにより、クランプジョーは第1,第2部材が互いに近接 する方向および離隔する方向に動くときに、前記係合状態と取り外し状態との間 を移動する請求項7に記載の止め装置。 9. クランプユニットのそれぞれは、ひも端部をクランプするのを支援可能な クランプ部を具備している請求項7または8に記載の止め装置。 10. 前記クランプ部のそれぞれは、その対向した側部の孔手段の側方に配置 された第1部材上の細長い突起の形態をなしている請求項9に記載の止め装置。 11. 付勢手段が、第1,第2部材をそれぞれに向かう方向に付勢して、クラ ンプジョーを係合状態にするために設けられている請求項3乃至10のいずれか 1に記載の止め装置。 12. 付勢手段は、第1,第2部材の一方に取付けられ、第1,第2部材の他 方に取り外し可能に取付けることができる弾性バンドを具備し、これにより、こ のように取付けられたときに、弾性バンドは、互いに離隔する方向に第1,第2 部材が動くのを弾力的に抑制する請求項11に記載の止め装置。 13. 第1,第2部材の一方は、第2部材を具備し、これにより、前記第1ま たは第2部材の他方が第1部材を具備する請求項12に記載の止め装置。 14. 前記弾性バンドは、前記第1部材あるいは第2部材に取り付けられてそ の周りに延出することにより、前記第1部材あるいは第2部材の一方に取付けら れる請求項12または13に記載の止め装置。 15. 前記孔手段は、それぞれがひも端部の一方を受入れる2つの孔を具備す る請求項4乃至14のいずれか1に記載の止め装置。 16. 前記孔手段は、前記第1部材内の中央に設けられている請求項4乃至1 5のいずれか1に記載の止め装置。 17. 前記クランプユニットは、前記孔手段の側方に設けられている請求項7 乃至16のいずれか1に記載の止め装置。 18. 前記クランプユニットは、前記通路の外周部に隣接して設けられている 請求項7乃至17のいずれか1に記載の止め装置。 19. 前記保持手段は、前記第2部材上に設けられているウェッジを具備する 請求項2乃至18のいずれか1に記載の止め装置。 20. 前記ウェッジは、一対の傾斜面を具備し、傾斜面の一つが前記第2部材 によって形成される請求項19に記載の止め装置。 21. 第1,第2部材は、枢動可能に接続している請求項3乃至20のいずれ か1に記載の止め装置。 22. 2つのひも端部を取り外し可能に固定させる止め装置であって、その間 にスペースを形成する第1,第2部材を有する本体と、第1部材内に設けられ、 ひも端部を受入れるように前記スペース上に開口し、これにより、ひもの端部が それを通ってスペースに入り、ほぼ反対方向に延出してスペースの外周部から出 ることができる孔手段と、グリップ状態と取り外し状態とを有する把持手段とを 具備し、この把持手段は、把持状態では、逆方向の動きを抑制しつつ、ひもの端 部が前記孔手段から前記スペースを通って移動し、そこから出るのを許容し、前 記取り外し状態では、前記把持手段は、逆方向にひも端部が移動するのを許容す る止め装置。 23. 前記把持手段は、第1,第2部材によって形成される請求項22に記載 の止め装置。 24. 前記把持手段は、それぞれがひも端部の一方と係合可能な2つのクラン プユニットを具備している請求項22または23に記載の止め装置。 25. それぞれのクランプユニットは、ひも端部をクランプするのを支援可能 なクランプ部を具備する請求項24に記載の止め装置。 26. 前記孔手段は、前記第1部材内の中央に設けられている請求項22乃至 24のいずれか1に記載の止め装置。 27. 前記クランプユニットは、その対向した側部の前記孔手段の側方に設け られる請求項24乃至26のいずれか1に記載の止め装置。 28. 前記クランプユニットは、前記スペースの外周部に隣接して設けられて いる請求項24乃至27のいずれか1に記載の止め装置。 29. 前記孔手段は、第1部材に一対の開口部を具備し、それぞれがひもの端 部の一方を受入れることができる請求項20乃至28のいずれか1に記載の止め 装置。 30. 前記スペースから外方に延出するそれぞれのひも端部の一部を取り外し 可能に保持する保持手段をさらに具備する請求項20乃至29のいずれか1に記 載の止め装置。 31. 第1,第2部材は枢動可能に結合している請求項22乃至30のいずれ か1に記載の止め装置。 32. 添付の図面を参照して実質的に説明されている請求項1に記載の止め装 置。 33. 添付の図面を参照して実質的に説明されている請求項22に記載の止め 装置。
JP9514565A 1995-10-10 1996-10-07 ひも止め装置 Pending JPH11514899A (ja)

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AU96/00216 1996-04-12
AU9600216 1996-04-12
AU5884 1996-04-12
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2014500125A (ja) * 2010-12-23 2014-01-09 ユリアン・テュフェネット ひもを接続する装置
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