JP3106036U - 調節可能なストラップ - Google Patents
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Abstract
ストラップ部の互いからの分離を制限する調節可能なストラップ(20)である。ストラップは、ユーザがストラップ部を互いに再結合する必要なしにストラップを完全に緩めたり締めたりすることを可能にすることにより、迅速かつ簡単な片手の操作に備える。ストラップはまた、曲がった表面にわたってストラップを曲げおよび/または調節するときなどに、互いに近接してほぼ平行にストラップ部のオーバーラップする領域を維持し、解けたストラップ端の可能性を実質に低減し得る。調節可能なストラップは、その一方の端に装着される、ラチェットバックル(24)などの締結装置を備える係合ストラップ(22)と、ラチェットバックルを通過し所望の締め具合のために係合ストラップに対して調節されるラチェットストラップ(26)とを含み得る。係合ストラップは、ラチェットストラップと協働して、係合ストラップとラチェットストラップとの間の相対運動を制限するストップを含み得る。長手のスロット(38)が、係合ストラップに沿って配設され、ラチェットストラップの先端(30)に締結されるアンカーの移動を案内し制限し得る。
Description
【0001】
【考案の背景】
考案の分野
本考案は、一般的には調節可能なストラップに関し、より特定的には、ビンディングまたはブーツのための調節可能なストラップに関する。
【0002】
関連技術の説明
調節可能なストラップは、インラインスケート、スキーブーツ、スノーボードブーツなどのスポーツシューズまたはブーツ、ならびにスノーボードビンディングおよびスキービンディングなどのスポーツシューズまたはブーツのためのビンディングに一般に見られる。調節可能なストラップは、典型的には、ビンディングストラップの漸進的な締めと、バックルおよびストラップの迅速な解除とを可能にするラチェットバックルなどのバックルを用いて、互いに調節可能に固定される1対のストラップ部を含む。
【0003】
多くの用途では、ストラップ部は、ストラップを完全に緩めるために互いから分離される。たとえば、軟性スノーボードブーツのためのストラップビンディングシステムは、典型的には、ブーツをスノーボードに固定するための1つ以上のストラップを含む。ストラップ部は、互いから分離されて、乗り手が彼または彼女の足をビンディング内に置くための開口部を与える。その後に、ストラップ部は再結合され、据えられたブーツのまわりに締められ、スノーボード上にブーツをしっかりと保持する。
【0004】
ユーザは、チェアリフトで山に登る前に、後部ブーツをそのビンディングから外さなければならず、その後チェアリフトを降りると、コースの次の滑走の前に後部ブーツおよびビンディングを再び取付けなければならないので、乗る日には、ビンディングストラップを解除および固定するということが多発するであろう。ストラップを固定することは、ユーザが、その過程において両手を用いてストラップ部の一方をバックルに挿入することにより、ストラップ部を再結合することを必要とする。ビンディングストラップを解除しその後に固定し得る簡単さが、スノーボーディングにおいて重要である。
【0005】
本考案の目的は、ストラップの、迅速かつ簡単な締めおよび緩めのために、ストラップ部の互いからの分離を制限する改良された調節可能なストラップを提供することである。
【0006】
【考案の概要】
この考案のある実施例は、調節可能なストラップであって、その一方の端に装着される締結装置を含む第1のストラップと、第2のストラップを第1のストラップに調節可能に取付けるように締結装置を通って延在する第2のストラップとを含む調節可能なストラップに向けられる。締結装置は、ロックモードと解除モードとを有する。締結装置が解除モードにあるとき締結装置からの第2のストラップの離脱を制限し、他の態様ではそこからの第2のストラップの離脱を可能にするために、ストップが設けられる。
【0007】
この考案の別の実施例は、調節可能なストラップであって、第1の場所において第1のストラップに装着されるバックルを含む第1のストラップと、バックルを通って摺動可能に受入れられ、第1の場所において第1のストラップに調節可能に固定される第2のストラップとを含む調節可能なストラップに向けられる。第2のストラップはまた、第1の場所から間隔をあけられた第2の場所において第1のストラップに摺動可能に取付けられる。第1のストラップおよび第2のストラップの一部は、第1の場所と第2の場所との間で互いにオーバーラップし、第2のストラップは、第1の場所と第2の場所との間で第1のストラップに実質的に平行に維持される。
【0008】
この考案のさらなる実施例は、スノーボードビンディングであって、スノーボードに装着可能でありブーツを受入れるよう適合するベースプレートと、ベースプレートにその一部にわたって延在するよう装着され、ブーツをスノーボードに固定する調節可能なストラップとを含むスノーボードビンディングに向けられる。調節可能なストラップは、その第1の端に装着されるバックルを含む第1のストラップと、第2のストラップを第1のストラップに調節可能に取付けるように締結装置を通って延在する端部を含む第2のストラップとを含む。バックルは、ロックモードと解除モードとを有する。アンカーが第1のストラップによって摺動可能に支持され、第2のストラップの端部がアンカーに取付けられ、第1のストラップに近接して端部を維持し、バックルが解除モードにあるときバックルからの第2のストラップの離脱を制限し、他の態様ではそれからの第2のストラップの離脱を可能にする。
【0009】
本考案の他の目的および特徴は、添付の図面と関連づけて以下の詳細な説明から明らかとなる。図面は、例示の目的のためにのみ設計され、この考案を制限する規定として意図されるものでないことが理解されるべきである。
【0010】
本考案の前のおよび他の目的および利点は、以下の図面からより完全に認められるであろう。
【0011】
【詳細な説明】
本考案は、ストラップ部の互いからの分離を制限する調節可能なストラップに向けられる。ストラップは、ユーザがストラップ部を互いに再結合する必要なしに、ストラップを完全に緩めたり締めたりすることを可能にすることにより、迅速かつ簡単な片手の操作に備える。ストラップはまた、曲がった表面にわたってストラップを曲げおよび/または調節するときなどに、互いに対して近接してほぼ平行にストラップ部のオーバーラップする領域を維持し、解けたストラップ端の可能性を実質的に低減する。調節可能なストラップは、スノーボードビンディングおよび/またはブーツとの使用に特に適しているが、本考案はそのような実現化例に制限されるものではない。
【0012】
図1から図6に示されるような本考案のある例示的実施例において、調節可能なストラップ20は、その一方の端に装着される、ラチェットバックル24などの締結装置を備える係合ストラップ部22と、ラチェットバックル24を通過して所望の締り具合のために係合ストラップ22に対して調節されるラチェットストラップ部26とを含む。ストラップ部の反対側の端は、ビンディングおよびスポーツシューズまたはブーツなどの物品に装着されるよう構成され得る。図1〜図2に例示されるように、ストラップ部の反対側の端には、ブッシングおよび/または、ねじ、リベットなどの任意の好適な締結具を受入れ、調節可能なストラップ20を物品に装着するよう適合する開口部28が設けられてもよい。ラチェットストラップ26は、バックル24に簡単に挿入される丸くされたまたはテーパされた先端30を含み得る。
【0013】
調節可能なストラップは、ストラップのある範囲の調節可能性を提供するために、完全に短くされた位置(図1)と完全に伸ばされた位置(図2)との間でさまざまな長さに漸進的に調節され得る。ストラップの調節可能性の範囲を確立するために、係合ストラップ22は、係合ストラップとラチェットストラップとの相対運動を制限するためにラチェットストラップ26と協働するストップを含み得る。図2に示すように、ラチェットストラップ26をバックル24に整列させて再挿入する必要なしに、ストラップが直ちに締められ得るように、ストップは、バックル24からのラチェットストラップ26の先端30の離脱を防ぐように構成され得る。
【0014】
ある例示的実施例において、ストップは、係合ストラップ22上に長手のトラック34と、トラックに沿って乗るアンカー36とを含む。ラチェットストラップの先端部30は、アンカー36に固定され、そのため、係合ストラップ22に対するラチェットストラップ26の動きが、トラックの長さに制限される。アンカーは、ラチットストラップの任意の部分に固定されてよく、トラックは、係合ストラップに対するラチェットストラップの調節可能性の範囲を制限するために任意の所望の長さを有してよいことが理解される。
【0015】
例示されるように、トラック34は、係合ストラップ22の一部に沿って配設され、ストラップに沿ってアンカー36の移動を案内し制限する長手のスロット38を含み得る。ある実施例では、アンカー36は、スロット38の長さに延在し、これに沿って摺動する。ねじなどの締結具40を使用して、Tナットなどのアンカー36にラチェットストラップ26を固定してもよい。しかしながら、ストラップの調節可能性を制限するために、他のストップ構成が係合ストラップに対して実現されてもよく、本考案は、図示の特定の装置に制限されるものではないことが認められる。
【0016】
ある例示の実施例において、係合ストラップ22は、ストラップ本体42と、ストラップ本体の上に支持され、ストラップによって与えられた圧力を和らげ分散するためのパッド44とを含む。図3〜図6に示すように、スロット38は、ストラップ本体42を通ってストラップ本体の内表面上に配設される拡大された内部溝46内に延在する。アンカーが、パッドに対して間隔をあけられた関係で、スロット38に沿って自由に摺動するように、溝46は、パッド44に隣接して位置決めされ、その中にアンカー36を受入れる。中間層48またはシート材料が、内部溝46の上に横たわり、アンカー36とパッド44との間の低摩擦のインターフェイスを設けるために、ストラップ本体42とパッド44との間に配設されてもよい。パッド44および中間層48は、接着剤、縫合またはそれらの組合せを用いて、ストラップ本体に取付けられ得る。他の構成が係合ストラップについて実現されてもよいことが理解される。たとえば、係合ストラップは、トラックを覆い、その中にラチェットストラップの端部を摺動可能に受入れるための長手のトンネル(図示せず)を含んでもよい。
【0017】
ラチェットストラップ26は、ラチェットストラップをバックルに駆動してストラップ20を選択的に締めるために、ラチェットバックル24と協働する、その上表面の少なくとも一部上に配設された複数個の歯50または鋸歯を含み得る。ある例示の実施例では、ラチェットストラップのかなりの長さには歯がなく、バックル駆動なしにバックル24 (図6)に簡単に摺動され得る滑らかな延長部52を設ける。滑らかな延長部52は、係合ストラップに対するラチェットストラップの迅速かつ簡単な解除および閉じを可能にすることにより、調節可能なストラップの片手の操作を促進する。例示されるように、滑らかな延長部52は、バックル24の長さよりも大きい長さを有し、ラチェットストラップ26のほぼ中心点からそのテーパされた先端30まで延在し得る。しかしながら、滑らかな延長部52は、特定の用途のために必要とされる任意の長さであり得ることが認められる。たとえば、ラチェットストラップ26の全体が、滑らかで、歯50または鋸歯なしであってもよい。代替的に、ラチェットストラップ26は、滑らかな延長部なしで設けられてもよい。
【0018】
上述したように、ラチェットストラップおよび係合ストラップは、ラチェットバックル24およびアンカー36によって互いに調節可能に取付けられる。図5〜図6に示すように、ブーツなどの曲がった表面にわたってストラップ20を調節するときでも、ストラップが互いに対して調節されるように、ラチェットバックル24からアンカー36までの、係合ストラップ22とオーバーラップするラチェットストラップ26の端部は、係合ストラップ22に近接してほぼ平行するように維持される。ラチェットストラップ26をアンカー36に、その先端30に近接して取付けることは、以下に記載するようにストラップがビンディングまたはブーツと関連して使用されるときなどに、服、ブーツの靴紐などに潜在的に絡み付く可能性のある解けたストラップ端の可能性を実質的に低減する。ラチェットストラップの先端部30は、トラックに沿った、任意の選択された量のストラップ調節で、係合ストラップ22に近接して維持される。
【0019】
調節ストラップ20のいくつかの用途については、係合ストラップ22からラチェットストラップ26を分離することが望ましいかもしれない。図4〜図6に示すようなある例示の実施例では、ストラップの分離およびストラップのアセンブリを促進するために、スロットの一方の端にパッドおよび中間層を介して、アクセスホール54が設けられる。ラチェットストラップ26が、係合ストラップ22に締結されても、または締結解除されてもよいように、アンカー36は、ホール54を介してスロットに挿入および/またはこれから外され得る。取外されるとき、ラチェットストラップは、バックルから引抜かれ、係合ストラップから分離され得る。
【0020】
図2に示すある実施例において、ラチェットストラップ26には、歯50に隣接する延長部52の部分上に、切れ目またはリリーフ56(仮想線で示す)が設けられてもよく、それにより、延長部がその長さを減ずるようにラチェットストラップから外されてもよい。ユーザがアンカーからラチェットストラップを永続的に取外し、ストラップ部が互いから完全に分離可能である従来の態様で調節可能なストラップを使用するとき、リリーフ56は特に有利であり得る。
【0021】
図5〜図6に示すようなある例示の実施例において、ラチェットバックル24は、ラチェットストラップ26をバックルに駆動してストラップを選択的に締めるよう作動され得るアクチュエータ58を含む。バックル24は、ラチェットストラップ26と係合し保持する爪60も含み、それにより、爪がラチェットストラップから外されるまで、ストラップは解除不可能となる。本考案の調節可能なストラップ20を備える実現化例に特に提供しているラチェットバックルの一例は、ザ・バートン・コーポレイション(The Burton Corporation)に譲渡されここに引用により援用される米国特許番号第5,745,959号に記載される。このバックルは、片手を用いて、ストラップ部を互いに対して締めもしかつ緩めもするように、便利に作動され得る。
【0022】
図5〜図6に最もよく示されるように、バックル24は、ねじ/ナット装置、リベットなどの1つ以上の締結具を用いて、係合ストラップ22の端に装着される。例示されるように、バックルのハウジングの前端は、バックルの前端を保持するためにストラップ本体のスロット64に挿入されるフック62を含み、ハウジングの後端は、ストラップ本体のホール68に挿入されるねじ/ロックナット装置66でストラップ本体に固定される。ストラップ本体42は、バックルのためのいくつかの装着場所を設けるために複数のスロット64およびホール68を含み得、それにより、調節可能なストラップの調節の全般的な範囲が、特定の用途を見込んでさまざまにされ得る。たとえば、ストラップがビンディングにブーツを固定するために使用されるとき、特定のブーツのサイズを見込んで、トラックのより近くまたはそれからより遠くにバックルを位置決めすることが望ましいかもしれない。バックルが、トラックの方へ係合ストラップの先端から離れて位置するとき、バックルを超えて延在する係合ストラップの端の余分の部分は、ストラップを短くするために外されてもよい。
【0023】
ある実施例では、ラチェットストラップ26および係合ストラップ本体42は、ポリウレタンなどのプラスチック材料から射出成形される。パッド44は、エチルビニルアセテート(EVA)などの発泡材料から成形され、中間層48は、ポリエチレンなどのプラスチック材料から形成される。しかしながら、ストラップ構成要素は、任意の好適な製造技術を用いて任意の好適な材料で形成されてもよいことが認められる。
【0024】
本考案の調節可能なストラップ20は、スポーツシューズまたはブーツなどの部材を、インラインスケート、スキーブーツ、スノーボードブーツなどを含むスポーツ用具、ならびにスノーボードビンディングなどの、スポーツシューズまたはブーツのためのビンディングなどの物品に装着するために使用され得る。しかしながら、わかりやすくするために、この考案の範囲を制限することなしに、この考案のストラップは、スノーボードビンディングと関連して以下に記載される。
【0025】
図7〜図8に示す例示の実施例において、スノーボードビンディング70は、スノーボード74に装着可能であるべースプレート72と、ベースプレートの部分にわたって延在し、ブーツ75をスノーボードに固定するための、1つ以上のビンディングストラップ、好ましくは調節可能なストラップとを含む。例示するように、ビンディング70は、ブーツ75のアンクル部にわたって延在し、乗り手の踵を押え付ける足部ストラップ76と、ビンディングにわたって延在し、ブーツの前部を押え付けるトゥストラップ20とを含み得る。各ストラップは、ブッシングおよび/または締結具78によってベースプレートの対向する側壁に取付けられる。ビンディングは、足部ストラップなどの単一のビンディングストラップを含んでも、または脛ストラップ(図示せず)などのさらなるストラップを含んでもよく、ストラップは、ベースプレートの他の領域に取付けられてもよいことが理解される。
【0026】
スノーボードビンディングは、ベースプレートに旋回可能に装着され、ヒールフープ82と協働してヒール側の支持およびヒールエッジの制御をもたらすハイパック80を含み得る。前傾アジャスタ(図示せず)をも設けて、ハイバック80をボードに対して予め選択された前傾角度に設定し、向上されたトゥ側の反応のために、ハイバックを下方にロックしてもよい。図8に示すように、押えディスク84を用いて、さまざまなスタンス角度のいずれか1つに、ベースプレート72をスノーボード74に固定してもよい。スノーボードビンディングのベースプレートおよび押えディスクの一例は、ザ・バートン・コーポレイションに譲渡され、ここに引用により援用される米国特許番号第5,261,689号および第5,356,170号に記載される。
【0027】
ある例示の実施例において、本考案の調節可能なストラップ20は、ストラップ部が互いから完全に分離可能である、従来の足部ストラップ76と組合されるトゥストラップとして実現される。しかしながら、本考案の調節可能なストラップは、足部ストラップとして、単独でまたはトゥストラップと組合せてのいずれかで実現されてもよいことが認められる。
【0028】
図5および図7に例示されるように、ブーツ75の前部は、ブーツのアッパー表面にわたってトゥストラップ20をしっかりと締めることにより、ビンディング70内に押さえ付けられる。ストラップは、係合ストラップおよびラチェットストラップを互いに向かって押すことによって、または、バックル24を掴んでラチェットストラップ26にわたって引っ張って(矢印Aによって示されるように図5の左側に向かって)係合ストラップ22をブーツにわたって引出すことによって、のいずれかによって、ブーツ75の上に大まかに調節され得る。係合ストラップ22およびラチェットストラップ26は、調節可能なストラップが緩められるとき分離しないので、ユーザは、ラチェットストラップをバックルに最初に挿入する必要がない。ユーザは、目で見てストラップ部を互いに整列させ嵌め合わせる必要がないので、この装置は、深い雪の中、ビンディングを締結するとき特に、ビンディングへの迅速かつ簡単な履込みを提供する。
【0029】
図6および図8に例示されるように、トゥストラップ20は、ラチェットストラップ26の先端部30の方へ(矢印Bによって示されるように図6において右側に向かって)バックル24を解除し引っ張ることによって、緩められ得る。一旦緩められると、トゥストラップ20は、ベースプレート72(図8)の前方に向かって回転して下ろされ得、それにより、ブーツ75はビンディングから簡単に外され得る。ブーツがベースプレート上に置かれている際、ベースプレート上に倒れこんで踏まれる可能性のある解けたストラップがないので、前方のストラップ位置はまた、ビンディングへの簡単な履込みを可能にする。調節可能なストラップ20はまた、足部ストラップを締めたとき足部ストラップ76に潜在的に絡みつく可能性のある解けたストラップ部をなくす。
【0030】
調節可能なストラップ20および/またはベースプレート72は、図8に示すような前方位置に回転されたとき、ベースプレートの水平面の上にストラップを保持し、トゥストラップ20を地面の上に維持するよう構成されてもよい。図9〜図10に示されるある例示の実施例において、係合ストラップおよびラチェットストラップ(ラチェットストラップ26のみが示される)は、ベースプレート72上に設けられた対応する当接部90と係合する。各ストラップは、当接部90の形状に密接に従う輪郭づけされた前方端92を有してもよい。ある実施例では、当接部90およびストラップ22、26は、ベースプレートの水平面の約10°上にトゥストラップを保持するよう構成される。ストラップおよび/またはベースプレートは、前方位置に回転されるとき、ベースプレートに対して任意の所望の位置にトゥストラップ20を保持するようにいかなる態様でも構成され得る。
【0031】
本考案の調節可能なストラップ20は、スノーボードビンディングに対して実現されるとき、ハンドルとしても使用され得る。たとえば、チェアリフトで山を登るとき、乗り手は、チェアリフトに乗っている間、ビンディングから外されてしまっている自分の後部ブーツをストラップに引っ掛けてもよい。これにより、乗り手は、リフトに乗っている間、両足の間でスノーボードの重さのバランスをとり、ねじれからボードをより良好に制御することが可能になる。ストラップは、ボードを運ぶためのハンドルとしても使用され得る。
【0032】
別の実施例において、本考案の調節可能なストラップは、スノーボードブーツ、スキーブーツ、インラインスケートなどのためのブーツシェルに装着されてもよい。図11に例示されるように、調節可能なストラップ20は、ブーツの一部にわたって延在し、装着者の踵を押さえるための足部ストラップとして、ブーツシェル94に装着される。
【0033】
前の説明から、本考案の調節可能なストラップは、片手の操作のためにストラップ部の互いからの分離を制限する、便利で簡単に操作されるストラップを提供することが認められる。調節可能なストラップは、ユーザが、スノーボーディングの典型的な日の間、何回もビンディングを解除し固定することを必要とする、軟性ブーツのスノーボードビンディングのために特に好適であり得る。ユーザがブーツをビンディングに固定したいとき、ユーザは、最初に、ストラップ部を互いに整列させ嵌め合わせる必要なしに、ビンディングに足を踏み入れ、ブーツにストラップを位置決めし、ストラップを締める。ユーザが、ビンディングから足を出すことができるように、ストラップを緩めたいとき、ユーザは単に、ストラップ部を分離することなく、バックルを解除しラチェットストラップに沿って引っ張るだけである。締め操作および解除操作は、グローブおよび他の手の覆いを装備するユーザによって簡単に達成可能である。
【0034】
調節可能なストラップが、スノーボードビンディングおよびスノーボードブーツと関連して記載されたが、本考案の調節可能なストラップは、ユーザがストラップ部を互いに再結合する必要なしにストラップを完全に緩めたり締めたりする可能性のある、迅速かつ簡単な片手の操作から利益を得るであろう、他の物品に対しても使用され得ることが認められる。たとえば、ストラップは、スノーボードブーツ、スキーブーツ、インラインスケートなどのさまざまなフットウェアに使用されてもよい。調節可能なストラップは、荷物を乗り物の屋根などに固定するなど、荷物を縛ったり結んだりするためにも使用され得る。
【0035】
この考案のさまざまな実施例を詳細に記載したが、さまざまな変形および改良が、当業者には容易に生ずるであろう。そのような変形および改良は、本考案の精神および範囲内にあるものと意図される。したがって、前の説明は、例としてのみによるものであり、制限的であるものとして意図されない。この考案は、前掲の実用新案登録請求の範囲およびその等価によって規定されるようにのみ制限される。
【図面の簡単な説明】
【図1】完全に短くされた位置での、本考案のある例示的実施例に従う調節可能なストラップの上面平面図である。
【図2】完全に伸ばされた位置での、図1の調節可能なストラップの上面平面図である。
【図3】図1の断面線3−3に沿った断面図である。
【図4】図2の断面線4−4に沿った断面図である。
【図5】ビンディング上に実現され、図1の完全に短くされた位置と図2の完全に伸ばされた位置との間の位置に調節された、図1のストラップを例示する図7の断面線5−5に沿った正面断面図である。
【図6】図2の完全に伸ばされた位置に調節されたストラップを備える、図5と同様の正面断面図である。
【図7】ブーツをスノーボードに固定するために、スノーボードビンディング上のトゥストラップとして実現された図1〜図4の調節可能なストラップの斜視図である。
【図8】ブーツの、ビンディングからの取外またはこれへの配置を可能にするために、前方位置に旋回されたトゥストラップを例示する図7のビンディングの部分的斜視図である。
【図9】図7の断面線9−9に沿った断面側面図である。
【図10】図8の断面線10−10に沿った断面側面図である。
【図11】スノーボードブーツ上の足部ストラップとして実現された図1〜図4の調節可能なストラップの斜視図である。
【考案の背景】
考案の分野
本考案は、一般的には調節可能なストラップに関し、より特定的には、ビンディングまたはブーツのための調節可能なストラップに関する。
【0002】
関連技術の説明
調節可能なストラップは、インラインスケート、スキーブーツ、スノーボードブーツなどのスポーツシューズまたはブーツ、ならびにスノーボードビンディングおよびスキービンディングなどのスポーツシューズまたはブーツのためのビンディングに一般に見られる。調節可能なストラップは、典型的には、ビンディングストラップの漸進的な締めと、バックルおよびストラップの迅速な解除とを可能にするラチェットバックルなどのバックルを用いて、互いに調節可能に固定される1対のストラップ部を含む。
【0003】
多くの用途では、ストラップ部は、ストラップを完全に緩めるために互いから分離される。たとえば、軟性スノーボードブーツのためのストラップビンディングシステムは、典型的には、ブーツをスノーボードに固定するための1つ以上のストラップを含む。ストラップ部は、互いから分離されて、乗り手が彼または彼女の足をビンディング内に置くための開口部を与える。その後に、ストラップ部は再結合され、据えられたブーツのまわりに締められ、スノーボード上にブーツをしっかりと保持する。
【0004】
ユーザは、チェアリフトで山に登る前に、後部ブーツをそのビンディングから外さなければならず、その後チェアリフトを降りると、コースの次の滑走の前に後部ブーツおよびビンディングを再び取付けなければならないので、乗る日には、ビンディングストラップを解除および固定するということが多発するであろう。ストラップを固定することは、ユーザが、その過程において両手を用いてストラップ部の一方をバックルに挿入することにより、ストラップ部を再結合することを必要とする。ビンディングストラップを解除しその後に固定し得る簡単さが、スノーボーディングにおいて重要である。
【0005】
本考案の目的は、ストラップの、迅速かつ簡単な締めおよび緩めのために、ストラップ部の互いからの分離を制限する改良された調節可能なストラップを提供することである。
【0006】
【考案の概要】
この考案のある実施例は、調節可能なストラップであって、その一方の端に装着される締結装置を含む第1のストラップと、第2のストラップを第1のストラップに調節可能に取付けるように締結装置を通って延在する第2のストラップとを含む調節可能なストラップに向けられる。締結装置は、ロックモードと解除モードとを有する。締結装置が解除モードにあるとき締結装置からの第2のストラップの離脱を制限し、他の態様ではそこからの第2のストラップの離脱を可能にするために、ストップが設けられる。
【0007】
この考案の別の実施例は、調節可能なストラップであって、第1の場所において第1のストラップに装着されるバックルを含む第1のストラップと、バックルを通って摺動可能に受入れられ、第1の場所において第1のストラップに調節可能に固定される第2のストラップとを含む調節可能なストラップに向けられる。第2のストラップはまた、第1の場所から間隔をあけられた第2の場所において第1のストラップに摺動可能に取付けられる。第1のストラップおよび第2のストラップの一部は、第1の場所と第2の場所との間で互いにオーバーラップし、第2のストラップは、第1の場所と第2の場所との間で第1のストラップに実質的に平行に維持される。
【0008】
この考案のさらなる実施例は、スノーボードビンディングであって、スノーボードに装着可能でありブーツを受入れるよう適合するベースプレートと、ベースプレートにその一部にわたって延在するよう装着され、ブーツをスノーボードに固定する調節可能なストラップとを含むスノーボードビンディングに向けられる。調節可能なストラップは、その第1の端に装着されるバックルを含む第1のストラップと、第2のストラップを第1のストラップに調節可能に取付けるように締結装置を通って延在する端部を含む第2のストラップとを含む。バックルは、ロックモードと解除モードとを有する。アンカーが第1のストラップによって摺動可能に支持され、第2のストラップの端部がアンカーに取付けられ、第1のストラップに近接して端部を維持し、バックルが解除モードにあるときバックルからの第2のストラップの離脱を制限し、他の態様ではそれからの第2のストラップの離脱を可能にする。
【0009】
本考案の他の目的および特徴は、添付の図面と関連づけて以下の詳細な説明から明らかとなる。図面は、例示の目的のためにのみ設計され、この考案を制限する規定として意図されるものでないことが理解されるべきである。
【0010】
本考案の前のおよび他の目的および利点は、以下の図面からより完全に認められるであろう。
【0011】
【詳細な説明】
本考案は、ストラップ部の互いからの分離を制限する調節可能なストラップに向けられる。ストラップは、ユーザがストラップ部を互いに再結合する必要なしに、ストラップを完全に緩めたり締めたりすることを可能にすることにより、迅速かつ簡単な片手の操作に備える。ストラップはまた、曲がった表面にわたってストラップを曲げおよび/または調節するときなどに、互いに対して近接してほぼ平行にストラップ部のオーバーラップする領域を維持し、解けたストラップ端の可能性を実質的に低減する。調節可能なストラップは、スノーボードビンディングおよび/またはブーツとの使用に特に適しているが、本考案はそのような実現化例に制限されるものではない。
【0012】
図1から図6に示されるような本考案のある例示的実施例において、調節可能なストラップ20は、その一方の端に装着される、ラチェットバックル24などの締結装置を備える係合ストラップ部22と、ラチェットバックル24を通過して所望の締り具合のために係合ストラップ22に対して調節されるラチェットストラップ部26とを含む。ストラップ部の反対側の端は、ビンディングおよびスポーツシューズまたはブーツなどの物品に装着されるよう構成され得る。図1〜図2に例示されるように、ストラップ部の反対側の端には、ブッシングおよび/または、ねじ、リベットなどの任意の好適な締結具を受入れ、調節可能なストラップ20を物品に装着するよう適合する開口部28が設けられてもよい。ラチェットストラップ26は、バックル24に簡単に挿入される丸くされたまたはテーパされた先端30を含み得る。
【0013】
調節可能なストラップは、ストラップのある範囲の調節可能性を提供するために、完全に短くされた位置(図1)と完全に伸ばされた位置(図2)との間でさまざまな長さに漸進的に調節され得る。ストラップの調節可能性の範囲を確立するために、係合ストラップ22は、係合ストラップとラチェットストラップとの相対運動を制限するためにラチェットストラップ26と協働するストップを含み得る。図2に示すように、ラチェットストラップ26をバックル24に整列させて再挿入する必要なしに、ストラップが直ちに締められ得るように、ストップは、バックル24からのラチェットストラップ26の先端30の離脱を防ぐように構成され得る。
【0014】
ある例示的実施例において、ストップは、係合ストラップ22上に長手のトラック34と、トラックに沿って乗るアンカー36とを含む。ラチェットストラップの先端部30は、アンカー36に固定され、そのため、係合ストラップ22に対するラチェットストラップ26の動きが、トラックの長さに制限される。アンカーは、ラチットストラップの任意の部分に固定されてよく、トラックは、係合ストラップに対するラチェットストラップの調節可能性の範囲を制限するために任意の所望の長さを有してよいことが理解される。
【0015】
例示されるように、トラック34は、係合ストラップ22の一部に沿って配設され、ストラップに沿ってアンカー36の移動を案内し制限する長手のスロット38を含み得る。ある実施例では、アンカー36は、スロット38の長さに延在し、これに沿って摺動する。ねじなどの締結具40を使用して、Tナットなどのアンカー36にラチェットストラップ26を固定してもよい。しかしながら、ストラップの調節可能性を制限するために、他のストップ構成が係合ストラップに対して実現されてもよく、本考案は、図示の特定の装置に制限されるものではないことが認められる。
【0016】
ある例示の実施例において、係合ストラップ22は、ストラップ本体42と、ストラップ本体の上に支持され、ストラップによって与えられた圧力を和らげ分散するためのパッド44とを含む。図3〜図6に示すように、スロット38は、ストラップ本体42を通ってストラップ本体の内表面上に配設される拡大された内部溝46内に延在する。アンカーが、パッドに対して間隔をあけられた関係で、スロット38に沿って自由に摺動するように、溝46は、パッド44に隣接して位置決めされ、その中にアンカー36を受入れる。中間層48またはシート材料が、内部溝46の上に横たわり、アンカー36とパッド44との間の低摩擦のインターフェイスを設けるために、ストラップ本体42とパッド44との間に配設されてもよい。パッド44および中間層48は、接着剤、縫合またはそれらの組合せを用いて、ストラップ本体に取付けられ得る。他の構成が係合ストラップについて実現されてもよいことが理解される。たとえば、係合ストラップは、トラックを覆い、その中にラチェットストラップの端部を摺動可能に受入れるための長手のトンネル(図示せず)を含んでもよい。
【0017】
ラチェットストラップ26は、ラチェットストラップをバックルに駆動してストラップ20を選択的に締めるために、ラチェットバックル24と協働する、その上表面の少なくとも一部上に配設された複数個の歯50または鋸歯を含み得る。ある例示の実施例では、ラチェットストラップのかなりの長さには歯がなく、バックル駆動なしにバックル24 (図6)に簡単に摺動され得る滑らかな延長部52を設ける。滑らかな延長部52は、係合ストラップに対するラチェットストラップの迅速かつ簡単な解除および閉じを可能にすることにより、調節可能なストラップの片手の操作を促進する。例示されるように、滑らかな延長部52は、バックル24の長さよりも大きい長さを有し、ラチェットストラップ26のほぼ中心点からそのテーパされた先端30まで延在し得る。しかしながら、滑らかな延長部52は、特定の用途のために必要とされる任意の長さであり得ることが認められる。たとえば、ラチェットストラップ26の全体が、滑らかで、歯50または鋸歯なしであってもよい。代替的に、ラチェットストラップ26は、滑らかな延長部なしで設けられてもよい。
【0018】
上述したように、ラチェットストラップおよび係合ストラップは、ラチェットバックル24およびアンカー36によって互いに調節可能に取付けられる。図5〜図6に示すように、ブーツなどの曲がった表面にわたってストラップ20を調節するときでも、ストラップが互いに対して調節されるように、ラチェットバックル24からアンカー36までの、係合ストラップ22とオーバーラップするラチェットストラップ26の端部は、係合ストラップ22に近接してほぼ平行するように維持される。ラチェットストラップ26をアンカー36に、その先端30に近接して取付けることは、以下に記載するようにストラップがビンディングまたはブーツと関連して使用されるときなどに、服、ブーツの靴紐などに潜在的に絡み付く可能性のある解けたストラップ端の可能性を実質的に低減する。ラチェットストラップの先端部30は、トラックに沿った、任意の選択された量のストラップ調節で、係合ストラップ22に近接して維持される。
【0019】
調節ストラップ20のいくつかの用途については、係合ストラップ22からラチェットストラップ26を分離することが望ましいかもしれない。図4〜図6に示すようなある例示の実施例では、ストラップの分離およびストラップのアセンブリを促進するために、スロットの一方の端にパッドおよび中間層を介して、アクセスホール54が設けられる。ラチェットストラップ26が、係合ストラップ22に締結されても、または締結解除されてもよいように、アンカー36は、ホール54を介してスロットに挿入および/またはこれから外され得る。取外されるとき、ラチェットストラップは、バックルから引抜かれ、係合ストラップから分離され得る。
【0020】
図2に示すある実施例において、ラチェットストラップ26には、歯50に隣接する延長部52の部分上に、切れ目またはリリーフ56(仮想線で示す)が設けられてもよく、それにより、延長部がその長さを減ずるようにラチェットストラップから外されてもよい。ユーザがアンカーからラチェットストラップを永続的に取外し、ストラップ部が互いから完全に分離可能である従来の態様で調節可能なストラップを使用するとき、リリーフ56は特に有利であり得る。
【0021】
図5〜図6に示すようなある例示の実施例において、ラチェットバックル24は、ラチェットストラップ26をバックルに駆動してストラップを選択的に締めるよう作動され得るアクチュエータ58を含む。バックル24は、ラチェットストラップ26と係合し保持する爪60も含み、それにより、爪がラチェットストラップから外されるまで、ストラップは解除不可能となる。本考案の調節可能なストラップ20を備える実現化例に特に提供しているラチェットバックルの一例は、ザ・バートン・コーポレイション(The Burton Corporation)に譲渡されここに引用により援用される米国特許番号第5,745,959号に記載される。このバックルは、片手を用いて、ストラップ部を互いに対して締めもしかつ緩めもするように、便利に作動され得る。
【0022】
図5〜図6に最もよく示されるように、バックル24は、ねじ/ナット装置、リベットなどの1つ以上の締結具を用いて、係合ストラップ22の端に装着される。例示されるように、バックルのハウジングの前端は、バックルの前端を保持するためにストラップ本体のスロット64に挿入されるフック62を含み、ハウジングの後端は、ストラップ本体のホール68に挿入されるねじ/ロックナット装置66でストラップ本体に固定される。ストラップ本体42は、バックルのためのいくつかの装着場所を設けるために複数のスロット64およびホール68を含み得、それにより、調節可能なストラップの調節の全般的な範囲が、特定の用途を見込んでさまざまにされ得る。たとえば、ストラップがビンディングにブーツを固定するために使用されるとき、特定のブーツのサイズを見込んで、トラックのより近くまたはそれからより遠くにバックルを位置決めすることが望ましいかもしれない。バックルが、トラックの方へ係合ストラップの先端から離れて位置するとき、バックルを超えて延在する係合ストラップの端の余分の部分は、ストラップを短くするために外されてもよい。
【0023】
ある実施例では、ラチェットストラップ26および係合ストラップ本体42は、ポリウレタンなどのプラスチック材料から射出成形される。パッド44は、エチルビニルアセテート(EVA)などの発泡材料から成形され、中間層48は、ポリエチレンなどのプラスチック材料から形成される。しかしながら、ストラップ構成要素は、任意の好適な製造技術を用いて任意の好適な材料で形成されてもよいことが認められる。
【0024】
本考案の調節可能なストラップ20は、スポーツシューズまたはブーツなどの部材を、インラインスケート、スキーブーツ、スノーボードブーツなどを含むスポーツ用具、ならびにスノーボードビンディングなどの、スポーツシューズまたはブーツのためのビンディングなどの物品に装着するために使用され得る。しかしながら、わかりやすくするために、この考案の範囲を制限することなしに、この考案のストラップは、スノーボードビンディングと関連して以下に記載される。
【0025】
図7〜図8に示す例示の実施例において、スノーボードビンディング70は、スノーボード74に装着可能であるべースプレート72と、ベースプレートの部分にわたって延在し、ブーツ75をスノーボードに固定するための、1つ以上のビンディングストラップ、好ましくは調節可能なストラップとを含む。例示するように、ビンディング70は、ブーツ75のアンクル部にわたって延在し、乗り手の踵を押え付ける足部ストラップ76と、ビンディングにわたって延在し、ブーツの前部を押え付けるトゥストラップ20とを含み得る。各ストラップは、ブッシングおよび/または締結具78によってベースプレートの対向する側壁に取付けられる。ビンディングは、足部ストラップなどの単一のビンディングストラップを含んでも、または脛ストラップ(図示せず)などのさらなるストラップを含んでもよく、ストラップは、ベースプレートの他の領域に取付けられてもよいことが理解される。
【0026】
スノーボードビンディングは、ベースプレートに旋回可能に装着され、ヒールフープ82と協働してヒール側の支持およびヒールエッジの制御をもたらすハイパック80を含み得る。前傾アジャスタ(図示せず)をも設けて、ハイバック80をボードに対して予め選択された前傾角度に設定し、向上されたトゥ側の反応のために、ハイバックを下方にロックしてもよい。図8に示すように、押えディスク84を用いて、さまざまなスタンス角度のいずれか1つに、ベースプレート72をスノーボード74に固定してもよい。スノーボードビンディングのベースプレートおよび押えディスクの一例は、ザ・バートン・コーポレイションに譲渡され、ここに引用により援用される米国特許番号第5,261,689号および第5,356,170号に記載される。
【0027】
ある例示の実施例において、本考案の調節可能なストラップ20は、ストラップ部が互いから完全に分離可能である、従来の足部ストラップ76と組合されるトゥストラップとして実現される。しかしながら、本考案の調節可能なストラップは、足部ストラップとして、単独でまたはトゥストラップと組合せてのいずれかで実現されてもよいことが認められる。
【0028】
図5および図7に例示されるように、ブーツ75の前部は、ブーツのアッパー表面にわたってトゥストラップ20をしっかりと締めることにより、ビンディング70内に押さえ付けられる。ストラップは、係合ストラップおよびラチェットストラップを互いに向かって押すことによって、または、バックル24を掴んでラチェットストラップ26にわたって引っ張って(矢印Aによって示されるように図5の左側に向かって)係合ストラップ22をブーツにわたって引出すことによって、のいずれかによって、ブーツ75の上に大まかに調節され得る。係合ストラップ22およびラチェットストラップ26は、調節可能なストラップが緩められるとき分離しないので、ユーザは、ラチェットストラップをバックルに最初に挿入する必要がない。ユーザは、目で見てストラップ部を互いに整列させ嵌め合わせる必要がないので、この装置は、深い雪の中、ビンディングを締結するとき特に、ビンディングへの迅速かつ簡単な履込みを提供する。
【0029】
図6および図8に例示されるように、トゥストラップ20は、ラチェットストラップ26の先端部30の方へ(矢印Bによって示されるように図6において右側に向かって)バックル24を解除し引っ張ることによって、緩められ得る。一旦緩められると、トゥストラップ20は、ベースプレート72(図8)の前方に向かって回転して下ろされ得、それにより、ブーツ75はビンディングから簡単に外され得る。ブーツがベースプレート上に置かれている際、ベースプレート上に倒れこんで踏まれる可能性のある解けたストラップがないので、前方のストラップ位置はまた、ビンディングへの簡単な履込みを可能にする。調節可能なストラップ20はまた、足部ストラップを締めたとき足部ストラップ76に潜在的に絡みつく可能性のある解けたストラップ部をなくす。
【0030】
調節可能なストラップ20および/またはベースプレート72は、図8に示すような前方位置に回転されたとき、ベースプレートの水平面の上にストラップを保持し、トゥストラップ20を地面の上に維持するよう構成されてもよい。図9〜図10に示されるある例示の実施例において、係合ストラップおよびラチェットストラップ(ラチェットストラップ26のみが示される)は、ベースプレート72上に設けられた対応する当接部90と係合する。各ストラップは、当接部90の形状に密接に従う輪郭づけされた前方端92を有してもよい。ある実施例では、当接部90およびストラップ22、26は、ベースプレートの水平面の約10°上にトゥストラップを保持するよう構成される。ストラップおよび/またはベースプレートは、前方位置に回転されるとき、ベースプレートに対して任意の所望の位置にトゥストラップ20を保持するようにいかなる態様でも構成され得る。
【0031】
本考案の調節可能なストラップ20は、スノーボードビンディングに対して実現されるとき、ハンドルとしても使用され得る。たとえば、チェアリフトで山を登るとき、乗り手は、チェアリフトに乗っている間、ビンディングから外されてしまっている自分の後部ブーツをストラップに引っ掛けてもよい。これにより、乗り手は、リフトに乗っている間、両足の間でスノーボードの重さのバランスをとり、ねじれからボードをより良好に制御することが可能になる。ストラップは、ボードを運ぶためのハンドルとしても使用され得る。
【0032】
別の実施例において、本考案の調節可能なストラップは、スノーボードブーツ、スキーブーツ、インラインスケートなどのためのブーツシェルに装着されてもよい。図11に例示されるように、調節可能なストラップ20は、ブーツの一部にわたって延在し、装着者の踵を押さえるための足部ストラップとして、ブーツシェル94に装着される。
【0033】
前の説明から、本考案の調節可能なストラップは、片手の操作のためにストラップ部の互いからの分離を制限する、便利で簡単に操作されるストラップを提供することが認められる。調節可能なストラップは、ユーザが、スノーボーディングの典型的な日の間、何回もビンディングを解除し固定することを必要とする、軟性ブーツのスノーボードビンディングのために特に好適であり得る。ユーザがブーツをビンディングに固定したいとき、ユーザは、最初に、ストラップ部を互いに整列させ嵌め合わせる必要なしに、ビンディングに足を踏み入れ、ブーツにストラップを位置決めし、ストラップを締める。ユーザが、ビンディングから足を出すことができるように、ストラップを緩めたいとき、ユーザは単に、ストラップ部を分離することなく、バックルを解除しラチェットストラップに沿って引っ張るだけである。締め操作および解除操作は、グローブおよび他の手の覆いを装備するユーザによって簡単に達成可能である。
【0034】
調節可能なストラップが、スノーボードビンディングおよびスノーボードブーツと関連して記載されたが、本考案の調節可能なストラップは、ユーザがストラップ部を互いに再結合する必要なしにストラップを完全に緩めたり締めたりする可能性のある、迅速かつ簡単な片手の操作から利益を得るであろう、他の物品に対しても使用され得ることが認められる。たとえば、ストラップは、スノーボードブーツ、スキーブーツ、インラインスケートなどのさまざまなフットウェアに使用されてもよい。調節可能なストラップは、荷物を乗り物の屋根などに固定するなど、荷物を縛ったり結んだりするためにも使用され得る。
【0035】
この考案のさまざまな実施例を詳細に記載したが、さまざまな変形および改良が、当業者には容易に生ずるであろう。そのような変形および改良は、本考案の精神および範囲内にあるものと意図される。したがって、前の説明は、例としてのみによるものであり、制限的であるものとして意図されない。この考案は、前掲の実用新案登録請求の範囲およびその等価によって規定されるようにのみ制限される。
【図面の簡単な説明】
【図1】完全に短くされた位置での、本考案のある例示的実施例に従う調節可能なストラップの上面平面図である。
【図2】完全に伸ばされた位置での、図1の調節可能なストラップの上面平面図である。
【図3】図1の断面線3−3に沿った断面図である。
【図4】図2の断面線4−4に沿った断面図である。
【図5】ビンディング上に実現され、図1の完全に短くされた位置と図2の完全に伸ばされた位置との間の位置に調節された、図1のストラップを例示する図7の断面線5−5に沿った正面断面図である。
【図6】図2の完全に伸ばされた位置に調節されたストラップを備える、図5と同様の正面断面図である。
【図7】ブーツをスノーボードに固定するために、スノーボードビンディング上のトゥストラップとして実現された図1〜図4の調節可能なストラップの斜視図である。
【図8】ブーツの、ビンディングからの取外またはこれへの配置を可能にするために、前方位置に旋回されたトゥストラップを例示する図7のビンディングの部分的斜視図である。
【図9】図7の断面線9−9に沿った断面側面図である。
【図10】図8の断面線10−10に沿った断面側面図である。
【図11】スノーボードブーツ上の足部ストラップとして実現された図1〜図4の調節可能なストラップの斜視図である。
Claims (38)
- 一方の端に装着された締結装置を含む第1のストラップを含み、締結装置はロックモードおよび解除モードを有し、さらに、
第2のストラップを第1のストラップに調節可能に取付けるように締結装置を通って延在する第2のストラップと、
締結装置が解除モードにあるとき締結装置からの第2のストラップの離脱を制限し、他の態様ではそれからの第2のストラップの離脱を可能にするよう構成され配置されるストップとを含む、調節可能なストラップ。 - 第2のストラップは、締結装置を通って摺動可能に受入れられる、請求項1に記載の調節可能なストラップ。
- 締結装置は、ラチェットバックルを含む、請求項2に記載の調節可能なストラップ。
- 第2のストラップは、第1のストラップおよび第2のストラップを互いに対して調節するために、ラチェットバックルと協働して第2のストラップをラチェットバックルに駆動するよう構成および配置される、その一部に沿った複数個の歯を含む、請求項3に記載の調節可能なストラップ。
- 第2のストラップは、歯のない延長部を含み、延長部は、ラチェットバックルの駆動なしにラチェットバックルを通って摺動可能である、請求項4に記載の調節可能なストラップ。
- 第2のストラップは先端部を含み、延長部は、複数個の歯と先端部との間に配設される、請求項5に記載の調節可能なストラップ。
- 延長部は、ラチェットバックルの長さよりも大きい長さを有する、請求項5に記載の調節可能なストラップ。
- ストップの少なくとも一部は、第1のストラップ上に配設される、請求項1に記載の調節可能なストラップ。
- ストップは、第1のストラップの一部に沿って延在する長手のトラックと、トラックに沿って動くように支持されるアンカーとを含み、第2のストラップの一部は、アンカーに固定される、請求項8に記載の調節可能なストラップ。
- トラックは、第1のストラップに延在する長手のスロットを有し、アンカーは、スロット内に摺動可能に支持される、請求項9に記載の調節可能なストラップ。
- 第1のストラップは、ストラップ本体と、ストラップ本体上に支持されるパッドとを含み、スロットは、ストラップ本体上に配設される、請求項10に記載の調節可能なストラップ。
- ストラップ本体は、パッドに隣接してその内表面上に配設される長手の溝を含み、溝は、パッドに対して間隔をあけられた関係でその中にアンカーを受入れるように適合する、請求項11に記載の調節可能なストラップ。
- 第1のストラップは、ストラップ本体とパッドとの間に配設され、溝の上に横たわり、アンカーをパッドから分離する中間層を含む、請求項12に記載の調節可能なストラップ。
- スノーボーディング製品との組合せにおいて、調節可能なストラップはスノーボーディング製品によって支持される、請求項1に記載の調節可能なストラップ。
- スノーボーディング製品は、スノーボードに装着可能であるベースプレートを備えるスノーボードビンディングを含み、調節可能なストラップは、ベースプレートにその一部にわたって延在するように装着され、ブーツをスノーボードに固定する、請求項14に記載の組合せ。
- 調節可能なストラップは、ブーツの前部にわたって延在可能であるトゥストラップである、請求項15に記載の組合せ。
- スノーボーディング製品は、ブーツシェルを有するスノーボードブーツを含み、調節可能なストラップは、スノーボードブーツの一部にわたって延在するようにブーツシェルに装着される、請求項14に記載の組合せ。
- 第1の場所において第1のストラップに装着されるバックルを含む第1のストラップと、
バックルを通って摺動可能に受入れられ、第1の場所において第1のストラップに調節可能に固定される第2のストラップとを含み、第2のストラップは、第1の場所から間隔をあけられた第2の場所において第1のストラップに摺動可能に取付けられ、第1のストラップおよび第2のストラップの一部は、第1の場所と第2の場所との間で互いにオーバーラップし、第2のストラップは、第1の場所と第2の場所との間で第1のストラップに実質的に平行に維持される、調節可能なストラップ。 - 第1の場所は第1のストラップに対して固定であり、第2のストラップが第1のストラップに対して摺動可能に調節されるように、第2の場所は第1の場所に対して変動する、請求項18に記載の調節可能なストラップ。
- 第2の場所は第2のストラップに対して固定である、請求項19に記載の調節可能なストラップ。
- 第2の場所において第1のストラップによって摺動可能に支持されるアンカーをさらに含み、第2のストラップは、第2の場所において第1のストラップに近接して第2のストラップを維持するようにアンカーに固定される、請求項18に記載の調節可能なストラップ。
- 第2のストラップは、アンカーに固定される先端部を含む、請求項21に記載の調節可能なストラップ。
- バックルは、ラチェットバックルである、請求項18に記載の調節可能なストラップ。
- 第2のストラップは、第1のストラップおよび第2のストラップを互いに対して調節するために、ラチェットバックルと協働して第2のストラップをラチェットバックルに駆動するよう構成され配置される、その一部に沿って配設される複数個の歯を含む、請求項23に記載の調節可能なストラップ。
- スノーボーディング製品との組合せにおいて、調節可能なストラップはスノーボーディング製品によって支持される、請求項18に記載の調節可能なストラップ。
- スノーボーディング製品は、スノーボードに装着可能であるベースプレートを備えるスノーボードビンディングを含み、調節可能なストラップは、ベースプレートにその一部にわたって延在するよう装着され、ブーツをスノーボードに固定する、請求項25に記載の組合せ。
- 調節可能なストラップは、ブーツの前部にわたって延在可能であるトゥストラップである、請求項26に記載の組合せ。
- スノーボーディング製品は、ブーツシェルを有するスノーボードブーツを含み、調節可能なストラップは、スノーボードブーツの一部にわたって延在するようブーツシェルに装着される、請求項25に記載の組合せ。
- スノーボードビンディングであって、
スノーボードに装着可能であるベースプレートを含み、ベースプレートはブーツを受け入れるよう適合し、さらに、
ベースプレートにその一部にわたって延在するよう装着され、ブーツをスノーボードに固定する調節可能なストラップを含み、調節可能なストラップは、第1の端に装着されるバックルを含む第1のストラップを含み、バックルはロックモードと解除モードとを有し、調節可能なストラップはさらに、
第2のストラップを第1のストラップに調節可能に取付けるように締結装置を通って延在する端部を含む第2のストラップと、
第1のストラップによって摺動可能に支持されるアンカーとを含み、第2のストラップの端部は、第1のストラップに近接して端部を維持し、バックルが解除モードにあるときバックルからの第2のストラップの離脱を制限し、他の態様ではそれからの第2のストラップの離脱を可能にするようにアンカーに取り付けられる、スノーボードビンディング。 - 第1のストラップは、その一部に沿って配設される長手のス旦ットを有し、アンカーは、スロット内で摺動可能に支持される、請求項29に記載のスノーボードビンディング。
- 第1のストラップは、ストラップ本体と、ストラップ本体上に支持されるパッドとを含み、スロットは、ストラップ本体の一部に延在する、請求項30に記載のスノーボードビンディング。
- ストラップ本体は、パッドに隣接してその内表面上に配設される長手の溝を含み、溝は、パッドと間隔をあけられた関係でその中にアンカーを受け入れるよう適合する、請求項31に記載のスノーボードビンディング。
- 第1のストラップは、ストラップ本体とパッドとの間に配設され、溝の上に横たわり、アンカーをパッドから分離する中間層をさらに含む、請求項32に記載の調節可能なストラップ。
- バックルは、第2のストラップをそれに漸進的に駆動するラチェットバックルである、請求項29に記載のスノーボードビンディング。
- 第2のストラップは、ラチェットバックルと協働する複数個の歯を含む、請求項34に記載のスノーボードビンディング。
- 第2のストラップは、歯のない延長部を含み、延長部は、ラチェットバックルの駆動なしにラチェットバックルを通って摺動可能である、請求項35に記載の調節可能なストラップ。
- 第2のストラップは、先端部を含み、延長部は、複数個の歯と先端部との間に配設される、請求項36に記載の調節可能なストラップ。
- 延長部は、ラチェットバックルの長さよりも大きい長さを有する、請求項36に記載の調節可能なストラップ。
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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