JPH11514581A - 化学および物理プロセスのための循環流動床装置 - Google Patents

化学および物理プロセスのための循環流動床装置

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JPH11514581A JP10511325A JP51132598A JPH11514581A JP H11514581 A JPH11514581 A JP H11514581A JP 10511325 A JP10511325 A JP 10511325A JP 51132598 A JP51132598 A JP 51132598A JP H11514581 A JPH11514581 A JP H11514581A
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ルオトゥ,セポ
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ネステ オサケ ユキチュア
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Abstract

(57)【要約】 粒状媒体を用いた2つのユニットプロセスを有し、第1単位プロセスで汚染された粒状物質を第2単位プロセスで再生する、物理的および化学的プロセスを実施する装置。第1単位反応を行う第1反応器(1-3)と、第2単位反応を行う第2反応器(4-6)と、第1反応器から第2反応器へ汚染された粒状物質を伝達する役目をする、第1反応器(1-3)と第2反応器(4-6)との間に設けられた第1輸送通路(20)と、第2反応器から第1反応器へ再生された粒状物質を伝達する役目をする第2反応器(4-6)と第1反応器(1-3)との間に設けられた第2輸送通路(29)とを有し、第1反応器(1-3)は軸線方向に延びた環状断面形状の反応空間を有する循環流動床反応器で構成され、第2反応器(4-6)が第1反応器を対称同心状に取り囲む循環流動床反応器で構成され、第2反応器は軸線方向に延びた環状断面形状の反応空間を有し、反応器が複数の入口を有するサイクロン(14,17;25,26)によって形成されたガスと固体の分離手段を備えている。高さ/径比の小さな大型設備で実施でき、敷地面積/空間要求が最小になり、熱膨張に起因する問題は基本的になくなる。

Description

【発明の詳細な説明】 化学および物理プロセスのための循環流動床装置 本発明は粒状物質の媒体を用いる2つのユニットプロセスからなる化学および 物理的プロセスを実施するための請求項1の前提部分に記載の装置に関するもの である。 この種の装置は一般に第1ユニットプロセスを実施するための反応器と、第2 ユニットプロセスを実施するための再生器と、反応器と再生器との間に配置され た粒状媒体を反応器から再生器へ輸送するために連絡通路と、粒状媒体を再利用 するために再生器から反応器に戻すための戻し通路とを有する。 化学工業およびエネルギー工業での非常に多くのプロセスは互いに分離した2 つの触媒ユニットプロセスと、触媒作用のないユニットプロセスまたは物理的ユ ニットプロセスとで構成される。本明細書では化学的プロセスを所望の化学反応 を達成するために第1ユニットプロセスで実施し、第2ユニットプロセスはこの プロセスで使用される不活性媒体または粒状触媒物質を再生する役目をする。本 発明で「再生」という用語は固体の単なる再加熱を意味するか、粒状物質が触媒 の場合は加熱によるその再活性化を意味する。物理的プロセスでは、固体媒体を 用いて熱または所望の生成物を1つのユニットから別のユニットへ輸送すること ができる。化学および物理的プロセスは互いに関係することが多い。例えば、触 媒クラッキングでは化学反応は反応器と再生器の双方で生じ、物理的プロセスで はそれが補われる(ユニット間での熱および物質の移動)。 1つのガス流から別のガス流への熱交換は上記プロセスおよびエネルギー発生 技術の最も重要な仕事である。今日では2つの熱交換形式が一般に用いられ、運 転原理に応じてそれぞれ伝熱式(recuperative)熱交換器または再生式(regener ative)熱交換器とよばれる。 伝熱式熱交換器では熱エネルギーが流れを互いに離す非透過性壁を通して伝達 する。伝熱式熱交換器の基本型では、熱エネルギーは1つの媒体の流れから別の 媒体の流れへ壁を介して直接伝導される。伝熱式熱交換器の特殊な変形例では、 2つの伝熱式熱交換器の間を熱伝達媒体が循環するいわゆる中間循環用伝熱式熱 交換器を有する。この熱交換器は例えば事故時に高活性の流れが二次的循環系と 混合しないようにする必要のある原子力発電所で使用されている。 中間循環伝熱式熱交換器の別の例の変形例では、燃焼チャンバの外側に配置さ れた過熱器を備えた流動床ボイラーが用いられる。このボイラーでは燃焼チャン バで加熱された砂が別の流動床過熱器内で冷却される。この熱交換器の例は例え ば米国特許第4,552,203号に記載されている。伝熱式熱交換器主要な制約は熱交 換器の通路の壁材料の浸食、腐食および温度耐久性に起因するものである。機械 的または化学的応力の高い条件で利用可能な実用的な壁材料は現在のところない 。伝熱式熱交換器の許容最高温度は壁材料の強度特性で制限されることが多く、 伝熱式熱交換器は高価で制御の可能性が限定される。しかし、 中間循環用伝熱式熱交換器では優れた制御性が得られる。 再生式熱交換器では加熱された熱伝達媒体が低温流と直接接触してエネルギー を低温流に放出し、冷却された熱伝達媒体は高温流と再度直接接触して加熱され 、熱エネルギーは移動する。再生式熱交換器は運転原理に基づいて周期的運転方 式と連続運転方式とに分けることができる。 周期的運転方式の再生器では高温流および低温流は熱エネルギーを交互に蓄積 および放出する単一な固体構造物を周期的に通過する。サウナの回分式の石のス トーブは周期的に運転された再生器の最も古い応用であろう。 連続運転方式の再生器では、熱蓄積媒体は1つの流れから別の流れに連続的に 再循環する。連続運転方式の再生器で最も知られた形式はユングストローム(Lj ungstrom)再生器で、細胞組織の回転熱交換器ディスクが1つの材料から別の材 料へ熱エネルギーを伝達する。この型の再生器は種々の応用で改良されている。 例えば空調用再生器は塩化リチウムペーストで被覆された表面での水分が移動す る。 上記再生器のほかに、固定形状、接触熱伝達要素、顆粒状熱伝達媒体を利用し た再生器が知られている。 固定床の顆粒状熱伝達媒体を有し、この熱伝達媒体を複数の床の間で機械的に 再循環される型の再生器も知られている。 ドイツ国特許第3,225,838号では、ガス流間の熱伝達に顆粒状熱伝達媒体(例 えばペレット)を使用している。顆粒上床材料は流動化され、それによってペレ ットは清浄性を維持し、熱交換器の目詰りを避けることができる。米国特許第4, 307,773号には高温の汚染された流体ガスから熱回収するために流動床層の発泡 を利用する再生器系を用いた別の形式の装置が開示されている。 上記特許のほかに、互いに並列した発泡流動床層で顆粒材料を交互に加熱/冷 却する異なる型の再生器も公知である。英国特許第2,118,702号には下方へ落ち る固定床層を利用した再生器が開示されている。 固定された熱伝達要素および顆粒材料の固定層部分を利用した再生器の主要な 問題は清浄方法にある。さらに、互いの流れの混合を防ぐため、この再生器では 密封性に問題が生じる。さらに、熱伝達材料が異なる温度になるため、機械的応 力が生じ、熱伝達要素または材料の寿命が短くなる。固定床再生器の欠点は固定 床層内における流れ閉塞である。さらに、固定床層は流れ方向での温度変化が著 しく大きくなるのが避けられず、層の温度制御が困難である。 流動床反応系を利用した2つのユニットプロセスを実行する最も一般的な方法 の1つはFCC設備である。FCC設備は炭化水素を触媒クラッキングするためのもの で、主として高速の流動化状態で運転されるライザーパイプ(反応器)と、希釈 懸濁相で運転される触媒と反応生成物とのサイクロン分離器と、流動床状態で運 転される大きな再生器とで構成さ れる。FCC設備の例は米国特許第4,957,617号の実施例に示されている。 触媒流動床反応器を利用した応用としては例えば下記のものがある: (1〕 接触改質 (2〕 無水フタル酸または無水マレイン酸の調製 (3) メタンの酸化二量化 (4〕 フィッシャー‐トロプシュ法 (5〕 脱水素化 (6〕 メタン、エタンおよびその類似アルカンの塩素化および臭素化 (7〕 メタノールのオレフィンまたはガソリンへの変換 流動床反応器を利用した非触媒反応の応用としては例えば下記のものがある: (1〕 熱分解 (2〕 触媒再生法 (3〕 ガス化法 適当な物理的プロセスの応用としては例えば下記のものがある: (1〕 乾燥 (2〕 2つのガス間の熱交換 (3〕 吸着 流動床反応器では流速は使用する熱伝達材料の物理的特性に合せなければなら ない。再生器の制御範囲は最小流速と空気運搬速度との間に制限される。これは 実際には再生器の熱伝達媒体を粗顆粒の径にするか、用いる流速を低速に維持し なければならないことを意味する。さらに、別々の流れが過剰に混合しない状態 で流動床層間で熱伝達媒体を再循環するには問題がある。この問題は熱伝達流間 での圧力差が大きくなると大きくなる。ここでは一般に機械的な弁を用いる必要 がある。この弁の摩耗および温度の制約はこの型の再生器の有利な部分を台なし にしてしまう。従来の流動床および固定床再生器は熱伝達媒体を下側ユニットか ら上側ユニットへ再循環するための機械的または物理的移動構造を用いる必要が ある。設備および方法の点でこの移動構造はほぼ実施不可能である。 上記の欠点に対する改良はフィンランド第FI924,438号の実施例に記載されて いる。この設備は2つ以上の並列した循環流動床反応器(以下「CS」反応器)を 有する。他の化学的プロセスの中では触媒クラッキングまたは脱水素化プロセス をこの特許に開示の設備で作ることができる。しかし、この装置を実施するには 以下に詳細に述べる幾つかの問題があり、この制約が解決されるまでこの反応器 装置の完全な使用はできない。最も困難な問題の1つはCS反応器間で固体を循環 する水平移動距離が非常に長くなり、高い設備を建設する必要がある点にある。 従って、多くのCS反応器を互いに隣接して配置した場合に、CS反応器を不便な 高さにしないで固体を安定に循環するのは実際上不可能である。さらに、熱伝達 媒体用の連絡通 路の設計も建設上問題がある。さらに、隣接して配置されたCS反応器が必要とす る敷地が非常に大きくなる。 本発明の目的は上記の従来技術の欠点を解決して物理的および化学的プロセス を実施するための完全に新規な型の装置を提供することにある。 本発明のこの目的は、内側の反応器が反応器の役目をし、外側の反応器が再生 器の役目をする2つの同心状に配置された反応装置で達成される。2つの反応器 の反応空間は2つの同心状に配置された円筒形または一部円錐形の包絡面の間に 維持されたインターシェルライザースペースで構成され、このインターシェルラ イザースペースはほぼ軸線方向に延びた環状断面形状を有している。 本発明装置の主たる特徴は請求項1の特徴的部分にある。 本発明の主たる利点は下記の点にある: 1. CS反応器がの対称、同心状構造であるので熱伝達媒体の水平輸送距離は最小 になる。 2. 本発明構造によって大型設備の高さ/径比を小さくすることができる。 3. 設備の敷地面積/空間要求が最小になる。 4. 設備の熱膨張問題が基本的に無くなる。 5. 設備がコンパクトで、丈夫で、取付けが容易になる。 6. 設備に熱伝達媒体用の複数の入口/出口ノズルを取付ることができるので、 CS反応器の再生器内での水平方向の固体混合が制御し易い。この特徴は物理的ま たは化学的プロセスを実施するために複数のCS反応器を使用する応用では重要で ある。 本発明では2つの循環流動床反応器が対称、同心状に作られる。それによって 上方に流れる懸濁触媒のライザー通路は基本的に軸線方向に延びた環状断面形状 となる。ライザー通路は導風板によってセグメント通路に分けることができる。 反応器は少なくとも基本的に垂直な縦方向軸線を有するので、本明細書中の任意 の反応器の断面形状は特に記載のない限り水平断面形状である。ライザー通路は 設備の化学的または物理的反応空間の役目をする。対称構造の基本的特性からラ イザーに連結されたサイクロンも軸線方向に対称な構造を有する。 以下、本発明の利点を触媒クラッキングおよび熱伝達プロセスに特に適した装 置の好ましい実施例を示す添付図面を参照した詳細な説明から理解できよう。 本発明は主として製油所および石油化学工業の化学的プロセスに使用されるが 、本発明の多くの利点は他の化学的および物理的プロセス、例えば食品工業の乾 燥プロセスおよび金属およびセラミック工業の熱交換プロセスで利用することも できる。構造 本発明の最大の利点は複数の装置を組合せた配置を用いてコンパクトな装置を 容易に作ることができる点にある。従って、基本的に小さな敷地面積で取付けが 容易になる。コンパクトな構造の他の利点は装置の支持および基礎が単純でコス トがかからない点にある。 圧力シェルの温度を建設材料による特定の限界以下に維持するために化学の反 応器では断熱ライニングが必要である。ライニングの設計は典型的にスケーリン グ経済則に従う。設備寸法が大きい場合は、最終生成物の生成量に対してライニ ングを少なくする必要がある。この法則に従って一般に最大要求能の装置を現場 で建設する。それによってユニットの乱されていない機能はプラントの全体の運 転に重要になる。逆に、本発明の反応器装置は同等の容量の設備に対して小さな 外側表面積を有する。これは必要なライニングの減少を意味する。ライニング材 料重量が小さくなることで新規装置は軽量構造にすることができる。連続生産お よび工場整備に最適化され、従って必要なプロセス流れ容量を与える分野で平行 な連結(例えば2-6pcs)に適している、モジューラ構造を用いて装置を携帯可能に し、整備の必要な反応器ユニットを配置から外して修理場へ運ぶこともできる。 従って、従来技術、例えばFCCユニットに対して基本的な改良が与えられる。一 般にFCC設備の整備は他のプロセスプラントの操業を停止して行わなければなら ない。 経済的および構造的要因から、断熱厚さの増加を一定の上限に及ばないように することはできないので、プロセス設備の熱損失量は装置の外側表面積で決まる 。本発明の新規な反応器構造はコンパクト構造で、熱損失は従来の設備より基本 的に減少する。 さらに、異なる温度で運転される設備の連絡パイプおよび要素の熱膨張によっ て設計に問題が生じる。この問題は高価なベロー補償器等の装置で解決しなけれ ばならない。本発明の実施例は熱膨張に優れた、装置の大抵の要素は軸線方向お よび放射方向に自由に延びることができる。流動力学 プラント設備の配置および寸法は1つの装置から別の装置へ粒状物質を輸送す る距離によって決まることが多い。本発明の実施例の利点は適当な反応器と再生 器との間の水平方向の輸送距離を短く維持することができる点にある。従って、 設備の高さを低くすることができ、任意の複雑な機械的および空気圧の伝達系と 一緒に配置することができる。さらに、本発明の構造でユニットを対称同心状に 配置することによって軸線方向に延びた環状断面形状全体に固体を容易に分布さ せることができる。実施例 触媒クラッキングまたは脱水素化を含む化学反応の場合には、反応器および再 生器は本発明者同時出願した特許に記載の軸線方向に延びた環状断面形状を有す るライザーを利用した構造にすることができる。この方法はフンランド特許第FI 941,528号に開示された設備形状を利用することができる。この特許中で議論さ れる基本的な要素は全て含まれる。各ユニットを本発明の同心対称方式に配置す ることによって構造および流動力学の点からかなり有利になる。本発明の実施例 では触媒と供給ガスとの間の接触時間の制御性が向上する。オイルまたはガスは 反応器の断面形状に均一に分布するように供給することができる。同心に設けら れたユニットが互いに乱れない状態で熱移動するので、ユニットの熱膨 張に関しては大きな問題はない。触媒クラッキングに最適化された反応器を備え た本発明の好ましい実施例では、反応器および再生器が同心に設けられ、固体す なわち触媒は第1反応空間から軸線方向に延びた環状断面形状の通路を介して他 の反応空間へ循環させる。本明細書では軸線方向に延びた環状な通路は第1反応 空間を取り囲む対応する軸線方向に延びた環状断面形状を有する別の反応空間( 再生器)に連結される。第2反応空間から第1反応空間へ戻る通路も軸線方向に 延びた環状断面形状の通路にするのが有利である。粒状物質は固体入口を介して 反応空間に流れ、反応器の軸線方向に環状なライザー通路内で予備流動化ガスと 混合される。予備流動化ガスはライザー内で下方から上方へ流れ、固体を供給噴 霧ノズルの高さまで運搬する。本明細書では噴霧ノズルから小さな液体粒子で噴 霧供給されるガスまたは液体が高温の固体流と接触して蒸発する。供給材料の蒸 発によって固体の流速は加速される。流速が最小流動化速度より大幅に速くなる と、ガス流に随伴して固体が流れる。流速はガスの流速よりわずかに遅い。反応 空間の上端部に配置された複数孔を有する反応器サイクロンからなる分離ユニッ トは固体懸濁液から粒状物質を分離する。サイクロンから固体は再生後通過して 軸線方向に環状な下方戻し通路を介して反応器に戻る。反応生成ガスはサイクロ ンの中央パイプを介して抜き出される。 以下、添付図面を参照して本発明をさらに詳細に説明する。 本発明の新規な構造の装置は、軸線方向に延びた環状断面形状のライザーとな る内側反応器と、汚染した触媒粒子または冷却された熱伝達媒体固体を再循環し てプロセスへ戻す外側再生器とで構成される。 以下の説明では、循環固体は略語「CS」で示す。実施例のプロセスは供給材料 として液体炭化水素を用いた触媒クラッキング反応である。 図示した本発明の好ましい装置の実施例は、中間シェル22によって互いに分離 された2つの同心状に配置された円筒形のCS反応器出構成される。以下、内側の 反応器を「反応器」、外側の反応器を「再生器」とよぶことにする。 反応器ユニットは同心状に設けられた基本的に円筒形の3つのパイプ1,2およ び3で作られている。各パイプの間の空間は軸線方向に環状断面形状の空間20,19 および13を形成している。各パイプは鋼またはその合金で作ることができる。こ れらの空間の中では空間13で反応を実施するのが望ましい。各パイプは鉛直方向 に整列された縦方向軸線を同心状に有している。軸線方向環状ライザー空間13の 上側にはパイプ2および3の連続として複数の孔を有するサイクロン14,17が設け られている。このサイクロン14,17は外壁に固定されたルーバー状の羽根14を有 する。サイクロンは生成ガスを除去するための中央パイプ21を備え、輸送通路19 ,20はサイクロン内でガス相から分離された固体を除去するための内側鋼パイプ3 の内側空間に設けられている。 再生器ユニットは反応器の外側シェル3の内側に同心に設けられた基本的に円 筒形の3つのパイプ4,5および6で作られている。各パイプの間の空間は軸線方 向に環状断面形状 の空間29,28および24を形成している。これらの空間の中では空間24で触媒再生 を実施する。圧力シェル6はシェル温度を維持するために適度なシェル強度を維 持するのに適した断熱材層7で内側からラインニングされている。反応器内と同 様に、軸線方向に延びた環状空間24の上側には複数の孔を有するサイクロン25,2 6が設けられている。サイクロン25,26の羽根は円筒形パイプ5または圧力シェル6 に固定される。サイクロンは再生器内で生成した煙道ガスを除去する中央パイプ 30を有し、輸送通路28および29はサイクロン内のガス相から分離された触媒固体 を除去する鋼パイプ5および6によって与えられる。 反応器の流動化ガス流は参照番号8で示されている。ガス流8は流動化底12を通 って反応空間に入り、この上側で先ず最初に戻し通路20から弁31を介して入る触 媒と混合され、次いで供給パイプ16の噴霧ノズル17を介して注入された供給流10 と一緒に反応器ライザー内を上昇し、供給物は反応空間内で蒸発する。混合ガス 流8および10は軸線方向に延びた環状ライザー13に沿ってガス相で移動すると同 時に随伴する触媒を反応器サイクロンの羽根14へ運ぶ。触媒は熱を供給材料の蒸 発とライザー13内で生じる反応とに放出して温度が下がる。ガスおよび随伴した 触媒固体は羽根14から反応器サイクロンチャンバー17の内部に接線方向から入る 。チャンバー17の内部では触媒固体はサイクロン内壁18に衝突して固体輸送通路 19および20内に落下することによって分離される。必要な場合には触媒固体の一 部をオーバフローとして軸線方向に延びた環状通路19を介して反応器の底部へ戻 すことができる。この通路19は装置の機能に必須でないが、反応に有利な場合が ある。この通路20では触媒固体は高密度の相で下方へ落ち、それによって固体輸 送通路20を介した反応器と再生器との間のガス流の混合は防止される。反応器の サイクロンに流入するガス流11は内側サイクロンの中央パイプ21を介して反応器 から出る。反応器から再生器への触媒固体の流れは円筒形制御要素を備えた弁31 を介して制御される。この弁31は棒32で機械的に駆動できる。 再生器は高密度相の触媒固体で充填された輸送通路29によってこのユニットが 互いに離れるように反応器に設けられている。再生器は反応器と同じ方式で装置 のシェルとシェル内に設けられた反応器のパイプとで形成される2つの円筒形包 絡面の間に維持されたインターシェルライザースペース内に配置される。反応器 パイプと反応器の外側円筒形シェル構造物との間には固体輸送通路29を有する円 筒形壁がさらに設けられている。酸素含有ガス流9は流動化分配器底23を介して 再生器に入り、軸線方向に環状のライザー通路24内を上昇する。すれと同時にガ ス流と一緒に流入した触媒固体を再生器サイクロンの羽根25へ運搬する。再生器 では、触媒固体の表面に蓄積するコークスと触媒固体の孔に入った有機化合物と がライザー通路24で酸化すなわち燃焼され、それによって触媒の温度が上がる。 再生器サイクロンチャンバー26は反応器の上側に配置される。サイクロンチャン バー26では固体がサイクロン壁27に衝突して分離され、次いで通路28、29内に落 ちる。戻し通路29は触媒固体を反応器に戻す。戻し通路に入ることができない固 体の過剰な部分はオーバフ ローとして通路28を介して再生器の底部分に戻る。触媒または類似の粒状物質が 内側戻し通路を通過する間は流動化状態に維持するのが有利である。それによっ て制御弁は余分になる。再生器の煙道ガス12は再生器サイクロンの中央パイプ30 を介して排出される。戻し通路29内で高密度の相特許なって緩やかに下方へ落ち る固体によって反応器と再生器との間のガス空間の連絡は阻止される。再生器か ら反応器への固体の流量は弁33に連結した棒34によって機械的に駆動可能な円筒 形の制御要素を備えた弁33で制御される。 フィンランド特許第FI941,528号に記載の触媒クラッキング方法をシュミレイ ションした試験いわゆる冷却模型では2つの循環流動床反応器を単一ユニットに 同心状に配置した。再生器の外径は465mm、内径は365mmである。反応器の寸法は 外径360mm、内径300mmである。この装置を触媒循環量を2kg/秒まで上げて運転し た。この量はパイロットプロセスでは十分な量である。このプロセスではオイル 供給量は500kg/時、触媒のオイルに対する比は15である。運転中の再生器サイク ロン入口での流速は5.6m/秒、断面当たりの触媒の流量は200kg/m2秒以上である 。この運転条件ではサイクロンの煙道ガス排出ノズルを介して排出される触媒の キャリオーバは検出できず、系に問題はなかった。 本発明の範囲および精神を逸脱しない限り、上記実施例の細部は変更すること ができる。例えば、内側反応器を再生器と同様な構造を有する複数の同心状の対 称外側反応器で収容することができる。
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Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.粒状媒体を用いた2つの単位プロセスからなり、第1単位プロセスで汚染さ れた粒状物質を第2単位プロセストで再生する下記(a)〜(d): (a) 第1単位反応を行う第1反応器(1-3) (b) 第2単位反応を行う第2反応器(4-6) (c) 第1反応器から第2反応器へ汚染された粒状物質を輸送する第1反応器(1- 3)と第2反応器(4-6)との間に設けられた第1輸送通路(20) (d) 第2反応器から第1反応器へ再生された粒状物質を輸送する第2反応器(4- 6)と第1反応器(1-3)との間に設けられた第2輸送通路(29) で構成される化学的および物理的プロセスを実施するための装置において、 下記(e)〜(g)を特徴とする装置: (e) 第1反応器(1-3)が軸線方向に延びた環状断面形状の反応空間を有する循環 流動床反応器で構成され、 (f) 第2反応器(4-6)が第1反応器を対称同心状に取り囲む循環流動床反応器で 構成され、第2反応器は軸線方向に延びた環状断面形状の反応空間を有し、 (g) 反応器が複数の入口を有するサイクロン(14,17;25,26)によって形成された ガスと固体の分離手段を備えている。 2.第1反応器(1-3)および/または第2反応器(4-6)の反応空間が2つの同心状 に位置された円筒形および/または円錐形の包絡面の間に形成されたインターシ ェルライザースペースで構成される請求項1に記載の装置。 3.反応空間が流れ仕切り板によって平行な流れ部分に分離あれている請求項1 または2に記載の装置。 4.反応空間の縦方向軸線に平行なバッフルプレートを2つの同心状の円筒形包 絡面の間に設けることによって平行な流れ部分を形成する請求項3に記載の装置 。 5.軸線方向に延びた環状断面形状の反応空間が円形に等距離間隔で配置された 平行な反応器パイプによって形成される請求項3に記載の装置。 6.2つの同心状円筒形包絡面が反応器ライザーの縦方向軸線に沿って螺旋式に 延びるバッフルプレートで形成される請求項1または2に記載の装置。 7.第1反応器(1-3)および/または第2反応器(4-6)が少なくともほぼ垂直な縦 方向軸線を有する請求項1〜6のいずれか一項に記載の装置。 8.第1反応器(1-3)および/または第2反応器(4-6)がライザーの高さを関数と するライザーフロー断面形状を有する請求項1〜6のいずれか一項に記載の装置 。 9.サイクロンの羽根(14;25)がサイクロンチャンバー(17,26)の円形ルーバー状 にライザー通路の内側に部分的または完全に収容され、ガス流の入る複数の平行 な入口通路を形成するルーバーの役目をする請求項1に記載の装置。 10.第1固体輸送通路(20)が2つの円筒形または一部円錐形の包絡面の間に維持 されたインターシェルライザースペースによって形成される軸線方向に延びた環 状断面形状の通路で構成される請求項1〜9のいずれか一項に記載の反応器。
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