JPH11513283A - 変形ヒンジ及び伸長性の帯域付きフラップを有する吸収体 - Google Patents

変形ヒンジ及び伸長性の帯域付きフラップを有する吸収体

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JPH11513283A JP9514347A JP51434797A JPH11513283A JP H11513283 A JPH11513283 A JP H11513283A JP 9514347 A JP9514347 A JP 9514347A JP 51434797 A JP51434797 A JP 51434797A JP H11513283 A JPH11513283 A JP H11513283A
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Abstract

(57)【要約】 フラップを有する、生理用ナプキン、パンティーライナー、成人用失禁用具等のような吸収体が開示される。この吸収体は、吸収体の主本体部分の少なくとも一部とフラップとの間に配置された変形ヒンジ及びフラップを着用者の下着の下方且つ下側に折りたたんだときフラップ内に発生する応力を除去するための伸長性の帯域を有する。

Description

【発明の詳細な説明】 変形ヒンジ及び伸長性の帯域付きフラップを有する吸収体 発明の分野 本発明は、生理用ナプキン、パンティーライナー、成人用失禁用具等のような 吸収体に関する。特に、本発明は、フラップを着用者の下着の下方旦つ下側に折 りたたんだとき、フラップ内に発生する応力を除去するための、変形ヒンジ及び 伸長性の帯域付きフラップを有する、生理用ナプキン等のような吸収体に関する 。 発明の背景 ウィング又はフラップを有する吸収体、特に生理用ナプキンは、特許文献に開 示されており、市場で入手することができる。種々の形式のフラップを有する生 理用ナプキンは、1987年8月18日付けでバンティルバーグ(Van Tilburg) に発行された米国特許第4,687,478号、発明の名称「フラップの付いた 生理用ナプキン(Shaped Sanitary Napkin With Flaps)」、1986年8月26日 付けでマッティングリー(Mattingly)に発行された米国特許第4,608,04 7号、発明の名称「生理用ナプキン取付手段(Sanitary Napkin Attachment Means )」、1986年5月20日付けで、バンティルバーグ(Van Tilburg)に発行され た米国特許第B1 4,589,876号、発明の名称「生理用ナプキン(Sanita ry Napkin)」、1981年8月25日付けでマクナイヤー(McNair)に発行された 米国特許第4,285,343号、発明の名称「生理用ナプキン(Sanitary Napki n)」、1968年8月20日付けでリッカード(Rickard)に発行された米国特許第 3,397,697号、発明の名称「下着用使い捨て生理用保護具(Disposable S anitary Shield For Undergarments)」及び1957年4月2日付けでクラーク(C lark)に発行された米国特許第2,787,271号、発明の名称「生理用ナプキ ン(Sanitary Napkin)」に開示されている。 上記のフラップの種類に於ける多数の変形が、種々の問題点を解決するための 試みで示されてきた。1990年2月13日付けでマッコイ(McCoy)に発行され た米国特許第4,900,320号には、ナプキンの縦縁から内側の点で貼付さ れたフラップを有する生理用ナプキンが開示されている。1990年3月27日 付けでマビンカーブ(Mavinkurve)に発行された米国特許第4,911,701号 には、中央吸収材の身体に面する部分により大きい凸面形状を設け、ナプキンの フラップの付着無し配置を可能にするための弾性手段を有する生理用ナプキンが 開示されている。1990年7月10日付けでサラーノ(Salerno)に発行された 米国特許第4,940,462号には、縦方向に伸長可能なフラップを有する生 理用ナプキンが開示されている。切り目又は裂け目の形の応力除去手段付きのフ ラップを有する生理用ナプキンは、1990年4月17日付けでオズボーン三世 (Osborn,III)らに発行された米国特許第4,917,697号に記載されてい る。1995年2月14日付けでラバッシュ(Lavash)らに発行された米国特許第 5,389,094号には、示差伸長性のフラップ及び帯域を有する生理用ナプ キン(及びその他の種類の吸収体)が開示されている。これらの後者の生理用ナプ キンは非常に良く機能するけれども、一層費用効果的である生理用ナプキン並び に改良されたフラップを有するものについての研究が継続されてきた。 発明の要約 本発明により、生理用ナプキンのような吸収体が提供される。この生理用ナプ キンは、フラップを着用者のパンティーの股の縁の周り及び下側で折りたたんだ とき、フラップ内に発生する応力を除去するための、変形ヒンジ及び伸長性の帯 域付きフラップを有する。 この生理用ナプキンは、主縦中心線及び主横中心線を有する。この生理用ナプ キンは、主本体部分及び主本体部分に接合されている1対のフラップを備えてい る。生理用ナプキンの主本体部分は、液体透過性トップシート、トップシートに 接合された液体非透過性バックシート、トップシートとバックシートとの間に配 置された吸収性コアを備えている。主本体部分は、2個の間隔をあけて離れた縦 縁及び2個の間隔をあけて離れた横末端縁を有している。 フラップはそれぞれ、接合部で主本体部分に接合されている。フラップは、主 本体部分の縦側縁を越えて主本体部分の少なくとも中央領域から横方向に外 に向かって伸びている。一つの好ましい実施形態に於いて、フラップはトップシ ート及びバックシートの一体延長部分である。フラップは、フラップ横中心線に よって前半分と後半分とに分割されている。フラップはそれぞれ、主本体部分と のフラップの接合部の末端の領域に隣接して配置されている2個のコーナー領域 を有する。1個のコーナー領域は、主横中心線から遠い各方向内の接合部の領域 に隣接して配置されている。生理用ナプキンは、主本体部分とのフラップの接合 部を含む領域内に配置されている変形ヒンジ(又は曲げ帯域)及びフラップのコー ナー領域内の示差伸長性の帯域を備えている。変形ヒンジは、その周りにフラッ プが主本体部分に対して折りたたまれる少なくとも1個の軸を与える。示差伸長 性の帯域は、コーナー領域が外側に(好ましくは、一般的に横方向に)伸びて、フ ラップを着用者の下着の下方且つ下側で折りたたんだとき、生理用ナプキンのフ ラップ内に発生する応力を除去するための手段を与えるようにする。代替実施形 態に於いて、変形ヒンジの少なくとも一部は、その中に形成された歪可能網状組 織を有する生理用ナプキンの一部を備えている。歪可能網状組織は、少なくとも 2個の視覚的に区別される領域を備えている。網状組織は、少なくとも1個の領 域、即ち第二領域が、他方の領域、即ち第一領域のものよりも長い表面通路長( 表面に沿って測定した寸法)を有する。より長い表面通路長を示す第二領域は好 ましくは1個又は2個以上の稜状要素を備えている。より短い表面通路長を有す る第一領域は好ましくは実質的に平面状である。この実施形態に於いて、この種 類の歪可能網状組織を備えている変形ヒンジの一部は好ましくは、少なくともフ ラップ横中心線の領域の中に配置されている。 図面の簡単な説明 図1は、本発明の好ましい生理用ナプキンの実施形態の上平面図である。 図2は、生理用ナプキンの一方のフラップのコーナー領域を通る、図1の線2 −2に沿ってとった横断面図である。 図3は、一方のフラップの中央部分を通る、図1の線3−3に沿ってとった横 断面図である。 図4は、その中の所定の位置で図1〜3に示される生理用ナプキンを有する女 性のパンティーの股部分の透視図である。 図5は、図1〜3に示される生理用ナプキンの変形ヒンジに使用される種類の 歪可能網状組織を有するウエブ材料の上平面図であり、このウエブ材料は、実質 的に未引長状態で示されている。 図6は、ウエブ材料が実質的に未引長状態である、図5に示されるウエブ材料 の拡大区分化透視表示である。 図7は、適用された伸びの平面内に入るためのウエブ材料の変形の実質的な部 分について十分である量で、ウエブ材料が引張に付されている、図5に示される ウエブ材料の拡大区分化透視表示である。 図8は、ウエブ材料が、それが伸びに対する抵抗力の第二段階を示す状態にある 、図5に示されるウエブ材料の拡大区分化透視表示である。 発明の詳細な説明 本発明は、生理用ナプキン、パンティーライナー、失禁用具等のような、下着 内に着用される吸収体に関する。特に、本発明は、フラップを着用者の下着の下 方且つ下側に折りたたんだとき、フラップ内に発生する応力を除去するための、 変形ヒンジ及び伸長性の帯域付きフラップを有する吸収体に関する。 本発明の生理用ナプキン20の好ましい実施形態を、図1に示す。図1に示さ れるように、生理用ナプキン20は基本的に、吸収性手段(又は「主本体部分」)2 2及び2個のフラップ24を備えている。生理用ナプキン20は、2個の表面、 即ち、身体接触表面又は「身体表面」20A及び下着表面20Bを有する。生理用 ナプキン20は、図1に於いてその身体表面20Aから見たとして示されている 。身体表面20Aは、着用者の身体に隣接して着用されることが意図されている 。下着表面20Bは、生理用ナプキン20を着用するとき、着用者の下着に隣接 して配置されることが意図されている。 生理用ナプキン20は2本の中心線、即ち、主縦中心線L及び主横中心線Tを 有している。用語「縦」は、本明細書で使用するとき、一般的に、生理用ナプキン 20を着用するとき、立っている着用者を左半身と右半身とに二分する垂直面に (例えばほぼ並行に)整列されている生理用ナプキン20の平面内の線、軸又は 方向を指す。本明細書で使用する用語「横断」又は「横」は、互換性であり、一般的 に縦方向に対して垂直である生理用ナプキン20の平面内にある線、軸又は方向 を指す。 図1は、生理用ナプキン20の主本体部分22が、フラップ24を有しない生 理用ナプキンの部分を備えていることを示している。主本体部分22は、2個の 間隔をあけて離れた縦縁26、2個の間隔をあけて離れた横又は端縁(又は「端部」 )28を有し、これらは一緒になって主本体部分の周辺30を形成している。主 本体部分22はまた、第一端部領域32及び第二端部領域34と指定される、2 個の端部領域を有している。中央領域36は、端部領域32と端部領域34との 間に配置されている。端部領域32及び34は、中央領域36の縁から縦方向に 外に向かって、主本体部分の長さの約1/8〜約1/3ほど伸びている。生理用 ナプキンについての中央領域及び2個の端部領域の特性の詳細な説明は、198 7年9月1日付けでヒギンス(Higgins)に発行された米国特許第4,690,6 80号に含まれている。 生理用ナプキン20の主本体部分22は、比較的厚い、中間の厚さ、比較的薄 い又は非常に薄い(又は「超薄」)ものまで含む、どのような厚さのものであっても よい。オズボーン(Osborn)に発行された米国特許第4,950,264号及び同 第5,009,653号に記載されているような「超薄」生理用ナプキン20は、 好ましくは約3ミリメートル未満のカリパスを有する。図面に示される生理用ナ プキン20の実施形態は、中間厚さの生理用ナプキンの実施形態であることが意 図される。生理用ナプキン20の主本体部分22はまた、それが着用者にとって 快適であるように、比較的柔軟であってよい。示された生理用ナプキンは単に一 つの実施形態であり、本発明は、図面に示された種類又は特定の形状を有する吸 収体に限定されないことが理解されるべきである。 図2は、本発明の生理用ナプキン20の主本体部分22の個々の要素を示す。 生理用ナプキンの主本体部分22は好ましくは、少なくとも3個の主要要素を備 えている。これらには、液体透過性トップシート38、液体非透過性バックシー ト40及びトップシート38とバックシート40との間に配置された吸収性コア 42が含まれる。トップシート、バックシート及び吸収性コアは、当該技術分野 で公知であ る種々の形状(積層又は「サンドイッチ」形状及び包まれた又は「チューブ」形状を 含む)で組み立てることができる。 主本体部分22の要素のための適当な材料及びこのような要素を組み立てるこ とができる種々の形状の幾つかは、一般的に、1982年3月30日付けでアー ル(Ahr)に発行された米国特許第4,321,924号、発明の名称「縁取りした 使い捨て吸収体(Bordered Disposable Absorbent Article)」、1984年1月1 0日付けでデスマライス(DesMarais)に発行された米国特許第4,425,13 0号、発明の名称「複合生理用ナプキン(Compound Sanitary Napkin)」、1990 年8月21日付けでオズボーン(Osborn)に発行された米国特許第4,950,2 64号、発明の名称「薄くて柔軟な生理用ナプキン(Thin,Flexible Sanitary Na pkin)」、1994年5月3日付けでスネラー(Sneller)らに発行された米国特許 第5,308,346号、発明の名称「伸縮自在の生理用ナプキン(Elasticized Sanitary Napkin)」及び1995年2月14日付けでラバッシュ(Lavash)らに発 行された米国特許第5,389,094号、発明の名称「示差伸長性のフラップ 及び帯域を有する吸収体(Absorbent Article Having Flaps and Zones of Diffe rential Extensibility)」に記載されている。生理用ナプキンの主本体部分22 はまた、共にオズボーン(Osborn)らの名前で1992年7月23日付けで出願さ れた米国特許出願第07/915,133号及び同第07/915,284号( 共に1993年2月4日に公開された、PCT公開第WO93/01785号及 び同第WO93/01786号)に記載されている生理用ナプキン等のように1 個又は2個以上の伸長性要素を備えていてもよい。 図1〜3は、トップシート38及びバックシート40が、吸収性コア42のも のよりも一般的に大きい長さ及び幅寸法を有する、サンドイッチ構造に組み立て られた生理用ナプキン20の好ましい実施形態を示す。トップシート38及びバ ックシート40は、吸収性コア42の縁を越えて伸びて、周辺30の部分を形成 している。トップシート38は好ましくは吸収性コア42の身体に面する側に接 合されており、バックシート40は好ましくは吸収性コアの下着に面する側に接 合されている。トップシート38及びバックシート40は、接着剤の開放パター ンによるような、この目的のために当該技術分野で公知の全ての適当な方法で吸 収性コアに接合さ せることができる。吸収性コアの縁を越えて伸びているトップシート38及びバ ックシート40の部分はまた、好ましくはお互いに対して接合されている。トッ プシート38及びバックシート40は、この目的のために当該技術分野で公知の 全ての適当な方法で接合させることができる。好ましくは、図示する実施形態に 於いて、トップシート38及びバックシート40のこれらの部分は、吸収性コア 42の縁を越えて伸びている実質的に全ての部分に亘って接着剤を使用して、並 びにトップシート38及びバックシート40が圧力又は熱及び圧力の適用によっ て高密度化されている主本体部分の端縁28でクリンプシールを使用して接合さ れている。 上記のような図1〜3に示される生理用ナプキン20はまた、主本体部分22 に接合されている一対のフラップ24を備えている。フラップ24は、その基部 縁44からその末端縁(又は「自由端」)46まで、主本体部分22の縦側縁22を 越えて横に外に向かって伸びている。フラップ24は、主本体部分22の少なく とも中央領域36から外に向かって伸びている。図1に示されるように、各フラ ップ24は、フラップ横中心線T1によって前半分48と後半分50とに分割さ れている。フラップ横中心線T1は、生理用ナプキンの主横中心線Tと一致して いてよいが、このことは絶対的に必要ではない。 フラップ24は、全ての適当な方法によって主本体部分22に接合させること ができる。本明細書で使用するとき、用語「接合する」は、要素を他の要素に直接 貼付することによって、要素を他の要素に直接固定する形状;要素を、後で他の 要素に貼付する中間部材(群)に貼付することによって、要素を他の要素に間接的 に固定する形状;及び一方の要素が他方の要素と一体化している、即ち一方の要 素が本質的に他方の要素の一部である形状を包含する。好ましくは、図1〜3に 示される実施形態に於いて、フラップ24は、主本体部分22と一体化している (即ち、フラップ24は、トップシート38及びバックシート40の一体化延長 部分を構成している)。 他の代替実施形態に於いて、フラップ24は、主本体部分22の下着に面する 側に接合されている1個又は2個以上の別になった要素を備えることができる。 好ましくは、このような場合に、フラップ24はそれぞれ、主本体部分22の下 着 に面する側に接合されている1個の別になった要素を備えている。このような代 替実施形態に於いて、フラップ24は好ましくは、それらが主本体部分に取り付 けられている点と主本体部分の縦側縁26との間で、生理用ナプキン20の主本 体部分22の下着に面する側に他のやり方で取り付けられていない。これらの後 者の実施形態に於いてフラップ24は、全ての適当な取付機構によって主本体部 分22の下着に面する側に接合させることができる。適当な取付機構には、これ らに限定されるものではないが、接着剤等が含まれる。 フラップ24はそれぞれ、接合部に沿って主本体部分22に接合されている( 又は、関連付けられている)。これは典型的に、接合部52の線のような縦方向 に向けられた(又は「縦」)接合部である。本明細書で使用するとき、用語「接合部」 (又は、「接合部の線」)は、フラップ24が主本体部分22から伸びるか又は主本 体部分22に接合されている領域を指す。これらの領域は、種々の湾曲した線又 は直線の何れであってもよいが、これらは線に限定されない。それで、これらの 領域は、フランジ、細片、断続線等を備えていてよい。図1に示される実施形態 に於ける接合部の線52は、フラップ24の基部縁44が、ヒンジ54(後で説 明する)の最も内側の境界と一致していると考えられる場合は、凹状で内側に向 けられた領域又は線によって規定されると考えることができる。 図1〜3に示される生理用ナプキン20は好ましくは、主本体部分22とフラ ップ24の少なくとも一部との間にヒンジ54を形成する、変形領域を有する。 生理用ナプキン20は好ましくはまた、フラップ24がパンティー股の周りに折 りたたまれたとき、フラップ24への応力を除去するための、少なくとも1個の 伸長性の帯域(又は、「示差伸長性の帯域」)56を有する。これらをそれぞれ以下 に説明する。 図1〜3に示される生理用ナプキンに於いて、ヒンジ54は一般的に、縦方向 に向けられ、機械的に変形された領域を備えている。ヒンジ54は、フラップ2 4についての好ましい曲げ軸を作って、その周りに曲げるか又は折りたたむため の、増加した柔軟性を有する生理用ナプキン20の領域を提供する。ヒンジ54 は好ましくは、主本体部分22とのフラップ24の接合部52に沿った領域内に 配置されている。しかしながら、ヒンジ54は、主本体部分22とのフラップ2 4の接合部52と正確に一致していなくてもよい。ヒンジ54は、主本体部分2 2とのフラ ップ24の接合部52の横方向内側に、接合部上に、接合部の横方向外側に又は これらの全ての組合せで配置されていてよい。ヒンジ54が、接合部の横方向内 側又は接合部上に配置されている場合は、ヒンジ54は、主本体部分22の少な くとも一部の中に(及び、後者の場合は、またフラップ24の一部の中に)形成さ れていると考えることができる。 ヒンジ54は、主本体部分とのフラップの接合部52全体に沿って又はその一 部にのみ沿って伸びていてよい。ヒンジ54が接合部52の一部に沿ってのみ設 けられている場合には、これは好ましくは、フラップ横中心線を取り囲み且つ含 む生理用ナプキン20の領域内に設けられている。ヒンジ54は多数の可能性の ある形状であってよい。ヒンジ54は、連続した領域又は多数の空間をあけた断 続的な領域を備えていてよい。ヒンジ54は直線、曲線であってよく、又はこれ は直線である部分及び曲線である部分を備えていてよい。ヒンジ54は、横方向 で最も内側の又は基部の境界54A及び最も外側の又は末端の境界54Bを有す る。図1〜3に示される実施形態に於いて、少なくともヒンジ54の最も内側の 境界54Aは好ましくは、フラップ54の末端縁に対して内側に凹んでいる。 ヒンジ54は、増加した柔軟性を有する生理用ナプキンの望ましい領域を与え る全ての適当な方法で形成することができる。好ましくは、ヒンジ54は、生理 用ナプキンの望ましい領域を機械的に変形させることによって形成される。伸長 性を有する生理用ナプキンの領域を与えるために適している多数の方法が、増加 した柔軟性を有するヒンジ54のために選択される生理用ナプキン20の領域を 与えるために特に適していることが見出された。 例えば、ヒンジ54は、前しわ付け(pre-corrugating)(又は「リングローリン グ(ring rolling)」)として記載されている方法によって形成することができる。 リングローリングのための適当な方法は、1978年8月15日付けでシッソン (Sisson)に発行された米国特許第4,107,364号、1989年5月30日 付けでサビー(Sabee)に発行された米国特許第4,834,741号、1992 年9月1日付けでガールド・M・ウェバー(Gerald M.Weber)らに発行された米 国特許第5,143,679号、1992年10月20日付けでケネス・B・ブ エル(Kenneth B.Buell)らに発行された米国特許第5,156,793号及び1 992年12月1 日付けでガールド・M・ウェバー(Gerald M.Weber)らに発行された米国特許第 5,167,897号に記載されている。 また、例示の目的のために図1に示されるように、ヒンジ54は、主本体部分 22とのフラップ24の接合部52に沿った領域内に、歪可能網状組織を形成す ることによって設けられる。歪可能網状組織領域を形成するための方法及びそれ によって形成された構造物は、図5〜8と結び付けて下記にもっと詳細に説明す る。この方法は、1994年2月28日付けでチャッペル(Chappell)らの名前で 出願された、特許許可された米国特許出願第08/203,087号(1995 年2月9日公開のPCT公開第WO95/03765号)に更に記載されている 。 これらの構造物(その中に形成された歪可能網状組織領域を有する、リングロ ーリングした構造物及び材料)は、交互の稜及び谷によって、フラップ24につ いて多数の柔軟性曲げ軸を作ることができるので、ヒンジ54のために特に好ま しい。これらの形式の構造物はまた、柔軟度を有するヒンジ54を与える。この 柔軟性によって、ヒンジ領域54内のフラップ24の部分が、横方向に僅かに膨 張して、着用者のパンティー股の湾曲した側面の周りにより良く折りたたまれる ようになる。生理用ナプキン内に歪可能網状組織領域を形成することによってヒ ンジ54を設けることはまた、僅かに多い原形性を有する形成された領域を設け ることが望ましいとき好ましく、そうして、歪可能網状組織の形成されない最初 の領域又は伸長性の少ないバンド64(下記に説明する)が、僅かに多い構造的剛 性及びより良い外観を有するフラップ24を与える傾向がある「ビーム」様に機能 するので、フラップ24がヒンジ54で過度に落下し難くなるであろう。 歪可能網状組織を形成するための方法は、(リングローリング様の)このような 運転が、高速製造運転で使用するために容易に適応できるので、ヒンジ54付き の生理用ナプキン20を提供するために好ましい。更に、材料内に歪可能網状組 織を形成するための方法は、それがヒンジ54及び伸長性の帯域56の形状及び 特性を適合させるための殆ど無制限の数のパターンを作るために適応できるので 、非常に好ましい。 典型的に、その中に歪可能網状組織が形成される基本材料は、その少なくとも 一つがフィルムである、材料の単一層又は材料の積層物から構成されている。 好ましくは、図1〜3に示される実施形態に於いて、その中に形成された歪可能 網状組織を有する材料は、生理用ナプキンのトップシート及びバックシート40 の伸長部分によって形成される積層物から構成される。トップシート38は好ま しくは、ザ・プロクター・アンド・ギャンブル社(The Procter & Gamble Compan y)によってドライ・ウィーブ(DRI-WEAVE)として生理用ナプキンで販売されてい る、ラデル(Radel)らの米国特許第4,342,314号及びアール(Ahr)らの米 国特許第4,463,045号により製造された穴あき形成フィルム並びにポリ エチレンフィルムから構成されている。2個の要素は好ましくは、接着剤によっ て一緒に積層されている。 図1〜3に示される生理用ナプキンのヒンジ54内の歪可能網状組織62の特 性を、図5〜8を参照して説明する。図5〜8は、その中に形成された歪可能網 状組織62を有するウエブ材料60の単純化した様式の拡大図である。用語「歪 可能網状組織」は、本明細書で使用するとき、所定の方向に或る有用な程度まで 伸長させることができる、領域の相互連結され、相互関連付けられたグループを 指す。図5及び6は、未引長状態にあるウエブ材料60を示す。歪可能網状組織 62は、第一領域64及び第二領域66として指定される、少なくとも2個の区 別され、非類似の領域を備えている。 図5及び6に示される単純化された実施形態に於いて、ウエブ材料60には、 多数の第一領域64及び多数の第二領域66が含まれている。図5及び6に示さ れるように、第一領域64は実質的に平面領域である。即ち、第一領域64内の 材料は、ウエブ材料60によって受ける成形工程の前後で実質的に同じ状態であ る。第二領域66には、第一領域64の第一表面及び第二表面(それぞれ、64 A及び64B)の両方の平面を交互に越えて伸びている、多数の連続し相互連結 したリブ状変形物74が含まれている。他の実施形態に於いて、変形物74は第 一領域64の第一表面64A又は第二表面64Bの一方のみの平面を越えて伸び ていてもよい。 図5は、その中に形成された歪可能網状組織62を有するウエブ材料60が、 縦中心線(又は軸)l及び横中心線(又は軸)tを有することを示している。図1に示 される生理用ナプキンの実施形態に於いて、歪可能網状組織62の縦中心線 lは、直線であり、一般的に横方向に配向しているとして示されている。しかし ながら、縦中心線lは、このような形状及び配向に限定されない。縦中心線lは、 直線、曲線又は部分的に直線及び部分的に曲線であってよい。歪可能網状組織6 2の縦中心線lは、所望により他の方向に配向していてもよい。 図5は、歪可能網状組織62の第一領域64が、第一軸68及び第二軸69( 但し、第一軸68は、好ましくは第二軸69よりも長い)を有することを示して いる。図示される単純化された実施形態に於いて、第一領域64の第一軸68は 、ウエブ材料60の縦軸lに対して実質的に平行であり、一方、第二軸69は、 ウエブ材料60の横軸tに対して実質的に平行である。歪可能網状組織62の第 二領域66はまた、第一軸70及び第二軸71を有する。第二領域66の第一軸 70はウエブ材料60の縦軸lに対して実質的に平行であり、一方、第二軸71 はウエブ材料60の横軸tに対して実質的に平行である。図5及び6に示される ウエブ材料の様式に於いて、第一領域64及び第二領域66は実質的に直線状で あり、歪可能ウエブ材料の縦軸lに対して実質的に平行である方向に連続的に伸 びている。他の実施形態に於いて、第二領域66は曲線又は部分的に直線及び部 分的に曲線であってよい。 歪可能網状組織の増大した柔軟性は、ヒンジ54を形成する際に主要な重要な ものであるけれども、歪可能網状組織はまた、伸長度を有するフラップ24の部 分も提供する。図6〜8は、所定の軸に対して平行な方向で、適用された伸びに 付されたとき、その中に形成された歪可能網状組織62を有するウエブ材料60 が、伸びに対する制御された抵抗力の少なくとも2個の顕著に異なった段階を示 すことができる方式を示している。歪可能網状組織62は、適用された伸びに対 する第一抵抗力を示す(この抵抗力は、図6に示される段階と図7に示される段 階との間で発生する)。第一抵抗力は、ウエブの伸びが、第二領域66の実質的 な部分を、図7に示されるように適用された伸びの平面に入れるために十分であ るまで生じる。ウエブ材料60が図7に示される段階に達した後、これは、(図 8に示されるような)より以上の伸びに対する第二抵抗力を示す。典型的に、本 明細書に記載した生理用ナプキン20の領域に使用するとき、ウエブ材料は、伸 びに対する抵抗の第一段階内であり、そうして歪可能網状組織62の種々の 部分は、図7に示される段階まで伸長するのみであり、図6に示される段階まで 緩和して戻るように調節する。 ヒンジ54は、生理用ナプキン20の所望の部分の中に歪可能網状組織62を 形成することによって作られる。本明細書で使用するとき、用語「形成する」は、 それが如何なる外部から適用された伸び又は力にも付されないとき、所望の構造 又は形状を実質的に保留する、ウエブ材料又は積層物上に所望の構造又は形状が 作られることを指す。ウエブ材料の中に歪可能網状組織を形成するための適当な 方法には、これらに限定されるものではないが、嵌め合いプレート(mating plat es)又はロールによるエンボス化、熱成形、高圧油圧成形及び流し込み成形が含 まれる。 その中に歪可能網状組織62が形成されている生理用ナプキン20の部分は、 生理用ナプキンが着用されたとき通常受ける力の下で、比較的低い伸長性を有す る基本材料(積層物)を備えている。しかしながら、歪可能網状組織62がその中 に形成されるとき、基本材料は、生理用ナプキンが着用されたとき通常受けるも ののような予め選択された力の下で伸長性に作ることができる。 歪可能網状組織62内の変形物74の深さ及び数は、生理用ナプキン20のヒ ンジ領域54内の材料を伸長するために必要な適用される力又は伸びを制御する ために変更することができる。一つの実施形態に於いて、変形物74は噛み合い 歯のパターンを有する2枚の硬質プレートによって形成することができる。この 歯のパターンの外側寸法は、各フラップについて約7.9インチ×1.6インチ (20cm×4cm)であるプレートの表面積を覆う。各プレートの一つの表面に は、断面が実質的に三角形であり、丸味を帯びた頂部まで先細りになっている一 連の歯が存在している。この実施形態に於ける歯は好ましくは、3.175mm の高さを有し、0.075インチ(1.9mm)増加分で離れた間隔の歯の中心線 で等しく間隔が空けられている。一つのプレートの「歯が設けられた」側には、お 互いに対して平行で、等しく間隔が空けられた歯に対して垂直である一連の溝( 好ましくは、図1に示される実施形態を構成するために3本の溝)が切られてい る。これらの溝は、基本材料の未変形領域に対応している。 好ましい基本材料は、圧力を等しく分布させるためにプレートよりも大きいプ ラ テンを有する油圧プレスのプレートの間に配置する。プレートを圧縮して、歯が 部分的にのみ噛み合う(又は合う)ようにする。好ましくは、プレートを、反対側 のプレートの歯が、お互いの方に、完全噛み合い(そうでなければ歯が触れる点) の方への距離の約80%ほどプレスされるように動かす。典型的に、これを行う ために、基本材料が、図1〜3に示される実施形態に関連して記載された、接着 剤によって一緒に積層された穴あき形成フィルムとポリエチレンバックシート材 料との積層物から構成されているとき、プレートは、約25〜70psi(約1,7 50〜4,900g/cm2)の間の荷重で圧縮される。次いで、形成されたウエブ 材料はプレートの間から取り出される。図1〜3に示される実施形態に於いて、 形成されたウエブ材料には約75%の伸長性が与えられる。所定の数の変形物に ついて、ウエブ材料に与えられた変形の高さ及び程度が増加すると、利用可能な 伸張又は伸びが増加する。同様に、所定の変形物の高さ及び程度について、変形 物の数又は頻度が増加すると、利用可能な伸張又は伸びが増加する。噛み合いプ レートは、図面に示される生理用ナプキンのヒンジ54についてどのようなパタ ーンも作るように配置することができる。 生理用ナプキンはまた、フラップを着用者の下着の下方且つ下側に折りたたん だとき、フラップ内に発生する応力を除去するための、伸長性の帯域56を有す る。用語「伸長性の帯域」又は「示差伸長性の帯域」は、本明細書で使用されるとき 、伸長することができる(及び好ましくは、生理用ナプキン20の周りの部分よ りも大きい量で伸長することができる)生理用ナプキン20の部分を指す。生理 用ナプキン20は好ましくは、各フラップ24について少なくとも1個の伸長性 の帯域56を有し、更に好ましくは、4個、即ち生理用ナプキン20の各4分の 1に1個の伸長性の帯域56を有する。示差伸長性の帯域50はフラップ内の応 力を除去するので、これらは本明細書に於いて「応力除去手段」の1種と言うこと ができる。 伸長性の帯域56は、全ての所望の方向に又は2個以上の方向に伸長性であっ てよい。しかしながら、伸長性の帯域56は好ましくは、主として横方向で一般 的に外側に伸長性である。これは一般的に、図1に示される矢印の方向である。 本明細書で使用するとき、「横方向で一般的に」は、その伸長性が横成分を有 することを意味する。しかしながら、伸長の全ては、生理用ナプキンの主横中心 線に対して正確に平行である必要はない。しかしながら、伸長性は好ましくは、 縦方向よりも多く横方向に配向されている。 伸長性の帯域56は、横方向に(又は、所望の全ての他の方向に)伸長すること が可能な全ての構造を備えていてよい。しかしながら、本明細書で参照される伸 長性は、無弾性でなくてはならない。即ち、これは、生理用ナプキンの1個又は 2個以上の部分と接触するための別個の弾性片、ストランド又は材料を使用する ことなく達成されなくてはならない。伸長性の帯域はまた、着用者の下着を覆う 生理用ナプキンの切れ目入り又は裂け目入り部分無しに達成されなくてはならな い。それで、伸長性の帯域56は連続した材料から構成される。これは、滲出液 が切り目又は裂け目を通して移動して、着用者の下着を汚すことがないと言う利 点を有する。 伸長性の帯域56のための適当な構造には、これらに限定されるものではない が、機械的に歪ませられ、波形を付けられ、「リングローリングされ」、その中に 歪可能網状組織を形成され、その中に如何なる伸長性の小さいバンドも無い波形 の網状組織を形成され、折りたたまれ、プリーツを付けられ又は湾曲した接合部 に沿って接合されている材料の帯域が含まれる。これらの構造は(フラップ24 の一部であるようにのみ示されているけれども)、主本体部分22、フラップ2 4の部分又は両方を備えていてよい。これらは、生理用ナプキンのこれらの要素 の一体化部分又は生理用ナプキンに接合されている、材料の片のような別個の要 素であってよい。伸長性の帯域についての適当な構造は、1995年2月14日 付けでラバッシュ(Lavash)らに発行された米国特許第5,389,094号にも つと詳細に記載されている。 図1に示される実施形態に於いて、伸長性の帯域56は、フラップのリングロ ーリングした領域又はその中に如何なる伸長性の小さいバンドも無い波形の網状 組織を備えていてよい。何れの場合でも、伸長性の帯域56は好ましくは、一般 的に縦方向に配向された稜を有する波形を有し、そうして伸長性の帯域は主とし て横方向に伸長可能である。 伸長性の帯域56がお互いに対して及びヒンジ54に対して有する多数の可能 性のある配置及び形状が存在する。伸長性の帯域56(又はその少なくとも部分) は好ましくは、フラップ横中心線T1から縦に離れて空間が空けられている。図 1に示されるように、主本体部分22とのフラップ24の接合部52から横方向 に外側に最も離れて空間が空けられている伸長性の帯域56の部分は、中間領域 58によって分離されている。主本体部分22とのフラップ24の接合部52に 最も近い伸長性の帯域56の部分も、それらがお互いに隣接しないようにフラッ プ横中心線T1から縦に離れて空間が空けられようにすることができる。また、 伸長性の帯域56のこれらの部分はお互いに隣接させることができる。 中間領域58は、フラップ横中心線T1及び横に隣接した領域を含むフラップ 24の領域を備えている。中間領域58は好ましくは、ヒンジ54及び伸長性の 帯域56を備えた、生理用ナプキンの部分よりも堅い。これによって、より多く 原形性を有するフラップ24が与えられ、そうしてこれらは使用者にとって取り 扱いが容易になる。それで、生理用ナプキンの主本体部分22は好ましくは、生 理用ナプキンの最も堅い部分である。中間体領域58は好ましくはフラップ24 の最も堅い部分であり、好ましくは主本体部分22と同様に堅くはない。ヒンジ 54は好ましくは、生理用ナプキンのこれらの部分の何れよりも一層柔軟である 。 伸長性の帯域56は、ヒンジ54から離して空間を空けるか又はヒンジ54に 隣接していてよい。好ましくは、図1に示されるように、ヒンジ54は伸長性の 帯域56と接触している(即ち、破断されない連続で全体的に触れているか又は 接合されている)。それで、ヒンジ54及び好ましいリングローリングされた伸 長性の帯域56は、連続複合変形領域の部分である。図1に示されるように、ヒ ンジ54は、伸長性の帯域56を備えた生理用ナプキンの部分の中に徐々に移る 。それで、複合変形領域は、フラップ横中心線T1に隣接した中央領域内の多数 の非伸長性バンド64と共に、一般的に縦方向に配向された稜を有する連続波形 を備えている。 図1に示されるように、複合変形領域は好ましくは、フラップ24の末端縁4 6に対して凹状である、主本体部分22とのフラップ24の接合部52に沿った 基部境界を有する。複合変形領域は好ましくは、またフラップの末端縁46に対 して凹状である末端境界を有する。図1は、複合変形領域の末端境界が、一般的 に半 円形領域として中間領域58の境界を規定していることを示している。更に、図 1に示されるように、複合変形領域の末端境界の湾曲の半径は好ましくは、複合 変形領域の基部縁の湾曲の半径よりも小さい。これは、生理用ナプキン20が( 図4に示されるように)その中の所定の位置にあるとき、着用者のパンティーの 股の側面の周りに滑らかな折りたたみ線19を有するフラップ24を与えると信 じられる。 本明細書に記載した実施形態の多数の変形が可能である。例えば、縦方向に配 向している線状稜を有する波形を備える代わりに、これらの領域を形成する変形 物を、これらの領域の境界と直線に並んだ一連の同心の凹面形の稜及び谷の形に 配列することができる。他の例に於いて、連続複合変形領域である代わりに、ヒ ンジ54及び伸長性の帯域56は別個の空間を空けて離れた構造物であってもよ い。また、ヒンジ54及び/又は伸長性の帯域56は、生理用ナプキンの変形領 域を備える代わりに、これらの領域に増加した柔軟性及び伸長性の所望の性質を 有する生理用ナプキンを与える、幾つかのその他の適当な種類の構造を備えるこ とができる。生理用ナプキン20の主本体部分22はまた、スネラー(Sneller) らに発行された米国特許第5,308,346号に記載されているような一対の エンボスした溝を備えることもできる。種々の実施形態について本明細書に図示 し記載した特徴はまた、更に多くの代替実施形態を形成するために全ての他の適 当な方法で組み合わせることもできる。 生理用ナプキン20の下着表面20Bには、生理用ナプキンを着用者の下着に 取り付けるためのファスナーが含まれていてよく、好ましくはこのようなファス ナーが含まれる。図1は、生理用ナプキンの主本体部分22を下着の股領域に固 定するために適合された、中央パッドファスナー80を示している。接着ファス ナー及び機械的ファスナーのような、当該技術分野で公知の全ての種類のファス ナーを使用することができる。接着剤を備えたファスナーが、この目的のために よく機能することが見出され、感圧接着剤が好ましい。図1は、縦中心線Lの近 くに中心を合わせた、一対の空間を空けて離れた縦に配向された接着剤の細片又 は帯域80を使用する好ましい配置を示す。 フラップの末端縁46に隣接する、フラップ24の外側表面には好ましくは、 フラ ップ接着剤82が設けられている。フラップ接着剤82は、フラップをパンティ ーの股部分の縁の周りに巻き付けた後に所定の位置にフラップ24を維持する際 に助けるために使用される。適当な接着剤ファスナーは、米国特許第4,917 ,697号にもっと詳細に記載されている。フラップ24を下着又は反対側のフ ラップに取り付けることによって、フラップ24を所定の位置に維持させること ができる。 本発明で使用されるファスナーは、接着剤取付手段に限定されない。当該技術 分野で使用される全ての種類のファスナーを、このような目的のために使用する ことができる。例えば、生理用ナプキン20は、ベルクロ(VELCRO)のような機械 式ファスナー又は1990年8月7日付けでバトレル(Battrell)に発行された米 国特許第4,946,527号、発明の名称「感圧接着剤ファスナー及びその製 造方法(Pressure-Sensitive Adhesive Fastener and Method of Making the Sam e)」又は1995年2月28日付けでグーライト(Goulait)らに発行された米国特 許第5,392,498号、発明の名称「非擦過性で皮膚に優しい機械的締結シ ステム(Non-Abrasive Skin Friendly Mechanical Fastening System)」に記載さ れているファスナーによって、着用者の下着に固定することができる。しかしな がら、単純化のために、ファスナーは接着剤取付手段の用語で記載する。 接着剤取付手段は、除去可能な剥離ライナー、即ち中央パッド剥離ライナー及 びフラップ剥離ライナー(共に、84と指定する)によって覆われている。感圧接 着剤は、使用する前に接着剤が外部の表面に粘着することから保存するために、 剥離ライナー84で覆わなくてはならない。適当な剥離ライナーは、米国特許第 4,917,697号に記載されている。生理用ナプキンを包むための個々の包 装としても機能する特に好ましい剥離ライナーは、スワンソン(Swanson)らに発 行された米国特許第4,556,146号に記載されている。他の実施形態に於 いて、フラップ24は、1994年1月25日付けでオズボーン(Osborn)らに発 行された米国特許第5,281,209号に記載されているように折りたたみ、 折り重ねることができる。このようなフラップ上の接着剤取付手段は、剥離ライ ナーで覆う代わりに、主本体部分若しくはフラップを含む生理用ナプキンのどこ か他の部分又は主本体部分若しくはフラップに取り付けられた別個の要素に設け ら れた剥離表面に剥離可能に接着させることができる。 本発明の生理用ナプキン20は、剥離ライナー84を取り除き、生理用ナプキ ン20を図4に示されるようにパンティー11内に置くことによって使用される 。主本体部分22は、主本体部分22の一端をパンティーの前部分の方に延ばし 、他端をパンティーの後部分の方に延ばして、パンティーの股部分内に置かれる 。バックシート40を、パンティーの股部分の中央の内側表面と接触させて置く 。中央パッド接着剤ファスナー80は、主本体部分22を所定の位置に保持する 。フラップ24の末端部分は、パンティーの側縁16の周りに折りたたまれる。 フラップ接着剤82は、フラップ24をパンティーの下側又は反対側のフラップ に固定する。 吸収体の他の実施形態も可能である。例えば、代替実施形態に於いて、フラッ プを設ける代わりに、吸収体に、一般的なサイズのフラップよりも小さいスパン を有し、着用者の下着内に置いたとき着用者によって操作する必要のない下着カ バー要素又は(「側包み要素(side wrapping elements)」)を設けることができる。 側包み要素を有する吸収体は、Lavashらの名前で1993年7月22日付けで出 願された米国特許出願シリアル08/096,121号、発明の名称「パンティ ーの側面を自然に包むパンティーカバー要素を有する吸収体(Absorbent Article s Having Panty Covering Components That Naturally Wrap the Sides of Pant ies)」(1994年2月3日に公開された、PCT公開第WO94/02096号 )、マンスフィールド(Mansfield)らの名前で1993年9月17日付けで出願さ れた米国特許出願第08/124,180号、発明の名称「弾性様挙動を示す伸 長性ウエブ材料を備えたパンティーカバー要素を有する吸収体(Absorbent Artic les Having Panty Covering Components Comprising Extensible Web Materials Which Exhibit Elastic-Like Behavior)」(1995年3月23日に公開された 、PCT公開第WO95/07675号)、ウェインバーガー(Weinberger)らの 名前で1994年7月20日付けで出願された米国特許出願シリアル08/27 7,733号、発明の名称「伸長性の帯域を有する下着カバー要素を有する吸収 体(Absorbent Articles Having Undergarment Covering Components With Zones of Extensibility)」(1995年2月2日に公開された、PCT公開第WO95 /03025号)に記載され ている。 本特許出願を通して述べた全ての特許、特許出願(及びこれに基づいて発行さ れた全ての特許並びに全ての対応する公開された米国以外の国の特許出願)及び 刊行物の開示を、本明細書に参照して含める。しかしながら、本明細書に参照し て含めた全ての文書が、本発明を教示又は開示していることは、明白に認められ ない。本明細書に記載した全ての商業的に入手可能な材料又は製品が、本発明を 教示又は開示していることは、明白に認められない。 本発明の特別の実施形態を例示し、説明したけれども、種々の他の変更及び修 正が、本発明の精神及び範囲から逸脱することなく行うことができることは、当 業者に自明であろう。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(KE,LS,MW,SD,S Z,UG),UA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD ,RU,TJ,TM),AL,AM,AT,AU,AZ ,BA,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN, CU,CZ,DE,DK,EE,ES,FI,GB,G E,HU,IL,IS,JP,KE,KG,KP,KR ,KZ,LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV, MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ,P L,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI,SK ,TJ,TM,TR,TT,UA,UG,UZ,VN (72)発明者 チョウ、シャーリー・リー アメリカ合衆国、オハイオ州 45236、シ ンシナチ、メイプルビュー・コート 1 (72)発明者 バンバー、ジェフリー・ビンセント アメリカ合衆国、オハイオ州 45244、シ ンシナチ、ビレッジ・ドライブ 5023

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.下着の股領域内に着用するための吸収体であり、前記股領域は一対の側縁 を有し、前記吸収体は、液体透過性の身体に面する側と、液体非透過性の下着側 と、縦方向に伸びている主縦中心線と、横方向に伸びている主横中心線とを有し ており、 中央領域と2個の離れた縦側縁と2個の離れた末端縁を有する主本体部分を備 えており、該主本体部分は前記身体に面する側と前記下着側との間に配置された 吸収性コアを有し、 下着の股領域の側縁の周りに折りたたむための一対のフラップを備えており、 該フラップは前記主本体部分に接合され、各フラップは縦側縁の一つに沿って末 端縁まで横に外側に伸びており、前記フラップはそれぞれ前記主本体部分の前記 中央部分を貫通するフラップ横中心線と前記フラップ横中心線に沿った点を有し 、 前記吸収体は、前記主本体部分と前記フラップとの間にヒンジを形成する、前 記吸収体の一部を構成する変形領域を更に備えていることを特徴とし、 前記フラップの少なくとも1個の少なくとも一部を構成する少なくとも1個の 伸長性の帯域(但し、前記伸長性の帯域の少なくとも一部は、前記フラップ横中 心線から縦方向に間隔を空けて離れている)を備えている吸収体。 2.前記ヒンジを形成する前記変形領域が少なくとも1個の波形を備えている 、請求項1に記載の吸収体。 3.前記ヒンジを形成する前記変形領域の少なくとも一部が、その中に形成さ れた歪可能網状組織を有する前記吸収体の一部を構成し、前記歪可能網状組織が 少なくとも2個の視覚的に区別される領域を備え、前記領域の少なくとも1個は 、他の領域のものよりも長い表面通路長を有し、より長い表面通路長を示す領域 が、1個又は2個以上のリブ状要素を備え、そしてより短い表面通路長を有する 領域が好ましくは実質的に平面状である、請求項1に記載の吸収体。 4.前記変形領域の少なくとも一部が、前記フラップ横中心線が貫通する前記 吸収体の領域内に配置されている、前記請求項の何れか1つに記載の吸収体。 5.前記波形又はリブ状要素が一般的に縦方向に配向されている、請求項2、 3又は4に記載の吸収体。 6.少なくとも1個の、前記伸長性の帯域が、その中に多数の波形を有する領 域を備えている、前記請求項の何れか1つに記載の吸収体。 7.少なくとも1個の、前記伸長性の帯域内の前記波形が、一般的に縦方向に 配向されている稜を備えている、請求項6に記載の吸収体。 8.前記伸長性の帯域が、一般的に横方向に伸長性である、請求項6に記載の 吸収体。 9.前記変形ヒンジ領域が前記伸長性の帯域と連続している、前記請求項の何 れか1つに記載の吸収体。 10.前記ヒンジが、前記フラップの末端縁に対して凹状である基部境界を有 する、前記請求項の何れか1つに記載の吸収体。
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