JPH11513065A - 液晶ポリ(エステル―アミド) - Google Patents

液晶ポリ(エステル―アミド)

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JPH11513065A JP10503434A JP50343498A JPH11513065A JP H11513065 A JPH11513065 A JP H11513065A JP 10503434 A JP10503434 A JP 10503434A JP 50343498 A JP50343498 A JP 50343498A JP H11513065 A JPH11513065 A JP H11513065A
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Abstract

(57)【要約】 脂肪族ジアミンと、芳香族ジオール、芳香族ジカルボン酸、芳香族ヒドロキシカルボン酸、および必要に応じて脂肪族ジオールといった他のモノマーとから誘導される繰り返し単位から本質的になるサーモトロピック液晶ポリ(エステル−アミド)について開示する。かかるポリマーは、種々の化合物に対して比較的低い透過性のために、フィルムとしておよび多層構造のバリヤ層として有用である。

Description

【発明の詳細な説明】 液晶ポリ(エステル−アミド) 発明の分野 本発明は脂肪族ジアミンから誘導された繰り返し単位を含む新規サーモトロピ ック液晶ポリ(エステル−アミド)に関するものである。これらのポリマーは、 成形樹脂としておよびフィルムとして有用である。 技術背景 サーモトロピック液晶ポリマー(“LCPs”)は、多くの用途において有用 であり、例えば、電気コネクタ、自動車部品、および等方性ポリマーを使用して 成形することが困難な複雑な部品における成形樹脂として有用である。これらは フィルムとしておよびバリヤ層としてもまた有用である。なぜなら、これらは通 常多くの化合物に対して低い透過性(permeability)を有するためである。すな わち、改善された特性を有しおよび/または低価格であるようなポリマーが望ま れている。 米国特許第5,162,484号は、脂肪族アミノ酸から製造されるサーモトロピック 液晶ポリ(エステル−アミド)を開示している。ここで記載する種類のポリマー から製造することに言及していない。 ヨーロッパ特許出願第372,627号は、脂肪族ポリアミドと芳香族ヒドロキシカ ルボン酸または芳香族アミノカルボン酸との反応により製造されるサーモトロピ ック液晶ポリ(エステル−アミド)を開示している。本明細書で記載する種類の ポリマーから製造することに言及していない。 発明の要旨 本発明は、以下の繰り返し単位から本質的になる液晶ポリ(エステル−アミド )に関する。 (i)10から50モル部の−R1NR2NR1−(I)、および50から90モ ル部の−OAr1O−(II)の合計100モル部; (ii)100モル部の−(O)CAr2C(O)−(III); (iii)50から200モル部の−OAr3C(O)−(IV);および (iv)0から100モル部の−OR3O(O)CAr4C(O)−(V); [式中: 各R1は独立して水素またはアルキルであり; R2はアルキレンまたは置換アルキレンであり、各々4から16の炭素原子を 含み; R3は−(CH2)n−であり、式中nは2から6であり;および Ar1、Ar2、Ar3およびAr4の各々は、独立してアリーレンである。] 本発明は、少なくともいくつかの繰り返し単位が脂肪族ジアミンから誘導され 、および少なくともいくつかの繰り返し単位が芳香族ジオールから誘導され、そ の際、前記芳香族ジオールは、脂肪酸とそれらとのエステルの形状で重合される 液晶ポリ(エステル−アミド)の製造方法であって、そこでの改良は、前記脂肪 族ジアミンを脂肪族ジアミンの固体誘導体の形状で重合容器に添加することであ り、その誘導体はそれ自身(1)重合可能、または(2)前記重合容器中で重合 可能な化合物に転換されることを含む。 請求の範囲および他の部分において、“独立して”という用語は、指示した部 分の完全に1つであるか、または指示した部分の混合であってもよい置換基を表 すのに使用される。 発明の詳細 ここで記載する化合物または繰り返し単位は、以下のように定義される特定の 群(groupings)である。アリーレン基とは、少なくとも1つの芳香族炭素環式 環(aromatic carbocyclic ring)および1以上の芳香環の異なる炭素原子につ いて の2つのフリーな原子価を含むことを意味する。この基は1以上の芳香環を含ん でもよく、および1より多く環が存在する場合、それらは、ナフタレンでのよう に接合されてもよく、ビフェニルでのように共有結合によって、またはジフェニ ルエーテルでのように2価の基によって連結されてもよい。1以上のアルキル基 といった不活性な基を芳香環に連結することもできる。6から20の炭素原子を 含むアリーレン基が好適である。 アルキレンとは、同一または異なる炭素原子に対して2つのフリーな原子価を 含む2価のアルカン群を意味する。置換アルキレンとは、アルキレン基が重合反 応または出発原料の安定性を妨害しない置換基を含むことを意味する。適当な置 換基としては、エーテルおよびアリールを含む。ここで特に言及しない限り、ア ルキル基はそれらの通常の意味であり、1から20の炭素原子を含むアルキル基 が好適である。 繰り返し単位(I)は形式的に脂肪族ジアミンから誘導され、繰り返し単位(II) は形式的に芳香族ジオールによって誘導され、繰り返し単位(III)は形式的に 芳香族ジカルボン酸から誘導され、繰り返し単位(IV)は形式的に芳香族ヒドロ キシカルボン酸から誘導され、および繰り返し単位(V)(存在する場合)は、形 式的に芳香族ジカルボン酸および脂肪族ジオールから誘導されるポリエステルに 由来する。“形式的に誘導される”とは、その単位が明らかに特定のモノマーか ら誘導できる繰り返し単位であることを意味するが、ポリマーにおける繰り返し 単位それ自身が実際にそのモノマーから製造されても、または製造されなくても よい。通常、繰り返し単位は、そのモノマーまたは容易に反応できる(重合化に おいて)それらの誘導体から製造される。 R1の両方が水素であることが好ましい。 R2は、−(CH2)m−、式中mは4から16であり、および/または−CH2 CH(CH3)CH2CH2CH2−、およびR2は−(CH2)m−、式中mは6 であり、および/または−CH2CH(CH3)CH2CH2CH2−であることが より好ましい。 Ar1に適当な基は、1種以上の、m−フェニレン、p−フェニレン、4,4 ’−ビフェニルイルエン、2−メチル−1,4−フェニレン、2−クロロ−1, 4 −フェニレン、2−t−ブチル−1,4−フェニレン、2−フェニル−1,4− フェニレン、2,6−ナフチルイルエン、2,7−ナフチルイルエンおよび1, 4−ナフチルイルエンである。好適なAr1基は、p−フェニレンおよび4,4 ’−ビフェニルイルエンの1つまたは両方である。これらの基の両方がAr1と して存在するとき、100合計モル部存在する中の20から80が4,4’−ビ フェニルイルエンおよび20から80がp−フェニレンであることが好ましい。 Ar2に適当な基は、1種以上の、m−フェニレン、p−フェニレン、4,4 ’−ビフェニルイルエン、2−クロロ−1,4−フェニレン、2,6−ナフチル イルエン、2,7−ナフチルイルエンおよび1,4−ナフチルイルエンである。 好適なAr2基は、p−フェニレンおよび2,6−ナフチルイルエンの1つまた は両方である。これらの基の両方がAr2として存在するとき、100合計モル 部存在する中の30から80が2,6−ナフチルイルエンおよび20から70が p−フェニレンであることが好ましい。 Ar3に適当な基は、1種以上の、m−フェニレン、p−フェニレン、4,4 ’−ビフェニルイルエン、2−メチル−1,4−フェニレン、2−クロロ−1, 4−フェニレン、2−t−ブチル−1,4−フェニレン、2−フェニル−1,4 −フェニレン、2,6−ナフチルイルエン、2,7−ナフチルイルエンおよび1 ,4−ナフチルイルエンである。好適なAr3基は、p−フェニレンおよび2, 6−ナフチルイルエンの1つまたは両方であり、p−フェニレンがより好ましい 。 Ar4に適当な基は、1種以上の、m−フェニレン、p−フェニレン、4,4 ’−ビフェニルイルエンおよび2,6−ナフチルイルエンである。好適なAr4 基は、p−フェニレンおよび2,6−ナフチルイルエンの1つまたは両方であり 、p−フェニレンがより好ましい。 R3においてnは2または4であることが好ましく、より好適には2である。 ポリマー中に20〜60モル部の(V)が存在することが好ましい。 これらのポリマーは、フィルムといった成形樹脂として、および2以上のポリ マー層を含む多層構造中の層として有用である。これらのポリマーは、水および 酸素に対するそれらの低い透過性のためにフィルムまたは多層構造において特に 有用である。このことは、包装フィルムおよびボトルのような容器においてそれ らを特に有用にする。透水性および酸素透過性の値は実施例で提示される。実施 例で示したように、ポリマーの融点は、成分の割合を変えることにより、容易に 変化させることができる。これは、ブレンド物または多層構造を他のポリマーを 用いて製造するとき特に重要になり、同様にして種々のポリマーの処理温度を合 わせることができる。 本明細書で記述するポリ(エステル−アミド)は、当業者に公知の方法、特に 、芳香族ポリエステルまたはポリ(エステル−アミド)を完全に製造するのに有 用なそれらの方法により製造することができる。芳香族ポリエステルまたはポリ (エステル−アミド)を完全に製造する1つの方法は、モノマー中の全てのヒド ロキシル基をアルキルエステル、好ましくは低級(炭素原子6まで、およびアセ テートが最も好ましい)アルキルエステルの形状で重合することである。重合化 においてアミノ基は、簡単なアミノ基またはN−アリールアルキルアミドとして 存在させてよい。これらは、もとの基体のヒドロキシルおよびアミノ化合物また はそれらそれぞれのエステルあるいはアミドとして添加でき、またはアミノおよ びヒドロキシル基は、重合容器中で、無水酢酸のような近似量のアルキルカルボ ン酸無水物との反応により、それらそれぞれのエステルおよびアミドに転換する ことができる。 繰り返し単位が脂肪族ジアミンから誘導されるとき、同様の方法をここで使用 することができる。しかしながら、ここで有用な大部分の脂肪族ジアミンは、液 体であるかまたは低融点である固体であり、および芳香族ポリエステルまたはポ リ(エステル−アミド)のようなサーモトロピック液晶ポリマーを製造するのに 使用される大部分のポリマーよりも、通常、より揮発性である。さらに、これら の脂肪族ジアミンはしばしば毒性および/または腐食性であり、それらを安全な 方法、特にサーモトロピックLCPsを製造するために存在するプラントにおい て取り扱うことを困難にする。それ故、重合容器にこれらのジアミンを固体(室 温において、および好適には50℃において)で添加することは、それ自身が容 易に重合され得る比較的非揮発性の形状であるか、または重合容器中で容易に転 換され容易に重合された形状になるかの利点がある。ここで重合容器とは、単一 の容器または重合化および重合化が起こるのに必要とされる任意の予備反応(例 えば、芳香族ヒドロキシル基とカルボン酸無水物とのエステル化)のときには一 連の容器の一つであることを意味する。 使用することができる脂肪族ジアミンのかかる形状または誘導体としては、脂 肪族ジアミンと脂肪族カルボン酸(またはそれらの反応性誘導体)とからのモノ −およびジアミド、好ましくはジアミド(それらは直接に重合可能である)、およ びこれらのジアミンのカルバメート(加熱分解されたときに、もとの基体の脂肪 族ジアミンになる)を含む。また、脂肪族ジアミンはポリアミドの形状で添加す ることができ、その際、ポリアミドのジカルボン酸は得られるLCPの一部(例 えば、繰り返し単位(III))になることを意味する。無水酢酸のような十分なカ ルボン酸無水物が重合容器中に存在する場合、任意の“自由に”形成された(カ ルバメートからのような)脂肪族ジアミンは、重合化に加わることができるジア ミンへと転換され得るか、または脂肪族ジアミンそれ自身が重合化に加わること ができる。 このタイプの重合法の好適な実施態様例では、HOAr1OH、H(O)CA r2C(O)H、HOAr3C(O)Hのような任意のまたは全てのモノマーおよ び−[OR3O(O)CAr4C(O)]x−のようなポリマーを含む、重合化に 必要とされる全てのモノマーを重合容器に添加し、および脂肪族ジアミンは、容 易に重合化できるか、または重合可能な化合物に転換することができる固体誘導 体として添加する。存在する全ヒドロキシル基をアセチル化するために、無水酢 酸のような十分な量のカルボン酸無水物も添加し、そしてそれまでにアミドの形 となっていない場合、ジアミンも添加する。添加の順序は決定的ではない。次い で、反応器の内容物はアセチル化が生じるまで加熱し、副生成物の酢酸を留去し 、さらに蒸留により取り除かれる副生成物の酢酸の生成に伴って起こる縮合反応 が生じるまで加熱し(通常、より高い温度において)、次いで、通常、高温におい て減圧を行ったところ、そのポリマーは有用な分子量となった。これらの加熱、 蒸留および減圧の工程は、芳香族ポリエステルを形成するための重合化に対して 慣用である。 実施例において使用される種々のモノマーに対する略語は以下の通りである: “HQ”=ヒドロキノン “BP”=4,4’−ビフェノール “TPA”=テレフタル酸 “NPA”=2,6−ナフタレンジカルボン酸 “HBA”=4−ヒドロキシ安息香酸(1,000〜1,600ppmのカリウ ム含有) “HNA”=6−ヒドロキシ−2−ナフチオン酸 “HMD”=1,6−ジアミノヘキサン “PET”=ポリ(エチレン テレフタレート) “PEN”=ポリ(エチレン 2,6−ナフタレンジオエート) 融点(Tm)およびガラス転移温度(Tg)は、25℃/分の加熱速度におい てASTMD3418−82により決定した。Tmはポリマーを製造する際(1 回目の加熱)に測定した。Tgは転移の中間点をとった。 実施例1から9 LCPの製造 以降の実施例におけるLCPsは、以下に記述したように製造した。ここで、 温度(X1)および時間(X2およびX3)の値を以下の表1に提供し、反応剤 の相対的なモル量を以下の表2に提供する。各々の場合において、およそ850 gのLCPが理論収量であった。ヴィグロウカラム、冷却器、およびスターラー (撹拌速度を125RPMに合わせた)を備えた反応容器中に、窒素雰囲気で、 反応剤を充填した。無水酢酸は、全ての重合化において、表1に示した存在する ヒドロキシル基およびアミノ基を基準にして過剰モル存在させた。 得られた反応混合物を環流するまで加熱した。およそ170℃のポット温度で 環流が始まった。反応混合物を約40分間、一定温度において環流した。次に、 4時間±30分の間、ポット温度を約X1までゆっくりと上昇し、その間、副生 成物の酢酸を取り除いた。次いで、撹拌速度を30RPMまで減少しながら、約 133Pa(絶対圧)までおよそX2をこえて減圧した。重合化は、成分を充填 した後およそX3時間で終了した。得られた生成物を反応容器からスコップツー ルを用いて取り出し、迅速に室温まで冷却し、次いで放置した。結果 LCPsは、ガラス転移温度(Tg)およびポリマーを製造したときの融点( Tm)について試験した。結果を以下の表2に提供する。 フィルムは、二軸スクリュー押し出し機およびフィルムダイを用いた押し出し (典型的に、バレル部分の前に0.38mmのギャップ、急冷ロール、真空孔お よび時には150または200メッシュのスクリーンパックを有し、ポリマーに 依存して、バレル、アダプターおよびダイの温度を260〜290℃に合わせた )により製造されるか、または圧縮成型機においてプレスすることにより製造さ れ、典型的に0.05から0.13mmの厚さのフィルムが得られた。圧縮成型 機で製造されたフィルムは、250℃において、Du Pont Kapton(登録商標)ポ リイミドフィルムの間でプレスされた。得られたフィルムの厚さは、使用した圧 力に依存し、かなりの時間にわたって圧力を加えた。これらのフィルムは、AS TM D3985により酸素透過性を試験し、および/またはASTM F124 9により透水性を試験し、その結果を表3に示した。 異なるバッチから製造したことを除いて、実施例3のポリマーと同じ組成のポ リマーを、300℃のバレル温度および100℃の成形温度を伴った43g射出 成形機で試験片に成形した。引張り特性(ASTM D638により測定した) は、破損時の強度が76.5MPaであり、破損時の歪みが3.24%であった 。曲げ特性は(ASTM D790により測定した)、破損時の強度が124M Paであり、モジュラスが6.6GPaであった。0.0059mm厚さのかか る組成のフィルムは、機械(押し出し機)方向における引っ張り特性は、破損時 の強度が263MPa、破損時の歪みが2.4%およびモジュラスが14.2G Paであった。一方、横(押し出し機に対して垂直)方向では、破損強度が27 .6MPa、破損時の歪みが9.0%およびモジュラスが1.2GPaであった 。 実施例10 実施例1〜9と同じ操作において、カルバメートとして1,6−ジアミノヘキ サン(DIAK(登録商標)#1としてE.I.du Pont de Nemours and Company(Wilmingt on,DE,U.S.A)から入手できる)を添加したことを除いて、実施例1と同様の組 成物を製造した。X1は310℃であり、X2は62分であり、およびX3は5 .8時間であった。得られたポリマーは、Tmが262℃およびTgが124℃ であった。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】1998年4月23日 【補正内容】 明細書 液晶ポリ(エステル−アミド) 発明の分野 本発明は脂肪族ジアミンから誘導された繰り返し単位を含む新規サーモトロピ ック液晶ポリ(エステル−アミド)に関するものである。これらのポリマーは、 成形樹脂としておよびフィルムとして有用である。 技術背景 サーモトロピック液晶ポリマー(“LCPs”)は、多くの用途において有用 であり、例えば、電気コネクタ、自動車部品、および等方性ポリマーを使用して 成形することが困難な複雑な部品における成形樹脂として有用である。これらは フィルムとしておよびバリヤ層としてもまた有用である。なぜなら、これらは通 常多くの化合物に対して低い透過性(permeability)を有するためである。すな わち、改善された特性を有しおよび/または低価格であるようなポリマーが望ま れている。 米国特許第5,162,484号は、脂肪族アミノ酸から製造されるサーモトロピック 液晶ポリ(エステル−アミド)を開示している。ここで記載する種類のポリマー から製造することに言及していない。 ヨーロッパ特許出願第372,627号は、脂肪族ポリアミドと芳香族ヒドロキシカ ルボン酸または芳香族アミノカルボン酸との反応により製造されるサーモトロピ ック液晶ポリ(エステル−アミド)を開示している。本明細書で記載する種類の ポリマーから製造することに言及していない。 発明の要旨 本発明は、以下の繰り返し単位から本質的になる液晶ポリ(エステル−アミド )に関する。 (i)10から50モル部の−R1NR2NR1−(I)、および50から90モ ル部の−OAr1O−(II)の合計100モル部; (ii)100モル部の−(O)CAr2C(O)−(III); (iii)50から200モル部の−OAr3C(O)−(IV);および (iv)0から100モル部の−OR3O(O)CAr4C(O)−(V); [式中: 各R1は独立して水素またはアルキルであり; R2はアルキレンまたは置換アルキレンであり、各々4から16の炭素原子を 含み; R3は−(CH2)n−であり、式中nは2から6であり;および Ar1、Ar2、Ar3およびAr4の各々は、独立してアリーレンである。] 本発明は、少なくともいくつかの繰り返し単位が脂肪族ジアミンから誘導され 、および少なくともいくつかの繰り返し単位が芳香族ジオールから誘導され、そ の際、前記芳香族ジオールは、脂肪酸とそれらとのエステルの形状で重合される 液晶ポリ(エステル−アミド)の製造方法であって、そこでの改良は、前記脂肪 族ジアミンを脂肪族ジアミンの固体誘導体の形状で重合容器に添加することであ り、その誘導体はそれ自身(1)重合可能、または(2)前記重合容器中で重合 可能な化合物に転換されることを含む。 請求の範囲および他の部分において、“独立して”という用語は、指示した部 分の完全に1つであるか、または指示した部分の混合であってもよい置換基を表 し;“本質的になる”という句は、請求項の組成物の基本的なおよび新規な特徴 に決定的に影響を与える成分を排除することを意味している。 発明の詳細 ここで記載する化合物または繰り返し単位は、以下のように定義される特定の 群(groupings)である。アリーレン基とは、少なくとも1つの芳香族炭素環式 環(aromatic carbocyclicring)および1以上の芳香環の異なる炭素原子につい ての2つのフリーな原子価を含むことを意味する。この基は1以上の芳香環を含 んでもよく、および1より多く環が存在する場合、それらは、ナフタレンでのよ うに接合されてもよく、ビフェニルでのように共有結合によって、またはジフェ ニルエーテルでのように2価の基によって連結されてもよい。1以上のアルキル 基といった不活性な基を芳香環に連結することもできる。6から20の炭素原子 を含むアリーレン基が好適である。 アルキレンとは、同一または異なる炭素原子に対して2つのフリーな原子価を 含む2価のアルカン群を意味する。置換アルキレンとは、アルキレン基が重合反 応または出発原料の安定性を妨害しない置換基を含むことを意味する。適当な置 換基としては、エーテルおよびアリールを含む。ここで特に言及しない限り、ア ルキル基はそれらの通常の意味であり、1から20の炭素原子を含むアルキル基 が好適である。 繰り返し単位(I)は形式的に脂肪族ジアミンから誘導され、繰り返し単位( II)は形式的に芳香族ジオールによって誘導され、繰り返し単位(III)は形式 的に芳香族ジカルボン酸から誘導され、繰り返し単位(IV)は形式的に芳香族ヒ ドロキシカルボン酸から誘導され、および繰り返し単位(V)(存在する場合) は、形式的に芳香族ジカルボン酸および脂肪族ジオールから誘導されるポリエス テルに由来する。“形式的に誘導される”とは、その単位が明らかに特定のモノ マーから誘導できる繰り返し単位であることを意味するが、ポリマーにおける繰 り返し単位それ自身が実際にそのモノマーから製造されても、または製造されな くてもよい。通常、繰り返し単位は、そのモノマーまたは容易に反応できる(重 合化において)それらの誘導体から製造される。 R1の両方が水素であることが好ましい。 8.前記p−フェニレンと前記2,6−ナフチルイルエンとの合計100モル部 のうち、前記p−フェニレンが20から70モル部であり、および前記2,6− ナフチルイルエンが30から80モル部であることを特徴とする請求項7に記載 の液晶ポリ(エステル−アミド)。 9.Ar3はp−フェニレンおよび2,6−ナフチルイルエンの1つまたは両方 であることを特徴とする請求項1に記載の液晶ポリ(エステル−アミド)。 10.Ar3はp−フェニレンであることを特徴とする請求項1に記載の液晶ポ リ(エステル−アミド)。 11.Ar4はp−フェニレンおよび2,6−ナフチルイルエンの1つまたは両 方であり、nが2であることを特徴とする請求項1に記載の液晶ポリ(エステル −アミド)。 12.両方のR1が水素であり;R2は−(CH2)m−であり、式中mは6であ るか、または−CH2CH(CH3)CH2CH2CH2−であり;Ar1はp−フェ ニレンおよび4,4’−ビフェニルイルエンの1つまたは両方であり;Ar2は p−フェニレンおよび2,6−ナフチルイルエンの1つまたは両方であり;Ar3 はp−フェニレンおよび2,6−ナフチルイルエンの1つまたは両方であり; Ar4はp−フェニレンおよび2,6−ナフチルイルエンの1つまたは両方であ り、nが2であることを特徴とする請求項1に記載の液晶ポリ(エステル−アミ ド)混合物。 13.Ar3がp−フェニレンであることを特徴とする請求項12に記載の液晶 ポリ(エステル−アミド)。 14.20から約60モル部の(V)が存在することを特徴とする請求項1に記 載の液晶ポリ(エステル−アミド)。 15.脂肪族ジアミンから誘導される少なくともいくつかの繰り返し単位、およ び芳香族ジオールから誘導される少なくともいくつかの繰り返し単位を含み、そ の際、前記芳香族ジオールは脂肪酸とそれらとのエステルの形状で重合される液 晶ポリ(エステル−アミド)の製造方法であって、前記製造方法は前記脂肪族ジ アミンを、それ自身重合可能な固体誘導体の形状でか、または重合容器中で重合 可能な化合物に転換される固体誘導体の形状でかのどちらかで、重合容器に添加 することを特徴とする製造方法。 16.前記固体誘導体がカルバメートまたはモノアミドあるいはジアミドである ことを特徴とする請求項15に記載の製造方法。 17.前記固体誘導体がカルバメートであることを特徴とする請求項15に記載 の製造方法。 18.前記固体誘導体がジアミドであることを特徴とする請求項15に記載の製 造方法。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 シトロン,ジョエル,デイヴィッド. アメリカ合衆国 19810 デラウェア州 ウィルミントン ファーンデイル ドライ ブ 2003 (72)発明者 ワゴナー,マリオン,グレン. アメリカ合衆国 19707 デラウェア州 ホッケシン セージウェイ ロード 36

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.以下の繰り返し単位から本質的になる液晶ポリ(エステル−アミド)であっ て: (i)10から50モル部の−R1NR2NR1−(I)、および50から90モル 部の−OAr1O−(II)の合計100モル部; (ii)100モル部の−(O)CAr2C(O)−(III); (iii)50から200モル部の−OAr3C(O)−(IV);および (iv)0から100モル部の−OR3O(O)CAr4C(O)−(V); [式中: 各R1は、独立して水素またはアルキルであり; R2は、アルキレンまたは置換アルキレンであり、各々4から16の炭素原子 を含み; R3は、−(CH2)n−であり、式中nは2から6であり;および Ar1、Ar2、Ar3およびAr4の各々は、独立してアリーレンである] ことを特徴とする液晶ポリ(エステル−アミド)。 2.両方のR1が水素であることを特徴とする請求項1に記載の液晶ポリ(エステ ル−アミド)。 3.R2が−(CH2)m−であり、式中mは4から16であるか;または−CH2 CH(CH3)CH2CH2CH2−であることを特徴とする請求項1に記載の液 晶ポリ(エステル−アミド)。 4.R2が−(CH2)m−であり、式中mは6であるか;または−CH2CH( CH3)CH2CH2CH2−であることを特徴とする請求項1に記載の液晶ポリ( エステル−アミド)。 5.Ar1はp−フェニレンおよび4,4’−ビフェニルイルエンの1つまたは 両方であることを特徴とする請求項1に記載の液晶ポリ(エステル−アミド)。 6.前記p−フェニレンと前記4,4’−ビフェニルイルエンとの合計100モ ル部のうち、前記p−フェニレンが20から80モル部であり、および前記4, 4’−ビフェニルイルエンが80から20モル部であることを特徴とする請求項 5に記載の液晶ポリ(エステル−アミド)。 7.Ar2はp−フェニレンおよび2,6−ナフチルイルエンの1つまたは両方 であることを特徴とする請求項1に記載の液晶ポリ(エステル−アミド)。 8.前記p−フェニレンと前記2,6−ナフチルイルエンとの合計100モル部 のうち、前記p−フェニレンが20から70モル部であり、および前記2,6− ナフチルイルエンが30から80モル部であることを特徴とする請求項7に記載 の液晶ポリ(エステル−アミド)。 9.Ar3はp−フェニレンおよび2,6−ナフチルイルエンの1つまたは両方 であることを特徴とする請求項1に記載の液晶ポリ(エステル−アミド)。 10.Ar3はp−フェニレンであることを特徴とする請求項1に記載の液晶ポ リ(エステル−アミド)。 11.Ar4はp−フェニレンおよび2,6−ナフチルイルエンの1つまたは両 方であり、nが2であることを特徴とする請求項1に記載の液晶ポリ(エステル −アミド)。 12.両方のR1が水素であり;R2は−(CH2)m−であり、式中mは6であ るか、または−CH2CH(CH3)CH2CH2CH2−であり;Ar1はp−フェ ニレンおよび4,4’−ビフェニルイルエンの1つまたは両方であり;Ar2は p−フェニレンおよび2,6−ナフチルイルエンの1つまたは両方であり;A r3はp−フェニレンおよび2,6−ナフチルイルエンの1つまたは両方であり ;Ar4はp−フェニレンおよび2,6−ナフチルイルエンの1つまたは両方で あり、nが2であることを特徴とする請求項1に記載の液晶ポリ(エステル−ア ミド)混合物。 13.Ar3がp−フェニレンであることを特徴とする請求項12に記載の液晶 ポリ(エステル−アミド)。 14.20から約60モル部の(V)が存在することを特徴とする請求項1に記 載の液晶ポリ(エステル−アミド)。 15.脂肪族ジアミンから誘導される少なくともいくつかの繰り返し単位、およ び芳香族ジオールから誘導される少なくともいくつかの繰り返し単位を含み、そ の際、前記芳香族ジオールは脂肪酸とそれらとのエステルの形状で重合される液 晶ポリ(エステル−アミド)の製造方法であって、前記脂肪族ジアミンを、それ 自身重合可能な固体誘導体の形状でか、または重合容器中で重合可能な化合物に 転換される固体誘導体の形状でかのどちらかで、重合容器に添加する改良工程を 含むことを特徴とする製造方法。 16.前記固体誘導体がカルバメートまたはモノアミドあるいはジアミドである ことを特徴とする請求項15に記載の製造方法。 17.前記固体誘導体がカルバメートであることを特徴とする請求項15に記載 の製造方法。 18.前記固体誘導体がジアミドであることを特徴とする請求項15に記載の製 造方法。 19.さらに脂肪族ジカルボン酸無水物を添加することを特徴とする請求項15 に記載の製造方法。 20.前記固体誘導体がポリアミドであることを特徴とする請求項15に記載の 製造方法。
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