JPH11512131A - Method for producing phenolic resin foam - Google Patents
Method for producing phenolic resin foamInfo
- Publication number
- JPH11512131A JPH11512131A JP9510368A JP51036897A JPH11512131A JP H11512131 A JPH11512131 A JP H11512131A JP 9510368 A JP9510368 A JP 9510368A JP 51036897 A JP51036897 A JP 51036897A JP H11512131 A JPH11512131 A JP H11512131A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- foam
- resole
- density
- blowing agent
- cps
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08J—WORKING-UP; GENERAL PROCESSES OF COMPOUNDING; AFTER-TREATMENT NOT COVERED BY SUBCLASSES C08B, C08C, C08F, C08G or C08H
- C08J9/00—Working-up of macromolecular substances to porous or cellular articles or materials; After-treatment thereof
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08J—WORKING-UP; GENERAL PROCESSES OF COMPOUNDING; AFTER-TREATMENT NOT COVERED BY SUBCLASSES C08B, C08C, C08F, C08G or C08H
- C08J9/00—Working-up of macromolecular substances to porous or cellular articles or materials; After-treatment thereof
- C08J9/04—Working-up of macromolecular substances to porous or cellular articles or materials; After-treatment thereof using blowing gases generated by a previously added blowing agent
- C08J9/12—Working-up of macromolecular substances to porous or cellular articles or materials; After-treatment thereof using blowing gases generated by a previously added blowing agent by a physical blowing agent
- C08J9/14—Working-up of macromolecular substances to porous or cellular articles or materials; After-treatment thereof using blowing gases generated by a previously added blowing agent by a physical blowing agent organic
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08J—WORKING-UP; GENERAL PROCESSES OF COMPOUNDING; AFTER-TREATMENT NOT COVERED BY SUBCLASSES C08B, C08C, C08F, C08G or C08H
- C08J2361/00—Characterised by the use of condensation polymers of aldehydes or ketones; Derivatives of such polymers
- C08J2361/04—Condensation polymers of aldehydes or ketones with phenols only
- C08J2361/06—Condensation polymers of aldehydes or ketones with phenols only of aldehydes with phenols
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Medicinal Chemistry (AREA)
- Polymers & Plastics (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Manufacture Of Porous Articles, And Recovery And Treatment Of Waste Products (AREA)
Abstract
(57)【要約】 本発明はレゾール樹脂からの低密度レゾールフォームの製造に関する。該レゾールフォームは1立方フィート当たり9.0ポンド(144.166kg/m3)あるいはこれより小さい密度を有し、ペンタンのようなハロゲンフリーの炭化水素発泡剤を用いて製造される。 (57) Abstract The present invention relates to the production of low density resole foam from resole resins. The resole foam has a density of 9.0 pounds per cubic foot (144.166 kg / m 3 ) or less and is manufactured using a halogen-free hydrocarbon blowing agent such as pentane.
Description
【発明の詳細な説明】 フェノール樹脂フォームの製造方法 技術分野 本発明は、優れた熱的性能、高い熱保持性、優れた防火性能を有する低密度フ ェノール樹脂フォームの製造方法に関する。本方法はオゾン非破壊性の発泡剤を 用いる。 背景 近年明らかとなった、クロロフルオロカーボン(CFC)および、より程度は 低いがそれらの置換体であるヒドロクロロフルオロカーボン(HCFC)による オゾン層に対する損傷、また温室効果ガスとしてのそれらの物質の活性は、発泡 体材料のための発泡剤としてのそれらの将来の存続性に問題を提起している。オ ゾン非破壊性ヒドロフルオロカーボン(HFC)の開発が進行中であるが、容認 できる特性を持った適切な候補が合理的なコストで得られるかどうかは疑問であ る。アルカンの不利な点はその熱伝導率がCFCよりも劣ることである。より高 いエネルギー効率を求める傾向が増大しているため、フォーム材料の断熱的役割 はますます重要となってきている。従って、断熱効果の低いガスでこれらの要求 に応えることはフォーム製造技術への重要な試みである。 フェノール樹脂フォームは長年断熱材料として用いられてきた。その良好な熱 的および経年熱的性能はよく知られている。独立気泡フェノール樹脂フォームは ウレタン、イソシアヌレート、およびポリスチレンフォームよりも長い時間発泡 剤ガスを保持し、空気の侵入が遅い。発泡剤ガスおよび大気に対するフェノール 樹脂フォームの低い透過性によって長い間熱伝導率が維持されることは、製品の 寿命にわたるより良い熱遮断性能を提供する。フェノール樹脂材料は他のタイプ のフォーム材料に比べて優れた防火性と低い発煙性を有することも知られている 。 発明の開示 我々はアルカン発泡剤でフェノール樹脂フォームを製造すると自己消炎性のレ ゾールフォームが生ずることを発見した。アルカン発泡剤はCFCおよびHCF Cよりも非常に高い燃焼性を有している。非可燃性発泡剤で作られた、現在製造 されている多くのフォームはそれ自体が可燃性であり、それらのフォームの発泡 剤にアルカンを用いることは、難燃添加物が存在しなければその可燃性を増大さ せる。 本発明は、高燃焼性発泡剤で低密度の断熱材料を製造する際に利用できる技術 の重要な改良である。フェノール樹脂マトリックスの低い透過性は発泡剤と空気 の双方に対する優れた障壁を提供し、非常に低い密度においても良好な熱的性能 を生み出す。これらの材料の防火性は同等の発泡剤で作られたウレタンフォーム よりはるかに優れている。 本発明の最良の実施形態 本方法は、(a)フリーのホルムアルデヒドをほとんど、あるいは実質的に含 まず、4から8%の水含量を有し、粘度が40℃で5,000cpsから40,000cps であ るフェノールホルムアルデヒドレゾール樹脂と、(b)発泡剤と、(c)界面活 性剤と、(d)触媒、の発泡組成物を提供し、その組成物を混合し発泡を開始さ せ、レゾールフォームを作り出し、そのレゾールフォームを硬化させて1立方フ ィートあたり0.5 から9.0 ポンド(8.01から144.166kg/m3)の密度とする工程を 含む。本方法により、高い粘度をもつフェノールホルムアルデヒド樹脂を発泡さ せ、そのフォームを非常に低い密度で硬化させることができる。 通常用いている発泡剤は、脂肪族および脂環式アルカンを含む炭化水素である 。好ましい発泡剤は、ペンタンを含む脂肪族アルカンである。好ましくは、脂肪 族アルカンは少なくとも4個、ただし7個より多くない炭素原子を含む。例えば ペンタン、ヘキサン、ヘプタン、イソブタンおよびイソペンタンがあげられる。 ペンテンおよびヘキセンのような不飽和炭化水素も含まれる。 少なくとも4個の、ただし7個より多くない炭素原子をもつ脂環式炭化水素は 飽和であっても不飽和であっても良い。飽和脂環式炭化水素の例としては、シク ロペンタン、メチルシクロペンタン、シクロヘキサン、およびメチルシクロヘキ サンがあげられる。不飽和脂環式炭化水素の例としては、シクロペンテン、シク ロヘキセン、および1,3-シクロヘキサジエンがあげられる。 好ましくはないが、シクロペンタンとアセトンとのような混合物も用いること ができる。ハロゲンフリーの炭化水素とCFCおよびHCFCの混合物はレゾー ルフォーム以外のフォーム用に示唆されているが、我々はレゾールフォームのた めの発泡剤がCFCおよびHCFCフリーであるのが良いと考えている。 本フォームは、フェノールのホルムアルデヒドに対する従来の初期モル比、こ の場合は1:1 から1:4.5 、好ましくは1:1.5 から1:2.5 、を用いて作られたレゾ ールから調製される。高いモル比の材料は、実質的にフェノールフリーであって 、初期の高いフリーのホルムアルデヒド含量を低下させるためにホルムアルデヒ ド共反応物あるいはスカベンジャーで処理しうる樹脂の基となる。 この樹脂は、樹脂のフリーの水含量を低下させるために濃縮される。レゾール フォーム製造のために用いられる典型的な樹脂は、4,000 から40,000cps のオー ダーの粘度を有し、フリーの水含量が4−8%である。しかしながら、本発明に 従って高い粘度の樹脂からフェノール樹脂フォームを製造する間、利用される樹 脂は40℃で5,000 から20,000cps のオーダーの粘度を有することが望ましいで あろう。 発泡性レゾール混合物(樹脂、界面活性剤、発泡剤、触媒)はバッチまたは連 続プロセスに分けることができる。バッチプロセスでは、発泡性混合物は80℃ に予熱した金型に注がれ、密閉され、80℃の炉で20分間硬化させられる。金 型から取り出された後、フォームはさらに80℃で2時間硬化させられる。 連続プロセスでは発泡性組成物は等間隔に置かれたチューブとノズルから移動 する担体シート上に分配される。フォームの泡の平行なラインは、泡が広がって 連続シートを形成するように結びつき、約80℃のコンベヤーオーブンを通って 移動する。その板は更に硬化させるため独立した炉に移される。硬化したレゾー ルフォームは1立方フィート当たり0.5 から9.0 ポンド(8.01 から144.166 kg/ m3)の密度を有する。 実施例1−レゾールの調製 上記フォームの製造に用いたレゾール樹脂は、52%ホルムアルデヒドおよび 99%フェノールを使用し、ホルムアルデヒド:フェノール(F/P)のモル比 2.3:1 とした。反応は、50%苛性溶液を用い、高温で、アルカリ条件下で行っ た。樹脂のオストワルド粘度が62cst (25℃で測定)に達したとき、反応物 を冷却し50%芳香族スルホン酸水溶液で中和した。残留ホルムアルデヒドの7 7モル%で、ホルムアルデヒドのスカベンジャーとして尿素を加えた。水含有量 を約30%から4−8%へ低減するため、樹脂を薄膜型蒸発缶に通した。樹脂の 最終粘度は4,000-12,000cps(40℃で測定)であった。 実施例2−レゾールフォームの調製 実施例1に従って調製された、ホルムアルデヒド/フェノール比が2.3 であり 、7%の水を含有し、40℃で5,200cpsの粘度を持つフェノールレゾール47.75g を取り、それをエトキシル化アルキルフェノール、Harfoam PI(Huntsman Chemi cal Co.)とエチレンオキシド−プロピレンオキシドブロック共重合体Pluroni c F127(BASF)との1:1(w:w)配合界面活性剤2.25g と混合した。カップ 中のその混合物に、撹拌しながら4.5gのn−ペンタンを加えた。この混合物をn −ペンタンがレゾールと界面活性剤の中へ完全に分散するまで撹拌した。次に、 撹拌しながら、トルエンスルホン酸およびキシレンスルホン酸、ジエチレングリ コールおよびレゾルシノールの配合物からなる触媒5gを素早く加えた。次にカ ップの内容物を8x8x2in3(203x203x51mm3)の容積の、75℃に予熱した長方 形のスチール金型に移した。金型を密閉し、75℃に予熱した炉の中に置いた。 20分後、フォームを金型から出し、さらに70℃で3時間硬化させた。結果と して得られたフォームの性質を表1に示した。フォームは1.54pcf(24.668kg/m3) の密度を有し、0.145 Btu.in/hft2 °F (0.021w/m.K)の熱伝導率を有していた。 室温で200日の老化の後、熱伝導率は0.164 Btu.in/hft2 °F(0.024w/m.K) であることが分かった。フォームの試料を実験室用ブンゼンバーナーの上に置い た。バーナーの炎から外すと、フォームの炎は消えた。 実施例3−レゾールフォームの調製 実施例1のレゾール38.0gを実施例2の界面活性剤1.7gと配合した。これに5.1 g のn−ペンタンを加え、ペンタンが均一に分散するまで撹拌した。撹拌しなが ら実施例2の触媒物質5g をその配合物に手早く加えた。その結果得られる配合 物を実施例2のように70℃に予熱した金型に移した。その金型を70℃の炉の 中に20分間置き、型から取り出し、さらに70℃で3時間硬化させた。フォー ムは1.12pcf(17.941 kg/m3)の密度をもち、0.154 Btu.in/hft2 °F (0.022 w/m .K)の初期熱伝導率を有し、室温200日間の老化後では0.166Btu.in/hft2 °F (0.024w/m.K)の熱伝導率を有していた。 実施例4−レゾールフォームの調製 実施例1のレゾールと全体の3.5 %の割合になる実施例2の界面活性剤との配 合物30g を、質量にして2%のパーフルオロアルカン(3M performance fluid 5050)を含む5.0gのn−ペンタンと配合した。撹拌しながらこれに素早くの実施 例2の触媒5.0gを加えた。その結果得られた混合物を実施例2に記載したように 80℃に予熱したスチール金型に移し、次にその金型を80℃に予熱した炉に移 した。20分後、フォームを金型から外し、そのフォームをさらに80℃で2時 間硬化させた。フォームは0.87pcf(13.94 kg/m3)の密度があり、0.171 Btu.in /hft2 °F(0.025 w/m.K)の熱伝導率を有していた。 実施例5−フォームの調製(対照) Alkapol SOR 490(Rhone Poulenc)の20g を4g のn−ペンタンと配合した 。この配合物に20g のMondurMR(Mobay)を加えた。その混合物を完全に混合し た。次にその混合物を撹拌しながら4滴のDabcoT9(Air Products)を加えた。次 にその混合物をカップからアルミニウムホイルの平らなシートに移し硬化させた 。 そのフォームの試料をブンゼンバーナーの炎の中に置いた。外してもフォーム は激しく燃え続けた。 1 X =材料物質は消火した O=材料物質は燃え続けた 表1は低密度レゾールフォームを非オゾン破壊性アルカン発泡剤で製造するこ とができることを示している。初期熱伝導率および200日後の熱的性能はいず れも優れており、低密度レゾールフォームの高い熱効率の例証となる。さらに、 表1に示すように、実施例2におけるフォームは優れた耐炎性を有しており、火 炎源から外すと火が消えたが、比較する実施例5では硬質ポリイソシアヌレート フォームは炎から外しても燃え続けた。Description: TECHNICAL FIELD The present invention relates to a method for producing a low-density phenolic resin foam having excellent thermal performance, high heat retention, and excellent fire prevention performance. The method uses a non-ozone-depleting blowing agent. BACKGROUND The damage to the ozone layer by chlorofluorocarbons (CFCs) and to a lesser extent their hydrochlorofluorocarbons (HCFCs), and the activity of those substances as greenhouse gases, which have recently become apparent, are: It poses a problem for their future viability as blowing agents for foam materials. While the development of non-ozone-depleting hydrofluorocarbons (HFCs) is ongoing, it is questionable whether suitable candidates with acceptable properties can be obtained at a reasonable cost. A disadvantage of alkanes is that their thermal conductivity is inferior to CFCs. With the increasing trend for higher energy efficiency, the insulating role of foam materials is becoming increasingly important. Thus, meeting these demands with a gas having a low heat insulating effect is an important attempt for foam manufacturing technology. Phenolic resin foam has been used as an insulating material for many years. Its good thermal and aging thermal performance is well known. Closed cell phenolic foam retains blowing agent gas for a longer period of time than urethane, isocyanurate, and polystyrene foams, and has less air ingress. Maintaining thermal conductivity for a long time due to the low permeability of the phenolic foam to the blowing agent gas and atmosphere provides better thermal barrier performance over the life of the product. Phenolic resin materials are also known to have superior fire protection and lower smoke emission properties than other types of foam materials. DISCLOSURE OF THE INVENTION We have discovered that the production of phenolic foams with alkane blowing agents results in self-extinguishing resole foams. Alkane blowing agents have much higher flammability than CFC and HCFC. Many foams currently manufactured, made with non-flammable blowing agents, are themselves flammable, and the use of alkanes in the blowing agent of those foams is not possible in the absence of flame retardant additives. Increases flammability. The present invention is a significant improvement in the technology available in producing low density insulation materials with high flammability blowing agents. The low permeability of the phenolic resin matrix provides an excellent barrier to both blowing agent and air and produces good thermal performance even at very low densities. The fire protection of these materials is much better than urethane foam made with comparable blowing agents. BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION The method comprises the steps of: (a) containing little or substantially no free formaldehyde, having a water content of 4 to 8%, and having a viscosity of 5,000 to 40,000 cps at 40 ° C. Providing a foaming composition of a phenol formaldehyde resole resin, (b) a foaming agent, (c) a surfactant, and (d) a catalyst, mixing the composition and starting foaming to produce a resol foam; Curing the resole foam to a density of 0.5 to 9.0 pounds per cubic foot (8.01 to 144.166 kg / m 3 ). By this method, a phenol formaldehyde resin having a high viscosity can be foamed and the foam can be cured at a very low density. Commonly used blowing agents are hydrocarbons, including aliphatic and cycloaliphatic alkanes. Preferred blowing agents are aliphatic alkanes, including pentane. Preferably, the aliphatic alkane contains at least 4, but no more than 7, carbon atoms. For example, pentane, hexane, heptane, isobutane and isopentane. Also included are unsaturated hydrocarbons such as pentene and hexene. Cycloaliphatic hydrocarbons having at least 4, but not more than 7, carbon atoms may be saturated or unsaturated. Examples of saturated alicyclic hydrocarbons include cyclopentane, methylcyclopentane, cyclohexane, and methylcyclohexane. Examples of unsaturated alicyclic hydrocarbons include cyclopentene, cyclohexene, and 1,3-cyclohexadiene. Although not preferred, mixtures such as cyclopentane and acetone can also be used. Although mixtures of halogen free hydrocarbons with CFCs and HCFCs have been suggested for foams other than resole foams, we believe that the blowing agent for resole foams should be CFC and HCFC free. The foam is prepared from a resole made using a conventional initial molar ratio of phenol to formaldehyde, in this case 1: 1 to 1: 4.5, preferably 1: 1.5 to 1: 2.5. High molar ratio materials are based on resins that are substantially phenol free and can be treated with formaldehyde co-reactants or scavengers to reduce the initial high free formaldehyde content. The resin is concentrated to reduce the free water content of the resin. Typical resins used for resol foam production have viscosities on the order of 4,000 to 40,000 cps and a free water content of 4-8%. However, during the production of phenolic foams from high viscosity resins according to the present invention, it may be desirable for the resin utilized to have a viscosity at 40 ° C. on the order of 5,000 to 20,000 cps. The effervescent resole mixture (resin, surfactant, blowing agent, catalyst) can be divided into a batch or continuous process. In a batch process, the foamable mixture is poured into a mold preheated to 80 ° C, sealed, and cured in an 80 ° C oven for 20 minutes. After removal from the mold, the foam is further cured at 80 ° C. for 2 hours. In a continuous process, the foamable composition is dispensed onto a carrier sheet moving from equally spaced tubes and nozzles. The parallel lines of foam in the foam tie so that the foam spreads to form a continuous sheet and travels through a conveyor oven at about 80 ° C. The plate is transferred to a separate oven for further curing. The cured resole foam has a density of 0.5 to 9.0 pounds per cubic foot (8.01 to 144.166 kg / m 3 ). Example 1-Preparation of resole The resole resin used in the production of the above foam used 52% formaldehyde and 99% phenol with a formaldehyde: phenol (F / P) molar ratio of 2.3: 1. The reaction was carried out at high temperature under alkaline conditions using a 50% caustic solution. When the Ostwald viscosity of the resin reached 62 cst (measured at 25 ° C.), the reaction was cooled and neutralized with 50% aqueous aromatic sulfonic acid. Urea was added as a formaldehyde scavenger at 77 mole% of the residual formaldehyde. The resin was passed through a thin film evaporator to reduce the water content from about 30% to 4-8%. The final viscosity of the resin was 4,000-12,000 cps (measured at 40 ° C.). Example 2-Preparation of resole foam Take 47.75 g of a phenol resole, prepared according to Example 1, having a formaldehyde / phenol ratio of 2.3, containing 7% water and having a viscosity of 5,200 cps at 40 ° C. Was mixed with 2.25 g of a 1: 1 (w: w) blended surfactant of an ethoxylated alkylphenol, Harfoam PI (Huntsman Chemical Co.) and an ethylene oxide-propylene oxide block copolymer Pluronic F127 (BASF). To the mixture in the cup was added with stirring 4.5 g of n-pentane. The mixture was stirred until the n-pentane was completely dispersed in the resol and the surfactant. Then, while stirring, 5 g of a catalyst consisting of a blend of toluenesulfonic acid and xylenesulfonic acid, diethylene glycol and resorcinol were quickly added. The volume of then 8X8x2in 3 the contents of the cup (203x203x51mm 3), was transferred to a rectangular steel mold preheated to 75 ° C.. The mold was sealed and placed in a furnace preheated to 75 ° C. After 20 minutes, the foam was removed from the mold and further cured at 70 ° C. for 3 hours. The properties of the resulting foam are shown in Table 1. The foam had a density of 1.54 pcf (24.668 kg / m 3 ) and a thermal conductivity of 0.145 Btu.in/hft 2 ° F (0.021 w / mK). After 200 days of aging at room temperature, the thermal conductivity was found to be 0.164 Btu.in/hft 2 ° F (0.024w / mK). A sample of the foam was placed on a laboratory Bunsen burner. When removed from the burner flame, the foam flame disappeared. Example 3 Preparation of Resol Foam 38.0 g of the resol of Example 1 was blended with 1.7 g of the surfactant of Example 2. To this was added 5.1 g of n-pentane and stirred until the pentane was uniformly dispersed. With stirring, 5 g of the catalytic material of Example 2 was quickly added to the formulation. The resulting formulation was transferred to a mold preheated to 70 ° C as in Example 2. The mold was placed in a 70 ° C. oven for 20 minutes, removed from the mold, and further cured at 70 ° C. for 3 hours. The foam has a density of 1.12 pcf (17.941 kg / m 3 ), an initial thermal conductivity of 0.154 Btu.in/hft 2 ° F (0.022 w / m.K), and 0.166 after aging at room temperature for 200 days. Btu.in/hft had a thermal conductivity of 2 ° F (0.024w / mK). Example 4-Preparation of resole foam 30 g of a blend of the resole of Example 1 and the surfactant of Example 2 in a proportion of 3.5% of the total weight were mixed with 2% by weight of a perfluoroalkane (3M performance fluid 5050). )) And 5.0 g of n-pentane. To this was added 5.0 g of the quick catalyst of Example 2 with stirring. The resulting mixture was transferred to a steel mold preheated to 80 ° C as described in Example 2, and then the mold was transferred to a furnace preheated to 80 ° C. After 20 minutes, the foam was removed from the mold and the foam was further cured at 80 ° C. for 2 hours. The foam had a density of 0.87 pcf (13.94 kg / m 3 ) and had a thermal conductivity of 0.171 Btu.in/hft 2 ° F (0.025 w / mK). Example 5-Preparation of foam (control) 20 g of Alkapol SOR 490 (Rhone Poulenc) were blended with 4 g of n-pentane. To this formulation was added 20 g of MondurMR (Mobay). The mixture was mixed thoroughly. Then the mixture was stirred while 4 drops of DabcoT9 (Air Products) were added. The mixture was then transferred from the cup to a flat sheet of aluminum foil and allowed to cure. A sample of the foam was placed in a Bunsen burner flame. The foam continued to burn violently when removed. 1 X = Material has extinguished O = Material has continued to burn Table 1 shows that low density resole foam can be made with a non-ozonant alkane blowing agent. Both the initial thermal conductivity and the thermal performance after 200 days are excellent, demonstrating the high thermal efficiency of the low density resole foam. Further, as shown in Table 1, the foam in Example 2 has excellent flame resistance, and the fire was extinguished when the foam was removed from the flame source. I continued to burn when I took it off.
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ウィルソン ジェニファー エム アメリカ合衆国 オハイオ州 43081 ウ ェスターヴィル ステープルチェイス 5389────────────────────────────────────────────────── ─── Continuation of front page (72) Inventor Wilson Jennifer M United States Ohio 43081 C Estherville Staple Chase 5389
Claims (1)
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US52012295A | 1995-08-28 | 1995-08-28 | |
US08/520,122 | 1995-08-28 | ||
PCT/US1996/013387 WO1997008230A1 (en) | 1995-08-28 | 1996-08-19 | Process for producing phenolic foams |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11512131A true JPH11512131A (en) | 1999-10-19 |
Family
ID=24071296
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9510368A Pending JPH11512131A (en) | 1995-08-28 | 1996-08-19 | Method for producing phenolic resin foam |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11512131A (en) |
KR (1) | KR19990044126A (en) |
AU (1) | AU6778596A (en) |
WO (1) | WO1997008230A1 (en) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002338784A (en) * | 2001-05-18 | 2002-11-27 | Asahi Organic Chem Ind Co Ltd | Expandable phenolic resol resin composition |
WO2010053093A1 (en) | 2008-11-07 | 2010-05-14 | 旭化成建材株式会社 | Expandable phenolic resin composition, phenolic resin foam, and process for producing the phenolic resin foam |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
AU7270598A (en) * | 1997-05-02 | 1998-11-27 | Jiffy Foam, Incorporated | Method for making a closed-cell phenolic resin foam |
AU8888698A (en) * | 1997-09-03 | 1999-03-22 | Asahi Kasei Kogyo Kabushiki Kaisha | Phenolic resin foam |
US6492432B1 (en) | 1999-11-09 | 2002-12-10 | American Foam Technologies, Inc. | Novolac-epoxy resin foam, foamable composition for making novolac-epoxy resin foam and method of making novolac-epoxy resin foam |
GB2575988B (en) | 2018-07-30 | 2020-07-22 | Kingspan Holdings Irl Ltd | Phenolic foam and method of manufacture thereof |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4303758A (en) * | 1976-06-07 | 1981-12-01 | Gusmer Frederick E | Method of preparing closed cell phenol-aldehyde foam and the closed cell foam thus prepared |
US4216295A (en) * | 1976-12-20 | 1980-08-05 | Monsanto Company | Foamable resole resin composition |
US4207400A (en) * | 1977-11-16 | 1980-06-10 | Monsanto Company | Foamable resole resin composition |
US4207401A (en) * | 1978-06-05 | 1980-06-10 | Monsanto Company | Foamable resole resin composition |
-
1996
- 1996-08-19 JP JP9510368A patent/JPH11512131A/en active Pending
- 1996-08-19 WO PCT/US1996/013387 patent/WO1997008230A1/en not_active Application Discontinuation
- 1996-08-19 AU AU67785/96A patent/AU6778596A/en not_active Abandoned
- 1996-08-19 KR KR1019980701359A patent/KR19990044126A/en not_active Application Discontinuation
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002338784A (en) * | 2001-05-18 | 2002-11-27 | Asahi Organic Chem Ind Co Ltd | Expandable phenolic resol resin composition |
JP4601855B2 (en) * | 2001-05-18 | 2010-12-22 | 旭有機材工業株式会社 | Foamable phenolic resole resin composition |
WO2010053093A1 (en) | 2008-11-07 | 2010-05-14 | 旭化成建材株式会社 | Expandable phenolic resin composition, phenolic resin foam, and process for producing the phenolic resin foam |
KR101335849B1 (en) * | 2008-11-07 | 2013-12-02 | 아사히 가세이 겐자이 가부시키가이샤 | Expandable phenolic resin composition, phenolic resin foam, and process for producing the phenolic resin foam |
US9120904B2 (en) | 2008-11-07 | 2015-09-01 | Asahi Kasei Contruction Materials Corporation | Expandable phenolic resin composition, phenolic resin foam, and method for producing the phenolic resin foam |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
AU6778596A (en) | 1997-03-19 |
KR19990044126A (en) | 1999-06-25 |
WO1997008230A1 (en) | 1997-03-06 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3813062B2 (en) | Phenolic foam | |
JP2009293033A (en) | Phenolic resin foam | |
EP0183105A2 (en) | Closed cell phenolic foam | |
JPH11512131A (en) | Method for producing phenolic resin foam | |
US5786398A (en) | Manufacture of insulating foams containing film forming additives | |
EP0764185B1 (en) | Process for producing phenolic foam | |
JP4041166B2 (en) | Production of non-chlorofluorocarbon cellular resol foams using perfluorinated ethers | |
US6746759B2 (en) | Cellular plastic material based on phenolic resin | |
US5407963A (en) | Non-CFC foam produced using blended surfactants | |
JP3681307B2 (en) | Method for producing phenolic resin foam | |
JP2005500970A (en) | Elastic inorganic foam | |
JP2007131803A (en) | Method for producing phenolic resin foam | |
JPH11172033A (en) | Phenol foam | |
JP4868653B2 (en) | Phenolic resin foam | |
EP1222228B1 (en) | Cellular plastic material based on phenolic resin | |
RU2439097C2 (en) | Modified and expandable materials and method of such materials manufacture | |
CA2191615C (en) | Non-cfc foam produced using perfluoroalkanes | |
JP2007131801A (en) | Method for producing phenolic resin foam | |
JP6163602B1 (en) | Phenol resin foam and method for producing phenol resin foam | |
JP2002309031A (en) | Phenol resin foam for fine foam | |
JPH11140217A (en) | Phenolic foam | |
JPH03106947A (en) | Production of phenolic rein foam | |
IE83660B1 (en) | Cellular plastic material |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050125 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050117 |
|
A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20050425 |
|
A602 | Written permission of extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602 Effective date: 20050613 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20050721 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20050920 |