JPH11511556A - 燃料キャップ漏れテスター - Google Patents

燃料キャップ漏れテスター

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JPH11511556A
JPH11511556A JP9510373A JP51037397A JPH11511556A JP H11511556 A JPH11511556 A JP H11511556A JP 9510373 A JP9510373 A JP 9510373A JP 51037397 A JP51037397 A JP 51037397A JP H11511556 A JPH11511556 A JP H11511556A
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ハリス、ロバート、エス
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Abstract

(57)【要約】 第1(162、160、164)および第2(166、130、126)通路を含む、燃料キャップ漏れテスターで、これらの通路は、圧力源を受け入れる入り口(180)に接続された、同一の絞り(156、158)を有する。絞り(154)が、第1通路(162、160、164)の出口(164)に配されている。そして被験キャップ(128)は、第2通路(166、130、126)の出口(126)に配されている。インジケーター(120)が、第1通路(162、160、164)の入り口絞り(156)と出口絞り(154)の間と、第2通路(166、130、126)の入り口絞り(158)と出口(126)の間に、接続されて、出口(126)内のキャップ(128)の出口での漏れ(129)が、もう一方の出口絞り(154)の流速より高いか低いかを、表示する。この出口絞り(154)は、望ましい規格に設定されている。

Description

【発明の詳細な説明】 燃料キャップ漏れテスター 発明の背景および概要 本発明は、広くは燃料キャップに関する。詳しくは、燃料キャップの漏れレベ ルテスト分野のシステムに関する。さらに詳しくは本発明は、ポータブルな燃料 キャップ漏れテスターで、自動車燃料タンクの補給孔の密閉栓となる燃料キャッ プの漏れ速度が、特定化された、受け入れ可能範囲内の最大燃料キャップ漏れ速 度以下に、収まっているかどうかを、技能者が判断できるようになっているテス ターに関する。 多くの州で行われている、インユースメンテナンス(In-Use Maintenance;I/ M)規制では、年ごとの車両検査の一部として、燃料システム、液漏れおよびベ ーパー漏れの、検査、診断、および修理が必要となっている。さらに詳しくは、 テストすべき事柄が、I/M240規制で規定されている。このようなテストを行 うには、普通、テスターにより、被験システムに圧力をかけ、圧力の減衰速度を 計り、合格(パス)か不合格(フェイル)かを判定する。この方法によると、その 精度は、大気圧および他の変数に応じて変動し、漏れが少量の場合かなり長時間 を要する。システムの漏れをテストできる従来技術の一例として、スタントマニ ュファクチャリング(Stant Manufacturing)社に譲渡された、ロバートS.ハリ ス(Robert S.Harris)による、USP4、497、290に、開示されたシステ ムがある。また、ポルカーロ(Porcaro)らによる、USP5、323、640に、 開示された自動車燃料キャップの自動テスティング装置もある。 漏れの源となっている場合に、もっとも単純で安価なシステムの一部として取 り換え可能な部分は、燃料キャップである。このシステムテストでは、テスター は燃料キャップが挿入される補給孔に接続されているため、漏れの源を別にして 離すのではなく、また、燃料キャップは外されることになっている。したがって 、必要な基準や仕様に合致しているかどうかを判定するには、システムとは別に 燃料キャップをテストしなければならない。さらに、自動車燃料キャップの自動 テスティングを行うためのものが、ポルカーロ(Porcaro)らによる、USP5、3 23、640に、開示されている。 発明の概要 したがって本発明の目的は、燃料キャップ漏れテスターを提供することである 。 本発明の別の目的は、ポータブルな燃料キャップ漏れテスターを提供すること である。 本発明のさらに別の目的は、合格か不合格かを示す、安価な燃料キャップ漏れ テスターを提供することである。 本発明のまた別の目的は、合格か不合格かに基づいた迅速なテストが行える、 燃料キャップ漏れテスターを提供することである。 本発明のさらにまた別の目的は、広い範囲のテスト条件のもとで、精度高く行 える、迅速テスターを提供することである。 これらの目的は、本発明により達成される。本発明では、第1および第2通路 が設けられており、それらの通路には、空気のような流動体を加圧する源を受け 入れるための入り口に、それぞれ同一の絞りが接続されて備わっている。また、 第1通路の出口にも絞りが配されており、被験キャップは第2通路の出口に配さ れるようになっている。第1通路出口の絞りは、望ましい漏れ速度基準に設定さ れる。第1および第2通路の等しい流量絞りによって、これら通路のうちの一方 の通路において、空気流速が高まるにしたがって、その通路の空気圧力は低下す る。つまり、ひとつの通路において流速はその通路の圧力に逆比例する。 インジケーターが、第1通路の入口と出口絞りの間、および第2通路の入り口 絞りと出口の間とに、接続されて、キャップを内部で受け止める出口での漏れが 、第1通路の出口に配された絞りの流速より、高いか低いかを示すようになって いる。被験キャップの漏れが受け入れ可能範囲を越えるほど高く、テストに不合 格の場合、インジケーターは、基準化された第1通路内の加圧された空気の流速 が、キャップ受け入れ側の第2通路内の加圧された空気の流速より低いことを、 示す。被験キャップが漏れゼロであること、もしくは受け入れ可能範囲内で十分 低く、テストに合格の場合、インジケーターは、基準化された第1通路内の加圧 された空気の流速が、キャップ受け入れ側の第2通路内の加圧された空気の流速 より高いことを、示す。 インジケーターは、第1通路に接続された脚部と、第2通路に接合された別の 脚部を有した、U字型のマノメータである。あるいは、インジケーターは、空気 圧差圧ゲージでもよく、あるいは、電気差圧ゲージでもよい。入り口バルブが設 けられ、圧力源を、第1通路および第2通路と、接続したり切り離したりするこ とによって、テストを開始させたり終了させたりする。電気差圧ゲージを用いる 場合、圧力ゲージを作動あるいは停止させるためのスイッチは、テストを開始さ せたり終了させたりするためのバルブ操作と、同調して操作される。インジケー ターは、定量的あるいは定性的に、テスト結果を表示する。圧力源にはリザーバ ーが含まれるが、このリザーバーはポンプによって満たされ、さらに、このポン プは手動操作されもしくはバッテリー駆動される。 好適な実施例によれば、燃料キャップ漏れテスターは、検査を行う技能者によ って操作されるように作られており、この検査では、被験燃料キャップの漏れが 特定漏れ速度と等しいあるいは少なくて受け入れ可能であるか、もしくは、最大 特定化されたものより多くて修理もしくは取り換えるべき破損品であるかどうか を、判定するようになっている。本明細書では、各テストにおいて、被験キャッ プの実際の漏れ流速を検知するために空気圧力を測定し、設定マスターオリフィ スの流速と比較している。 このテスターは、内蔵式で、ポジティブ合格−不合格表示を提供でき、外部に インプットをなんら設ける必要がない。テスターはさらに、有色のLED(発行ダ イオード)信号で、テストステータスを、視覚的に表示する。提供される信号は 、”テスト準備完了”、”合格”、”不合格”、および”低バッテリー”である 。またテスターは、技能者がテスターに取り付けられたテストボタンを押すこと によって、キャップ設置を信号で通信した後、最大15秒間のあいだに、テステ ィングシーケンスをポジティブ合格−不合格表示に至るまで、完了するように作 られている。 このテスターはポータブルでしかも軽量である。ループタイプの肩ひもが、テ スター持ち運び用につけられている。較正に影響するような(すなわちマスター オリフィスに影響するような)テスターの全構成要素は、いたずらされないよう に、隠されて配されている。テスターのこのような操作部品に触れるカバープレ ートやハウジングは、取り除くには特別の道具(簡単には入手できない)が必要 となる、いたずらよけの固定具で、取り付けられている。 テスターは空気リザーバーを加圧できる手動操作ポンプが備えられている。こ のポンプは一方向出口チェックバルブがついている。このバルブは、停止してい るテスターで、空気リザーバーを完全に満たした後、そのリザーバー中の圧力を 最低テストレベルに1分間保持させる。テスターにはまた、最大リザーバー圧力 を特定レベルにコントロールする、オーバー圧力レギュレーターが設けられてい る。 被験キャップの合格/不合格特性は、被験キャップと、特定のテスト圧力での 定格流量を有するマスターオリフィスとの、流量比較で、判定される。テスター にはオペレーターがコントロールするテスト作動スイッチが設けられて、このス イッチにより空気リザーバーから空気圧回路にテスト空気を供給する。テスト作 動スイッチは、通常はオフになっており、テストに際して技能者はスイッチを作 動しなければならない。 テスターはリザーバー圧力を検知して、空気リザーバー圧力がテストパラメー タの範囲内にあるときは、テスト準備完了インジケーターを光らせる。テスター に搭載されている圧力ディテクターは、テスターに搭載されている動作−作動オ ン/オフスイッチの操作に応じて、技能者がこのテスターを持ち上げるたびに、 自動的に作動する。技能者がテスト作動スイッチボタンを押すと、テスターは、 空気圧回路の圧力を監視し、マスターオリフィスが設定テスト圧力にあるときに 、合格/不合格漏れ(流量)比較を行い、不合格か合格かいずれかのインジケー ターを光らせる。合格か不合格かのインジケータは10秒間維持される。テスト が開始されても、空気圧回路圧力が適性でないとき、テスター回路は18秒経過 するまで監視を続ける。そして合格と不合格のライトを2秒間繰り返して試験し て、それからテスト準備未完了に戻る。 本発明の他の目的、特徴、そして利点は、本発明を実施する現時点で考えられ る最良の態様を具体化した、好適な実施例についての、以下に示した詳細な説明 を考慮することによって、当業者であれば、容易に明らかとなろう。 図面の簡単な説明 詳細な説明は、添付図面を参照する。これら図面中、 第1図は、本発明の原理をなす、マノメーターインジケーターを用いた、燃料 キャップ漏れテスターの図であり; 第2図は、第1図に類似の図であり、キャップが不合格となった場合の、第1 図のマノメーター内の液レベルを示すものであり; 第3図は、第1および2図に類似の図であり、キャップが合格の場合の、第1 図のマノメーター内の液レベルを示すものであり; 第4図は、本発明の原理をなす、電子インジケーターを用いた、燃料キャップ 漏れテスターの概略図であり; 第5図は、第4図の概略図の変更例を用いた、燃料キャップ漏れテスターの態 様の展開図であり; 第6図は、第5図の燃料キャップ漏れテスターで、被験キャップが、燃料キャ ップ漏れテスター内の燃料キャップアダプターに組み込まれ挿入されたときの図 であり; 第7図は、本発明にかかわる現時点での好適な実施例における燃料キャップ漏 れテスターにおける、被験キャップとその被験キャップを受けるキャップベース を含む燃料キャップ漏れテスター、テスターハウジングを含むテスターユニット 、テスターハウジングの一端に固定されたポンプハンドル、テスターハウジング の反対側のベース端部に固定されたテストアクチュエータ用のプッシュボタン、 「テスト準備完了」、「合格」、「不合格」、そして「低バッテリー」信号ライ トを含むテスターハウジング上の電子モジュール、テスターハウジングに取り付 けられた肩ひも、そしてテスターハウジングのベース端部とキャップベースの間 に延びる加圧された空気の供給ホースを示し; 第8aからf図は、燃料キャップ漏れテスターの、テスターの種々の操作段階に おける、空気流の概略図であり; 第8a図は、(1)被験キャップのキャップベースへの設置、(2)ポンプ周 りのテスターハウジング内に形成された大きなリザーバーチャンバー内に、空気 を 加圧するためのポンプの使用、および(3)テスターハウジング上に固定された 電子モジュール内に配置された、動作−作動テスターのオン/オフスイッチの作 用に、先立つ最初の段階のテスターを示した概略図であり; 第8b図は、第8a図に類似した図であり、被験キャップのキャップベースへの 設置、燃料キャップ漏れテスターを作動させるための、動作−作動テスターのオ ン/オフスイッチの閉鎖、そしてテスターハウジング内のリザーバーチャンバー への、テストが開始される前に達しなければならない最低圧力より低い圧力まで の加圧を示し; 第8c図は、第8aおよびb図に類似した図であり、リザーバーチャンバー内空 気圧力を、被験キャップに対して漏れテストを実施するために必要となる、特定 化された、テスト準備完了状態における最低圧力まで、さらに加圧させるための ポンプの操作、リザーバーチャンバー内のテスト可能圧力に達したことを意味す る、差圧変換器を含むリザーバー圧力ディテクターからの信号に応じた、電子モ ジュール上でのテスト準備完了信号ライト”R”の点灯、そしてリザーバーチャ ンバー内の受け入れ可能な圧力レベルを維持するための、圧力逃し弁”R/V”を 介した、リザーバーチャンバーからの過剰圧力の排気を示し; 第8d図は、第8aからc図に類似した図で、通常は閉じているテスト作動スイ ッチに含まれた流量コントロールバルブを開くために、やはりテスト作動スイッ チに含まれたプッシュボタンの手動操作を示すものだが、この手動操作によって 、加圧された空気はリザーバーチャンバーから流れるようになっており、そのと き、(1)第1コントロールオリフィス”CO1”、第1通路、そして較正された マスターオリフィス”MO”を通って、大気中に達し、さらに(2)第2コントロ ールオリフィス”CO2”(第1コントロールオリフィスと同径)、第2通路を通 って、キャップベースに達するようになっており、また、第1コントロールオリ フィスおよびマスターオリフィスと相互連結する第1通路内と、第2コントロー ルオリフィスおよびキャップベースと相互連結する第2通路内との加圧された空 気の体積が、キャップ被験前に達すべき均衡状態に達していないことを意味する 、電子モジュール上での、合格信号ライト”P”と不合格信号ライト”F”の点滅 (すなわちストロボ状態)を示し; 第8e図は、第8aからd図に類似した図で、もう一方の差圧変換器を含む燃料 キャップ漏れディテクター”F/P”からの信号に応じた、電子モジュール上での 、不合格信号ライト”F”の点灯を示し、これは、第2通路内の(第2コントロ ールオリフィスとキャップベース間の)空気圧力が、第1通路内の(第1コント ロールオリフィスとマスターオリフィス間の)空気圧力より低く−したがって、 キャップベースから被験キャップを通過して漏れる加圧された空気の流速は、マ スターオリフィス(これは受け入れ可能範囲内の漏れの規格限界で較正されてい る)を通る加圧された空気の流速より大きくなっており、キャップベース内に設 置された燃料キャップが燃料キャップ漏れテストで不合格となったことを意味し ている; 第8f図は、第8aからe図に類似した図で、燃料キャップ漏れディテクター”F /P”からの信号に応じた、電子モジュール上での、合格信号ライト”P”の点灯 を示し、これは、第2通路内の(第2コントロールオリフィスとキャップベース 間の)空気圧力が、第1通路内の(第1コントロールオリフィスとマスターオリ フィス間の)空気圧力より低く−したがって、(もしあるとしたら)キャップベ ースから漏れる加圧された空気の流速は、マスターオリフィス(これは受け入れ 可能範囲内の漏れの規格限界で較正されている)を通る加圧された空気の流速よ り大きくなっており、キャップベース内に設置された燃料キャップが燃料キャッ プ漏れテストで合格したことを意味している; 第9図は、第1図のキャップベースとテスターハウジングにおいて第10図の 線9−9にそった長手方向の断面図であり、この図に示されたテスターハウジン グは、内部域、テスターハウジングの左側端部に取り付けられた端部カバー、テ スターハウジング内に固定された端部キャップを有し、前記内部域を区分けして 、テスターハウジングの右側端部まで延びるリザーバーチャンバー、そしてテス ターハウジングの左側端部まで延びるメータリングチャンバーを構成し、前記リ ザーバーチャンバーはポンプの一部を含有し、前記メータリングチャンバーは作 動スイッチとメーターブロックおよび種々のホースと導管を含有しており、さら にこの図に示された電子モジュールは、テスターハウジングと係合し、回路ボー ド、回路、バッテリー、キャップ漏れディテクター、リザーバー圧力ディテクタ ー、種々のケーブル、およびリザーバーチャンバー用の圧力逃しバルブを含有し ており; 第10図は、第9図の線10−10にそった横方向断面図であり、メータリン グチャンバー内に配置されたメーターブロックとテスト作動スイッチ、メーター ブロック内の最上壁に形成されたマスターオリフィス、第1コントロールオリフ ィス、第2コントロールオリフィス、そしてこれらテスト作動スイッチならびに 第1および第2コントロールオリフィスに接合された、加圧された空気の種々の 導管を示し; 第11図は、第9図の線11−11にそったメーターブロックの図であり、内 部に形成され、第1コントロールオリフィスとマスターオリフィスとを連通する ような構造を有した、ダンパーチャンバーを示し、また第2コントロールオリフ ィスと加圧された空気の供給ホースと相互連結する、直線的な空気供給導管を示 しており; 第12図は、電子モジュール内に含まれる信号ライトを定義づけし、燃料キャ ップ漏れテスターの操作方法の概括を述べるために、電子モジュールに取り付け られたラベルであり; 第13図は、第7図のテスターで使用される制御回路のブロック図であり; 第14aからd図は、本発明にかかわるテスター用の、第13図に示されたタイ プの回路図の概略図を、組み合わせて成すものである。 実施例の説明(図面の詳細な説明) 第1図で、燃料キャップ漏れテスター10は、同一の絞り17と19が備えら れたT字型接続器18によって、第1および第2通路14と16に接続された、 入口通路12を含んでいる。ポンプ22によって加圧されるリザーバー20とし て示された圧力の源は、入口通路12に接続されている。操作子26のついたバ ルブ24は、リザーバー20をT字型接続器18と接続したり切り離したりする ことによって、テスター10を作動させたり停止させたりする。出口部30に接 続されているのは、”マスター”つまり”基準化された”絞り32であり、これ は、受け入れ可能範囲内の漏れの規格限界で較正されている。マスター絞り32 は出口30に取り外し可能に取り付けられ栓することによって、受け入れ可能範 囲内の漏れの規格限界の変動に応じられるようになっている。通路16の出口3 4には、ねじ部36が設けられており、これは、燃料タンクにねじこまれる補給 孔と同一のものである。被験燃料キャップ38は、入り口ねじ部36に隣接する ように示されている。 インジケーターシステム40は、U字型のマノメータとして示されているが、 T字型接続器42および44で、第1通路14と、第2通路16に接続している 。このマノメータは、1対の脚部46および48を含み、それぞれT字型接続器 42および44に接続されている。脚部46および48の流動体は、キャップ漏 れテストが行われていないときの第1図では、同一レベルになっている。第2お よび3図では、不合格となったテストと合格したテストの場合をそれぞれ示した もので、異なるレベルになっている。キャップ漏れテストが行われる前は、リザ ーバー20はポンプ22によって加圧されている。ポンプ22は、このシステム を持ち運びしやすいように、手押しポンプとして示されている。このポンプは、 出口に、もしくは煙草ライターや他のDC源に、接続されたポータブル電子ポンプ でもよい。入口通路12上のバルブ24は、十分充填されたリザーバー20を維 持するために、閉じられている。そして、被験キャップ38は、ねじ込み式出口 38に、ねじ込まれる。キャップ漏れテストを始める前は、第1図に示したよう に、インジケーター40の脚部46と48内の流動体は同じ高さを有する。 キャップ漏れテストを始めるために、操作子26を用いてバルブ24を開くと 、リザーバー20内の加圧された流動体が、同一の絞り17および19を通って 、通路14および16に流れこむようになる。第1通路14内の流動体は、被験 キャップの受け入れ可能範囲内の最高漏れ速度に適合するように設定された固定 流速で、マスター絞り32を通って、大気中に排気される。燃料キャップ38が 不合格すると、通路16内の流動体は、マスター絞り32における速度より高い 速度で、ねじ込まれた接続部36の周りに漏れるようになる。燃料キャップ38 が合格すると、通路16内の流動体は、マスター絞り32における速度より低い 速度で、ねじ込まれた接続部36の周りに漏れるようになる。マスター絞り32 およびガスキャップ38を通って漏れが生じているとき、絞り17および19に よって、通路14および16内の圧力は、より低くなる。 ガスキャップ38における漏れが、マスター絞り32を通ったときの速度より 、高い流速であると、通路14内の圧力は通路16内の圧力より高くなる。そし てマノメーター40が、第2図に示したように、脚部48における液位が脚部4 6における液位より高くなって、圧力差を示すことになる。このようにして、ガ スキャップ38がキャップ漏れテストを不合格となったことが、示されるのであ る。 この特定圧力に対する流れがマスター絞り32を通るだけである場合、(すな わち、ガスキャップ38の周りに漏れがないと)、あるいは、ガスキャップ38 の周りの漏れがマスター絞り32を通る流れより少ないと、通路16内の圧力は 、通路14内の圧力より高くなる。このようにして、第3図に示したように、マ ノメーター40の脚部46の流動体レベルは、通路48内の流動体レベルより高 くなる。これは、ガスキャップ38がキャップ漏れテストを合格したことを示す ものである。 バルブ24が手動でオフ−オンできるプッシュボタンバルブであると好ましい 。このようにすると、バルブ操作子26を手動圧力で作動させて、入口通路12 を介して、T字型接続器18にチャージリザーバー20を接続させている限り、 キャップ漏れテストを仕続けることができる。他のタイプのバルブを使用するこ とも可能である。 第3図に破線で示したように、インジケーター40が、ポインターを備えた差 圧ゲージ40’でもよく、その場合、このポインターは、差圧の数値を示すか、 または赤色域および緑色域を有して合格域および不合格域を示すようになってい る。 さらに別の変更例では、第4図に示したように、電気もしくは電子差圧メータ ー40”を用いてもよい。オン−オフスイッチ49が電気インジケーター40” に電子接続されている。これは、リザーバー20を入口管12に接続させるバル ブ24の操作子26と組になってあるいは操作子26に接続されている。このよ うにして、バルブ24を閉じて圧力源をこのシステムに接続させ、キャップ漏れ テストを開始し、また電気インジケーター40”も作動させる。電気インジケー ター40”は、それ自体でバッテリー源を含んでいてもよいし、自動車のバッテ リーや壁面のコンセントなどの電源に接続されていてもよい。電気メーター40 ”は、定量的な値もしくは定性的な値を示すアナログもしくはデジタルの出力を 有するメーターでもよい。単に赤色ライトもしくは緑色ライトを備えているだけ でもよい。 第5図は、第4図の燃料キャップ漏れテスターで実際に使用されているものを 示したものである。単一キャニスター21が、空気供給体20とポンプ22を含 めて示されている。手動ポンプハンドル23が、キャニスターの底部25から延 びている。空気供給体とポンプ20、22から延びた通路14および16用の導 管が示され、戻り導管すなわち通路46、48によって、キャニスター21内の 空気供給体とポンプ20、22に空気差圧信号が提供される。この図には示され ていないが、流れの絞り17、19が、キャニスター21内の空気供給体とポン プ20、22にある。内部にマスター絞り32が取り付けられている空気モジュ ール50が、空気供給体とポンプ20、22を含有するキャニスター21に、固 定子52によって、固定されている。燃料キャップアダプターもしくは出口34 が、ねじ54で空気モジュール50に固着され、被験燃料キャップ38を受け入 れて、保持できるような構造になっている。 電子モジュール60は、空気供給体とポンプ20、22を含有するキャニスタ ー21に、固定子62によって、固着されている。電子モジュール60は、ボタ ン49と26を含み、そして電子インジケーター40”を含む。好適には、これ は、テストの結果に応じて赤色か緑色に光る、発光ダイオードである。組みにな ったボタン49、26は、テストを行うために電子作動するもので、手動でバル ブを操作し、加圧された空気を導管14および16に提供する。あるいはまた、 ボタン26が単なる電気ボタンで、十分な供給が提供されるまでポンプを作動さ せることによって、テストが行われるようになっていてもよい。 電子モジュール60は、図示されていないケーブルによって、空気供給体とポ ンプ20、22内の示差導管46、48に接続されている。そして、空気モジュ ール50は単に、通路14および16、46および48への、気送接続を有して いるだけである。 インジケーター40は種々あるが、マスター絞り32での基準流速に対して、 通路14および16内の差圧を測定し、被験キャップ38がテストに合格したか 不合格となったかを、定量的もしくは定性的に示すことができるようになってい ればよく、ここではそのいくつかの例を示した。 現時点で好ましい、燃料キャップ漏れテストシステム110の実施例を、第7 図に示した。システム110は、ハウジング114を含むテストユニット112 を有する。このハウジング114の右側端部115にはポンプハンドル116が つき、左側端部117には端部カバー118がついている。またハウジング11 4の上には電子モジュール120が固定されている。また肩ひも122の一端は ハウジング114に留められて、他端は電子モジュール120に留められて、テ ストユニット112が持ち運びやすくなっている。 システム110はさらに、ベース124を有する。このベースは、ベースチャ ンバー126を含むように形成され、燃料タンク補給孔(図示せず)の外側端部 をなぞった形状で、ベースチャンバー126内の被験燃料キャップ128を受け 入れられる構造になっている。ベース124はまた内部ねじ127を有して、被 験燃料キャップ128もしくは、ベースチャンバー126内の燃料キャップ12 8を支持する構造を有したねじ式アダプター(図示せず)を、受け入れられるよ うになっている。次のようなアダプターセットを提供することも、本発明の範囲 に含まれる。つまり、そのセットの各アダプターにおいて、一端がベースチャン バー126内のねじ127とねじ式に係合し、他端が燃料キャップの個別の型を 受け入れるようになっており、その結果、被験キャップ128をその相方のアダ プターにつけ、それから、キャップベース124のベースチャンバー126内に そのキャップ担持アダプターを設置することによって、想定上はどのような燃料 キャップ128であっても、ひとつのキャップベース124につけられる。また 、システム110は、加圧された空気の供給ホース130を有し、ハウジング1 14からベースチャンバー126に加圧された空気を導き、本システム110を 使用して行われる燃料キャップ漏れテストのあいだ、検査者が、加圧された空気 を燃料キャップ128に適用できるようになっている。 燃料キャップ128の多くは、第7図に示された係具129のような係留装置 によって、自動車につながっている。テストユニット112は、持ち運びできる ようになっており、検査者がつながれた燃料キャップ128をテストするときに 、キャップ128をその係具129からまず外すという必要はない。第5および 6図の実施例においては、キャップベース34はハウジング20、22、50上 の固定位置に、固着されている。第7から10図に実施例においては、キャップ ベース124は、ハウジング114と相対的な可動状態にあり、柔軟な空気の供 給ホース130によって、ハウジング114に接続されている。 電子モジュール120は、通信ライン134によって別に設置されたホストコ ンピュータ132およびネットワーク(図示せず)に接続されており、一個所も しくはそれ以上の中央に在留する監督役人が、これら役人の監視担当地域中の、 この燃料キャップ漏れテスターシステム110を用いて行った、それぞれの被験 キャップのテスト結果を、監視できるようになっている。システム110を用い て行われた官立の車両検査の際、検査者は、キャップ検査を行う自動車の車両証 明番号を入力して、システム110を用いてその車両のキャップをテストし、シ ステム110によって設立された燃料キャップ漏れテストに合格したか不合格と なったかを、判断する。このようなテストの結果は、電子モジュール120から 、通信ライン134によってホストコンピュータ132に伝達され、記憶・観測 される。 テスト処理開始前の燃料キャップ漏れテストシステム110の状態を示したの が、第8a図の燃料キャップ漏れテストシステム110の概略図である。システ ム110の種々の操作段階を示した他の図が、第8bからf図に示されている。 ハウジング114は、第8a図に示されたように、加圧された空気の供給体を 含有するためのリザーバーチャンバー136と、リザーバーチャンバー136内 の空気を加圧するためのポンプ138を有する。ポンプ138は、シリンダー1 40、ピストン142、空気流孔144、そして一方向チェックバルブ146を 含む。シリンダー140は、リザーバーチャンバー136内に存しハウジング1 14の右側端部115に固定されるように、配置されている。さらに、ピストン 142は、シリンダー140内で可動状態にあり、ポンプハンドル116に接続 されている。また、空気流孔144は、その孔から流通するように、シリンダー 1 40に形成されている。そして一方向チェックバルブ146は、シリンダー14 0からリザーバーチャンバー136に空気が一方向に流れるように設けられたも のである。 ハウジング114はさらに、メータリングチャンバー148を含む。このメー タリングチャンバー148は、リザーバーチャンバー136と端部カバー118 の間に存して、加圧された空気の供給ホース130の一端を受け入れるように配 されている。区分け部材150が、ハウジング114の内部域に固定されており 、この内部域を、リザーバーチャンバー136を構成する第1空間と、メータリ ングチャンバー148を構成する第2空間に分割する。 メータリングブロック152は、第8a図に図示的に、また第9図に例証的に 、説明されたように、区分け部材150と係合状態で、メータリングチャンバー 148内に存して配されている。メータリングブロック152は、特定化された テスト圧力での第1特定流速(たとえば、30インチ水柱(7.5kPa)で60c c/min)を有するマスターオリフィス(master orifice;M/O)154、特定化 されたテスト圧力での第2特定流速を有する第1コントロールオリフィス(CO1 )156、および第1コントロールオリフィス(CO1)156と等しい、特定化 されたテスト圧力での特定流速を有する第2コントロールオリフィス(CO2)1 58を含むように、形成されていると、好ましい。マスターオリフィス154は 、第1図の実施例ではマスター絞り32に相当し、第1および第2オリフィス1 56、158は、第1図の実施例では、それぞれ絞り17、19に相当する。 メーターブロック152は、ダンパーチャンバー160、第1コントロールオ リフィス156とダンパーチャンバー160を相互連結する導管162、そして ダンパーチャンバー160とマスターオリフィス154を相互連結する導管16 4を含む。例証されているように、区分け部材150は、メーターブロック15 2に係合することによって、ダンパーチャンバー160の開口165を閉じてい る。導管162、ダンパーチャンバー160、そして導管164は、組み合わさ って、第1通路を構成する。そしてこの第1通路により、第1コントロールオリ フィス156からの加圧された空気をマスターオリフィス154に導き、(例証 されているように、メータリングチャンバー148を介して)大気中に排気させ る。ダンパーチャンバー160の容積は、後述するような方法で選定される。そ の選定は、第1通路162、160、164内の加圧された空気の容積と、第2 コントロールオリフィス158とベースチャンバー126の間の第2通路の容積 とのバランスをとって、これら2つの通路を通過する加圧された空気の流速が、 システム110を用いて行われる燃料キャップ漏れテストのあいだほぼ同時に、 均衡状態に達するようになされる。 メーターブロック152はまた、第2コントロールオリフィス158と、加圧 された空気の供給ホース130に接続された取付具160とを、相互連結する空 気供給導管166を含んで形成される。上記第2通路は、空気供給導管166、 空気供給ホース、およびベースチャンバー126によって、構成される。オリフ ィス154、156を相互連結する第1空気誘導通路と、それと切り離された、 オリフィス158と空気供給ホース130とを相互連結する第2空気誘導通路を 設け、これらの通路は、単一のメーターブロック内で形成されることなく独立し た導管を用いて形成されるようになったものも、本発明の範囲に含まれる。 空気供給システム170が設けられ、リザーバーチャンバー136からの加圧 された空気を、第1および第2コントロールオリフィス156、158のそれぞ れに、選択的に導く。空気供給システム170は、テスト作動スイッチ172、 スイッチ式吸入導管175、流れ接合部178、そしてスイッチ式排出導管18 0を含んでいる。このテスト作動スイッチ172は、通常は閉じている流量コン トロールバルブ174とバルブ操作子173を含み、スイッチ式吸入導管175 は、リザーバーチャンバー136と流量コントロールバルブ174とを相互連結 し、さらにスイッチ式排出導管180は、流量コントロールバルブ174と流れ 接合部178を相互連結する。空気供給体170はさらに、流れ接合部178と 第1コントロールオリフィス156を相互連結する第1空気供給導管182、そ して流れ接合部178と第2コントロールオリフィス158を相互連結する第2 空気供給導管184も含む。テストシステムのオペレータが、バルブ操作子17 3を内向きに押すと、通常は閉じている流量コントロールバルブ174が開き、 加圧された空気が、リザーバーチャンバー136から第1コントロールオリフィ ス156を通って第1通路、162、160、164に入り、マスターオリフィ ス154に達し、それと同時に、第2コントロールオリフィス158を通って第 2通路、166、130、126に入り、被験キャップ128に達する。 後述するように、キャップ128に接続された、第2通路、166、130、 126内の圧力が、マスターオリフィス154で大気中に開口している第1通路 、162、160、164内の圧力より、低い場合、被験キャップ128は、テ ストで”不合格”となる。というのは、このような結果が意味するのは、燃料キ ャップ漏れとして受け入れ可能範囲内の規格限界で、加圧された空気を排出する ように較正されたマスターオリフィス154を通る、”漏れ”(すなわちコント ロールされた速度で排出されている)よりも、キャップベース124内に固定さ れたキャップ128を通って漏れる加圧された空気のほうが多いということだか らである。別のいいかたをすれば、第2通路、166、130、126内の加圧 された空気の流速が、第1通路、162、160、164内の加圧された空気の 流速より高い場合、被験キャップ128は、テストが不合格となる。 逆に、キャップ128に接続された、第2通路、166、130、126内の 圧力が、マスターオリフィス154で大気中に開口している第1通路、162、 160、164内の圧力より、高い場合、被験キャップ128は、テストで”合 格”となる。というのは、このような結果が意味するのは、較正されたマスター オリフィス154を通る、”漏れ”(すなわちコントロールされた速度で排出さ れている)よりも、キャップベース124内に固定されたキャップ128を通っ て漏れる加圧された空気のほうが少ないということだからである。別のいいかた をすれば、第2通路、166、130、126内の加圧された空気の流速が、第 1通路、162、160、164内の加圧された空気の流速より低い場合、被験 キャップ128は、テストが合格となる。ただし、システム110にテストされ る場合の漏れの規格限界は、マスターオリフィス154の内径を変化させる(す なわち大きくしたり小さくしたりする)ことによって、変動しうることは、留意 すべきである。また、キャップベース124内に固定されたキャップ128を通 る漏れが”ゼロ”のテストを行うには、マスターオリフィス154を通過する加 圧された空気の排出をすべて抑えなければならない。 第8a図に図示的に説明されたように、リザーバー圧力ディテクター186が 、 リザーバーチャンバー136内の圧力レベルを感知するために、設けられている 。また例証されているように、ダンパーチャンバー160と連通している(した がって、第1通路162、160、164に連通している)”第1通路”導管1 88が、メーターブロック152から外に延びている。リザーバー圧力ディテク ター186は、市販されている差圧変換器190、変換器供給導管192、そし て変換器供給導管194を有する。差圧変換器190は、ふたつのインプットを 有し電子モジュール120内に存する。また変換器供給導管192は、リザーバ ーチャンバー136からの空気を、差圧変換器190の一方のインプットに伝達 する。そして、変換器供給導管194は、第1通路162、160、164から の空気を、第1通路導管188を介して、差圧変換器190のもう一方のインプ ットに伝達する。好適な実施例では、変換器190は、コネチカット州、ミルフ ォードのドレッサー社(Dresser Industries)変換器ディビションによるアッシ ュクロフト(ASHCROFT、商標名)XLdp型 ウルトラロウ(Ultra-Low)差圧変換 器 ASH-XL-D-050-C-0-MB2-15-B-50を、用いている。 圧力逃しバルブ195がリザーバーチャンバー136からの過剰圧力を排気す るために、設けられている。圧力逃しバルブ195は、電子モジュール120に 配置され、リザーバーチャンバー136からの加圧された空気を受け入れるよう な構造になっている。 やはり第8a図に図示的に説明されているように、キャップ漏れディテクター 196が、マスターオリフィス154に接合された第1通路162、160、1 64内の圧力レベルと、ベース126に接合された第2通路166、140、1 26内の圧力レベルとを比較するために、設けられている。例証されているよう に、メーターブロック152内に部分的に存し、メーターブロック152内の空 気供給導管166と連通している、”第2通路”導管197が、メーターブロッ ク152から外に延びている。キャップ漏れディテクター196は、市販されて いる差圧変換器198、変換器供給導管199、そして変換器供給導管200を 有する。差圧変換器198は、ふたつのインプットを有し電子モジュール120 内に存する。また変換器供給導管199は、”第1通路”導管188からの空気 を、差圧変換器198の一方のインプットに伝達する。そして、変換器供給導管 2 00は、”第2通路”導管197からの空気を、差圧変換器198のもう一方の インプットに伝達する。好適な実施例では、変換器198は、コネチカット州、 ミルフォードのドレッサー社(Dresser Industries)変換器ディビションによる アッシュクロフト(ASHCROFT、商標名)XLdp型 ウルトラロウ(Ultra-Low)差 圧変換器 ASH-L-D-050-C-0-MB2-15-B-100を、用いている。 いくつかの操作信号ライトが電子モジュール120にあり、テストシステム1 10を用いるオペレータによって、観測される。これらのライトには、テスト準 備完了信号ライト”R”210、合格信号ライト”P”212、不合格信号ライト ”F”214、そして低バッテリー信号ライト”B”216がある。電子回路21 8が設けられて、圧力レベルディテクター186、キャップ漏れディテクター1 96、およびモジュールバッテリー220(第9図)によって提供された信号を 用いることによって、燃料キャップテストサイクルのあいだ、ライト210、2 12、214、および216を適宜点灯するようになっている。種々特徴を有す る変換器190、198、および回路218が、変換器グラス結合技術に関する USP5、049、421;感度性ミニチュア圧力変換器に関するUSP4、996、 627;高精度容量性変換器に関するUSP5、019、783および5、028 、876;感度制御方法に関するUSP5、048、165;4、071、838 ;4、597、003;4、584、885;4、600、834;および4、 783、237号に開示されている。これらは、参考として本願に添付されてい る。 動作−作動スイッチ222が、電子モジュール120内に固定され、さらに回 路218に接続されている。これは、例証されているように、テストユニットオ ペレータがテストに先立ってテストユニット112を取り上げるとかならず作動 する、震動−感知性”トレンブラー”スイッチでよい。テストユニット112の 動作に応じるスイッチ222の作動により、圧力レベルディテクター186、キ ャップ漏れディテクター196、および回路218を作動し、信号ライト210 、212、214、および216が、リザーバー圧力ディテクター186および キャップ漏れディテクター196から受け取った信号に応じて、テストサイクル の間適宜、操作されるようになっている。 最初のテストサイクルに先立って、テストユニット112は、第8a図のよう な 状態にされる。この状態では、リザーバーチャンバー136内の圧力レベルはほ ぼ大気圧と同じである。第1通路162、160、164内の圧力レベルもまた ほぼ大気圧と同じとされる。というのは、第1通路162、160、164から マスターオリフィス154を通って、大気に排気されるようになっているからで ある。さらに、ベースチャンバー126内の圧力レベルもまたほぼ大気圧と同じ とされる。というのは、被験キャップ128はまだベース124内に設置されて いず、ベースチャンバー126は大気中に開口しているからである。 この最初の段階では、図示的に説明された、リザーバー圧力ディテクター18 6内の差圧変換器190は、”フラットライン”記号を出すが、これは、差圧変 換器190が、それぞれのインプットで同一の圧力を受けていることを意味する 。上述のように、差圧変換器190へのこの圧力インプットは、同一となる。と いうのは、大気圧が、変換器供給導管192を介して、差圧変換器190の一方 のインプットに伝達され、さらにまた大気圧が、第1通路導管188と変換器供 給導管194によって、もう一方のインプットにも伝達されるからである。同様 に、テストサイクルのこの最初の段階では、リザーバー圧力ディテクター196 内に含まれた差圧変換器198は、変換器供給導管199および200からの同 一の大気圧を受ける。差圧変換器198もまた、”フラットライン”記号を出す が、これは、差圧変換器198が、ふたつのインプットのそれぞれで同一の圧力 を受けていることを意味する。テストオペレーターが、第8a図に示されたテス トユニット212を取り上げると、動作−作動スイッチ222は閉じて、それに よって回路218、リザーバー圧力ディテクター186、およびキャップ漏れデ ィテクター196を作動する。この時点で、これらふたつのディテクター186 と196は、機能し始める。圧力レベルディテクター186は、リザーバーチャ ンバー136内の圧力が、ダンパーチャンバー160内の圧力と同一であること を、感知する。同時に、キャップ漏れディテクター196は、ダンパーチャンバ ー160内の圧力が、ベースチャンバー126内の圧と同一であることを、感知 する。 テストユニット112は、通信ライン134とネットワーク(図示せず)によ って、ホストコンピュータに接続され、テストオペレータは続いて、コンピュー タのモニターをチェックして、被験キャップの情報を得る。キャップ128をキ ャップベース128に差し込む前に、まずキャップ128をアダプター(図示せ ず)に取り付けてから、そのキャップ128がキャップベース128に取り付け られるようにしなければならない場合もある。上記したように、多種類の自動車 の燃料キャップや何年分ものモデルの燃料キャップに適合するアダプターをテス トオペレーターに利用できるようにしておけば、そのオペレーターは、想定上は あらゆる燃料キャップを標準的なキャップベース124内にとりつけることがで きる。そして、自動車燃料キャップを車体からはずし、キャップベース124内 に設置する。燃料キャップ128をアダプターに設置してから、そのアダプター をキャップベース124に設置したほうが、都合がいい場合もある。 以下、第8b図を参照すると、テストオペレーターはここで、ポンプ138を 使って、リザーバーチャンバー136内の圧力レベルを増加させる。現時点で好 ましい実施例においては、圧力リザーバー136内の空気圧力を37インチ水柱 まで増加させるのが望ましい。テストオペレーターが、ポンプハンドル116を 往復させて、リザーバーチャンバー136内の圧力レベルを増加させるのである 。シリンダー140内に含有される空気は、空気流通孔144を通ってシリンダ ー140から排出され、偏った一方向チェックバルブ146を通って、リザーバ ーチャンバー136に満たされる。テストオペレーターは、ポンプハンドル11 6を、燃料キャップ漏れテストのテスト間隔の時間に応じて、1回から4回往復 させなければならないとされている。 第8b図に示されたリザーバーチャンバー136は、ポンプ138の使用によ って、ある程度加圧されたにもかかわらず、テスト準備完了信号ライト”R”2 10は、まだ点灯しない。というのは、リザーバーチャンバー136内の圧力レ ベルがまだ目標の圧力レベルに達していないからである。リザーバーチャンバー 136からの加圧された空気は、変換器供給導管19を介して、リザーバー圧力 ディテクター186内の差圧変換器190の一方のインプットに伝達される。差 圧変換器190のもう一方のインプットは、ダンパーチャンバー160に含有さ れた大気圧力を受ける。このようにして、第8b図に示されたように、上向きに 曲がった”浅いカーブ”記号が差圧変換器190に出るが、これは、リザーバー チャン バー136内の圧力が、ダンパーチャンバー160内の大気圧よりわずかに高い ことを意味する。ただし、リザーバーチャンバー136内の圧力は、ダンパーチ ャンバー160内の大気圧に比べ、リザーバー圧力ディテクター186が信号を 送り回路218によってテスト準備完了信号ライト”R”210が点灯される程 度まで、十分に高いわけではない。 第8c図を参照すると、テストオペレーターがポンプハンドル116を往復さ せ続けて、ポンプ138によって、リザーバーチャンバー136の圧力レベルは 、差圧変換器190の完全にかたよるほど十分に高くなるまで、加圧される。こ の完全なかたよりは、リザーバー圧力ディテクター186内の差圧変換器190 に出る、実線で上向きに曲がった”鋭いカーブ”記号によって表される。第8c 図に示されたように、リザーバー圧力ディテクター186内の差圧変換器190 は、上向きに偏っている。というのは、リザーバーチャンバー136の圧力レベ ルは、ダンパーチャンバー160内の大気圧よりはるかに高いからである。実際 に、リザーバー圧力ディテクター186は、リザーバーチャンバー136の圧力 レベルが、目標圧力レベル(たとえば37インチ水柱)と同一もしくはそれより 大きいことを感知し、回路218によって、テスト準備完了信号ライト”R”2 10を点灯するようになる。 第8c図に示された段階では、テストオペレーターはまだ、流量コントロール バルブ174を手動で作動するためのバルブ操作子173を押し下げていないこ とに留意すべきである。これまでの段階だけでは、テストユニット112をとり あげ、ポンプ138を使ってリザーバーチャンバー136を、テスト準備完了信 号ライト”R”210を点灯する程度の、十分高いレベルまで加圧したまでであ る。もしテストオペレーターが、ポンプ138を使ってリザーバーチャンバー1 36を加圧し続けたなら、リザーバーチャンバー136内の過剰な圧は、第8c 図に示されたように、圧力逃しバルブ”R/V”195を通って、大気中に排気さ れることになる。本発明における好適な回路では、震動−感知性”トレンブラー ”スイッチ222が、テストオペレーターがまずテストユニット112を動かし たあと、あらかじめ設定された期間、ポンプ138の操作といったような何らか の”行為”を”期待”し、もしそのような行為がなかった場合には自動的にシャ ットオ フされるような、構造になっている。 テスト準備完了信号ライト”R”が点灯されると、テストオペレーターは、第 8d図に図示的に説明された次の段階に進む。この時点では、テストオペレータ ーは指を使って、バルブ操作子(たとえば、ばね負荷プッシュボタン)173を 手動で押し下げて、流量コントロール部材174を、通常の閉じている位置から 、開いた位置にする。この開いた位置で、加圧された空気は、リザーバーチャン バー136から第1および第2コントロールオリフィス156および158のそ れぞれに、第8d図に示されたようにして、流れるようになっている。加圧され た空気は、リザーバーチャンバー136から排気され、スイッチ式吸入導管17 5、流量コントロールバルブ174、そしてスイッチ式排出導管180を通って 、流れ接合部178に達するまで流れる。その時点で、加圧された空気は、一部 は第1空気供給導管182を通って第1コントロールオリフィス156に流れ込 み、そして、他の一部は、第2空気供給導管184を通って第2コントロールオ リフィス158に流れ込む。 第1コントロールオリフィス156を通って流れる加圧された空気は、導管1 62を通過して、ダンパーチャンバー160に流れこむ。ここでダンパーチャン バー160に残存する加圧された空気は、マスターオリフィス154によって定 められた特定速度で、導管164およびマスターオリフィス154を通って、大 気中に排気される。マスターオリフィス154は、較正されて、キャップベース 124内の被験キャップ128に対する、受け入れ可能範囲内の最低漏れ速度を 設定する。第2コントロールオリフィス158を通過する加圧された空気は、空 気供給導管166と加圧された空気供給ホース130を通過して、ベースチャン バー126に達する。 第8d図に示された段階では、キャップ漏れディテクター196が、第1通路 162、160、164内の圧力レベルが、第2通路166、130、126内 の圧力レベルと同一であることを検知する。この圧力均衡は、キャップ漏れディ テクター196内に含まれる差圧変換器198にでた、フラットライン記号によ って、示される。この時点で、回路218が機能し、合格信号ライト”P”と不 合格信号ライト”F”が、矢印219で示されたように、点滅(すなわちストロ ボ状態 )する。この期間、テストオペレーターは、バルブ操作子173を、第8d図に 示されたように作動位置まで、押し続ける。これら信号ライトのストロボ状態は 、リザーバーチャンバー136内の圧力レベルがメーターブロック152内に形 成された第1通路162、160、164内の圧力レベルと同一であることが、 リザーバー圧力ディテクター186によって検知されたときに、当然、停止する 。第8d図で、差圧変換器190に出た、上向きに曲がった浅いカーブ記号を用 いて、図示的に説明されたように、この段階では、リザーバーチャンバー136 内の圧力レベルは、ダンパーチャンバー160内の圧力レベルより、わずかに高 いままなので、合格信号ライト”P”と不合格信号ライト”F”の点滅は続く。5 から7秒ぐらいたつと、信号ライト”P”と”F”の点滅は通常停止する。 オペレーターが、空気テスト作動スイッチ172のバルブ操作子173を押し 下げると、第1オリフィス156とマスターオリフィス154のあいだの第1通 路162、160、164内で、圧力が上昇する。そしてこの上昇圧力は、導管 188、199を介して、キャップ漏れディテクター196の一方のインプット に伝達される。同時に、導管197、200を介して、キャップ漏れディテクタ ー196のもう一方のインプットに伝達された圧力は、テスターの回路全体を満 たしながら、ひろがって、遅い速度で下降する。これらふたつのインプットのあ いだで”等価”すなわち”同一”の(ゼロではない)バルブになったとき、電子 回路はアラート(待機状態)され、第1および第2通路間の流量変化が安定し、 合格/不合格の読みとりをキャップ漏れディテクター196から行えるようにな る。”等価”測定の場合、電子回路を開始するための物理的なオフ/オンスイッ チは一切必要ない。 本発明による検知回路には、検知に適当な時を決定する作動手段も含まれる。 この説明どおりの作動手段のかわりに、このような作動手段が、空気圧テスト作 動スイッチ172に接続された、機械的に作動される電気スイッチを有していて もよく、さらに加えて、スイッチの作動と合格/不合格の決定とのあいだの所定 期間を終了させる、タイマー回路を備えていてもよい。別の作動手段としては、 第1あるいは第2いずれかの通路での所定レベルまでの圧力上昇を検知し、合格 /不合格の決定のための検知回路を作動させる、第2圧力変換器を有していても よい。 第8e図を参照すると、リザーバー圧力ディテクター186が、リザーバーチ ャンバー136内の圧力レベルが、リザーバーチャンバー160内の圧力レベル とほぼ同一であることを検知したことがわかる。これは、リザーバー圧力ディテ クター186内に含まれた差圧変換器190に、直線記号が出ることによって、 図示的に説明されている。リサーバー圧力ディテクター186が、リザーバーチ ャンバー136内の圧力レベルが、ダンパーチャンバー160内の圧力レベルと ほぼ同一であることを検知したため、合格と不合格の信号ライト”P”と”F”の 点滅がここで停止する。 やはり第8e図に示されているように、シールリングが粗雑で、燃料キャップ 漏れテストシステム110によって行われるテスト仕様には合格できないような 、キャップが、キャップベース124内に設置されたとする。キャップ漏れディ テクター196は、第1通路162、160、164内の圧力が、第2通路16 6、130、126内の圧力より高いことを検知し、かくして、不合格信号ライ ト”F”が点灯し、キャップ128が不合格であることを示す。第2通路166 、130、126内の破線で示した空気の流れは、第2通路の圧力が第1通路1 62、160、164内の圧力より高いことを、意味する。第2通路の圧力は、 ベースチャンバー126へ導かれる加圧された空気が、漏れテストを行っている キャップ128についている粗雑なシール(図示せず)周りで、ベースチャンバ ー126から、受け入れ不可能な速度で、漏れ記号のところで、漏れを起こして いるため、このように低くなっているのである。ここで、第8e図に示されたテ スト段階のあいだ、テストオペレータは、バルブ操作子173を手動で押し続け なければならないことに留意すべきである。 第8e図はまた、テストオペレータによってこのテストが行われると同時に、 キャップが不合格であることを示す情報を、離れて設けられたホストコンピュー タ132に、通信ライン134およびネットワークを用いて、提供されるところ も示している。これは、中央の官立検査機関が、テストが行われているそのとき に、何らかの特別の燃料キャップテストの結果を知りたいと欲しているような官 立検査の場合に、役立つ。自動車の車両証明およびテスト結果に関する情報は、 通 信ライン134およびネットワークを用いて、回路218によって、離れて設け られたホストコンピュータ132に、刻々通信される。その結果、この情報は、 中央の官立検査機関のデータベース133に、自動車の車両証明番号およびその 他の関連事項や車両所有者の情報などと供に、記録され、今後の使用に備える。 第8f図は、第8e図に示された概略図ときわめて類似しているが、この場合、 被験キャップ128が”合格”キャップである。言い換えると、キャップ128 はまったく漏れない、もしくは、加圧された空気がメーターブロック152内に 形成されたマスターオリフィス154で(つまり、排気されて)”漏れて”いる 速度よりも、低い速度で漏れている。第8f図に示したように、第2通路166 、130、126内の加圧された空気の圧力レベルは、第1通路162、160 、164内の圧力レベルより大きい。この圧力差は、キャップ漏れディテクター 196内に含まれた差圧変換器198に、下向きに曲がった浅いカーブ記号が出 ることによって、概略的に示される。また、第8f図に示したように、キャップ 漏れディテクター196は、回路218により、合格信号ライト”P”が出て、 被験キャップ128はまったく漏れない、もしくは、受け入れ可能な特定範囲内 の低い速度でしか漏れていないことを、示している。このテスト結果の合格情報 もまた、後の使用のために、離れて設けられたホストコンピュータ132に、通 信ライン134およびネットワークを用いて、通信される。 テストを行っている間に、通常の時間の検査において、合格と不合格の信号ラ イト”P”と”F”いずれも点灯しなかった場合、テストオペレーターは、テスト ボタンを数秒間保持する。そうすると、回路218により、わずかな時間、合格 信号ライト”P”と不合格信号ライト”F”が同時に現れる。この結果は、”テス ト不良”を示すものであるから、上記の処理を繰り返さなければならない。 燃料キャップ漏れテストの終了後、テストオペレーターは、キャップベース1 24から自動車のキャップ128を取り外し、通常の製造業者の指示にしたがっ て、車両(図示せず)に戻す。それからテストオペレーターは、テストユニット 112を、次のテストで必要となるまでは、定められた設置場所に置く。テスト ユニット112が定められた設置場所に保管されてから1分ぐらいたってから、 回路218を用いて、電子モジュールをシャットオフさせる。テストユニット1 12は、次回の連続テストに先立って、テストオペレーターが次に動かすまで、 作動しないまま保たれるはずである。 バッテリー220が低い場合、バッテリーチャージレベルが低下するので、回 路218によって、低バッテリー信号ライト”B”が点滅する。テストユニット 112は、バッテリー220が最小電圧に下がるまで、作動し続ける。 好適な実施例では、テストユニット112は手動のオフ−オンスイッチがなく 、すべての作動は、動作−作動スイッチ222でコントロールされている。テス トユニット112が1分間作動しなかったら、テスト準備完了信号ライト”R” が点灯していようといなかろうと、停止となる。 現時点で好適な実施例では、テストオペレーターによって行われたテストの精 度に影響をもたらすような、誤ったテスト処理がオペレーターによってなされた 場合、このテストユニットは合格や不合格を示すのではなく、合格および不合格 信号ライト”P”と”F”をともに短い時間フラッシュさせてから、そのライトが 消えるようになっている。それからリザーバーチャンバー136内のテスト圧力 を再び生じさせるために、ポンプ138を作動しても、テストユニット112を 再作動させることはない。たとえば、テスト中に、テストオペレーターが自分の 指をバルブ操作子173から離してから、テストを続けるために、もう一度バル ブ操作子173を押しても、テストユニット112は”テスト不良”の表示を出 すということである。 電子モジュール120内に取り付けられた回路218と他の構成物を示す、ブ ロック図が、第13図に示されている。以下に、この図の説明を行う。回路21 8には、供給圧力アナログ回路部品230、差圧アナログ回路部品232、EEPR OMやRAM、その他を含むメモリー234、MUXアナログ−デジタル変換器238お よびデジタルマイクロコントローラー240を含むデジタルマイクロプロセッサ ー236、通信インターフェース242、電力供給マネージメント244、電源 246、通信ポート接続器(および外部電力インプット)248、そしてアナン シエーター250が、含まれている。 コントローラー回路部品は、4つのアナログ入力を、アナログ−デジタル変換 器(A/D)によって、読み取るデジタルマイクロプロセッサーである。4つのア ナログ入力とは: 1)キャップ漏れディテクター変換器198 2)キャップ漏れディテクター変換器198上、もしくはその付近に、取り付 けられた、温度感知器(温度補正用) 3)リザーバー圧力ディテクター変換器 4)バッテリー電圧 である。 ポータブル装置112の電源246は、標準型の9ボルトアルカリ電池である 。この9ボルトの入力が、マイクロプロセッサー236用に5Vdcに調整される が、他の回路部品は、バッテリーの電圧のまま操作する。バッテリーの電圧は、 コントローラー240によって監視され、バッテリー電圧が放電すると、ライト ”低バッテリー”LEDが点灯する。 テストユニットが稼働中であれば(すなわち、操作中は)いつでも、ティルト スイッチと電圧分割回路によって、マイクロプロセッサー240のインプットに 、過渡電圧入力が提供される。これらの過渡信号が1分(もしくは他の特定時間 )以上停止したとき、マイクロコントローラー240は、電源をシャットオフし て、残りの回路部品については固体ロジック作動スイッチを使用する。これを” 休眠モード”と呼ぶ。このような特性があると、ユニットを使用していないとき のバッテリー消費を減らせる。 外部電源に対するインプットは、通信コネクター248に設けられている。こ れによって、内部バッテリー246をバイパスできる。 通信インターフェース242は、RJ11もしくはRJ45モジュラー接続器であ り、RS232シリアル通信プロトコルを規定する。これによって、テスター11 2は、ホストコンピュータ132からのコマンドに応じて、そのテストのステー タスを表示できる。 インターフェース集積回路は、マイクロプロセッサーからの0/5ボルト信号 を、RS232規格に必要な±10から12ボルト信号に変換するのに、用いる。 センサードライブおよび信号調整(それぞれについて、本明細書で先に参照し た特許の1件もしくは複数件で、開示されている)は、マイクロプロセッサーの A/Dインプットでの直流電圧レベルを規定する。これらの連続変動線形電圧レベ ルは、変換器のインプットでの差圧に、正比例する。 設定されたしきい値、および測定された変数データ、製造業者によって記憶さ れているテキストデータもあわせて、変数は、デジタルメモリー234に記憶さ れる。 較正モードにおいては、マイクロコントローラー240は、0インチ水柱のと きのキャップ漏れディテクター変換器196からの圧力読み取り値と、流れの識 別域に相当する圧力を、読み取り、記憶する。 リザーバー圧力ディテクター変換器190の電圧レベルは、”テスト準備完了 ”差圧レベル、および”等価”差圧レベルに相当する特定圧力で、測定される。 温度感知器の電圧レベルは、温度に伴う信号のスロープと同様に、室温で測定 されたものである。これらの数値は、差圧感知器の測定変数を修正するアルゴリ ズム中で、利用される。これによって、差圧変換器の温度補正が行えるようにな る。 キャップ漏れディテクター変換器198は、空気圧ブリッジ回路通過による差 圧を測定するのに使う。この差圧は、テスト中の燃料キャップ12と第1および 第2通路に作られた公知の固定オリフィスとの間の、流量の差異に正比例する。 この圧力を、コントローラー240の較正中に、メモリー234に記憶されてい る値と比較する。 リザーバー圧力ディテクター変換器190は、2つの異なる目的に使う。先ず 、燃料キャップ128が正しく設置され、テスターのリザーバー136がポンプ アップされていると、固定オリフィスの配されたダンパーチャンバー160の圧 力は大気圧となる。そして、リザーバー圧力ディテクター変換器190で、リザ ーバー136と固定オリフィスチャンバー160との間の差圧を測定する。この 差圧読み取り値が37インチ水柱より大きいと、コントローラーは、LEDをオン にして、”テスト準備完了”を示す。さらにテスターは、差圧の急激な減少に対 して、テストを開始する。 コントローラーは、リザーバー圧力ディテクター変換器190の毎回の読み取 り値を、前回の値と比較している。現時点の読み取り値が、37インチ水柱しき い値より小さいとき、コントローラーは、”テスト準備完了”LEDをオフにする ので、現時点での読み取り値が前回の読み取り値より有意量ぶん小さくなければ 、テストは行われない。ここで、”有意量ぶん”というのは、空気流量によって 決まるが、圧力の緩慢なリークダウン(leakdown)と、オペレーターが意図的に バルブを開けたときとを、識別するためのものである。実際の値は、製造業者に よって定められており、測定間隔とハードウエアの容積および流速の関数である 。 有効テスト条件が検知されると(1回の測定間隔において、読み取り値が、3 7インチ水柱を越えた値から37インチ水柱より低い値まで、充分、降下すると )、コントローラーは、リザーバー圧力ディテクター変換器190上で”等価” に達するまで、すべての変換器からの読み取りを行い、キャップ漏れディテクタ ー変換器198の測定値が取り込まれ、温度が補正されて、較正時にメモリー2 34に記憶された読み取り値と比較される。 有効テスト条件の検知と、”合格”あるいは”不合格”の結果報告とのあいだ 、コントローラーは、LEDインジケーターを点滅させることによって、テスト中 であることを示している(このLEDは、製造業者によって定められている)。 キャップ漏れディテクター変換器198の圧力読み取り値が、記憶されている 読み取り値と、同一であるか、もしくはそれより大きい場合、コントローラーは 、”合格”LEDをオンにする。そうでない場合は、”不合格”LEDをオンにする。 コントローラーはそのLEDを10秒間保持し、インプット測定に戻ってから、シ ステムが”テスト準備完了”かどうかを判断し、このロジックを繰り返す。本操 作のあいだ、システムは、”低バッテリー”状態でないかどうかを監視し、その 状態の場合それを示すことが、できる。 通常操作では、システム110は、テスターの各ステータスごとに(”テスト 準備完了”、”合格”、”不合格”、”テスト準備未完了”、その他)応じた、 シリアルインタフェース上のいくつかのコマンドを受け応じることもできる。 ホストコンピュータ132は、”リセット”コマンドを発することができる。 その場合、スタートアップシステムのチェックを行ったあと、このシーケンスの 最初からリセットされる、プログラムを起こす。 ここで設定されたテスト準備完了しきい値、37インチ水柱の差圧は、典型的 なテストでは、合格/不合格検知のときに、ベースチャンバー126で現れた最 低ゲージ圧が30インチ水柱であったことを確認するテストを行って、選択され たものである。 変数データは、シリアルナンバー、設計目標値、日付、プログラムの改正番号 、較正システム情報、などとともに、較正時に、メモリー234に記録される。 ”合格”あるいは”不合格”指示がなされるたびに、メモリー中にナンバーが蓄 積されていくが、通信インターフェースを介して、ホストコンピュータ132に ダウンロードして、統計データを集めることができる。この方法は、合格テスト から不合格テストへの定格走行も可能である。 本発明をいくつかの好適な実施例に関して詳細に説明してきたが、以下の請求 範囲に述べられ定められた本発明の範囲と本質に含まれる、変更や変形も存在す ることを明記しておく。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.燃料キャップ漏れテスターにおいて: 圧力源を導入するための入口; 第1絞りを有する第1通路によって、前記入口に接続された第1出口; 取り外し可能に被験燃料キャップを受け入れて、前記第1絞りと同等の第2絞 りを有する第2通路によって、前記入口に接続された第2出口; 前記第1通路内で、前記第1絞りおよび前記第1出口との間に設けられた第3 絞り;および 前記第1通路に、前記第1と第3絞りとの間で、接続され、および、前記第2 通路に、前記第2絞りと前記第2出口との間で接続され、前記第2出口の中のキ ャップの前記第2出口における漏れが、前記第3絞りにおける流速より高いか低 いかを表示するインジケーターとを 有することを特徴とする前記テスター。 2.前記インジケーターが、U字型マノメーターで、このマノメーターが、第 1および第2通路にそれぞれ接続される脚部を有する、請求の範囲第1項記載の テスター。 3.前記インジケーターが、空気圧差圧ゲージである請求の範囲第1項記載の テスター。 4.前記インジケーターが、電気差圧ゲージである請求の範囲第1項記載のテ スター。 5.前記入口にバルブを含み、このバルブによって、前記圧力源を、前記第1 および第2通路に、接続したり切り離したりして、テストを開始したり終了した りさせる、請求の範囲第1項記載のテスター。 6.前記インジケーターが、電気差圧ゲージであり、前記インジケータに接続 されたスイッチを含み、このスイッチによって、前記インジケーターを、前記バ ルブの操作で、作動させたり停止させたりして、前記テストを開始したり終了し たりさせる、請求の範囲第5項記載のテスター。 7.前記インジケーターが、前記第2出口の中の前記キャップの、この第2出 口における漏れが、前記第3絞りの流速より高いか低いかを、定量的に表示する 、請求の範囲第1項記載のテスター。 8.満たされたリザーバーを前記圧力源として含み、さらにバルブを前記入口 に含み、このバルブによって、前記リザーバーを、前記第1および第2通路に、 接続したり切り離したりして、テストを開始したり終了したりさせる、請求の範 囲第1項記載のテスター。 9.前記リザーバーを満たすためのポンプを含む、請求の範囲第8項記載のテ スター。 10.燃料キャップ漏れテスターにおいて: 加圧された空気の供給源のためのリザーバー手段; 被験燃料キャップを、ベースチャンバー内に受け入れるためのベース手段; 特定テスト圧力で第1特定流速を有し、大気と連通する、マスターオリフィス を構成するメータリング(流量調節)手段; 前記リザーバー手段からの加圧された空気を、特定テスト圧力で特定第2流速 を有する第1コントロールオリフィスを通って、前記マスターオリフィスに導く ために設けられ、前記第1コントロールオリフィスとマスターオリフィスを相互 接続する第1通路を有する、第1供給手段; 前記リザーバー手段からの加圧された空気を、特定テスト圧力で、前記第1特 定流速と等しい特定第2流速を有する第2コントロールオリフィスを通って、前 記ベース手段に形成された前記ベースチャンバーに導くために設けられ、前記第 2コントロールオリフィスとベースチャンバーを相互接続する第2通路を有する 、第2供給手段;および 被験燃料キャップがベース手段に受け入れられ、前記第1通路内の加圧された 空気の圧力レベルが前記第2通路内の加圧された空気の圧力レベルより高いとき に、燃料キャップの不合格を表示し、さらに、被験燃料キャップがベース手段に 受け入れられ、前記第1通路内の加圧された空気の圧力レベルが前記第2通路内 の加圧された空気の圧力レベルより低いときに、燃料キャップの合格を表示する 、前記第1および第2通路に接続されたインジケーターとを 有することを特徴とする前記テスター。 11.前記リザーバー手段、メータリング手段、そして第1および第2供給手 段を含有するハウジング、および、ハウジング内の前記第2供給手段とベース手 段内の前記ベースチャンバーを相互接続する加圧された空気の供給ホースを、さ らに有する請求の範囲第10項記載のテスター。 12.前記リザーバー手段内に含有された空気を加圧するためのポンプをさら に有し、そのポンプがハウジングに接合されている、請求の範囲第11項記載の テスター。 13.前記ハウジングに取り付けられた電子モジュールをさらに有し、前記合 格/不合格インジケーター手段が、その電子モジュール内に配置され、前記第1 および第2通路に接合されたキャップ漏れディテクターを含む、請求の範囲第1 1項記載のテスター。 14.前記キャップ漏れディテクターが、前記第1通路に接合してこの第1通 路内の空気と連通する第1インプット、および、前記第2通路に接合してこの第 2通路内の空気と連通する第2インプットとを有する、差圧変換器を含み、そし て前記合格/不合格インジケーター手段が、前記電子モジュール内に配置され、 この差圧変換器に接合された信号通信装置手段をさらに含み、この信号通信装置 手段によって、前記第1インプットの空気圧力が前記第2インプットの空気圧力 より高いときに燃料キャップの不合格信号を発し、さらに、前記第1インプット の空気圧力が前記第2インプットの空気圧力より低いときに燃料キャップの合格 信号を発する請求の範囲第13項記載のテスター。 15.前記電子モジュール内に配置され、前記リザーバー手段と前記第1通路 に接合された、リザーバー圧力ディテクターを、さらに有する請求の範囲第13 項記載のテスター。 16.前記ハウジングに取り付けられた電子モジュール、およびその電子モジ ュール内に配置され前記リザーバー手段および第1通路に接合されたリザーバー 圧力ディテクターを、さらに有する請求の範囲第11項記載のテスター。 17.前記リザーバー圧力ディテクターが、前記リザーバー手段に接合してこ のリザーバー手段内の空気と連通する第1インプット、および、前記第1通路に 接合してこの第1通路内の空気と連通する第2インプットとを有する、差圧変換 器を含み、そして、前記電子モジュール内に配置され、この差圧変換器に接合さ れたテスト準備完了インジケーター手段をさらに含み、このテスト準備完了イン ジケーター手段によって、リザーバーチャンバー内の空気圧力が、ひとたび、所 定の最低圧力に達すると、ユーザーにテスト準備完了信号を発するようになって いる、請求の範囲第16項記載のテスター。 18.前記合格/不合格インジケーター手段が、前記第1および第2通路に接 合されたキャップ漏れディテクター、および、このキャップ漏れディテクターに 接合された合格/不合格信号通信装置を含む、請求の範囲第10項記載のテスタ ー。 19.前記キャップ漏れディテクターが、2つのインプットを有する第1差圧 変換器、第1通路からの空気をこの第1差圧変換器の一方のインプットに連通さ せる第1変換器供給導管、および、第2通路からの空気をこの第1差圧変換器の もう一方のインプットに連通させる第2変換器供給導管を含む、請求の範囲第1 8項記載のテスター。 20.前記合格/不合格信号通信装置が、合格ライト、不合格ライト、そして 回路手段を含み、この回路手段は、合格および不合格ライトに接合されて、前記 第1差圧変換器の前記一方のインプットでの空気圧力が、前記第1差圧変換器の 前記もう一方のインプットでの空気圧力より高いときに、キャップの不合格信号 を発して、不合格ライトを点灯し、前記第1差圧変換器の前記一方のインプット での空気圧力が、前記第1差圧変換器の前記もう一方のインプットでの空気圧力 より低いときに、キャップの合格信号を発して、合格ライトを点灯するようにな っている、請求の範囲第19項記載のテスター。 21.2つのインプットを有する第2差圧変換器を含むリザーバー圧力ディテ クター、前記リザーバー手段からの空気を前記第2差圧変換器の前記一方のイン プットに連通する第3変換器供給導管、前記第1通路からの空気を前記第2差圧 変換器の前記もう一方のインプットに連通する第4変換器供給導管をさらに含む 、請求の範囲第19項記載のテスター。 22.前記第4変換器供給導管が、前記第1変換器供給導管に、第1通路との 接合部において、接続されている、請求の範囲第21項記載のテスター。 23.前記リザーバー手段と前記第1通路とに接合されたリザーバー圧力ディ テクター、および、このリザーバー圧力ディテクターに接続されたテスト準備完 了ディテクターを含み、このテスト準備完了インジケーター手段によって、リザ ーバーチャンバー内の空気圧力が、ひとたび、所定の最低圧力に達すると、ユー ザーにテスト準備完了信号を発するようになっている、請求の範囲第18項記載 のテスター。 24.前記キャップ漏れディテクターおよびリザーバー圧力ディテクターのそ れそれが、差圧変換器を含む、請求の範囲第23項記載のテスター。 25.前記リザーバー手段がリザーバーチャンバーおよびテスト作動手段を含 んで、リザーバーチャンバーからの加圧された空気を、第1および第2供給手段 へ、選択的に導くようになっている、請求の範囲第10項記載のテスター。 26.前記テスト作動手段が、通常は閉じている流量コントロールバルブを含 有するテスト作動スイッチ、前記リザーバーチャンバーと流量コントロールバル ブを相互接続するスイッチ式吸入導管、前記第1および第2供給手段に接続され た流れ接合部、そして、前記流量コントロールバルブと流れ接合部を相互接続す るスイッチ式排出導管を含む、請求の範囲第25項記載のテスター。 27.通常は閉じている前記流量コントロールバルブが、スイッチ式吸入導管 からスイッチ式排出導管への加圧された空気の流れをとめる閉じ位置と、スイッ チ式吸入導管からスイッチ式排出導管への加圧された空気の流れを許容する開き 位置との間で、可動状態にあり、そして、テスト作動スイッチはさらに操作手段 を含み、この操作手段によって、流量コントロールバルブが、閉じ位置から開き 位置に、選択的に可動状態になり、リザーバーチャンバー内の加圧された空気が 、第1供給手段を通ってマスターオリフィスに、そして第2供給手段を通ってベ ースチャンバーに供給されるようになっている、請求の範囲第26項記載のテス ター。 28.内部域と区分け部材ならびに第1および第2供給手段を含むように形成 されたハウジング、そしてテスト作動スイッチをさらに含み、その区分け部材は 、ハウジング内に固定され、前記内部域を前記リザーバーチャンバーを構成する 第1空間と前記メータリング手段を含有する第2空間とに分割するようになって いる、請求の範囲第26項記載のテスター。 29.前記リザーバーチャンバー、メータリング手段、第1および第2供給手 段を含有するハウジング、そしてテスト作動手段を、さらに有する、請求の範囲 第25項記載のテスター。 30.テスト作動手段が、リザーバーチャンバーと第1および第2供給手段と を相互接続する通路、その通路に配置されて通路開き位置と通路閉じ位置との間 で可動状態にあるバルブ、そして、前記ハウジング上に取り付けられてそのバル ブに接続されたバルブ操作子を含む、請求の範囲第29項記載のテスター。 31.前記リザーバーチャンバーを満たすためのポンプと、リザーバーチャン バーと第1通路に接続されて、リザーバーチャンバー内の圧力レベルを感知する リザーバー圧力感知手段を、さらに含む、請求の範囲第25項記載のテスター。 32.前記リザーバーチャンバーと感知手段に接続されて、ひとたび、リザー バーチャンバー内の圧力が所定の最低圧力に達したら、使用者にテスト準備完了 の信号を発する、テスト準備完了インジケーター手段を、さらに有する、請求の 範囲第31項記載のテスター。 33.燃料キャップ漏れテスターにおいて: 所定の受け入れ可能範囲内の燃料キャップ漏れ基準に対応する、特定テスト圧力 での第1特定流速を有するマスターオリフィスを構成するためのマスター絞り手 段; 特定テスト圧力での第2特定流速を有する第1コントロールオリフィスを構成す るための第1絞り手段; 特定テスト圧力での第2特定流速を有する第2コントロールオリフィスを構成す るための第2絞り手段; 被験キャップをベースチャンバーに受け入れるためのベース手段; 前記第1コントロールオリフィスからマスターオリフィスに加圧された空気を導 くための第1通路手段; 前記第2コントロールオリフィスからベースチャンバーに加圧された空気を導き 、ベースチャンバーに受け入れた被験キャップが、ベースチャンバーに受け入れ た加圧空気を受けるようにするための第2通路手段; 選択された圧力において加圧空気源を提供し、そのような加圧された空気を同時 に、前記第1コントロールオリフィスを通って前記第1通路手段に排気しマスタ ーオリフィスに到達させ、前記第2コントロールオリフィスを通って前記第2通 路手段に排気しベースチャンバーに到達させるための、空気供給手段;および 前記第1および第2通路手段に接続され、被験キャップがベース手段に受け入れ られて、第1通路手段内の加圧された空気の圧力レベルが、第2通路手段内の加 圧された空気の圧力レベルより高いときに、燃料キャップの不合格を表示し、被 験キャップがベース手段に受け入れられて、第1通路手段内の加圧された空気の 圧力レベルが、第2通路手段内の加圧された空気の圧力レベルより高いときに、 燃料キャップの合格を表示するための合格/不合格インディケーター手段 を有することを特徴とする前記テスター。 34.前記第1通路手段が、第1容積受け入れ加圧空気を有し、前記第2通路 手段が、第1容積と等しい第2容積受け入れ加圧空気を有し、第1および第2通 路手段に同時に導入された加圧空気の流速が、ほぼ同時に均衡に達するようにな っている、請求の範囲第33項記載のテスター。 35.前記マスターオリフィスおよび第1コントロールオリフィスに接続され ている、ダンパーチャンバーを含むように形成されたメーターブロックをさらに 有する、請求の範囲第34項記載のテスター。 36.内部域と区分け部材を含むように形成されたハウジングをさらに有し、 その区分け部材は、ハウジング内に固定され、前記内部域をリザーバーチャンバ ーとメータリングチャンバーとに分割するようになっており、そしてメーターブ ロックは、ダンパーチャンバーに開口部を提供するべく形成され、前記区分け部 材と係合しながら、メータリングチャンバー内に存するように位置づけられて、 前記区分け部材によって、ダンパーチャンバーの開口部を閉じることができるよ うになっている、請求の範囲第35項記載のテスター。 37.前記メーターブロックはまた、マスター絞り手段、第1しぼり手段、お よび第2しぼり手段を含むように形成される、請求の範囲第35項記載のテスタ ー。 38.マスター絞り手段、第1しぼり手段、および第2しぼり手段を含むよう に形成されるメーターブロックをさらに含む、請求の範囲第33項記載の装置。 39.前記メーターブロックはまた、第1通路手段および第2通路手段の一部 を含むように形成される、請求の範囲第38項記載のテスター。 40.空気供給手段を含有し内壁を含むハウジングをさらに有し、前記メータ ーブロックは、この内壁と係合しながら、ハウジング内に存するように位置づけ られている、請求の範囲第38項記載のテスター。 41.合格/不合格インジケーター手段と、この合格/不合格インジケーター 手段を作動するための作動手段を含有するユニットを、さらに有し、この作動手 段は、使用者が被験キャップのテストに先立って、合格/不合格インジケーター 手段を、このユニットのグラウンド(ground)に関する動きに応じて作動させる ようになっている、請求の範囲第33項記載のテスター。 42.前記ユニットが、前記空気供給手段と、前記作動手段を含有する電子モ ジュールとを、含有するハウジングを含み、この電子モジュールがハウジングに 接合されている、請求の範囲第41項記載のテスター。 43.前記第1通路手段を含むように形成されているメーターブロックを、さ らに有する、請求の範囲第33項記載のテスター。 44.前記メーターブロックが、前記マスターオリフィスと連通しているダン パーチャンバー、および、このダンパーチャンバーと第1コントロールオリフィ スとを相互接続させ、また、ダンパーチャンバーと協働して第1通路手段を構成 する、内部通路を、含むように形成されている、請求の範囲第43項記載のテス ター。 45.前記メーターブロックが、マスター絞り手段と第1絞り手段とを含むよ うに形成されている、請求の範囲第44項記載のテスター。 46.前記第2通路手段の一部を構成する、空気供給導管を含むように、形成 されているメーターブロックをさらに有する、請求の範囲第33項記載のテスタ ー。 47.前記第2通路手段が、メーターブロック中に形成された空気供給導管と 、ベース手段に形成されたベースチャンバーとを、相互接続させる、加圧空気供 給ホースを、さらに含む、請求の範囲第46項記載のテスター。 48.メーターブロックを含有するハウジングをさらに有し、前記ベース手段 がハウジングの外部に存し、そして、前記加圧空気供給ホースが、ハウジングか らベース手段に延びている、請求の範囲第47項記載のテスター。 49.前記空気供給手段が、リザーバーチャンバーとテスト作動手段とを含み 、リザーバーからの加圧された空気を、前記第1および第2供給手段に、選択的 に導くようになっている、請求の範囲第33項記載のテスター。 50.前記テスト作動手段が、通常は閉じている流量コントロールバルブ、前 記リザーバーチャンバーと流量コントロールバルブを相互接続させるスイッチ式 吸入導管、および、この流量コントロールバルブからの加圧された空気を、第1 コントロールオリフィスを通って第1通路手段に、第2コントロールオリフィス を通って第2通路手段に、同時に、排気するようになっているスイッチ式排気手 段を、含んでいる請求の範囲第49項記載のテスター。 51.通常は閉じている流量コントロールバルブが、加圧された空気の前記ス イッチ式吸入導管からスイッチ式排気手段への流れを妨げる閉じた位置と、加圧 された空気の前記スイッチ式吸入導管からスイッチ式排気手段への流れを許容す る開いた位置とのあいだを、可動状態になっており、テスト作動スイッチがさら に、流量コントロールバルブをその閉じた位置から開いた位置に選択的に動かす ための、操作手段をさらに含み、リザーバーチャンバー内の加圧された空気が、 第1通路手段を通ってマスターオリフィスに、第2通路手段を通ってベースチャ ンバーに、供給されるようになっている、請求の範囲第50項記載のテスター。 52.内部域と区分け部材を含むように形成されたハウジングをさらに有し、 その区分け部材は、ハウジング内に固定され、前記内部域をリザーバーチャンバ ーを構成する第1空洞とマスター絞り手段を含有する第2空洞とに分割するよう になっており、くわえて、第1および第2絞り手段、第1および第2通路手段、 そして、テスト作動スイッチを有する、請求の範囲第50項記載のテスター。 53.前記リザーバーチャンバーを含有するハウジング、マスター絞り手段、 第1および第2絞り手段、第1および第2通路手段、そして、テスト作動スイッ チを有する、請求の範囲第49項記載のテスター。 54.前記テスト作動手段が、リザーバーチャンバーと第1および第2通路手 段を相互接続する通路、この通路の開き位置と閉じ位置のあいだで可動状態とな るようにこの通路内に配置されたバルブ、そして、ハウジング上に搭載されこの バルブに接続されたバルブ操作子を、含む、請求の範囲第53項記載のテスター 。 55.前記空気供給手段が、ポンプをさらに含み、リザーバーチャンバーを満 たし、リザーバーチャンバーと第1通路手段とに接続されたリザーバー圧力感知 手段をさらに有して、リザーバーチャンバー内の圧力レベルを感知する、請求の 範囲第49項記載のテスター。 56.前記リザーバーチャンバーと圧力感知手段とに接続された、テスト準備 完了インジケーター手段を、さらに有し、リザーバーチャンバー内の空気圧力が 、ひとたび所定の最低圧力に達したら、使用者に対して、テスト準備完了信号を 発するようになっている、請求の範囲第55項記載のテスター。 57.前記合格/不合格インジケーター手段を、コンピュータシステムと通信 する通信ラインアダプターに接続するための、出力手段をさらに有し、この合格 /不合格インジケーター手段によって生成されたキャップの合格および不合格信 号が、通信ラインを介して、コンピュータシステムに通信されるようになってい る、請求の範囲第33項記載のテスター。 58.前記合格/不合格インジケーター手段を、コンピュータシステムと通信 する通信ラインアダプターに接続するための、出力手段をさらに有し、この合格 /不合格インジケーター手段によって生成されたキャップの合格および不合格信 号が、通信ラインを介して、コンピュータシステムに通信されるようになってい る、請求の範囲第10項記載のテスター。
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