JPH11510951A - 蛍光灯 - Google Patents

蛍光灯

Info

Publication number
JPH11510951A
JPH11510951A JP9509409A JP50940997A JPH11510951A JP H11510951 A JPH11510951 A JP H11510951A JP 9509409 A JP9509409 A JP 9509409A JP 50940997 A JP50940997 A JP 50940997A JP H11510951 A JPH11510951 A JP H11510951A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lighting device
fibrous
fiber
field emitter
cold cathode
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Ceased
Application number
JP9509409A
Other languages
English (en)
Inventor
シルザーズ,アリス・ケネス
スプリンガー,ロバート・ウイリアム
Original Assignee
イー・アイ・デユポン・ドウ・ヌムール・アンド・カンパニー
ザ・リージエンツ・オブ・ザ・ユニバーシテイ・オブ・カリフオルニア
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by イー・アイ・デユポン・ドウ・ヌムール・アンド・カンパニー, ザ・リージエンツ・オブ・ザ・ユニバーシテイ・オブ・カリフオルニア filed Critical イー・アイ・デユポン・ドウ・ヌムール・アンド・カンパニー
Publication of JPH11510951A publication Critical patent/JPH11510951A/ja
Ceased legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J63/00Cathode-ray or electron-stream lamps
    • H01J63/06Lamps with luminescent screen excited by the ray or stream

Landscapes

  • Discharge Lamp (AREA)
  • Discharge Lamps And Accessories Thereof (AREA)
  • Vessels And Coating Films For Discharge Lamps (AREA)
  • Cold Cathode And The Manufacture (AREA)

Abstract

(57)【要約】 繊維状冷陰極電界エミッタ[ここで、前記冷陰極のファイバは約100ミクロン未満の径を有する]、繊維状冷陰極電界エミッタによって放出される電子の吸引のための陽極、冷陰極電界エミッタからの放出電子との接触に際して連続光を発生することができる燐光体、並びに冷陰極電界エミッタ、陽極及び燐光体を、閉鎖容器内に含む約10-5Torr未満の排気された閉鎖容器を含む照明装置が提供される。

Description

【発明の詳細な説明】 蛍光灯 発明の分野 本発明は、照明に関し、そして更に詳細には冷陰極電界エミッタと組み合わせ て適切な燐光体(phosphor)を用いる照明物品に関する。本発明は、エ ネルギ省との接触の結果である(契約番号W−7405−ENG−36)。 発明の背景 蛍光照明は、多年の間、商業的ビルディングにおける標準的な照明方法であっ た。それは家庭においてはもっと少ない程度でしか使用されないけれども、広い 面積を経済的に照明する必要がある場合には、一般にはそれが適用される。白熱 タングステン照明は、蛍光照明よりも効果的ではなくそして一層コストがかかる けれども、白熱球は、優れた便宜及び美的感覚の故に家庭での照明の主な方法で ある。 蛍光照明は照明の高度に効果的な方法であるけれども、それは幾つかの欠陥を こうむる。これらの欠陥の中には生態的心配がある。蛍光管は、これらの管が水 銀、即ち高度に毒性のそして規制された物質を含むので、米国環境保護庁(EP A)によって有害なものと分類されている。この問題は、このような発光体から の水銀の潜在的な滲み出し問題、及び発光体の破砕に際しての水銀との反応のた めにこれらの発光体への化学剤の添加を述べている米国特許第5,229,68 6号及び第5,229,687号におけるような開発を導いてきた。更に、全部 ではないけれど も殆どの蛍光照明システムにおいて必要とされる安定抵抗器は多塩素化ビフェニ ルオイル(PCB)を含む可能性があるが、このような物質は高度に発癌性の物 質でありまたEPAによって規制されている。 一般に、蛍光管における発光体の製造は数個のステップを踏む。第一に、管内 の液体水銀を電子的に加熱して少なくとも幾らかの水銀を揮発させる。次に、水 銀蒸気を通して電流を流して、水銀を励起させてプラズマ状態にする。励起され た水銀プラズマは紫外(UV)光を発する。最後に、UV光が管の中の燐光体を たたき、そして燐光体がUV光エネルギを発光された可視光へと変換させる。こ の光製造経路は、ある種の遂行の欠点を有する。慣用の白熱タングステン照明シ ステムと比較して、蛍光照明システムは、水銀をまず加熱して水銀蒸気を供給し なければならないので、スタートするのが遅い。また、蛍光発光体は、水銀蒸気 を通って流れる電流をスタートさせそして維持するために必要とされるトランス 及び安定抵抗器電子部品に起因して、音のノイズを出すことが知られている。蛍 光照明から出力される光の振動は、システムが冷たくそしてまず点灯される時に 起きる可能性があり、そしてこれによってある人々を当惑させる。更に、蛍光照 明システムは、光の明るさの出力を調節するために使用される慣用の暗くする技 術とは典型的に合い入れず、一層一般的ではない電子部品を使用する高価な暗く し得る蛍光照明を必要にする。 I.Brodieの米国特許第4,818,914号は、陰極の一つの表面か ら突出する一列の針のような部材によって形成される陰極、それを貫く一列の開 口によって形成される加速電極、燐光体の層及び陽極電極を含むランプを開示し ている。陰極と加速電極を横切ってそして陰 極と陽極を横切って加えられる電圧は、陰極からの電界放出及び陽極による電子 の収集をもたらす。燐光体層への電子の衝突は光の放出をもたらす。Dwors kyらの米国特許第5,180,951号は、実質的に平坦な(平らな)多結晶 ダイアモンドフィルム電子エミッタから成る均一な光源を開示している。Y.T aniguichiらのWO94/28571は、伝導性フィラメントの上に蒸 着された無定形ダイアモンドフィルムの層、並びに放出された電子によってたた かれる時に光を放射する、このフィラメント及びフィルムを取り囲む陽極を含む 蛍光管光源を開示している。無定形ダイアモンドフィルムは複数の分布され局部 化された電子放出サイトから成り、そして各々のサブサイトはサブ領域の間で異 なる電子親和力を有する複数のサブ領域を有すると言われている。 本発明の一つの目的は、繊維状電界放出要素を用いる水銀を含まない蛍光発光 体を提供することである。 本発明のもう一つの目的は、実質的に一定の点灯を有する蛍光発光体を提供す ることである。 本発明のなおもう一つの目的は、低い電圧、低い電力背面光を提供することで ある。 発明の要約 上述のそしてその他の目的を達成するために、そして本発明の意図に従って、 本明細書中に具現化されそして広く述べられるように、本発明は、繊維状冷陰極 電界エミッタ[ここで、前記冷陰極のファイバ(繊維)は約100ミクロン未満 の径を有する]、繊維状冷陰極電界エミッタによって放出される電子の反応(r eaction)のための陽極、冷陰 極電界エミッタからの放出電子との接触に際して連続光(persistent light)を発生することができる燐光体、並びに冷陰極電界エミッタ、陽 極及び燐光体を、閉鎖容器内に含む約10-5Torr未満の排気された閉鎖容器 を含む照明装置を提供する。この連続光は、好ましくは、1ワットあたり少なく とも20ルーメンの光度を有する。 図面の簡単な説明 図1は、本発明の照明装置に従った拡大された管デバイスを示す。 図2は、本発明の照明装置に従った平らなプレートデバイスの拡大図を示す。 図3は、本発明の照明装置に従ったバルブデバイスを示す。 図4は、本発明の照明装置に従った光ビーム生成デバイスを示す。 図5は、本発明の照明装置に従った試験デバイスを示す。 図6は、本発明の照明デバイスのための駆動回路を示す。 図7は、標準的な光バルブソケット中での使用のためのバルブデバイスを示す 。 詳細な説明 本発明は、電界放出(発光)照明装置に、そしてファイバ電界放出照明(FF EL)装置に関する。 本発明の照明装置は、電界放出を使用して、燐光体、例えば、陰極冷光発光材 料から出力される光を発生させる。 この電界放出照明装置は、繊維状冷陰極電界エミッタを含む。電界放出電子放 出材料は、ファイバの形で供給することができる任意の材料で良い。好ましくは 、繊維状陰極の電界放出電子放出材料は、ダイヤモンド、ダイヤモンド様炭素又 はガラス状炭素である。ダイヤモンドが殊に 好ましい。好ましくは、繊維状陰極は、非ダイヤモンドコアファイバの上のダイ ヤモンド、ダイヤモンド様炭素又はガラス状炭素から本質的に成る一種以上のダ イヤモンド、ダイヤモンド様炭素又はガラス状炭素複合ファイバから形成される 。非ダイヤモンドコアは、伝導体又は半導体材料から作ることができる。その代 わりに、コアは、伝導体又は半導体材料のフィルムコーティングによって取り囲 まれた不導体材料から作ることもできる。ダイヤモンドファイバ中のコア材料は 、例えば、伝導性炭素例えばグラファイト若しくは金属例えばタングステンでも 良く、又は例えば、ケイ素、銅、モリブデン、チタン若しくは炭化ケイ素でも良 い。もう一つの実施態様においては、コアは、もっと複雑な構造体、例えば、伝 導体又は半導体材料の薄いコーティングによって取り囲まれた不導体材料から成 ることができる。次に、ダイヤモンド、ダイヤモンド様又はガラス状炭素の層を 外装の上にコートする。例として、不導体コアは、合成繊維例えばナイロン、K EVLAR(R)(KEVLAR(R)は、E.I.du Pont de Nemo urs and Company,Wilmington,DEの登録商標であ る)、若しくはポリエステル、又は無機材料例えばセラミック若しくはガラスで 良い。他の実施態様においては、ダイヤモンド、ダイヤモンド様炭素若しくはガ ラス状炭素前駆体を非ダイヤモンドコアの上にコートすることができ又はコアが ダイヤモンド、ダイヤモンド様炭素若しくはガラス状炭素前駆体で良く、そして 次に前駆体の適切な処理によって、ダイヤモンド、ダイヤモンド様炭素若しくは ガラス状炭素を生成させる。 特に、本発明の電界放出照明装置は、“ダイヤモンド−グラファイト電界エミ ッタ”という標題の1994年2月14日に出願された米国特 許出願連番第08/196,343号中でValoneによって、又は“ダイヤ モンドファイバ電界エミッタ”という標題の1994年2月14日に出願された Valoneらの米国特許出願連番第08/196,340号の一部継続出願で ある、“ダイヤモンドファイバ電界エミッタ”という標題の1995年2月13 日に出願された米国特許出願連番第08/387,539号中でBlanche r−Fincherらによって述べられたタイプのもので良い繊維状冷陰極電界 エミッタを含む。なお、上記特許出願中の説明は参照によって本明細書中に加入 する。更に、本発明の冷陰極電界エミッタは、任意のその他の適切な放出性繊維 状材料、例えば1995年8月14日に出願された“制御された電界放出サイト の創出のための方法”という標題の米国仮特許出願番号第60/002,277 号中でFriedmannによって述べられたような、強力なイオンビーム処理 への暴露によって処理された適切なグラファイトファイバ若しくはレーザへの暴 露によって処理された適切なグラファイトファイバ、又は1995年2月13日 に出願された米国特許出願番号第08/387,539号中で述べられたような 、ダイヤモンドでコートされた若しくはダイヤモンド様のものでコートされたニ ッケルでコートされたKEVLAR(R)ファイバ、又はガラス状炭素、約138 0cm-1及び1598cm-1にラマンピークを示す無定形材料を含むファイバで 良い。“ダイヤモンド様炭素”は、本明細書中では、文献中で、ダイヤモンド様 炭素並びにガラス状炭素と呼ばれている材料、並びにガラス状炭素の顕微鏡的な 介在物を含む炭素を名付けるために使用されるが、これらのすべては、電界放出 材料としてのそれらの性能においてダイヤモンド様である。 加えて、本発明の繊維状冷陰極は、一般に、適切な寸法、即ち、一般に約10 0ミクロン未満、好ましくは約15ミクロン未満、そして更に好ましくは約10 ミクロン未満の径を有し、そして活性化された表面を有する、即ち、比較的低い バイアス電圧で電子が引き出されることを可能にすることができる伝導性材料の もので良い。適切な材料の中には、例えば、フラッシュ加熱によるファイバの処 理を基にして活性化された表面を適切には有する、酸化マグネシウム及び類似物 の細いファイバが含まれ得る。 一般に、繊維状陰極のファイバは、各々、約100ミクロン未満、好ましくは 約15ミクロン未満、そして更に好ましくは約10ミクロン未満の径を有する。 より細い径のファイバは、電界放出を発生させるために必要な電圧を減少させる 。好ましくは、径は1ミクロンを越える。一般に、本発明の冷陰極のファイバの 径は、現在入手できる照明装置において通常使用される金属のフィラメントより も寸法が実質的に小さい。繊維状陰極として単一のファイバを使用することもで きるけれども、電子放出における豊富さ(redundancy)を与えるため に、繊維状陰極として一本よりも多いファイバを使用することが一般には好まし い。 本発明の照明装置において使用される燐光体は、一般に、電子放出によってた たかれている際に可視光を発生させるのに適切な任意のタイプのもので良い。例 えば、燐光体は、酸化亜鉛:亜鉛、硫化亜鉛、硫化カドミウム、硫化カドミウム 亜鉛、セレン化亜鉛、セレン化カドミウム亜鉛、ケイ酸イットリウム:セシウム 、リン酸亜鉛:マグネシウム、又は適切な励起に従って光を発するその他の良く 知られた材料で良い。燐光 体のブレンド又は組み合わせ物もまた用いることができる。 本発明において使用される燐光体は、更に、連続光を生成することができる。 即ち、燐光体の特別な点からの光は、それが励起されている時間と共には容易に は薄れない。加えて、励起された燐光体からの出力は、1ワットあたり少なくと も20ルーメンの光度を有するこの連続可視光を発生させることができる。 本発明の照明装置は、一般にはすべてが排気された閉鎖容器内に含まれた、繊 維状冷陰極電界エミッタ、燐光体、冷陰極電界エミッタからの放出電子の吸引の ための陽極を含む。標準的な水銀蒸気蛍光灯とは違って、本発明の照明装置は、 水銀を加熱してプラズマを生成させる必要性なしに即座に点灯することができる 。プラズマを維持する必要性なしに、本発明の照明装置によって発生された光は 、ファイバに加えられる電圧の調節によって容易にそして簡易に暗く又は明るく することができる。より高い電圧を加える時には、より多い電子が放出されそし て燐光体材料の上に衝突し、結果として付加的な光出力、即ち、より明るい光を もたらす。繊維状電界エミッタのための最小点灯電圧を越えるが、より低い電圧 を加える時には、より少ない電子が放出されそして燐光体材料の上に衝突し、結 果として光出力の減少、即ち、より暗い光をもたらす。本発明の照明装置のため にはスタート回路は必要ではなく、整流電圧設定回路及び簡単な電流限定回路だ けが必要であるに過ぎない。このような電流限定回路は、例えば、繊維状冷陰極 と直列の小さな抵抗器/誘導器から成ることができる。 排気された閉鎖容器は、典型的には、約10-5Torrほど低い最低の低い圧 力を維持する。このような排気された閉鎖容器は、例えば、ガ ラスバルブ、又はそれらの間に適切なスペーサ材料を有する多重ガラスシートで 良い。 本発明の照明装置は、向けられ形造られた印加電圧によって誘発される電子放 出を使用する。これは、向けられていない光源をもたらすプラズマを使用する照 明とは対照的である。これは、伝統的な長い管への限定なしに、本発明の照明装 置の実用的なしかし変わった形の形状を可能にする。照明装置がどんな形を持と うとも、繊維状陰極のファイバからの電界放出が、ファイバ先端又は端からでは なくて利用されたファイバの長さ方向に沿って起きる。 図1中に示した本発明の一つの実施態様においては、発光体10は、排気可能 な閉鎖容器としてガラス管12を含んでいた。ガラス管12の内側又は内部表面 は、陽極としての透明な伝導体及び燐光体又は陰極冷光発光材料13によってコ ートすることができる。繊維状陰極要素14、即ち繊維状電界エミッタは、ガラ ス管12内に位置付けられる。末端キャップ16は、繊維状陰極要素14にそし て透明な伝導体コーティング又は陽極に接続された電極を含む。繊維状陰極要素 は単一のファイバから成ることもできるし、多重のファイバを含むこともできる し、又は比較的太い単一のファイバを含むこともできる。一般に、単一のファイ バ又は多重のファイバを構成する個々のファイバは、約1ミクロン〜約20ミク ロン、好ましくは約5ミクロン〜約10ミクロンの径を有することができる。ガ ラス管は、示したような円形シリンダでも良いし、又はそれは形作られた表面を 有しても良い。 図2中に示した本発明のもう一つの実施態様においては、発光体20は、その 上に繊維状陰極要素列24を有する平らなプレート22を含む 平らなプレートデザインを有する。透明な第二の平らなプレート26は、平らな プレート26の陰極要素列24に面する方の表面の上に、透明な伝導体のコーテ ィング28、そして透明な伝導体コーティング28の上に燐光体又は陰極冷光発 光材料のコーティング30を含む。スペーサプレート26は、平らなプレート と平らなプレート26を隔離し、そして繊維状陰極要素列24、透明な伝導体 コーティング28及び燐光体又は陰極冷光発光材料30のための排気可能な閉鎖 容器を与える。伝導体電極は、透明な伝導体コーティング28及び繊維状陰極要 素列24に接続されている。 図3中に示した本発明のもう一つの実施態様においては、バルブの形の発光体40 は、透明な伝導体の内部コーティング44及び燐光体又は陰極冷光発光材料 のコーティング46を有するガラス球42を含む。繊維状陰極要素48、即ち繊 維状電界エミッタは、ガラス球42内に位置付けられる。伝導体は、繊維状陰極 要素48にそして透明な伝導体コーティング又は陽極44に接続されている。繊 維状陰極要素48は、単一のファイバから成ることもできるし、又は多重のファ イバを含むこともできる。一般に、単一のファイバ又は多重のファイバを構成す る個々のファイバは、約1ミクロン〜約20ミクロン、好ましくは約5ミクロン 〜約10ミクロンの径を有することができる。 図4(a)及び図4(b)中に示した本発明のもう一つの実施態様においては 、光ビーム出力52を作り出すことができる発光体50は、凹面の内側表面の上 に、反射体材料56、透明な伝導性材料58、及び燐光体又は陰極冷光発光材料60 のコーティングを有するガラスの半球支持体54を含む。繊維状陰極要素 、即ち繊維状電界エミッタは、ガ ラス半球54内に位置付けられる。伝導体は、繊維状陰極要素62にそして透明 な伝導体コーティング即ち陽極58に接続されている。ガラス支持体54の形を 変えることは、一層集中した光ビームをもたらし得る。 図5は、排気可能な閉鎖容器を形成するために末端キャップ72及び74によ ってキャップされた透明なプラスチック、例えば、Lucite(R)プラスチッ ク管70を含む繊維状陰極の電界放出変数を試験するために使用される簡単な試 験デバイスを示す。末端キャップ72は、真空ポンプに接続された開口76を含 む。燐光体又は陰極冷光発光材料80によってコートされた、基礎のある銅のス クリーンメッシュ78が、排気可能な閉鎖容器内に吊るされている。繊維状陰極 要素82は、基礎のある銅のスクリーンメッシュ78内に位置付けられる。伝導 体は、繊維状陰極要素82にそして銅のスクリーンメッシュ即ち陽極78に接続 されている。この試験デバイスは、放出性ファイバの放出均一性を測定するため に有用であることを証明することができる。 図6は、本発明の照明装置と一緒の使用のための電流限定回路を示す。電流限 定回路90は、放出性ファイバ又は繊維状陰極要素96と共に抵抗92及び誘導 器94を直列に含む。電源98は、整流電圧設定回路100を通して陽極102 にそして陰極要素96と直列に電流限定回路90に接続されている。 図7中に示した本発明のもう一つの実施態様においては、発光体120は、ス クリュタイプのベースを有する標準的な発光体バルブの形のものである。ガラス バルブ121の内側表面は、透明な伝導性酸化物122及び燐光体即ち陰極冷光 発光材料123によってコートされている。電界放出電子放出ファイバから成る 繊維状陰極電界エミッタ124は、 バルブの中央領域中にある。このファイバエミッタは三角形形状で示されている が、その他の形状、例えば、円又は4つ以上の側面を有する形でも良い。ファイ バエミッタは非放出電流輸送体125によって支持されている。放出された電子 は矢印126によって示されている。スクリュタイプのベース127は、標準的 な白熱バルブのために使用されるものと本質的に同じである。 本発明の照明装置の操作においては、十分な電子放出を発生させるためには、 陰極からの1インチあたり約1.5ワットの電力密度が一般には必要である可能 性がある。一般に、繊維状陰極でのバイアス電圧が少なくとも1500ボルトで ある場合には、1インチあたりの放出電流は少なくとも約1ミリアンペアである に違いない。 本発明を、例示としてだけ意図される以下の実施例において更に詳細に説明す る。 実施例1 単一の強力なイオンビームに曝された炭素繊維(ファイバ)を使用して、照明 装置を本質的に図5中に示したように組み立てた。炭素繊維は以下のようにして 製造した。 グラファイト糸からの未処理グラファイトファイバ(Hercules,In c.,Wilmington,DEから商業的に入手できるIM7グラファイト ファイバ)をフレームを横切って一杯に拡げ、そしてRejら、Rev.Sci .Instrum.64(10)、2753〜2760頁、1993年10月の 教示に従って操作してフレームを強力なイオンビームの経路の中に置いた。電圧 は約300キロボルトであった。イオンビームの焦点からフレームへの距離を、 約6インチ〜18イ ンチの間で変えた。イオンビームのエネルギ強度は、1平方センチメートルあた り約2ジュール〜1平方センチメートルあたり約10ジュールでと推定された。 イオンビームのパルスの時間は約1マイクロセカンドであった。単一のパルスの 後で、フレームを引っ繰り返し(180°)、そしてファイバの逆の側を強力な イオンビームの単一のパルスに曝した。生成したファイバを試験したが、優れた 電界放出電子エミッタであることが示された。 次に、図5中に示した伝導体“A”に一本のファイバを取り付けた。酸化亜鉛 :亜鉛燐光体を、銅のメッシュのスクリーンの上にコートした。約3.5keV の電位差を、陰極と陽極に、即ち、伝導体“A”と“B”に印加した。連続光発 光と一緒に2〜3mAの電流がファイバの1インチ(2.5cm)の長さにわた って得られた。1インチ(2.5cm)あたり約10ワットが照明目的のために 得られた。 本発明を特定の詳細を参照して説明してきたけれども、このような詳細は、そ れらが添付の請求の範囲中に含まれるようなそしてその程度まで以外は、本発明 の範囲に関して限定として見なされるべきではないことが意図される。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】1997年6月26日 【補正内容】 請求の範囲 1. 約100ミクロン未満の径を有する1本以上のファイバを含む繊維状冷 陰極電界エミッタ、 繊維状冷陰極電界エミッタによって放出される電子の吸引のための陽極、 繊維状冷陰極電界エミッタからの放出電子との接触に際して連続光を発生する ことができる燐光体、並びに 繊維状冷陰極電界エミッタ、陽極及び燐光体を、繊維状陰極のファイバからの 電子放出がファイバ先端又は末端からではなく利用されるファイバの長さに沿っ て起きるという条件下で、閉鎖容器内に含む約10-5Torr未満の排気された 閉鎖容器 を含んで成る照明装置。 2. 前記1本以上のファイバが約1ミクロン〜約15ミクロンの径を有する 、請求の範囲第1項に記載の照明装置。 3. 前記繊維状冷陰極電界エミッタが1本よりも多いファイバを含む、請求 の範囲第1項に記載の照明装置。 4. 前記ファイバが約1ミクロン〜約15ミクロンの径を有する、請求の範 囲第3項に記載の照明装置。 5. 前記の排気された閉鎖容器が球の形のものである、請求の範囲第1項に 記載の照明装置。 6. 前記の排気された閉鎖容器が半球の形のものである、請求の範囲第1項 に記載の照明装置。 7. 前記の排気された閉鎖容器が球の形のものである、請求の範囲第3項に 記載の照明装置。 8. 前記の排気された閉鎖容器が半球の形のものである、請求の範囲第3項 に記載の照明装置。 9. 前記の排気された閉鎖容器が平らなプレートの形のものである、請求の 範囲第1項に記載の照明装置。 10. 前記の排気された閉鎖容器が平らなプレートの形のものである、請求 の範囲第3項に記載の照明装置。 11. 前記の排気された閉鎖容器が円筒状の形のものである、請求の範囲第 1項に記載の照明装置。 12. 前記の排気された閉鎖容器が円筒状の形のものである、請求の範囲第 3項に記載の照明装置。 13. 前記の装置が水銀を含まないとして更に特徴付けられる、請求の範囲 第1項に記載の照明装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 シルザーズ,アリス・ケネス アメリカ合衆国ワシントン州98029イサク ア・サウスイーストフオーテイシツクスス プレイス22524 (72)発明者 スプリンガー,ロバート・ウイリアム アメリカ合衆国ニユーメキシコ州87544ロ スアラモス・ローバーブールバード517

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 1本以上のファイバを含む繊維状冷陰極電界エミッタ[前記繊維状冷陰 極の前記1本以上のファイバは約100ミクロン未満の径を有する]、 繊維状冷陰極電界エミッタによって放出される電子の吸引のための陽極、 繊維状冷陰極電界エミッタからの放出電子との接触に際して連続光を発生する ことができる燐光体、並びに 繊維状冷陰極電界エミッタ、陽極及び燐光体を、閉鎖容器内に含む約10-5T orr未満の排気された閉鎖容器 を含んで成る照明装置。 2. 前記1本以上のファイバが約1ミクロン〜約15ミクロンの径を有する 、請求の範囲第1項に記載の照明装置。 3. 前記繊維状冷陰極電界エミッタが1本よりも多いファイバを含む、請求 の範囲第1項に記載の照明装置。 4. 前記ファイバが約1ミクロン〜約15ミクロンの径を有する、請求の範 囲第3項に記載の照明装置。 5. 前記の排気された閉鎖容器が球の形のものである、請求の範囲第1項に 記載の照明装置。 6. 前記の排気された閉鎖容器が半球の形のものである、請求の範囲第1項 に記載の照明装置。 7. 前記の排気された閉鎖容器が球の形のものである、請求の範囲第3項に 記載の照明装置。 8. 前記の排気された閉鎖容器が半球の形のものである、請求の範 囲第3項に記載の照明装置。 9. 前記の排気された閉鎖容器が平らなプレートの形のものである、請求の 範囲第1項に記載の照明装置。 10. 前記の排気された閉鎖容器が平らなプレートの形のものである、請求 の範囲第3項に記載の照明装置。 11. 前記の排気された閉鎖容器が円筒状の形のものである、請求の範囲第 1項に記載の照明装置。 12. 前記の排気された閉鎖容器が円筒状の形のものである、請求の範囲第 3項に記載の照明装置。 13. 前記の装置が水銀を含まないとして更に特徴付けられる、請求の範囲 第1項に記載の照明装置。
JP9509409A 1995-08-14 1996-08-12 蛍光灯 Ceased JPH11510951A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US226295P 1995-08-14 1995-08-14
US60/002,262 1995-08-14
PCT/US1996/013091 WO1997007531A1 (en) 1995-08-14 1996-08-12 Fluorescent lamp

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11510951A true JPH11510951A (ja) 1999-09-21

Family

ID=21699955

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9509409A Ceased JPH11510951A (ja) 1995-08-14 1996-08-12 蛍光灯

Country Status (8)

Country Link
EP (1) EP0845154B1 (ja)
JP (1) JPH11510951A (ja)
KR (1) KR100397720B1 (ja)
CN (1) CN1199503A (ja)
AU (1) AU696412B2 (ja)
CA (1) CA2229067A1 (ja)
DE (1) DE69605118T2 (ja)
WO (1) WO1997007531A1 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006022352A1 (ja) * 2004-08-26 2006-03-02 Dialight Japan Co., Ltd. 液晶表示装置用バックライト
JP2008204641A (ja) * 2007-02-16 2008-09-04 Dialight Japan Co Ltd フィールドエミッションランプ

Families Citing this family (20)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6573643B1 (en) * 1992-03-16 2003-06-03 Si Diamond Technology, Inc. Field emission light source
SE510412C2 (sv) * 1997-06-13 1999-05-25 Lightlab Ab En ljuskälla innefattande en fältemissionskatod och en fältemissionskatod för användning i en ljuskälla
SE510413C2 (sv) * 1997-06-13 1999-05-25 Lightlab Ab En fältemissionskatod och en ljuskälla innefattande en fältemissionskatod
JP3555844B2 (ja) 1999-04-09 2004-08-18 三宅 正二郎 摺動部材およびその製造方法
EP1061554A1 (en) 1999-06-15 2000-12-20 Iljin Nanotech Co., Ltd. White light source using carbon nanotubes and fabrication method thereof
JP2001052652A (ja) * 1999-06-18 2001-02-23 Cheol Jin Lee 白色光源及びその製造方法
SE515377E (sv) 1999-07-30 2005-01-11 Nanolight Internat Ltd Ljuskälla innefattande en fältemissionskatod
PT1498931E (pt) * 2002-04-17 2009-11-20 Alexandr Nikolaevich Obraztsov Fonte luminosa de luminescência catódica
US6969198B2 (en) 2002-11-06 2005-11-29 Nissan Motor Co., Ltd. Low-friction sliding mechanism
JP4863152B2 (ja) 2003-07-31 2012-01-25 日産自動車株式会社 歯車
US8206035B2 (en) 2003-08-06 2012-06-26 Nissan Motor Co., Ltd. Low-friction sliding mechanism, low-friction agent composition and method of friction reduction
JP4973971B2 (ja) 2003-08-08 2012-07-11 日産自動車株式会社 摺動部材
US7771821B2 (en) 2003-08-21 2010-08-10 Nissan Motor Co., Ltd. Low-friction sliding member and low-friction sliding mechanism using same
EP1508611B1 (en) 2003-08-22 2019-04-17 Nissan Motor Co., Ltd. Transmission comprising low-friction sliding members and transmission oil therefor
AU2003280778A1 (en) * 2003-11-13 2004-06-06 Japan Communication Inc. Field emission ultraviolet lamp
TWI404449B (zh) 2004-03-25 2013-08-01 Pureron Japan Co Ltd Lighting device
CN1725922A (zh) 2004-07-22 2006-01-25 清华大学 场发射平面光源装置及其阴极
AU2005335123B2 (en) 2004-11-09 2011-02-03 Board Of Regents, The University Of Texas System The fabrication and application of nanofiber ribbons and sheets and twisted and non-twisted nanofiber yarns
DE602005024791D1 (de) * 2005-06-30 2010-12-30 Lightlab Sweden Ab Elektronen- und Photonenquelle mit gegenseitiger Verstärkung
CN103972030A (zh) * 2013-01-29 2014-08-06 海洋王照明科技股份有限公司 一种场发射光源

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB1394055A (en) * 1971-07-09 1975-05-14 Nat Res Dev Electron emitters
US3860852A (en) * 1974-04-04 1975-01-14 Gte Sylvania Inc Fluorescent lamp containing amalgam-forming material
US4173730A (en) * 1978-07-11 1979-11-06 Westinghouse Electric Corp. Compact fluorescent lamp unit having integral circuit means for DC operation
GB2126006B (en) * 1982-08-19 1985-11-27 Gen Electric Co Plc Cathodoluminescent light sources
JPH0471158A (ja) * 1990-07-10 1992-03-05 Stanley Electric Co Ltd 冷陰極蛍光ランプの点灯装置
US5141460A (en) * 1991-08-20 1992-08-25 Jaskie James E Method of making a field emission electron source employing a diamond coating
US5229687A (en) * 1991-10-09 1993-07-20 Gte Products Corporation Mercury vapor discharge lamp containing means for reducing mercury leaching
US5578901A (en) * 1994-02-14 1996-11-26 E. I. Du Pont De Nemours And Company Diamond fiber field emitters

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006022352A1 (ja) * 2004-08-26 2006-03-02 Dialight Japan Co., Ltd. 液晶表示装置用バックライト
TWI383218B (zh) * 2004-08-26 2013-01-21 Pureron Japan Co Ltd A backlight device for a liquid crystal display device
JP5214146B2 (ja) * 2004-08-26 2013-06-19 株式会社ピュアロンジャパン 液晶表示装置用バックライト
JP2008204641A (ja) * 2007-02-16 2008-09-04 Dialight Japan Co Ltd フィールドエミッションランプ

Also Published As

Publication number Publication date
KR100397720B1 (ko) 2006-03-16
WO1997007531A1 (en) 1997-02-27
DE69605118D1 (de) 1999-12-16
DE69605118T2 (de) 2000-05-25
EP0845154B1 (en) 1999-11-10
AU696412B2 (en) 1998-09-10
KR19990028976A (ko) 1999-04-15
CA2229067A1 (en) 1997-02-27
AU7007596A (en) 1997-03-12
EP0845154A1 (en) 1998-06-03
CN1199503A (zh) 1998-11-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH11510951A (ja) 蛍光灯
WO1997007531A9 (en) Fluorescent lamp
EP1498931B1 (en) Cathodoluminescent light source
KR20040078647A (ko) 발광장치 및 발광방법
US20100102695A1 (en) Fluorescent lamp and method of manufacturing fluorescent lamp
US7663298B2 (en) Light source apparatus using field emission cathode
US20020121856A1 (en) Florescent lamps with extended service life
KR20010071389A (ko) 광 방사장치 및 방법
RU2274924C1 (ru) Катодолюминесцентный источник света (варианты)
US6504311B1 (en) Cold-cathode cathodoluminescent lamp
JPH0745225A (ja) X線発生管
US7489069B2 (en) Field emission light source and a related backlight device
US7290916B2 (en) Field emission light source and a related backlight device
US20060138935A1 (en) Field emission lamp and backlight module using same
RU211771U1 (ru) Катодолюминесцентный источник ультрафиолетового излучения
RU2159478C2 (ru) Способ изготовления катода с автоэлектронной эмиссией, катод с автоэлектронной эмиссией и устройство автоэлектронной эмиссии
US7446466B2 (en) Field emission light source
RU2210140C2 (ru) Способ и устройство для получения оптического излучения
JP2004247171A (ja) 電子放出部、フラットパネルディスプレイ、フラット光源、冷陰極蛍光ランプ、無電極蛍光ランプおよびそれらの製造方法
JP2005056659A (ja) 薄型フレキシブル電子放出部材
CN1057865C (zh) 复合放电灯
KR930006738Y1 (ko) 열음극 램프
JPS62163252A (ja) 光放射電子管
JPH02227996A (ja) 蛍光灯照明装置
US20060197425A1 (en) Field emission light source

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20041109

A313 Final decision of rejection without a dissenting response from the applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A313

Effective date: 20050404

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20050524