JPH11509471A - 品物を洗濯しそしてそれからの廃水を精製する方法 - Google Patents

品物を洗濯しそしてそれからの廃水を精製する方法

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Abstract

(57)【要約】 油で汚れた品物を洗濯する方法は、界面活性剤系およびアルカリ性度の供給源を含む洗浄溶液中で該品物を洗濯することからなる。アルカリ性度の供給源は、アルミナとして測定して少なくとも約25ppmのアルミン酸アルカリを洗浄溶液中に存在させるのに有効な濃度におけるアルミン酸アルカリ金属塩好ましくはアルミン酸ナトリウムである。洗浄溶液は次いで洗濯された品物から分離され、そしてそのpHは約9またはそれ以下に低減される。ジアリルジメチルアンモニウムクロライドのような不安定化用ポリマーが、添加され得る。この組合わせは、油およびグリースを洗浄溶液から分離させそしてアルミン酸ナトリウムと共に表面に浮遊させる。アルミン酸ナトリウムの濃度が約100ppm好ましくは約250ppmを越える場合、不安定化用ポリマーを添加する必要がない。このことは、洗剤の全体的効力に影響を及ぼさず、それでも油およびグリースを廃洗浄溶液から分離する能力を有意的に向上させる。

Description

【発明の詳細な説明】 品物を洗濯しそしてそれからの廃水を精製する方法 本発明の背景 商業的洗濯所は、レンタルの衣装、床マット、プリントまたはインキタオルお よびショップタオル(shop towel)を含めて種々の異なる品物を処理 する。多くの適用特にショップタオルを洗濯する適用では、多量の油または他の 炭化水素廃棄物を生じる。洗剤組成物の目的は、洗濯される品物からこの油を他 の泥および汚れと共に除去することである。このことは、最大の清浄効力を達成 するために界面活性剤、アルカリ性薬剤並びに再付着防止剤および種々の金属イ オン封鎖剤の組合わせを用いることにより成し遂げられる。界面活性剤は、特に 、油汚れを洗浄水中に乳化および懸濁されたままにするよう機能する。一般に、 洗浄水中に生じせしめられたエマルジョンが安定であればあるほど、洗剤系の清 浄性能は一層良好である。 同時に、この油汚れを洗浄廃水から除去することをこの廃水の下水管への廃棄 に先立って行うことが、しばしば必要である。かくして、洗浄水を廃棄する前に 乳化洗浄溶液から油を分離するために、洗浄溶液の効果に対抗作用することが必 要である。 しかしながら、洗浄水中に生じせしめられたエマルジョンが安定であればあるほ ど、分離は一層困難におよび費用がかかるようになる。 このことを成し遂げるための試みは、これまでに多くあった。例えば、両性界 面活性剤が用いられてきた。アルカリ性pHにおいてこれらは油を乳化するため の有効な界面活性剤であるが、しかし酸性pHにおいてそれらの界面活性剤とし て機能する能力は低減される。このことは、有効に廃水の油およびグリース含有 率を数百ppmに下げることを可能にする。しかし、このことは、最新の基準を 満たすためには適切でない。この適用はまた、エマルジョンを不安定にするため に必要とされる酸性pHにおいて重金属汚染物を可溶化する潜在力を増大させる 。 多くの洗濯所は、乳化された油およびグリースを除去するために洗浄過程に引 き続いて洗浄溶液を処理する。このことは、界面活性剤の効果に対抗作用するた めに種々の水処理用化学薬品の添加および高価な水処理系の使用を必要とする。 かかる化学薬品処理の場合でさえ、有効ないかなる後処理をも用いて、水の精製 を最適化するよう洗浄溶液を計画しなければならない。 多くの会社は、界面活性剤系を変えて水溶性の劣る界面活性 剤に頼ってきており、またはエマルジョンの安定性を最小にするために現実に界 面活性剤の量を減らしてきた。これらの行為の正味の全体的効果は、洗剤の清浄 効力の低減である。本発明の要約 本発明の目的は、商業的洗濯所において油で汚れた品物を洗濯しそして引き続 いてその廃水を処理して廃洗浄溶液中の油のほとんどを除去する方法を提供する ことである。本発明の更なる目的は、洗剤組成物の効力を低減することなくこれ を成し遂げることである。 これらの目的は、界面活性剤、再付着防止剤および金属イオン封鎖剤を含めて 1種またはそれ以上の洗濯洗剤成分と共にアルミナとして測定して有効量のアル ミン酸ナトリウム塩を含む洗浄溶液中で品物を洗濯することにより達成される。 アルミン酸塩は、洗浄溶液におけるアルカリ性度の供給源である。好ましくは、 アルミン酸塩は、洗浄溶液のpHを9より高く確立するのに十分な量にて添加さ れる。次いで、使用後の洗浄溶液は集められそしてそのpHは9より低く低減さ れ、それによりエマルジョンのコロイドがAl(OH)3沈殿物形態として捕捉 されるようになって油汚れが該溶液から分離される。 該分離は、ポリジメチルジアリルアンモニウムクロライドのような普通の有機 高分子電解質の添加とともに促進され得る。アルミン酸塩の濃度が75ppmを 越え4,000ppmまでまたはそれ以上に増大される場合、これらのポリマー の必要性は低減または除かれ得る。本発明によれば、アルミン酸ナトリウムは、 アルカリ性度の供給源並びに廃洗濯溶液の処理用の凝析剤の両方として作用し得 る。 本発明の目的および利点は、次の詳細な記載および図面に照らして更に認識さ れよう。図面の簡単な記載 図1〜5は、種々のアルミナ濃度、pHおよびポリマー濃度下での油分離のグ ラフ表示である。詳細な記載 本発明によれば、品物は、アルカリ性洗濯洗剤溶液中で洗濯される。引き続い て、廃洗浄溶液のpHは下げられて、エマルジョンの形態にて洗浄溶液内に含有 されている油汚れが洗浄溶液から分離される。 洗濯溶液は、アルミン酸アルカリ金属塩、界面活性剤系および任意の再付着防 止剤および金属イオン封鎖剤の組合わせであ る。導入前のこれらの成分の濃度は広範に変動され得、そして主として処方およ び分配の関数である。本記載において、別段指摘がなければ、百分率はすべて洗 浄水中の重量百分率である。同様に、ppmでの濃度は、別段特記されていなけ れば、洗浄水に対して言及する。 本発明において用いられる界面活性剤系は、陰イオン性界面活性剤、非イオン 性界面活性剤、両性界面活性剤またはこれらの界面活性剤の組合わせを含み得る 。 典型的には、用いられる非イオン性剤は、多価成分のアルカリ性酸化物付加物 、アルキルアリールエトキシレート、アルコールエトキシレートおよびそれらの 混合物を含む。多価成分のアルカリ性酸化物付加物の典型となる有用な非イオン 性界面活性剤の中に、名称テトロニック(Tetronic)下で商業的に販売 されているエチレンジアミンのエチレンオキシド付加物並びに名称プルロニック (Pluronic)下で商業的に販売されているプロピレングリコールのエチ レンオキシドプロピレンオキシド付加物がある。 アルキルアリールエトキシレートの代表的なものは、例えばアルキルフェノー ルのポリエチレンオキシド縮合物である。か かる化合物におけるアルキル置換基は、重合プロピレン、ジイソブチレン、オク テンまたはノネンから誘導され得る。このタイプの化合物の例は、ノニルフェノ ール1モル当たり約2〜約9モルのエチレンオキシドと縮合されたノニルフェノ ールを含む。このタイプの商業的に入手できる非イオン性界面活性剤は、ユニオ ン・カーバイド社により販売されているテルギトール(Tergitol)NP −9を含む。 ここにおいて有用なアルコールエトキシレートは、脂肪族アルコールとエチレ ンオキシドとの縮合生成物を含む。脂肪族アルコールのアルキル鎖は、直鎖また は分枝鎖のいずれかであり得そして一般に8〜22個の炭素原子を含有する。こ のタイプの商業的に入手できる非イオン性界面活性剤の例は、ユニオン・カーバ イド・コーポレーション社により上市されているテルギトール(Tergito l)15−S−3、15−S−5、テルギトール(Tergitol)25−L −3および25−L−5を含む。 一般に、本発明において、非イオン性界面活性剤は、洗浄洗剤溶液の約0.0 1重量%ないし約1重量%の濃度にて用いられる。これは、洗浄される品物の特 質、その汚れ状態等に依存 して広範に変動され得る。 本発明において有用な非イオン性界面活性剤に加えて、陰イオン性界面活性剤 もまた用いられ得る。有用な陰イオン性洗剤用化合物の中に、当該基のアルキル 部において8〜22個の炭素原子を含有するアルキルおよびアルキルアリール部 のスルホン酸塩および硫酸塩のような、有機硫酸反応生成物の水溶性塩特にアル カリ金属塩がある。商業的に重要なものは、ナトリウムラウリルスルホネートの ような線状アルキルスルホネートナトリウム塩並びにナトリウムおよびカリウム アルキルベンゼンスルホネートである。陰イオン性界面活性剤は、洗浄溶液中で 0〜約0.5%好ましくは0.001%ないし0.02%の範囲の量にて用いら れ得る。 両性界面活性剤もまた、ここにおいて用いられ得そして一般にモナ社により販 売されているモナテリックス(Monaterics)のようなアルキルイミダ ゾリンを基剤とするものである。他の両性剤は、第4級アンモニウムカルボキシ レートおよび第4級アンモニウムサルフェートを含む。両性界面活性剤は、0〜 約1%の範囲の量にて用いられ得る。 陽イオン性界面活性剤もまた本発明にて用いられ得るが、し かし一般に効果の劣る清浄剤でありそしてそれ故一般に商業用洗濯洗剤において 用いられない。 界面活性剤に加えて、洗濯洗浄溶液は、一般に、硬度イオンについての金属イ オン封鎖剤を含む。かかる金属イオン封鎖剤は、ニトリロトリ酢酸の塩、エチレ ンジアミン四酢酸、粉末形態のゼオライト並びにクエン酸ナトリウムおよび炭酸 ナトリウムを含む。リン酸塩は典型的には金属イオン封鎖剤として用いられるが 、しかしこれらはアルミン酸ナトリウムと反応して不溶性のリン酸アルミニウム 化合物を形成し、それ故本発明においては有意的量にて用いられるべきでなくそ して好ましくは全然含まれない。金属イオン封鎖剤は、用いられる金属イオン封 鎖剤および洗浄水の硬度に依存して、一般に洗浄溶液の0〜0.5%である。 界面活性剤系に加えて、洗浄溶液は、ポリアクリル酸およびポリメチルアクリ ル酸の水溶性ポリマー並びにカルボキシメチルセルロースのような再付着防止助 剤を含み得る。一般に、アクリレートは1,000〜約10,000の分子量を 有し、しかして4,500が好ましい。洗浄溶液中のこれらの濃度は約0.00 1〜約0.1%であるべきであり、しかして0.04% が好ましい。 アルミン酸アルカリ金属塩は、アルミン酸ナトリウム、アルミン酸カリウムお よびアルミン酸リチウムを含めていずれのアルミン酸アルカリ金属塩でもあり得 る。好ましくは、アルミン酸塩はアルミン酸ナトリウムまたはアルミン酸カリウ ムのいずれかであり、しかしてアルミン酸ナトリウムがそのアルカリ性度の一層 高いレベルの故好ましい。 系に添加されるアルミン酸塩の量は、洗浄される品物に依存して変動される。 アルミン酸塩は、好ましくは、洗浄溶液中の唯一のまたは主要なアルカリ性度の 供給源である。アルミナのppmにて測定されるアルミン酸塩の濃度は、少なく とも約25ppmであるべきである。高アルカリ性洗浄溶液が所望される場合、 これは、洗浄水中約2,500〜4,000ppmまでまたはそれ以上に有意に 増大され得る。これは、木綿ショップタオルについて特に有用である。一層好ま しくは、アルミン酸ナトリウムの濃度は、約275ppmないし1,100pp mの範囲にある。存在するアルミン酸塩の量が多ければ多いほど、廃水の精製中 洗浄溶液から分離することは一層容易である。約100ppmより低い比較的低 い濃度においては、凝析性ポリ マーが必要とされ得る。それに対して比較的高い濃度特に250ppmより高い 濃度においては、このポリマーの必要性は有意に低減される。 アルミン酸ナトリウムは、種々の異なる形態および酸化ナトリウム/酸化アル ミニウムのモル比にて購入され得る。一般に、アルカリ金属酸化物対酸化アルミ ニウムのモル比は、モル基準にて1/1ないし約10/1の範囲にある。アルミ ン酸ナトリウムは、固体または液体のいずれかとして洗浄溶液に添加され得る。 液状アルミン酸ナトリウムの2つの特定の銘柄が、ヴィニングス・インダストリ ーズ社により販売されている。第1のものは、アルミン酸ナトリウムの45%固 体分溶液であるVSA45である。これは、モル基準で1.26/1のNa2O −Al23比(25.5%Al23および19.5%Na2Oである。)を有す る。この製品は、比較的低い温度においてやや粘性になる。この製品の粘度は、 60°Fにおいて2,000センチポイズより大きくそして25°Fにおいて1 0,000センチポイズより大きい。それ故、1.5/1のNa2O/Al23 モル比(18.3%Na2Oおよび19.9%Al23である。)を有する38 %固体分溶液であるやはりヴィニ ングス社により販売されている第2の製品VSA38が好ましい。それは比較的 低い温度においてはるかに小さい粘性にとどまり、60°Fにおいて200cp sより小さくそして25°Fにおいて900cpsより小さい。明らかに、アル ミン酸ナトリウムを固体のまま添加するとした場合には、これはあまり重要でな い。 一つの好ましい具体的態様において、アルミン酸ナトリウムは、一つの成分と して、即ち第2の成分としての洗浄溶液に別個に添加される界面活性剤系につい てのアルカリ性ビルダーとして洗浄溶液に添加される。該界面活性剤系は、非イ オン性界面活性剤、再付着防止助剤および非リン酸塩金属イオン封鎖剤を含み得 る。該アルカリ性ビルダーは、10〜100%のアルミン酸ナトリウム溶液(4 5%またはそれ以下好ましくは38%の固体分を有する。)を0〜5%の再付着 防止助剤および0〜10%の金属イオン封鎖剤、および水(アルカリ性ビルダー の総重量を基準として重量による)と共に含有する水溶液である。 界面活性剤系は、界面活性剤、金属イオン封鎖剤および再付着防止助剤の、固 体または液体の形態の任意の濃縮された組合 わせでもあり得る。処方物の例は、米国特許4,826,618(その開示は、 参照によりここに組み込まれる。)に開示されている。 洗浄条件は個々の洗濯所の装置に依存するが、しかし一般に120°Fないし 約180°Fの温度にて約10〜20分の期間行われる。その後、今や洗濯され た品物から集められた泥および油を含むブレーク(break)と称されるきた ない洗浄溶液は、洗濯された品物から分離され、そして懸濁固体を除去すること が所望される場合濾過に付される。洗濯物自体は、新鮮な水での反復すすぎに付 され、そして所望される場合洗濯サワーで処理される。 廃洗浄溶液またはブレークのpHは次いで例えばキャリーオーバー(carr yover)またはすすぎ水からのものであり得る水の添加により9またはそれ 以下に調整され、またはその代わりに該pHは硫酸のような酸性溶液を添加する ことにより調整され得、あるいは希釈およびpH調整の両方がなされ得る。洗浄 溶液のpHが9より低く低減されるにつれて、アルミン酸イオンAl(OH)4 −またはAlO2−は可溶性形態から不溶性水和酸化物Al(OH)3形態に転化 する。この沈 殿物が形成するにつれて、洗剤からの界面活性剤および洗濯物から除去された油 およびグリースを含むコロイド状粒子は、形成される水和酸化物フロック(“掃 引フロック”と呼ばれる。)中に絡ませられる。 アルミン酸ナトリウムの濃度が100ppmAl23未満である場合、アルミ ン酸塩処理で形成された微小フロックを結合するために凝析性ポリマーを添加す ることが一般に必要である。典型的に用いられる凝析性ポリマー(一般に、高分 子電解質である。)は、ポリジアリルジメチルアンモニウムクロライド(DDA C)およびエピクロロヒドリンジメチルアミン(エピアミン)を含む。他の周知 の凝析性ポリマーも用いられ得る。一般に、廃水中の汚れおよび油に依存して、 25ppmないし約125ppmのこのポリマーが添加される。加えて、1〜約 10ppm好ましくは7.5〜10ppmの、水溶性ポリアクリルアミドのよう な凝集剤が用いられ得る。他の凝集剤は周知であり、そして特定の凝集剤の選択 は重要でない。廃水中のアルミナの濃度が100ppmより大きい場合、比較的 少ない凝析剤しか必要とされないかまたは全く必要とされない。しかしながら、 凝集剤は依然好ましくあり得る。 油および界面活性剤が廃水から分離すると、それはすくい取り(スキミング) または他の周知の技法により集められ、そして廃水は一般に衛生下水管系中に排 出される。 本発明の好ましさが劣る具体的態様において、品物が洗濯されそして廃水が洗 濯された品物から分離された後、アルミン酸ナトリウムが廃水に添加され得る。 このことは、洗濯される品物のための別個のアルカリ性度の供給源を必要としそ して更にこのことはアルミン酸ナトリウムがアルカリ性であるのでpHを9未満 に低減することを比較的困難にする故、好ましさが劣る。このことは、同じ結果 をもたらし得るがしかし有意に高いコストとなるので好ましさが劣る。 本発明は、次の詳細な例に照らして更に認識されよう。これらの例において、 2つの異なるタイプの工業用品物即ちパンツとして列挙されている65/35ポ リエステル木綿の工業用カラーパンツおよびショップタオルとして列挙されてい る100%木綿の工業用赤色ショップタオルを試験した。これらの試験において 、洗剤は、NTAおよび4,500mwのPAAを含む商業的に入手できる乳化 非イオン性洗剤である。 該洗剤は、次のもの即ち 軟水 29.7% ポリアクリル酸(4500MW) 5.8% 蛍光増白剤 0.1% 水酸化ナトリウム(50%) 4.1% エマルジョン安定剤 20.0% ノニルフェノールエトキシレート(6モルEO) 23.0% ノニルフェノールエトキシレート(9モルEO) 4.0% ニトリロトリ酢酸三ナトリウム 12.0% 線状アルキルベンゼンスルホネート(60%) 1.3% を含んでおり、しかして該エマルジョン安定剤は米国特許4,826,618に おける開示に従って形成される安定剤である。 NaOHビルダーは、25.5%NaOH、NTAおよびPAAである。Na2 Al24ビルダーは、Na2Al24の38%固体分溶液である。添加された量 は、洗浄品物の100重量当たりである。 例1 パンツ−対照洗浄 例2 パンツ−試験洗浄 例3 ショップタオル−対照洗浄 例4 ショップタオル−試験洗浄 廃水処理投与量は、下記に列挙されている。これらは、処理および洗濯物のタ イプにより同定される。該処理は、水が取り出された洗浄過程における工程即ち ブレークまたは複合により同定される。ブレークは、洗剤が添加される洗浄サイ クルの操作を表しそして一般に最大濃度の汚れについての工程を表す。複合は、 各工程において存在する水の量に等価である比率にて洗浄過程における各工程か らの水のサンプリングを表す。処理後の水サンプルが、各処理の相対的成功を決 定するために目視的に評価された。水は、フロックの形成(油の破壊または分裂 )並びに水の清澄性(濁度)および色について判定された。等級は、次のスケー ル即ち非常に不良、不良、並、良好、非常に良好、優秀に基づいて与えられた。 基本的には、サンプルは、処理された水が未処理の水と異ならないように見えた 場合、非常に不良の格付けを得た。サンプルは、処理された水が透明でかつ無色 であった(水道水のように見えた)場合、優秀の格付けを得た。他の格付けは、 これらの極端の間の結果の変動度合いに基づいて与えられた。結果は、下記に列 挙されている。洗剤およびNaOHビルダー ショップタオル ブレーク pH調整せず−pH11.3 ポリジメチルジアリルアンモニウムクロライド(DDAC)1000ppm: 良好な油ブレーク(破壊),非常に不良な清澄性 エピアミン1000ppm:良好な油破壊,非常に不良な清澄性 80%/20%(DDAC/エピアミン)1000ppm:並の油破壊,非常 に不良な清澄性洗剤およびNaOHビルダー ショップタオル 複合 pH9.3 DDAC600ppmおよびポリアクリルアミド10ppm:良好な油破壊, 不良な清澄性 80%/20%(DDAC/エピアミン)600ppmおよびポリアクリルア ミド10ppm:優秀な油破壊 pH8.7 DDAC600ppmおよびポリアクリルアミド10ppm:良好な油破壊, 不良な清澄性 80%/20%(DDAC/エピアミン)600ppmおよびポリアクリルア ミド10ppm:優秀な油破壊洗剤およびNaOHビルダー ショップタオル 複合 DDAC500ppmおよびタニン(Tanin)100ppmおよびポリア クリルアミド15ppm:優秀な清澄性および非常に良好なフロック エピアミン500ppmおよびタニン100ppmおよびポリアクリルアミド 10ppm:優秀な清澄性および不良なフロック 80%/20%(DDAC/エピアミン)700ppmおよびポリアクリルア ミド15ppm:非常に良好な清澄性,不良なフロック洗剤およびNa2Al24ビルダー ショップタオル 複合 pH調整H2SO4(1N)単独は、優秀なフロックを引き起こす。 pH7.1 ポリアクリルアミド10ppm:優秀な清澄性,良好なフロック pH7.5 DDAC50ppmおよびポリアクリルアミド10ppm:優秀な清澄性およ びフロック pH8.0 DDAC25ppmおよびポリアクリルアミド10ppm:優秀な清澄性およ びフロック pH8.5 ポリアクリルアミド10ppm:良好な清澄性およびフロック 追加DDAC50ppm:同じ pH7.1 DDAC25ppmおよびポリアクリルアミド20ppm:優秀な清澄性およ びフロック水洗剤およびNa2Al24ビルダー ショップタオル 複合 pH8.4 DDAC25ppmおよびポリアクリルアミド凝集剤10ppm:優秀なフロ ックおよび清澄性洗剤およびNa2Al24ビルダー パンツ 複合 pH9.4 DDAC400ppm:pHが<7.5に低減されるまで並の清澄性およびフ ロック,低減された際は非常に良好 エピアミン400ppm:pHが<7.5に低減されるまで 並の清澄性およびフロック,低減された際は非常に良好 80%/20%(DDAC/エピアミン)400ppm:pHが<7.5に低 減されるまで並の清澄性およびフロック,低減された際は非常に良好 50%/50%(DDAC/エピアミン)400ppm:pHが<7.5に低 減されるまで並の清澄性およびフロック,低減された際は非常に良好洗剤およびNa2Al24ビルダー パンツ 複合 pH6.1 DDAC100ppmおよびポリアクリルアミド10ppm:優秀な清澄性お よびフロック pH7.2 DDAC100ppmおよびポリアクリルアミド10ppm:優秀な清澄性お よびフロック pH7.4 DDAC100ppmおよびポリアクリルアミド10ppm:優秀な清澄性お よびフロック pH7.6 DDAC100ppmおよびポリアクリルアミド10ppm: 優秀な清澄性およびフロック洗剤およびNa2Al24ビルダー ショップタオル/パンツ複合の複合 pH8.0 4:1のショップ:パンツ DDAC50ppmおよびポリアクリルアミド20ppm:非常に良好な清澄 性 1:1のショップ:パンツ DDAC50ppmおよびポリアクリルアミド20ppm:優秀なフロックお よび清澄性 9:1のショップ:パンツ DDAC50ppmおよびポリアクリルアミド20ppm:非常に良好な清澄 性 これらの例は、アルミン酸ナトリウムの添加が廃洗濯水の廃水処理を有意に改 善することを実証している。これらの例において、アルミン酸ナトリウムは、ア ルカリ性度の唯一の供給源および油汚れが溶液から分離するのを引き起こす不安 定化剤として機能する。更に、これらの例において示されるように、いずれの凝 析性ポリマーの添加の必要性も、アルミン酸ナトリウ ムの濃度が増大するにつれて減少する。 油およびグリースの結果に対するpHの影響を決定するために(それはAl2 3およびポリマーの濃度に関連があるので)、試験を始めた。この試験は、地 元の工業的洗濯所から汚れた衣装の選択された洗濯物を持ち込むことを含んでい た。これらの衣装は、例2における洗濯処方を用いて処理された。用いられた洗 剤の投与量およびタイプもまた、その例と同じであった。各洗浄工程からの水が 、全体の処方において利用された水の量に等価の比率にて集められた(低レベル 操作について1部,高レベル操作について2部)。アルカリ性ビルダーの投与量 は、集められた複合水サンプルが50、100、150および200ppmに等 価のAl23のレベルを有するように変動された。0ppmAl23サンプルも また集められ、しかしてこれは例1のNaOHビルダーを利用した。これらの水 サンプルの各々のpHが、7.0、7.5、8.0、8.5および9.0のpH に調整された。次いで、異なるpHを有するこれらのサンプルの各々が、エピア ミンポリマーの5つの異なるレベル0、50、100、150および200pp mでもって処理された。次いで、生じた水が集められ、そして「アメリカン・パ ブリッ ク・ヘルス・アソシエーション・スタンダード・メソッズ・パブリケーション( American Public Health Association S tandard Methods Publication)の第17版」の方 法5520Bを用いて油およびグリースについて試験された。 かかる5つのアルミナ投与量試験の各々についての未処理水もまた集められ、 そして同じ方法を用いて試験された。元の未処理水についての結果が変動したの で、結果はすべて、すべての元の未処理水の結果が250ppm油/グリースに 等しくなるように正規化された。各アルミナ処理についての結果が図1〜5に示 されている。結果は、処理される溶液中のAl23のレベルが大きくなればなる ほど、特にpHが9から7に低減されるにつれて、必要とされるポリマーの要求 量は一層少なくなることを指摘している。100ppmが今日現在で典型的な流 出物の制限であるので、それが目標の許容され得る油およびグリースレベルであ った。 試験されたとき、水酸化ナトリウムについての置換物としてのアルミン酸ナト リウムは清浄効力を変化させなかった、ということを留意することが特に重要で ある。かくして、本発明は、 有効な清浄化および廃水からの有効な油およびグリースの分離の両方を奏する。 更に、アルミン酸ナトリウムは水酸化ナトリウムよりも有意に高価でなく、かく してコストの有意な増大はない。 本記載は、無論、本発明を実施する好ましい方法と共になされた本発明の記載 である。しかしながら、本発明自体は、我々が請求する添付の請求の範囲により のみ定められるべきである。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】1997年8月19日 【補正内容】 このことを成し遂げるための試みは、これまでに多くあった。例えば、両性界 面活性剤が用いられてきた。アルカリ性pHにおいてこれらは油を乳化するため の有効な界面活性剤であるが、しかし酸性pHにおいてそれらの界面活性剤とし て機能する能力は低減される。このことは、有効に廃水の油およびグリース含有 率を数百ppmに下げることを可能にする。しかし、このことは、最新の基準を 満たすためには適切でない。この適用はまた、エマルジョンを不安定にするため に必要とされる酸性pHにおいて重金属汚染物を可溶化する潜在力を増大させる 。 多くの洗濯所は、乳化された油およびグリースを除去するために洗浄過程に引 き続いて洗浄溶液を処理する。このことは、界面活性剤の効果に対抗作用するた めに種々の水処理用化学薬品の添加および高価な水処理系の使用を必要とする。 かかる化学薬品処理の場合でさえ、有効ないかなる後処理をも用いて、水の精製 を最適化するよう洗浄溶液を計画しなければならない。 US−A−5207922は、洗濯所からの油を含んだ流出物が解乳化剤で処 理されて油/水のエマルジョンを破壊した後該油が分離される系を記載する。 多くの会社は、界面活性剤系を変えて水溶性の劣る界面活性 剤に頼ってきており、またはエマルジョンの安定性を最小にするために現実に界 面活性剤の量を減らしてきた。これらの行為の正味の全体的効果は、洗剤の清浄 効力の低減である。 US−A−3865754は、非イオン性洗剤系、アルミン酸ナトリウム、お よび洗浄溶液中の該アルミン酸ナトリウムおよび遊離多価イオンと反応する炭酸 ナトリウムのような沈殿物形成剤からなる洗剤組成物を開示する。本発明の要約 本発明の目的は、商業的洗濯所において油で汚れた品物を洗濯しそして引き続 いてその廃水を処理して廃洗浄溶液中の油のほとんどを除去する方法を提供する ことである。 請求の範囲 1. 水性ベースの洗浄溶液中で油で汚れた品物を洗濯しそして該洗浄溶液を処 理する方法であって、 界面活性剤系および少なくとも25ppmのアルミン酸アルカリ金属塩をアルカ リ性pHにて含む洗浄溶液中で該品物を洗濯し、 該洗浄溶液を該品物から分離し、 該洗浄溶液のpHを低減して該アルミン酸アルカリ金属塩を該洗浄溶液から分離 させ、そして 該油および該アルミン酸アルカリ金属塩を該洗浄溶液から分離する ことからなる上記方法。 2. 該アルミン酸アルカリ金属塩の該有効量が少なくとも約25ppmからな り、かつ該アルカリ性pHが少なくとも9である、請求の範囲第1項に記載の方 法。 3. 該洗浄溶液が、カルボキシメチルセルロース、ポリアクリル酸、ポリメチ ルアクリル酸およびポリマレイン酸から形成される水溶性ポリマーから成る群か ら選択される再付着防止助 剤を含む、請求の範囲第2項に記載の方法。 4. 該アルミン酸アルカリ金属塩が、アルミン酸ナトリウムおよびアルミン酸 カリウムから成る群から選択される、請求の範囲第2項に記載の方法。 11. 該アルミン酸アルカリ金属塩が、約9.5より大きいpHを確立するの に有効な量にて該洗浄溶液に添加される、請求の範囲第10項に記載の方法。 12. 該洗浄溶液が250〜1,100ppmのアルミン酸アルカリ金属塩を 含有する、請求の範囲第11項に記載の方法。 13. 該洗浄溶液が非リン酸塩金属イオン封鎖剤を含む、請求の範囲第2項に 記載の方法。 14. 油で汚れた品物を洗濯しそして廃水を処理する方法であって、界面活性 剤系を含むアルカリ性溶液中で該品物を洗濯し、それにより該品物中に含有され ている油およびグリースを該洗浄溶液により懸濁せしめ、該洗浄溶液を該品物か ら分離し、そして少なくとも約25ppmのアルミン酸アルカリ金属塩を該洗浄 溶液に添加しそして該溶液のpHを約9未満に低減し、それにより油およびアル ミン酸アルカリ金属塩を溶液から出現せしめ、そして該油およびアルミン酸アル カリ金属塩を該洗浄溶液から分離することからなる上記方法。 15. 非イオン性界面活性剤系、非リン酸塩金属イオン封鎖剤およびアルカリ 性度の供給源からなるリン酸塩非含有洗剤組成物であって、該アルカリ性度の供 給源がアルミン酸アルカリ 金属塩からなり、かつ該非リン酸塩金属イオン封鎖剤がアルミン酸アルカリ金属 塩に対して非反応性である上記洗剤組成物。 16. 再付着防止助剤を更に含む、請求の範囲第15項に記載の洗剤組成物。 17. 該非リン酸塩金属イオン封鎖剤が、NTA、EDTAおよびクエン酸ア ルカリ金属塩から成る群から選択される、請求の範囲第15項または第16項に 記載の洗剤組成物。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(KE,LS,MW,SD,S Z,UG),UA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD ,RU,TJ,TM),AL,AM,AT,AU,AZ ,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,CZ, DE,DK,EE,ES,FI,GB,GE,HU,I L,IS,JP,KE,KG,KP,KR,KZ,LK ,LR,LS,LT,LU,LV,MD,MG,MK, MN,MW,MX,NO,NZ,PL,PT,RO,R U,SD,SE,SG,SI,SK,TJ,TM,TR ,TT,UA,UG,US,UZ,VN

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 水性ベースの洗浄溶液中で品物を洗濯しそして該洗浄溶液を処理する方法 であって、 界面活性剤系および有効量のアルミン酸アルカリ金属塩をアルカリ性pHにて含 む洗浄溶液中で該品物を洗濯し、 該洗浄溶液を該品物から分離し、 該洗浄溶液のpHを低減して該アルミン酸アルカリ金属塩を該洗浄溶液から分離 させる ことからなる上記方法。 2. 該アルミン酸アルカリ金属塩の該有効量が少なくとも約25ppmからな り、かつ該アルカリ性pHが少なくとも9である、請求の範囲第1項に記載の方 法。 3. 該洗浄溶液が、カルボキシメチルセルロース、ポリアクリル酸、ポリメチ ルアクリル酸およびポリマレイン酸から形成される水溶性ポリマーから成る群か ら選択される再付着防止助剤を含む、請求の範囲第2項に記載の方法。 4. 該アルミン酸アルカリ金属塩が、アルミン酸ナトリウムおよびアルミン酸 カリウムから成る群から選択される、請求の 範囲第2項に記載の方法。 5. 該アルミン酸アルカリ金属塩が、1:1〜10:1のNa2O/AlO3の モル比を有するアルミン酸ナトリウムである、請求の範囲第4項に記載の方法。 6. 該洗浄溶液が約9.5〜約12.5のpHを有する、請求の範囲第4項に 記載の方法。 7. 該pHが約9より低く下げられた後該洗浄溶液に凝集剤を添加することを 更に含む、請求の範囲第6項に記載の方法。 8. 分離用ポリマーを添加することを更に含む、請求の範囲第5項に記載の方 法。 9. 該分離用ポリマーが、タニン、ポリジアリルジメチルアンモニウムクロラ イドおよびエピクロロヒドリンアミンから成る群から選択される、請求の範囲第 8項に記載の方法。 10. 該洗浄溶液がAl23として25〜約4,000ppmのアルミン酸ア ルカリ金属塩を含む、請求の範囲第4項に記載の方法。 11. 該アルミン酸アルカリ金属塩が、約9.5より大きいpHを確立するの に有効な量にて該洗浄溶液に添加される、請求の範囲第10項に記載の方法。 12. 該洗浄溶液が250〜1,100ppmのアルミン酸アルカリ金属塩を 含有する、請求の範囲第11項に記載の方法。 13. 該洗浄溶液が非リン酸塩金属イオン封鎖剤を含む、請求の範囲第2項に 記載の方法。 14. 油で汚れた品物を洗濯しそして廃水を処理する方法であって、界面活性 剤系を含むアルカリ性溶液中で該品物を洗濯し、それにより該品物中に含有され ている油およびグリースを該洗浄溶液により懸濁せしめ、該洗浄溶液を該品物か ら分離し、そして少なくとも約25ppmのアルミン酸アルカリ金属塩を該洗浄 溶液に添加しそして該溶液のpHを約9未満に低減し、それにより油およびアル ミン酸アルカリ金属塩を溶液から出現せしめ、そして該油およびアルミン酸アル カリ金属塩を該洗浄溶液から分離することからなる上記方法。 15. 非イオン性界面活性剤系およびアルカリ性度の供給源からなるリン酸塩 非含有洗剤組成物であって、該アルカリ性度の供給源がアルミン酸アルカリ金属 塩からなる上記洗剤組成物。 16. 再付着防止助剤を更に含む、請求の範囲第15項に記載の洗剤組成物。 17. 非リン酸塩金属イオン封鎖剤を更に含む、請求の範囲 第16項に記載の洗剤組成物。 18. 該非リン酸塩金属イオン封鎖剤が、NTA、EDTA、炭酸アルカリ金 属塩およびクエン酸アルカリ金属塩から成る群から選択される、請求の範囲第1 7項に記載の洗剤組成物。
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