JPH11509402A - 閉回路内で微小藻類を培養する方法と装置 - Google Patents

閉回路内で微小藻類を培養する方法と装置

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JPH11509402A
JPH11509402A JP8523366A JP52336695A JPH11509402A JP H11509402 A JPH11509402 A JP H11509402A JP 8523366 A JP8523366 A JP 8523366A JP 52336695 A JP52336695 A JP 52336695A JP H11509402 A JPH11509402 A JP H11509402A
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クルチ、パオロ
ペドレッティ、マウロ
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Abstract

(57)【要約】 微小藻類の培養を工業レベルで実施する方法は、水流閉回路内で、藻類を含有する液体を循環させ;上記液体の温度を二つの予め設定した温度値の間に維持し;上記液体中に、藻類の代謝に必要な量の二酸化炭素と栄養素を導入し;上記循環されている液体を、閉回路の特定の透明部分内で太陽光線に暴露して、藻類にクロロフィル光合成を行わせ;前記工程の過程で産生される酸素を抜き取り;産生される藻類を、上記循環されている液体から定期的に分離し;最後に、前記水流閉回路から前記藻類を抜き取る;ことによって実施される。

Description

【発明の詳細な説明】 閉回路内で微小藻類を培養する方法と装置 本発明は生物学の分野に関し、詳しくは微小藻類から、広範囲の目的に対して 使用することができる物質を抽出するため産業用に用いる微小藻類の培養に関す る。 人は、例えば、ある種の微小藻類が人間の食料として重要であるということを 長年にわたって承知しており、これらの微小藻類は、これら微小藻類が増殖する 物質が入っている屋外開放タンク内で現在にいたるまで培養されている。 他の種類の微小藻類が、医薬の分野に用途がある物質、または農業の肥料もし くは動物の飼料として用いられる物質などを抽出するため、類似の方式で培養さ れている。 色々の種の微小藻類が上記目的のため使用されているので、それら微小藻類は 当該技術分野の当業者にとって公知である。これら微小藻類のうちいくつかを例 として挙げてみると次のとおりである。すなわち肥料タイプの物質を含有するア ナベナ(anabaena);化学および医薬の分野で使用できる化学薬剤を含有するド ウナリエラ(dunaliella);高タンパク質価の物質を主として含有しているクロ レラ(chlorella)およびスピルリナ(spirulina)などがある。 微小藻類の生体内の活性成分または所望の物質の濃度は非常に高く、その上、 各微小藻類は特定の目的に有用な多種類の物質を含有している。上記の現象が重 要であることが理解できるように、我々は、上記微小藻類のスピルリナについて 詳細に説明するが、他の種類または種の微小藻類にも同様の説明を行うことがで きることに注目すべきである。 スピルリナはプランクトイド(planktoid)タイプの単細胞であり、タンパク 質がその組成の大部分を占めていて、そのタンパク質が、風土病性栄養失乏症が みられるヒトの好ましい食料ならびに医薬産業用の活性物質およびタンパク質の 供給源であることが特徴である。 この微小藻類の培養は、極めて原始的な産生方法であるが、屋外で開放してそ の培養を行えるような環境条件の場所で長年行われてきた。 タンパク質の力価が60〜70%に等しいということだけが、微小藻類のもってい る特徴ではない。実際は、微小藻類は生きている光栄養細胞であり、また不飽和 脂肪酸類、ビタミン類(微小藻類は特にB12の含有量が高くて3〜9mg/kgも含 有しているのでB12の抽出源とみなされている)、および色素を含有している。 微小藻類にはこれらの特徴があるので、その開発は、適切な生産を行う各種の 産業部門にとって重要である。その産業部門としては次の産業がある。 食品産業:特に栄養障害がなくかつコレステロールを絶対に含有しない代替食 品系を製造する。 医薬産業:重篤な疾患または慢性疾患がみられる患者に栄養分として経腸また は非経口で与えられる食物代替品を提供するだけでなく、加水分解によって広範 囲のアミノ酸類、ステロール類、ビタミン類および脂肪酸類を製造することがで きる。 色素産業:適切な国際的規制に厳密にしたがって、天然の植物色素(緑、青お よびオレンジの色)製造用の原料として使用する。 飼料産業:微小藻類の高い生物学的価値を考慮して、コウシ用の人工乳、魚類 の飼料、若い動物の早期離乳を行うのに用いる消化性の高い飼料を、高い繁殖生 産性が望まれるすべての場合に、適切に生産する。 微小藻類のあらゆる種の培養は、現在も行われており、先に述べたように屋外 の開放タンク内で実施できるが、その培養は、著しく高い温度の偏りを経験した ことがなくかつ冬の月間でも著しく低い温度まで下がって培養中の微小藻類の成 長と繁殖を妨害したり、または微小藻類を直接枯らしたりしない領域で行われる 条件下で、しかもかなり高いpH下で実施できるのである。 また屋外開放タンクには、その培地内で増殖することができ、栄養物を横取り しかつ培養中の微小藻類の繁殖および抽出可能な物質の組成と品質を損なうこと が多い、他の種類の微小藻類または他の嫌気性生物が侵入する危険もある。 上記後者の問題点は、培養自体の結果を品質と量について最適化したい場合、 培養液の温度を予め設定された温度範囲内に保持する必要があることと関連して いるので、本発明の発明者は、単位時間当たり、単位容積の培養液で産生される 微小藻類の最適の収量で工業用微小藻類を培養できる方法およびその方法を実施 する装置を提案した。 この課題を達成するため、本発明の発明者は、水流閉回路で微小藻類を培養す るのに適した方法を開発したのである。この方法によれば、培養液の温度値、お よび微小藻類の成長と繁殖に影響する、培養液に関連する他の物理科学的変数( 例えばpHと無機質塩類の含量)を常に監視することができる。 本発明の方法は、イタリアのフローレンス所在のイタリア国立研究委員会(C .N.R.:Italian National Research Council)の微生物研究センター(C enter for Microorganism Studies)が実施した、微小藻類、特に藻類のスピ ルリナに関する試験結果に基づいて開発されたものである。本発明の目的は、微 小藻類の培養を工業的に実施する方法であり、その方法は、前記培養と水流閉回 路内で、次のように、 藻類を含有する液体を循環させ; 上記液体の温度を二つの予め設定した温度値の間に維持し; 上記液体中に、藻類の代謝に必要な量の一酸化炭素と栄養素を導入し; 上記の循環されている液体を、閉回路の特定の透明部分内で太陽光線に暴露し て藻類にクロロフィル光合成を行わせ; 前記工程の過程で産生される酸素を抜き取り; 産生される藻類を、上記循環されている液体から定期的に分離し; 最後に、前記水流閉回路から前記藻類を取り出す; ことによって実施することを特徴とする。 本発明の他の目的は、前記方法を実施することができる特別のタイプの装置を 提供することである。 添付図面は、本発明の装置の一つの可能な実施態様の概略図を示しているのに 過ぎず、後記の特許請求の範囲に記載されているのと同じ概念に基づいた他の実 施態様を制限したり限定するものではない。 上記方法は図面に示す装置で効果的に実施することができ、その装置によれば 、下記の機器によって、前記液体の最高温度と最低温度、栄養素として使用され る無機質塩の種類、前記液体のpHなどを適切に変えることによって、あらゆる 種の微小藻類を培養することができる。一般的に使用される前記液体は、単に、 微小藻類の濃度が一般に約2〜4重量%の水である。 本発明の装置の閉回路1において、液体はポンプ2例えばメンブランポンプ( membrane pump)で循環され、次に冷却塔8の中に配置された熱交換器10を通過 する。これらのことはさらに以下に説明する。すなわち、前記液体が前記熱交換 器10を通過すると、熱交換器10は、そのほかならぬ性質として周囲の空気と熱を 交換するかなりの表面積をもっているので、冷却塔8がたとえ作動していなくて も、通常、液体の温度はある程度低下する効果がある。そしてこの液体の温度が 基準値(例えば、藻類のスピルリナの場合は25℃)より低い場合、液体は循環さ せない方がよい。というのは、前記メンブランポンプ2には電子制御器2a、2cが 設置され、これら制御器は、装置の液体の温度が前記基準値を超えたときのみポ ンプ2を起動させて作動を続けさせるからである。 また前記液体の温度が、培養中の藻類が生理的に最適に和合する温度の閾値( 藻類のスピルリナの場合35〜37℃)を超えた高温に達することもある。この場合 、前記メンブランポンプ2から放出される前記液体は熱交換器10を通過し、この 交換器10には噴霧装置9が多少霧状になった水を噴霧し、その水は蒸発すること によって前記循環液から熱を奪う。前記噴霧装置9はポンプ9aも備え、ポンプ9a は、プローブ9bが感知する前記液体の温度が、前記メンブランポンプ2の基準値 (藻類のスピルリナの場合36℃)より高い第一温度値に到達したときのみ起動し 作動を続ける。また冷却水の蒸発工程は適切な装置11が行う通気作用によって促 進され、装置11は、循環液から感知された温度が、前記第一温度値より高い予め 設定された第二温度値(藻類のスピルリナの場合、前記第二温度値は37℃)を超 えている時間の関数として起動し作動を続ける。これまで述べてきた装置によっ て、循環液の温度を正確に調節して、培養中の微小藻類の生体サイクルにとって 最適の温度値の範囲内(藻類のスピルリナの場合35〜37℃)に保持することがで きる。 寒い季節中、循環液の温度が予め設定した境界温度値より降下する傾向がある 場合、発明者は、循環液に熱を供給した。すなわち、図示していないが、当該技 術分野の当業者であれば現在の技術水準によって容易に考え出して実用化できる 別の適当な熱交換器に循環液を循環させるか、または単に噴霧装置9が供給する 水を加熱して装置9に冷却機能のみならず加熱機能も実施させて、循環液に熱を 供給した。 当該藻類の生活環には、公知のクロロフィル光合成のプロセスが含まれ、知ら れているように、その過程で化学反応が起こっており、簡単に述べれば、その化 学反応によって、藻類が生存している環境に含まれている二酸化炭素の量が減少 し酸素の量が増大する。本発明の場合、その環境は周囲の空気と全く連通してい ない閉回路1であるから、液体のアルカリ度が増大し、その結果、関連するpH が予め設定した閾値(例えば藻類のスピルリナの場合9〜10)を超えて上昇した とき、必要量の二酸化炭素を連続的に加える必要がある。 本発明の方法を実施するよう構成されている本発明の装置において、循環液中 に導入される気体の二酸化炭素は公知のタイプの加圧タンク4から送られ、入口 弁4aを通じて送り込まれる。そして、入口弁4aは、電子制御装置が適切なプロー ブ6bで感知するpHの関数として該制御装置によって制御される。 前記光合成のプロセスを起こすには、我々が知っているように、藻類はあらゆ る他の植物生物と同様に、適当な時間、太陽光線に暴露させる必要がある。当該 装置では、上記のことは、太陽光線が透過する合成材料またはガラス様材料で製 造した一連の管またはコイルで構成された回路のセグメント3で達成される。 これらの管またはコイル中にはらせん形のシートが挿入され、そのシートが動 くと、藻類を含有する液体もらせん形の経路を通って、全藻類が、確実に、太陽 光線に対して完全にかつ均一に暴露されるように働く。 上記光合成のプロセスが起こったため、装置の閉回路1に酸素が生成し、その 酸素は、循環液中に気体状体で溶解したままであるので生成するにつれて循環液 か ら連続的に抽出される。これを達成するため、発明者は、前記閉回路1に保持タ ンク5を設置した。すなわちその保持タンク5は、酸素を保有する循環液から浮 上によって酸素を分離させ、酸素を、液体が存在しないタンク5の上部5aに浮上 させるのに十分にゆっくりした速度で液体が通過するの保証するのに十分に大き い容積をもっている。上記領域5aから、酸素は予め設定された減圧(under pres sure)を起こすことができる適当な吸引ポンプ6の作用で抜き取られる。ポンプ 6と保持タンク5からなる組立て体は脱酸素装置と定義することができる。この 吸引ポンプ6は、該閉回路内の圧力を予め設定された圧力値の範囲内に保持する ため、該閉回路内の圧力を測定するプローブ6aで電子制御されている。 その生物サイクル中にある藻類に供給する必要がある量の無機質の塩は、濾過 タンクと呼ばれる次のタンク8、または装置の他の場所に導入される。最後に、 濾過タンク8内には、藻類と含有する循環液が通過すると藻類を保持できる機械 フィルター7が配置され、そして循環液中に含有されている藻類の量が藻類の抜 取りが可能かまたは抜取りを要する量であると感じられたときだけ、循環液を前 記タンク8を通過させるため、前記タンク8は、公知の方法にしたがいかつ公知 の遮断手段を有するバイパスシステムによって回路に接続されている。 可塑性でかなり粘性の塊になっている藻類が抜き取られたならば、フィルター 7は濾過タンク8内に再び配置し、次いで循環液の流れを、濾過を行わない通常 の循環系路に変える。 発明者は、悪天候によって損傷を一層受け易い本装置の部材、実際には冷却塔 8と太陽光線を透過するセグメント3を除くすべての部材を箱体12または他の種 類の構造体に入れた。そしてその箱体12または他の種類の構造体は、適当な手段 14、14aで通気されかつその通気手段の大きさは本装置の大きさに適した大きさ である。 本発明の方法と装置によって、発明者が定めた目的、すなわち生産性のレベル が高くかつ時間の経過とともに常に一定で、微小藻類を工業規模で培養する目的 が容易に達成される。 これまで説明してきた本発明を実施する方法と装置の両者は、当該技術分野の 当業者が変形できるが、後記特許請求の範囲に記載されている概念に基づいた異 なる実施態様は、やはりこの特許によって与えられる保護の枠内にある。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF,CG ,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN, TD,TG),AP(KE,LS,MW,SD,SZ,U G),AM,AT,AU,BB,BG,BR,BY,C A,CN,CZ,DE,DK,ES,FI,GB,GE ,HU,JP,KE,KG,KP,KR,KZ,LK, LT,LU,LV,MD,MG,MN,MW,MX,N O,NZ,PL,PT,RO,RU,SD,SE,SI ,SK,TJ,TT,UA,US,UZ,VN

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.微小藻類の培養を工業レベルで実施する方法であって;前記培養を、水流閉 回路内で、 藻類を含有する液体を循環させ; 上記液体の温度を二つの予め設定した温度値の間に維持し; 上記液体中に、藻類の代謝に必要な量の二酸化炭素と栄養素を導入し; 上記循環されている液体を、閉回路の特定の透明部分内で太陽光線に暴露して 、藻類にクロロフィル光合成を行わせ; 前記工程の過程で産生される酸素を抜き取り; 産生される藻類を、上記循環されている液体から定期的に分離し; 最後に、前記水流閉回路から前記藻類を抜き取る; ことによって実施することを特徴とする方法。 2.微小藻類の培養を工業規模で実施するのに適した装置であって; a) 藻類を保持するのに適している液体が内部に入っている水流循環閉回路 (1)と; b) 藻類を含有する前記液体を、前記閉回路を通じて循環させるポンプ輸送 手段(2)と; c) 前記液体の温度を監視し、予め設定した温度値の範囲内に維持する手段 (8、9、10、11)と; d) 太陽光線を透過する材料製の回路のセグメント(3)であって、その中 に、藻類のクロロフィル光合成のプロセスを内部で起こすことができるようにす るらせん形シートを具備する回路のセグメント(3)と; e) 予め設定された量の二酸化炭素を循環液中に導入できる装置(4)と; f) 前記回路(1)から酸素を抜き取ることによって、クロロフィル光合成 が行われて生成される酸素を感知できる装置(5、6)と; g) 藻類を液体から機械的に分離し次いで藻類を閉回路(1)から抜き取る ことができる手段(7); を備えてなることを特徴とする装置。 3.藻類を含有する液体が内部に入っている循環閉回路(1); メンブラン形循環ポンプ(2); 藻類を含有する液体が流通する熱交換器(10)、熱交換器(10)に水を噴霧す ることができる噴霧装置(9)、および空気を前記交換器(10)を通じて循環さ せて交換器に噴霧された水の蒸発を促進するような方式で配置されている通気装 置(11)からなる冷却塔(8); ガス状態で予め設定され量の二酸化炭素を入口弁(4a)を通じて閉回路(1) に導入するような方式で閉回路(1)に接続されている、加圧二酸化炭素が入っ ているタンク(4); 保持タンク(5)と吸引ポンプ(6)を備えてなり、そのポンプ(6)がその タンク(5)の内側に予め設定された減圧を生成させて、循環液中に溶解してい る酸素を除去することができる脱酸素装置(5、6); 藻類を内側に保持することによって藻類を循環液から機械的に分離することが でき、かつ濾過タンク(8)から可逆的に取り出すことができるフィルター(7 )が、内部に入っている濾過タンク(8); 太陽光線を透過する材料製で、かつ予め設定された長さを有する管構造体(3 ); を備えてなる請求の範囲2に記載の装置。 4.気体の二酸化炭素の閉回路への前記導入が、適切なプローブ(6b)によって 感知されるような循環液のpH値の関数として、前記入口弁(4a)を通過する二 酸化炭素の流量を変えることができる電子制御装置によって調節される請求の範 囲3に記載の装置。 5.前記メンブラン形循環ポンプ(2)が、閉回路(1)の中に入っている液体 の温度が予め設定された基準温度値を超えたときのみ該ポンプ(2)を起動させ て作動を続けさせる電子制御装置(2a)を備え、そして閉回路(1)内の液体の 温度が適当なプローブ(2c)によって感知される請求の範囲3または4に記載の 装置。 6.前記吸引ポンプ(6)が圧力を測定するプローブ(6a)で電子制御され、保 持タンク(5)内に予め設定された減圧を生成させる請求の範囲3〜5のいずれ か一つに記載の装置。 7.前記噴霧装置(9)が、プローブ(13)によって感知されるような循環液の 温度が前記メンブランポンプ(2)の基準値より高い予め設定された第一温度値 を超えたときのみ自動的に起動され作動が保持されるポンプ(9a)を備え、一方 、冷却塔(8)の前記通気装置(11)が、上記温度が上記第一温度値より高い予 め設定された第二温度値を超えたときのみ自動的に起動され作動が保持される請 求の範囲3〜6のいずれか一つに記載の装置。
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