JPH11509235A - ヘアカラーリング組成物 - Google Patents

ヘアカラーリング組成物

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JPH11509235A
JPH11509235A JP9524403A JP52440397A JPH11509235A JP H11509235 A JPH11509235 A JP H11509235A JP 9524403 A JP9524403 A JP 9524403A JP 52440397 A JP52440397 A JP 52440397A JP H11509235 A JPH11509235 A JP H11509235A
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カルロス ディアス,ルイス
ジュリエット フラックス プラン,ローエナ
ジェーン サンガー,アリソン
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Abstract

(57)【要約】 (a)有機ペルオキシ酸酸化剤;及び(b)1以上のヘアカラーリング剤を含むヘアカラーリング組成物。この製品は、優れたヘアカラーリングを提供し、低pHでの減少された髪の損傷を含む実際使用の効能利益を提供する。

Description

【発明の詳細な説明】 ヘアカラーリング組成物 技術分野 本発明はヘアカラーリング組成物及び髪をカラーリングする方法、特に、1種 以上の酸化性ヘアカラーリング剤と組み合わせて、少なくとも1つの予め形成さ れた有機ペルオキシ酸酸化剤を含有するヘアカラーリング組成物に関するもので ある。 発明の背景 ヒトの髪の色を変えたいという欲求は現代でのことではない。ローマ皇帝の時 代からヒトの髪の色は、ファッション及びスタイルの変化に適応させるために日 常変えられていた。しかしながら、所望の期間、髪に保持された正確な最初の色 を達成するには、かなりの到達し難い目標が残されている。正確に長く持続する 色を与えることができるヘアカラーリング組成物の開発における困難性は、一部 には髪自身の固有の構造のため及び一部には効果的なヘアカラーリング法の必要 条件のためである。 一般に、ヒトの髪の状態及び構造は、毛幹の長さに沿って規則的ではない。ヒ トの髪は種々の化学的及び機械的処理、例えば櫛がけ、ブラッシング、シャンプ ー、加熱、パーマ並びに日光への露呈に付される。このように、髪は毛幹の末端 で、一般に頭皮の近くでの新しい成長に関係する損傷の徴候を示す。この損傷は 、毛幹の長さに沿ってヘアカラーリング剤の不規則な吸収のために、髪を染めた ときに調和しない着色へ導く。かくして、髪全体に実質的に調和したヘアカラー 結果を与えることができるヘアカラーリング組成物についてのニーズがある。 髪を着色したとき、日光の退色作用及び他の外的要因に耐える色への欲求、及 び色が予測し得る期間一定の様子で残っていることへの欲求がある。従って、減 少した退色性を示し且つ規則的なクレンジング養生(cleansing regimen)中に 洗い落としに対する改良された抵抗性を与えるヘアカラーリング組成物を開発す ることが望まれている。ヒトの髪を染めることに通常関連する付加的な困難さは 、使用者の髪及び皮膚へのいかなる逆効果も避ける染料系についての必要性であ る。 数年に亙り、ヒトの髪を染めることに関連する多くの問題の排除に向けてかな りの努力がなされている。特に、髪の中に拡散し得る小さな分子の酸化性染料が 開発されている。詳細に後記するように、これらの小さな分子はついでペルオキ シドにより活性化され、さらに分子と反応して毛幹中に大きな着色コンプレック スを形成することができる。 酸化性染料技術を用いてヒト又は動物の髪を着色するためには、一般に、適当 な酸化性カラーリング剤と少なくとも1種の染料酸化剤の混合物で髪を処理する ことが必要である。過酸化水素は最も普通に使用される染料酸化剤である。しか しながら、染料の酸化と共に、髪の過酸化水素処理は、髪の中の着色されたメラ ニン成分を溶解させることもでき、そして脆さ及び髪の損傷が増すために、望ま しくない髪質、例えば劣悪な状態になし得る。これらの望ましくない髪質は一部 には、効果的な染料酸化を与えるために、ヘアカラーリングプロセスの一部とし て、高いpH(pH9より大)、長い曝露(10分から60分)及び比較的高濃 度の酸化溶液(20%容量までの酸素)を必要とする慣用のペルオキシド処理の 必要条件のためである。従って、染料を酸化し且つ髪を効果的に着色することが できるヘアカラーリング組成物、及び所望の髪の状態特質を与えることができる ヘアカラーリング組成物についてのニーズがある。 酸化性染料を含有するヘアカラーリング組成物は、通常、染料及びペルオキシ ド供給源と共に、ペルオキシド活性化剤及び種々の付加的な化粧品及びペルオキ シド安定化剤を含有する。ペルオキシド染料酸化剤はpH(pH2から12)の 範囲で酸化性染料を酸化することができる。しかしながら、高められた染料の酸 化は、酸化する溶液のpHを調整し得る髪膨潤剤(HSA)の使用により達成さ れ得ることが知られている。このようなHSAは、ペルオキシド及びカラーリン グ剤の髪への拡散の両方を助けるために髪繊維を膨張させることにより、及び速 く、より完全な染料酸化及び髪の着色を可能にすることにより、酸化及びカラー リングプロセスをさらに促進する。ペルオキシド髪酸化組成物のpHを調整する ために好ましいHSAはアンモニア(水酸化アンモニウム)含有水性(アルカリ 性)溶液である。しかしながら、アンモニアが組成物の約1重量%以上のレベル で使用される場合は皮膚炎症が起こり得る。 酸化性染料及びペルオキシド染料酸化剤を、種々のヘアカラーを髪に与えるた めに使用することができる。しかしながら、酸化性染料及びペルオキシド染料酸 化剤を含有するこのようなヘアカラーリング組成物は、色彩度、色の鮮明さ、正 確な最初の着色予測性、改良された洗浄迅速性、改良された髪の状態及び改良さ れた安全性についての必要性を重要な顧客に対して与えない。 本発明者らは、ヘアカラーリング組成物において、予め形成されたペルオキシ 酸酸化剤と1つ以上の酸化性カラーリング剤との組み合わせを含むヘアカラーリ ング組成物が、優れた初期ヘアカラー、その上、長時間にわたるヘアカラーの良 好な洗浄迅速性、望ましい色彩度及び鮮明特質、髪の損傷の減少を与えることが でき、低いpHで効果的であり、そして早い時間で作業することができることを ここに見出した。 かくして、本発明の目的は素早く作用するヘアカラーリング組成物を提供する ことにある。 本発明のさらなる目的は、改良されたヘアカラーリング特質を与えるヘアカラ ーリング組成物を提供することにある。 本発明のなおさらなる目的は低いpHで効果的なヘアカラーリング組成物を提 供することにある。 本発明のなおさらなる目的は髪繊維に対して減らされた損傷を与えるヘアカラ ーリング組成物を提供することである。 特記しないかぎり、全てのパーセンテージは重量基準である。 発明の要約 本発明の主題は、ヒト及び動物の髪の処理に適したヘアカラーリング組成物で ある。 本発明の一つの局面によれば、 (a)予め形成された有機ペルオキシ酸酸化剤;及び (b)1種以上の酸化性ヘアカラーリング剤 を含有するヘアカラーリング組成物が提供される。 発明の詳細な記載 ここで用いられる場合、用語、処理されるべき「髪」とは、「生きている」即 ち、生体におけるものであってもよく、又は「生きていない」即ち、かつら、ヘ アピース若しくは他の非生体繊維の集合物中のものであってもよい。哺乳類、好 ましくはヒトの髪が好ましい。しかしながら、ウール、毛皮及び他のメラニン含 有繊維は、本発明による組成物に適する基質である。 ここで用いられる場合、用語「ヘアカラーリング組成物」とは、広い意味で用 いられ、これには、予め形成された有機ペルオキシ酸染料酸化剤と1以上の酸化 性カラーリング剤の本発明の組み合わせ物と他の成分とを含むことが意図される 。更に、活性成分であってもなくてもよい他の成分を含有する複合組成物を含む ことも意図される。従って、用語「ヘアカラーリング組成物」とは、活性酸化剤 及び酸化性カラーリング剤の混合物に加えて、例を挙げるならば金属イオン封鎖 剤、増粘剤、緩衝剤、キャリヤー、界面活性剤(surfactants)、界面活性剤(surf aceactive agents)、溶媒、アルカリ化剤、抗酸化剤、ポリマー非酸化性染料及 びコンディショナーのようなものを含む組成物に適用することが意図される。 本発明の好ましい組成物における予め形成されたペルオキシ酸成分の量は、重 量若しくはモル比の用語及び/又は有効酸素(AO)の双方で表現することがで きる。 用語「有効酸素」とは、本明細書の実施例の章において更に定義されるが、こ れは、予め形成された有機ペルオキシ酸化剤から系にもたらされることができる 酸素の理論的な量である。好適組成物では、予め形成された有機ペルオキシ酸か らの有効酸素の全レベルは、約0.5から約60、好ましくは約2から約55、 特に約3から約50である。染料酸化及びヘアカラーリング法 ヒト又は動物の髪を酸化性染料で首尾よく着色するためには、一般に髪を染料 酸化剤と酸化性染料の混合物で処理することが必要であると、当該技術の熟知者 に理解されている。ここで前述されたように、本発明の組成物の染料酸化剤は、 予め形成された有機ペルオキシ酸である。 本発明の酸化剤が酸化性染料と反応してヘアカラーリングのための酸化された 染料種を生成するというメカニズムは完全には理解されていない。本発明種の酸 化剤が一次酸化性染料中間体と相互作用して、カプラーと反応し、着色された種 を生成するという提案されたメカニズムについては、酸化性染料という見出しの 項で述べる。予め形成された有機ペルオキシ酸 本発明による組成物の必須の有機ペルオキシ酸酸化剤は、ここで定義される場 合、下記の一般式によって表われされることができる予め形成された有機ペルオ キシ酸である: 式中X=C1−C12の好適な平均炭素鎖長を有する飽和または不飽和のアルキル 又はアリール基である。ここでの使用に好ましいのは、それぞれC1及びC12の 炭素鎖長を有する予め形成された有機ペルオキシ酸、即ち過酢酸及びペルナノン 酸(pernanoic acid)である。予め形成された有機ペルオキシ酸は、普通、本発明 のヘアカラーリング組成物中に約0.01重量%から約5重量%、より好ましく は約0.1重量%から約4重量%、特に約0.2重量%から約3重量%のレベルで 存在する。 有機ペルオキシ酸化合物の好適なクラスは、下記一般式のアミド置換化合物で ある; 式中、R1は、1から14の炭素原子を有するアルキル、アリール又はアルカリ ール基であり、R2は1から14の炭素原子を含有するアルキレン、アリーレン 及びアルカリーレン基であり、R5はH又は1から10の炭素原子を含有するア ルキル、アリール又はアルカリール基である。この型のアミド置換有機ペルオキ シ酸化合物は、EP-A-0,170,386号に記述されている。 他の有機ペルオキシ酸には、ノニルアミドペルオキシカプロン酸(NAPCA) 、ジアシル及びテトラアシルペルオキシド、特に、ジペルオキシドデカン二酸、 ジペルオキシテトラデカン二酸及びジペルオキシヘキサデカン二酸が含まれる。 モノ−及びジペルアゼライン酸、モノ−及びジペルブラシル酸、並びにN−フタ ロイルアミノペルオキシカプロン酸も、ここで適当である。 上記で概説された必須の予め形成されたペルオキシ酸に加えて、本発明の組成 物は、場合によって下記の一般式を有する有機ペルオキシ酸前駆体から誘導され たペルオキシ酸を含みうる: 式中Lは、離脱基を表し、Xは過加水分解反応を促進することができる本質的に 如何なる官能基でもあり、Lよりも弱く離脱する基であり、例えば過加水分解に 際して、生成されるペルオキシ酸の構造は以下のようなものであるようなもので ある: ペルオキシ酸がこのようなペルオキシ酸前駆体から生成されることによる機構 では、ペルオキシ酸前駆体は、過酸化水素の脱プロトン化によって生じるペルヒ ドロキシルアニオン(I)による求核攻撃を受け、ペルオキシカルボン酸(II) を形成すると一般的に思われる。この反応は、過加水分解(perhydrolysis)と 普通呼ばれている。過加水分解工程の一般的表現は、下記に示される通りである : 上記例では、Rはアルキル又はアリール基であることができ、R'は任意の適 当な離脱基であることができる。R及びR'の適当な例は、本明細書中のペルオ キシ酸前駆体の表題の部分で議論されている。過酸化水素からのペルヒドロキシ アニオン(I)の発生は、過加水分解工程の最初の工程で生じると考えられてい るので、この転換を促進するために最適な反応条件の維持が、キーとなる。過酸 化水素は、約11.2から約11.6の範囲のpKaを有し、それ自体は、一般に 、約9から約12の範囲のpHで酸化剤として最も効果的である。対照的に、本 発明のペルオキシ酸前駆体のpKaは、約7から約9.5の範囲である。 適当なペルオキシ酸前駆体化合物は、普通、L位に1以上のN−又はO−アシ ル基を含み、この前駆体は、広範のクラスから選択されることができる。適当な クラスには、無水物、エステル、イミド、ラクタム、エノールエーテル、スルホ ンエステルアミド並びに、イミダゾール及びオキシムのアシル化誘導体を含む。 これらのクラスに属する有用な物質の例は、GB-A-1586789に記述されているもの である。適当なエステルは、GB-A-836988、864798、1147871、2143231及びEP-A- 0170386に開示されている。離脱基 離脱基は、これ以降L基とするが、これは、所望の時間フレーム(0から20 分間、好ましくは0から10分間、より好ましくは1から5分間の暴露)のうち に起こるペルオキシ溶解反応のために十分に反応性でなければらならない。 好ましいL基は、下記のもの: 並びにこれらの混合物からなる群より選択され、ここでR1は1から14の炭素 原子を含有するアルキル、アリール又はアルカリール基であり、R3は1から8 の炭素原子を有するアルキル鎖であり、R4はH又はR3であり、YはH又は可溶 化基であって、式中可溶化基は、L基の水可溶性を高めることができる適当な親 水性基のいずれかである。R1、R3及びR4はいずれも、本質的に如何なる官能 基によっても置換でき、これには例えばアルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、ハ ロゲン、アミン、ニトロシル、アミド及びアンモニウム又はアルキルアンモニウ ム基が含まれる。 好適な可溶化基は、-SO3 2-+、-CO3 2-+、-SO4 2-+、-N+(R3)4- 及びO<−N(R3)3であり、最も好ましくは-SO3 2-+、-CO3 2-+であり、 式中R3は、1から4の炭素原子を含有するアルキル鎖であり、Mは前駆体助剤 に可溶性をもたらすカチオンであり、Xは前駆体に水溶性をもたら すアニオンである。好ましくは、Mはアルカリ金属、アンモニウム又は置換アン モニウムカチオンであり、ナトリウム及びカリウムがもっとも好ましく、Xはハ ライド、ヒドロキシド、メチルスルフェート又はアセテートアニオンである。 広範のペルオキシ酸前駆体は、本発明によるヘアカラーリング組成物に追加し て含まれることができる。これらには、アルキルペルカルボン酸前駆体、アミド 置換アルキルペルオキシ酸前駆体、過安息香酸前駆体、カチオン性ペルオキシ酸 前駆体及びベンゾキサジン有機ペルオキシ酸誘導体が含まれる。アルキルペルカルボン酸前駆体 アルキルペルカルボン酸前駆体は、過加水分解に際してペルカルボン酸を形成 する。この型の好ましい前駆体は、過加水分解において過酢酸を与える。平均1 から20の炭素原子を有する置換又は未置換のアルキル基のいずれも、ここでの アルキルペルカルボン酸前駆体における使用に適当である。アルキル鎖は、置換 されていても未置換であってもよい。 イミド型の好ましいアルキルペルカルボン酸前駆体化合物は、N,N,N',N' テトラアセチル化アルキレンジアミンであって、式中アルキレン基は、1から6 の炭素原子を含み、特に1、2及び6の炭素原子を含むアルキレン基の化合物で ある。テトラアセチルエチレンジアミン(TAED)が特に好ましい。 他の好ましいアルキルペルカルボン酸前駆体には、ナトリウム3,5,5-トリ メチルヘキサノナノイルオキシベンゼンスルホネート(イソNOBS)、ナトリウ ムノナノイルオキシベンゼンスルホネート(NOBS)、ナトリウムアセトキシベ ンゼンスルホネート(ABS)及びペンタアセチルグルコースが含まれる。ナト リウムノナノイルオキシベンゼンスルホネートは下記に表されるものである: 上記例ではR=C817であり、式中X=C817であり、L=O-C64-SO3 −である。アミド置換アルキルペルオキシ酸前駆体 アミド置換アルキルペルオキシ酸前駆体化合物は、ここでは適当であり、これ には、下記の一般式のものが含まれる: 式中R1は1から14の炭素原子を有するアルキル基であり、R2は1から14の 炭素原子を有するアルキレン基であり、R5はH又は1から10の炭素原子を有 するアルキル基であり、Lは本質的に如何なる離脱基でもあることができる。こ の型のアミド置換前駆体化合物はEP-A-0170386に開示されている。過安息香酸前駆体 過安息香酸前駆体化合物は、過加水分解において過安息香酸を与える。適当な O−アシル化過安息香酸前駆体化合物には、置換及び未置換のベンゾイルオキシ ベンゼンスルホネート並びに、ソルビトール、グルコース及び他のサッカリドの ベンゾイル化剤によるベンゾイル化生成物が含まれ、イミド型のものには、N− ベンゾイルスクシンイミド、テトラベンゾイルエチレンジアミン及びN−ベンゾ イル置換尿素が含まれる。適当なイミダゾール型の過安息香酸前駆体には、N− ベンゾイルイミダゾール、N−ベンゾイルカプロラクタム及びN−ベンゾイルベ ンズイミダゾールが含まれる。他の有用なN−アシル基含有過安息香酸前駆体に は、N−ベンゾイルピロリドン、ジベンゾイルタウリン及びベンゾイルピログル タミン酸が含まれる。下記の例は、N−ベンゾイルカプロラクタムを説明してい る: カチオン性ペルオキシ酸前駆体 カチオン性ペルオキシ酸前駆体化合物は、過加水分解においてカチオン性ペル オキシ酸を与える。 普通、カチオン性ペルオキシ酸前駆体は、適当なペルオキシ酸前駆体化合物の ペルオキシ酸部分を、正に帯電した官能基、例えばアンモニウム又はアルキルア ンモニウム基、好ましくはエチル若しくはメチルアンモニウム基で置換すること によって形成される。カチオン性ペルオキシ酸前駆体は、適当なアニオン、例え ばハライドイオンと共に、塩としてここでの組成物において普通存在している。 そのようにカチオン的に置換されるべきペルオキシ酸前駆体化合物は、過安息 香酸若しくはこれの置換誘導体、本明細書中で前述したような前駆体化合物にす ることができる。或いは、ペルオキシ酸前駆体化合物は、前述したような、アル キルペルカルボン酸前駆体化合物又はアミド置換アルキルペルオキシ酸前駆体と することができる。 カチオン性ペルオキシ酸前駆体は、米国特許第4,904,406号;4,751,015号;4, 988,451号;4,397,757号;5,269,962号;5,127,852号;5,093,022号;5,106,528 号;GB-A-1,382,594号;EP-A-0,475,512号;EP-A-0,458,396号及びEP-A-0,284,2 92号;並びに、JP-A-87-318,332号に記述されている。 好ましいカチオン性ペルオキシ酸前駆体の例は、GB-A-9407944.9号及びUS-A-0 8/298903号;08/298650号;08/298904号;及び08/298906号に開示されているも のである。 適当なカチオン性ペルオキシ酸前駆体には、アンモニウム若しくはアルキルア ンモニウム置換のアルキル若しくはベンゾイルオキシベンゼンスルホネート、N −アシル化カプロラクタム及び、モノベンゾイルテトラアセチルグルコースベン ゾイルペルオキシドのいずれもが含まれる。N−アシル化カプロラクタムクラス の好ましいカチオン性ペルオキシ酸前駆体には、トリアルキルアンモニウムメチ レンベンゾイルカプロラクタム及びトリアルキルアンモニウムメチレンアルキル カプロラクタムが含まれる。下記には、アルキルアンモニウム置換ベンゾイルオ キシベンゼンスルホネート及びトリアルキルアンモニウムメチレンベンゾイルカ プロラクタムの例が説明されている: ベンズオキサジン有機ペルオキシ酸前駆体 ベンズオキサジン型の前駆体化合物も適当であり、これは例えばEP-A-332,294 号及びEP-A-482,807号に開示されており、特に下記の化学式を有するものである : 式中R1はH、アルキル、アルカリール、アリール又はアリールアルキルである 。ヘアカラーリング剤 本発明の組成物は、更に、1以上の酸化性ヘアカラーリング剤を必須の特徴と して含む。このような酸化性ヘアカラーリング剤は、永久、部分永久、半永久又 は一時的な染毛剤組成物を配合するために、本発明の酸化系と組み合わされて用 いられる。 ここに定義したような永久染毛剤組成物は、髪に塗布されたときに洗い落とし に対して実質的に抵抗性のある組成物である。ここに定義したような部分(demi -)永久染毛剤組成物は、24回までの洗浄の後に髪から実質的に除去される組 成物である。ここに定義したような半永久染毛剤組成物は、髪に塗布されたとき に10回までの洗浄の後に髪から実質的に除去される組成物であり、そしてここ に定義したような一時的染毛剤組成物は、髪に塗布されたときに2回までの洗浄 の後に髪から実質的に除去される組成物である。ここに定義したような洗 い落としとは、ヘアカラーが正常なヘアクレンジング養生中に髪から除去される 工程のことである。 発明のカラーリング組成物中の個々の酸化性ヘアカラーリング剤の濃度は約0 .001重量%から約6重量%、好ましくは約0.01重量%から約2.0重量% である。 本発明の組成物中の酸化性ヘアカラーリング剤の全組み合わせのレベルは約0 .01重量%から約15重量%、好ましくは約0.1重量%から約10重量%、よ り好ましくは約0.5重量%から約5重量%である。 (i)酸化性染料 酸化性染料に用いられる染料形成中間体は、本質的には芳香族ジアミン、アミ ノフェノール及びそれらの誘導体である。これらの染料形成中間体は、一次及び 二次中間体並びにニトロ染料のように分類できる。一次中間体は、それ自体が酸 化の際に染料を形成し得る化合物である。二次中間体は、色調整剤又はカプラー としても知られているものであり、特定の着色効果又は着色を安定化させるため の他の中間体と共に用いられる。ニトロ染料は、髪を染めるために酸化を必要と しない直接的な染料である点で独特なものである。 ここでの組成物及び方法に用いられる酸化性染料中間体には、芳香族ジアミン 、多価フェノール、アミノフェノール及びこれら芳香族化合物の誘導体(例えば 、アミンのN−置換誘導体、及びフェノールのエーテル)が含まれる。一次酸化 性染料中間体は、一般に、酸化の前では無色の分子である。酸化性染料着色は、 一次中間体が「活性化」され、次いで二次中間体(カップリング剤)と結合され るときに生じる。二次中間体も、また一般に無色であり、着色され結合された分 子を形成するためものである。 いかなる特定の理論にも拘束されないが、活性化及びカップリングについて提 案された反応は以下に説明され、その際一次染料中間体(A)が、予め形成され た有機ペルオキシ酸酸化剤及び/又は、もし存在するならば、付加的な任意の酸 化剤のいずれかの分解中に遊離される活性種(OX)により“活性化(酸化)さ れる”ものと理解される。構造(B)を有することができる“活性化された”染 料中間体は、次いで適当なカプラーと反応して二量体及び三量体のような大きな “着色した”染料化合物を形成する。 酸化性染料中間体は、もしあるならばHSAの作用によって予め膨張されてい る毛幹へ拡散し、これは、次いで活性化されて結合し、容易に洗い流されない毛 幹内部に大きな着色複合体を形成する。 一般用語では、酸化染毛剤前駆体又は中間体には、酸化の際に、それらの分子 構造中の電子の拡張された結合系を有するオリゴマー又はポリマーを形成するよ うな単量体物質が含まれる。新しい電子構造のために、得られたオリゴマー及び ポリマーは、可視領域への電子スペクトルのシフトを示し、発色する。例えば、 着色ポリマーを形成することができる酸化性染料前駆体には、例えばアニリンの ような物質が含まれ、これは、単一の官能基を有し、酸化の際に、グリーンから ブラックの色に及ぶ結合イミン及びキノイドのダイマー、トリマーなどの種を形 成する。p−フェニレンジアミンのような化合物は、2つの官能基を有し、酸化 重合して拡張された結合電子系を有する高分子量の着色分子を産することができ る。色調整剤(カプラー)は、例えば以下で詳細に説明するものであるが、これ らは好ましくは、ここでの酸化性染料前駆体と結合して用いられ、それ自身が、 その形成中に着色ポリマーに入り込み、その電子スペクトルにおけるシフトを引 き起こし、それによって、わずかに色の変化が起こると思われている。ここでの 使用に適する酸化性染料前駆体の代表リストは、Sagarin,“Cosmetic Science and Technology”、“Interscience,Special Edn.Vol.2 p.308-310に見出され る。本発明の酸化助剤は、酸化性染料前駆体及び色調整剤の全ての方法による使 用に(ここで詳述されるようなペルオキシドの供給源と組み合わせて)適当であ り、また、後で詳述される前駆体は、例としてのみであり、ここでの組成物及び 方法を制限することを意図されていないと、理解されるべきである。 普通の芳香族ジアミン、多価フェノール、アミノフェノール及びこれらの誘導 体は、一次染料前駆体として上述されたが、これらはまた芳香環における付加置 換体、例えばハロゲン、アルデヒド、カルボン酸、ニトロ、スルホン酸並びに、 置換及び未置換の炭化水素基を、アミノ窒素及びフェノール酸素における付加置 換体、例えば置換及び未置換のアルキル及びアリール基も、有することができる 。 適当な芳香族ジアミン、アミノフェノール、多価フェノール及びこれらの誘導 体の例は、それぞれ下記の一般式(VI)、(VII)及び(VIII)を有する化合物である : 又は 式中Yは、水素、ハロゲン(例えばフッ素、塩素、臭素又はヨウ素)、ニトロ、 アミノ、ヒドロキシル、 −COOM又はSO3M(ここでMはハロゲン又はアルカリ若しくはアルカリ土 類金属、アンモニウム又は置換アンモニウムであり、ここでアンモニウムイオン 上の1以上の水素は1から3の炭素原子のアルキル若しくはヒドロキシアルキル 基で置換されている)であり、式中、R1、R2、R3及びR4は、互いに同一又は 異なっており、水素、C1からC4のアルキル又はアルケニル並びに、C6からC9 のアリール、アルカリール又はアラルキルからなる群より選択され、R5は、水 素、C1からC4の未置換若しくは置換のアルキル又はアルケニルであって、該置 換体は上記でYとして表現されるもの又はC6からC9の未置換若しくは置換のア リール、アルカリール又はアラルキルであって、該置換体は上記Yとして定義さ れたものから選択される。式(VI)の前駆体はアミンであるので、ペルオキシド適 合の塩の形態でここで用いられることができ、但しここでXは、前で詳述された ここでのタイプのペルオキシド適合性アニオンを表す。示された塩の一般式は、 モノ−、ジ−及びトリ−陰性アニオンを有する塩を含むと理解されるべきである 。 式(VI)化合物の特定例は以下のものである:o−フェニレンジアミン、m−フ ェニレンジアミン、p−フェニレンジアミン、2−クロロ−p−フェニレンジア ミン、2−ヨード−p−フェニレンジアミン、4−ニトロ−o−フェニレンジア ミン、2−ニトロ−p−フェニレンジアミン、1,3,5−トリアミノベンゼン、 2−ヒドロキシ−p−フェニレンジアミン、2,4−ジアミノ安息香酸、ナトリ ウム2,4−ジアミノベンゾエート、カルシウムジ−2,4−ジアミノベンゾエー ト、アンモニウム2,4−ジアミノベンゾエート、トリメチルアンモニウム2,4 −,ジアミノベンゾエート、トリ−(2−ヒドロキシエチル)アンモニウム2,4 −ジアミノベンゾエート、2,4−ジアミノベンズアルデヒドカーボネート、2, 4−ジアミノベンゼンスルホン酸、カリウム2,4−ジアミノベンゼンスルホネ ート、N,N−ジイソプロピル−p−、フェニレンジアミンバイカーボネート、 N,N−ジメチル−p−フェニレンジアミン、N−エチル−N'−(2−プロペニ ル)−p−フェニレンジアミン、N−フェニル−p−フェニレンジアミン、N− フェニル−N−ベンジル−p−フェニレンジアミン、N−エチル−N'−(3−エ チルフェニル)−p−フェニレンジアミン、2,4−トルエンジアミン、2−エ チル−p−フェニレンジアミン、2−(2−ブロモエチル)−p−フェニレンジア ミン、2−フェニル−p−フェニレンジアミンラウレート、4−(2,5−ジアミ ノフェニル)ベンズアルデヒド、2−ベンジル−p−フェニレンジアミンアセテ ート、2−(4−ニトロベンジル)−p−フェニレンジアミン、2−(4−メチル フェニル)−p−フェニレンジアミン、2−(2,5−ジアミノフェニル)−5−メ チル安息香酸、メトキシパラフェニレンジアミン、ジメチル−p−フェニレンジ アミン、2,5−ジメチルパラ−フェニレンジアミン、2−メチル−5−メトキ シ−パラ−フェニレンジアミン、2,6−メチル−5−メトキシ−パラ−フェニ レンジアミン、3−メチル−4−アミノ−N,N−ジエチルアニリン、N,N−ビ ス(β−ヒドロキシエチル)−パラ−フェニレンジアミン、3−メチル−4−アミ ノ−N,N−ビス(β−ヒドロキシエチル)アニリン、3−クロロ−4−アミノ −N,N−ビス(β−ヒドロキシエチル)アニリン、4−アミノ−N−エチル− N−(カルバメチル)アニリン、3−メチル−4−アミノ−N−エチル−N−( カルバメチル)アニリン、4−アミノ−N−エチル−(β−ピペリドノエチル) アニリン、3−メチル−4−アミノ−N−エチル−(β−ピペリドノエチル)ア ニリン、4−アミノ−N−エチル−N−(β−モルホリノエチル)アニリン、3 −メチル−4−アミノ−N−エチル−N−(β−モルホリノエチル)アニリン、 4−アミノ−N−エチル−N−(β−アセチルアミノエチル)アニリン、4−ア ミノ−N−(β−メトキシエチル)アニリン、3−メチル−4−アミノ−N−エ チル−N−(β−アセチルアミノエチル)アニリン、4−アミノ−N−エチル− N−(β−メシルアミノエチル)アニリン、3−メチル−4−アミノ−N−エチ ル−N−(β−メシルアミノエチル)アニリン、4−アミノ−N−エチル−N− (β−スルホエチル)アニリン、3−メチル−4−アミノ−N−エチル−N−( β−スルホエチル)アニリン、N−(4−アミノフェニル)モルホリン、N−( 4−アミノフェニル)ピペリジン、2,3−ジメチル−p−フェニレンジアミン 、イソプロピル−p−フェニレンジアミン、N,N−ビス−(2−ヒドロキシエ チル)−p−フェニレンジアミンスルフェート。 又は ここでX及びYは、式(VI)中のものと同様であり、R1及びR2は、互いに同一で も異なることもでき、また式(VI)中のものと同様であり、R5は式(VI)中のもの と同様であり、R6は水素又はC1からC4の置換又は未置換のアルキル又はアル ケニルであって、該置換体は、式(VI)中のYとして定義されたものから選択され る。 式(VII)の化合物の特定例は、以下のものである: o−アミノフェノール、m−アミノフェノール、p−アミノフェノール、2−ヨ ード−アミノフェノール、2−ニトロ−p−アミノフェノール、3,4−ジヒド ロキシアニリン、3,4−ジアミノフェノール、クロロアセテート、2−ヒドロ キシ−4−アミノ安息香酸、2−ヒドロキシ−4−アミノベンズアルデヒド、3 −アミノ−4−ヒドロキシベンゼンスルホン酸、N,N−ジイソプロピル−p− アミノフェノール、N−メチル−N−(1−プロペニル)−p−アミノフェノー ル、N−フェニル−N−ベンジル−p−アミノフェノールスルフェート、N−メ チル−N−(3−エチルフェニル)−p−アミノフェノール、2−ニトロ−5− エチル−p−アミノフェノール、2−ニトロ−5−(2−ブロモエチル)−p− アミノフェノール、(2−ヒドロキシ−5−アミノフェニル)アセトアルデヒド 、2−メチル−p−アミノフェノール、(2−ヒドロキシ−5−アミノフェニル )酢酸、3−(2−ヒドロキシ−5−アミノフェニル)−1−プロペン、3−( 2−ヒドロキシ−5−アミノフェニル)−2−クロロ−1−プロペン、2−フェ ニ ル−p−アミノフェノールパルミテート、2−(4−ニトロフェニル)−p−ア ミノフェノール、2−ベンジル−p−アミノフェノール、2−(4−クロロベン ジル−p−アミノフェノールパークロレート、2−(4−メチルフェニル)−p −アミノフェノール、2−(2−アミノ−4−メチルフェニル)−p−アミノフ ェノール、p−メトキシアニリン、2−ブロモエチル−4−アミノフェニルエー テルホスフェート、2−ニトロエチル−4−アミノフェニルエーテルブロミド、 2−アミノエチル−4−アミノフェニルエーテル、2−ヒドロキシエチル−4− アミノフェニルエーテル、(4−アミノフェノキシ)アセトアルデヒド、(4− アミノフェノキシ)酢酸、(4−アミノフェノキシ)メタンスルホン酸、1−プ ロペニル−4−アミノフェニルエーテルイソブチレート、(2−クロロ)−1− プロペニル−4−アミノフェニルエーテル、(2−ニトロ)−1−プロペニル− 4−アミノフェニルエーテル、(2−アミノ)−プロペニル−4−アミノフェニ ルエーテル、(2−ヒドロキシ)−1−プロペニル−4−アミノフェニルエーテ ル、N−メチル−p−アミノフェノール、3−メチル−4−アミノフェノール、 2−クロロ−4−アミノフェノール、3−クロロ−4−アミノフェノール、2, 6−ジメチル−4−アミノフェノール、3,5−ジメチル−4−アミノフェノー ル、2,3−ジメチル−4−アミノフェノール、2,5−ジメチル−4−アミノフ ェノール、2−ヒドロキシメチル−4−アミノフェノール、3−ヒドロキシメチ ル−4−アミノフェノール。 式中Y、R5及びR6は、式(VII)において上記で定義されたものである。 式(VIII)の化合物の特定例は、次のものである: o−ヒドロキシフェノール(カテコール)、m−ヒドロキシフェノール(レゾルシ ノール)、p−ヒドロキシフェノール(ハイドロキノン)、4−メトキシフェノー ル、2−メトキシフェノール、4−(2−クロロエトキシ)フェノール、4− (2−プロペノキシ)フェノール、4−(3−クロロ−2−プロペノキシ)フェ ノール、2−クロロ−4−ヒドロキシフェノール(2−クロロハイドロキノン)、 2−ニトロ−4−ヒドロキシフェノール(2−ニトロハイドロキノン)、2−アミ ノ−4−ヒドロキシフェノール、1,2,3−トリヒドロキシベンゼン(ピロガロ ール)、2,4−ヒドロキシベンズアルデヒド、3,4−ジヒドロキシ安息香酸、 2,4−ジヒドロキシベンゼンスルホン酸、3−エチル−4−ヒドロキシフェノ ール、3−(2−ニトロエチル)−4−ヒドロキシフェノール、3−(2−プロ ペニル)−4−ヒドロキシフェノール、3−(3−クロロ−2−プロペニル)− 4−ヒドロキシフェノール、2−フェニル−4−ヒドロキシフェノール、2−( 4−クロロフェニル)−4−ヒドロキシフェノール、2−ベンジル−4−ヒドロ キシフェノール、2−(2−ニトロフェニル)−4−ヒドロキシフェノール、2 (2−メチルフェニル)−4−ヒドロキシフェノール、2−(2−メチル−4− クロロフェニル)−4−ヒドロキシフェノール、3−メトキシ−4−ヒドロキシ −ベンズアルデヒド、2−メトキシ−4−(1−プロペニル)フェノール、4− ヒドロキシ−3−メトキシケイ皮酸、2,5−ジメトキシアニリン、2−メチル レゾルシノール、アルファナフトール及びこれらの塩。 上述されたここでのカラーリング組成物及び方法における含有物として適当で ある色調整剤には、特定の芳香族アミン及びフェノール並びにこれらの誘導体が 含まれ、これらは単独では色を発生させないが、一次酸化性染料前駆体によって 生成される色、濃淡及び色の強さを調整する。特定の芳香族アミン及びフェノー ル系化合物並びにこれらの誘導体には、上記の式(VI)、(VII)及び(VIII)により 説明されたタイプのいくつかの芳香族ジアミン及び多価フェノールが含まれるが 、酸化性染料前駆体に適当ではないとして当業界で周知であるものが、ここで色 調整剤として適当である。多価アルコールも、色調整剤としての使用に適してい る。 色調整剤として上述された芳香族アミン及びフェノール並びに誘導体は、芳香 環に付加置換体、例えばハロゲン、アルデヒド、カルボン酸、ニトロ、スルホニ ル並びに、炭化水素基により置換及び未置換されたものと、アミノ窒素又はフェ ノール系酸素における付加置換体、例えば置換及び未置換のアルキル及びアリー ル基とをも有することができる。繰り返しになるが、そのペルオキシド適合性塩 は、ここでの使用に適当である。 芳香族アミン、フェノール及びこれらの誘導体の例は、下記の一般式(IX)及び (X)の化合物である: 又は 式中Zは、水素、C1及びC3のアルキル、ハロゲン(フッ素、塩素、臭素又はヨ ウ素)、ニトロ、 −COOM又はSO3M(式中Mは、水素又はアルカリ若しくはアルカリ土類金 属、アンモニウム若しくは置換アンモニウムであり、ここでアンモニウムイオン 上の1以上の水素は1から3の炭素原子のアルキル若しくはヒドロキシアルキル 基で置換されている)であり、式中R1及びR2は同一又は異なっており、水素、 C1からC4のアルキル若しくはアラルキル、及びC6からC9のアリール、アリカ リール若しくはアラルキルからなる群より選択されたものであり、R7は、水素 、C1からC4の未置換若しくは置換のアルキル若しくはアルケニルであって、こ こで置換体は、上記Zとして表されたもの、又はC6からC9の未置換若しくは置 換のアリール、アルカリール若しくはアラルキルであって、ここで置換体は上記 Zとして定義されたものから選択されるものから選択され、またここでXは式(V I)において定義されたものである。 式(IX)化合物の特定例は次のものである: アニリン、p−クロロアニリン、p−フルオロアニリン、p−ニトロアニリン、 p−アミノベンズアルデヒド、p−アミノ安息香酸、ナトリウム−p−アミノベ ンゾエート、リチウム−p−アミノベンゾエート、カルシウムジ−p−アミノベ ンゾエート、アンモニウム−p−アミノベンゾエート、トリメチルアンモニウム −p−アミノベンゾエート、トリ(2−ヒドロキシエチル)−p−アミノベンゾ エート、p−アミノベンゼンスルホン酸、カリウムp−アミノベンゼンスルホネ ート、N−メチルアニリン、N−プロピル−N−フェニルアラニン、N−メチル −N−2−プロペニルアラニン、N−ベンジルアラニン、N−(2−エチルフェ ニル)アラニン、4−メチルアラニン、4−(2−ブロモエチル)アラニン、2 −(2−ニトロエチル)アラニン、(4−アミノフェニル)アセトアルデヒド、 (4−アミノフェニル)酢酸、4−(2−プロペニル)アラニン、4−(3−ブ ロモ−2−プロペニル)アラニン、4−フェニルアラニンクロロアセテート、4 −(3−クロロフェニル)アラニン、4−ベンジルアラニン、4−(4−ヨード ベンジル)アニリン、4−(3−エチルフェニル)アラニン、4−(2−クロロ −4−エチルフェニル)アニリン。 式中Z及びR7は、式(IX)において定義されたものであり、R8は水素又はC1か らC4の置換若しくは未置換のアルキル又はアルケニルであって、ここで置換体 は式(IX)においてZとして定義されたものから選択される。 式(X)化合物の特定例は、次のものである: フェノール、p−クロロフェノール、p−ニトロフェノール、p−ヒドロキシ ベンズアルデヒド、p−ヒドロキシ安息香酸、p−ヒドロキシベンゼンスルホン 酸、エチルフェニルエーテル、2−クロロエチルフェニルエーテル、2−ニトロ エチルフェニルエーテル、フェノキシアセトアルデヒド、フェノキシ酢酸、3− フェノキシ−1−プロペン、3−フェノキシ−2−ニトロ−1−プロペン、3− フェノキシ−2−ブロモ−1−プロペン、4−プロピルフェノール、4−(3− ブロモプロピル)フェノール、2−(2−ニトロエチル)フェノール、(4−ヒ ドロキシフェニル)アセトアルデヒド、(4−ヒドロキシフェニル)酢酸、4− (2−プロペニル)フェノール、4−フェニルフェノール、4−ベンジルフェノ ール、4−(3−フルオロ−2−プロペニル)フェノール、4−(4−クロロベ ンジル)フェノール、4−(3−エチルフェニル)フェノール、4−(2−クロ ロ−3−エチルフェニル)フェノール、2,5−キシレノール、2,5−ジアミノ ピリジン、2−ヒドロキシ−5−アミノピリジン、2−アミノ−3−ヒドロキシ ピリジン、テトラアミノピリミジン、1,2,4−トリヒドロキシベンゼン、1, 2,4−トリヒドロキシ−5−(C1−C6−アルキル)ベンゼン、1,2,3−ト リヒドロキシベンゼン、4−アミノレゾルシノール、1,2−ジヒドロキシベン ゼン、2−アミノ−1,4−ジヒドロキシベンゼン、2−アミノ−4−メトキシ −フェノール、2,4−ジアミノフェノール、3−メトキシ−1,2−ジヒドロキ シベンゼン、1,4−ジヒドロキシ−2−(N,N−ジエチルアミノ)ベンゼン、 2,5−ジアミノ−4−メトキシ−1−ヒドロキシベンゼン、4,6−ジメトキシ −3−アミノ−1−ヒドロキシベンゼン、2,6−ジメチル−4−[N−(p−ヒ ドロキシフェニル)アミノ]−1−ヒドロキシベンゼン、1,5−ジアミノ−2− メチル−4−[N−(p−ヒドロキシフェニル)アミノ]ベンゼン及びこれらの塩 。 ここでの使用に適する付加的酸化性染料前駆体には、カテコール種、特にカテ コール「ドーパ」種が含まれ、これにはドーパ自身と、DOPAのホモログ、ア ナログ及び誘導体とが含まれる。適当なカテコール種の例には、システイニルド ーパ、アルファアルキルドーパであって、1から4、好ましくは1から2の炭素 原子をアルキル基に有するもの、エピネフリン、並びにドーパアルキルエステル であって、1から6、好ましくは1から2の炭素原子をアルキル基に有するもの が含まれる。 一般に適当なカテコールは下記の式(XI)によって表される: 式中R1、R2及びR3は、同一でも異なっても良いが、これらはH、低級(C1か らC6)アルキル、OH、OR、COOR、NHCOR、CN、COOH、ハロ ケン、NO2、CF3、SO3H又はNR45から選択された電子ドナー又はアク セプター置換体であって、R1、R2又はR3のうちのただ1つは、CN、COO H、ハロゲン、NO2、CF3又はSO3Hであることができ:R4及びR5は、同 一でも異なっても良いが、これらはH、低級(C1からC6)のアルキル若しくは 置換低級(C1からC6)アルキルであり、ここで置換物はOH、OR、NHCO R6、NHCONH2、NHCO26、NHCSNH2、CN、COOH、SO3H 、SO2NR6又はCO26であることができ;R6は、低級(C1からC6)のア ルキル、アルキレン鎖によって窒素に結合された低級(C1からC6)ヒドロキシ アルキルフェニル、フェニル若しくは置換フェニルであって、ここで置換物はR1 として定義されたものであり、RはC1−C6のアルキル若しくはC1−C6のヒ ドロキシアルキルである。 酸化性染料前駆体は、ここで単独で又は他の酸化性染料前駆体と組み合わせて 用いられることができ、1以上の染料前駆体は1以上の色調整剤と組み合わせて 用いられることができる。単一の染料前駆体及び調整剤の選択は、所望される色 、濃淡及び着色の強度によって決定される。ここで単独で又は組み合わせて用い られることができる19の好適な酸化性染料前駆体があり、薄いブロンドから黒 までの範囲にわたる種々の濃淡を有する酸化染毛剤が提供される;それらは次の ものである:ピロガノール、レゾルシノール、p−トルエンジアミン、p−フェ ニレンジアミン、o−フェニレンジアミン、m−フェニレンジアミン、o−アミ ノフェノール、p−アミノフェノール、4−アミノ−2−ニトロフェノール、ニ トロ−p−フェニレンジアミン、N−フェニル−p−フェニレンジアミン、m− アミノフェノール、2−アミノ−3−ヒドロキシピリジン、1−ナフトール、N , N−ビス(2−ヒドロキシエチル)p−フェニレンジアミン、4−アミノ−2− ヒドロキシトルエン、1,5−ジヒドロキシナフタレン、及び2,4−ジアミノア ニゾール。これらは、上記で詳述したように、分子形態で又はペルオキシド適合 性塩の形態で用いられることができる。 ここで前述されたような一次酸化性染料中間体及びカップリング物質は、広範 な色を髪にもたらすために組み合わされ得る。髪の色は色の深み及び色の程度(i ntensity)によって変えることができる。色の程度は、ここで定義される場合、 髪に形成され、保持された着色化合物の量を意味する。一般に、ここで定義され る高い程度は、暗くまたは深い色、例えばダークレッド、ダークブラウンまたは ブラックなどを意味する。従って、各酸化性染料物質の最初のレベルを調整する ことによって、色の程度を変えるヘアカラーを配合することが可能である。 例えば、低い程度の色、例えばナチュラルブラウンからライトブラウンまでの 髪の濃淡は、一般に、カラーリング組成物の約0.001重量%から約0.5重量 %の全酸化性染料剤を含み、一次中間体、例えば1,4−ジアミノ−ベンゼン、2,5 −ジアミノトルエン、2,5−ジアミノ−アニゾール、4−アミノフェノール、2,5 −ジアミノ−ベンジルアルコール及び2−(2',5−ジアミノ)フェノールエタノー ルとカプラー、例えば2−メチルレゾルシノール又は4−クロロレゾルシノール とを組み合わせることによって、達成され得る。 上記一次中間体と5−アミノ−2−メチルフェノール及び1,3−ジアミノベン ゼン誘導体、例えば2,4−ジアミノアニゾールとの全染料剤の約0.5重量%から 約1重量%のレベルでの類似した組み合わせは、中程度のレッドカラーを導くこ とができる。高い程度の色、例えばブルーからブルー−バイオレッドの髪の濃淡 は、上記の一次中間体とカプラー、例えば1,3−ジアミノベンゼンまたはその誘 導体、例えば2,5−ジアミノトルエンとを組成物の約1重量%から約6重量%の 全染料剤のレベルで組み合わせることによって、生成することができる。ブラッ クの髪の色は、前述の一次中間体とカプラー、例えば1,3−ジアミノベンゼン又 はその誘導体との組み合わせによって達成できる。 しかしながら、レッドの色を髪に分け与えるために一般に用いられるパラ−ア ミノフェノールの生理学的適合性に対する考えが思い付く。同様に、ブラックの 色の生成に効果があるいくつかの薬剤、例えば1,4−パラ−ジアミノベンゼンの 生理学的適合性は、疑問を引き起こす。従って、改良された安全性特性を有する 酸化性ヘアカラーリング組成物、特に、暗い色のデリバリーのための酸化性ヘア 組成物、即ち改良された安全性特性を有する高い色の程度の染料に対する必要性 が存在する。 ここで前述したように出願人は、特定の予め形成された有機ペルオキシ酸酸化 剤と酸化性染料との組み合わせが優れた色彩度、鮮明特質及び初期の着色特質の 双方の提供に有用であることを見出した。しかしながら、出願人は、また予め形 成された有機ペルオキシ酸前駆体酸化剤と酸化性染料とを含む本発明の組成物が 染料のレベルを減らして良好な高い程度の色(ダークカラー)をデリバリーするこ とに有用であることも見出した。特に、出願人は、ここで良好なヘアカラーリン グ結果が、本発明の染料酸化系を用いることによって、また慣用のヘアカラーリ ング組成物に対して50%まで少ない染料で達成できることを見出した。このよ うな本発明の組成物は、より許容可能な安全性特性を有することに加えて、良好 な初期の色と長期の洗浄迅速性との組み合わせの改良されたヘアコンディション 属性のデリバリーにおいて有用である。 従って、本発明の更なる局面によれば、 (a)約0.01重量%から約5重量%の予め形成された有機ペルオキシ酸酸化 剤; (b)約0.0005重量%から約3重量%の1以上の酸化性ヘアカラーリング 剤、 を含むヘアカラーリング組成物が提供される。 (ii)非酸化性及び他の染料 本発明のヘアカラーリング組成物は、必須の酸化性ヘアカラーリング剤に加え て、場合によって、非酸化性及び他の染料物質を含むことができる。本発明によ るヘアカラーリング組成物及び方法における使用に適する任意の非酸化性及び他 の染料には、半永久、一時的及び他の染料が含まれる。ここで定義される非酸化 性染料には、所謂「直接作用染料」、金属性染料、金属キレート染料、繊維反応 性染料並びに他の合成及び天然染料が含まれる。種々のタイプの非酸化性染料が 次の文献に詳述されている:“Chemical and Physical Behaviour of Human Hai r",第3版,Clarence Robbins (pp250-259);“The Chemistry and Manufactu re of Cosmetics”.vol.IV,第2版,Maison G.De Navarre第45章,by G.S.Kass (pp841-920);“cosmetics: Science and Technology”,第2版,vol.II,Ba lsam Sagarin,第23章,F.E.Wall(pp279-343);“The Science of Hair Care” ,C.Zviak編,第7章(pp235-261)及び“Hair Dyes”,J.C.Johnson,Noyes Data Corp.,Park Ridge,USA(1973),(pp3-91及び113-139)。 色を起こさせるために酸化作用を必要としない直接作用染料は、ヘアティント (色付け)を示し、また当業界において長いこと知られてきた。これらは普通、 界面活性剤物質を含むベースマトリクス中で髪に塗布される。直接作用染料には 、ニトロ染料、例えばニトロアミノベンゼン若しくはニトロアミノフェノールの 誘導体;分散染料、例えばニトロアリールアミン、アミノアントラキノン若しく はアザ染料;アントラキノン染料、ナフトキノン染料;塩基性染料、例えばAcri dine Orange C.I.46005が含まれる。 直接作用染料の更なる例には、Arianor染料基本ブラウン17、C.I.(カラーイ ンデックス)12,251号;基本レッド76、C.I.-12,245号;基本ブラウン16、C.I.- 12,250号;基本イエロー57、C.I.-12,719号;及び基本ブルー99、C.I.-56,059号 と、他の直接作用染料、例えばイエロー1、C.I.-10316号(D&Cイエロー7号) ;酸イエロー9、C.I.-13,015号;基本バイオレットC.I.-45,170号;分散イエロ ー3、C.I.-11,855号;基本イエロー57、C.I.-12,719号;分散イエロー1、C.I. -10,345号;基本バイオレット1、C.I.-42,535号;基本バイオレット3、C.I.-4 2,555号;緑がかったブルー、C.I.-42090号(FD&Cブルー1号);黄みがかっ たレッド、C.I.-14700号(FD&Cレッド4号);イエロー、C.I.-19140(FD& Cイエロー5号);黄みがかったオレンジ、C.I.-15985(FD&Cイエロー6号) ;青がかったグリーン、C.I.-42053(FD&Cグリーン3号);黄みがかったレッ ドC.I.-16035号(FD&Cレッド40号);青みがかったグリーン、C.I.-61570号 (D&Cグリーン3号);オレンジC.I.-45370号(D&Cオレンジ5号);レッドC. I.-15850号(D&Cレッド6号);青みがか ったレッド、C.I.-15850号(D&Cレッド7号);わずかに青みがかったレッド、 C.I.-45380号(D&Cレッド22号);青みがかったレッド、C.I.-45410(D&Cレ ッド28号);青みがかったレッド、C.I.-73360号(D&Cレッド30号);赤みがか った紫、C.I.-17200号(D&Cレッド33号);濁ったブルーレッド、C.I.-15880( D&Cレッド34号);明るいイエローレッド、C.I.-12085号(D&Cレッド36号) ;明るいオレンジ、C.I.-15510号(D&Cオレンジ4号);緑がかったイエロー、 C.I.-47005号(D&Cイエロー10号);青みがかったグリーン、C.I.-59040号(D &Cグリーン8号);青みがかったバイオレット、C.I.-60730号(Ext.D&Cバイ オレット2号);緑がかったイエロー、C.I.-10316号(Ext.D&Cイエロー7号) ; 繊維反応性染料には、Procion(RTM)、Drimarene(RTM)、Cibacron(RTM)、Levaf ix(RTM)及びRemazol(RTM)染料が含まれ、これらはそれぞれ、ICI、Sandoz、Ciba -Geigy、Bayer及びHoechstから入手可能である。 ここで定義される天然染料及び植物性染料には、ヘンナ(Lawsoniaa alba)、カ モミール(Matricaria chamomila又はAnthemis nobilis)、インジゴ、ログウッド 及びクルミ外皮抽出物が含まれる。 一時的染毛剤、又はヘアカラーリングリンスは、一般に毛幹へ拡散するには大 きすぎ、また髪の外部に作用する染料分子から構成される。これらは普通、リー ブ・イン方法を介して塗布され、ここでは染料溶液は、髪表面上を乾燥させる。 このような染料では、界面活性剤によって髪を洗浄しクリーニングする効果に対 する抵抗性が普通低く、比較的容易に髪から洗い流される。如何なる一時的染料 も、本発明の組成物において適当に用いられることができ、好適な一時的染毛剤 の例は、下記に説明される。 半永久染毛剤は、一般にサイズが小さく、一時的ヘアリンスに作用する染料で あるが、一般に永久(酸化)染料よりも大きい。普通、半永久染料は、毛幹への 拡散能力を有している酸化性染料と同じように作用する。しかしながら、半永久 染料は、一般に、前述した結合酸化性染料分子よりも小さいサイズであり、この ため、再び髪から段階的に拡散するように予め処置される。単純に髪を洗浄し、 クリーニングする動作は、この工程を助長し、一般に半永久染料は、約5から約 8回の洗浄後に髪から大方洗い流される。如何なる半永久染料系でも、本発明の 組成物における使用に適当であることができる。本発明の組成物での使用に適当 な半永久染料は、HCブルー2、HCイエロー4、HCレッド3、分散バイオレ ット4、分散ブラック9、HCブルー7、HCイエロー2、分散ブルー3、分散 バイオレット1及びこれらの混合物である。半永久染料の例は、以下に説明され る: 普通の半永久染料系は、大及び小分子の双方の混合物を組込む。髪のサイズが 付け根から先端まで均一でないので、小分子は付け根及び先端の双方で拡散する が、先端の内部に保持されない一方で、大分子は一般に髪の末端に拡散すること ができるだけである。染料分子サイズのこの組み合わせは、初期染料工程及びこ れに続く洗浄工程の双方の間で、髪の付け根から先端まで一貫した発色結果を得 ることを補助するために用いられる。緩衝剤 本発明のカラーリング組成物は、約2から約12の範囲、より好ましくは約5 から約10.5の範囲、特に約4から約9の範囲の好適なpHを有する。 前述したように、本発明の好適なカラーリング組成物は、所望のレベルにpH を調整するために、1以上の緩衝剤及び/又はヘア膨張剤(HSA)を含有する ことができる。いくつかの異なるpH調整剤は、最終組成物又は構成部分のいず れかのpHを調整するために用いられることができる。 このpHの調整は、ケラチン性繊維、特にヒトの髪を処理する分野において周 知の酸性化剤によって作用させることができ、例えば、無機及び有機酸、例えば 塩酸、酒石酸、クエン酸、リン酸及びカルボン酸若しくはスルホン酸、例えばア スコルビン酸、酢酸、乳酸、硫酸、ギ酸、アンモニウムスルフェート及びナトリ ウムジヒドロゲンホスフェート/リン酸、ジナトリウムヒドロゲンホスフェート /リン酸、カリウムクロリド/塩酸、カリウムジヒドロゲン/塩酸、ナトリウム シトレート/塩酸、カリウムジヒドロゲンシトレート/塩酸、カリウムジヒドロ ゲンシトレート/クエン酸、ナトリウムシトレート/クエン酸、ナトリウムター トレート/酒石酸、ナトリウムラクテート/乳酸、ナトリウムアセテート/酢酸 、ジナトリウムヒドロゲンホスフェート/クエン酸、及びナトリウムクロリド/ グリシン/塩酸、並びにこれらの混合物である。 適当な緩衝剤の更なる例は、水酸化アンモニウム、エチレンアミン、ジプロピ ルアミン、トリエチルアミン及びアルカンジアミン、例えば1,3−ジアミノプロ パン、無水アルカリアルカノールアミン、例えばモノ若しくはジエタノールアミ ンであり、好ましくは、アミン基において完全に置換されているもの、例えば、 ジメチルアミノエタノール、ポリアルキレンポリアミン、例えばジエチレントリ アミン又はヘテロ環アミン、例えばモルホリンや、アルカリ金属のヒドロキシド 、ナトリウム及びカリウムヒドロキシド、アルカリ土類金属、ヒドロキシド、例 えばマンガン及びカルシウムヒドロキシド、塩基性アミノ酸、例えばL−アルギ ニン、リジン、オキシリジン及びヒスチジン、並びにアルカノールアミン、例え ばジメチルアミノエタノール及びアミノアルキルプロパンジオール、並びにこれ らの混合物である。水中で解離することによってHCO3 -を形成する化合物も、 ここでの使用に適している(これ以降、これを「イオン形成化合物」と呼ぶ)。適 当なイオン形成化合物の例は、Na2CO3、NaHCO3、K2CO3、(NH4)2 CO3、NH4HCO3、CACO3及びCa(HCO3)並びに、これらの混合物 である。 前述したように、特定のアルカリ緩衝剤、例えば水酸化アンモニウム及びモノ エタノールアミン(MEA)は、またヘア膨張剤(HSA's)としても作用す ることができる。 本発明によるカラーリング組成物のために緩衝剤としての使用に適するものは 、 水酸化アンモニウムである。 本発明によるカラーリング組成物は、後述するように、髪に塗布する前に混合 される予め形成されたペルオキシ酸酸化剤と1以上の酸化性ヘアカラーリング剤 との双方を含有する最終溶液を含む。このような本発明の組成物は、多くの異な るコンポーネントのカラーリングキットを含むことができ、これに加えて過酸化 水素のような任意の酸化剤を含むことができる。 固形又は液体形状のいずれかで存在し得る、例えば過酸化水素である付加的な 任意のペルオキシド主体酸化剤を含む酸化及びカラーリングキットでは、緩衝剤 溶液は、過酸化水素を安定化させるために要求される。過酸化水素が2から4の pH範囲において安定であるので、この範囲内にpHを有する緩衝剤を使用する ことが必要である。希釈酸は、適当な過酸化水素緩衝剤である。リン酸は、過酸 化水素溶液を緩衝するために好適な薬剤である。ブリーチ触媒 ここでのカラーリング組成物は、場合によっては遷移金属含有触媒を含む。触 媒の1つの適当なタイプは、定義されたブリーチ触媒活性の重金属カチオン、例 えば銅、鉄、マンガンカチオン、わずかな又はほとんどブリーチ触媒活性を有し ない補助金属カチオン、例えば亜鉛若しくはアルミニウムカチオン、並びに触媒 及び補助金属カチオンに対する定義された安定化定数を有する金属イオン封鎖剤 、特にエチレンジアミンテトラ酢酸、エチレンジアミンテトラ(メチレンリン酸 )及びその水溶性塩を含む触媒系である。このような触媒は、米国特許第4,430, 243号に開示されている。 他のタイプの適当な触媒には、マンガン主体複合体が含まれ、これは米国特許 第5,246,621号及び米国特許第5,244,594号に開示されている。これらの触媒の好 ましい例には、MnIV 2(u−O)3(1,4,7−トリメチル−1,4,7−トリアザシクロ ノナン)2−(PF6)2、MnIII 2(u−O)1(u−OAc)2(1,4,7−トリメチル−1, 4,7−トリアザシクロノナン)2−(ClO4)2、MnIV 4(u−O)6(1,4,7−トリア ザシクロノナン)4−(ClO4)2、MnIIIMnIV 4(u−O)1(u−OAc)2−(1,4 ,7-トリメチル−1,4,7-トリアザシクロノナン)2−(ClO4)3並び に、これらの混合物が含まれる。他は、EP-A-0,549,272号に記述されている。こ こでの使用に適する他のリガンドには、1,5,9−トリメチル−1,5,9−トリアザシ クロドデカン、2−メチル−1,4,7−トリアザシクロノナン、2−メチル−1,4,7− トリアザシクロノナン、1,2,4,7−テトラメチル−1,4,7−トリアザシクロノナン 、及びこれらの混合物が含まれる。 適当な触媒の例については、米国特許第 4,246,612号及び米国特許第5,227,08 4号を参照のこと。また米国特許第5,194,416号も参照のこと、これは、単環式マ ンガン(IV)錯体、例えばMn(1,4,7-トリメチル−1,4,7−トリアザシクロノ ナン)(OCH3)3−(PF6)を教示している。更に他のタイプのブリーチ触媒は、 米国特許第5,114,606号に開示されているように、少なくとも3つのC−OH基 を有する非カルボキシレートポリヒドロキシ化合物であるリガンドを有するマン ガン(III)及び/又は(IV)の水溶性錯体である。他の例には、テトラ−N−デン テート及びビ−N−デンテートリガンドで錯化された複環式Mnが含まれ、これ にはN4MnIII(u−O)2MnIV4)+及び[Bipy2MnIII(u−O)2MnIVbipy2] −(ClO4)3が含まれる。 更に適当なブリーチ触媒は、例えば、EP-A-0,408,131号(コバルト錯体触媒)、 EP-A-0,384,503号及びEP-A-0,306,089号(メタロ−ポルフィリン触媒)、米国特 許第4,728,455号(マンガン/マルチデンテートリガンド触媒)、米国特許第4,7 11,748号及びEP-A-0,224,952(アルミノシリケート触媒における吸着マンガン)、 米国特許4,601,845号(マンガン及び亜鉛若しくはマグネシウム塩を有するアルミ ノシリケート支持体)、米国特許第4,626,373号(マグネシウム/リガンド触媒)、 米国特許第4,119,557号(鉄複合体触媒)、DE-A-2,054,019号(コバルトキレート体 触媒)、CA-A-866,191号(遷移金属含有塩)、米国特許第4,430,243号(マンガンカ チオンと非触媒性金属カチオンとのキレート体)、並びに、米国特許第4,728,455 号(マンガングルコナート触媒)に記載されている。重金属イオン金属イオン封鎖剤 本発明のカラーリング組成物は、好ましくは任意性分として重金属イオン金属 イオン封鎖剤を含む。重金属イオン金属イオン封鎖剤とは、ここでは、重金属イ オンを隔離する(キレートする又は取り除く)ように作用する成分を意味する。 これらの成分は、また、カルシウム及びマグネシウムキレート化能力をも有する ことができるが、優先的に、重金属イオン例えば鉄、マンガン及び銅を結合する ことに対する選択性を示す。このような金属イオン封鎖剤は、ここで記述される ヘアカラーリング組成物において、制御された酸化活性のデリバリーと、ヘアカ ラーリング製品の良好な保管安定性の提供に有用である。 重金属イオン金属イオン封鎖剤は、一般に、組成物の約0.005重量%から 約20重量%、好ましくは約0.01重量%から約10重量%、より好ましくは 約0.05重量%から約2重量%のレベルで存在する。 種々の金属イオン封鎖剤には、MonsantoからDequest(RTM)として入手可能なア ミノホスホネート、ニトリロアセテート、ヒドロキシエチルエチレントリアミン などが含まれるが、これらは、このような使用に知られている。ここでの使用に 適当な重金属イオン金属イオン封鎖剤には、有機ホスホネート、例えばアミノア ルキレンポリ(アルキレンホスホネート)、アルカリ金属エタン1−ヒドロキシジ ホスホネート及びニトリロトリメチレンホスホネートが含まれる。 とりわけ好ましい上記種は、ジエチレントリアミンペンタ(メチレンホスホネ ート)、エチレンジアミントリ(メチレンホスホネート)ヘキサメチレンジアミ ンテトラ(メチレンホスホネート)及び、ヒドロキシエチレン1,1ジホスホネー トである。 本発明での使用に適する好適な生分解性非リン重金属イオン金属イオン封鎖剤 には、ニトリロトリ酢酸及び、ポリアミノカルボン酸、例えばエチレンジアミノ テトラ酢酸、エチレントリアミンペンタ酢酸、エチレンジアミンジコハク酸、エ チレンジアミンジグルタル酸、2−ヒドロキシプロピレンジアミンジコハク酸、 又はこれらのいずれかの塩が含まれる。エチレンジアミン−N,N'−ジコハク酸 (EDDS)、これは米国特許第US-A-4,704,233号を参照のこと、又はそのアルカ リ金属、アルカリ土類金属、アンモニウム若しくは置換アンモニウム塩、又はこ れらの混合物が特に好ましい。 本発明での使用に適当な他の重金属イオン金属イオン封鎖剤は、イミノジ酢酸 誘導体、例えば2−ヒドロキシエチルジ酢酸又はグリセリルイミノジ酢酸であり 、これらは、EP-A-317,542号及びEP-A-399,133号に記述されている。EP-A-516,1 02号に開示されているイミノジ酢酸−N−2−ヒドロキシプロピルスルホン酸及 びアスパラギン酸N−カルボキシメチルN−2−ヒドロキシプロピルスルホン酸 金属イオン封鎖剤も、ここで適当である。EP-A-509,382号に記述されているβ− アラニン−N,N'−ジ酢酸、アスパラギン酸−N,N'−ジ酢酸、アスパラギン酸 −N−モノ酢酸、及びイミノジコハク酸金属イオン封鎖剤も適当である。 EP-A-476,257号は、適当なアミノ主体金属イオン封鎖剤を記述している。EP-A -510,331号は、コラーゲン、ケラチン又はカゼイン由来の適当な金属イオン封鎖 剤を記述している。EP-A-528,859号は、適当なアルキルイミノジ酢酸金属イオン 封鎖剤を開示している。ジピコリン酸及び2−ホスホノブタン−1,2,4−トリカ ルボン酸も、適当である。グリシンアミド−N,N'−ジコハク酸(GADS)、エ チレンジアミン−N,N'−ジグルタル酸(EDDG)及び2−ヒドロキシプロピ レンジアミン−N,N'−ジコハク酸(HPDDS)も適当である。 本発明の重金属イオン金属イオン封鎖剤は、アルカリ若しくはアルカリ土類金 属塩で用いられても良い。増粘剤 本発明のカラーリング組成物は、更に増粘剤を約0.05重量%から20重量 %、好ましい約0.1重量%から約10重量%、より好ましくは約0.5重量%か ら約5重量%のレベルで含み得る。本発明の組成物での使用に適する増粘剤は、 オレイン酸、セチルアルコール、オレイルアルコール、ナトリウムクロリド、セ テアリルアルコール、ステアリルアルコール、合成増粘剤、例えばCarbopol、Ac ulyn及びAcrosyl、並びにこれらの混合物から選択される。ここでの使用に好適 な増粘剤は、Aculyn 22(RTM)、steareth-20メタクリレートコポリマー;Aculyn 44(RTM)、ポリウレタン樹脂及びAcusol 830(RTM)、アクリレートコポリマーであ り、これらはRohm and Haas,Philadelphia,PA,USAから入手可能である。ここ での使用に適する他の増粘剤には、ナトリウムアルギネート若しくはガムアラビ ック、又はセルロース誘導体、例えばメチルセルロース又は、カル ボキシメチルセルロースのナトリウム塩又はアクリル酸ポリマーが含まれる。溶媒 水は、本発明による組成物に好適な本質的希釈剤である。このように本発明に よる組成物は、付加的な希釈物質として1以上の溶媒を含み得る。一般に、溶媒 は、水と混和性であり皮膚に対して無害であるように選択される。ここで適当な 溶媒には、C1−C20の一価又は多価アルコール及びそのエーテル、グリセリン が含まれ、一価及び二価アルコール及びそのエーテルが好ましい。これらの化合 物では、2から10の炭素原子を含有するアルコール残基が好ましい。従って、 特に好適な基には、エタノール、イソプロパノール、n−プロパノール、ブタノ ール、プロピレングリコール、エチレングリコール、モノエチルエーテル及びこ れらの混合物が含まれる。酵素 本発明によるヘアカラーリング組成物に有用な更に他の物質は、1以上の酵素 である。 適当な酵素物質には、市販のリパーゼ、クチナーゼ、アミラーゼ、中性及びア ルカリプロテアーゼ、エステラーゼ、セルラーゼ、ペクチナーゼ、ラクターゼ及 びペルオキシダーゼが含まれ、これらはデタージェント成分に容易に組み込まれ るものである。適当な酵素は、米国特許第3,519,570号及び3,533,139号において 議論されており、これらを援用して本文の一部とする。 ペルオキシダーゼは、ペルオキシドに特異的なヘモタンパク質であるが、ドナ ーとして広範の基質を用いる。カラターゼは、ペルオキシドを分解するものであ るが、一般に構造及び特性が似ており、H22による特定の酸化を引き起こすこ とができるという事実の観点から、本発明に含まれる。H22の分解は、ある分 子の他の分子による酸化と見ることができる。これは好気性細胞において一般的 で、より重要な機能のいくつかを有することができる。補酵素ペルオキシダーゼ は、ヘモタンパク質ではなく、フラボタンパク質の少なくとも1つである。他の フラボタンパク質、例えばキサンチンオキシダーゼもまた、他のアクセプター の中でもH22を使うものであり、補酵素ペルオキシダーゼは、H22に特異的 ではない従来のペルオキシダーゼよりもこれらに似ている。本発明の組成物に適 当なペルオキシダーゼには、西洋ワサビペルオキシダーゼ、日本ラディッシュペ ルオキシダーゼ、牛乳ペルオキシダーゼ、ラット肝ペルオキシダーゼ、リンギナ ーゼ、及びハロペルオキシダーゼ、例えばクロロ−及びブロモ−ペルオキシダー ゼが含まれる。 酵素は、本発明のヘアトリートメント組成物1グラム当たり約50重量mgま で、より普通には約0.01から約10mgの活性酵素を提供するために十分な レベルで、場合によっては組み込まれる。他に示さなければ、ペルオキシダーゼ 酵素は、本発明の組成物に、組成物の約0.0001重量%から約5重量%、好 ましくは約0.001重量%から約1重量%、より好ましくは約0.01重量%か ら約1重量%の活性酵素レベルで組み込まれる。 市販のプロテアーゼ酵素には、Alcalase、Savinase、Primase、Durazym及びEs peraseの商品名で、Novo Industries A/S(Denmark)から販売されているもの、Ma xatase、Maxacal及びMaxapemの商品名でGist-Brocadesから販売されているもの 、Genencor Internationalから販売されているもの、並びにOpticlean及びOptim aseの商品名としてSolvay Enzymeから販売されているものが含まれる。プロテア ーゼ酵素は、本発明による組成物に、組成物の約0.0001重量%から4重量 %の活性酵素レベルで組み込まれ得る。 アミラーゼには、例えば、B licheniformisの特定株から得られるα−アミラ ーゼが含まれ、これは、GB-1,269,839号(Novo)に一層詳細に記述されている。好 適な市販のアミラーゼには、例えば、Gist-BrocadesからRapidaseの商品名で販 売されているもの、Novo Industries A/SからTermamyl及びBANの商品名で販売さ れているものが含まれる。アミラーゼ酵素は、本発明による組成物に、組成物の 0.0001重量%から2重量%の活性酵素レベルで組み込まれ得る。 脂肪分解性酵素は、本組成物の約0.0001重量%から2重量%、好ましく は、0.001重量%から1重量%、最も好ましくは0.001重量%から0.5 重量%の活性脂肪分解性酵素レベルで存在し得る。 リパーゼは、菌又は細菌を起源とすることができ、例えばHumicola sp.、Thermomyces sp.又は、Pseudomonas peudoalcaligene若しくはPseudomonasfluor escens を含むPseudomonas sp.から得られる。これらの株の化学的又は遺伝子的 改変変異体からのリパーゼも、ここで有用である。好適なリパーゼは、Peudomon as pseudoalcaligenesから誘導されたものであり、これは登録された欧州特許、 EP-B-0218272号に記述されている。 他の好適なここでのリパーゼは、欧州特許出願EP-A-0258068号に記述されてい るように、Humicola lanuginosaから遺伝子をクローニングし、宿主としてのAsp ergillus oryzaにおいて遺伝子を発現させることによって得られ、またこれは、 Lipolaseの商品名でNovo Industri A/S,Bagsvaerd,Denmarkから市販されてい る。このリパーゼは、1989年3月7日発行のHuge-Jensenらの米国特許第4,810,4 14号にも記述されている。界面活性剤物質 本発明の組成物は、界面活性剤系を更に含むことができる。本発明の組成物の 含有物として適当な界面活性剤は、一般に、約8から約22の炭素原子の親脂性 鎖長を有しており、アニオン性、カチオン性、非イオン性、両性、双性イオン性 並びにこれらの混合物から選択できる。 (i)アニオン性界面活性剤 本発明の組成物における含有物に適当なアニオン性界面活性剤には、アルキル スルフェート、エトキシル化アルキルスルフェート、アルキルグリセリルエーテ ルスルホネート、メチルアシルタウレート、脂肪アシルグリシネート、N−アシ ルグルタメート、アシルイソチオネート、アルキルスルホスクシネート、アルキ ルエトキシスルホスクシネート、アルファ−スルホン化脂肪酸、その塩及び/又 はそのエステル、アルキルエトキシカルボキシレート、アルキルホスフェートエ ステル、エトキシル化アルキルホスフェートエステル、アルキルスルフェート、 アシルサルコシネート、及び脂肪酸/タンパク質縮合物、並びにこれらの混合物 が含まれる。これらの界面活性剤のアルキル及び/又はアシル鎖長は、C12−C22 、好ましくはC12−C18、より好ましくはC12−C14である。 (ii)非イオン性界面活性剤 本発明の組成物は、また水溶性非イオン性界面活性剤も含むことができる。こ のクラスの界面活性剤には、C12−C14の脂肪酸モノ−及びジエタノールアミド 、スクロースポリエステル界面活性剤及び多価脂肪酸アミド界面活性剤であって 、下記の一般式を有するものが含まれる: 上記式による好ましいN−アルキル、N−アルコキシ又はN−アリーロキシ、 多価脂肪酸アミドは、R8がC5−C31のヒドロカルビル、好ましくはC6−C19 のヒドロカルビルであって、直鎖及び分岐鎖のアルキル及びアルケニル又はこれ らの混合物か含まれるものであり、R9は普通C1−C8のアルキル又はヒドロキ シアルキル、好ましくはメチル、又は式−R1−O−R2基であって、式中R1は 、直鎖、分岐鎖及び環(アリールを含む)を含むC2−C8のヒドロカルビルであ って、好ましくはC2−C4のアルキレンであり、R2は、C1−C8の直鎖、分岐 鎖並びに、アリール及びオキシヒドロカルビルを含む環状ヒドロカルビルであっ て、好ましくはC1−C4のアルキル、特にメチル又はフェニルである。Z2は、 鎖に直接結合された少なくとも2(この場合、グリセルアルデヒド)又は少なく とも3つのヒドロキシル(この場合、他の還元糖)を有する直鎖ヒドロカルビル 鎖を有するポリヒドロキシヒドロカルビル部分、又は、そのアルコキシル化誘導 体(好ましくは、エトキシル化又はプロポキシル化)である。Z2は、好ましく は、還元アミノ化反応において還元糖から誘導されることができ、最も好ましく はZ2はグリシチル部分である。適当な還元糖には、グルコース、フルクトース 、マルトース、ラクトース、ガラクトース、マンノース及びキシロースと、グリ セルアルデヒドが含まれる。微量物質として、高級デキストランコーンシロップ 、高級フルクトースコーンシロップ及び高級マルトースコーンシロップは、上掲 の個々の糖と共に有用であることができる。これらのコーンシロップは、Z2の ための糖成分の混合物を生成し得る。他の適当な微量物質を排除する意味はない 、と理解するべきである。Z2は、好ましくは、−CH2−(CHOH)n−C H2OH、−CH(CH2OH)−(CHOH)n-1−CH2H、CH2(CHOH)2(C HOR')CHOH)−CH2OHからなる群より選択されることができ、ここで式 中、nは全て1から5までの整数であり、R'はH又は環状の単糖又は多糖並び に、これらのアルコキシル化誘導体である。最も好ましくは、グリシチルであり 、式中nは4、特に−CH2−(CHOH)4−CH2OHである。 最も好ましい多価脂肪酸アミドは、式R8(CO)N(CH3)CH2(CHOH)4C H2OHを有し、式中R8は、C6−C19の直鎖アルキル又はアルケニル基である 。上記式の化合物では、R8−CO−N<は、例えば、コカミド、ステアラミド 、オレアミド、ラウルアミド、ミリストアミド、カプリルアミド、パルミアミド 、タロウアミドなどであることができる。 ここでの使用に適する油由来非イオン性界面活性剤には、水溶性植物及び動物 由来の皮膚軟化剤、例えば、挿入されたポリエチレングリコール鎖を有するトリ グリセリド;エトキシル化モノ及びジ−グリセリド、ポリエトキシル化ラノリン 、並びにエトキシル化バター誘導体が含まれる。ここでの使用に好適なあるクラ スの油由来非イオン性界面活性剤は、下記の一般式を有する: 式中nは約5から約200、好ましくは約20から約100、より好ましくは約 30から約85であり、式中Rは、平均約5から20の炭素原子、好ましくは約 7から18の炭素原子を有する脂肪族基を含む。 このクラスの適当なエトキシル化油脂には、グリセリルココエート、グリセリ ルカプロエート、グリセリルカプリレート、グリセリルタロウエート、グリセリ ルパルメート、グリセリルステアレート、グリセリルラウレート、グリセリルオ レエート、グリセリルリシノレートのポリエチレングリコール誘導体、並びに、 トリグリセリド例えば、パーム油、アーモンド油及びコーン油由来のグリセリル 脂肪酸エステルが含まれ、好ましくはグリセリルタロウエート及びグリセリルコ コエートである。 適当なポリエトキシル化グリセリル脂肪酸エステル界面活性剤には、グリセリ ルココエート、グリセリルカプロエート、グリセリルカプリレート、グリセリル タロウエート、グリセリルパルメート、グリセリルステアレート、グリセリルラ ウレート、グリセリルオレエート、グリセリルリシノレートのポリエチレングリ コール誘導体、並びに、月見草油、パーム油、水素添加ひまし油、アーモンド油 及びコーン油のようなトリグリセリドから誘導されたグリセリル脂肪酸エステル が含まれる。 ここでの使用に好ましいものは、ポリエチレングリコール主体ポリエトキシル 化C9−C15脂肪アルコールの非イオン性界面活性剤であって、界面活性剤1モ ルあたり、平均約5から約50のエチレンオキシ部分を含有するものである。 ここでの使用に適当なポリエチレングリコール主体のポリエトキシル化C9− C15脂肪アルコールの適当なものには、C9−C11 Pareth-3、C9−C11 Pareth -4、C9−C11 Pareth-5、C9−C11 Pareth-6、C9−C11 Pareth-7、C9−C1 1 Pareth-8、C11−C15 Pareth-3、C11−C15 Pareth-4、C11−C15 Pareth- 5、C11−C15 Pareth-6、C11−C15 Pareth-7、C11−C15 Pareth-8、C11− C15 Pareth-9、C11−C15 Pareth-10、C11−C15 Pareth-11、C11−C15 Pa reth-12、C11−C15 Pareth-13、C11−C15 Pareth-14が含まれる。PEG4 0水素添加ひまし油は、BASFからCremophor(RTM)の商品名で市販されている。P EG7グリセリルココエート及びPEG20グリセリルラウレートは、Cetiol( RTM)HE及びLamacit(RTM)GML 20の商品名でそれぞれHenkelから市販されてい る。C9−C11 Pareth-8は、Dobanol(RTM)91-8の商品名でShell Ltdから市販 されている。ここでの使用に特に好ましいのは、セテリルアルコールのポリエチ レングリコールエーテル、例えばCremaphor A25の商品名でBASFから市販されて いるCereareth 25である。 また、ここでの使用に適するのは、シー・ツリー(Shea Tree)(Butyrospermum Karkii Kotschy)の果実から抽出された混成(composite)植物脂肪又はその誘導体 から誘導された非イオン性界面活性剤である。同様に、マンゴー、ココア及びイ リップ(Illipe)バターのエトキシル化誘導体は、本発明による組成物に用いられ 得る。これらをエトキシル化非イオン性界面活性剤として分類しているが、非エ トキシル化植物油脂として所定の割合が残っていても良いことは理解されるで あろう。 他の適当な油由来の非イオン性界面活性剤には、アーモンド油、ピーナッツ油 、米ぬか油、麦芽油、亜麻仁油、ホホバ油、アプリコット実の油、クルミ、パー ム実、ピスタチオの実、ゴマ種、セイヨウアブラナ種の油、杜松油、コーン油、 桃核油、ケシの実の油、パイン油、ひまし油、大豆油、アボカド油、ベニバナ油 、ココナッツ油、ハシバミの実の油、オリーブ油、ブドウの種の油、及びヒマワ リ種油のエトキシル化誘導体が含まれる。 (iii)両性界面活性剤 本発明の組成物での使用に適する両性界面活性剤には、次の物が含まれる: (a)式(XII)のイミダゾリニウム界面活性剤 式中、R1は、C7−C22のアルキル又はアルケニルであり、R2は水素又はC H2Zであって、各ZはそれぞれCO2M又はCH2CO2Mであり、Mは、H、ア ルカリ金属、アルカリ土類金属、アンモニウム又はアルカノールアンモニウム; 及び/又は、下記式(XIII)のアンモニウム誘導体: 式中R1、R2及びZは上記で定義されたものである; (b)式(XIV)のアミノアルカノエート R1NH(CH2)nCO2M 式(XV)のイミノジアルカノエート R1N[(CH2)mCO2M]2 及び式(XVI)のイミノポリアルカノエート 式中n、m、p及びqは1から4の数であり、R1及びMは独立して上記で特 定された群より選択される;並びに、 (c)これらの混合物。 適当なタイプ(a)の両性界面活性剤は、Miranol及びEmpigenの商品名で販売 されており、種の複合混合物を構成すると理解されている。従来、Miranolsは、 一般式(XII)を有するものとして記述されているが、CTFA cosmetic Ingredient Dictionary,第3版では、非環状構造(XIII)を示している一方で、第4版では、 R2がN−結合よりもO−結合である更に他の構造異性体を示している。実際、 環状及び非環状種の複合混合物は、存在するようであり、双方の定義が、完全の ためにここで与えられる。しかしながら、ここでの使用に好適なものは、非環式 種である。 タイプ(a)の適当な両性界面活性剤の例には、式XII及び/又はXIIIの化合 物が含まれ、ここでR1は、C817(特に、イソカプリル)、C919及びC112 3 アルキルである。特に好ましいのは、式中R1がC919であり、ZがCO2Mで あり、R2がHである化合物;式中R1がC1123であり、ZがCO2Mであり、 R2がCH2CO2Mである化合物;並びに、式中R1がC1123であり、ZがCO2 Mであり、R2はHである化合物である。 CTFA命名法では、本発明での使用に適する物質には、ココアンホカルボキ シプロピオネート、ココアンホカルボキシプロピオン酸、及び特にココアンホア セテート及びココアンホジアセテート(他ではココアンホカルボキシグリシネー トとしても呼ばれている)。特定の市販製品には、Ampholak 7TX(ナトリウムカル ボキシメチルタロウポリプロピルアミン)、Empigen CDL 60及びCDR 60(Albright & Wilson)、Miranol H2M Conc.Miranol C2M Conc.N.P.、Miranol C2M Conc. O.P.、Miranol H2M SF、Miranol CM Special(Rhone-Poulenc);Alkateric 2CIB (Alkaril Chemicals);Amphoterge W-2(Lonza,Inc);Monateric CDX-38、M onateric CSH-32(Mona Industried);Rewoteric AM-2C(Rewo Chemical Group); 及びSchercotic MS-2(Scher Chemicals)の商品名で販売されているものが含まれ る。ここでの使用に適する両性界面活性剤の更に他の例には、Octoxynol-1(RTM) 、ポリオキシエチレン(1)オクチルフェニルエーテ ル;Nonoxynol-4(RTM)、ポリオキシエチレン(4)ノニルフェニルエーテル及び、N onoxynol-9、ポリオキシエチレン(9)ノニルフェニルエーテルが含まれる。 このタイプの多くの市販の両性界面活性剤が製造され、例えば、ヒドロキシド 対イオンとの、又はアニオン性スルフェート若しくはスルホネート界面活性剤、 特に、スルフェート化C8−C18アルコール、C8−C18メトキシル化アルコール 又はC8−C18アシルグリセリドタイプのものとの電気的に中性な錯体の形態で 販売されている。また、両性界面活性剤の濃度及び重量比は、ここでは界面活性 剤の非錯化形態に基づいており、如何なるアニオン性界面活性剤対イオンも、全 てのアニオン性界面活性剤成分含有物の一部として考慮されることに注意する。 タイプ(b)の適当な両性界面活性剤の例には、Berol NobelからAmpholak X0 7及びAmpholak 7CXの商品名で販売されているN−アルキルポリトリメチレンポ リー、カルボキシメチレンアミンと、また塩、特に、トリエタノールアンモニウ ム塩並びにN−ラウリル−ベータ−アミノプロピオン酸及びN−ラウリル−イミ ノ−ジプロピオン酸の塩とが含まれる。このような物質はHenkelからDeriphat、 Rhone-PoulencからMirataineの商品名で販売されている。 (iv)双性イオン性界面活性剤 本発明の組成物において含有物として適当な水溶性補助双性イオン性界面活性 剤には、式R567+(CH2)nCO2Mのアルキルベタイン及び下記の式(XV )のアミドベタインが含まれる: 式中R5は、C11−C22のアルキル又はアルケニルであり、R6及びR7は独立し てC1−C3のアルキルであり、MはH、アルカリ金属、アルカリ土類金属、アン モニウム、又はアルカノールアンモニウムであり、n、mはそれぞれ1から4の 数である。好ましいベタインには、ココアミドプロピルジメチルカルボキシメチ ルベタイン、ラウリルアミドプロピルジメチルカルボキシメチルベタイン及 びタゴ(Tago)ベタイン(RTM)が含まれる。 本発明の組成物における含有物として適当な水溶性補助スルタイン界面活性剤 には、下記式(XVI)のアルキルスルタインが含まれる: 式中R1はC7からC22のアルキル又はアルケニルであり、R2及びR3は独立して C1−C3のアルキルであり、MはH、アルカリ金属、アルカリ土類金属、アンモ ニウム、又はアルカノールアンモニウムであり、m及びnはそれぞれ1から4の 数である。ここでの使用に好ましいのは、ココアミドプロピルヒドロキシスルタ インである。 本発明の組成物における含有物として適当な水溶性補助アミノオキシド界面活 性剤には、アルキルアミンオキシドR567NO及び下記式(XVII)のアミド アミンオキシドが含まれる: 式中R5はC11からC22のアルキル又はアルケニルであり、R6及びR7は独立し てC1−C3のアルキルであり、MはH、アルカリ金属、アルカリ土類金属、アン モニウム、又はアルカノールアンモニウムであり、mはそれぞれ1から4の数で ある。好ましいアミンオキシドには、ココアミドプロピルアミンオキシド、ラウ リルジメチルアミンオキシド及びミリスチルジメチルアミンオキシドである。任意物質 多くの付加的任意物質が、ここで記述されたカラーリング組成物に、組成物の 約0.001重量%から約5重量%、好ましくは約0.01重量%から約3重量% 、より好ましくは約0.05重量%から約2重量%のレベルでそれぞれ添加され ることができる。このような物質には、タンパク質及びポリペプチド並びにこれ らの誘導体;水溶性若しくは可溶化防腐剤、例えばDMDMヒダントイン、Germ all 115、ヒドロキシ安息香酸のメチル、エチル、プロピル及びブチルエステル 、EDTA、Euxyl(RTM)K400、天然防腐剤、例えばベンジルアルコール、カリ ウムソルベート及びビサボロール;ナトリウムベンゾエート及び2−フェノキシ エタノール;抗酸化剤、例えばナトリウムスルフィット、ハイドロキノン、ナト リウムビスルフィット、ナトリウムメタビスルフィット及びチオグリコール酸、 ナトリウムジチオニット、エリスロビン酸、及び他のメルカプタン;染料除去剤 、例えばシュウ酸、スルフェート化ひまし油、サリチル酸及びナトリウムチオス ルフェート;H22安定剤、例えばスズ化合物、例えばスズ酸ナトリウム、水酸 化スズ及びスズオクトエート、アセトアニリド、フェナセチンコロイド状シリカ 、例えばマグネシウムシリケート、オキシキノリンスルフェート、ナトリウムホ スフェート、及びテトラナトリウムプロホスフェート;並びに、p−ヒドロキシ ベンゾエートその他の保湿剤、例えばヒアルロン酸、キチン及びデンプングラフ ト化ナトリウムポリアクリレート、例えばCelanese Superabsorbent Materials ,Porsmith,VA,USAから入手可能でありUS-A-4,076,663号に記述されているSan wet(RTM)IM-1000、IM-1500及びIM-2500;溶媒;抗細菌剤、例えばOxeco(フェ ノキシイソプロパノール);低温相調整剤、例えばアンモニウムイオン源(例えば 、NH4Cl);粘度制御剤、例えばマグネシウムスルフェート及び他の電解質; 四級アミン化合物、例えば、ジステアリル−、ジラウリル−、ジ−水素化ビーフ タロウ−、ジメチルアンモニウムクロリド、ジセチルジエチルアンモニウムメチ ルスルフェート、ジタロウジメチルアンモニウムメチルスルフェート、ジソイヤ ジメチルアンモニウムクロリド及びジココジメチルアンモニウムクロリド;酵素 安定剤、例えばカルシウム又はボレート種の水溶性供給源;カラーリング剤;T iO2及びTiO2被覆マイカ;香料及び香料安定剤;並びにゼオライト、例えば Valfor BV400及びその誘導体並びに、Ca2+/Mg2+金属イオン封鎖剤、例えば ポリカルボキシレート、アミノポリカルボキシレート、ポ リホスフェート、アミノポリホスホネートなど、並びに水軟化剤、例えばナトリ ウムシトレートが含まれる。水もまた、本発明の組成物の約2重量%から約99 .9重量%、好ましくは約5重量%から約99重量%、より好ましくは少なくと も約10重量%から約95重量%、特に約15重量%から約90重量%のレベル で好ましく存在する。 本発明は、下記の非限定の実施例によって代表される。実施例では、全ての濃 度は、100%活性物基準に基づいており、全てのパーセンテージは他に示さな ければ重量換算によるものであり、略語は下記の説明が当てられる。 酸化剤1 過酢酸 酸化剤2 ペルナノン酸 酸化性染毛剤1 パラフェニレンジアミン 酸化性染毛剤2 パラアミノフェノール 酸化性染毛剤3 メタアミノフェノール 酸化性染毛剤4 2−アミノ−3−ヒドロキシピリジン 非酸化性染毛剤1 基本レッド76 非酸化性染毛剤2 基本ブラウン16 キレート剤 エチレンジアミンテトラ酢酸 酵素 西洋ワサビペルオキシダーゼ 界面活性剤1 Cetereth-25 界面活性剤2 ココアミドプロピルベタイン 界面活性剤3 ナトリウムラウリルスルフェート 増粘剤1 セチルアルコール 増粘剤2 ステアリルアルコール 抗酸化剤 ナトリウムスルフェート 実施例I−VI 下記のものは、本発明を代表するヘアカラーリング組成物の形態のヘアトリー トメント組成物である。 実施例では、水を共通溶媒として用いているが、水を、約50%までの液体、 例えば低級アルコール、例えばエチレングリコール、エチレングリコールモノエ チルエーテル、ジエチレングリコール、ジエチレングリコールモノエチルエーテ ル、プロピレングリコール、1,3−プロパンジオール、エタノール、イソプロピ ルアルコール、グリセリン、ブトキシエタノール、エトキシジグリコール、ヘキ シレングリコール、ポリグリセリル−2−オレイルエーテル及びこれらの混合物 と一部置換することができる。 有効酸素法 本明細書において前述したように、本発明のカラーリング組成物の染料酸化剤 の酸化効果は、「有効酸素」、これは「活性酸素(AO)」としても呼ばれている が、このレベルの用語で説明することができる。 過酸素化合物は、ペルオキシド結合(−O−O−)を含有し、この酸素原子の 1つが活性化している。この活性は、酸性条件下でのヨウ素への沃化物の酸化に よって、又は硫酸第二セリウム滴定によって測定することができる。AO含量は 、普通パーセントで表現されるが、これは化合物の分子量によって分けられる活 性酸素の原子量である。如何なる特定の化合物からの理論的な有効酸素を決定す る計算は、下記の如くである: A0,%=100×(活性酸素の数)×(16/化合物のモル重量) 本発明による過酢酸、予め形成されたペルオキシ酸の慣用の酸化剤、過酸化水 素に対する有効酸素の理論値は、それぞれ21と47である。製造方法 本発明のカラーリング組成物において有用な多くの予め形成された有機ペルオ キシ酸は、特に水溶性溶液において不安定である。従って、髪に対する所望の酸 化効果を達成するために、調製後の短時間の間にこれらの溶液を用いることが重 要である。更に、酸化剤が所定時間にわたり髪と接触を保持しなければならず、 髪から流れたり、又は落ちたりして目又は皮膚の刺激を引き起こすかもしれない ので、予め形成された有機ペルオキシ酸を、調製及び消費者による使用が容易且 つ簡便な形態にすることが重要である。 上記のように処理するため、本発明のカラーリング組成物は、安定性を維持す るために個別に包装されたコンポーネントとしてキット形態で提供することがで き、また所望するならば、髪への塗布の直前にユーザによって混合されることが できる。キットの1つのコンポーネントは、個別に包装された予め形成されたペ ルオキシ酸酸化性化合物を含む。更にキットのコンポーネントは、個別に包装さ れた予め形成されたペルオキシ酸酸化助剤及びカラーリング剤の混合物か、2つ の個別に包装された予め形成されたペルオキシ酸酸化助剤及びカラーリング剤の いずれかを含むことができる。本発明の1つの実施形態では、酸化性コンポーネ ントは、髪における使用のための化合物の最終濃度が約0.05重量%から約5 重量%となるような量の予め形成された有機ペルオキシ酸及び/又はここで前述 した付加的薬剤を含み、第2のコンポーネントは、適当なカラーリング剤の混合 物を含む。組成物は、髪への塗布の直前にユーザによって混合できるか、別個に 塗布できる。このようなキットの例は、以下のようなものである: ヘアカラーリングキットは、単一のパッケージを含み、これは次のものを含む :(1)予め形成された有機ペルオキシ酸酸化剤の50mlボトル;及び(2) 1以上の酸化ヘアカラーリング剤と追加薬剤、例えば界面活性剤、抗酸化剤、増 粘剤などを含有する50mlのボトル。カラーリングキットは、また付加的な任 意コンポーネント(3)過酸化水素(10重量%のH22)の50mlのボトル も含むことができる。酸化性ヘアカラーリング剤が、髪に塗布されてヘアカラー リング工程が開始され、予め形成されたペルオキシ酸溶液(及びもしあるならば 、ペルオキシドなどの付加的薬剤)が、同時に;直後に、又はカラーリング混合 物による髪の処理後20分までに、髪に塗布されることができる。使用方法 ここで記述された組成物は、髪を着色するために用いられる。ここでのカラー リング組成物は、所望のカラーリングの度合いによって、1分から60分までの 期間にわたり、髪へ塗布される。好ましい時間は、5分から30分の間である。 この製品は、優れたヘアカラーリングと、低pHでの減少された髪の損傷を含 む実際使用の効能利益を提供する。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 サンガー,アリソン ジェーン イギリス国、ジーユー14、9エックスユ ー、ハンツ、ファーンボロウ、ジュニパ ー、ロード 16

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.(a)予め形成された有機ペルオキシ酸酸化剤; (b)1以上の酸化性ヘアカラーリング剤 を含むヘアカラーリング組成物。 2.請求項1に記載の組成物であって、前記予め形成された有機ペルオキシ酸 が、アンモニウム又はアルキルアンモニウム置換のアルキル又はベンゾイルオキ シベンゼンスルホネート、N−アシル化カプロラクタム、及びモノベンゾイルテ トラアセチルグルコースベンゾイルペルオキシド、並びにこれらの混合物から選 択されたものである当該組成物。 3.請求項1又は請求項2に記載の組成物であって、前記予め形成された有機 ペルオキシ酸酸化剤が、過酢酸及びペルナノン酸並びにこれらの混合物から選択 されたものである当該組成物。 4.請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の組成物であって、前記予め 形成された有機ペルオキシ酸酸化剤が、全組成物の約0.01重量%から約5重 量%、好ましくは約0.1重量%から約4重量%、より好ましくは約0.2重量% から約3重量%のレベルで存在する当該組成物。 5.請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の組成物であって、前記各酸 化性ヘアカラーリング剤が、約0.001重量%から約6重量%、好ましくは約 0.01重量%から約2重量%のレベルで存在する当該組成物。 6.請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載の組成物であって、酸化性ヘ アカラーリング剤の全組み合わせのレベルが、約0.01重量%から約15重量 %、好ましくは約0.1重量%から約10重量%、より好ましくは約0.5重量% から約5重量%のレベルで存在する当該組成物。 7.請求項1乃至請求項6のいずれか1項に記載の組成物であって、1以上の 緩衝剤及び/又はヘア膨張剤を更に含む当該組成物。 8.請求項7に記載の組成物であって、前記緩衝剤が、水酸化アンモニウム、 エチルアミン、ジプロピルアミン、トリエチルアミン及びアルカンジアミン、例 えば、1,3−ジアミノプロパン、無水アルカリアルカノールアミン、例えばモ ノ又はジ−エタノールアミン、好ましくはアミン基上において完全に置換されて いるもの、例えばジメチルアミノエタノール、ポリアルキレンポリアミン、例え ば、ジエチレントリアミン又はヘテロ環状アミン、例えばモルホリン、並びにア ルカリ金属のヒドロキシド、例えばナトリウム及びカリウムヒドロキシド、アル カリ土類金属のヒドロキシド、例えばマグネシウム及びカルシウムヒドロキシド 、塩基性アミノ酸、例えばL−アルギニン、リジン、オキシリジン及びヒスチジ ン、アルカノールアミン、例えばジメチルアミノエタノール及びアミノアルキル プロパンジオール、Na2CO3、NaHCO3、K2CO3、(NH4)2CO3、NH4 HCO3、CaCO3及びCa(HCO3)並びにこれらの混合物から選択されたも のである当該組成物。 9.請求項1乃至請求項8のいずれか1項に記載の組成物であって、1以上の 界面活性剤を更に含む当該組成物。 10.請求項9に記載の組成物であって、前記界面活性剤が、アニオン性、非 イオン性、カチオン性、双性イオン性、両性界面活性剤及びこれらの混合物から 選択されたものである当該組成物。 11.請求項1乃至請求項10のいずれか1項に記載の組成物であって、酵素 を更に含む当該組成物。 12.請求項1乃至請求項11のいずれか1項に記載の組成物のヒト又は動物 の髪をカラーリングするための使用。 13.ヒト又は動物の髪をカラーリングするための方法であって、ヒトの皮膚 と接触する使用に適するヘアカラーリング組成物を含有する有機ペルオキシ酸を 、髪に塗布することを含む当該方法。 14.請求項13に記載のヒト又は動物の髪をカラーリングする方法であって 、前記ヘアカラーリング組成物が: (a)約0.01重量%から約5重量%の予め形成された有機ペルオキシ酸酸 化剤; (b)それぞれが約0.001重量%から約6重量%のレベルの1以上の酸化 性ヘアカラーリング剤;並びに、 (c)約15重量%から約99.9重量%の不活性希釈剤 を含み、前記カラーリング組成物が約2から約12のpHを有する当該方法。 15.(1)予め形成された有機ペルオキシ酸酸化剤の溶液を含む50mlの ボトルと、(2)1以上の酸化性ヘアカラーリング剤及び付加的薬剤、例えば界 面活性剤、抗酸化剤、増粘剤などを含む50mlのボトルと、を含む単一のパッ ケージを含むヘアカラーリングキット。 16.髪をカラーリングするための請求項15記載のヘアカラーリングキット の使用であって、前記予め形成されたペルオキシ酸及び酸化ヘアカラーリング剤 が、混合されて、髪へ塗布される当該使用。
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