JPH11508452A - ペプチドおよびn−カルバモイル保護されたペプチドの新規製造法 - Google Patents

ペプチドおよびn−カルバモイル保護されたペプチドの新規製造法

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JPH11508452A JP9505455A JP50545597A JPH11508452A JP H11508452 A JPH11508452 A JP H11508452A JP 9505455 A JP9505455 A JP 9505455A JP 50545597 A JP50545597 A JP 50545597A JP H11508452 A JPH11508452 A JP H11508452A
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Abstract

(57)【要約】 保護されたジペプチドおよびオリゴペプチドの酵素的製造法並びに使用された保護基の分離が記載されている。本発明の方法により、ペプチドの簡単かつ安価な合成並びに保護基の入念な分離が可能になる。この方法は、3つの反応工程:1.N−カルバモイル−アミノ酸もしくはN−カルバモイルアミノ酸誘導体の製造、2.カルバモイル保護された求電子体と求核体との間のペプチド結合の形成、3.カルバモイル保護基の分離を内容とする。

Description

【発明の詳細な説明】 ペプチドおよびN−カルバモイル 保護されたペプチドの新規製造法 本発明は、保護されたジペプチドまたはオリゴペプチドの酵素的製造法および 使用した保護基の分離に関する。 合成短鎖状ペプチドは、薬理学および非経口的栄養補給で使用されている。薬 理的有効性のジペプチドの例としては、キョートルフィン(L−Tyr−L−A rg)が挙げられ、これは、エンケファリンの遊離を促進し、脳の中で鎮痛作用 および鎮静作用を有している内性物質でもある(Hughes、1975)。 ジペプチドまたはオリゴペプチドの酵素的製造は既に公知であり、かつ一般に 、保護基技術において使用されている。例えば、米国特許第571037号明細 書中には、ホルミル保護基の使用が記載されており、特開昭62−074296 号公報中には、アセチル保護基が記載されており、米国特許第4935355号 明細書中には、ベンジル保護基が記載されており、また、Tetrahedron、199 2年、48、1115中には、フェナセチル保護基保護基が記載されている。前 記変法には、一部は、安価ではなく(ベンジル、フェナセチル)、再分離が極め て困難である(アセチル 、ホルミル)かまたは完全に定められた条件(水素化分解)下でのみ除去可能で ある(ベンジル)という欠点がある。 従って、本発明の課題は、特に簡単かつ安価であり、保護基の簡単かつ入念な 分離を可能にし、並びに酵素の簡単な処理および分離を可能にするようなペプチ ドの合成法を記載することであった。 一般式I: 〔式中、 R1およびR2は、互いに独立に水素であるか、ヘテロ原子、例えばN、Oまたは Sで1回以上中断されているかまたは置換されていてもよいC1〜C6−アルキル 、フェニルまたはベンジル、ヘテロアルアルキル、例えば3−インドリルメチル 、2−ピリジルメチル、3−ピリジルメチルまたは4−ピリジルメチルであり、 この場合、ヘテロ原子は、該ヘテロ原子の側で、水素、C1〜C6−アルキルまた はベンジルで置換されていてもよいかまたは二重結合を介してアルキル基と結合 していてもよく、前記フェニルまたはベンジルは、双方がハロゲン原子またはヒ ドロキシで1回以上置換されていてもよく、 R3は、C1〜C4−アルコキシ、NH2、ヒドロキシ、 NR12であるか、ハロゲン原子、ニトロ、NH2、C1〜C4−アルキル、C1〜 C4−アルコキシによって1回以上置換されていてもよいベンジルオキシである かまたは式II: で示される1種以上の単位を表す〕で示されるペプチドの製造のための本発明の 課題は、式III: 〔式中、R1、RおよびRは、上記の意味を有し、R4は、水素、C1〜C4−アル キルを表すかまたはハロゲン原子、C1〜C4−アルキル、C1〜C4−アルコキシ 、ニトロ、CN、CF3、C1〜C6−アルコキシカルボニル、COOHまたは− NR12で1回以上置換されていてもよいフェニルであるか、アルアルキル、例 えばベンジル、ナフチル、ヘテロアルアルキル、例えば2−チエニル、3−チエ ニルまたは4−チエニル、2−ピリジル、3−ピリジルまたは2−キノリニルで あり、この場合、ベンジルは、該ベンジルの側で、ハロゲン原子、C1〜C4−ア ルキルまたはC1〜C4−アルコキシで置換されていてもよい〕で示される化 合物またはその塩の形を、選択的に溶剤の存在下でカルバモイラーゼを用いて変 換させるかまたはカルバモイル保護基を、選択的に溶剤の存在下および選択的に 酸の存在下で化学的に分離することによって解決される。 更に、一般式III: 〔式中、 R1およびR2は、互いに独立に水素であるか、ヘテロ原子、例えばN、Oまたは Sで1回以上中断されているかまたは置換されていてもよいC1〜C6−アルキル 、フェニルまたはベンジル、ヘテロアルアルキル、例えば3−インドリルメチル 、2−ピリジルメチル、3−ピリジルメチルまたは4−ピリジルメチルであり、 この場合、ヘテロ原子は、該ヘテロ原子の側で、水素、C1〜C6−アルキルまた はベンジルで置換されていてもよいかまたは二重結合を介してアルキル基と結合 していてもよく、前記フェニルまたはベンジルは、双方がハロゲン原子またはヒ ドロキシで1回以上置換されていてもよく、 R3は、C1〜C4−アルコキシ、NH2、ヒドロキシ、NR12であるか、ハロゲ ン原子、ニトロ、NH2、C1〜C4−アルキル、C1〜C4−アルコキシによって 1回以上置換されていてもよいベンジルオキシであり、 R4は、水素、C1〜C4−アルキルを表すかまたはハロゲン原子、C1〜C4−ア ルキル、C1〜C4−アルコキシ、ニトロ、CN、CF3、C1〜C6−アルコキシ カルボニル、COOHまたは−NR12で1回以上置換されていてもよいフェニ ルであるか、アルアルキル、例えばベンジル、ナフチル、ヘテロアルアルキル、 例えば2−チエニル、3−チエニルまたは4−チエニル、2−ピリジル、3−ピ リジルまたは2−キノリニルであり、この場合、ベンジルは、該ベンジルの側で 、ハロゲン原子、C1〜C4−アルキルまたはC1〜C4−アルコキシで置換されて いてもよい〕で示されるカルバモイル保護されたペプチドを、式IV: 〔R1およびR4は、上記の意味を有する〕で示される化合物またはIVの塩の形 を、選択的に溶剤の存在下および選択的に式V: 〔式中、R2およびR3は、上記の意味を有する〕で示 される化合物を有する塩基またはその酸付加塩の存在下で変換させることによっ て得られることが見出された。 「アルキル基」という記載は、「直鎖状」アルキル基並びに「分枝鎖状」アル キル基のことである。 「直鎖状アルキル基」という記載は、例えばメチル、エチル、n−プロピル、 n−ブチル、n−ペンチル、n−ヘキシルのような基のことであり、「分枝鎖状 アルキル基」とは、例えばイソプロピルまたは第三ブチルのような基のことであ る。 ハロゲン原子という記載は、フッ素、塩素、臭素またはヨウ素のことである。 「アルコキシ基」という記載は、例えばメトキシ、エトキシ、プロポキシ、ブト キシ、イソプロポキシ、イソブトキシまたはペントキシのような基のことである 。 有利に、前記方法を用いて、ジペプチド、例えばアスパルテームを製造するこ とができる。 前記方法のもう1つの利点は、ペプチドカップリングの際に、高濃度の懸濁液 中で作業することができるということであり、この場合、基質および生成物は、 部分的に固体の形で存在していてもよい。 中間生成物としての記載されたカルバモイル保護されたペプチドを使用するこ とによるペプチドの新規合成法は、3つの反応工程を内容とする。 A)N−カルバモイル−アミノ酸もしくはN−カルバ モイル−アミノ酸誘導体の製造 B)カルバモイル保護された求電子体と求核体との間のペプチド結合の形成 C)カルバモイル保護基の分離 N−カルバモイル−アミノ酸もしくはN−カルバモイル−アミノ酸誘導体の製 造は、文献により自体公知の方法により実施することができる。有利に、アミノ 酸もしくはアミノ酸誘導体と、一般構造式VI: R1−NCO VI 〔式中、R1は、上記の意味を有する〕で示されるイソシアネートとの反応は、 H2O/有機溶剤からなる中間相系中で行われ、この場合、有機溶剤は、例えば トルオール、クロロベンゾールまたは第三ブチルメチルエーテルであってもよい 。この反応は、0℃〜120℃、有利に20℃〜70℃の温度で行われる。場合 によっては、前記反応混合物に、無機塩基、例えばNaOH、KOH、K2CO3 、Na2CO3、炭酸水素カリウムまたは炭酸水素ナトリウムあるいは有機塩基、 例えばトリエチルアミンまたはトリブチルアミンを添加することができる。構造 式IIIのフェニルイソシアネートは、有利には僅かな過剰量中で使用すること ができる。 構造式VII: )またはアンモニウムイオン、例えばテトラエチルアンモニウム、テトラブチル アンモニウムまたはベンジルトリエチルアンモニウムを表す〕で示されるシアネ ートを有するN−カルバモイル保護されたアミノIIIもしくはアミノ酸誘導体 にするための反応は特に有利である。 前記の反応は、自体公知の方法で、水溶液中で、0℃〜120℃、有利に60 ℃〜100℃の温度で、場合によっては無機塩基、例えばNaOH、KOH、K2 CO3またはNa2CO3を添加しながら行われる。この反応が1.01〜2当量 、有利に1.1〜1.2当量のシアネートの若干の過剰量の存在下に実施される 場合に有用であることが判明した。 ペプチド結合の形成は、自体公知の方法で、加水分 nnecke;Angew. Chem.1985、第97巻、第79〜87頁)。この場合、ペ プチド結合が動力学的に制御されて進行するのかそれとも熱力学的に制御されて 進行するのかということは、反応条件には重要ではない。本発明による方法は、 双方の変法に使用可能である。式IVの化合物の「塩の形」という記載は、一 例えばテトラエチルアンモニウム、テトラブチルアンモニウムまたはベンジルト リエチルアンモニウムによ うなアンモニウムイオンは、式IVの化合物のマイナスの電荷を中和することが できる。この場合、マイナスの電荷は、分子(式IVの化合物)の間じゅうに分 布していることができるかあるいは窒素原子またはカルボキシル基に接してカル ボキシレート基の形で局在化していることができる。 驚異的なことに、前記の反応順序にとって新規のカルバモイル基を保護基とし て用いる前記の反応は、良好な空時収量で進行し、かつ生成物の簡単な単離を可 能にしている。前記の反応の幅広い使用可能性は、同様に驚異的なことである。 Vの酸付加塩とは、例えばHCl塩、HBr塩またはH2SO4塩のことである 。 カルバモイル保護基の分離は、例えば穏和な反応条件下でカルバモイラーゼを 用いて行われる。ペプチドからのカルバモイル基の分離の前記の方法は、新規で ある。前記方法は、この方法が分離のための使用物質として、酵素の他に水を必 要とするにすぎず、かつ分離生成物として、ペプチドの他に二酸化炭素とアンモ ニアを発生するにすぎないし、これらから、ペプチドは極めて容易に分離できる ので極めて有利である。このために、カルバモイラーゼは、部分的に精製された 状態、精製された状態、単離された状態または固定化された状態で使用すること ができる。この反応は、非可逆性であり、かつ100%までの反応率が観察され る。前記反応は、水溶液中で、10〜50℃、有利に20〜35℃、特に有利に 25〜30℃の温度および5〜11、有利に6.5〜8.5および特に有利に7 〜8のpH値で行われる。 カルバモイラーゼを用いる加水分解の際には、二酸化炭素およびアンモニアが 発生し、これは、場合によってはガス湧出によって反応混合物から逃出する。 カルバモイラーゼで処理されたペプチド溶液から、保護されていないペプチド は、蒸発濃縮、冷却または場合による有機溶剤の添加を用いる結晶化によって析 出させ、かつ単離することができる。 下の名称で供託されているカルバモイラーゼが、公的であることが判明した:D SM7329、DSM7330、DSM9771。しかし、この新規方法は、上 記のもの以外の微生物を除外するものではない。 カルバモイル保護基の分離は、上記と同様に、付加的な酵素(前記のカルバモ イラーゼ以外)、例えばサーモリシンの存在下に行うことができる。 カルバモイル保護基の分離は、化学的に行うこともできる。ペプチドからのカ ルバモイル基の分離の前記の方法は、同様に新規である。分離は、原理的に全て 、選択的に、水性の環境中および/または不活性有機 溶剤中、例えば芳香族炭化水素、例えばトルオールまたはクロロベンゾール中、 脂肪族炭化水素中、ハロゲン化された炭化水素中、例えば塩化メチレン中または エーテル中、例えばメチル−第三ブチルエーテルまた に応じて、この反応は、酸、例えばHClまたはH2SO4の存在下に実施される 。反応温度としては、+120℃ないし−30℃、特に有利に+60℃ないし− 20℃、殊に有利に+25℃ないし0℃の温度が特に適している。酸添加の際に 、pH値は、−0.5〜5、有利に0〜2の間でなければならない。この反応は 、窒素、CO2および場合による塩以外に、別の副生成物を生じることはなく、 分離生成物なしに高い収率を伴う反応および望ましい生成物形成が行われるので 有利である。前記反応のもう1つの利点は、後処理が簡単なことである。 この新規方法は、以下の実施例に基づき詳細に説明されるが、しかし、本発明 は、それによって制限されるものではない。 例1 N−カルバモイル−L−アスパラギン酸を例にしたN−カルバモイルアミノ酸お よびその誘導体の例示的製造 NaOH小片12g(0.3モル)を、H2O約2 00ml中に装入し、かつ溶解させる。アスパラギン酸(33.3g、0.25 モル)を水50ml中に溶解して添加し、かつこの反応混合物を80℃に昇温さ せる。pH値は、8.7である。5分間で、シアン酸ナトリウム16.6g(0 .255モル)を添加する(pH値は9.3に上昇し、温度は86℃に上昇する )。1時間の反応時間後に、アスパラギン酸はもはや検出されない。 ペプチドの合成の例: アミノ酸およびペプチドを、国際的に適用される規則により略記する(IUPAC- JUB Joint Commission on Biochemical Nomenclature(JCBN);Nomenclature a nd Symbolism for Amino Acids and Pep tides. Eur. J. Biochem. 158、9 〜37(1984年))。 AC−:アミノカルボニル−(カルバモイル−、NH2CO−) 例2:AC−Asp−Phe−OMeの合成 AC−Asp(OK)−OK50mg(0.2ミリモル)およびH−Phe− OME・HCl83mg(0.4ミリモル)に、密閉可能なポリプロピレン容器 中で緩衝液80μl(0.5Mのヘペス(Hepes)/Na+;pH7)を添加し、 直ちにへらで強力に混和 させる。この反応混合物を水浴中で40℃に温度調節し、引き続き、サーモリシ ン(Sigma P 1512)4mgを含有する緩衝液20μlを用いて反応を開始させる 。1時間後、2.5時間後、16時間後、22時間後、29時間後および39時 間後に、試料を取り出し、かつ4%の水性酢酸0.75ml中で停止させる。こ こで、分析評価を以下の実施例中と同様にして、HPLCおよび標準試料(auth entischen Probe)との比較を用いて行う。 収率: 例3a〜e 例2と同様にして、緩衝液80μlの代わりに、緩衝液120μl(a)、1 60μl(b)、200μl(c)、240μl(d)および280μlを反応 物の懸濁のために使用する。試料抽出を、29〜39 時間後に行う。 収率: 例4 AC−Asp(OK)−OK44mg(0.175ミリモル)およびH−Ph e−OMe・HCl41.5mg(0.2ミリモル)に、密閉可能なポリプロピ レン容器中で緩衝液80μl(0.5Mのヘペス/Na+;pH7)を添加し、 直ちにへらで強力に混和させる。40℃に温度調節された水浴中へ前記反応容器 を運搬後に、この反応混合物にサーモリシン調製物(Sigma P 1512)1.5mg を含有する緩衝液15μlを用いて反応を開始させる。1時間後、2.5時間後 、5時間後、6.5時間後および22時間後に、試料を取り出し、4%の水性酢 酸0.75ml中で停止させ、かつHPLCを用いて分析する。 収率: 例5 例4と同様にして、反応物に、緩衝液80μlの代わりに、緩衝液10μl( a)、30μl(b)、50μl(c)、130μl(d)および180μl( e)を添加する。試料抽出を、22時間後に行う。 収率: 例6:AC−Asp−Phe−NH2の合成 AC−Asp(OK)−OK250mg(1.0ミリモル)およびH−Phe −NH2・HCl400mg(2.0ミリモル)に、密閉可能なポリプロピレン 容器中で緩衝液400μl(0.5Mのヘペス/Na+;pH7)を添加し、直 ちにへらで強力に懸濁させる。40℃に温度調節された水浴中へ前記反応容器を 運搬後に、サーモリシン調製物(Sigma P 1512)10mgを含有する緩衝液50 μlの添加によって反応を開始させる。44時間後に、試料を取り出し、4%の 水性酢酸0.75ml中で停止させ、かつHPLCを用いて分析する。1Nの水 性HCl1mlの添加によって反応を終了させ、かつ4℃で一晩放置する。引き 続き、沈殿物を吸引濾過し、かつ氷冷却水で洗浄する。 収率:理論値の62% 溶融範囲:221〜223℃1 H−NMR(D6−DMSO、300MHz):δ=2.38〜2.6(m,2 H、−βCH2−)、δ=2.8〜2.88(m,1H)−βCH2−)、δ5. 72(s,2H、−NH2)、δ=6.30(d,1H、−αNH−、J=7. 69)、δ=7.13(s,1H、Phe−NH2)、δ=7.26〜7.28 (m,5H、Phe−C65)、δ=7.33(s ,1H、Phe−NH2)、δ=7.83(d,1H、−αNH−、J=8.4 ) 例7:AC−Asp−Phe−Leu−NH2の合成 AC−Asp−Phe−OMe67.4mg(0.2ミリモル)およびH−L eu−NH226mg(0.2ミリモル)(Bachem Biochemica GmbH)を、ポリ プロピレン反応容器中で、緩衝液180μl(0.5Mのヘペス/Na+;pH 7.9)中に溶解させる。10Mの水性NaOH10μlの添加後に、α−キモ トリプシン溶液10μl(緩衝液1ml当たり10mg;serva、3×晶出)を 用いて反応を開始させる。2分後、5分後、10分後、20分後、30分後およ び60分後に、試料を取り出し、4%の水性酢酸1ml中に溶解し、かつHPL Cを用いて分析する。残留した反応混合物をメタノール1ml中に入れ、濾過し 、かつ濾液に1Nの水性HCl1mlおよび水4mlを添加する。AC−Asp −Phe−Leu−NH2を48時間で晶出させた。結晶体を分離し、かつ氷冷 却水で2回(それぞれ約1.5ml)洗浄し、引き続きP410により真空中で 乾燥させた。 収率: 1H−NMR;COSY(DMSO、300MHz):δ=0.82(d,3H 、Leu−δCH3)、δ=0.87(d,3H、Leu−δCH3)、δ=1. 41〜1.6(m,3H、Leu−γCH−、Leu−βCH2−)、δ=2. 35〜2.58(m,2H、Asp−βCH2−)、δ=2.81〜3.06( m,2H、Phe−βCH2−)、δ=4.18(dt,1H、Leu−αCH −)、δ=4.33(dt,1H、Asp−αCH−)、δ=4.44(dt, 1H、Phe−αCH−)、δ=5.70(s,1H、AC−NH2)、δ=6 .30(d,1H、Asp−αNH−)、δ=6.96(s,1H、Leu−N H2)、δ=7.05(s,1H、Leu−NH2)、δ=7.14〜7.27( m,5H、Phe−C65)、δ=7.85〜7.96(m,2H、Leu −αNH、Phe−αNH) 例8:AC−Asp−Phe−Ile−Gly−OMeの合成 例7と同様にして、H−Leu−NH2の代わりに、H−Ile−Gly−O Me・HCl0.2ミリモル(47.8mg)を使用する。pH値調節のために 、緩衝液35μlを10Mの水性NaOHで置き換える。 70分後の収率: 1H−NMR;COSY(DMSO、300MHz):δ=0.77〜0.88 (m,6H、Ile−δCH3)、δ=1.00〜1.15(m,1H、Ile −γCH2−)、δ=1.38〜1.52(m,1H、Ile−γCH2−)、δ =1.65〜1.78(m,1H、Ile−βCH−)、δ=2.34〜2.5 8(m,2H、Asp−βCH2−)、δ=2.78〜2.88(m,1H、P he−βCH2−)、δ =2.94〜3.2(m,1H、Phe−βCH2−)、δ=3.62(s,3 H、OCH3)、δ=3.75〜3.95(m,2H、Gly−αCH2−)、δ =4.17(t,1H、Ile−αCH−)、δ=4.30〜4.40(m,1 H、Asp−αCH−)、δ=4.48〜4.58(m,1H、Phe−αCH −)、δ=5.7(s−幅広、AC−NH2)、δ=6.30(d,1H、As p−αNH−)、δ=7.12〜7.26(m,5H、Phe−C65−)、δ =7.80(d,1H、Phe−αNH−)、δ=7.92(d,1H、Leu −αNH−)、δ=8.32(t,1H、Gly−αNH−)。 例9:AC−Tyr−Ile−Ala−NH2の合成 a)AC−Tyr−OH44.8mg(0.2ミリモル)およびH−Ile−A la−NH2・HCl47.4mg(0.2ミリモル)に、密閉可能なポリプロ ピレン容器中で緩衝液45μl(0.5Mのヘペス/Na+;pH7)を添加し 、直ちにへらで強力に懸濁させる。pH値調節を、10Mの水性NaOH25μ lの添加によって行う。40℃に温度調節された水浴中へ前記反応容器を運搬後 に、サーモリシン調製物(Sigma P 1512)1mgを含有する緩衝液10μlの添 加によって反応を開始させる。3時間後に、試料を 取り出し、4%の水性酢酸1mlおよびアセトニトリル200μl中で停止させ 、かつHPLCを用いて分析する。1NのHClの代わりに、4%の水性酢酸を 使用することを別として、残留した反応混合物の後処理を、例7中と同様に行う 。 3時間後のAC−Tyr−Ile−Ala−NH2の収率:理論値の76%1 H−NMR;COSY(DMSO、300MHz):δ=0.76〜0.84 (m,6H、Ile−δCH3、Ile−γCH3)、δ=0.00〜1.12( m,1H、Ile−γCH2−)、δ=1.22(d,3H、Ala−βCH3) 、δ=1.36〜1.42(m,1H、Ile−γCH2−)、δ=1.68〜 1.78(m,1H、Ile−βCH−)、δ=2.56〜2.68(m,1H 、Tyr−βCH2−)、δ=2.80〜2.90(m,1H、Tyr−βCH2 −)、δ=4.12〜4.24(m,2H、Ala−αCH−、Ile−αCH −)、δ=4.28〜4.38(m,1H、Tyr−αCH−)、δ=5.58 (s,2H、AC−NH2)、δ=6.03(d,1H、Tyr−αNH−)、 δ=6.61(d,2H、Tyr−ArH)、δ=6.92〜6.98(m,3 H、2Tyr−ArH、1Ala−NH2)、δ =7.20(s,1H、Ala−NH2)、δ=7.84(d,1H、Ala−α NH−)、δ=7.92(d,1H、Ile−αNH−)、δ=9.12(s ,1H、Tyr−OH) b)例9aと同様にして、AC−Tyr−OH224mg(1.0ミリモル)、 H−Ile−Ala−NH2・HCl237.7mg(1.0ミリモル)、緩衝 液225μl、10MのNaOH125μlと、サーモリシン(Sigma P 1512) 5mgを含有するサーモリシン懸濁液50μlとを使用する。 16時間後のAC−Tyr−Ile−Ala−NH2の収量:228mg(=理 論値の56%) 例10:AC−Tyr−Val−NH2の合成 例9aと同様にして、H−Ile−Ala−NH2・HClの代わりに、H− Val−NH2・HCl.2mg(0.2ミリモル)を使用する。 18時間後のAC−Tyr−Val−NH2の収率:理論値の65%1 H−NMR(D6−DMSO、300MHz):δ=0.78〜0.88(m, 6H、Val−γCH3 )、δ=1.92〜2.00(m,1H、Val−βCH−)、δ=2.58 〜2.68(m,1H、Tyr−βCH2−)、δ=2.80〜2.90(m, 1H、Tyr−βCH2−)、δ=4.11(dd,1H、Val−αCH−) 、δ=4.28〜4.38(m,1H、Val−αCH−)、δ=5.57(s ,2H、AC−NH2)、δ=6.08(d,1H、Tyr−αNH−)、δ= 6.62(d,2H、Tyr−ArH)、δ=6.97(d,2H、Tyr−A rH)、δ=7.03(s,1H、Val−NH2)、δ=7.31(s,1H 、Val−NH2)、δ=7.67(d,1H、Val−αNH−)、δ=9. 12(s,1H、Tyr−OH) 例11:AC−Tyr−Met−NH2の合成 例9aと同様にして、H−Ile−Ala−NH2・HClの代わりに、H− Met−NH2・HCl37mg(0.2ミリモル)を使用する。 14時間後のAC−Tyr−Met−NH2の収率:理論値の75%1 H−NMR(D6−DMSO、300MHz):δ=1.75〜1.85(m, 1H、Met−βCH2−)、δ=1.88〜2.00(m,1H、Met −βCH2−)、δ=2.02(s,3H、Met−S−CH3)、δ=2.30 〜2.45(m,2H、Met−βCH2−)、δ=2.60〜2.85(m, 2H、Tyr−βCH2−)、δ=4.15〜4.28(m,2H、Tyr−α CH−、Met−αCH−)、δ=5.65(s,2H、AC−NH2)、δ= 6.28(d,1H、Tyr−αNH−)、δ=6.63(d,2H、Tyr− ArH)、δ=6.97(d,2H、Tyr−ArH)、δ=7.04(s,1 H、Met−NH2)、δ=7.25(s,1H、Met−NH2)、δ=8.0 8(d,1H、Met−αNH−)、δ=8.54(s,1H、Tyr−OH) 例12:AC−Tyr−Nvl−NH2の合成 例9aと同様にして、H−Ile−Ala−NH2・HClの代わりに、H− Nvl−NH2・HCl31.2mg(0.2ミリモル)を使用する。 14時間後のAC−Tyr−Nvl−NH2の収率:1H−NMR(D6−DMS O、300MHz):δ=0.85(t,3H、Nvl−δCH3)、δ=1. 18〜1.32(m,2H、Nvl−γCH2−)、δ=1.45〜1.68( m,2H、Nvl−βCH2 −)、δ=2.55〜2.68(m,1H、Tyr−βCH2−)、δ=2.7 8〜2.88(m,1H、Tyr−βCH2−)、δ=4.12〜4.30(m ,2H、Tyr−αCH−、Nvl−αCH−)、δ=5.59(s,2H、A C−NH2)、δ=6.02(d,1H、Tyr−αNH−)、δ=6.62( d,2H、Tyr−ArH)、δ=6.94〜6.99(m,3H、2Tyr− ArH)1Nvl−NH2)、δ=7.21(s,1H、Nvl−NH2)、δ= 7.79(d,1H、Met−αNH−)、δ=9.12(s,1H、Tyr− OH) 例13:AC−Tyr−Phe−NH2の合成 例9aと同様にして、H−Ile−Ala−NH2・HClの代わりに、H− Phe−NH2・HCl40mg(0.2ミリモル)を使用する。 1時間後のAC−Tyr−Phe−NH2の収率:理論値の86%1 H−NMR(D6−DMSO、300MHz):δ=2.72〜2.88(m, 3H、−βCH2−)、δ=1.98〜3.06(m,1H、−βCH2−)、δ =4.12〜4.20(m,1H、−αCH−)、 δ=4.38〜4.46(m,1H、−αCH−)、δ=5.59(s,2H、 AC−NH2)、δ=5.97(d,1H、Tyr−αNH−)、δ=6.61 (d,2H、Tyr−ArH)、δ=6.92(d,2H、Tyr−ArH)、 δ=7.08(s,1H、Phe−NH2)、δ=7.15〜7.28(m,5 H、Phe−C65)、δ=7.32(s,1H、Phe−NH2−)、δ=7 .92(d,1H、Phe−αNH−)、δ=9.12(s,1H、Tyr−O H) 例14:AC−Tyr−Phe−OMeの合成 例9aと同様にして、H−Ile−Ala−NH2・HClの代わりに、H− Phe−OMe−HCl43mg(0.2ミリモル)を使用する。使用したサー モリシン量は、2mgである。 14時間後のAC−Tyr−Phe−OMeの収率:理論値の81%1 H−NMR(D6−DMSO、300MHz):δ=2.50〜2.62(m, 1H、−βCH2−)、δ=2.72〜2.85(m,1H、−βCH2−)、δ =2.90〜3.08(m,2H、−βCH2−) 、δ=3.58(s,3H、−O−CH3)、δ=4.25〜4.35(m,1 H、−αCH−)、δ=4.44〜4.52(m,1H、−αCH−)、δ=5 .52(s,2H、AC−NH2)、δ=5.99(d,1H、Tyr−αNH −)、δ=6.62(d,2H、Tyr−ArH)、δ=6.94(d,2H、 Tyr−ArH)、δ=7.15〜7.30(m,5H、Phe−C65)、δ =8.36(d,1H、Phe−αNH−)、δ=9.14(s,1H、Tyr −OH) 例15:AC−Tyr−Ile−NH2の合成 例9aと同様にして、H−Ile−Ala−NH2・HClの代わりに、H− Ile−NH2・HCl33.2mg(0.2ミリモル)を使用する。 18時間後のAC−Tyr−Ile−NH2の収率:理論値の68.9%1 H−NMR(D6−DMSO、300MHz):δ=0.76〜0.86(m, H、Ile−βCH3、Ile−γCH3)、δ=0.99〜1.12(m,1H 、Ile−γCH2−)、δ=1.35〜1.46(m,1H、Ile−γCH2 −)、δ=1.62〜1.76(m,1H、Ile−βCH−)、δ=2 .58〜2.68(m,1H、Tyr−βCH2−)、δ=2.79〜2.88 (m,1H、Tyr−βCH2−)、δ=4.12(dd,1H、Ile−αC H−)、δ=4.26〜4.37(m,1H、Tyr−αCH−)、δ=5.5 8(s,2H、AC−NH2)、δ=6.06(d,1H、Tyr−αNH−) 、δ=6.62(d,2H、Tyr−ArH)、δ=6.96(d,2H、Ty r−ArH)、δ=7.02(s,1H、Ile−NH2)、δ=7.31(s ,1H、Ile−NH2)、δ=7.68(d,1H、Ile−αNH−)、δ =9.12(s,1H、Tyr−OH) 例16:AC−Tyr−Leu−NH2の合成 例9aと同様にして、AC−Tyr−OH224mg(1.0ミリモル)、H −Leu−NH2130mg(1.0ミリモル)(Bachem Feinchemikalien AG) 、緩衝液225μlを使用し、NaOHを使用せず、かつサーモリシン(Sigma P 1512)5mgを含有するサーモリシン懸濁液50μlを使用する。 16時間後のAC−Tyr−Leu−NH2の収量:127.8mg(=理論値 の38%)1 H−NMR(D6−DMSO、300MHz):δ= 0.80〜0.92(m,6H、Leu−δCH3)、δ=1.42〜1.62 (m,3H、Leu−γCH−、Leu−βCH2−)、δ=2.58〜2.7 0(m,1H、Tyr−βCH2−)、δ=2.79〜2.88(m,1H、T yr−βCH2−)、δ=4.16〜4.30(m,2H、Leu−αCH−、 Tyr−αCH−)、δ=5.60(s,2H、AC−NH2)、δ=6.02 (d,1H、Tyr−αNH−)、δ=6.63(d,2H、Tyr−ArH) 、δ=6.93〜7.00(m,2H、Tyr−ArH、1H、Leu−NH2 )、δ=7.19(s,1H、Leu−NH2)、δ=7.83(d,1H、L eu−αNH−)、δ=9.15(s,1H、Tyr−OH) 例17:AC−Tyr−Ile−Gly−OMeの合成 例9aと同様にして、H−Ile−Ala−NH2・HClの代わりに、H− Ile−Gly−OMe・HCl47.8mg(0.2ミリモル)を使用する。 3時間後のAC−Tyr−Ile−Gly−OMeの収率:理論値の89%1 H−NMR;COSY(D6−DMSO、300MH z):δ=0.76〜0.88(m,6H、Ile−δCH3、Ile−γCH3 )、δ=1.00〜1.14(m,1H、Ile−γCH2−)、δ=1.36 〜1.52(m,1H、Ile−γCH2−)、δ=1.65〜1.78(m, 1H、Ile−βCH−)、δ=2.55〜2.68(m,1H、Tyr−βC H2−)、δ=2.75〜2.86(m,1H、Tyr−βCH2−)、δ=3. 62(s,3H、−O−CH3)、δ=3.84(t,2H、Gly−αCH2− )、δ=4.27〜4.35(m,1H、Ile−αCH−)、δ=4.38〜 4.48(m,1H、Tyr−αCH−)、δ=5.57(s,2H、AC−N H2)、δ=6.05(d,1H、Tyr−αNH−)、δ=6.61(d,2 H、Tyr−ArH)、δ=6.95(d,2H、Tyr−ArH)、δ=7. 79(d,1H、Ile−αNH)、δ=8.32(t,1H、Gly−αNH −)、δ=9.11(s,1H、Tyr−OH) 例18:AC−Tyr−Val−OBzlの合成 例16と同様にして、H−Leu−NH2の代わりに、H−Val−OBzl ・pTos(Bachem Feinchemilalien AG)379.4mg(1.0ミリモル) 、緩衝液175μl、10Mの水性NaOH125μlと、サーモリシン(Sigm a P 1512)10mg を含有するサーモリシン懸濁液100μlとを使用する。 88時間後のAC−Tyr−Val−OBzlの収量:230mg(=理論値の 55%)1 H−NMR(D6−DMSO、300MHz):δ=0.81〜0.92(m, 6H、Val−γCH3)、δ=2.01〜2.14(m,1H、Val−βC H−)、δ=2.50〜2.64(m,1H、Tyr−βCH2−)、δ=2. 75〜2.85(m,1H、Tyr−βCH2−)、δ=4.23(dd,1H 、Val−αCH−)、δ=4.36〜4.45(m,1H、Tyr−αCH− )、δ=5.13(s,2H、−O−CH2−)、δ=5.52(s,2H、A C−NH2)、δ=6.04(d,1H、Tyr−αNH−)、δ=6.62( d,2H、Tyr−ArH)、δ=6.96(d,2H、Tyr−ArH)、δ =7.30〜7.40(m,5H、−C65)、δ=8.20(d,1H、Va l−αNH−)、δ=9.13(s,1H、Tyr−OH) 例19:AC−Tyr−Phe−Ala−OBzlの合成 例9aと同様にして、H−Ile−Ala−NH2 ・HClの代わりに、H−Phe−Ala−OBzl・TFA88mg(0.2 ミリモル)を使用する。 3時間後のAC−Tyr−Phe−Ala−OBzlの収率:理論値の72%1 H−NMR;COSY(D6−DMSO、300MHz):δ=1.33(d, 3H、Ala−βCH3)、δ=2.48〜2.58(m,1H、Tyr−βC H2−)、δ=2.70〜2.85(m,1H、Tyr−βCH2−)、δ=2. 95〜3.05(m,1H、Phe−βCH2−)、δ=4.14〜4.24( m,1H、Tyr−αCH−)、δ=4.32〜4.41(m,1H、Ala−α CH−)、δ=4.51〜4.62(m,1H、Phe−αCH−)、δ=5 .13(s,2H、O−CH2−)、δ=5.56(s,2H、AC−NH2)、 δ=5.94(d,1H、Tyr−αNH−)、δ=6.60(d,2H、Ty r−ArH)、δ=6.90(d,2H、Tyr−ArH)、δ=7.79〜7 .28(m,5H、OBzl−C65)、δ=7.30〜7.40(m,5H、 Phe−C65)、δ=8.01(d,1H、Phe−αNH)、δ=8.46 (d,1H、Ala−αNH−)、δ=9.12(s,1H、Tyr−OH) 例20:AC−Met−Phe−NH2の合成 例9aと同様にして、AC−Tyr−OHの代わりに、AC−Met−OH7 6.8mg(0.2ミリモル)、H−Phe−NH2・HCl(デグッサ社(Deg ussa AG))80mg(0.4ミリモル)、緩衝液90μl、10Mの水性Na OH50μlと、サーモリシン(Sigma P 1512)2mgを含有するサーモリシン 懸濁液20μlを使用する。 3時間後のAC−Met−Phe−NH2の収率:理論値の96%1 H−NMR(D6−DMSO、300MHz):δ=1.58〜1.80(m, 2H、Met−βCH2−)、δ=1.99(s,3H、Met−S−CH3)、 δ=2.25〜2.36(m,2H、Met−γCH2−)、δ=2.76〜2 .88(m,1H、Phe−βCH2−)、δ=2.98〜2.08(m,1H 、Phe−βCH2−)、δ=3.98〜4.08(m,1H、−αCH−)、 δ=4.36〜4.47(m,1H、−αCH−)、δ=5.63(s,2H、 AC−NH2)、δ=6.23(d,1H、Met−αNH−)、δ=7.09 (s,1H、Phe−NH2)、δ=7.12〜7.28(m,5H、Phe −C65)、δ=7.42(s,1H、Phe−NH2)、δ=7.96(d, 1H、Phe−αNH−) 例21:AC−Leu−Phe−NH2の合成 例20と同様にして、AC−Met−OHの代わりに、AC−Leu−OH6 9.6mg(0.4ミリモル)を使用する。 70時間後のAC−Leu−Phe−NH2の収率:理論値の97%1 H−NMR(D6−DMSO、300MHz):δ=0.78〜0.88(m, 6H、Leu−δCH2−)、δ=1.16〜1.35(m,2H、Leu−β CH2−、Leu−γCH−)、δ=1.45〜1.56(m,1H、Leu−β CH2−)、δ=2.78〜2.90(m,1H、Phe−βCH2−)、δ= 2.99〜3.08(m,1H、Phe−βCH2−)、δ=3.90〜4.0 0(m,1H、−αCH−)、δ=4.36〜4.45(m,1H、−αCH− )、δ=5.58(s,2H、AC−NH2)、δ=6.08(d,1H、Le u−αNH−)、δ=7.06(s,1H、Phe−NH2)、δ=7.12〜 7.28(m,5H、Phe−C65)、δ=s,1H、Phe−NH2)、δ =7.82(d,1H、 Phe−αNH−) 例22 酵素技術を用いるカルバモイル保護基の分離(例示的にカルバモイル−アスパル テームの例) カルバモイラーゼ16ml(65.6U)およびサーモリシン50.6mgを 、一緒に水中に装入し、かつ一晩(約18時間)撹拌する。カルバモイル−アス パルテーム(470mg、1.25ミリモル)を添加する。全容量:≒16ml 。pH値は、6.5〜7.0の間である。24時間後に、カルバモイル−アスパ ルテームは、もはや検出されない。HPLC較正により、アスパルテームに対す る変換率は98.3%である。 例23 亜硝酸ナトリウムの添加によるカルバモイル保護基分離(例示的にカルバモイ ル−L−アスパルテームの例) カルバモイル−L−アスパルテーム−カリウム塩4.72g(12.6ミリモ ル)を、H2O60ml/HCl40ml(濃厚、工業用品質)中に装入し、5 ℃に冷却し(pH=0.80)およびNaNO2溶液15.1ml(15.1ミ リモル)を緩徐に(10分間当たり1ml)供給する。約1時間、後反応させて から、この反応混合物を50重量%の苛性ソーダ溶液を用いて中和する。反応混 合物を一晩室温で放置してから、生じた沈殿物を分離し、かつ廃棄する。引き続 き、アスパルテームが生じるまで母液を濃縮する。こうして取得されたアスパル テームを、真空中で60℃で一定重量になるまで乾燥させる。反応を定量的に進 行させる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (31)優先権主張番号 19607100.3 (32)優先日 1996年2月26日 (33)優先権主張国 ドイツ(DE) (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),AU,BR,CA,C N,CZ,HU,IS,JP,KR,MX,NO,NZ ,RU,SG,SI,SK,TR,US (72)発明者 ウーヴェ アイヒホルン ドイツ連邦共和国 D−01454 グローサ ーカムスドルフ バウツナー ラントシュ トラーセ 37 (72)発明者 ハンス−ディーター ヤクブケ ドイツ連邦共和国 D−04279 ライプツ ィッヒ ヨハネス−エル−ベッヒャー−シ ュトラーセ 4 (72)発明者 マティアス コッテンハーン ドイツ連邦共和国 D−63579 フライゲ リヒト ブリュッケンシュトラーセ 9

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.一般式I 〔式中、 R1およびR2は、互いに独立に水素であるか、ヘテロ原子、例えばN、Oまた はSで1回以上中断されているかまたは置換されていてもよいC1〜C6−アルキ ル、フェニルまたはベンジル、ヘテロアルアルキル、例えば3−インドリルメチ ル、2−ピリジルメチル、3−ピリジルメチルまたは4−ピリジルメチルであり 、この場合、ヘテロ原子は、該ヘテロ原子の側で、水素、C1〜C6−アルキルま たはベンジルで置換されていてもよいかまたは二重結合を介してアルキル基と結 合していてもよく、前記フェニルまたはベンジルは、双方がハロゲン原子または ヒドロキシで1回以上置換されていてもよく、 R3は、C1〜C4−アルコキシ、NH2、ヒドロキシ、NR12であるか、ハロ ゲン原子、ニトロ、NH2、C1〜C4−アルキル、C1〜C4−アルコキシによっ て1回以上置換されていてもよいベンジルオキシであるかまたは式II: で示される1種以上の単位を表す〕で示されるペプチドを製造するための方法 において、式III: 〔式中、R1、R2およびR3は、上記の意味を有し、 R4は、水素、C1〜C4−アルキルを表すかまたはハロゲン原子、C1〜C4− アルキル、C1〜C4−アルコキシ、ニトロ、CN、CF3、C1〜C6−アルコキ シカルボニル、COOHまたは−NR12で1回以上置換されていてもよいフェ ニルであるか、アルアルキル、例えばベンジル、ナフチル、ヘテロアルアルキル 、例えば2−チエニル、3−チエニルまたは4−チエニル、2−ピリジル、3− ピリジルまたは2−キノリニルであり、この場合、ベンジルは、該ベンジルの側 で、ハロゲン原子、C1〜C4−アルキルまたはC1〜C4−アルコキシで置換され ていてもよい〕で示される化合物またはその塩の形を、カルバモイル保護基の分 離のために、選択的に溶剤の存在下でカルバモイラーゼと反応させることを特 徴とする、ペプチドの製造法。 2.一般式III: 〔式中、 R1およびR2は、互いに独立に水素であるか、ヘテロ原子、例えばN、Oまた はSで1回以上中断されているかまたは置換されていてもよいC1〜C6−アルキ ル、フェニルまたはベンジル、ヘテロアルアルキル、例えば3−インドリルメチ ル、2−ピリジルメチル、3−ピリジルメチルまたは4−ピリジルメチルであり 、この場合、ヘテロ原子は、該ヘテロ原子の側で、水素、C1〜C6−アルキルま たはベンジルで置換されていてもよいかまたは二重結合を介してアルキル基と結 合していてもよく、前記フェニルまたはベンジルは、双方がハロゲン原子または ヒドロキシで1回以上置換されていてもよく、 R3は、C1〜C4−アルコキシ、NH2、ヒドロキシ、NR12であるか、ハロ ゲン原子、ニトロ、NH2、C1〜C4−アルキル、C1〜C4−アルコキシによっ て1回以上置換されていてもよいベンジルオキシであり、 R4は、水素、C1〜C4−アルキルを表すかまたはハロゲン原子、C1〜C4− アルキル、C1〜C4−ア ルコキシ、ニトロ、CN、CF3、C1〜C6−アルコキシカルボニル、COOH または−NR12で1回以上置換されていてもよいフェニルであるか、アルアル キル、例えばベンジル、ナフチル、ヘテロアルアルキル、例えば2−チエニル、 3−チエニルまたは4−チエニル、2−ピリジル、3−ピリジルまたは2−キノ リニルであり、この場合、ベンジルは、該ベンジルの側で、ハロゲン原子、C1 〜C4−アルキルまたはC1〜C4−アルコキシで置換されていてもよい〕で示さ れるペプチドを製造するための方法において、式IV: 〔R1およびR4は、上記の意味を有する〕で示される化合物またはIVの塩の 形を、加水分解酵素の存在下で、選択的に溶剤の存在下および選択的に式V: 〔式中、R2およびR3は、上記の意味を有する〕で示される化合物を有する塩 基またはその酸付加塩の存在下で反応させることを特徴とする、一般式II Iで示されるペプチドの製造法。 3.カルバモイラーゼを用いる変換を、10℃〜50℃、有利に20℃〜35℃ 、特に有利に25℃〜30℃の温度範囲内で行う、請求項1に記載の方法。 4.カルバモイラーゼを用いる変換を、5〜11、有利に6.5〜8のpH範囲 内で行う、請求項1に記載の方法。 5.カルバモイラーゼが、DSM7329、DSM7330またはDSM977 1に由来するものである、請求項1から4までのいずれか1項に記載の方法。 6.カルバモイラーゼを、部分的に精製したか、精製したか、単離したかまたは 固定化にした状態で使用する、請求項1から5までのいずれか1項に記載の方法 。 、請求項1に記載の方法。 8.分離を、+120℃ないし−30℃、有利に+60℃ないし−20℃、特に 有利に25℃ないし0℃の温度範囲内で行う、請求項7に記載の方法。 9.変換を、酸を添加しながら、−0.5ないし5、有利に0ないし2のpH範 囲内で行う、請求項7に記載の方法。 10.変換を、水性媒体中で実施する、請求項3または 7に記載の方法。 11.分離されたペプチド誘導体がアスパルテームである、請求項1から10まで のいずれか1項に記載の方法。 12.ペプチドカップリングを高濃度の懸濁液中で行う、請求項2に記載の方法。 13.基質および生成物が部分的に固体の形で存在する、請求項12に記載の方法 。
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