JPH115083A - 円形沈殿池におけるスカムの効率的除去装置 - Google Patents
円形沈殿池におけるスカムの効率的除去装置Info
- Publication number
- JPH115083A JPH115083A JP17637897A JP17637897A JPH115083A JP H115083 A JPH115083 A JP H115083A JP 17637897 A JP17637897 A JP 17637897A JP 17637897 A JP17637897 A JP 17637897A JP H115083 A JPH115083 A JP H115083A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- scum
- scraper
- arm
- sedimentation basin
- circular sedimentation
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Removal Of Floating Material (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 スカムスクレーパを取り付けたアームの回転
を動力源としてスクノレーパの動きと反対方向の水流が
発生する方向に回転するパドルを設けて、これによりス
カムをより積極的にスクレーパにて収集排除することが
できる円形沈殿池に於けるスカムの効率的除去装置を提
供すること。 【解決手段】 駆動装置4より回動するよう円形沈殿池
1に設けたスカムスクレーパ8と、このスクレーパ8よ
り吊垂しスカムスクレーパ8と共に旋回する汚泥掻寄用
フライト14と、スカムスクレーパ8の取付用アーム6
に支持し、このアーム6の回動を動力源としスカムスク
レーパ8により生じる水流方向と反対方向の水流が生じ
るように回動するパドル12とより構成し、水面に浮遊
するスカムをスカムスクレーパ8による連れ回りを防止
して収集するようにしたことを特徴とする。
を動力源としてスクノレーパの動きと反対方向の水流が
発生する方向に回転するパドルを設けて、これによりス
カムをより積極的にスクレーパにて収集排除することが
できる円形沈殿池に於けるスカムの効率的除去装置を提
供すること。 【解決手段】 駆動装置4より回動するよう円形沈殿池
1に設けたスカムスクレーパ8と、このスクレーパ8よ
り吊垂しスカムスクレーパ8と共に旋回する汚泥掻寄用
フライト14と、スカムスクレーパ8の取付用アーム6
に支持し、このアーム6の回動を動力源としスカムスク
レーパ8により生じる水流方向と反対方向の水流が生じ
るように回動するパドル12とより構成し、水面に浮遊
するスカムをスカムスクレーパ8による連れ回りを防止
して収集するようにしたことを特徴とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、円形沈殿池に於け
るスカムの効率的除去装置、特に円形沈殿池の水面位置
のスカムスクレーパ及び池内底部に吊垂支持した汚泥
掻寄用フライトの周回運動にて生じる水流
による水面に浮遊するスカムの連れ回りを防止してスカ
ムスクレーパにて確実に収集して排除するようにした円
形沈殿池に於けるスカムの効率的除去装置に関するもの
である。
るスカムの効率的除去装置、特に円形沈殿池の水面位置
のスカムスクレーパ及び池内底部に吊垂支持した汚泥
掻寄用フライトの周回運動にて生じる水流
による水面に浮遊するスカムの連れ回りを防止してスカ
ムスクレーパにて確実に収集して排除するようにした円
形沈殿池に於けるスカムの効率的除去装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、円形沈殿池において池底に沈殿す
る汚泥、汚砂等の固形分と、水面に浮遊するスカムとを
分離して除去するものとして図1に示すような円形沈殿
池に水面位置に駆動装置にて回動するアームを配設し、
このアームにスカムスクレーパを取り付け、スクレーパ
より吊垂索条を介して池底部に汚泥掻寄用フライトを吊
垂支持し、スクレーパと汚泥掻寄用フライトをともに池
内で旋回移動して行っている。
る汚泥、汚砂等の固形分と、水面に浮遊するスカムとを
分離して除去するものとして図1に示すような円形沈殿
池に水面位置に駆動装置にて回動するアームを配設し、
このアームにスカムスクレーパを取り付け、スクレーパ
より吊垂索条を介して池底部に汚泥掻寄用フライトを吊
垂支持し、スクレーパと汚泥掻寄用フライトをともに池
内で旋回移動して行っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の円形沈殿池
に於けるスカムの除去装置には、水面位置にあるアーム
に支持したスカムスクレーパを旋回させるとこれに吊垂
支持した池底の汚泥掻寄用フライトも同方向に旋回運動
を行う。この場合、汚泥掻き寄せ速度で定まるアームの
回転速度が遅く、したがつてスカムスクレーパを同速度
で回転しても円形沈殿池内に一定方向の水流が発生し、
この水流に乗って浮遊スカムも連れ回って旋回し、スカ
ムスクレーパで掻き寄せることができない、という問題
点があった。本発明は、上記従来の円形沈殿池に於ける
スカムの効率的除去装置の有する問題点を解決し、スカ
ムスクレーパを取り付けたアームの回転を動力源として
スクノレーパの動きと反対方向の水流が発生する方向に
回転するパドルを設けて、これによりスカムをより積極
的にスクレーパにて収集排除することができる円形沈殿
池に於けるスカムの効率的除去装置を提供することを目
的とする。
に於けるスカムの除去装置には、水面位置にあるアーム
に支持したスカムスクレーパを旋回させるとこれに吊垂
支持した池底の汚泥掻寄用フライトも同方向に旋回運動
を行う。この場合、汚泥掻き寄せ速度で定まるアームの
回転速度が遅く、したがつてスカムスクレーパを同速度
で回転しても円形沈殿池内に一定方向の水流が発生し、
この水流に乗って浮遊スカムも連れ回って旋回し、スカ
ムスクレーパで掻き寄せることができない、という問題
点があった。本発明は、上記従来の円形沈殿池に於ける
スカムの効率的除去装置の有する問題点を解決し、スカ
ムスクレーパを取り付けたアームの回転を動力源として
スクノレーパの動きと反対方向の水流が発生する方向に
回転するパドルを設けて、これによりスカムをより積極
的にスクレーパにて収集排除することができる円形沈殿
池に於けるスカムの効率的除去装置を提供することを目
的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の円形沈殿池に於けるスカムの効率的除去装
置は、駆動装置より回動するよう円形沈殿池に設けたス
カムスクレーパと、このスクレーパより吊垂しスカムス
クレーパと共に旋回する汚泥掻寄用フライトと、スカム
スクレーパの取付用アームに支持し、このアームの回動
を動力源としスカムスクレーパにより生じる水流方向と
反対方向の水流が生じるように回動するパドルとより構
成し、水面に浮遊するスカムをスカムスクレーパによる
連れ回りを防止して収集するようにしたことを特徴とす
る。
め、本発明の円形沈殿池に於けるスカムの効率的除去装
置は、駆動装置より回動するよう円形沈殿池に設けたス
カムスクレーパと、このスクレーパより吊垂しスカムス
クレーパと共に旋回する汚泥掻寄用フライトと、スカム
スクレーパの取付用アームに支持し、このアームの回動
を動力源としスカムスクレーパにより生じる水流方向と
反対方向の水流が生じるように回動するパドルとより構
成し、水面に浮遊するスカムをスカムスクレーパによる
連れ回りを防止して収集するようにしたことを特徴とす
る。
【0005】上記の構成からなる本発明の円形沈殿池に
於けるスカムの効率的除去装置は、アームに吊垂したス
カムスクレーパ及び池底部の汚泥掻寄用フライトの旋回
にて水面に浮遊するスカム、池底に沈殿した沈殿を掻き
寄せ排出する場合、このスカムスクレーパにて発生する
水流にて浮遊スカムの連れ回りが生じるようになるが、
水面位置に配したパドルを取り付けたパドル軸がスカム
スクレーパの回動にて回動し、このパドルの回転にて生
じるスカムスクレーパの進行方向と反対方向の水流にて
浮遊スカムの連れ回りが阻止できるので、浮遊スカムの
掻き寄せ排出が確実に行えるものとなる。
於けるスカムの効率的除去装置は、アームに吊垂したス
カムスクレーパ及び池底部の汚泥掻寄用フライトの旋回
にて水面に浮遊するスカム、池底に沈殿した沈殿を掻き
寄せ排出する場合、このスカムスクレーパにて発生する
水流にて浮遊スカムの連れ回りが生じるようになるが、
水面位置に配したパドルを取り付けたパドル軸がスカム
スクレーパの回動にて回動し、このパドルの回転にて生
じるスカムスクレーパの進行方向と反対方向の水流にて
浮遊スカムの連れ回りが阻止できるので、浮遊スカムの
掻き寄せ排出が確実に行えるものとなる。
【0006】この場合において、スカムスクレーパ、パ
ドルを、スカムスクレーパの回動にてスカムが収集され
るとき、スカムが円形沈殿池の外周方向に流れる方向に
角度をつけることができる。
ドルを、スカムスクレーパの回動にてスカムが収集され
るとき、スカムが円形沈殿池の外周方向に流れる方向に
角度をつけることができる。
【0007】上記の構成からなる本発明の円形沈殿池に
於けるスカムの効率的除去装置は、スカムスクレーパ及
びパドルをともにスカムが外周方向に流れる方向に角度
をつけているので、スクレーパ、パドルの回転によって
浮遊スカムは自然に円形沈殿池の外周方向にあるスカム
排出トラフへ流れてスカムの排出が容易に行えるものと
なる。
於けるスカムの効率的除去装置は、スカムスクレーパ及
びパドルをともにスカムが外周方向に流れる方向に角度
をつけているので、スクレーパ、パドルの回転によって
浮遊スカムは自然に円形沈殿池の外周方向にあるスカム
排出トラフへ流れてスカムの排出が容易に行えるものと
なる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の円形沈殿池に於け
るスカムの効率的除去装置の実施の形態を図面に基づい
て説明する。図において1は、所要の形と容量とを有す
る円形沈殿池で、この円形沈殿池1の底部中央には汚泥
ピット2を配置し、池底に沈降する汚泥を汚泥掻寄用フ
ライトの回動にて汚泥ピット内へ収集し池外へ排出でき
るようにする。
るスカムの効率的除去装置の実施の形態を図面に基づい
て説明する。図において1は、所要の形と容量とを有す
る円形沈殿池で、この円形沈殿池1の底部中央には汚泥
ピット2を配置し、池底に沈降する汚泥を汚泥掻寄用フ
ライトの回動にて汚泥ピット内へ収集し池外へ排出でき
るようにする。
【0009】また、この円形沈殿池1の上部には架台3
を配設し、この架台3にモータ及び減速機からなる駆動
装置4を設けてこの駆動装置の旋回軸5に取り付けたア
ーム6を水平を保持しつつ予め定めた速度にて旋回運動
を行うようにすると共に、アームの下面には取付具7を
介してほぼ水面位置にスカムスクレーパ8を吊垂支持す
る。そしてこのアームが円滑に円形沈殿池上端部にて正
確に旋回するようアーム先端下部にブラケット9を取り
付け、このブラケットにアーム支持ホイール11を備
え、円形沈殿池内周面にレール取付台22に支持された
レール18にて支持し、これによりアーム6が旋回する
際、アーム支持ホイール11が転動して、このホイール
に直結したパドル軸を同調して回動するようにする。
を配設し、この架台3にモータ及び減速機からなる駆動
装置4を設けてこの駆動装置の旋回軸5に取り付けたア
ーム6を水平を保持しつつ予め定めた速度にて旋回運動
を行うようにすると共に、アームの下面には取付具7を
介してほぼ水面位置にスカムスクレーパ8を吊垂支持す
る。そしてこのアームが円滑に円形沈殿池上端部にて正
確に旋回するようアーム先端下部にブラケット9を取り
付け、このブラケットにアーム支持ホイール11を備
え、円形沈殿池内周面にレール取付台22に支持された
レール18にて支持し、これによりアーム6が旋回する
際、アーム支持ホイール11が転動して、このホイール
に直結したパドル軸を同調して回動するようにする。
【0010】ブラケットに回動自在に支持されたパドル
軸10は指定の長さを備え、かつこのパドル軸に複数の
パドル12、12、12を夫々その取付角・位置を変え
て突設すると共に、アームがレールに沿って旋回する
際、アーム支持ホイールはレール上で摺転動し、これに
よりアーム及びスカムスクレーパの旋回方向と反対の流
れ方向の水流を発生させて、水面に浮遊するスカムをス
カムスクレーパの旋回により生じる水流方向による連れ
回りを防止してスカムスクレーパによる収集を確実にす
る。
軸10は指定の長さを備え、かつこのパドル軸に複数の
パドル12、12、12を夫々その取付角・位置を変え
て突設すると共に、アームがレールに沿って旋回する
際、アーム支持ホイールはレール上で摺転動し、これに
よりアーム及びスカムスクレーパの旋回方向と反対の流
れ方向の水流を発生させて、水面に浮遊するスカムをス
カムスクレーパの旋回により生じる水流方向による連れ
回りを防止してスカムスクレーパによる収集を確実にす
る。
【0011】スカムスクレーパを備えたアームには複数
本の索条13,13を吊垂して索条の下端を汚泥掻寄用
フライト14に締結して池底に汚泥掻寄用フライト14
を支持すると共に、この汚泥掻寄用フライト14の先端
にガイドローラ15を突設し、このガイドドローラを円
形沈殿池の内周面に当接させてアームの旋回時、索条を
介して汚泥掻寄用フライト14が池底で正確に旋回し池
底に沈殿した汚泥を汚泥ピット内に掻き寄せるようにす
る。
本の索条13,13を吊垂して索条の下端を汚泥掻寄用
フライト14に締結して池底に汚泥掻寄用フライト14
を支持すると共に、この汚泥掻寄用フライト14の先端
にガイドローラ15を突設し、このガイドドローラを円
形沈殿池の内周面に当接させてアームの旋回時、索条を
介して汚泥掻寄用フライト14が池底で正確に旋回し池
底に沈殿した汚泥を汚泥ピット内に掻き寄せるようにす
る。
【0012】なお、円形沈殿池の中央には汚水供給管1
6を配設し、この水供給管16の上端に整流給水口筒1
7を配設して汚水を円形沈殿池内に均一にして池底部に
向かう水流となるように供給すると共に、スカム及び汚
泥を除去した後の処理水を円形沈殿池の水面位置でその
内周面に配設した越流トラフ19より排出する。また、
スカムは円形沈殿池内周面に配置したスカムボックス2
0よりスカムスクレーパにて掻き寄せて排出するもので
ある。21はこのスカムボックスに配した排出管であ
る。
6を配設し、この水供給管16の上端に整流給水口筒1
7を配設して汚水を円形沈殿池内に均一にして池底部に
向かう水流となるように供給すると共に、スカム及び汚
泥を除去した後の処理水を円形沈殿池の水面位置でその
内周面に配設した越流トラフ19より排出する。また、
スカムは円形沈殿池内周面に配置したスカムボックス2
0よりスカムスクレーパにて掻き寄せて排出するもので
ある。21はこのスカムボックスに配した排出管であ
る。
【0013】従って上述のごとく構成する円形沈殿池に
於けるスカムの効率的除去装置において、駆動装置4に
てアーム6を旋回駆動すると、これに取り付けたスカム
スクレーパ8及び索条13に吊垂支持された汚泥掻寄用
フライト14も共に回動する。このスカムスクレーパ8
にて水面にスカムスクレーパの進行方向に水流が発生す
るが、このアームにはアーム旋回にてレール上を転動す
るアーム支持ホイールに取り付けたパドル軸10も回動
する。このパドル軸の回動は、スカムスクレーパの進行
方向により生じる水流方向と逆方向の水流が生じるよう
にパドルが複数個突設しているので、このパドルの回動
による水流にてスカムスクレーパにより水流を打ち消す
ようになり、浮遊するスカムがスカムスクレーパにて容
易に収集されるようになる。しかもパドル、スカムスク
レーパの角度をスカムを外周方向へ移動させるようにし
ているので、浮遊スカムは容易にスカムボックス側へ移
送され回収排出されるものとなる。
於けるスカムの効率的除去装置において、駆動装置4に
てアーム6を旋回駆動すると、これに取り付けたスカム
スクレーパ8及び索条13に吊垂支持された汚泥掻寄用
フライト14も共に回動する。このスカムスクレーパ8
にて水面にスカムスクレーパの進行方向に水流が発生す
るが、このアームにはアーム旋回にてレール上を転動す
るアーム支持ホイールに取り付けたパドル軸10も回動
する。このパドル軸の回動は、スカムスクレーパの進行
方向により生じる水流方向と逆方向の水流が生じるよう
にパドルが複数個突設しているので、このパドルの回動
による水流にてスカムスクレーパにより水流を打ち消す
ようになり、浮遊するスカムがスカムスクレーパにて容
易に収集されるようになる。しかもパドル、スカムスク
レーパの角度をスカムを外周方向へ移動させるようにし
ているので、浮遊スカムは容易にスカムボックス側へ移
送され回収排出されるものとなる。
【0014】
【発明の効果】本発明の円形沈殿池に於けるスカムの効
率的除去装置によれば、アームに吊垂したスカムスクレ
ーパ及び池底部の汚泥掻寄用フライトの旋回にて水面に
浮遊するスカム、池底に沈殿した沈殿を掻き寄せ排出す
る場合、このスカムスクレーパにて発生する水流にて浮
遊スカムの連れ回りを、水面位置に配したパドルの回転
にて生じるスカムスクレーパの進行方向と反対方向の水
流にて阻止できるので、浮遊スカムの掻き寄せ排出が確
実に行える。
率的除去装置によれば、アームに吊垂したスカムスクレ
ーパ及び池底部の汚泥掻寄用フライトの旋回にて水面に
浮遊するスカム、池底に沈殿した沈殿を掻き寄せ排出す
る場合、このスカムスクレーパにて発生する水流にて浮
遊スカムの連れ回りを、水面位置に配したパドルの回転
にて生じるスカムスクレーパの進行方向と反対方向の水
流にて阻止できるので、浮遊スカムの掻き寄せ排出が確
実に行える。
【0015】また、本発明の請求項2に記載した円形沈
殿池に於けるスカムの効率的除去装置によれば、スカム
スクレーパ及びパドルに、スカムが円形沈殿池の外周方
向に流れる方向に角度をつけているので、スカムはスカ
ムスクレーパの回動にて確実に円形沈殿池外周面方向に
収集され、スカムボックスからの排出が確実に行える。
殿池に於けるスカムの効率的除去装置によれば、スカム
スクレーパ及びパドルに、スカムが円形沈殿池の外周方
向に流れる方向に角度をつけているので、スカムはスカ
ムスクレーパの回動にて確実に円形沈殿池外周面方向に
収集され、スカムボックスからの排出が確実に行える。
【図1】本発明の円形沈殿池に於けるスカムの効率的除
去装置の第1実施例を示す縦断面図である。
去装置の第1実施例を示す縦断面図である。
【図2】本発明の円形沈殿池に於けるスカムの効率的除
去装置の平面図である。
去装置の平面図である。
【図3】同要部の拡大説明図である。
1 円形沈殿池 2 汚泥ピット 4 駆動装置 6 アーム 8 スカムスクレーパ 10 パドル軸 11 アーム支持ホイール 12 パドル 13 索条 14 汚泥掻寄用フライト 20 スカムボックス
Claims (2)
- 【請求項1】 駆動装置より回動するよう円形沈殿池に
設けたスカムスクレーパと、このスクレーパより吊垂し
スカムスクレーパと共に旋回する汚泥掻寄用フライト
と、スカムスクレーパの取付用アームに支持し、このア
ームの回動を動力源としスカムスクレーパにより生じる
水流方向と反対方向の水流が生じるように回動するパド
ルとより構成し、水面に浮遊するスカムをスカムスクレ
ーパによる連れ回りを防止して収集するようにしたこと
を特徴とする円形沈殿池におけるスカムの効率的除去装
置。 - 【請求項2】 スカムスクレーパ、パドルを、スカムス
クレーパの回動にてスカムが収集されるとき、スカムが
円形沈殿池の外周方向に流れる方向に角度をつけたこと
を特徴とする請求項1記載の円形沈殿池に於けるスカム
の効率的除去装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17637897A JP3961075B2 (ja) | 1997-06-16 | 1997-06-16 | 円形沈殿池におけるスカムの効率的除去装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17637897A JP3961075B2 (ja) | 1997-06-16 | 1997-06-16 | 円形沈殿池におけるスカムの効率的除去装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH115083A true JPH115083A (ja) | 1999-01-12 |
JP3961075B2 JP3961075B2 (ja) | 2007-08-15 |
Family
ID=16012598
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17637897A Expired - Fee Related JP3961075B2 (ja) | 1997-06-16 | 1997-06-16 | 円形沈殿池におけるスカムの効率的除去装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3961075B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7258788B2 (en) | 2004-03-12 | 2007-08-21 | Noram Engineering And Constructors Ltd. | Circular clarifier apparatus and method |
KR101443735B1 (ko) * | 2014-03-11 | 2014-09-26 | 우준석 | 레일형 부력식 스파이럴 원형 슬러지 수집기 |
CN106362455A (zh) * | 2016-08-31 | 2017-02-01 | 天津重钢机械装备股份有限公司 | 一种防止浓密机浮沫堵塞装置 |
CN116081883A (zh) * | 2023-01-31 | 2023-05-09 | 江苏纵横浓缩干燥设备有限公司 | 一种具有废水过滤净化的废水余热蒸发器及过滤方法 |
-
1997
- 1997-06-16 JP JP17637897A patent/JP3961075B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7258788B2 (en) | 2004-03-12 | 2007-08-21 | Noram Engineering And Constructors Ltd. | Circular clarifier apparatus and method |
US7985341B2 (en) | 2004-03-12 | 2011-07-26 | Noram Engineering and Construction Ltd. | Circular clarifier apparatus and method |
KR101443735B1 (ko) * | 2014-03-11 | 2014-09-26 | 우준석 | 레일형 부력식 스파이럴 원형 슬러지 수집기 |
CN106362455A (zh) * | 2016-08-31 | 2017-02-01 | 天津重钢机械装备股份有限公司 | 一种防止浓密机浮沫堵塞装置 |
CN116081883A (zh) * | 2023-01-31 | 2023-05-09 | 江苏纵横浓缩干燥设备有限公司 | 一种具有废水过滤净化的废水余热蒸发器及过滤方法 |
CN116081883B (zh) * | 2023-01-31 | 2023-10-27 | 江苏纵横浓缩干燥设备有限公司 | 一种具有废水过滤净化的废水余热蒸发器及过滤方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3961075B2 (ja) | 2007-08-15 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR100753873B1 (ko) | 슬러지 교반부를 갖는 침전지의 슬러지 수집기 | |
US5269928A (en) | Clarifier tanks | |
JP3296559B2 (ja) | 円形浄化槽用水中清掃機 | |
JPH115083A (ja) | 円形沈殿池におけるスカムの効率的除去装置 | |
JP2005066582A (ja) | 濃縮槽等における汚泥掻寄装置 | |
CN205832699U (zh) | 一种周边传动刮泥机 | |
JP2003200006A (ja) | スラリーの重力濃縮装置 | |
CN211912841U (zh) | 一种沉淀池捞淤装置 | |
US1741498A (en) | Continuous-settling apparatus | |
RU2200052C2 (ru) | Радиальный отстойник | |
CN209108678U (zh) | 一种村镇生活污水处理用沉淀池 | |
HU210762B (en) | Mobile waste outlet water cleaning machine | |
JPH1043508A (ja) | 円形沈殿池のスカム掻き寄せ方法およびその装置 | |
KR101155615B1 (ko) | 원형 침전지의 래빗홀 방지 및 슬러지 배출장치 | |
JP2003334404A (ja) | 沈殿槽における沈殿物の排出装置 | |
CN105920885A (zh) | 一种周边传动刮泥机 | |
JP2895721B2 (ja) | スカム除去装置 | |
JPS6356803B2 (ja) | ||
JPS6024403Y2 (ja) | 濃縮装置 | |
JP2582041Y2 (ja) | スカム除去装置 | |
JP2786067B2 (ja) | スカム排出装置 | |
JPH0517126Y2 (ja) | ||
JP4848486B2 (ja) | 洗浄処理装置 | |
JP4210449B2 (ja) | 浮遊物回収装置 | |
RU2147254C1 (ru) | Радиальный отстойник |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20060327 |
|
A711 | Notification of change in applicant |
Effective date: 20060512 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20070515 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Effective date: 20070516 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 |
|
R150 | Certificate of patent (=grant) or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |