JPH11507194A - 信号受信器用スライス予測器 - Google Patents

信号受信器用スライス予測器

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Abstract

(57)【要約】 複数の多重レベル記号を有するデータ信号をデータプロセッサが発生する。データプロセッサは、各記号に応答して、データ信号を特徴付ける最低パスメトリックを決定し、その最低パスメトリックに応答して複数のスライス値セットの1つを選択する。スライサ(82,82′)が選択されたスライス値セットに応答して、多重レベル記号をスライスする。複数のスライス値セットにただ2つのスライス値セットを設けることができ、ただ2つのセットのおのおのは3つのスライスレベルを持つ。あるいは、複数のスライス値セットにただ5つのスライス値セットを設けることができ、ただ5つのセットのおのおのは5つのスライスレベルを持つ。また更に、複数のスライス値セットにただ2つのスライス値セットを設けることができ、ただ2つのセットのおのおのは6つのスライスレベルを持つ。

Description

【発明の詳細な説明】 信号受信器用スライス予測器発明の技術的分野 本発明は、データ送信および受信装置で送信および受信される多重レベル信号 をスライスするためのスライス装置に関するものである。発明の背景 トレリスエンコーダにより行われる変調などの、多重レベル変調はデータ送信 および受信装置の性能を向上させるための周知の技術である。たとえば、多重レ ベル変調により、所与の電力レベルにおけるデータ送信および受信装置の信号対 雑音(S/N)性能が向上する結果となる。あるいは、多重レベル変調により、 所与の信号対雑音性能を達成するために要する送信される電力レベルを低くでき る。 要するに、トレリス符号化された変調(TCM)はデータビットの入力列のk 入力データビットのおのおのをk+n出力データビットに変換するために、多状 態コンボリューションエンコーダを使用することを含み、したがって、それはレ ートk/(k+n)コンボリューションエンコーダと呼ばれている。その後で、 データ送信のために、出力ビットは変調された搬送波の個別多重レベル記号の列 にマップされる。各多重レベル記号は2(k+n)個の値の1つを通常有する。それ らの値は位相値と振幅値の少なくとも1つにできる。入力データビットを状態依 存順次的なやり方で符号化することにより、受信器に最高可能性デコーダ(たと えば、ビタビデコーダ)を用いる場合に、許容できる送信された列の間の増加し た最小ユークリッド距離を達成して、誤りの確率を減少するようにできる。 多重レベル変調を用いるデータ送信および受信装置の例では、引き続くデータ ビット対X1,X2が、8レベル、一次元記号として送信するために符号化される 。更に詳しくいえば、4状態コンボリューションエンコーダを用いてビットX1 をコンボリューション的に符号化してビットZ0,Z1を発生し、X2を予めコー ド化してビットZ2を発生する。ビットZ2,Z1,Z0は一次元記号コンステレー ション(constellation)を用いてそれぞれ8レベル記号にマップ される。例として、一次元記号コンステレーションのために2(k+n)個の振幅値 −7,−5,−3,−1,+1,+3,+5および+7を使用できる。8レベル 記号は、適切な同期信号の挿入の後で、搬送波抑制残留側波帯(VSB)信号の 形で送信される。 この信号は受信器により受信される。その受信器は、入力側に、チューナと、 IF復調器と、アナログ−デジタル(A/D)変換器と、チャネル等化器とを含 むことができる。デコーダは、引き続くデータビット対X1,X2を回復するため に多重レベル記号を復号する。受信器は、位相雑音誤差と振幅に関連する誤差を 減少するために、位相追跡器を含むこともできる。すなわち、データ送信および 受信装置で用いられ、かつ搬送波抑制VSB信号を受信するために設計された、 テレビジョン受像機などの、多くの信号受信器は受信器の入力側に二重変換チュ ーナを使用する。そのようなチューナの第1の局部発振器が、復調されたデータ 中に比較的高いレベルの位相雑音を通常示す。また、復調されたデータは振幅に 関連する誤差により劣化させられることがあり、その結果として、復調されたデ ータには、望ましくないずれと、望ましくない利得レベルとの少なくとも1つが 伴う。それらの位相雑音誤差と振幅に関連する誤差により、とくにきつくパック されたデータのコンステレーションの場合には、誤差が修正されなければ許容で きない誤差率になることがある。位相雑音誤差と振幅に関連する誤差に起因する 誤差率を最小にするために、多重レベル記号を位相追跡器により処理できる。そ のような位相追跡器の例が米国特許第5,406,587号明細書に開示されて いる。 等化器および位相追跡器などの回路は連続して値を付けられた信号からスライ スされたデータ信号を通常計算する。従来のスライサは7スライスレベルのセッ トに従って8レベル記号をスライスして、8つの量子化された出力値の1つを生 ずる。このスライスするやり方は理論的には完全に満足できるものであるが、多 重レベル記号の振幅を、送信中と受信中とに含まれるようになった雑音のために のみ、スライスレベルと交差させる雑音の多い条件の下では、従来のスライサの 性能は通常低下させられる。 たとえば、+5の値をもともと有する記号の振幅の、位相追跡器の出力端子に おける値を+6.1にできるように、その振幅を(上記−7,−5,−3,−1 ,+1,+3,+5および+7コンステレーションを用いて)小さくできる。し たがって、受けた信号を−6,−4,−2,0,+2,+4および+6において スライスするスライス装置が、位相追跡器が使用するための適切に量子化された 値+5ではなくて不正確な量子化された値+7を生ずる。 本発明は上記諸問題の1つまたは複数個を解決するものである。発明の概要 一つの請求項に係る発明は、データプロセッサが受信手段と、選択手段と、ス ライス手段とを有する。受信手段は複数の多重レベル記号を受ける。選択手段は 複数のスライス値のセットの1つを選択する。各スライス値セットは最低3つの スライス値を有する。スライス手段は選択されたスライス値セットに応答して多 重レベル記号をスライスする。 他の請求項に係る発明は、データプロセッサは受信手段と、選択手段と、スラ イス手段とを有する。受信手段は複数の多重レベル記号を受ける。選択手段はた だ2つのスライス値のセットの1つを選択する。ただ2つのスライス値のセット のおのおのは複数のスライス値を有する。スライス手段は選択されたスライス値 セットに応答して多重レベル記号をスライスする。 さらに、他の請求項に係る発明は、データプロセッサは受信手段と、選択手段 と、スライス手段とを有する。受信手段は複数の多重レベル記号を受ける。選択 手段はただ5つのスライス値のセットの1つを選択する。ただ5つのスライス値 のセットのおのおのは複数のスライス値を有する。スライス手段は選択されたス ライス値セットに応答して多重レベル記号をスライスする。 もう一つ他の請求項に係る発明は、データプロセッサは発生手段と、決定手段 と、選択手段と、スライス手段とを有する。発生手段は複数の多重レベル記号を 含むデータ信号を発生する。決定手段は、データ信号を特徴付ける最低パスメト リックを決定するために各多重レベル記号に応答する。選択手段は最低パスメト リックに応答して複数のスライス値のセットの1つを選択する。スライス手段は 選択されたスライス値セットに応答して多重レベル記号をスライスする。図面の簡単な説明 本発明のそれらの特徴およびその他の特徴、並びにそれらの利点およびその他 の利点は、図面を参照した時に本発明の詳細な説明から一層明らかになるであろ う。 第1図は多重レベル記号データ送信および受信装置において有用で、プリコー ダおよびトレリスエンコーダを含む送信器のブロック図である。 第2図は多重レベル記号データ送信および受信装置において有用で、チャネル 等化器および位相追跡器を含む受信器のブロック図である。 第3図は第1図のプリコーダおよびトレリスエンコーダを示すブロック図であ る。 第4図は本発明を実現し、かつ第2図のチャネル等化器および位相追跡器にと って有用なスライス装置である。 第5図は、多重レベル記号データ送信および受信装置の受信器で、くし形フィ ルタが使用されない場合の第4図に示すスライサのための2つのスライスレベル のセットを示す。 第6図はトレリス符号化プロセスの動作を示す状態表である。 第7図は第3図のトレリスエンコーダのための、第6図を基にした、トレリス 線図である。 第8図は多重レベル記号データ送信および受信装置に関連して使用した時に、 くし形フィルタの出力を特徴付ける7つの独特の共同セットを示す。 第9図は多重レベル記号データ送信および受信装置の受信器にくし形フィルタ を使用した場合の、第4図に示すフィルタの5つのスライス値のセットを示す。 第10図は多重レベル記号データ送信および受信装置の受信器にくし形フィル タを使用した場合の、第4図に示すフィルタの2つのスライス値のセットを示す 。 第11図ないし第13図は本発明の定義を示す。 第14図はトレリスエンコーダとくし形フィルタを組合わせて使用した場合の 、第7図に示すトレリス線図に類似するトレリス線図である。詳細な説明 第1図および第2図は、それらは参照することによりここに含まれる、米国特 許第5,087,975号明細書および1996年1月25日に公開された国際 特許出願PCT/US95/08174号公開明細書に開示されている種類の多 重レベルVSB高品位テレビジョン(HDTV)送信および受信装置に応用した 多重レベル記号データ送信及び受信装置を全体として示す。しかし、本発明の好 適な実施形態で多重レベルVSB HDTVを応用することを意図しているが、 本発明は性質がより一般的であるために、低解像度ビデオ装置及び非ビデオをベ ースとするデータ装置を含めた、他の種類の送信及び受信装置に応用できる。 したがって、第1図に示すように、多重レベル記号データ送信および受信装置 の送信器10がデータソース12を含む。このデータソースは一連のデータバイ トおよび複数のタイミング信号を供給する。たとえば、データバイトはバイト当 り8ビットを含むことができ、圧縮したHDTV信号と、NTSC解像度の圧縮 したテレビジョン信号、またはその他の任意のデータ信号を構成できる。 データバイトは連続するフィールドに配列することが好ましいが、必ずしもそ うする必要はない。各フィールドはフィールドセグメントと、312のフィール ド同期およびデータセグメントとを含む。各フィールド同期およびデータセグメ ントは、約10.76Msymbols/secの記号レートで生ずる828の 8レベル記号と、4つの2レベルデータセグメント同期記号とを含む。データソ ース12からのデータバイトは、フォーワード誤り修正符号化のためにリードソ ロモンエンコーダ14に加えられ、その後でバイトインターリーバ16に加えら れる。バイトインターリーバ16は、多重レベル記号データ送信および受信装置 がバースト雑音の影響を受けやすいことを減少するために、フレーム全体にわた ってデータバイトを並べ替える。 バイトインターリーバ16からのインターリーブされたデータバイトは記号イ ンターリーバ18に加えられる。記号インターリーバ18はたとえば2つの出力 ビット流X1とX2を記号レートで供給する。上述したように、各ビット対X1と X2は対応する多重レベル記号に変換される。とくに、受信器にくし形フィルタ (後で詳しく説明する)が存在するために、各データセグメントのビット対X1 とX2を12のサブセグメントの間にインターリーブすることが望ましい。した がって、各サブセグメントは、たとえば、68個の記号を有する。この記号イン ターリーブは国際特許出願PCT/US95/08174号公開明細書に詳しく 記述されている。 後で詳しく説明するように、3つの出力ビットに変換するために、記号インタ ーリーバ18からのビット対X1とX2の流れはプリコーダおよびトレリスエンコ ーダ20に結合される。プリコーダおよびトレリスエンコーダ20は12記号 分の遅延を特徴とするから、記号インターリーバ18により発生された各サブセ グメントが12個の並列エンコーダのそれぞれ1つにより処理されるように、プ リコーダおよびトレリスエンコーダ20は記号クロックレートの1/12でおの おの動作する12個の並列エンコーダを含む。プリコーダおよびトレリスエンコ ーダ20の出力端子に発生された3ビット出力ビットの流れが記号マッパー22 に加えられ、そこからマルチプレクサ23に加えられる。マルチプレクサ23は マッパー22の出力をフィールド同期記号およびセグメント同期記号で多重化す る。フィールド同期記号およびセグメント同期記号はフィールド構造を構成する 。マルチプレクサ23により多重化される、マッパー22によりマップされた記 号と、フィールド同期記号と、セグメント同期記号とは、複数の多重レベル記号 として送信するためにVSB変調器に接続される。 第2図に示すように、多重レベル記号データ送信および受信装置の受信器26 はVSB変調器24により送信された信号を受信し、チューナ、デコーダ、およ びA/D変換器28を含む。チューナ、デコーダ、およびA/D変換器28は希 望のチャネルを選局し、選局して受信された信号を中間周波数信号に変換し、中 間周波数信号をベースバンドアナログ信号に復調し、更に処理するためにそのベ ースバンドアナログ信号をデジタル信号に変換する。このデジタル信号は多ビッ ト、多重記号の流れを有する。その流れは送信器10により送信され、多極スイ ッチ30により第1の信号処理経路と第2の信号処理経路とに加えられる。 第1の信号処理経路はくし形フィルタ32と、チャネル等化器34と、位相追 跡器36と、ビタビデコーダ38とを含む。第2の信号処理経路はチャネル等化 器34と、位相追跡器36と、ビタビデコーダ40と、ポストコーダ42とを含 む。ビタビデコーダ38の出力、またはポストコーダ42の出力は記号デインタ ーリーバ44と、バイトデインターリーバ46と、リードソロモンデコーダ48 とに接続される。リードソロモンデコーダ48の出力は受信器26の図示してい ない素子によって更に処理される。くし形フィルタ32は、直線加算器と12記 号遅延素子を含むフィードフォーワードフィルタを有することができる。 それらの異なる第1の信号処理経路と第2の信号処理経路を設ける理由は、同 一チャネル干渉の可能性があるためである。すなわち、前記米国特許第5,08 7,975号明細書に詳細に記載されているように、くし形フィルタ32は、各 受信記号から12の記号間隔分だけ早く受けた記号を差し引くことにより、NT SC同一チャネル干渉を減少するために動作できる。送信器で行われる記号イン ターリーブによって、A1−A0,B1−B0,...A2−A1,B2−B1,... A56−A55,B56−B55,...の形でくし形濾波された引き続く出力を供給す るために、くし形フィルタ32はデータセグメントの12のサブセグメントのお のおので独立に動作する。 HDTVデジタル信号および標準NTSC信号の両方を受信できる領域におい て、くし形フィルタ32は望ましい。いくつかの期間に対して、隣接するまたは 近くのテレビジョンサービス地域における同じ放送チャネルの少なくともいくつ かが、NTSC送信とHDTV送信に割り当てられる傾向がある。この重畳割り 当ての結果として、近くのまたは隣接するテレビジョンサービス地域で、HDT V送信とNTSC送信が同じチャネルで行われる場合に、同一チャネル干渉が起 きることがある。従って、くし形フィルタ32は、受信したHDTV信号からN TSC同一チャネル干渉を減少することを意図するものである。従って、そのよ うなサービス地域で受信器26を使用するものとすると、くし形フィルタ32と ビタビデコーダ38を含む第1の経路に沿うチューナ、デコーダおよびA/D変 換器28からの出力を処理するために、多極スイッチ30が動作させられる。そ のようなサービス地域で受信器26が使用されないとすると、チューナ、デコー ダおよびA/D変換器28の出力を、くし形フィルタ32とビタビデコーダ38 を側路して、代わりにビタビデコーダ40とポストコーダ42を用いて信号を処 理する第2の経路に沿って処理できる。受信したデータ信号の処理がくし形フィ ルタ32により2倍複雑になるから、第2の経路に沿う処理はより簡単である。 第3図に示すように、プリコーダおよびトレリスエンコーダ20はプリコーダ 50とトレリスエンコーダ52を含む。プリコーダ50はモジュロ2、帰還プリ コーダであって、多重レベル記号(各記号がビットX1,X2として識別されてい る)を記号インターリーバ18から受けて、中間ビットY1,Y2を発生する。更 に詳しくいえば、プリコーダ50はモジュロ2加算器54を含む。この加算器の 第1の入力端子がビットX2を受けるために接続される。モジュロ2加算器54 の出力端子は中間ビットY2を供給する。その出力端子はマルチプレクサ56の 第1の(A)入力端子に接続される。マルチプレクサ56の出力端子は12記号 遅延素子58に接続される。12記号遅延素子58の出力端子はモジュロ2加算 器54の第2の入力端子に接続され、かつマルチプレクサ56の第2の(B)入 力端子にも接続される。プリコーダ50により発生された中間ビットY2は、出 力ビットZ2として記号マッパー22の第1の入力端子に加えられる。中間ビッ トY1はビットX1の符号化されていない形であって、トレリスエンコーダ52に 供給される。 トレリスエンコーダ52はレート1/2、4状態系統帰還コンボリューション エンコーダを含む。そのエンコーダは中間ビットY1を出力ビットZ1とZ0に変 換する。したがって、トレリスエンコーダ52は中間ビットY1を出力ビットZ1 として記号マッパー22の第2の入力端子に直接加えるための信号経路60を含 む。また、トレリスエンコーダ52はモジュロ2加算器62を含む。その加算器 は信号経路60からの中間ビットY1をそれの第1の入力端子に受ける。モジュ ロ2加算器62の出力端子はマルチプレクサ64の第1の(A)入力端子に接続 される。そのマルチプレクサの出力端子は12記号遅延素子66に接続される。 12記号遅延素子66の出力端子は記号マッパー22と、マルチプレクサ6 4の第2の(B)入力端子と、マルチプレクサ68の第1の(A)入力端子とに 接続される。12記号遅延素子66は状態ビットQ0を発生する。その状態ビッ トは特定の時刻におけるトレリスエンコーダ52の状態を定めるために用いられ 、出力ビットZ0として供給される。マルチプレクサ68の出力端子は12記号 遅延素子70に接続され、状態ビットQ1を発生する。その状態ビットも特定の 時刻におけるトレリスエンコーダ52の状態を定めるために用いられる。12記 号遅延素子70の出力はモジュロ2加算器62への第2の入力として接続され、 かつ、マルチプレクサ68の第2の(B)入力端子へ帰還される。12記号遅延 素子58,66および70のために、データセグメントの各サブセグメントはプ リコーダ50とトレリスエンコーダ52により独立に処理される。マルチプレク サ56,64,および68は同期挿入を行えるようにするために設けられる。そ の時間中はそれらのマルチプレクサのそれぞれの第2の(B)入力端子が選択さ れる。他の全ての時間には、マルチプレクサ56,64および68の第1の(A )入力端子が選択される。 出力ビットZ2,Z1,Z0は記号マッパー22に供給される。記号マッパー2 2はそれら3つの出力ビットを8つの信号レベルの対応する1つにマップして、 多重レベル記号を形成する。それらの8つの信号レベルを第5図の欄AとBに示 す。第5図の欄Cは出力ビットZ2,Z1,Z0の種々の組合わせを示す。たとえ ば、Z2=0、Z1=1、Z0=1であれば、マッパー22は出力ビットZ2,Z1 ,Z0を−1の多重レベル記号にマップする。第5図からわかるように、記号マ ッパー22の出力端子に発生された8レベル記号は零レベルを中心として対称的 である。受信器26による信号獲得を容易にするためには、パイロット成分を提 供するために各記号を所与の量(たとえば、+1単位)だけずらすことが好まし い。その後で、多重レベル記号、および使用するならばパイロット成分、がマル チプレクサ23の第1の入力端子を通じてVSB変調器24に加えられる。 VSB変調器24は、前記米国特許第5,087,975号明細書に記載されて いるように、搬送波抑制VSBの形で送信するために、多重レベル記号(および パイロット成分)を選択した搬送波において変調する。記号マッパー22の出力 はRAM74の入力端子にも加えられる。そのRAMの出力はマルチプレクサ2 3の第2の入力端子に供給される。マルチプレクサ23の第3の入力がセグメン トおよびフレーム同期信号源76から供給される。 また、第5図に示すように、多重レベル記号の8つのレベルが4つのサブセッ トa,b,c,dに分割される。それら4つのサブセットのおのおのは出力ビッ トZ1,Z0の特定の状態により識別される。そうすると、出力ビットZ1,Z0の 状態が00であると、それらのビットの状態はサブセットdに対応し、出力ビッ トZ1,Z0の状態が01であると、それらのビットの状態はサブセットbに対応 し、出力ビットZ1,Z0の状態が10であると、それらのビットの状態はサブセ ットbに対応し、出力ビットZ1,Z0の状態が11であると、それらのビットの 状態はサブセットaに対応する。 第4図は第2図に示す受信器26の一部の本発明に従う変更を示す。第4図に 示すように、出力ビットZ2,Z1,Z0を表す受信多重レベル記号の流れ(10 .76MHzに等しいレートで)がチャネル等化器34に供給される。多重レベ ル記号はチャネル等化器34により等化され、その後で位相追跡器36により処 理されて望ましくない位相雑音を除去する。位相追跡器36は前記米国特許第5 ,087,975号明細書に開示されている種類のものとすることができる。 くし形フィルタ32による処理が不必要であると、位相追跡器36の出力端子 が多極スイッチ30の1つの極を介してビタビデコーダ40に接続されて、元の データビットX1,X2の見積もりを得る。前記国際特許出願PCT/US95/ 08174号公開明細書に開示されているように、LSI Logic Co rp.,により製造されたビタビデコーダなどの、ビタビデコーダがブランチメ トリック発生器(MNG)を含む。このブランチメトリック発生器は受信多重レ ベル記号に応答してブランチメトリックを発生し、それを加算、比較、および選 択(ACS)ユニットに加える。ACSユニットはパスメトリック蓄積メモリ( 図示せず)に双方向に結合され、トレースバック(traceback)メモリ を供給もする。 ビタビデコーダのACSユニットはBMGにより発生されたブランチメトリッ クに応答して、各多重レベル記号のための複数のパスメトリックを発生する。各 パスメトリックはコンボリューションエンコーダの選択された状態に対応する。 本発明で用いるコンボリューションエンコーダ(すなわち、トレリスエンコーダ 52)は、第6図に示す状態表のQ10(n)欄により示すように4つの状態 を有する。それらの4つの状態のおのおのは4回繰り返される。その理由は、第 6図のY21(n)欄に示されている中間ビットY1,Y2の4つの可能な状態 のためである。Z210(n)欄がQ10(n)欄およびY21(n)欄 から得られる。すなわち、第3図に示すように、出力ビットZ2は中間ビットY2 に常に等しく、出力ビットZ1は中間ビットY1に常に等しく、出力ビットZ0は 状態ビット中間ビットQ0に常に等しい。サブセット(n)欄は4つのサブセッ ト{a,b,cまたはd}のどれにポイントがあるかを示す。R(n)欄は、Z2 ,Z1,Z0ビットを出力データレベルにマップすることにより決定される。次 の状態Q10(n+1)は現在の状態Q10(n)と現在の入力ビットY1( n)との組合わせにより定められる。 第6図の状態表における情報は第7図のトレリス線図により表すこともできる 。そこに示すように、ACSユニットにより維持される4つのパスメトリックが 4つのエンコーダ状態に対応する。第5図、第6図および第7図に示すように、 エンコーダが状態00または状態10にある時は、現在の出力期間中の記号出力 は サブセットbまたはサブセットdにあり、およびエンコーダが状態01または状 態11にある時は、現在の出力期間中の記号出力はサブセットaまたはサブセッ トcにある。更に、最小値を持つパスメトリックがエンコーダの現在の状態につ いての最良の見積もりを提供する。すなわち、ACSユニットにより発生された 最小パスメトリックがエンコーダの現在の状態の見積もりを提供し、以後の記号 がどのサブセットにあるか予測できるようにする。 上記のように、第4図に示すようにスライスされた信号が、チャネル等化器3 4の出力を基にしてその等化器のために決定され、第4図に示すようにスライス された信号が、位相追跡器36の出力を基にしてその位相追跡器のために決定さ れる。8レベル記号をスライスするための7スライスレベルの1つのセットによ り特徴づけられる従来のスライサを用いて、スライスを行うことができる。7つ のレベルを第5図の欄Eに示す。したがって、+6より正であるレベルを持つ記 号が、チャネル等化器34または位相追跡器36へ量子化された値+7として帰 還され、+4と+6の間のレベルを持つ記号が量子化された値+5として帰還さ れ、+2と+4の間のレベルを持つ記号が量子化された値+3として帰還され、 0と+2の間のレベルを持つ記号が量子化された値−1として帰還され、−2と −4の間のレベルを持つ記号が量子化された値−3として帰還され、−4と−6 の間のレベルを持つ記号が量子化された値−5として帰還され、−6以下のレベ ルを持つ記号が量子化された値−7として帰還される。 このやり方は理論的には完全に満足できるが、送信中及び受信中に混じった雑 音のためにのみ、記号レベルの振幅がスライスレベルと交差するような雑音の多 い条件の下では、それの性能が低下することがある。上記例では、+5の値をも ともと持つ記号の振幅は雑音により小さくされることがあり、そのために位相追 跡器36の出力端子またはチャネル等化器の出力端子におけるそれの値は+6. 1である。雑音がないと+5の記号は従来のスライサによりそれの適切に 等化された値+5まで正しくスライスされる。しかし、雑音が存在すると+5の 記号は従来のスライサにより、不正確な等化された+7に不適切にスライスされ る。 したがって、従来のスライサとは異なって、本発明のスライサは下記の目的の ために複数のスライスレベルセットを蓄積する。それらのスライサの1つ、スラ イサ74(第4図)、をチャネル等化器とともに用いる。スライサ78は出力を (スイッチ30を通じて)チャネル等化器34と、加算器79の負入力端子とに 提供し、入力をチャネル等化器34の出力端子ばかりでなく、部分ビタビデコー ダ80のACSユニットからも受ける。(たとえば、スライサ70の出力が帰還 フィルタに供給され、加算器79の出力が訓練アルゴリズムに供給されるように 、チャネル等化器34は帰還フィルタと訓練アルゴリズムを有する種類のものと することができる。)チャネル等化器34の出力端子は加算器79の正入力端子 にも接続される。部分ビタビデコーダ80のためにACSユニットとビタビデコ ーダのBMGのみが求められる。同様に、従来のスライサの代わりに、スライサ 82が位相追跡器36と共に用いられる。スライサ82は記号入力端子84と、 セット選択入力端子86と、出力端子とを有する。記号入力端子は位相追跡器3 6の出力端子に接続され、セット選択入力端子はビタビデコーダ40のACSユ ニットに接続される。スライサ82の出力端子は加算器87の負入力端子に接続 される。加算器87の正入力端子は記号入力端子84に接続される。加算器87 の出力端子は多極スイッチ30の他の極を通じて位相追跡器36に接続される。 位相追跡器36が前記米国特許第5,087,975号明細書に開示されている 位相追跡器であるならば、スライサ82はそこに開示されているマッパー34に 組み込まれる。くし形フィルタ32がアクティブでない時はスライサ78と82 はアクティブである。 加算器78と、位相追跡器36と、ビタビデコーダ40とで使用されるスライ サ82は3つのスライスレベルの2つのセットを蓄積する。3つのスライスレベ ルの1つのセットを第5図の欄Fに示す。そのセットは、ビタビデコーダ40の ACSユニットにより供給された最低パスメトリックがエンコーダ状態01また は11に対応する時に、スライサ82により使用される。3つのスライスレベル の他のセットを第5図の欄Gに示す。そのセットは、ビタビデコーダ40のAC Sユニットにより供給された最低値パスメトリックがエンコーダ状態00または 10に対応する時に、スライサ82により使用される。 いいかえると、ビタビデコーダ40のACSユニットにより供給された最低値 パスメトリックがエンコーダ状態01または11に対応するならば、対応する量 子化されたレベルを得るために、第5図の欄Fにおける3つのスライスレベル8 8,90,92のみを使用する必要があるように、位相追跡器36の出力端子に おける多重レベル記号がサブセットaまたはサブセットcに属すると仮定される 。したがって、位相追跡器36の出力端子に生じて、スライサ82に供給される 多重レベル記号が+5より正であるならば、この多重レベル記号は+7の値に量 子化される。多重レベル記号が+5と+1の間であれば、この多重レベル記号は +3に量子化される。多重レベル記号が+1と−3の間であれば、この多重レベ ル記号は−1に量子化される。多重レベル記号が−3より負であるならば、この 多重レベル記号は−5の値に量子化される。 同様に、最低パスメトリックがエンコーダ状態00または10に対応するなら ば、多重レベル記号がサブセットbまたはサブセットdに属すると仮定されるか ら、欄Fに関連して上で述べたように、スライサ82により加算器87に供給さ れる量子化されたレベルを得るために、第5図の欄Gにおけるただ3つのスライ スレベルが用いられる。したがって、位相追跡器36の出力端子に生じて、スラ イサ82に供給される多重レベル記号が+3より正であるならば、この多重レベ ル記号は+5の値に量子化される。多重レベル記号が−1と+3の間であれば、 この多重レベル記号は+1に量子化される。多重レベル記号が−5と−1の間で あれば、この多重レベル記号は−3に量子化される。多重レベル記号が−5より 負であるならば、この多重レベル記号は−7の値に量子化される。 欄Fと欄Gのいずれを使用しても、隣接するスライスレベルの間の距離は欄E の従来のスライスレベルのそれの2倍であり、それによりスライス装置は大幅に 頑丈になる。雑音により+6.1レベルの記号に悪化された公称+5レベルの記 号について説明した上の例では、本発明がないと、その記号はそれの正確な値で ある5の代わりに+7の値に量子化される。しかし、本発明では、ビタビデコー ダ40のACSユニットにより発生された最低パスメトリックが適切なスライス レベル、すなわち、欄Gにおけるスライスレベルのセット、の使用を指示するか ら、適切な結果が生じさせられる。 位相追跡器36の適切な素子に加えられる誤差信号を発生するために、加算器 87はスライサ82により発生された量子化された値を位相追跡器36の出力端 子における多重レベル記号から差し引く。 等化器34に組合わされたスライサ78はスライサ82に類似するようにして 動作できる。 スライサ82および加算器87の動作の伝達特性を第11図に示す。この図示 の実施形態においては3つのスライス値の例、−3,+1および+5を示す。ビ タビデコーダ40のACSユニットにより発生された最低値パスメトリックによ り指示されているように、スライス値と、位相追跡器36の出力とが、たとえば 、+5であるならば、零誤差値が発生される。スライス値が−5で、位相追跡器 36の出力が+5.5であるならば、誤差値+0.5が発生される、等である。 位相追跡器36が前記米国特許第5,087,975号明細書に開示されている 位相追跡器であれば、この特許に開示されているマッパー34はそれの差を発生 するためにこの誤差値を使用する。 しかし、データ(たとえば、位相追跡器36の出力)が2つのスライス値の中 間に近い(約+3などの)とすると、データを+1または+5の値にスライスす るについて不確実性が存在するから、そのデータを不正確にスライスすることが 有り得る。不正確なスライスによって誤差が生じ、悪い向きへの修正が行われる ことがある。そのような状況では、スライスの決定が、おそらく悪い方向に修正 するのではなくて、不正確になりがちであるような領域において小さい修正が試 みられるように、重み付けられた誤差信号を発生する方がより良いことがある。 それらの状況において重み付けられた誤差信号を正確に発生するために、スライ サ82と加算器87を単一の誤差ルックアップ・テーブルに組合わせて、第12 図に示す応答などの、希望する任意の応答を発生できる。第12図に示すように 、誤差信号零がスライス値の中間に発生される。他のデータ値での誤差信号が、 第12図の特性に従って同様に修正される。 第12図の特性を実現するための好適な技術は、スライサおよびそれの対応す る加算器の代わりに、第3図に示すように、誤差LUT100を使用することで ある。誤差LUT100は多数のルックアップ・テーブルを蓄積する。それらの ルックアップ・テーブルでは、ビタビデコーダ40のACSユニットにより発生 された最低値パスメトリックに応答してアクティブなルックアップ・テーブルが 選択される。そうすると、入力データの各値は選択されたルックアップ・テーブ ル内の記憶場所をアドレスし、その記憶場所に記憶されている誤差が対応する誤 差信号として読出される。 ビタビデコーダ40とともに動作するスライサ82についての上の説明は、受 信器26の第2の処理経路に沿ってデータ処理が行われる場合、すなわち、デー タを処理するためにくし形フィルタ32を使用しない場合に適用する。しかし、 データ処理が第1の処理経路に沿って行われる場合、すなわち、データを処理す るためにくし形フィルタ32を使用する場合には、ビタビデコーダ38のACS ユニットに接続されるセット選択入力端子を有するスライサ82′をスライサ8 2の代わりに用いる。データが第1の処理経路に沿って処理されるように多極ス イッチ30が動作させられると、スライサ82′はアクティブである。スライサ 82′の出力端子は加算器83に接続される。その加算器は加算器87と同様に 動作する。同様に、スライサ78′の出力端子は加算器87に類似する加算器に 接続され、部分ビタビデコーダ80に類似する、部分ビタビデコーダがスライサ 78′とともに用いられる。 くし形フィルタ32はNTSCチャネル干渉を減少するという所望の効果を持 つが、くし形フィルタ32は受信器のビタビデコーダを複雑にもする。すなわち 、最適なビタビデコーダはトレリスエンコーダの状態ばかりでなく、くし形フィ ルタ32の遅延素子の状態も考慮しなければならない。トレリスエンコーダ52 には4つのエンコーダ状態と、くし形フィルタ32の遅延素子の4つの可能な状 態とがあるから、最適なビタビデコーダは16状態トレリスを処理しなければな らない。前記国際特許出願PCT/US95/08174号公開明細書は、くし 形フィルタとともに使用すべきビタビデコーダの複雑さを減少するための技術を 示す。そのように簡単にされたビタビデコーダは、ビタビデコーダ38および部 分ビタビデコーダ94のために使用できる。 ビタビデコーダ38と部分ビタビデコーダ94との各BMGは7つのブランチ メトリックを発生する。7つのブランチメトリックのおのおのはくし形フィルタ 32の出力端子における記号レベルと、7つの共同セットA,B1,B2,C1 ,C2,D1,D2のおのおのの3つの値の最も近い1つとの間の二乗ユークリ ッド距離を表す。それらの共同セットと、各共同セットのための3つの値(黒い 丸として示す)とをこの明細書の第8図に示す。 第8図に示すそれらの共同セットは以下の説明に従って第9図に示すように配 列され直す。トレリスエンコーダ52が特定の状態にあると、第7図に示すよう にそれの出力は4つのサブセットのただ2つにあることができる。たとえば、ト レリスエンコーダ52が状態00にあると、次の記号はサブセットbまたはcに 必ずある。トレリスエンコーダ52の状態の現在の見積もりを用いて、それら2 つのサブセットのどれに次の記号があることができることを予測できる。したが って、スライサ82は、サブセットbとサブセットdの少なくとも一方を構成す る4つの振幅の1つに信号を量子化できる。 くし形フィルタ32がアクティブであると類似の手順が行われる。トレリスエ ンコーダ52とくし形フィルタ32との組合わせが特定の状態にあると、くし形 フィルタ32の出力が、第8図に示す7つのサブセットのただ2つのうちの1つ にあることを、第14図から示すことができる(第14図は前記国際特許出願P CT/US95/08174号公開明細書から再現されるものであって、くし形 フィルタ32がアクティブである場合のトレリス線図である)。したがって、( i)トレリスエンコーダ52とくし形フィルタ32との組合わせが状態0にある と、次の記号はサブセットAまたはサブセットC2に必ずあり、(ii)トレリ スエンコーダ52とくし形フィルタ32との組合わせが状態1にあると、次の記 号はサブセットAまたはサブセットC1に必ずあり、(iii)トレリスエンコ ーダ52とくし形フィルタ32との組合わせが状態2にあると、次の記号はサブ セットB2またはサブセットD2に必ずあり、(iv)トレリスエンコーダ52 とくし形フィルタ32との組合わせが状態3にあると、次の記号はサブセットB 1またはサブセットD2に必ずあり、(v)トレリスエンコーダ52とくし形フ ィルタ32との組合わせが状態4にあると、次の記号はサブセットB1またはサ ブセットD1に必ずあり、(vi)トレリスエンコーダ52とくし形フィルタ3 2との組合わせが状態5にあると、次の記号はサブセットB1またはサブセット D2に必ずあり、(vii)トレリスエンコーダ52とくし形フィルタ32との 組合わせが状態6にあると、次の記号はサブセットAまたはサブセットC1に 必ずあり、(viii)トレリスエンコーダ52とくし形フィルタ32との組合 わせが状態7にあると、次の記号はサブセットAまたはサブセットC2に必ずあ る。 遷移(i)と(viii)との出力共同セット(AとC2)が同じであること 、遷移(ii)と(vii)との出力共同セットが同じであること、遷移(iv )と(vi)との出力共同セットが同じであることが注目される。したがって、 トレリスエンコーダ52/くし形フィルタ32の組合わせに対して、くし形フィ ルタ32の出力が2つの共同セットの5つのグループの1つの中になければなら ないように、それらの7つの共同セットはそれらの5つのグループに再配列でき る。ビタビデコーダ38により見積もられるトレリスエンコーダ52およびくし 形フィルタ32の状態を用いて、それら5つのグループのどれに次の記号がある ことができるかを予測できる。 それら5つのグループを第9図に示す。各グループは5つのスライスレベルを 持つ。同様に、グループAとC1とはスライスレベル+6,+2,−2,−6お よび−10を持ち、グループB2とD2とはスライスレベル+12,+8,+4 ,0および−4を持ち、グループB1とD2とはスライスレベル+8,+4,0 ,−4および−8を持ち、グループB1とD1とはスライスレベル+4,0,− 4,−8および−12を持つ。したがって、ビタビデコーダ38のACSユニッ トにより発生された最低パスメトリックは、第9図に示す5つのグループの内の 1つのグループのスライスレベルを選択する。その後で、選択されたスライスレ ベルのセットをスライサ82′が用いて、位相追跡器36の出力をスライスし、 加算器83に供給する量子化された値を発生し、または選択されたスライスレベ ルのセットをスライサ78′が用いて、位相追跡器34の出力をスライスする。 第9図に示すスライスレベルの5つのセットを第10図に示すスライスレベル の2つのセットに再編成できる。第10図に示すそれらのスライスレベルの2つ のセットは第9図に示すスライスレベルの5つのセットより多少頑丈さに欠ける が、それら2つのセットの選択処理はそれより簡単になる。スライス値の第1の セットA,C1,C2は6つのスライスレベルを持ち、スライス値の第2のセッ トB1,B2,D1,D2は7つのスライスレベルを持つ。スライサ78′と8 2′は第8図に示す7つのスライスレベルグループ、第9図に示す5つのスライ スレベルグループ、または第10図に示す2つのスライスレベルグループをそれ ぞれ適切に蓄積する。 それらの蓄積されたスライスレベルで、スライサ82がビタビデコーダ40の ACSユニットからの最低パスメトリックに応答するのと同様にして、スライサ 82′はビタビデコーダ38のACSユニットからの最低パスメトリックに応答 し、スライサ82がビタビデコーダ40のACSユニットに応答するのと同様に して、スライサ78′はビタビデコーダ94のACSユニットからの最低パスメ トリックに応答する。同様に、スライサ82がビタビデコーダ40のACSユニ ットに応答するのと同様にして、スライサ78はビタビデコーダ80のACSユ ニットからの最低パスメトリックに応答する。 本発明のいくつかの限定について上で説明した。他の変更を本発明の技術の当 業者は行えるであろう。たとえば、トレリスエンコーダ52は、本発明から逸脱 することなしに、第3図に示すもの以外の他の態様を取ることができる。たとえ ば、エンコーダの状態の数を図示の数とは異ならせることができ、開示した帰還 ではなくてフィードフォーワード・アーキテクチャを使用でき、帰還構成または フィードフォーワード構成のいずれにも非系統的符号化を採用できる。 また、たとえば、直角振幅偏重(QAM)および復調を用いるものなどの、V SB以外の変調技術と復調技術を使用できる。 更に、8レベル記号に関連して本発明を説明したが、本発明は任意の数のレベ ルを持つ記号に使用できることを理解すべきである。 したがって、本発明の説明は、単なる例示として理解すべきであり、かつ当業 者に本発明を実施する最良の態様を教示する目的のためのものである。本発明の 要旨から逸脱することなく細部を大幅に変更でき、添付した請求の範囲の範囲内 にある全ての変更の排他的な使用を留保する。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(GH,KE,LS,MW,S D,SZ,UG),UA(AM,AZ,BY,KG,KZ ,MD,RU,TJ,TM),AL,AM,AT,AU ,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,CA,CH, CN,CU,CZ,DE,DK,EE,ES,FI,G B,GE,GH,HU,IL,IS,JP,KE,KG ,KP,KR,KZ,LC,LK,LR,LS,LT, LU,LV,MD,MG,MK,MN,MW,MX,N O,NZ,PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG ,SI,SK,TJ,TM,TR,TT,UA,UG, UZ,VN,YU

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 複数の多重レベル記号を含むデータ信号を発生する発生手段と、 各多重レベル記号に応答して、データ信号を特徴付ける最低パスメトリックを 決定する決定手段と、 最低パスメトリックに応答してスライス値の複数のセットの1つを選択する選 択手段と、 選択したスライス値のセットに応答して多重レベル記号をスライスするスライ ス手段と、 を備えるデータプロセッサ。 2. 請求項1記載のデータプロセッサにおいて、スライス値の複数のセット のおのおのはいくつかのスライス値を持ち、多重レベル記号は値の数により特徴 付けられ、各スライス値セットのスライス値の数は多重レベル記号を特徴付ける 値の数の半分より少ないデータプロセッサ。 3. 請求項1または2記載のデータプロセッサにおいて、各スライス値セッ トの隣接するスライス値は相互に離隔され、スライス値のセットの1つのセット のスライス値はスライス値のセットの他の1つのセットのスライス値からずらさ れるデータプロセッサ。 4. 請求項1または2記載のデータプロセッサにおいて、各スライス値セッ トの隣接するスライス値はほぼ等しい量だけ相互に離隔され、スライス値のセッ トの1つのセットのスライス値はスライス値のセットの他の1つのセットの対応 するスライス値からほぼ等しい量だけずらされるデータプロセッサ。 5. 請求項1または2記載のデータプロセッサにおいて、データ信号は4状 態エンコーダにより符号化された複数の8レベル記号を有し、決定手段は各記号 に応答して、エンコーダのそれぞれの状態におのおの対応する4つのパスメトリ ックを計算する手段を備えるデータプロセッサ。 6. 請求項5記載のデータプロセッサにおいて、4状態エンコーダはコンボ リューションエンコーダであるデータプロセッサ。 7. 請求項6記載のデータプロセッサにおいて、選択手段はスライス値の2 つのセットの1つを選択する手段を備え、各スライス値セットは3つのスライス 値を含むデータプロセッサ。
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