JPH11506650A - 調節可能なひじ掛け組み立て体 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 支持部材（１２）、ひじ掛け部材（５０）、ロック要素（３０）、調節部材（５８）を含む調節可能な椅子用ひじ掛け組み立て体。支持部材（１２）は椅子（１１）に取り付けられ、ほぼ上方に延びている。ひじ掛け部材（５０）は支持部材（１２）とほぼ同軸に延びている。ロック要素（３０）は支持部材（１２）とひじ掛け部材（５０）の一つに取り付けられている。

Description

【発明の詳細な説明】 調節可能なひじ掛け組み立て体 発明の背景 本発明は、椅子のひじ掛けの分野に関する。より詳しくは、さまざまな位置や 高さに調節し、使用者に快適な椅子を提供するひじ掛けの分野に関する。 椅子特に、事務用椅子は、椅子の使われ方と予想される使用者の平均的なサイ ズに基づく固定位置に、ひじ掛けを固定して設計されていた。しかし、事務所の 環境においては、異なったサイズの人が同じサイズの椅子で長時間過ごす。従っ て、所定の人の特定の体型に合うよう調節出来るひじ掛けを持つことが望ましい 。椅子、特にひじ掛けは広く多様なサイズや体型の人に快適でなければならない 。同様に、ひじ掛けは、椅子の使用者の多様な活動によって調節出来るべきであ る。例えば、使用者は、使用者が机上でペンと紙で仕事をする時はひじ掛けをあ る高さにし、コンピュータで仕事をする時は別の高さにすることを望む。さらに 、ひじ掛けは椅子の使用に関係する多様な活動に適応するために角度的にも調節 出来るべきである。使用者はタイプを打つときやペンと紙での仕事をする時に第 １の角度位置のひじ掛けを望むであろう。しかし、使用者は、コンピュータのマ ウスで仕事をするときは別の角度位置を望むであろう。 いくつかの調節可能なひじ掛けは先行技術に開示されている。例えば、U.S.PA T.4,951,995(Teppo 他)には、椅子用の複合のひじの高さ調節機構が開示されて いる。垂直運動移動機構が、横方向に間隔を持った二つのひじ掛けを相互に連結 している。回転歯車を持ったケーブル組み立て体が、第一のひじの動きを第二の ひじに対応した動きに伝達し、これによってひじ掛け組み立て体の同期した動き を提供する。US.PAT4,884,846(Tobler)は制限された高さ調節能力を持つひじ掛 けを開示している。このひじ掛けは、ひじ掛け支持の上で搬送要素の回転により 調節される。支持要素は、搬送要素により共に結合した右ネジ及び左ネジの二つ の部分的ボルト構造である。 調節可能なひじ掛けは以前に開示されているが、安い製造コストで、信頼性の ある動きをする調節可能なひじ掛けの要望が今なお存在する。 発明の概要 簡潔に言えば、本発明は、支持部材、ひじ掛け部材、ロック要素、調節部材を 含み、椅子用の調節可能なひじ掛け組み立て体を目指している。発明の第一の観 点によれば、支持部材は椅子に取り付けられており、そこからほぼ上へ向かって 延びている。ひじ掛け部材は支持部材とほぼ同軸に延びている。ロック要素は支 持部材とひじ掛け部材のうちの一つに取り付けられている。突起面はロック要素 の端部から延びており第一のかみ合い要素を含む。調節部材は支持部材とひじ掛 け部材のうちの他方に取り付けられている。調節部材とロック要素は相互に可動 である。垂直に間隔を持った複数のフランジが調節部材に複数の凹部を形成して いる。各々の凹部はロック要素の突起部を受入れるように作られ、第一のかみ合 い要素に対応する第二のかみ合い要素を持っている。第一のかみ合い要素と第二 のかみ合い要素が離脱すると、ひじ掛け部材は角度的に可動になる。第一のかみ 合い要素と第二のかみ合い要素が離脱し、ロック要素の突起部が調節部材の凹部 から離脱すると、ひじ掛け部材は角度的にも垂直方向にも可動になる。 発明の他の観点によれば、ロック要素は支持部材に取り付けられ、調節部材は ひじ掛け部材に取り付けられている。 発明の更に他の観点によれば、第一のかみ合い要素は垂直に延びた複数の歯か らなり、第二のかみ合い要素はピン形状面からなっている。 本発明の調節可能なひじ掛け組み立て体は三つの動作の基本態様を持つ。即ち １）ロック位置、２）角度的に動く位置、３）角度的にも垂直方向にも動く位置 である。ロック位置では、ロック要素の突起面は調節部材の凹部にかみ合ってお り、第一のかみ合い要素と第二のかみ合い要素はかみ合っている。角度的に動く 位置では、ロック要素の突起面は調節部材の凹部にかみ合っている。しかし、第 一のかみ合い要素と第二のかみ合い要素は離脱しており、ひじ掛け部材の角度的 な動きが出来る。角度的にも垂直方向にも動く位置では、ロック要素の突起面は 調節部材の凹部から離脱しており、第一のかみ合い要素と第二のかみ合い要素も また離脱している。この位置では、ひじ掛け部材は使用者によって選ばれた位置 に角度的にも垂直方向にも可動である。 図面の簡単な説明 図１は、本発明の調節可能なひじ掛け組み立て体の好ましい実施態様の展開図 である。 図２は、本発明の調節可能なひじ掛け組み立て体の好ましい実施態様の斜視図 である。 図３は、本発明の調節可能なひじ掛け組み立て体の作動要素のない好ましい実 施態様の正面図である。 図４は、本発明のロック位置にあるひじ掛け組み立て体の好ましい実施態様の 上面図である。 図５は、本発明の部分的にロックされない位置か、あるいは角度的に調節可能 な位置にあるひじ掛け組み立て体の好ましい実施態様の上面図である。 図６は、本発明の角度的にも垂直方向にも調節可能なロックされない位置にお けるひじ掛け組み立て体の好ましい実施態様の上面図である。 図７は、本発明の好ましい実施態様のつめの斜視図である。 図８は、本発明の好ましい実施態様の調節部材の斜視図である。 好ましい実施態様の詳細な説明 図面に関連し、図１は、本発明の好ましい実施態様による椅子１１用の調整可 能なひじ掛け組み立て体１０を示す。組み立て体１０は、椅子の座部の下に固着 された支持部材１２すなわち筒を含む。据え付け要素１４は、椅子１１の座部の 下から外向きに延びて、垂直に上向きに延びた支持部材１２を有している。支持 部材１２は、内部通路１６を有し、棒１８の中央部がそこを通ることが出来る。 据え付け要素１４の開口部２０は棒１８のボタンヘッド２１を受入れる。 ロック要素すなわちつめ３０は、支持部材１２の上部３２の中に固定されてい る。つめ３０は、９０度の角度をおいて延びている４個のフランジ（２個が見え ている）を持ち、支持部材１２の上部３２の中の対応する溝３６とかみ合ってい る。つめ３０は、中心位置に貫通した開口３８を持つ。六角ナットのような締め つけ機構４０が据え付けられ、棒１８の上部のネジ山部と螺合する。その結果、 つめ３０は、支持部材１２と椅子１１に対し決められた位置に固定される。図７ でよく分かるように、つめ３０は、外向きの突出部４４を持つ。突出部４４は、 その端部に、ほぼ垂直に伸びた複数の歯４６を持つ。好ましい実施態様によれば 、つめ３０は３個の歯４６を持つ。 好ましい実施態様において、据え付け要素１４はプラスチックカバー付きの鋼 鉄の芯を有する。支持部材１２は冷間圧延加工で鋼鉄から、つめ３０はアセター ルのようなプラスチック材料から作られる。 ひじ掛け部材５０は、支持部材１２に滑り可能に据えつけられる。ひじ掛け部 材５０は、支持部材１２を受入れるように寸法を決められた内部通路５２すなわ ち空洞を持つ。ひじ掛け部材５０と支持部材１２は支持部材１２に対してはめ込 み式に調節出来るひじ掛け部材５０とほぼ同軸に延びる。ひじ掛け部材５０は、 中央に位置する内部の突起を持ち、その突起は調節部材５８の底部５７から下向 きに延びているハブ５６を受入れる。図３に示すように、スロット６０は、ひじ 掛け部材５０の上部６２で水平に延びている。ひじ掛け部材５０の上面６４は、 使用者のひじを支えるひじパット６４を受ける。ネジ６６のような締めつけ機構 がひじパット６４をひじ掛け部材５０に固定するように作用する。 図１及び図８に示すように、調節部材５８は、水平に延びた複数のフランジに よって形成された、垂直に整列した複数の凹部７０を持つ。各々の凹部７０は、 つめ３０の外向きに突出した突起４４が入る大きさになっている。好ましい実施 態様においては、調節部材５８は７個の凹部７０を含む。各々の凹部７０には、 ピン形状面７２が、その曲がった後壁７４に沿って中央部に置かれている。ピン 形状面７２は、つめ３０にある歯４６の一つとかみ合う大きさになっている。好 ましい実施態様では、調節部材５０は、高さ約１２７ｍｍ（５インチ）で、約９ .５ｍｍ（３／８インチ）の高さの凹部７０をつ。調節部材５０は、長さ約（２ ８.６ｍｍ（１と１／８インチ）、深さ約１５.９ｍｍ（５／８インチ）が好まし い。四角い鋼鉄の柄７８が調節部材５８の凹部７０の反対側に取り付けられ、作 動エレメント８０と共に使用される。柄７８は、ひじ掛け部材５０の上部６２の スロット６０を貫通している。柄７８の少し上には、バネ結合面８４が調節部材 から外向きに少し突出している。バネ８６は、調節部材５８の結合面８４に接続 され、ひじ掛け部材５０の上面６４の止め金具８８まで帯びている。バネ８６は 、調節部材５８を偏向してつめ３０と係合するように働く。調節部材５８とひ じ掛け部材５０は、Allied Signal の部品番号8233G で作られたガラス入りナイ ロンを使用して射出成形方法によって製造することが望ましい。また、好ましい 実施態様において、作動エレメント８０はポリプロピレンで出来ている。 下側のハブ５６に対応して、上側のハブ９２は、調節部材５８の上面９３から 上向きに延びている。上側のハブ９２は、ひじ掛け部材５０の上面６４に取り付 けられた止め金具９４に対し動くように接続されている。上側下側のハブ９２、 ５６は、使用者が作動エレメント８０を動かした時、調節部材５８が回転するピ ボット軸を形成する。さらに詳しくは、調節部材５８は、上側下側のハブ９２、 ５６によって形成された軸線を中心にして旋回する。好ましい実施態様では、止 め金具９４は鋼鉄で作られる。 止め金具９４は、その外側周辺に沿って三つの開口部９６を持つ。開口部９６ は、そこを通すネジ９８のような締めつけ要素を受入れる。このようにして、止 め金具９４はひじ掛け部材５０の上面６４に固定される。大きな開口部１００に は調節部材５８の上側のハブ９２を受入れる。従って、止め金具９４と突起５３ は調節部材５４をひじ掛け部材５０に固定するように作用する。 作動エレメント８０は、ひじ掛け部材５０の外面に対し可動に接続されている 。柄７８は、作動エレメント８０の裏側の導管１０２に固定され、作動部材５０ と調節部材５８を相互に繋ぐ。柄７８はスロット６０を貫通し、その長手方向に 可動である。その結果、作動エレメント８０もスロット６０の長手方向に水平に 可動である。 図面に示された本発明の好ましい実施態様は、当業者によって変形されてもな お、本発明を実行するものであるということが分かる。例えば、好ましい実施態 様は、支持部材とひじ掛け部材について、ロック要素と調節部材の相対的な関係 を変えるように変形される。より詳しくは、ロック要素は、ひじ掛け部材に可動 に取り付けられ、調節部材は支持部材に固定して取り付けられる。そこで、ロッ ク要素は、調節部材に係合したり離れたりするよう移動され、以下に述べるよう な同一の相対的モードを提供する。他の変形によれば、調節部材は、ロック要素 を回転可能ではなくて滑り可能に係合する。さらに他の変形によれば、つめのか み合う歯と凹部のピン形の面は、回り止めと複数の凹部に置き換え得る。従って 、 図面に示された出願人の発明の好ましい実施態様は多様な方法で変更出来るとい うことが分かる。 図４から図６はひじ掛け組み立て体１０の実際の動作を最もよく表している。 図４に示すように、ロック位置において、バネ８６は、調節部材５８をつめ３０ と係合するように偏向し、ひじ掛け部材５０を所定の位置で固定する。さらに詳 しくは、つめ３０の突起部４４は凹部７０に取り込まれ、つめ３０の端部の歯の 一つは、凹部７０の後壁７４のピン形状面７２によって係合される。この位置で は、ひじ掛け部材５０は支持部材１２を持った位置にロックされる。 ひじ掛け部材５０の角度的な位置（垂直方向の位置ではなく）を調節するため に、使用者は、作動部材８０をひじ掛け部材５０の上部６２の外面に沿って約１ ０度滑らせる。それによって、使用者は調節部材５６と作動エレメント８０をロ ック位置に偏向するバネ８６の力に打ち勝つ。この動きの結果、調節部材５８は つめ３０との係合から短い距離だけ外れる。さらに詳しくは、つめ３０の歯４６ は、凹部７０の後壁７４のピン形状面７２から離脱される。しかし、調節部材５ ８は、突起部４４が凹部７０から完全に離脱するまでには回転しない。むしろ、 突起部４４はなお選択された凹部７０内に取り残されている。図５に示すように 、この位置では、ひじ掛け部材５０は回転し、支持部材１２に対するひじ掛け部 材５０の角度の位置を調節する。この位置では、ひじ掛け部材５０は垂直方向に は調節出来ない。 ひじ掛け部材５０を新しい角度位置に回転した後、使用者が作動エレメント８ ０を離脱させ、ひじ掛け部材５０を新しい角度位置に固定する。調節部材５８を 廻し戻して以前のような完全係合状態にする。この新しい角度位置以外では、つ め３０の端部の異なった歯４６が、凹部７０のピン形状面７２によって係合され る。このようにして、ひじ掛け部材５０は新しい角度位置に固定される。 支持部材１２に関連するひじ掛け部材５０の高さと垂直の位置を調節するため に、使用者は再び作動部材８０を滑らせる。しかし、今度は、更に動くのを防止 するために、使用者は作動エレメント８０を、少なくとも２０度あるいは柄７８ がスロット６０の反対の端に達するまで滑らせなければならない。このように作 動部材８０を動かすことによって、調節部材５８はつめ３０とのかみ合いから完 全に外れる。即ち、歯４６を含めて全体の突起部４４は完全に凹部７０から離れ る。図６に示すように、この位置では、ひじ掛け部材５０は垂直方向にも角度的 にも動き得る。そこで、ひじ掛け部材５０は使用者が選ぶように上向き、下向き 、あるいは角度的にも動く。 一度使用者が新しい垂直方向位置と（もし望むならば）角度的位置を選択すれ ば、作動エレメント８０は離され、ロック位置に戻る。調節部材５８はつめ３０ との係合に回り戻る。つめ３０の突起部４４が、調節部材５８の新しい凹部７０ 内に捕らえられ、つめ３０の端部の歯４６が凹部７０のピン形状面７２と係合す る。好ましい実施態様においては、調節可能なひじ掛け組み立て体１０は１０１ .６ｍｍ（４インチ）の調節範囲を持っている。 上述の実施態様は実例であり、限定するためのものではない。発明の範囲は前 述の説明ではなくて請求範囲によって示される。例えば、上述のように、支持部 材とひじ掛け部材に対する調節部材とつめの相対的位置は、この発明の精神から 逸脱することなく変更出来る。また、本発明のつめの歯の数や素子の製造に使わ れる特定の材料もまた変更可能である。それ故、本発明は発明の精神から逸脱す ることなく他の特定な形態で実施可能である。従って、請求範囲内での全ての変 更はこれに含まれるものである。

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 ＥＰ(ＡＴ，ＢＥ，ＣＨ，ＤＥ， ＤＫ，ＥＳ，ＦＩ，ＦＲ，ＧＢ，ＧＲ，ＩＥ，ＩＴ，Ｌ Ｕ，ＭＣ，ＮＬ，ＰＴ，ＳＥ)，ＯＡ(ＢＦ，ＢＪ，ＣＦ ，ＣＧ，ＣＩ，ＣＭ，ＧＡ，ＧＮ，ＭＬ，ＭＲ，ＮＥ， ＳＮ，ＴＤ，ＴＧ)，ＡＰ(ＫＥ，ＬＳ，ＭＷ，ＳＤ，Ｓ Ｚ，ＵＧ)，ＵＡ(ＡＭ，ＡＺ，ＢＹ，ＫＧ，ＫＺ，ＭＤ ，ＲＵ，ＴＪ，ＴＭ)，ＡＬ，ＡＭ，ＡＴ，ＡＵ，ＡＺ ，ＢＢ，ＢＧ，ＢＲ，ＢＹ，ＣＡ，ＣＨ，ＣＮ，ＣＺ， ＤＥ，ＤＫ，ＥＥ，ＥＳ，ＦＩ，ＧＢ，ＧＥ，ＨＵ，Ｉ Ｌ，ＩＳ，ＪＰ，ＫＥ，ＫＧ，ＫＰ，ＫＲ，ＫＺ，ＬＫ ，ＬＲ，ＬＳ，ＬＴ，ＬＵ，ＬＶ，ＭＤ，ＭＧ，ＭＫ， ＭＮ，ＭＷ，ＭＸ，ＮＯ，ＮＺ，ＰＬ，ＰＴ，ＲＯ，Ｒ Ｕ，ＳＤ，ＳＥ，ＳＧ，ＳＩ，ＳＫ，ＴＪ，ＴＭ，ＴＲ ，ＴＴ，ＵＡ，ＵＧ，ＵＺ，ＶＮ (72)発明者 ブランド ダグラス アメリカ合衆国 ミシガン州 49464 ジ ーランド サウス サンフォード 140

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．椅子に取り付けられ、ほぼ上方に延びた支持部材と、 前記支持部材とほぼ同軸に延びたひじ掛け部材と、 前記支持部材と前記ひじ掛け部材のうちの一つに取り付けられ、第一のかみ 合い要素を持つ端部を含む突起部を設けたロック要素と、 前記支持部材と前記ひじ掛け部材の残りの一つに取り付けられた調節部材で あり、前記調節部材と前記ロック素子は相互に動くことが出来、前記調節部材は 垂直方向において間隔をおいた複数のフランジを持ち、前記フランジは複数の凹 部を形成する様に離れており、前記凹部は前記ロック要素の前記突起部が入る大 きさであり、前記第一のかみ合い要素に対応する第二のかみ合い要素を持つ、 を包含する調節可能なひじ掛け組み立て体において、 前記第一と第二のかみ合い要素が係合していない時は、前記ひじ掛け部材は 水平面内で可動であり、前記第一と第二のかみ合い要素が係合せず、更に前記ロ ック要素の前記突起部が前記調節部材の前記凹部に係合していない時は、前記ひ じ掛け部材は水平面内及び垂直面内のどらでも可動出来ることを特徴とする調節 可能な椅子用ひじ掛け組み立て体。 ２．前記第一のかみ合い要素はほぼ垂直に延びた複数の歯であることを特徴とす る請求項１記載の調節可能なひじ掛け組み立て体。 ３．前記第二のかみ合い要素は、前記第一のかみ合い要素の前記歯の一つとかみ 合う大きさの突出したピン形状面であることを特徴とする請求項２記載の調節可 能なひじ掛け組み立て体。 ４．前記ロック要素はつめであることを特徴とする請求項３記載の調節可能なひ じ掛け組み立て体。 ５．前記ひじ掛け部材は前記支持部材を受入れる空洞を含むことを特徴とする請 求項４記載の調節可能なひじ掛け組み立て体。 ６．前記ひじ掛け部材の外面に取り付けられた作動エレメントを更に設けている ことを特徴とする請求項５記載の調節可能なひじ掛け組み立て体。 ７．前記作動エレメントは前記調節部材に取り付けられていることを特徴とする 請求項６記載の調節可能なひじ掛け組み立て体。 ８．前記調節部材は前記ロック要素に対し回転可能であることを特徴とする請求 項７記載の調節可能なひじ掛け組み立て体。 ９．前記調節部材を偏向して前記つめと係合させるために、前記調節部材の上部 とひじ掛け部材に接続されたバネを更に包含することを特徴とする請求項８記載 の調節可能なひじ掛け組み立て体。 10．椅子に取り付けられ、ほぼ上方に延びた支持部材と、 前記支持部材とほぼ同軸に延びたひじ掛け部材と、 前記支持部材に取り付けられ、第一のかみ合い要素を持つ端部を含む突起部 を設けたロック要素と、 前記ひじ掛け部材に取り付けられた調節部材からなり、前記調節部材と前記 ロック要素は相互に動くことが出来、前記調節部材は垂直方向において間隔をお いた複数のフランジを持ち、前記フランジは複数の凹部を形成する様に離れてお り、前記凹部は前記ロック要素の前記突起部を受入れる大きさであり、前記第一 のかみ合い要素に対応する第二のかみ合い要素を持つ、調節可能なひじ掛け組み 立て体において、 前記第一と第二のかみ合い要素が係合していない時は、前記ひじ掛け部材は 水平面内で可動であり、前記第一と第二のかみ合い要素が係合しておらず、更に 前記ロック要素の前記突起部が前記調節部材の前記凹部に係合していないる時は 、前記ひじ掛け部材は水平面内及び垂直面内のどちらでも可動であることを特徴 とする調節可能な椅子用ひじ掛け組み立て体。 11．前記第一のかみ合い要素はほぼ垂直方向に延びた歯であることを特徴とする 請求項１０記載の調節可能なひじ掛け組み立て体。 12．前記第二のかみ合い要素は、前記第一のかみ合い要素の前記歯の一つとかみ 合う大きさの突出したピン形状面であることを特徴とする請求項１１記載の調節 可能なひじ掛け組み立て体。 13．前記ひじ掛け部材は前記支持部材が入る内面によって形成された空洞を含む ことを特徴とする請求項１２記載の調節可能なひじ掛け組み立て体。 14．前記ひじ掛け部材の外面に取り付けられ、前記調節部材に接続された作動エ レメントを更に設けたことを特徴とする請求項１３記載の調節可能なひじ掛け組 み立て体。 15．前記調節部材をひじ掛け部材に固定するために、前記調節部材に取り付けら れるブラケットを更に設けたことを特徴とする請求項１４記載の調節可能なひじ 掛け組み立て体。 16．前記調節部材を偏向して前記ロック要素と係合させるために、前記調節部材 の上部とひじ掛け部材にバネを取り付けたことを特徴とする請求項１８記載の調 節可能なひじ掛け組み立て体。 17．椅子に取り付けられ、ほぼ上方に延びた支持部材と、 前記支持部材とほぼ同軸に延び、前記支持部材を滑り可能に受入れる空洞を 設けたひじ掛け部材と、 前記支持部材に取り付けられ、第一のかみ合い要素を持つ端部を含む突起部 を設けたロック要素と、 前記ひじ掛け部材に取り付けられ、前記ロック要素に対し回転可能であり、 垂直方向に間隔をおいた複数のフランジを持つ調節部材からなり、前記フランジ は複数の凹部を形成する様に離れており、前記凹部は前記ロック要素の前記突起 部を受入れる大きさであり、前記第一のかみ合い要素に対応する第二のかみ合い 要素を持つ、調節可能なひじ掛け組み立て体において、 前記第一と第二のかみ合い要素が係合していない時は、前記ひじ掛け部材は 水平面内で可動であり、前記第一と第二のかみ合い要素が係合しておらず、更に 前記ロック要素の前記突起部が前記調節部材の前記凹部に係合していない時は、 前記ひじ掛け部材は水平面内及び垂直面内のどちらでも可動であることを特徴と する調節可能な椅子用ひじ掛け組み立て体。 18．前記調節部材を偏向して前記つめと係合させるために、前記調節部材の上部 とひじ掛け部材にバネを接続したことを特徴とする請求項１７記載の調節可能な ひじ掛け組み立て体。 19．前記調節部材と前記ひじ掛け部材の外面に取り付けられた作動エレメントを 更に設けたことを特徴とする請求項１８記載の調節可能なひじ掛け組み立て体。 20．前記第一のかみ合い要素はほぼ垂直に延びた歯であり、前記第二のかみ合い 要素は、前記第一のかみ合い要素の前記歯の一つとかみ合う大きさの突出したピ ン形状面であることを特徴とする請求項１９記載の調節可能なひじ掛け組み立て 体。