JPH11506644A - 結び目無し縫合糸アンカーアセンブリ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 本発明は、組織を骨本体に取り付け、再取り付け、または修復するための１部品式（１５０）または２部品式（６６）（６８）の結び目無し縫合糸アンカーアセンブリである。このアセンブリは、組織を骨本体に再取り付けするために結び目を結ぶ必要なく、内視鏡を使った手術方法または開放手術方法を可能にするものである。一実施例では、スパイク部材（１５８）を組織に挿入して、これを通過させ、次に骨本体に挿入する。このスパイク部材は、ラチェット機構により、アンカーアセンブリ（６６）内に確実に締結または取り付けられ、組織を骨本体に引き寄せまたは付着させる。

Description

【発明の詳細な説明】 結び目無し縫合糸アンカーアセンブリ 発明の背景 １．発明の分野 本発明は、組織の修復に使用される装置つまりアセンブリに関する。より詳細 には、このアセンブリは、骨の表面に生物学的組織（腱腱または靭帯）の一部を 付着または修復できるようにするものである。 ２．背景技術の説明 軟質組織、例えば腱および靭帯は、一般に、小さいコラーゲン繊維によって骨 に付着している。この接続部は、強固であるが、腱および靭帯に可撓性を与えて いる。骨から組織が剥離され、修復を必要とする場合、外科医は、縫合糸を骨の 穴に通して結紮することにより、剥離した軟質組織を修復しなければならないこ とが多い。 従来、骨本体に腱または靭帯を固定するための多数の装置が開発されている。 これらの装置は、骨に穴を明ける技術に代わって使用できる。この取り付け装置 は、一般に広範な外科的切開部に挿入され、ある場合には、関節鏡を用いた外科 技術により挿入される。修復のために骨の穴を使用することは困難であり、一般 に大きく開く切開を必要とする。 最近、顕微鏡により、外科医が関節部の空洞内を見ることができる内視鏡を用 いた手術法の出現によって、ポータルと称される小さい切開部を通して、骨に軟 質組織を修復しようとする傾向がある。本明細書に説明するユニークな結び目無 し縫合糸アンカーアセンブリは、かかる困難で精密な手術方法を容易にするもの である。 物体を骨に取り付けるためには、種々の手段、例えばネジ、ステープル、セメ ント縫合糸アンカーおよび縫合糸単独を利用できる。これらの手段は、軟質組織 、例えば靭帯、腱、筋肉のみならず人工器官のような物体を骨に取り付けるのに 、これまで使用されている。縫合糸アンカーとは、縫合材料が取り付けられた小 さいアンカーを利用する装置である。骨本体内にネジのような装置を挿入し、所 定位置に係止する。アンカーの挿入後、修復するべき組織に取り付けられた縫 合糸を通す。次に、組織を骨に固定するのに、縫合糸の結び目を結紮しなければ ならない。係止された縫合糸を軟質組織に通し、結び目を結ぶプロセスには時間 がかかり、内視鏡手術の間に与えられる密な空間で行うには困難である。このプ ロセスは、従来の開放手術法でも困難であることが多い。 米国特許第5,370,662号明細書には、縫合糸アンカーアセンブリの一例が開示 されている。この特許では、アンカーアセンブリは、後部予め通された縫合糸を 含んでいる。まず、骨本体内にアンカーを挿入し、次に、再取り付けのため組織 に取り付けられた縫合糸を通過させる。外科医は、手術を完了させるのに、縫合 糸で結び目を結紮しなければならない。 まず最初に、軟質組織に通過させ、次に、骨に通過させることができる縫合糸 アンカーもある。ほとんどの縫合糸アンカーは、最初に骨に挿入しなければなら ず、このような挿入を完了した後に限って、軟質組織に縫合糸を通すことができ る。 この方法とは別に、縫合糸を用いない軟質組織のアンカー装置がある。これら 装置のうちの数例、例えば、米国特許第5,013,316号および同第4,532,926号明細 書に開示されているような装置は、関節鏡を用いて使用できるが、この装置によ る工程は、縫合糸を用いて行われる固定ほど確実ではない。 縫合糸を用いないタイプのアンカー装置は、比較的大きいため、このタイプの アンカーでは、わずか数点でしか固定できない。従って、縫合装置の方がより好 ましい。このタイプの縫合糸を用いないステープル装置は、設置中に骨にヒビを 生じさせたり、また骨に取り付けられた物体を、事故で横方向に切開させてしま うことがこれまで知られている。更に装置自体も、設置中、または設置後に、ヒ ビが入ったり破損することが知られている。 米国特許第5,037,422号、同第5,224,946号および同第5,236,445号明細書は、 いずれも関節再生手術および内視鏡を用いた手術中に、骨に形成される開口部内 に縫合糸を取り付けるための骨アンカー装置を開示している。これら固有の手術 では、軟質組織を骨に対し修復するのに、組織本体に縫合糸自体を挿入し、手術 用の結び目により結紮しなければならない。 本発明の主な目的は、使用および設置が容易な縫合糸アンカーアセンブリを提 供することにある。 本発明の別の目的は、結び目を結紮することなく、軟質組織を骨に確実に取り 付けできるようにする縫合糸アンカーアセンブリを提供することにある。 本発明の更に別の目的は、コンパクトであり、修復の安全性を増すために、外 科医が骨のアンカースリーブ内に組織を容易にガイドできるようにする縫合糸ア ンカーアセンブリを提供することにある。 本発明の更に別の目的は、修復するべき軟質組織に別個に縫合糸を通過させる ための別の器具を必要とすることなく、卓越した態様で軟質組織を貫通できるよ うにするアンカーアセンブリを提供することにある。 発明の概要 本発明は、生物学的軟質組織を骨に取り付け、または再取り付けするための結 び目無し縫合糸アンカーアセンブリにある。このユニークな結び目無し縫合糸ア ンカーアセンブリは、骨本体内に設置される中空アンカースリーブを含む。この アンカースリーブは、閉じた尖ったドリル端部を有してもよいし、また全体的に 形状が円筒形となってもよい。この中空アンカースリーブは、骨に確実に取り付 けるために外面にリブを設けたり、またはねじ切りしてもよく、また骨本体との 強力な接合を容易とするため異なるタイプのアンカー形状となっていてもよい。 従来の多数の特許は、中空アンカースリーブの外側のためのアンカー手段として 使用するのに、本発明で意図する骨アンカーの外側の形状を開示している。 参考例として、米国特許第4,007,743号；同第4,632,101号；同第4,721,103号 ；同第4,870,957号；同第4,898,156号；同第4,946,468号；同第5,084,050号；同 第5,102,421号、同第5,141,520号；同第5,192,303号；および同第5,207,679号を 引用するが、これらはいずれも本発明のアンカースリーブ部分を実施できる外側 の変化した構造を示している。これらの特許は、装置を骨本体に係止し、骨内に 挿入後のスリーブの抜けを防止するための種々の手段および機構を開示している 。 更に、中空アンカースリーブは、スリーブの骨への挿入深さを制御し、過度の 挿入深さを防止するために、中空アンカースリーブの後方部分または背面にカラ ーを含むことができる。 結び目無し縫合糸アンカーアンセンブリの第２の部品は、スパイクすなわちプ ラグ部材であり、この部材は、軟質組織への突き刺しを容易にするための構造を その第１端部に有し、第２端部すなわち他端部に、縫合糸材料を取り付けるため の手段を有する。第１端部は、尖った形状または切頭円錐形とすることができる 。このスパイクすなわちプラグは、中空アンカースリーブの内側壁部分に確実に 嵌合できるよう、外側面にリブを設けたり、ビードを設けたり、ネジを設けたり 、または膨張自在とすることができる。 スパイク、すなわちプラグ部材の後端部に取り付けられる縫合糸材料は、その 他端部に、少なくとも１つのループ部分を有する。このループ部分は、スパイク すなわちプラグの端部に取り付けられた縫合糸と同じ縫合糸材料とすることがで きる。 これとは異なり、このループ部分は、縫合糸以外の、異なる性質を有する異な る材料からも製造でき（すなわち成形したり、金属製とすることができ）、細長 い縫合糸により、スパイクすなわちプラグに取り付けることができる。 別の例として、この縫合糸を、１つの完全なループとして、スパイクすなわち プラグ部材の後端部に取り付けることができる。 スパイク、すなわちプラグ部材と縫合糸とループ部分は、すべて同一材料から 製造（すなわち成形）できる。これによって、スパイクすなわちプラグ部材の第 ２端部に、縫合糸の取り付けのための手段を設ける必要はなくなる。 開放手術方法、または内視鏡手術方法等の際に、スパイクすなわちプラグ部材 を軟質組織に挿入し、これを通過させ、次に、最終的にアンカースリーブ内に挿 入する前に縫合糸材料に形成されたループ部分に、プラグ部材の尖った端部を通 し、確実な嵌合を容易にする。 スパイクすなわちプラグ部材が組織を通過し、次に、ループ部分を通って中空 アンカースリーブ内に挿入されると、外科医によって加えられる圧力により、プ ラグ部材がスリーブ内に確実に取り付けられる。このスパイク部材の中空アンカ ースリーブに対する取り付けは、１回の工程で行うこともできるし、また修復部 の密着度を微調節するよう、深さを制御する工程を何回も行うこと（すなわちラ チェット）によっても行うことができる。 このラチェット効果は、スパイク部品の外面に設けられた一連のビード、リブ 、肉厚部等によって得ることができる。これらビード、リブ、肉厚部は、アンカ ースリーブの内面に嵌合する。これによって、組織は骨本体に密着できる。この ようなユニークな装置により、組織を骨に再取り付けするために、外科医が縫合 糸材料で結び目を結ぶ必要はなくなる。内視鏡を用いた手術、およびある種の開 放手術方法は極めて困難であり、極めて狭い空間で完了しなければならない。結 び目を結ぶ必要がなくなることは、極めて有益であり、革新的である。 また、このユニークな結び目無しアンカースリーブは、１つの完全なアセンブ リに形成できる。中空アンカースリーブは、骨本体に挿入するための一端と、他 端に取り付けられた縫合糸材料を有する。縫合糸の他端は、スパイクすなわちプ ラグ部材の後端部に取り付けられ、このスパイクすなわちプラグ部材は、次に組 織本体を直接貫通し、軟質組織を骨に取り付けるために、中空アンカースリーブ に挿入できる。縫合糸材料の長さは、手術の条件に基づき調節できる。 この手術方法とは、まずリブを設けたり、ビードを設けたり、ネジを設けたり 、また膨張自在にできるスパイクすなわちプラグ部材を軟質組織に挿入し、これ を通過させ、次に直接中空アンカースリーブに挿入する方法である。次に、中空 アンカースリーブを骨本体に挿入する。こうして軟質組織は、骨本体に固定され る。 次に、アンカーの進入深さまたは中空アンカースリーブ内に、スパイク部材を 嵌合させるためのリブが設けられるか、ビードが設けられるか、ネジが設けられ るか、または膨張自在な機構により張力を調節する。 更に本発明の範囲内では、中空アンカースリーブをひつようとすることなく、 骨アンカーおよびスパイクとして作動できるスパイク、すなわちプラグ部材を含 む、結び目無し縫合糸アンカーアセンブリを製造できる。スパイクすなわちプラ グ部材と、縫合糸とループ部分は、外面に骨アンカー手段を有するスパイクすな わちプラグ部材の別の特徴を備えた上記のものと同一である。上記のように、縫 合糸およびループ部分は、形状が変わっていてもよく、また同一または異なる材 料で製造できる。 次の詳細な説明および添付図面により、本発明の結び目無し縫合糸アンカーア センブリの種々の実施例の上記以外の多数の特徴が明らかとなろう。 図面の簡単な説明 図１ａ．１ｂ，１ｃおよび１ｄは、本発明に従って製造された中空アンカース リーブの斜視図である。 図２は、本発明にかかわる縫合糸要素を備えるスパイク部材の斜視図である。 図３は、本発明の縫合糸要素を備えるスパイク部材の別の実施例の斜視図であ る。 図４は、手術による再取り付け中に、骨本体および組織と組み合わせた本発明 の好ましい実施例の使用を示す。 図５は、骨本体への組織の取り付けが完了した後の所定位置の本発明の好まし い実施例を示す。 図６は、本発明の結び目無し縫合糸アンカーアセンブリの別の実施例を示す。 図７は、図６に概略を示した実施例における骨本体に対して組織を取り付ける ための手順を示す。 図８は、骨に取り付けられた組織を示す図６の実施例を示す。 図９は、本発明に係わる結び目無し縫合糸アンカーアセンブリの別の実施例の スパイク部品を示す。 図１０は、骨本体に対し組織を取り付けるため、軟質組織に挿入され、共に嵌 合されたスパイク部品および中空アンカースリーブの部分分解図である。 図１１は、組織を確実に骨本体に取り付けた、図９および図１０の実施例の図 である。 図１２は、本発明の別の実施例を示す。 図１３は、手術による再取り付け中の骨本体および組織を組み合わされた図１ ２の実施例を示す。 図１４は、本発明の別の実施例を示す。 図１５は、手術による再取り付け中の骨本体および組織を組み合わされた図１ ４の実施例を示す。 図１６は、銛形アンカーの拡大斜視図である。 図１７は、傘状アンカーの拡大斜視図である。 図１８は、リブ付きアンカーの拡大斜視図である。 図１９は、くさび状アンカーの拡大斜視図である。 図２０は、ねじ切りされたアンカーの拡大斜視図である。 図２１は、突起付きアンカーの拡大斜視図である。 図２２ａおよび図２２ｂは、本発明に従って製造された縫合糸要素およびスト ッパー手段を備えたスパイク部材の斜視図である。 図２３ａおよび図２３ｂは、本発明の縫合糸要素を備えたスパイク部材の別の 実施例の斜視図である。 図２４ａおよび図２４ｂは、本発明の縫合糸要素を備えたスパイク部材の別の 実施例の斜視図である。 図２５ａおよび図２５ｂは、本発明の縫合糸要素を備えたスパイク部材の別の 実施例の斜視図である。 図２６ａおよび図２６ｂは、本発明の縫合糸要素を備えたスパイク部材の別の 実施例の斜視図である。 図２７は、図２２ｂに概略が示された実施例における骨本体に対し組織を取り 付けるための手順を示す。 図２８は、図２２ａに概略が示された実施例における骨本体に対し組織を取り 付けるための手順を示す。 図２９は、図２３ｂに概略が示された実施例における骨本体に対し組織を取り 付けるための手順を示す。 本発明の詳細な説明 図１を参照する。本発明の結び目無し縫合糸アンカーアセンブリは、骨本体に 設置し、取り付けるための中空アンカースリーブを一体的部品として含む。図１ ａに示すような中空アンカースリーブ１は、円筒形であり、外側にリブまたはネ ジを有する。この装置は、骨本体に確実に取り付けることができるよう、その外 側に突起や傘のスポークを設けたり、またはこれらを備えた形状にしたり、ネジ 部を設けたり、膨張自在としたり、またはくさびを有することも可能である。こ れら外側の取り付けのための特徴事項は、業界においては知られているものであ り、参考例としてここに引用したものである。 図１ｂは、骨への進入深さを制御するためのカラー３を有する中空アンカース リーブ２の別の実施例を示す。このカラーは、スパイクすなわちプラグ部材が挿 入される際に、骨本体にスリーブが過度に深く挿入されるのを防止するものであ る。 図１ｃは、骨本体への進入を容易にするために、とがった平坦部５を有する中 空アンカースリーブ４の別の実施例を示す。 図１ｄは、別の構造として、カラー６およびとがった平坦部８を備える中空ア ンカースリーブ７を示す。 本発明の概略の項で指摘したように、この中空アンカースリーブは、前記構造 を骨本体に固定するための任意の手段を備える形状とすることも可能である。こ の中空アンカースリーブは、本発明に参考例として引用する米国特許第5,370,66 2号明細書に開示されているように、外側表面がねじ切りされていてもよい。ま た、本明細書で参考例として引用する米国特許第5,084,050号に開示されている ように、この装置は膨張自在でもよい。 本発明では、米国特許第5,037,422号、同第5,224,946号および第5,236,445号 明細書に開示されているような構造とすることも可能であり、これらの特許を参 考例として引用する。 中空アンカースリーブに対して、米国特許第5,141,520号および第5,102,421号 に開示されているような銛構造も可能であり、これら特許も参考例として引用す る。 本発明では、骨本体内に確実に係止するために、米国特許第4,632,101号およ び第4,721,103号明細書に記載されているように、アンカースリーブを銛状に構 成することも可能である。米国特許第4,898,156号、同第5,207,679号、同第4,94 6,468号および同第5,192,303号明細書は、骨本体に設置するための中空スリーブ 部材に対して利用できるアンカー機構を開示している。これらの特許を参考例と して引用する。これらの特許は、骨本体にスリーブを係止するための本発明の方 法および手段で使用可能である。 また本発明の範囲内で、中空スリーブを骨本体に確実に取り付けるために、合 わせピン状の中空スリーブを任意の態様に構成できることも可能である。 中空アンカースリーブの外側面は、前記スパイク部材の前記外側面と確実に係 合できるようにリブを設けたり、ビードを設けたり、ねじ切りしたり、膨張自在 としたり、または平滑な面とされる。 図１２は、本発明を実施した縫合糸要素を備えるスパイクプラグ部材の斜視図 を示す。このスパイクすなわちプラグ部材１２は、鋭い第１端部１４と縫合糸要 素１８が取り付けられた第２端部１６を備える円筒形状であることが好ましい。 この縫合糸要素１８は、その遠方端にループすなわちリング２２を有する。この ループまたはリング部分２２は、縫合糸要素１８と同じ縫合糸材料で製造できる し、また縫合糸要素１８に取り付けられた別個の成形材料とすることも可能であ る。ループ部分２２を１つの成形部分とし、スパイク部材１２の端部１６に取り 付けできる。または、これら（スパイク、縫合糸要素およびループ部分）を一体 的な成形部品としてもよい。更に、縫合糸要素１８を骨に組織を取り付けるため の手術方法に認定されている任意のタイプの縫合糸材料から製造できる。 スパイクすなわちプラグ部材は、上記のように、中空円筒形スリーブに嵌合す る限り任意の形状でよい。スパイクまたはプラグ部材１２の外面には、図２に示 すように、リブやネジ２４を設けてもよく、またアンカースリーブの中空内側円 筒部に確実に密着した状態で嵌合できるよう、ビードを設けたり、膨張自在とし てもよい。スパイクまたはプラグ部材１２が、一旦中空アンカースリーブに嵌合 されると、この部材の外側表面は、スリーブの内側表面に係合し、ラチェット状 に係合し、所望の密着した嵌合を生じる。このようなラチェット効果により、修 復中、骨に対する軟質組織を細かく回転し、きつくすることが可能となる。 縫合糸接続部１８の長さは可変であり、手術器具を選択する前に、または適当 な手段による手術中に調節できる。ループ２２の直径も調節可能であり、縫合糸 と同じ材料の長いストリップと置換してもよいし、取り付けのために組織に貫通 させた後に、スパイクまたはプラグ部材を挿入するためのスロット、すなわち穴 ２８を有する成形されたストリップ２６と置換してもよい。 図３は、縫合糸材料を備えるスパイク部材の別の実施例を示す。このスパイク 部材３２の後端部には、縫合糸３４の完全なループが取り付けられている。この ループも、再取り付けする組織の種々の厚さに対して直径を調節できるようにな っている。 次に図４を参照する。この図には、骨本体に組織を再取り付けするための方法 が示されている。骨本体４２は、中空アンカースリーブ４６が挿入されたスロッ トすなわち穴４４を有する。骨本体４２に再取り付けするために、ループ５４に 通されたスパイク部材５２が組織４８が挿入されている。 図５は、手術を完了した後の所定位置にある結び目無し縫合糸アンカーアセン ブリを示す。骨本体に組織を再取り付け、または取り付けるための手術方法では 、まず中空アンカースリーブ６６を設置する。第２に、組織６４にスパイク部材 ６８を挿入して通過させ、次に、少なくとも１つのループ部分７４に通す。確実 に組織６４が取り付けられたスパイク６８を、次に、骨本体６２に対し組織６４ を取り付けるためのアンカースリーブ６２に直接固定し、手術を完了する。 次に図６を参照する。図６には、結び目無し縫合糸アンカーシステム８２の別 の実施例が開示されている。また、中空アンカースリーブ８４が開示されている 。このスリーブ８４には、縫合糸要素８８により、スパイクすなわちプラグ部材 ８６が取り付けられている。 本発明の好ましい実施例として、上に述べたように、この中空アンカースリー ブ８４は、ほとんど任意のタイプのアンカー装置の形状となることができる。上 にリストアップした特許のすべてを参考例として引用する。 本発明の一部として、カラーを有する中空アンカースリーブの構造のみならず 、任意のタイプの、スリーブの内外に傘部材を広げる手段、またはネジを内蔵す る構造を考えることもできる。 更に、スパイクまたはプラグ部材８６は組織に挿入できるよう端部を尖らせ、 外側面にねじ切りすることが好ましい。この部材は、任意の構造の形態をとるこ とができるし、リブ付き、ビード付き、ねじ切りされた、平滑なまたは膨張自在 な外側面を有することが好ましい。同様に、縫合糸要素８８は、任意の許容可能 な手術用縫合糸材料で製造でき、更に厚さおよび必要な条件に基づき長くできる 。 次に図７を参照する。図７には、図６の別の実施例を使用して、骨に組織を取 り付けるための方法における初期の工程が示されている。スパイク部材９６を組 織９４に挿入し、次に中空アンカースリーブ９８に挿入する。次に、このアセン ブリを骨本体９２に取り付ける。 次に図８を参照する。図８には、骨本体１０４に対する組織１０２の完了した 取り付けまたは再を取り付けが示されている。スパイクまたはプラグ部材１０６ を、前記組織１０２に挿入して通過させ、次に、中空アンカースリーブ１０８に 挿入し、予め穿孔された部分１１０にて、骨本体１０４に対する完全な取り付け を行う。これによって、実質的に１回の工程の方法で骨本体１０４に対して組織 １０２を、手術によって再取り付けすることができる。 更に、図８の方法は、２回の工程で実行できる。まず、軟質組織１０２にスパ イク部材１０６を挿入して通過させ、次に、中空アンカースリーブ１０８に挿入 する。 第２に、全アセンブリ１１２すなわちスリーブ１０８に挿入されたスパイク部 材１０６を、骨本体１０４に挿入する。使用される方法とは関係なく、骨に挿入 されるアンカーの深さまたはアンカースリーブ内のスパイクのラチェット効果に より、修復密着度が調節される。 図９は、別の好ましい実施例を示す。結び目無し縫合糸アンカーアセンブリと して、第１スパイクすなわちプラグアセンブリ部材１２０および第２スパイクす なわちプラグアセンブリ部材１３０が示されている。この図には、図１ａ〜図１ ｄに示された中空アンカースリーブに挿入するためのスパイク手段１２２を有す る第１スパイク、すなわちプラグアセンブリ部材１２０が開示されている。 スパイクすなわちプラグ部材１２２は、組織に挿入し、前記中空アンカースリ ーブと確実に固定できるよう尖った端部を備え、ねじ切りすることが好ましい。 このスパイクすなわちプラグ部材は、任意の構造の形態をとることができ、リブ 付きであるか、ねじ切りするか、ビードが設けられるか、膨張自在であるか、ま たは平滑な外側面を有することが好ましい。この部材の直径は、確実に嵌合でき るよう、中空アンカースリーブの全直径であるか、次第に小さくなることが好ま しい。 スパイク部材でリブ、ネジ、ビード等を使用する場合、突起を備えた部材の直 径は、当初中空アンカースリーブの内径を越えてもよいが、挿入時には変形する こととなる。 スパイク部材１２１の後端部１２２には、縫合糸要素１２３が取り付けまたは 結紮されている。この縫合糸要素１２３は、キャッチ装置、例えば剛性であるこ とが好ましいリング要素１２４が、取り付けまたは成形されている。 スパイク部材１２１と、縫合糸要素１２３と、キャッチ装置（リング要素）１ ２４は、別個の材料から製造してもよいし、一体部品として共に成形してもよい 。更に、スパイク部材１２１と縫合糸要素１２３は、一部品として成形してもよ く、また縫合糸要素１２３とキャッチ装置（リング要素）１２４とを一体部品と して成形してもよい。 第２スパイクアセンブリ部材１３０は、図１ａ〜図１ｄに示すように、中空ア ンカースリーブ内に挿入できるようにスパイクまたはプラグ部材１３１を含む。 要素１３１は、既に述べたとおりであり、スパイク要素１２１と同一でもよいし 、異なっていてもよい。スパイク部材１３１の後端部１３２には、縫合糸要素１ ３３が結紮または取り付けられているこの縫合糸要素１３３には、球形または同 様なストッパー手段１３４が、取り付けまたは共に成形されている。 上記のように、３つの部品すなわちスパイク部材１３１と、縫合糸要素１３３ と、ストッパー手段１３４とを別個の部品として組み合わせたり、１つの部品と して、または２つの部品の組み合わせとして共に成形することが可能である。 次に図１０を参照する。組織１４０内には、第１のスパイクアセンブリ部材１ ２０が挿入されている。このスパイク部材１２１は、骨本体１５０内に中空アン カースリーブ１４２を挿入する前、または後のいずれかにおいて、中空アンカー スリーブ１４２に挿入できる。スパイク部材アセンブリ１２０のキャッチ装置（ リング要素）１２４に、スパイク部材アセンブリ手段１３０のスパイク部材１３ １を挿入し、通過させる。 次に、組織１４０にスパイク部材１３１を挿入し、これを追加させ、次に中空 アンカースリーブ１４４に挿入するか、または直接中空アンカースリーブ１４４ に挿入する。スパイク部材１３１を挿入する前または挿入した後に、骨本体１５ ０に中空アンカースリーブ１４４を係止できる。ストッパー手段１３４は、キャ ッチ装置（リング要素）１２４に嵌合し、組織を引き寄せて骨本体１５０に確実 に嵌合する（図１１参照）。 中空アンカースリーブ内に、一旦スパイク部材が挿入されると、軟質組織の補 修部の骨本体に対する密着度を調節するように、所望の深さにこれらスパイク部 材をラチェット式に係止できる。骨本体内へのアンカースリーブの挿入深さによ って、密着度を調節することもできる。 ストッパー手段１３４は、キャッチ装置（リング要素）１２４よりも直径の大 きい球形体でもよいし、またはキャッチ装置との嵌合を容易にするようなもので あれば任意の形状でよい。同様に、キャッチ装置を円形にする必要はないが、ス パイク部材を通過させることができ、かつストッパー手段の通過を阻止するため の開口部だけを必要とする。 図１０および図１１に示されたキャッチ装置１２４は、ストッパー手段１３４ と協働し、このストッパー手段の引き抜きを防止するようなリング状、矩形、ス ロットまたは任意の形状をとり得る。 結び目無し縫合糸アンカーアセンブリ１５０は、本発明の別の実施例である（ 図１２）。このアセンブリ１５０はスパイク／アンカー手段１５２と、縫合糸要 素１５４と、ループ部分１５６とを含む。上記のように、縫合糸要素１５４およ びループ部分１５６は、同一または異なる材料から製造できる。スパイク／アン カー手段１５２は、所望により、一体部品として、または別個の部品として、縫 合糸要素１５４およびループ部分１５６と共に成形できる。 スパイク／アンカー手段は、アセンブリ１５０を骨本体に確実に固定するよう 、所望の構造とすることができる。このスパイク／アンカー手段は、中空アンカ ースリーブに対する上記のようなすべての取り付け手段、例えば銛タイプの手段 １５８、突起、傘のスポーク、ネジ、くさびまたは同等品を含むことができる。 縫合糸要素１５４全体は、図３に示すように、完全なループに構成できるし、 または図２に示された長手方向に沿ったスリットを有するだけでもよい。 手術を行う際に、軟質組織１６０を通過するように、ループ部分１５６を引っ 張る。引っ張ることにより、軟質組織１６０をループ部分１５６が一旦貫通する と、スパイク／アンカー手段１５２を、ループ部分１５６に挿入して通過させ、 直接骨本体１７０内に挿入し、組織１６０を骨本体１７０に取り付けできる。縫 合糸１５４の長さおよびスパイク／アンカー手段１５２の挿入深さは、組織１６ ０の補修部の骨本体１７０に対する確実な密着度を制御し、上記のように調 節できる。 図１４は、図１２に示し、結び目無し縫合糸アンカーアセンブリ１５０に従っ て説明したように、第１の結び目無し縫合糸アンカーアセンブリ１８０が提供さ れる本発明の一実施例を示す。骨に対する組織の手術による取り付けを実行する ために、アセンブリ１８０と組み合わせて使用される第２の結び目無し縫合糸ア ンカーアセンブリ１８５も提供される。 まず最初に、組織の下面から軟質組織１９０を通過するように、キャッチ装置 １８１を挿入する（図１５参照）。次に、骨本体１９２にアセンブリ１８０のス パイク／アンカー手段１８２を挿入する。次に、キャッチ装置１８１に（骨アン カー機能を有する）スパイク／アンカー手段１８６を通過させ、骨本体１９２に 挿入する。ストッパー手段１８７はキャッチ装置１８１に嵌合し、縫合糸１８３ と１８８は、ピンとした状態に引き寄せられ、軟質組織１９０を骨本体１９２に 強固に取り付ける。 図２２ａおよび図２２ｂを含む図２２は、それぞれ２部品タイプおよび１部品 タイプの実施例の縫合糸要素とストッパー手段とを備えるスパイクプラグ部材の 斜視図を示す。スパイクすなわちプラグ部材２１２は、円筒形であり、鋭い第１ 端部１２１と、縫合糸要素２１８が取り付けられた第２端部２１６を有すること が好ましい。 この縫合糸要素２１８は、その遠方端にディスク状のストッパー手段２２２を 有する。このストッパー手段２２２は、任意の材料から製造でき、成形部品とし てもよいし、スパイク部材２１２の端部２１６に取り付けてもよい。更に組織を 骨に取り付けるため、縫合糸要素２１８を単独で手術用に認定されている任意の タイプの縫合糸材料または成形材料から製造できる。 スパイクまたはプラグ部材は、上記のように、中空円筒形スリーブと嵌合する 限り任意の形状を形成することができる。アンカースリーブの内側中空円筒部に 確実に密着できるよう、このスパイクすなわちプラグ部材２１２の外面に、図２ ２に示すように、リブを設けたり、ネジ（２２４）を設けたり、またビードを設 けたり、または膨張自在とすることができる。 一旦、中空アンカースリーブ内に挿入すると、スパイクまたはプラグ部材２１ ２の外側面は、スリーブの内側面に係合し、ラチェット動作して、所望のように 密着することができる。スパイクとスリーブとの境界部が、一方向にのみスパイ クを移動でき、スリーブが抜けようとする運動を阻止する。このようなラチェッ ト効果により、補修中に骨に対する軟質組織を微調節し、きつくすることができ る。 縫合糸接続部２１８の長さは可変であり、手術器具を選択する前、または任意 の適当な手段による手術中に調節できる。同様に、ディスク状のストッパー２２ ２の直径も調節自在である。 図２２ｂは、図２２ａと同じであるが、スパイクすなわちプラグ部材２２８に 、アンカー手段２２６が取り付けられている点が異なる。この一体的実施例によ り、アンカースリーブを用いることなく、組織の再取り付けが可能となっている 。こうして、スパイクすなわちプラグ部材は、直接骨本体に係止される。 図２４は、縫合糸材料およびストッパー手段を備えるスパイク部材の別の実施 例を示す。この図２４ａの２部品タイプの実施例では、スパイク部材２４２は、 少なくとも１つの縫合糸手段２４２が取り付けられており、この縫合糸手段２４ ２は、リングまたはフープ状に構成されたストッパー手段２４４に接続されてい る。図２４ｂは、アンカースリーブを用いることなく骨に取り付けるため、スパ イクまたはプラグ部材２４８にアンカー手段２４６を取り付ける一部品タイプの 実施例を示す。 図２５は、別の実施例の図２５ａおよび図２５ｂを含む。図２５ａの２つのタ イプの実施例は、スパイク手段２５０と、これに取り付けられた縫合糸手段２５ ２と、Ｘ状のストッパー手段２５４とを含む。図２２ｂの一部品タイプの実施例 は、アンカースリーブを使用しないときに骨に取り付けるために、スパイクすな わちプラグ手段２５８にアンカー手段２５６を取り付ける構造の一実施例を示す 。 図２６は、図２６ａおよび図２６ｂを含む。これらの図は、スパイク部材２６ ０と、これに取り付けられた縫合糸手段２６２と、馬蹄形状に構成されたストッ パー手段２６４を含む本発明の別の実施例を示す。図２６ｂは、アンカースリー ブを使用することなく、骨に直接取り付けるために、スパイクすなわちプラ グ部材２６６にアンカー手段２６８が取り付けられた馬蹄形をした別の実施例を 示す。 次に図２７および図２８を参照する。ここには、図２２に示したスパイク、す なわちプラグの実施例を示す、骨に組織を再取り付けまたは取り付けるための手 術方法が示されている。この手術方法は、図２２〜図２６に概略が示された実施 例のいずれにも適用できる。 図２７は、アンカースリーブを使用しない方法を示す。アンカー手段２７を有 するスパイクすなわちプラグ手段２７０を、組織２７４に挿入して通過させ、直 接骨２７６に挿入する。ストッパー手段２７８は、スパイクすなわちプラグ部材 を骨の開口部に挿入する際に、組織２７４をつかみ、これを、骨２７６に再取り 付けまたは取り付けするように引き寄せる。修復部の密着度は、縫合糸２７０の 長さ、または骨本体へのスパイク部材２７２の挿入深さによって調節される。 図２８は、骨本体２８２にアンカースリーブ２８０を挿入する方法を示す。ア ンカースリーブ２８０の挿入に続いて、スパイクすなわちプラグ部材２８６を組 織２８４に挿入してこれを通過させ、アンカースリーブ２８０に挿入する。次に 、スパイクすなわちプラグ部材２８６を、アンカースリーブ２８０内にラチェッ ト動作させ、組織本体２８０を直接かつ確実に骨本体２８２に嵌合させる。 次に図２９を参照する。図２９には、図２３に示したロッド状ストッパー手段 を利用するための別の手術方法が示されている。まず、ロッド状ストッパー手段 ２９０を組織本体２９２に挿入し、これを通過させる。ロッド状ストッパー手段 が、一旦組織本体の上部に載ると、スパイクすなわちプラグ部材２９４を、予め 挿入されているアンカースリーブ２９６内に挿入されている。次に、スパイクす なわちプラグ部材２９４をラチェット動作し、骨本体３００に組織２９２を、確 実に嵌合する。すなわち取り付けるためのアンカースリーブ内に固定する。 この方法も、アンカースリーブの最初の挿入を省略した、図２３ａに示したス パイクまたはプラグ手段を有する一体的アンカーによっても行うことができる。 本発明のストッパーすなわちキャッチ手段部分として示された形状の外に、こ のストッパー手段は、任意の平面状形状または平面状でない形状とすることがで きる。すなわち、Ｃ字形形状、１つ以上の開口部を備えた平面状形状、バー形状 、 湾曲した、すなわち平面でないバー形状とすることができるが、これら形状に限 定されるものでない。 更にこのストッパー手段は、１本以上の縫合糸要素により、スパイクまたはプ ラグ部材に取り付けられる。この縫合糸要素すなわち接続部は、公知の縫合糸材 料、例えば商標「エチボンド(Ethibond)」または商標「プロレーン(Prolene)」 と呼ばれるものから構成できるし、また、超高分子量のポリエチレンのようなポ リマーからも製造できる。接続部すなわち縫合糸要素は、生物学的に吸収可能な 材料、例えばポリアクタイドポリマーから製造できる。更にこの縫合糸要素は、 ストッパー手段の一部とし、成形方法等により形成できる。 この縫合糸要素は、融着または成形もしくは機械的手段、糊付け、溶着または 単なる結紮のような種々の方法で、ストッパー手段およびアンカーに接続できる 。 上記説明全体にわたる多くの状況では、「骨に軟質組織を確実に取り付ける」 なる用語を使用したが、かかる用語は、中空アンカースリーブ内にスパイク部材 を挿入することにより、または、骨本体内にスパイク／アンカー手段を挿入する ことにより、骨に組織を取り付け、または再取り付けすることを意味する。 前者の状況では、１回の工程の嵌合方法により、スパイク部材をスリーブ内に 固定できるし、また段階的に、スリーブ内にスパイク部材を挿入し、ラチェット 動作できる。いずれの状況も、有効に機能し、いずれを選択するかは、手術方法 のそのときの状況に応じて決める。 スリーブ自体は、骨本体の種々の深さに固定できる。また、その深さの選択も 、その手術方法の状況に応じて決める。スパイク／アンカー手段を使用する後者 の状況では、骨内への装置の挿入深さが、手術中の外科医が選択する事項である 。すべての状況において、スパイク部材またはスパイク／アンカー手段が一旦ス リーブに嵌合し、またはスリーブ内にラチェット動作されるか、骨本体内に挿入 されると、そこからの引き抜きを防止するように戻らないようになっている。 スパイクまたはプラグ部材が骨本体内に確実に係止され、皮膚に対する組織の 取り付け、または再取り付けを容易にする、ネジ、突起、スパイク、くさび手段 または任意の手段を備えた、骨に直接挿入するためのスパイク、すなわちプラグ 部材を製造することは、本発明の範囲内で可能である。 更にこのスパイクすなわちプラグ部材、またはこのスパイクすなわちプラグ部 材の一部を、生物学的に吸収可能な材料で製造してもよい。 以上、結び目無し縫合糸アンカーシステムの本発明の好ましい実施例について 示し、説明したが、この開示は、単なる例示にすぎず、次の請求の範囲および発 明とみなして請求する妥当な均等物の範囲内にある要旨から逸脱することなく、 この開示の範囲内で図示した構造、およびその使用法について変形が可能である ことを理解されるべきである。

【手続補正書】特許法第１８４条の８第１項 【提出日】１９９６年１２月１８日 【補正内容】 請求の範囲 １．ａ）第１端部および第２端部を有し、前記第１端部に縫合糸要素が取り付 けられ、前記縫合糸要素が、その長手方向に沿って位置する少なくとも１つのル ープ部分を有し、前記縫合糸要素の少なくとも１つのループ部分を通過する多く とも１つのアンカー部材と、 ｂ）前記アンカー部材が嵌合され、このスリーブを前記骨本体に確実に係 止し、前記組織を前記骨本体に確実に取り付けるための骨取り付け手段を有する 多くとも１つの中空アンカースリーブとを備える、組織を骨本体に取り付けるた めの結び目無し縫合糸アンカーアセンブリ。 ２．前記アンカー手段が外側表面を有し、この外側表面が、前記中空アンカー スリーブと前記アンカー手段との確実な係合を可能にするよう、平滑であるか、 リブが設けられているか、ネジが設けられているか、または膨張自在となってい る、請求項１記載の結び目無し縫合糸アンカーアセンブリ。 ３．前記中空アンカースリーブが、外側表面を有し、この外側表面が、前記骨 本体と前記スリーブとの確実な係合を可能にするよう、リブが設けられているか 、ネジが設けられているか、突起が設けられるか、または平滑となっている、請 求項１記載の結び目無し縫合糸アンカーアセンブリ。 ４．前記中空アンカースリーブが、内側表面を有し、この内側表面が前記アン カー手段の確実な係合を可能にするよう、ネジが設けられているか、ビードが設 けられているか、または平滑である、請求項１記載の結び目無し縫合糸アンカー アセンブリ。 ５．前記縫合糸要素が、第１端部および第２端部を有し、これらの双方が、前 記アンカー手段の前記第１端部に取り付けられている、請求項１記載の結び目無 し縫合糸アンカーアセンブリ。 ６．前記中空アンカースリーブが、第１端部と、第２端部と、カラーとを有し 、このカラーが、前記中空アンカースリーブと前記骨本体との同一面上での係合 を可能にするよう、前記第１端部に取り付けられた、請求項１記載の結び目無し 縫合糸アンカーアセンブリ。 ７．ａ）前記骨本体に前記中空アンカースリーブを設置する工程と、 ｂ）前記アンカー手段を前記組織に挿入して通過させ、次に、前記少なく とも１つのループ部分に挿入して通過させる工程と、 ｃ）前記少なくとも１つのループ部分に通した前記アンカー手段を前記中 空アンカースリーブ内に固定して、前記組織を前記骨本体に取り付ける工程とを 備える、請求項１記載の前記アセンブリを使用して組織を骨本体にに取り付ける ための方法。 ８．ａ）前記骨本体に前記中空アンカースリーブを設置する工程と、 ｂ）前記少なくとも１つのループ部分を前記組織に挿入して通過させ、次 に、前記アンカー手段を前記少なくとも１つのループ部分に挿入して通過させる 工程と、 ｃ）前記少なくとも１つのループ部分へ通した前記アンカー手段を、前記 中空アンカースリーブ内に固定して前記組織を前記骨本体に取り付ける工程とを 備える、請求項１記載の前記アセンブリを使用して組織を骨本体にに取り付ける ための方法。 ９．ａ）前記骨本体に前記中空アンカースリーブを設置する工程と、 ｂ）前記アンカー手段を前記組織に挿入して通過させ、次に前記少なくと も１つのループ部分に挿入して通過させる工程と、 ｃ）前記少なくとも１つのループ部分に通した前記アンカー手段を前記中 空アンカースリーブ内に固定する工程と、 ｄ）前記アンカー手段を、前記中空アンカースリーブの所望する深さにラ チェット動作し、前記組織を前記骨本体に確実に取り付けるための工程とを備え る、請求項１記載の前記アセンブリを使用して組織を骨本体にに取り付けるため の方法。 １０．ａ）第１端部および第２端部を有し、前記組織に挿入して通過させ、前 記骨本体に取り付けるためのアンカー手段と、 ｂ）第１端部および第２端部を有し、前記組織に挿入されて、これを通 過した前記アンカー手段が嵌合され、骨本体に設置されて取り付けられる中空ア ンカースリーブと、 ｃ）第１端部および第２端部を有し、前記第１端部が、前記アンカー手 段の前記第２端部に取り付けられ、前記第２端部が、前記中空アンカースリーブ の前記第２端部に取り付けられた縫合糸要素とを備える、組織を骨本体に取り付 けるための結び目無し縫合糸アンカーアセンブリ。 １１．前記アンカー手段が外側表面を有し、この外側表面が、前記中空アンカ ースリーブと前記アンカー手段との確実な係合を可能にするよう、リブが設けら れているか、ネジが設けられているか、または膨張自在となっている、請求項１ ０記載の結び目無し縫合糸アンカーアセンブリ。 １２．前記中空アンカースリーブが外側表面を有し、この外側表面が、前記骨 本体と前記スリーブとの確実な係合を可能にするよう、リブが設けられているか 、ネジが設けられているか、または膨張自在であるか、くさび状となっているか 、傘状となっているか、または突起状となっている請求項１０記載の結び目無し 縫合糸アンカーアセンブリ。 １３．前記中空アンカースリーブが、前記アンカー手段の内側係合面を有する 、請求項１０記載の結び目無し縫合糸アンカーアセンブリ。 １４．前記中空スリーブが、第１端部と、第２端部と、カラーとを有し、この カラーが、前記中空アンカースリーブと前記骨本体との同一面上での係合を可能 にするよう、前記第１端部に取り付けられた、請求項１０記載の結び目無し縫合 糸アンカーアセンブリ。 １５．ａ）前記アンカー手段を前記組織に挿入し、通過させる工程と、 ｂ）前記アンカー手段を、前記中空アンカースリーブ内に固定する工程 と、 ｃ）前記アンカー手段が挿入された前記中空アンカースリーブを設置し 、前記組織を、前記骨本体に確実に取り付ける工程とを備える、請求項１０記載 の、前記アセンブリを利用して骨本体に組織を取り付けるための方法。 １６．ａ）前記アンカー手段を前記組織に挿入し、通過させる工程と、 ｂ）前記アンカー手段を、前記中空アンカースリーブ内に固定する工程 と、 ｃ）前記アンカー手段が挿入された前記中空アンカースリーブを設置す る工程と、 ｄ）前記中空アンカースリーブ内の所定深さに、前記アンカー手段をラ チェット動作させ、前記組織を前記骨本体に確実に取り付ける工程とを備える、 請求項１０記載の、前記アセンブリを利用して骨本体に組織を取り付けるための 方法。 １７．ａ）第１端部および第２端部を有する第１アンカー手段を備え、前記第 １アンカー手段の前記第１端部が、この第１端部に取り付けられた縫合糸要素を 有し、前記縫合糸要素は、その全長に沿って位置するキャッチ装置を有する第１ アンカー手段アセンブリと、 ｂ）第１端部および第２端部を有する第２アンカー手段を備え、前記第 ２アンカー手段の前記第１端部が、この第１端部に取り付けられた縫合糸要素を 有し、該縫合糸要素が、その全長に沿ったストッパー手段を有し、前記ストッパ ー手段が、前記キャッチ装置に係合するまで、前記第２アンカー手段を前記第１ アンカー手段アセンブリの前記少なくとも１つのキャッチ装置に通過させる第２ アンカー手段アセンブリと、 ｃ）前記第２アンカー手段が、前記第１アンカー手段の前記キャッチ装 置を貫通した後に、前記第１および第２アンカー手段が嵌合される前記骨本体に 設置し、この骨本体に係止するための２つの中空アンカースリーブとを備える、 結び目無し縫合糸アンカーアセンブリ。 １８．前記第１および第２アンカー手段が、外側表面を有し、この外側表面が 、前記中空アンカースリーブと前記アンカー手段との確実な係合を可能にするよ う、平滑であるか、リブが設けられているか、ネジが設けられているか、ビード が設けられているか、または膨張自在となっている、請求項１７記載の結び目無 し縫合糸アンカーアセンブリ。 １９．前記２つの中空アンカースリーブが外側表面を有し、この外側表面が前 記骨本体と前記スリーブとの確実な係合を可能にするよう、リブが設けられてい るか、ネジが設けられているか、突起が設けられているか、または平滑となって いる、請求項１７記載の結び目無し縫合糸アンカーアセンブリ。 ２０．前記２つの中空アンカースリーブが内側表面を有し、この内側表面が、 前記アンカー手段の確実な係合を可能にするよう、リブが設けられているか、ネ ジが設けられているか、または平滑となっている、請求項１７記載の結び目無し 縫合糸アンカーアセンブリ。 ２１．前記２つの中空アンカースリーブが第１端部と、第２端部と、カラーと を有し、このカラーが前記中空アンカースリーブと前記骨本体との同一面係合を 可能にするよう、前記第１端部に取り付けられた、請求項１７記載の結び目無し 縫合糸アンカーアセンブリ。 ２２．ａ）前記２つの中空アンカースリーブを、前記骨本体内に設置する工程 と、 ｂ）前記骨本体に係止された第１の中空アンカースリーブ内に、第１ア ンカー手段を挿入する工程と、 ｃ）前記キャッチ装置を前記組織に挿入し、通過させる工程と、 ｄ）前記第２アンカー手段アセンブリの前記第２アンカー手段を、前記 第１アンカー手段アセンブリの前記キャッチ装置に通し、もって前記第１アンカ ー手段アセンブリの前記キャッチ装置を、前記キャッチ装置に同一面に係合させ る工程と、 ｅ）前記組織を、前記骨本体に確実に取り付けることができるよう、前 記第２アンカー手段アセンブリの前記第２アンカー手段を、第２中空アンカース リーブ内に固定する工程とを備える、請求項１７記載の前記アセンブリを利用し て組織を骨本体に取り付けるための方法。 ２３．前記骨本体内に前記中空アンカースリーブを設置する前に、前記第１お よび第２アンカー手段を、前記２つの中空アンカースリーブに設置する、請求項 ２２記載の、組織を骨本体に取り付けるための方法。 ２４．前記第２アンカー手段を前記キャッチ装置に挿入した後であって、前記 第２中空アンカー手段に挿入する前に、前記組織に挿入して通過させ、その結果 、組織を骨に取り付けるための、組織を骨本体に取り付けるための方法。 ２５．ａ）前記２つの中空アンカースリーブを、前記骨本体内に設置する工程 と、 ｂ）前記第１アンカー手段アセンブリの前記第１アンカー手段を、前記 組織に挿入し、通過させる工程と、 ｃ）前記骨本体内に係止された第１中空アンカースリーブ内に、前記第 １アンカー手段を挿入し、設置する工程と、 ｄ）前記第２アンカー手段アセンブリの前記第２アンカー手段を、前記 第１アンカー手段アセンブリの前記キャッチ装置に通し、もって前記第２アンカ ー手段アセンブリの前記ストッパー手段を、前記キャッチ装置に同一面に係合さ せる工程と、 ｅ）前記アンカー手段アセンブリの前記第２アンカー手段を、第２中空 アンカースリーブ内に固定する工程と、 ｆ）前記第１および第２アンカー手段を、それぞれ前記第１および第２ 中空アンカースリーブ内の所望する深さにラチェット動作させ、前記組織を前記 骨本体に確実に取り付けるための工程とを備える、請求項１７記載の前記アセン ブリを利用して組織を骨本体に取り付けるための方法。 ２６．第１端部および第２端部を有し、前記第１端部が、この端部に取り付け られた縫合糸要素を有し、前記縫合糸要素が、前記軟質組織を貫通させるための 、全長に沿って位置する少なくとも１つのループ部分を有し、前記アンカー手段 の前記第２端部が、前記アンカーを前記骨に確実に係止するための前記縫合糸ア ンカーに設けらた骨取り付け手段と、前記縫合糸要素の前記ループ部分を貫通し 、前記骨本体に係止可能であり、前記組織を前記骨本体に確実に取り付けるため の手段を有する、結び目無し縫合糸アンカーアセンブリ。 ２７．前記骨本体に取り付けるための前記アンカー手段が、銛形アンカー、く さび状アンカー、傘状アンカー、リブ付きアンカー、ねじ切りされたアンカー、 突起の設けられたアンカーである、請求項２６記載の結び目無し縫合糸アンカー アセンブリ。 ２８．前記縫合糸要素が第１端部および第２端部を有し、双方の端部が、前記 アンカー手段の前記第１端部に取り付けられた、請求項２６記載の結び目無し縫 合糸アセンブリ。 ２９．第１端部および第２端部を有し、前記第１端部が、この端部に取り付け られた縫合糸要素を有し、前記縫合糸要素が、前記軟質組織を貫通させるための 、全長に沿って位置する少なくとも１つのループ部分を有し、アンカー手段の前 記 第２端部を、前記縫合糸要素の前記ループ部分に通過させ、前記組織を、前記骨 本体に確実に取り付けるため前記骨本体内に係止可能となっている、前記骨本体 に取り付けるためのアンカー手段を備える、結び目無し縫合糸アンカーアセンブ リを使用して組織を骨本体に取り付けるための方法であって、 ａ）前記縫合糸要素の少なくとも１つのループ部分を、前記軟質組織に挿入し て通過させる工程と、 ｂ）前記少なくとも１つのループ部分を、前記軟質組織に挿入して通過させた 後、前記骨本体に取り付けるための前記アンカー手段を、前記少なくとも１つの ループ部分に挿入して通過させる工程と、 ｃ）前記骨本体に取り付けるための前記アンカー手段を、前記骨本体内に設置 し、前記軟質組織を、前記骨本体に確実に取り付けるための工程とを備える、組 織を骨本体に取り付けるための方法。 ３０．第１端部および第２端部を有し、前記第１端部に縫合糸要素が取り付け られており、該縫合糸要素が、前記軟質組織を通過するための、その全長に沿っ て位置するキャッチ手段を有する前記骨本体に取り付けるための第１アンカー手 段を備える第１の結び目無し縫合糸アンカーアセンブリと、 第１端部および第２端部を有し、前記第１端部に縫合糸要素が取り付けられて おり、該縫合糸要素が、前記第１結び目無し縫合糸アンカーアセンブリのキャッ チ手段に係合するための、端部に沿って設けられたストッパー要素を有し、第２ アンカー手段の前記第２端部が、前記第１結び目無し縫合糸アンカーアセンブリ の前記キャッチ手段を通過し、前記骨本体に挿入され、前記組織を前記骨本体に 確実に取り付けるようになっている第２の結び目無し縫合糸アンカーアセンブリ とを備える、組織を骨に取り付けるための結び目無し縫合糸アンカーアセンブリ 。 ３１．前記骨本体に取り付けるための前記第１および第２アンカー手段が、銛 形アンカー、くさび状アンカー、傘状アンカー、リブ付きアンカー、ねじ切りさ れたアンカーまたは突起の設けられたアンカーである、請求項３０記載の結び目 無し縫合糸アンカーアセンブリ。 ３２．前記第１の結び目無し縫合糸アンカーアセンブリの前記キャッチ装置が 、前記第２の結び目無し縫合糸アンカーアセンブリの前記ストッパー素の寸法よ りも小さい開口部を備える円形、スロット付き形状、正方形または三角形の形状 を有する、請求項３０記載の結び目無し縫合糸アンカーアセンブリ。 ３３．ａ）前記第１の結び目無し縫合糸アンカーアセンブリの前記少なくとも １つの記載の装置を、前記組織に挿入して通過させる工程と、 ｂ）前記骨本体に取り付けるための前記第１のアンカー手段を、前記骨 本体内に設置する工程と、 ｃ）前記骨本体に取り付けるための前記第２のアンカー手段を、前記キ ャッチ装置に挿入して通過させる工程と、 ｄ）前記第２のアンカー手段を、前記骨本体内に設置する工程とを備え 、前記ストッパー手段が前記キャッチ装置に嵌合し、もって前記組織を前記骨本 体に確実に取り付けるようになっている、請求項３０記載のアセンブリを使って 組織を骨本体に取り付けるための方法。 ３４．ａ）第１端部および第２端部を有し、前記骨本体に取り付けるためのア ンカー手段と、 ｂ）第１端部および第２端部を有し、前記第１端部が、前記アンカー手 段の前記第２端部に接続された少なくとも１つの縫合糸要素と、 ｃ）前記縫合糸要素の前記第２端部に接続されたストッパー手段と、 ｄ）前記スパイク部材の前記第１端部および前記第２端部が嵌合され、 これらを完全に囲む、骨本体に設置し、取り付けるための中空アンカースリーブ とを備える、組織を骨本体に取り付けるための結び目無し縫合糸アンカーアセン ブリ。 ３５．前記アンカー手段が外側表面を有し、この外側表面が、前記中空アンカ ースリーブと前記アンカー手段との確実な係合を可能にするよう、平滑であるか 、リブが設けられているか、ネジが設けられているか、ビードが設けられている か、または膨張自在となっている、請求項３４記載の結び目無し縫合糸アンカー アセンブリ。 ３６．前記中空アンカースリーブが外側表面を有し、この外側表面が前記骨本 体と前記スリーブとの確実な係合を可能にするよう、リブが設けられているか、 ネジが設けられているか、または平滑である、請求項３４記載の結び目無し縫合 糸アンカーアセンブリ。 ３７．前記中空アンカースリーブが内側表面を有し、この内側表面が、前記ア ンカー手段の確実な係合を可能にするよう、リブが設けられているか、ネジが設 けられているか、またはビードが設けられている、請求項３４記載の結び目無し 縫合糸アンカーアセンブリ。 ３８．前記ストッパー手段が、スロットを備えたディスク形状、ロッド形状、 リング形状、Ｘ形状または馬蹄形状である、請求項３４記載の結び目無し縫合糸 アンカーアセンブリ。 ３９．前記中空アンカースリーブが、第１端部と、第２端部と、カラーとを有 し、このカラーが、前記中空アンカースリーブと前記骨本体との面一係合を可能 にするよう、前記第１端部に取り付けられた、請求項３４記載の結び目無し縫合 糸アンカーアセンブリ。 ４０．ａ）前記中空アンカースリーブを前記骨本体内に設置する工程と、 ｂ）前記アンカー手段を前記組織に挿入して通過させ、次に前記中空ア ンカースリーブ内に挿入する工程を備える、請求項３４記載の前記アセンブリを 利用して組織を骨本体に取り付けるための方法。 ４１．ｃ）前記中空のアンカースリーブ内の所望の深さに、前記アンカー手段 をラチェット動作し、前記組織を、前記骨本体に確実に取り付けるための工程を 更に備えた、請求項４０記載のアセンブリを利用して組織を骨に取り付けるため の方法。 ４２．ａ）前記中空アンカースリーブを、前記骨本体内に設置する工程と、 ｂ）前記ストッパー手段を、前記組織本体の下面に挿入して通過させる 工程と、 ｃ）前記アンカー手段を、前記中空アンカースリーブ内に挿入する工程 とを備える、請求項３４記載の前記アセンブリを利用して組織を骨本体に取り付 けるための方法。 ４３．ｄ）前記中空のアンカースリーブ内の所望の深さに前記アンカー手段を ラチェット動作し、前記組織を、前記骨本体に確実に取り付けるための工程を更 に備える、請求項４２記載のアセンブリを利用して組織を骨に取り付けるための 方法。 ４４．ａ）第１端部および第２端部を有し、前記骨本体に取り付けるためのア ンカー手段と、 ｂ）第１端部および第２端部を有し、前記第１端部が、前記アンカー手 段の前記第２端部に接続された少なくとも１つの縫合糸要素と、 ｃ）前記縫合糸要素の前記第２端部に接続されたストッパー手段と ｄ）前記アンカー手段を前記骨本体に設置し、取り付けるよう、前記ア ンカー手段の前記第１端部に接続されたアンカー手段とを備える、組織を骨本体 に取り付けるための結び目無し縫合糸アンカーアセンブリ。 ４５．前記ストッパー手段が、スロットを備えるディスク形状、ロッド形状、 リング形状、Ｘ形状または馬蹄形状である、請求項４４記載の結び目無し縫合糸 アンカーアセンブリ。 ４６．ａ）前記アンカー手段を前記組織に挿入し、通過させ、次に前記骨本体 に挿入する工程を含む、請求項３４記載の、前記アセンブリを使って組織を骨本 体に取り付けるための方法。 ４７．ａ）前記ストッパー手段を、前記組織本体の下面に挿入して通過させる 工程と、 ｂ）前記アンカー手段を、前記組織に挿入して通過させ、次に、前記中 空アンカースリーブに挿入し、次に、内部に前記アンカー手段を備える前記中空 アンカースリーブを前記骨本体に挿入する工程とを備える、請求項３４記載の前 記アセンブリを利用して組織を骨本体に取り付けるための方法。

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 ＥＰ(ＡＴ，ＢＥ，ＣＨ，ＤＥ， ＤＫ，ＥＳ，ＦＩ，ＦＲ，ＧＢ，ＧＲ，ＩＥ，ＩＴ，Ｌ Ｕ，ＭＣ，ＮＬ，ＰＴ，ＳＥ)，ＡＵ，ＣＡ，ＪＰ

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．ａ）第１端部および第２端部を有し、前記第１端部に縫合糸要素が取り付 けられ、前記縫合糸要素がその長手方向に沿って位置する少なくとも１つのルー プ部分を有し、前記第２端部が前記組織を通過し、更に前記縫合糸要素の少なく とも１つのループ部分を通過するアンカー手段と、 ｂ）前記アンカー手段が前記組織を通過し、更に前記少なくとも１つの縫 合糸要素のループ部分を通過した後に、前記アンカー手段が嵌合される、骨本体 に設置し、取り付けるための中空アンカースリーブとを備えた、組織を骨本体に 取り付けるための結び目無し縫合糸アンカーアセンブリ。 ２．前記アンカー手段が、外側表面を有し、この外側表面が、前記中空アンカ ースリーブと前記アンカー手段との確実な係合を可能にするよう、平滑であるか 、リブが設けられるか、ネジが設けられるか、または膨張自在となっている、請 求項１記載の結び目無し縫合糸アンカーアセンブリ。 ３．前記中空アンカースリーブが、外側表面を有し、この外側表面が、前記骨 本体と前記スリーブとの確実な係合を可能にするよう、リブが設けられるか、ネ ジが設けられるか、膨張自在であるか、突起が設けられるか、くさび状となって いるか、または傘状となっている、請求項１記載の結び目無し縫合糸アンカーア センブリ。 ４．前記中空アンカースリーブが、内側表面を有し、この内側表面が、前記ア ンカー手段の確実な係合を可能にするよう、リブが設けられるか、ネジが設けら れるか、または膨張自在となっている、請求項１記載の結び目無し縫合糸アンカ ーアセンブリ。 ５．前記縫合糸要素が、第１端部および第２端部を有し、これらの双方が、前 記アンカー手段の前記第１端部に取り付けられた、請求項１記載の結び目無し縫 合糸アンカーアセンブリ。 ６．前記中空アンカースリーブが第１端部と、第２端部と、カラーとを有し、 このカラーが、前記中空アンカースリーブと前記骨本体との面一係合を可能にす るよう、前記第１端部に取り付けられた、請求項１記載の結び目無し縫合糸アン カーアセンブリ。 ７．ａ）前記骨本体に、前記中空アンカースリーブを設置する工程と、 ｂ）前記アンカー手段を、前記組織に挿入して通過させ、次に、前記少な くとも１つのループ部分に挿入して通過させる工程と、 ｃ）前記少なくとも１つのループ部分へ通した前記アンカー手段を前記中 空アンカースリーブ内に固定して、前記組織を前記骨本体に取り付ける工程とを 備える、請求項１記載の前記アセンブリを使用して組織を骨本体にに取り付ける ための方法。 ８．ａ）前記骨本体に、前記中空アンカースリーブを設置する工程と、 ｂ）前記少なくとも１つのループ部分を、前記組織に挿入して通過させ、 次に、前記アンカー手段を前記少なくとも１つのループ部分に挿入して通過させ る工程と、 ｃ）前記少なくとも１つのループ部分へ通した前記アンカー手段を、前記 中空アンカースリーブ内に固定して前記組織を前記骨本体に取り付ける工程とを 備える、請求項１記載の前記アセンブリを使用して組織を骨本体にに取り付ける ための方法。 ９．ａ）前記骨本体に、前記中空アンカースリーブを設置する工程と、 ｂ）前記アンカー手段を、前記組織に挿入して通過させ、次に、前記少な くとも１つのループ部分に挿入して通過させる工程と、 ｃ）前記少なくとも１つのループ部分へ通した前記アンカー手段を、前記 中空アンカースリーブ内に固定する工程と、 ｄ）前記アンカー手段を、前記中空アンカースリーブの所望する深さにラ チェット動作し、前記組織を前記骨本体に確実に取り付けるための工程とを備え る、請求項１記載の前記アセンブリを使用して組織を骨本体にに取り付けるため の方法。 １０．ａ）第１端部および第２端部を有し、前記組織に挿入して通過させ、前 記骨本体に取り付けるためのアンカー手段と、 ｂ）第１端部および第２端部を有し、前記組織に挿入されて、これを通 過した前記アンカー手段が嵌合され、骨本体に設置されて取り付けられる中空ア ンカースリーブと、 ｃ）第１端部および第２端部を有し、前記第１端部が、前記アンカー手 段の前記第２端部に取り付けられ、前記第２端部が、前記中空アンカースリーブ の前記第２端部に取り付けられた縫合糸要素とを備える、組織を骨本体に取り付 けるための結び目無し縫合糸アンカーアセンブリ。 １１．前記アンカー手段が外側表面を有し、この外側表面が前記中空アンカー スリーブと前記アンカー手段との確実な係合を可能にするよう、リブが設けられ ているか、ネジが設けられているか、または膨張自在となっている、請求項１０ 記載の結び目無し縫合糸アンカーアセンブリ。 １２．前記中空アンカースリーブが外側表面を有し、この外側表面が、前記骨 本体と前記スリーブとの確実な係合を可能にするよう、リブが設けられているか 、ネジが設けられているか、または膨張自在であるか、くさび状となっているか 、傘状となっているか、または突起状となっている請求項１０記載の結び目無し 縫合糸アンカーアセンブリ。 １３．前記中空アンカースリーブが内側表面を有し、この内側表面が、前記ア ンカー手段の確実な係合を可能にするよう、リブが設けられているか、ネジが設 けられているか、または膨張自在となっている、請求項１０記載の結び目無し縫 合糸アンカーアセンブリ。 １４．前記中空スリーブが、第１端部と、第２端部と、カラーとを有し、この カラーが、前記中空アンカースリーブと前記骨本体との面一係合を可能にするよ う、前記第１端部に取り付けられた、請求項１０記載の結び目無し縫合糸アンカ ーアセンブリ。 １５．ａ）前記アンカー手段を、前記組織に挿入し、通過させる工程と、 ｂ）前記アンカー手段を、前記中空アンカースリーブ内に固定する工程 と、 ｃ）前記アンカー手段が挿入された前記中空アンカースリーブを設置し 、前記組織を前記骨本体に確実に取り付ける工程とを備える、請求項１０記載の 、前記アセンブリを利用して骨本体に組織を取り付けるための方法。 １６．ａ）前記アンカー手段を、前記組織に挿入し、通過させる工程と、 ｂ）前記アンカー手段を、前記中空アンカースリーブ内に固定する工程 と、 ｃ）前記アンカー手段が挿入された前記中空アンカースリーブを設置す る工程と、 ｄ）前記中空アンカースリーブ内の所定深さに、前記アンカー手段をラ チェット動作させ、前記組織を前記骨本体に確実に取り付ける工程とを備える、 請求項１０記載の、前記アセンブリを利用して骨本体に組織を取り付けるための 方法。 １７．ａ）第１端部および第２端部を有する第１アンカー手段を備え、前記第 １アンカー手段の前記第１端部が、この第１端部に取り付けられた縫合糸要素を 有し、該縫合糸要素が、その全長に沿う少なくとも１つのキャッチ装置を有し、 前記第１アンカー手段の前記第２端部を、前記組織内に通過させるようになって いる第１アンカー手段アセンブリと、 ｂ）第１端部および第２端部を有する第２アンカー手段を備え、前記第 ２アンカー手段の前記第１端部が、この第１端部に取り付けられた縫合糸要素を 有し、該縫合糸要素が、その全長に沿うストッパー手段を有し、前記ストッパー 手段が、前記リング要素に係合するまで、前記第２アンカー手段を前記第１アン カー手段アセンブリの前記少なくとも１つのキャッチ装置に通過させる、第２ア ンカー手段アセンブリと、 ｃ）前記第１アンカー手段が、前記組織を貫通し、かつ前記第２アンカ ー手段が、前記第１アンカー手段の前記キャッチ装置を貫通した後に、前記第１ および第２アンカー手段が嵌合される前記骨本体に設置し、この骨本体に係止す るための少なくとも２つの中空アンカースリーブとを備える、結び目無し縫合糸 アンカーアセンブリ。 １８．前記第１および第２アンカー手段が外側表面を有し、この外側表面が、 、前記中空アンカースリーブと前記アンカー手段との確実な係合を可能にするよ う、平滑であるか、リブが設けられるか、ネジが設けられるか、ビードが設けら れるか、または膨張自在となっている、請求項１７記載の結び目無し縫合糸アン カーアセンブリ。 １９．前記中空アンカースリーブが、外側表面を有し、この外側表面が、前記 骨本体と前記スリーブとの確実な係合を可能にするよう、リブが設けられている か、ネジが設けられているか、膨張自在であるか、突起が設けられているか、く さび状となっているか、または傘状となっている、請求項１７記載の結び目無し 縫合糸アンカーアセンブリ。 ２０．前記中空アンカースリーブが内側表面を有し、この内側表面が、前記ア ンカー手段の確実な係合を可能にするよう、リブが設けられているか、ネジが設 けられているか、または膨張自在となっている、請求項１７記載の結び目無し縫 合糸アンカーアセンブリ。 ２１．前記中空の少なくとも１つのアンカースリーブが、第１端部と、第２端 部と、カラーとを有し、このカラーが、前記中空アンカースリーブと前記骨本体 との面一係合を可能にするよう、前記第１端部に取り付けられた、請求項１７記 載の結び目無し縫合糸アンカーアセンブリ。 ２２．ａ）前記少なくとも２つの中空アンカースリーブを前記骨本体内に設置 する工程と、 ｂ）前記第１アンカー手段アセンブリの前記第１スパイク部材を、前記 組織に挿入し、通過させる工程と、 ｃ）前記骨本体内に係止された第１中空アンカースリーブ内に、前記第 １アンカー手段を挿入し、設置する工程と、 ｄ）前記第２アンカー手段アセンブリの前記第２アンカー手段を、前記 第１アンカー手段アセンブリの前記キャッチ装置に通し、もって前記第２アンカ ー手段アセンブリの前記ストッパー手段を、前記キャッチ装置と同一面として係 合させる工程と、 ｅ）前記組織を、前記骨本体に確実に取り付けることができるよう、前 記第２アンカー手段アセンブリの前記第２アンカー手段を、第２中空アンカース リーブ内に固定する工程とを備える、請求項１７記載の前記アセンブリを利用し て組織を骨本体に取り付けるための方法。 ２３．前記骨本体内に前記中空アンカースリーブを設置する前に、前記第１お よび第２アンカー手段を前記中空アンカースリーブに設置する、請求項２２記載 の、組織を骨本体に取り付けるための方法。 ２４．前記第２アンカー手段を前記キャッチ装置に挿入した後であって、前記 中空アンカー手段に挿入する前に、前記組織に挿入して通過させ、これにより、 組織を骨本体に取り付けるための方法。 ２５．ａ）前記少なくとも２つの中空アンカースリーブを、前記骨本体内に設 置する工程と、 ｂ）前記第１アンカー手段アセンブリの前記第１アンカー手段を、前記 組織に挿入し、通過させる工程と、 ｃ）前記骨本体内に係止された第１中空アンカースリーブ内に、前記第 １アンカー手段を挿入し、設置する工程と、 ｄ）前記第２アンカー手段アセンブリの前記第２アンカー手段を、前記 第１アンカー手段アセンブリの前記キャッチ装置に通し、もって前記第２アンカ ー手段アセンブリの前記ストッパー手段を、前記キャッチ装置と同一面として係 合させる工程と、 ｅ）前記第２アンカー手段アセンブリの前記第２アンカー手段を、第２ 中空アンカースリーブ内に固定する工程と、 ｆ）前記第１および第２アンカー手段を、それぞれ、前記第１および第 ２中空アンカースリーブ内の所望する深さにラチェット動作させ、前記組織を前 記骨本体に確実に取り付けるための工程とを備える、請求項１７記載の前記アセ ンブリを利用して組織を骨本体に取り付けるための方法。 ２６．第１端部および第２端部を有し、前記第１端部が、この端部に取り付け られた縫合糸要素を有し、前記縫合糸要素が前記軟質組織を貫通させるための、 全長に沿って位置する少なくとも１つのループ部分を有し、アンカー手段の前記 第２端部を、前記縫合糸要素の前記ループ部分に通過させ、前記組織を、前記骨 本体に確実に取り付けるため前記骨本体内に係止可能となっている、前記骨本体 に取り付けるためのアンカー手段を備える、組織を骨本体に取り付けるための結 び目無し縫合糸アンカーアセンブリ。 ２７．前記骨本体に取り付けるための前記アンカー手段が、銛形アンカー、く さび状アンカー、傘状アンカー、リブ付きアンカー、ねじ切りされたアンカー、 突起の設けられたアンカーである、請求項２６記載の結び目無し縫合糸アンカー アセンブリ。 ２８．前記縫合糸要素が、第１端部および第２端部を有し、双方の端部が、前 記アンカー手段の前記第１端部に取り付けられた、請求項２６記載の結び目無し 縫合糸アセンブリ。 ２９．第１端部および第２端部を有し、前記第１端部が、この端部に取り付け られた縫合糸要素を有し、前記縫合糸要素が、前記軟質組織を貫通させるための 、全長に沿って位置する少なくとも１つのループ部分を有し、アンカー手段の前 記第２端部を、前記縫合糸要素の前記ループ部分に通過させ、前記組織を、前記 骨本体に確実に取り付けるため前記骨本体内に係止可能となっている、前記骨本 体に取り付けるためのアンカー手段を備える、結び目無し縫合糸アンカーアセン ブリを使用して組織を骨本体に取り付けるための方法であって、 ａ）前記縫合糸要素の少なくとも１つのループ部分を、前記軟質組織に挿入し て通過させる工程と、 ｂ）前記少なくとも１つのループ部分を、前記軟質組織に挿入して通過させた 後、前記骨本体に取り付けるための前記アンカー手段を、前記少なくとも１つの ループ部分に挿入して通過させる工程と、 ｃ）前記骨本体に取り付けるための前記アンカー手段を、前記骨本体内に設置 し、前記軟質組織を前記骨本体に確実に取り付けるための工程とを備える、組織 を骨本体に取り付けるための方法。 ３０．第１端部および第２端部を有し、前記第１端部に縫合糸要素が取り付け られており、該縫合糸要素が前記軟質組織を通過するための、その全長に沿って 位置する少なくとも１つのキャッチ手段を有し、アンカー手段の前記第２端部が 前記縫合糸要素の前記キャッチ手段を通って前記骨本体まで通過し、前記組織を 前記骨本体に確実に取り付けるようになっている、前記骨本体に取り付けるため の第１アンカー手段を備える第１の結び目無し縫合糸アンカーアセンブリと、 第１端部および第２端部を有し、前記第１端部に縫合糸要素が取り付けられて おり、該縫合糸要素が前記第１結び目無し縫合糸アンカーアセンブリのキャッチ 手段に係合するための、端部に沿って設けられたストッパー要素を有し、第２ア ンカー手段の前記第２端部が前記第１結び目無し縫合糸アンカーアセンブリの前 記キャッチ装置を通って前記骨本体まで通過し、前記組織を前記骨本体に確実に 取り付けるようになっている、前記骨本体に取り付けるための第２アンカー手段 を備えた第２の結び目無し縫合糸アンカーアセンブリとを備える、組織を骨に取 り付けるための結び目無し縫合糸アンカーアセンブリ。 ３１．前記骨本体に取り付けるための前記第１および第２アンカー手段が銛形 アンカー、くさび状アンカー、傘状アンカー、リブ付きアンカー、ねじ切りされ たアンカー、ビード付きアンカー、または突起の設けられたアンカーである、請 求項３０記載の結び目無し縫合糸アンカーアセンブリ。 ３２．前記第１の結び目無し縫合糸アンカーアセンブリの前記キャッチ装置が 、前記第２の結び目無し縫合糸アンカーアセンブリの前記ストッパー要素の寸法 よりも小さい開口部を備える円形、スロット付き形状、正方形または三角形の形 状を有する、請求項３０記載の結び目無し縫合糸アンカーアセンブリ。 ３３．ａ）前記第１の結び目無し縫合糸アンカーアセンブリの前記少なくとも １つの記載の装置を、前記組織に挿入して通過させる工程と、 ｂ）前記骨本体に取り付けるための前記第１のアンカー手段を、前記骨 本体内に設置する工程と、 ｃ）前記骨本体に取り付けるための前記第２のアンカー手段を、前記キ ャッチ装置に挿入して通過さえる工程と、 ｄ）前記第２のアンカー手段を、前記骨本体内に設置する工程とを備え 、前記ストッパー手段が前記キャッチ装置に嵌合し、もって前記組織を前記骨本 体に確実に取り付けるようになっている、請求項３０記載のアセンブリを使って 組織を骨本体に取り付けるための方法。 ３４．ａ）第１端部および第２端部を有し、前記骨本体に取り付けるためのア ンカー手段と、 ｂ）第１端部および第２端部を有し、前記第１端部が、前記アンカー手 段の前記第２端部に接続された少なくとも１つの縫合糸要素と、 ｃ）前記縫合糸要素の前記第２端部に接続されたストッパー手段と、 ｄ）前記スパイク部材の後で前記アンカー手段が嵌合される、骨本体に 設置し、取り付けるための中空アンカースリーブとを備える、組織を骨本体に取 り付けるための結び目無し縫合糸アンカーアセンブリ。 ３５．前記アンカー手段が、外側表面を有し、この外側表面が、前記中空アン カースリーブと前記アンカー手段との確実な係合を可能にするよう、平滑である か、リブが設けられているか、ネジが設けられているか、ビードが設けられてい るか、または膨張自在となっている、請求項３４記載の結び目無し縫合糸アンカ ーアセンブリ。 ３６．前記中空アンカースリーブが外側表面を有し、この外側表面が前記骨本 体と前記スリーブとの確実な係合を可能にするよう、リブが設けられているか、 ネジが設けられているか、膨張自在であるか、突起が設けられているか、くさび 状となっているか、または傘状となっている、請求項３４記載の結び目無し縫合 糸アンカーアセンブリ。 ３７．前記中空アンカースリーブが内側表面を有し、この内側表面が、前記ア ンカー手段の確実な係合を可能にするよう、リブが設けられているか、ネジが設 けられているか、または膨張自在となっている、請求項３４記載の結び目無し縫 合糸アンカーアセンブリ。 ３８．前記ストッパー手段が、スロットを備えたディスク形状、ロッド形状、 リング形状、Ｘ形状、馬蹄形状、Ｃ字形状、バー形状、湾曲したバー形状、Ｏ字 形状または平面状である、請求項３４記載の結び目無し縫合糸アンカーアセンブ リ。 ３９．前記中空アンカースリーブが、第１端部と、第２端部と、カラーとを有 し、このカラーが、前記中空アンカースリーブと前記骨本体との同一面上の係合 を可能にするよう、前記第１端部に取り付けられた、請求項３４記載の結び目無 し縫合糸アンカーアセンブリ。 ４０．ａ）前記中空アンカースリーブを前記骨本体内に設置する工程と、 ｂ）前記アンカー手段を、前記組織に挿入して通過させ、次に前記中空 アンカースリーブ内に挿入する工程を備える、請求項３４記載の前記アセンブリ を利用して組織を骨本体に取り付けるための方法。 ４１．ｃ）前記中空のアンカースリーブ内の所望の深さに、前記アンカー手段 をラチェット動作し、前記組織を、前記骨本体に確実に取り付けるための工程を 更に備える、請求項４０記載のアセンブリを利用して組織を骨に取り付けるため の方法。 ４２．ａ）前記中空アンカースリーブを、前記骨本体内に設置する工程と、 ｂ）前記ストッパー手段を、前記組織本体の下面に挿入して通過させる 工程と、 ｃ）前記アンカー手段を、前記中空アンカースリーブ内に挿入する工程 とを備える、請求項３４記載の前記アセンブリを利用して組織を骨本体に取り付 けるための方法。 ４３．ｄ）前記中空のアンカースリーブ内の所望の深さに、前記アンカー手段 をラチェット動作し、前記組織を、前記骨本体に確実に取り付けるための工程を 更に備える、請求項４２記載のアセンブリを利用して組織を骨に取り付けるため の方法。 ４４．ａ）第１端部および第２端部を有し、前記骨本体に取り付けるためのア ンカー手段と、 ｂ）第１端部および第２端部を有し、前記第１端部が、前記アンカー手 段の前記第２端部に接続された少なくとも１つの縫合糸要素と、 ｃ）前記縫合糸要素の前記第２端部に接続されたストッパー手段と ｄ）前記アンカー手段を前記骨本体に設置し、取り付けるよう、前記ア ンカー手段の前記第１端部に接続されたアンカー手段とを備える、組織を骨本体 に取り付けるための結び目無し縫合糸アンカーアセンブリ。 ４５．前記ストッパー手段が、スロットを備えるディスク形状、ロッド形状、 リング形状、Ｘ形状、馬蹄形状、Ｃ字形状、バー形状、湾曲したバー形状、Ｏ字 形状または平面状である、請求項４４記載の結び目無し縫合糸アンカーアセンブ リ。 ４６．ａ）前記アンカー手段を前記組織に挿入し、通過させ、次に。前記骨本 体に挿入する工程を含む、請求項３４記載の、前記アセンブリを使って組織を骨 本体に取り付けるための方法。 ４７．ａ）前記ストッパー手段を、前記組織本体の下面に挿入して通過させる 工程と、 ｂ）前記アンカー手段を、前記組織に挿入して通過させ、次に前記中空 アンカースリーブに挿入し、次に前記骨本体に挿入する工程とを備える、請求項 ３４記載の前記アセンブリを利用して組織を骨本体に取り付けるための方法。