JPH11506519A - 燃料ノズルを備える気化器 - Google Patents

燃料ノズルを備える気化器

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JPH11506519A
JPH11506519A JP9535244A JP53524497A JPH11506519A JP H11506519 A JPH11506519 A JP H11506519A JP 9535244 A JP9535244 A JP 9535244A JP 53524497 A JP53524497 A JP 53524497A JP H11506519 A JPH11506519 A JP H11506519A
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ラスムッセン,ジェローム
サンティ,ジョン・ディー
ガントリー,トーマス・ジー
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Abstract

(57)【要約】 気化器は、気化器本体(22)を備えており、この気化器本体は、吸気側(26)から排気側(28)まで伸長するスロート(24)と、このスロートの中に位置している燃料ノズル(32)とを有している。この燃料ノズルは、実質的に上流側の方を向いている上流側オリフィスと、実質的に下流側の方を向いている下流側オリフィスとを有している。上流側オリフィスの表面積は、下流側オリフィスの表面積よりも小さい。各々の側に2以上のオリフィスが設けられる場合には、総ての上流側オリフィスの合計表面積は、総ての下流側オリフィスの合計表面積よりも小さい。上流側オリフィスは、いずれの下流側オリフィスよりも気化器本体に接近して位置決めされる。下流側オリフィスは、複数の下流側オリフィスを含み、これらオリフィスは、スロートに関して中心に位置決めされた平均位置を有している。

Description

【発明の詳細な説明】 燃料ノズルを備える気化器 発明の分野 本発明は、一般的に言えば、空気及び燃料を混合するための内燃機関用の気化 器の分野に関し、より詳細に言えば、そのような気化器のスロートに燃料を供給 する燃料ノズルの分野に関する。 発明の背景 通常の気化器においては、空気は、気化器のスロートの吸気側に入りベンチュ リを通って移動する。このベンチュリにおいて、上記空気は燃料と混合され、そ の後、機関すなわちエンジンの燃焼室に供給される。燃料は、一般的に、燃料供 給源(例えば、燃料ボウル)に作動的に接続された燃料ノズルによって、上記空 気に供給される。燃料ノズルは、気化器の中に水平方向に伸長しており、その先 端に出口ポートを有している。この出口ポートは、通常、空気流に対して水平方 向を向いており、これにより、出口ポートを通過する空気は負圧を生じ、従って 、燃料ノズルから燃料を吸引する。 幾つかのエンジンにおいては、空気は、逆方向(すなわち、燃焼室から気化器 の吸気側に向かって)に流れることもでき、そのような逆方向の流れは、「逆流 」と呼ばれることがある。逆流は、一般的に、吸気弁の漏洩によって生じ、その ような漏洩は、バルブ・ラッシ(弁すきま)、カム・プロフィル(カムの輪郭) の不一致、又は、弁シールの不良によって生ずる。気流速度が存在するので、逆 流は、出口ポートに負圧を生じさせ、燃料ノズルから燃料を吸引する。順方向の 流すなわち順流れが再開されると、燃料ノズルから燃料が再度吸引され、燃料の 「二重装填」が生じる。この二重装填は、気化器の最適な空燃比よりも濃い空燃 比を生じさせ、過剰の放出物を発生すると共に、燃料経済を低下させる。 発明の概要 本発明は、燃料ノズルを備える気化器を提供し、この気化器は、複数のノズル が燃料ノズルに位置することによって、ガスが上流側に流れる間よりもガスが下 流側に流れる間により多くの燃料が供給されるという、二重装填の問題を軽減す る。本発明は、ある特徴においては、吸気側から排気側まで伸長するスロートと 、該スロートの中に位置すると共に、実質的に上流側の方を向いた少なくとも1 つの上流側オリフィス、及び、実質的に下流側の方を向いた少なくとも1つの下 流側オリフィスを有している燃料ノズルとを具備する気化器本体を備えた気化器 として具体化される。上流側オリフィスの表面積は、下流側オリフィスの表面積 よりも小さい。請求の範囲に記載する構成によって、順方向のガス流は、下流側 オリフィスに負圧を形成して、下流側オリフィスから燃料を吸引するが、逆方向 のガス流は、下流側オリフィスに負圧を生じさせない。上流側オリフィスには若 干の負圧が形成されるが、上流側オリフィスの表面積は、下流側オリフィスの表 面積よりも小さいので、上流側オリフィスからは燃料がほとんど又は全く吸引さ れない。 一実施例においては、上流側オリフィスの表面積は、下流側オリフィスの表面 積の約50パーセントよりも小さくすることができ、下流側オリフィスの表面積 の約5パーセントと約20パーセントとの間であるのが好ましい。別の実施例に おいては、燃料ノズルは、気化器の壁部を通して燃料を供給し、上流側オリフィ スは、いずれの下流側オリフィスよりも気化器の壁部に接近して位置決めされる 。例えば、上流側オリフィスは、上記スロートを形成する気化器本体の付近に位 置決めすることができる。更に別の実施例においては、下流側オリフィスは、複 数の下流側オリフィスを含む。そのような複数の下流側オリフィスは、上記スロ ートに関して中心に位置決めされた平均位置を有するのが好ましい。例えば、下 流側オリフィスは、3つの下流側オリフィスを含み、これら3つの下流側オリフ ィスの中の1つを、上記スロートに関して中心に位置決めし、他の2つの下流側 オリフィスを、上記中心に位置決めされた下流側オリフィスの両側に等間隔で隔 置させることができる。 本発明は、別の特徴においては、吸気側から排気側まで伸長するスロートと、 該スロートの中に位置していて気化器の壁部を通して燃料を供給する燃料ノズル とを具備する気化器本体を備えた気化器として具体化される。上記燃料ノズルは 、実質的に上流側の方を向いた少なくとも1つの上流側オリフィスと、実質的に 下 流側の方を向いた少なくとも1つの下流側オリフィスとを含んでおり、少なくと も1つの上流側オリフィスは、総ての下流側オリフィスよりも上記気化器の壁部 に接近して位置決めされる。上記上流側オリフィスは、唯一の上流側オリフィス から構成され、また、上記下流側オリフィスは、複数の下流側オリフィスから構 成され、これら複数の下流側オリフィスは、上記スロートに関して中心に位置決 めされた平均位置を有しているのが好ましい。 本発明は、更に別の特徴においては、吸気側から排気側まで伸長するスロート と、該スロートの中に位置決めされると共に、実質的に上流側の方を向いた少な くとも1つの上流側オリフィス、及び、実質的に下流側の方を向いた少なくとも 1つの下流側オリフィスを有している燃料ノズルとを具備する気化器本体を備え る気化器を含み、上記総ての上流側オリフィスの合計表面積は、上記総ての下流 側オリフィスの合計表面積よりも小さくされている。一実施例においては、上記 上流側オリフィスの表面積は、上記下流側オリフィスの表面積の約50パーセン トよりも小さくすることができ、上記下流側オリフィスの表面積の約25パーセ ントよりも小さいのが好ましく、更に、上記下流側オリフィスの表面積の約5パ ーセントと約20パーセントとの間であるのがより好ましい。 図面の簡単な説明 図1は、燃料ノズルを備えている本発明を具体化した気化器の側方断面図であ る。 図2は、図1に示す燃料ノズルの長手方向断面図である。 図3は、図2の線3−3に沿って取った燃料ノズルの断面図である。 図4は、図2の線4−4に沿って取った燃料ノズルの端面図である。 図5は、燃料ノズルを備えている本発明を具体化した別の気化器の側方断面図 である。 図6は、図5に示す燃料ノズルの長手方向断面図である。 図7は、図6の線7−7に沿って取った燃料ノズルの端面図である。 図8乃至図12は、本発明を具体化した種々の燃料ノズルを示している。 詳細な説明 図1は、気化器本体22を備える気化器20を示しており、上記気化器本体は 、 吸気領域26から排出領域28まで伸長している気化器のスロート24を有して いる。気化器20は、更に、上記スロート24を通過する空気及び燃料の量を調 節するスロットル30を備えている。燃料ノズル32が、スロート24に燃料を 供給するように位置決めされている。燃料ノズル32は、一般的に、気化器本体 22に取り付けられたベース34と、該ベース34から気化器の壁部37を通っ て伸長している先端部36とを備えており、この先端部の少なくとも一部は、気 化器のスロートの中に位置している。 本発明によれば、先端部36には、上流側オリフィスと、少なくとも1つの下 流側オリフィスとが設けられており、この下流側オリフィスは、上記上流側オリ フィスの表面積よりも大きな表面積を有している。本明細書で使用される「表面 積」という用語は、オリフィスが燃料を排出する傾向を示すために用いられてい る。すなわち、ある圧力に関して、オリフィスの表面積が大きくなると、より多 くの燃料が排出される傾向がある。本明細書で使用される表面積の値は、燃料ノ ズルの外側面におけるオリフィスの面積を指している。勿論、他の技術を用いて 本発明を達成することができることを理解する必要がある。例えば、幅の狭いス ロット形状の開口又はピンホール形状の開口を用いることによって、オリフィス の燃料を分配する傾向を表面張力に負わせることもできる。また、表面から内方 に向かって面積が変化するオリフィスも、オリフィスの性能に影響を与えること ができる。 図1及び図2に示す実施例においては、上記先端部は、約0.226平方ミリ メートル(約0.00035平方インチ)の断面積に相当する約0.533mm (約0.021インチ)の直径を有する円形の上流側オリフィス38を一つ有し ている。図示の実施例は、3つの下流側オリフィス40、42、44を有してお り、これら下流側オリフィスは各々円形であって、約2.08平方ミリメートル (約0.00323平方インチ)の全断面積に相当する約0.94mm(約0. 037インチ)の直径を有している。上記オリフィスの断面を丸くする必要はな く、他の適宜な形状にすることができることを理解する必要がある。 図2に最も良く示すように、中央の下流側オリフィス42は、スロート24に 関して概ね中心に位置決めされており、他の2つの下流側オリフィス40、44 は、中央の下流側オリフィス42の両側に等間隔で隔置されている。従って、下 流側オリフィス40、42、44は、スロート24を横断して均等に分布された パターンとして位置決めされている。これとは対照的に、上流側オリフィス38 は、スロート24に関して中心から外れた状態で位置決めされている。より詳細 に言えば、上流側オリフィス38は、図1及び図2に示すように、いずれの下流 側オリフィス40、42、44よりも気化器の壁部37に接近して位置決めされ ている。 ノズル先端部の下流側の側部の位置決めによって、二重装填が大幅に減少され る。より詳細に言えば、順方向の流れすなわち順流が、下流側オリフィスに低い 圧力を生じさせ、燃料が下流側オリフィスを通して分配されるようにする。逆流 の間には、下流側オリフィスに高い圧力が形成され、これにより、燃料が下流側 オリフィスを通って分配されることはほとんど又は全くない。従って、二重装填 は、大幅に減少される。 上流側オリフィスの上述の位置決めにより、順流の間の燃料ノズルの中の燃料 の流れに対して直角に、空気が燃料ノズルに入ることができる。燃料に対して直 角な上記空気の直角な運動により、燃料ノズルの中の燃料の剪断作用が生じ、こ れにより、燃料及び空気が下流側オリフィスを出る際に、燃料の良好な霧化が生 ずる。上流側オリフィスの表面積は、下流側オリフィスの表面積に比較して小さ いので、逆流により上流側オリフィスを通る燃料が問題となる程に分散すること はない。 上述のように、燃料ノズル32は、先端部36とベース34とを備えている。 先端部36及びベース34は、金属及びプラスチックを含む種々の幅広い材料か ら形成することができる。図1乃至図4に示す実施例においては、先端部36及 びベース34は、SAE CA 332ブラス(黄銅、真鍮)の如き金属材料か ら機械加工され、ベース34は、先端部36に圧入される。2つの部品から成る 燃料ノズルを用いることにより、ベース34よりも薄い壁部を有する先端部36 を含む燃料ノズル32の製造が容易になる。上記薄い壁部は、先端部がスロート の中で占めるスペースを少なくし、これにより、エンジンの性能を改善する。ベ ース34を先端部36に適正に整合させるために、ベース34は、図3に示すよ うに、先端部36の平坦部分48に対応する平坦面46を有している。また、組 み立てられた燃料ノズル32を気化器本体22の中に適正に挿入するために、ベ ース34は、図4に示すように、気化器本体22の形状に合致する平坦部分50 を有している。 図5に示す気化器60は、一体型の燃料ボウル62と、これに関連して設けら れるフロート64とを備えており、このフロートは、調量オリフィスすなわちジ ェット68及び燃料ノズル70を介して気化器のスロート66に燃料を供給する 。図6を参照すると、燃料ノズル70は、一部品から成る構造であって、アセタ ール樹脂の如きプラスチックから形成されている。図7に示すように、燃料ノズ ルの下方部分は、D字型のベース部分72を有しており、このベース部分は、燃 料ノズル70を気化器本体74に適正に整合させる。 図8は、本発明を具体化した別の燃料ノズル80を示している。この燃料ノズ ル80は、2つの部品から成る構造であって、先端部82と、ベース84とを有 している。先端部82及びベース84は共に、E.I.Du Pont DeN emours(デラウエア州Wilmington)の商標名であるDelri nの如きプラスチック材料から形成されている。先端部82及びベース84はス ナップ嵌めによって互いに接続されており、このスナップ嵌めにおいては、先端 部82の隆起部86がベース84の溝88に嵌合している。図示の実施例におい ては、先端部82は、ベース84の肉厚とほぼ同じ肉厚を有している。 図9は、本発明を具体化した別の燃料ノズル90を示している。図示の燃料ノ ズル90は、一部品から成る構造を有していて、ブラスの如き金属材料から機械 加工されている。燃料ノズル90の先端部92は、ボールプラグ94によって閉 塞されている。 図10は、本発明を具体化した燃料ノズル100を示している。図10の燃料 ノズル100は、図8に示す燃料ノズルと同様に、Delrinから形成された 一部品から成る構造を有していて、この構造においては、先端部102が、ベー ス104に圧入されている。先端部102の端部は、ボールプラグ106を有し ており、このボールプラグは、可撓性の接続部材108を介して、先端部と一体 に形成されている。先端部102の開口端は、ボールプラグ106を当該開口端 に挿入することにより、選択的に閉止することができる。 図11は、本発明を具体化した別の燃料ノズル110を示している。この燃料 ノズル110は、先端部112がベース114の肉厚よりもかなり薄い肉厚を有 しているという点を除いて、図8に示す燃料ノズルと同じである。 図12は、ブラスから形成された2つの部品から成る燃料ノズル120を示し ており、この燃料ノズルは、先端部122と、この先端部122に圧入されたベ ース124とを備えている。上述の燃料ノズルとは対照的に、図12に示す先端 部122は、その一部だけ(例えば、半分未満)が気化器のスロート126の中 に伸長するようになっている。また、図12に示す先端部122は、他の燃料ノ ズルには3つの下流側オリフィスが図示されているのとは異なり、唯一の下流側 オリフィス128を有している。図示のように、下流側オリフィス128は、上 流側オリフィス130の表面積よりも十分に大きい横断表面積を有している。 本発明に関する上の記載は、説明及び図示を目的として行ったものである。ま た、上の記載は、本発明を本明細書に開示した形態に限定する意図を有するもの ではない。結局、上の教示と同等の変形例及び変更例、並びに、関連する技術分 野の技術又は知識は、本発明の範囲に入る。更に、本明細書に記載した実施例は 、本発明を実施するための最善の態様を説明し、上述の実施例又は他の実施例の 形態で、また、本発明の特定の用途又は使用法が必要とする種々の変更を施して 、当業者が本発明を利用できるようにするためのものである。添付の請求の範囲 は、従来技術が許容する範囲の別の実施例を含むことを意図している。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】1998年1月12日 【補正内容】 請求の範囲 1. 気化器であって、 吸気側から排出側まで伸長するスロートを有しており、前記吸気側から前記排 出側に向かって伸長する方向が下流側の方向として規定され、また、前記排出側 から前記吸気側に向かって伸長する方向が上流側の方向として規定される、気化 器本体と、 本体を有する燃料ノズルとを備えており、前記本体は、前記スロートの中に位 置していて前記上流側の方向及び下流側の方向に対して実質的に直角な長手方向 軸線を有しており、前記ノズルは、実質的に上流側の方を向いた少なくとも1つ の上流側オリフィスと、実質的に下流側の方を向いた少なくとも1つの下流側オ リフィスとを有しており、前記少なくとも1つの上流側オリフィスの表面積が、 前記少なくとも1つの下流側オリフィスの表面積の約50パーセントよりも小さ くなるように構成されたことを特徴とする気化器。 2. 請求項1に記載の気化器において、前記少なくとも1つの上流側オリフ ィスの表面積は、前記少なくとも1つの下流側オリフィスの表面積の約25パー セントよりも小さいことを特徴とする気化器。 3. 請求項1に記載の気化器において、前記少なくとも1つの上流側オリフ ィスの表面積は、前記少なくとも1つの下流側オリフィスの表面積の約5パーセ ントと約20パーセントとの間であることを特徴とする気化器。 4. 請求項1に記載の気化器において、前記少なくとも1つの上流側オリフ ィスは、前記少なくとも1つの下流側オリフィスよりも前記気化器の本体に接近 して位置決めされていることを特徴とする気化器。 5. 請求項4に記載の気化器において、前記少なくとも1つの上流側オリフ ィスは、前記スロートを形成する前記気化器の本体の付近に位置決めされている ことを特徴とする気化器。 6. 請求項1に記載の気化器において、前記少なくとも1つの下流側オリフ ィスは、第2の下流側オリフィスを含んでいることを特徴とする気化器。 7. 請求項6に記載の気化器において、前記第1及び第2の下流側オリフィ スは、前記スロートに関して中心に位置決めされた平均位置を有していることを 特徴とする気化器。 8. 請求項6に記載の気化器において、前記少なくとも1つの下流側オリフ ィスは、第3の下流側オリフィスを含んでいることを特徴とする気化器。 9. 請求項8に記載の気化器において、前記第1の下流側オリフィスは、前 記スロートに関して中心に位置決めされており、前記第2及び第3の下流側オリ フィスは、前記第1の下流側オリフィスの両側に等間隔で隔置されていることを 特徴とする気化器。 10. 請求項7に記載の気化器において、前記少なくとも1つの上流側オリフ ィスは、更に、第2の上流側オリフィスを含んでおり、前記第1及び第2の上流 側オリフィスの合計表面積は、前記第1、第2及び第3の下流側オリフィスの合 計表面積よりも小さいことを特徴とする気化器。 11. 請求項1に記載の気化器において、前記燃料ノズルは、更に、ベース部 分を含んでおり、該ベース部分は、特定の向きで前記気化器の本体に嵌合するよ うにキー止めされていることを特徴とする気化器。 12. 請求項1に記載の気化器において、 前記燃料ノズルは、更に、 第1及び第2の別個の部品から成る本体を含んでおり、該本体は、開口された 第1の端部と、前記第1の部品によって閉止された第2の端部とを有しているこ とを特徴とする気化器。 【手続補正書】 【提出日】1998年9月17日 【補正内容】 請求の範囲 1. 内燃機関に使用する気化器(20)であって、 吸気側(26)から排出側(28)まで伸長するスロート(24)を有してお り、前記吸気側から前記排出側に向かって伸長する方向が下流側の方向として規 定され、また、前記排出側から前記吸気側に向かって伸長する方向が上流側の方 向として規定される、気化器本体(22)と、 本体を有する燃料ノズル(32)とを備えており、前記本体は、前記スロート の中に位置していて前記上流側の方向及び下流側の方向に対して実質的に直角な 長手方向軸線を有しており、前記ノズルは、実質的に上流側の方を向いた少なく とも1つの上流側オリフィス(38)と、実質的に下流側の方を向いた少なくと も1つの下流側オリフィス(40,42,又は44)とを有し、前記少なくとも 1つの上流側オリフィスが、前記少なくとも1つの下流側オリフィスよりも気化 器本体に接近して位置決めされている気化器において、 前記少なくとも1つの上流側オリフィスの表面積が、前記少なくとも1つの下 流側オリフィスの表面積の約50パーセントよりも小さく、前記上流側オリフィ スは、空気が気化器内で下流方向に流れる間、空気が前記燃料ノズル内で燃料の 流れに対して直角に燃料ノズルに流入することを可能にするように、寸法決めさ れかつ配置され、従って、燃料及び空気が内燃機関の通常作動時に下流側オリフ ィスを流出する前に、前記燃料ノズル内の燃料の霧化を改良するように、構成さ れたことを特徴とする気化器。 2. 請求項1に記載の気化器において、前記少なくとも1つの上流側オリフ ィスの表面積は、前記少なくとも1つの下流側オリフィスの表面積の約25パー セントよりも小さいことを特徴とする気化器。 3. 請求項1に記載の気化器において、前記少なくとも1つの上流側オリフ ィスの表面積は、前記少なくとも1つの下流側オリフィスの表面積の約5パーセ ントと約20パーセントとの間であることを特徴とする気化器。 4. 請求項1に記載の気化器において、前記少なくとも1つの上流側オリフ ィ スは、前記スロートを形成する前記気化器の本体の付近に位置決めされているこ とを特徴とする気化器。 5. 請求項1に記載の気化器において、前記少なくとも1つの下流側オリフ ィスは、第2の下流側オリフィス(40,42,又は44)を含んでいることを 特徴とする気化器。 6. 請求項5に記載の気化器において、前記第1及び第2の下流側オリフィ スは、前記スロートに関して中心に位置決めされた平均位置を有していることを 特徴とする気化器。 7. 請求項5に記載の気化器において、前記少なくとも1つの下流側オリフ ィス(40、42、又は44)は、第3の下流側オリフィスを含んでいることを 特徴とする気化器。 8. 請求項7に記載の気化器において、前記第1の下流側オリフィスは、前 記スロートに関して中心に位置決めされており、前記第2及び第3の下流側オリ フィスは、前記第1の下流側オリフィスの両側に等間隔で隔置されていることを 特徴とする気化器。 9. 請求項6に記載の気化器において、前記少なくとも1つの上流側オリフ ィスは、更に、第2の上流側オリフィスを含んでおり、前記第1及び第2の上流 側オリフィスの合計表面積は、前記第1、第2及び第3の下流側オリフィスの合 計表面積の約50%よりも小さいことを特徴とする気化器。 10. 請求項1に記載の気化器において、前記燃料ノズルは、更に、ベース部 分(34)を含んでおり、該ベース部分は、特定の向きで前記気化器の本体に嵌 合するようにキー止めされていることを特徴とする気化器。 11. 請求項1に記載の気化器において、 前記燃料ノズルは、更に、 第1(34,82,102,112、又は122)及び第2(36,84,1 04,114,124)の別個の部品から成る本体を含んでおり、該本体は、開 口された第1の端部と、前記第1の部品によって閉止された第2の端部とを有し ていることを特徴とする気化器。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 サンティ,ジョン・ディー アメリカ合衆国ウイスコンシン州53214, ウエスト・アリス,サウス・セブンティー ス・ストリート 2141 (72)発明者 ガントリー,トーマス・ジー アメリカ合衆国ウイスコンシン州53027, ハートフォード,イースト・モンロー・ア ベニュー 940

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 気化器であって、 吸気側から排気側まで伸長するスロートを有しており、前記吸気側から前記排 気側に向かって伸長する方向が下流側の方向として規定され、また、前記排気側 から前記吸気側に向かって伸長する方向が上流側の方向として規定される、気化 器本体と、 前記スロートの中に位置しており、実質的に上流側の方を向いている上流側オ リフィスと、実質的に下流側の方を向いている下流側オリフィスとを有している 、燃料ノズルとを備えており、前記上流側オリフィスの表面積が、前記下流側オ リフィスの表面積よりも小さくなるように構成されたことを特徴とする気化器。 2. 請求項1に記載の気化器において、前記上流側オリフィスの表面積は、 前記下流側オリフィスの表面積の約50パーセントよりも小さいことを特徴とす る気化器。 3. 請求項1に記載の気化器において、前記上流側オリフィスの表面積は、 前記下流側オリフィスの表面積の約25パーセントよりも小さいことを特徴とす る気化器。 4. 請求項1に記載の気化器において、前記上流側オリフィスの表面積は、 前記下流側オリフィスの表面積の約5パーセントと約20パーセントとの間であ ることを特徴とする気化器。 5. 請求項1に記載の気化器において、前記上流側オリフィスは、いずれの 下流側オリフィスよりも前記気化器本体に接近して位置していることを特徴とす る気化器。 6. 請求項5に記載の気化器において、前記上流側オリフィスは、前記スロ ートを形成する前記気化器本体に隣接して位置していることを特徴とする気化器 。 7. 請求項1に記載の気化器において、当該気化器は、複数の下流側オリフ ィスを備えていることを特徴とする気化器。 8. 請求項7に記載の気化器において、前記複数の下流側オリフィスは、前 記スロートに関して中心に位置決めされた平均位置を有していることを特徴とす る気化器。 9. 請求項7に記載の気化器において、前記複数のオリフィスは、3つの下 流側オリフィスから成ることを特徴とする気化器。 10. 請求項9に記載の気化器において、前記3つの下流側オリフィスの中の 1つのオリフィスは、前記スロートに関して中心に位置決めされており、他の2 つの下流側オリフィスは、前記中心に位置決めされたオリフィスの両側に等間隔 で隔置されていることを特徴とする気化器。 11. 気化器であって、 吸気側から排気側まで伸長するスロートを有しており、前記吸気側から前記排 気側に向かって伸長する方向が下流側の方向として規定され、また、前記排気側 から前記吸気側に向かって伸長する方向が上流側の方向として規定される、気化 器本体と、 前記スロートの中に位置していて気化器の壁部から燃料を供給する燃料ノズル とを備えており、該燃料ノズルは、実質的に上流側の方を向いている上流側オリ フィスと、実質的に下流側の方を向いている少なくとも1つの下流側オリフィス とを有しており、前記上流側オリフィスは、前記少なくとも1つの下流側オリフ ィスよりも前記気化器の壁部に接近して位置していることを特徴とする気化器。 12. 請求項11に記載の気化器において、当該気化器は、唯一の上流側オリ フィスを有していることを特徴とする気化器。 13. 請求項11に記載の気化器において、前記少なくとも1つの下流側オリ フィスは、複数の下流側オリフィスから成ることを特徴とする気化器。 14. 請求項13に記載の気化器において、前記複数の下流側オリフィスは、 前記スロートに関して中心に位置決めされた平均位置を有していることを特徴と する気化器。 15. 気化器であって、 吸気側から排気側まで伸長するスロートを有しており、前記吸気側から前記排 気側に向かって伸長する方向が下流側の方向として規定され、また、前記排気側 から前記吸気側に向かって伸長する方向が上流側の方向として規定される、気化 器本体と、 前記スロートの中に位置している燃料ノズルとを備えており、該燃料ノズルは 、実質的に上流側の方を向いている少なくとも1つの上流側オリフィスと、実質 的に下流側の方を向いている少なくとも1つの下流側オリフィスとを有しており 、前記少なくとも1つの上流側オリフィスの表面積は、前記少なくとも1つの下 流側オリフィスの表面積よりも小さいことを特徴とする気化器。 16. 請求項15に記載の気化器において、前記少なくとも1つの上流側オリ フィスの表面積は、前記少なくとも1つの下流側オリフィスの表面積の約50パ ーセントよりも小さいことを特徴とする気化器。 17. 請求項15に記載の気化器において、前記少なくとも1つの上流側オリ フィスの表面積は、前記少なくとも1つの下流側オリフィスの表面積の約25パ ーセントよりも小さいことを特徴とする気化器。 18. 請求項15に記載の気化器において、前記少なくとも1つの上流側オリ フィスの表面積は、前記少なくとも1つの下流側オリフィスの表面積の約25パ ーセントよりも小さいことを特徴とする気化器。 19. 請求項15に記載の気化器において、前記少なくとも1つの上流側オリ フィスの表面積は、前記少なくとも1つの下流側オリフィスの表面積の約5パー セントと約20パーセントとの間であることを特徴とする気化器。 20. 気化器であって、 吸気側から排気側まで伸長するスロートを有しており、前記吸気側から前記排 気側に向かって伸長する方向が下流側の方向として規定され、また、前記排気側 から前記吸気側に向かって伸長する方向が上流側の方向として規定されており、 ガスが前記上流側の方向及び前記下流側の方向の両方の方向に流れることができ るようになされている、気化器本体と、 前記スロートの中に位置している燃料ノズルとを備えており、該燃料ノズルは 、実質的に上流側の方を向いている少なくとも1つの上流側オリフィスと、実質 的に下流側の方を向いている少なくとも1つの下流側オリフィスとを有しており 、前記少なくとも1つの上流側オリフィス及び前記少なくとも1つの下流側オリ フィスの位置及び寸法は、上流側にガスが流れている間よりも下流側にガスが流 れている間により多くの燃料が供給されるように決定されていることを特徴とす る 気化器。
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