JPH11506505A - パルプふるい分けスクリーン - Google Patents

パルプふるい分けスクリーン

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JPH11506505A
JPH11506505A JP9500178A JP50017897A JPH11506505A JP H11506505 A JPH11506505 A JP H11506505A JP 9500178 A JP9500178 A JP 9500178A JP 50017897 A JP50017897 A JP 50017897A JP H11506505 A JPH11506505 A JP H11506505A
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フレユボルグ,フレイ
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シーエーイー スクリーンプレイツ オサケ ユキチュア
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Abstract

(57)【要約】 本発明の、受容物を排除物から分離するためのふるい分け表面(11)を有するスクリーン・シリンダ又はプレートは、そのふるい分け表面に、流れ方向に対して全体的に横断方向の複数個の平行なマクロ溝(22)と、その各々のマクロ溝内に形成される複数個の平行なミクロ溝(24)を備える。マクロ溝は排除物質に剪断ストレスを誘起することにより排除物質がふるい分け表面上にマットを形成するのを防止する。ミクロ溝はふるい分け開口(27)の個所のパルプに微小渦乱流を誘起することにより受容物がそれら開口を流通し易くする。1つのマクロ溝内の各ミクロ溝は流れ方向に行くものほど受容物表面(12)から離間するようにして設置される。各ミクロ溝の輪郭は好適には、上流側壁(39)、スロープの付いた下流側壁(40)、及びこれら壁の間の凹部(41)を備える。この凹部の中にふるい分け開口が設置される。本発明のスクリーン・シリンダ又はプレートは、約3−10%の排除物率、そして約85%以上の屑除去効率を以ってふるい分けを行うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】 パルプふるい分けスクリーン 本発明は、独立請求の範囲に記載のような、パルプのふるい分け(screening )を行うためのスクリーン・シリンダ又はプレート、及びふるい分けの方法に関 する。 発明の背景及び摘要 相互に反対側の面のふるい分け表面と受容物表面とを備え、ある流れ方向に流 れるパルプをふるい分けして受容物(accepts)を排除物(rejects)から分離するス クリーン・シリンダ及びプレートの開発において、輪郭(contour)を付けられた シリンダ及びプレートの導入は当該技術において画期的な進歩であった。特に、 CAEスクリーンプレーツ社(CAE ScreenPlates Inc.)(ニューヨーク州、グ レンス・フォールス)から「プロファイル(PROFILE)」の商品名で市販されてい る、米国特許第4,529,520号(これの明細書はここで引照される)の輪 郭付きシリンダでは、同じ通過量(throughput)を保ちながら屑除去効率(debri s removal efficiency)を画期的に増大する、又は、同じ屑除去効率を保ちなが ら通過量を画期的に増大することができた。そのようなシリンダの輪郭を形成す る特別な表面の形態(manifestation)は、パルプの流れをふるい分け表面のスロ ット又は円形の孔(これらスロット又は孔は受容物表面へつながっている)の方 へ向けると共に、そのパルプ流に回転を与えて微小な渦乱流(micro-turbulence )を作らせ、これによりスロット又は孔の所のパルプを流動化してそれらスロッ ト又は孔を通る受容物の通過を容易にする。こうして上記のようなシリンダは、 従来の設計のスクリーンよりも小さい孔又はスロットで操作できるので、通過量 を下げることなく屑除去効率を最適にすることができる。 輪郭付きスクリーンは現在では当該工業分野で標準的なものになっており、北 アメリカの圧力スクリーン機械の半分以上で使用されているが、そのスクリーン の操作性能について、屑除去効率は向上されたが、これに比較して排除率をより 小さくするという点に関してはまだ大きな技術的進歩を示していない。重要な操 作パラメータは、スクリーンが排除物(即ち、シーブ(shives)のような排除さ れる、又は不要の(undesirable)物質)を排除物流内に集中し、所要の(desirabl e)物質の排除物流への排除はできるだけ少なくする(その分だけ受容物流へ集め る)、スクリーンの能力である。そのようにしなければならないのは、排除物質 (例えばシーブ)がスクリーン・プレート又はシリンダの流入側にマット又は層 を形成し、受容物がスクリーンのスロット又は孔を通過するのを阻害する傾向が あるからである。 ここで参照される国際出願PCT/FI95/00407号が教示するように 、輪郭スクリーンのスロット又は孔の形状の選択が重要であり、これには排除端 部における輪郭をより積極的なものにすることの要請も含まれる。 本発明の主要な目的は、小さい排除率で操作でき、そしてパルプから排除物を 効率的にふるい分けできる、改良されたスクリーン・プレート又はシリンダのデ ザインを提供することである。 それにより特に本発明の目的は、圧力スクリーンで用いられる改良されたスク リーン・シリンダ又はプレートを提供することである。 本発明の目的は又、パルプを効率的にふるい分ける改良された方法を提供する ことである。 上記目的は本発明によれば、独立請求の範囲に記載の特徴を備える、パルプを ふるい分けるためのスクリーン・シリンダ及び方法によって達せられる。その詳 細な実施態様が従属請求の範囲に記述される。 本発明はその輪郭選択過程を更に1段階進め、そして、ある用例ではシリンダ の排除端部においてだけ適用され、他の用例ではシリンダ全体に適用される、独 得なミクロ/マクロ渦乱流形成形態を導入する。 本発明によれば、前記PROFILEスクリーン・シリンダのような従来の輪 郭付きスクリーン・シリンダの利点を全て保有すると共に又、より小さな排除率 で操作できる性能を備えるスクリーン・シリンダ又はプレートの構造が提供され る。本発明によればそのことは、排除物を強い渦乱流状態に維持するスクリーン 表面の特別な輪郭(特に表面形態)を備えることによって達せられる。本発明に よれば、排除物内に剪断ストレス(shear stresses)が誘起され、これによって 排除物が実質的に一定の動き状態に維持される。 本発明の1つの態様において、スクリーン・シリンダが、これの相互に反対の 面に設けられるふるい分け表面と受容物表面を備え、これらふるい分け表面と受 容物表面との間にふるい分け開口が延在し、これによりある流れ方向に流れるパ ルプをふるい分けして受容物と、排除物質を含む排除物とを作る如き該スクリー ン・シリンダが提供される。このスクリーン・シリンダは、上記流れ方向に対し 実質的に直角になるようにしてふるい分け表面に形成される複数個の実質的に平 行な溝を備え、これら溝は、パルプと一緒に該流れ方向に流れる排除物内に剪断 ストレスを誘起することにより排除物を実質的に一定の動き状態に維持して排除 物のマット又は層がふるい分け表面上に形成されるのを防止し、又、ふるい分け の表面のふるい分け開口の直ぐ近くの区域で該流れ方向に流れるパルプ内に微小 渦乱流を誘起することによりその区域のパルプを流動化して受容物が容易に前記 開口を通って受容物表面の方へ通過できるようにするための表面形態を備える。 本発明の他の態様によれば、相互に反対の面にふるい分け表面と受容物表面を 備えるスクリーン・シリンダ又はプレートが提供される。このスクリーン・シリ ンダ又はプレートは下記の要素を備える。即ち、前記流れ方向に対し全体的に横 断方向になるようにしてふるい分け表面に形成される複数個の実質的に平行なマ クロ溝。該流れ方向に対し全体的に横断方向になるようにしてふるい分け表面の 少なくとも一部分内で各々のマクロ溝の中に形成される複数個の実質的に平行な ミクロ溝。これらミクロ溝はそれぞれに、ふるい分け区域近くのパルプを流動化 する微小渦乱流を誘起する輪郭付けされた表面形態、及び、ふるい分け表面と受 容物表面との間に延在して受容物を通過させる少なくとも1個の開口を備える。 上記スクリーン・シリンダ又はプレートにおいて、好適には各ミクロ溝は実質 的に同じ表面形態の輪郭を有し、そしてマクロ溝はそれぞれ、その中の各ミクロ 溝の輪隔に擬似する輪隔形状を有する。典型的には各マクロ溝の中に4個ほど( 即ち3個から5個)のミクロ溝が備えられ、そしてこれらミクロ溝は、ふるい分 け面全体に、又はシリンダの排除端部に近い部分(シリンダのその端部から10 分の1ないし2分の1の部分)だけに形成される。 ミクロ溝は、パルプ内に微小渦乱流を誘起する任意の望ましい輪郭及び表面形 態を備えることができる。いうまでもなく、前記の商品名PROFILEの市販 のシリンダ及びこれと同等なもの(これら同等なシリンダは、米国特許第4,5 29,520号、第4,950,402号、第5,000,842号、第4,8 80,540号、及び第5,073,254号、又、1991年5月2日公開の PCT公開出願WO91/05911号、及び、1990年10月26日公開の 日本公開出願、平2−264092号に公示されている)の形状が最も望ましい が、その他の形状も適用できる。 PROFILEのような従来のスクリーン・シリンダと類似の、ふるい分け表 面の望ましい形状は、前記流れ方向に対し全体的に横断方向の上流側の壁、この 上流側壁よりも受容物表面に近付けて設けられる凹部、及び、この凹部から傾斜 して次の溝の上流側壁の方へ延在する下流側の壁を備え、そして少なくとも1つ の開口(スロット又はドリル孔)が該凹部から受容物表面まで少なくとも部分的 に延在するようにして備えられる。上流側壁は完全に直角(即ち、該流れ方向に 対して90°の角度)としてよいが、好適には約70−130°(より好適には 90−105°)にされ、そして実質的に平坦にされる。下流側壁も好適には実 質的に平坦にされ、そして該流れ方向に対し約5−60°の角度になるようにさ れる。凹部は下流側壁の連続部により形成されるか、あるいは又、流れ方向に対 し実質的に平行な平坦な表面とされ、そして前記スロット又は孔はその平坦表面 、あるいは又上側壁に近い何等かの表面に備えられる。スロット又は孔は好適に はできるだけ上流側壁に近く設けられる。 ふるい分け表面の形状は又、1つのミクロ溝の下流側壁と次のミクロ溝の上流 側壁との間に設けられる該流れ方向と実質的に平行な第1の実質的に平坦な部分 、及び、隣合うマクロ溝の間に設けられる流れ方向と実質的に平行な第2の実質 的に平坦な部分を備える。マクロ溝は好適にはそれぞれ、ミクロ溝の一部分でな い上流側壁を有する。マクロ溝のその上流側壁も好適には流れ方向に対し全体的 に横断方向にされ、典型的には流れ方向に対して約100−130°(好適には 約100−110°)の角度にされ、そして好適にはミクロ溝の上流側壁の角度 よりも大きい角度にされる。又第2平坦部分の流れ方向の長さは好適には第1平 坦部分の長さより大きくされる。 各ミクロ溝の下流側壁は又、この下流側壁の受容物表面から最も遠隔した部分 になる、頂上部分を有する。これら頂上部分は好適には、流れ方向に対し約5− 15°(例えば約8.36°)の角度を成す実質的に真直な(仮想的な)線内に 備えられる。この仮想線は、1つのマクロ溝内の流れ方向で第1のミクロ溝から 最後のミクロ溝まで延在する直線である。 本発明の他の態様によれば、ふるい分け表面と受容物表面を有するスクリーン ・シリンダ又はプレートにおいて、ふるい分け表面に形成される複数個の実質的 に平行な逐次的な(consecutive)溝であって、これら溝はそれぞれ、受容物(acce pts)表面から離間した開口した受取り区域(opening-receiving area)に、ふる い分け表面と受容物表面との間に延在する少なくとも1個の開口を有する、該複 数個の溝を備え、そして少なくとも3個の実質的に逐次的な即ち引き続いた溝の 、前記開口受取り区域の受容物表面からの間隔が相互に相当に異なる、スクリー ン・シリンダ又はプレートが提供される。前記少なくとも3個の実質的に逐次的 な即ち引き続く溝は好適には、1パターン当り4個又は5個の溝を含み、そして 、受容物表面から開口受取り区域の間隔が流れ方向で増大するようにして順次(i n sequence)に設置される。それら異なる間隔をもつ逐次的な溝即ち引き続いた 溝は好適には、ふるい分け表面を実質的に完全に覆う繰返しパターンにされる。 本発明は又、上述のようなスクリーン・シリンダを使用してパルプのふるい分 けを行う圧力スクリーンに関する。この圧力スクリーンも又、フォイル、このフ ォイルを駆動する装備、フォイルと相対する前記スクリーン・シリンダ(典型的 には一方又は両方が回転駆動される)、パルプの送入口、受容物の送出口、及び 排除物の送出口を備える。 本発明の更に他の態様によれば、受容物と排除物を作る約1−5%の濃度のパ ルプをふるい分けする方法が提供される。この方法は、同時的に、(a)パルプ をある流れ方向に動かすことによりパルプがふるい分け表面に対して動くように すること、(b)ふるい分け表面近傍の排除物内に剪断ストレスを誘起すること により排除物を一定の動き状態に保持して排除物がふるい分け表面上にマット又 は層を形成しないようにすること、及び、(c)ふるい分け開口の直ぐ近傍のパ ルプ内に微小渦乱流を誘起することによりそこのパルプを流動化して受容物が容 易に開口を通り受容物表面の方へ通過するようにすること、の諸段階を備える。 段階(a)から段階(c)までは、約3−10%(例えば約5%)の排除率で行 われるが、その屑除去効率(Ec)は約85%以上になる。スクリーンは排除物 端部を有し、そして段階(b)と(c)はその排除物端部の近傍(例えば底部の 10分の1から2分の1の個所)だけで行われる。 本発明のそれらの、及びその他の態様は、以下に添付図面を参照にして続ける 詳細な説明からより完全に理解されよう。 図面の簡単な説明 図1は本発明による実施例のスクリーン・シリンダの頂部の方から見た斜視図 である。 図2は本発明のスクリーン・シリンダを使用する通常の圧力スクリーンの側立 面断面図である。 図3は本発明のスクリーン・シリンダ又はプレートの表面の輪郭の拡大側断面 図であり、併せてそれによりふるい分けされるパルプの流路を概略的に示す。 図4は図3のスクリーン・シリンダ又はプレートの形状に対するパルプの流路 のグラフ的表示であり、パルプのミクロとマクロの両方の流れパターンを示して いる。 図5は、1インチ(2.54cm)当り8個のスロットを備える本発明のシリ ンダ又はプレートの形状を示す、図3と同様の図面である。 図6は、1インチ当り10個のスロットを備える本発明のシリンダ又はプレー トの形状を示す、図5と同様な図面である。 図面の詳細な説明 本発明による実施例のスクリーン・シリンダが全体的に符号10を付けて図1 に示される。図1の実施態様において、そのスクリーン・シリンダ10の内面が ふるい分け表面11とされ、そして外面が受容物表面12とされている。(これ ら両表面はスクリーン・シリンダ10の相互に反対側の面である。)しかし通常 それらふるい分け表面11と受容物表面12とはシリンダ10の内外いずれの面 にすることもできる。 図2は通常の設計の圧力スクリーン13を概略的に示す。この圧力スクリーン はハウジング14を備え、このハウジングの中で本発明のスクリーン・シリンダ 10が使用される。図2に示される本発明のスクリーン・シリンダ10は、ハウ ジング14内の固定の装架要素15上に装架され、従ってシリンダ10はハウジ ング10に対して固定状態になっている。スクリーン・シリンダ10の内部にフ ォイル又はロータ16が装架され、シャフト17の垂直軸心周りで回転駆動され る。従ってふるい分け表面11とフォイル16との間に相対動きが生じ、これに よってパルプがある流れ方向にふるい分け表面11を横切って流され、そこで受 容物が排除物から分離される。 ハウジング14は、パルプの送入口18、スクリーン10に設けられたスロッ ト又は円形の開口を通過したパルプのための受容物送出口19、及び、スクリー ン10を通過しない排除物質のための排除物送出口20を備えている。本発明に おいては排除率を最小にすること、即ち排除物送出口20内に排除物を集中し、 そして排除物送出口20を通過する受容物(所要の物質)の量をできるだけ少な くすることが望まれる。又、排除率を最適にし、しかもなお適切な通過量と高い 屑除去効率を維持することが望まれる。 図3はスクリーン10の輪郭を付けられたふるい分け表面11を明示し、又併 せて受容物表面12を示す。図3においてそれら表面11、12は直線的な形状 、即ちそれら表面がシリンダ系ではなくプレート形であった場合の形状、そして スクリーン・シリンダ10を形成する鋼その他の金属がシリンダ形に湾曲される 以前の形状で示されている。 図3に示されるふるい分け表面11は複数個のマクロ溝22を備える。これら マクロ溝22はふるい分け表面11に沿って繰返されるパターンとして、そして ふるい分け表面11を実質的に完全に覆うように備えられる。溝22は、ふるい 分けされるパルプの全体的な流れ方向23に対し実質的に横断方向に設けられる 。溝22はスクリーン・シリンダ10の実質的に全長(全高)に亘って延在する ようにできるが、より一般的にはスクリーン・シリンダに沿ったいろいろな地点 で荷重担持バンドによって中断される。 それぞれのマクロ溝22の中に複数個のミクロ溝24が備えられる。図3にお いては各マクロ溝22の中に4個のミクロ溝24が備えられている。好適には少 なくとも3個のミクロ溝、そして通常は4個又は5個のミクロ溝が各マクロ溝2 2内に備えられるが、そのミクロ溝の個数は適切であれば殆んど任意とすること ができよう。 図3における連続的な矢印25とこれから分岐する矢印26はふるい分けが行 われる間のパルプの流路を概略的に示す。パルプ流25は排除物質を含み、そし て主として受容物が矢印26の方向へ流れ、各ミクロ溝24に付属する開口27 を通過する。これら開口27はふるい分け表面11から受容物表面12の方へ延 在している。開口27は、従来と同様に、典型的にはスロットにされるが、実質 的に円形の(ドリル加工される)孔とすることもできる。開口27は又、従来と 同様に、ふるい分け表面11から短かい距離の所より拡張され(符号28で指示 されるように)、これにより受容物が開口27を通過するときの障害がより少な くされる。こうして受容物は少ない規制で受容物表面12へ達し、ここから受容 物送出口19(図2)へ流れる。 図4は、図3のマクロ溝22とミクロ溝24との間のオーバーレイ(overlay )を概略的に示す。図4において、連続線30はマクロ溝22の形状を概略的に 示し、そして連続線31はミクロ溝24の輪郭を概略的に示す。図4で明瞭に見 られるように、好適には、線31によって概略的に示されるミクロ溝は実質的に 、線30によって概略的に示されるマクロ溝と同じ全体的な輪郭を有する。 本発明においてマクロ溝22の目的は、全体的にパルプ流れ方向23に流れる パルプの中の、シーブのような排除物質を実質的に一定の動き状態に維持するこ とにより、ふるい分け表面11上に排除物質のマット又は層が形成されて受容物 がスロット又は孔27を通過するのを阻害するのを防止することである。マクロ 溝22は排除物質内に剪断ストレスを誘起して、それを一定の動き状態に維持す る。 ミクロ溝24の目的は、パルプの流れをスロット又は孔27の方へ向けること により通過量を最大にし、又同時にその流れに実質的に直角なターンを行わせて 微小渦乱流を作り、これによってパルプを流動化することである。パルプの流動 化は受容物の開口27の流通をより容易にする。この点に関してミクロ溝24は 、 従来の商品名PROFILEの輪郭付きスクリーン・シリンダの溝と同様な機能 をもつ。 マクロ溝22とミクロ溝24の構造は様々に変えることができるが、図3、図 5、及び図6に示される構造は本発明の目的を達成するのに特に適しているもの である。この特別な実施態様において、マクロ溝22は、上流側(パルプの全体 的な流れ方向23における)の壁33を有し、そして隣合うマクロ溝22の間に 、流れ方向23と全体的に平行な実質的に平坦な部分34が備えられる。マクロ 溝22の最低地点が図3において35で指示され、これは実質的に上流側壁33 の基底部である。上流側壁33は流れ方向23に対して直角にしてもよいが、最 適の操作のためには好適には流れ方向23に対しある角度36を成すようにされ 、この角度は約100−110°、例えば約105°とされる。 ミクロ溝24の好適な形状は図5に明瞭に示される。図3と図5の構造では両 方共に、各マクロ溝22の中に4個のミクロ溝24が備えられ、これは、流れ方 向23でふるい分け表面1インチ当り8個のスロット27が要望される場合、適 切な構造である。 各ミクロ溝24は上流側壁39、下流側壁40、及びこれら壁の間の凹部41 を有する。上流側壁39は好適には実質的に平坦にされるが、又湾曲にすること もでき、そして流れ方向23に対し直角にしてもよいが好適には流れ方向に対し ある角度42を成すようにされる。この角度42は約85−120°(好適には 約95−105°)、例えば98.36°である。角度42は典型的には角度3 6より小さい。角度42をその範囲にすることの目的は、用例によっては、スロ ット又は孔27における流動化を更によくして通過量を増大するためにパルプ流 の「引返し(back-tracking)」が要望されることに応じることである。あるいは 又、その流動化/通過量の増大は、スロット又は孔27をより小さくし、従って 屑除去効率をより好くすることと交換することができる。 下流側壁40は流れ方向23に対してある角度43を成す。この角度43は5 −60°、例えば約20−40°にされる。この角度は1インチ当りのスロット の数、その他のファクタに応じて決められる(例えば、図5の形状では約30° 、図6の形状では約35°)。下流側壁40の表面は好適には実質的に平坦にさ れ るが、湾曲であってもよい。そのなだらかな傾斜が凹部41内の不受容パルプを 容易にそこから流出されるようなものにされる。 凹部41は典型的には最低地点又は「底部」44を有する。この底部44は、 図5に見られるように、流れ方向23と全体的に平行な実質的に平坦な部分(流 れ方向23で例えば約0.5mm)とされるか、又は単に下流側壁40の連続部 とされる。スロット又は孔27は好適には凹部41の最低区域、例えば底部44 に備えられ、そして加工上可能な限り上流側壁39に接近して設けられる。 図3、図5、及び図6で容易に見られるように、逐次的なミクロ溝24の凹部 41の受容物表面12からの間隔は同一ではない。各マクロ溝22内の第1のミ クロ溝24の凹部41の最低区域又は最低地点44が受容物表面12に最も近く 、そしてその間隔は1つのミクロ溝24ごとに流れ方向23で最後のミクロ溝2 4の方へ行くほど大きくなる。1つのマクロ溝22内のミクロ溝24の凹部41 の受容物表面12からの間隔は、その第1のミクロ溝から最後のミクロ溝までの 間に例えば約2−3mm大きくされる。好適には、隣合うミクロ溝24の間に、 流れ方向23と全体的に平行な実質的に平坦な部分45が備えられる。1つのミ クロ溝24の下流側壁40と次のミクロ溝の上流側壁39との間の上記平坦部分 45の長さは典型的には、マクロ溝22間の平坦部分34の長さより小さくされ る。 各ミクロ溝24の下流側壁40は頂上部分を有し、この頂上部分は典型的には 前記の実質的に平坦な部分45で作られる。マクロ溝22は、それら頂上部分4 5の全てを通って延在する真直な(仮想の)線47が流れ方向23に対して角度 48(図5)を成すような形状にされる。その角度48は好適には約5−15° 、例えば約8.36°にされる。好適には又、平坦部分45は流れ方向23に正 確に平行ではなく、線47に沿って(流れ方向に対し約8.36°の角度で)設 けられる。仮想線47は、図4の線30の底部分に対応するマクロ溝22の下流 側壁を形成する線と見做すことができよう。 溝22と24の様々な表面形態の寸法は、ふるい分けされる物質の種類、圧力 スクリーン13の種類、通過量と効率とのいずれを大きくするか、その他の様々 なファクタに応じて、非常に広範囲に変えられよう。しかし図5に示される構造 に対する寸法の1つの典型的なセットは下記のようにされる。スクリーン10の 壁の厚さ50(表面11と12との最も広い間隔のある部分どうしの間の距離) は約8mm。各ミクロ溝24の長さ51(ミクロ溝の上流側壁39から平坦頂上 部分45の開始地点までの長さ)は約2.56mm。各ミクロ溝24の上流側壁 39の高さは約0.81mm。各マクロ溝22の基底部分35の半径は約1mm 。各ミクロ溝24間の平坦頂上部分45の長さは約0.6mm。角度43は約3 0°。角度48は約8.36°。そして角度42は約98.36°である。 又、スロット幅又は孔直径もそれぞれの状況に応じて最適のものにすることが 望まれる。いうまでもなくスロット寸法が小さいほどふるい分け効果は高くなる が、通過量は逆に低下する。しかし本発明によれば、幅約0.1−1.0mmの スロット及び直径約0.5−30mmの実質的に円形の孔が容易に優良な通過量 に適合して受容される。その寸法範囲の大きい方の限度の寸法の孔はふるい分け が困難な大型の屑断片の粗大ふるい分けに使用され、そしてスロットとより小さ い孔は徴細ふるい分けに使用されよう。 図6は図5と同様な図面であるが、ただ、図5では1インチ当り8個のスロッ ト27が備えられるのに対し図6では10個のスロットが備えられる。両者の基 本的な形状は同じであるが、角度48,36,42を含めて諸パラメータの数値 は必然的に違ったものになる。例えば、1つのマクロ溝22に図5の実施例では 4個のミクロ溝24が備えられるのに対して図6の実施例では5個のミクロ溝2 4が備えられるので、図6の実施例では、表面45の流れ方向23の寸法が約0 .44mm、角度43は約35°、距離51は約2.05mm、そして上流側壁 39の高さは約0.78mmにされる。典型的には、図5のスロット間の間隔が 約3.2mmなのに対し、図6では約2.5mmにされる。 これまでの本発明の説明はマクロ溝とミクロ溝の形状が規則的なものについて 行い、そしてそのような規則的な形状は製造が最も容易なのであるが、状況によ ってはマクロ溝及び/又はミクロ溝の形状は同じシリンダ10において違ったも のにされる、例えばミクロ溝の形状は1つのマクロ溝と次のマクロ溝とで変えら れ、そしてマクロ溝自体の形状も変更される。又既述のようにミクロ溝24の正 確な詳細は本発明の範囲内で様々に変えられる。例えば、そしてこれは単なる実 例であるが、米国特許第5,073,254号又は第5,000,842号に示 される形状、又はPCT公報WO 91/05911号又は日本の平2−264 092号等の形状の任意のものが使用できる。 図1は、スクリーン10の全長に亘って図3、図5及び/又は図6に示される ような形状を有するふるい分け表面11を概略的に示しているが、本発明のその 特別な輪郭は、ある用例によっては、シリンダ10の全面に亘ってではなく、シ リンダの排除端部(例えばシリンダ底部から10分の1ないし2分の1の底端部 、図2では3分の1の底端部)の方にだけ適用され、そして表面11の残余部は 標準的な輪郭(例えば米国特許第4,529,520号に示されるような)にさ れる。そのような別々のセクションをもったシリンダは、ここに引照される米国 特許第4,264,438号及び/又は第4,986,900号の記述に従って 効果的に製造することができよう。 特に排除物質が研摩性をもったものである場合、スクリーン・シリンダのある セクションは米国特許第4,986,900号に示されるように、金属(典型的 には鋼)ではなく、セラミックで作ってもよい。あるいは高耐摩性材料を、ミー リング加工ではなく、鋳造することにより作ることもできよう。又その他に、鋳 造と、そして水ジェット又はレーザ切削による孔加工の組合せも可能である。2 つのマクロ溝の間のリッジ(ridge)(図3の34)は、ステライト又はレーザ溶 接ビードを着けることによって、拡張又は増強することができる。又その地点の 他の部分より早い摩耗は溶接によって補修されよう。 本発明によるスクリーン・シリンダ10の典型的な使用例において、約1−5 %の濃度のパルプがふるい分けされて受容物と排除物を作る。例えば、パルプが 図2の圧力スクリーン13の送入口18の中へ流し込まれ、そしてフォイル16 を回転させることによって、ふるい分け表面11に対して動かされる。マクロ溝 22によって誘起される剪断ストレスが、流れ方向23に流れるパルプの排除物 質を実質的に一定の動き状態に維持し、そしてミクロ溝24がパルプ流をスロッ ト27の方へ向け、又パルプを流動化し、これによって受容物はより容易にスロ ット27を通過する。本発明を実施することによって、従来の商品名PROFI LEの輪郭付きスクリーン・シリンダの高い屑除去効率(例えば約85%以上) を達成できるだけでなく、排除物送出口20における屑の濃度をより 高くし、受容物送出口19における送入物質に対する受容物の比率をより高くし て、より低い排除率(約3−10%、例えば約5%)が得られるのである。 ここに最も実際的且つ好適な実施例を挙げて本発明を図示し記述してきたが、 当該技術者には明らかなように、本発明はなおその請求の範囲内で多くの変化形 が可能であり、それら全ての変化形の構造及び方法は本発明に包含されるもので ある。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】1997年6月6日 【補正内容】 請求の範囲 1.相互に反対側の面に置かれるふるい分け表面(11)と受容物表面(12 )を有し、ある流れ方向(23)に流れるパルプをふるい分けすることによって 受容物を排除物から分離するスクリーン・シリンダ又はプレート(10)であっ て、該ふるい分け表面が、該流れ方向に対して全体的に横断方向に形成される複 数個の実質的に平行なマクロ溝(22)を有する、該スクリーン・シリンダ又は プレート(10)において、 前記ふるい分け表面(12)の少なくとも1部分で各該マクロ溝(22)内に 該流れ方向(23)に対して全体的に横断方向に形成される複数個の実質的に平 行なミクロ溝(24)を備え、そして、 各該ミクロ溝(24)が、ふるい分け区域の直ぐ近傍でパルプを流動化する微 小渦乱流を誘起する輪郭付き表面形態、及び、前記ふるい分け表面(11)と受 容物表面(12)との間に延在して受容物を通過させる少なくとも1個の開口( 27)を備える、 ことを特徴とするスクリーン・シリンダ又はプレート。 2.各前記ミクロ溝(24)が実質的に同じ輪郭の表面形態を有し、そして各 前記マクロ溝(22)が、これの中の各ミクロ溝の輪郭を擬似する輪郭付き形状 を有する、請求の範囲第1項のスクリーン・シリンダ又はプレート。 3.各前記マクロ溝(22)内に少なくとも4個の前記ミクロ溝(24)が備 えられ、そしてそれらマクロ溝とミクロ溝が前記ふるい分け方面の実質的に全体 に設けられる、請求の範囲第1項のスクリーン・シリンダ又はプレート。 4.各前記ミクロ溝(24)が、前記流れ方向に対して全体的に横断方向の上 流側壁(39)、この上流側壁より前記受容物表面(12)により近く設けられ る凹部(41)、及び、この凹部から次の溝の上流側壁の方へ漸進的に延在する 下流側壁(40)によって画成される輪郭及び表面形態を有し、前記少なくとも 1個の開口(27)が該凹部から前記受容物表面までの少なくとも1部分に延在 する、請求の範囲第2項のスクリーン・シリンダ又はプレート。 5.各前記ミクロ溝の上流側壁(39)が実質的に平坦であり、そして前記流 れ方向に対して約85−120°の角度を成す、請求の範囲第4項のスクリーン ・シリンダ又はプレート。 6.前記下流側壁(40)が実質的に平坦であり、そして前記流れ方向に対し て約5−60°の角度を成す、請求の範囲第5項のスクリーン・シリンダ又はプ レート。 7.前記凹部(41)が、前記下流側壁(40)の連続部か、又は前記流れ方 向と平行な実質的に平坦な表面を備え、そして前記少なくとも1個の開口(27 )が完全に前記凹部内に設けられる、請求の範囲第6項のスクリーン・シリンダ 又はプレート。 8.前記開口(27)がスロットとされ、少なくとも1個の該スロットが各前 記ミクロ溝(24)内に備えられる、請求の範囲第7項のスクリーン・シリンダ 又はプレート。 9.各前記ミクロ溝(24)の表面形態の輪郭が更に、1つのミクロ溝の下流 側壁(40)から次のミクロ溝の上流側壁(39)まで延在する前記流れ方向と 実質的に平行な第1の実質的に平坦な部分(45)を備える、請求の範囲第4項 のスクリーン・シリンダ又はプレート。 10.各前記マクロ溝(22)が、どの前記ミクロ溝の上流側壁とも区別され る上流側壁(33)を有し、そして更に、各マクロ溝間の前記流れ方向と実質的 に平行な第2の実質的に平坦な部分(34)を備え、この第2平坦部分は前記第 1平坦部分(45)より大きい長さを有する、請求の範囲第9項のスクリーン・ シリンダ又はプレート。 11.前記ミクロ溝の上流側壁(39)が前記流れ方向に対して約95−10 5°の角度を成し、そして前記マクロ溝の上流側壁(33)が前記流れ方向に対 して、前記ミクロ溝上流側壁角度より大きい約100−110°の角度を成す、 請求の範囲第10項のスクリーン・シリンダ又はプレート。 12.各前記開口(27)が、前記凹部(41)内で前記上流側壁(39)の 可及的近傍に設けられ且つ前記流れ方向で約0.1−1.0mmの寸法を有する スロットとされる、請求の範囲第4項のスクリーン・シリンダ又はプレート。 13.各前記マクロ溝(22)内に少なくとも4個の前記ミクロ溝(24)が 備えられ、各前記下流側壁(40)が、この下流側壁の前記受容物表面(12) から最も遠隔した部分である頂上部分(45)を有し、そして、各前記マクロ溝 内の前記流れ方向で第1の前記ミクロ溝から最後のミクロ溝までの該頂上部分( 45)を連結した仮想線(30)が前記流れ方向に対して約5−15°の角度を 成す、請求の範囲第4項のスクリーン・シリンダ又はプレート。 14.開口(27)は、ふるい分け表面(11)とミクロ溝内で開口受取り区 域に開口している受容物表面(12)との間に延在し、少なくとも3個の引き続 くミクロ溝(24)は、該受容物表面(12)からの開口受取り区域の異なる間 隔を有する、請求の範囲第1項のスクリーン・シリンダ又はプレート。 15.前記少なくとも3個の引き続く溝(24)の開口受取り区域の前記受容 物表面(12)からの間隔が前記流れ方向で増大していくように該溝が順次設置 される、請求の範囲第14項のスクリーン・シリンダ又はプレート。 16.前記異なる間隔の引き続く溝(24)が、前記ふるい分け表面(11) の少なくとも10分の1を実質的に完全に覆う、そのふるい分け表面に沿った繰 返しパターンを成す、請求の範囲第15項のスクリーン・シリンダ又はプレート 。 17.前記繰返しパターンが1パターン当り4個の前記溝を含む、請求の範囲 第16項のスクリーン・シリンダ又はプレート。 18.前記繰返しパターンが1パターン当り5個の前記溝を含み、そしてそれ ら繰返しパターンが前記ふるい分け表面を実質的に完全に覆う、請求の範囲第1 6項のスクリーン・シリンダ又はプレート。 19.前記開口受取り区域が前記溝(24)の前記受容物表面(12)に最も 近い低地点(44)である、請求の範囲第14項のスクリーン・シリンダ又はプ レート。 20.少なくとも大部分の前記溝(24)が、前記流れ方向に対して全体的に 横断方向の上流側壁(39)、この上流側壁より前記受容物表面により近く設け られる凹部(41)、及び、この凹部から次の溝の上流側壁(39)の方へ漸進 的に延在する下流側壁(40)によって画成される輪郭及び表面形態を有し、前 記少なくとも1個の開口(27)が該凹部から前記受容物表面(12)まで延在 する、請求の範囲第14項のスクリーン・シリンダ又はプレート。 21.前記下流側壁(40)が実質的に平坦であり、そして前記流れ方向に対 して約5−60°の角度を成す、請求の範囲第20項のスクリーン・シリンダ又 はプレート。 22.前記上流側壁(39)が実質的に平坦であり、そして前記流れ方向に対 して約85−120°の角度を成す、請求の範囲第21項のスクリーン・シリン ダ又はプレート。 23.各前記開口(27)が、前記凹部内で前記上流側壁の可及的近傍に設け られ且つ前記流れ方向で約0.1−1.0mmの寸法を有するスロット、あるい は約0.5−3.0mmの直径の実質的に丸い孔とされる、請求の範囲第22項 のスクリーン・シリンダ又はプレート。 24.パルプをふるい分けするための圧力スクリーンにおいて、フォイル、ス クリーン・シリンダ、該フォイルとスクリーン・シリンダとを相対的に動かすた めの装備、パルプの送入口、受容物の送出口、及び、排除物の送出口を備え、該 スクリーン・シリンダが請求の範囲第1項に記載の如きスクリーン・シリンダで あり、そして前記マクロ溝とミクロ溝が前記ふるい分け面の少なくとも該排除物 送出口の近傍部分を覆う、圧力スクリーン。 25.パルプをふるい分けするための圧力スクリーンにおいて、フォイル、ス クリーン・シリンダ、該フォイルとスクリーン・シリンダとを相対的に動かすた めの装備、パルプの送入口、受容物の送出口、及び、排除物の送出口を備え、該 スクリーン・シリンダが請求の範囲第14項に記載の如きスクリーン・シリンダ であり、そして前記逐次的な溝が前記ふるい分け面の少なくとも該排除物送出口 の近傍部分を覆う、圧力スクリーン。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(KE,LS,MW,SD,S Z,UG),UA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD ,RU,TJ,TM),AL,AM,AT,AU,AZ ,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,CZ, DE,DK,EE,ES,FI,GB,GE,HU,I S,JP,KE,KG,KP,KR,KZ,LK,LR ,LS,LT,LU,LV,MD,MG,MK,MN, MW,MX,NO,NZ,PL,PT,RO,RU,S D,SE,SG,SI,SK,TJ,TM,TR,TT ,UA,UG,US,UZ,VN

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.相互に反対側の面に置かれるふるい分け表面(11)と受容物表面(12 )を有し、ある流れ方向(23)に流れるパルプをふるい分けすることによって 受容物を排除物から分離するスクリーン・シリンダ又はプレート(10)であっ て、該ふるい分け表面が、該流れ方向に対して全体的に横断方向に形成される複 数個の実質的に平行なマクロ溝(22)を有する、該スクリーン・シリンダ又は プレート(10)において、 前記ふるい分け表面(12)の少なくとも1部分で各該マクロ溝(22)内に 該流れ方向(23)に対して全体的に横断方向に形成される複数個の実質的に平 行なミクロ溝(24)を備え、そして、 各該ミクロ溝(24)が、ふるい分け区域の直ぐ近傍でパルプを流動化する微 小渦乱流を誘起する輪郭付き表面形態、及び、前記ふるい分け表面(11)と受 容物表面(12)との間に延在して受容物を通過させる少なくとも1個の開口( 27)を備える、 ことを特徴とするスクリーン・シリンダ又はプレート。 2.各前記ミクロ溝(24)が実質的に同じ輪郭の表面形態を有し、そして各 前記マクロ溝(22)が、これの中の各ミクロ溝の輪郭を擬似する輪郭付き形状 を有する、請求の範囲第1項のスクリーン・シリンダ又はプレート。 3.各前記マクロ溝(22)内に少なくとも4個の前記ミクロ溝(24)が備 えられ、そしてそれらマクロ溝とミクロ溝が前記ふるい分け方面の実質的に全体 に設けられる、請求の範囲第1項のスクリーン・シリンダ又はプレート。 4.各前記ミクロ溝(24)が、前記流れ方向に対して全体的に横断方向の上 流側壁(39)、この上流側壁より前記受容物表面(12)により近く設けられ る凹部(41)、及び、この凹部から次の溝の上流側壁の方へ漸進的に延在する 下流側壁(40)によって画成される輪郭及び表面形態を有し、前記少なくとも 1個の開口(27)が該凹部から前記受容物表面までの少なくとも1部分に延在 する、請求の範囲第2項のスクリーン・シリンダ又はプレート。 5.各前記ミクロ溝の上流側壁(39)が実質的に平坦であり、そして前記流 れ方向に対して約85−120°の角度を成す、請求の範囲第4項のスクリーン ・シリンダ又はプレート。 6.前記下流側壁(40)が実質的に平坦であり、そして前記流れ方向に対し て約5−60°の角度を成す、請求の範囲第5項のスクリーン・シリンダ又はプ レート。 7.前記凹部(41)が、前記下流側壁(40)の連続部か、又は前記流れ方 向と平行な実質的に平坦な表面を備え、そして前記少なくとも1個の開口(27 )が完全に前記凹部内に設けられる、請求の範囲第6項のスクリーン・シリンダ 又はプレート。 8.前記開口(27)がスロットとされ、少なくとも1個の該スロットが各前 記ミクロ溝(24)内に備えられる、請求の範囲第7項のスクリーン・シリンダ 又はプレート。 9.各前記ミクロ溝(24)の表面形態の輪郭が更に、1つのミクロ溝の下流 側壁(40)から次のミクロ溝の上流側壁(39)まで延在する前記流れ方向と 実質的に平行な第1の実質的に平坦な部分(45)を備える、請求の範囲第4項 のスクリーン・シリンダ又はプレート。 10.各前記マクロ溝(22)が、どの前記ミクロ溝の上流側壁とも区別され る上流側壁(33)を有し、そして更に、各マクロ溝間の前記流れ方向と実質的 に平行な第2の実質的に平坦な部分(34)を備え、この第2平坦部分は前記第 1平坦部分(45)より大きい長さを有する、請求の範囲第9項のスクリーン・ シリンダ又はプレート。 11.前記ミクロ溝の上流側壁(39)が前記流れ方向に対して約95−10 5°の角度を成し、そして前記マクロ溝の上流側壁(33)が前記流れ方向に対 して、前記ミクロ溝上流側壁角度より大きい約100−110°の角度を成す、 請求の範囲第10項のスクリーン・シリンダ又はプレート。 12.各前記開口(27)が、前記凹部(41)内で前記上流側壁(39)の 可及的近傍に設けられ且つ前記流れ方向で約0.1−1.0mmの寸法を有する スロットとされる、請求の範囲第4項のスクリーン・シリンダ又はプレート。 13.各前記マクロ溝(22)内に少なくとも4個の前記ミクロ溝(24)が 備えられ、各前記下流側壁(40)が、この下流側壁の前記受容物表面(12) から最も遠隔した部分である頂上部分(45)を有し、そして、各前記マクロ溝 内の前記流れ方向で第1の前記ミクロ溝から最後のミクロ溝までの該頂上部分( 45)を連結した仮想線(30)が前記流れ方向に対して約5−15°の角度を 成す、請求の範囲第4項のスクリーン・シリンダ又はプレート。 14.少なくとも3個の実質的に引き続く溝(24)の開口受取り区域の前記 受容物表面(12)からの間隔が実質的に異なる、請求の範囲第1項のスクリー ン・シリンダ又はプレート。 15.前記少なくとも3個の引き続く溝(24)の開口受取り区域の前記受容 物表面からの間隔が前記流れ方向で増大していくように該溝が順次設置される、 請求の範囲第14項のスクリーン・シリンダ又はプレート。 16.前記異なる間隔の引き続く溝(24)が、前記ふるい分け表面(11) の少なくとも10分の1を実質的に完全に覆う、そのふるい分け表面に沿った繰 返しパターンを成す、請求の範囲第15項のスクリーン・シリンダ又はプレート 。 17.前記繰返しパターンが1パターン当り4個の前記溝を含む、請求の範囲 第16項のスクリーン・シリンダ又はプレート。 18.前記繰返しパターンが1パターン当り5個の前記溝を含み、そしてそれ ら繰返しパターンが前記ふるい分け表面を実質的に完全に覆う、請求の範囲第1 6項のスクリーン・シリンダ又はプレート。 19.前記開口受取り区域が前記溝の前記受容物表面に最も近い低地点である 、請求の範囲第14項のスクリーン・シリンダ又はプレート。 20.少なくとも大部分の前記溝が、前記流れ方向に対して全体的に横断方向 の上流側壁、この上流側壁より前記受容物表面により近く設けられる凹部、及び 、この凹部から次の溝の上流側壁の方へ漸進的に延在する下流側壁によって画成 される輪郭及び表面形態を有し、前記少なくとも1個の開口が該凹部から前記受 容物表面まで延在する、請求の範囲第14項のスクリーン・シリンダ又はプレー ト。 21.前記下流側壁が実質的に平坦であり、そして前記流れ方向に対して約5 −60°の角度を成す、請求の範囲第20項のスクリーン・シリンダ又はプレー ト。 22.前記上流側壁が実質的に平坦であり、そして前記流れ方向に対して約8 5−120°の角度を成す、請求の範囲第21項のスクリーン・シリンダ又はプ レート。 23.各前記開口が、前記凹部内で前記上流側壁の可及的近傍に設けられ且つ 前記流れ方向で約0.1−1.0mmの寸法を有するスロットとされる、請求の 範囲第22項のスクリーン・シリンダ又はプレート。 24.パルプをふるい分けするための圧力スクリーンにおいて、フォイル、ス クリーン・シリンダ、該フォイルとスクリーン・シリンダとを相対的に動かすた めの装備、パルプの送入口、受容物の送出口、及び、排除物の送出口を備え、該 スクリーン・シリンダが請求の範囲第1項に記載の如きスクリーン・シリンダで あり、そして前記マクロ溝とミクロ溝が前記ふるい分け面の少なくとも該排除物 送出口の近傍部分を覆う、圧力スクリーン。 25.パルプをふるい分けするための圧力スクリーンにおいて、フォイル、ス クリーン・シリンダ、該フォイルとスクリーン・シリンダとを相対的に動かすた めの装備、パルプの送入口、受容物の送出口、及び、排除物の送出口を備え、該 スクリーン・シリンダが請求の範囲第14項に記載の如きスクリーン・シリンダ であり、そして前記引き続く溝が前記ふるい分け面の少なくとも該排除物送出口 の近傍部分を覆う、圧力スクリーン。 26.相互に反対側の面に置かれるふるい分け表面と受容物表面を有し、この ふるい分け表面と受容物表面との間にふるい分け開口が延在し、そこである流れ 方向に流れるパルプをふるい分けすることによって受容物と、排除物質を含む排 除物とを作るスクリーン・シリンダであって、 前記ふるい分け表面の少なくとも1部分に、前記流れ方向に対して実質的に直 角になるように設定して形成される複数個の実質的に平行な溝を備え、これら溝 は、パルプと共に流れる前記排除物質に剪断ストレスを誘起することにより該排 除物質を一定の動き状態にして該物質のマット又は層が前記ふるい分け表面上に 形成されるのを防止するための、及び、前記流れ方向に流れるパルプに、前記ふ るい分け表面のふるい分け開口の直ぐ近傍の区域で微小渦乱流を誘起することに より、その個所のパルプを流動化して、受容物が容易に前記開口を通って前記受 容物表面へ通過できるようにするための表面形態を備える、該スクリーン・シリ ンダにおいて、 前記複数個の実質的に平行な溝が複数個のマクロ溝と、各々のそのマクロ溝内 の複数個のミクロ溝より成り、前記剪断ストレス誘起表面形態が該マクロ溝の表 面形態であり、そして前記微小渦乱流誘起表面形態が該ミクロ溝の表面形態であ る、 ことを特徴とするスクリーン・シリンダ。 27.各前記ミクロ溝が、前記流れ方向に対して全体的に横断方向の上流側壁 、この上流側壁より前記受容物表面により近く設けられる凹部、及び、この凹部 から次の溝の上流側壁の方へ漸進的に延在する下流側壁によって画成される輪郭 及び表面形態を有し、少なくとも1個の前記開口が該凹部から前記受容物表面ま での少なくとも1部分に延在する、請求の範囲第26項のスクリーン・シリンダ 。 28.各前記ミクロ溝の輪郭及び表面形態が更に、1つのミクロ溝の下流側壁 から次のミクロ溝の上流側壁まで延在する前記流れ方向と実質的に平行な第1の 実質的に平坦な部分を備え、各前記マクロ溝が、どの前記ミクロ溝の上流側壁と も区別される上流側壁を有し、そして更に、各マクロ溝間の前記流れ方向と実質 的に平行な第2の実質的に平坦な部分を備え、この第2平坦部分は前記第1平坦 部分より大きい長さを有し、前記ミクロ溝の上流側壁が餉記流れ方向に対して約 85−120°の角度を成し、そして前記マクロ溝の上流側壁が前記流れ方向に 対して、前記ミクロ溝上流側壁角度より大きい約100−110°の角度を成す 、請求の範囲第27項のスクリーン・シリンダ。 29.各前記開口が、完全に前記凹部内で前記上流側壁の可及的近傍に設けら れ、そして、前記流れ方向で約0.1−1.0mmの寸法を有するスロット、又 は約0.5−3.0mmの直径を有する実質的に円形の孔とされる、請求の範囲 第28項のスクリーン・シリンダ。 30.ふるい分け表面と、これの反対側の面の受容物表面、及び、これらふる い分け表面と受容物表面との間に延在する複数個のふるい分け開口を備えるスク リーン・プレート又はシリンダを使用して、約1−5%の濃度のパルプをふるい 分けすることにより受容物と、排除物質を含む排除物を作る方法において、同時 に、 (a)該パルプと前記ふるい分け表面とを相互に相対的に動かすことによりあ る流れ方向を作ること、 (b)前記排除物質に前記ふるい分け表面の近傍で剪断ストレスを誘起するこ とにより該排除物質を一定の動き状態に維持してその排除物質が前記ふるい分け 表面上にマット又は層を形成しないようにすること、及び、 (c)該パルプに前記ふるい分け開口の直ぐ近傍で微小渦乱流を誘起すること によりそこのパルプを流動化して該受容物が容易に前記開口を通り前記受容物表 面の方へ通過するようにすること の諸段階を備える方法。 31.前記段階(a)から(c)までが、約3−10%の排除率で、又約85 %以上の屑除去効率で行われる、請求の範囲第30項の方法。 32.前記スクリーンが排除物端部を有し、そして前記段階(b)と(c)が その排除物端部の近傍だけで行われる、講求の範囲第30項の方法。
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