JPH11506128A - 高泡立ち性スタイリングシャンプー - Google Patents

高泡立ち性スタイリングシャンプー

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JPH11506128A JP9532641A JP53264197A JPH11506128A JP H11506128 A JPH11506128 A JP H11506128A JP 9532641 A JP9532641 A JP 9532641A JP 53264197 A JP53264197 A JP 53264197A JP H11506128 A JPH11506128 A JP H11506128A
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Abstract

(57)【要約】 改良されたクレンジング、泡立ち及びスタイリング性能を与えるヘアスタイリングシャンプー組成物が開示されている。これらのシャンプー組成物はアルキルグリセリルエーテルスルホネート界面活性剤、選ばれた疎水性モノマー単位を1種以上有するヘアスタイリングポリマー、非極性揮発性揮発性溶剤および水を含有する。また、このヘアスタイリングシャンプー組成物を使用することによるクレンジング及びスタイリング方法も開示されている。

Description

【発明の詳細な説明】 高泡立ち性スタイリングシャンプー 技術分野 本発明は、改良されたクレンジング、泡立ち、およびスタイリング利益を有す るヘアシャンプー組成物に関する。これらのシャンプー組成物はアルキルグリセ リルエーテルスルホネート界面活性剤、選ばれたヘアスタイリングポリマー及び スタイリングポリマーを溶解するための非極性揮発性溶剤を含有する。 発明の背景 人の髪の洗浄、乾燥及びスタイリングにおいては、幾つかの最終結果が望まれ る。第1に、最も際立って、髪が完全に洗い清められることが望まれる。髪の洗 浄の間で清潔な髪の外観及び感触を維持するヘアケアプロセスが最も望まれてい る。 また、ヘアスタイリング利益、特にヘアスタイルの達成度及び保持度を与える ヘアケアプロセス及び製品が望まれている。このようなスタイリングの保持性は 一般に二つのルート:ヘアスタイル及び型の永久化学的変化又は一時的変化のい ずれかにより達成される。永久化学的変化、例えば化学的パーマは、所望の効果 を達成するために髪と反応する化学剤の使用を伴う。しかしながら、この髪の永 久化学的変化は本発明の目的ではない。本発明により提供されるスタイリング利 益は一時的変化である。一時的変化は水により又は洗浄により除去され得るもの である。換言すれば、非永久的変化である。 一時的なスタイルの変化は、一般に髪のスタイルの達成度及び保持度を与える ためにシャンプープロセス後に別の1つまたは複数の組成物を適用することによ り達成されていた。これらの一時的スタイリング利益を与えるために使用される 物質は、通常ムース、ジェル、ローション又はスプレーの形態で適用される樹脂 又はガムが一般的なものであった。このアプローチは使用者への幾つかの有意な 不利益が存在する。それは、スタイリング組成物を適用するためにつぎの別のシ ャンプー工程が必要であることである。また、これらのスタイリング剤の多くは 、スタイリング組成物の適用後に美観的アピールがなく、ねばねばした又はこわ ばった髪感触を残すことにより、クレンジングプロセスの目的をくじいてしまう 。さらに、多くのスタイリング剤は長く持続するスタイリング利益を与えないか 、または容易に妨げられるスタイリング利益与える。 従来技術に開示されているシャンプー組成物はクレンジング及びコンディショ ニング利益を与えるが、効果的なスタイリング利益は与えない。スタイリングか ら導かれる利益が強く望まれている。しかしながら、スタイリングポリマーのよ うなスタイリング剤は、シャンプーの泡立ち及びクレンジング能力又はスタイリ ングポリマーの緊密な沈着及び性能を抑制させずに、慣用のシャンプーに容易に 組み入れることはできない。 アルキルグリセリルエーテルスルホネート界面活性剤を選ばれたスタイリング ポリマーと組み合わせて使用した場合に、優れたクレンジング及び泡立ち性能を 与えることがわかった。また、選ばれたスタイリングポリマーが非極性揮発性溶 剤に溶解されると、該ポリマーはシャンプー組成物に容易に分散され且つクレン ジング及びリンス中に髪に沈着されることがわかった。この領域での従来の開発 においては、極性溶剤に溶解され、シャンプーベースに乳化されたスタイリング ポリマーを使用していた(Wellsらの米国特許第5,120,532号(1993 年6月9日発行)参照)。しかしながら、極性溶剤はスタイリングポリマーの沈 着を抑制し得る。これらの極性溶剤はシャンプーベースに溶解し過ぎる傾向があ り、スタイリングポリマーをシャンプーの水性相に、そしてリンスプロセス中に 髪からリンス水に移してしまう。また、通常使用される極性溶剤の多くは強い不 快な臭いを有するか、または水性環境下では加水分解的に不安定である。しかし ながら、このような場合、非極性溶剤が好ましいが、非極性溶剤はシャンプーの 界面活性剤ベースのクレンジング及び泡立ち能力を妨害する傾向がある。アルキ ルスルフェートのような典型的な高泡立ち性界面活性剤は非極性溶剤の存在下に 泡を形成することができるが、沈着性を減少させる不利な点を有するので、スタ イリング利益を達成することができない。また、アルキルグリセリルエーテルス ルホネートは良好な泡立ち界面活性剤として知られている(Parranらの米国特 許第2,979,465号(1961年4月11日発行)参照)。 しかしながら、アルキルグリセリルエーテルスルホネート界面活性剤は非極性 揮発性溶剤中に溶解した選ばれたヘアスタイリングポリマーの沈着を妨害させず に良好なクレンジング及び泡立ちを与える得ることが分かった。 本発明はアルキルグリセリルエーテルスルホネート界面活性剤、選ばれたヘア スタイリングポリマー、選ばれたポリマーを溶解するための非極性揮発性溶剤お よび水を含有するヘアシャンプー組成物に関するものである。これらの製品によ るシャンプーは、一つの製品でヘアクレンジング利益とヘアスタイリング利益の 両方が提供される。また、これらの組成物は良好な泡立ち能力を有している。ま た、本発明のスタイリングシャンプー組成物は製品相安定性を維持する製品粘度 及び消費者を喜ばせる美的外観を提供することが分かった。 従って、本発明の目的は効果的なヘアクレンジング及び良好なスタイリング性 の両方を与えるヘアシャンプー組成物を提供することであり、さらに良好な泡立 ち性能を有する組成物を提供することである。また、本発明の目的は、髪にこわ ばった、ねばねばした、又は粘稠な感触を残すことなしに、良好なスタイル保持 利益を与えるヘアシャンプー組成物を提供することであり、さらに効果的なコン ディショニング性能を与える組成物を提供することである。本発明の他の目的は 、髪をクレンジング又はスタイリングする改良された方法を提供することである 。 発明の要約 本発明は、 (a)約2重量%〜約25重量%のアルキルグリセリルエーテルスルホネート界 面活性剤; (b)約0.1重量%〜約10重量%の、スチレン;ポリスチレンマクロモノマ ー;α−メチルスチレン;t−ブチルスチレン;インデン;ノルボルニレン;β −ピネン;α−ピネン;4−ビフェニールアクリレート;ペンタクロロフェニル アクリレート;3,5−ジメチルアダマンチルアクリレート;3,5−ジメチル アダメンチルメタクリレート;4−メトキシカルボニルフェニルメタクリレート ;トリメチルシリルメタクリレート;イソボルニルアクリレート;イソボルニル メタクリレート;およびそれらの組み合わせからなる群から選ばれた疎水性モ ノマー単位を有する、選ばれたヘアスタイリングポリマー; (c)約0.1重量%〜約10重量%の、ヘアスタイリングポリマーを溶解する ための非極性揮発性溶剤であって、該非極性揮発性溶剤は約300℃以下の沸点 、及び約0.2重量%未満の25℃での水への溶解度を有する;および (d)約50重量%〜約97.8重量%の水; を含有し、その際スタイリングポリマーと非極性揮発性溶剤との重量割合は約1 0:90から約70:30である、高泡立ち性ヘアスタイリングシャンプー組成 物に関する。 また、本発明は、本発明の組成物を使用することによる髪のコンディショニン グ及びスタイリング方法に関するものであり、その方法は(a)髪を水で濡らし; (b)有効量のシャンプー組成物を髪に適用し;(c)シャンプー組成物で髪を シャンプーし;(d)シャンプー組成物を髪から洗い落とし;(e)髪を乾燥及 びスタイリングする工程を包含する。 発明の詳細な記載 本発明のシャンプー組成物は、アルキルグリセリルエーテルスルホネート界面 活性剤を選ばれたスタイリングポリマー及び選ばれたポリマーを溶解するための 非極性揮発性溶剤と組み合わせて含有する。 本発明のシャンプー組成物及び対応する方法は必須成分及びここに記載の発明 の限定物並びに付加又は任意成分あるいはここに記載の限定物、を含有し、から なり、またはから本質的になることができる。 全てのパーセンテージ、部及び割合は、特記しない限り本発明の組成物の全重 量基準である。リストされた成分についての全ての重量は活性レベル基準であり 、従ってキャリヤー又は商業的に利用可能な物質に含まれ得る副生物は含まない 。 アルキルグリセリルエーテルスルホネート界面活性剤 本発明の組成物は、クレンジング及び泡立ち成分としてアルキルグリセリルエ ーテルスルホネート界面活性剤(AGS界面活性剤)を含有する。これらの組成 物は約2%〜約25%、さらに好ましくは約3%〜約20%、最も好ましくは約 4%〜約10%のアルキルグリセリルエーテルスルホネート界面活性剤を含有す る。これらのAGS界面活性剤はスルホネートス又はルホネート塩を含有するア ルキルグリセリルエーテルから誘導される。これらの化合物は一般にスルホネー ト基を含有するグリセロールのアルキルモノエーテルとして記載することができ る。 これらのAGS界面活性剤はつぎの構造と一般に追認されるものとして記述す ることができる: 式中、Rは炭素原子約10〜約18、好ましくは約11〜約16、最も好ましく は約12〜約14の飽和又は不飽和、直鎖又は分岐鎖、または環式アルキル基で あり、Xはアンモニウム;モノアルキル置換アンモニウム;ジアルキル置換アン モニウム;トリアルキル置換アンモニウム;テトラアルキル置換アンモニウム; アルカリ金属;アルカリ性金属;及びそれらの混合物からなる群から選ばれるカ チオンである。さらに好ましくは、上記式中のアルキル残基Rは飽和且つ直鎖で あることである。 AGS界面活性剤中のアルキル鎖長の分布は全体のシャンプー製品の特徴にお ける幾つかの効果を有する。満足すべき分布はココナツ油及び牛脂から誘導され る脂肪アルコールを使用することにより商業的に実施し得る手法で達成すること ができる。アルキル鎖長の均等な分布は他の出発物質を使用することにより達成 することができる。AGSのアルキル基を与えるために使用されるココナツ脂肪 アルコールの製造においては、ココナツ油のミドルカットを使用することが好ま しい。高沸点カットは、望むならばミドルココナツカットと共に保持することが できる。牛脂脂肪アルコールの製造においては、それらが実質的に飽和であるこ とを確実にするために水素化工程を包含する。 好ましいAGS界面活性剤はアルキルの少なくとも約50%が約10〜約18 の炭素原子を有するアルコールから誘導されるアルキル基を有し、約15%未満 のジグリセリルと共に主にモノグリセリル基を有するものである。以下に例示さ れるAGS界面活性剤は約15%のジグリセリルエーテルスルホネートを含有し 、この物質の製造を容易にするために好ましい。用語“AGS”はモノグリセリ ル、ジグリセリル、及び高級グリセリル化合物の痕跡を包含する意図である。少 量、全部で約3%末満のトリグリセリルエーテルスルホネート及びテトラグリセ リルエーテルスルホネートは存在させることができる。また、分岐鎖長さ、又は 直鎖長さの多い分岐及び直鎖混合長さを有するグリセリルエーテルから誘導され るAGSも包含される。本発明のシャンプー組成物に使用するためにより好まし いAGSはC12 〜14の直鎖長さを有し、構造として結晶であるものである。AG S界面活性剤中の好ましいカチオンはナトリウムである。本発明で有用な商業的 に入手可能なAGS界面活性剤の例は、CTFA International Cosmetics In gredient Dictionary 第5版1993年,660頁(ここに全体が参考として合 体される)にリストされているようなナトリウムココグリセリルエーテルスルホ ネートを包含する。 適当なAGS界面活性剤は種々の慣用又は他の公知の合成方法を使用して製造 することができる。AGS界面活性剤は脂肪アルコールをやや過剰のエピクロロ ヒドリンと反応させ、ついで得られたクロログリセリルエーテルをストレッカー 反応によりスルホン化することにより製造することが好ましい。第1反応生成物 であるアルキルモノグリセリルエーテルスルホネートと共に、アルキルジグリセ リルエーテルジスルホネートのような第2反応生成物が形成される。 ジグリセリル化合物の付加的異性体も形成され、これはモノスルホン化又はジ スルホン化することができる。本発明の目的のためには、ナトリウムアルキルグ リセリルエーテルスルホネートは約30%未満、好ましくは約25%未満のジグ リセロールエーテル生成物を含有べきである。残部は実質的にモノグリセリルエ ーテルスルホネートである。一般に、経済的理由から、アルキルジグリセリルエ ーテル含量を約5%未満に減少させることは望ましくない。 好ましいAGS界面活性剤は、例えばParranらの米国特許第2,979,465 号(1961年4月11日発行);Eatonらの米国特許第3,179,599号( 1965年4月20日発行);英国特許第848,224号(1960年9月1 4日発行);英国特許第791,415号(1958年3月5日発行);Schwart zらの米国特許第5,322,643号(1994年6月21日発行);Farrisら の米国特許第5,084,212号(1992年1月28日発行)(これらは参考 としてここに合体される)に記載されている。 ヘアスタイリングポリマー 本発明のシャンプー組成物は、1種以上の選ばれた疎水性モノマーを含有する 水不溶性の、疎水性ヘアスタイリングポリマー含有する。ポリマーの濃度はシャ ンプー組成物の約0.1重量%〜約10重量%、好ましくは約0.3重量%〜約 7重量%、より好ましくは約0.5重量%〜約5重量%の範囲である。 本発明のシャンプー組成物に使用するための選ばれたヘアスタイリングポリマ ーは疎水性の、水不溶性のポリマーである。これらの選ばれたポリマーはスチレ ン;ポリスチレンマクロモノマー;α−メチルスチレン;t−ブチルスチレン; インデン;ノルボルニレン;β−ピネン;α−ピネン;4−ビフェニールアクリ レート;ペンタクロロフェニルアルキルアクリレート;3,5−ジメチルアダマ ンチルアクリレート;3,5−ジメチルアダマンチルメタクリレート;4−メト キシカルボニルフェニルメタクリレート;トリメチルシリルメタクリレート;イ ソボルニルアクリレート;イソボルニルメタクリレート;およびこれらの組み合 わせからなる群から選ばれた1種以上の疎水性モノマー単位を含有する。 選ばれたヘアスタイリングポリマーはここに記載の選ばれた疎水性モノマー単 位1種以上を含有するホモポリマー、コポリマー、ターポリマー、及び他の高級 ポリマーであることができる。ヘアスタイリングポリマーはさらにここに記載の 選ばれたモノマー単位以外のモノマー単位を1種以上含有することもできる。こ のような他のモノマー単位は、得られるヘアスタイリングポリマーがここに記載 の選ばれたモノマー単位を1種以上含有しかつ得られたポリマーが後記するよう に水不溶性であるならば、疎水性、又は非疎水性であることができる。このよう な他のモノマー単位の例は当該技術において周知であり、その特定の例は、その 記述がここに参考として合体されるWellsらの米国特許第5,120,531号( 1992年6月9日発行);Wellsらの米国特許第5,120,532号(199 2年6月9日発行);Wells米国特許第5,104,642号(1992年4月1 4日発行);Papantponiouらの米国特許第4,272,511号(1981年6月 9日発行);Gehmanらの米国特許第4,196.190号(1980年4月1日発 行)に記載されている。 用語“疎水性モノマー”とは、モノマーの重合において水不溶性ホモポリマー を形成することを意味する。 用語“水不溶性”ポリマー又はコポリマーとは、水+ポリマー重量ベースで計 算して、25℃での水への溶解度が約0.2%未満であるポリマーを意味する。 ここに使用する用語“溶解度”とは、水に溶解して裸眼で実質的に透明な溶液を 形成することができるポリマーの最高濃度のことである。 ヘアスタイリングポリマーは少なくとも約−20℃、好ましくは約0℃から約 80℃の間、最も好ましくは約20℃から約60℃の間のガラス転移温度(Tg) を有することが好ましい。ガラス転移温度は示差走査熱量計により測定すること ができる。 本発明のシャンプー組成物のヘアスタイリングポリマーは少なくとも1000 0の重量平均分子量を有する。一般に、分子量は約5,000,000未満であろうが、 より高い分子量を除外する意図はない。好ましくは、重量平均分子量は約30,000 〜約5,000,000、より好ましくは少なくとも約50,000、さらに好ましくは少なく とも約75,000であろう。重量平均分子量は約200,000未満、より好ましくは150,0 00未満であることが好ましい。この目的のために、重量平均分子量は、分析すべ きサンプルの分子量の測定に適した当該技術で公知の方法で、例えば103、1 05、106Åカラム孔寸法を使用する寸法除外クロマトグラフィー、あるいは他 の均等な方法により測定することができる。 シャンプー組成物に使用するためのヘアスタイリングポリマーはフリーラジカ ル重合のような慣用又は他の公知の重合技術により造ることができる。 本発明のシャンプー組成物に使用するための好ましいヘアスタイリングポリマ ーは約95/5、約90/10、約80/20、約70/30、約60/40、 約50/50の重量/重量割合を有するt−ブチルスチレン/2−エチルヘキシ ルメタクリレートコポリマー;約95/5、約90/10、約80/20、約7 0/30、約60/40、約50/50の重量/重量割合を有するt−ブチルス チレン/2−エチルヘキシルアクリレートコポリマー;約95/5、約90/1 0、約80/20、約70/30、約60/40、約50/50の重量/重量割 合を有するt−ブチルスチレン/2−エチルヘキシルエタクリレートコポリマー ;及びこれらの組み合わせを包含する。t−ブチルスチレン/2−エチルヘキシ ルメタクリレートコポリマーがより好ましい。 非極性揮発性溶剤 本発明のシャンプー組成物は上記したヘアスタイリングポリマーを溶解するた めの非極性揮発性溶剤を含有する。該溶剤はヘアスタイリングポリマーを流体粒 子としてシャンプー組成物全体に分散させることを助ける。 溶剤の濃度はヘアスタイリングポリマーを溶解しかつシャンプー組成物中に別 の流体相として分散されるのに充分でなければならない。このような濃度はシャ ンプー組成物の約0.10重量%〜約10重量%、好ましくは約0.5重量%〜 約8重量%、最も好ましくは約1重量%〜約6重量%の範囲である。約0.1% 未満の溶剤濃度においては、一般にヘアスタイリングポリマーは充分に希釈され ず、10%を越える溶剤濃度においては、シャンプーのクレンジング及び泡立ち 性が減少する。 本発明組成物のポリマーと溶剤の割合(重量/重量割合)は約10:90から 約70:30、好ましくは約30:70から約60:40の範囲である。 また、溶剤は髪に沈着したヘアスタイリングポリマーを可塑化させることによ りスタイルの達成を与え、それにより髪の乾燥及びスタイリングプロセス中にポ リマーをより可撓性かつ接着性にさせるものと思われる。さらに、溶剤は水への 低い溶解度を有していなければならない。約0.5重量%未満、好ましくは約0 .3重量%未満、最も好ましくは約0.2重量%未満の水への溶解度を有する炭 化水素が最も好ましい。しかしながら、シャンプー組成物に使用するために選ば れたヘアスタイリングポリマーは選ばれた溶剤に溶解すべきであり、それにより シ ャンプー組成物中でヘアスタイリングポリマーと溶剤の組み合わせが別の、分散 された流体相として分散される。 また、溶剤は通常の使用状況下で髪にスタイリング利益を与えるために、ヘア スタイリングポリマーの能力を実質的に減少させるような方法でポリマースタイ リング剤と相互作用させてはならない。 また、選ばれた溶剤は揮発性でなければならない。ヘアスタイリングポリマー と溶剤の組み合わせの髪への沈着において、溶剤は揮発して髪のスタイリングポ リマーを離れて、かくして最高のスタイリング利益を与える。必要な揮発性を与 えるためには、溶剤は(約1気圧で)約300℃以下、好ましくは約90℃〜約 260℃、最も好ましくは約100℃〜約200℃の沸点を有すべきである。 本発明のシャンプー組成物への使用に適した非極性揮発性溶剤は炭化水素溶剤 、エーテル溶剤、又はそれらの組み合わせである。炭化水素溶剤は特に分岐鎖炭 化水素溶剤が最も好ましい。適当な炭化水素溶剤は直鎖の又は分岐鎖の、飽和又 は不飽和の、約8〜約18、好ましくは約10〜約16の炭素原子を有する炭化 水素である。分岐炭化水素のような飽和の炭化水素が好ましい。適当な直鎖炭化 水素としては、デカン、ドデカン、デセン、トリデセン、及びそれらの組み合わ せがある。適当な分岐炭化水素としてはイソパラフィンであり、その例はExxon Chemical CompanyからIsopar H及びK(C11〜C12イソパラフィン)及びIsopar L (C11〜C13イソパラフィン)として商業的に入手し得るイソパラフィンを包含す る。好ましい分岐炭化水素はイソヘキサデカン、イソドデカン、2,5−ジメチ ルデカン、イソテトラデカン、及びそれらの組み合わせを包含する。商業的に入 手し得る分岐炭化水素はPermethyl 99A及び101A(Preperse,inc.,から入手し得る )を包含する。 本発明のシャンプー組成物に使用するための適当なエーテル溶剤はジ(C5-C7 )アルキルエーテル、及びジエーテル、特にイソアミルエーテル、ジフェニルエ ーテル及びジヘキシルエーテルのようなジ(C5-C6)アルキルエーテルである。 ヘアスタイリング剤 本発明のシャンプー組成物中の選ばれたヘアスタイリングポリマー及び非極性 揮発性溶剤の組み合わせは、ここではスタイリング剤とも云われる。本発明のシ ャンプー組成物のヘアスタイリング剤は水不溶性の疎水性ヘアスタイリングポリ マー(上記した)及び水不溶性非極性揮発性溶剤(上記した)の組み合わせを含 有する。 ヘアスタイリング剤は、約10;90から約70:30、好ましくは約20: 80から約65:35、より好ましくは約30:70から約60:40のヘアス タイリングポリマーと揮発性溶剤の重量割合を含有する。ヘアスタイリングポリ マーは上記した重量割合で非極性揮発性溶剤と組み合わされる。その割合が小さ すぎるとシャンプー組成物の泡立ち性能が減少し、その割合が大きすぎると組成 物が粘稠になり過ぎ、スタイリングポリマーの分散中に困難なことが起こる。ヘ アスタイリング剤は約0.1〜約100ミクロン、好ましくは約0.5〜約25 ミクロンの最終シャンプー製品中の平均粒子直径を有するべきである。このよう な粒子寸法は公知の又は他の慣用の方法、例えば光学顕微鏡で測定することがで きる。 スタイリング剤の好ましい例としては下記の物質がある。ポリマーの後の括弧 書きの数値はモノマーの相対重量割合を示す。 混合物A. W/W割合 ポリマー:インデン/2-エチルヘキシルメタクリレート(90/10 W/W) 40 溶剤:イソドデカン 60 混合物B. ポリマー:イソボルニルメタクリレート/2-エチルヘキシルメタクリレート(90/10 W/W) 50 溶剤:イソドデカン 50 混合物C. ポリマー:t-ブチルスチレン/2-エチルヘキシルメタクリレート(50/50 W/W) 40 溶剤:イソヘキサデカン 60 混合物D. ポリマー:t-ブチルスチレン/2-エチルヘキシルメタクリレート(50/50 W/W) 30 溶剤:イソパラフィン ブレンド(C11-C12)1 70 混合物E. ポリマー:インデン/2-エチルヘキシルメタクリレート(60/40 W/W) 40 溶剤:イソパラフィン ブレンド(C11-C13)2 60 1:(C11-C12)イソパラフィンの混合物である、ExxonによりIsopar Hとして販売 2:(C11-C13)イソパラフィン゛の混合物である、ExxonによりIsopar Lとして販売 本発明のシャンプー組成物は、シャンプー組成物の約50重量%〜約98.7 重量%、好ましくは約55重量%〜約85重量%、より好ましくは約60重量% 〜約75重量%の水を含有する水性系である。 任意成分 本発明のシャンプー組成物は、シャンプー組成物の必須成分と化学的及び物理 的に相溶性であるか、又は製品美観又は性能を不当に減じなければ、ヘアケア組 成物に使用するために公知の任意成分の1種以上をさらに含有することができる 。任意の追加界面活性剤 本発明のシャンプー組成物はさらに第2の界面活性剤を含有することができる 。このような任意の第2界面活性剤の濃度はシャンプー組成物の約0重量%〜約 30重量%、好ましくは約2重量%〜約15重量%、より好ましくは約4重量% 〜約8重量%の範囲である。 シャンプー組成物に使用するための任意の第2界面活性剤はノニオン性界面活 性剤、アニオン性界面活性剤、カチオン性界面活性剤、両性界面活性剤、双性イ オン性界面活性剤及びそれらの混合物からなる群から選ばれるものである。この ような界面活性剤は当業者には周知である。これらの任意の第2界面活性剤は洗 浄性界面活性剤であることが好ましい。“洗浄性”とはこれらの界面活性剤がク レンジング又は洗浄利益を与えることを意味する。 本発明の組成物に使用するために適した非限定的な例は、McCutcheon'sのDete rgent and Emulsifiers ,North American edition(1996)Publishing Corp.発行 ;McCutcheon'sのFunctional Materials,North American edition(1992)Publis hing Corp.発行;Steuriらの米国特許第5,151,210号(1992年9月 29日発行);McCallらの米国特許第5,151,209号(1992年9月2 9日発行);Wellsらの米国特許第5,120,532号(1992年6月9日 発行);Ciottiらの米国特許第5,011,681号(1991 年4月30日発行);Bolich,Jr.らの米国特許第4,788,006号(198 8年11月29日発行);Groteらの米国特許第4,741,855号(198 8年5月3日発行);Ohらの米国特許第4,704,272号(1987年11 月3日発行);Collinsらの米国特許第4,557,853号(1985年12 月10日発行);Dixonらの米国特許第4,421,769号(1983年12 月20日発行);Dickertらの米国特許第4,421,769号(1983年1 2月20日発行);及びDickertらの米国特許第3,755,560号(1973 年8月28日発行)(これらの文献の各々はその全体が参考として合体される) に記載されている。 下記のものは本発明に有用な界面活性剤の非限定的例である。スタイリングポ リマーの沈着及び性能特性を妨げないように使用される物質のレベルを決定する ことに気を付けねばならないことが認められるべきである。また、組成物のマイ ルド性が妥協されないように、付加的界面活性剤及びそのレベルを選択すること に気を付けねばならない。 本発明で有用なノニオン性界面活性剤の内では、長鎖アルコール、例えばC8 〜30 アルコールと糖又は澱粉ポリマー、即ちグリコサイドとの縮合生成物として 広範に定義される得るようなものである。これらの化合物は式:(S)n-O-R( 式中、Sはグルコース、フラクトース、マンノース、及びガラクロースのような 糖部分であり、nは約1〜約1000の整数であり、RはC8 〜30のアルキル基 である。アルキル基が誘導される長鎖アルコールの例としては、デシルアルコー ル、セチルアルコール、ステアリルアルコール、ラウリルアルコール、ミリスチ ルアルコール、オレイルアルコールなどがある。これらの界面活性剤の好ましい 例としては、Sがグルコース部分であり、RがC8 〜20アルキル基であり、nが 約1〜約9の整数であるものである。これらの界面活性剤の商業的に入手し得る 例としては(HenkelからAPG 325 CSとして入手し可能な)デシルポリグルコ サイド及び(HenkelからAPG 600CS及び625CSとして入手し可能な)ラウリルポ リグルコサイドがある。 他の有用なノニオン性界面活性剤には、アルキレンオキシドと脂肪酸との縮合 生成物(即ち、脂肪酸のアルキレンオキシドエステル)が含まれる。これらの特 定のノニオン性物が用いられる場合、それらを低濃度で、好ましくはここで開示 される他の界面活性剤の1つ以上と組み合わせて、使用することが好ましい。こ れらの物質は、一般式RCO(X)nOHを有し、式中RはC10-30のアルキル基 であり、Xは−OCH2CH2−(即ち、エチレングリコール若しくはオキシド 由来)又は−OCH2CHCH3−(即ち、プロピレングリコール若しくはオキ シド由来)であり、nは約1から約100の整数である。他のノニオン性界面活 性剤は、アルキレンオキシドと2モルの脂肪酸との縮合生成物(即ち、脂肪酸の アルキレンオキシドジエステル)である。これらの物質は、一般式RCO(X)n OOCRを有し、式中RはC10−30のアルキル基であり、Xは−OCH2C H2−(即ち、エチレングリコール若しくはオキシド由来)又は−OCH2CH CH3−(即ち、プロピレングリコール若しくはオキシド由来)であり、nは約 1から約100の整数である。他のノニオン性界面活性剤は、アルキレンオキシ ドと脂肪アルコールとの縮合生成物(即ち、脂肪アルコールのアルキレンオキシ ドエーテル)である。これらの物質は、一般式R(X)nOR'を有し、式中Rは C10-30のアルキル基であり、Xは−OCH2CH2−(即ち、エチレングリコ ール若しくはオキシド由来)又は−OCH2CHCH3−(即ち、プロピレング リコール若しくはオキシド由来)であり、nは約1から約100の整数であり、 R'はH又はC10-30のアルキル基である。更に他のノニオン性界面活性剤は、ア ルキレンオキシドと脂肪酸及び脂肪アルコール双方との縮合生成物[即ち、ここ でポリアルキレンオキシド部分は一端で脂肪酸とエステル化され、他端で脂肪ア ルコールとエステル化(即ち、エーテル結合を介して連結)されている]。これ らの物質は、一般式RCO(X)nOR'を有し、式中R及びR'はC10-30のアル キル基であり、Xは−OCH2CH2−(即ち、エチレングリコール若しくはオ キシド由来)又は−OCH2CHCH3−(即ち、プロピレングリコール若しく はオキシド由来)であり、nは約1から約100の整数である。これらのノニオ ン性界面活性剤由来アルキレンオキシドの非限定例には、ceteth-1、ceteth-2、 ceteth-6、ceteth-10、ceteth-12、ceteareth-2、ceteareth-6、ceteareth-10、 ceteareth-12、steareth-1、steareth-2、steareth-6、steareth-10、steareth- 12、PEG-2ステアレート、PEG-4ステアレート、PEG-6ステアレート、 PEG-10ステアレート、PEG-12ステアレート、PEG-20グリセリルステアレート、PE G-80グリセリルタロウエート、PEG-10グリセリルステアレート、PEG-30グリセリ ルココエート、PEG-80グリセリルココエート、PEG-200グリセリルタロウエート 、PEG-8ジラウレート、PEG-10ジステアレート、及びこれらの混合物が含まれる 。 更に他の有用なノニオン性界面活性剤には、下記構造に相当するポリヒドロキ シ脂肪酸アミド界面活性剤が含まれる: 式中:R1はH、C1−C4のアルキル、2−ヒドロキシエチル、2−ヒドロ キシ−プロビル、好ましくはC1−C4アルキル、より好ましくはメチル若しく はエチル、最も好ましくはメチルであり;R2はC5−C31のアルキル若しく はアルケニル、好ましくはC7−C19アルキル若しくはアルケニルであり、よ り好ましくはC9−C17のアルキル若しくはアルケニルであり、最も好ましく はC11−C15のアルキル若しくはアルケニルであり;Zは、鎖に直接連結さ れた少なくとも3つのヒドロキシルを備えた直鎖ヒドロカルビル鎖を有するポリ ヒドロキシヒドロカルビル部分、又はそのアルコキシル化誘導体(好ましくはエ トキシル化若しくはプロポキシル化)である。Zは、好ましくはグルコース、フ ラクトース、マルトース、ラクトース、ガラクトース、マンノース、キシロース 及びこれらの混合物からなる群より選択された糖部分である。上記構造に相当す る特に好ましい界面活性剤は、ココナツアルキルN−メチルグルコシドアミド( 即ち、式中R2CO−部分がココナッツ油脂肪酸に由来する)である。ポリヒドロ キシ脂肪酸アミドを含有する組成物の製造は、例えば、1959年2月18日公開のTho mas Hedley & Co,Ltdの英国特許第809,060号;1960年12月20日発行のE.R.Wilson の米国特許第2,965,576号;1955年3月8日発行のA.M.Schwartzの米国特許第2,703 ,798号;1934年12月25日発行のPiggottの米国特許第 1,985,424号に開示されており、これらはその全体がここに参考として合体され る。 広範のアニオン性界面活性剤もここで有用である。1975年12月30日発行のLaug hlinらの米国特許第3,929,678号を参照のこと。これはその全体が参考としてこ こに合体される。アニオン性界面活性剤の非限定例には、アルコイルイセチオネ ート並びにアルキル及びアルキルエーテルスルフェートが含まれる。アルコイル イセチオネートは、通常、化学式RCO−OCH2CH2SO3Mを有しており 、ここでRは、約10から約30の炭素原子のアルキル又はアルケニルであり、 Mは、水溶性カチオン、例えばアンモニウム、ナトリウム、カリウム及びトリエ タノールアミンである。これらのイセチオネートの非限定例には、アンモニウム ココイルイセチオネート、ナトリウムココイルイセチオネート、ナトリウムラウ ロイルイセチオネート、ナトリウムステアロイルイセチオネート及びこれらの混 合物からなる群より選択されるようなアルコイルイセチオネートが含まれる。 アルキル及びアルキルエーテルスルフェートは、通常、それぞれROSO3M 及びRO(C2H4O)XSO3Mを有しており、ここで、Rは、約10から約3 0の炭素原子のアルキル又はアルケニルであり、Xは、約1から約10であり、 そしてMは、水溶性カチオン、例えばアンモニウム、ナトリウム、カリウム及び トリエタノールアミンである。これらの物質の例は、ナトリウムラウリルスルフ ェート及びアンモニウムラウリルスルフェートである。 他の適当なアニオン性界面活性剤のクラスは、下記の一般式の有機硫酸反応生 成物の水溶性塩であり: R1−SO3−M 式中、R1は、約8から約24、好ましくは、約10から約16の炭素原子を有 する直鎖又は分岐鎖の飽和脂肪族炭化水素基からなる群より選択され;Mは、カ チオンである。さらに他のアニオン性合成界面活性剤には、スクシナメート、約 12から約24の炭素原子を有するオレフィンスルホネート、及びβ−アルキル オキシアルカンスルホネートとして表されるクラスが含まれる。 ここで有用な他のアニオン性物質は、脂肪酸のセッケン(すなわち、アルカリ 金属塩、例えばナトリウム又はカリウム塩)であり、通常、これは約8から約2 4の炭素原子、好ましくは約10から約20の炭素原子を有する。セッケンの作 製に用いられる脂肪酸は、例えば、植物又は動物由来グリセリド(例えば、パー ム油、ココナツ油、大豆油、ひまし油、タロウ、ラードなど)のような天然供給 源から得ることができる。脂肪酸は、また合成して調製することもできる。セッ ケンは、前掲の米国特許第4,557,853号に一層詳細に記述されている。 カチオン性界面活性剤も、また本発明に用いられ得る。ここで有用なカチオン 性界面活性剤の非限定例には、下記の式を有するもののようなカチオン性アンモ ニウム塩が含まれ: 式中、R1は約12から約22の炭素原子又は約12から約22までの炭素原子 を有する芳香族、アリール若しくはアルカリール基から選択され、R2、R3及 びR4は、それぞれ、水素、約1から約22の炭素原子を有するアルキル基、又 は、約12から約22までの炭素原子を有する芳香族、アリール若しくはアルカ リール基から選択され;Xは、例えばクロリド、ブロミド、ヨーダイド、アセテ ート、ホスフェート、ニトレート、スルフェート、メチルスルフェート、エチル スルフェート、トシレート、ラクテート、シトレート、グリコレート、及びこれ らの混合物から選択されたアニオンである。更に、アルキル基は、エーテル結合 、又はヒドロキシ若しくはアミノ基置換物も含むことができる(例えば、アルキ ル基はポリエチレングリコール及びポリプロピレングリコール部分を含有するこ とができる)。 より好ましくは、R1は約12から約22の炭素原子を有するアルキル基であ り;R2はH又は約1から約22の炭素原子を有するアルキル基から選択され; R3及びR4はそれぞれH又は約1から約3の炭素原子を有するアルキル基から 選択され;Xは前段落で記述されたものである。 最も好ましくは、R1は約12から約22の炭素原子を有するアルキル基であ り;R2、R3及びR4は、H又は約1から約3の炭素原子を有するアルキル基 から選択され;Xは前段落で記述されたものである。 他のアンモニウム四級及びアミノ界面活性剤には、基の共有結合によって形成 された環構造の形態のものが含まれる。このようなカチオン性界面活性剤の例に は、イミダゾリン、イミダゾリニウム及びピリジニウムなどが含まれ、ここで前 記界面活性剤は、上記で説明したノニオン性親水性物含有基を少なくとも1つ有 する。特定例には、2−ヘプタデシル−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール −1−エタノール、4,5−ジヒドロ−1−(2−ヒドロキシエチル)−2−イ ソヘプタデシル−1−フェニルメチルイミダゾリウムクロリド、及び1−[2− オクソ−2−[[2−[(1−オクソオクタデシル)オキシ]エチル]アミノ]エチ ル]ピリジニウムクロリドが含まれる。 或いは、他の有用なカチオン性界面活性剤には、アミノ−アミドが含まれ、こ こで上記構造中、R1は或いはR5CO−(CH2)n−であり、式中R5は約1 2から約22の炭素原子を有するアルキル基であり、nは約2から約6、より好 ましくは約2から約4、最も好ましくは約2から約3の整数である。このような カチオン性乳化剤の非限定例には、ステアロアミドプロピルPG−ジモニウムク ロリドホスフェート、ステアロアミドプロピルエチルジモニウムエトスルフェー ト、ステアロアミドプロピルジメチル(ミリスチルアセテート)アンモニウムク ロリド、ステアロアミドプロピルジメチルセテアリルアンモニウムトシレート、 ステアロアミドプロピルジメチルアンモニウムクロリド、ステアロアミドプロピ ルジメチルアンモニウムラクテート、及びこれらの混合物が含まれる。 四級アンモニウム塩カチオン性界面活性剤の非限定例には、セチルアンモニウ ムクロリド、セチルアンモニウムブロミド、ラウリルアンモニウムクロリド、ラ ウリルアンモニウムブロミド、ステアリルアンモニウムクロリド、ステアリルア ンモニウムブロミド、セチルジメチルアンモニウムクロリド、セチルジメチルア ンモニウムブロミド、ラウリルジメチルアンモニウムクロリド、ラウリルジメチ ルアンモニウムブロミド、ステアリルジメチルアンモニウムクロリド、ステアリ ルジメチルアンモニウムブロミド、セチルトリメチルアンモニウムクロリド、セ チルトリメチルアンモニウムブロミド、ラウリルトリメチルアンモニウムクロリ ド、ラウリルトリメチルアンモニウムブロミド、ステアリルトリメチルアンモニ ウムクロリド、ステアリルトリメチルアンモニウムブロミド、ラウリルジメチル アンモニウムクロリド、ステアリルジメチルセチルジタロウジメチルアンモニウ ムクロリド、ジセチルアンモニウムクロリド、ジセチルアンモニウムブロミド、 ジラウリルアンモニウムクロリド、ジラウリルアンモニウムブロミド、ジステア リルアンモニウムクロリド、ジステアリルアンモニウムブロミド、ジセチルメチ ルアンモニウムクロリド、ジセチルメチルアンモニウムブロミド、ジラウリルメ チルアンモニウムクロリド、ジラウリルメチルアンモニウムブロミド、ジステア リルメチルアンモニウムクロリド、ジステアリルジメチルアンモニウムクロリド 、ジステアリルメチルアンモニウムブロミド及びこれらの混合物からなる群より 選択されたものが含まれる。追加四級アンモニウム塩には、C12からC22の アルキル炭素鎖がタロウ脂肪酸又はココナッツ脂肪酸から誘導されたものが含ま れる。用語「タロウ」は、タロウ脂肪酸由来のアルキル基(普通、水素化タロウ 脂肪酸)を指し、これは、一般にC16からC18の範囲のアルキル鎖の混合物 を有する。用語「ココナツ」は、ココナツ脂肪酸由来のアルキル基を指し、これ は、一般にC12からC14の範囲のアルキル鎖の混合物を有する。これらのタ ロウ及びココナツ供給源由来の四級アンモニウム塩の例には、ジタロウジメチル アンモニウムクロリド、ジタロウジメチルアンモニウムメチルスルフェート、ジ (水素化タロウ)ジメチルアンモニウムクロリド、ジ(水素化タロウ)ジメチル アンモニウムアセテート、ジタロウジプロピルアンモニウムホスフェート、ジタ ロウジメチルアンモニウムニトレート、ジ(ココナッツアルキル)ジメチルアン モニウムクロリド、ジ(ココナツアルキル)ジメチルアンモニウムブロミド、タ ロウアンモニウムクロリド、ココナッツアンモニウムクロリド、ステアロアミド プロピルPG−ジモニウムクロリドホスフェート、ステアロアミドプロピルエチ ルジモニウムエトスルフェート、ステアロアミドプロピルジメチル(ミリスチル アセテート)アンモニウムクロリド、ステアロアミドプロピルジメチルセテアリ ルアンモニウムトシレート、ステアロアミドプロピルジメチルアンモニウムクロ リド、ステアロアミドプロピルジメチルアンモニウムラクテート、及びこれらの 混合物 が含まれる。 本発明に用いられる他のカチオン性界面活性剤は、コンディショニング利益、 特にヘアコンディショニング特性をもたらすことに有用であるもの、また、アル コキシ、ポリオキシアルキレン、アルキルアミド、ヒドロキシアルキル及びアル キルエステル部分及びこれらの組み合わせから選択された1以上のノニオン性親 水性部分を含有する少なくとも1つのN−基を有する四級アンモニウム若しくは アミノ化合物であるものである。界面活性剤は、四級窒素又はカチオン性アミノ 窒素から炭素原子が4つまで(4を含む)、好ましくは3つまで(3を含む)だ け離れた少なくとも1つの親水性部分を含む。本発明の目的のために、このこと は、カチオン性窒素に最も近い親水性部分中の非炭素原子が、この窒素に対して 、言及された炭素原子までの距離数になければならないことを意味する。更に、 親水性部分の一部である炭素原子、例えば、親水性ポリオキシアルキレン(例え ば、−CH2−CH2−O−)中の炭素原子は、他の親水性部分に隣接し、カチ オン性窒素から炭素原子が4つまで、好ましくは3つまでとなる親水性部分の数 を決定するときには、数えられない。一般に、いずれかの親水性部分のアルキル 部分は、好ましくはC1−C3アルキルである。適当な親水性含有基には、例え ば、エトキシ、プロポキシ、ポリオキシエチレン、ポリオキシプロピレン、エチ ルアミド、プロピルアミド、ヒドロキシメチル、ヒドロキシエチル、ヒドロキシ プロピル、メチルエステル、エチルエステル、プロピルエステル、又はこれらの 混合物が、非イオン性親水性部分として含まれる。 好ましい四級アンモニウム塩の特定例には、ポリオキシエチレン(2)ステア リルメチルアンモニウムクロリド、メチルビス(水素添加タロウアミドエチル) 2−ヒドロキシエチルアンモニウムメチルスルフェート、ポリオキシプロピレン (9)ジエチルメチルアンモニウムクロリド、トリポリオキシエチレン(合計PE G=10)ステアリルアンモニウムホスフェート、ビス(N−ヒドロキシエチル−2 −オレイルイミダゾリニウムクロリド)ポリエチレングリコール(12)、及び イソドデシルベンジルトリエタノールアンモニウムクロリドが含まれる。 一級、二級及び三級脂肪アミドの塩も好ましいカチオン性界面活性剤物質であ る。このようなアミンのアルキル基は、好ましくは約1から約30の炭素原子を 有し、アルコキ、ポリオキシアルキレン、アルキルアミド、ヒドロアルキル及び アルキルエステル部分並びにこれらの混合物から選択された少なくとも1つ、好 ましくは2から10の非イオン性親水性部分を含有しなければならない。二級及 び三級アミンが好ましく、三級アミンが特に好ましい。適当なアミンの特定例に は、ジエチルアミノエチルポリオキシエチレン(5)ラウレート、ココ−ポリグ リセリル−4−ヒドロキシプロピルジヒドロキシエチルアミン、及びジヒドロキ シエチルタロウアミンヒドロクロリドが含まれる。 ここで用いられるカチオン性コンディショニング剤は、また複数のアンモニウ ム四級部分若しくはアミノ部分、又はこれらの混合物を含むこともできる。 本発明の組成物に用いることができる両性及び双性イオン性界面活性剤の例は 、脂肪族二級及び三級アミンの誘導体として広く記載されているものであり、こ こで、脂肪族基は、直鎖又は分岐鎖のものとすることができ、また、脂肪族置換 物の1つは、約8から約22炭素原子(好ましくはC8−C18)を含み、1つ はアニオン性水可溶化基、例えばカルボキシ、スルホネート、スルフェート、ホ スフェート又はホスホネートを含む。この例は、アルキルイミノアセテート並び に、化学式RN[(CH2)mCO2M]2及びRNH(CH2)mCO2Mであって 、mは1から4であり、RはC8−C22のアルキルもしくはアルケニルであり 、MはH、アルカリ金属、アルカリ土類金属アンモニウム及びアルカノールアン モニウムであるイミノジアルカノエート及びアミノアルカノエートである。また 、イミダゾリニウム及びアンモニウム誘導体も含まれる。適当な両性界面活性剤 の特定例には、ナトリウム3−ドデシルアミノプロピオネート、ナトリウム3− ドデシルアミノプロパンスルホネート、N−アルキルタウリン例えば、米国特許 第2,658,072号の教示に従ってナトリウムイセチオネートとドデシルアミンを反 応させることにより調製されるもの;N−高級アルキルアスパラギン酸例えば、 その全体がここに参考として合体される米国特許第2,438,091号の教示に従って 製造されるようなもの;並びに、“Miranol”の商品名で販売され、その全体が ここに参考として合体される米国特許第2,528,378号に記述されている製品が含 まれる。有用な両性物の他の例には、ホスフェート、例えばコアミドプロピルG P−ジモニウムクロリドホスフェート(Mona Corp.からMonaquat PTCとして市販 さ れている)が含まれる。 また、ベタインも両性又は双性イオン性界面活性剤として有用である。ベタイ ンの例には、高級アルキルベタイン、例えばココジメチルカルボキシメチルベタ イン、ラウリルジメチルカルボキシメチルベタイン、ラウリルジメチルアルファ カルボキシエチルベタイン、セチルジメチルカルボキシメチルベタイン、セチル ジメチルベタイン(Lonza Corp.からLonzaine 16SPとして入手可能)、ラウリル ビス−(2−ヒドロキシエチル)カルボキシメチルベタイン、ステアリルビス− 2−ヒドロキシプロピル)カルボキシメチルベタイン、オレイルジメチルガンマ −カルボキシプロピルベタイン、ラウリルビス−(2−ヒドロキシプロピル)ア ルファ−カルボキシエチルベタイン、ココジメチルスルホプロピルベタイン、ス テアリルジメチルスルホプロピルベタイン、ラウリルジメチルスルホエチルベタ イン、ラウリルビス−(2−ヒドロキシエチル)スルホプロピルベタイン、並び にアミドベタイン及びアミドスルホフベタイン(ここでRCON(CH2)3基は 、ベタインの窒素原子に接触している)、オレイルベタイン(Henkelから両性Ve lvetex OLB-50として入手可能)、並びに、コカミドプロピルベタイン(Henkel からVelvetex BK-35及びBA-35として入手可能)が含まれる。 他の有用な両性及び双性イオン性界面活性は、スルタイン及びヒドロキシスル タイン、例えばコカミドプロピルヒドロキシスルタイン(Rhone-PoulencからのM irataine CBSとして入手可能)並びに、化学式RCON(CH3)CH2CH2C O2Mに相当するアルカノイルサルコシネートが含まれ、ここで、Rは約10か ら約20の炭素原子のアルキル又はアルケニルであり、Mは水溶性カチオン、例 えばアンモニウム、ナトリウム、カリウム及びトリアルカノールアミン(例えば トリエタノールアミン)である。 上述の界面活性剤は、本発明のヘアケア組成物において場合によってはAGS と組み合わされて使用され得る。本発明のシャンプー組成物での使用に好ましい 界面活性剤には、アンモニウムラウリルスルフェート、アンモニウムラウレスス ルフェート、トリエチルアミンラウリルスルフェート、トリエチルアミンラウレ ススルフェート、トリエタノールアミンラウリルスルフェート、トリエタノール アミンラウレススルフェート、モノエタノールアミンラウリルスルフェート、モ ノエタノールアミンラウレススルフェート、ジエタノールアミンラウリルスルフ ェート、ジエタノールアミンラウレススルフェート、ラウリックモノグリセリド ナトリウムスルフェート、ナトリウムラウリルスルフェート、ナトリウムラウレ ススルフェート、カリウムラウリルスルフェート、カリウムラウレススルフェー ト、ナトリウムラウリルサルコシネート、ナトリウムラウロイルサルコシネート 、ラウリルサルコシン、ココイルサルコシン、アンモニウムココイルスルフェー ト、アンモニウムラウロイルスルフェート、ナトリウムココイルスルフェート、 ナトリウムラウロイルスルフェート、カリウムココイルスルフェート、カリウム ラウリルスルフェート、トリエタノールアミンラウリルスルフェート、トリエタ ノールアミンラウリルスルフェート、モノエタノールアミンココイルスルフェー ト、モノエタノールアミンラウリルスルフェート、ナトリウムトリデシルベンゼ ンスルホネート、ナトリウムドデシルベンゼンスルホネート、ココアミドプロピ ルベタイン、ココベタイン、ラウリルアミドプロピルベタイン、オレイルベタイ ン及びココアンホカルボキシグリシネートが含まれる。 アンモニウムラウレススルフェート、ココアミドプロピルベタイン及びそれら の組み合わせが最も好ましい。コンディショニング剤 本発明のシャンプー組成物は、さらにヘアコンディショニング剤を含むことが できる。この薬剤は、追加ヘアコンディショニング利益、例えば櫛通りよさ、ソ フトなヘア感触及び制御可能性をユーザに対してもたらす。得られたシャンプー 組成物は、単一の製品においてヘアクレンジング、スタイリング及びコンディシ ョニング利益をもたらす。 上述したカチオン性界面活性剤は、本発明の組成物において、いくらかコンデ ィショニング利益を与えるために用いられることができる。加水分解動物タンパ ク質のような同様のタンパク質誘導体、例えば、Crotain SPA(Croda)又はLexein eX250(Inolex)又はポリペプチドLSN(Stephan)は、コンディショニング利益をも たらすために用いられ得る。 本発明のヘアコンディショニング剤は、不揮発性シロキサン又はシロキサン含 有物質であることができ、本発明のシャンプー組成物の約0.01%から約10 %、 好ましくは約0.1%から約5%、最も好ましくは約0.2%から約3%のレベ ルで存在する。 シロキサン(例えば、1965年9月28日発行のOppligerの米国特許第3,208,911号 を参照のこと)及びシロキサン含有ポリマーは、ヘアコンディショニング組成物 における使用について教示されている。1986年7月22日発行のFriddらの米国特 許第4,601,902号は、ケイ素に接着した四級アンモニウム置換基を有するポリジ オルガノシロキサンと、アミノ置換炭化水素であるケイ素結合置換物を含有する ポリジオルガノシロキサンとを含有するヘアコンディショニング又はシャンプー /コンディショナー組成物を開示している。1987年3月31日発行のKollmeierら の米国特許第4,654,161号はベタイン置換物を含有する一群のオルガノポリシロ キサンを開示している。ヘアケア組成物において使用する場合、これらの化合物 は、良好なコンディショニング、アニオン性成分との相溶性、ヘア持続性及び低 い皮膚刺激をもたらすと言われている。1986年1月7日発行のStarchの米国特許 第4,563,347号は、ヘアへの付着をもたらす置換物を含有するシロキサン成分を 含むヘアコンディショニング組成物に関するものである。1981年10月9日公開の Lion Corporationの特開昭56−129,300号は、オルガノポリシロキサン−オキシ アルキレンコポリマーとアクリル酸樹脂を含有するシャンプーコンディショナー 組成物に関するものである。1984年10月30日発行のHirotaらの米国特許第4,479, 893号は、ホスフェートエステル界面活性剤とケイ素誘導体(例えば、ポリエー テル−若しくはアルコール−改変シロキサン)を含有するシャンプーコンディシ ョナー組成物を開示している。ポリエーテル改変ポリシロキサンは、また1976年 5月18日発行のKorkisの米国特許第3,957,970号のシャンプーでの使用について も開示されている。1980年1月22日発行のMorlinoの米国特許第4,185,087号は、 トリアルキルアミノヒドロキシ有機ケイ素化合物の四級窒素誘導体を開示してお り、これは、優れたヘアコンディショナー性を有すると言われている。この段落 において上述された文献のそれぞれはその全体がここに参考として合体される。 シロキサン由来物質は、またヘアスタイリング組成物中において使用されてい る。1979年12月27日公開のLion Corporationの特開昭56-092,811号は、両 性アクリル酸樹脂、ポリオキシアルキレン変性オルガノポリシロキサン及びポリ エチレングリコールを含むヘアセット組成物を開示している。1988年5月17日発 行のHomanらの米国特許第4,744,978号は、カルボキシ官能ポリジメチルシロキサ ン及びアミン若しくはアンモニウム基を含有するカチオン性ポリマーの組み合わ せを含有するヘアスタイリング組成物(例えばヘアスプレー)を記述している。 ポリジオルガノシロキサン及びカチオン性有機ポリマーを含むヘアスタイリング 組成物は、1988年3月29日発行のGeeらの米国特許第4,733,677号及び1988年2月 16日発行のCornwallらの米国特許第4,724,851号において教示されている。最後 に、1984年9月5日公開のCantrellらの欧州特許出願第117,360号は、少なくと も1つの窒素−水素結合を有するシロキサンポリマー、界面活性剤及び可溶化チ タネート、ジルコネート若しくはガルナメートを含有する組成物を開示しており 、これは、コンディショナーとヘアスタイリングの双方の補助として作用する。 この段落において上述された文献のそれぞれはその全体がここに参考として合体 される。。 非揮発性シリコーン流体は、本発明のシャンプー組成物においてコンディショ ニング剤成分として有用である。このような物質の例には、ポリジメチルシロキ サンガム、アミノシリコーン及びフェニルシリコーンが含まれる。より好ましく は、下記の構造を有するポリアルキル又はポリアリールシロキサンのような物質 が用いられる: 式中、Rはアルキル又はアリールであり、xは約7から約8000の整数である 。Aは、シリコーン鎖の末端を封止する基を表す。 シロキサン鎖(R)において又はシロキサン鎖の末端(A)で置換されたアル キル又はアリール基は、得られたシリコーンが室温で流動性を保持し、疎水性で あり、ヘアに塗布したときに刺激も毒性も他の有害性もなく、組成物の他の成分 と相溶性があり、通常の使用及び保管状態で化学的に安定であり、ヘアに付着し てその性能を整えることができる限り、如何なる構造をも有することができる。 適当なA基には、メチル、メトキシ、エトキシ、プロポキシ及びアリーロキシ が含まれる。ケイ素原子の2つのR基は、同一の基又は異なる基を表し得る。好 ましくは、2つのR基は、同一の基を表す。適当なR基には、メチル、エチル、 プロピル、フェニル、メチルフェニル及びフェニルメチルが含まれる。好ましい シリコーンは、ポリジメチルシロキサン、ポリジエチルシロキサン及びポリメチ ルフェニルシロキサンである。ポリジメチルシロキサンが、特に好ましい。 これらのシリコーン物質を製造する適当な方法は、米国特許第2,826,551号及 び第3,964,500号並びにここで挙げられた参考文献に開示されており、これらは それぞれその全体がここに参考として合体される。本発明に有用なシリコーンは 、また市販されている。適当な例には、General Electric Companyからの商品名 ViscasilR及び、Dow Corning Corporationにより及びStauffer Chemical Compan yの系列であるSWS Siliconesにより供給されるシリコーンが含まれる。 他の有用なシリコーンコンディショニング物質には、下記の式によって表され るものが含まれる: 式中、x及びyは分子量に依存した整数であり、平均分子量は、およそ5,00 0から10,000の間となる。このポリマーはまた、「アモジメチコーン」と しても既知である。 本発明の組成物に用いられ得る他のシリコーンカチオン性ポリマーコンディシ ョニング剤は、下記の構造に相当し: 式中Gは水素、フェニル、OH、C1−C8アルキルからなる群より選択され、 好ましくはメチルであり;aは0又は1から3の整数を表し、好ましくは0と等 しく;bは0又は1を表し、好ましくは1と等しく;n+mの合計は1から2, 000の数であり、好ましくは50から150であって、nは0から1,999 の数を表すことができ、好ましくは49から149であり、mは1から2,00 0の整数を表すことができ、好ましくは1から10であり; R1は一価の基である式CqH2qLであって、式中qは2から8の間の整数 であり、Lは下記の基から選択され、 式中、R2は水素、フェニル、ベンジル、飽和炭化水素基、好ましくは1から2 0の炭素原子を含有するアルキル基からなる群から選択され、A-はハライドイ オンを表す。 これらの化合物は、欧州特許出願EP95,238号に一層詳細に記述されており,こ れを全文援用して本文の一部とする。この式に相当する特に好ましいポリマーは 、下記の構造の「トリメチルシリルアモジメチコーン」として既知のポリマーで ある: 本発明の組成物に使用できる他のアミノ置換シリコーンポリマーは、下記の式 に相当するものである: ここでR3は、1から18の炭素原子を有する一価の炭化水素基を表し、より好 ましくはアルキル又はアルケニル基例えばメチルであり;R4は炭化水素基を表 し、好ましくはC1−C18のアルキレン基又はC1−C18、より好ましくは C1−C8のアルキレンオキシ基であり;Q-はハライドイオン、好ましくはク ロリドであり;rは2から20、好ましくは2から8の平均統計学的値(average statistical vatue)を表し;sは20から200、好ましくは20から50の平 均統計学的値を表す。 これらの化合物は、米国特許第4,185,017号にかなり詳細に記述されており、 これを全文援用して本文の一部とする。特に好ましいこのクラスの好ましいポリ マーは、"UCAR SILICONE ALE 56"の名称でUnion Carbideから入手可能である。 本発明の組成物は、また水溶性のカチオン性ヘアコンディショニング剤も含む 。これらのカチオン性ヘアコンディショニング剤はスタイリング利益に必ずしも 必要ではないが、ヘアスタイリングポリマーの付着とスタイリング利益の達成を 補助することが示されている。ここでのカチオン性ヘアコンディショニング剤は 、一般にシャンプー組成物の約0.05重量%から約5重量%、好ましくは約0 .1重量%から約4重量%、より好ましくは約0.2重量%から約3重量%のレ ベルで存在することができる。ここでの水溶性カチオン性コンディショニング剤 には、有機カチオン性ポリマー、有機カチオン性界面活性剤、及びカチオン性シ リーン流体が含まれる。「水溶性」とは、25℃において水(蒸留物又は等価物 )中0.1%の濃度で、水に可溶性である物質を意味する。好ましくは、水溶性 カ チオン性コンディショニング剤は、0.5%濃度、より好ましくは1.0%濃度 で可溶性であることできる。一般に、このポリマーは、裸眼に対して実質的に透 明な溶液を形成するならば、可溶性であると考えられ得る。 ここでのヘアコンディショニング剤において有用な水溶性カチオン性ポリマー は、ヘアに対してコンディショニング利益をもたらすことができ、またシャンプ ー組成物中で可溶性であるポリマーである。これらの利益をもたらすことができ る如何なるカチオン性ポリマーも使用できる。ここで用いられる場合、用語「ポ リマー」は、1つのタイプのモノマーの重合によって作製される物質か、2つ( 即ち、コポリマー)以上のタイプのモノマーによって作製される物質かのいずれ かの物質を含むべきである。 ここでのカチオン性有機ポリマーは、一般に少なくとも約5,000、普通に は少なくとも約10,000であって、約1000万未満の重量平均分子量を有 することができる。好ましくは、分子量は約100,000から約200万であ る。カチオン性ポリマーは、カチオン性窒素含有部分、例えば四級アンモニウム 若しくはカチオン性アミノ部分、又はこれら混合物を含むことができる。 当業者は、アミノ含有ポリマーがpH及びアミノ基の等電点に依存して変化し 得ることを理解できる。ポリマーは、意図された使用でのpHにおいて上記溶解 性の制限の範囲内にするべきであり、一般に約pH3から約pH9、最も一般に は約pH4から約pH8にすることができる。 如何なるアニオン性対イオンも、水溶性基準が適合する限りカチオン性ポリマ ーに利用することができる。適当な対イオンには、ハロゲン(例えば、Cl、B r、I又はF、好ましくはCl、Br又はI)、スルフェート及びメチルスルフ ェートが含まれる。このリストは排除するためのものではないので、他のものも 使用できる。 カチオン性窒素含有部分は、一般に、カチオン性ヘアコンディショニングポリ マーの全モノマーユニットのフラクション上の置換体として存在し得る。従って 、カチオン性ポリマーは、四級アンモニウム若しくはカチオン性アミン置換モノ マーユニット及びここでスペーサーモノマーユニットと呼ばれる他の非カチオン 性ユニットのコポリマー、ターポリマーなどを含むことができる。このようなポ リ マーは、当業界では既知であり、CTFA Cosmetic Ingredient Dictionary,第5版 ,Wenninger及びMcEwen編,(The Cosmetic,Toiletry,and Fragrance Associatio n,Inc.,Washington,D.C.,1993)に、その多様なものを見出すことができる。 適当なカチオン性ポリマーには、例えば、カチオン性アミン若しくは四級アン モニウム官能性を有するビニルモノマーと、水溶性スペーサーモノマー、例えば アクリルアミド、メタクリルアミド、アルキル及びジアルキルアクリルアミド、 アルキル及びジアルキルメタクリルアミド、アルキルアクリレート、アルキルメ タクリレート、ビニルカプロラクトン並びにビニルピロリドンとのコポリマーが 含まれる。アルキル及びジアルキル置換モノマーは、好ましくは、C1−C7ア ル,より好ましくはC1−C3アルキル基を有する。他の適当なスペーサーモノ マーには、ビニルエステル、ビニルアルコール(ポリビニルアセテートの水和に より作製)、マレイン酸無水物、プロピレングリコール及びエチレングリコール が含まれる。 カチオン性アミンは、一級、二級又は三級アミンであることができ、これは、 シャンプー組成物の特定の種及びpHに依存している。一般に、二級及び三級ア ミン、特に三級アミンが好ましい。 アミン置換ビニルモノマーは、アミン形態で重合することができ、それから場 合によっては、四級化反応によってアンモニウムに転化することができる。また 、アミンはポリマーの形成に続けて同様に四級化されることもできる。例えば、 三級アミン官能物は、式R'Xの塩と反応することによって四級化でき、ここで R'は、短鎖アルキル、好ましいC1−C7アルキル、より好ましくはC1−C 3アルキルであり、Xは四級化アンモニウムによって水溶性塩を形成するアニオ ンである。 適当なカチオン性アミノ及び四級アンモニウムモノマーには、例えば、ジアル キルアミノアルキルアクリレート、ジアルキルアミノアルキルメタクリレート、 モノアルキルアミノアルキルアクリレート、モノアルキルアミノアルキルメタク リレート、トリアルキルメタクリロキシアルキルアンモニウム塩、トリアルキル アクリロキシアルキルアンモニウム塩、ジアリル四級アンモニウム塩で置換され たビニル化合物、並びに環状カチオン性窒素含有環、例えばピリジニウム、イミ ダゾリウム及び四級化ピロリドンを有するビニル四級アンモニウムモノマー、例 えばアルキルビニルイミダゾリウム、アルキルビニルピリジニウム、アルキルビ ニルピロリドン塩が含まれる。これらのモノマーのアルキル部分は、C1−C7 のアルキル、好ましくは低級アルキル、例えばC1−C3のアルキル、より好ま しくはC1−C2のアルキルである。 ここでのカチオン性ポリマーは、アミン−及び/又は四級アンモニウム−置換 モノマー及び/又は適合性スペーサーモノマーから誘導されるモノマーユニット の混合物を含むことができる。 適当なカチオン性ヘアコンディショニングポリマーには、例えば、1−ビニル −2−ピロリドン及び1−ビニル−3−メチルイミダゾリウム塩(例えばクロリ ド塩)のコポリマー(Cosmetic,Toiletry and Fragrance Association,"CTFA"に より当産業界ではPolyquaternium-16と呼ばれている)、例えばBASF Wyandotte C orp.(Parsippany,NJ,USA)からLUVIQUATの商品名で市販されているもの(例えばLU VIQUAT FC 370);1−ビニル−2−ピロリドン及びジメチルアミノエチルメタク リレートのコポリマー(CTFAにより当業界ではPolyquaternium-11呼ばれている) 、例えばGaf Corporation(Wayne,NJ.USA)からGAFQUATの商品名で市販されている もの(例えばGAFQUAR 755N);カチオン性ジアリル四級アンモニウム含有ポリマー 、これには例えば、ジメチルジアリルアンモニウムクロリドホモポリマー並びに アクリルアミド及びジメチルジアリルアンモニウムクロリドのコポリマーとが含 まれ、当産業界(CTFA)において、それぞれPolyquaternium 6及びPolyquaternium 7と呼ばれているもの;並びに、3から5の炭素原子を有する不飽和カルボン酸 のホモ及びコポリマーのアミノアルキルエステルの鉱酸塩であって、参考として ここに合体される米国特許第4,009,256 号に記述されているものが含まれる。 使用できる他のカチオン性ポリマーには、多糖ポリマー、例えばカチオン性セ ルロース誘導体及びカチオン性デンプン誘導体が含まれる。 ここでの使用に適するカチオン性多糖ポリマー物質には、下記の式のものが含 まれる: ここで:Aは無水グルコース残基、例えばデンプン又はセルロース無水グルコー ス残基であり、Rはアルキレンオキシアルキレン、ポリオキシアルキレン若しく はヒドロキシアルキレン基又はこれらの組み合わせであり、R1、R2及びR3 は、それぞれアルキル、アリール、アルキルアリール、アリールアルキル、アル コキシアルキル又はアルコキシアリール基であり、各基は、約18までの炭素原 子を有し、各カチオン性部分の炭素原子の総数(即ち、R1、R2及びR3の炭 素原子の合計)は、好ましくは約20以下であり、Xは、既述のアニオン性対イ オンである。 カチオン性セルロースは、トリメチルアンモニウム置換エポキシドとの反応に よるヒドロキシエチルセルロースの塩であるPolymer JR(商品名)及びLR(商品 名)シリーズのポリマーとしてAmerchol Corp.(Edison,NJ.USA)から入手可能で あり、これは当産業界(CTFA)でPolyquaternium10と呼ばれている。カチオン性セ ルロースの他のタイプには、ラウリルジメチルアンモニウム置換オポキシドとの 反応によるヒドロキシエチルセルロースの高分子四級アンモニウム塩が含まれ、 これは当産業界(CTFA)でPolyquaternium24と呼ばれている。これらの物質は、Po lymer LM-200の商品名でAmerichol Corp.(Edison,NJ,USA)から入手可能である。 ここで使用できる他のカチオン性ポリマーには、カチオン性グアーガム誘導体 、例えばグアーヒドロキシプロピルトリモニウムクロリド(Jaguar Rシリーズと してCelanese Corp.から市販されている)が含まれる。他の物質には、四級窒素 含有セルロースエーテル(例えば、援用して本文の一部とされる米国特許第3,96 2,418号に記述されているもの)及びエーテル化セルロースとデンプンとのコポ リマー(例えば、参考としてここに合体される米国特許第3,958,581号に記述さ れているもの)が含まれる。 上述したように、ここでのカチオン性ポリマーは水溶性である。しかしながら 、これは、シャンプー組成物中において可溶性でなければならないことを意味す るものではない。しかしながら、好ましくは、カチオン性ポリマーはシャンプー 組成物においても、又はカチオン性ポリマー及びアニオン性物質によって形成さ れるシャンプー組成物中のコアセルベート相においても可溶性である。カチオン 性ポリマーのコアセルベート物は、アニオン性界面活性剤とによって、又は本発 明の組成物に任意に添加され得るアニオン性ポリマー(例えば、ナトリウムポリ スチレンスルホネート)とによって形成され得る。 コアセルベート形成は、種々の基準、例えば相互反応イオン性物質の分子量、 濃度及び割合、イオン強度(例えば塩を添加することによるイオン強度の改質を 含む)、カチオン性種及びアニオン性種の電荷密度、pH、並びに温度に依存す る。コアセルベート系及びこれらのパラメータの効果は、既に研究されている。 例えば、J.Caellesらの"Anionnic and Cationic Compounds in Mixed Systems", Cosmetics & Toiletries,Nol.106,1991年4月,pp49-54、C.J.vanOss,"Coacervat ion,complex-Coacervation and Flocculation",J.Dispersion Science and Tech nology,Vol.9(5,6),1988-89.pp561-573,及びD.J..Burgess,"Practical Analysis of Complex Coacerevete Systems",J.of Colliod and Interface Science,Vol. 140,No.1,1990年11月,pp227-238を参照のこと。 カチオン性ポリマーが、コアセルベート相におけるシャンプー中に存在するこ と、又はヘアへの塗布若しくはヘアからのリンスの際にコアセルベート相を形成 することは、特に有利なことであると思われる。コアセルベートは、ヘアに対し て一層容易に付着すると思われる。したがって、一般にカチオン性ポリマーはコ アセルベート相としてシャンプー中に存在し、又は希釈の際にコアセルベート相 を形成することが好ましい。シャンプー中にコアセルベートが既にない場合には 、カチオン性ポリマーは、好ましくは、約20:1、より好ましくは約10:1 、更により好ましくは約8:1の水:シャンプー組成物重量比で、水による希釈 の際にシャンプー中にコアセルベート形態で存在する。 コアセルベートの形成の解析技術は、当業界で既知である。例えば、いずれか の選択された希釈段階でのシャンプー組成物の顕微鏡解析は、コアセルベート相 が形成されるかを同定することに利用できる。このようなコアセルベート相は、 組成物中において付加的な乳化相として同定され得る。染料の使用は、組成物中 に分散した他の不溶性相からコアセルベート相を区別することを補助することが できる。 このようなオイル及びアモリエントのようなコンディショニング成分も、また 本発明のスタイリングリングシャンプー組成物に組み込むことができる。他の任意成分 本発明のシャンプー組成物は、さらに1種以上の他の任意成分を含有すること ができる。このような他の任意成分のここの濃度は、一般には組成物の約0.0 1重量%〜約10重量%、より典型的には約0.05重量%〜約5.0重量%の 範囲である。 このような他の任意成分の例としては、真珠箔助剤、例えば被覆マイカ、エチ レングリコールジステアレート及びPEG 3ジステアレート;乳白剤、例えばTi O2;防腐剤、例えばベンジルアルコール、Glydant、Kathon、メチルパラベン 、プロピルパラベン及びイミダゾリジニル尿素;脂肪アルコール、例えばセテア リルアルコール;ナトリウムクロリド;ナトリウムスルフェート;ポリビニルア ルコール;エチルアルコール;pH調整剤、例えばクエン酸、ナトリウムシトレ ート、コハク酸、リン酸、モノナトリウムホスフェート、ジナトリウムホスフェ ート、ナトリウムヒドロオキシド及びナトリウムカーボネート;着色剤、例えば FD&C又はD&C染料のいずれか;香料;金属イオン封止剤、例えばジナトリウムエ チレンジアミンテトラアセテート;並びに、ポリマー可塑剤、例えばグリセリン 及びプロピレングリコールである。本発明の組成物は、また場合によっては、増 粘剤及び粘度改質剤、例えば長鎖脂肪酸のジエタノールアミド(例えば、PEG3ラ ウリックジエタノールアミド)、ラウルアミドDEA、ココモノエタノールアミ ド、グアーガム、キサンタンガム、Crothix(PEG 150ペンタエリスリチルテトラ ステアレート)、メチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、デンプン及 びデンプン誘導体も含むことができる。ナトリウムクロリドのような塩を粘度を 調整するために必要とされる場合に使用され得る。他の適当な増粘剤としては、 ノニオン性長鎖アルキル化セルロースエーテル増粘剤がある。 作成方法 本発明のスタイリングシャンプー組成物は慣用の配合及び混合技術を用いて造 ることができる。例えば、ヘアスタイリングポリマーをまず非極性揮発性溶剤に 溶解させることができる。残りの成分は別の容器で組み合わされ、ポリマー及び 溶剤の組み合わせがこれらの残りの成分に加えられる。得られたシャンプー組成 物は約1500〜約12,000cpsの最終粘度を有すべきである。組成物の粘度 は必要ならば塩化ナトリウムを使用して調整することができる。 使用法 本発明のシャンプー組成物は、ヘアクレンジング、スタイリング及び保持利益 を与えるために、慣用又は他の公知のシャンプー法により、使用することができ る。このような方法は、本発明のシャンプー組成物に適用する場合、つぎの工程 を包含することができる: (a)髪を水で濡らせ; (b)本発明のシャンプー組成物の有効量を髪に適用し; (c)シャンプー組成物で髪をシャンプーし; (d)シャンプー組成物を髪から洗い落とし;そして (e)髪を乾燥及びスタイリングする。 ここで使用する“有効量”とは、髪の長さ及び組織に望ましいと考えられるヘ アクレンジング、スタイリング及び保持利益を与えるのに充分なシャンプー組成 物の量のことである。髪が本発明のシャンプー組成物でシャンプーされた後、髪 は乾燥され、慣用法、例えば櫛がけ、ブラッシング、ブロードライ、カール、ヒ ートドライなどでスタイリングすることができる。 実施例 実施例I−IXに説明する組成物は本発明組成物の特定の態様を説明するもので あるが、それらに限定する意図はない。この発明の精神及び範囲を逸脱せずに、 当業者には他の改変を行うことができる。本発明のこれらの説明された態様は優 れたヘアクレンジング及びスタイリング性能を与える。 全ての例示組成物は慣用の配合及び混合技術により調製される。成分の量は重 量パーセントとしてリストされており、希釈剤、充填剤などのような物質は除外 される。したがって、リストされた組成物はリストされた成分及び該成分と関連 する微量物質を含有する。 ヘアスタイリング剤:混合物 A−E 次の表は、本発明のシャンプー組成物に使用するための特定の態様を記載する ものである。これらのヘアスタイリング剤(混合物A−Eとして特定)を下記の 実施例I−IXに記載のシャンプー組成物に合体する。ポリマーの後の括弧の数値 はリストされたポリマー中のモノマーの相対重量割合である。例示組成物の各々 は優れたヘアクレンジング及びスタイリング性能を与える。 混合物A. W/W割合 ポリマー:インデン/2-エチルヘキシルメタクリレート(90/10 W/W) 40 溶剤:イソドデカン 60 混合物B. ポリマー:イソボルニルメタクリレート/2-エチルヘキシルメタクリレート(90/10 W/W) 50 溶剤:イソドデカン 50 混合物C. ポリマー:t-ブチルスチレン/2-エチルヘキシルメタクリレート(50/50 W/W) 40 溶剤:イソヘキサデカン 60 混合物D. ポリマー:t-ブチルスチレン/2-エチルヘキシルメタクリレート(50/50 W/W) 40 溶剤:イソパラフィン ブレンド(C11-C12)1 60 混合物E. ポリマー:インデン/2-エチルヘキシルメタクリレート(60/40 W/W) 40 溶剤:イソパラフィン ブレンド(C11-C13)2 60 1:(C11-C12)イソパラフィンの混合物である、ExxonによりIsopar Hとして販売 2:(C11-C13)イソパラフィン゛の混合物である、ExxonによりIsopar Lとして販売 混合物A〜E(ヘアスタイリングポリマーと非極性揮発性溶剤の組み合わせ) は適当な非極性揮発性溶剤を適当な容器に入れ、ついで適当なヘアスタイリング ポリマーをその容器に加えることにより調製される。ついで混合物はポリマーが 完全に溶解されるまで160〜180°Fに加熱しながら撹拌される。 実施例I−V 実施例I−Vに記載の組成物は本発明のシャンプー組成物の特定の態様のもの である。 1:この物質はポリジメチルシロキサンガム(GE SE,General Electric Company から入手可能)及びポリジメチルシロキサン流体(約350センチストークス) の40/60重量割合のブレンド物である 適当な容器にグリコールジステアレート、ココアモノエタノールアミド、PE G−150ペンタエリスリチルテトラステアレート、セチルアルコール、ステア リルアルコール、リン酸モノナトリウム及びリン酸ジナトリウムをAGSの全て と残りの界面活性剤(アンモニウムラウリルスルフェート、ココアミドプロピル ベタイン F)(及び存在させる場合はアンモニウムラウリルスルフェート)の各 々の半分を組み合わせる。ついで、混合物を約160〜180°Fに加熱し、固 形物が溶融されるまで撹拌する。この混合物を室温に冷却する。他の容器中で、 Polyquaternium-10を水に予め溶解させ、ついで他の冷却した成分に混合しなが ら加える。適当なポリマー混合物及び残りの成分を撹拌しながら加える。得られ たシャンプー製品はヘアのクレンジング及びヘアスタイル保持利益を与えるため に有用である。 実施例VI 実施例VIに記載の組成物は本発明シャンプー組成物の特定の態様である。組成 物は実施例Iに記載の方法と同様の方法により調製される。 成 分 重量% アルキルグリセロールスルホネート 14.00 混合物A 6.00 リン酸モノナトリウム 0.1 リン酸ジナトリウム 0.2 グリコールジステアレート 2.00 ココモノエタノールアミド 0.70 芳香剤 0.8 PEG-150ペンタエリスリチル 0.40 テトラステアレート セチルアルコール 0.42 ステアリルアルコール 0.18 Polyquaternium 10 0.30 DMDMヒダントイン 0.37 水 QS 実施例VII−IX 実施例VII−IXに記載の組成物は本発明シャンプー組成物の特定の態様である 。組成物は実施例I−Vに記載の方法と同様の方法により調製される。 1:この物質はポリジメチルシロキサンガム(GE SE,General Electric Company から入手し可能)及びポリジメチルシロキサン流体(約350センチストークス )の40/60重量割合のブレンド物である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(GH,KE,LS,MW,S D,SZ,UG),UA(AM,AZ,BY,KG,KZ ,MD,RU,TJ,TM),AL,AM,AT,AU ,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,CA,CH, CN,CU,CZ,DE,DK,EE,ES,FI,G B,GE,GH,HU,IL,IS,JP,KE,KG ,KP,KR,KZ,LC,LK,LR,LS,LT, LU,LV,MD,MG,MK,MN,MW,MX,N O,NZ,PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG ,SI,SK,TJ,TM,TR,TT,UA,UG, UZ,VN,YU (72)発明者 ミッダ,サンジーヴ アメリカ合衆国オハイオ州、ブルー、アッ シュ、ディアクロス、パークウェイ 9274、アパートメント 2 (72)発明者 ウェルズ,ロバート リー アメリカ合衆国オハイオ州、シンシナチ、 ローズ、ヒル、アベニュー 4245

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.(a)2重量%〜25重量%のアルキルグリセリルエーテルスルホネート 界面活性剤; (b)0.1重量%〜10重量%の、スチレン;ポリスチレンマクロモノマー; α−メチルスチレン;t−ブチルスチレン;インデン;ノルボルニレン;β−ピ ネン;α−ピネン;4−ビフェニールアクリレート;ペンタクロロフェニルアク リレート;3,5−ジメチルアダマンチルアクリレート;3,5−ジメチルアダ メンチルメタクリレート;4−メトキシカルボニルフェニルメタクリレート;ト リメチルシリルメタクリレート;イソボルニルアクリレート;イソボルニルメタ クレート;およびこれらの組み合わせからなる群から選ばれた疎水性モノマー単 位を有する疎水性の、水不溶性ヘアスタイリングポリマー; (c)0.1重量%〜10重量%、好ましくは1重量%〜6重量%のヘアスタイ リングポリマーを溶解するための非極性揮発性溶剤であって、該非極性揮発性溶 剤は300℃以下、好ましくは100℃〜200℃の沸点、及び約0.2重量% 未満の25℃での水への溶解度を有する; (d)50重量%〜97.8重量%の水; を含有し、その際スタイリングポリマーと非極性揮発性溶剤との重量割合は10 :90から70:30、好ましくは30:70から60:40である、ヘアスタ イリングシャンプー組成物。 2.前記非極性揮発性揮発性溶剤が、炭化水素、エーテル、又はそれらの組み 合わせから選ばれ、前記非極性揮発性溶剤は8〜18の炭素原子を有する直鎖の 又は分岐鎖の炭化水素であり、好ましくはイソヘキサデカン、イソドデカン、2 .5−ジメチルデカン、イソテトラデカン、及びそれらの組み合わせであり、よ り好ましくはイソドデカンであり;前記アルキルグリセリルエーテルスルホネー ト界面活性剤はそのアルキル鎖の少なくとも50%は10〜18の炭素のアルコ ールから誘導され、30%未満のジグリセロール基を含有し、ヘアスタイリング ポ リマーの濃度は組成物の0.5重量%〜5重量%である請求項1記載のシャンプ ー組成物。 3.ヘアスタイリングポリマーのガラス転移温度が20℃〜60℃である請求 項1又は2記載のシャンプー組成物。 4.ヘアスタイリングポリマーがt−ブチルスチレンモノマー単位を含有する 請求項1〜3のいずれか1項記載のシャンプー組成物。 5.ヘアスタイリングポリマーがt−ブチルスチレン/2−エチルヘキシルメ タクリレートコポリマー、スチレン/エチルヘキシルアクリレートコポリマー、 、t−ブチルスチレン/エチルヘキシルエタクリレートコポリマー;及びこれら の組み合わせからなる群から選ばれる請求1記載のシャンプー組成物。 6.(a)2重量%〜25重量%のアルキルグリセリルエーテルスルホネート 界面活性剤であって、そのアルキル鎖の少なくとも50%は10〜18の炭素の アルコールから誘導されかつ30%未満のジグリセロール基を含有している; (b)0.5重量%〜5重量%の疎水性ヘアスタイリングポリマーであって、そ れは0℃〜80℃のガラス転移温度、0.2重量%未満の水への溶解度を有し、 スチレン;ポリスチレンマクロモノマー;α−メチルスチレン;t−ブチルスチ レン;インデン;ノルボルニレン;β−ピネン;α−ピネン;4−ビフェニール アクリレート;ペンタクロロフェニルアクリレート;3,5−ジメチルアダマン チルアクリレート;3,5−ジメチルアダメンチルメタクリレート;4−メトキ シカルボニルフェニルメタクリレート;トリメチルシリルメタクリレート;ビシ クロヘプタジエン;2,3−ジカルボキシメチル−1,6−ヘキサジエン;イソボ ルニルアクリレート;イソボルニルメタクリレート;およびこれらの組み合わせ からなる群から選ばれた疎水性モノマー単位を有する; (c)1重量%〜6重量%の、8〜18の炭素原子および300℃以下の沸点を 有する、ヘアスタイリングポリマーを溶解するための直鎖又は分岐鎖の炭化水素 溶剤、好ましくは非極性揮発性溶剤;及び (d)50重量%〜97.8重量%の水; を含有し、その際スタイリングポリマーと非極性揮発性溶剤との重量割合は30 :70から60:40である; を含有するヘアスタイリングシャンプー組成物。 7.(a)髪を水で濡らし; (b)前記請求項のいずれか1項に記載のシャンプー組成物の有効量を髪に適 用し; (c)シャンプー組成物で髪をシャンプーし; (d)シャンプー組成物を髪から洗い落とし;そして (e)髪を乾燥及びスタイリングする 工程を包含するコンディショニング及びスタイリング方法。 8.さらに、コンディショニング剤を含有する請求項1〜7のいずれか1項記 載のシャンプー組成物。 9.コンディショニング剤がカチオン性ポリマーである請求項8記載のシャン プー組成物。 10.カチオン性ポリマーがカチオンセルロースである請求項9記載のシャン プー組成物。
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