JPH11505676A - 線対象場面発生装置 - Google Patents

線対象場面発生装置

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JPH11505676A JP8503479A JP50347996A JPH11505676A JP H11505676 A JPH11505676 A JP H11505676A JP 8503479 A JP8503479 A JP 8503479A JP 50347996 A JP50347996 A JP 50347996A JP H11505676 A JPH11505676 A JP H11505676A
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Abstract

(57)【要約】 発明は、コンピュータ(16)において時系列場面を記録表示するためのシステムを提供する。ディジタルカメラ(12)が、空間における平面を通過するボデーの画像を表現するタイマ(14)にディジタル画像フレームのシーケンスを伝送する。各フレームは、ボデーの線対象(18)を表現し、こうして、場面の一部分を形成する。一旦、フレームが画像タイマ(14)に達するならば、それは、時間基準(34)をディジタル的に記され、情報ブロックに緩衝される。主制御コンピュータ(16)は、ユーザーに利用可能な多様な処理及び特徴のために画像タイマ(14)からの情報ブロックを記憶する。発明はまた、選択されたメモリ(36)、好ましくは、仮想メモリサブシステム又はハードディスクドライブを提供する。光値のカメラピクセル処理を調整し、画像に時間を記し、カラー画像の対話型観察のためにカラーパレットを生成し、多量の線画像データを収容するためのビデオデータコード化のための好ましい構成が、記載される。

Description

【発明の詳細な説明】 線対象場面発生装置 発明の分野 この発明は、一般に、運動事象を監視記録するシステムに向けられる。さらに 詳細には、発明は、科学及び技術の多数の分野において応用を有する、時系列の 結像と表示の精密な管理及び制御に関する。最も詳細には、発明は、計時された スポーツ事象を測定する際に広範囲にわたる有用性を有する全体レース管理シス テムを提供する。 発明また、順次走査された線対象を編集することにより、場面を発生するため のシステムと方法に関する。それ自体、発明はまた、そのような場面を管理可能 なデータファイルに圧縮し、場面情報を効率よく色合わせするための装置に関す る。 発明の背景 経時で運動事象を追跡記録する先行技術システムは、圧倒的に、競争事象の支 持の方へ向けられる。レースの決勝線を監視する標準写真技術が、公知である。 典型的に、高分解能結像を装備したカメラは、決勝線を見て、インタプリーター による後の使用のために、高率においてピクチャーを順次に捕える。しかし、こ のプロセスは、扱いにくく、浪費的であり、時間がかかり、例えば、写真フィル ム及び印画紙のための装置、処理薬品と画像引伸ばし機又は投射光学系を必要と する。結果として、大部分のレースは、人の判断により、極めて密接なレースに おいて「写真判定」技術に立ち戻る。Specialty Instrumen t Corporationは、商標AccutrackTMの下で多数の 電子写真判定システムを提供する。米国特許No.3、829、869は、その ようなAccutrackTMシステムを例示する. 「写真判定」技術に関する問題のために、競争事象を監視するための多数の他 のシステムが、開発された。しかし、スポーツ事象を計時するためのこれらの他 の方法とシステムは、新しい困難を提示する。標準テレビジョン又はビデオフォ ーマットにおいてレースを記録表示するビデオシステムが、人気であるが、これ らのシステムの特別の実現に拘わらず、電子像の部分は、アナログ媒体、例えば 、ビデオテープ、において残留する。システムからのアナログデータは、経時で の連続情報から成るために、唯一の時限に正確に割り当てることは、比較的困難 である。関連システムが、スプール化フォーマットにおいて長い物理長を一般に 有する記憶媒体、例えば、ビデオカセットを探索しなければならないために、記 録シ−ケンスにおいて特定の瞬間にアクセスすることは、ずっと困難である。こ れは、唯一のユーザーしか、任意の一時点において記憶及び記録された情報にア クセスすることができないために、現レースを記録観察し、レース(又は前レー ス)の前セグメントを同時に再検討することを望むユーザーにとって制限と困難 を提示する。 アナログデータにおける一層の困難は、表示される前に、ビデオ、テレビジョ ン又はコンピュータに対して使用可能な信号に変換しなければならないことであ る。例えば、完全な探索の後、選択ビデオテープセグメントは、一般に、コンピ ュータと、多分、補足的な複合図形ジェネレータによって処理される前に、アク ティブメモリに送信される。概して、アナログフォーマットと関連処理は、レー スを再検討するために必要な時間をふやし、このため、意思決定プロセスを長く する。 レースシステムが直面する別の問題は、何時間も又は各競技参加者が終わるま で続くマラソン又は自転車レースのような拡張時間事象の管理において発生する 。走者又はサイクリストは群れをなして決勝線と交差する。長期間にわたって、 決勝線には人がいない。決勝線における関連情報は、このようにして、散発的で あり、多量の「むだ」時間を含む。アナログシステムにおいて、このむだ時間は 、他の理由のために一般に無益であるとしても、システムが事象との時間同期性 を保有するように記録及び記憶されるが、レースを処理し検討することのために 必要な時間をふやす。 幾つかのレースシステムは、記録情報をディジタル等価物に変換することによ ってレース中取られたデータの管理とアクセシビリティーを改良することを試み る。しかし、これらのシステムはまた、画面にレースを表示する前に、アナログ フォーマットに戻る。例として、米国特許No.4、797、751は、共通な ブラウン管(CRT)において表示するために、ディジタル及びアナログ区分を 有するビデオ記録システムを示す。米国特許No.5、136、283は、同様 に、標準テレビジョンフォーマットにおいてレースを表示する別の部分ディジタ ルシステムを記載する。これらのアナログ/ディジタルシステムは、なお、すべ てのアナログシステムにおいて固有の多くの問題を有する。 従って、発明の目的は、平面に交差するボデ─の時系列場面を記録表示するた めのシステムを提供することである。特に、システムは、外部事象のスタートに 関して、決勝線に交差するボデ─又は競技参加者を参照する計時されたスポーツ 事象の管理記録において改良を提供する。 発明のさらに別の目的は、レースにおいて決勝線に交差する人の如く、 空間における平面を通ったボデ─を表現する計時情報の操作における改良を提供 することである。 さらに別の目的は、一連の離散時間画像を具備する場面の改良されたアクセス 、制御及び記憶を提供することである。 最も詳細には、発明の目的は、ディジタルフォーマットにおいてレースを記録 表示するレース監視記録システムを提供することである。 発明のさらに別の目的は、効率的な色合わせを有するコンピュータシステムに おいてカラー場面を記憶表示することである。 これらと他の目的は、下記の説明において明らかになるであろう。 発明の要約 発明は、一つの見地において、空間における平面を横切って移動するボデ─の 時系列の場面を記録表示するためのシステムを特徴とする。システムは、対象平 面における線対象を観察結像する少なくとも一つのディジタルカメラを含む。カ メラは、検出器要素のアレイ上に結像することによって時系列的に線対象を捕え 、線対象のディジタル画像又はフレームへ標本信号を変換する。各ディジタル画 像フレームは、瞬時における一枚の移動場面を特異的に表現する。システムはま た、画像タイマを含み、タイマプロセッサーを有するが、カメラからの予選択デ ィジタル値に応答し、フレーム情報内の予選択数のバイトを用いて、ディジタル 時間基準を各フレームにマークする。画像タイマはまた、内部バッファにおいて カメラからのディジタルフレームを記憶する。システムは、さらに、内部メモリ 、使用者コンソールとグラフィックス表示モニタを有する主制御コンピュータを 含む。コンピュータは、関連したソフトウェアポインターを介して、内部メモリ に情報ブロックとして画像タイマバッ ファからのフレームを記憶し、モニタにおいて時系列場面として記憶フレームの 部分を選択的に表示する。ユーザーは、コンピュータ制御卓において、発明によ って提供された多様な機能を命令することができ、捕捉した場面を操作分析し、 最も詳細には、平面を横切って移動するボデ─の場面の任意の部分を表示し、任 意のフレーム内の関連時間にアクセスすることができる。 このようにして要約されたシステムは、関連ビデオレース管理システムよりも 50倍高速(正確)な率において、決勝線に交差する対象又は競技参加者の公式 時間を記録管理する際に特に有益である。ユーザーは、対象平面、即ち、決勝線 、に交差するボデ─を高精度で記録表示し、同時に、記憶画像を実時間で再検討 及び編集する能力を維持する。従って、各フレームに関連した時間基準が、スタ ートセンサでトリガーされ、外部事象、例えば、ガンスタート信号の開始と相関 される。発明は、このようにして、別の見地において、一つの事象の開始に同期 化され、各フレームに対してそれぞれの瞬時を記すための正確な基準をタイマプ ロセッサーに設けるタイマクロックを提供する。 他の見地において、ディジタルカメラは、検出器要素のアレイを形成する線走 査電荷結合素子を含む。カメラはまた、好ましくは主制御コンピュータにおいて 選択可能な予選択利得レベルに従い、ディジタル出力信号を、好ましくは捕捉フ レームにおけるディジタル値に対応する利得レベルに調整するグレースケール利 得コントローラを含む。利得コントローラは、発明の動作中カメラによって捕え られた各フレームに適用されるグレースケール利得を調整することによって、実 時間式に機能する。カメラは、遠隔位置から完全にコンピュータ制御される。こ のコンピュ ータ制御は、同軸ケーブルに沿って信号を伝達することによって達成され、合焦 、ズーム、パンとすべての他のカメラ機能を遠隔制御する。 さらに他の見地において、カメラによって捕えられ又は画面上に表示された場 面の分解能は、ユーザーによって選択可能である。カメラに関して、時間領域、 即ち、運動方向における分解能は、カメラがディジタル画像フレームを捕えるフ レーム率を選択することによって調整可能である。空間領域における、即ち、線 対象の長さに沿った分解能は、アレイにおける特別の検出器要素のみを活動化す るカメラ濃度制御を変化させることによって調整可能である。 モニタにおいて表示された分解能に関して、ユーザーは、別の見地において、 画面上で特別の場面をズームイン又はアウトすることができる。例えば、場面を ズームアウトすることによって、全レースは、直ちに観察される。そして、ズー ムインすることによって、場面の特別の領域は、画面上で拡大され、例えば、特 定走者の番号識別子を解釈するために適切である。ズーム能力は、いずれかのス クリーン次元において、即ち、時間及び空間方向において、同時に又は独立に、 主制御コンピュータにおいてユーザーに利用可能である。 このようにして記載されたシステムのユーザーは、主制御コンピュータにおい て多様な制御を有する。表示場面の任意のフレームは、発明の他の見地に従い、 フレームを「切り取る」ことにより、一時的又は永久に取り除かれる。切り取ら れたフレームのリストは、リスティングメモリへ置かれる。時間切り取り制御は 、場面のつまらない部分 − 例えば、平面に交差する活動又はボデ─を含まな い時間期間、を切り出す又は切り取ることをユーザーに許容する一方、連続場面 を集合的に表示す る残存フレームに対して絶対時間基準を保存する。時間切り取り制御は、さらに 、リスティングメモリからそれらを削除し、又は永久にそれらを消去することに より、切り取られたフレームを復元することができる。 別の見地において、ユーザーはまた、空間における平面を通るボデ─の運動が 他の方向において生ずるかのように表示場面が現れる如く、表示場面の時系列順 序を選択的に逆転することもできる。さらに、ユーザーは、選択されたならば、 対象識別子と、選択点を表現する唯一の時間同定を提供するために、ディスプレ イにおいて特別のボデ─を指摘することができる。 発明により構成されたシステムはまた、別の見地において、ハードディスクド ライブのように仮想メモリサブシステムを提供する。主制御コンピュータは、仮 想メモリサブシステムへ情報ブロックを記憶し、それ自体内部メモリにおける空 間を解放し、前場面、例えば、前レース、に対する記憶媒体を提供する。仮想メ モリサブシステムへの記憶は、選択コマンドによって開始され、もしくは内部メ モリの所定の選択可能な部分が利用される時に、自動的に行われる。仮想メモリ サブシステムにおける記憶配置は、別の見地において、主制御コンピュータが、 仮想メモリサブシステムからの情報ブロックにアクセスし、選択的に検索し、デ ータブロックが記憶された初期メモリロケーションからのオフセットを計算する ことにより、その内部メモリに記憶される如く規定される。このようにして、主 制御コンピュータの内部メモリは、仮想メモリサブシステムのためのキャッシュ として機能することができ、これにより、2、3のアクティブなブロックのみを 揮発性RAMにおいて記憶する。 仮想メモリサブシステムの記憶ケイパビリティを援助するために、発 明は、従って、より小さいメモリ空間へ情報ブロックを圧縮する圧縮システムを 提供する。圧縮システムは、或るデータの圧縮を開始し、圧縮情報の精度を調整 することにおいて、選択的に制御される。 圧縮システムは、各ディジタル画像フレームが、nビット数の列を具備し、一 連のディジタルフレームが、このようにしてnビット数の行のアレイを形成する ということ事実を利用する。好ましい見地において、圧縮は、まず、ディジタル 画像フレームのアレイをmビットグレースケール数の行のアレイに変換すること により行われる(ここで、整数mは、整数nよりも小さい)。それから、mビッ トディジタル画像フレームの行の変換アレイは、隣接する等しいmビット数をグ ループへ収集し、収集物を「カウント」と「グレースケール値」として表現する ことにより、行単位に再フォーマットされる。これらの行は、順次メモリストリ ングへ再び再フォーマットされ、これによりデータをより小さな量に圧縮する。 好ましくは、「カウント」は、バイト又は3ビット数であり、そしてmビット「 値」は、元の各nビット数の5ビット表現によって形成されるが、圧縮の精度は 、数mを変化させることにより、ユーザーによって選択可能である。カウントが 3ビット数であるならば、カウントと値は、1バイトを形成する。例えば、4ビ ット数は、データをさらに圧縮するために使用される。 さらに別の見地において、発明は、独立に一連のディジタル画像フレームを捕 えるために、画像タイマ内に関連したバッファを有する複数のディジタルカメラ を含む。このようにして、好ましくは、ほぼ同一の線対象を含むビューの多重場 面が、生成され、独立にコンピュータにおいて表示される。少なくとも2つの場 面が、実時間ディスプレイにおける 2つの別個のカメラ又は前記録セグメントから単一のモニタにおいて同時に示さ れる。別の見地において、一つ以上の付加コンピュータが、連結されたカメラの 一つによって捕らえられたデータにアクセスし、別々に表示操作するために、仮 想メモリサブシステムと通信して設置される。このようにして、第一ユーザーが 現運動事象に集中する間、第二ユーザーは、前記録運動セグメントを分析する。 ディジタルカメラと画像タイマは、各々、信号線に沿った伝送の前に、選択的 にデータを圧縮することができる関連処理CPUを有する。例えば、ディジタル カメラは、カメラから伝えられたディジタルデータに第1の圧縮を指令すること により、画像タイマとの間の信号線又はケーブル布線の帯域幅要求を縮小するこ とができる。画像タイマは、同様の圧縮スキームを用いることにより、2つの間 に伝送されたデータに第二の圧縮を指令することにより、主制御コンピュータと の間のケーブル布線又は信号線の帯域幅要求を縮小することができる。 好ましい見地において、単一のケーブル布線は、画像タイマとカメラの間で使 用される。このケーブルは、好ましくは、単一の同軸ケーブルの形式であり、カ メラにおいて多様な機能を命令する信号線、ディジタル情報を画像タイマに伝送 するデータ転送線やカメラにパワーを供給する電力線として機能する。同様に、 画像タイマと主制御コンピュータ又は付加コンピュータの間のケーブル布線は、 同様なケイパビリティを有する。 さらに別の見地において、主制御コンピュータは、対象識別子と対象に対応す る関連時間をアクセスするのをユーザーに許容し、例えば、レース管理システム において使用される。例えば、レースの開始前に、カ メラ視野内のレーンが、表示画像の部分に空間的に参照され、ユーザーがその部 分を指摘する時に、レーン番号と関連した対象、例えば、レース競技参加者が、 表示モニタにおいて利用可能になる。さらに、付加的な見地により、特別の対象 の時間と名前が、ユーザーが命令したならば、表示モニタにおける結果ウィンド ー内に自動的に入力される。 これらと他のアスペクトは、発明が好ましい実施態様に関連して例示された次 の説明から明らかになるであろう。しかし、多様な追加、控除、及び修正が、発 明の範囲に反することなく、技術における当業者によって行われることは明らか である。 図面の簡単な説明 発明のより完全な理解は、図面を参照して獲得される。 第1図は、平面に交差するボデ─の時系列場面を記録表示するために、発明に より構成されたシステムを概略的に示す。 図1Aは、第1図のシステムにおいて使用された好ましいカメラにおける適応 信号処理を示す。 第2図は、発明により構成されたシステムが、離散標本された線対象から場面 を順次に構成する方法を示す。 第3図は、情報ブロックを形成するディジタル画像フレームの収集を示し、こ の場合、各フレームは、関連時間基準でマークされる。 第3A図は、特別のフレームが一連のフレームから切り取られる発明の好まし い実施態様を示す。 第4図は、発明により構成されたシステムがレースを観察記録するレース管理 システムとして作動する発明の好ましい使用を示す。 第5図は、発明により構成されたシステムによって発生された競争場 面の典型的な表示を示す。 第6図は、仮想メモリサブシステムを有する発明により構成されたシステムを 示す。 第7図は、発明によって提供されたディジタル画像フレームのシ−ケンスの圧 縮において実例となる第1ステップに対応する一連のデータを示す。 第7A図は、第7図において示されたデータシ−ケンスの圧縮における実例と なる第二ステップを示す。 第7B図は、第7A図において示されたデータシ−ケンスの圧縮における実例 となる第三ステップを示す。 第8図は、発明により構成された第1の圧縮システムを概略的に示す。 第8A図は、発明により構成された第二の圧縮システムを概略的に示す。 第8B図は、白黒カメラの連続フレーム内で発明により生成された代表データ ピクセルを示す。 第8C図は、カラーカメラの連続フレーム内で発明により生成された代表デー タピクセルを示す。 第8D−8G図は、発明の一層の特徴による実例となる連続する圧縮動作を示 す。 第9図は、仮想メモリサブシステム、多重カメラ、画像タイマ内の多重バッフ ァを利用する、発明の好ましい実施態様を示す。 第9A図、第9B図と第9C図は、フレームにマークを付けるために、カメラ において同調可能なタイマを有する別の多重カメラシステムを示す。 第10図は、2つの別個のカメラによって生成された2つの場面シーケンスを 図示するディスプレイ場面を示す。 第11図と第11A図は、システムの好ましい実施態様における適応カラーパ レチゼーションを図示する。 発明の詳細な説明 第1図は、空間における平面に交差する一連のボデ─を記録表示するために、 発明により構成されたシステム10を示す。システムは、ディジタルカメラ12 、画像タイマ14及び主制御コンピュータ16を含む。内部光学系15により、 カメラ12は、好ましくは、線走査電荷結合素子(LSーCCD)である検出器 要素20のアレイの上に線対象18を観察し結像する。カメラプロセッサー22 は、検出器要素20において画像を時系列的に標本し、それぞれ、利得コントロ ーラ24とA/Dコンバ─タ26において出力信号を増幅及びディジタル化する 。各標本画像は、唯一の時点においてディジタル情報のフレームを表現する。 各ディジタル画像フレームは、信号線28、好ましくは、同軸ケ─ブルに沿っ て、画像タイマ14のバッファメモリ30に伝送される。タイマプロセッサー3 2は、フレームのディジタル情報内に時間基準を記憶することによって、好まし くはタイマクロック34によって生成された時間基準を有する画像タイマ14に 入力される時、各フレームにマークを付ける。このようにして、バッファにおい て記憶された各ディジタル画像フレームは、線対象18の記憶ディジタル表現と それに関連した唯一の時間を記憶する。好ましい実施態様において、各フレーム の時間基準は、外部事象の開始に関して、カメラ12が画像を捕えた時間を指示 する。 バッファ30は、「ブロック」と呼ばれる予選択メモリ割り当てに集積される まで、カメラ12から生成されたフレームを記憶し、その後に、主制御コンピュ ータ16は、信号線38を経由してその内部メモリ36にブロックを転送する。 主制御コンピュータ16は、内部メモリ36内に記憶された情報ブロックを処 理する中央処理装置40を有し、その結果、一連のディジタル画像フレームの場 面及び時間内容が、表示モニター42において表示される。中央処理装置40は また、システム10の自動動作と記憶管理を制御し、キーボード44とマウス4 5における入力に応答し、その結果、ユーザーは、実時間表示又は前記録セグメ ントを含むシステム10によって捕らえられた場面の表示を選択的に命令するこ とができる。さらに詳細には、ユーザーは、場面の任意の部分と関連した唯一の 時間にアクセスすることができる。 好ましい実施態様において、タイマ14と主制御コンピュータ16からディジ タルカメラ12へのコマンドは、単一の同軸ケ─ブルである信号線28内で伝送 される。同軸ケ─ブル28は、カメラ12が遠隔電源なしに作動することができ る如く、カメラ12にエネルギーを供給するパワー制御線としてさらに作用する 。 第1図の一層の参照と説明により、三次元配向チャート50は、発明の動作の よりよい理解を容易にするために提供される。システム10は、離散的な瞬時に おいてカメラ12によって見られた如く、線対象18の像を順次に捕えることに より作動する。線対象18は、典型的に、表示モニタ42において人によって観 察された、「場面」の部分である。即ち、カメラ12によって捕えられた各線対 象18は、カメラ12の視野 (FOV)により、移動するボデ─の大きなピクチャー又は「場面」の一部を順 次に形成する。検出器アレイ20とその共役線対象18が、実際に一次元である ために、このFOVは、本質的に、チャート50の軸52と54によって表現可 能な空間における平面である。線対象18は、チャート50の軸52に沿った長 寸法と第1図のページに垂直な軸56に沿った短寸法(不図示)を有する。カメ ラ12は、カメラから対象18へ軸56に沿って指向された距離において、線対 象18に焦点を合わせる。 このようにして、例えば、第2図は、チャート50の90°回転であるチャー ト50’の軸56に沿って運動する対象60を示す。カメラ(不図示)は、軸5 2と54の平面において実質的にFOVを有する対象60に焦点を合わせる。各 フレームが捕えられる時、対象60の部分、即ち、線対象、はディジタル画像フ レームとして一意的に空間表現される。第2図において、システムによって捕ら えられた連続する線対象は、連続する矩形62として対象60において例証され る。各線対象62に対して、ディジタルカメラ12は、相応して、アレイ20内 の検出器要素の数に応じて、線対象の画像を標本することにより、フレームを生 成する。即ち、各線対象62は、検出器アレイ20における標本により、ディジ タル画像フレームへ長さに沿って(即ち、軸52に沿って)ディジタル的に区分 化され、画像タイマ14に瞬時に伝送される。実時間の見地において、線対象6 4は、最も最近捕えられたフレームを表現し、そして線対象64の左側の対象6 0の残部は、なお、システムによって捕えられなければならない。コンピュータ 16において表示された対象の場面又は複合画像は、カメラ12のFOVを通過 する実対象と全く同様に 見える。 前述の如く、第1図のシステム10によって捕らえられた各ディジタル画像フ レームは、カメラからの特別の時間基準を記され、コンピュータ16における情 報ブロックへ記憶される。カメラは、タイマがフレームの開始/終了として認識 する特殊なディジタル値をタイマに送信する。タイマは、それから、受信フレー ムに関連時間基準を記す。 第3図は、これらの動作をさらに十分に示す。システム10によって捕らえら れた各ディジタル画像フレーム70は、アレイ20の活性化要素によって検出さ れた信号に対応するディジタルバイトのアレイを含む。フレームが画像タイマ1 4に入力される時、タイマプロセッサーは、最後の4バイト72においてそのフ レームと関連した時間を記憶する。これにより、各フレームを唯一の時間と永久 的に関連させる。第3図において、時間は、矢印74方向に増大する。このよう にして、第3図の左側のフレームは、右側におけるものよりも、時間的に遅い。 第3図はまた、主制御コンピュータ16によって利用される情報ブロック76 を形成するフレームの収集を示す。好ましい実施態様により、フレームは、16 kバイト大の情報ブロックへ編成される。ブロック76を構成するフレームの数 は、このため、以下に議論された発明の一層の特徴により可変な、各フレーム内 の情報の量に従属する。 第3A図は、第3図の各フレームと関連した唯一の時間基準のために、使用可 能にされる発明の特定の特徴を示す。特に、好ましい実施態様により、ユーザー は、第1図の表示モニタ42において、他のフレームにおいて利用可能な情報を 壊すことなく、表示場面から選択フレーム73を選択し、切り取ることができる 。切り取られた部分73は、第3A図 に示された如く、ブロック76内、又はその部分(不図示)にある。切り取られ たフレームのアドレスは、永久的に消去される(「セーブ」動作によって発生す る)か、又は切り取られたシ−ケンス内に再挿入されるまでアドレスを保持する リスティングメモリ(メモリ関連リスティングテーブル)へ初期的に送られる。 これは、貴重なメモリを単に浪費するつまらないセグメントを有する場面又はレ ースにおいて特に有益である。それはまた、モニタから見た場面の全体長が減少 し、表示場面の深度アスペクトが改良されるために、表示場面の解釈において役 立つ。例えば、第1走者が第2走者よりも数秒前方にいたならば、走者の間の記 録シ−ケンスが切り取られ、そして画面上に表示は、走者の間にあまり大きな時 間が存在しないかのように現われる。もちろん、走者の時間関係は、正確であり 、ユーザーが走者と関連した時間にアクセスする時、両者の間の時間不連続性が 、明らかになる。 前述の如く、発明により構成されたシステムに対する最も明白な使用は、レー ス管理の方へ向けられる。第4図は、レースの決勝線に交差するボデ─の運動を 捕えるために適切な構成におけるシステム10を図示する。システム10は、レ ースコース80に隣接して例示的に示され、ディジタルカメラ12が、決勝線を 表現する平面を見るように配置される。画像タイマ14は、システム10内で選 択可能なフレーム率においてカメラ12からディジタル画像フレームを受信し、 その関連時間基準を各フレームに記す。主制御コンピュータ16は、情報ブロッ クとして画像タイマ14からフレームを検索記憶し、表示モニタ42において記 録場面を表示する。コンピュータ16はまた、例示の実施態様において、キーボ ード44とコンピュータマウス45により、下記の発明の特徴を 制御することをユーザーに許容する。 また、第4図において、外部事象のスタート、例えば、レースが始まったこと を知らせるスタートガンに応答し、画像タイマ14にこの時間を知らせるスター トセンサ84が示される。第1図のタイマクロック34は、このスタート信号に 較正され、そしてタイマプロセッサー32は、検出スタート時間に関する時間基 準をタイマ14に入る各フレームに記す。 プリンター86は、選択場面と記録事象についての情報を印刷するために、シ ステム10に設置される。 第5図は、を図示する場面はを生成し、4人の参加者を含むレースのシステム 10によって生成された場面を示し、モニタ42(第1図と第4図)とプリンタ ー86(第4図)において利用可能な典型的なディスプレイを例示する。第5図 において、矢印90は、時間次元であり、増大する時間を指す。矢印92は、デ ィジタル画像フレーム内の空間情報に対応する空間次元に言及する。この画像は 、コンピュータ16を操作するユーザーによって、モニタ42においてズームイ ン又はアウトされる(以下に詳細に記載される)。好ましい実施態様において、 システム10のユーザーは、3つの別個のパラメータの任意を調整することによ り、システム10によって生成された場面の分解能又は画像品質を選択すること ができる。まず、フレーム率、即ち、カメラが場面において各線対象を捕える率 を調整することにより、軸90に沿って利用可能な分解能情報の量が変化する。 第二に、カメラ密度を調整する、即ち、検出器アレイ20に沿って要素を選択的 に活性又は非活性にすることによって、軸92に沿って利用可能な分解能情報が 変化する。第三に、表示モ ニタにおいてズームイン又はアウトすることにより、表示分解能量が、軸90と 92のいずれか又は両方において変化する。一般に、最良の表示詳細又は分解能 は、ユーザーが高いフレーム率においてシステム10によって記録されたあらゆ るフレームを表示する時に発生し、あらゆるピクセルは、検出器アレイ20にお いて活性化される。 しかし、これらの3つのパラメータを調整する時、他の考慮が、為されなけれ ばならない。最初に、システムによって利用可能な高いフレーム率はすべての場 合において好ましいことは、直観的にみえる。しかし、フレーム率が高すぎるな らば、対象は、ズームアウトされないならば、モニタ42において「太った」よ うに見える。例えば、レースが約20mphにおいて走行する走者から成るなら ば、おおよそ500フレーム/秒が、ズーミングなしに、ディスプレイ42にお いて競技参加者を正常に見せる。競技参加者が、代わりに、遅速であったならば 、ずっと低速のフレーム率が好ましい(例えば、1/100だけ低速であるなら ば、5Hzのフレーム率が理想である)。フレーム率によって影響される別の因 子は、カメラ内の検出器に利用可能なエネルギーである。フレーム率がまた高速 すぎるならば、検出器が線対象から利用可能な光エネルギーを統合する十分な時 間を有さないために、画像は薄暗く見える。これは、もちろん、検出器の感度と カメラによって利用されたスペクトルに依存する。好ましい実施態様において、 第1図の検出器アレイ20は、可視光エネルギーに応答し、このため、薄やみ又 は薄明時間において特別の画像を捕えるより多くの時間を必要とする。これに反 して、アレイ20が、例えばHgCdTe材料で、赤外エネルギーに応答するよ うに構成されたならば、フレーム率は、対象の温度と速度により調整される。 発明は、このようにして、対象の場面から光エネルギーの種々のレベルを能動 的に補償するために、自動利得制御(AGC)機構を提供する。第1図のカメラ プロセッサー22と利得コントローラ24は、カメラから画像タイマに実時間で 伝送されたディジタル画像フレームを適用された利得をプログラマブルに調整す る。カメラプロセッサー22は、主制御コンピュータからコマンドに応答し、A /Dコンバータ26から出力されたディジタル画像フレーム内のディジタル値を 量子化し、カメラの感度を修正することにより、利得コントローラ24に結合し て利得を上下させる。 例えば、一連の画像フレームにおける平均ディジタル値が、低すぎるならば、 コンピュータにおける場面は薄暗く見える。利得を増大させるために主制御コン ピュータにおけるユーザーによるコマンドは、表示画面コントラストを適切に改 良する。ユーザーはまた、利得制御の帯域幅調整することによって、カメラのA GC制御がどのように高速に作動するかを選択することもできる。ユーザーは、 アクティブな利得をセットする際に使用された平均ディジタル値を量子化するた めに、カメラ12が費やす時間の量を選択することにより、AGC帯域幅を有効 に変更する。レースのように大部分の運動事象にとって一般に実際的でないが、 利得は、理論上、AGC帯域幅を最大設定に増大させることによって、カメラに よって生成されたあらゆるフレームに対して変化する。 発明のこの見地の好ましい実施態様において、カメラ12は、新規な信号コン ディショニング回路24a、24(第1A図)を使用し、ラインセンサ20によ って生成されたピクセルデータを改良する。示された如く、センサ出力20は、 上記の如くカメラ操作者又はシステム操作者 コマンドに基づいて多数の可能な利得レベルLiのひとつを一般に選択する利得 コントローラ24により、及び/又は現点灯条件、場面光レベルなどに基づいた プログラム化マイクロプロセッサ制御により、又はプログラム制御と操作者選択 の組合せにより、増幅される。利得制御24は、初期前置増幅器24iを使用し て、各ピクセルのセンサ出力レベルをオフセット電圧と比較する。先行技術にお いて、これは、一般に、センサ特性に基づいて工場において設定された一定のし きい電圧であった。しかし、本発明のこの見地により、プリセットしきい値より も、前置増幅器24iは、CCDセンサアレイの雑音又は暗電流出力の可変関数 であるオフセット電圧入力を(一般に24aで指定された)回路から受信する。 オフセット電圧は、前置増幅器によってセンサのビデオ出力から控除される。ビ デオ信号は、その後、前述の如く、幾つかの選択可能な利得回路の一つによって 増幅され、そしてアナログ対ディジタルコンバータ26は、増幅ビデオ信号を8 ビット値へ変換する。 第1A図に示された如く、CCDセンサ20は、検出ピクセルのラインを有し 、そしてまた、一つの又は幾つかの「暗ピクセル」を有する。これらは、活性受 光ピクセルと同様に作製された構造を集積し、増幅又はゲート制御する責任を有 するアレイの領域であるが、それらは、光が達しない如くマスクされる。それら の出力は、このようにして、例えば、透過又は非可視の放射線、熱、ショット雑 音などによる背景雑音レベルを表現し、こうして、各活性検出ピクセルの出力信 号において現われる雑音成分を表現するために採用される。 CCDタイミングモジュ−ル24jは、初期前置増幅器24iにセンサ責任デー タを送信するためのクロック信号を供給し、そしてまた、セン サ20の暗ピクセルからの出力がデータストリ−ムにおいて現れる時間中、判定 回路24kにライン24lにおいて暗ピクセルフラグを設ける。判定回路24kは 、8ビットディジタルピクセル値のストリ−ムを受信し、所望の暗レベルと比較 されるフラグの付いた暗ピクセルデータを保持する。判定モジュ−ル24kは、 それから、UP又はDOWN信号を電圧積算器24mに送信し、そのアナログ出 力は、前置増幅器24iにオフセット電圧を提供する。電圧積算器は、UPとD OWN信号によって小増分において上下に調整される電圧値を記憶する。オフセ ット電圧が暗ピクセル値を所望のレベルに到達させる時、電圧積算器は、UP又 はDOWN信号が判定モジュ−ル24kから受信されないならば、オフセット電 圧を一定に保持する。暗電流オフセットモジュ−ル24aは、こうして、利得制 御24に対して、A/Dコンバータ26の出力ピクセルデータストリ−ムの雑音 成分からの閉ループフィードバックとして役立ち、そして利得制御24の高利得 ビデオ信号増幅の前に、雑音寄付をゼロにするために作動する。これは、ずっと 大きい温度範囲で画像品質を高め、前置増幅器しきい値レベルが、ドリフト又は 成分エージングにかかわらず有効であることを保証する。顕著なことに、判定モ ジュ−ル24kは、デジタル化された増幅暗電流ピクセル値に作用し、このよう にして、現作動条件に対して高精度な補正を提供する。 回路は、ビデオ捕獲中さえ、すべてのフレームに作用する。選択された利得が 変更されるならば、必要なオフセット電圧もまた変化する。回路は、これに反応 し、次の数フレームにわたってオフセット電圧を補正する。 第1A図において示された如く、ライン26aにおいて利得レベルLl ..又はLnを有する増幅ビデオ信号のほかに、A/Dコンバータ26はまた、 D/Aコンバータ24nからライン26bにおいて微制御調整信号を受信する。 これは、増幅ビデオをディジタル化するために使用されたA/Dコンバータ26 の範囲を設定する8ビット制御語から変換されたアナログ電圧である。D/Aコ ンバータ24nに提供された8ビット制御語の値が、ライン26bにおいて電圧 を低下させて減少される時、A/Dコンバータはより小さい範囲を用いる。この ようにして、ライン26bにおけるより小さな入力は、範囲のより大きく部分を 表現し、そして画像値は、より大きくなる。このようにして、ライン26bにお いてD/A電圧を低下させると、見かけ利得を増大させる。 プロトタイプの実施態様において、粗い利得範囲は、3の因子により、.5、 1.5、4.5と13.5の相対利得と関係付けられ、そして利得レベルの間の 切り替えは、大きさの変化を避けるために、ライン26aにおいて制御語におけ る対応する変化と調和される。一方の利得Liから別の利得Li+1に切り替える時 に、ライン26bにおけるD/A信号の3の因子による対応する変化は、ほぼ同 一の像を生ずる。例えば、1.5の粗利得と85(即ち、255/3)の微利得 は、4.5の利粗野と255の微利得に対応する。このようにして、微利得の変 化は、利得セレクターの動作と調和され、粗利得レベルL1、L2の間の遷移をな めらかにする。即ち、モジュ−ルが、光レベル又は操作者コマンドが利得レベル において飛越しを必要とすることを決定する時、微細制御語は、利得レベルの切 り替えにより遷移がなめらかに現れる如く、減少(利得の上昇)又は増加(利得 の降下)される。 前述の如く、分解能は、検出器アレイ20において検出器要素を選択 的に活性化するカメラ濃度を変化させることにより、第5図の空間次元92にお いて修正される。こうして、2又は4因子のカメラ濃度を減少させることによっ て、合成空間分解能は、同様に、それぞれ半分又は四分の一に減少される。より 多くの検出器が、カメラ濃度を減少させることにより非活性にされる時、第5図 の軸92に沿って記録された詳細の量は、減少する。これは、システム10によ って記憶された情報量をかなり縮小するために、高細部が特別の場面のために必 要でないならば望ましい特徴である。 さらに詳細には、カメラ濃度は、信号をカメラプロセッサー22に伝送する第 1図のコンピュータ16においてユーザーによってプログラマブル式に調整可能 である。プロセッサー22は、その後、アレイ20内の特別の検出器要素を活性 化する指令されたカメラ濃度に対応する画像タイマ14に送信するための適切な データを選択する。 表示分解能に関して、ユーザーは、ズーム操作によって表示画像品質を敏速に 調整する。システムによって記憶された各フレームは唯一の時間基準を含むため に、ズーミングのプロセスは、場面内の臨界時間関係を妥協することなし、場面 においてフレームをスキップ又は複写することによって容易に達せられる。第1 図と第4図のマウス45は、ユーザーが場面において特別の対象を指し、マウス をクリックすることによりズームイン又はアウトし、これにより、画像の詳細を 見ることを可能にする。それは、前述の時間切り取り制御に関連して使用された 時、特に役立ち、これにより、ユーザーは、記憶ファイル長を短縮するために、 長いレース内の「むだ」時間の幾つかのシ−ケンスをズームアウト又は切り取る ことができる。ズーム動作は、表示場面の両方向に沿って利用 可能である。即ち、空間及び時間次元内のズームは、同時又は独立に行われる。 多重ズームは、対象の選択点に従い、ディスプレイにおいて中心に据えられる。 しかし、ズーム動作中利用可能な情報は、ディジタルカメラのフレーム率と密度 設定により捕えられた情報の量に制約される。それは、新情報を生成しない。表 示分解能が利用可能な捕捉された分解能を超えるならば、表示画像は、適切な補 間スキームによってなめらかにされる。 システム10によって捕えられた情報の量は、それ自体、重要な数量である。 第1図のLSーCCD検出器要素アレイ20は、好ましくは、市販されている1 024要素長である。一旦、検出器アレイが標本され、デジタル化されたならば 、活性化された各検出器要素は、特別のフレームと関連した8ビット又は「バイ ト」情報を有する。この構成において、各フレームは、最高カメラ濃度において 1024バイトの情報を有する。好ましい実施態様において、情報ブロックは、 16kバイトのメモリを含み、このため、LSーCCDアレイにおけるあらゆる 検出器が活性化されたならば、16のフレームが、一つの情報ブロックを形成す る。 しかし、ユーザーが、アレイ20に沿って一つおきのピクセルを活性化するこ とによってカメラ濃度を減少させるならば、一フレーム内のデータ量は、半減さ れ、即ち、512バイトに縮小され、そして情報ブロック内のフレーム数は、3 2に増大する。これは、大部分のコンピュータが処理速度と記憶によって制限さ れるために、重要な特徴である。長い事象が永久的に記録されるならば、ある点 において、記憶量は超過される。発明の好ましい実施態様において以下に記載さ れた如く、仮想メモリサブシステム又はハードディスクドライブは、システムに 対して利用 可能な記憶の量を大きく増やす。それにもかかわらず、カメラ濃度とフレーム率 を低下させ、また、下記の如く、賢明な切り取りとデータ圧縮により、各フレー ムを表現するディジタル情報の量と、データがカメラと画像タイマの間に転送さ れる率は、大いに縮小される。 システム10によって処理されるデータ率は、典型的に、10メガビット毎秒 を超過しない(例えば、1000フレーム/秒と要素当たり8ビットを有する1 024の活性検出器要素に対応する)。このようにして、システム10は、一般 に、雑音問題、時間遅延と処理制約を受けず、その結果、第1図と第4図のカメ ラ12とタイマ14の間の距離は、少なくとも1000フィート長になる。 それにもかかわらず、記憶及び記録された情報の量は、所与の事象又一連の事 象に対して大きい。例えば、10メガビット毎秒において、一つの事象のあらゆ る秒は、おおよそ1メガバイトの記憶を必要とする。システム10の好ましい実 施態様において、仮想メモリサブシステムが、データの記憶を収容するために含 まれる。第6図は、仮想メモリサブシステム又はハードディスクドライブ102 を含む、ここでの教示により構成されたシステム100をを示す。 システム100は、主制御コンピュータ16の内部メモリ36内に記憶された ブロックが所定のメモリしきい値を超過する時に、仮想メモリサブシステム10 2へ情報ブロックを記憶する。ユーザーは、しきい値を選択し、若しくは、例え ば、少なくとも125情報ブロックを保持することができる2メガバイトの内部 メモリのデフォルト設定による。機能的に、主制御コンピュータは、ブロックが 仮想メモリサブシステムに転送される時ゼロ値を有する関連したソフトウェアポ インターによって 内部メモリにおける各ブロックにアクセスする。 従って、仮想メモリサブシステムは、本質的にユーザーに透明に、システム1 00の完全な構成部分として作動する。情報ブロックが主制御コンピュータ16 による処理のために必要とされた時、ブロックは、内部メモリ36に転送され、 そして不必要なブロックは、仮想メモリサブシステム102に転送される。この ようにして、システム100は、内部メモリ36においてRAMの量を大きく超 える情報の場面を保持する。実際的に、主内部メモリ36は、ハードディスク仮 想メモリ102のためのキャッシュとして作動する。 関連記憶メモリからフレームをアクセスするための意味論は、直接的である。 確定数のフレームは情報ブロックの各々を具備するために、フレーム番号をブロ ック当りのフレーム数によって割算した値は、正しいブロックアドレスを与え、 そして残部は、選択ブロック内の正しいフレームアドレスを与える。切り取りが 含まれるならば、メモリは、単に、フレームアドレスの対応する再分配により、 フレームの新ブロックへ再編成される。 サブシステム102内の非常に大きいメモリ容量でさえ、それはまた、一列に おける幾つかの運動事象が処理記憶され、又は長い事象が計時された時、超過さ れる。発明は、このようにして、情報ブロックにおいて必要とされた情報の量を 縮小するための圧縮システムを提供する。圧縮システムは、好ましくは、圧縮デ ータの保管所として都合よく作用する仮想メモリサブシステム102を利用して 、発明により構成されたシステムによる使用のために利用可能である。データ圧 縮は、自動であるか、若しくは、例えば、特別の運動事象の記録の後、ユーザー によって選択 される。 圧縮システムは、場面内の各フレームがその中に同一の背景情報を有するとい う事実による。即ち、カメラのFOV内に運動活動がないならば、システムは絶 えず単一の定置した線対象を捕えるために、各フレームは、実際に、その中に同 一の情報を有する。それは、対象の場面を生成するFOV平面に交差するボデ─ の運動である。このようにして、所与の場面又は運動事象に対して記憶された多 数のフレームは、冗長な情報を有する。 さらに詳細には、第1図のカメラ12は、8ビットグレースケール数、即ち、 あらゆるフレームにおけるあらゆる活性検出器要素に対して、最大256のグレ ー陰影を有する動的範囲の数、を生成する。これは、所与のフレームに対して、 検出器において捕えられた線対象の画像内の光エネルギーの量に対応する。一連 のフレームが冗長な情報を含む時に、連続するフレームの間の8ビット数はおお よそ等しい。 好ましい実施態様において、圧縮システムによって取られた第1のステップは 、ディジタル画像フレームの選択シ−ケンスにおけるあらゆる8ビット数を、範 囲0ー31中の5ビット数へ変換することである。このようにして、値248ー 255の間の8ビット数は、31に変換される。そして240ー247の間の8 ビット数は、30に変換される、等である。この圧縮プロセスは、ピクチャー内 で利用可能なグレースケールの数を犠牲にする(即ち、物体における特別の点が 、256個の数の代わりに、32個の数によって表現される)が、大量のメモリ を節約する。共通VOAモニタはわずかに16個のグレー陰影しか利用できない ために、これは顕著な損失ではないことに注目することは価値がある。 第7図は、「A」又は「B」の可能なディジタル値を有する7つの5ビット数 を含む一連のフレーム112と、フレームの最後の4つのバイトにおける関連時 間基準114を例証する(実際には、このシ−ケンスにおいて32個の異なる値 があるが、「A」と「B」が、論証の容易さのために使用される)。このように して、第7図は、8ビット数から5ビット数への圧縮システムによる初期変換の 後の一連のフレームを示す。(第7A図と第7B図を含む)第7図において、各 正方形は、バイトを表現する。見られる如く、冗長な5ビット数は、非常に明白 であり、不必要にメモリ空間を浪費する。 第7A図は、圧縮システムの次のステップを示し、この場合、5ビット数の各 行は、行内の等値の数を集積し、それから、「カウント」と「値」としてこれら の集積値を表現することによって再フォーマットされる。カウントは、一連の等 価5ビット数の数に対応し、そして「値」は、実際の5ビットディジタル数に対 応する。このようにして、例えば、16個の5ビット数「A」の第1の行は、カ ウント「16」と値「A」によって表現される。第2行は、カウント「2」値「 A」、カウント「7」値「B」、及びカウント「7」値「A」を有する。このプ ロセスは、図7Aが図示する如く、5ビット数のあらゆる行内の情報が「カウン ト」と「値」の数列を含むまで、継続する。「カウント」が「7」以下であるな らば、それは3ビット数によって表現可能であることに注目することは価値があ る(数「8」は、カウントが別個のバイトによって表現されるという指示のため に確保される)。こうして、第7A図の第二行において、「カウントと値」の各 々は、一つの8ビット数の空間を占める。しかし、カウントが7を超えるならば 、「カウントと値」数は、 各々、別個のバイトによって表現される。 圧縮システムの最後のステップは、第7B図において示される。第7A図の大 きく刈り込まれた行は、互いに付加され、ディジタル画像フレームの元のシ−ケ ンスの最後の圧縮表現を形成し、メモリのかなり小さい量を占める。しかし、時 間基準情報114は、不変に保たれる。この圧縮スキームにおいて、mがnより も小さいとするならば、ファイルは、元のメモリサイズを超過することができな いことに注意せよ。 第8図は、発明により構成された圧縮システム120を示す。特に、第8図は 、第7図、第7A図と第7B図において記載された動作のステップを実行する3 プロセスアクチュエ−タ121、122と123を示す。一連のディジタル画像 フレームは、第1データポート124においてシステム120に入力される。プ ロセスアクチュエ−タ121は、代表mビット数としてシ−ケンス内の各nビッ ト数を変換し、例えば、第7図において示されたアレイを形成する。プロセスア クチュエ−タ122は、例えば、第7A図において示された如く、mビット数の 行のアレイを、代表「カウントと値」へ再フォーマットする。プロセスアクチュ エ−タ123は、再び、第7B図において示された如く、時間基準情報を添付し て、データを順次リストに再フォーマットする。このようにして圧縮されたデー タは、第二データポート126から圧縮システムを出て、記憶メモリ、例えば、 仮想メモリサブシステムに伝送される。 フレームが主制御コンピュータによる処理のために必要とされる時、圧縮情報 は、システムのユーザーによって表示と操作のために処理される前に、情報のブ ロックへ同様に展開される。しかし、展開により、元の256ではなく、わずか に32のグレースケール数しか利用可能にな らない。 注記された如く、コンピュータ、ディスク、又は通信システムがデータを取り 扱うことができる率には限界がある。典型的に、例えば、発明は、このデータ率 を超える視覚場面情報を生成することができる。これは、場面情報がカラー情報 を含むならば、特に正しい。このため、例えば、第1図の主制御コンピュータ1 6等のコンピュータによって記憶される前に、場面情報を圧縮することが必要で ある。 従って、発明は、第8A図の別の圧縮システム120aを提供し、例えば第1 図のカメラ12等のカメラによって生成された可変データ率と、コンピュータに よって取り扱われる受容可能なデータ率よりも高い画像品質を達成する。システ ム120aは、3プロセスアクチュエ−タ121a、122aと123aを有し 、第8B−8G図に関して以下に記載された圧縮及び量子化操作のステップを実 行する。 第8B図は、白黒カメラからの代表データピクセル140を示し、この場合、 各図示ピクセルは、関連した8ビット数値、0ー255を有し、そのピクチャー の取得中、そのピクセルによって受光された光量(光度)を表現する。第8C図 は、これに反して、カラーカメラからの代表データピクセル142を示し、この 場合、各ピクセルは、それぞれ、赤、緑や青光強度に割り当てられた3つの数値 142a、142bと142cによって表現される。 第8B図と第8C図において、ピクセルは、第2図と第3図に関連して記載さ れた如く、時間軸144に沿って水平に、空間分離軸146に沿って垂直に変位 される。データピクセルの各垂直アレイは、場面の一フレーム148において取 得されたデータを表現する。 第8B図又は第8C図において情報を圧縮するために、システム120aは、 データにおいて一連の圧縮ステップを実行する。まず、システム120aのアク チュエ−タ121aは、第8D図において示された如く、前フレームにおける同 一空間位置において生成されたデータピクセルから、一フレームにおけるピクセ ルを減じる。従って、値が変化するピクセルのみが、非ゼロ値を有する。アクチ ュエ−タ120aの差分演算は、ピクセル値の相対分布を変化させる。多数のデ ータピクセルはゼロ又はほぼゼロになり、それらのデータピクセルは、下記の如 く、効率的な方法においてコード化される。 第8D図に示された圧縮動作は、第8E図に示された如く、各カラー形式を単 一の白黒画像として取り扱うことによって、カラー像において同様に行われる。 この圧縮において、システム120aのアクチュエータ121aは、各フレーム の赤値を、隣接フレーム内の同一の空間位置における赤値から減じる。同様に、 アクチュエ−タ121aは、緑値を隣接フレームにおける緑値から、青値を隣接 フレームにおける青値からそれぞれ減じる。この時、各合成カラーピクセルのコ ード値は、3つの差分から成る。 上記の減算演算は、「予測器」機能と考えられる。即ち、時間における次のピ クセルは、前フレームと同一であると予測される。このため、アクチュエ−タ1 21aは、情報を表現するために必要なデータ量を縮小するための「予測器」を 生成する。所与の予測が不正である時のみ、例えば、BーAピクセルエントリの 少なくとも一つが、非ゼロである時のみ、多くの情報を記憶又は伝送することが 必要である。 この差分予測器は、隣接フレームにおけるピクセル値をより良く予測 するために、さらに高められる。例えば、第8F図は、発明による二重差分予測 器技術を図示する。アクチュエ−タ122aは、二重差分を計算することによっ てこの予測器を生成し、これにより、予測ピクセル対の差分が、現ピクセルをさ らに正確に予測するために使用される。 さらに詳細には、第8F図は、4つの隣接フレームにおける逐次ピクセルであ る4つの代表ピクセルAーDを示す。この例において、ピクセルDは、アクチュ エ−タ122aによって圧縮されるピクセルである。Dの予測器値、即ち、Dpr edictor は次の如く計算される。 Dpredictor=C+(BーA) この値は、A、BとCのすでに取得された値から、カメラにおける圧縮器と、記 憶から又は通信回線に沿って受信された時減圧器によって生成される。 その後、予測器誤りは、 Epredictor=DーDpredicor としてアクチュエ−タ122aによってコード化される。 単純な差分圧縮により、非ゼロであるならば、この予測誤りコードを送信する ことが必要である。 第8F図の二重差分予測器は、第8B図と第8C図において記載されたものと 同様に、ピクセルの各カラー部分を別々に取り扱うことによって、カラー像のた めに容易に拡張される。即ち、アクチュエ−タ122aは、ピクセルの3つのカ ラー成分の各々に対して上記の3つの同様の演算を行う。 システム120aのアクチュエ−タ123aは、その後、8ビット変換プロセ スを用いて、画像フレームをディジタル化し、0〜255の範 囲において画像ピクセル値を生成する。これらのピクセル値は、好ましくは、情 報を観察者に表示する前に、数ビット例えば5ビットを有する数に8ビット数を 変換することによって、アクチュエ−タ123aによって量子化される。データ を量子化する一つの方法は、第8G図において示された如く、ピクセル値を切り 詰め、低次ビットを無視するものである。 発明はまた、雑音値を表現し、量子化導出ステップとして役立つ量Tよりも大 きな量だけ、予測器とは異なるピクセル値のみを検出することにより、より精巧 な量子化プロセスを提供する。量子化ステップを横切って振動するピクセルは、 雑音を表現する。このため、発明の一実施態様により、アクチュエ−タ123a は、同一の5ビット打切り値、即ち、ゼロ差分ピクセルとして、雑音によって影 響されたピクセルを生成する。高度量子化プロセスの例は、第8H図において示 される。上側量子化ステップT1と下側量子化ステップT2が、示されるが、単 一ステップTもまた使用されることに注意せよ。 一旦、画像データピクセルが雑音帯量子化器と上記の予測器差分プロセスによ って処理されると、ピクセルの合成セットは、ピクセル差分を表現する。量子化 器しきい値Tを適用した後に、非常に多数の差分値は、ゼロ又はほぼゼロになる ために、データは、その元のサイズから圧縮される。差分ピクセルは、さらに、 標準コ─ディング機構、又は第6図と第7図に関連して記載された圧縮システム により、コード化される、即ち、圧縮される。 カラーシステムにおいて、単一記号として3つのカラー差分をコード化するこ とが可能である。そのようなコード化は、カラーの相関作用を 利用する。 第8A図の圧縮システム120aは、付加又は補足的な圧縮ステップを実行す るために、適切に、第8図のプロセスアクチュエ−タ121、122と123の 構造を増加又は補足される。このようにして、第8図の圧縮システム120にお ける如く、第1データポート124aにおいてシステム120aに入る一連のデ ィジタル画像フレームは、nビット数からmビット数にプロセスアクチュエ−タ 121aによって変換され、例えば、第7図において示されたアレイを形成する 。プロセスアクチュエ−タ122aは、その後、例えば第7A図において示され た如く、mビット数の行のアレイを代表「カウントと値」へ再フォーマットする 。プロセスアクチュエ−タ123aは、再び、第7B図において示された如く、 時間基準情報を添付して、データを順位リストに再フォーマットする。このよう にして圧縮されたデータは、第二データポート126aから圧縮システムを出て 、記憶メモリ、例えば、仮想メモリサブシステムに伝送される。 前述の圧縮システム120aの一つの重要な特徴又は利点は、その実時間同調 可能な圧縮能力である。単一結線圧縮回路は、システムに画像品質における中間 点を選び取らせ、これにより、帯域幅が画像ストリ−ムに対して適していたとし ても、画像品質を低下させる。あるいは、画像品質が重要性ではない場合に、速 度をさらに制限する。同調可能な圧縮は、発明の好ましい見地により、必要に応 じて、実時間においてこのトレ−ドオフを行う。 これは、次の如く達成される。バッファは、入力ライン画像データストリ−ム 124aを受信するために、カメラ又は圧縮モジュ−ル120 aにおいて設けられ、そしてバッファモニタは、バッファの充填度、例えば、1 0パーセント、50パーセント、80パーセント等を指示する。それから、モジ ュ−ル120aにおいて履行された圧縮の形式が、バッファにおける非圧縮画像 データの積滞に基づいて、選択される。一方に極端において、圧縮はなく、若し くは、損失がない又はほとんど損失のない最初に述べた方法による圧縮がある。 他方の極端において、量子化器において大きな「雑音余裕」を許容し、画像品質 を犠牲にして、データストリ−ムの帯域幅を非常に縮小する圧縮方法がある。こ の雑音余裕は、圧縮モジュ−ルにおいて即座に設定されるために、画像品質は、 所与のデータ率に対して最大化される如く、調整される。例えば、500キロバ イトを移動させることができるプロトタイプシステムの元のワイヤインターフェ ースを用いて、生16ビット/ピクセル画像データは、1000ピクセルライン に対して250ライン/秒の率において送られる。これよりも速くラインを送信 するために、実時間において画像データを圧縮しなければならない。どれだけの 圧縮を使用するかは、必要なライン率と、データの固有「圧縮」による(例えば 、あまり変化しない場面は、フレーム単位の差異が非常に小さいためにずっと圧 縮される)。バッファのサイズは、システムが、データの圧縮において一時的に 立ち遅れ、バッファが遅れ続けるならば、より激烈な圧縮に切り替わる如く選択 される。 システムは、場面における変化によって生じたデータ率の小さいスパイクに過 度に反応するよりも、予測連続データ率に基づいて同調可能なパラメータを設定 する。これを達成する一つのやり方は、データがバッファの10%を充填するま で圧縮を使用しないという判定規則をシステ ムが履行するものである。その点において、少量の圧縮が、付加される。バッフ ァがある臨界状態に達する時(例えば、75%充填)、システムは、一つおきに フレーム又はピクセルを落とす如く、激烈な方策に訴える。 レースの決勝線における如く、事象記録システムとして使用された時、本発明 の線走査カメラシステムは、1000分の1秒の動作を記録し、分解するように 動作される。しかし、そのような設定において、画像の全区分を失わないことは 、最大に重要である。目標は、画像をできる限り高い品質に保ちながら、ワイヤ の500KB/s帯域幅を常に完全に利用することである。500KB/sは、 カメラに対するワイヤインターフェースの帯域幅を表現するだけでなく、最新デ ィスクドライブの最良の性能に非常に近い。このようにして、画像をディスクに 直接に捕えるためにさえも、このデータ率は、維持されるべきである。カメラに おいて圧縮モジュール120aを配置することにより、システムコンピュータ1 6の処理パワーは全く、圧縮プロセスに転換されない。 前述の「同調可能な」圧縮の適応方法は、出願者のライン画像に対して高度に 有効であり、画像の縁の品質のために領域の品質を犠牲にすることにおいて、多 数の他のビデオ応用において使用された圧縮とは異なる。コントラストにより、 大部分のビデオ又は画像圧縮アルゴリズム(Discrete Cosine Transform(DCT)又はJPEGを含む)は、領域のために、縁を平 滑にする傾向がある。出願者の事象カメラ応用において、どの対象がどれよりも 前方にあるかを一般に判定するのは、縁である。このようにして、圧縮は、高い データ率においてフレーム単位の縁弁別を保存又は向上させる。5の理論的な 圧縮上限を有するこのアルゴリズムの簡単なプロトタイプ実現での経験により、 よく点灯された場面において、画像品質において殆んど人目を引く効果なしに、 3.5〜4.5の範囲において実時間データ圧縮比が一般に得られることが確立 された。 本発明の好ましい実施態様のさらに別の見地により、上記の如くカラー線走査 事象カメラ又は、より好ましくは、監視地点における操作者制御コンピュータ1 6は、各15ビットRGBピクセル値がパレットにおいてわずかに256色のひ とつによって表現される如く、フレームのシ−ケンスにおいてピクセルの色値に 適合する小さいカラーパレットを生成する。発明のこの見地により、プリセット パレット、若しくは、あらゆるフレームにおけるすべてのピクセルデータ色が、 検討され、色範囲を最も正確に表現するパレットが選択される2パス手順を用い るよりも、パレット合成が適応され、そのエントリは、フレームデータが処理さ れている時、選択される。 発明のこの見地は、本発明の特異な時間検出環境におけるカラーディスプレイ の困難を扱う。一般に、カメラからの圧縮ビデオデータは、刻時情報とともに記 憶され、その結果、それは、ネットワーク通信、記憶装置アクセス、一般に、減 圧処理により、固有の待ち時間を法としてアクセス可能である。これらの遅延を 二走査パレチゼーションプロセスと順次にすること、あるいは検索遅延された抄 録を小さな固定パレットで表示することさえも、制限されている。本発明により 、カメラから直接に又は記憶装置から検索されたビデオデータは、「進行中」に カラー割り当てテーブルを生成することによって、256色ディスプレイに対し てパレット化される。パレチゼーションプロセスは、観察可能な遅延を 導入せず、そして各フレームシ−ケンスは、ほとんど完全な色忠実度で始まる。 それから、後のフレームは、初期フレームから適応可能に導出された小さいカラ ーパレットに適合するようにされる。 第11図は、発明のこの見地を示す。カラーカメラによって生成された各ライ ン又は「フレーム」F1..Fmは、nピクセルを赤、緑及び青成分の各々に対 して5ビット語によって指定し、15個のソースビットは、215=32Kの可能 な色を作成する。このデータは、32K色の同時表示が可能なビデオカードのい わゆる高「カラーモード」において動作するビデオディスプレイにおいて直接に 使用される。しかし、画像の対話型検査のために有益であるために、例えば、操 作者が画像を呼び出し、ディスプレイにおいて資材を観察しながら、フレームと 時間マークを点検するために、生データが、少数のビット/ピクセルを含む目的 画像に写像されることが、一般に好ましい。多数のラップトップと他のPCは、 例えば、256色モードにおいて動作する。 原画像色は、目的画像色の小さいパレットで形成された画像に類似して見える ことが望ましい。しかし、そのような写像に対する通常のプロセスは、色範囲を 識別し、十分に密接した代表色の縮小セットを選び取るために、全原画像を通っ た時間を消費するランか、又は所定の固定パレットにすべての色を写像すること を含む。後者の場合に、目的画像のカラーフォーマットへの変換は迅速であるが 、色は、実際の光景とは極めて異なるように見え、外観の誤解又は動揺につなが る。 この問題は、パレタイザー210によって本発明の色パレチゼーションの見地 により解決され、例えば、端子16(第1図)においてソフトウェアで実現され 、原画像データのフレームFiを受信し、RGB値ピ クセルPiを、目的画像フレームF’iにおいて色値Ciの小セットを有するピク セル値P’iに変換する。値Ciは、適応的に判定され、変換がが進行する時、色 テーブル220へ組み入れられる。 第11A図は、このピクセル色処理を図示する。パレタイザー210は、操作 者が、一般にすべての画像に索引付けるタイミングマーカによって典型的に指定 された一連のフレームを呼び出す時に活性化される。色索引テーブル220は、 初期的に空である。パレタイザー210は、第1フレームF1のピクセル値P1 、P2..Pnを点検し、初期的に、P1の値を第1色C1として選び、テーブ ル220に追加し、目的フレームの対応するピクセルP’iに割り当てる。次に 、フレームの第二ピクセルP2の値が、同一色によって表現するためにC1に十 分に近いかどうかの判定が行われる。密接性は、例えば、RGB値の差分の合計 や差分の平方の合計の如く、15ビットRGB座標において作用する距離関数に よって規定される。 人の色知覚において「密接性」の認識判断を反映することが経験的に見いださ れた他の「距離」関数も使用され、例えば、低強度の純粋な青が、低強度の赤に 決して写像されないことを保証する。 第11A図の説明を継続すると、P2がP1に近いならば、色値P’2はまた 、C1に設定される。そうでなければ、新色C2が、テーブル220に入力され 、目的画像フレームにおけるP’2の値は、C2に等しく設定される。その後、 各ピクセル値Piは、ある値k0<iに対してすでに割り当てられた色Ci−k0の ひとつに近くかを判定するために点検され、そうならば、Piが、テーブル色Ci −k0に写像される。そうでなければ、Piがいずれの色にも近くないならば、テ ーブル220がま だ満たされていない場合に、ピクセルPiの値が、テーブルにおいて次の色エン トリCとして使用され、目的フレームにおいてピクセルP’iに割り当てられる 。そうでなければ、テーブル220が充填しているが、PiはいずれのCiに近く (例えば、δ内に)ないならば、異なる写像が、使用される。ピクセルPiは、 テーブルの他の色よりも密接な値Cjを簡単に割り当てられる。この処理段階に おいて、パレタイザーは、一連のピクセルに作用し、次のフレームに移動する。 このようにして、最大256色のセットが、色写像パレットにおいて使用され 、この場合、パレットは、初期的に、原始色に非常に密接に一致する。多数のフ レームが処理され、テーブル220が充填された後、続いて現われる色は、現パ レットへ押し込められ、画像色はより忠実性を失う。しかし、固定視野線走査カ メラの文脈において、レース決勝線の軌道と風景背景のような画像の或る部分は 、すべてのフレームを通して不変であり、適応色パレットにおいて初期エントリ としてコード化された正確な色で現れる。さらに、色写像が、数秒の持続時間の 線走査画像データを呼び出し、検査するために使用される時、256色は、すべ てのフレームを完全に正確に表現するために十分である。 パレチゼーションステップは、テーブルからの色値語の小セットに対して入り ディジタル語ピクセル値における単純な「密接性」の尺度を含み、極めて高速で あり、パレチゼーションは、フレームが観察される時、実時間で進行する。 第9図を参照して、発明により構成されたシステム101はまた、付加コンピ ュータ104と、画像タイマ110内の付加バッファ106と108を示す。こ れらの付加は、仮想メモリサブシステム102又は上 記の他の構成部分の動作のために全く必要ではないが、発明の一層の特徴におい て役に立つ。 特に、コンピュータ104は、さらに他のユーザーが、ハードディスク102 上に記憶された前記録セグメント部分にアクセスし、分析することを可能にする 。第1図の主制御コンピュータ16と同様に、情報ブロックは、情報を処理表示 する前に、内部メモリ116へロードされる。主制御コンピュータ16において 利用可能なすべての特徴は、付加コンピュータ104においても利用可能であり 、これにより、一連の運動事象中、例えばすでに記録されたレース中処理された データの他の管理のための便利なフォーラムを提供する。もちろん、主制御コン ピュータ16はまた、現運動事象の活動中さえ、先行の運動事象の前記録セグメ ントを再検討するように動作し、あるいは、実時間モードで動作し、カメラ12 によって捕えられた現運動事象を表示する。 他のユーザーがハードディスクに記憶されたデータに同時にアクセスする意志 があるならば、コンピュータ104のように、複数のコンピュータが、同様に、 仮想メモリサブシステムに取り付けられる。記載されたシステム内での使用のた めに適切なコンピュータは、共通なIBMパーソナルコンピュータ、若しくは8 086プロセッサー、VGAビデオアダプタや640KのRAMを備えたコンパ チブルである。 第9図の画像タイマ110内のバッファ106と108は、発明の別の重要な 特徴、即ち、第1図のシステム10への複数のディジタルカメラの追加を図示す る。いくつかの情況において、二つ以上の有利な点から空間における平面に交差 するボデ─の運動を見ることが、望ましい。例えば、レースにおいて、一人のレ ース参加者が、別のレース参加者に 関して単一のカメラの視界を妨害することは、接戦においてあり得る。この潜在 的な問題を訂正するために、第1のもののように、一つ以上の付加ディジタルカ メラが、対象の線対象のディジタル画像フレームの付加シ−ケンスを生成する。 好ましくは、各付加カメラは、空間において実質的に同一平面を見る、例えばレ ース軌道の両側の2つのカメラが、例示的に使用される。 あらゆるカメラに対するバッファは、画像タイマ内にあるために、単一クロッ ク112が、タイマに入るすべてのフレームに対して時間基準を提供する。タイ マプロセッサー114は、このようにして、各フレームに較正時間基準を記し、 これにより、各カメラを非同期に作動させる。即ち、複数のカメラは、選択フレ ーム率又は濃度を有し、そして画像タイマは、入力される時、各フレームに正確 にマークを付け続ける。 好ましいシステムにおいて、複数の異なるカメラからフレームを受信し、マー クを付けるためにマルチバッファー保時モジュ−ルを設計するよりも、システム は、記憶装置又は中央処理装置に送信する前に、各フレームに正確な時間を記す ために十分に精密に維持される同調可能なタイマを有するカメラを使用する。同 調可能なタイマは、それら自体は、あまり正確ではなく、局所クロックを形成す るために、簡単な発振器回路と割り算器を実現される。しかし、各同調可能なカ メラは、精密タイマと周期的に通信し、初期的に同期時間を確立した後、同期性 を維持するために、周期的にそのクロック率を再同調する。このようにして、そ のようなカメラを使用するシステムにおいて、カメラによって発生された各フレ ームは、「絶対」時間マークを記される。 そのようなシステム200の一実施態様が、第9A図と第9B図にお いて例示される。システムは、複数の線走査カメラを含み、それらの一つは、一 次カメラC1であり、残りは、二次又はスレーブカメラCjである。一次カメラC1 は、精密時間源T1と、線走査センサアセンブリと実質的に上記の如く関連ビ デオ成分から成る結像部分V1とを含む。各スレーブカメラCjは、下記の如く、 同調可能な時間源T2を含み、結像部分V1は、第1のカメラのものと同一であ る。すべてのカメラは、二次カメラがカメラC1の精密時間源と直接に又は中央 制御コンピュータを経由して通信する如く、ケーブル布線で結合される。下記の 議論において、C1は、各スレーブカメラが参照する精密時間源を含むとして示 されたが、システムはまた、完全にスレーブカメラから成ることが理解される。 その事象において、カメラC1は、単に、別のスレーブカメラであり、そして第 1図の画像タイマ14の如く、分離した精密時間源が、設けられ、すべてのスレ ーブカメラは周期的にそれらのクロックに同期化される。同期化のプロセスは、 原始タイマT1を参照するケーブル布線に沿って時間チェックメッセージを送受 信する際の遅延(即ち、伝導遅延、切り替え遅延、ネットワークメッセージ取り 扱い遅延)を補償するために、分散範囲又は時間記録システムに対して技術にお いて公知の方法で、各カメラCに対する時間オフセットを指定することを含み従 って、この初期オフセット補正は、以下の議論において仮定される。 各スレーブカメラの局所タイマT2は、第9B図において示され、一つ以上の 中間周波数段S1、S2、S3とクロック合成又はカウンタ段S4とともに、局 部発振器LOから成る。中間周波数段は、典型的に、簡単なn除算回路、例えば 特別の論理アレイによって形成されるが、クロック合成段は、IF信号の選択さ れたものを用いてタイマを構成する 一つ以上の加算器、カウンタなどの回路を具備する。局部発振器LOは、16M Hzクロックのカメラのマイクロプロセッサ制御器、分離タイミングチップ又は 同等物の如く、局所的に利用可能な周波数源である。IF割り算器段は、局部発 振器周波数を単純に分割するために、合成局所タイマは、正確であり、発振器の 公差に対応する公差内にある。 第9B図に示された如く、中間周波数クロック段、例証としてS1、は、ここ で「プリスケーラ」段として言及され、密接に関連された除数mとm+kを有す る2つの割り算器回路を含み、ここで、kは、1又は2のような小さい数であり 、その結果、どの割り算器が使用されたかにより、それは、周波数f/m又はf /(m+k)のクロックパルス列を出力し、fは局部発振器周波数である。除数 mとm+kは、一つの周波数f/mが、実際よりも高速な時間クロック率になる が、他のf/(m+k)が、実際よりも低速なクロック動作になる如く選択され る。 線走査事象タイミングカメラにおける使用のために、タイマは、おおよそ一ミ リ秒以上の分解能で結像された事象を分解することが、好ましい。そのような分 解能を有する一つの代表的な実施態様は、16MHz局部発振器、単一分周器又 はプリスケーラ段S1、及び32ビットカウンタを用いて実現される。正常なク ロック動作に対するプリスケーラは、発振器周波数を数nで割り算し、おおよそ 正確なクロックを達成する。本発明により、上記の数mとkは、それぞれ、n− 1と2に選択され、その結果、プリスケーラは、(n−1)割り算及び(n+1 )割り算回路を含む。これらの一方(n−1)回路は、高速IFクロック「F」 を生ずるが、他方の回路(n+1)は、低速のIFクロック「S」を生産する。 セレクタ─は、カメラ処理回路によって制御された率において動 作し、タイミング情報を精密時間源と交換し、クロック時間が現在早いか又は遅 いかにより、一方又は他方の除数を選択する。これらの特殊サイクルの率とタイ ミングエラ−の方向は、任意の瞬時において局部発振器の見かけ速度を決定し、 一旦、同期性が確立されたならば、プリセット限界内に絶対タイミングエラ−を 維持する。 例えば、16MHz発振器は、名目的に、125によって割り算され、128 KHzクロック値を形成する。プリスケーラが、毎ミリ秒に124分割サイクル を使用するならば、名目上の128KHzクロック率は128.0079125 KHzに増大し、61ppmの増大となる。同様に、プリスケーラが、毎ミリ秒 に126分割サイクルを使用するならば、クロック率は、61ppmだけ減少す る。このようにして、N+1又はN−1サイクルプリスケール化がプリスケーラ によって行われる時間の量を変化させることにより、クロックは、毎分数ミリ秒 だけ進まされ、又は遅らされ、すっと短い間隔において再同調することにより、 クロック時間は、必要な精度で維持される。 3つの除数124、125と126を用いることにより、クロックは、低速、 標準又は高速率において走らされる。この場合、標準の除数125は、クロック を加速する又は遅らせるのが必要であることを比較器が判定するまで、デフォル トにより使用される。第9C図は、精密源の位相同期追跡に対して3つの離散タ イミング率を有する局所クロックを示す。 この能力により、タイマーは、基準タイマのクロックに一致するまで、そのク ロックを調整することができる。一旦、カメラが、そのクロックを十分によく調 整したならば、それは、画像フレームにおいて時間を記 すために、それ自体の局所タイマ値を使用することができる。周期的に、カメラ は、実時間をチェックし、同期性を保つために局所クロックを加速し又は遅らせ るようにプリスケーラタイミングを設定する。 このようにして、各二次カメラにおける非精密局部発振器は、1パーセントの 十分の一だけ明白に加速又は減速するが、誤りの方向を頻繁に変更し、常に、1 ミリ秒又は十分の一ミリ秒内で精密タイマを追跡する連続同調局所クロックを提 供する。 第10図は、軌道の対向側に2つの別個のカメラを有するレースの典型的な表 示を示す。少なくとも2つのカメラが、発明により構成されたシステムに統合さ れるならば、この画像は、付加コンピュータ104を含むここで議論されたコン ピュータのいずれにも利用可能である。 好ましい実施態様において、場面を形成するディジタル画像フレームの表示シ −ケンスの方向は、フレームのシ−ケンスを再順序付けすることにより、可逆性 である。このようにして、例えば、第10図内に表示された両場面は、コンピュ ータのユーザーによって優先的に選択されたならば、逆転される。このため、マ ウスの動作により、2つの場面内の同一の参加者の別個の図は、同一方向におい て運動を有するように見える。 ここで記載されたシステムは、任意の連結コンピュータにおいてユーザーに利 用可能な他の特徴を有する。運動事象を記録する前に、例えば、表示場面の選択 可能な部分は、対象識別子と一意的に関連される。このようにして、画面の空間 (垂直)領域に沿って、レースコースにおける一つ以上のレーンと、特にその中 のランナは、画面の特別の部分と関連される。ユーザーは、例えば、その部分を 指し、競技参加者の名前のよ うに、そのレーンに関する情報を取得する。さらに、画面上に表示されたあらゆ る部分は、唯一の時間基準と関連しているために、ユーザーは、同様に、画面上 の選択された部分に関連した時間にアクセスし、表示し、その結果を表示する。 動作において、例えば、ユーザーは、レースにおいて勝利者のレ─ンを選択して 、人の名前を調べ、さらに詳細には、ユーザーは、決勝線に交差する勝利者の身 体の第1部分を選択し、関連した勝利時間を表示することができる。好ましい実 施態様において、ディスプレイにおける場面の任意の部分と関連した対象識別子 と時間の両方が、ユーザーによって選択されたならば、結果テーブルに自動的に 入力される。 場面、レース結果、又はユーザーによって選択可能な他の情報を示す表示が、 そのコンピュータにおいて選択された適切な印刷コマンドによって任意の時点に おいて印刷される。 ここで使用された如く、用語「グレースケール」は、古典的グレースケール値 だけでなく、また、等価的な色表現を含む(例えば、単一の値又はいろいろな色 を表現する一連の値)。 付録Iは、ここで記載された多くの機能を実行するために、プログラムの目的 コードリストである。このプログラムは、MSーDOSの下でIntelX86 ベースパーソナルコンピュータシステムにおいて実行可能である。 従って、上記の説明において含まれた、又は添付の図面に示されたすべての事 項は、限定的であるよりも、例示として解釈されることが意図される。 また、次のクレームは、記載された発明のすべての特定及び一般的特 徴、及び発明の範囲のすべての陳述を請求することを意図することが理解される 。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF,CG ,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN, TD,TG),AP(KE,MW,SD,SZ,UG), AM,AT,AU,BB,BG,BR,BY,CA,C H,CN,CZ,DE,DK,EE,ES,FI,GB ,GE,HU,IS,JP,KE,KG,KP,KR, KZ,LK,LR,LT,LU,LV,MD,MG,M N,MW,MX,NO,NZ,PL,PT,RO,RU ,SD,SE,SG,SI,SK,TJ,TM,TT, UA,UG,US,UZ,VN (72)発明者 サイゲル,カーク アメリカ合衆国マサチユセツツ州02139ケ ンブリツジ・エルムストリートナンバー3 69

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.画像の時間シーケンスを形成するための事象記録カメラシステムにおいて 、 A.第1の瞬時において該第1ディジタルカメラによって捕らえられ、検出器要 素の第1アレイに結像される第1ビューを表現するディジタル画像フレームの第 1シーケンスを発生する第1ディジタルカメラと、 B.第2の瞬時において該第2ディジタルカメラによって捕らえられ、検出器要 素の第2アレイに結像される第2ビューを表現するディジタル画像フレームの第 2シーケンスを発生する第2ディジタルカメラと、 C.該第1ディジタルカメラに関連された精密タイマと、ディジタル画像フレー ムの該第1シーケンスのフレームを、該第1の瞬時を指示する時間基準で記すタ イマ処理手段と、 D.少なくとも高速モードと低速モードにおいて動作する該第2ディジタルカメ ラにおける同調可能なタイマと、該第2シーケンスのフレームを、同調可能なタ イマによって決定された該第2の瞬時を指示する時間基準を記すタイマ処理手段 と、 E.ディジタル画像の該第1及び第2シーケンスが、共通時間基準を記される如 く、精密タイマにアクセスし、該精密タイマと同期して該同調可能なタイマを維 持するための速度を有するモードを選択するためのモード選択手段とを具備する 事象記録カメラシステム。 2.該同調可能なタイマが、異なる速度のモードを決定する種々の周波数ベー スを設けるための種々の分周器を有するプリスケーラを含む請求の範囲1に記載 のシステム。 3.該精密タイマが、該第1ディジタルカメラにある請求の範囲1に 記載のシステム。 4.事象記録ディジタルカメラにおいて、視野の光画像を形成するための光結 像要素と、光画像からディジタル画像フレームを発生するための画像検出要素と 、同調可能な離散率において時間信号を発生するための該カメラにおけるタイミ ング手段と、精密時間源とのタイミング手段の同期性を維持するように該率を選 択するために精密時間源との通信に応答する手段と、該タイミング手段によって 決定された発生の時間を該カメラによって発生されたフレームに記すための時間 処理手段とを含む事象記録ディジタルカメラ。 5.画像検出要素が、ラインセンサーである請求の範囲4に記載のディジタル カメラ。 6.光学画像形成要素と、ディジタル画像フレームを発生するための画像検出 要素と、同調可能なタイマと、精密時間源と同期して維持するように該同調可能 なタイマが動作する率を周期的に変化させるための手段と、該同調可能なタイマ によって発生された時間をディジタル画像フレームに記すための手段とを含む事 象記録ディジタルカメラ。 7.該検出要素が、実質的に100フレーム/秒を超える率においてフレーム を発生するラインセンサーであり、そして該同調可能なタイマが、約10-3秒よ りも大きなタイミング精度を維持するために、該精密時間源に位相同期される請 求の範囲6に記載のディジタルカメラ。 8.視野画像を形成するための光学画像要素と、視野画像からマルチピクセル 電気出力を発生するための画像検出要素と、各画像ピクセルに対するディジタル 値を含むビデオストリームを設けるために該マルチピクセル電気出力を処理する ための該カメラにおける回路手段とを含むディ ジタルカメラにおいて、該回路手段が、該画像検出要素の暗電流ピクセルからの ディジタル化暗電流信号を検出し、該暗電流信号に対応する値だけ、各画像ピク セルの電気出力をオフセットさせ、これにより、向上画像品質の低雑音ビデオス トリームを生成するディジタルカメラ。 9.該ビデオストリームが、増幅されたディジタル化ビデオストリームであり 、該回路手段が、検出要素によって発生された電気出力を増幅する前置増幅器に オフセット値を供給し、該オフセット値が、該ビデオストリームにおけるプリセ ットしきい値よりも低く増幅されたディジタル化暗電流を維持するように選択さ れる請求の範囲8に記載にディジタルカメラ。 10.視野を結像するための光学手段と、 結像された視野の固定線部分を、該視野の画像のピクセルの線を表現する電気信 号に変換するためのラインセンサーであり、ピクセルの線は、瞬時において該固 定部分を表現するフレームを形成するラインセンサーと、 高走査率におけるフレームのシーケンスのディジタル化ピクセル値を含むディジ タル出力ストリームを形成するために該電気信号を処理するための回路手段と、 伝送の前に該ディジタル出力ストリームを記憶するためのバッファと、伝送され る前に、その帯域幅を縮小するために、該バッファにおけるデータを圧縮するた めの圧縮手段とを具備する事象記録ビデオカメラ。 11.圧縮モードを選択するためにバッファの内容に応答する選択手段をさら に具備し、該選択手段は、該バッファが比較的空である時、第1圧縮モードを選 択し、該バッファが比較的充填している時、第2圧縮 モードを選択し、該第2モードは、該第1モードよりも圧縮する請求の範囲10 に記載の事象記録カメラ。 12.該圧縮モードの一方が、線単位の差分圧縮を含む請求の範囲11に記載 のビデオカメラ。 13.該圧縮手段が、しきい雑音量だけ異なる2つのディジタル化ピクセルを 、単一圧縮値に圧縮するための雑音帯量子化手段を含む請求の範囲11に記載の ビデオカメラ。 14.該圧縮モードが、フレーム単位の予測コード化を含む請求の範囲11に 記載のビデオカメラ。 15.該ピクセル値が、色値を含み、そして該圧縮モードが、各色に対して別 々に値を圧縮する請求の範囲11に記載のビデオカメラ。 16.表示のためにビデオデータのデータストリームを処理するためのビデオ 表示処理モジュールにおいて、そのようなデータは、光情報の連続するフレーム を含み、各フレームは、光色値を有するピクセルを具備し、この場合、色値は、 非常に多数の色を表現し、該表示モジュールは、より小さな所定最大数のコード 化色値から成る色のパレットを決定するための手段を含み、決定手段は、 i)データストリームにおけるピクセルの色値に基づいて、該パレットに連続す るコード化色値を割り当てるための第1手段であり、該パレットに以前に割り当 てられたならば、コード化色値と入りピクセルの色値を比較するための比較器手 段を含む第1手段と、 ii)該比較器手段が一致を判定する時、パレットからのコード化色値で、入りピ クセルの色値を置き換え、そうでなければ、該パレットが該最大数のコード化色 値を含むまで、該入りピクセルの色値を、さらに他のコ ード化色値としてパレットに割り当てるために該比較器手段に応答する手段とを 含み、 該パレットは、初期的に非充填であり、該割り当て手段は、該パレットを満たす 時、連続するフレームのすべてのピクセルに該少数の色を割り当てるために動作 し、そのため、該データストリームによって表現されたビデオ画像は、続くフレ ームの点検を待つことなく、即時に観察されるビデオ表示処理モジュール。 17.該比較器手段が、入りピクセルの色値に最も近いパレットからの色を判 定するために、該パレットが充填している時、動作する請求の範囲16に記載の ビデオ表示処理モジュール。 18.該パレットが、256色エントリを保持する索引テーブルを具備する請 求の範囲16に記載のビデオ表示処理モジュール。 19.該比較器手段が、入りピクセル色とパレットの色の間の距離を判定する 請求の範囲16に記載のビデオ表示処理モジュール。 20.該距離が、人の色知覚に対応する認識距離尺度である請求の範囲19に 記載のビデオ表示処理モジュール。 21.n色よりも少ない小パレットを判定し、ピクセルの複数のフレームを有 する色ビデオデータのストリームの各ピクセルに、パレットからの色を割り当て るための色正規化器であり、各ピクセルは、マルチビットRGB成分によって指 定され、これにより、モニターにおける表示のために適する少数の色を有する多 色ストリームを生成する色正規化器において、 ディジタルデータストリームにおける入りピクセルのRGB値を点検し、該入り ピクセルのRGB値により選択されたせいぜいn色で満たされる まで、パレットに色を適応的に付加し、このパレットの色を該ピクセルに同時に 割り当てるための第1手段と、 各入りピクセルにパレットの最も近い色を割り当てるために、一旦パレットが満 たされたならば動作する第2手段とを具備し、 これにより、各ピクセルは、操作者による該ストリームの即時の対話型n色コン ピュータ表示のために、該n色よりも少数の色の一つを割り当てられる色正規化 器。 22.n色よりも少ない小パレットを判定し、ピクセルの複数のフレームを含 む色ビデオデータのストリームの各ピクセルに、パレットからの色を割り当てる ための色正規化器において、ビデオデータは、固定環境に対して変化する事象の ビューを含み、該正規化器は、該色ビデオデータストリームにおける初期フレー ムの色に基づいて、進行中に、該n色のテーブルを適応的に形成し、それから、 テーブルからのn色を、該ストリームの続くフレームに割り当てる色正規化器。 23.ディジタルデータフレームのシーケンスを圧縮するための圧縮システム であり、該ディジタルデータフレームの各々は、場面の固定線部分がビデオカメ ラにおいて結像されたラインセンサーのピクセルにおいて検出された輝度値を表 現するnビットグレースケール数の列を形成し、該シーケンスは、nビット数の 行のアレイを形成する圧縮システムにおいて、 A.該ディジタルデータフレームの各々を、mビットのグレースケールの列に変 換するためのグレースケール変換手段であり、この場合、整数mはnよりも小さ く、これにより、mビット数の行のアレイを形成するグレースケール変換手段と 、 B.mビット数の行の該アレイの各行において、隣接フレームにおける等価mビ ットグレースケール数の発生数のカウントを設けるカウンター手段と、 C.等価mビット数のあらゆる行シーケンスが、一つのmビット値とそのカウン トによって表現される如く、mビット数の行の該アレイの各行を再フォーマット するための行再フォーマット手段と、 D.行の該アレイの各再フォーマット行を順次に記憶するためのメモリ再フォー マット手段とを具備し、 これにより、該圧縮システムは、結像された視野の固定線部分を表現するディジ タルデータフレームの該シーケンスを記憶するために必要なメモリを縮小する圧 縮システム。 24.該行再フォーマット手段が、該一つのmビット数とそのカウントが一つ のnビット数によって表現される如く、mビット数の行の該アレイの各行を再フ ォーマットする請求の範囲23に記載の圧縮システム。 25.該行再フォーマット手段が、該カウントが一つのnビット数によって表 現される如く、mビット数の行の該アレイの各行を再フォーマットする請求の範 囲23に記載の圧縮システム。 26.該整数mを選択的に変更することにより、該圧縮システムによって記憶 された情報の精度を選択的に制御するための圧縮精度制御手段をさらに具備する 請求の範囲23に記載の圧縮システム。
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