JPH11504774A - オフセット補償型リニアrf検出器 - Google Patents
オフセット補償型リニアrf検出器Info
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- JPH11504774A JPH11504774A JP8530016A JP53001696A JPH11504774A JP H11504774 A JPH11504774 A JP H11504774A JP 8530016 A JP8530016 A JP 8530016A JP 53001696 A JP53001696 A JP 53001696A JP H11504774 A JPH11504774 A JP H11504774A
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Abstract
(57)【要約】
既知のリニアRF検出器は、バイアス電流(Ib)でバイアスされる検出ダイオード(D1a)を有する検出部と、演算増幅器(OA1)及びそのフィードバック路のダイオードを有する直線化部分とを備えている。この既知の検出器の主たる欠点は、ダイオードが整合したダイオードであって同じ温度を有する場合しか値を予想できない出力オフセット電圧にある。このため、上記検出部と直線化部分を異なる回路板上に配置することができない。本発明は、トランジスタ回路(Q3a、Q2a)をフィードバック路に配置して、演算増幅器の出力にオフセット電圧を発生するようにし、この電圧が、上記回路のトランジスタのベース/エミッタ電圧の和となるようにすることにより、上記問題を解決する。更に、第2のトランジスタ回路(Q3b、Q2b)が演算増幅器の出力に配置され、上記トランジスタ回路のベース/エミッタ電圧の和を補償する電圧を演算増幅器の出力に発生する。これにより、上記電圧が互いに打ち消され、検出器の出力オフセット電圧はゼロとなる。
Description
【発明の詳細な説明】
オフセット補償型リニアRF検出器発明の分野
本発明は、バイアス電流でバイアスされる検出ダイオードを有する検出部と、
演算増幅器を有する直線化部分とを備え、演算増幅器の反転入力には、検出部の
出力と、演算増幅器の出力から延びるフィードバック経路とが接続されたリニア
RF検出器に係る。先行技術の説明
検出器の典型的な実施形態では、受信した無線信号のレベルが検出されるが、
検出器は、送信される無線信号のレベルを検出するのにも使用される。本発明は
後者の種類の検出器に係る。
RF検出器に対して設定される要件は、直線性が良く、高速で、且つ入力電圧
がゼロのときに出力電圧がゼロになることを含む。検出部と直線化部分とが異な
る回路板に配置された場合に検出精度に影響が及んではならない。
既知の検出器が図1に示されている。これは、出力オフセット電圧がゼロでは
なく、検出部と直線化部分との温度差により左右される以外は、他の全ての要件
を満足する。検出部は、検出ダイオードD1と、キャパシタCと、抵抗R0とを
備え、そして直線化部分は、演算増幅器OA1を備え、そのフィードバック路に
ダイオードD1及び抵抗Rが接続されている。レベルが検出されるべき信号は、
信号発生器Vicosωtで表され、Viが検出されるべき振幅である。Vkはダ
イオードD1をバイアスするのに使用する直流電圧である。絶対温度に比例する
電圧をVTとし、そしてダイオードの飽和電流をIS(t)とし、一般的なダイオ
ード電流方程式ID=IS(t)eVd/Vtから始めると、ダイオードD1が温度T
1を有し、従って、飽和電流がIS1(t1)であり、そしてダイオードD2が温
度T2を有し、従って、飽和電流がIS2(t2)であるときに、検出器の出力電
圧V0は、次の式(1)で表すことができる。
この式の第1項は、RF入力電圧に基づく所望の部分である。第2項は、一定の
オフセット電圧であり、そして第3項は、ダイオードの温度及び装置整合状態に
基づく変化するオフセット電圧である。第4項は、ダイオードD2の電圧をVD2
とすれば、温度に依存するオフセット電圧と、振幅Viに基づく出力電圧の部分
のエラーとの両方を発生する。電圧Viに基づく出力電圧V0の部分は、ベッセル
関数をI0及びI1とする非直線関数fにより与えられ、次の式(2)から得られ
る。
図1に示す公知の検出回路は、多数の効果を有する。先ず、式(2)によれば、
ダイオードバイアス電流Ibは、理論的には、即ちダイオードが理想的なダイオ
ードとして機能するときには、入力電圧に基づく出力電圧V0の部分f(Vi、VT1
)に何の影響も及ぼさない。バイアス電流は、回路キャパシタンスを急速に充
電/放電できるに充分な大きな値にセットしなければならない。しかし、他方で
は、簡単な理論によれば、回路の性能は、ダイオードの電流に対して重要ではな
いものの、二次的な影響が生じ、従って、バイアス電流は、ある範囲内になけれ
ばならない。第2に、抵抗R0は、入力電圧の伝達において出力電圧に影響を及
ぼさない。第3に、検出器は、R0及びCが充分に小さい場合には、高速である
。第4の効果として、検出器のリニアな動的範囲は、約50dBである。50Ω
インピーダンスに対する最低入力レベルは、−20dBmであり(感度dV0/
dVi)は、その公称値の半分に低下し)、そして最大入力レベルは、ダイオー
ドD1のブレークダウン電圧及び演算増幅器の供給電圧にもよるが、+30dB
mである。
上記の既知の検出回路の主たる欠点は、出力のオフセット電圧に関するもので
あり、その値は、ダイオードD1及びD2が整合された装置であって同じ温度を
有する場合にしか予想することができず、従って、それらは好ましくは同じシリ
コンチップ上になければならない。しかしながら、検出器と直線化増幅器は異な
る回路板に配置することがしばしば好都合である。又、ダイオードD1及びD2
が同じパッケージにある場合に、RFエネルギーがダイオードD2を経て直線化
増幅器へ容易に漏れ、その動作を妨げる。これを防止することは困難である。と
いうのは、D2は高速増幅器のフィードバック路にあり、その付近ではフィルタ
動作が許されないからである。
図1の回路のオフセット電圧を排除する方法が図2に示されている。この図に
おいて、直線化増幅器のフィードバック経路の外側にオフセット補償が使用され
る。ダイオードD1a及びD2aは、整合された装置で、同じ温度を有し、そし
て好ましくは同じパッケージに入れられる。バイアス電圧VKは、ダイオードD
1a及びD1bと同様のダイオードD2を使用することによって得られる。これ
は、バイアス電流をダイオードの順方向電圧及び温度とは独立したものにする。
第1の演算増幅器OA1の出力における整合されたダイオードD1a及びD1b
のオフセット電圧は、2*VKである。後段の演算増幅器OA2の非反転増幅度
は2であり、そして反転増幅度は1であり、出力Vにおける最終的なオフセット
は、2*VK−1*2VK=0である。
図2の回路は、図1の回路と全く同じ欠点を有する。即ち、検出器及び直線化
増幅器は、同じ回路板上に配置しなければならず、これは、RF入力レベルが高
い(10dBm以上)ときにEMC(電磁適合性)の問題を引き起こす。RFエ
ネルギーは、ダイオードD1bを経て直線化装置OA1へ漏れ、そしてダイオー
ドD1b及び/又は演算増幅器のp−n接合で反射される。ダイオードD1bの
付近に有効なローパスフィルタを配置することはほとんど不可能である。という
のは、ダイオードが高速増幅器のフィードバック路にあるからである。検出器は
高速でなければならないので、余分な演算増幅器は、検出器の速度を下げると共
に、価格を上昇する。発明の要旨
本発明の目的は、公知検出器のオフセット電圧に伴う欠点をもたないリニアな
検出回路を提供することである。即ち、本発明の目的は、出力のオフセット電圧
が除去され、検出器と直線化増幅器が異なる温度をもつことができ、且つ直線化
増幅器へのRF漏れを生じない検出器を提供することである。
この目的は、請求項1に記載の検出回路により達成される。
本発明により、直線化増幅器のフィードバック路にダイオードではなくてトラ
ンジスタを使用することにより、出力のオフセット電圧は、検出器のダイオード
のバイアス電圧とは独立したものにされる。従って、検出部と直線化部分とを物
理的に分離することができる。フィードバック路において、2つのトランジスタ
は、それらのベース/エミッタ電圧の和が出力オフセット電圧と本質的に同じに
なるように接続される。出力において、1つのトランジスタ回路は、好ましくは
ダーリントン構成にされ、トランジスタによりフィードバック路に発生されるオ
フセット電圧を補償する出力電圧を発生する。従って、トランジスタ回路の電圧
が直線化増幅器の出力電圧に加算されるか又はそれから減算されたときには、ゼ
ロのオフセット電圧が生じる。図面の簡単な説明
以下、添付図面を参照して、本発明の好ましい実施形態を詳細に説明する。
図1は、既知の直線化検出器を示す図である。
図2は、既知の補償方法を説明する図である。
図3は、本発明による補償原理を説明する図である。
図4は、オフセット電圧の補償を説明する図である。
図5は、フィードバック経路におけるオフセット電圧の補償を説明する図であ
る。
図6は、演算増幅器によるオフセット電圧の補償を説明する図である。
図7は、オフセット電圧の補償の変形態様を示す図である。好ましい実施形態の詳細な説明
図3は、本発明の原理を簡単な形態で示している。実際に、この回路は、以下
に示す値で補足しなければならない。図3に示す本発明のリニア検出器を図1に
示す公知の検出器と比較すると、2つの相違点がある。先ず第1に、バイアス電
源VKは、増幅器の非反転入力へ伝達され、従って、RF電源を直接接地するこ
とができる。更に、検出器ダイオードD1a(図1のダイオードD1)と好まし
くは同一であって、それと同じシリコンチップ上に配置されたダイオードD1b
は、電圧VKを伝達するのに使用され、バイアス電流Ibが装置及び温度と独立し
たものとなるようにする。バイアス電流の適当な値は、例えば、50μAである
。第2に、図1の演算増幅器のフィードバック路にあるダイオードD2は、図3
のトランジスタQ2に置き換えられている。この置き換えができるのは、トラン
ジスタのコレクタ電流・対・ベース/エミッタ電流が、ダイオードの電流・対・
電圧と同じ法則に従う。トランジスタQ2をフィードバック路に使用したときは
、出力電圧V0の基準レベルが、増幅器の入力に影響する直流電流VKではなく接
地レベル(=トランジスタのベース電圧)である。
しかしながら、実際には、図3の回路は、上記のようには厳密に機能しない。
というのは、トランジスタのコレクタ電圧がベース電圧よりも電圧VKだけ低い
からである。従って、ベース電圧を降下させねばならない。これは、図4に示す
ように、トランジスタQ2のベース回路にトランジスタQ3aを追加することによ
り行われる。ベース電圧の降下は、コレクタ電流I3aで動作する追加されたトラ
ンジスタQ3aのベース/エミッタ電圧によるものである。この電流は、追加トラ
ンジスタQ3aのエミッタを抵抗R6を経て負の電源−VBに接続することにより
得られる。これは、演算増幅器OA1の出力オフセット電圧を上記トランジスタ
のベース/エミッタ電圧に等しくし、これらトランジスタ電圧の一方はコレクタ
電流Ibに対応し、そしてその他方は、コレクタ電流I3aに対応する。数学的に
は、これは、式(3)で表すことができ、サブインデックスは飽和電流を表す。
オフセット電圧は、出力電圧を同じ量だけ上昇することにより除去される。こ
れは、コレクタ電流I2b及びI3bをもつダーリントントランジスタQ2b及びQ3b
のベース/エミッタ電圧を用いて行われ、次の式(4)のようになる。
これを実現するために、整合トランジスタ対Q2a及びQ2bと、Q3a及びQ3bとが
各々使用され、Is2a=Is2b及びIs2b=Is3bとなる。従って、直線化増幅器O
A1の出力オフセット電圧の補償状態は、次のようになる。
Is3aIb=Is3bI2b
原理的に、電流の積が正しい値である限り、I2b及びI3bのいかなる組み合わせ
を使用することもできる。上記トランジスタは、指数関数の法則に正確には従わ
ないが、整合対であり、値I2b=Ib及びI3b=I3aは、出力オフセット電圧を
補償する。
図4の抵抗値は、ここでは説明しない。これらの値をいかに決めるかは、当業
者に明らかである。電圧源−VB及び+VBに接続される抵抗は、電流源に置き換
えることができる。部品D1a及びR1は、回路の動作に影響なく交換すること
ができ、従って、共通のアノードを有するダイオード対を使用することができる
。しかしながら、この場合に、ほとんどのRF電流はキャパシタC2に流れ、従
って、このキャパシタは、ロスの低い形式のもので、できるだけ直接的に接地さ
れねばならない。演算増幅器の出力を供給電圧−VBに接続する抵抗R7は、回路
の動作にとっては重要でないが、演算増幅器の消費を減少するために使用するこ
とができる。
本発明による図4の回路は、負の出力電圧V0を発生する。正の出力電圧は、
ダイオードを反転し、NPNトランジスタをPNPトランジスタに置き換え、そ
して供給電圧−VB及び+VBの極性を変えることにより得られる。
上記回路は、ほとんどの用途において充分に機能するが、幾つかの小さな欠陥
がある。もし必要ならば、これら欠陥のほとんどは、回路の複雑さの増加により
除去することができる。入力電圧に従属する出力電圧の部分において検出器及び
直線化部分の温度差により生じるエラーは、除去されない。しかしながら、この
エラーは、入力電圧がゼロのときにゼロであり、入力電圧が高いときも、せいぜ
い数十ミリボルト程度である。
ダイオードバイアス電流Ibと、電流I3a及びI2bは、負の電圧から導出され
るが、補償電流I3bは、正の電圧から得られる。これは、非対称的供給電圧変化
に対し感度を高める。
トランジスタQ2bのコレクタ電流とダイオードバイアス電流Ibとの比は良好
に定義されるものではなく、ダイオードD1a及びD1bの不完全な整合、演算
増幅器の入力オフセット電圧、及びトランジスタQ3bの電流利得の温度及び装置
依存性により温度に従属する。得られる出力オフセット電圧があまりに高い場合
には、同調により、例えば、抵抗R4を調整可能にすることにより排除すること
ができる。
上記説明及び添付図面は、本発明を単に説明するものに過ぎないことを理解さ
れたい。当業者に明らかなように、本発明は、請求の範囲に記載した本発明の精
神及び範囲から逸脱せずに多数の仕方で変更することができる。従って、出力イ
ンピーダンスをゼロにすべき場合には種々の変形が考えられる。図4の回路にお
いて、出力インピーダンスはゼロではない。しかし、これは、負荷が接地された
ときにはオフセットエラーを発生しないが、僅かな利得エラーを発生する。図5
は、出力インピーダンスがゼロである場合の本発明の好ましい実施形態を示して
いる。この場合、オフセット補償部は、直線化増幅器のフィードバック路に移行
されている。この実施形態の欠点は、回路が高い複雑さを有しそして電流の消費
が増加することである。
図6は、出力インピーダンスがゼロである本発明の別の実施形態を示す。ここ
では、別の演算増幅器OA2が使用される。この実施形態は、最も簡単な差動演
算増幅器の通常は不所望な特性を利用するものであり、即ちその非反転増幅度は
反転増幅度の2倍である。従って、2つのトランジスタのベース/エミッタ電圧
を模擬するのに1つのトランジスタQ4しか必要とされない。
図7は、図4の回路の欠点が考慮された、即ちトランジスタQ3bの電流増幅度
が非常に小さい場合に回路が正しく機能しないという欠点が考慮された更に別の
実施形態を示している。従って、トランジスタQ3bのベース電流は、電流I2bの
部分を著しく大きく形成する。この問題は、1つのPNPトランジスタQ4を追
加してトランジスタQ2bを「超エミッタホロワ」にすることにより解決すること
ができる。
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フロントページの続き
(81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE,
DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L
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SN,TD,TG),AP(KE,LS,MW,SD,S
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D,SE,SG,SI,SK,TJ,TM,TR,TT
,UA,UG,US,UZ,VN
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1.バイアス電流(Ib)でバイアスされる検出ダイオード(D1a)を有す る検出部と、演算増幅器(OA1)を有する直線化部分とを備え、演算増幅器の 反転入力には、検出部の出力と、演算増幅器の出力から延びるフィードバック路 とが接続されたリニアRF検出器において、 上記フィードバック路は、第1トランジスタ回路(Q3a、Q2a)を備え、その 1つのトランジスタ(Q3a)のベースは接地され、このトランジスタ回路は、演 算増幅器の出力にオフセット電圧を発生するように接続され、この電圧は、上記 回路のトランジスタのベース/エミッタ電圧の和であり、 上記演算増幅器の出力は、第2トランジスタ回路(Q3b、Q2b)に接続され、 これは、上記トランジスタ回路のベース/エミッタ電圧の和を補償する電圧を演 算増幅器の出力に発生し、これにより、上記電圧が互いに打ち消され、検出器の 出力オフセット電圧はゼロとなることを特徴とするRF検出器。 2.上記第1トランジスタ回路は、ベースが接地されている第1トランジスタ (Q3a)と、該第1トランジスタのエミッタにベースが接続されそしてコレクタ 電流がフィードバック路に流れる第2トランジスタ(Q2a)とを備えた請求項1 に記載のRF検出器。 3.上記第2トランジスタ回路は、ダーリントン構成にされた第3トランジス タ(Q3b)と、検出器の出力電圧がコレクタから得られるように接続された第4 トランジスタ(Q2b)とを備え、上記第3トランジスタ(Q3b)のエミッタは、 上記演算増幅器(OA1)の出力に作動的に接続される請求項1に記載のRF検 出器。 4.上記トランジスタ回路は、 I3aIb=I3bI2b が真となるように構成され、I2b及びI3bは、第2トランジスタ回路におけるト ランジスタのベース電流であり、Ibは検出ダイオードのバイアス電流であり、 そしてI3aは第1トランジスタ回路における第1トランジスタのコレクタ電流で ある請求項2及び3に記載のRF検出器。 5.上記検出ダイオード(D1a)と同様のダイオード(D1b)を経て演算 増幅器(OA1)の非反転入力にバイアス電圧源(VK)が接続された請求項1 に記載のRF検出器。 6.上記第2トランジスタ回路は、上記演算増幅器の出力に接続され、そのフ ィードバック回路に配置された請求項1に記載のRF検出器。
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