JPH11504752A - 結晶質を乾燥させるための装置 - Google Patents

結晶質を乾燥させるための装置

Info

Publication number
JPH11504752A
JPH11504752A JP8532172A JP53217296A JPH11504752A JP H11504752 A JPH11504752 A JP H11504752A JP 8532172 A JP8532172 A JP 8532172A JP 53217296 A JP53217296 A JP 53217296A JP H11504752 A JPH11504752 A JP H11504752A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
stirring blade
angle
residual moisture
drying
drying chamber
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8532172A
Other languages
English (en)
Inventor
シュメルター ヴォルフガング
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Bayer Pharma AG
Original Assignee
Schering AG
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Schering AG filed Critical Schering AG
Publication of JPH11504752A publication Critical patent/JPH11504752A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05BELECTRIC HEATING; ELECTRIC LIGHT SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; CIRCUIT ARRANGEMENTS FOR ELECTRIC LIGHT SOURCES, IN GENERAL
    • H05B6/00Heating by electric, magnetic or electromagnetic fields
    • H05B6/64Heating using microwaves
    • H05B6/70Feed lines
    • H05B6/707Feed lines using waveguides
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F26DRYING
    • F26BDRYING SOLID MATERIALS OR OBJECTS BY REMOVING LIQUID THEREFROM
    • F26B11/00Machines or apparatus for drying solid materials or objects with movement which is non-progressive
    • F26B11/12Machines or apparatus for drying solid materials or objects with movement which is non-progressive in stationary drums or other mainly-closed receptacles with moving stirring devices
    • F26B11/14Machines or apparatus for drying solid materials or objects with movement which is non-progressive in stationary drums or other mainly-closed receptacles with moving stirring devices the stirring device moving in a horizontal or slightly-inclined plane
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F26DRYING
    • F26BDRYING SOLID MATERIALS OR OBJECTS BY REMOVING LIQUID THEREFROM
    • F26B3/00Drying solid materials or objects by processes involving the application of heat
    • F26B3/32Drying solid materials or objects by processes involving the application of heat by development of heat within the materials or objects to be dried, e.g. by fermentation or other microbiological action
    • F26B3/34Drying solid materials or objects by processes involving the application of heat by development of heat within the materials or objects to be dried, e.g. by fermentation or other microbiological action by using electrical effects
    • F26B3/347Electromagnetic heating, e.g. induction heating or heating using microwave energy
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05BELECTRIC HEATING; ELECTRIC LIGHT SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; CIRCUIT ARRANGEMENTS FOR ELECTRIC LIGHT SOURCES, IN GENERAL
    • H05B6/00Heating by electric, magnetic or electromagnetic fields
    • H05B6/64Heating using microwaves
    • H05B6/70Feed lines
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05BELECTRIC HEATING; ELECTRIC LIGHT SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; CIRCUIT ARRANGEMENTS FOR ELECTRIC LIGHT SOURCES, IN GENERAL
    • H05B2206/00Aspects relating to heating by electric, magnetic, or electromagnetic fields covered by group H05B6/00
    • H05B2206/04Heating using microwaves
    • H05B2206/046Microwave drying of wood, ink, food, ceramic, sintering of ceramic, clothes, hair

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Electromagnetism (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Microbiology (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Biotechnology (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • Drying Of Solid Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 本発明は、溶液を乾燥させるための装置に関する。この乾燥は、マイクロ波の電波を用いて行なわれる。更に、乾燥室TK1およびTK2中の撹拌機R1およびR2は、乾燥過程を支持している。エネルギーは、ジェネレーターGからマイクロ波カプラー1によって乾燥室TK1およびTK2の全ての室内に到達する。マイクロ波カプラー1は、分離面によって前方部と後方部に分割される。制御ユニットSは、エネルギーの搬入量ならびに撹拌機の回転数を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】 結晶質を乾燥させるための装置 本発明は、溶液、残留湿分を有する結晶質、また残留湿分を有する固体、懸濁 液、乳濁液および/またはコロイドを乾燥させるための装置に関する。乾燥は、 マイクロ波および撹拌機を用いて行なわれる。更に、本発明は、本発明による装 置を使用しながら超音波用糖含有造影剤を製造するための方法を包含する。本願 は、出願番号第19516254号で1995年4月26日にドイツ連邦共和国 優先権を請求したものである。 溶液、殊に糖溶液を乾燥させるためには、種々の処理技術的方法が公知である 。これらの技術的体系の本質的な処理過程は、乾燥機、粉砕機および撹拌機によ って定められる。この場合、溶液は温度調節され、液体は駆出され、かつ固体は 機械的に後処理される。乾燥の進行は前記方法によって確認されずに、マイクロ 波エネルギーの効率が表面温度によって制御される。この種のマイクロ波乾燥機 の中心要素は、送信機、導波路および熱室である。エリッヒ・ペール(Erich Pe hl),Mikrowellentechnik,Wellenleitungen und Leitungsbausteine;第1巻 ,第173頁;Heidelberg、の刊行物の記載から、アンテナ、即ち送信機につい て の計算の基礎は公知であり、この送信機について長さL1は、円形管状導波路の 円錐形テーパーに対して関係式L1=n・λ/2(n=整数、但し、L1>>λ )により計算されることができる。円形中空導波路上の矩形中空導波路の移行部 もしくは円形中空導波路の円錐形テーパーのためには、変換構成要素が推奨され る。このことは、マインケ・グルントラッハ(Meinke Grundlach);Taschenbuc h der Hochfrequenztechnik,第4版,第2巻,第40頁以降,Berlin,Heidelber g New York Tokyo,1980およびピュヒナー(H.Puechner),Waerme durch Mikr owellen,Grundlagen,Bauelemente,Schaltungstechnik,Philips Technisches Bibliothek 1964の刊行物に記載されている。 この場合、温度調節は、0.5〜15GHz、有利に0.915〜2.45GH zのマイクロ波の電波を用いて熱エネルギーを供給することによって行なわれる 。この構造的な解決の場合には、印加電極中で局部的な過熱が生じるという欠点 が起こる。それによって、乾燥すべき生成物は、部分的に熱分解される。この過 熱は、特に物質の跳ね避けでの生成物捕集部の範囲内で印加電極の内面に接する 導電性表面上および非導電性表面上で起こる。 従って、局部的な過熱が起こらず、ひいては生成物が破壊されることなく、溶 解して存在するかまたは残留湿分を有する結晶質を乾燥させるという課題が課さ れる。殊に、変化する物質特性および変動する拡散特性により、乾燥の際に問題 が生じてはならない。 この課題は、(i)溶液、(ii)残留湿分を有する結晶質、(iii)残留湿分 を有する固体、(iv)懸濁液、(v)乳濁液および/または(vi)コロイドを乾 燥させるための装置によって解決され、この場合この装置は、少なくとも1つの 、特に排気可能で温度調節可能な、本質的に円筒形または柱状体形の乾燥室(T K1およびTK2)を備え、この乾燥室中には、撹拌機が配置されており、その 際この装置は、少なくとも1つのマイクロ波カプラー(1)を備えており、(a )このマイクロ波カプラーは、乾燥室(TK1またはTK2)と接続されており 、 (b)このマイクロ波カプラー中には、本質的にマイクロ波カプラーの長手軸線 Lに対して垂直方向に向いている分離面(2)が配置されており、 (c)このマイクロ波カプラーは、円錐形に形成されており、この場合大きい横 断面を有する円錐開口は、乾燥室の方向に向いており;かつ (d)このマイクロ波カプラーは、次の比を有し: 1.4<L1/D2<9.0 および 2.0<L1/L2<7.0; この場合L1、L2、D1およびD2の値は、次のように特性決定されている: L1=a・λ/2 a=6、7、8、9、10、11、12、13または14; L1=乾燥室(TK1またはTK2)から離れる方向で分離面(2)から遠ざか る、長手軸線Lの部分的長さ、 L2=乾燥室(TK1またはTK2)に向かって分離面(2)から遠ざかる、長 手軸線Lの部分的長さ、 D2=分離面(2)の高さにおけるマイクロ波カプラー(1)の直径、および D1=乾燥室(TK1またはTK2)に対する開口の高さにおけるマイクロ波カ プラー(1)の直径。 この装置は、有利に多数の乾燥室、最も有利に2つの乾燥室を備えている。そ れぞれの乾燥室には、1つのマイクロ波カプラーが接続されている。好ましくは 、乾燥室ごとに多数のマイクロ波カプラーを有している。更に、乾燥室は、少な くとも1つの撹拌系を有している。マイクロ波カプラーおよび撹拌系は、公知の 制御ユニットによって制御可能である。マイクロ波カプラー(テーパー)は、円 錐形に形成されており、この場合大きい横断面は、乾燥室の方向に向き、小さい 横断面は、ジェネレーターと接続されている。2つの円錐開口の間には、1つの 分離面が配置されており、この分離面の位置は、先に記載された比および寸法に より定められている。この分離面の直径は、120m m以上である。大きい円錐開口と分離面との間の距離は、少なくとも100mm である。この場合、分離面の表面は、最小の吸収係数を有しており、したがって 溶液の跳ね避けは、前記表面で延在していない。 通常、マイクロ波乾燥は、1つの撹拌方法をも包含している。このことは、公 知の撹拌機にも当てはまりうる。 好ましいのは、分離面の材料が最小の吸収係数を有しているような本発明によ る装置である。それによって、局部的な熱による過熱は、成果をもって阻止する ことができる。好ましいのは、(i)溶液、(ii)残留湿分を有する結晶質、( iii)残留湿分を有する固体、(iv)懸濁液、(v)乳濁液および/または(vi )コロイドが糖を有しているような本発明による装置である。よりいっそう好ま しいのは、単糖類である。更に、よりいっそう好ましいのは、造影剤を有してい るような溶液、残留湿分を有する結晶質または残留湿分を有する固体である。最 も好ましいのは、超音波用造影剤である。このような超音波用造影剤は、欧州特 許出願公開第0052575号明細書(出願日1981年11月17日)および 欧州特許出願公開第0365467号明細書(出願日1989年4月6日)に記 載されている。これらの刊行物には、同様に製造方法が詳細に記載されている。 よりいっそう好ましいのは、撹拌機(R1)が1つ の撹拌軸を備え、この撹拌軸に少なくとも1つのL字形の撹拌羽根が固定されて いるような本発明による装置であり; この場合この撹拌羽根は、次の比および寸法によって特性決定されている: (0.9<B1<1.3)・π・(TK1)exp(−1/2) 1.5<B2/B1<2.5 (0.65<B3<1.35)・λ/2; この場合B1、B2およびB3の値は、次のように特性決定されている: B1=撹拌羽根(3)の長い肩部の幅; B2=長い肩部の幅を含む短い肩部の長さ、および B3=撹拌羽根(3)の短い肩部の幅、 この撹拌羽根は、回転面に対して角度を有し、 この場合この撹拌羽根の横断面は、三角形であり、かつ撹拌羽根底面、撹拌羽根 裏面および撹拌羽根上面を有し、 この場合この撹拌羽根裏面は、短い肩部の方向に向いており、その際この角度は 、次の値によって特性決定されている: 撹拌羽根裏面と回転軸線との間のα角は、5°〜15°の値を有し; 撹拌羽根底面と回転面との間のβ角は、2°〜10°の値を有し;かつ 撹拌羽根上面と回転面との間のγ角は、25°〜40 °の値を有する。 特殊なマイクロ波カプラーと撹拌羽根との組合せにより、生成物の熱分解は、 成果をもって阻止される。添加されたマイクロ波エネルギー量は、意図的に乾燥 の進行、ひいては生成物内部中の変化される物理的物質特性に依存して制御され ることができる。即ち、固定と同時に現れる高められた拡散抵抗は、成果をもっ て補償される。生成物の焦げ付きおよび過熱は、成果をもって阻止される。乾燥 過程は、意図的に進行する。製薬学的生成物に課される高度な要求にそれ自体相 応する1つの生成物が生じる。 本発明による装置は、マイクロ波カプラーの特殊な実施態様、殊にカプラーの 分離面の定義された大きさおよび位置により乾燥過程の特殊に形成された撹拌機 と関連して、特に真空下に、凝縮物量の測定および乾燥すべき生成物の内部で確 定された温度限界の超過が阻止される制御によって、生成物の焦げ付きおよび熱 分解が確実に阻止され、かつ生成物の乾燥が定義された値になるまで可能になる という利点を有する。乾燥の進行は、蒸発された液体量の凝縮量により定められ る。生成物の拡散抵抗は、分離すべき溶剤に対して固体含量が増加するにつれて 増大する。蒸発された溶剤流が僅かである場合には、一定のエネルギー供給で僅 かなエネルギーが導出される。この場合、生成物の温度は、上昇する。マイクロ 波の電波を用いてのエネル ギー供給の場合には、この温度上昇は、なかんずく生成物の内部で起こり、この 場合表面では測定不可能であるかまたは測定が極めて困難である。 この物理的な過程は、乾燥の進行とともに再現可能であり、かつ規定において 、種々の進行点(分離された溶剤の凝縮物量、一定の溶剤含量)で生成物の内部 温度と外部温度とのずれが同一の乾燥条件下で定められるように配慮されている 。この場合には、生成物の凝集体もしくは生成物の塊状物の種々の大きさおよび 種類を配慮しなければならない。この種の一定の生成物温度は、制御ユニットに 対する1つの制御値であり、この制御値は、さらにマイクロ波の電波のエネルギ ー供給量を定めている。 好ましいのは、乾燥の進行を定めかつ制御するような本発明による装置であり 、この場合、生成物の拡散抵抗は、乾燥の進行に依存して制御値として利用され る。 好ましいのは、乾燥室(TK2)中に突入する撹拌機(R2)が少なくとも1 つの撹拌羽根を有し、かつ付加的に1つまたはそれ以上の重なり合ってずれて取 り付けられた弛緩用撹拌羽根を有し、この弛緩用撹拌羽根が撹拌機(R2)の下 側回転面から距離(A1−An)をもって配置されておりかつ肩幅(B4)を有し ているような本発明による装置であり、この場合には、次 の比および寸法を有する: B4=0.3・B1〜0.8・B1 A1−An=60mm〜100mm。 個々の角度を回転面に対して検査した場合には、僅かな角度がよりいっそう有 利であることが判明した。それによって、弛緩用撹拌羽根が回転面に対して角度 を有しているような本発明による装置が明らかになり; この場合弛緩用撹拌羽根の横断面は、台形の形状であり、かつ 弛緩用撹拌羽根の横断面は、次の値を有する角度によって定められている: 撹拌羽根底面と回転面との間のε角は、5°〜15°の値を有し; 斜めに傾斜した撹拌羽根上面と回転面との間のφ角は、20°〜45°の値を有 し;かつ 撹拌羽根裏面と回転軸線との間のδ角は、5°〜15°の値を有している。 特に好ましいのは、第1の乾燥室中の撹拌機の特殊な形および配置と、第2の 乾燥室中の付加的な弛緩用撹拌羽根の特殊な形および配置とが工夫に富んだ方法 で協力し合っているような本発明による装置である。撹拌羽根の特殊な横断面の 形および配置によって、生成物の最適な弛緩および混合が保証される。従って、 混合物は、撹拌羽根によって単に前後に押したり押し 返されたりするのではなく、乾燥過程は、撹拌機により促進され、かつ最適な状 態となる。特に好ましい効果は、本発明による装置を用いて、公知方法で乾燥室 の外被を温度調節し、したがって壁温度の若干の高低による硬化の進行および靭 性の変化の経過に応じて乾燥室の内面と生成物との間の剪断力にプラスの影響が 及ぼされることによって達成される。 更に、本発明は、(i)溶液、(ii)残留湿分を有する結晶質、(iii)残留 湿分を有する固体、(iv)懸濁液、(v)乳濁液および/または(vi)コロイド を乾燥させる方法を包含し、この場合この方法は、次の過程を包含している: aa)溶液の製造、 bb)場合による濾過、 cc)(i)溶液、(ii)残留湿分を有する結晶質、(iii)残留湿分を有する 固体、(iv)懸濁液、(v)乳濁液および/または(vi)コロイドを乾燥させる ための装置を用いてのマイクロ波乾燥、この場合この装置は、少なくとも1つの 本質的に円筒形または柱状体形の乾燥室を備え、この乾燥室中には、撹拌機が配 置されており、 その際この装置は、少なくとも1つのマイクロ波カプラーを備えており、 (a)このマイクロ波カプラーは、乾燥室と接続されており; (b)このマイクロ波カプラー中には、本質的にマイクロ波カプラーの長手軸線 Lに対して垂直方向に向いている分離面が配置されており; (c)このマイクロ波カプラーは、円錐形に形成されており、この場合大きい横 断面を有する円錐開口は、乾燥室の方向に向いており; かつ (d)このマイクロ波カプラーは、次の比を有し: 1.4<L1/D2<9.0 および 2.0<L1/L2<7.0; この場合L1、L2、D1およびD2の値は、次のように特性決定されている: L1=a・λ/2 a=6、7、8、9、10、11、12、13または14; L1=乾燥室から離れる方向で分離面から遠ざかる、長手軸線Lの部分的長さ、 L2=乾燥室に向かって分離面から遠ざかる、長手軸線Lの部分的長さ、 D2=分離面の高さにおけるマイクロ波カプラーの直径、および D1=乾燥室に対する開口の高さにおけるマイクロ波カプラーの直径; d)最終乾燥および e)微粉砕。 濾過は、滅菌濾過もしくは限外濾過またはこれらの組合せであることができる 。 最終乾燥により生じる生成物は、1重量%、有利に0.5重量%以下の残留湿 分を有している。 この方法によって生成された生成物は、診断剤として販売されることができる 。 好ましいのは、分離面の材料が最小の吸収係数を有する場合の本発明による方 法である。 特に好ましいのは、(i)溶液、(ii)残留湿分を有する結晶質または(iii )残留湿分を有する固体が糖を有している場合の本発明による方法である。 好ましいのは、この糖が単糖類である場合の方法である。 よりいっそう好ましいのは、(i)溶液、(ii)残留湿分を有する結晶質また は(iii)残留湿分を有する固体が造影剤を有している場合の本発明による方法 である。 最も好ましいのは、(i)溶液、(ii)残留湿分を有する結晶質または(iii )残留湿分を有する固体が超音波用造影剤を有している場合の本発明による方法 である。 好ましいのは、撹拌機(R1)が1つの撹拌軸を備え、この撹拌軸に少なくと も1つのL字形の撹拌羽根が固定されている場合の本発明による方法であり; この場合この撹拌羽根は、次の比および寸法によって特性決定されている: (0.9<B1<1.3)・π・(TK1)exp(−1/2) 1.5<B2/B1<2.5 (0.65<B3<1.35)・λ/2; この場合B1、B2およびB3の値は、次のように特性決定されている: B1=撹拌羽根の長い肩部の幅; B2=長い肩部の幅を含む短い肩部の長さ、および B3=撹拌羽根の短い肩部の幅、 この撹拌羽根は、回転面に対して角度を有し、 この場合この撹拌羽根の横断面は、三角形であり、かつ撹拌羽根底面、撹拌羽根 裏面および撹拌羽根上面を有し、 この場合この撹拌羽根裏面は、短い肩部の方向に向いており、 その際この角度は、次の値によって特性決定されている: 撹拌羽根裏面と回転軸線との間のα角は、5°〜15°の値を有し; 撹拌羽根底面と回転面との間のβ角は、2°〜10°の値を有し;かつ 撹拌羽根上面と回転面との間のγ角は、25°〜40°の値を有する。 好ましくは、乾燥室(TK2)中に突入する撹拌機 (R2)が少なくとも1つの撹拌羽根を備え、かつ付加的に1つまたはそれ以上 の重なり合ってずれて取り付けられた弛緩用撹拌羽根を備え、この弛緩用撹拌羽 根が撹拌機(R2)の下側回転面から距離(A1…An)をもって配置されており かつ肩幅(B4)を有している場合の本発明による方法であり、この場合には、 次の比および寸法を有する: B4=0.3・B1〜0.8・B1 A1−An=60mm〜100mm。 よりいっそう好ましくは、弛緩用撹拌羽根が回転面に対して角度を有している 場合の本発明による方法であり; この場合弛緩用撹拌羽根の横断面は、台形の形状であり、かつ 弛緩用撹拌羽根の横断面は、次の値を有する角度によって定められている: 撹拌羽根底面と回転面との間のε角は、5°〜15°の値を有し; 斜めに傾斜した撹拌羽根上面と回転面との間のφ角は、20°〜45°の値を有 し;かつ 撹拌羽根裏面と回転軸線との間のδ角は、5°〜15°の値を有している。 最も好ましくは、(i)溶液、(ii)残留湿分を有する結晶質、(iii)残留 湿分を有する固体、(iv) 懸濁液、(v)乳濁液および/または(vi)コロイドを乾燥させる本発明による 方法であり、この場合この方法は、次の過程を包含している: a)溶液の製造、 b)場合による濾過、 c)装置を用いてのマイクロ波乾燥、 d)最終乾燥、 e)微粉砕および f)凝集。 凝集は、取り扱いおよび運搬が困難である微粉砕された物質を、前記問題を有 しない形に変えるという目的を有している。しかし、この場合には、迅速に溶液 に移行するという性質が損なわれてはならない。凝集体の場合には、粒子は、フ ァン・デル・ワールス力(Van der Vaalsche Kraefte)によって緩く結合されて いる。 この先に記載された方法によって達成される生成物は、有利に販売される物質 である。この生成物を溶液に引き取ることは、容易に可能である。次に、この溶 液は、患者に注射することができる。人体または動物体について画像を生じる診 断を実施しうることは、可能であり、この場合には、医師の特別の了承および専 門知識に基づいて相応する処置療法を医師に提案することを可能にする1つのデ ータ材料が入手される。よりいっそう好ましくは、溶液が超音波用造影剤を含有 する場合の本発明による方法であり、この場合、大抵は単糖類を包含する超音波 用造影剤が好ましい。この場合には、殊に先に記載された刊行物の欧州特許出願 公開第0052575号明細書および欧州特許出願公開第0365467号明細 書に詳細に記載されている造影剤が好ましい。診断剤のエコビスト(Echovist) およびレボビスト(Levovist)は、パルミチン酸なしおよびパルミチン酸を有す る、ガラクトースに基づくガス状微粒子を包含する。 極めて好ましくは、溶液が超音波用造影剤を含有する場合の本発明による方法 である。 最も好ましくは、超音波用造影剤が単糖類を包含する場合の本発明による方法 である。 本発明による装置は、例示的に以下に記載される。 図1は、本発明による装置を示す略図である。 図2は、マイクロ波カプラーを示す略図である。 図3は、撹拌羽根を示す平面図および断面A−Aに沿っての第1の乾燥室の撹 拌機の撹拌羽根を示す断面図である。 図4は、撹拌羽根を示す平面図および断面B−Bに沿っての第2の乾燥室の撹 拌機の弛緩用撹拌羽根を示す断面図である。 図1には、溶液を乾燥するための1つの装置が略示されている。この場合には 、糖含有液体、即ちエコビストおよびレボビストが重要である。この装置は、撹 拌機R1を有する第1の乾燥室TK1と撹拌機R2を有する第2の乾燥室TK2 とから成る。両乾燥室の蓋には、ジェネレーターGおよび制御ユニットSを有す るマイクロ波カプラー1が存在する。両乾燥室の間には、公知の種類の微粉砕機 が配置されている。詳細には図示されていない入口開口を通して、乾燥すべき生 成物は、第1の乾燥室TK1中に供給される。この装置のスイッチを入れた後に 、ジェネレーターGによってマイクロ波カプラー1を介して相応するマイクロ波 エネルギーが乾燥室TK1中に導入される。同時に撹拌機R1は回転状態に置か れる。乾燥過程は、これら双方の活動に基づくものである。同様に図示されてい ない公知の測定センサーにより、表面温度および乾燥の進行は、測定され、かつ 制御ユニットSでさらに規定される。この制御ユニットは、乾燥の進行に依存し て上記方法で導入された制御プログラムにより乾燥室TK1のマイクロ波カプラ ー1に対するエネルギー量ならびに撹拌機R1の回転数を制御する。 引続き、乾燥過程は、第2の乾燥室TK2中で進行する。第2の乾燥段階の場 合も、マイクロ波カプラー1に対するエネルギー量ならびに撹拌機R2の回転数 は、前記とほぼ同様に制御される。 図2は、マイクロ波カプラー1を示す。このマイクロ波カプラーは、円錐形に 形成されている。小さい横断面を有する開口は、ジェネレータ1Gの方向に向い ており、かつ正方形の形状に形成されている。乾燥室と接続されている対向する 開口は、円形の横断面を有している。マイクロ波カプラー1は、分離面2によっ て2つの部分に分割されている。分離面2の面は、マイクロ波カプラー1の長手 軸線に対して垂直であり、かつ分離面2によって2つの部分に分割されている。 分離面2の面は、マイクロ波カプラー1の長手軸線に対して垂直である。それに よって、長手軸線は、2つの部分的長さに分割されている。部分的長さL1は、 分離面2からジェネレーターGの方向に向かっているかまたは乾燥室TK1また はTK2から離れる方向に向かっている。部分的長さL1は、分離面2から乾燥 室TK1またはTK2に向かって延びている。部分的長さL1およびL2の総和 は、長手軸線Lの全長である。分離面は、直径D2を有する。乾燥室の方向に向 いているマイクロ波カプラーの開口は、直径D1を有する。個々の長さ、即ちL 1、L2、D1およびD2の関係は、本明細書中で前記されている。勿論、図2 に図示された割合で結合されているのではなく、むしろこの場合には、略示され ている。 図3には、撹拌機R1の3つの撹拌羽根3が図示されている。撹拌羽根3は、 L字形である。撹拌羽根の回転方向は、本質的に乾燥室TK1の底面に対して平 行である。撹拌機R1の撹拌軸8は、この底面に対して垂直である。撹拌羽根は 、図3において平面図なら びに断面A−Aに沿っての断面図で示されている。この場合、撹拌羽根3の長い 肩部の幅は、B1で示されており、かつ短い肩部の幅は、B3で示されている。 短い肩部の長さは、B2で示されている。長さの寸法B1、B2およびB3の割 合は、本明細書中で詳細に前記されている。この場合も、図示した割合は、単に 略示したものである。 撹拌羽根3の1つの断面A−Aによって図示された横断面は、三角形の形状を 有する。このような撹拌羽根3は、3つの面、即ち下向きに向いた撹拌羽根底面 5、上向きに向いた撹拌羽根上面6および本質的に側方に向いた撹拌羽根裏面7 を有する。3つの角度は、先に記載された3つの撹拌羽根の面の具体的な配向に 対して本質的なもの、即ちα、βおよびγの角度である。角度αは、撹拌羽根裏 面7および回転軸線によって形成され;角度βは、撹拌羽根底面5および回転面 によって形成され、かつ角度γは、撹拌羽根上面6および回転面によって形成さ れている。 図4は、弛緩用撹拌羽根4の形状を平面図および断面図で示し、この場合断面 図は、平面B−Bに沿ったものである。弛緩用撹拌羽根4は、撹拌機R2の撹拌 軸8で一定の距離をもって配置されている。全距離は、A1からAnまでの総和 である。弛緩用撹拌羽根4は、撹拌軸8に対して垂直であり、かつ撹拌軸8を中 心に螺旋形に配置されている。弛緩用撹拌羽根4の1 つの幅は、B4で示されている。弛緩用撹拌羽根4の1つの台形の横断面は、断 面B−Bで示されている。角度ε、φおよびδは、台形の面の配置を特性決定し ている。角度εは、撹拌羽根底面と回転面によって形成される。角度φは、斜め に傾斜した撹拌羽根上面と回転面によって生じる。角度δは、撹拌羽根裏面と回 転軸線によって形成される。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI F26B 3/347 F26B 3/347 H05B 6/70 H05B 6/70 E 6/74 6/74 F (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(KE,LS,MW,SD,S Z,UG),AL,AM,AT,AU,AZ,BB,B G,BR,BY,CA,CH,CN,CZ,DE,DK ,EE,ES,FI,GB,GE,HU,IS,JP, KE,KG,KP,KR,KZ,LK,LR,LS,L T,LU,LV,MD,MG,MK,MN,MW,MX ,NO,NZ,PL,PT,RO,RU,SD,SE, SG,SI,SK,TJ,TM,TR,TT,UA,U G,US,UZ,VN

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.(i)溶液、(ii)残留湿分を有する結晶質、(iii)残留湿分を有する固 体、(iv)懸濁液、(v)乳濁液および/または(vi)コロイドを乾燥させるた めの装置、この場合この装置は、少なくとも1つの本質的に円筒形または柱状体 形の乾燥室(TK1およびTK2)を備え、 この乾燥室中には、撹拌機が配置されており、その際この装置は、少なくとも 1つのマイクロ波カプラー(1)を備えており、 (a)このマイクロ波カプラーは、乾燥室(TK1またはTK2)と接続され ており、 (b)このマイクロ波カプラー中には、本質的にマイクロ波カプラーの長手軸 線Lに対して垂直方向に向いている分離面(2)が配置されており、 (c)このマイクロ波カプラーは、円錐形に形成されており、この場合大きい 横断面を有する円錐開口は、乾燥室の方向に向いており; かつ (d)このマイクロ波カプラーは、次の比を有し: 1.4<L1/D2<9.0 および 2.0<L1/L2<7.0; この場合L1、L2、D1およびD2の値は、次の ように特性決定されている: L1=a・λ/2 a=6、7、8、9、10、11、12、13または14; L1=乾燥室(TK1またはTK2)から離れる方向で分離面(2)から遠ざ かる、長手軸線Lの部分的長さ、 L2=乾燥室(TK1またはTK2)に向かって分離面(2)から遠ざかる、 長手軸線Lの部分的長さ、 D2=分離面(2)の高さにおけるマイクロ波カプラー(1)の直径、および D1=乾燥室(TK1またはTK2)に対する開口の高さにおけるマイクロ波 カプラー(1)の直径。 2.分離面(2)の材料が最小の吸収係数を有している、請求項1記載の装置。 3.(i)溶液、(ii)残留湿分を有する結晶質または(iii)残留湿分を有す る固体が糖を有している、請求項1または2に記載の装置。 4.糖が単糖類である、請求項3記載の装置。 5.(i)溶液、(ii)残留湿分を有する結晶質または(iii)残留湿分を有す る固体が造影剤を有している、請求項1から4までのいずれか1項に記載の装置 。 6.(i)溶液、(ii)残留湿分を有する結晶質また は(iii)残留湿分を有する固体が超音波用造影剤を有している、請求項5記載 の装置。 7.撹拌機(R1)が1つの撹拌軸(8)を備え、この撹拌軸に少なくとも1つ のL字形の撹拌羽根(3)が固定されており; この場合この撹拌羽根(3)は、次の比および寸法によって特性決定されてい る: (0.9<B1<1.3)・π・(TK1)exp(−1/2) 1.5<B2/B1<2.5 (0.65<B3<1.35)・λ/2; この場合B1、B2およびB3の値は、次のように特性決定されている: B1=撹拌羽根(3)の長い肩部の幅; B2=長い肩部の幅を含む短い肩部の長さ、および B3=撹拌羽根(3)の短い肩部の幅、 この撹拌羽根(3)は、回転面に対して角度を有し、 この場合この撹拌羽根(3)の横断面は、三角形であり、かつ撹拌羽根底面( 5)、撹拌羽根裏面(7)および撹拌羽根上面(6)を有し、 この場合この撹拌羽根裏面(7)は、短い肩部の方向に向いており、 その際この角度は、次の値によって特性決定されている: 撹拌羽根裏面と回転軸線との間のα角は、5°〜1 5°の値を有し; 撹拌羽根底面と回転面との間のβ角は、2°〜10°の値を有し;かつ 撹拌羽根上面と回転面との間のγ角は、25°〜40°の値を有する、請求項 1から6までのいずれか1項に記載の装置。 8.乾燥室(TK2)中に突入する撹拌機(R2)が少なくとも1つの撹拌羽根 (3)を有し、かつ付加的に1つまたはそれ以上の重なり合ってずれて取り付け られた弛緩用撹拌羽根(4)を有し、この弛緩用撹拌羽根(4)が 撹拌機(R2)の下側回転面から距離(A1…An)をもって配置されておりか つ肩幅(B4)を有し、この場合には、次の比および寸法を有する: B4=0.3・B1〜0.8・B1 A1−An=60mm〜100mm、 請求項7記載の装置。 9.弛緩用撹拌羽根(4)が回転面に対して角度を有し; この場合弛緩用撹拌羽根(4)の横断面は、台形の形状であり、かつ 弛緩用撹拌羽根(4)の横断面は、次の値を有する角度によって定められてい る: 撹拌羽根底面と回転面との間のε角は、5°〜15°の値を有し; 斜めに傾斜した撹拌羽根上面と回転面との間のφ角は、20°〜45°の値を 有し; かつ 撹拌羽根裏面と回転軸線との間のδ角は、5°〜15°の値を有している、請 求項8記載の装置。 10.(i)溶液、(ii)残留湿分を有する結晶質、(iii)残留湿分を有する 固体、(iv)懸濁液、(v)乳濁液および/または(vi)コロイドを乾燥させる 方法において、次の過程: aa)溶液の製造、 bb)場合による濾過、 cc)(i)溶液、(ii)残留湿分を有する結晶質、(iii)残留湿分を有す る固体、(iv)懸濁液、(v)乳濁液および/または(vi)コロイドを乾燥させ るための装置を用いてのマイクロ波乾燥、この場合この装置は、少なくとも1つ の本質的に円筒形または柱状体形の乾燥室を備え、この乾燥室中には、撹拌機が 配置されており、 その際この装置は、少なくとも1つのマイクロ波カプラーを備えており、 (a)このマイクロ波カプラーは、乾燥室と接続されており; (b)このマイクロ波カプラー中には、本質的にマイクロ波カプラーの長手軸 線Lに対して垂直方向に向いている分離面が配置されており; (c)このマイクロ波カプラーは、円錐形に形成されており、この場合大きい 横断面を有する円錐開口は、乾燥室の方向に向いており; かつ (d)このマイクロ波カプラーは、次の比を有し: 1.4<L1/D2<9.0 および 2.0<L1/L2<7.0; この場合L1、L2、D1およびD2の値は、次のように特性決定されている : L1=a・λ/2 a=6、7、8、9、10、11、12、13または14; L1=乾燥室から離れる方向で分離面から遠ざかる、長手軸線Lの部分的長さ 、 L2=乾燥室に向かって分離面から遠ざかる、長手軸線Lの部分的長さ、 D2=分離面の高さにおけるマイクロ波カプラーの直径、および D1=乾燥室に対する開口の高さにおけるマイクロ波カプラーの直径; d)最終乾燥および e)微粉砕 を包含していることを特徴とする、(i)溶液、(ii)残留湿分を有する結晶 質、(iii)残留湿分 を有する固体、(iv)懸濁液、(v)乳濁液および/または(vi)コロイドを乾 燥させる方法。 11.分離面(2)の材料が最小の吸収係数を有している、請求項10記載の方 法。 12.(i)溶液、(ii)残留湿分を有する結晶質または(iii)残留湿分を有 する固体が糖を有している、請求項10または11に記載の方法。 13.糖が単糖類である、請求項12記載の方法。 14.(i)溶液、(ii)残留湿分を有する結晶質または(iii)残留湿分を有 する固体が造影剤を有している、請求項10から13までのいずれか1項に記載 の方法。 15.(i)溶液、(ii)残留湿分を有する結晶質または(iii)残留湿分を有 する固体が超音波用造影剤を有している、請求項14記載の方法。 16.撹拌機(R1)が1つの撹拌軸(8)を備え、この撹拌軸に少なくとも1 つのL字形の撹拌羽根が固定されており; この場合この撹拌羽根(3)は、次の比および寸法によって特性決定されてい る: (0.9<B1<1.3)・π・(TK1)exp(−1/2) 1.5<B2/B1<2.5 (0.65<B3<1.35)・λ/2; この場合B1、B2およびB3の値は、次のように特性決定されている: B1=撹拌羽根(3)の長い肩部の幅; B2=長い肩部の幅を含む短い肩部の長さ、および B3=撹拌羽根(3)の短い肩部の幅、 この撹拌羽根(3)は、回転面に対して角度を有し、 この場合この撹拌羽根(3)の横断面は、三角形であり、かつ撹拌羽根底面( 5)、撹拌羽根裏面(7)および撹拌羽根上面(6)を有し、 この場合この撹拌羽根裏面(7)は、短い肩部の方向に向いており、 その際この角度は、次の値によって特性決定されている: 撹拌羽根裏面と回転軸線との間のα角は、5°〜15°の値を有し; 撹拌羽根底面と回転面との間のβ角は、2°〜10°の値を有し;かつ 撹拌羽根上面と回転面との間のγ角は、25°〜40°の値を有する、請求項 10から15までのいずれか1項に記載の方法。 17.乾燥室(TK2)中に突入する撹拌機(R2)が少なくとも1つの撹拌羽 根を有し、かつ付加的に1つまたはそれ以上の重なり合ってずれて取り付けられ た弛緩用撹拌羽根(4)を有し、この弛緩用撹拌羽根が 撹拌機(R2)の下側回転面から距離(A1…An )をもって配置されておりかつ肩幅(B4)を有し、この場合には、次の比およ び寸法を有する: B4=0.3・B1〜0.8・B1 A1−An=60mm〜100mm、 請求項16記載の方法。 18.弛緩用撹拌羽根(4)が回転面に対して角度を有し; この場合弛緩用撹拌羽根(4)の横断面は、台形の形状であり、かつ 弛緩用撹拌羽根(4)の横断面は、次の値を有する角度によって定められてい る: 撹拌羽根底面と回転面との間のε角は、5°〜15°の値を有し; 斜めに傾斜した撹拌羽根上面と回転面との間のφ角は、20°〜45°の値を 有し;かつ 撹拌羽根裏面と回転軸線との間のδ角は、5°〜15°の値を有している、請 求項17記載の方法。 19.(i)溶液、(ii)残留湿分を有する結晶質、(iii)残留湿分を有する 固体、(iv)懸濁液、(v)乳濁液および/または(vi)コロイドを乾燥させる ため、この方法は、次の過程を包含している: a)溶液の製造、 b)場合による濾過、 c)装置を用いてのマイクロ波乾燥、 d)最終乾燥、 e)微粉砕および f)凝集、 請求項10から18までのいずれか1項に記載の方法。 20.溶液が超音波用造影剤を含有する、請求項10から19までのいずれか1 項に記載の方法。 21.超音波用造影剤が単糖類を含有する、請求項20記載の方法。 使用された参照符号の一覧 1 マイクロ波カプラー 2 分離面 3 撹拌羽根 4 弛緩用撹拌羽根 5 撹拌羽根底面 6 撹拌羽根上面 7 撹拌羽根裏面 8 撹拌軸 TK1、TK2 乾燥室 R1、R2 撹拌機 G ジェネレーター S 制御ユニット B1、B2、B3、B4 撹拌機の寸法 D1、D2 直径
JP8532172A 1995-04-26 1996-04-25 結晶質を乾燥させるための装置 Pending JPH11504752A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE19516254.4 1995-04-26
DE19516254A DE19516254A1 (de) 1995-04-26 1995-04-26 Vorrichtung zum Trocknen von stofflichen Lösungen, kristallinen Substanzen mit Restfeuchte, insbesondere für zuckerhaltige Flüssigkeiten
PCT/EP1996/001726 WO1996034239A1 (de) 1995-04-26 1996-04-25 Vorrichtung zum trocknen von kristallinen substanzen

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11504752A true JPH11504752A (ja) 1999-04-27

Family

ID=7760989

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8532172A Pending JPH11504752A (ja) 1995-04-26 1996-04-25 結晶質を乾燥させるための装置

Country Status (15)

Country Link
EP (1) EP0824662A1 (ja)
JP (1) JPH11504752A (ja)
KR (1) KR19990008067A (ja)
CN (1) CN1182476A (ja)
AU (1) AU5761396A (ja)
BR (1) BR9608073A (ja)
CA (1) CA2219295A1 (ja)
CZ (1) CZ339897A3 (ja)
DE (3) DE19549494A1 (ja)
HU (1) HUP9802481A3 (ja)
IS (1) IS4592A (ja)
NO (1) NO974929L (ja)
PL (1) PL322970A1 (ja)
TR (1) TR199701244T1 (ja)
WO (1) WO1996034239A1 (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
ES2192980B2 (es) * 2002-01-16 2006-06-01 Baucis, S.A. Mezcladora-secadora-reactor por microondas.
UA86702C2 (ru) * 2007-09-11 2009-05-12 Закрытое Акционерное Общество "Технологический Парк "Институт Монокристаллов" Сушилка для сыпучих диэлектрических материалов
CN108981328A (zh) * 2018-06-30 2018-12-11 湖州全优电工材料有限公司 一种高效新型硅粉干燥装置
KR102084611B1 (ko) * 2019-05-13 2020-05-04 김태영 슬러지 처리장치
CN110986525B (zh) * 2019-12-25 2021-08-13 常州市华夏干燥制粒设备有限公司 一种旋转闪蒸干燥器
CN115493363A (zh) * 2022-09-26 2022-12-20 董清臣 一种微波烘干杀菌设备

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4330946A (en) * 1980-09-23 1982-05-25 Ralph S. Tillitt High efficiency material drying
FR2500218A1 (fr) * 1981-02-19 1982-08-20 Auhfa Applicateur hyperfrequence perfectionne
EP0312741A3 (en) * 1987-08-29 1990-01-31 Nissui Kako Co., Ltd. Method and apparatus for the microwave drying of plastic material
CA2023497A1 (en) * 1989-09-28 1991-03-29 Mitsuhiro Kishi Raw sewage drying apparatus
US5105555A (en) * 1990-01-11 1992-04-21 Shoji Nakagomi Plastic drying apparatus

Also Published As

Publication number Publication date
PL322970A1 (en) 1998-03-02
MX9708022A (es) 1997-11-29
WO1996034239A1 (de) 1996-10-31
CN1182476A (zh) 1998-05-20
IS4592A (is) 1997-10-16
NO974929D0 (no) 1997-10-24
DE19516254A1 (de) 1996-10-31
DE19680284D2 (de) 1999-07-01
AU5761396A (en) 1996-11-18
HUP9802481A3 (en) 1999-04-28
KR19990008067A (ko) 1999-01-25
NO974929L (no) 1997-12-23
HUP9802481A2 (hu) 1999-02-01
DE19549494A1 (de) 1997-10-02
CA2219295A1 (en) 1996-10-31
CZ339897A3 (cs) 1998-06-17
TR199701244T1 (xx) 1998-02-21
EP0824662A1 (de) 1998-02-25
BR9608073A (pt) 1999-01-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN1026591C (zh) 制备纤维素溶液的方法
US9248584B2 (en) High-temperature spray drying process and apparatus
US20170333861A1 (en) Spray-drying process
Adhikari et al. Effect of addition of proteins on the production of amorphous sucrose powder through spray drying
DE60106666T2 (de) Kontinuierlicher Prozess für die Herstellung von Mikrokapseln mit verzögerten Freisetzung von wasserlöslichen Peptiden
EP0036309A2 (en) Process for forming a particulate product from a carbohydrate solution
EP1116728B1 (de) Kontinuierliches Verfahren und Vorrichtung zur Trocknung und Gelbildung von lösungsmittelhaltigen gelbildenden Polymeren
JPH10508914A (ja) プラント及び統合セルロースホイル/ファイバの製造方法
JPH11504752A (ja) 結晶質を乾燥させるための装置
DK200200567A (da) Process and plant for evaporative concentration and crystallization of a viscous lactose-containing aqueous liquid
WO2012159736A1 (de) Trocknungsreaktor
DE4230679A1 (de) Verfahren zur kontinuierlichen Klärschlammtrocknung
GB1564770A (en) Method of evaporating and spray drying of a sucrose solution and a plant for performing this process
WO1989012207A1 (en) Process and device for drying a particulate material
DE2135787A1 (de) Verfahren und Vorrichtung zum Trock nen korniger oder kristalliner Feststoff teilchen
MXPA04005883A (es) Proceso para preparacion de compuestos de inclusion entre un farmaco anti-inflamatorio no-esteroidal y beta-ciclodextrina por tratamiento con microondas.
MXPA97008022A (en) Apparatus for drying substances cristali
EP0151782A1 (de) Verfahren und Vorrichtung zur Wärmebehandlung von Pulver oder Granulat
KR20010033725A (ko) 약제학적 제형의 제조방법
DE10342982B3 (de) Verfahren und Vorrichtung zur Durchmischung von gekochter Kartoffelsubstanz mit getrocknetem Kartoffelpulver
US1258348A (en) Process of desiccating liquids.
US1804386A (en) Feed mixer
JP2000501609A (ja) 微晶質の糖又は糖アルコール及びその調製方法
US536633A (en) John a
US2746903A (en) Preparation of liver anti-anemia factor