JPH11504404A - 軒樋組立体 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 葉を排除し且つ水が樋に入るのを可能にするため、重ね合わされた遮蔽部（１６）を有する樋（３８）は、遮蔽部及び樋を支持し且つ一体の遮蔽部及び樋（１０）の後壁（２６）に載置するブラケット（５８）を含む。遮蔽部の前部は、ブラケット（５８）と係合するため後方に面し上向きの湾曲部（４２）において終了する。樋の前部（３４）は、ブラケットと係合するため後方に面し下向きの湾曲部（４４）において終了する。

Description

【発明の詳細な説明】 軒樋組立体本発明の背景 １．本発明の分野 本発明は、流出する水を受け入れ且つ葉や他のくずを排除する雨樋装置に関し 、特に、遮蔽された軒樋と、形態を保ち且つ遮蔽された樋を建物に支持し且つ樋 を建物に固定するのにも用いられ得るブラケットとに関する。 本発明は、特に、雨の流出容量が増加しているので雨水が従来技術の雨樋より 早く流れ、且つ雨樋及び一体の葉遮蔽部は、連続のロール形成と、雨水の流れを 増すのに必要な追加の材料のブラケット装具の形態保持及びその追加の材料の支 持とに一層良く適している改良された樋と葉を遮蔽する装置を指向している。 ２．従来技術の説明 遮蔽された軒樋と、軒樋を建物に支持するためのブランケットとの幾つかの特 許された設計があり、その一部は以下に説明の特許に記載されている。 ここに参照として援用される本発明者の米国特許４，７５７，６４９には、本 発明者は、遮蔽部が雨を樋に導くため二重に湾曲した片巻きを有して形成されて いる一体の雨樋と葉遮蔽部とが開示されている。本発明者は、一体の後壁を介し て建物の壁に通される固定具により一体の遮蔽部及び雨樋を壁に屋根の下で固定 した。 Ｇ．Ｃａｓｓｅｎに１９０６年１１月１３日付けで特許された米国特許８３６ ，０１２には、前壁より高い後壁を有する雨樋が記載されている。後壁の頂部か ら延在する別々の遮蔽部は前方且つ下方に傾斜している。遮蔽部の前部は下方に 曲がり、前壁の頂部縁の後方で丁度終わっている。１対のブレースのストラップ が、遮蔽部と樋とを建物に該樋の長さに沿ってある間隔で取り付けている。 ブレースの一方は、一端で遮蔽部の前方の頂部に、そして他端で屋根の頂部に 取り付けられたストラップである。他方のブレースは、一端で樋の後壁に、バー 、樋の壁、及び建物の垂直側壁を通すネジにより取り付けられたバーである。バ ー の他端は二又に分かれ、上向きの取り付けタブ及び下向きの取り付けタブを与え る。上向きのタブは遮蔽部の前端部に取り付けられ、下向きのタブは樋に前壁の 頂部縁により取り付けられている。 １９５４年３月２３日付けでＡ．Ｋ．Ｇｏｅｔｚに特許された米国特許２，６ ７２，８３２には、前壁より高い後壁を有する樋が記載されている。後壁の頂部 は、Ｖ形状で長軸方向で水平に配置された溝を有する。遮蔽部の後部縁は整合し た溝を有し、そのため当該後部縁が後壁の溝上に着座し得る。 １対の釘は、遮蔽部と樋のそれぞれを建物に取り付ける。第１の釘は、ねじ切 りされた後端部を有し、後壁を介して建物の垂直側壁の中に通っている。遮蔽部 の下方に曲げられた前部を通るネジが、釘のねじ切りされた後端部と係合し、遮 蔽部を建物の壁の方へ押し付け、そのため遮蔽部は後壁の溝上に着座される。釘 の配置は、遮蔽部及び樋の組立体の長さに沿ってある間隔で繰り返されている。 遮蔽部は、樋を掃除するためネジを除去することにより取り外され得る。 第２の釘は、樋の前端部を介して建物の側壁の中にある。釘上の細長い管状の スペーサは、第２の釘が側壁に打ち付けられたとき、樋が壊れるのを阻止する。 １９５９年２月１７日付けでＨ．Ｃ．Ｈｅｉｅｒにより特許された米国特許２ ，８７３，７００には、前壁より高い後壁を有する樋が記載されている。遮蔽部 の一般的に平坦な後方部分は、後壁の頂部から前方に延在する。僅かに下方に角 度付けして、それは、前壁の前方に延在し、前壁の丁度後方で終わっている。樋 及び遮蔽部の部分の端部は、建物の壁にネジにより固定されているブランケット により相互接続されている。 遮蔽された樋組立体の長さに沿った一連のスペーサは、遮蔽部を越えて下に移 動する水を受け入れるため細長い開口を樋に対して与える。遮蔽部の前端部は、 樋の前壁の頂部にネジにより、遮蔽部を介し、遮蔽部と前壁との間のくさび形状 のスペーサを介し、且つ前壁に介して固定されている。 １９８５年１月１５日付けでＧ．Ｄｕｆｆｙに特許された米国特許４，４９３ ，５８８には、屋根にこけら板の下で釘止めされ、且つ屋根から湾曲して前方に 且つ下に延在し、次いで軒の下側に戻る後壁を有する樋であって、該壁は方向を 反転し、吊るされた樋を形成し、該樋の前壁は、湾曲部の最も前方部分の真下で 湾 曲した後壁の前部と接触するスクリーンを有し、そのため湾曲部を越えて下に流 れる水がスクリーンを介して樋に入ることが記載されている。 ストラップが、一端で後壁の後表面に、内側に曲げられた樋の湾曲部の底部の 近くで取り付けられ、且つ他端で軒の下端へ取り付けられる。 １９８５年２月５日付けでＲ．Ｄｅｍａｒｔｉｎｉに特許された米国特許４， ４９７，１４６には、建物の屋根の上に載置されている一端を有する支持ストラ ップが記載されている。改装された別々の遮蔽部の下側で並置される支持におい て、既に雨樋が設置されている。ストリップは、樋の前壁とほぼ平行になるまで 屋根から前方に延在する。次いで、ストリップは、それが遮蔽部の底端部に達す るまで遮蔽部と共に後ろに湾曲し、ここにおいて、ストリップは、遮蔽部を樋の 上に支持するため、下方に連続し、樋の前壁の上側部分に固定される。それは、 直接的に固定具によるか、間接的に水平ボルトのフェルールへの取り付け具によ るかいずれかにより樋に固定される。当該ボルトは、樋の前壁及び後壁を通って 樋の後壁に対して垂直に且つ建物の垂直側壁の中に通っている。本発明の概要 本発明の一つの目的は、本発明者の従来の米国特許４，７５７，６４９の発明 を組み込んだ建物の軒のためであるが、雨水の流出容量がより大きい改良された 遮蔽された樋を提供することにある。 本発明の別の目的は、遮蔽された樋のための一体に形成されたブラケットを提 供することにある。当該遮蔽された樋は、双方、遮蔽された樋の延長した長さに おいて遮蔽部の形態と一致し且つそれを支持し、同様に遮蔽部を樋の上に又は樋 を遮蔽部から支持する代わりに樋を支持する。 別の目的は、形態が一致する支持ブラケットを遮蔽された樋内に包囲するよう にすることである。 別の目的は、形態を支持するブラケットが、遮蔽された樋を建物に取り付ける 固定具から独立であることができるようにすることである。 別の目的は、形態を支持するブラケットは固定具から独立であることが可能で あるようにすることである。 別の目的は、形態を支持するブラケットが、代替として、建物の壁に固定具に より遮蔽された樋の後部を通しながら遮蔽された樋内の適所で固定されることが できるようにすることである。 本発明の別の目的は、形態を支持するブラケットが、遮蔽された樋の長さに沿 って遮蔽された樋内で容易に移動できるようにすることである。 なお別の目的は、形態を支持するブラケットが、たとえ樋が建物に設置され得 ても、遮蔽された樋の長さに沿って移動させることができるようにすることであ る。 更に別の目的は、形態を支持するブラケットが、長軸方向の開口を介して遮蔽 された樋の前部において支持ブラケットに対して張り合う力を与えることにより 、遮蔽された樋に沿って且つその内部で移動できるようにすることである。 なお別の目的は、形態を支持するブラケットが、１個のみの単体のモールド成 形された構造体であることができるようにすることである。 他の目的および利点は以下の記述から明らかであろう。 本発明の遮蔽された樋の設計において、本発明者は、雨樋の容量を増大するた め、本発明者の特許された葉を排除する雨樋の雨樋の平坦な底部を上向きに凹ん だ部分に拡張した。本発明者はまた、安全と、遮蔽部及び樋の雨収集機能を増強 することとの双方のため、樋及び遮蔽部の口部を内側に拡張し且つ曲げた。 従って、遮蔽され且つ断面が下向きに凹んだ二重片巻き部を既に含む設計は、 連続圧延プロセスを通してアルミニウムのような金属シートから製造するのが一 層容易なことを証明した。 しかしながら、材料の追加はまた、遮蔽された樋の端部を中間で曲げるのを意 図された遮蔽された樋の重さの追加と長さの延長とをもたらした。 従って、本発明者は、遮蔽された樋の長さに沿ったいずれの所で、遮蔽された 樋の内側に配置され得る、新しい遮蔽された樋のためのブラケットを考えた。本 発明者はまた、ブラケットが樋の後部を通って延在する固定具により建物に固定 される必要がないように遮蔽された樋の固定具を外部で受け入れるため遮蔽され た樋の頂部を再設計した。本発明者はまた、代わりにブラケットが遮蔽された樋 の後部を通して建物に固定され得るようブラケットが延長部を有するよう設計し た。 新規な改良された遮蔽された樋とブラケットの組合わせ体は、屋根の下で建物 の壁に対して支持されている後壁を有する遮蔽された樋と、後壁と一体で且つ上 向きに凹んだ樋と、後壁と一体であり且つ樋を越えて前方に延在する遮蔽部とを 備え、そのため葉が遮蔽部の前部と樋の前壁との間で遮蔽された樋の内部への開 口に入るのをそらされ、且つそのため遮蔽部を越えて流れる水が開口から樋に入 る。ブラケットは、遮蔽部の内側と合わさって並置された支持する状態の第１の 壁と、遮蔽された樋組立体の後部において第１の壁の後端部から延在する後部を 有する第２の壁とを備え、第２の壁の前端部は、樋の前壁の形成された上側端部 と合わさって並置された支持する状態にある。 第１のブラケットのアームは、第２の壁の下側から延在し、遮蔽された樋の後 壁に立て掛けられている。第１のブラケットのアームは、第２の壁の前端部と後 端部との間でそれらから離間した第２の壁から延在する。 第２のブラケットのアームは、第２の壁の上側部から延在し、第１の壁の下側 部に接続する。 本発明の好適実施形態において、第１のブラケットのアームの後壁からの横方 向へ延長は、ブラケットを建物の壁に固定するための固定具レセプタを与え、樋 及び遮蔽部の前部の間の開口を通して接近可能である。 ブラケットは、横向きの力をブラケットに与えることにより遮蔽された樋内で 自由に滑動し得る。 ブラケットの第１の壁の前端部は、遮蔽部の前部の後方に面し且つ上向きの曲 がり部と係合するため後方に面し且つ上向きの曲がり部において終了する。 樋の前部は、ブラケットの第２の壁の前端部の後方に面し下向きの曲がり部と 係合するため後方に面し且つ下向きの曲がり部において終了する。図面の簡単な説明 本発明をより十分に理解するため、添付図面を参照して、例示によりここに説 明されるであろう。 図１は、本発明に従った遮蔽された樋の概略的側面図である。 図２は、図１の遮蔽された樋と、本発明に従った形態を支持するブラケットと の概略的側面図である。 図３は、図２のブラケットの、２時の高さから視た回転された斜視図である。 図４は、図示された図２の形態を支持するブラケットの部分を示す、図１の遮 蔽された樋の前面図である。 図５は、本発明の別の形態を支持するブラケットの概略的側面図である。 図６は、図５において方向６から見られる９０度時計方向に回転された図５の ブラケットの図である。好適な実施形態の説明 本発明を詳細に説明する前に、本発明は他の実施形態が可能であり且つ種々の 要領で実施又は実行され得るので、本発明は、その適用を、図面に示された部材 の構成と配置の詳細に制限されないことを理解されるべきである。また、用いら れている表現及び用語は説明のためのみであり制限するものでないことも理解さ れるべきである。 図１、図２、図３及び図４を参照するに、一体に形成された遮蔽された樋１０ を好みの長さで設け得る。これは、１２．７ｃｍ（５インチ）、２５．４ｃｍ（ １０インチ）、５０．８ｃｍ（２０インチ）、あるいはいずれの所望の長さであ り得て、建設現場でロールフォーミング・マシンからの連続実行として含まれる 。 遮蔽された樋１０は遮蔽部１６を含む。当該遮蔽部１６は、前方（矢印１８） 且つ下方（矢印２２）へ後壁２６から延在し且つ前壁３４の頂部３０の高い点４ ４の後方である低い点４２へ曲がって続いている二重の片巻きに形成されている 。遮蔽部の前端部４２は、内側に且つ後方に次いで上方に湾曲して、遮蔽部の前 部で鋭い端部を除いている。 樋３８の前壁３４の頂部３０は内側に（矢印４０）に湾曲しているのが好まし い。 遮蔽部の前部５０は、葉やくずが開口５４を通過して遮蔽された樋１０の内部 に続いている遮蔽部１６を越えて下に移動するように前方に十分に延在している のが好ましい。 遮蔽部の二重湾曲の片巻きの下方傾斜及び湾曲は、遮蔽部を越えて下に走る水 が開口５４の中に流れ込み、縦樋（図示せず）に流れ込むため樋３８に捕らられ るようであることが好ましい。 遮蔽された樋の樋部分の上向きの凹んだ形状は、容量およびその形状を大きく するための樋の拡張部を表し、前壁の頂部の下向きの湾曲部は、製造をより容易 にする、即ちロールフォーミング・マシンの長さとコストを低減するため組立体 の前後で鋭い曲がりを除いている。 水を集め且つ葉やくずを排除するのに寄与する遮蔽された樋の形態又は形状は 、その効率を維持するため遮蔽された樋の長さにわたり保たれなければならない 。組立体の長さに沿った一部の場所での実効的形態の損失により、樋をその場所 で遮ることになり、そしていずれにしても設置された構造体を弱めることが生じ 得る。 ブラケット５８は、遮蔽された樋１０の形を支え、当該遮蔽された樋１０は側 壁６２に、こけら板６４の張り出しの下で、一連の固定具６６により取り付けら れ得る。当該固定具６６は、遮蔽された樋の曲がった長さにそって離間され、且 つ頂部の垂直フランジ２６Ａを通って延在している。当該垂直フランジ２６Ａは 、後壁２６の頂端部と遮蔽部の後端部とを１８０度曲げることにより形成されて いる。 遮蔽された樋及び形態を支持するブラケットは、金属シートから作られ、又は プラスティックのモールド成形により作られ得る。ブラケットは、経済性及び曲 げる力に抗した弾性のため１個の単一のプラスティック構造体であることが好ま しい。この曲げる力はブラケットの設置中に遮蔽された樋の内部に与えられる場 合がある。 ブラケット５８は壁７４を含む。当該壁７４は、その前端部１０２で、前壁３ ４の頂部３０の内側の湾曲した表面と一致して且つ合わさって並置している関係 にあって、その場所で丸くなった口のように形成されている樋３８を支持する。 ブラケットの壁７４が壁７６と、遮蔽された樋１０の後壁２６と遮蔽部１６との 一体の接合部７８で曲がったフランジ２６Ａの内側に接近した接合部８０で壁７ ６と結合するまで、ブラケットの壁７４は後方且つ上方に延在する。壁７６は、 合わさって並置した支持体となって前方に延在し、遮蔽部１６の内側部は、遮蔽 部の前部に対する垂直接線９０により規定される、遮蔽部１６の前部５０の最前 点８８を通り、且つ遮蔽部の湾曲した前端部の内側表面の周りに連続的に遮蔽部 の密接した支持状態にある。 ブラケットのアーム９４は、壁７４の底側部９８から、そして壁７４の端部１ ０２と曲がり部８０との間で且つそれらから離間した壁７４の部分から延在して いる。ブラケットのアーム９４は、一般にまっすぐであるが、後壁２６に対して 斜めに延在する。ブラケットのアーム９４は、ブラケット、遮蔽部及び樋を支持 するため当該後壁２６に立て掛ける。 ブラケットのアーム９４は、後壁２６の中心線１０６からずれているのが好ま しく、そのためねじまわしあるいは他の工具が、壁７４から著しく邪魔されずに タブ１１４の溝穴１１０に直接開口５４を介して近付き、ブラケットのアーム９ ４を後壁２６と側壁６２とにネジ、釘あるいは他の固定具により溝穴１１０を通 して所望ならば取り付けることができる。 ブラケットのアーム１１８は、壁７４の頂側部１２０から且つ壁７４の端部１ ０２と曲がり部８０とから離間した壁７４の部分から、前端部８４と、壁７６の 後端部とフランジ２６Ａの接合部との間で且つそれらから離間した壁７６の部分 での壁７６の内側部１２４まで延在している。 遮蔽部１６は、ブラケットのアーム１１８にネジ１２６により遮蔽部１６及び 壁７６を通してブラケットのアーム１１８の中に固定され得る。遮蔽部１６は、 壁７６のみに、１３２又は１３４のような位置で両方を通したネジ止めにより固 定し得る。 樋３８の前壁３４は、後方に面し且つ下向きの、湾曲部のような曲がりで終わ るのが好ましい。その曲がりは、同じ曲がりを有する壁７４の前端部１０２を密 接に受け止める。遮蔽部１６の前部５０は、後方に面し且つ下向きの、湾曲部の ような曲がりで終わるのが好ましい。その前部５０は、同じ曲がりを有する壁７ ６の端部１３８を密接に受け止めるのが好ましい。係合のこの配置は、遮蔽され た樋１０に対して遮蔽された樋１０と形態支持ブラケット５８との間に固定具な しに遮蔽された樋１０の支持の安定した形態を与える。 ブラケットを介した固定具が必要ないので、ブラケット５８は、遮蔽された樋 １０を建物の壁に設置する前後において、遮蔽された樋１０の長さ内のいずれの 場所へ容易に移動し得る。通常、複数のブラケット５８は、樋の長さに沿って等 しく離間されている。しかしながら、設置された遮蔽された樋は、落下する枝や 氷のような局所化された外力により歪むようになる場合がある。次いで、損傷を 受けた範囲を最も近いブラケットをその場所へ滑動させることにより支持し、且 つ損傷した範囲を妥当な良好な形に直すことは単純な事である。 図５及び図６を参照すると、形態支持ブラケット１４０は壁１４４を含み、当 該壁１４４は壁１５０と１５２との接合部１４８に取り付けられている。壁１４ ４は、壁１４４を遮蔽された樋の後壁と密着した状態で固定する固定具を任意に 受け入れるための開口１５６を含む。当該遮蔽された樋において、ブラケット１ ４０は、遮蔽部の内側部壁に合わさって並置された支持状態の壁１５２と壁１５ ０と、そして遮蔽部と樋の壁の前端部と合わさってそれぞれ並置される支持状態 の壁１５２と１５０の前端部１６６と１６８とに、設置されている。 ブラケットのアーム１５８は、壁１５２及び１５０に取り付けられている。ブ ラケットのアーム１６０は、壁１５０及び１４４に取り付けられており、それに よりブラケット、遮蔽部及び樋を樋組立体の後壁に対して支持する。選択的に、 タブ１６２が壁１５０から延在し、そのためタブ１６２は、フィンガ、プライア 、又は他の工具により遮蔽部の前端部と樋の前端部との間の開口を通して力をブ ラケット１４０に与えるため遮蔽された樋の長さに沿って保持され、そのブラケ ット１４０を遮蔽された樋内でその樋の長さに沿って移動させ得る。 本発明がその或る実施形態の詳細に関し記載されたが、そのような詳細は本発 明の範囲についての制限であることは意図していない。当業者には、種々の変更 及び代替が以下の請求の範囲に記載の本発明の精神と範囲から離れることなくな され得ることは明らかであろう。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．遮蔽された樋の組合わせ体であって、 前記遮蔽された樋は、前部と、前記遮蔽された樋を建物に固定するための後壁 を有する後部と、前記後壁から延在し後端部、上向きに凹んだ底部及び後方に且 つ下向きに湾曲した前端部を有する樋と、後端部を有する遮蔽部と、内表面を有 する下向きに凹んだ頂部とを有し、前記遮蔽部の前記後壁と前記後壁との接合部 から前記樋を越えて後方に且つ上向きに湾曲した前端部まで延在し、そのため葉 が、前記遮蔽部の前記前端部と前記樋の前記壁の前記前端部との間で前記遮蔽さ れた樋の内部への開口に入ることからそらし、且つそのため前記遮蔽部を越えて 流れる水が前記開口から前記樋に入り、 前端部、後端部、上側表面及び下側表面を有する第１の壁を有し、且つ前記遮 蔽部の前記頂部の前記内側表面に対して合わさって並置されるよう形成されてい るブラケットを備え、 前記第１の壁の後壁は、前記第１の壁の前記後端部と前記後壁との接合部に配 置され、 前記第１の壁の前記前端部は、前記遮蔽部の前記後方且つ下向きに湾曲した前 端部に合わさって並置されるよう形成され、 後端部、前端部、上側表面及び内側表面を有する第２の壁を備え、 前記内側表面は、前記第２の壁の前記後壁と前記第１の壁の前記後壁との接合 部から前記第２の壁の前記前端部まで延在し、 前記第２の壁の前記前端部は、前記樋の前記後方且つ下向きに湾曲した前端部 と合わさって並置されるよう形成されている 遮蔽された樋の組合わせ体。 ２．前記第２の壁の前記内側表面から前記遮蔽された樋の前記後壁まで延在する 第１のブラケットのアームを更に備える請求項１記載の組み合わせ体。 ３．前記第２の壁の前記頂部から前記第１の壁の前記内側表面まで延在する第２ のブラケットのアームを更に備える請求項１記載の組み合わせ体。 ４．前記第２の壁の前記内側表面から前記遮蔽された樋の前記後壁まで延在する 第１のブラケットのアームと、 前記第２の壁の前記頂部から前記第１の壁の前記内側表面まで延在する第２の ブラケットのアームと を更に備える請求項１記載の組み合わせ体。 ５．前記第１のブラケットのアームが前記第２の壁の前記前端部と前記後壁との 間の前記第２の壁から延在する請求項４記載の組み合わせ体。 ６．前記第１の壁の前記前端部が前記遮蔽部の前記湾曲した前端部と係合するた め後方に面し上向きの曲がり部において終了する請求項１記載の組み合わせ体。 ７．前記第２の壁の前記前端部が前記樋の前記湾曲した前端部と係合するため後 方に面し下向きの曲がり部において終了する請求項１記載の組み合わせ体。 ８．前記ブラケットが前記遮蔽された樋の内側に沿って滑動可能である請求項４ 記載の組み合わせ体。 ９．前記ブラケットと一体であり且つ前記ブラケットを前記後壁及び前記建物に 固定する手段であって、前記ブラケットから横方向に延在するための手段を更に 備え、そのため前記固定する手段は前記開口を通して接近可能である請求項４記 載の組み合わせ体。 １０．前記ブラケットは、前記ブラケットの前記第１及び第２の壁の接合部から 前記遮蔽された樋の前記後壁に沿って前記遮蔽された樋と前記第１のブラケット のアームとの間に延在する第３の壁を有する請求項４記載の組み合わせ体。 １１．前部と、前記遮蔽された樋を建物に取り付けるための後壁を備える後部と 、前記後壁に取り付けられ且つ前壁を有する樋と、前部、頂部及び内側部を有す る遮蔽部とを有する遮蔽された樋組立体の組合わせ体であって、 前記遮蔽部は、前部後壁と一体の後部を有し、前記樋を越えて前方に延在し、 そのため葉が前記遮蔽部の前部と前記樋の前記前壁との間で前記遮蔽された樋の 内部への開口に入るのをそらせ、且つそのため前記遮蔽部を越えて流れる水が前 記開口から前記樋の中に入り、 前端部、後部及び内側部を有する第１の壁を備え、前記遮蔽部の内側部と並置 された支持状態にあるブラケットと、 前部、頂部、内側部、及び前記遮蔽された樋の後部の前記第１の壁の後部に取 り付けられた後部を有する第２の壁と、を備え、 前記第２の壁の前部が前部樋の前記前壁を支持する 遮蔽された樋組立体の組合わせ体。 １２．前記第２の壁の内側部から延在し且つ前記遮蔽された樋組立体の後壁に載 置されるブラケットアームを更に備える請求項１１記載の組合わせ体。 １３．前記第２の壁の上側部から延在し且つ前記第１の壁の内側部に載置される ブラケットアームを更に備える請求項１１記載の組合わせ体。 １４．前記第２の壁の内側部から延在し且つ前記遮蔽された樋組立体の後壁に載 置される第１のブラケットのアームと、 前記第２の壁の上側部から延在し且つ前記第１の壁の内側部に載置される第２ のブラケットのアームと を更に備える請求項１１記載の組合わせ体。 １５．前部第１のブラケットのアームが前記第２の壁の前部と後部との間で且つ それらから離間した前記第２の壁から延在する請求項１４記載の組合わせ体。 １６．前部第２のブラケットのアームが前記第１の壁の前記前端部と前記後部と の間で且つそれらから離間した前記第２の壁から延在する請求項１４記載の組合 わせ体。 １７．前記ブラケットは、横向きの力を前記ブラケットに与えることにより前記 遮蔽された樋の内部に沿って滑動可能である請求項１１記載の組合わせ体。 １８．前記ブラケットと一体であり前記ブラケットを前記壁及び前記建物に固定 する手段であって、前記ブラケットから横方向に延在するための手段を更に備え 、そのため前記固定する手段は前記開口を通して接近可能である請求項１１記載 の組み合わせ体。 １９．前部及び後部を有する遮蔽された樋であって、前部及び後部を有する遮蔽 部と、前部及び後部を有する樋とを備える遮蔽された樋において、 前記遮蔽部は、前記樋の上に重ね合わされ且つそれから離間しており、そのた め前記遮蔽部は、前記遮蔽部の外側上の葉やくずが前記遮蔽部の前部と前部樋の 前部との間の長軸方向の空間を経て入ることをそらし、且つ前記遮蔽部の外側を 越えて流れる水が前記遮蔽部により前記樋に前部長軸方向の空間を経て導かれ、 前記遮蔽された樋は、前記遮蔽された樋の内部のブラケットと協同して使用さ れ、 前記ブラケットは、前記遮蔽部の内側に対して並置されるよう適合され前記遮 蔽部を支持する第１の壁と、前記樋を支持する第２の壁とを備え、 前記遮蔽部及び樋の前記前部は、後方に面し上向きの曲がり部と後方に面し下 向きの曲がり部とのそれぞれにおいて終了し、 前記ブラケットの前記第１及び第２の壁は、前記遮蔽部及び樋の前記前部の前 記曲がり端部に一致し前記遮蔽部及び樋の前記前部に係合する曲がり端部を有す る 遮蔽された樋。