JPH11503656A - 印象キャップを備えたインプラント用印象システム - Google Patents

印象キャップを備えたインプラント用印象システム

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JPH11503656A
JPH11503656A JP9528018A JP52801897A JPH11503656A JP H11503656 A JPH11503656 A JP H11503656A JP 9528018 A JP9528018 A JP 9528018A JP 52801897 A JP52801897 A JP 52801897A JP H11503656 A JPH11503656 A JP H11503656A
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shoulder
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JP9528018A
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ズッター,フランツ
バウムガルトナー,レト
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インスティトゥート・シュトラウマン・アクチエンゲゼルシャフト
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    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61CDENTISTRY; APPARATUS OR METHODS FOR ORAL OR DENTAL HYGIENE
    • A61C9/00Impression cups, i.e. impression trays; Impression methods
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61CDENTISTRY; APPARATUS OR METHODS FOR ORAL OR DENTAL HYGIENE
    • A61C8/00Means to be fixed to the jaw-bone for consolidating natural teeth or for fixing dental prostheses thereon; Dental implants; Implanting tools
    • A61C8/0001Impression means for implants, e.g. impression coping

Abstract

(57)【要約】 本印象システムは、人体内にはめ込まれ、可能な上部構造を含むインプラント(1)の、人体組織構造から突出した端部をマスター模型に移すための印象キャップ(4)を備えている。丁度頂部にて、インプラント(1)は、インプラント肩部(11)とともに、インプラントヘッド(10)上で終わり、インプラント肩部(11)上に突出した異なる義歯支え(21)を備えた上部構造(2)が、上記インプラントヘッド(10)内に嵌入可能となっている。丁度底部にて、印象キャップ(4)は、インプラント肩部(11)に対して補完的な、そして放射状に少なくとも部分的に上記インプラント肩部(11)上に位置しているキャップ肩部(41)とともに終わっている。摺動スリーブ(3)は、印象キャップ(4)の内側にはまり込み、得られた印象内に固定された原状態を同様にマスター模型に移すために、インプラント肩部(11)に関して義歯支え(21)の外側面の相対的な位置を決定する。患者の口内の印象採得、およびマスター模型制作が、本印象システムでもって非常に簡単化される。さらに、実際の状態をマスター模型へ移すことが、今、より正確になっている。

Description

【発明の詳細な説明】 印象キャップを備えたインプラント用印象システム発明の適用分野 本発明は、インプラント端部上の可能な上部構造(superstructure)を含み、 人体組織構造から突出したインプラント端部をマスターキャップに移すために人 体にはめ込まれたインプラント用の印象キャップを備えた印象システムに関する ものである。先行技術 以下の議論は、まず第一に、歯科用インプラントの例に言及している。患者の 口内の状態の印象をとるために、得られた印象を歯の置換が型取りをされるマス ター模型(master cast)に移すために、多くのエレメントがこれまで使用され てきた。今まで行われなければならなかった作業ステップおよびこれらの作業ス テップで使用されるエレメントは、SCHROEDER,A.; SUTTER,F.; BUSER,D.; KREKE LER,G.: オーラルインプラントロジー[Oral implantology],Georg Thieme Ve rlag Stuttgart,第2版、1994,P202 以下参照、により詳細に取扱われている 。他方、患者の口内、特に臼歯のエリア内のエレメントの組立ては、結果的に生 じるエレメントの全高のために、特にねじ込み器具が同様に使用される場合に問 題がある。さらに、作業手順(work procedures)が患者を必要とし、そしてそ れらは、印象採得(impression-taking)およびマスターキャップの製造に関し ては時間の浪費である。これに加えて、不正確な点が生じる。 困難は、いくつかの上部構造の場合、印象キャップが、印象採得のために使用 されないか、或いは印象キャップが、軸方向に位置させられ、印象トレー(impr ession tray)を通り抜けるスクリューとともに固定されなければならないとい う事実から主として生じる。印象採得の間、この固定は、インプラント内にねじ 込まれた上部構造になされ、インプラントは、患者の口内にはめ込まれる。マス ター模型の引続いての製作において、この固定は、それから使用されるマニピュ レーションインプラントになされる。 DE 44 15 670 A1は、インプラントに対向する開いた端部(open end)に、適 用された場合に円錐形の上部構造の肩部上に係わり合う弾性のあるフラップを有 する印象キャップを開示している。この印象キャップは、背後から係合させられ 得る、そしてフラップが把持できる輪郭を有する上部構造のために使用され得る だけである。さらに、この印象キャップでもって、歯肉を通して突出した上部構 造を採得することができるだけで、この印象キャップは、インプラント肩部の印 象を採得するためには設計されていない。発明の目的 これまでの高価な、そしてある場合には不正確な印象採得およびマスター模型 の製作に鑑みて、そして、印象キャップが条件付きでのみ使用できるという事実 に鑑みて、本発明は、以下の問題に基づいている。印象システムは、はめ込まれ たインプラント或いはマニピュレーションインプラントの肩部に少なくとも部分 的に位置し、そして印象に対する安定状態のままでいる印象キャップとともに作 り出されることになる。さらに、印象システムは、上部構造の殆どの種々のタイ プに対して、即ち直線的な、或いは曲がった、円錐形の、或いは多角形のヘッド 部を備えた、或いは内ねじを備えた上部構造に対して使用されることができなけ ればならない。設計される印象キャップは、印象トレー内に存在するインプレッ ションコンパウンド内に埋設されたときに、はめ込まれたインプラントから取除 かれることができなければならず、そしてそれは同じくしっかりとした位置決め とともに、マスター模型の製作のために毎回(from case to case)使用される ようになっているマニピュレーションインプラントを受入れることができなけれ ばならない。発明の本質 本印象システムは、可能な上部構造を含め、人体内にはめ込まれたインプラン トの、人体組織構造から突出した端部をマスター模型に移すための印象キャップ を備えている。丁度頂部に、インプラントヘッドにインプラント肩部を備えたイ ンプラント端部と、上記インプラント肩部上に突出した相異なる義歯支え(abut ment)を備えた上部構造とがインプラントヘッドにはめ込まれ得る。丁度底部に 、印象キャップは、インプラント肩部に対して補完的な、そしてインプラント肩 部に少なくとも部分的に放射状に位置するキャップ肩部とともに終わっている。 得られた印象に固定された原状態を同様にマスター模型に移せるようにするた めに、摺動スリーブは、印象キャップの内側にはめ込まれ、インプラント肩部に 関して上部構造の義歯支えの外側の側面(flank)の相対的な位置を決める。原 状態から前もって採得された印象に基づいてマスター模型を製作するために、マ ニピュレーションインプラントが設けられ、そしてそれは、キャップ肩部に対し て補完的なマニピュレーション肩部と上部構造の義歯支えに対応するマニピュレ ーション義歯支えとを有している。キャップ肩部はマニュピュレーション肩部を 支え、印象キャップ内に位置する摺動スリーブは、マニピュレーション義歯支え の外側の側面の相対的な位置を定める。このマニピュレーションインプラントは 、各原状態に対する外側の輪郭に類似したマニピュレーション義歯支えを有し、 そのマニピュレーション義歯支えは、マスター模型の製作の間、印象内に、義歯 支えの空間をとり、その空間は、インプラント上に位置し、そして印象が前もっ てとられる。 摺動スリーブは、印象キャップと義歯支えとの間にはまり込んだ摺動スリーブ 、および印象キャップから突出したカラーからなるのが有利である。スリーブ部 は、印象キャップ内に押込まれ、そして取付けられたクランプヘッドを有し、そ れは、インプラントの軸方向の内ねじ形成された孔、或いはマニピュレーション インプラントの軸方向の孔においてクランプして係合することが意図されている 。摺動スリーブは、頂部で開いており、摺動スリーブをクランプするために、固 定ペグが設けられ、それは、上方から押込むことができ、摺動スリーブ内に突出 したシャフトを有している。 特別な凝った工夫では、固定ペグは、丁度頂部に、印象キャップから突出した プレートを有し、そしてクランプ作用を増大させるビードがシャフト上に設けら れている。スクリューが、摺動スリーブと印象キャップを横方向に貫き、このス クリューの先端が上部構造の義歯支え上に、即ちマニピュレーションインプラン トのマニピュレーション義歯支え上に係合し、その結果装置構造が固定される。 本発明のおかげで、印象キャップを備えた印象システムは、いま利用でき、そ れにより、患者の口内にて印象を採得し、マスター模型を製作することが非常に 簡単化される。さらに、現実の状態をマスター模型へ移すことが、今、より正確 になる。この印象システムは、インプラント内にはめ込まれた義歯支えの相対的 な高さおよび回転状態を、−基準輪郭の存在下で−決めること、およびそれらを 印象からマスター模型に移すことを可能にしている。添付図面の簡単な説明 図1A: 中実円錐形上部構造、印象キャップ、摺動スリーブおよび固定ペ グを備えたインプラント 図1B: 押付けられた印象トレーを備えた図1Aに係る図 図2A: 中実円錐形上部構造、印象キャップ、摺動スリーブおよび固定ペ グを備えたインプラント 図2B: 押付けられた印象トレーを備えた図2Aに係る図 図3A: 上部構造はないが、摺動スリーブおよび固定ペグを備えたインプ ラント 図3B: 押付けられた印象トレーを備えた図3Aに係る図 図4A: 曲がった円錐形上部構造、印象キャップおよび側方に固定された 摺動スリーブを備えたインプラント 図4B: 押付けられた印象トレーを備えた図4Aに係る図 図5: 研削された中実円錐形上部構造、印象キャップおよびインプレッ ションコンパウンドを導入したところの摺動スリーブを備えたインプラント例示的な実施形態 本発明に係る印象システムの例示的な実施形態の詳細な記述は、添付図面を参 照して以下になされている。 以下の陳述は、以下の記述全体に当てはまる。もしも、図面の明確化のために 参照番号が図に含まれているが、記述の直接的な関連する文脈において述べられ ていなければ、そのときは先の図の記述において述べたことに言及している。明 瞭のために、続く図における構成要素の繰返される明示は、もしも関係している 構成要素が“繰返される”構成要素であることが図面から明らかであるならば、 殆どの部分で省略されている。図1A 本発明を限定するものではないが、例は患者の口内にはめ込まれたインプラン ト1、即ち歯科用インプラントの印象の採得に関するものである。このインプラ ント1は、円錐形状に上向きに広がったインプラントヘッド10と、円錐形状に 上向きに狭くなったインプラント肩部11とを有している。上部構造、ここでは 直線的な中実円錐形上部構造2は、ねじ部20を介してインプラント1の内ねじ 孔12内にねじ込まれる。インプラント肩部11上に突出した中実円錐形上部構 造2の義歯支え21は、外側に垂直に延在するいくつかの溝22を有している。 ここまでは、各部はそれ自体公知である。 印象を採得するために、両端で開口したスリーブ部30とフランジ状の開口し た、頂部で終わるカラー31とに分けられる摺動スリーブ3が用いられている。 円柱上のスリーブ部30は、外側は滑らかである一方、それは義歯支え21を補 完する内側輪郭32を有し、この義歯支え21上に押付けられ、そしてその壁部 は、底部に向かって薄くなり、広がる中実円錐形上部構造2にマッチするように なっている。略中実円錐形上部構造2の上縁部のレベルにて、摺動スリーブ3は 、外側に放射状に取囲む溝33を有することができる。内側において、摺動スリ ーブ3は、カラー31のエリアにおいて放射状に取囲む帯状広がり部34を有す ることができる。 印象キャップ4は、原則として、柱状で、両端が開口している。印象キャップ 4を貫いて延びる通路(channel passage)40が、スリーブ部30の外形を補 完し、溝33から離れ、その結果印象キャップ4は、摺動スリーブ3上に摺動し て押付けられる。その丁度底部に、印象キャップ4は、インプラント肩部11に 補完的なキャップ肩部41を有している。その外周部にて、印象キャップ4は、 放射状に溝形成されており、その結果いくつかの保持プレート43が得られる。 組立て状態において、義歯支え21上に押付けられた摺動スリーブ3は、殆ど インプラント肩部11までスリーブ部30を介して達している。印象キャップ4 は、印象キャップ4から上方に突出したカラー31とともに、通路40内にスリ ーブ部30を受入れている。摺動スリーブ3の内側輪郭32は、義歯支え21の 外側輪郭上にぴったりと合って位置している。特に、スリーブ部30の下方縁部 は、義歯支え21と印象キャップ4との間のクランプ楔として作用する。キャッ プ肩部41は、インプラント肩部11に実際上継ぎ目なしで位置している。 固定ペグ9は、そのシャフト90でもって、頂部で開いた摺動スリーブ3内に 嵌入している。固定ペグ9は、カラー31の上側部分に位置するプレート91と ともに頂部で終わっている。下方エリアにおいて、シャフト90は、放射状に取 囲むビード92を有し、それは挿入された状態において、拡がり部34を摺動し て通り過ぎ、摺動スリーブ3と印象キャップ4の内壁部との間のクランプをもた らす。このクランプにより、そして楔としてその下方縁部でもって作用するスリ ーブ部30により、患者の口内に位置するインプラント1への印象キャップ4の 、印象採得に十分な、しっかりとした嵌め合いが達成されている。図1B 本図は、口内の状態の印象ADがインプレッションコンパウンド7で満たされ た印象トレー70を使って得られた後のマスター模型の製作に関するものである 。上述した摺動スリーブ3、印象キャップ4および固定ペグ9は、全て印象AD 内に埋設されたままであり、再度存在している。マニピュレーションインプラン ト5は、ここでは円錐形義歯支え51を伴い、この作業段階で加えられ、義歯支 え51は義歯支え21に類似している。マニピュレーションインプラント5は、 義歯支え51とともに印象AD内に押込まれる。キャップ肩部41は、マニピュ レーションインプラント5の補完的なマニピュレーション肩部55と一緒になる 。このように押込まれたマニピュレーションインプラント5全体が、上述したク ランプにより印象AD内に保持される。ここで、スリーブ部30は、円錐形義歯 支え51を押圧する。マニピュレーションインプラント5は、底部にて、複数の 保持プレート52を備えた延長部(a continuation)を有している。マスター模 型を製作するために、型取りをするコンパウンドが印象AD上に注がれる。図2A インプラント1および円錐形上部構造2が再び存在する。摺動スリーブ103 および印象キャップ104は修正され、そして固定ペグが、その機能が摺動スリ ーブ103により同時に引き継がれ、ここで省かれる。摺動スリーブ103は、 頂部で開いていないが、その代わり閉じたカラー131でもって終わっている。 義歯支え21に対して補完的な内側輪郭132を備えたスリーブ部130は、下 方に延びている。スリーブ部130の下部エリアでは、放射状に取囲むビード1 35が外側に設けられ、これらのビード135が印象キャップ104へのクラン プを促進している。カラー131の下方に、摺動スリーブ103は、スリーブ部 130への移り目にて外方放射状溝136を有している。印象キャップ104は 、上端部近くに内側ビード145を有し、これはクランプ作用を改善するのにも 役立っている。この印象キャップ104はまた、軸方向通路140、キャップ肩 部141および保持プレート143をも有している。インプラント肩部11上の キャップ肩部141とともに位置する印象キャップ104は、スリーブ部104 の下部のテーパを付された縁部のクランプ楔効果により、再度印象採得に対して 安定状態に保持される。図2B 図1Bに類似して、印象ADは、印象トレー70および、印象キャップ104 、そしてその中に摺動スリーブ103が埋め込まれたインプレッションコンパウ ンド7とともに、再度ここに存在している。マスター模型を製作するために、マ ニピュレーションインプラント105が、印象ADに再び押込まれ、キャップ肩 部141にマニピュレーション肩部155が当たっている。このマニピュレーシ ョンインプラント105は、ここでは一部材で作られていないが、その代わりに 、義歯支え21に外側の輪郭において同一の義歯支え151が、外側の保持プレ ート152を有する延長部にねじ込まれている。図3Aおよび3B インプラント肩部11を備えたインプラント1、およびそのキャップ肩部24 1を介してその上に位置する印象キャップ204が、ここに存在している。外側 には、印象キャップ204が、保持プレート243を有している。シャフト90 を備えた固定ペグ9、プレート91およびビード92が、同様に挿入されている 。特別な面は、スリーブ部230が下方に向けられた特別な摺動スリーブ203 にあり、そこにはインプラント1内の内ねじ孔12にはまり合った弾性のあるク ランプヘッド237がある。ビード92を備えたシャフト90は、頂部にて開い たスリーブ部230に押込まれ、これは、はまり合ったクランプヘッド237と ともに、装置構造全体にクランプ作用を及ぼしている。印象採得は、ここでは上 部構造とは独立してなされ、この上部構造は取除かれるか、まだはまり合ってい ないかである。 マスター模型を製作するために、型取りをするコンパウンドが、再度、印象ト レー70と印象コンパウンド7とともに得られた印象ADに注がれ、そこに頂部 にて開いたマニピュレーションインプラント205が押付けられ、その結果クラ ンプヘッド237が、マニピュレーションインプラント205に設けられた軸方 向孔253に係合する。キャップ肩部241は、マニピュレーション肩部255 上に位置している。図4Aおよび4B この例示的な実施形態では、溝322および曲がった義歯支え321を備えた 中実円錐形上部構造302が使用され、これは研磨されていない。ねじ部320 は、インプラント1内の内ねじ孔12に係合している。義歯支え321の傾斜状 態にしたがって、インプラント肩部11上に継ぎ目なしで位置する長円形のキャ ップ肩部341とともに印象キャップ304が使用されている。義歯支え321 の傾斜状態のために、非回転対称の(non-rotationally symmetrical)摺動スリ ーブ303が必要になり、そのスリーブ部330は、均一なクランプ作用を生じ るために非対称の厚みを有している。頂部にて、摺動スリーブ303は、閉じた カラー331でもって終わっている。この装置構造のさらなる固定のために、ス クリューSが設けられ、それは印象キャップ304を横方向に貫いて係合し、そ してその先端は義歯支え321上の溝322内に入り込んでいる。 この組立てにおいて、印象ADは、インプレッションコンパウンド7を満たさ れた印象トレー70とともに採得され、そしてマスター摸型を製作するために、 義歯支え321に対して捕完的な円錐形義歯支え351を備えた適当なマニピュ レーションインプラント305が印象AD内に押込まれる。キャップ肩部341 とマニピュレーション肩部355は、互いに当たっている。スクリューSは、こ こでは義歯支え351上に支持されている。マニピュレーションインプラント3 05は、同様に、保持プレート352とともに延長部350を有している。図5 真直な、しかし研磨された義歯支え421、ねじ部420および溝422を備 えた中実円錐形上部構造402の場合、通路40、キャップ肩部41および保持 プレート43を備えた真直な印象キャップ4が印象採得のために使用されている 。また、スリーブ部430を備え、略インプラント肩部11に達する薄壁摺動ス リーブ403も使用されている。下方縁部にて、スリーブ部430は、印象キャ ップ404と義歯支え421との間のクランプのために肉厚端縁部438を有し ている。頂部にて開いた摺動スリーブ403の内側に残る中空空間は、導入され た供給流路Zを介してインプレッションコンパウンド7で満たされている。イン プレッションコンパウンド7が硬化させられた後、キャップ肩部441がインプ ラント肩部11上に位置している印象キャップ404は、取除かれ、そして義歯 支え421の不規則な外側輪郭の正確なネガティブイメージ(negative image) が最初に得られ、そしてそれからこれがマスター模型の製作のために使用される 。 原則として、上述した印象システムは、歯科分野で使用されるだけでなく、人 体の他の部分にはめ込まれるインプラントに対しても使用できる。
───────────────────────────────────────────────────── 【要約の続き】 模型へ移すことが、今、より正確になっている。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.可能な上部構造を含め、人体内にはめ込まれ、人体組織構造から突出 したインプラント(1)の端部をマスター模型に移すための印象キャップ(4, 104,204,304,404)を備え、 a)頂部にて、インプラント(1)がインプラントヘッド(10)上のインプラ ント肩部(11)とともに終わり、そして b)上記インプラント肩部(11)上に突出した異なる義歯支え(21,321 ,421)を備えた上部構造(2,302,402)が、インプラントヘッド( 10)内にはめ込まれ、そして c)丁度底部にて、上記印象キャップ(4,104,204,304,404) が、上記インプラント肩部(11)に対して補完的で、かつ少なくとも部分的に 上記インプラント肩部(11)上に径方向に位置するキャップ肩部(41,14 1,241,341,441)とともに終わる という状態(X)の印象システムにおいて、 d)摺動スリーブ(3,103,203,303,403)が、得られた印象( AD)に固定された状態(X)を同様にマスター模型に移すために、上記印象キ ャップ(4,104,204,304,404)の内側にはめ込まれ、インプラ ント肩部(11)に関して義歯支え(21,321,421)の外側面の相対的 な位置を決定すること特徴とする印象システム。 2.a)マスター模型を製作するために、状態(X)から前に採得された 印象(AD)に基づいて、マニピュレーションインプラント(5,105,20 5,305)が設けられ、それはキャップ肩部(41,141,241,341 )に対して補完的なマニピュレーション肩部(55,155,255,355) と義歯支え(21,321,421)に対応するマニピュレーション義歯支え( 51,151,351)とを有し、 b)上記キャップ肩部(41,141,241,341)が上記マニピュレーシ ョン肩部(55,155,255,355)上に位置し、そして c)上記印象キャップ(4,104,204,304)内に位置する摺動スリー ブ(3,103,203,303)がマニピュレーション義歯支え(51,15 1,351)の外側面の相対的な位置を定めることを特徴とする請求項1に記載 の印象システム。 3.マニピュレーションインプラント(5,105,305)が、外側面 において各状態(X)に類似したマニピュレーション義歯支え(51,151, 351)を有し、そのマニピュレーション義歯支え(51,151,351)が 、マスター模型の製作の間、インプラント(1)上に位置させられ、印象が前も って採得された義歯支え(21,321,421)の空間を印象(AD)内に採 得することを特徴とする請求項2に記載の印象システム。 4.摺動スリーブ(3,103,303,403)が印象キャップ(4, 104,304,404)と義歯支え(21,321,421)との間にはまっ たスリーブ部(30,130,330,430)と印象キャップ(4,104, 304,404)から突出したカラー(31,131,331,431)からな ることを特徴とする請求項1に記載の印象システム。 5.上記摺動スリーブ(203)が、印象キャップ(204)内に押込ま れ得るスリーブ部(230)とそこに取付けられ、インプラント(1)の軸方向 内ねじ孔(12)、或いはマニピュレーションインプラント(205)の軸方向 孔(253)内のクランプと係合することが意図されたことを特徴とする請求項 1に記載の印象システム。 6.上記摺動スリーブ(3,203)が、頂部にて開き、摺動スリーブ( 3,203)をクランプするために、固定ペグ(9)が設けられ、それは上方か ら押込まれ、摺動スリーブ(3,203)内に突出したシャフト(90)を有し ていることを特徴とする請求項1に記載の印象システム。 7.上記固定ペグ(9)が、丁度頂部にて、印象キャップ(4,204) から突出したプレート(91)を有し、そしてクランプ作用を増大させるビード (92)がシャフト(90)上に設けられたことを特徴とする請求項6に記載の 印象システム。 8.スクリュー(S)が、摺動スリーブ(303)および印象キャップ( 304)を貫き、スクリュー(S)の先端が上部構造(302)の義歯支え(3 21)或いはマニピュレーションインプラント(305)のマニピュレーション 義歯支え(351)に係合し、その結果、装置構造が固定されることを特徴とす る請求項1に記載の印象システム。
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