JPH11503593A - 交換機間接続のための送信装置 - Google Patents

交換機間接続のための送信装置

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JPH11503593A JP9528188A JP52818897A JPH11503593A JP H11503593 A JPH11503593 A JP H11503593A JP 9528188 A JP9528188 A JP 9528188A JP 52818897 A JP52818897 A JP 52818897A JP H11503593 A JPH11503593 A JP H11503593A
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Abstract

(57)【要約】 本発明は、交換機又はベースステーションコントローラのようなテレコミュニケーションネットワーク要素間を接続するための方法及び送信装置に係る。接続の両端には交換機からの多数のPCM送信チャンネルに接続された送信装置(TRACU1,2)がある。PCMサンプルのビットが低いレートのボコード化スピーチ又はデータを送信するサブチャンネルを形成するような低い容量の相互接続PCMリンクが送信装置間に設けられる。PCMサンプルの1つ以上の最下位ビットにおける低いレートのサブチャンネルにあるPCMコード化スピーチ信号が交換機から受け取られた場合には、このサブチャンネルの内容が相互接続PCMリンクのサブチャンネルの1つにマルチプレクスされる。純粋なPCMコード化スピーチ信号が交換機から受け取られた場合には、それが低いレートのボコード化スピーチ信号へとエンコードされ、そしてそのボコード化スピーチ信号が相互接続PCMリンクのサブチャンネルの1つにマルチプレクスされる。接続の他端では、送信装置がそのボコード化スピーチ信号をPCMサンプルにデコードし、そしてサブチャンネルの非デコード内容がPCMサンプルの最下位ビットに挿入される。

Description

【発明の詳細な説明】 交換機間接続のための送信装置発明の分野 本発明は、スピーチコードを用いた移動通信システムに係り、より詳細には、 交換機間接続のための送信装置に係る。先行技術の説明 移動通信ネットワークは、一般に、地上ベースステーションネットワーク又は 衛星中継器によって与えられる無線有効到達範囲に基づいて非常に広いエリアに サービスを提供する。ベースステーションシステム又は衛星地上ステーションは 移動サービス交換センターに接続される。ネットワークオペレータは、多数の相 互接続された移動サービス交換センターを使用することができる。更に、移動サ ービス交換センターは、種々の国々の公衆交換電話ネットワークPSTN及び他 の移動通信ネットワークへの接続を有していなければならない。通常は、交換機 間デジタル接続が与えられ、これを経てスピーチ及びデータが64kビット/s のPCM(パルスコード変調)チャンネルで送信される。これらの接続は、固定 又は半固定であってもよいし、或いは各通話に対して個々に確立されてもよい。 固定又は半固定の接続は、購入及び賃貸される接続である。各々の場合に、接続 容量の利用を最適化し、そしてそこから生じるコストを最小にすることがオペレ ータにとって重要である。 これを実現する1つの方法は、多数の通話をPCMチャンネルへとマルチプレ クスすることである。交換機間には標準的なPCMインターフェイスがあって、 これを経て例えばスピーチが64kビット/sのPCMサンプルの形態で転送さ れるので、接続の両端において、低いレートへのスピーチの圧縮即ちスピーチの コード化と、その圧縮解除とが必要とされる。圧縮装置は複雑であり、交換機間 インターフェイスに両立性及び信号伝送の問題を生じる。更に、低いレートへの スピーチコード化は、64kビット/sのPCMコード化に比してスピーチの質 の低下が不可避であり、従って、常に受け入れられる解決策ではない。 又、デジタル移動通信システムにおいては、スピーチ及びデータ送信全体がデ ジタルである。移動通信ネットワークに関する限り、最も制約のあるリソースは 移動ステーションとベースステーションとの間の無線経路である。無線経路にお ける無線接続の帯域巾要求を減少するために、スピーチ送信は、電話ネットワー クに通常使用される64kビット/sの送信レートではなく、例えば、16又は 18kビット/sの低い送信レートを与えるスピーチエンコードを用いている。 スピーチをパラメータとして表すことをベースとするスピーチエンコードは、こ こでは、PCMコードと区別して、ボコード(vocoding)(スピーチエンコード) と一般に称する。無線インターフェイスの両側、即ち移動ステーション及び固定 ネットワーク端の両方は、スピーチエンコーダ及びスピーチデコーダを有してい る。ネットワーク側のスピーチコーダは、時々、トランスコーダとも称される。 トランスコーダは、多数の別々の位置、例えば、ベースステーション又は移動サ ービス交換センターに受け入れられる。トランスコーダは、しばしば、ベースス テーションから離れて、「遠隔トランスコーダユニット」に配置される。後者の 場合には、スピーチエンコードパラメータが特定のフレームにおいてベースステ ーションとトランスコーダユニットとの間に送信される。 各移動着信又は移動発信スピーチ通話においては、トランスコーダがネットワ ーク側のスピーチ接続部に接続される。移動サービス交換センターに向かうトラ ンスコーダのインターフェイスは64kビット/sである。トランスコーダは、 8/16kビット/sの送信チャンネルにボコードされた移動発信スピーチ信号 (アップリンク方向)を64kビット/sのレートへとデコードし、そして移動 着信の64kビット/sのスピーチ信号(ダウンリンク方向)を8/16kビッ ト/sのレートにエンコードする。従って、スピーチの質は、通常の電話ネット ワークよりも低い。 しかしながら、交換機間接続における圧縮装置は、スピーチの質を更に低下さ せる。これは、タンデムなスピーチコード化によるものであり、即ち移動ステー ションにおいてエンコードし、トランスコーダにおいてデコードし、第1の圧縮 装置においてエンコードし、そして第2の圧縮装置においてデコードすることに よるものである。このような場合に、通話の一方の当事者は移動ステーションで あり、そして他方の当事者は、例えば、公衆交換電話ネットワーク(PSTN) の加入者である。 2つの移動ステーション間で通話が行われる(移動対移動通話MMC)場合に は、多数のスピーチコード化を実行することができる。このような場合に、発呼 側移動ステーションと移動サービス交換センターとの間の接続にトランスコーダ があり、そして対応的に、被呼側移動加入者と(同じ又は別の)移動サービス交 換センターとの間に第2のトランスコーダがある。これらのトランスコーダは、 通常の通話交換の結果として移動サービス交換センターの間の接続を経て相互に 接続される。換言すれば、各MMC通話ごとに、2つのトランスコーダユニット が直列接続され、そしてスピーチエンコード及びデコードが通話に対して2回行 われる。これまでは、MMC通話が比較的僅かであったために、タンデムコード 化が大きな問題となっていない。しかしながら、移動ステーションの数が増加す るにつれて、MMC通話の数も益々増えるであろう。交換機間接続における1つ のスピーチ圧縮動作は、スピーチコード化動作の数を3に増加することにより、 状態を悪化させる。多数の移動サービス交換センター及び圧縮された中間接続を 経て通話をルート指定しなければならない場合には、スピーチエンコードパラメ ータの数が増倍される。発明の要旨 本発明の目的は、交換機間接続を最適化するための新規な送信装置を提供する ことである。 本発明は、交換機又はベースステーションコントローラのようなネットワーク 要素間を接続する送信装置であって、ネットワーク要素から多数のインバウンド PCM送信チャンネルに接続されて、各PCM送信チャンネルからスピーチ信号 を受け取ると共に、そのスピーチ信号を、上記ネットワーク要素から受け取った 上記多数のPCM送信チャンネルより低い送信容量を有する相互接続PCMリン クを経て別の送信装置へ転送するよう意図された送信装置に係る。この装置は、 ネットワーク要素と送信装置との間のスピーチ信号が、純粋なPCMコード化ス ピーチ信号であるか、又はPCMサンプルの1つ以上の最下位ビットが低いレー トのボコード化スピーチのためのサブチャンネルを与えるようなPCMコード化 スピーチ信号であり;上記相互接続PCMリンクは、PCMサンプルのビットが 2つ以上のサブチャンネルを与えるような1つ以上のPCMチャンネルを有し、 各サブチャンネルにおいて、低いレートのボコード化スピーチ又はデータを送信 することができ;上記送信装置は、ネットワーク要素から受け取ったPCMチャ ンネルのスピーチ信号が上記サブチャンネルを含むPCMコード化スピーチ信号 であることに応答して、サブチャンネルの内容を上記相互接続PCMリンクのサ ブチャンネルの1つへとマルチプレクスするよう構成され;上記送信装置は、ネ ットワーク要素から受け取ったスピーチ信号が純粋なPCMコード化スピーチ信 号であることに応答して、このPCMコード化スピーチ信号を低いレートのボコ ード化スピーチ信号にエンコードすると共に、ボコード化スピーチ信号を上記相 互接続PCMリンクのサブチャンネルの1つへとマルチプレクスするよう構成さ れたことを特徴とする。 又、本発明は、移動通信システムにおいて交換機又はベースステーションコン トローラのようなネットワーク要素間にデジタルエンコードされたスピーチを転 送するための請求項10に記載の方法にも係る。 本発明において、交換機又はベースステーションコントローラのようなテレコ ミュニケーションネットワークのネットワーク要素間の接続の両端には、PCM チャンネルでネットワーク要素の各々に接続された送信装置が設けられる。好ま しくは、交換機の少なくとも1つは、移動サービス交換センターである。交換機 と圧縮装置との間に送られるスピーチは、純粋なPCMコード化スピーチである か、又はPCMサンプルの1つ以上の最下位ビットが低いレートのボコード化ス ピーチのためのサブチャンネルを与えるようなPCMコード化スピーチである。 このサブチャンネルは、PCMサンプルと同じスピーチ情報を、移動通信システ ムに使用されるボコード化方法のスピーチパラメータの形態で含む。送信チャン ネル間において1つのPCMチャンネルが多数のサブチャンネルを搬送する。送 信圧縮装置は、交換機から受け取ったスピーチ信号を分析する。スピーチ信号が ボコード化スピーチのサブチャンネルを含む場合は、このサブチャンネルの内容 が送信装置間のPCMチャンネルのサブチャンネルの1つへとマルチプレクスさ れる。スピーチ信号がPCMコード化スピーチしか含まない場合には、送信装置 は、移動通信システムのボコード化方法によりPCMコード化スピーチをエンコ ードするトランスコーダユニットを備えている。これは、低いレートのボコード 化スピーチ信号を与え、これは、次いで、圧縮装置間のPCMチャンネルのサブ チャンネルの1つへとマルチプレクスされる。 受信側の送信装置は、各サブチャンネルから受信したボコード化スピーチ信号 を、移動通信システムに使用されるボコード化方法に基づいてPCMサンプルへ とデコードするトランスコーダを備えている。更に、送信装置は、サブチャンネ ルのボコード化スピーチの内容を、デコードせずに、PCMサンプルの1つ以上 の最下位ビットに挿入する。その後、PCMサンプル及びその中のボコード化サ ブチャンネルは、専用のPCMチャンネルを経て交換機へと転送される。 本発明は、交換機間接続に著しい節約を与える。例えば、1つのサブチャンネ ルがPCMサンプルに1ビットを用いる場合には、8個のスピーチ信号をPCM サンプルにマルチプレクスすることができる。従って、タイムスロットの幾つか が信号送信に使用されるときに、必要な相互接続PCMリンクの数が著しく減少 され、例えば、7から1に減少される。 本発明の送信装置と交換機との間には通常のPCMインターフェイスがあるの で、装置は、両立性の問題を伴うことなく全ての交換機間PCMリンクに適した ものとなる。相互接続リンクの数の節約は、PCMコード化スピーチに「隠され た」低いレートのボコード化サブチャンネルがどこにも使用されなくても達成さ れる。しかしながら、この場合には、上記のように圧縮がスピーチの質を低下さ せる。 いずれにせよ、PCMコード化スピーチに「隠された」ボコード化サブチャン ネルは、移動通信システムのトランスコーダがそれを使用できる場合にはマルチ スピーチコード化を防止することができる。本出願人の出願中のPCT特許出願 WO96/32823号は、「タンデムコード化」を防止する1つのトランスコ ーダを開示している。MMC通話は、接続が2つのトランスコーダをタンデム構 成で有するように通常の手順により確立される。トランスコーダと移動ステーシ ョンとの間に転送されるスピーチは、送信レートを減少するボコード化方法によ りエンコードされる。両トランスコーダは、スピーチに対して通常のトランスコ ード化動作を実行し、それを1つのトランスコーダにおいて通常のデジタルのパ ルスコード変調(PCM)スピーチサンプルにデコードし、これらサンプルは、 第2のトランスコーダへ送られそしてそこで上記ボコード化方法によりエンコー ドされる。PCMスピーチサンプルの1つ又は2つの最下位ビットにより与えら れるサブチャンネルにおいて、移動ステーションから受け取られる上記ボコード 化方法に基づくスピーチ情報が同時に転送される。この情報は、タンデム接続さ れたトランスコーダのいずれにおいてもトランスコード化動作(エンコード及び デコード動作)が行われないスピーチパラメータを備えている。受信側のトラン スコーダは、主として、このボコード化方法に基づいて無線インターフェイスを 経て受信側移動ステーションへ送信されるべきスピーチ情報を選択する。その結 果、ボコード化は、主として、移動ステーションのみにおいて実行され、そして ボコード化されたスピーチ情報、即ちスピーチパラメータは、タンデムコード化 を伴わずに移動通信ネットワークに通され、スピーチの質を改善する。受信側ト ランスコーダがPCMスピーチサンプルの最下位ビットにおいてボコード化され たスピーチ情報を見出せないときには、無線インターフェイスを経て送信される べきスピーチ情報がPCMスピーチサンプルから通常のやり方でエンコードされ る。 本発明の送信装置が、上記形式のトランスコーダから、最下位ビットにボコー ド化されたスピーチ情報を含むPCMサンプルを受信する場合に、送信装置は、 このボコード化されたスピーチ情報を、トランスコード化せずに、相互接続PC Mリンクのサブチャンネルへ送る。第2の送信装置は、サブチャンネルから受け 取ったボコード化されたスピーチ情報からPCMサンプルをデコードし、そして ボコード化されたスピーチ情報は、デコードされずに、これらPCMサンプルの 最下位ビットに挿入される。又、第2のトランスコーダがタンデム防止をサポー トする場合には、ボコード化されたスピーチ情報を、デコードもエンコードもせ ずに、移動ステーションへ送る。従って、本発明による送信装置は、余分なボコ ード化を生じることがなく、即ちMMC通話においてスピーチの質を低下するこ とがない。他の当事者、例えば、PSTNネットワークの加入者がタンデム防止 をサポートしない場合には、他の送信装置によりデコードされたPCMサンプル を使用する。逆方向において、第2の送信装置は、PSTNネットワークから受 け取ったPCMサンプルをボコード化し、そしてそのボコード化されたスピ ーチ情報を相互接続PCMリンクへ送信する。第1送信装置及びトランスコーダ は、ボコード化されたスピーチ情報をこのように移動ステーションへ送信する。 この場合にも、送信装置は、移動ステーション及び第2の送信装置においてエン コード及びデコード動作が行われるだけであるから、余分なボコード化を生じる ことがない。 本発明による送信装置は、交換機のメッセージ送信又はアウトバウンド音声メ ール通話には影響を及ぼさない。これは、本発明による圧縮が交換機間送信に対 して行われるところの通常のPCM信号を含むためである。 本発明の1つの実施形態では、本発明の送信装置は、移動通信システムにより 使用される2つ以上の形式のボコード化をサポートする。本発明による送信装置 は、交換機と送信装置との間のPCMインターフェイスにおいてサブチャンネル に使用されるボコード化方法を識別することにより、相互接続PCMリンクに使 用されるべきボコード化方法を選択することができる。このPCMインターフェ イスがエンコードされたスピーチをもたない場合には、送信装置は、予め選択さ れたボコード化方法をデフォールトとして使用することができる。例えば、2つ の移動ステーションが通話において異なるボコード化方法を選択した場合には、 送信装置は、エンコードされたスピーチを少なくとも1つの送信方向に1つのボ コード化方法から別のボコード化方法へ変換することができる。変換は、TRA Uユニットにより他の送信方向に行うこともできる。例えば、交換機のPCMイ ンターフェイスに使用される第1形式のボコード化方法が、相互接続PCMリン クに使用されるボコード化方法と異なると仮定する。このような場合には、送信 装置は、交換機から受信した第1のボコード化方法に基づくスピーチ情報を直線 的なPCMサンプルにデコードするか、又は受信したPCMサンプルを直接適用 し、これらサンプルは、次いで、第2のボコード化方法に基づいてスピーチ情報 にエンコードされる。異なるボコード化方法は、しばしば、ビットレートが異な り、例えば、GSMの全レートボコード化方法(転送レートは通常16kビット /s)と、半レートボコード化方法(転送レートは通常8kビット/s)とがあ る。この場合に、相互接続PCMリンクは、例えば、8kビット/s又は16k ビット/sのスピーチ情報を転送することのできる4つの16kビ ット/sサブチャンネルを備えている。又、交換機間接続においては、送信装置 及び相互接続リンクのあるものが全レートボコード化方法のみを使用し、そして 送信装置及び相互接続リンクの他のものが半レートボコード化方法のみを使用す ることも考えられる。 又、本発明による送信装置を経てデータを転送することもできる。この場合、 送信装置には、必要なレート適応機能が設けられる。図面の簡単な説明 以下、添付図面を参照し、本発明の好ましい実施形態を詳細に説明する。 図1は、本発明による移動通信システムを示す図である。 図2は、GSM推奨勧告8.60に基づくTRAUスピーチフレームを示す図 である。 図3a及び3bは、PCMサンプルの最下位ビットにおけるサブチャンネルの 形成を示す図である。 図4は、本発明により図2のTRAUフレームを160の次々の8ビットPC Mサンプルに挿入するところを示す図である。 図5は、本発明の送信装置により1つの相互接続PCMリンクを経て7つのP CMチャンネルの信号を転送するところを示すブロック図である。 図6a及び6bは、送信装置間のPCMチャンネルにおいてPCMサンプルの 最下位ビットにサブチャンネルを形成するところを示す図である。 図7及び8は、相互接続PCMリンクの異なる端における送信装置の動作を示 すブロック図である。好ましい実施形態の詳細な説明 本発明は、送信レートを減少するデジタルスピーチ送信及びスピーチエンコー ド技術を用いるいかなる移動通信システムにも適用できる。 その1つの例は、移動通信システムの世界的標準になりつつあるヨーロピアン デジタルセルラー移動通信システムGSM(移動通信用のグローバルシステム) である。GSMシステムの基本的な要素は、GSM推奨勧告に規定されている。 GSMシステムの詳細な説明については、GSM推奨勧告及び「移動通信用のG SMシステム(The GSM System for Mobile Communications)」、M.モウリ及 びM.B.ポーテット著、パライゼウ、フランス、1992年、ISBN:2− 9507190−0−7を参照されたい。 GSM、及び1800MHzの周波数レンジで動作するその変形DSC180 0(デジタルコミュニケーションシステム)は、本発明の主たる目標であるが、 本発明は、これらのシステムに限定されるものではない。 図1は、GSMシステムの基本的な要素を非常に簡単に示している。移動サー ビス交換センターMSCは、インバウンド及びアウトバウンド通話の接続を取り 扱う。又、移動サービス交換センターは、固定ネットワークの交換機と同様の機 能を実行する。これに加えて、加入者位置管理のような移動通信のみの特徴であ る機能も実行する。移動無線ステーションMS、即ち移動ユニットは、ベースス テーションシステムにより交換機MSCに接続される。ベースステーションシス テムは、ベースステーションコントローラBSC及びベースステーションBTS で構成される。1つのベースステーションコントローラBSCを用いて多数のベ ースステーションBTSが制御される。 GSMシステムは、完全にデジタルであり、そしてスピーチ及びデータ送信も 完全にデジタルで行われ、均一なスピーチの質が形成される。スピーチ送信にお いては、現在使用されるスピーチエンコード方法は、RPE−LTP(規則的パ ルス励起−長時間予想)であり、これは、短時間及び長時間の両方の予想を使用 する。エンコード動作は、LAR、RPE及びLTPパラメータを発生し、これ らは、実際のスピーチに代わって送られる。スピーチ送信は、GSM推奨勧告の 第6章、特に、推奨勧告06.10のスピーチエンコードで取り扱われる。近い 将来、半レート方法及び減少型全レートコード化のような他のエンコード方法が 使用され、本発明は、これらにも使用できる。本発明は、実際のスピーチエンコ ード方法に関するものではなく、それとは独立しているので、スピーチエンコー ド方法については、これ以上詳細に説明しない。又、本発明では、スピーチエン コード方法は、通常のPCMコード化と区別し、ボコード化(ボイスコード化) とも称される。 当然、移動ステーションは、スピーチコード化のためにスピーチコーダ及びデ コーダを有していなければならない。移動ステーションの実施は、本発明にとっ て本質的なものでも独特なものでもないので、これについては詳細に述べない。 ネットワーク側では、スピーチエンコード化及びレート適応に関連した種々の 機能がトランスコーダユニットTRAU(トランスコーダ/レートアダプタユニ ット)に一体化される。TRAUは、製造者によりなされた選択に基づきシステ ムの多数の別々の位置に受け入れられる。トランスコーダユニットのインターフ ェイスは、移動サービス交換センターMSCに向いた64kビット/sのPCM (パルスコード変調)インターフェイス(Aインターフェイス)と、ベースステ ーションBTSに向いた16又は8kビット/sのAbisインターフェイスと を備えている。 トランスコーダユニットTRAUがベースステーションBTSから離れて配置 された場合は、情報は、ベースステーションとトランスコーダユニットTRAU との間のAbisインターフェイスにおいて「TRAUフレーム」で送られる。 TRAUフレームは、推奨勧告08.60に基づく320ビットと、推奨勧告0. 61に基づく160ビットとを備えている。現在、フレームの情報内容により4 つの異なるフレーム形式、即ちスピーチ、オペレーション/メンテナンス、デー タ及び「アイドルスピーチフレーム」が定義される。ベースステーションBTS から離れて配置されたトランスコーダユニットは、効率的なデコードのためには 無線インターフェイスを経て情報を受信しなければならない。トランスコーダの このような制御及び同期については、特殊な種類のインバンド信号がベースステ ーションとトランスコーダユニットとの間の8又は16kビット/sのチャンネ ルに使用される。又、このチャンネルは、スピーチ及びデータ送信にも使用され る。トランスコーダユニットのこのような遠隔制御は、GSM推奨勧告08.6 0(16kビット/sチャンネル)及び08.61(8kビット/sチャンネル )に説明されている。 通常は、PCMコード化スピーチのみがトランスコーダTRAUとMSCとの 間のAインターフェイスにおいて送信される。この場合に、トランスコーダTR AUは、ボコード化スピーチとPCMコード化スピーチとの間のトランスコード 化を行うことができる。 本出願人の出願中のPCT出願WO96/32823号は、ボコード化スピー チからPCMコード化スピーチへの通常のトランスコード化動作を実行するのに 加えて、移動ステーションから受信した上記ボコード化方法に基づくスピーチ情 報、即ちトランスコード化動作(デコード動作)が行われないスピーチパラメー タを、PCMスピーチサンプルの1つの最下位ビット(8kビット/sの容量) 又は2つの最下位ビット(16kビット/sの容量)で形成されたサブチャンネ ルにおいて送信する改良されたトランスコーダTRAUを開示している。他の送 信方向においても、同様に、トランスコーダは、AインターフェイスのPCMサ ンプルに含まれたサブチャンネルからボコード化スピーチを受信し、このスピー チは、トランスコード化動作(エンコード動作)なしにAbisインターフェイ スに送信される。2つのこのようなトランスコーダをタンデム構成で含むMMC 通話が交換されるときには、各トランスコーダは、実際に、ボコード化スピーチ を中継するだけであり、おそらくはパラメータを変更又は置き換えするが、余分 なボコード化は実行しない。従って、ボコード化は、通常は、移動ステーション MSにおいて実行されるだけであり、これにより、タンデムコード化が回避され そしてスピーチの質が改善される。この改良されたトランスコーダの実施及び動 作は、上記のPCT特許出願に詳細に説明されている。 従って、2つの形式の信号、即ち1)通常の64kビット/sのPCM;及び 2)PCMサンプルの1つ又は2つの最下位ビットがボコード化スピーチ(又は データ)のためのサブチャンネルを与えるようなPCT、がAインターフェイス に現れる。PCMサンプルの最下位ビットのボコード化スピーチの送信が図3A 及び3Bに示されている。図4は、図2のTRAUフレームを160個の次々の 8ビットPCMサンプルに挿入する1つの考えられる方法を更に示す。TRAU フレームの2ビットは、図3Aに基づき、PCMサンプルの2つの最下位ビット に代わって各PCMサンプルに挿入される。PCMサンプル1−8は、同期のた めの0を含み、PCMサンプル9−18は、制御ビットC1−C15を含み、P CMサンプル19−155は、データビットを含み、そしてPCMサンプル15 6−160は、制御ビットC16−C21及びT1−T4を含む。PCMサンプ ルの6つの最上位ビットは、PCMスピーチサンプルのオリジナルビットである (記号xで示された)。図3Aの例において、PCMコード化スピーチの転 送レートは48kビット/sであり、そしてサブチャンネルの転送レートは16 kビット/sである。図3Bに示すように、サブチャンネルが1ビットで実施さ れる場合には、PCMコード化スピーチの転送レートが56kビット/sであり 、そしてサブチャンネルの転送レートが8kビット/sである。 移動サービス交換センターMSCは、接続されるべき信号が形式1)であるか 形式2)であるかに関わりなく、64kビット/sの公称転送レートで通話を交 換する。 従来の移動通信ネットワークでは、交換機間リンクは、Aインターフェイスの 各信号に対して1つの64kビット/sのPCMチャンネルを備えている。この 点において交換機間リンクとは、移動サービス交換センターMSC間のリンク、 及び移動サービス交換センターMSCと公衆交換電話ネットワークのゲートウェ イ移動サービス交換センターGWとの間のリンクの両方を意味する。上記のよう に、経済性の理由で、交換機間接続の所要容量を最適化することが有利である。 本発明によれば、交換機は、図1及び5に示すように、接続の両端に1つの装 置が存在するように一対の送信装置と相互接続される。これらの送信装置は、こ こでは、圧縮装置TRACU(トランスコード化及びレート適応圧縮ユニット)と 称される。スピーチは、Aインターフェイスの場合と同様に、即ち純粋なPCM コード化スピーチ(形式1)として、又はボコード化スピーチのサブチャンネル を含むPCMコード化スピーチとして、MSC(GW)とTRACUとの間で送 信される。TRACU間には少なくとも1つの64kビット/sのPCMチャン ネルが設けられ、スピーチは、常に、PCMサンプルの1つ又は2つのビットに おいてボコード化された8kビット/s又は16kビット/sのスピーチとして 送信される。その原理は、図3にインターフェイスAに対して示されたものと同 じであるが、ここでは、PCMサンプルの全てのビットがサブチャンネルとして 使用され、PCMコード化スピーチは送信されない。従って、例えば、図6Bに 示すように、2つの最下位ビットが1つの16kビット/sのサブチャンネルを 形成し、2つの次の上位ビットが第2の16kビット/sのサブチャンネルを形 成し、次の2つの上位ビットが第3の16kビット/sのサブチャンネルを形成 し、そして2つの最上位ビットが第4のサブチャンネルを形成する。これと対応 的に、図6Aに示すように、各PCMビットは、1つの8kビット/sのサブチ ャンネルを形成することができる。又、同じPCMチャンネルが8kビット/s 及び16kビット/sの両方のサブチャンネルを含むこともできる。このように 、TRACUは、Aインターフェイスの1−8のPCMビット流を、TRACU 間で通信するための1つのPCMビット流へとマルチプレクスすることができる 。図5の例では、TRACU1及びTRACU2は、Aインターフェイスの7つ のPCMラインを1つのPCMラインへとマルチプレクスする(圧縮比1:8及 び送信比1:7)。 交換機MSCと圧縮装置TRACUとの間に転送されるスピーチは、図3A及 び3Bに示すように、純粋なPCMコード化スピーチであるか、又はPCMサン プルの1つ以上の最下位ビットが低いレートのボコード化スピーチを形成するよ うなPCMコード化スピーチである。 スピーチ信号を1つの方向MSC1−TRACU1−TRACU2−MSC2 に送信する場合の本発明の圧縮装置の動作を以下に説明する。逆方向においても 同様に転送が行われる。 TRACU1は、各PCMチャンネルにおいて交換機MSC1から受け取った スピーチ信号を分析する。信号がボコード化スピーチのためのサブチャンネルを 含む場合には、サブチャンネルの内容がTRACU間のPCMチャンネルにおけ るサブチャンネルの1つへとマルチプレクスされる。スピーチ信号がPCMコー ド化スピーチのみを含む場合には、TRACU1は、移動通信システムのボコー ド化方法によりPCMコード化スピーチをエンコードする。これは、低いレート のボコード化スピーチ信号を与え、これは、TRACU間のPCMチャンネルに おけるサブチャンネルの1つへとマルチプレクスされる。 図7は、トランスコーダTRACU1の動作を示すブロック図である。GSM 推奨勧告8.60又は8.61によれば、TRACU1の同期ブロック71は、A インターフェイスから受け取ったPCMサンプルのサブチャンネル、即ち1つ又 は2つの最下位ビットにおける同期を連続的にサーチする。TRAUフレームと の同期は、フレームにおける同期0及び1によって行われる。通話の始めに、同 期がまだ受け取られないとき、又は通話中に、同期が失われたときは、充分な数 の TRAUフレームの受信を待機し、通常のPCMサンプルの最下位ビットにより ランダムに発生される同期パターンだけではなく、TRAUフレームを含む8又 は16kビット/sのサブチャンネルが真に見つかるよう確保する。フレームと の同期は、連続的に行われる。 分離ブロック72は、PCMスピーチサンプルをエンコードブロック73へそ してTRAUフレームを処理ブロック74へ分離する。 エンコードブロック73は、GSM推奨勧告によるスピーチエンコード方法に 完全に基づき、PCMスピーチサンプルを低いレートのスピーチエンコードパラ メータへとエンコードする。PCMサンプルのエンコードは、TRAUフレーム との同期が達成されるか否かに関わりなく連続的に行われる。 TRAUフレームとの同期がとられないか、或いは照合又は同期が待機される 場合には、PCMスピーチサンプルからエンコードされたスピーチコード化パラ メータがエンコードブロック73からフレーム形成ブロック75へ送られる。こ のフレーム形成ブロック75は、GSM推奨勧告08.60又は08.61に基づ いてスピーチコード化パラメータをTRAUフレームに挿入し、TRACU2へ 転送する。 TRAUフレームとの同期がとられた場合には、スピーチコード化パラメータ は、スピーチコード化パラメータがエンコードブロック73からフレーム形成ブ ロック75へ送られない。むしろ、フレーム形成ブロック75には、Aインター フェイスから受け取られるTRAUフレームが供給され、このTRAUフレーム は、おそらく補足的な処理ブロック74において処理される。フレーム形成ブロ ック75は、GSM推奨勧告08.60又は08.61に基づくTRAUフレーム をTRACU2へ送るべく発生する。スピーチエンコードが行われないので、送 られるべきTRAUフレームは、本質的に、Aインターフェイスを経て受け取ら れるTRAUフレームと同じスピーチパラメータ及び制御データを含む。しかし ながら、補足的な処理ブロック74は、Aインターフェイスから受け取られるT RAUフレームの制御ビット及び他のビットをチェックし、そしてそれらの内容 に基づいて、TRACU2へ送られるTRAUフレームの内容を変更する補足的 機能を実行することができる。 補足的な処理ブロック74により実行される動作は、実際には、本発明にとっ て重要ではない。それらは、トランスコーダユニットTRAU1及びTRAU2 のタンデム防止動作にとって必要である。必要な処理は、上記特許出願に開示さ れたものとおそらく同様であろう。 上記ブロック71−75は、Aインターフェイスの1つのインバウンドPCM チャンネルのスピーチ信号を処理するためのものである。Aインターフェイスの 各インバウンドPCMチャンネルごとに、対応するブロック71−75が存在す る。 フレーム形成ブロック75から、TRAUフレームは、マルチプレクスブロッ ク76に送られる。このマルチプレクスブロック76は、異なるフレーム形成ブ ロックから受け取ったTRAUフレームを相互接続PCMリンクの異なるサブチ ャンネルCh1−Ch7へ挿入し、即ち例えば、図6Aに基づくPCMサンプル のビットへ挿入する。形成されたPCMサンプルは、TRACU2へ送られる。 TRACU2は、各サブチャンネルから受け取ったボコード化スピーチ信号を 移動通信システムに使用されたボコード化方法に基づいてPCMサンプルへとデ コードする。更に、TRACU2は、サブチャンネルのボコード化スピーチ内容 を、デコードせずに、PCMサンプルの1つ以上の最下位ビットへ挿入する。そ の後、PCMサンプル及びそのボコード化されたサブチャンネルは、Aインター フェイスの専用PCMチャンネルを経て交換機MSC2へ転送される。 図8は、TRACU2の動作を示すブロック図である。デマルチプレクスブロ ック81は、TRACU2から相互接続PCMリンクを経てPCMサンプルを受 け取る。デマルチプレクスブロック81は、異なるサブチャンネルCh1−Ch 7のTRAUフレーム、即ち異なるPCMビットを各処理ブロックへとデマルチ プレクスする。処理ブロック82の最も簡単な構造は、TRAUフレームをスピ ーチデコード83と補足的処理84とに分割する分割器である。しかしながら、 ブロック82の動作は、ベースステーションBTSからTRAUフレームを受け 取る際にトランスコーダユニットTRAUに対してGSM推奨勧告に規定された 動作の幾つか又は全部を含んでもよい。 スピーチデコード83は、GSM推奨勧告に基づくもので、スピーチコードパ ラメータからデジタルスピーチ信号を発生し、これは、パルスコード変調(PC M)ブロック85へ送られ、該ブロックは、例えば、CCITT推奨勧告G.7 11−G.716に基づくパルスコード変調(PCM)によりデジタルスピーチ 信号を64kビット/sのビットレートに変換する。64kビット/sのビット レートのパルスコード変調(PCM)は、スピーチ信号が125マイクロ秒ごと にサンプリングされ、即ちサンプリングレートが8kHzであり、そして各サン プルの振幅がA法則又はu法則コード化を用いて8ビットコードに量子化される ように機能する。 補足的処理ブロック84は、GSM推奨勧告08.60又は08.61に基づく TRAUフレームをブロック85へ送信すべく発生する。デコードは行われない ので、ブロック85に送られるTRAUフレームは、TRACU1から受け取ら れるTRAUフレームと本質的に同じスピーチパラメータ及び制御データを備え ている。しかしながら、ブロック84は、受け取ったTRAUフレームの制御ビ ット及び他のビットをチェックし、そしてそれらの内容に基づいて、TRAUフ レームの内容を変更する補足的機能を実行することができる。補足的処理ブロッ ク84により行われる動作は、実際に、本発明にとって重要ではない。それらは 、トランスコーダユニットTRAU1及びTRAU2のタンデム防止動作にとっ て必要である。必要な処理は、上記特許出願に開示されたものとおそらく同様で ある。 ブロック85は、図3A及び3Bに基づき最下位ビット(8kビット/s)又 は2つの最下位ビット(16kビット/s)で形成された「サブチャンネル」へ TRAUフレームを挿入することにより、PCMブロックへのTRAUフレーム をPCMスピーチサンプルに合成する。ブロック85は、PCMサンプルをAイ ンターフェイスの各PCMチャンネルを経てMSC2へ送る。 TRACU2は、Aインターフェイスの各PCMチャンネルごとに別々のブロ ック82−85を備えている。 逆送信方向MSC2−TRACU2−TRACU1−MSC1の場合には、T RACU2は、図7に基づくブロックを備え、そしてTRACU1は、図8に基 づくブロックを備えている。 本発明の第1の実施形態では、TRACUは、全レート(16kビット/s) 又は半レート(8kビット/s)のボコード化動作を取り扱い、その多くは同じ レートで存在する。 本発明の第2の実施形態によるTRACUは、GSMネットワークの両ボコー ド化レートを取り扱うことができる。TRACUは、AインターフェイスのTR AUフレームのボコード化に基づいてそれが使用するボコード化を選択する。例 外として、Aインターフェイスから受け取ったTRAUフレームのボコード化が 第2のTRACUから受け取ったTRAUフレームのボコード化と異なる状態が ある。これは、通話の当事者が、異なるボコード化方法を使用することを意味す る。この場合に、Aインターフェイスから半レートのTRAUフレームを受け取 るTRACUは、全レートのボコード化へと切り換わり、そして全レートボコー ド化からPCMサンプルへの必要なデコード動作及びPCMサンプルから全レー トボコード化へのエンコード動作を実行する。しかしながら、これは、異なるボ コーダ間にタンデムなボコード化を生じさせ、スピーチの質を低下させる。それ 故、TRACUは、AインターフェイスのTRAUフレームにより使用されたボ コード化の形式を、他のTRACUへ送られる全レートTRAUフレームの制御 ビットにマークする。このように、他のTRACU及びTRAUは、好ましいボ コード化方法が通知される。この場合、TRACUは、TRACUユニットのコ ード化が同じになるように変更される場合には、ボコード化を変更することがで き、その結果、変換及びそれにより生じるタンデムなコード化を回避することが できる。全レートコード化は、タンデム特性が良好であることを考慮してTRA CU間で主たるコード化方法として選択される。 TRACUのブロック71がAインターフェイスからTRAUフレームを受け 取らない(即ち、PCMコード化スピーチのみを受け取る)場合には、TRACU は、全レートボコード化をデフォールトとして使用する。 本発明の第1の実施形態においては、TRACUは、そのTRACU(図7) の同期ブロック71が所定の時間中にAインターフェイスからTRAUフレーム を受信しなかった場合にサブチャンネルの形成及びAインターフェイス(図8) へのTRAUフレームの送信を中断するようにPCMブロック85を制御するタ イマー87を組み込むことができる。より詳細には、TRACU(及びTRAU ユニット)のブロック85は、AインターフェイスのTRAU同期が失われるた びにそしてスピーチコード化方法が変更されるたびに、即ち例えば、全レートボ コード化から半レートボコード化への又はそれと逆のハンドオーバーが行われる ときに、各通話の始めに、PCMサブチャンネルのTRAUフレームをAインタ ーフェイスに(MSCの方向に)送信する。ブロック85は、TRAUフレームの 送信を開始するのと同時に、タイマー87をスタートさせる。同期ブロック71 は、TRAUフレームがアップリンク方向にAインターフェイスのサブチャンネ ルにおいて受信されるかどうかを監視する。タイマー87により監視される時間 切れが経過する前に、TRACU(又はTRAU)の同期ブロック71がPCM サブチャンネルにおいてTRAUフレームを受信する場合には、タイマー87が 再スタートされる。その結果、ブロック85へのその制御信号は、Aインターフ ェイスのサブチャンネルへTRAUフレームを連続的に送信できるモードに留ま る。一方、同期ユニット71が、タイマー87によって監視された時間切れの経 過の前にサブチャンネルにおいてTRAUフレームを受信しない場合には、タイ マー87の制御信号のモードがディスエイブルモードへと変化する。制御信号が ディスエイブルモードにあるときには、ブロック85は、サブチャンネルにおい てTRAUフレームをAインターフェイスへ送信するのを停止する。この状態に おいて、通常のPCMサンプルがAインターフェイスへ送られる。タイマー87 は、サブチャンネルを送信するのが適当でない場合に(TRAUフレームを受信 する装置を他端が有していないときに)、Aインターフェイスに送られるべきP CMサンプルが不必要に崩壊しないようにするために使用される。しかしながら 、同期ユニット71は、Aインターフェイスから受け取ったPCMサンプルを連 続的に監視し、そしてPCMサブチャンネルにおいてTRAUフレームを受信す る場合に、タイマー87が再スタートされる。その結果、タイマー87の制御信 号は送信モードに切り換えられ、その際に、ブロック85は、Aインターフェイ スのPCMサブチャンネルにおいてTRAUフレームの送信を開始する。従って 、TRAUフレームを処理することのできる装置が他端にあるときには、サブチ ャンネルを直ちに使用することができる。時間切れは、数秒から、数十秒であ る。 通話中に、例えば、MSCがAインターフェイスへの信号トーン又はアナウン スメントを数秒間切り換えることにより、同期が失われることがある。この場合 に、受信する信号は、PCMサンプルのみを含み、Aインターフェイスにおいて 同期が失われる。しかしながら、本発明の時間制御により、TRACUは、Aイ ンターフェイスへ依然フレームを送信し、そしてMSCが信号トーン又はアナウ ンスメントを中断したときに、同期に必要な多数のフレームが受け取られると、 タンデム防止モードが直ちにスタートする。別の例は、タンデム防止をサポート しないTRAUユニットが別のTRAUユニットに置き換えられるハンドオーバ ーである。この場合にTRAU及びTRACUの両方がタンデム防止をサポート する場合には、同期に必要な数のフレームが受信されたときにタンデム防止モー ドが直ちにスタートする。通話の始めには、被呼加入者が応答した後にのみTR AUとTRACUとの実際の相互接続がなされるので、TRAUフレームを送信 するのに、例えば20秒の所定時間がなければならず、それ故、TRACU(又 はTRAU)は、その後にのみAインターフェイスからTRAUフレームの受信 を開始する。又、通話の中間では、監視周期は約20秒であるのが好ましい。但 し、Aインターフェイスのフレームにおける一時的中断の大部分がこれより短い と仮定する。 本発明による交換機間接続の最適化を以上に説明したが、異なる通話状態の幾 つかを以下に例示する。 移動対移動通話(MMC) 先ず、図1のMS1が全レートMSでありそしてMS2も全レートMSである と仮定する。TRAU1は、通常の全レート動作を開始し、そして全レートのT RAUフレームをAインターフェイス方向に、即ち圧縮装置TRACU1へ送信 し始める。TRACU1は、これらのTRAUフレームを受信すると、全レート フレームをAインターフェイスへ送信し始め、これらユニット間にタンデム防止 接続が形成される。TRACU2は、TRAU2と共に同様の手順を実行し、そ の後、移動ステーションMS1とMS2との間に非タンデム接続が生じる。とい うのは、両方のTRACUがここでは全レートフレームを転送するからである。 MS1及びMS2が半レートの移動ステーションMSである場合には、状態が 若干複雑になる。TRAU1は、通常の半レート動作を開始すると共に、半レー トフレームをAインターフェイス方向にTRACU1へ送信し始める。TRAC U1は、これらのTRAUフレームを受け取ると、半レートのTRAUフレーム をAインターフェイスへ送信し始め、これらユニット間にタンデム防止接続が形 成される。又、TRACU1は、TRACU間の相互接続PCMリンクに使用さ れたボコード化モードを半レートコード化に変更し、そしてTRAU1から受け 取ったフレームをTRAU2へ転送する。TRAU2及びTRACU2は、同様 の手順を実行し、そしてその後、両TRACUが半レートTRAUフレームを転 送するので、移動ステーションMS1とMS2との間には非タンデム接続が生じ る。 移動ステーションMS1が半レートMSであり、そして移動ステーションMS 2が全レートMSである場合には、状態が最も複雑である。TRAU1は、通常 の半レート動作を開始し、半レートフレームをAインターフェイス方向にTRA CU1へ送信し始める。TRACU1は、これらのTRAUフレームを受信する と、半レートフレームをAインターフェイスへ送信し始め、これらユニット間に タンデム防止接続が形成される。又、TRACU1は、TRACU間の相互接続 PCMリンクに使用されたボコード化を半レートコード化に変更し、そしてTR AU1から受け取ったTRAUフレームをTRACU2へ転送する。TRAU2 及びTRACU2は、同様の手順を全レートで実行し、TRACU2は、TRA CU1から半レートのTRAUフレームを受信したが、全レートのTRAUフレ ームをTRAU2に送信していることを検出すると、相互接続PCMリンクに使 用されたボコード化を全レートコード化に変更する。従って、移動ステーション MS間にタンデム防止をもたない接続が確立される。MS1及びTRAU1がこ こで半レートから全レートへのハンドオーバーを実行する場合には、TRACU 1のみが余計な変換を伴わずにこれらフレームの転送を開始し、その結果、非タ ンデム接続となる。一方、MS2及びTRAU2に全レートから半レートへのハ ンドオーバーが生じる場合には、TRACU2は、TRACU1により送られた TRAUフレームの制御ビットから、MS1が半レートボコード 化を使用し且つそれがボコード化の形式を半レートコード化に変更して、タンデ ムのない接続を再び形成できることを検出する。 移動対PSTN通話 通話が終了するか又は別の移動ステーションではなくてPSTNへルート指定 された場合には、本発明による圧縮装置TRACUは、通話が交換機MSC1か らPSTNへ進むか交換機MSC2から進むかに関わりなく、非タンデム接続を 保証する。これは、このような場合に、GSMネットワーク要素内に常に1つの ボコード化形式しかないためである。例えば、図1の場合に、MS1が全レート MSである場合は、TRAU1が通常の全レート動作を開始すると共に、全レー トのTRAUフレームをAインターフェイス方向にTRACU3又はTRACU 1へ送信し始める。TRACU1又はTRACU3は、これらフレームを受け取 ると、全レートフレームをAインターフェイスへ送信し始め、これらユニット間 にタンデム防止接続が開始される。TRACU1又はTRACU3は、全レート のTRAUフレームをTRACU2又はTRACU4へ送信し始める。TRAC U2又はTRACU4は、ボコード化スピーチをPCMコード化スピーチにデコ ードし、これは、PSTNゲートウェイ交換機GW2又はGW1へ転送される。 ボコード化は、移動ステーションMS1及び第2の圧縮装置TRACU2又はT RACU4のみにおいて実行され、これがタンデムコード化を防止する。 又、本発明による解決策は、上記特許出願に開示されたのと同様に、全ての補 足的なサービスもサポートする。 MSC間ラインの圧縮は、エコーの打ち消しに関する問題を生じない。という のは、これらの接続にはエコーの打ち消しが使用されないからである。しかしな がら、移動サービス交換センターMSCとPSTNとの間の接続では、PSTN ラインにおいてTRAU1とTRAU3との間にエコー打消装置が配置される。 これは、PCMサンプルの最下位ビットにおいてTRAUフレームの崩壊を生じ ることになり、これにより、タンデム接続を形成する。更に、PSTN接続のT RACUは、ある量の遅延を生じ、それ故、エコー打消装置の適切な動作が妨げ られる。その最良の解決策は、エコー打消装置をTRACU4の後にPSTNゲ ートウェイ交換機GW1へ移動することである。これは、タンデム防止及びエ コー打消装置の適切な動作を可能にする。 データ通話 本発明による圧縮は、データ通話においても実施することができる。この場合 に、データをスピーチコード化機能から保護するためには、TRAU及びTRA CUの両方において幾つかの付加的な特性が必要とされる。データ通話の場合に は、スピーチの場合と同様の種類の方法が使用され、即ちPCMサンプルの最下 位ビット(1つ又は複数)が、データを含むTRAUフレームのためのサブチャ ンネルとして使用される。PCMサンプルの最下位ビットをこの目的で使用する ことができる。というのは、通常のV.110データフレームは、データの場合 にPCMサンプルの2つの最上位ビットしか使用しないからである。トランスコ ーダTRAUは、ベースステーションBTSからデータフレームを受け取るたび に、GSM推奨勧告に基づいて通常のレート適応機能を実行して、V.110デ ータフレームを形成し、これがPCMサンプルの2つの最上位ビットに挿入され る。更に、PCMサンプルの最下位ビット(1つ又は複数)にデータを含むTR AUフレームをレート適応なしに送信する。TRACUは、Aインターフェイス から受け取ったデータを同様に処理する。分離ブロック72は、受け取ったデー タを含むPCMサンプルをエンコードブロック73ではなくレート適応ブロック 77へ分離し、該レート適応ブロックは、GSM推奨勧告に基づいて通常のレー ト適応動作を実行し、その後、レート適応されたデータがフレーム形成ブロック 75においてTRAUデータフレームに挿入される。受け取ったPCM信号がデ ータサブチャンネルも含む場合には、サブチャンネルにおいて受け取られたフレ ームが処理ブロック74を経てフレーム構成ブロック75へ転送され、その後、 ブロック76において相互接続PCMリンクへとマルチプレクスされる。Aイン ターフェイスからデータサブチャンネルが受け取られない場合には、レート適応 ユニット77を経て形成されたTRAUフレームが相互接続PCMリンクのサブ チャンネルへとマルチプレクスされる。 逆の送信方向において、相互接続PCMリンクのサブチャンネルから受け取っ たTRAUデータフレームは、処理ユニット82(図8)から補足的処理ユニッ ト84及びレート適応ユニット86にも送られる。レート適応ユニットは、 GSM推奨勧告に基づいて通常のレート適応動作を実行して、V.110データ フレームを形成し、これは、ユニット85においてPCMサンプルの2つの最上 位ビットに挿入される。更に、ユニット85は、データを含むTRAUフレーム を、レート適応せずにPCMサンプルの最下位ビット(1つ又は複数)に挿入す る。PCMサンプルは、交換機へ送られる。従って、データ通話は上記の音声通 話と同様であるが、スピーチエンコード機能に加えて、レートコードユニットも 設けられる。 更に、データ通話を一例として最も良く説明する。データ通話がPSTNから 移動サービス交換センターMSC2を経て移動ステーションMS2へ行われると 仮定する。この場合に、ベースステーションBTS2は、通話がデータ通話であ り、従って、データ動作を使用しなければならないことを、TRAUフレームの 制御ビットにより通常の仕方でトランスコーダTRAU2に通知するので、問題 は生じない。この段階において、通常のデータ通話に関連される。交換機間ハン ドオーバーが行われて、通話がベースステーションBTS1へ転送され、そして 圧縮装置TRACU2及びTRACU1を通してルート指定しなければならない 場合には、TRAU1が、ここで、通話がデータ通話であるという通常の情報を ベースステーションBTS2から受け取る。その結果、TRAU1は、PCMサ ンプルの1つ以上の最下位ビットにおいてTRAUデータフレームを送信し始め る。これらのTRAUフレームは、TRACU1へ通され、TRACU1は、そ れがTRACU2へ送信するTRAUフレームのフレーム形式をTRAUデータ フレーム形式に変更する。TRACU2は、これらのフレームを受け取ると、通 話がデータ通話であることを検出し、そしてこの方向においてはTRAUフレー ムからV.110フレームへそして逆方向においてはV.110フレームからT RAUフレームへの通常のレート適応機能を実行し始める。このように、圧縮さ れた接続を経てデータが送信される。 添付図面及びそれを参照した以上の説明は、本発明を単に例示するものに過ぎ ない。本発明は、請求の範囲内でその細部を変更できることが明らかであろう。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(KE,LS,MW,SD,S Z,UG),UA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD ,RU,TJ,TM),AL,AM,AT,AU,AZ ,BA,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN, CU,CZ,DE,DK,EE,ES,FI,GB,G E,HU,IL,IS,JP,KE,KG,KP,KR ,KZ,LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV, MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ,P L,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI,SK ,TJ,TM,TR,TT,UA,UG,US,UZ, VN,YU 【要約の続き】 デコード内容がPCMサンプルの最下位ビットに挿入さ れる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.交換機又はベースステーションコントローラのような移動通信ネットワーク の要素間を接続する送信装置であって、この送信装置(TRACU1,2)は、ネットワー ク要素(MSC1,MSC2)から多数のインバウンドPCM送信チャンネルに接続されて 、各PCM送信チャンネルからスピーチ信号を受け取ると共に、そのスピーチ信 号を、上記ネットワーク要素から受け取った上記多数のPCM送信チャンネルよ り低い送信容量を有する相互接続PCMリンクを経て別の送信装置(TRACU1,2)へ 転送するよう意図された送信装置において、 ネットワーク要素と送信装置との間のスピーチ信号は、純粋なPCMコード 化スピーチ信号であるか、又はPCMサンプルの1つ以上の最下位ビットが低い レートのボコード化スピーチのためのサブチャンネルを与えるようなPCMコー ド化スピーチ信号であり; 上記相互接続PCMリンクは、PCMサンプルのビットが2つ以上のサブチ ャンネルを与えるような1つ以上のPCMチャンネルを有し、各サブチャンネル において、低いレートのボコード化スピーチ又はデータを送信することができ; 上記送信装置は、ネットワーク要素から受け取ったPCMチャンネルのスピ ーチ信号が上記サブチャンネルを含むPCMコード化スピーチ信号であることに 応答して、サブチャンネルの内容を上記相互接続PCMリンクのサブチャンネル の1つへとマルチプレクスするよう構成され;そして 上記送信装置は、ネットワーク要素から受け取ったスピーチ信号が純粋なP CMコード化スピーチ信号であることに応答して、このPCMコード化スピーチ 信号を低いレートのボコード化スピーチ信号にエンコードすると共に、ボコード 化スピーチ信号を上記相互接続PCMリンクのサブチャンネルの1つへとマルチ プレクスするよう構成されたことを特徴とする送信装置。 2.上記送信装置(TRACU1,2)は、他の送信装置からの上記相互接続PCMリンク の各サブチャンネルから受け取ったボコード化スピーチ信号をPCMサンプルへ デコードすると共に、その受け取ったスピーチ信号を、デコードせずに、PCM サンプルの1つ以上の最下位ビットで形成されたサブチャンネルへと挿 入するように構成され;そして 上記送信装置(TRACU1,2)は、上記ボコード化サブチャンネルを含むPCMコ ード化スピーチ信号を各PCM送信チャンネルを経て交換機(MSC1,MSC2)へ転送 するように構成された請求項1に記載の送信装置。 3.上記送信装置(TRACU1,2)は、2つ以上のボコード化方法をサポートし; 上記送信装置は、交換機(MSC1,MSC2)から受け取ったPCMコード化スピー チ信号の上記サブチャンネルに使用されるボコード化方法を識別するように構成 され;そして 上記送信装置は、上記識別されたボコード化方法をアップリンクPCMスピ ーチ信号のサブチャンネルに使用するように構成される請求項1又は2に記載の 送信装置。 4.上記送信装置(TRACU1,2)は、他の送信装置から相互接続PCMリンクのサブ チャンネルを経て受け取ったボコード化スピーチ信号に基づいて他の送信装置に 使用されるボコード化方法を識別するよう構成され;そして 上記送信装置は、単独で又は移動通信システムの実際のボコーダと共に、交 換機から受け取られるPCMコード化スピーチ信号のサブチャンネルに使用され るボコード化方法と、他の送信装置に使用されるボコード化方法との間で、それ らが異なる場合に、変換を行うように構成される請求項3に記載の送信装置。 5.上記送信装置(TRACU1,2)は、交換機(MSC1,MSC2)から受け取ったPCMコー ド化スピーチ信号がサブチャンネルを含まない場合に所定のボコード化方法を使 用するように構成される請求項3に記載の送信装置。 6.上記サブチャンネルで転送されるボコード化スピーチ信号は、送信フレーム において転送される請求項のいずれかに記載の送信装置。 7.上記送信装置(TRACU1,2)によりサポートされるボコード化方法は、移動通信 ネットワークにより使用されるボコード化方法であり;そして 上記フレームは、ベースステーションとトランスコーダユニットとの間で移 動通信ネットワークに使用されるフレームと同一のものである請求項6に記載の 送信装置。 8.上記フレームの制御ビットは、交換機から受け取ったボコード化スピーチの サブチャンネルに使用されたボコード化方法の情報を含む請求項6又は7に記載 の送信装置。 9.通話の開始、ボコード化方法の変更、又は第1送信方向におけるPCMチャ ンネルのサブチャンネルからの以前のフレームの受信から経過した時間を監視す るタイマーを備え、このタイマーは、上記監視された時間が所定の時間切れを越 えた場合に逆方向のフレームの送信を防止するように構成される請求項6、7又 は8に記載の送信装置。 10.移動通信システムにおいて移動サービス交換センターのような第1ネットワ ーク要素と交換センターのような第2ネットワーク要素との間でデジタルエンコ ードされたスピーチを転送する方法であって、移動ステーション及び固定の移動 通信ネットワークは、スピーチ信号を減少レートのボコード化スピーチ信号とし て無線経路を経て転送するボコーダであって、スピーチ信号をPCMコード化ス ピーチ信号として移動ネットワークのボコーダと移動サービス交換センターとの 間で転送するようなボコーダを備え、上記方法は、多数のPCMコード化スピー チ信号をそれに対応する数のPCM送信チャンネルを経て第1ネットワーク要素 から第1送信装置に受信させ;上記ネットワーク要素からの上記数のインバウン ドPCM送信チャンネルよりも送信容量の低い相互接続PCMリンクを経て第2 送信装置へスピーチ信号を転送し;そして上記数のPCMコード化スピーチ信号 をそれに対応する数のアウトバウンドPCMチャンネルを経て上記第2送信装置 から上記第2ネットワーク要素へ転送するという段階を含む方法において、 低 いレートの信号を各々転送できる2つ以上のサブチャンネルを形成するために相 互接続PCMリンクの少なくとも1つのPCMチャンネルのPCMサンプルのビ ットを指定し; 上記受信したPCMコード化スピーチ信号を第1送信装置において相互接続 PCMリンクのサブチャンネルへと次のようにマルチプレクスし;即ち a)第1送信装置において上記受信したスピーチ信号が純粋なPCMコード化 信号であるか、又はPCMサンプルの1つ以上の最下位ビットが、移動通信シス テムに使用される低いレートのボコード化スピーチ信号を転送するサブ チャンネルを与えるようなPCMコード化信号であるかを検出し; b)ネットワーク要素から受け取ったPCMチャンネルのスピーチ信号がサブ チャンネルを含むことに応答して、このチャンネルのボコード化スピーチ情報を 上記相互接続PCMリンクのサブチャンネルの1つへとマルチプレクスし;そし て c)ネットワーク要素から受け取ったスピーチ信号が純粋なPCMコード化ス ピーチ信号であることに応答して、このPCMコード化スピーチ信号を移動通信 システムのボコード化方法により低いレートのボコード化スピーチ信号にエンコ ードすると共に、そのボコード化スピーチ信号を上記相互接続PCMリンクのサ ブチャンネルの1つへとマルチプレクスする; という段階を更に備えたことを特徴とする方法。 11.第1の送信装置において相互接続PCMリンクから受け取ったスピーチ信号 の処理は、 第2の送信装置からの上記相互接続PCMリンクの各サブチャンネルから受 け取ったボコード化スピーチ信号を移動通信システムのボコード化方法によりP CMサンプルにデコードし; 上記サブチャンネルから受け取ったボコード化スピーチ信号を、デコードせ ずに、上記PCMサンプルの1つ以上の最下位ビットで形成されたサブチャンネ ルへと挿入し;そして ボコード化スピーチの上記サブチャンネルを含むPCMコード化スピーチ信 号をそれに対応するPCM送信チャンネルを経て移動サービス交換センターへ転 送する; という段階を備えた請求項10に記載の方法。 12.送信装置が2つ以上のボコード化方法をサポートするときは、送信装置に使 用されるボコード化方法を、移動サービス交換センターから受け取ったPCMコ ード化スピーチのサブチャンネルに使用されるボコード化方法と同一であるよう に選択することを含む請求項10又は11に記載の方法。 13.送信装置間で移動サービス交換センターから受け取ったボコード化スピーチ のサブチャンネルに使用されるボコード化方法に関する情報を、送信装置間に 使用されるボコード化方法に関する情報に加えて、フレームの制御ビットにおい て転送する請求項12に記載の方法。 14.第1及び第2の送信装置が異なるボコード化方法を選択したことを検出し; そして 送信装置のいずれかにおいて少なくとも1つの送信方向に2つのボコード化 方法間でスピーチ信号の変換を行う請求項12又は13に記載の方法。 15.交換機又はそのサブチャンネルから受け取ったPCMコード化信号がデータ を含む場合には、相互接続PCMリンクのサブチャンネルをデータ送信に用いる 請求項10ないし14のいずれかに記載の方法。 16.第1の送信方向においてPCMチャンネルのサブチャンネルへフレームを送 信し; 逆の送信方向においてPCMチャンネルのスピーチ信号のサブチャンネルか らフレームの受信を監視し;そして 所定の監視される時間切れの間に上記逆方向においてPCMチャンネルのサ ブチャンネルからフレームが受け取られない場合にはPCMチャンネルのサブチ ャンネルへのフレームの送信を中断する請求項10ないし15のいずれかに記載 の方法。
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