JPH11503104A - 粒子を含んでいない無毒で無臭無色のガスを発生させるための全火工方法 - Google Patents

粒子を含んでいない無毒で無臭無色のガスを発生させるための全火工方法

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Abstract

(57)【要約】 硝酸アンモニウム及び硝酸グアニジンと硝酸アミノグアニジンのうち少なくとも一方を含み、さらに任意的にカリウムが加えられた共融混合物溶体をガス発生剤と点火剤の両方として用いることによって、粒子を含んでいない無毒で無臭無色のガスを全火工式膨張装置で発生させる。

Description

【発明の詳細な説明】 粒子を含んでいない無毒で無臭無色のガスを発生させるための全火工方法 発明の分野 本発明は、硝酸アンモニウム(AN)及び硝酸アミノグアニジン(AGN)と 硝酸グアニジン(GN)のうち少なくとも一方から成り、さらに任意的に硝酸カ リウム(KN)を加えた共融混合物溶体(eutectic solution)を全火工式膨張装 置内で用いて、種々の目的、例えば乗り物に乗っている人のための保護又は拘束 手段、即ち、自動車のエアバッグを膨らませるための粒子を含んでいない無毒で 無臭無色のガスを発生させる改良方法に関する。発明の背景 本発明は、一般に固形複合推進剤組成物に関し、特に、同時提出の米国特許関 連出願第 号に記載されているようなガス発生剤として役立っ固形 複合推進剤組成物に関する。 最近、低温燃焼性且つ無腐食性であり、しかも多量のガスを生じるが固体粒子 の生成量は少ないガス発生推進剤に対する要望が大きい。というのは、既存のガ ス発生組成物を改良する試みが種々の理由で成功しなかったからである。たとえ ば、改質剤のなかには添加すると火炎温度を下げると共にガス生成量を増加させ るものがあるが、これら改質剤の添加が原因となって望ましくない腐食性生成物 が生じていた。さらに、従来利用された他の改質剤は、腐食性物質を生じさせる ことはないが、火炎温度を著しく下げ、或いはガス生成量を増加させるのに成功 しなかった。 ガス発生技術分野において「推進剤(propellant)」として知られる通常のガ ス発生剤組成物は、ゴム状バインダが加えられた硝酸アンモニウム酸化剤又は押 型装填物中に入れた硝酸アンモニウム酸化剤で構成される。点火を助けたり、円 滑な燃焼を起こさせたり、燃焼速度を変えたり、火炎温度を低くするために推進 剤中に種々の化学薬品、例えば、硝酸グアニジン、オキサミド及びメラミンが用 いられている。 硝酸アンモニウムは、最も一般的に用いられる酸化剤である。というのは、こ れは、単位重量当たりの有効性が極端に高く、しかも低温火炎温度で無毒で無腐 食性の排出物を生じるからである。さらに、硝酸アンモニウムは他の酸化剤より も低い燃焼速度をもたらす。硝酸アンモニウムは、安価であり、容易に入手でき 、しかも取扱いが安全である。硝酸アンモニウムの大きな欠点は、これが温度変 動中に或る相変化を生じ、もし関連して用いられるバインダが組成物を結合保持 するための強度及び可撓性が十分でなければ亀裂及びボイドを生じさせることに ある。 硝酸アンモニウム組成物は、吸湿性があり、特に、少量の水分が吸収されてい る場合には点火が困難である。このような組成物は、低圧状態では支燃性がない ので、円滑で安定した燃焼を達成するためだけではなく、点火及び低温燃焼を促 進するためにも種々の燃焼触媒が添加される。エアバッグに用いられるガス発生 組成物は、非金属添加剤又は酸化剤、例えば過塩素酸アンモニウムを含有しては ならない。というのは、これらは各々、侵食性且つ腐食性の排ガスを生じさせる からである。一般に用いられている添加剤、例えば二クロム酸アンモニウム、亜 クロム酸銅等は、全て排ガス中に固形物を生じるので都合が悪い。 ガス発生組成物は、通常はプレス加工又は成形法又は押出し加工や圧縮成形法 により製造される。固体粒子が形成され、組成物は適当な粗砕機(グラニュレー タ)型機器で小片の状態に粉砕(「粗砕」)される。 粗砕後、組成物を所要形状の型内に装入し、約7000psi(4921kg/ cm2)に加圧する。あるタイプのバインダが用いられている場合、型を約180 °F(82℃)まで加熱して組成物がついには硬化し又は加硫されるようにする 。次に、粒状物をガス発生装置ケース内に入れる。型、微粉砕機、及び押出し加 工装置はコスト高なので、処理時間が長いと製造費が一段と高くつく。大きな粒 子をこの技術で生じさせるのは特に困難である。 当該技術分野には、酸化剤、例えば硝酸アンモニウムと一緒にグアニジン系又 はタイプの化合物を含有する組成物の実例が豊富に存在する。たとえば、米国特 許第3,031,347号では、その明細書の第3欄及び実験例3及び5中に硝 酸グアニジン及び硝酸アンモニウムが共に記載されている。しかしながら、本発 明と比較して、グアニジン系化合物は、硝酸アミノグアニジン使用例におけるよ うにアミノ基を欠いているだけでなく、この米国特許に開示されている各種組成 物は、共融混合物溶体を生成する混合物ではない。同様な例として、米国特許第 3,739,574号明細書の第2欄に掲載された表を参照されたい。他方、米 国特許第3,845,970号はその明細書の第3欄において、緩衝装置内でガ スを発生させる種々の固形組成物を記載した一覧表を掲載している。種々の組成 物の成分の中には硝酸アンモニウム及び硝酸アミノグアニジンがある。これら2 つの材料は、添加剤中には記載されておらず、明らかに共融組成物中にはない。 同様に、米国特許第3,954,528号は、新規な固形複合ガス発生組成物 を開示している。記載された成分の中には硝酸アンモニウム及び硝酸トリアミノ グアニジンがある。実験例2〜5を参照されたい。しかしながら、これらには、 当面の硝酸アミノグアニジン組成物の特定の成分も共融組成物も記載されていな い。 米国特許第4,111,728号においては、発明者は、少量の硝酸グアニジ ンを加えた硝酸アンモニウムを開示している。その明細書の第2欄及び第3〜4 欄の表を参照されたい。しかしながら、かかる組成物は硝酸アミノグアニジンを 含んでおらず、また共融混合物溶体を生ずるものとしての組成特徴をなんら示し ていない。 米国特許第5,125,684号は又、無水硝酸アミノグアニジン及硝酸陰イ オンを含む酸化剤塩を含有した推進剤組成物を開示している。しかしながら、こ の米国特許の開示は、本発明に対しては構成要件的に不十分である。というのは 、この米国特許は、本発明による組成物の特定の組合せを開示しておらず、しか も共融混合物には全く言及していないからである。 最後に、米国特許第5,336,439号は、爆発性エマルションに用いられ る塩組成物及び濃縮物に関する。この明細書第37欄及び第38欄に記載されて いるように、硝酸アンモニウムは、その特許権者の組成物を生じさせる成分のう ちの一つであり、他方、第20欄第51行目に記載されているように、アミノグ アニジンは、適当な成分であるものとしても指示されている。それにもかかわら ず、他の上記米国特許の開示内容と同様、この米国特許は、本明細書に開示する のと同一のニトレート又は硝酸塩を含む特定の組成物を開示しておらず、これら 成分を含有する共融組成物を教示するものではないことは明らかである。発明の概要 本発明は、硝酸アンモニウム及び硝酸グアニジン(GN)又は硝酸アミノグア ニジンの共融混合物、及び種々の目的、例えば自動車のエアバッグを膨らませる ための粒子を含んでいない無毒で無臭無色のガスを発生させる方法に関する。粒 子を含んでいない無毒で無臭無色のガスを発生させるのにあたり、出口ポートを 備えた密閉室を準備し、硝酸アンモニウム及び硝酸アミノグアニジンと硝酸グア ニジンのうちいずれか一方を含む共融混合物固溶体を密閉室内に配置し、次に、 密閉室内の検出装置によって検出される突然の減速状態に応答して共融混合物固 溶体に点火する手段を提供し、それによりガスを即座に発生させて密閉室の出口 ポートを通って導き、所望の働き、例えば自動車のエアバッグの膨張を達成する 。 硝酸アンモニウム及び硝酸アミノグアニジン又は硝酸グアニジンから成る共融 混合物は、ペレットの亀裂発生を無くし、温度のサイクル動作に起因する硝酸ア ンモニウムの相変化を実質的に軽減することが判明した。さらに、上記の共融混 合物に約1〜約2%の硝酸カリウムを添加すると、硝酸アンモニウムの相変化が 完全に無くなり、しかも、温度のサイクル動作時、プレス成形ペレットの亀裂は 生じないままである。好ましい実施の形態の説明 硝酸アンモニウムを採用する利点、例えば低コスト、入手容易性及び安全性を 達成しながらその欠点、例えば温度のサイクル動作を受けたときのプレス成形ペ レット中の亀裂及びボイドを回避するために、硝酸アンモニウム酸化剤と硝酸ア ミノグアニジン又は硝酸グアニジンを混合し、次に従来生じていた上述の問題の うち幾つかを解決する共融混合物溶体を生じさせることを提案する。かくして、 硝酸アンモニウムと硝酸アミノグアニジン又はANとGNをプレス成形ペレット の形態の共融混合物として形成することにより、エアバッグを膨らませるための 粒子を含んでいない無毒で無臭無色のガスを生じさせるガス発生剤が得られ、こ の場合、プレス成形ペレットの亀裂発生傾向はなく、しかも尾殿サイクル動作に 起因するANの相変化が軽減される。また、ある程度、共融混合物の吸湿性が低 下する。硝酸カリウムを少量、例えば約1〜2重量%添加することにより、温度 のサイクル動作に起因するプレス成形ペレットは亀裂を生じないままで、ANの 相変化が完全に無くなる。 硝酸アンモニウムと硝酸アミノグアニジンを等量で一緒に溶融すると、低融点 溶液が得られる。硝酸アンモニウム、硝酸アミノグアニジン、これらの50/50混 合物についてそれぞれの融点は、169℃、148℃、108℃である。 さらに、ガスを発生させるために用いた共融混合物は、膨張装置中の点火剤と しも使用できることが分かった。推進剤に点火する共融混合物をこのように利用 することによって、そうでなければ排出物中に存在したであろう煙の発生を根絶 することができる。点火剤装入に関しては、共融混合物は、粉末粒状一体形成複 合材料又はガス発生剤中に都合良く配置できる任意の形態として得られる。この ように上記共融混合物を点火剤として使用することは、ガス発生剤と同一の組成 物と関連した用途には制約があるが、汎用無煙性点火剤としては有効である。 上述の共融混合物は、点火剤としてだけでなく、ガス発生剤としても用いられ る場合、高温ガスをエアバッグ膨張のために送りだす膨張装置の使用を可能にし 、この高温ガスは、無毒であって粒子を含有しない。この膨張装置又はガス発生 装置は性能が同等なユニットよりも小型であり、産業界における相当品よりも軽 量である。圧力容器は、エアバッグが広がるまで非加圧状態のままであり、それ により圧縮ガス貯蔵媒体が不要になる。 本発明によれば、推進剤又はガス発生剤は起爆装置により点火されると、それ により無毒で粒子を含まない流出ガスがカートリッジを加圧し、それによりシー ルを破り、そして流出ガスは、ディフューザを通ってエアバッグ中に排出される 。図面 本発明の推進システムの有効性を立証するため、図面のうち図1を参照すると 、 硝酸アンモニウム(AN)、硝酸アンモニウムと硝酸アミノグアニジンの共融混 合物(AN/AGN)、及びANとAGNと硝酸カリウム(KN)の混合物によ り得られるDSC熱流量(W/g)が比較されている。3成分から成る組成物で は、最高98.96℃まで一様な熱流量が得られている。他方、2成分から成る 組成物は、52.41℃で僅かに下落してすぐに上昇し、次に86.60℃までそ のまま続いている。硝酸アンモニウムはそれ自体では、52.75℃で急激に下 落し、その後僅かに上昇し、89.25℃でもう一度下落している。 図2では、AN/GN/KN組成物中の硝酸カリウムの濃度の僅かなばらつき が比較されている。1%KNでは、組成物は、53.07℃で僅かな減少を示し 、その後大きな変化なく96.07℃までそのまま続いている。他方、硝酸カリ ウムの濃度を1.5%まで増加させると、熱流量は、97.13℃まで一定速度で 続いていてる。硝酸カリウムの濃度を1.75%まで増大させることにより、一 様な熱流量が98.84℃まで伸びている。 図2に示す比較例と類似しているが、GNに代えてAGNを用いたもう一つの 比較例において、図3は、本質的には同一の熱流量パターンを示している。図2 の結果と比較して、1.5%KN及び1.25%KNを含有する組成物相互間で大 幅な相違が記録されているが、グラフ全体では、本質的には同一タイプのデータ が示されている。 図4は、図1の比較例と同一の比較例を示しているが、AGN/AN組成物に 代えて硝酸グアニジン/硝酸アンモニウム(GN/AN)組成物の相変化の典型 例を示している。下落の特定の値は幾分異なるが、結果は全体として、ここでの GNに代えて硝酸アミノグアニジンを含有する対応の組成物について示したパタ ーンと同一のパターンになっている。 図5は、硝酸アミノグアニジン/硝酸アンモニウム推進剤によって得られた排 ガスの分析結果を示している。排ガスは、60lタンク内に集められ、1300 ppmの二酸化炭素を示し、これと共に530ppmという少量の一酸化炭素を 示した。排ガスは又、無毒の少量のシアン化水素、ホルムアルデヒド、アンモニ ア及び窒素酸化物を含有している。 図6では、自動車のエアバッグを膨らませるためのガスの発生に用いられる従 来型ハイブリッド装置が示されている。図面から容易に分かるように、ガスを加 圧下で貯蔵する室を含むこの装置の最も右側には出口ポートが設けられている。 図7は、本発明の全火工方式ガス発生装置の略図であり、かかる装置には、点 火剤により推進剤が分解して無毒で粒子を含まないガスを放出するまでガスが存 在しない。貯蔵能力のためにとっておく膨張装置の部分は存在しないので、この 膨張装置はこれに相当するハイブリッド膨張装置よりも小型である。 図8及び図9は、実験例1及び2のデータのグラフ図である。実験例 本発明の方法の有効性を示すために、以下の実験を行った。実験例2は、実験 例1と本質的には同一であり、報告結果の再現性を示している。 本発明の好ましい実施形態及びその融通性に関する数種の実験例だけが、本明 細書において図示説明されている。本発明は、他の種々の組合せ及び環境で使用 できると共に本明細書で表現したような本発明の概念の範囲内に属する変形及び 設計変更を想到できることは理解されるべきである。 本発明のさらに別の目的及び利点は当業者には本明細書から容易に明らかであ ろう。理解されるように、本発明は他の形態及び構成の異なる形態で実施でき、 その幾つかの細部は、本発明から逸脱することなく種々の明らかな点において設 計変更を想到できる。したがって、図面及び本明細書は、性質上例示であって本 発明を限定するものではない。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI C06B 31/34 C06B 31/34 F42C 7/00 F42C 7/00 (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(KE,LS,MW,SD,S Z,UG),UA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD ,RU,TJ,TM),AL,AM,AT,AU,AZ ,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,CZ, DE,DK,EE,ES,FI,GB,GE,HU,I S,JP,KE,KG,KP,KR,KZ,LK,LR ,LS,LT,LU,LV,MD,MG,MK,MN, MW,MX,NO,NZ,PL,PT,RO,RU,S D,SE,SG,SI,SK,TJ,TM,TR,TT ,UA,UG,UZ,VN (72)発明者 ティボドー ロバート リー アメリカ合衆国 ヴァージニア州 22065 ゲインズヴィル ウェーリントン ロー ド 5945

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.粒子を含んでいない無毒で無臭無色のガスを発生させる全火工方法であって 、出口ポートを備えた密閉室を準備し、硝酸アンモニウム及び硝酸アミノグアニ ジンと硝酸グアニジンのうち少なくとも一方を含む共融混合物固溶体を唯一のガ ス源として密閉室内に配置し、密閉室が突然の減速作用を受けたことが検出され ると、推進剤としての共融混合物固溶体に点火する手段として、発生剤としての 共融混合物固溶体を提供し、それによりガスを即座に発生させて密閉室の出口ポ ートを通って導くことを特徴とする方法。 2.少なくとも一つのエアバッグを装備した自動車内で実施され、発生し、出口 ポートを通って導かれたガスは、しかる後、エアバッグに流入し、それによりエ アバッグは即座に膨れることを特徴とする請求項1記載の方法。 3.推進剤としての共融混合物固溶体は、少量の硝酸カリウムを更に含むことを 特徴とする請求項2記載の方法。 4.硝酸カリウムは、約1〜約2重量%〜の範囲で存在することを特徴とする請 求項3記載の方法。 5.推進剤としての共融混合物固溶体は、温度のサイクル動作を受けても耐亀裂 性のあるプレス成形ペレットの形態で設けられていることを特徴とする請求項4 記載の方法。 6.ガスを即座に発生させる方法において、推進剤組成物が室内に配置され、突 然の減速状態の検出に応答して推進剤組成物に点火する手段が設けられており、 点火剤は、硝酸アンモニウム及び硝酸アミノグアニジンと硝酸グアニジンのうち 少なくとも一方を含み、さらに任意的に少量の硝酸カリウムが加えられた共融混 合物溶体から成ることを特徴とする方法。
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