JPH11502693A - 画像の背景を置き換える方法 - Google Patents

画像の背景を置き換える方法

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JPH11502693A
JPH11502693A JP9526816A JP52681697A JPH11502693A JP H11502693 A JPH11502693 A JP H11502693A JP 9526816 A JP9526816 A JP 9526816A JP 52681697 A JP52681697 A JP 52681697A JP H11502693 A JPH11502693 A JP H11502693A
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ヤング,イビング
シー. ボウマン,ジョン
ハッジャーマド,イブラハム
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ポラロイド コーポレイション
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    • H04N5/00Details of television systems
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    • H04N5/262Studio circuits, e.g. for mixing, switching-over, change of character of image, other special effects ; Cameras specially adapted for the electronic generation of special effects
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Abstract

(57)【要約】 本発明は、被写界の可視光線画像の背景に係わらず、写真ブースの必要性がなく身分証明及び他の目的の可視光線画像を撮るのに有用である。可視光線画像の元の背景は予め選択された背景に置き換えられる。被写界の前景と背景域でIR照明の異なる強度の2つのIR画像を各々比較し、2つの画像の対応するピクセル間の光強度差の差分画像を発生する。所定の閾値θに対して差分画像を2進化することにより2進化画像が発生される。接続制約を使用して2進化画像から2進マスクを発生し、次いで2進マスクに差分画像の所定の変調関数を乗算することによりグレイ・スケール・マスクを発生する。グレイ・スケール・マスクをワープさせ、変換マスクを発生する。最後に、変換マスクに可視光線画像を混ぜ、元の背景を予め選択された背景と置き換えることにより、背景を置き換えた可視光線画像を発生する。

Description

【発明の詳細な説明】 画像の背景を置き換える方法 本出願はヤン他により1995年10月18日に提出された共願の出願一連番 号第08/544、615号と一部連続している。 発明の背景 本発明は、一般にディジタル的に得られた画像の元の背景を新たな背景と置き 換える装置と方法に関係する。特に、本発明は画像の背景を置き換えるマスクの 発生と応用に関係する。 写真的被写界やその画像は全体の被写界内容に対するその重要度を基に異なる 部分に分割できる。各被写界で通常、主題事項を表示するある部分と一般状況を 与える残りの部分がある。一般に、被写界の前景の部分は背景部分に対して通常 目立っているが、背景が被写界の完全な情報内容の全体的理解に不可欠な情報を 運んでいる場合も明らかに存在するため、必ずしもそうとは限らない。しかしな がら、背景が殆ど意味を持たなくて前景から減じてもよいような種類の被写界も ある。これらの大部分は、1人又は複数の人の被写界であって、背景を全く省い てもいいか又は目立たないようにしてもよいような種類のものである。パスポー ト、身分証明バッジ、運転免許証に要求される公的な設定は、背景が主題に及ぼ す何らかの影響を除去しようとするこの種の被写界のいくつかの例にすぎない。 「公的な」写真を得るには、スタジオ又は写真店で特別に設計され光を当てて いる背景を通常必要とする。ここでは、くすんだ特徴のない背景により、主題の 顔又は上半身の写真を撮る同様な場面を提供する。この処理は一般的には不便で はないが、自分で自分の写真を撮る自動写真用に設計されたブース又はキオスク で写真を撮るにはそれほど便利ではない。 伝統的な自動写真装置では、スタジオ設定の背景と照明は、実際の「写真」を 取る専門の写真家に頼るという不便なしに通常真似できる。最近、変更可能な周 囲背景を背に主題が写真を取られることを可能とする自動写真装置が工夫され、 実際の制御背景を提供する必要性を排除している。代わりに、被写界が撮影され 、 前景と背景に分離され、元の背景が手近な公的使用に適した望ましいものに置き 換えられる、―全てがディジタル画像処理を介して実行される、という方法が提 案されている。その後、新たな画像がハード・コピー形式で再生される。 本願の親出願は、対応する可視光線画像の前景と背景との間を区別するため2 つの赤外(IR)線照明画像間で差を取ることにより画像の背景を置き換える一 般的な方法を開示している。これは、被写界の前景と背景域の各々のIR照射の 異なる強度の2つのIR画像を比較し、2つの画像の対応するピクセル間の光強 度差を求め、画像の前景と背景域間を区別するマスクを形成する、背景置き換え 方法を特に開示している。ついでマスクが被写界の可視光画像に適用され元の背 景は予め選択された背景に置き換えられる。 本発明の主要な目的は、親出願の背景置き換え装置と方法に使用するマスクの 発生と適用である。この目的と他の目的は、以下の説明、図面及び特許請求の範 囲から明かである。 発明の要約 本発明は、可視光線画像の背景に関係なく、写真撮影部屋の必要性がなく身分 証明及び他の目的の可視光線画像を撮るのに有用である。可視光線画像の元の背 景は予め選択された背景に置き換えられる。被写界の前景と背景域でIR照明の 異なる強度の2つのIR画像を各々比較し、2つの画像の対応するピクセル間の 光強度差の差分画像を発生する。所定の閾値θに対して差分画像を2進化するこ とにより2進化画像が発生される。接続制約を使用して2進化画像から2進マス クを発生し、次いで2進マスクに差分画像の所定の変調関数を乗算することによ りグレイ・スケール・マスクを発生する。グレイ・スケール・マスクをワープさ せ、変換マスクを発生する。最後に、変換マスクに可視光線画像を混ぜ、元の背 景を予め選択された背景と置き換えることにより、背景を置き換えた可視光線画 像を発生する。 図面の簡単な説明 本発明の上記の特徴と他の特徴は、対応する要素を記述するため全図面を通し て同じ参照番号が使用されている添付図面を参照して詳細に記述されている。 図1は本明細書で記述する背景置き換え装置を含む写真装置100の図式表現 である。 図2は被写界の前部照明IR画像である。 図3は図2と同様な被写界の背景照明IR画像である。 図4は本発明の背景置き換え方法の第1の構成の望ましい段階のブロック線図 である。 図5は本発明の背景置き換え方法の第2の構成の望ましい段階のブロック線図 である。 図6は背景と前景域に分割した被写界を図示する。 図7は差分画像DIFF(i,j)の値に対する変調関数f(x)の値のプロ ットである。 望ましい実施例の詳細な説明 以下の説明は電子ディジタル画像処理の技術に通常の技術を有する技術者に本 発明を作成使用させるために与えてある。本説明は発明を実施するため発明者に とって最も良い方法と考えられる物を説明している。本明細書で記述する本発明 の一般原理に従って当業者には各種の変更が容易に明らかとなる。用語 請求の範囲で記述する本発明をより完全に認識するため、ある種の重要単語を 明確に定義する。被写界の画像は前景、近背景、遠背景に分割可能である。前景 は、画像の主題、しばしば人間である画像装置に近い物体を含む。能動光源は、 被写界へ光を与えるために使用されるランプである。近背景は能動光源により影 響される背景の一部で、一方遠背景は能動光源により影響されない背景の一部で ある。例えば、遠方に山岳域のあるところで人間の写真を撮る場合、能動光源は 山岳域の光、すなわち遠背景に影響を与えない。しかしながら、潅木が能動光源 の範囲内の主題の後方数フィートのところにある場合、この潅木は近背景に配置 されている。背景照明と背景光線と言う用語は、周辺照明に加えて1つ以上の能 動光源により照射されている被写界の近背景を指す。じゃま板の使用により前景 は能動背景光線によっては照明されない。 同様に、前景照明と前景光線と言う用語は、周辺照明に加えて1つ以上の能動 光源により照射されている画像の前景または主題を指す。じゃま板の使用により 背景は能動前景光線によっては照明されない。前部照明または前部光線と言う用 語は、画像の主題を照明するため1個以上の能動光源が撮像装置の光学軸の近く に配置されている場合を指す。境界線はディジタル画像の前景と背景域を分離す るピクセルの線として定義される。2個のディジタル画像装置は、装置により撮 られる画像が同一の時、同じ仮想空間位置を有する。ディジタル画像装置はCC D(電荷結合素子)感光アレイのような装置を含むが、これには限定されない。 ディジタル画像装置は例えば、電子カメラまたはカムコーダでもよい。IR背景置き換え方 法 画像のピクセル間の光線特性を比較することにより、ディジタル的に捕獲した 画像の元の背景を所定の置き換え背景と置き換える。考えうる光線特性の一つは 光強度である。他には、同時に撮られた同じ被写界の2つの画像間で比較された 同じ、すなわち対応する位置のピクセルの強度値の比として定義されるコントラ スト比がある。 画像の前景と背景域を異なる強度、すなわち異なる照明パターンの光で照射す ると、有用な比較モードを与える。画像中の全てのピクセルの比較は、画像の前 景と背景域の輪郭を描くために解析可能な情報を与える。しかしながら、いくつ かの問題が存在する。 光強度の測定は光を測定する物体の反射に直接関係している。例えば、物体が 光に照らされて高反射率を示す場合、物体に入射する光の大部分は反射され測定 に利用可能である。しかしながら、照らされる物体が低い反射率を有している場 合、物体に入射する光のうちの少量のみが反射され測定に利用できるため、問題 が発生する。 身分証明用に写真を撮影する場合、画像の主題は一般的に人間である。従って 、主題の頭髪線が一般的に画像の前景と背景域を分離する境界線を追従する。可 視光に対して金髪は高い反射率を示し、黒髪は低い反射率を示すことが知られて いる。従って、黒髪を有する人間が画像の主題である場合、黒髪に入射する反射 可視光の強度は小さく、測定困難であり、強度比較には受け入れられない。反対 に、光スペクトルのIR域の光は金髪と黒髪の両方に高反射特性を示す。さらに 、市販のCCDのスペクトル強度は約400から700ナノメータの範囲の可視 光と 約700から1000ナノメータの近赤外域を含む。従って、近赤外域の能動光 源が強度比較には望ましい。 IR背景置き換え方法を保持すると、被写界の背景に係わらず画像が取れる。 従って、写真ブースまたは主題の背景の背景幕は必要なくなる。しかしながら、 能動及び周辺光線の両方の慎重な解析が必要である。被写界は3つの区域、前景 域、近背景域、遠背景域に分割できる。前景域は画像の主題、しばしば人間であ る画像装置に近くの物体を含む。近背景域は能動光源により影響される背景の一 部である。遠背景域は能動光源により影響されない背景の一部である。異なる照 明パターンの2つのIR画像で、変化する光線状態の下で上記3つの区域の各々 のピクセルの光強度の比較は、被写界の画像の前景と背景域を分離するマスクを 作成するのに必要な情報を与える。言い換えると、2つのIR画像の対応する位 置のピクセルの強度値のコントラスト比は前景と背景域との間で変化する。 2つのIR画像は異なる光線状態の下で同じ被写界を撮られる。図2に示した 第1のIR画像は前部赤外線により照射された前部IR画像IRfrである。図3 に示す第2のIR画像は背景赤外照明により照明された背景IR画像IRbgであ る。各画像は前景122と、能動光源により影響される物体を有する近背景域2 02と能動光源により影響されない物体を有する遠背景域204とにさらに分解 される背景200とを含む。 図2は前景IR光線により取られた前景照明IR画像IRfrを図示する。もち ろん、前景202と背景200の両方を照らす周辺(すなわち非能動)IR前景 背景光線も存在する。前部IR光線は遠背景の光線に影響を与えることが不可能 なため強度「A」の周辺IR光のみが遠背景の各ピクセルで反射される。例えば 、被写界が、後ろの壁が75フィート先にある大きな建物のロビーに立っている 人間である場合、能動IR光線、すなわち前部IR光線は後壁の背景を照らさな い。前部IR光線は周辺IR光線と組み合わされて、周辺IR光線強度「A」よ り大きい光強度「B」の前景122と近背景202の物体を照明可能である。 図3は、能動前部IR照明なし(すなわち前景122に周辺IR光線のみが存 在する)で、周辺IR光線と組み合わされて、背景200の近背景域202の物 体を照明するために作動された1個以上の背景IR光で、撮った背景照明IR画 像IRbgを図示する。周辺IR光は強度「A」を有する前景及び遠背景域のピク セルから反射され、周辺IR光線と組み合わされた背景IR光線は図2の前部光 線の強度「B」より強い強度「C」を有する近背景域のピクセルから反射される 。この望ましい方法では、背景光線の強度は前部光線の強度より強いため、以下 の表Iに詳細を示す関係は成立する。しかしながら、前部光線が背景光線より大 きな強度を与えられている場合、表Iには異なる数学関係の組が得られる。 画像IRfrとIRbgは、IR撮像装置のシャッタ速度と能動IR光線を切り替 えるのに必要な時間によってのみ制限される一時的な近接場所の同一のIR撮像 装置によって撮られるのが望ましい。時間的に可能な限り接近して2枚のIR画 像を撮ることにより、主題又は近背景の物体の移動により生じる問題を避けるこ とができる。特に、露出の間の境界線の移動が人間の目によって検出出来ない限 り、主題の移動は無視出来る。標準的には、約1秒の1/30(すなわち電子カ メラの標準的なシャッタ速度)の露出間の最大時間差は主題の移動が無視出来る ことを保証する。もちろん、画像の主題が静止している場合、2つのIR画像は 任意の時間に撮り得る。 2つのIR画像を撮ってディジタル形式で保存した後、ピクセル毎に比較され 背景から前景の輪郭を描くマスクを作成する。2つのIR画像、一方が前部IR 照明で他方が背景IR照明、を比較するこの望ましい例では、以下の表Iの関係 が各画像の各対応するピクセル位置(i,j)に対して支配している、ここでi とjは整数である。 従って、IRbgのあるピクセルがIRfrの同じピクセル位置より大きな強度を有 している場合、そのピクセルはマスクでは前景ピクセルとして識別され、IRbg のあるピクセルがIRfrの同じピクセル位置と同じ強度を有している場合は、そ のピクセルはマスクでは遠背景ピクセルとして識別され、IRbgのあるピクセル がIRfrの同じピクセル位置より強度が小さい場合、そのピクセルはマスクでは 近背景ピクセルとして識別される。IR背景置き換え装置 例えば身分証明用の主題122の写真を撮るため、望ましい背景置き換え装置 が写真装置100(図1参照)に設けられる。写真装置100は郵便局のような ところに便利に配置可能であり、ここで元の背景は任意の所要の予め選択された 背景に置き換えられる。主題122はマイクロプロセッサ102に接続された制 御パネル118から写真装置100を操作する。同一の仮想的空間位置を占める 2台の撮像装置106と108が実装される。撮像装置106と108の両方が ディジタル形式で画像を捕らえることが出来る適合電子カメラである。さらに、 撮像装置の一方108はIR通過可視不透過フィルタを使用することによりIR 画像を捕らえることが可能であり、一方他方の撮像装置106はIR不透過可視 通過フィルタを用いることにより可視光画像を捕らえることが可能である。写真 装置100は、じゃま板114を有する1個以上の背景IR光110、前部IR 光116、可視光源136、ディスプレイ112、ビーム・スプリッタ132、 プリンタ104を含む。前部IR光116、背景IR光110、可視光源136 は全て能動光源である。前部IR光116は第1強度で近IR線を放射し、背景 IR光110は第1強度より強い第2強度で近IR線を放射し、可視光源136 は可視光を放射する。 主題122は最初に多数の置き換え背景の中から1つを選択し、写真装置10 0を作動させて写真撮影処理を開始する。可視光画像のプレビューがディスプレ イ112に現れ、ユーザーはボタンを押すことにより2つのIR及び1つの可視 光画像を撮ることを続行する。背景IR光110を作動させて、第1強度で近I R光により近背景を照明し、図3に示すような背景照明IR画像IRbgを撮像装 置108により撮る。1秒の約30/1(すなわち撮像装置のシャッタ速度)以 内に背景IR光110は動作を止め、可視光源136が作動され、第1強度より 低い第2強度を有する前部IR光116が作動される。この時、撮像装置108 は図2に示すような前部照明IR画像IRfrを撮り、第2撮像装置108は可視 光画像を撮る。その後すぐに前部IR光116と可視光源136は作動を止める 。 写真装置100の部品の各々は当業者には良く理解出来るように、マイクロプ ロセッサ102により制御される。マイクロプロセッサ102は第1IR画像、 第2IR画像および可視光画像の記録を収集し記憶する。第1及び第2IR画像 の対応するピクセルの強度間の差はマイクロプロセッサ102によって決定され て画像の背景200域から前景122を弁別するマスクを形成する。次いでこの マスクが可視光画像に適用されて、元の背景を新たな予め選択された背景に置き 換えることにより修正した可視光画像を作成する。修正した可視光画像の印刷が プリンタ104内のスロット又はトレイから引き出される。 上記望ましい装置では、主題122は主題122の各画像のデータ点、すなわ ちピクセルが影無しで照明されるように配置されている前部IR光116により 照明される。理想的には、前部IR光116は撮像装置の光学軸に出来るだけ近 接して配置すべきである。 本発明の方法と装置の上記望ましい実施例は2つのIR画像、一方は前部IR 光源により照明され、他方は背景IR光源により照明されたものを使用している 。この方法は人物を撮影し背景を置き換えるには最良の結果が得られる。しかし ながら、異なった光源状態下で2つの画像間の各対応するピクセルの光強度を比 較する一般的な方法には多くの変形が存在する。例えば、光スペクトルの異なる 部分を使用して比較すべき画像を露出したり、各種の画像を撮る順序とタイミン グを変更可能である。さらに、前部IR光源は前景IR光源に置き換え可能であ る。この特別な場合、第1IR画像は、周辺光以外に背景IR照明のない被写界 の前景を照明するためのじゃま板により向けられた1個以上の前景ライトを用い て撮られた前景IR画像IRfgである。第2IR画像は、前景と背景の両方で周 辺IR照明のみで撮られた周辺IR画像IRamである。理想的な場合、各画像の 各対応するピクセル位置(i,j)に対して表IIに従ってIRfgをIRamと比較 することによりマスクのピクセルが作成される、ここでiとjは整数である。 従って、IRfgのあるピクセルがIRamの同じピクセル位置より大きな強度を有 している場合、そのピクセルはマスクでは前景ピクセルとして識別され、IRfg のあるピクセルがIRamの同じピクセル位置より同じか又は低い強度を有してい る場合、そのピクセルはマスクでは背景ピクセルとして識別される。 撮像装置106と108は、所要の焦点長の上品質テレビジョン・レンズを有 し、所要のスペクトル帯へのスペクトル感度を制限するようフィルタされた1個 がカラーCCDで1個が白黒CCD型式(2個のカラーCCD型式も受入可能で あるが)であることが望ましい。適合するカラー・ビデオ・カメラも望ましく、 カメラの一方はIR通過可視光不透過フィルタにより変更されてIR画像を記録 可能とする。視野深度、焦点距離等のような写真を撮る際の変数の全ては画像科 学の当業者により必要に応じて容易に設定される。 ポラロイドの画像科学研究所で本発明を試験するために使用した実験的設定で は、マネキンのIR及び可視光画像の両方を撮るために単一の撮像装置を使用し た。撮像装置は、フィリップス社のCM800白黒NTSC形式(640×48 0ピクセル)CCDカメラで、ラッテン(wratten )25(赤)、58(緑)、 47B(青)フィルタを使用して色分解を行った。赤、緑、及び青画像が試験中 に個別に記録された。色バランスはラッテン中性密度フィルタを使用する、及び /又は3色フィルタ露出のランプ電圧を変更することにより調節した。カメラは コンプタールf/1.4 16mmFLレンズを含み、IR不透過用には1mmBG 18ガラス・フィルタを、可視光不透過用にはラッテン87Bゲル・フィルタを 使用した。ディジタル化はデータ・トランスレーションのDT55−LCフレー ム・グラバを7ビットの量子化を使用して行った。 ワープ段階が可視及びIR画像間の不整合を修正するため、可視及び赤外カメ ラに異なる寸法の口径を使用可能である。しかしながら、最良の装置は同一の寸 法の口径の可視及び赤外カメラを含む。赤外カメラは大口径を有することが望ま しいため、赤外画像の背景は不鮮明となる。極端には、両赤外画像で背景は一様 に見えるが、背景が照明されている時にはより明るくなる。ライトの光束は適切 な透過率の透明紙を用いて制御可能である。最も重要なことは、使用する赤外カ メラはライトが弱い時に小さな光強度変化に敏感に応答すべき点である。 試験装置の可視及びIR域両方の前景照明は、カメラ200の光学軸から1フ ィート(30.5cm)と2フィート(61cm)の間でかつ主題から約2.5 フィート(76cm)に各々配置された3個のタングステン・ハロゲン・ローウ ェル・プロライト、モデルP1−10(125ワット、3200K@120ボル ト)である。露出はランプの電圧を変化させることにより制御される。適切なI R画像記録の背景照明は、主題の後方からの背景照明を除いた大きな戸の3個の タングステン・ハロゲン・ローウェル・トータ光、モデルT1−10(500ワ ット、3200K@120ボルト)により与えられる。マスク発生 マスク発生は背景置き換えで重要な仕事である。本発明の背景置き換え方法で は、画像の前景と背景の間を正確に区別するためにマスクが発生される。ある望 ましい実施例では、画像の前景は身分証明用に写真を撮る人物であり、背景は画 像のその他全てである。 請求の範囲の基本的マスク発生方法は図4のブロック線図に概略的に図示され ている。前部照明IR画像IRf(i,j)、背景照明IR画像IRb(i,j) 、可視光画像Vm(i,j)及び所定の置き換え背景B(i,j)が全て上記の ように決定されたと仮定する、ここでiとjは各々画像の水平及び垂直座標を表 わす整数である。前景ピクセルはIRf(i,j)>IRb(i,j)という性質 を有し、背景ピクセルはピクセルが能動光により照明されているかどうかに応じ てIRf(i,j)=IRb(i,j)又はIRf(i,j)<IRb(i,j)と いう性質を有する。標準的な装置では、IRf(i,j)とIRb(i,j)は0 ≦IRf(i,j)≦255又は0≦IRb(i,j)≦255として各々表わさ れる。段階400でIRf(i,j)からIRb(i,j)を減算すると、差分画 像DIFF(i,j)が発生し、ここで各ピクセルは−255≦DIFF(i, j)≦255として表わされる。サンプルの8×8点差分画像DIFF(i,j )のi,j=0、1...7に対する値は以下の通りである。 段階410でDIFF(i,j)は2進化され、DIFFの各ピクセルの数値 を所定の閾値θと比較し、θより大きい全てのピクセル値を論理高に、θに等し いか又は小さい全てのピクセル値を論理低に設定することにより2進化画像Mz (i,j)を形成する。この種のピクセル分類は数学的には以下のように記述す る: Mz(i,j)=1、 DIFF(i,j)>θの場合、 Mz(i,j)=0 その他 (1) ここでθは段階430の変調関数の計算に関連して以後詳細に説明する所定のパ ラメータである。 上記差分画像DIFFの8×8の2進化画像Mz(i,j)のθ=5の時の値 はi,j=0、1...7に対して以下の通りである。 θの変更は2進化画像Mz(i,j)の外観と値に著しい変化を引き起こすこ とに注意されたい。上記のθ=5の2進化画像と下記に示すθ=10のときの2 進化画像Mzの値を対比されたい。 前景及び背景ピクセルの混合が変化すること、すなわちθ=5の時よりθ=10 の時の方が2進化画像Mzの前景ピクセルが少ないことに注意されたい。一般的 に、θが増大するにつれて、前景ピクセルの数は減少する。 上記したような、2進化画像Mzの論理低値は明確な背景ピクセルを指示する 。しかしながら、Mzは雑音のため何らかの誤った前景ピクセルを含み得るため 、論理高値は前景ピクセルの可能性を示すのみである。誤った前景ピクセルは前 景接続制約を使用して識別し除去可能である。前景接続性制約は連続した前景ピ クセルの単一の最大域として、すなわち最大数の隣接前景ピクセルが配置されて いる区域として前景域を定義する。この区域は上記のθ=10のMzに示した点 線内のピクセル群として識別され、そして(図6の被写界で)画像は前景602 と604、背景600から構成される。 図6の画像は背景の海600に取り囲まれた前景の島602、604として特 徴づけられる。標準的な身分証明写真では、前景の島は画像の下中心領域のまわ りに配置された隣接する前景ピクセルの大きな群から構成される。従って、主要 前景の島602の前景ピクセルから分離されたものとして誤った前景ピクセルは 容易に識別出来る。これらの誤った前景ピクセルは前景接続制約にしたがって島 段階420で論理低背景ピクセルに設定される。上記θ=10の2進化画像Mz に前景接続制約を使用して、ピクセルMz(1、1)とMz(2、1)は誤った前 景ピクセルとして識別される。これらのピクセルは段階420で除去され、画像 表示、すなわち2進化マスクMb(i,j)は以下となる: 画像の前景と背景域を分離する境界線は一般に鮮明でなくぼんやりしている。 例えば、前景主題に属する髪の毛の部分は部分ピクセル幅のみを有する。従って 、髪の毛と背景情報の両方を含むピクセルは前景および背景情報の両方をあるパ ーセンテージで有するものとして考えることが出来る。これらの変調ピクセルは 図6に示す前景の縁領域604に位置している。前景高平坦部602に位置する ピクセルは全て1の値を有し、背景600に位置するピクセルは全て0の値を有 し、縁604に位置するピクセルは全て0以上で1以下の値を有する。 縁領域604の各ピクセルの前景及び背景情報の適切なパーセンテージはマス ク変調段階430で決定され、ここで以下の式にしたがってグレイ・スケール・ マスクMgが発生される。 Mg(i,j)=Mb(i,j)・f(DIFF(i,j)) (2) Mg(i,j)はグレイ・スケール・マスク、Mb(i,j)は2進化マスク、D IFF(i,j)は差分画像、f(DIFF(i,j))は0から1までの値で 変化する所定の変調関数である。式(2)で、グレイ・スケール・マスクMgは 2進化マスクMbに変調関数f(x)=f(DIFF(i,j))をピクセル毎 に乗算して発生される。図7(ここでθ、θL、θHは望ましい構成で示される 所定のパラメータ)と関連して取られる望ましい変調関数f(x)は、 f(x)=0,ifx≦θL, =(x-θL)/(θH−θL),ifθL<x<θH,and (3) =1,ifx≧θH. 図7は差分画像値に対するグレイ・スケール・マスク値のプロットで、x=D IFF(i,j)のf(x)は上記の式(3)で定義される。縁領域604の各 ピクセルはθLより大きくθHより小さい値を有する。θ=10の2進マスクMb の縁領域604を通して配置された前景ピクセルを変調するため、各ピクセル はその値を適当な関数値f(x)により乗算されるDIFF(i,j)の対応す る位置を有する。もちろん、グレー・スケール・マスクMbの背景600に位置 する全ての背景ピクセルは0のままであるが、各前景ピクセルは変調関数f(x )に従って0と1の間で変調される。変調関数f(x)(図7も参照)に従って DIFFがθHより大きい場合前景高平坦部602に位置する全てのピクセルは 1のMgグレイ・スケール・マスク値を有する。DIFFがθLより小さいか又 はこれに等しい時、Mgは0である。最後に、DIFFがθLより大きく、θH より小さい場合、グレイ・スケール・マスクMgは0と1の間で変調される。前 景の縁領域604は、DIFFの値がθとθHとの間である区域として表わされ る。この区域のピクセルは前景と背景情報を含む。変調されたグレイ・スケール ・マスクMgは自然に見える背景置き換え結果を作成する。 θは0と255以内の間の整数値として経験的に選択される。θの最良値は照 明と撮像装置応答特性に応じて変化する。フィリップスのCM800カメラとタ ングステン・ライトを含む前述した実験設定では、θ=10が実験的に決定され た最良の当てはめであった。θは前景の島の寸法と形状を制御する。θが増加す るにつれて、前景が減少する。θLはまた縁領域604のピクセルの最小値を指 の値は0よりわずかに大きい。もちろん、θLが減少すると、縁領域604のピ クセルの最小値が増大する。このように、縁の強度はθLによって制御される。 θLが負の無限大に近づくにつれ、前景と背景の間には有効な変調がなくなる、 すなわち縁のピクセルの各々のマスク値は大体1である。 グレイ・スケール・マスクMgを変調段階430で発生した後、Mgのピクセ ルを可視光線画像Vinの対応するピクセルと整合させ、MgとVinの対応する点 が同じ座標を有する様にする。ワーピング又は画像登録と呼ばれるこの処理は段 階440で発生し、変換マスクMt(i,j)が生じる。ワーピング・パラメー タは当該技術において公知の較正により予め決定される。最後に段階450で、 変換マスクMtが可視光線画像Vinに適用され、所定の背景Bが元の背景と置き 換えられて背景置き換え画像Voutを発生する。言い換えると、 Vout(i,j)=Mg(i,j)Vin(i,j)+(1−Mg(i,j)B(i,j) (4) 図5に示す本発明の背景置き換え方法の第2の望ましい構成は、ピクセルの部 分幅を有する髪の毛のような小さい特徴に対処する困難を解決する。2進化画像 Mz(i,j)を発生する前述したピクセル分類規約によっては、前景の髪の毛 は多分背景と誤分類される。この問題は、ピクセル分類の前に強調段階504、 506でIR画像の詳細を強調することにより克服可能である。しかしながら、 段階504、506は雑音を生じる又は増幅する恐れのある高域フィルタ処理を 含む。従って、予備処理段階500、502で低域フィルタ処理により最初にI R画像を予備処理しておくのが最善である。 図5で、予備処理されたIR画像は段階504、506で同様に強調される。 強調された前部照明IR画像、IRF は次式のように書ける: IRf(i,j)=IRf+αDETf (5) ここでIRfは前部照明のIR画像、αは強調量を指定する所定のパラメータ、 DETfはIRf中に存在する詳細度の尺度である。パラメータαは実際には実験 的に得られた定数である。DETfは例えば式(6)のラプラス・フィルタを用 いることによりIRfに存在する詳細を捕まえる又は測定する; DETf=max{- ΔIRf(i,j)、0} (6) ここでΔはラプラス演算子である。同様に、背景に対してはIRb'(i,j)= IRb+αDETbでDETb=max{- ΔIRb(i,j)、0}である。ラプラ シアンの代わりに他の既知のフィルタを使用可能である。 さらに、前景点はIRf'(i,j)>IRb'(i,j)の性質を有し、背景点 はIRf'(i,j)≦IRb'(i,j)の性質を有する。さらに図5の2進化段 階410のピクセル分類の決定規約は: Mz(i,j)=1 RES(i,j)>0の場合 =0、 その他 (7) ここで残留画像RES=IRf−IRb'である。残留画像RESの2進化は差分 画像の適合閾値選択として解釈可能である。事実、式RES(i,j)>0はI Rf−IRb>θaと書くことができ、ここでθaはαによりスケールされた局所忙 度(すなわちDETf−DETb)による空間的な適合である。 上述の実施例は本発明の単なる例示であり、本発明の原理の応用を与える限定 された数の可能な特定の実施例を表わすものであることを理解すべきである。請 求の範囲に示す本発明の要旨と範囲から逸脱することなく当業者によりこれらの 原理にしたがって多くのかつ各種の他の配列が容易に工夫出来る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ハッジャーマド,イブラハム アメリカ合衆国 02145 マサチューセッ ツ州ソマービル,スクール ストリート 262,アパートメント ナンバー 12

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.被写界の可視光線画像の元の背景を所定の交換背景に置き換えるディジタ ル処理方法において、 第1の強度を有する第1の赤外線で元の背景を照明しつつ最初に被写界の第1 赤外画像を作成する段階と、 前記第1の赤外画像の各ピクセルで赤外線の強度を測定する段階と、 前記第1の赤外線の照明を停止した後、前記第1の強度より弱い第2の強度を 有する第2の赤外線で被写界の前景を照明しつつ、被写界の第2赤外画像を2番 目に作成する段階と、 前記第2の赤外画像の各ピクセルで赤外線の強度を測定する段階と、 3番目に可視光線で照明しつつ被写界の可視光画像を作成する段階と、 差分画像(DIFF)、2進化画像、2進マスク、及びグレイ・スケール・マ スクを発生することにより前記前景を前記元の背景から識別する変換マスクを発 生する段階と、 前記変換マスクを使用して、前記可視光線画像に前記所定の交換背景を混ぜる ことにより修正された可視光線画像を作成する段階と、 を含む可視光線画像の元の背景を所定の交換背景に置き換えるディジタル処理方 法。 2.前記変換マスクを発生する段階は、 第1の赤外画像から第2の赤外画像を減算することにより差分画像を作成する 段階と、 前記差分画像を所定のパラメータθと比較し、次いで2進化画像の前記ピクセ ルがθより大きい時には2進化画像のピクセルを論理高に設定し、他の場合は2 進化画像の前記ピクセルを論理低に設定することにより前記元の背景から前記前 景を識別する2進化画像を作成する段階と、 接続制約に従って2進化画像の誤った前景ピクセルを除去することにより2進 化画像から2進マスクを作成する段階と、 差分画像の所定の変調関数を2進マスクに適用することにより2進マスクの各 ピクセルのどれだけが前景に寄与しているか、2進マスクの各ピクセルのどれだ けが背景に寄与しているかを指定するグレイ・スケール・マスクを作成する段階 と、 グレイ・スケール・マスクと可視光線画像のピクセルごとの画像登録により変 換マスクを作成する段階と、 を含む請求項1に記載の方法。 3.前記グレイ・スケール・マスクのあるピクセルに対する前記所定の変調関 数は差分画像の対応するピクセルが所定のパラメータθHより小さく、所定のパ ラメータθLより大きい場合は(DIFF−θL)/(θH−θL)に等しく、 差分画像の対応するピクセルがθL以下の場合は0、差分画像の対応するピクセ ルがθH以上の場合は1である請求項2に記載の方法。 4.前記第2の赤外線は前部ライトから発生する請求項1に記載の方法。 5.前記第2の赤外線は1個以上の前景ライトから発生する請求項1に記載の 方法。 6.前記第2の赤外線は周辺ライトから発生する請求項1に記載の方法。 7.前記第3番目は前記第2番目に等しい請求項1に記載の方法。 8.前記第1の赤外線は1個以上の背景ライトから発生する請求項1に記載の 方法。 9.前記第1の赤外線は周辺ライトから発生する請求項1に記載の方法。 10.前記第1の赤外線と前記第2の赤外線の両方は約700ナノメータから 約1000ナノメータの範囲の波長を有する請求項1に記載の方法。 11.前記第1赤外画像、前記第2赤外画像及び前記可視光線画像を作成する ため前記第1回目と前記第2回目の間の差は撮像装置のシャッタ速度と大体等し い請求項1に記載の方法。 12.前記第1回目と前記第2回目の間の差は1秒の約1/30である請求項 1に記載の方法。 13.前記第1回目と前記第2回目の間の差は、前記第1赤外,第2赤外及び 可視光線画像を撮る間前記被写界内での物体の移動が無視出来る程度であり、従 って前記画像は何れも焦点が合っている請求項1に記載の方法。 14.前記第1及び第2赤外画像の両方は第1のディジタル撮像装置で撮られ 、前記ディジタル可視光線画像は第2のディジタル撮像装置で撮られ、前記第1 及び第2のディジタル撮像装置は同じ仮想的空間位置を有している請求項1に記 載の方法。
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