JPH11502386A - 一体型ダイプレクサを有する二重周波数アンテナ - Google Patents

一体型ダイプレクサを有する二重周波数アンテナ

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JPH11502386A
JPH11502386A JP8528427A JP52842796A JPH11502386A JP H11502386 A JPH11502386 A JP H11502386A JP 8528427 A JP8528427 A JP 8528427A JP 52842796 A JP52842796 A JP 52842796A JP H11502386 A JPH11502386 A JP H11502386A
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Abstract

(57)【要約】 本発明は第1の周波数および望ましくは大別された第2の低い周波数において動作するためのアンテナ(100)およびダイプレクサ(102)を利用する二重周波数通信装置である。アンテナは望ましくはループアンテナ(100)およびダイプレクサ(102)であり、容量体素子(104、106、108)および誘導体素子(110、112)を含めており、第1および第2の両動作周波数でインピーダンスの整合を提供するとともに、両信号の一本化も併せて行ない、単一の同軸ケーブルがアンテナとともに使用できるようにする。好ましい実施例において、アンテナは標準のプリント回路板の製作工程を用いて標準のプリント回路板(120)上に製作する。ダイプレクサの受動電気素子もまた同じボード上に製作する。その結果費用が低減し、一体型の二重周波数平面アンテナ装置が得られる。

Description

【発明の詳細な説明】 一体型ダイプレクサを有する二重周波数アンテナ 技術分野 本発明は一般に、通信に使用するアンテナの分野に関する。より詳しくは異な る2つの周波数で送受信することができる二重周波数アンテナに関する。 背景技術 多くの通信装置は2つの周波数で動作し、その1つの周波数は情報を送信する ために用い、もう一方の周波数は情報を受信するために用いている。このような 装置では、比較的広帯域の幅を用いるアンテナで、単一の周波数帯域内で両方の 機能をさせることが望ましい。しかし大きさ、空間および重量に関する制限を考 慮する場合では、マイクロストリップアンテナなどの平面アンテナが妥当である 。マイクロストリップアンテナは高いQを有し、またその帯域幅が比較的に狭い ために、整合インピーダンスを開発して、より広い範囲の周波数に整合ネットワ ークを提供することによって、マイクロストリップアンテナの帯域幅を広くし、 単一通過帯域内で情報の送受信を可能にしている。これによって、Kuroda らの米国特許第5,233,360号に記載の整合装置など、整合ネットワーク を有するマイクロストリップアンテナを用いれば、異なる2つの周波数で無線通 信の動作を可能にする広帯域幅を有する寸法が小さくかつ構造が簡単なアンテナ が得られる。 しかし、他の通信装置には単一の周波数帯域ではなく、大別される2つの周波 数帯域で動作することが非常に望ましい装置もある。 通信装置を実装する費用、電力および帯域幅などの装置上の必要条件、ならびに 連邦規制による制限の全てから、大別される2つの周波数帯域で動作することが 望まれていると言える。送信器および受信器を組み合わせて動作させることで、 図1aに示すように別々の2つのアンテナを容易に実装することができる。第1 の送信アンテナ2および第2の受信アンテナ4はそれぞれ別々の同軸ケーブル給 電線であるケーブル6およびケーブル8を有する。送信器10は送信アンテナ2 を用いて第1の周波数で送信し、受信器12は受信アンテナ4を用いて第2の周 波数で情報を受信する。図1aの装置は2つの別個の周波数帯域で動作するもの の、特に空間、重量、資材あるいは費用の節減を考慮すること、図1aに示す装 置の機能の1つ以上を統合することが望まれる。 図1bは2つの別個の周波数帯域で動作する別の装置を示す。図1aの装置と 同様に、図1bの装置には第1の周波数で送信する第1の送信アンテナ22およ び第2の周波数で送信を行なう第2の送信アンテナ24がある。これら2つのア ンテナから出る信号を送受切換器34またはアイソレータで一本化することによ って単一の同軸ケーブル26を経由して両方の信号を供給することが可能になる 。送信器30および受信器32において、送受切換器またはアイソレータのいず れかを用いてブロック28で信号を分離する。図1bの装置を用いると図1aの 装置で使用される2つの同軸ケーブルを1本化することが可能になるものの、追 加のハードウェア、具体的には送受切換器が必要となる。 他のシステムでは2つ以上のマイクロストリップパッチ型無給電アンテナを各 々他の上に積み重ねたり、並べて設置して用い、大きさあるいは重量を減らすよ うにしてきた。また、二重周波数動作用として単一要素によるマイクロストリッ プパッチ型のアンテナが開 発されている。例えば、Loらの米国特許第号4,771,291では2つの帯 域周波数の比率を変えるためにパッチ内の特定の位置に短絡ピンを含むことによ って単一要素によるマイクロストリップアンテナに2つ以上の動作帯域の能力を 与えることができるマイクロストリップアンテナが記載されている。 単一のアンテナを用いて受信器への供給および送信器からの供給を同時に行な うことが可能になる別法としてダイプレクサを利用する方法がある。サーキュレ ータを用いると1つの共通ダイプレクサが実現する。サーキュレータはポートか らポートへ1方向にRFエネルギーを通過させる3ポート型RF構成要素である 。送信器、受信器およびアンテナはサーキュレータの3つのポートの各々に接続 されている。第1のポートで送信器から電力入力は第2のポートを出てアンテナ に至る。アンテナから受信された電力は第2のポートに入り、第3のポートを出 て受信器に至る。送信モードにおいてアンテナから生じる何らかの不整合が受信 器のポートに反映されるため、例えばサーキュレータの動作は、3つのポートの 各々においてアイソレーションを最大限にする整合負荷の有無に大きく依存する 。 発明の開示 上述の従来技術における制限を克服するために、また本明細書を読み理解する ことにより明白となる他の制限を克服するために、本発明は大別される2つの周 波数で動作することができる二重周波数アンテナを提供する。通信装置は望まし くはループアンテナおよびダイプレクサを有する平面基板上に実装する。ダイプ レクサは、ループアンテナのインピーダンスを2つの動作周波数帯域で整合させ るための受動電気素子を含む。さらに、ダイプレクサは2つの周波 数帯域の信号を組み合わせて単一の同軸ケーブルが2つの周波数から出る信号を 伝送できるようにする。 図面の簡単な説明 以上、本発明を添付図面を参照することによってより詳しく説明するが、図面 では同じ参照番号は同じ構成要素に対応するものとし、ここに、 図1aおよび図1bは大別される2つの周波数帯域で動作する従来技術による 通信装置を示し、 図2はアンテナのインピーダンスを同軸ケーブルのインピーダンスに整合させ るための整合ネットワークを示し、 図3は大型の電気的ループアンテナに用いる特定の整合ネットワークのトポロ ジを示し、 図4は小型の電気的ループアンテナに用いる特定の整合ネットワークのトポロ ジを示し、 図5は図3および図4の整合ネットワークの整合機能を内蔵する整合ネットワ ークのトポロジを示し、 図6および図6aは本発明のアンテナ装置に用いるSWRプロットであり、 図7は2つの金属化層を有する平面基板(図示せず)上に実装された本発明の アンテナおよびダイプレクサの第1の態様を示し、また 図8aおよび図8bは本発明のアンテナおよびダイプレクサの第2の態様の誘 電体基板の正面図および背面図を示す。 好ましい実施例の詳細な説明 以下に記載する望ましい実施例の詳細な記述では、この文書の一 部である添付図面を参照するが、その中では本発明を実施できる特定の実施例を 具体的に示してある。ただし、本発明の範囲から逸脱することなく他の実施例も 利用できること、および構造的な変更が行ない得ることを理解できよう。 本発明は1つのループアンテナについて説明するが、当業者であれば、多くの 異なる種類のアンテナが使用できることを容易に理解できるであろう。例えば、 双極または単極のマイクロストリップアンテナも本発明のアンテナ部分として使 用できるであろう。単巻き型のループアンテナは円形電線など閉曲線の形状に形 成された金属導体であり、導体にギャップがあって端子を形成している。ループ アンテナは正方形、長方形、楕円形または菱形など円形以外の形状に製作するこ とができる。ループアンテナは車両から路側への通信など多くの用途に適合して いるため好ましく、温度変化に耐えることができ、また製造時に比較的に融通性 が有る。 本発明のループアンテナは動作周波数帯域の高い帯域に合わせて設計あるいは 最適化する。ループの長さは大型の電気的ループとして設計し、望ましくは高い 動作周波数での共振する大きさに近くして、ループの周長が1波長分の長さにほ ぼ等しくなるようにする。高い周波数で、したがってより短い波長で設計するこ とによって、ループ長は選ばれた周波数に依存するので、ループの大きさが最小 限になる。ループの大きさを最小限に抑えることによって、アンテナの大きさ、 費用および重量が最小限になり、種々の用途に融通がきく。 大型の電気的ループを共振する大きさの近くに設計することは望ましいものの 、それは設計上の選択であって必要とは限らない。ループが共振する大きさに近 いと、インピーダンスは比較的に広い帯域幅にわたって比較的に一定に保たれる ため、共振のサイズに近づ けて設計することはインピーダンスを整合させる上で有効である。図2について 説明すると、ループアンテナ42の周長が共振の大きさに近ければアンテナ42 に印加される理論的な入力インピーダンス40はおよそ100+j100オーム である。アンテナ42は受信された信号を同軸ケーブル44に送り出し、あるい は同軸ケーブル44から送信すべき信号を受け取るが、この同軸ケーブル44は 一般に50オームのインピーダンスを有する。アンテナ42と同軸ケーブル44 とにインピーダンスの差があるために、整合ネットワーク46がインピーダンス を整合させてアンテナに到達する電力量を最適化させなければならない。図3は 分路コンデンサ50および直列インダクタ52を利用してアンテナのインピーダ ンス40を同軸ケーブル44のインピーダンスに整合させることができる整合ネ ットワークのトポロジを示す。整合ネットワーク46には別個の受動的回路要素 構成要素を利用することもできる。 本発明のアンテナは望ましくは第1の高い周波数で設計されるが最適化する一 方で、低い周波数でも動作するように同調される。アンテナは高い周波数の通過 帯域のすぐ外の周波数帯域で動作するように調整することができる。ただし、多 くの用途では、大別される周波数帯域で動作することが望ましい。本発明を用い ると、ループアンテナが低い動作周波数で小型の電気的ループアンテナに近似す るような周波数でアンテナが動作することが可能である。小型の電気的ループア ンテナの導体全長は自由空間における波長と比較すると小さく、一般に動作波長 のおよそ10分の1よりも小さくなる。小型の電気的ループアンテナの軸方向電 流分布は均一であり、アンテナから放射する電磁場も一定している。 再度図2について説明すると、アンテナ42が小型の電気的ループアンテナに 近似しているように低い周波数で動作しており、その 理論的な入力インピーダンス40はおよそ2+j100オームとなり、この場合 では大型の電気的ループアンテナで用いられかつ図3に示す技法とは異なる整合 技法が必要となる。図4は、アンテナを小型の電気的ループアンテナとして利用 し、分路コンデンサ54および直列コンデンサ56を利用してアンテナのインピ ーダンス40を同軸ケーブル44のインピーダンスに整合させるときに、実現可 能な整合ネットワークのトポロジを示す。高い周波数でアンテナ42が動作して いる場合と同様に、整合ネットワーク46を低い周波数で動作するときには別個 の受動回路要素構成要素を用いることができる。 アンテナ42が第1の高い周波数および第2の低い周波数の両者で動作できる ようにするために、本発明では単一のダイプレクサのトポロジ内に両方の周波数 についてネットワーク整合機能を取り入れている。ダイプレクサを用いると単一 のアンテナが受信器に供給し、かつ同時に送信器から供給を受けることが可能に なる。本発明のダイプレクサを用いると、整合トポロジを提供することによって アンテナが第1の周波数で送信するために、アンテナが第1の周波数で送信する ことが可能になり、これに加えてアンテナが第2の周波数で受信することも可能 になる。 図5は単一のダイプレクサのトポロジにおいて図3および図4に示す2つの周 波数のためのネットワーク整合機能を内蔵するダイプレクサのトポロジを示す。 ダイプレクサ60は2つの機能を遂行する。先ず高い周波数と低い周波数の両者 でアンテナから送信器および受信器へのインピーダンスを整合する。また送信器 に対する信号および受信器に対する信号を単一同軸ケーブル44上に組み合わせ る。高い周波数の動作ではインダクタ62、Lblock、のインピーダンスは非常 に高くなり、回路からコンデンサ64、Clow1、は不要 になる。高い周波数ではコンデンサ70、Clow2、のインピーダンスが非常に低 く、実際上は短絡であり、また電気的にはコンデンサ66、Chigh、およびイン ダクタ68、Lhigh、のみが回路に存在することになる。このため高い周波数で はダイプレクサ60が図3に示す整合ネットワークと同等の機能を発揮する。と ころが、低い周波数の動作においてはインダクタ62、Lblock、のインピーダ ンスは非常に低く、またコンデンサ64、Clow1、は回路において電気的にはコ ンデンサ66、Chighと並列になる。インダクタ68、Lhigh、のインピーダン スは非常に低く、実際上は短絡であり、また電気的にはコンデンサ70、Clow2 、およびコンデンサ66と並列なコンデンサ64のみが回路に存在することにな る。このため、低い周波数では、ダイプレクサ60が図4に示す整合ネットワー クと同等の機能を発揮する。 上述のように、本発明のダイプレクサを用いると第1の高い周波数および第2 の低い周波数でアンテナが動作できるようになる。図6は周波数が45MHzか ら1GHzまでのアンテナのSWRプロットを示し、大別される2つの周波数で ある第1の高い周波数、f1、および第2の低い周波数、f2、でアンテナが動作 する。特に図6のプロットでは、第1の高い周波数が904.5MHzであり、 第2の低い周波数が49.7MHzである。アンテナは第1の周波数において、 望ましくは共振波長アンテナとして設計されるが、結果として比較的により広い 帯域幅80が得られ、この場合にSWRは2である。特に、高い周波数での帯域 幅が296.6MHzである。第2の低い周波数f2の周波数は装置設計上の選 択事項となるが、最低限、アンテナが低い周波数で動作するときに第1の周波数 の通過帯域の外で動作するように設計することが必要である。例えば、帯域幅の 低い末端80である658MHz辺りで動作するよう にアンテナを同調することが可能となるであろう。第2の低い周波数f2の帯域 幅の周波数の上限が第1の高い周波数f1の帯域幅の周波数の下限に隣接させる ことは可能ではあるが、低い周波数については比較的に大別される周波数で動作 することがより望ましい。図6aは大別される低い周波数49.7MHzで動作 するアンテナの40MHzから60MHzまでの周波数のSWRプロットの詳細 なプロットを示す。低い動作周波数の低い帯域幅82が930kHz辺りである 。このため、本発明では比較的に大別される2つの周波数でアンテナが動作でき る。 本発明は標準のワイヤループアンテナおよび別個の構成要素を用いて実施する ことができるが、図7は平面構造とした本発明の好ましい様態を示す。ループア ンテナ100をFR4、マイラー、ポリエステル、ポリプロピレン、デューロイ ド(Duroid)、あるいは誘電体発泡材などの何らかの適切な平面基板(図示せず )の第1の側面上に構築することができる。ダイプレクサ102を望ましくは同 じ基板の上にアンテナ100として一体化し、ダイプレクサの複雑さにもよるが 、基板の第1の側面、第2の側面あるいはそれら両側面に構築することができる 。ダイプレクサ102およびアンテナ100はマスキングおよびエッチング、パ ターン印刷、プリントおよびはく離、ホットスタンピング、レーザ切除ならびに 導電プリントなど多くの標準プリント回路板製造技法のいずれかにより形成する ことができる。金属化層は銅が望ましいが、アルミニウム、金、錫、ニッケル、 銀などの導電材料を用いることもできる。 ダイプレクサ102は基板に接続した標準のインダクタおよびコンデンサを用 いて実現することができる。アンテナ100を構築する基盤となる構造を利用す るとアンテナ100およびダイプレクサ102の両者を含む一体型装置が得られ る。ダイプレクサに必要と なるインダクタおよびコンデンサは基板上の金属化層から生成することができる 。エリアコンデンサは誘電体基板の両側上にある位置合わせされた金属被覆エリ アをもって実現することができる。インダクタは適切な長さの薄い金属化ストリ ップで実現することができる。 図7は平面基板上のダイプレクサ102として実装した図5のダイプレクサ6 0を示すが、2つの金属化層を明示するために基板図は示していない。図5にお けるコンデンサClow164、Chigh66およびClow270は図7においてそれぞ れコンデンサClow1104、Chigh106およびClow2108として実現される 。図5におけるブロッキングインダクタLblock62は、図7におけるインダク タLblock110により実現され、インダクタLhigh68はインダクタLhigh1 12により実現される。入力114は、単一同軸ケーブルの入力に適合させる。 ある実施例では、基板は AlliedSignal Laminate Systems Inc.of LaCrosse WI が製造したガラス繊維エポキシボードFR4であり、厚さが31ミル(0.0 787cm)である。標準の1オンス銅金属化層(34μm厚)が基板の両側に塗 布されているが、アンテナおよびダイプレクサ構成要素を形成するために除去す る。ループアンテナ100は長方形のループとして実現されており、長さLは3 800ミル(9.652cm)で幅Wは2780ミル(7.0612cm)である 。コンデンサClow1104、Chigh106およびClow2108の値はそれぞれ2 3.5pF、5.5pF、および4.6pFである。インダクタLblock110 およびインダクタLhigh68の値はそれぞれ25nHおよび10nHである。ア ンテナをこのように実施すれば第1の高い周波数が904.5MHzおよび第2 の低い周波数が49.86MHzでアンテナが動作できるようになる。長方形ル ープの長さは904.5MHzでの共振長 として設計し、またその周波数においてループに印加されるインピーダンスは1 5−j33.3オームである。49.86MHzでは、アンテナは短絡ループア ンテナであり、入力インピーダンスの測定値は0.95+j95.8オームであ った。 同じ基板上にアンテナ100としてダイプレクサの構成要素を実装することに よってアンテナの費用が低下し、完全なシステムを低コストの基板および標準の プリント回路板プロセスを用いてを製作することができる。さらに、別個の構成 要素が無いので、組立ての問題および関連費用も無くなり、同時に信頼性も向上 する。最後に、アンテナおよびダイプレクサを単一ボード上に一体化することに よって装置の大きさを比較的に小さくすることができる。 図8aおよび図8bは本発明の第2の実施例について、それぞれ基板120の 第1の側面および第2の側面を示す。ループアンテナ122は基板120の第1 の側面の上の第1の金属化層上に形成され、その形状は菱形で、特性インピーダ ンスは905MHzにおいて48.6−j11.8オームである。ループアンテ ナ122はさらに多数のループを有しており、特にループ部分124は、ループ アンテナ122に約11/3のループを提供している。多数のループがあれば、ア ンテナの入力インピーダンスのリアクタンス構成要素を最小限に抑えようとする ときにインピーダンスの整合を容易することができる。基板120の第1の側面 上では、薄い型金属化ストリップ129および第1の金属化板126および12 8が形成されており、ダイプレクサにとってインダクタおよびコンデンサなどの 受動電気素子として必要なものである。図8bでは、基板120の第2の側面が 示されており、第2の金属化層上に形成された受動電気素子にとって必要な追加 の構造を有している。薄型金属化ストリップ134は、インダクタとして機能し 、第2の金属化板130お よび132はそれぞれ第1の金属化板126および128と位置合わせてコンデ ンサを形成する。 本発明についてある望ましい実施例を図示し説明してきたが、この同じ目的を 達成するために意図される方法または装置を、ここに示した特定の構成および手 段として代用できることは当業者であれば理解できよう。本出願は、本発明によ るあらゆる翻案または変更を網羅することを意図している。したがって本発明は 、以下に記載する請求の範囲とその相当物によってのみ限定されるべきことを明 白に意図している。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H01Q 21/30 H01Q 21/30 23/00 23/00 (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(KE,LS,MW,SD,S Z,UG),UA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD ,RU,TJ,TM),AL,AM,AT,AU,AZ ,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,CZ, DE,DK,EE,ES,FI,GB,GE,HU,I S,JP,KE,KG,KP,KR,KZ,LK,LR ,LS,LT,LU,LV,MD,MG,MK,MN, MW,MX,NO,NZ,PL,PT,RO,RU,S D,SE,SG,SI,SK,TJ,TM,TR,TT ,UA,UG,UZ,VN

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.アンテナ、及びダイプレクサを具備する二重周波数通信装置であって、前 記ダイプレクサは、 前記アンテナが伝送する入力信号を受信し、前記アンテナが受信した出力信 号を送信する手段、および 第1の周波数および第2の周波数でインピーダンスを整合し、前記入力信号 および前記出力信号を結合して単一の信号にするための受動電気素子を具備する 、二重周波数通信装置。 2.前記入力信号を伝送する伝送器、および 前記アンテナが受信した前記出力信号を受信する受信器をさらに具備する、請 求項1に記載の二重周波数通信装置。 3.前記アンテナがループアンテナである請求項1に記載の二重周波数通信装 置。 4.前記ダイプレクサの前記受動電気素子が、 インダクタンスを提供する手段、および キャパシタンスを提供する手段を具備する、請求項1に記載の二重周波数通信 装置。 5.前記アンテナが伝送する入力信号を受信し、前記アンテナが受信した出力 信号を送信する前記手段が、同軸ケーブルを具備する、請求項1に記載の二重周 波数通信装置。 6.前記第1の周波数が前記第2の周波数とは大別される、請求項1に記載の 二重周波数通信装置。 7.前記ループアンテナが前記第1の周波数に対してほぼ等しい大きさで共振 する請求項3に記載の二重周波数通信装置。 8.第1および第2の側面を有する誘電体基板と、 前記誘電体基板の前記第1の側面上の第1の金属化層であって、 第1および第2の末端を有する導電ループ、 コンデンサに用いる第1の金属化板、および 第1の周波数で入力信号を受信し、第2の周波数で出力信号を送信する第1 の金属化回線手段を形成する第1の金属化層と、 前記誘電体基板の前記第2の側面上の第2の金属化層であって、 前記コンデンサに用いる前記第1の板と整列された第2の金属化板、 インダクタに用いる薄型金属化ストリップ、および 第1の周波数で入力信号を受信し、第2の周波数で出力信号を送信する第2 の金属化回線手段を形成する第2の金属化層とを具備する、二重周波数平面アン テナ装置。 9.前記第1および第2の金属化回線手段に接続された同軸ケーブル、 前記入力信号を伝送する伝送器、および 前記アンテナが受信した前記出力信号を受信する受信器を具備する、請求項8に 記載の二重周波数平面アンテナ装置。 10.前記第1の周波数が前記第2の周波数とは大別される請求項8に記載の 二重周波数平面アンテナ装置。 11.前記導電ループが前記第1の周波数に対してほぼ等しい大きさで共振す る請求項8に記載の二重周波数平面アンテナ装置。 12.二重周波数アンテナおよびダイプレクサを形成する方法であって、該方 法は、 第1の周波数に対して共振する大きさを有する導電ループを形成する工程、 前記第1の周波数で動作する前記導電ループの入力インピーダンスを測定する 工程、 前記測定した入力インピーダンスを同軸ケーブルのインピーダン スに整合させる第1の整合ネットワークを構築する工程、 第2の低い周波数を選択する工程、 前記第2の周波数で動作する前記導電ループの入力インピーダンスを測定する 工程、 前記測定した入力インピーダンスを前記同軸ケーブルインピーダンスに整合さ せる第2の整合ネットワークを構築する工程、および 前記第1の整合ネットワークおよび前記第2の整合ネットワークの機能を内蔵 するダイプレクサを構築するする工程を具備する、二重周波数アンテナおよびダ イプレクサを形成する方法。
JP8528427A 1995-03-20 1996-03-11 一体型ダイプレクサを有する二重周波数アンテナ Pending JPH11502386A (ja)

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