JPH11502333A - バーコードデータ形式の走査およびラベリング装置ならびに方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 開示する装置は，当該装置により走査され，復号化されるバーコードから選択されたデータおよび付加的データを組み込む，変更されたバーコードデータ形式を生成するバーコード走査およびラベリング装置である。装置は，選択されたデータを検索し，検索された選択データを符号化するために適したフォーマットに組み立てるための，データ選択回路を有するマイクロプロセッサを含む。装置は，さらに，マイクロプロセッサに電気的に接続され，駆動するとバーコードデータ形式を走査する走査エンジンを含む。マイクロプロセッサに電気的に接続された符号化/復号化回路が設けられている。装置はさらに，変更されたバーコードデータ形式に組み込まれる選択されたデータを指定するための，マイクロプロセッサに電気的に接続されたインターフェイス手段を含む。その選択されたデータは，少なくとも，走査されたバーコードデータ形式からの，復号化されたデータおよび付加的データの一部を含む。装置はまた，データを送信し，遠隔デバイスからデータを受信するための，マイクロプロセッサに電気的に接続された記憶，および走査されたバーコードからの復号化されたデータおよび遠隔デバイスから受信したデータを記憶するための，マイクロプロセッサに電気的に接続されたデータ記憶手段を含む。本発明に従った，関連したバーコードデータ形式を有する品物に対し，変更されたバーコードデータ形式を与える方法が，品物のバーコードデータ形式を走査する工程と，変更されたバーコードデータ形式を構成するためにデータを選択する工程と（その選択されたデータは，走査工程により明らかになった走査データおよび付加的データを含む），変更されたバーコードデータ形式を形成するために選択されたデータを利用する工程を含む。

Description

【発明の詳細な説明】 バーコードデータ形式の走査および ラベリング装置ならびに方法発明の分野 本発明は，バーコードデータ形式の走査およびラベリング方法ならびに装置に 関し，特にバーコードデータ形式の走査，符号化されたバーコードデータ形式の 変更，および変更データを組み入れたバーコードデータ形式ラベルのプリントを 行える方法ならびに装置に関する。背景技術 バーコードおよびマトリクスコードの使用の適用例はよく知られ，発展してい る。バーコードおよびマトリクスコードは“データ形式”の形態をなす。このデ ータ形式は当該目的に対して，あらゆる配列を含むように定義され，これにより データが機械読み可能なコピーの形に固定される。したがって，データ形式は， 一次元および二次元のバーコード，マトリクスコードおよび図形コード，さらに ワードおよび番号ならびに他のシンボルを含む。それらは紙，プラスチック製カ ードおよび金属製および他の品物にプリントされ，または刻印される。データ形 式は見えないインクでプリントでき，磁気性ストリップまたは磁性インクフォン トにして磁気的に記録で き，ＲＦタグを介して電磁的に記録でき，イオンドーピング（半導体ウエハ用） または生化学的結合などにより刻み込み，スタンプ，（皮膚に対する）入れ墨に することができる。 データ形式の利用において，最初に符号化されたデータは種々の方法により他 の使用のために再生される。たとえば，プリントされたバーコードはデジタル化 される反射値を導出するために光学的に走査され，バッファメモリー内に記録さ れ，次にバーコードに符号化されたデータを再生するために復号化される。特定 のタイプのデータ形式かどうかにかかわらず，イメージが典型的に獲得され，次 の処理のために画素値として記録される。図形のイメージとなっているバーコー ドまたはマトリクスコードのイメージがスキャナー，レザースキャナー，他の適 切な手段（データ形式からの反射光の異なる値を区別できるもの）を使用して獲 得される。したがって，たとえば，バーコードは典型的に白または明るい背景領 域の領域にプリントされた黒または暗色のバータイプの要素，およびバーコード の要素の間の白または明色の空間からなる。空間は典型的に背景領域と同じ色を しているが，この例では異なる色をしていてもよい。他の例において，バーコー ドまたはマトリクスコードの要素は白または明色のものであり，黒またはより暗 い色の空間または背景領域により定義される。 他の応用例において，シリコンウエハに刻み込むレーザ，イルミネーションに より，一方向の暗色と明色のパターンまたは関連性，およびいろいろな方向の反 対になった明色および暗色の関連性が生じる。光（“光”は当該目的に対して全 電磁スペクトルを包含するように定義される。）の反射値を表示する画素に加え て，他の配列において，反射値を表示する画素値はが適切な形態のデータ形式か らの音波または他の媒体の反射に基づいてもよい。データ形式が，反射値に基づ いて読みとれるように配置されるどの配列においても，このような反射値は典型 的に，イメージバッファメモリーまたは他の媒体に，ビットマップまたは他の形 式（イメージに対して画素で表示でき，どの適当なデータ記憶フォーマットも利 用できる形式）で，画素として記憶できる。 品物の識別目的でのバーコードデータ形式の使用は広範な支持を得た。典型的 に，品物の製造者は，唯一の品物識別キーを表示するバーコードデータ形式を形 成する。バーコードデータ形式は，コンピュータのアクセス可能なベータベース と関連して利用される。識別キーはデータベース二次記憶デバイスに記憶された データファイルの記録アドレスに関連し，または（コンピュータ用語を使用して ）これを示す。 品物アドレスが，ファイルを含むデータアイテムまたはフィールドに対して特 定のデータ値から成る。例え ば，単純な価格ファイルのデータアイテムは品物の在庫を維持するユニット番号 ，品物の銘柄および単位当たりの価格を含むことができる。 典型的な一次元（1Ｄ）バーコードデータ形式が，一列の，間の空間を変化さ せることにより分離された，幅が変化する平行な，暗色バーから成る。開始と停 止パターンは，実際のコード化領域の境界を示すために，バーコードデータ形式 の始まりと終わりに与えられる。コード化領域でのバーおよび空間の幅は番号を 表す。唯一の品物識別キーが各品物に対して割り振られ，選択されたバーコード ロジックにしたがって，唯一のバーコードデータ形式に変換または符号化される 。 使用において，バーコードデータ形式は品物を識別するために走査され，品物 に関連する情報を検索する。走査されるイメージははその数値表示，すなわち品 物識別キーに変換され，または復号化される。品物識別キーはそれ自身ファイル のための記録アドレスではなく，数学的なアルゴリズムにより記録アドレスに変 換される。このことは，品物と関連した多数のファイルがあることから必要なこ とである。たとえば，価格ファイル，在庫目録ファイル，購入ファイルがあり， それぞれは，品物識別キーを，対応するそのファイル内の品物に対する記録アド レスに変換するいろいろなアルゴリズムを必要とする。 典型的に，取引業者，すなわち卸業者，流通業者，小売業者が価格および在庫 管理システムの一部として識別キーを使用する。例えば，小売り段階で，価格お よび在庫のためのコンピュータ化されたＰＯＳ（point of sales）ネットワーク を利用する小売業者がネットワークを制御する中央コンピュータにアクセス可能 な，少なくとも二つのファイル，価格ファイルおよび在庫目録ファイルを有する 。価格ファイルは，品物の在庫を維持するユニット識別番号を商品の現価格に関 連する一方で，在庫目録ファイルは手元の品物ユニットの番号を示す。このよう な場合に，二つの数学的なアルゴリズムが品物バーコード識別番号を，それぞれ 価格ファイルおよび在庫目録ファイルの，対応する記録アドレスに変換するため に使用される。 小売りの段階では，ＰＯＳ（point of sale）端末は，品物のバーコードデー タ形式を走査し，復号化し，そして復号化された識別キーを，購入を示す信号と 一緒にコンピュータに送るバーコードデータ形式リーダーを含む。コンピュータ は，価格および在庫目録ファイルにアクセスするために，適切な数学的アルゴリ ズムを利用する。原価格，在庫維持ユニット番号および購入される品物に対する 品物の銘柄が価格ファイルから回収され，ＰＯＳ端末の点に通信される。品物の 価格はＰＯＳ端末に表示され，適切な購入受取が顧客のために発生する。さらに ， コンピュータは在庫からその品物の除去を反映させるために，在庫目録ファイル を減らす。 残念ながら，製造業者のバーコードデータ形式は取引業者には価値があるが， その利用性は，品物がいろいろな段階を通してその流通チャネル（たとえば，製 造または輸入段階，組立段階，卸段階，流通段階，荷造り段階，小売り段階）で 流通するときに，最初のバーコードデータ形式が品物の販売に関連する業務の情 報を反映しないことから，限定されている。 取扱業者には，より多くの品物識別キーを提供するバーコードデータ形式を有 することに価値があることがわかるであろう。たとえば，小売業者は，品物が購 入された場所，時間，価格，どこに貯蔵されて，どの店に搬入されているかとい った情報を組み入れることを望んでいる。小売業者が品物を変更し，またはオプ ションを加えたとき，たとえばカーディーラーが製造者から受領された新車をさ びないようにしたとき，小売業者は付加価値を反映させるために製造業者のバー コードデータ形式を変更したい。品物を販売したとき，小売業者は販売業務の情 報，たとえば誰が品物を買い，いつ品物が購入されたか，品物に関連したディス カウントまたは販売促進プログラムがあるかどうか，品物はどこに搬送されたか といった情報を組み込むために製造業者のバーコードデータ形式を変更したい。 新たな情報の付加は，しばしば製造業者により選択されたもの以上の種々のバ ーコードデータ形式の使用を必要とする。多くの製造業者は，非常に限定された データ容量しかないＵＰＣバーコードのような一次元バーコードデータ形式を使 用する。多段式または二次元（2Ｄ）バーコードデータ形式が，データ容量を増 加させるために，取扱業者により利用できる。 2Ｄバーコードデータ形式は，あるバーコードのコード化領域に記録される符 号化されたデータ量を増加させることができる。1Ｄバーコードデータ形式とし て，一列のバーコードにより占められるコード化領域をもつ代わりに，2Ｄコー ドデータ形式は全コード化領域を複数の平行な列に分割し，それぞれの列は多段 のバーコードを可能にする独立したコード化領域を示す。さらに，開発されてき た，より巧妙なコード化は，幅が変化するＵＰＣバーコードの，元々の形式に比 較して，データの高密度化を可能にする。 2Ｄバーコード形式が，“パケットバーコード符号化および復号化”と題する 米国特許出願第08/280,490号（1994年7月26日出願）（これはここに参照文献と して組み入れられる）に開示されている。 以下の例では，品物上の元々のバーコードデータ形式を走査し，付加的データ をその走査されたデータに付加し，品物に付設する変更されたバーコードデータ 形式 （これには付加的データが組み入れられている）ラベルを形成することができる 装置で，本の流通業者に提供することが望ましい装置が説明されている。 本のような限定されたマーケット寿命サイクルをもつ多量の品物の流通業者は ，ある期間後，売れなかった小売業者からの在庫品を買い取ることを契約上義務 付けられている。小売業者は時に，本のマーケット寿命の間中，流通業者から同 じ本について，そのつど異なる価格を支払って，入荷することがある。 本は，出版社により本のカバーにプリントされたバーコードデータ形式，典型 的にＵＰＣバーコードを含むが，小売業者が流通業者に支払う価格は，もちろん 出版社のバーコードデータ形式に反映されていない。流通業者が小売業者の，売 れなかった本を買い取るときが来たとき，小売業者は返本し，小売業者が流通業 者からできるだけ多くの払い戻しを受けることができるように，返本が本のマー ケット寿命の間，最も高値で買い取られるものとなるように主張する。 従来のシステムにおいて，流通業者は，小売業者の本当の購入価格を確かめる ために返本同士を識別する手段をもたず，したがって，小売業者により支払われ た最も高い値段で，売れなかった本を再購入するよう強いられる。流通業者が， 小売業者に搬入される本に小売業者により支払われる価格を含む販売業務情報を 組み込んだ第 二のバーコードデータ形成を付設すると，流通業者は返本上の第二のバーコード データ形式を走査し，返本のそれぞれに対して，小売業者により支払われた価格 が分かる。第二のバーコードデータ形式のラベルがまた，本が小売業者に搬入さ れた日を含むと，返本の第二にバーコードデータ形式ラベルを走査することによ り，小売業者がその本を在庫としてどれほど長く保持しているか，小売業者が， 先入れ，先出しという在庫管理方法を使用して在庫を適切に“回転”させている かどうかという情報が流通業者に与えられる。発明の開示 変更されたバーコードデータ形式のデータを与える方法が開示される。この方 法は，符号化された品物データを有するバーコードデータ形式を走査する工程と ，変更されたバーコードデータ形式を構成するためにデータを選択する工程であ って，選択されたデータが上記の走査する工程により明らかになった，走査され たデータとデータ記憶デバイスから検索可能なデータとを含む，ところの工程と ，変更されたバーコードデータ形式を形成させるために上記の選択されたデータ を使用する工程とを含む。 変更されたバーコードデータ形式は，好適に，変更されたバーコードデータ形 式をラベル上にプリントすることによって適用される。通常，選択されたデータ は，販 売業務データを含む。付加的に，この選択されたデータは，変更され，変更され たバーコードデータ形式を形成させるために使用される変更されたデータであっ てもよい。走査されたデータおよび選択されたデータの視覚的な表示が与えられ 得る。 本発明に従ったバーコード走査およびラベル生成装置が，マイクロプロセッサ と，バーコードデータ形式を走査するための，マイクロプロセッサに接続された 走査エンジンと，走査されたバーコードデータ形式を機械読取り可能なデータに 復号化し，機械読取り可能なデータをバーコードデータ形式に符号化するための ，マイクロプロセッサに電気的に接続された復号器／符号器とを含む。この装置 は，さらに，当該装置の作動および変更されたバーコードデータ形式に含まれる データの選択のための，マイクロプロセッサに接続されたインターフェース手段 を含み，ここで，このデータ形式は，少なくとも，走査されたデータ形式のデー タおよび付加的データの一部分を含む。マイクロプロセッサに電気的に接続され た電子的メモリが，データを記憶するために与えられる。好適に，装置は，さら に，遠隔デバイスへおよび遠隔デバイスからデータを送受信するための通信回路 を含み，ここで，遠隔デバイスから受信されたデータは，少なくとも，付加的デ ータの一部分を含む。 装置の電子的メモリに記憶されない選択されたデータ を検索するために，装置の電子的メモリに記憶された選択されたデータを検索し ，通信回路を使用するための，マイクロプロセッサに含まれるデータ検索回路が 与えられる。このデータ検索回路は，さらに，符号化に適したフォーマットに， 選択されたデータを組み立てる。マイクロプロセッサは，さらに，インターフェ ース手段を通じてマイクロプロセッサに入力されるコマンドに従って，選択され たデータを変更するための処理回路を含む。装置は，付加的に，変更されたバー コードデータ形式を組み入れるラベルをプリントするためのラベルプリンターを 含む。 走査およびラベリング装置は，好適に，走査されたデータおよび選択されたデ ータの，人間が読取り可能な表示を表示するための視覚化するディスプレーを含 む。 好適に，生成されたバーコードデータ形式は，２Ｄバーコードデータ形式であ る。データを送受信するための通信回路は，遠隔デバイスからＲＦデータ信号を 送受信するための送受信器を含み得る。 本発明の目的は，バーコードデータ形式を走査し復号化し，付加的データに組 み入れる，変更されたバーコードデータ形式を形成させるための新規且つ独特な 方法を提供することである。本発明の他の目的は，バーコードデータ形式を走査 し復号化し，この復号化されたバーコードデータ形式のデータを変更し，この変 更された バーコードデータ形式のデータに組み入れる，変更されたバーコードを形成させ るための方法を提供することである。 本発明の他の目的は，バーコードデータ形式の走査器および復号器と，データ を送受信するための通信回路と，復号化されたバーコードデータおよび付加的デ ータを記憶するためのメモリと，復号化されたバーコードデータの少なくとも一 部および付加的データの少なくとも一部を組み入れるバーコードデータ形式を生 成するためのマイクロプロセッサとを含む新規且つ独特なバーコードデータ形式 の走査およびラベリング装置を提供することである。付加的データの少なくとも 一部分は，遠隔デバイスから検索され得る。 本発明のこれらおよび他の目的，利点および特徴は，添付図面に関連して説明 される好適実施例の詳細な説明からより良く理解されるであろう。図面の簡単な説明 図１は，本発明を実施する携帯型走査およびラベリング装置と，遠隔中央コン ピューターと，データベースとの略示図である。 図２は，遠隔デバイスから受信されたデータおよび第１のバーコードデータ形 式からの復号化されたデータを含む，変更されたバーコードデータ形式ラベルを 形成する方法のブロック図である。 図３は，図１の携帯型走査およびラベリング装置の部分の略示図である。 図４は，ＰＯＳ端末にワイヤー接続され，ＰＯＳ端末にワイヤー接続されるプ リンターを含む，図３の装置の変形例の略示図である。 図５は，プリンターと一体となったＰＯＳ端末にワイヤー接続された図３の装 置の変形例の略示図である。 図６は，売場で購入された品物のための変更されたバーコードデデータ形式の 使用を例示するブロック図である。 図６Ａは，顧客が購入した品物を返品するところの図６の変更されたバーコー ドデータ形式の使用を例示するブロック図である。詳細な説明 図１は，本発明のバーコード走査およびラベリングデバイス１０の好適実施例 を示す。この走査およびラベリングデバイス１０は，品物１４に貼付される元々 のバーコードデータ形式１２を走査し，変更されたバーコードデータ形式１６を ラベル１７上にプリントするために適用される。ラベル１７は，好適に，ラベル を品物１４に貼付するための接着裏部を含む。変更されたバーコードデータ形式 １６は，元々のバーコードデータ形式１２からの走査されたデータと同様に，遠 隔デバイス２０を通じてアクセスされるデータベース１８から検索された データのような付加的データを組み入れる。 マイクロプロセッサ２１（図３）は，ハウジング２２内に収容される。ユーザ ーは，キーパッド２４，トリガースイッチ２６および視覚化するディスプレー２ ８を通じてマイクロプロセッサ２１とインターフェースする。マイクロプロセッ サの実行は，リードオンリーメモリ（ＲＯＭ）２９にある符号化されたプログラ ムによって制御される。走査およびラベリングデバイス１０のユーザーによって 入力されたコマンドに応答するマイクロプロセッサ２１は，ａ）元々のバーコー ドデータ形式を走査すること，ｂ）元々のバーコードデータ形式を復号化するこ と，ｃ）復号化されたデータ（選択）を表示すること，ｄ）ユーザーによって選 択されたデータを検索し，組み立てること，ｅ）選択されたデータ（選択）を表 示すること，ｆ）選択されたデータ（変更されるデータ）を符号化すること，お よびｇ）変更されたバーコードデータ形式をラベル１７上にプリントすることを 含むデバイスの種々の操作を制御する。 キーパッド２４およびトリガースイッチ２６は，元々のバーコードデータ形式 のラベル１２を走査し，変更されたバーコードデータ形式１６をラベル１７上に プリントするため，走査およびラベリングデバイス１０を作動させるために使用 される。また，キーパッド２４は，データの入力およびユーザーの指示の入力を 適当なキー ストロークを介して行うことができる。このようなユーザーの指示は，ａ）品物 １４のための変更されたバーコードデータ形式１６に含まれるべきデータフィー ルドを選択すること（通常，選択されたデータフィールドは，元々のバーコード データ形式からの走査されたデータを含むデータの検索が要求される），ｂ）選 択されたデータフィールドに対応する検索されたデータを選択的に処理／変更す ること，およびｃ）変更されたバーコードデータ形式に含まれるべきデータの商 品の値を確認することを含む。 走査およびラベリングデバイス１０は，元々のバーコードデータ形式１２を走 査するための走査エンジン３０と，外部に取り付けたアンテナ３２に接続された 送受信器を含む通信回路３１（図３）とを含む。データベース１８は，ユーザー のＰＯＳネットワークの一部であり，在庫目録や品物の情報のファイルと同様， 購入や品物のファイルを含む。 データベース１８は，遠隔デバイス２０，典型的にコンピューターを通じてア クセスされ，これもまた，他の遠隔デバイスと同様の走査およびラベリングデバ イス１０のようなデバイスと共に，無線周波数（ＲＦ）信号を介する通信のため の送受信器を含む。 図１には示されていないが，変更されたバーコードデータ形式のラベル１６に 組み入れられる付加的データ が遠隔データベース１８以外の場所に記憶され得ることもわかるであろう。例え ば，この付加的データは，デバイスの内部のランダム・アクセス・メモリ（ＲＡ Ｍ）３６に前もって記憶されてもよいし，走査およびラベリングデバイス１０上 のソケットまたはコネクター（図示せず）に挿入されるＰＣＭＣＩＡカードに記 憶されてもよい。 また，品物１４がバーコードデータ形式を含むということが予想されるが，走 査およびラベリングデバイス１０は，依然，“変更された”バーコードデータ形 式を生成するために使用でききる。仮に，品物１４がバーコードデータ形式を有 してはいないが，代わりに，品物の在庫ユニット番号，品物の価格，品物が売ら れる部署等を記載された価格ラベルを含んでいるとする。このような場合，走査 およびラベリングデバイス１０のユーザーは，価格ラベルから人間が読取り可能 なデータの幾つかまたは全部を手動で入力するために，キーパッド２４を使用す る。この手動入力データは，“変更された”バーコードデータ形式を生成するた めに，遠隔データベース１８，デバイスのＲＡＭメモリ３６またはＰＣＭＣＩＡ カードからの付加的な，検索されたデータと共に追加され得る。 さらに，変更されたバーコードデータ形式１６が付加的な検索されたデータを 組み入れずに生成されることも注目されるべきである。選択されたデータは，キ ーパッ ド２４を通じて入力されるデータ操作コマンドを通じてユーザーによって変更さ れ得る。例えば，選択されたデータの幾つかまたは全部は，数学的なアルゴリズ ムや式または二進データに対するブール（Ｂoolean）論理演算の使用を通じて変 更され得る。当然に，元々のバーコードデータの１以上のデータの商品が消去さ れてしまったものを除いて，元々のバーコードデータ形式と同一のバーコードデ ータ形式が本発明によって意図されるような変更されたバーコードデータ形式の ように正確に画成され得る。変更されたバーコードもまた，変更されたバーコー ドデータ形式が２Ｄフォーマットで表され，元々のバーコードデータ形式がＵＰ Ｃフォーマットであるように，元々のバーコードデータと同一のデータを含むが バーコードフォーマットが異なるバーコードによって正確に画成され得る。^**変 更されたバーコードデータ形式は，元々のフォーマットを代表するデータを含み 得る。 本発明の組立ラインの実施例では，変更されたバーコードデータ形式は，この ラインにそって品物を追跡する。変更されたバーコードデータ形式に組み入れら れる付加的データは，品物に行われる処理工程を表すデータを含み得る。例えば ，錆止めが自動車に付加されると自動車追跡データ形式が更新されたり，品物が 品質制御試験されると品質制御試験データが付加され得る。 また，走査およびラベリング装置１０が，変更されたバーコードデータ形式に 加えて人間が読取り可能なキャラクター（図１には示されていないが，図５のラ ベル３４５′上の符号３５０′で示される）を含むラベル１７を生成することは ，本発明の範囲内にある。小売り段階においては，実際上，品物の識別番号，品 物の銘柄，品物の価格，販売日，在庫識別番号等を記載した，人間が読取り可能 なデータまたはキャラクターと共に，変更されたバーコードを含むプリントされ た“ラベル”が顧客の販売レシートであり得る。品物に適用するための接着裏部 をもつ変更されたバーコードのラベルを生成でき，このラベルは，品物の在庫ユ ニット番号，在庫目録の日付等のような，人間が読取り可能なキャラクターを付 加的に含む，という利点があり，卸し売りの段階で，卸し売りの値を分かること でできる。 マイクロプロセッサ２１は，ユーザーのコマンドおよび／またはキーパッド２ ４のキーストロークの形で入力されるデータに正確に応答するようにプログラム される。ユーザーは，キーパッドを使用して，データを通常に入力し，変更され たバーコードデータ形式に組み入れるべきデータを選択し，変更されたバーコー ドデータ形式１６に組み入れるための選択されたデータを確認する。 付加的に，マイクロプロセッサ２１に含まれるデータ 検索回路は，走査およびラベリングデバイスのＲＡＭメモリ３６から，またはデ バイス１０に接続されたＰＣＭＣＩＡカードから，または通信回路３１と一緒に なって，遠隔データベース１８からデータを検索する。さらに，マイクロプロセ ッサ２１のデータ検索回路は，符号化／復号化回路３４によって符号化するのに 適したフォーマットの選択されたデータフィールドに対応し，走査されたデータ を含む，データを組み立てる。ＲＯＭメモリ２９に在るアプリケーションソフト （図示せず）が，キーパッドのキーストロークを通じてユーザーが変更されたバ ーコードデータ形式１６の所望のバーコードフォーマット（例えば，ＵＰＣ，Ｃ ｏｄｅ３９，Ｃｏｄａｂａｒ，Ｃｏｄｅ４９Ｃｏｄｅ１６Ｋ等）を選択できるよ うに与えられる。 キーパッド２４は，品物１４のための変更されたバーコードデータ形式１６に 組み入れるべきデータフィールドを選択するために使用される。これに代えて， アプリケーションソフト（図示せず）が，品物１４のための変更されたバーコー ドデータ形式１６に組み入れるべきデータフィールドを選択するために使用され 得る。マイクロプロセッサのデータ検索回路は，選択されたデータフィールドに 対応するデータを検索する。本説明において，選択されたデータフィールドに対 応するマイクロプロセッサ２１により検索されたデータを“選択された データ”と記載する。元々のバーコードデータ形式１２からの復号化されたデー タの少なくとも一部分が，選択されたデータの間にある。通常，元々のバーコー ドデータ形式１２に含まれない付加的データも選択される。選択されたデータが マイクロプロセッサ２１によって検索されると，データおよび対応するデータフ ィールドは視覚化するディスプレー２８に選択的に表示される。視覚化するディ スプレー２８上にデータおよびデータフィールドを表示することによって，ユー ザーが，選択されたデータを確認でき，所望であるなら，データの幾つかまたは 全部を変更でき，選択されたデータの商品を消去して変更されたバーコードデー タ形式１６へのそれらの組み入れを防ぐことができる。 図２は，本発明の方法１００をブロック図の形態で示す。方法１００は，元々 のバーコードデータ形式１２を走査するために，走査およびラベリングデバイス １０を作動させる工程を含む（符号１０２で示す）。走査されたバーコードデー タ形式１２は，１Ｄまたは２Ｄバーコードデータ形式であり得る。符号１０４に おいて，走査およびラベリングデバイス１０に配置された符号化／復号化回路３ ４（図３）が，走査されたバーコードデータ形式１２を記憶のために機械読取り 可能なデータに復号化する。また，符号化／復号化回路３４は，好適に，視覚化 するディスプレー２８上に表示される，人間が読 取り可能な文字数字式（alphanumeric）表示（例えば，ＡＳＣＩＩキャラクター 設定を使用する）にバーコードを変換する。 復号化されたデータは，デバイスのＲＡＭメモリ３６に記憶される（符号１０ ６で示す）。典型的に，復号化された元々のバーコードデータの一部分は，品物 １４に関係するデータを更新または確認するための遠隔デバイス１４へと送信さ れる（符号１０８で示す）。ユーザーによって選択されたデータフィールドに基 づいて，選択されたデータフィールドに対応するデータが検索される（符号１１ ０で示す）。 選択されたデータフィールドのためのデータが走査およびラベリングデバイス のＲＡＭメモリ３６またはデバイス１０に接続されたＰＣＭＣＩＡカードに記憶 される場合，マイクロプロセッサ２１は，データを直接に検索し（符号１１２で 示す），マイクロプロセッサのデータレジスターにそれを記憶する。選択された データフィールドのためのデータが遠隔データベース１８に記憶される場合，マ イクロプロセッサは，選択されたデータを遠隔デバイス２０を通じてアクセスす るために，通信回路３１を使用する（符号１１４，１１６で示す）。 マイクロプロセッサ２１は，遠隔デバイス２０へ通信回路３１によって送信さ れる要求されたデータのための照会を公式化する。この照会に応答して，遠隔デ バイス ２０は，データベース１８にアクセスし，要求されたデータを検索する。符号１ １６に示すように，通信回路３１は，遠隔デバイス２０からの特定されたデータ フィールドのための要求されたデータを含むＲＦ信号を受信し，データをマイク ロプロセッサ２１のデータレジスターにロードする。 符号１１８に示すように，マイクロプロセッサ２１は，符号化／復号化回路３ ４によって符号化するのに適当な形に選択されたデータを組み立て，選択された データを選択的に表示する。マイクロプロセッサ２１は，組み立てたデータを確 認し，変更されたバーコードデータ形式１６に組み入れるべきデータがバーコー ドコード化領域に確実に合致するようにする。 所望であれば，ユーザーは，キーパッド２４を通じて入力されるコマンドを処 理することによって選択されたデータを変更し得る（符号１１９に示す）。この 処理は，元々の選択されたデータの代わりにまたはそれに加えて変更されたバー コードデータ形式１６に引き続き組み入れられる新しいデータ値を生成するため に選択されたデータを数学的に操作することを含み得る。例として，遠隔データ ベース１８から検索される特定のデータフィールド（例えば，品物の価格）のデ ータが，品物１４の１０％の値引きを最近決めたことの宣伝活動により変更する 必要があるということを，走査およびラベリン グデバイス１０のユーザーが知っていると仮定する。 マイクロプロセッサ２１は，このような値引き価格の計算を実行するためにプ ログラムされた計算論理ユニットを含む。値引きでない価格は，データベース１ ８から検索され，視覚化するディスプレー２８上に人間が読取り可能な形状で表 示される。短い一連のキーストロークをキーパッド２４に入力することによって ，ユーザーは，値引率を入力し，マイクロプロセッサに品物１４の変更された価 格を計算するように指令をする。この変更された価格は，視覚化するディスプレ ー２８上に人間が読取り可能な形状で表示され，ユーザーによって確認され，値 引きされていない価格に代えて，変更されたバーコードデータ形式１６に含むも ののために選択される。 この処理が完了した後，視覚化するディスプレー２８は，変更されたバーコー ドデータ形式１６に組み入れるべきデータの更新された，人間が読取り可能な表 示でユーザーに与えられる。表示されるべきデータがディスプレー２０のキャラ クターの容量を越えた場合，次頁のプロンプトがキーパッド２４に与えられてお り，ユーザーが選択されたデータの全部を通じて頁めくりできるようになってい る。ユーザーは，適当なキーストロークコマンドと共に表示されたデータの商品 を確認する（符号１２０に示す）。 確認を受信する上で，マイクロプロセッサ２１は，選 択されたデータの機械語データ表示を符号化／復号化回路３４へ送る。符号化／ 復号化回路３４は，ユーザーによって選択されたバーコードフォーマットを確認 して，変更されたバーコードデータ形式１６を生成する（符号１２１に示す）。 変更されたバーコードデータ形式１６は，与えられたコード化領域でデータ容量 をより大きくできるように，好適に，２Ｄフォーマットを使用する。 符号１２２に示すように，ユーザーは，変更されたバーコードデータ形式１６ をラベル１７にプリントするため，熱式プリントヘッド３６（図３）を含むプリ ンター組立体を作動させるために，キーパッド２４を使用する。 例えば，ユーザーが小売業者であると仮定すると，ユーザーは，品物の卸売業 者からの品物の買い付けの日付，買い付け価格，および／または品物の買い付け 先の卸売業者／製造業者の識別のような品物に関する付加的データを要求し得る 。変更されたバーコードデータ形式に組み入れるのに利点があると小売業者が認 め得るデータの他の例は，製品を保管する倉庫の識別および品物を販売する店の 識別を含む。品物が顧客に購入された場合，小売業者は，販売日，販売価格，顧 客の識別番号，商品が返済または掛け売りのために購入者により返品可能である かまたは見切品の商品として販売されたかの表示，保証期間の長さ，および小売 業者により付加された 選択／変更を付加された値のような販売業務に関係したデータの商品のためのデ ータを要求し得る。 **小売業者が品物を取り置きまたは後払いで販売する場合，変更されたバーコ ードデータ形式は，頭金，残高および支払い歴を含み得る。先払いがなされると ，小売業者は変更されたバーコードデータ形式を読み取り，新しい支払い情報を 組み入れる新しい変更されたバーコードデータ形式を生成する。** 図３は，バーコード走査およびラベリングデバイス１０の好適実施例の略示図 である。走査およびラベリングデバイスのハウジング２２が，デバイス１０の電 子機器および機構学的構成要素のための内部領域を画成する。ハウジング２２は ，走査エンジン３０のための開口と，視覚化するディスプレー２８と，アンテナ ３２と，キーパッド２４とを含む。トリガースイッチ２６は，ハウジング２２の ハンドル部分４４の開口を通じて伸張する。ハウジング２２は，好適に，高衝撃 ，耐熱，電気的に非伝導性の熱可塑性材料からなる。 マイクロプロセッサ２１，通信回路３１，ＲＯＭおよびＲＡＭメモリ２９，３ ０，および符号化／復号化回路３４は，基板４６に適切に取り付けられた集積回 路チップから成る。通信回路は，データおよびアドレスバス４９を介して基板４ ６に電気的に接続される第２の基板４８に同様に取り付けられる。基板４６，４ ８は，ハウジ ング２２の内壁に適切に固定される。 在来の設計のいずれの走査エンジンも，デバイス１０で適切に機能する。好適 に，走査エンジン３０は，細い光のビームを形成するためのレーザー（図示せず ）と，ターゲットフィールドを横切る光のビームを移動させるための走査器（図 示せず）とを含む。走査器は，発振ミラーを含み，光は，この発振ミラーで反射 される。変形的に，レーザーは，バーコードデータ形式１２を横切ってビームを 掃引させるように発振される。走査エンジンはまた，走査されたラベル１２の少 なくとも一部分からの反射光を収集する光検出機構（図示せず）も含む。バーコ ードを構成するバーおよび空間は，異なった光の反射率を有する。レーザービー ムがバーコードを横切って走査されると，光検出機構からの信号は，変化する光 の反射率に伴って変化する。走査エンジン３０は，バーコードデータ形式１２の イメージを表す信号を形成させるため，明暗スポットを地形的に位置させるため に，わかっているレーザービームの位置と，わかっているビーム掃引スピードを 使用する。読取り装置もまた，参照文献としての第08/332592号（1994年10月31 日出願）に説明されるもののように，イメージセンサーアレイ読取り装置であっ てもよい。 走査およびラベリングデバイスの通信回路３１は，遠隔デバイス２０を含む遠 隔デバイスとの実時間通信のた めの散開スペクトル無線モジュールを含む。 ラベル供給ロール４６が，軸４８に回転可能に支持される。軸４８は，ハウジ ング２２の反対側の壁面へと伸びる。ロール８４は，複合ウェブ５０と，ウェブ に接着する複数の間隔をあけたラベルとから成る（変更されたバーコードデータ 形式１６だけが，図示のように，ウェブから剥がされる）。装填したロールが実 線で示され，空のロールが点線で示される。ラベルは，感圧性接着剤でウェブ５ ０に剥離可能に固定される。シリコンの層が，ラベルに面したウェブ５０の上面 にコーティングされ，ウェブが小径の剥離ローラー５４の回りの曲線経路を進む と，ラベルがウェブから剥がれるようになっている。 変更されたバーコードデータ形式１６は，ウェブ５０に関して剥離される位置 に図示される。トリガースイッチ２６の作動に応答して，電気的駆動モーター５ ６が，シャフト５８の一端に固定されたベベルギヤ６０を有するシャフト５８を 駆動する。ベベルギヤ６０は，駆動ローラー６２に接続された駆動ギヤ（図示せ ず）と共働して，この駆動ローラーを回転させる。駆動ローラー６２は，アイド ルローラー６４と協同して，熱式プリントヘッド３８を通過したウェブ５０を前 進させる。プリントヘッド３８は，ラベルがプリントヘッドの下を通過するとき ，変更されたバーコードデータ形式を先にあるラ ベル上にプリントする。案内ローラー６６およびプラテン６８が，プリントヘッ ド３８の下のウェブ５０を正確に位置決めする。 ラベル出口開口部７２を通じて張り出した適用ローラー７０が，剥離されたラ ベル１６を品物１４に適用するための位置に支持する。ウェブ５０は，ウェブ出 口開口部７４を通じてハウジング２２を出る。 図４は，変更されたバーコードデータ形式１６０を形成させるための変形的な 形態を示す。この形態では，走査デバイス１００が，品物１４０のバーコードデ ータ形式１２０を走査するために使用される。走査デバイス１００は，キーパッ ド２４０と，作動トリガースイッチ２６０と，視覚化するディスプレー２８０と ，走査エンジン３００とを含む。視覚化するディスプレー２８０は，選択できる ものである。走査デバイス１００は，この実施例では，プリント組立体を含まな い。変更されたバーコードデータ形式１６０は，プリンター３２０でプリントさ れる。走査デバイス１００およびプリンター３２０は，ＰＯＳ端末／キャッシュ レジスター３４０にワイヤー接続される。また，図示のように，遠隔デバイス２ ００もＰＯＳ端末／キャッシュレジスター３４０にワイヤー接続される。遠隔デ バイス２００は，メインフレームコンピューター，ミニコンピューターまたはマ イクロコンピューターであり，データベース１８０に接続され，ア クセスする。 品物１４０は，購入のために選択される。走査デバイス１００は，バーコード データ形式１２０を走査するために使用される。走査デバイス１００の復号化／ 符号化回路（図示せず）が，走査されたラベルを機械読取り可能なデータに復号 化する。ＰＯＳ端末３４０かまたは走査デバイス１２０のいずれかに配置され得 るマイクロプロセッサが，ＲＡＭメモリ（図示せず）に送信されるべき復号化さ れたデータを形成する。ＲＡＭメモリは，ＰＯＳ端末３４０または走査デバイス １００のいずれかに位置され得る。復号化されたデータのＡＳＣＩＩ表示（また は他の人間が読取り可能な在来のスキーム）が，視覚化するディスプレー２８０ 上に表示される。復号化されたデータの人間が読取り可能な表示もまた，ＰＯＳ 端末３４０の視覚化するディスプレー２８１上に表示され得る。所望であれば， 視覚化するディスプレー２４０，２８１の１つが除かれ得る。通信回路（図示せ ず）を使用して，マイクロプロセッサは，走査されたデータを遠隔デバイス２０ ０へ送信し，遠隔データベース１８０を更新する。 上述の図１に示す実施例に関して説明したように，キーパッド２４０の適切な キーストロークを使用して，ユーザーは，変更されたバーコードデータ形式１６ ０に組み入れるためのデータの商品を選択し，選択された データを操作し，選択されたデータを確認し，プリンター３２０を作動して，変 更されたバーコードデータ形式を含むラベル３４５をプリントし得る。その予想 される使用に従って，ラベルは，接着裏部を含んだり，含まなくてもよい。例え ば，ラベル３４５が顧客のレシートとして使用される場合，ラベルは，人間が読 取り可能なキャラクター（図示はしないが，図６では，ラベル３４５′は，人間 が読取り可能なキャラクター３５０′の表示を含む）を含む。 変更されたバーコードデータ形式に含まれるべきデータフィールドのユーザー の選択に応答して，マイクロプロセッサは，通信回路（図示せず）を使用し，遠 隔デバイス２００を照会して，マイクロプロセッサにアクセス可能なＲＡＭメモ リ（またはマイクロプロセッサにアクセス可能のＰＣＭＣＩＡカード）に記憶さ れないデータを検索する。選択されたデータは，検索され，視覚化するディスプ レー２８０，２８１の一方または両方に表示される。使用者は，図１に示された 実施例に関して説明したように，選択されたデータを作動し得る。キーパッド２ ４０またはＰＯＳ端末３４０のキーボード３４２は，選択されたデータを操作す るため，マイクロプロセッサへコマンドを入力するために使用される。また，キ ーパッド２４０またはキーボード３４２は，人間が読取り可能なキャラクターの 形状にデータを入力するために使用さ れ得る。所望であれば，キーパッド２４０およびキーボード３４２の一方が除か れ得る。 選択されたデータのユーザー（キーストロークコマンドを介する）の確認の後 ，マイクロプロセッサは，選択されたバーコードデータ形式のフォーマットに符 号化するのに適したフォーマットにデータを組み立てる。ユーザーのコマンドに おいて，符号化されたコードの表示は，プリンター３２０によってラベル３４５ 上にプリントされる。 図５は，変更されたバーコードデータ形式１６０を形成するための他の形態で ある。図５の形態は，図４の形態のプリンター３２０がＰＯＳ端末３４０′に一 体にされることを除いて，図４に示す形態に類似する。ＰＯＳ端末３４０′によ ってプリントされるレシート３４５′が，変更されたバーコードデータ形式１６ ０′と共に，符号３５０の行で概略的に表される，人間が読取り可能な業務情報 を含む。 図６に示すブロック図は，顧客による販売業務商品の商品の購入を含む売場で の変更されたバーコードデータ形式の典型的な適用を表す。図６Ａは，図６に関 係し，返品の場合の変更されたバーコードの使用の例のブロック図である。 図示ように，変更されたバーコードデータ形式は，販売業務に関する付加的な 情報を組み入れており，販売業 務商品の返品の場合に，返品の処理スピードを増加し，その完全性を向上するた めに利点的に使用され得る。小売業者がデータベースに記憶された価格ファイル および在庫目録ファイルを有していると仮定する。また，図４に示す確認が，小 売業者によって使用されるものと仮定する。 図６を参照すると，顧客が購入のための販売業務商品の商品を選択し（符号５ ００に示す），ＰＯＳ端末３４０へこの商品を持って行く。この商品が，元々の バーコードデータ形式を含む場合，走査デバイス１００は，バーコードを走査す るために使用される（符号５０２に示す）。商品の購入価格は，この商品に関連 する価格ファイルの記録から検索され，この商品に関連する在庫目録ファイルの 記録が適切に減少される。 商品がバーコードデータ形式を含まない場合，商品の在庫ユニット番号が，キ ーパッド２４０またはキーボード３４０を通じて入力される（符号５０４に示す ）。商品の購入価格が検索され，前述のように，この商品に関連する在庫目録フ ァイルの記録が適切に減少される。 いずれの場合においても，変更されたバーコードデータ形式が，小売業者によ って選択されたデータに基づいて生成される（符号５０６に示す）。利点的に， 選択されたデータは，少なくとも，商品の販売価格および購入日といった購入業 務に関する付加的データを含む。 変更されたバーコードは，接着裏部付きのラベル３４５上にプリントされ（符 号５０８に示す），このラベルは，商品に貼付される（符号５１０に示す）。ラ ベル３４５に加えて，顧客のレシートが，ＰＯＳ端末３４０によってプリントさ れる（符号５１２に示す）。顧客のレシートは，商品の在庫ユニット番号，商品 のための品物銘柄，商品の購入価格，購入出店名および番号等を記載した，人間 が読取り可能なキャラクターを含む。顧客のレシートは，好適に，変更されたバ ーコードデータ形式を含む。 図６Ａは，返品処理のブロック図である。購入された商品は，上述の図６に関 して説明したように，変更されたバーコードデータ形式のラベルが貼付されてい ると仮定する。 販売業務商品の商品は，小売業者へ顧客によって返品される（符号５２０に示 す）。顧客が販売レシートを有しており，この販売レシートが変更されたバーコ ードデータ形式を含んでいる場合，販売レシートにプリントされた変更されたバ ーコードデータ形式およびラベル３４５にプリントされた変更されたバーコード データ形式は走査され，復号化される（符号５２２，５２４に示す）。復号化さ れた値は，商品購入価格，販売日，商品の在庫単位番号を確実なものとするため に比較される（符号５２６に示す）。 ラベルおよび販売レシートの復号化されたデータ値が相互に合致し，販売レシ ート上の人間が読取り可能なキャラクターと合致した場合，購入価格は決定され （符号５２８に示す），商品購入価格は顧客に返済または掛け売りされる（符号 ５３０に示す）。ファイルのための記録は，在庫目録への商品の返品がなされる ように，在庫目録ファイルで適切に更新される（符号５３２に示す）。 この場合，変更されたバーコードデータ形式は，商品の購入価格を確実なもの とし，顧客によって返品された商品が実際に販売レシートになされた商品である ことを確かめるために，比較される。 顧客が販売レシートを有しているが，この販売レシートが変更されたバーコー ドデータ形式を含んでいない場合，ラベル３４５にプリントされた変更されたバ ーコードデータ形式は走査され，復号化される（符号５４０に示す）。復号化さ れた値は，販売レシートに記載されるような商品購入価格，販売日および商品の 在庫単位番号を確実なものとするために，販売レシート上にプリントされた人間 が読取り可能なキャラクターと比較される（符号５４２に示す）。 復号化されたデータ値が販売レシート値に合致する場合，購入価格は決定され （符号５２８），顧客に返済または掛け売りされる（符号５３０）、在庫目録フ ァイル は，適切に更新される（符号５３２）。この場合，ラベル上にプリントされた変 更されたデータコードは，販売レシート上にプリントされた，人間が読取り可能 なキャラクターを確実なものとし，顧客によって返品された商品が実際に販売レ シートになされた商品であることを確かめるために使用される。 顧客が販売レシートを有していない場合，ラベル３４５上に変更されたバーコ ードデータ形式は走査され，復号化される（符号５５０）。顧客に返済または掛 け売りされるべき購入価格は，復号化されたデータ値から決定される（符号５２ ８）。購入価格は返済または掛け売りされる（符号５３０）。最後に，在庫目録 ファイルは，適切に更新される（符号５３２）。 同様の流れにおいて，販売業務情報を含む変更されたバーコードデータ形式の 使用は，これら各々の操作において返品／拒絶品処理の効率および完全性を向上 させるために，小売業者および卸売業者によって利点的に使用され得る。 本発明が特定的にその好適な形態で説明されたが，この好適な形態の開示が一 例としてなされ，細部の構成，操作，および部品の組み合わせおよび配列の種々 の変更が，添付の請求の範囲に示されるような本発明の思想および範囲から逸脱 せずになされ得ることは理解できるでろう。

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.⁶ 識別記号 ＦＩ Ｇ０６Ｋ 7/10 Ｇ０６Ｋ 7/10 Ｒ Ｇ０７Ｇ 1/12 ３２１ Ｇ０７Ｇ 1/12 ３２１Ｑ 【要約の続き】 れたバーコードからの復号化されたデータおよび遠隔デ バイスから受信したデータを記憶するための，マイクロ プロセッサに電気的に接続されたデータ記憶手段を含 む。本発明に従った，関連したバーコードデータ形式を 有する品物に対し，変更されたバーコードデータ形式を 与える方法が，品物のバーコードデータ形式を走査する 工程と，変更されたバーコードデータ形式を構成するた めにデータを選択する工程と（その選択されたデータ は，走査工程により明らかになった走査データおよび付 加的データを含む），変更されたバーコードデータ形式 を形成するために選択されたデータを利用する工程を含 む。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．関連したバーコードデータ形式をもつ品物に対して，変更されたバーコード データ形式を与える方法であって， a）品物のバーコードデータ形式を走査する工程と， b）変更されたバーコードを構成するために，走査工程により明らかになった走 査データおよび付加的データを含むデータを選択する工程と， c）変更されたバーコードデータ形式を形成するために選択されたデータを利用 する工程と， を含む，変更されたバーコードデータ形式を与える方法。 ２．少なくとも，付加的データの一部がデータベースから検索される，請求項1 に記載の，変更されたバーコードデータ形式を与える方法。 ３．変更バーコードデータ形式を形成する前に，変更されたバーコードデータ形 式を構成する，選択されたデータを可視的に表示するための，付加工程を含む， 請求項1に記載の，変更されたバーコードデータ形式を与える方法。 ４．付加的データが品物に関する販売教務に関するデータを含む，請求項1に記 載の，変更されたバーコードデータ形式を与える方法。 ５．販売業務データが販売業務における品物の販売価 格を含む，請求項4に記載の，変更されたバーコードデータ形式を与える方法。 ６．さらに，前記変更されたバーコードデータ形式を，品物に付設可能なラベル 上にプリントする工程を含む，請求項1に記載の，変更されたバーコードデータ 形式を与える方法。 ７．品物のバーコードデータ形式を走査する工程が，機械読みとり可能な走査デ ータを形成するために，走査データを復号化するサブ工程を含み，走査されたバ ーコードの可視的表示が表示される，請求項1に記載の，変更されたバーコード データ形式を与える方法。 ８．選択されたデータを変更し，変更されが選択データを使用して，変更された バーコードデータ形式を形成するための付加工程を含む請求項1に記載の，変更 されたバーコードデータ形式を与える方法。 ９．品物に対して，第二のバーコードデータ形式を生成する方法であって， a）品物に関連した第一のバーコードデータ形式を走査する工程と， b）第一のバーコードデータ形式を復号化する工程と， c）復号化されたデータをメモリーに記憶する工程と， d）メモリーに記憶された復号化されたデータおよび付加的データを含む第二の バーコードデータ形式に含めるべきデータを選択する工程と， e）メモリーから選択された復号化データを検索する工程と， f）選択された付加的データを得る工程と， g）選択されたデータに基づく第二のバーコードデータ形式を生成する工程と， を含む，品物に対して，第二のバーコードデータ形式を生成する方法。 10．選択された付加的データがデータベースに記憶され，選択された付加的デー タを得る工程が，データベースから，選択された付加的データを検索することを 含む，請求項9に記載の，変更されたバーコードデータ形式を与える方法。 11．さらに，第二のバーコードデータ形式を表示するバーコードラベルをプリン トする工程を含む，請求項9に記載の，変更されたバーコードデータ形式を与え る方法。 12．選択された，付加的データが品物の販売価格を含む，請求項9に記載の，変 更されたバーコードデータ形式を与える方法。 13．品物に対して，走査およびラベリング装置を使用して，品物に関連したバー コードデータ形式からの走査データおよび品物に関する販売業務に関したデータ を組み込む変更されたバーコードデータ形式ラベルを生成する方法であって， a）品物バーコードデータ形式ラベルを走査する工程と， b）走査バーコードデータ形式を復号化し，かつ少なくとも走査データの一部を ，走査およびラベリング装置のメモリーに記憶する工程と， c）少なくとも復号化された，走査データおよび販売業務データを含む変更され たバーコードためのデータを選択する工程と， d）選択されたデータ内の特定された販売業務データをメモリーに入力する工程 と， e）選択されたデータをメモリーから検索する工程と， f）検索されたデータに基づく変更バーコードデータ形式を生成する工程と， を含む， 請求項13に記載の，品物に対して，走査およびラベリング装置を使用して，変 更されたバーコードデータ形式ラベルを生成する方法。 14．さらに，ラベル上に変更されたバーコードデータ形式をプリントする工程を 含む，請求項13に記載の，品物に対して，走査およびラベリング装置を使用して ，変更されたバーコードデータ形式ラベルを生成する方法。 15．販売教務データがＰＯＳ端末から装置のメモリーに入力される，請求項13に 記載の，品物に対して，走査およびラベリング装置を使用して，変更されたバー コード データ形式ラベルを生成する方法。 16．当該装置により走査され，復号化されるバーコードから復号化されたデータ および付加的データを組み込む，変更されたバーコードデータ形式を生成するた めの，バーコード走査およびラベリング装置であって， a）選択されたデータを検索し，その検索された，選択データを，符号化/復号化 回路により変更されたバーコードに符号化するのに適したフォーマットに組み立 てるためのデータ選択回路を含むマイクロプロセッサと， b）マイクロプロセッサに電気的に接続され，起動するとバーコードデータ形式 を走査する走査エンジンと， c) i）走査されたバーコードを表示する機械読みとり可能なデータに，走査さ れたバーコードデータ形式を復号化するための復号化回路，および ii）検索された，選択データを符号化することにより変更されたバーコード データ形式を生成するための符号化回路， を含むマイクロプロセッサに電気的に接続され，符号化/復号化回路と， d）走査エンジンを起動し，選択されたデータを明示するための，マイクロプロ セッサに接続されたインターフェイス手段と， e）データを遠隔デバイスに送信し，そしてそこから受信するための，マイクロ プロセッサに電気的に接続され た通信手段と， f）走査されたバーコードからの復号化されたデータおよび遠隔デバイスから受 信されたデータを記憶するための，マイクロプロセッサに電気的に接続されたデ ータ記憶手段と， を含む， バーコード走査およびラベリング装置。 17．当該装置が変更されたバーコードをラベル上にプリントするプリント手段を 含む，請求項16に記載のバーコード走査およびラベリング装置。 18．プリント手段が，キャリアウエブに着脱自在に接着された感圧性ラベルのロ ールを支持するための，ハウジングに連結された構造物を含む，請求項17に記載 のバーコード走査およびラベリング装置。 19．変更されたバーコードが2Ｄバーコードデータ形式である，請求項16に記載 のバーコード走査およびラベリング装置。 20．少なくとも付加的データの一部が遠隔デバイスに記憶され，またはそれを通 してアクセスでき，通信手段がＲＦデータ信号を介してデータを遠隔デバイスに ，そしてそこから送信するための送受信器を含む，請求項16に記載のバーコード 走査およびラベリング装置。 21．当該装置が，走査されたバーコードデータ形式からの，符号化されたデータ ，および検索された選択デー タを表示する，人が認識可能なデータをディスプレーするディスプレー手段を含 む，請求項16に記載のバーコード走査およびラベリング装置。 22．インターフェイス手段が，変更されたバーコードデータ形式の生成前に，デ ィスプレーされた，選択データを確認するための回路を含む，請求項21に記載の バーコード走査およびラベリング装置。 23．走査する手段が，1Ｄおよび2Ｄバーコードデータ形式を走査する，請求項16 に記載のバーコード走査およびラベリング装置。 24．データベースが品物に関する販売業務に関連したデータを含み，販売業務デ ータが，走査する工程の前の時およびそれに続く時の，選択された一方でデータ ベースに入力される，請求項2に記載の，品物に対して変更されたバーコードデ ータ形式を与える方法。 25．選択されたデータを変更する工程が，少なくとも選択されたデータの一部を 変更する，数学的な式を使用することを含む，請求項8に記載の，品物に対して 変更されたバーコードデータ形式を与える方法。 26．販売業務データが遠隔のデータベースからデバイスメモリーに入力される， 請求項13に記載の，品物に対して，走査およびラベリング装置を使用して，変更 されたバーコードデータ形式を生成する方法。 27．マイクロプロセッサのデータ選択回路が，データ 記憶手段に記憶された，選択データを検索し，遠隔デバイスに記憶され，または そこを通してアクセスできる選択されたデータを検索するためのデータ通信回路 を利用する，請求項16に記載のバーコード走査およびラベリング装置。 28．マイクロプロセッサが，検索された，選択データを変更するための，インタ ーフェイスを通して入力されたコマンドに応答する処理手段を含み，変更された ，選択データが，変更されたバーコードデータ形式内に組み込まれる，請求項16 に記載のバーコード走査およびラベリング装置。 29．インターフェイス手段がキーパッドを含む，請求項16に記載のバーコード走 査およびラベリング装置。 30．インターフェイス手段がアプリケーションプログラムを含む，請求項16に記 載のバーコード走査およびラベリング装置。 31．品物に付設される，品物に対する購入価格を表示するデータを含む，変更さ れたバーコードデータ形式を有する返品品物を処理する方法であって， a）変更されたバーコードデータ形式を走査する工程と， b）変更されたバーコードデータ形式を復号化する工程と， c）品物の購入価格を，復号化された変更バーコード データ形式から確かめる工程と， を含む返品物を処理する方法。 32．品物とともに，販売業務に関連する，符号化されたデータを含むバーコード データ形式を含む販売受取が戻り， 変更されたバーコードデータ形式を復号化する工程の後に，さらに， i）販売受取バーコードデータ形式を走査する工程と， ii）販売受取バーコードデータ形式を復号化する工程と， iii）販売受取の，復号化されたバーコードデータ形式からの品物の購入価格を ，ラベルの，復号化されたバーコードデータ形式からの品物の購入価格と比較し ，両方の価格が同じであるかを確認する工程と， を含む，請求項31に記載の返品物を処理する方法。 33．関連した第一のバーコードデータ形式を有する商品に対して，変更されたバ ーコードデータ形式を与える方法であって， a）商品のバーコードデータ形式を走査する工程と， b）変更されたバーコードを構成するために，少なくとも走査工程により明らか になった走査データおよび付加的データの一部を含むデータを選択する工程と， c）変更されたバーコードデータ形式を形成するために選択されたデータを利用 する工程と， を含む，変更されたバーコードデータ形式を与える方法。 34．少なくとも，付加的データの一部がデータベースから検索される，請求項33 に記載の，商品に対して，変更されたバーコードデータ形式を与える方法。 35．付加的データが，商品に対してなした変更の処理を表示するデータを含む， 請求項33に記載の，商品に対して，変更されたバーコードデータ形式を与える方 法。 36．付加的データが，第一のバーコードデータ形式のフォーマットを表示するデ ータを含む，請求項33に記載の，商品に対して，変更されたバーコードデータ形 式を与える方法。 37．付加的データが，商品に対してなした変更の処理を表示するデータを含む， 請求項33に記載の，商品に対して，変更されたバーコードデータ形式を与える方 法。 38．さらに，商品に付設可能なラベル上に前記変更バーコードデータ形式をプリ ントする工程を含む，請求項33に記載の，商品に対して，変更されたバーコード データ形式を与える方法。 39．付加的データが掛け払いを表示する，請求項33に記載の，商品に対して，変 更されたバーコードデータ形式を与える方法。 40．品物に対し，販売業務データを与える方法であって， a）販売業務データ形式を構成するために，品物の販売価格を含むデータを選択 する工程と， b）少なくとも選択されたデータ形式の一部をデータベースから探し出す工程と ， c）販売業務データ形式を形成するために選択されたデータを利用する工程と， を含む方法。 41．さらに，少なくとも選択されたデータの一部を手動で入れる，請求項40に記 載の方法。 42．品物コードがベータベースの品物に関連して位置けられる，請求項40に記載 の方法。 43．さらに，品物のＵＰＣデータ形式を読み取る工程を含む，請求項42に記載の 方法。 44．さらに，販売業務データ形式を小売り顧客販売受取にプリントする工程を含 む，請求項42に記載の方法。 45．さらに，販売業務データ形式を品物に取付可能なラベル上にプリントする工 程を含む，請求項42に記載の方法。 46．販売業務データ形式が2Ｄバーコードである，請求項45に記載の方法。 47．さらに，付加的な販売業務データ形式を装置品物に取付可能なラベル上にプ リントする工程を含む，請求項42に記載の方法。 48．選択されたデータが，少なくとも，顧客が品物に 支払った額および品物についての不足額の一方を表示するデータを含む，請求項 42に記載の方法。 49．品物と一緒に，品物に対する購入価格を表示するデータを含む販売業務デー タ形式を含む販売受取が返送される，返品業務を処理する方法であって， a）販売業務データ形式を読み取る工程と， b）販売業務データ形式を復号化する工程と， c）品物の購入価格を販売業務データ形式から確かめる工程と， を含む方法。 50．販売教務データ形式が二次元のバーコードである，請求項49に記載の方法。 51．品物に対する購入価格を表示するデータを含む販売業務データ形式を含む販 売業務データ形式が返品品物に取り付けられる，返品業務を処理する方法であっ て， a）販売業務データ形式を読み取る工程と， b）販売業務データ形式を復号化する工程と， c）返品品物の購入価格を販売業務データ形式から確かめる工程と， を含む方法。 52．販売業務データ形式が二次元のデータ形式を含む，請求項51に記載の方法。 53．品物に対して，第二のバーコードデータ形式を生成する方法であって， a）品物に関連した第一のバーコードデータ形式を走査する工程と， b）第一のバーコードデータ形式を復号化する工程と， c）復号化されたデータをメモリーに記憶する工程と， d）少なくとも，メモリーに記憶された復号化されたデータおよび付加的データ を含む第二のバーコードデータ形式に含めるべきデータを選択する工程と， e）メモリーから選択された復号化データを検索する工程と， f）選択された付加的データを得る工程と， g）選択されたデータに基づく第二のバーコードデータ形式を生成する工程と， を含む，品物に対して，第二のバーコードデータ形式を生成する方法。 54．選択された付加的データがデータベースに記憶され，選択された付加的デー タを得る工程が，データベースから，選択された付加的データを検索することを 含む，請求項53に記載の，品物に対して第二のパーコードデータ形式を生成する 方法。 55．第二のバーコードが販売業務データ形式であり，選択された付加的データが 品物の販売価格を含む，請求項53に記載の，品物に対して第二のパーコードデー タ形式を生成する方法。 56．第二のバーコードが販売業務データ形式であり， 選択された付加的データが品物の販売価格を含む，請求項53に記載の，品物に対 して第二のパーコードデータ形式を生成する方法。 57．さらに，品物に取付可能な，第二のバーコードデータ形式を表示するバーコ ードラベルをプリントする工程を含む，請求項53に記載の，品物に対して第二の パーコードデータ形式を生成する方法。 58．さらに，第二のバーコードデータ形式または顧客受取を表示するバーコード ラベルをプリントする工程を含む，請求項53に記載の，変更されたバーコードデ ータ形式を与える方法。 58．さらに，第二のバーコードデータ形式を表示するバーコードラベルをプリン トする工程を含む，請求項56に記載の，品物に対して第二のパーコードデータ形 式を生成する方法。 59．品物に対して，走査およびラベリング装置を使用して，品物に関連したバー コードデータ形式からの走査データおよび品物の販売価格に関するデータを組み 込む，変更されたバーコードデータ形式ラベルを生成する方法であって， a）品物のバーコードデータ形式ラベルを走査する工程と， b）走査されたバーコードデータ形式を復号化し，かつ少なくとも走査データの 一部を，走査およびラベリング 装置のメモリーに記憶する工程と， c）少なくとも，復号化された走査データおよび販売業務データを含む変更され たバーコードためのデータを選択する工程と， d）選択されたデータをメモリーから検索する工程と， e）検索されたデータに基づく変更バーコードデータ形式を生成する工程と， を含む，品物に対して，走査およびラベリング装置を使用して，変更されたバー コードデータ形式ラベルを生成する方法。 60．さらに，品物に取付可能なラベル上に，変更されたバーコードデータ形式を プリントする工程を含む，請求項59に記載の，品物に対して，走査およびラベリ ング装置を使用して，変更されたバーコードデータ形式ラベルを生成する方法。 61．販売教務データがＰＯＳ端末から装置のメモリーに入力される，請求項59に 記載の，品物に対して，走査およびラベリング装置を使用して，変更されたバー コードデータ形式ラベルを生成する方法。