JPH11502129A

JPH11502129A - 自動下方畳み式座面板装置

Info

Publication number: JPH11502129A
Application number: JP8524194A
Authority: JP
Inventors: ブレッドバーグ，イングリッド
Original assignee: ブレッドバーグ，イングリッド
Priority date: 1995-02-06
Filing date: 1996-02-05
Publication date: 1999-02-23
Also published as: FI973226A; SE9500409L; EP0818967A1; AU4682796A; DK0818967T3; SE509832C2; FI973226A0; DE69633275T2; WO1996024272A1; SE9500409D0; EP0818967B1; DE69633275D1; NO973538D0

Abstract

(57)【要約】本発明は、主に水平な頂部つまり座面板（１）を有する目的の装置、例えばベンチ又はそれに類似するものに関する。座面板は、細い、水平な回転軸（２）から枢動するように載置される。座面板の重心は、回転軸とは異なり、それにより座面板は、不使用時には主に垂直位置をとり、座面板頂面は外方に指向し、座面板は、埃、水、太陽等から保護される位置をとる。この装置は、座面板（１）の使用時にこれを水平位置に支持する取付け部材（４）を備える。

Description

【発明の詳細な説明】自動下方畳み式座面板背景戸外にある木製の表面、例えばベンチ等は、雨、埃、温度変化、太陽に対する露出等にさらされており、手入れを怠ると急速に破損してしまう。大小の亀裂及び風化した表面により、苔や埃、水分が木の中に留まる。そのため、ベンチは腰掛け又は作業台として品質を失ってしまう。北欧では、ベンチ等の戸外で使用する家具を建築する際に、伝統的に木を使用している。従って、金属や網でできた建造物に取って代わられるのは残念なことである。私が知る限りでは、不使用時に、ベンチが自動的に露出から保護される位置を取るという解決法は、これまで見い出されていない。製品取付け部材を備える座面板、例えば木製ベンチのための座面板であって、ベンチを使用しない時には、下方に畳まれて主に垂直位置をとり、雨、埃等を避けるように、頂部はわずかに下方に指向している座面板。図１及び図２座面板（１）は、枢動点（２）の前方がより重い材料で作成されている。そのため、座面板は、板上に圧力がかかっていない時には、下方に畳まれて垂直位置をとり、雨や埃から座面を保護するように、その頂部はわずかに下方に指向している。座面板に設けた取付け部材（３）及び側部支持部材に設けた取付け部材（４）は、止め釘を中心として安定点上まで枢動し、座面板の使用時には、座面板はこの位置で静止する。座面板の使用：水平位置まで上方に回転させる。座面板上に着座するか、若しくは負荷を与え、安定点に対して静止させる。座面板が前方及び下方に畳まれ、着座した人が後ろに倒れないように止めるための背面支持部が必要ないので、この構造は、先行するＤＥ-Ｃ４７５８４２、Ｃｈ-Ｃ-１２４７２４、ＦＲ-Ａ６７６５５９、ＵＳ-Ａ-３８５０４７６の特許とは異なる。取付け部材（３及び４）は、例えば木、鉄、コンクリート、石、又は丸太で作成された種々の側部支持部材（６）に嵌合するように形成され、距離及び角度を調節するための配置がなされる。着座以外の用途としては、例えばピクニック場におけるテーブルが挙げられ、この場合のように座面板を自動的に垂直位置に戻したくない場合には、取付け部材及び側部支持部にバーを補設して、水平位置に固定する。ベンチを上方に回転させる方が望ましい場合があるかもしれない。その場合には、安定点がベンチの上方側にくるように取付け部材を載置する。図３

【手続補正書】【提出日】１９９８年２月１２日【補正内容】 (1) 明細書の「発明の名称」を『自動下方畳み式座面板装置』と補正する。 (2) 明細書全文及び請求の範囲を別紙のとおり補正する。 (3) 図３を削除する。明細書自動下方畳み式座面板装置発明の属する技術分野本発明は、ベンチ等の、座面板を備える座面板装置に関し、より詳細には、使用時には不使用時の位置から座面板を枢動する形式の座面板装置に関する発明の背景戸外にある木製の表面、例えばベンチ等は、雨、埃、温度変化、太陽に対する露出等にさらされており、手入れを怠ると急速に傷んでしまう。大小の亀裂及び風化した表面により、苔や埃、水分が木の中に留まる。そのため、ベンチは腰掛け又は作業台としての品質を失ってしまう。北欧では、ベンチ等の戸外で使用する家具を建築する際に、伝統的に木を使用している。従って、金属や網でできた建造物に取って代わられるのは残念なことである。先行技術としては、ＤＥ-Ｃ４７５８４２、Ｃｈ-Ｃ-１２４７２４、ＦＲ- Ａ６７６５５９、ＵＳ-Ａ-３８５０４７６の特許が知られているが、本発明は、座面板が下方に畳まれ、着座した人が後ろに倒れないように止めるための背面支持部が必要ないので、先行技術とは異なる。発明者が知る限りでは、不使用時に、背もたれのないベンチが自動的に露出状態から保護される位置を取るという解決法は、これまで見い出されていない。発明の要旨本発明によれば、座面板（１）を備える座面板装置であって、該装置は、実質的に水平な枢動軸（２）を中心として、枢動自在に載置される座面板と、該座面板に取り付けた取付け部材（３）と、該取付け部材（３）と協働して、座面板の使用時に、該座面板を実質的に水平位置に支持する取付け部材（４）とを備え、座面板の重心は、前記枢動軸（２）から偏心しており、そのため、座面板は、不使用時には自動的に実質的に垂直位置をとり、座面板の頂部は、前記不使用時の前記垂直位置において下方に指向して座面を保護することを特徴とする、座面板装置が提供される。図面の簡単な説明図１は、本発明の座面板の使用時（上方図）及び不使用時（下方図）の状態を示す説明的斜視図である。図２は、本発明の座面板の、長手方向断面図（左上図）、横断面図（右上図）、及び平面図（左下図）を、側部支持部材と共に示す。発明の詳細な説明図１及び図２を参照して、座面板（１）は、枢動点（２）より前方部分がより重い材料で作成されている。そのため、座面板は、板上に圧力がかかっていない時には、図２の右上図に示すように下方に枢動して畳まれて実質的に垂直位置をとる。この垂直位置をとる際に上方に位置する座面板の一方の縁部は、図２の右上図に示すように、雨や埃から座面を保護するように、わずかに下方に指向している。座面板の使用時には、座面板（１）を止め釘（枢動点２）を中心として、座面板（１）に設けた取付け部材（３）が側部支持部材に設けた取付け部材（４）に支持される安定点上まで上方に枢動させて水平位置とし、座面板上に着座するか、若しくは負荷を与えて、この安定点に対して静止させる。取付け部材（４）は、例えば木、鉄、コンクリート、石、又は丸太で作成された種々の側部支持部材（６）に嵌合するように形成され、取付け部材（３）と協働して、側部支持部材（６）に対する座面板の距離及び角度を調節するように配置される。着座以外の用途としては、例えばピクニック場におけるテーブルが挙げられ、この場合のように座面板を自動的に垂直位置に戻したくない場合には、取付け部材及び側部支持部にバーを補設して、水平位置に一時的に固定することもできる。発明の効果本発明の座面板装置は、座面板の重心が、その枢動軸から偏心しているため、座面に負荷がかかっていない場合には、自動的に実質的に垂直位置をとることができる。さらに、この垂直位置をとる際に上方に配置される座面板の一方の縁部が、わずかに下方に指向しているので、不使用時に、雨や埃から座面を保護することができる。請求の範囲１．座面板（１）を備える座面板装置であって、該装置は、実質的に水平な枢動軸（２）を中心として、枢動自在に載置される座面板（１）と、該座面板に取り付けた取付け部材（３）と、該取付け部材（３）と協働して、座面板の使用時に、該座面板を実質的に水平位置に支持する取付け部材（４）とを備え、座面板の重心は、前記枢動軸（２）から偏心しており、そのため座面板は、不使用時には自動的に実質的に垂直位置をとり、該垂直位置において上方に配置される座面板の一方の縁部は、前記垂直位置において下方に指向して座面を保護することを特徴とする、座面板装置。２．前記装置が、前記座面板を水平位置に一時的に固定するための取付け部材を備えることを特徴とする、請求の範囲第１項に記載の装置。

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国ＥＰ(ＡＴ，ＢＥ，ＣＨ，ＤＥ，ＤＫ，ＥＳ，ＦＲ，ＧＢ，ＧＲ，ＩＥ，ＩＴ，ＬＵ，ＭＣ，ＮＬ，ＰＴ，ＳＥ)，ＯＡ(ＢＦ，ＢＪ，ＣＦ，ＣＧ，ＣＩ，ＣＭ，ＧＡ，ＧＮ，ＭＬ，ＭＲ，ＮＥ，ＳＮ，ＴＤ，ＴＧ)，ＡＰ(ＫＥ，ＬＳ，ＭＷ，ＳＤ，ＳＺ，ＵＧ)，ＡＭ，ＡＴ，ＡＵ，ＢＢ，ＢＧ，ＢＲ，ＢＹ，ＣＡ，ＣＨ，ＣＮ，ＣＺ，ＤＥ，ＤＫ，ＥＥ，ＥＳ，ＦＩ，ＧＢ，ＧＥ，ＨＵ，ＩＳ，ＪＰ，ＫＥ，ＫＧ，ＫＰ，ＫＲ，ＫＺ，ＬＫ，ＬＲ，ＬＴ，ＬＵ，ＬＶ，ＭＤ，ＭＧ，ＭＮ，ＭＷ，ＭＸ，ＮＯ，ＮＺ，ＰＬ，ＰＴ，ＲＯ，ＲＵ，ＳＤ，ＳＥ，ＳＧ，ＳＩ，ＳＫ，ＴＪ，ＴＭ，ＴＴ，ＵＡ，ＵＧ，ＵＳ，ＵＺ，ＶＮ

Claims

【特許請求の範囲】１．主に水平な頂面つまり座面板（１）を備える目的の装置、例えばベンチ又はそれに類似するものであって、以下を特徴とする装置：座面板が、主に水平な回転軸（２）から枢動するように載置される。座面板の重心が回転軸とは異なる。そのため、座面板は、不使用時には主に垂直位置をとり、座面板の頂面は外方に指向し、座面板は、埃、水、太陽等から保護される位置をとる。この装置は、座面（１）の使用時に、これを水平位置に支持する取付け部材（４）を備える。２．取付け部材が、少なくとも一つのストッパー（４）を備えることを特徴とする、請求の範囲第１項に記載の装置。３．前記装置が、前記座面板を水平位置に一時的に固定するための取付け部材を備えることを特徴とする、請求の範囲第１項又は第２項に記載の装置。