JPH11501483A - 非直交ノイズエネルギベース利得制御のための方法およびシステム - Google Patents
非直交ノイズエネルギベース利得制御のための方法およびシステムInfo
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Abstract
(57)【要約】
ノイズエネルギベースの利得制御を使用してデータの複数のインスタンスを処理する新規で改良された方法およびシステムを説明する。信号(100)が基地局から送信され、関係するノイズエネルギとともに加入者ユニット(104)により受信される。加入者ユニット(104)に送られた信号(100)に関係する非直交ノイズエネルギが測定され、非直交ノイズエネルギが予め定められたレベルにセットされるようにその信号の利得が調整される。信号(100)の複数のインスタンスが加入者ユニット(104)により受信されると、信号が分離され、各信号と関係する非直交ノイズが別々に測定される。好ましい実施形態では、非直交ノイズ測定は、コード分割多元信号処理技術にしたがって処理されたフォワードリンク信号(100)内の低いエネルギチャネルの復調(308)により実行される。その後、制御信号を計算するために基準値がこの復調(308)の結果により割られる。この制御信号はフォワードリンク信号内の第2のより高いエネルギチャネルに関係する信号の利得を調整するのに使用される。基準値は、記憶されている情報(319)の使用により、またはさらに最適なエネルギレベルに以前に調整されている他の信号の測定値により発生させてもよい。
Description
【発明の詳細な説明】
非直交ノイズエネルギベース利得制御のための方法およびシステム
発明の背景
I. 発明の分野
本発明は無線通信に関する。特に本発明は、非直交ノイズエネルギベースの利
得制御を使用する信号処理のための新規で改良された方法およびシステムに関す
る。
II.関連技術の説明
図1は、無線通信システムのフォワードリンク部分と関係する無線周波数(R
F)電磁信号送信を図示している図である。基地トランシーバ局(BTS)100
は、無線周波数(RF)帯域幅にアップコンバートされた多元接続スペクトラム
拡散フォワードリンク信号102(a)を送信し、この信号は加入者ユニット104(a),(
b)により受信される。フォワードリンク信号102(a)は、加入者ユニット100(a),(
b)との任意の電話または他の通信通話のフォワードリンク部分を伝えるのに必要
なさまざまなタイプの情報を伝える。この情報には、フォワードリンク信号102(
a)の存在を検出するためのパイロットデータ、フォワードリンク信号102(a)と同
期化するための同期データ、入来通話を加入者ユニット104 に知らせるためのペ
ージングデータ、一般的にデジタルオーディオ情報から構成されているがデジタ
ルデータでもあるトラフィックデータのさまざまなセットが含まれている。フォ
ワードリンク信号102(a)を受信すると、加入者ユニット104(a),(b)は、残りの情
報から特定の通信に対して必要とする情報を分離する。
加入者ユニット104(a),(b)による分離を許容する方法でフォワードリンク信号
102(a)がさまざまなタイプの情報を伝えることができるように、情報の各タイプ
に関係するデータは、それぞれ他のものに対して直交している予め規定されたチ
ャネルコードのセットからの一意的なチャネルコードでダイレクトシーケンス変
調される。一旦変調されると、データのさまざまなセットは拡散コードを使用し
て拡散され、フォワードリンク信号102(a)を通して送信するために拡散データは
互いに合計され、アップコンバートされる。加入者ユニット104(a),(b)は受信す
るとフォワードリンク信号102(a)を逆拡散し、そして、各タイプの情報に対して
直交チャネルコードのセットからの特定のチャネルコードでフォワードリンク信
号102(a)を復調することにより、関係する通信を伝えるのに必要な情報を分離す
る。特定のチャネルコードでフォワードリンク信号102(a)を復調すると、フォワ
ードリンク信号102(a)から他のすべての直交エネルギが取り除かれ、これにより
、他の直交チャネルコードで変調された他のチャネルに関係するデータから、所
要のチャネルに関係するデータが分離される。
さらに図1を参照すると、木105 およびビル106 もフォワードリンク信号102(
a)を受信する。応答として、信号反射のプロセスにより、木105 はフォワードリ
ンク信号102(b)を発生させ、ビル106 はフォワードリンク信号102(c)を発生させ
る。示されている構成では、フォワードリンク信号102(b),(c)は、フォワードリ
ンク信号102(a)が送信されるのと同じ領域の部分に対して送信される。他の無線
通信システムの構成では、BTS100 は指向性アンテナにより複数のフォワード
リンク信号102 を一般的に“セクタ”として呼ばれている周囲の領域の一部に送
信する。加入者ユニット104(a)は3つすべてのフォワードリンク信号102(a),(b)
,(c)を受信するように位置付けられている一方、加入者ユニット104(b)はフォワ
ードリンク信号102(a),(b)のみを受信するように位置付けられている。各加入者
ユニット104 は受信された各フォワードリンク信号102 を検出し、適切なチャネ
ルコードで復調することにより各フォワードリンク信号102 から関係する通信を
伝えるのに必要な情報と関係するデータを抽出する。一旦、各フォワードリンク
信号102 からのデータが得られると、単一のフォワードリンク信号102 の処理か
ら結果的に得られる情報の精度と比較して、関係する情報の正確な再現の確度を
増加させるさまざまな方法で処理され結合される。
図2は、先行技術にしたがって構成した場合の加入者ユニット104 (図1)の
RF信号の受信と処理部分のブロック図である。RF信号処理システム203 は、
アンテナシステム202 と自動利得制御(AGC)システム200 に結合されている
。アナログ信号処理システム201 の出力は、検索装置206 と逆拡散装置208(a)-(
c)
に加えられる。復調器210(a)-(c)の入力は、逆拡散装置208(a)-(c)の出力にそれ
ぞれ結合され、それぞれが出力212(a)-(c)において断定されるデータを発生させ
る。
動作中、予め定められた帯域幅内に入る周波数を有するアンテナシステム202
により受信される任意のRF信号は、RF信号処理システム203 によりダウンコ
ンバートされ、AGCシステム200 に供給される。AGCシステム200 は、ダウ
ンコンバートされた信号のエネルギレベルを測定し、予め定められたデシベル範
囲内にそれらの信号のエネルギレベルを置くのに必要なようにそれらを増幅また
は減衰させる。予め定められたデシベル範囲は、加入者ユニット104 内での付加
的な処理の間に生じることが予測されるダウンコンバートされた信号に対するさ
まざまな変化を考慮に入れ、逆拡散装置208(a)-(c)の出力における任意の信号を
最適なデシベル範囲内に置くために正確に選択される。この調整は、加入者ユニ
ット104 内のノードからAGC200 へのフィードバックループの使用により助け
られてもよく、このようなノードの1つはアナログ信号処理システム201 の出力
である。そして利得調整がなされた信号はアナログ信号処理システム201 に加え
られ、アナログ信号処理システム201 はその信号をさらにダウンコンバートして
デジタル化し、デジタル化信号を検索装置206 に加える。検索装置206 はデジタ
ル化信号を受け取り、関係するパイロットチャネルを検索することによりBTS
100 から送信されたフォワードリンク信号102 を識別する。
フォワードリンク信号102 が検出されると、検索装置206 はそのフォワードリ
ンク信号102 に対する到着時間を計算し、好ましい実施形態ではこれは同期信号
からオフセットしている時間の形態をとり、時間オフセットを使用してフォワー
ドリンク信号102 を逆拡散するために逆拡散装置208(a)-(c)の1つを割り当てる
。逆拡散は、一般的に拡散コードを使用してダイレクトシーケンス復調または積
分により実行される。付加的なフォワードリンク信号102 が識別されると、検索
装置206 は最高品質のものを識別し、これらの信号を逆拡散するために逆拡散装
置208(a)-(c)を割り当てる。逆拡散装置208(a)-(c)から結果として得られた逆拡
散信号は復調器210(a)-(c)に送られ、復調器210(a)-(c)はさまざまなチャネルコ
ードを使用して信号を復調する。特に逆拡散信号はパイロットチャネルコード、
同
期チャネルコードおよびトラフィックチャネルコードを含むチャネルコードのセ
ットを使用して復調され、適切なトラフィックチャネルコードは、BTS100 と
の電話通話または他の通信で係合している各加入者ユニット104 に対して一意的
である。復調器210(a)-(c)からの復調信号は、加入者ユニット104 内の他の信号
処理システムにより受け取ることができ、他の信号処理システムは一般的に、さ
らなる処理に対して使用される単一の信号を発生させるためにさまざまな周知の
技術を使用して信号を結合する。
さらに処理するために関係チャネルからのデータを伝える信号を他の信号処理
システムに供給できるような方法で、先に説明したシステムはフォワードリンク
信号102 を識別し処理するが、信号が供給される条件は最適ではない。これは、
処理されたフォワードリンク信号102 の複数のインスタンスが、それぞれ異なる
パスを通して伝わって異なる時間に加入者ユニット104 に到着し、したがって異
なる量の信号損失を招いて、異なる量のノイズエネルギに関係するようになるか
らである。しかしながら、AGCシステム200 によりなされる利得制御調整は、
フォワードリンク信号102 のどれかと関係するノイズエネルギのすべてにおける
場合と同様に、これらのフォワードリンク信号102 の組合わせにおいて実行され
るので、異なる量の信号損失およびノイズエネルギの一部が所要の信号と直交す
るという事実は、この利得調整の間に考慮されない。
さらに、フォワードリンク信号102 の処理の間、フォワードリンク信号に直交
するこのノイズエネルギの部分は、送信されているデータ値が決定される前に取
り除かれる。したがって信号のエネルギレベルは、信号の実際の処理の間に存在
しないノイズエネルギに基づいて不適切に調整される。この不適切な調整は、絶
対的な意味および相互的に任意の付加的な信号処理システムにとって知られてお
らず最適なデシベルレベルより小さい、ノード212(a)-(c)における信号となる。
最適なものより小さい信号を供給することからさまざまな問題が生じ、これには
、加入者ユニット104 により最終的に生成されるオーディオ情報またはデジタル
データの品質を低下させる、フォワードリンク信号102 を通しての送信に関係す
る結果的なエラーレートの増加が含まれる。したがって、受信されているフォワ
ードリンク信号102 のエネルギレベルのさらに正確な調整を可能にする信号処理
の
改良された方法に対する必要性が存在する。
発明の要約
先に説明したことに基づいて、非直交ノイズエネルギベースの利得制御を使用
する信号処理のための新規で改良された方法およびシステムを説明する。無線周
波数信号が基地局から送られ、関係するノイズエネルギとともに加入者ユニット
により受信される。さまざまなノイズ除去手続により取り除くことができず、か
つ信号と関係するノイズエネルギが測定され、ノイズエネルギが予め定められた
レベルにセットされるようにその信号の利得が調整される。信号の複数のインス
タンスが加入者ユニットにより受信されると、信号が分離され、各信号と関係す
るノイズが別々に測定される。好ましい実施形態では、ノイズ測定は、コード分
割多元接続信号処理技術にしたがって処理された信号内の低いエネルギチャネル
の復調により実行される。そして制御信号を計算するためにこの復調の結果によ
り基準値が割られ、制御信号は、コード分割多元接続処理信号内の第2のより高
いエネルギチャネルに関係する信号の利得を調整するために使用される。基準値
は、記憶されている情報を使用することにより、または既知またはさらに最適な
エネルギレベルに以前に調整されている他の信号の測定値により発生させてもよ
い。
図面の簡単な説明
本発明の特徴、目的および効果は、同じ参照文字が全体を通して対応している
ものを識別している図面を考慮に入れると、以下に記載する詳細な説明からさら
に明らかになることであろう。
図1は、無線通信システムのフォワードリンク部分と関係する無線周波数(R
F)送信を図示している図である。
図2は、先行技術にしたがって構成された場合の加入者ユニットのRF信号受
信と処理部分のブロック図である。
図3は、本発明の1つの実施形態にしたがって構成された場合の加入者ユニッ
トのRF信号受信と処理部分のブロック図である。
図4は、本発明の第2の実施形態にしたがって構成された場合の加入者ユニッ
トのRF信号受信と処理部分のブロック図である。
好ましい実施形態の詳細な説明
マルチパス直交ノイズ検出および補償能力を有する多元接続信号処理のための
方法およびシステムを説明する。以下の説明では、さまざまな信号処理システム
およびその構成を詳細に説明する。このような信号処理システムを実現するため
の多数の周知の方法および装置を使用することができることは当業者に明らかで
あろう。これには、ソフトウェアにより制御されるデジタル信号プロセッサおよ
びデジタルマイクロプロセッサや特注設計の集積回路の使用が含まれ、後者は好
ましい実施形態で使用される。さらに、さまざまな信号およびその構成を詳細に
説明し、これには反射のプロセスにより発生されるフォワードリンク信号の複数
のインスタンスも含まれる。複数のフォワードリンク信号を送信する基地トラン
シーバ局および複数の基地トランシーバ局の使用を含む、フォワードリンク信号
のこれらの複数インスタンスを発生させるための他のメカニズムは、本発明の動
作と矛盾しないことは当業者に明らかであろう。また以下の説明は除去不可能な
ノイズエネルギの量を測定するために同期チャネルを使用すること述べており、
同期チャネルは、コード分割多元接続技術にしたがって処理されるフォワードリ
ンク信号により伝えられる。他の信号処理技術を使用するシステムの状況で除去
不可能なノイズを測定する他の方法を使用することとともに、他の低いエネルギ
チャネルの使用も本発明と矛盾しないことは明らかであろう。
出願全体の他の例において、さまざまな周知のシステムをブロック形態で説明
している。これは、本発明の開示を不必要に分かりにくくするのを避けるために
なされている。特定のシステムの複数のインスタンスが示されているが、そのシ
ステムの単一のインスタンスが一般的に置換されてもよく、そのシステムの使用
は複数のシステムにより実行されるさまざまな機能間で時分割される。一般的に
、出願全体を通して言及されている信号およびデータは、音波のような物理的現
象のサンプリングにより発生されたデジタルオーディオ情報を含むさまざまなタ
イプのデジタル情報の電子的な電圧依存の表示や、他の電子システムを制御する
目
的のために発生される電圧を構成する。衛星ベースの無線通信システムを含む、
地上ベースの無線セルラ通信システム以外のシステムは、本発明の使用から利益
を受ける。
図3は、本発明の1つの実施形態にしたがって構成した場合の加入者ユニット
104(図1)の無線周波数(RF)信号の受信と処理部分のブロック図である。
RF信号処理システム303 は、アンテナシステム302 および自動利得制御(AG
C)システム300 と結合されている。アナログ信号処理システム301 はAGC30
0 とともに逆拡散装置306(a)-(c)および検索装置304 に結合されている。逆拡散
装置306(a)-(c)の出力は絶対値2乗システム311(a)-(c)、(“S−DEMOD”
とラベルが付されている)同期チャネル復調器308(a)-(c)およびトラフィックチ
ャネル復調器310(a)-(c)に加えられる。同期チャネル復調器308(a)-(c)の出力は
、絶対値2乗回路316(a)-(c)および反転回路312(a)-(c)を通して乗算回路313(a)
-(c)に加えられる。絶対値2乗システム311(a)-(c)の出力は、和回路309(a)-(c)
を通して乗算回路313(a)-(c)に加えられる。乗算回路313(a)-(c)の出力は、2乗
根回路318(a)-(c)に加えられる。MAX回路314(a)-(c)は2乗根回路318(a)-(c)
の出力を受け取り、乗算回路315(a)-(c)に加えられる制御信号320(a)-(c)を発生
させる。トラフィックチャネル復調器310(a)-(c)の出力は、乗算回路315(a)-(c)
の入力に加えられる。
動作中、予め定められた帯域幅内に入る周波数を持つアンテナシステム302 に
より受信されたRF信号はRF信号処理システム303 によりダウンコンバートさ
れ、AGCシステム300 に加えられる。AGCシステム300 は予め定められたデ
シベルレベル範囲に信号を置き、調整された信号をアナログ信号処理システム30
1 に加える。アナログ信号処理システム301 はRF信号をダウンコンバートして
デジタル化し、デジタル化情報を検索装置304 および逆拡散装置306(a)-(c)に加
える。検索装置304 は、フォワードリンク信号102 により伝えられる関係パイロ
ットチャネルを使用してデジタル化信号内で受信された任意のフォワードリンク
信号102(図1)を識別し、識別された各フォワードリンク信号102 に対して時
間オフセットを計算する。さらに検索装置304 は、予め規定された拡散コードを
使用して識別されたフォワードリンク信号102 を逆拡散するように逆拡散装置30
6(a)-(c)を構成する。逆拡散装置306(a)-(c)からの逆拡散信号は、それぞれの方
法でそれぞれ、同期チャネル復調器308(a)-(c)、トラフィックチャネル復調器31
0(a)-(c)、および絶対値2乗システム311(a)-(c)に加えられる。先に着目したよ
うに、加入者ユニット104 内のさまざまなノードからAGC300 にルーティング
されるフィードバックループが存在してもよく、これには、後続するノードと同
様に、それらのノードのエネルギレベルの正確な制御を可能にするアナログ信号
処理システム301 の出力が含まれる。
同期チャネル復調器308(a)-(c)は、同期チャネルに割り当てられた特定のチャ
ネルコードで逆拡散信号を復調することにより同期チャネルに関係するデータを
抽出する。この復調は、関係チャネルコードを有する信号のダイレクトシーケン
ス積分により実行され、関係チャネルコードは本発明の好ましい実施形態では6
4チップを持つ。絶対値2乗システム311(a)-(c)は逆拡散装置306(a)-(c)から逆
拡散信号を受け取り、逆拡散信号のエネルギレベルを計算する。和回路309(a)-(
c)は64セットのインクリメントでこれらのエネルギレベルの和を計算し、64
セットのインクリメントは、本発明の好ましい実施形態においけるチャネルコー
ド内のチップ数に対応している。異なる数のチップを有するチャネルコードが使
用される場合には、和回路309(a)-(c)は対応するインクリメントでエネルギレベ
ルの和を計算する。絶対値2乗回路316(a)-(c)は、同期チャネル復調器308(a)-(
c)からの信号のエネルギレベルを計算し、結果を反転回路312(a)-(c)に加える。
乗算回路313(a)-(c)は、反転回路312(a)-(c)の出力により和回路309(a)-(c)の出
力を乗算し、これは和回路309(a)-(c)の出力を絶対値回路316(a)-(c)の出力で割
ることと等価である。2乗根回路318(a)-(c)は、乗算回路313(a)-(c)からの結果
の2乗根を計算する。MAX回路314(a)-(c)はこの2乗根演算の結果を“1”と
ラベルが付された基準値と比較し、乗算回路315(a)-(c)に加えられる制御信号32
0(a)-(c)を発生させる。
トラフィックチャネル復調器310(a)-(c)も逆拡散装置306(a)-(c)の出力を受け
取り、そのトラフィックチャネルに割り当てられた予め定められたチャネルコー
ドを使用して逆拡散信号を復調することによりトラフィックチャネルを分離する
。先に言及したように、トラフィックチャネルは、特定の電話通話と関係するデ
ジ
タルオーディオまたはデジタルデータ、あるいはその両方を伝える。乗算回路31
5(a)-(c)は、トラフィックチャネル復調器310(a)-(c)から復調されたトラフィッ
クチャネルデータを受け取り、MAX回路314(a)-(c)からの制御信号320(a)-(c)
にしたがって信号を増幅する。MAX回路314(a)-(c)に加えられる“1”とラベ
ルが付された基準値は、乗算回路315(a)-(c)がトラフィックチャネル復調器310(
a)-(c)からの信号に増幅をもたらさないようにする値にセットされる。その後、
乗算回路315(a)-(c)の出力で発生された信号は、加入者ユニット104 内の他の信
号処理回路により処理することができる。好ましい実施形態では、この付加的な
信号処理回路は、提供される3つのインスタンスを使用してトラフィックチャネ
ルと関係するデータの単一のインスタンスを発生させる。
先に説明したように、同期チャネルは、対応するトラフィックチャネルを復調
する際およびBTS100(図1)と同期している際に加入者ユニット104 を助け
るための情報を伝える。しかしながら、トラフィックチャネルにより伝えられる
情報の量と比べると、このタスクを実行するのに必要な情報量は比較的小さい。
トラフィックチャネルと関係するもののエネルギレベルは最小に維持され、同期
チャネルのエネルギレベルが低いままであるので、同期チャネル復調器308(a)-(
c)の出力における信号のエネルギレベルは、主として、同期信号自体のものより
も、同期チャネル復調器308(a)-(c)により取り除くことができないノイズの関数
である。したがって、同期チャネル復調器308(a)-(c)の出力における信号のエネ
ルギレベルの測定は、復調されているフォワードリンク信号102 と関係するノイ
ズエネルギ量の合理的な表示を提供する。
逆拡散装置306(a)-(c)からの逆拡散信号のエネルギレベルを同期チャネル復調
器308(a)-(c)からの信号のエネルギレベルで割ることにより、同期チャネル復調
器308(a)-(c)の出力における信号のエネルギレベルが同期チャネル復調器308(a)
-(c)の入力における信号のエネルギレベルと等しいように調整されなければなら
ない量に等しい値を有する調整信号が発生される。同期チャネル復調器308(a)-(
c)の出力における信号は本質的にノイズエネルギから構成されているので、これ
らの値は、そのノイズエネルギのデシベルレベルを入力信号のデシベルレベルと
等しくするのに必要な増幅量に等しい。エネルギレベルにおける所要の調整を
達成するために、2乗根回路318(a)-(c)は、これらの調整信号の値を信号すなわ
ち同期チャネル復調器308(a)-(c)からの信号の電圧レベルを調整するのに必要な
値に変換する。
2乗根回路318(a)-(c)からの信号は次にMAX回路314(a)-(c)を通る制御信号
320(a)-(c)を発生させるために使用され、このMAX回路314(a)-(c)は調整信号
がMAX回路314(a)-(c)の他の入力に供給される“1”の基準値よりも少ない値
を持たない限りその信号を直接通す。同期チャネル復調器からの信号のエネルギ
レベルが逆拡散装置306(a)-(c)からの信号のエネルギレベルよりも決して大きく
なく、このような状況が基準値“1”よりも小さい乗算回路313(a)-(c)からの信
号に対応しているので、MAX回路314(a)-(c)が利用される。したがってこれは
エラー条件として解釈することができ、これはMAX回路314(a)-(c)による基準
値“1”の発生により適切に越えられる。先に着目したように、基準値“1”は
、乗算回路315(a)-(c)がその入力に加えられる信号に増幅をもたらさないような
値にセットされる。
MAX回路314(a)-(c)からの制御信号320(a)-(c)は乗算回路315(a)-(c)がその
入力に加えられるトラフィックチャネル復調器310(a)-(c)からの信号のエネルギ
レベルを、逆拡散装置306(a)-(c)の出力における信号のエネルギレベルと等しく
なるように同期チャネル復調器308(a)-(c)の出力における信号のエネルギレベル
をセットするのに必要な量だけ増加するようにさせる。トラフィックチャネル復
調器310(a)-(c)は、異なるチャネルコードのみを使用して同期チャネル復調器30
8(a)-(c)と同じ対応するフォワードリンク信号102 を復調しているので、それぞ
れの出力における信号に存在しているノイズエネルギの量は類似する。したがっ
て、その量だけトラフィックチャネル復調器310(a)-(c)からの信号を増幅すると
、これらの信号のノイズエネルギ成分が逆拡散装置306(a)-(c)の出力における信
号のエネルギレベルと等しくセットされる。逆拡散装置306(a)-(c)の出力におけ
る信号のエネルギレベルはAGCシステム300 により最適レベルにセットされ、
一般的に値が等しいので、これは、これらの信号のノイズエネルギ成分(特に、
復調により取り除くことができないノイズエネルギ)に基づいて、トラフィック
チャネル復調器310(a)-(c)の出力からの信号の利得を最適で既知のレベルに効率
的
に調整する。その後、これらの信号は先行技術に対して改良された方法で他の信
号処理システムによりさらに処理することができる。
図4は、本発明の第2の実施形態にしたがって構成された加入者ユニット104
と関係する信号処理回路の一部のブロック図である。これは、絶対値2乗システ
ム311(a)-(c)および316(a)-(c)、2乗根回路318、和回路309(a)-(c)の除去とも
に、基準信号319(a)-(c)および絶対値システム320(a)-(c)の追加を除いて、図3
に関係して構成されたものと類似している。基準信号319(a)-(c)は一般的に最適
平均信号レベルにセットされ、このレベルに、トラフィックチャネル復調器310(
a)-(c)からの信号の除去不可能なノイズ成分がセットされるべきである。基準信
号319(a)-(c)は、反転回路312(a)-(c)および乗算システム313(a)-(c)によって、
同期チャネル復調器308(a)-(c)の出力の信号レベルの絶対値により割られる。先
に言及したように、同期チャネルが比較的小さい量のデータを伝えることから、
同期チャネルのエネルギレベルは本質的に同期チャネル復調器308(a)-(c)により
取り除くことができないノイズから構成されている。
トラフィックチャネル復調器310(a)-(c)の出力は、乗算回路315(a)-(c)を使用
してこの乗算の結果で増幅され、乗算回路315(a)-(c)は、好ましい実施形態では
互いに等しい関係基準値に信号のノイズ成分のエネルギレベルをセットする量だ
け信号を調整する。基準値319 はエネルギレベルと対立するものとして信号レベ
ルに対して調整することができることから、この第2の実施形態においてエネル
ギレベルの使用は不要である。トラフィックチャネル復調器310(a)-(c)からの信
号のノイズ成分の最適エネルギレベルが、逆拡散装置306(a)-(c)の出力からの信
号の最適エネルギレベルと異なる場合に、そして、図3の付加的な回路の組み込
みによってでなく、ソフトウェアまたはプログラム可能な回路の使用により基準
値をさらに容易に組み込むことができるシステムに対して、この第2の実施形態
は特に有用である。さらに、同期チャネル復調器308 からの信号の信号レベルか
ら適当な調整値を直接発生させるように、基準信号319 の値をセットすることが
できるので、2乗根回路318 は必要とされない。
受信されたフォワードリンク信号102 の各インスタンスと関係する取り除くこ
とができないノイズエネルギを測定し、そのノイズエネルギにしたがって個々に
関係トラフィックチャネルを増幅することにより、改良されたデータ送信および
処理が達成される。これは、各関係フォワードリンク信号102 が受ける信号損失
およびノイズ導入の一意的な量を考慮に入れるので、トラフィックチャネルと関
係する乗算回路315(a)-(c)からの信号のデシベルレベルが、先行技術システムに
おいて通常であったようなフォワードリンク信号102 の組合わせにおけるAGC
300 によりなされる調整に対して、さらに最適に調整されるからである。さらに
、先行技術の通常でもあったようなノイズと信号エネルギレベルの組合わせの代
わりに、フォワードリンク信号102 の各インスタンスのノイズレベル成分に基づ
いてこの調整を実行すると、信号の相対デシベルレベルを正規化させるので、そ
れぞれに対するノイズフロアは同一となる。相対信号強度が信号の品質を直接示
し、任意の付加的な信号処理回路が付加的な信号処理の間にさらに適切に信号に
対して重み付けをしたり、信号を考慮に入れたりすることができので、これは信
号のさらなる処理を促進する。
したがって、デジタル信号を処理するための改良された方法および装置を説明
した。好ましい実施形態の説明は、この技術分野の当業者が本発明を製造または
使用できるように提供されたものである。本発明のさまざまな修正は、当業者に
容易に明らかになるであろう。ここに規定されている一般的な原理は、発明的な
能力を使用せずに他の実施形態に対して適用することができる。したがって、本
発明はここに示されている実施形態に限定されることを意図しているものではな
く、ここに開示されている原理および新規な特徴と両立する最も広い範囲にした
がうことを意図しているものである。
【手続補正書】
【提出日】1998年6月25日
【補正内容】
請求の範囲
1.フォワードリンク信号を処理する方法において、
(a)前記フォワードリンク信号の複数のインスタンスと対応する複数のノイ
ズエネルギを受信し、
(b)前記対応するノイズエネルギのそれぞれを実質的に等しい値にセットす
るのに十分な量だけ、前記フォワードリンク信号の各インスタンスと対応する各
ノイズエネルギとを増幅するステップを含む方法。
2.前記フォワードリンク信号が複数のチャネルを持ち、前記ステップ(b)が
、
(b.1)前記フォワードリンク信号を復調して前記複数のチャネルから第1
のチャネルを分離し、
(b.2)前記フォワードリンク信号を復調して前記複数のチャネルから第2
のチャネルを分離し、
(b.3)前記第1のチャネルにより割られる基準値と等しい量だけ前記第2
のチャネルを増幅するステップを含む請求項1記載の方法。
3.前記複数のフォワードリンク信号の総エネルギレベルを最適エネルギレベル
に調整し、
前記総エネルギレベルを使用して前記基準値を発生させるステップをさらに含
む請求項2記載の方法。
4.前記基準値が記憶された値である請求項2記載の方法。
5.前記基準値を発生させる前記ステップを実行する前に、前記フォワードリン
ク信号の前記複数のインスタンスからの前記フォワードリンク信号の各インスタ
ンスを逆拡散するステップをさらに含む請求項3記載の方法。
6.データを処理するシステムにおいて、
フォワードリンク信号の複数のインスタンスと対応する複数のノイズエネルギ
を受信するフォワードリンク処理システムと、
前記対応する複数のノイズエネルギを実質的に等しい値にセットするのに十分
な量だけ、前記フォワードリンク信号の前記複数のインスタンスのそれぞれと対
応する複数のノイズエネルギのそれぞれとを増幅する増幅システムとを具備する
システム。
7.前記フォワードリンク信号が複数のチャネルを持ち、前記増幅システムが、
前記フォワードリンク信号を復調して、前記複数のチャネルから第1のチャネ
ルを分離する第1の復調システムと、
前記フォワードリンク信号を復調して、前記複数のチャネルから前記増幅シス
テムに加えられる第2のチャネルを分離する第2の復調システムと、
前記第1のチャネルにより割られる基準値と等しい量だけ前記増幅システムに
前記第2のチャネルを増幅させる制御信号を発生させる制御信号発生システムと
を備えている請求項6記載のシステム。
8.前記複数の信号からの前記フォワードリンク信号の各インスタンスを最適エ
ネルギレベルに調整する自動利得制御システムをさらに具備し、
前記制御信号発生システムが前記最適エネルギレベルを使用して前記基準値を
発生させる請求項7記載のシステム。
9.前記基準値が記憶された値である請求項7記載のシステム。
10.前記フォワードリンク信号の各インスタンスを前記制御信号発生システム
に供給する前に、前記フォワードリンク信号の前記複数のインスタンスからの前
記フォワードリンク信号の各インスタンスを逆拡散する逆拡散システムをさらに
具備する請求項8記載のシステム。
11.無線電話システムのための加入者ユニットにおいて、
フォワードリンク信号の複数のインスタンスと対応する複数のノイズエネルギ
とを受信する手段と、
前記対応する複数のノイズエネルギを実質的に等しい値にセットするのに十分
な量だけ、前記フォワードリンク信号の前記複数のインスタンスのそれぞれと対
応する複数のノイズエネルギのそれぞれとを増幅する手段とを具備する加入者ユ
ニット。
12.前記フォワードリンク信号を復調して、前記複数のチャネルから第1のチ
ャネルを分離する手段と、
前記フォワードリンク信号を復調して、前記複数のチャネルから前記増幅する
手段に加えられる第2のチャネルを分離する手段と、
前記第1のチャネルにより割られる基準値と等しい量だけ前記増幅する手段に
前記第2のチャネルを増幅させる制御信号を発生させる手段とをさらに具備する
請求項11記載の加入者ユニット。
13.前記複数の信号からの前記フォワードリンク信号の各インスタンスを最適
エネルギレベルに調整する手段をさらに具備し、
前記制御信号を発生させる手段が前記最適エネルギレベルを使用して前記基準
値を発生させる請求項12記載の加入者ユニット。
14.前記基準値が記憶された値である請求項12記載の加入者ユニット。
15.前記フォワードリンク信号の各インスタンスを前記制御信号を発生させる
手段に供給する前に、前記フォワードリンク信号の前記複数のインスタンスから
の前記フォワードリンク信号の各インスタンスを逆拡散する手段をさらに具備す
る請求項13記載の加入者ユニット。
16.コード分割多元接続信号処理技術にしたがって複数のチャネルを伝える信
号を処理する方法において、
(a)前記信号に関係する非直交ノイズのエネルギレベルを測定し、
(b)前記エネルギレベルを予め定められた値にセットするのに十分な量だけ
前記信号を増幅するステップを含む方法。
17.前記ステップ(a)が、前記複数のチャネルからの他のチャネルに対して
減少した量のデータを伝える前記複数のチャネルからのチャネルを復調するステ
ップを含む請求項16記載の方法。
18.前記ステップ(b)が、
(b.1)復調前に前記信号のエネルギレベルを測定することにより基準信号
を発生させ、
(b.2)前記非直交ノイズの前記エネルギレベルによる復調の前に前記信号
の前記エネルギレベルにより前記基準信号を割るステップを含む請求項16記載
の方法。
19.前記ステップ(b)が、
(b.1)記憶された値により基準信号を発生させ、
(b.2)前記非直交ノイズの前記エネルギレベルによる復調の前に前記信号
の前記エネルギレベルにより前記基準信号を割るステップを含む請求項16記載
の方法。
20.複数のフォワードリンク信号を処理する方法において、
(a)前記複数のフォワードリンク信号と対応する複数のノイズ信号とを受信
し、
(b)前記複数のフォワードリンク信号からの対応するフォワードリンク信号
に対して、前記複数のノイズ信号からの各ノイズ信号の非直交部分を決定し、
(c)前記各ノイズ信号の前記各非直交部分を実質的に等しい値にセットする
のに十分な量だけ、前記各フォワードリンク信号と前記各ノイズ信号の対応する
非直交部分とを調整するステップを含む方法。
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE,
DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L
U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF
,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,
SN,TD,TG),AP(KE,LS,MW,SD,S
Z,UG),UA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD
,RU,TJ,TM),AL,AM,AT,AU,AZ
,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,CU,
CZ,DE,DK,EE,ES,FI,GB,GE,H
U,IL,IS,JP,KE,KG,KP,KR,KZ
,LK,LR,LS,LT,LU,LV,MD,MG,
MK,MN,MW,MX,NO,NZ,PL,PT,R
O,RU,SD,SE,SG,SI,SK,TJ,TM
,TR,TT,UA,UG,UZ,VN
【要約の続き】
適なエネルギレベルに以前に調整されている他の信号の
測定値により発生させてもよい。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1.フォワードリンク信号を処理する方法において、 (a)前記フォワードリンク信号の複数のインスタンスと対応する複数のノイ ズエネルギを受信し、 (b)前記対応するノイズエネルギのそれぞれを実質的に等しい値にセットす るのに十分な量だけ、前記フォワードリンク信号の各インスタンスと対応する各 ノイズエネルギとを増幅するステップを含む方法。 2.前記フォワードリンク信号が複数のチャネルを持ち、前記ステップ(b)が 、 (b.1)前記フォワードリンク信号を復調して前記複数のチャネルから第1 のチャネルを分離し、 (b.2)前記フォワードリンク信号を復調して前記複数のチャネルから第2 のチャネルを分離し、 (b.3)前記第1のチャネルにより割られる基準値と等しい量だけ前記第2 のチャネルを増幅するステップを含む請求項1記載の方法。 3.前記複数のフォワードリンク信号の総エネルギレベルを最適エネルギレベル に調整し、 前記総エネルギレベルを使用して前記基準値を発生させるステップをさらに含 む請求項2記載の方法。 4.前記基準値が記憶された値である請求項2記載の方法。 5.前記基準値を発生させる前記ステップを実行する前に、前記フォワードリン ク信号の前記複数のインスタンスからの前記フォワードリンク信号の各インスタ ンスを逆拡散するステップをさらに含む請求項3記載の方法。 6.データを処理するシステムにおいて、 フォワードリンク信号の複数のインスタンスと対応する複数のノイズエネルギ を受信するフォワードリンク処理システムと、 前記対応する複数のノイズエネルギを実質的に等しい値にセットするのに十分 な量だけ、前記フォワードリンク信号の前記複数のインスタンスのそれぞれと対 応する複数のノイズエネルギのそれぞれとを増幅する増幅システムとを具備する システム。 7.前記フォワードリンク信号が複数のチャネルを持ち、前記増幅システムが、 前記フォワードリンク信号を復調して、前記複数のチャネルから第1のチャネ ルを分離する第1の復調システムと、 前記フォワードリンク信号を復調して、前記複数のチャネルから前記増幅シス テムに加えられる第2のチャネルを分離する第2の復調システムと、 前記第1のチャネルにより割られる基準値と等しい量だけ前記増幅システムに 前記第2のチャネルを増幅させる制御信号を発生させる制御信号発生システムと を備えている請求項6記載のシステム。 8.前記複数の信号からの前記フォワードリンク信号の各インスタンスを最適エ ネルギレベルに調整する自動利得制御システムをさらに具備し、 前記制御信号発生システムが前記最適エネルギレベルを使用して前記基準値を 発生させる請求項7記載のシステム。 9.前記基準値が記憶された値である請求項7記載のシステム。 10.前記フォワードリンク信号の各インスタンスを前記制御信号発生システム に供給する前に、前記フォワードリンク信号の前記複数のインスタンスからの前 記フォワードリンク信号の各インスタンスを逆拡散する逆拡散システムをさらに 具備する請求項8記載のシステム。 11.無線電話システムのための加入者ユニットにおいて、 フォワードリンク信号の複数のインスタンスと対応する複数のノイズエネルギ とを受信する手段と、 前記対応する複数のノイズエネルギを実質的に等しい値にセットするのに十分 な量だけ、前記フォワードリンク信号の前記複数のインスタンスのそれぞれと対 応する複数のノイズエネルギのそれぞれとを増幅する手段とを具備する加入者ユ ニット。 12.前記フォワードリンク信号を復調して、前記複数のチャネルから第1のチ ャネルを分離する手段と、 前記フォワードリンク信号を復調して、前記複数のチャネルから前記増幅シス テムに加えられる第2のチャネルを分離する手段と、 前記第1のチャネルにより割られる基準値と等しい量だけ前記増幅システムに 前記第2のチャネルを増幅させる制御信号を発生させる手段とをさらに具備する 請求項11記載の加入者ユニット。 13.前記複数の信号からの前記フォワードリンク信号の各インスタンスを最適 エネルギレベルに調整する手段をさらに具備し、 前記制御信号発生システムが前記最適エネルギレベルを使用して前記基準値を 発生させる請求項12記載の加入者ユニット。 14.前記基準値が記憶された値である請求項12記載の加入者ユニット。 15.前記フォワードリンク信号の各インスタンスを前記制御信号発生システム に供給する前に、前記フォワードリンク信号の前記複数のインスタンスからの前 記フォワードリンク信号の各インスタンスを逆拡散する手段をさらに具備する請 求項13記載の加入者ユニット。 16.コード分割多元接続信号処理技術にしたがって複数のチャネルを伝える信 号を処理する方法において、 (a)前記信号に関係する非直交ノイズのエネルギレベルを測定し、 (b)前記エネルギレベルを予め定められた値にセットするのに十分な量だけ 前記信号を増幅するステップを含む方法。 17.前記ステップ(a)が、前記複数のチャネルからの他のチャネルに対して 減少した量のデータを伝える前記複数のチャネルからのチャネルを復調するステ ップを含む請求項16記載の方法。 18.前記ステップ(b)が、 (b.1)復調前に前記信号のエネルギレベルを測定することにより基準信号 を発生させ、 (b.2)前記取り除くことができないノイズの前記エネルギレベルによる復 調の前に前記信号の前記エネルギレベルにより前記基準信号を割るステップを含 む請求項16記載の方法。 19.前記ステップ(b)が、 (b.1)記憶された値により基準信号を発生させ、 (b.2)前記取り除くことができないノイズの前記エネルギレベルによる復 調の前に前記信号の前記エネルギレベルにより前記基準信号を割るステップを含 む請求項16記載の方法。 20.複数のフォワードリンク信号を処理する方法において、 (a)前記複数のフォワードリンク信号と対応する複数のノイズ信号とを受信 し、 (b)前記複数のフォワードリンク信号からの対応するフォワードリンク信号 に対して、前記複数のノイズ信号からの各ノイズ信号の非直交部分を決定し、 (c)前記各ノイズ信号の前記各非直交部分を実質的に等しい値にセットする のに十分な量だけ、前記各フォワードリンク信号と前記各ノイズ信号の対応する 非直交部分とを調整するステップを含む方法。
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