JPH11500600A - 配電システムのタップオフボックスの接点分離装置 - Google Patents

配電システムのタップオフボックスの接点分離装置

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JPH11500600A JP9516198A JP51619897A JPH11500600A JP H11500600 A JPH11500600 A JP H11500600A JP 9516198 A JP9516198 A JP 9516198A JP 51619897 A JP51619897 A JP 51619897A JP H11500600 A JPH11500600 A JP H11500600A
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Abstract

(57)【要約】 本発明の対象は、接点分離装置と、配電システムの母線ダクトに取付け可能なベースエレメントとが設けられていて、該ベースエレメントがこのベースエレメントに旋回可能に取り付けられた蓋によって閉鎖可能である、配電システムのタップオフボックスである。蓋の開放時に母線端子が母線から解離され、また安価に製造できるような配電システムのタップオフボックスを提供するために、接点分離装置が、ベースエレメントに固定されたタップユニット(16)と、蓋に固定されたロックユニット(18)とを有しており、前記タップユニット(16)が、母線端子(38)とケーブル収容部とを備えたスライド可能に支承された分離スライダ(34)を有しており、しかも前記母線端子(38)が、蓋(8)の閉じられた状態では対応する母線(40)を取り囲むようにこの母線(49)に係合し、蓋(8)の開かれた状態では母線(40)から所定の間隔を保っている。

Description

【発明の詳細な説明】 配電システムの タップオフボックスの接点分離装置 本発明は、接点分離装置と、配電システムの母線ダクトに取付け可能なベース エレメントとが設けられていて、該ベースエレメントがこのベースエレメントに 旋回可能に取り付けられた蓋によって閉鎖可能である形式の配電システムのタッ プオフボックス、ならびに前記蓋の開閉時に配電システムの母線とタップオフボ ックスとの電気的接続を形成し、かつ、遮断するための方法に関する。 配電システムは主として、工場、研究所、展示室、病院または温室等において 使用され、これらの場所では消費電力が一般家庭の消費電力を上回る。ゆえに、 ここで述べる配電システムは、40A以上の電流用に規定されている。 配電システムの内部では、電流が、母線ダクト内に配置されたいわゆる母線で 送電される。公知の配電システムでは各母線ダクト内に4つの母線が設けられて おり、この場合、各母線は電力を異なる位相において送電するので、母線ダクト は導線1、導線2、導線3(L1、L2、L3)の3相とN導線(N-Leiter)とを有してい る。 電流を取り出すために、これらの母線ダクトに、一定の間隔を置いて複数のタ ップオフ箇所が設けられており、これらのタップオフ箇所にいわゆるタップオフ ボックスを固定することができる。これらのタップオフボックスは、使用目的に 応じて、スイッチまたは防護装置、溶融式ヒューズ、マグネット式ヒューズもし くは市販されている特殊安全接触ソケットを有している。これらのタップオフボ ックスは別個に取外し可能であり、与えられた状態に応じてそれぞれ所望のタッ プオフ箇所に取り付けられる。 配電システムにおいて配電すべき電流は、いわゆる供給ボックスを介して母線 に供給される。この際、これらの供給ボックスもタップオフボックスも母線ダク トに個々に取り付けることができ、または再び取り外すこともできるので、これ らのボックスを後で置き換えることも可能である。 公知のタップオフボックスは、タップオフボックスを母線に固定するベースエ レメントと、このベースエレメントに旋回運動可能に取り付けられた蓋とから構 成されており、この蓋によって前記ベースエレメントが閉鎖される。ベースエレ メントも蓋もプラスチック製である。 ドイツ連邦共和国特許第1109758号明細書およびフランス国特許第12 47444号明細書により公知の、冒頭に述べた形式のタップオフボックスは、 さらに接点分離装置を有している。この接点分離装置は、タップオフボックスに おいて保守作業、修理作業または組立て作業を実施できるようにするために、母 線ダクト内の母線とケーブル収容部との間の電流を遮断する。 これらの2つの明細書により公知のタップオフボックスは、母線ダクト内の母 線に被せて締め付けられる複数の母線端子を有しており、これらの母線端子は接 触端子に接続されており、この接触端子はベースエレメントの上側において、露 出してアクセス可能である。タップオフボックスのベースエレメントの内部には 、別のクランプ端子が、前記接触端子から所定の間隔を保って絶縁して設けられ ており、このクランプ端子は溶融式ヒューズを介してケーブル収容部に接続して いる。 タップオフボックスの蓋が開かれている限り、ヒューズもケーブル収容部も電 流にさらされない。なぜならば、接触端子とクランプ端子との間の電流が遮断さ れているからである。蓋の内側には、各位相のために、蓋から鉛直方向に突出し た2つの接点フィンガを備えた接点片が配置されている。蓋の閉鎖後に、これら の接点フィンガは一方では接触端子に係合し、他方ではクランプ端子に係合する ので、ケーブル収容部は溶融式ヒューズを介して母線に電気的に接続されている 。 蓋の開放後には、前記接点片がクランプ端子もしくは接触端子から引き離され ているので、導線は確かに遮断されてはいるものの、露出してアクセス可能な前 記接触端子は依然として電流にさらされている。タップオフボックスの作業に従 事している機械整備士が、露出してアクセス可能なこのような接触端子に誤って 触れてしまうと、この整備士はひどく負傷してしまう恐れがある。さらに、導電 性の金属製工具または導線等が不幸にも2つの接触端子に誤って落下してしまう と、配電システムに短絡が生じてしまう。 これらの接触端子は、有効な規定に応じて、指に対して安全に構成されてはい るが、しかし、満足できるほど良好なそれぞれの防護を行うことができない。 このような欠点を克服するために、ドイツ連邦共和国特許出願公告第1131 769号明細書においては、蓋を開くことによって接点分離装置全体が母線から 解離されるようなタップオフボックスが提案されている。これにより、タップオ フボックス内に設けられた装置またはケーブルのどれ1つとして、蓋が開かれた 後では、電流にさらされなくなったがものの、前記明細書において用いられる構 造体は、このような構造体が経済的に製造不可能なほど複雑であり、かつ、コス トがかかる。 従って、本発明の課題は、蓋を開くことによって母線端子が母線から解離され 、ならびに安価に製造でき る、配電システムのタップオフボックスを提供することである。 このような課題の技術的な解決策として、本発明によれば、冒頭で述べた形式 のタップオフボックスを改良して、接点分離装置が、ベースエレメントに固定さ れたタップユニットと、蓋に固定されたロックユニットとを有しており、前記タ ップユニットが、母線端子とケーブル収容部とを備えたスライド可能に支承され た分離スライダを有しており、しかもこれらの母線端子は、蓋が閉じられている 状態では、対応する母線を取り囲んで係合し、蓋が開かれてい状態では、これら の母線から所定の間隔を保っているような、タップオフボックスが提案されてい る。 このような技術的構成に従って形成された、配電システムのタップオフボック スは、少ない単個部材から構成されているにもかかわらず、蓋が開かれていても 、タップオフボックスの構成部材のどれ1つとして電流にさらされない、という 利点を有している。 本発明の有利な構成では、ロックユニットに係合ヨークが旋回可能に支承され ており、この係合ヨークは、分離スライダを母線へ向かってスライドさせるため に、蓋の閉鎖時に、分離スライダに一体成形されたピンを取り囲んで係合する。 蓋が開かれると、ピンに係止された係合ヨークは同様の形式で、分離スライダを 母線から引き離す。 本発明の特に有利な構成では、係合ヨークはロックユニットに対して10°〜 45°、有利には30°だけ傾斜させられている。この際、係合ヨークはばねに よってこのような傾斜位置にプレロードもしくは予荷重をかけられる。 タップオフボックスの蓋の短辺側がベースエレメントに旋回運動可能に取り付 けられている。このことにより、蓋の、ヒンジとは反対の側が円弧軌道を描く。 この側には、ロックエレメントが取り付けられている。従って、ロックエレメン トから突出するようにこのロックエレメントに取り付けられた係合ヨークは、蓋 が閉じられると、同様に円弧軌道を描く前記係合ヨークが分離スライダを正確に とらえるように、傾斜させられて取り付けられている。 本発明の別の有利な構成では、タップユニットが、可動に支承された少なくと も1つの固定エレメントを有しており、この固定エレメントは分離スライダを、 母線から所定の間隔を保つ位置に固定する。このことによって保証されるように 、分離スライダの母線端子は、蓋が開かれた状態では、母線に二度と被せ嵌めら れない。 本発明の特に有利な別の構成では、分離スライダに少なくとも1つの固定ウェ ブが設けられており、この固定ウェブは、蓋が閉じられた状態では、保持体の保 持薄板に係合している。このような保持体によって、 ベースエレメント、ひいてはタップオフボックスが配電システムの母線ダクトに 固定されている。母線端子が母線に電気的に接続されているあいだは、タップオ フボックス全体が母線ダクトから引き離されてしまうのを阻止するために、保持 体の保持薄板は、蓋が閉じられると、固定ウェブによって固定される。このよう な状態では、タップオフボックスを母線ダクトから引き離すことは、タップオフ ボックスを破壊しない限り不可能である。 本発明によるタップオフボックスの蓋の閉鎖時には、係合ヨークが、分離スラ イダに一体成形されたピンを取り囲んで係合する。この蓋をさらに旋回させた場 合には、係合ヨークが固定エレメントを移動させるので、分離スライダは解除さ れる。次いで分離スライダは、蓋の閉鎖によって、母線端子が母線に被せ嵌めら れ電気的な接点接触が形成されるように、移動させられる。 同時に、分離スライダに取り付けられた固定ウェブは、保持体の保持薄板内へ 導入されるので、この保持体は、蓋が閉鎖された状態で、固定されている。これ によって、母線ダクトに固定されたタップオフボックスは、蓋が閉鎖されている あいだは、外れてしまう恐れがない。 蓋の開放によって電気的接続を遮断するために、係合ヨークがピンに当接する ようになっていて、蓋をさ らに開くことによって係合ヨークは分離スライダを、母線端子が母線から解離さ れるまで、母線から引き離す。次いで、蓋をさらにもっと開いた場合には、係合 ヨークはピンから解離され、タップオフボックスは完全に開かれる。 係合ヨークが固定エレメントともはや接触しなくなると直ちに、固定エレメン トはその出発位置にばねによって戻し案内され、かつ、分離スライダを下方から 把持し、固定する。この分離スライダはその間、母線端子が母線から所定の間隔 を保った位置を占めている。 つまり本発明によるタップオフボックスでは、少ない構成部材で、確実に作動 する接点分離装置が得られ、この接点分離装置では、蓋が開くことによって、分 離スライダに取り付けられた母線端子が母線から解離されるので、開かれたタッ プオフボックスの構成部材のどれ1つとして電流にさらされない。従って本発明 によるタップオフボックスは、要求される安全規定を十分に満たしており、なら びに、安価に製造できる構成部材と、使用されるべき構成部材が少数であること とに基づき経済的に製造することができる。 本発明による装置および方法のさらに有利な点が、、実施例の説明および図面 から得られる。前記特徴とさらに記載の特徴とは、本発明に基づき、それぞれ単 独で実施されるか、または互いに任意に組み合わせて 実施されてもよい。詳述される実施例は、最終的な実施例としてではなく、むし ろ一例として示されるものである。以下に、本発明の実施例を第1図〜第6a図 につき詳しく説明する。 第1図は、母線ダクトに固定された本発明によるタップオフボックスの斜視図 であり、 第2図は、第1図に基づくタップオフボックスの分解斜視図であり、 第3図は、開かれた状態の接点分離装置の正面図であり、 第3a図は、第3図に示した接点分離装置の、線IIIa−IIIaに沿って 断面された側面図であり、 第4図は、部分的に開かれた状態の接点分離装置の正面図であり、 第4a図は、第4図に示した接点分離装置の、線IVa−IVaに沿って断面 された側面図であり、 第5図は、部分的に閉じられた状態の接点分離装置の正面図であり、 第5a図は、第5図に示した接点分離装置の、線Va−Vaに沿って断面され た側面図であり、 第6図は、閉じられた状態の接点分離装置の正面図であり、 第6a図は、第6図に示した接点分離装置の、線VIa−VIaに沿って断面 された側面図である。 図示の各図面は本発明の対象を部分的に極めて概略 的に示しており、様々な縮尺で示している。この際、各図面に示した本発明の対 象は、その構造が一層良好に示されるように、拡大図示されている。 実施例の説明 第1図には配電システムの一部が斜視図で図示されている。このような配電シ ステムを以下に詳しく説明する。ある特定の壁部または蓋に固定される母線ダク ト2内に、外方に対してカプセル内で保護された母線が設けられている。母線ダ クト2には、一定の間隔を置いて複数のタップオフ箇所が設けられており、これ らのタップオフ箇所に、母線から電流を取り出すための複数のタップオフボック スを取り付けることができる。複数の保持体6によって母線ダクト2に固定され た、第1図に示したタップオフボックス4は、開かれた蓋8と一緒に図示されて いる。タップオフボックス4のベースエレメント10に複数のスイッチ12およ びヒューズ14が固定されていて、これらのスイッチ12およびヒューズ14は 導線に一体的に組み込まれている。 タップオフボックス4の頭部端部には、タップユニット16とロックユニット 18とから構成される接点分離装置20が設けられている。 ベースエレメント10の端部22に旋回可能に取り付けられた、タップオフボ ックス4の蓋8が開かれると直ちに、分岐した線路が接点分離装置20により母 線から分離される。 前記端部22には、装置ボックス24が同一平面高さに接続しており、この装 置ボックス24も同様に複数の保持体6によって母線ダクト2に固定されている 。このような装置ボックス24は、母線ダクト2から分岐した導線を制御し、か つ、防護するために必要な、例えば防護装置、溶融式ヒューズ、マグネット式ヒ ューズ、特殊安全接触ソケットまたはスイッチのようなさらに別の装置を収容す ることができる。 第2図は、タップオフボックス4を分解斜視図で示している。ベースエレメン ト10は、蓋8と同様に、3つの構成部材から組み立てられている。ベースエレ メント10は、押出し成形法で製造されたアルミニウム成形体26から成ってお り、このアルミニウム成形体26の頭部側にタップユニット16がねじ締結され 、端部側にはベース端部22がねじ締結されている。これと同様に蓋8も、同じ く押出し成形法で製造されたアルミニウム成形体30から成っており、このアル ミニウム成形体30の頭部側にロックユニット18がねじ締結され、端部側には 蓋端部32がねじ締結されている。ベース端部28と蓋端部32とはヒンジとし て形成されており、このヒンジを中心として蓋8が旋回させられる。 タップユニット16内に分離スライダ34が挿入されており、この分離スライ ダ34は、接点分離装置2 0全体で示されるように、第3図〜第6a図に詳しく図示される。 第3図、第4図、第5図および第6図には、接点分離装置20の正面図が示さ れており、しかも各図面は、異なる実施状態を示している。第3a図、第4a図 、第5a図および第6a図は、第3図、第4図、第5図および第6図に対応する 、その都度の接点分離装置20の側面図を示している。 第3図および第3a図では、ロックユニット18はタップユニット16とまだ 係合していない。このような状態では、すなわち蓋8が開かれていると、分離ス ライダ34は2つの固定エレメント36と係合している状態にあり、両方の固定 エレメント36は、分離スライダ34と、この分離スライダ34に設けられた複 数の母線端子38とを、母線40から所定の間隔を置いた位置に保持している。 この際、分離スライダ34の縁部42が固定エレメント36の突出部44に当接 するように、これらの固定エレメント36は板ばね54によって分離スライダ3 4に対して押し付けられる。 このような位置ではまた、分離スライダ34に一体成形された2つの固定ウェ ブ46が、保持体6の保持薄板48から引き出されているので、この保持薄板4 8は固定解除されていて、自由に可動である。保持体6の保持薄板48は母線ダ クト2の相応の溝に係合し ており、従ってタップオフボックス2を母線ダクト2に確実に緊締保持する。 ロックユニット18に係合ヨーク50が旋回運動可能に支承されており、分離 スライダ34を所望の位置へ導くために、蓋8が閉じられると直ちに、前記係合 ヨーク50は分離スライダ34に係合する。蓋8に固定されたロックユニット1 8は、蓋8の旋回運動に基づいて円弧軌道上で移動するので、係合ヨーク50は 30°まで旋回可能である。従って、係合ヨーク50は、この係合ヨーク50の ために分離スライダ34内に設けられた開口をとらえることができる、というこ とが保証される。係合ヨーク50がやみくもに行ったり来たりして揺動しないよ うにするために、係合ヨーク50はばね52によってプレロードもしくは予荷重 をかけられている。 係合ヨーク50が分離スライダ34に係合する際、係合ヨーク50は、分離ス ライダ34に一体成形されたピン53にぶつかる。蓋8をさらに押して閉めた場 合には、係合ヨーク50の2つの歯が、これらの歯に設けられた突起部が前記ピ ン53を通過するまで、ピン53によって互いに押し開かれる。次いで、両方の 歯はスナップ状にもとに戻り、ピン53を取り囲んで係合するので、係合ヨーク 50は分離スライダ34を、ピン53を介して上下に移動させることができる。 蓋8が強い力で開かれると、両方の歯は再びピン53 によって互いに押し開かれ、係合ヨーク50は前記ピン53から引き離される。 第4図および第4a図では、係合ヨーク50は既に分離スライダ34に係合し ていて、かつ、固定エレメント36を板ばね54のばね力に抗して、分離スライ ダ34から離反する方向へ移動させているので、突出部44は縁部42を、ひい ては分離スライダ34を解除している。蓋がさらに閉じられると、第5図および 第5a図に図示したように、分離スライダ34はさらに母線40の方向へ移動さ せられ、第6図および第6a図に図示したように蓋8が完全に閉じられると、母 線端子38が母線40へ押し嵌められ、電気的な接続が形成される。同時に、固 定ウェブ46が、保持薄板48に設けられた相応の開口内へ係合し、この位置で 保持薄板48を位置固定するので、蓋8が閉鎖された状態では、タップオフボッ クス4を母線ダクト2から取り外すことができない。 蓋8の開放時には、係合ヨーク50がピン53に当接するようになっていて、 かつ、母線端子38と一緒に分離スライダ34を母線ダクト2から引き離してい るので、母線端子38は母線40から所定の間隔を保たれ、電気的な接続が遮断 される。 同時に固定ウェブ46が保持薄板48から引き出され、この保持薄板48を再 び自由に移動させることができる。 係合ヨーク50が分離スライダ34を、この分離スライダ34が所定の間隔を 置いた位置を占めるまで、引き出すと直ちに、固定エレメント36は板ばね54 によって、第3図に基づく固定エレメント36の出発位置に押し戻され、分離ス ライダ34を滑動防止固定する。 蓋8をさらに開くことによって、係合ヨーク50はピン53から引き離され、 蓋8が完全に開かれる。従って、タップオフボックス4において、重要な保守作 業、修理作業および/または組換え作業を行うことができる。なぜならば、母線 端子38が母線40から所定の間隔を保っていることによって、タップオフボッ クス4の構成部材は決して電流にさらされないからである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(KE,LS,MW,SD,S Z,UG),UA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD ,RU,TJ,TM),AL,AM,AT,AU,AZ ,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,CZ, DK,EE,ES,FI,GB,GE,HU,IS,J P,KE,KG,KP,KR,KZ,LK,LR,LS ,LT,LU,LV,MD,MG,MK,MN,MW, MX,NO,NZ,PL,PT,RO,RU,SD,S E,SG,SI,SK,TJ,TM,TR,TT,UA ,UG,UZ,VN (72)発明者 ハンス メラー ドイツ連邦共和国 ボン カール−デュイ スベルク−シュトラーセ 27

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.配電システムのタップオフボックスであって、接点分離装置(20)と、 前記配電システムの母線ダクト(2)に取付け可能なベースエレメント(10) とが設けられており、該ベースエレメント(10)が、ベースエレメント(10 )に旋回可能に取り付けられた蓋(8)によって閉鎖可能である形式のものにお いて、 接点分離装置(20)が、ベースエレメント(10)に固定されたタップユニ ット(16)と、蓋(8)に固定されたロックユニット(18)とを有しており 、前記タップユニット(16)が、母線端子(38)とケーブル収容部とを備え たスライド可能に支承された分離スライダ(34)を有しており、前記母線端子 (38)が、蓋(8)の閉鎖時に、対応する母線(40)を取り囲んで係合し、 蓋(8)の開放時に、母線(40)から所定の間隔を保っていることを特徴とす る、配電システムのタップオフボックスの接点分離装置。 2.ロックユニット(18)に係合ヨーク(50)が取り付けられており、該 係合ヨーク(50)が、分離スライダ(34)に一体成形されたピン(53)と 協働する、請求項1記載のタップオフボックス。 3.分離スライダ(34)をスライドさせるために 、係合ヨーク(50)がピン(53)を取り囲んで係合している、請求項2記載 のタップオフボックス。 4.係合ヨーク(50)が、ロックユニット(18)に旋回運動可能に支承さ れている、請求項2または3記載のタップオフボックス。 5.係合ヨーク(50)がばね(52)によって、ロックユニット(18)に 対して10°〜45°、有利には30°傾斜させられている、請求項4記載のタ ップオフボックスユニット。 6.タップユニット(16)が、可動に支承された少なくとも1つの固定エレ メント(36)を有しており、該固定エレメント(36)が分離スライダ(34 )を、蓋(8)の開放時に、母線端子(38)が母線(40)から所定の間隔を 保つ位置に固定する、請求項1から5までのいずれか1項記載のタップオフボッ クス。 7.固定エレメント(36)が突出部(44)を有しており、該突出部(44 )に分離スライダ(34)の縁部(42)が当接するようになっている、請求項 6記載のタップオフボックス。 8.固定エレメント(36)がばね負荷されている、請求項6または7記載の タップオフボックス。 9.分離スライダ(34)に少なくとも1つの固定ウェブ(46)が設けられ ており、蓋(8)の閉鎖時に前記固定ウェブ(46)が保持体(6)の保持薄板 (48)に、前記保持体(6)を固定するために、係合する、請求項1から8ま でのいずれか1項記載のタップオフボックス。 10.蓋の閉鎖時に、請求項1から9までの少なくともいずれか1項記載のタ ップオフボックスと、配電システムの母線との電気的接続を形成するための方法 において、蓋(8)を閉鎖することによって、係合ヨーク(50)をピン(53 )を取り囲むようにこのピン(53)に係合させ、次いで固定エレメント(34 )を、分離スライダ(34)が解除されるように移動させ、その後、母線端子( 38)を母線(40)に被せ嵌めるように前記分離スライダ(34)をスライド させることを特徴とする、タップオフボックスと母線との電気的接続を形成する ための方法。 11.電気的接続を形成する際に、分離スライダ(34)に取り付けられた固 定ウェブ(46)を、電気的接続を確実に行うために、保持薄板(48)に係合 させる、請求項10記載の方法。 12.蓋の開放時に、請求項1から9までの少なくともいずれか1項記載のタ ップオフボックスと、配電システムの母線との電気的接続を遮断するための方法 において、蓋(8)を開放することによって、係合ヨーク(50)をピン(53 )に当接させるようにし、前記係合ヨーク(50)により分離スライダ(34) を、母線端子(38)が母線(40)から解離される まで連行し、次いで前記係合ヨーク(50)をピン(53)から解離させること を特徴とする、タップオフボックスと母線との電気的接続を形成するための方法 。 13.母線端子(38)が母線(40)から所定の間隔を保つ位置に分離スラ イダ(34)が達すると直ちに、固定エレメント(36)が前記分離スライダ( 34)を下方から把持し、かつ、固定する、請求項12記載の方法。
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