JPH1149588A - 光触媒付き天然石およびその製造方法 - Google Patents

光触媒付き天然石およびその製造方法

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JPH1149588A
JPH1149588A JP9206576A JP20657697A JPH1149588A JP H1149588 A JPH1149588 A JP H1149588A JP 9206576 A JP9206576 A JP 9206576A JP 20657697 A JP20657697 A JP 20657697A JP H1149588 A JPH1149588 A JP H1149588A
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photocatalyst
natural stone
titanium
iso
tetra
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JP9206576A
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Haruichi Kato
晴一 加藤
Norihiko Miyazaki
典彦 宮崎
Yutaka Hagiwara
裕 萩原
Kensaku Hakamata
健作 袴田
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Kawai Musical Instrument Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Kawai Musical Instrument Manufacturing Co Ltd
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    • C04B2111/00Mortars, concrete or artificial stone or mixtures to prepare them, characterised by specific function, property or use
    • C04B2111/00017Aspects relating to the protection of the environment

Abstract

(57)【要約】 【課題】 汚染物質を取り除く効果とともに、心理的に
も快適な環境を提供できる環境改善マテリアルの実現。 【解決手段】 天然石に酸化チタン光触媒を担持させた
場合には、人工物に比較して、酸化チタン光触媒を担持
させた場合と担持させていない場合とでは、汚染物質を
取り除く効果の差が大きい。しかも、天然石の外観を長
期にわたって維持できるので、心理的にも快適な環境を
長期にわたって提供できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光触媒付き天然石
およびその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、光触媒は、太陽光等の紫外線によ
り、水中のトリハロメタンやアンモニア等の有害物質を
分解除去する機能、空気中の有機物質の分解除去機能、
表面の物質の分解除去によるセルフクリーニング機能等
を持ち、環境改善マテリアルとして用いられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、これらの環境
改善マテリアルは、人工物に担持されているものであ
り、環境改善の一環として、都市の快適な環境、いわゆ
るアメニティライフの演出のためには十分でなかった。
【0004】本発明は、上述した汚染物質を取り除く効
果とともに、心理的にも快適な環境を提供できる環境改
善マテリアルの実現を目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段及び発明の効果】本発明の
光触媒付き天然石は、光により汚染物質を分解する光触
媒が、天然石の表面に担持されていることを特徴とす
る。このように、天然石の表面に、光により汚染物質を
分解する光触媒が設けられているので、この光触媒付き
天然石を配置すれば、汚染物質を取り除いて環境を改善
するとともに、天然石が配置されていることにより、そ
の外観が自然な感じを与え、心理的にも快適な環境を提
供でき、真のアメニティライフを提供することができ
る。
【0006】この光触媒は、天然石に特に担持されやす
いように微粒子とした光触媒を用いて担持することが好
ましい。この微粒子としては、例えば、直径が3〜70
nmのものが挙げられる。天然石としては、火成岩、堆
積岩および変成岩のほぼすべての岩石が使用可能であ
り、例えば、火成岩としては、火山岩(例えば、リュウ
モン岩、アンザン岩、ゲンブ岩等)あるいは深成岩(カ
コウ岩、センリョク岩、ハンレイ岩等)が挙げられ、堆
積岩としてはレキ岩、砂岩、泥岩、石灰岩、凝灰岩、粘
板岩等が挙げられ、変成岩としては大理石等が挙げられ
る。
【0007】光触媒を天然石の表面に担持させる方法と
しては、例えば、光により汚染物質を分解する光触媒、
または加熱により光触媒を生成する光触媒前駆体を、天
然石の表面に塗布し加熱処理することで、光触媒が天然
石の表面に担持されるようにしても良い。このように加
熱することで、天然石の表面に光触媒が強固に担持され
る。
【0008】天然石に、光触媒を担持させる他の方法と
して、無機バインダーを用いる方法がある。無機バイン
ダーとしては、セメント、石膏、水ガラス、粘土、ベン
トナイト、コロイダルシリカ、消石灰および生石灰を用
いることができ、これらから選ばれた1つを用いたり、
あるいは2つ以上を組み合わせて用いる。
【0009】また無機バインダーの代わりにあるいは無
機バインダーと共に、有機バインダーとしての有機シリ
コン(例えば、シランカップリング剤、シリコン樹脂お
よびアクリルシリコン樹脂から選択された1つ以上)を
用いても良い。このような無機バインダーや有機バイン
ダーは、光触媒と混合して用いても良いし、予め無機バ
インダーや有機バインダーを天然石に塗布しておいて、
その上から光触媒を塗布することで、天然石に担持させ
ても良い。
【0010】光触媒は、透明な膜を形成しているように
しても良い。通常、光触媒の膜は薄く、光触媒自体が透
明でなくとも天然石の地がほぼ透けて見えるので問題な
い。このように、ほぼ透明あるいは完全に透明な膜を形
成すれば、一層、天然石の自然らしさを維持でき、その
景観に及ぼす影響により一層の住環境が改善される。前
記無機バインダーや有機バインダーも同様な理由から透
明であることが好ましい。例えば、水ガラスやシランカ
ップリング剤は透明な膜を形成することができる。な
お、後述するごとく、酸化チタンの結晶の配向を揃えて
膜を形成することにより、透明な光触媒膜を形成でき
る。
【0011】光触媒としては、例えば、酸化チタンおよ
び酸化亜鉛から選ばれた1つ以上を用いることができ
る。酸化チタンは、結晶の配向を揃えて形成された酸化
チタン膜として天然石の表面に担持されるようにするこ
とができる。このように酸化チタンの結晶の配向を揃え
れば、上述したごとく、透明な光触媒膜を形成できる。
【0012】この透明な酸化チタン膜は、酸化雰囲気に
て熱分解して酸化チタンとなることができるチタン化合
物、その溶液またはその分散液を、熱分解可能な温度に
熱した天然石上に、酸化雰囲気下にて塗布することによ
り形成することができる。チタン化合物としては、有機
チタン化合物が挙げられる。この有機チタン化合物とし
ては、テトラ−イソ−プロポキシチタン、テトラ−ブト
キシチタン、テトラキス(2−エチルヘキシルオキシ)
チタン、テトラステアリルオキシチタン、ジ−イソ−プ
ロポキシ・ビス(アセチルアセトナト)チタン、ジ−ノ
ーマル−ブトキシ・ビス(トリエタノールアミナト)チ
タン、チタニウムステアレート、チタニウム−イソ−プ
ロポキシオクチレングリコレート、テトラ−イソ−プロ
ポキシチタン重合体、テトラ−ノーマル−ブトキシチタ
ン重合体、ジヒドロキシ・ビス(ラクタト)チタン、プ
ロパンジオキシチタンビス(エチルアセトアセテー
ト)、オキソチタンビス(モノアンモニウムオキサレー
ト)、トリ−ノーマル−ブトキシチタンモノステアレー
ト、ジ−イソ−プロポキシチタンジステアレート、ジヒ
ドロキシ・ビス(ラクタト)チタン・アンモニウム塩、
およびテトラ−メトキシチタンの内から選ばれた1種以
上からなる化合物が用いられる。
【0013】これ以外の、有機チタン化合物としては、
ジ−イソ−プロポキシ・ビス(アセチルアセトナト)チ
タン、テトラ−ノーマル−ブトキシチタン、テトラ−イ
ソ−プロポキシチタン、ジ−ノーマル−ブトキシ・ビス
(トリエタノールアミナト)チタン、およびチタニウム
−イソ−プロポキシオクチレングリコレートの内から選
ばれた1種以上からなる化合物が用いられる。
【0014】また、チタン化合物としては、無機チタン
化合物が挙げられる。この無機チタン化合物としては、
塩化チタンが挙げられる。なお、更に、上述した光触媒
と共に、抗菌性金属成分を天然石の表面に担持しても良
い。このように抗菌性金属成分を用いることにより、雑
菌が繁殖しにくくなり、更に衛生的となり、環境改善に
貢献する。また、表面を覆う藻が天然石の表面で繁殖し
にくくなり、光触媒効果の維持が図られる。
【0015】このような抗菌性金属成分としては、銀、
銅、亜鉛および錫の単体あるいは化合物から選択された
1以上が用いられる。上述した光触媒付き天然石の製造
方法は、前述した無機バインダーや有機バインダーを用
いる方法以外に、次のようにして行われる。すなわち、
光により汚染物質を分解する光触媒、または加熱により
光触媒を形成する光触媒前駆体を、天然石の表面に塗布
した後、室温放置または加熱処理することにより行う。
【0016】このとき、加熱処理としては、300〜6
00℃に加熱する。このように高温に加熱することによ
り、強固に光触媒を天然石の表面に形成することができ
る。また、加熱処理は、300℃以下でも良い。この程
度ならば、天然石の酸化や劣化を招かないので、天然石
の色や強度等の状態を良好に維持することができる。特
に、砂岩などは、熱に弱いので、室温放置や60〜16
0℃で処理することが好ましい。また、特に、微粒子状
態の光触媒を担持する場合には、300℃以下でも十分
に天然石の表面に担持できる。
【0017】なお、このように加熱する場合にも、無機
バインダーや有機バインダーを前述のごとく併用しても
良い。塗布方法としては、刷毛塗り法、ディッピング
法、スプレー法、PVD(物理蒸着)法、あるいはCV
D(化学蒸着)法が挙げられる。特に、加熱した天然石
に、光触媒前駆体をスプレーして、熱分解により光触媒
膜を天然石の表面に形成する熱分解スプレー法は、光触
媒膜の密着強度が優れ、光触媒膜を厚くしても剥がれに
くい。
【0018】光触媒として酸化チタンを用いる場合に、
酸化チタンは、酸化チタンの微粒子を液状の分散媒中に
分散したチタニアゾルとして用いても良い。このような
微粒子を用いると、天然石に担持し易くなり、上述した
ごとく低温でも天然石の表面に固定しやすくなる。
【0019】また、光触媒前駆体としては、酸化雰囲気
にて熱分解して酸化チタンとなることができるチタン化
合物、その溶液またはその分散液を用いるが、このよう
なチタン化合物としては、前述した有機チタン化合物あ
るいは無機チタン化合物が用いられる。
【0020】また、前述したごとく、光触媒と共に、前
述した抗菌性金属成分を天然石の表面に担持することが
できるが、このような抗菌性金属成分は、前述した光触
媒あるいは光触媒前駆体とともに天然石に塗布して用い
ることができる。なお、抗菌性金属成分は、光触媒ある
いは光触媒前駆体と同時に天然石に塗布する必要はな
く、光触媒を天然石の表面に担持させた後に、抗菌性金
属成分を担持させても良い。またその逆でも良い。
【0021】なお、天然石は、天然で採取された形状そ
のままで用いることが、最も自然な形状であり好ましい
が、部分的に加工されていても自然な形態(形状、色調
等を含む。)が残っていれば問題ない。更に、切り出し
た岩石を自然な形状に加工し直したものでも良い。
【0022】
【発明の実施の形態】酸化チタンを天然石に担持させた
実験例を示す。比較例として、ガラス板およびコンクリ
ート板に酸化チタンを担持させた例を示す。 [担持処理] ◎試料1:砂利状の那智黒(粘板岩)の表面を水で洗浄
した後に、チタニアゾルを表面に刷毛塗りして、自然乾
燥した後、150℃で加熱乾燥を行った。この結果、那
智黒の表面に1μmの酸化チタンの膜が形成された。な
お、ここで用いたチタニアゾルは、水中にアナターゼ型
酸化チタンの微粒子(粒径7nm:X線粒径)を40重
量%含むものである。
【0023】◎試料2:自然乾燥後は、400℃で加熱
乾燥を行った以外は、試料1と同様に処理した。この結
果、那智黒の表面に1μmの酸化チタンの膜が形成され
た。 ◎試料3:砂利状の那智黒の表面を水で洗浄した後に、
有機チタン化合物、ここでは、ジ−イソ−プロポキシ・
ビス(アセチルアセトナト)チタンの20重量%エタノ
ール溶液(ゾル)に、那智黒を浸漬(ディッピング)し
た後、空気中(酸化雰囲気下)にて550℃で加熱し、
那智黒の表面の有機チタンをゲル化した。このディッピ
ングと加熱処理とを4回繰り返した。
【0024】この結果、那智黒の表面に0.4μmの酸
化チタンの膜が形成された。この酸化チタン膜は、結晶
の配向を揃えて形成された状態で、天然石の表面に担持
されている。 ◎試料4:砂利状の那智黒の表面を水で洗浄した後、4
00℃に加熱して、試料3に使用した同じ有機チタン化
合物エタノール溶液に、20重量%硝酸銀エタノール溶
液(同濃度の乳酸銀、アミノ酸銀あるいは酢酸銀のエタ
ノール溶液でも良い。)を、有機チタン化合物エタノー
ル溶液重量:硝酸銀エタノール溶液重量=10:3の割
合で混合した溶液を、常温の空気中(酸化雰囲気下)に
てスプレー装置にて、噴霧した。噴霧量は、ジ−イソ−
プロポキシ・ビス(アセチルアセトナト)チタンとして
0.027g/平方cmであった。この加熱と噴霧とを
2回繰り返した。
【0025】この結果、那智黒の外面には、0.4μm
の酸化チタン膜が形成された。 ◎試料5:硝酸銀の代わりに、硫酸銅を用いた以外は、
試料4と同様に処理した。この結果、那智黒の外面に
は、0.4μmの酸化チタン膜が形成された。 ●比較試料:那智黒の代わりに、ガラス板およびコンク
リート板を用いた以外は、試料1と同様にして、1μm
の酸化チタン膜を形成した。
【0026】[担持処理後の外観] ◎試料1〜5:チタン膜が形成されていることは、見た
目には分からない。担持処理前の外観と変わらない状態
が維持されていた。したがって、天然石の自然な感覚が
そのまま維持されていた。
【0027】●比較試料:チタン膜が形成されているこ
とは、見た目には分からない。担持処理前の外観と変わ
らない状態が維持されていた。したがって、人工物独特
の疎外感がそのままであった。 [汚染物質除去試験] (1)上記試料1〜5と未処理の那智黒とを、それぞ
れ、容器に入れた家庭排水中に配置して、ブラックライ
トを照射して内部のCODを測定した。その結果を、未
処理の那智黒におけるCODを100%とした場合の、
試料1〜5の値(%)を表1に示す。
【0028】
【表1】
【0029】表1から分かるように、未処理の場合に比
較して、光触媒を表面に担持する那智黒の場合は、次第
にCODが低くなっているのが分かる。 (2)調整池排水口の流水部(COD=5〜7ppm)
に、上記試料1〜5と未処理の那智黒とを、それぞれ配
置して、経時変化を目視観察した。その結果を、表2に
示す。
【0030】
【表2】
【0031】表2から分かるように、未処理の場合は、
1ヶ月経過すれば完全に藻に覆われてしまうのに対し、
光触媒が表面に担持されていると、1ヶ月後にも、藻が
付着せず、暴露当初の天然石の外観が維持されている。 (3)上記試料1〜5、比較試料、未処理の那智黒、未
処理のガラス板および未処理のコンクリート板とを、大
気中に3ヶ月間暴露した。表面の汚れ具合は、次のごと
くである。
【0032】◎試料1〜5:いずれも、表面の汚れはほ
とんどなく、暴露当初の天然石の外観が維持されてい
る。 ●比較例:いずれも、表面の汚れはほとんどなく、暴露
当初の人工物の外観が維持されている。
【0033】●未処理の那智黒:表面が汚れていた。 ●未処理のガラス板および未処理のコンクリート板:未
処理の那智黒よりも程度は低いが、表面が煤けて、黒ず
んでいた。 (4)同じ試料を、浅い水中に1ヶ月間配置した。表面
の汚れ具合は、次のごとくである。
【0034】◎試料1〜5:いずれも、表面の汚れはほ
とんどなく、暴露当初の天然石の外観が維持されてい
る。(なお、試料4,5については、2ヶ月後も藻の付
着が無く効果が特に大きい。) ●比較例:いずれも、表面の汚れはほとんどなく、暴露
当初の人工物の外観が維持されている。
【0035】●未処理の那智黒:表面に水垢や藻が付着
して、外観は不潔で不快であった。 ●未処理のガラス板および未処理のコンクリート板:未
処理の那智黒よりも程度は低いが、表面に水垢や藻が付
着して、外観は不潔で不快であった。 [評価] 試料1〜5:天然石の外観を長期にわたって維持できる
ので、その自然な景観により心理的にも快適な環境を長
期にわたって提供できる。
【0036】比較例:光触媒を担持処理したものは、汚
染物質を取り除く効果は試料1〜5の場合と同様であっ
た。また、光触媒を担持したものは、外観が維持されて
いるとは言っても、人工物の外観では、疎外感がそのま
まであり、心理的には逆効果であった。
【0037】[その他]前述した試料1〜5の担持処理
では、那智黒の表面は予め水で洗浄したのみであった
が、予め那智黒の表面に、セメント、石膏、水ガラス、
粘土、ベントナイト、消石灰、生石灰あるいは有機シリ
コン(シランカップリング剤等)等からなるバインダー
を塗布してバインダー膜を形成しておけば、酸化チタン
膜が一層強固に那智黒に担持され、使用に際して耐久性
が高くなり、より長期にわたって環境の改善に貢献でき
る。
【0038】また、これらバインダーは、予め天然石に
膜を形成しておくばかりでなく、光触媒と混合状態にし
て、天然石に塗布しても良く、同様に、酸化チタンが強
固に天然石に担持される。また、光触媒前駆体として
は、有機チタン化合物ばかりでなく、無機チタン化合物
も用いることができ、試料3,4,5において、有機チ
タン化合物であるジ−イソ−プロポキシ・ビス(アセチ
ルアセトナト)チタンの代わりに、無機チタン化合物と
しての塩化チタンを用いても良い。
【0039】光触媒を担持させた天然石に対する照射光
は、太陽光ばかりでなく、蛍光灯や紫外線ランプからの
照射光であっても良い。したがって屋内でも蛍光灯や紫
外線ランプの光が存在する空間ならば、汚染物質を除き
清浄な大気に戻すことができると共に、その景観が心理
的にも安らぎを与えることができる。
【0040】また光触媒としても、酸化チタンの代わり
に、酸化亜鉛を用いても良い。試料4,5では、硝酸
銀、乳酸銀、酢酸銀、アミノ酸銀あるいは硫酸銅といっ
た銀あるいは銅の化合物を抗菌性金属成分として用いた
が、銀あるいは銅の単体(すなわち金属銀、金属銅)を
用いても良いし、亜鉛あるいは錫の単体あるいは化合物
を用いても良い。これらの抗菌性金属成分は2つ以上を
組み合わせて用いても良い。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 袴田 健作 静岡県浜松市寺島町200番地 株式会社河 合楽器製作所内

Claims (40)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光により汚染物質を分解する光触媒が、天
    然石の表面に担持されていることを特徴とする光触媒付
    き天然石。
  2. 【請求項2】前記光触媒は、微粒子とした光触媒を用い
    て担持されていることを特徴とする請求項1記載の光触
    媒付き天然石。
  3. 【請求項3】前記微粒子は、直径が3〜70nmである
    ことを特徴とする請求項2記載の光触媒付き天然石。
  4. 【請求項4】光により汚染物質を分解する光触媒、また
    は加熱により前記光触媒を生成する光触媒前駆体を、天
    然石の表面に塗布し加熱処理することで、前記光触媒が
    天然石の表面に担持されていることを特徴とする請求項
    1〜3のいずれか記載の光触媒付き天然石。
  5. 【請求項5】前記光触媒は、無機バインダーにより天然
    石の表面に担持されていることを特徴とする請求項1〜
    3のいずれか記載の光触媒付き天然石。
  6. 【請求項6】前記無機バインダーは、セメント、石膏、
    水ガラス、粘土、ベントナイト、コロイダルシリカ、消
    石灰および生石灰から選ばれた1つ以上であることを特
    徴とする請求項5記載の光触媒付き天然石。
  7. 【請求項7】前記光触媒は、有機シリコンにより天然石
    の表面に担持されていることを特徴とする請求項1〜3
    のいずれか記載の光触媒付き天然石。
  8. 【請求項8】前記有機シリコンは、シランカップリング
    剤、シリコン樹脂およびアクリルシリコン樹脂から選ば
    れた1つ以上であることを特徴とする請求項7記載の光
    触媒付き天然石。
  9. 【請求項9】前記光触媒は、透明な膜を形成しているこ
    とを特徴とする請求項1〜8のいずれか記載の光触媒付
    き天然石。
  10. 【請求項10】前記光触媒は、酸化チタンおよび酸化亜
    鉛から選ばれた1つ以上であることを特徴とする請求項
    1〜9のいずれか記載の光触媒付き天然石。
  11. 【請求項11】前記酸化チタンは、結晶の配向を揃えて
    形成された酸化チタン膜として天然石の表面に担持され
    ていることを特徴とする請求項10記載の光触媒付き天
    然石。
  12. 【請求項12】前記酸化チタン膜は、酸化雰囲気にて熱
    分解して酸化チタンとなることができるチタン化合物、
    その溶液またはその分散液を、熱分解可能な温度に熱し
    た天然石上に、酸化雰囲気下にて塗布することにより形
    成されたことを特徴とする請求項11記載の光触媒付き
    天然石。
  13. 【請求項13】前記チタン化合物は、有機チタン化合物
    である請求項12記載の光触媒付き天然石。
  14. 【請求項14】前記有機チタン化合物は、テトラ−イソ
    −プロポキシチタン、テトラ−ブトキシチタン、テトラ
    キス(2−エチルヘキシルオキシ)チタン、テトラステ
    アリルオキシチタン、ジ−イソ−プロポキシ・ビス(ア
    セチルアセトナト)チタン、ジ−ノーマル−ブトキシ・
    ビス(トリエタノールアミナト)チタン、チタニウムス
    テアレート、チタニウム−イソ−プロポキシオクチレン
    グリコレート、テトラ−イソ−プロポキシチタン重合
    体、テトラ−ノーマル−ブトキシチタン重合体、ジヒド
    ロキシ・ビス(ラクタト)チタン、プロパンジオキシチ
    タンビス(エチルアセトアセテート)、オキソチタンビ
    ス(モノアンモニウムオキサレート)、トリ−ノーマル
    −ブトキシチタンモノステアレート、ジ−イソ−プロポ
    キシチタンジステアレート、ジヒドロキシ・ビス(ラク
    タト)チタン・アンモニウム塩、およびテトラ−メトキ
    シチタンの内から選ばれた1種以上からなる請求項13
    記載の光触媒付き天然石。
  15. 【請求項15】前記有機チタン化合物は、ジ−イソ−プ
    ロポキシ・ビス(アセチルアセトナト)チタン、テトラ
    −ノーマル−ブトキシチタン、テトラ−イソ−プロポキ
    シチタン、ジ−ノーマル−ブトキシ・ビス(トリエタノ
    ールアミナト)チタン、およびチタニウム−イソ−プロ
    ポキシオクチレングリコレートの内から選ばれた1種以
    上からなる請求項13記載の光触媒付き天然石。
  16. 【請求項16】前記チタン化合物は、無機チタン化合物
    である請求項12記載の光触媒付き天然石。
  17. 【請求項17】前記無機チタン化合物は、塩化チタンで
    ある請求項16記載の光触媒付き天然石。
  18. 【請求項18】前記光触媒と共に、抗菌性金属成分を天
    然石の表面に担持されていることを特徴とする請求項1
    〜17のいずれか記載の光触媒付き天然石。
  19. 【請求項19】抗菌性金属成分は、銀、銅、亜鉛および
    錫の単体あるいは化合物から選択された1以上であるこ
    とを特徴とする請求項18記載の光触媒付き天然石。
  20. 【請求項20】光により汚染物質を分解する光触媒を、
    無機バインダーとともに天然石の表面に塗布することを
    特徴とする光触媒付き天然石の製造方法。
  21. 【請求項21】予め天然石の表面に無機バインダーを塗
    布した後、光により汚染物質を分解する光触媒を天然石
    の表面に塗布することを特徴とする光触媒付き天然石の
    製造方法。
  22. 【請求項22】前記無機バインダーは、セメント、石
    膏、水ガラス、粘土、ベントナイト、コロイダルシリ
    カ、消石灰および生石灰から選ばれた1つ以上であるこ
    とを特徴とする請求項20または21記載の光触媒付き
    天然石。
  23. 【請求項23】光により汚染物質を分解する光触媒を、
    有機シリコンとともに天然石の表面に塗布することを特
    徴とする光触媒付き天然石の製造方法。
  24. 【請求項24】予め天然石の表面に有機シリコンを塗布
    した後、光により汚染物質を分解する光触媒を天然石の
    表面に塗布することを特徴とする光触媒付き天然石の製
    造方法。
  25. 【請求項25】前記有機シリコンは、シランカップリン
    グ剤、シリコン樹脂およびアクリルシリコン樹脂から選
    ばれた1つ以上であることを特徴とする請求項23また
    は24記載の光触媒付き天然石の製造方法。
  26. 【請求項26】光により汚染物質を分解する光触媒、ま
    たは加熱により前記光触媒を形成する光触媒前駆体を、
    天然石の表面に塗布した後、室温放置または加熱処理し
    てなることを特徴とする光触媒付き天然石の製造方法。
  27. 【請求項27】前記加熱処理は、300〜600℃に加
    熱することを特徴とする請求項26記載の光触媒付き天
    然石の製造方法。
  28. 【請求項28】前記加熱処理は、300℃以下に加熱す
    ることを特徴とする請求項26記載の光触媒付き天然石
    の製造方法。
  29. 【請求項29】前記加熱処理は、60〜160℃に加熱
    することを特徴とする請求項28記載の光触媒付き天然
    石の製造方法。
  30. 【請求項30】前記光触媒は、微粒子とした光触媒とし
    て用いられることを特徴とする請求項20〜29のいず
    れか記載の光触媒付き天然石の製造方法。
  31. 【請求項31】前記光触媒は、酸化チタンおよび酸化亜
    鉛から選ばれた1つ以上であることを特徴とする請求項
    20〜30のいずれか記載の光触媒付き天然石の製造方
    法。
  32. 【請求項32】前記酸化チタンは、酸化チタンの微粒子
    を液状の分散媒中に分散したチタニアゾルとして用いら
    れることを特徴とする請求項31記載の光触媒付き天然
    石の製造方法。
  33. 【請求項33】前記光触媒前駆体は、酸化雰囲気にて熱
    分解して酸化チタンとなることができるチタン化合物、
    その溶液またはその分散液として用いられることを特徴
    とする請求項26〜29のいずれか記載の光触媒付き天
    然石の製造方法。
  34. 【請求項34】前記チタン化合物は、有機チタン化合物
    である請求項33記載の光触媒付き天然石の製造方法。
  35. 【請求項35】前記有機チタン化合物は、テトラ−イソ
    −プロポキシチタン、テトラ−ブトキシチタン、テトラ
    キス(2−エチルヘキシルオキシ)チタン、テトラステ
    アリルオキシチタン、ジ−イソ−プロポキシ・ビス(ア
    セチルアセトナト)チタン、ジ−ノーマル−ブトキシ・
    ビス(トリエタノールアミナト)チタン、チタニウムス
    テアレート、チタニウム−イソ−プロポキシオクチレン
    グリコレート、テトラ−イソ−プロポキシチタン重合
    体、テトラ−ノーマル−ブトキシチタン重合体、ジヒド
    ロキシ・ビス(ラクタト)チタン、プロパンジオキシチ
    タンビス(エチルアセトアセテート)、オキソチタンビ
    ス(モノアンモニウムオキサレート)、トリ−ノーマル
    −ブトキシチタンモノステアレート、ジ−イソ−プロポ
    キシチタンジステアレート、ジヒドロキシ・ビス(ラク
    タト)チタン・アンモニウム塩、およびテトラ−メトキ
    シチタンの内から選ばれた1種以上からなる請求項34
    記載の光触媒付き天然石の製造方法。
  36. 【請求項36】前記有機チタン化合物は、ジ−イソ−プ
    ロポキシ・ビス(アセチルアセトナト)チタン、テトラ
    −ノーマル−ブトキシチタン、テトラ−イソ−プロポキ
    シチタン、ジ−ノーマル−ブトキシ・ビス(トリエタノ
    ールアミナト)チタン、およびチタニウム−イソ−プロ
    ポキシオクチレングリコレートの内から選ばれた1種以
    上からなる請求項34記載の光触媒付き天然石の製造方
    法。
  37. 【請求項37】前記チタン化合物は、無機チタン化合物
    である請求項33記載の光触媒付き天然石の製造方法。
  38. 【請求項38】前記無機チタン化合物は、塩化チタンで
    ある請求項37記載の光触媒付き天然石の製造方法。
  39. 【請求項39】前記光触媒と共に、抗菌性金属成分を天
    然石の表面に担持されていることを特徴とする請求項2
    0〜38のいずれか記載の光触媒付き天然石の製造方
    法。
  40. 【請求項40】抗菌性金属成分は、銀、銅、亜鉛および
    錫の単体あるいは化合物から選択された1以上であるこ
    とを特徴とする請求項39記載の光触媒付き天然石の製
    造方法。
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