JPH1149134A - タングリッドボックス、そのブランク及び製造方法 - Google Patents
タングリッドボックス、そのブランク及び製造方法Info
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- JPH1149134A JPH1149134A JP9209141A JP20914197A JPH1149134A JP H1149134 A JPH1149134 A JP H1149134A JP 9209141 A JP9209141 A JP 9209141A JP 20914197 A JP20914197 A JP 20914197A JP H1149134 A JPH1149134 A JP H1149134A
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65D—CONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
- B65D5/00—Rigid or semi-rigid containers of polygonal cross-section, e.g. boxes, cartons or trays, formed by folding or erecting one or more blanks made of paper
- B65D5/20—Rigid or semi-rigid containers of polygonal cross-section, e.g. boxes, cartons or trays, formed by folding or erecting one or more blanks made of paper by folding-up portions connected to a central panel from all sides to form a container body, e.g. of tray-like form
- B65D5/2052—Rigid or semi-rigid containers of polygonal cross-section, e.g. boxes, cartons or trays, formed by folding or erecting one or more blanks made of paper by folding-up portions connected to a central panel from all sides to form a container body, e.g. of tray-like form characterised by integral closure-flaps
- B65D5/2057—Inter-engaging self-locking flaps
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65D—CONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
- B65D85/00—Containers, packaging elements or packages, specially adapted for particular articles or materials
- B65D85/07—Containers, packaging elements or packages, specially adapted for particular articles or materials for compressible or flexible articles
- B65D85/08—Containers, packaging elements or packages, specially adapted for particular articles or materials for compressible or flexible articles rod-shaped or tubular
- B65D85/10—Containers, packaging elements or packages, specially adapted for particular articles or materials for compressible or flexible articles rod-shaped or tubular for cigarettes
- B65D85/1036—Containers formed by erecting a rigid or semi-rigid blank
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- Mechanical Engineering (AREA)
- Packaging Of Annular Or Rod-Shaped Articles, Wearing Apparel, Cassettes, Or The Like (AREA)
- Cartons (AREA)
- Circuit Arrangements For Discharge Lamps (AREA)
- Wrapping Of Specific Fragile Articles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 タングリッドの舌部の差し込みを容易にし且
つ既存の包装機を使用して製造可能なタングリッドボッ
クス、そのブランク及び製造方法を提供する。 【解決手段】 タングリッドボックスは、開口面を有す
る箱本体２と、箱本体２の前壁８に形成され、開口面に
向けて凸に湾曲し且つ包装体の抜き取りラップ部６より
も下側に位置した切り込み線２４と、箱本体２の後壁上
縁から延び、先端が切り込み線２４に差し込み可能なタ
ングリッド１４と、タングリッド１４に形成され、その
先端を折り曲げ可能とする折り曲げ線２２とを備えてい
る。
つ既存の包装機を使用して製造可能なタングリッドボッ
クス、そのブランク及び製造方法を提供する。 【解決手段】 タングリッドボックスは、開口面を有す
る箱本体２と、箱本体２の前壁８に形成され、開口面に
向けて凸に湾曲し且つ包装体の抜き取りラップ部６より
も下側に位置した切り込み線２４と、箱本体２の後壁上
縁から延び、先端が切り込み線２４に差し込み可能なタ
ングリッド１４と、タングリッド１４に形成され、その
先端を折り曲げ可能とする折り曲げ線２２とを備えてい
る。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば２０本入
りフィルタシガレットのためのタングリッドボックス、
そのタングリッドボックスを形成するためのブランク、
そして、そのブランクからタングリッドボックスを製造
する方法に関する。
りフィルタシガレットのためのタングリッドボックス、
そのタングリッドボックスを形成するためのブランク、
そして、そのブランクからタングリッドボックスを製造
する方法に関する。
【０００２】
【関連する背景技術】近年、フィルタシガレットの外包
にはボックスタイプのいわゆるヒンジリッドボックスが
多く採用されている。この種のヒンジリッドボックスは
ハードであるため、外力からフィルタシガレットを好適
に保護できるばかりでなく、そのリッドを閉じること
で、ボックス内に脱落している刻みたばこが外部に排出
されてしまうのを防止できる利点もある。
にはボックスタイプのいわゆるヒンジリッドボックスが
多く採用されている。この種のヒンジリッドボックスは
ハードであるため、外力からフィルタシガレットを好適
に保護できるばかりでなく、そのリッドを閉じること
で、ボックス内に脱落している刻みたばこが外部に排出
されてしまうのを防止できる利点もある。
【０００３】この種のヒンジリッドボックスはそのリッ
ドもまた箱形をなしているのが一般的であるが、この箱
形リッドに代えて、タングリッドを備えたボックスも知
られている。このタングリッドは、平坦なリッド部と、
このリッド部から折り曲げ線を介して延びる舌部を有し
ており、この舌部はリッド部が閉じられたとき、その先
端をボックスの前壁に形成した切り込み線を通じてボッ
クス内に差し込み可能となっている。
ドもまた箱形をなしているのが一般的であるが、この箱
形リッドに代えて、タングリッドを備えたボックスも知
られている。このタングリッドは、平坦なリッド部と、
このリッド部から折り曲げ線を介して延びる舌部を有し
ており、この舌部はリッド部が閉じられたとき、その先
端をボックスの前壁に形成した切り込み線を通じてボッ
クス内に差し込み可能となっている。
【０００４】このようなタングリッドボックスは、１枚
のブランクから形成可能であるため、資源の有効利用を
図る点で、箱形リッドのヒンジリッドボックスよりも優
れている。つまり、ヒンジリッドボックスは２枚のブラ
ンクから形成されるのが一般的である。
のブランクから形成可能であるため、資源の有効利用を
図る点で、箱形リッドのヒンジリッドボックスよりも優
れている。つまり、ヒンジリッドボックスは２枚のブラ
ンクから形成されるのが一般的である。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たタングリッドボックスは、タングリッドの舌部をボッ
クスの切り込み線を通じて差し込むのが難しく、たとえ
舌部が切り込み線に僅かに差し込まれたとしても、舌部
の先端がボックス内にてフィルタシガレットの包装体、
即ち、フィルタシガレットの内包材に引っかかって、舌
部を完全に差し込めず、タングリッドを容易に閉じ得な
いこともある。
たタングリッドボックスは、タングリッドの舌部をボッ
クスの切り込み線を通じて差し込むのが難しく、たとえ
舌部が切り込み線に僅かに差し込まれたとしても、舌部
の先端がボックス内にてフィルタシガレットの包装体、
即ち、フィルタシガレットの内包材に引っかかって、舌
部を完全に差し込めず、タングリッドを容易に閉じ得な
いこともある。
【０００６】また、上述したタングリッドボックスをそ
のブランクから既存の包装機を使用して製造する場合に
あっても、タングリッドの舌部を切り込み線を通じて差
し込むことは難しく、タングリッドボックスの製造には
その専用の包装機を必要する。この発明は上述した事情
に基づいてなされたもので、その目的とするところは、
タングリッドの舌部の差し込みを容易にし、そして、既
存の包装機の使用を可能とするタングリッドボックス、
そのブランク及び製造方法を提供することにある。
のブランクから既存の包装機を使用して製造する場合に
あっても、タングリッドの舌部を切り込み線を通じて差
し込むことは難しく、タングリッドボックスの製造には
その専用の包装機を必要する。この発明は上述した事情
に基づいてなされたもので、その目的とするところは、
タングリッドの舌部の差し込みを容易にし、そして、既
存の包装機の使用を可能とするタングリッドボックス、
そのブランク及び製造方法を提供することにある。
【０００７】
【課題を解決するための手段】上記の目的はこの発明に
よって達成されており、請求項１のタングリッドボック
スのタングリッドはその舌部に先端を内側に折り曲げ可
能とした折り曲げ線が形成されている。そして、箱本体
側の切り込み線及び舌部の先端縁は少なくとも一方が他
方に対して凸となる向きに湾曲しており、切り込み線
は、包装体における内包材の抜き取りラップ部よりも、
箱本体の底側に設けられている。
よって達成されており、請求項１のタングリッドボック
スのタングリッドはその舌部に先端を内側に折り曲げ可
能とした折り曲げ線が形成されている。そして、箱本体
側の切り込み線及び舌部の先端縁は少なくとも一方が他
方に対して凸となる向きに湾曲しており、切り込み線
は、包装体における内包材の抜き取りラップ部よりも、
箱本体の底側に設けられている。
【０００８】上述した請求項１のタングリッドボックス
によれば、タングリッドの舌部が前壁の切り込み線に差
し込まれる際、舌部はその先端が先ず切り込み線に点接
触し、その折り曲げ線から内側に更に折り曲げられた状
態で切り込み線を突き開く。この後、タングリッドの舌
部の先端が僅かにでも切り込み線を通じて差し入れられ
ると、舌部の先端はその復元力の助けをかりて箱本体内
に大きく差し込まれ、箱本体の前壁と包装体との間に係
止される。
によれば、タングリッドの舌部が前壁の切り込み線に差
し込まれる際、舌部はその先端が先ず切り込み線に点接
触し、その折り曲げ線から内側に更に折り曲げられた状
態で切り込み線を突き開く。この後、タングリッドの舌
部の先端が僅かにでも切り込み線を通じて差し入れられ
ると、舌部の先端はその復元力の助けをかりて箱本体内
に大きく差し込まれ、箱本体の前壁と包装体との間に係
止される。
【０００９】請求項２のタングリッドボックスは、箱本
体の開口面両側縁にトップエンドフラップを備えたもの
となっており、これらトップエンドフラップは内側に折
り曲げられたとき、箱本体の開口面を少なくとも部分的
に閉塞する。請求項３のブランクは、ブランク本体を備
えており、このブランク本体には折り込み線を介して箱
本体の後壁、底壁及び前記前壁となる構成部分が一列に
して区画形成されている。ブランク本体の後壁構成部分
にはその端縁及び両側縁に折り込み線を介してタングリ
ッドフラップ及び一対のインナサイドフラップがそれぞ
れ接続されており、タングリッドフラップはタングリッ
ドを構成し、一対のインナサイドフラップは箱本体の側
壁の裏打を構成するものとなる。また、底壁構成部分側
のインナサイドフラップの端縁には折り込み線を介して
一対のインナボトムフラップがそれぞれ接続されてお
り、これらインナボトムフラップは箱本体の底壁の裏打
を構成するものとなる。そして、ブランク本体の前壁構
成部分の両側縁には折り込み線を介して一対のアウタサ
イドフラップがそれぞれ接続されており、これらアウタ
サイドフラップは箱本体の側壁を構成するものとなる。
体の開口面両側縁にトップエンドフラップを備えたもの
となっており、これらトップエンドフラップは内側に折
り曲げられたとき、箱本体の開口面を少なくとも部分的
に閉塞する。請求項３のブランクは、ブランク本体を備
えており、このブランク本体には折り込み線を介して箱
本体の後壁、底壁及び前記前壁となる構成部分が一列に
して区画形成されている。ブランク本体の後壁構成部分
にはその端縁及び両側縁に折り込み線を介してタングリ
ッドフラップ及び一対のインナサイドフラップがそれぞ
れ接続されており、タングリッドフラップはタングリッ
ドを構成し、一対のインナサイドフラップは箱本体の側
壁の裏打を構成するものとなる。また、底壁構成部分側
のインナサイドフラップの端縁には折り込み線を介して
一対のインナボトムフラップがそれぞれ接続されてお
り、これらインナボトムフラップは箱本体の底壁の裏打
を構成するものとなる。そして、ブランク本体の前壁構
成部分の両側縁には折り込み線を介して一対のアウタサ
イドフラップがそれぞれ接続されており、これらアウタ
サイドフラップは箱本体の側壁を構成するものとなる。
【００１０】請求項４の製造方法は先ず、前記ブランク
の一対のインナサイドフラップを折り込むとともに、タ
ングリッドフラップをその舌部の折り曲げ線から折り曲
げる。この後、一対のインナサイドフラップ間の後壁構
成部分上に包装体を供給され、一方、一対のインナボト
ムフラップが折り込まれる。この状態で、前壁構成部分
を一対のアウタサイドフラップとともに折り込んで包装
体に重ね合わせる一方、タングリッドフラップを前壁構
成部分に向けて折り込むことで、既に折り曲げ状態にあ
る舌部の先端を前壁構成部分の切り込み線を通じて差し
込みながら、タングリッドフラップを前壁構成部分に重
ね合わせる。この後、一対のアウタサイドフラップがイ
ンナサイドフラップ上に折り込まれ、タングリッドボッ
クスが完成する。
の一対のインナサイドフラップを折り込むとともに、タ
ングリッドフラップをその舌部の折り曲げ線から折り曲
げる。この後、一対のインナサイドフラップ間の後壁構
成部分上に包装体を供給され、一方、一対のインナボト
ムフラップが折り込まれる。この状態で、前壁構成部分
を一対のアウタサイドフラップとともに折り込んで包装
体に重ね合わせる一方、タングリッドフラップを前壁構
成部分に向けて折り込むことで、既に折り曲げ状態にあ
る舌部の先端を前壁構成部分の切り込み線を通じて差し
込みながら、タングリッドフラップを前壁構成部分に重
ね合わせる。この後、一対のアウタサイドフラップがイ
ンナサイドフラップ上に折り込まれ、タングリッドボッ
クスが完成する。
【００１１】前述したようにタングリッドフラップの先
端縁及び切り込み線の少なくとも一方は凸形状をなして
おり、しかも、タングリッドフラップの舌部はその先端
が既に折り曲げられた状態にあるので、舌部は前壁構成
部分の切り込み線を通じて確実に且つ円滑に差し込まれ
る。この結果、上述の製造方法は、既存の包装機を使用
して実施可能となる。
端縁及び切り込み線の少なくとも一方は凸形状をなして
おり、しかも、タングリッドフラップの舌部はその先端
が既に折り曲げられた状態にあるので、舌部は前壁構成
部分の切り込み線を通じて確実に且つ円滑に差し込まれ
る。この結果、上述の製造方法は、既存の包装機を使用
して実施可能となる。
【００１２】
【発明の実施の形態】図１及び図２を参照すると、フィ
ルタシガレットのタングリッドボックスは箱本体２を備
えており、この箱本体２はその上面が開口されている。
箱本体２内にはフィルタシガレットの包装体が収容され
ており、この包装体は２０本のフィルタシガレットを内
包材４により包み込んだものである。ここで、内包材４
は箱本体２の開口面側に抜き取りラップ部６を有してお
り、この抜き取りラップ部６は内包材４に切り込み線を
入れることで形成されているが、この切り込み線には例
えば２ヶ所に切り残しが設けられている。抜き取りラッ
プ部６が引っ張られると、その切り残しが破断されるこ
とで、抜き取りラップ部６は内包材４から分離され、そ
の抜き取りが可能となる。この抜き取りにより、包装体
内のフィルタシガレットはその一部が露出することにな
る。
ルタシガレットのタングリッドボックスは箱本体２を備
えており、この箱本体２はその上面が開口されている。
箱本体２内にはフィルタシガレットの包装体が収容され
ており、この包装体は２０本のフィルタシガレットを内
包材４により包み込んだものである。ここで、内包材４
は箱本体２の開口面側に抜き取りラップ部６を有してお
り、この抜き取りラップ部６は内包材４に切り込み線を
入れることで形成されているが、この切り込み線には例
えば２ヶ所に切り残しが設けられている。抜き取りラッ
プ部６が引っ張られると、その切り残しが破断されるこ
とで、抜き取りラップ部６は内包材４から分離され、そ
の抜き取りが可能となる。この抜き取りにより、包装体
内のフィルタシガレットはその一部が露出することにな
る。
【００１３】箱本体２の前壁８にはその上縁に切欠１０
が形成されており、この切欠１０は前壁８の上縁部を大
きく開くことで、箱本体２からのフィルタシガレットの
抜き取りを容易にしている。箱本体２の後壁１２にはそ
の上縁を折り込み線、即ち、セルフヒンジとしてタング
リッド１４が設けられている。このタングリッド１４は
後壁１２側からリッド部１６及び舌部１８となってお
り、これらリッド部１６と舌部１８とは折り込み線２０
を介して区分されている。リッド部１６は箱本体２の開
口面と同一の形状及び大きさを有し、その開口面を完全
に覆うことができる。
が形成されており、この切欠１０は前壁８の上縁部を大
きく開くことで、箱本体２からのフィルタシガレットの
抜き取りを容易にしている。箱本体２の後壁１２にはそ
の上縁を折り込み線、即ち、セルフヒンジとしてタング
リッド１４が設けられている。このタングリッド１４は
後壁１２側からリッド部１６及び舌部１８となってお
り、これらリッド部１６と舌部１８とは折り込み線２０
を介して区分されている。リッド部１６は箱本体２の開
口面と同一の形状及び大きさを有し、その開口面を完全
に覆うことができる。
【００１４】舌部１８はリッド部１６と同一の幅を有し
て一旦延びた後、その幅が徐々に減少する形状となって
いる。舌部１８には折り曲げ線２２（図２）が形成され
ており、舌部１８の先端はその折り曲げ線２２から内側
に折り曲げられた状態にある。一方、前壁８にはその切
欠１０の下側に切り込み線２４が形成されており、この
切り込み線２４は前壁８の幅方向に延び、且つ、箱本体
２の開口面に向けて凸となる湾曲形状となっている。よ
り詳しくは、切り込み線２４は、前述した包装体の抜き
取りラップ部６よりも下側に位置付けられている。
て一旦延びた後、その幅が徐々に減少する形状となって
いる。舌部１８には折り曲げ線２２（図２）が形成され
ており、舌部１８の先端はその折り曲げ線２２から内側
に折り曲げられた状態にある。一方、前壁８にはその切
欠１０の下側に切り込み線２４が形成されており、この
切り込み線２４は前壁８の幅方向に延び、且つ、箱本体
２の開口面に向けて凸となる湾曲形状となっている。よ
り詳しくは、切り込み線２４は、前述した包装体の抜き
取りラップ部６よりも下側に位置付けられている。
【００１５】更に、図２中２点鎖線で示されているよう
に箱本体２の両側壁に、その上縁を折り込み線としたト
ップエンドフラップ２６をそれぞれ設けることもでき
る。これらトップエンドフラップ２６は必要不可欠なも
のではない。しかしながら、トップエンドフラップ２６
が備えられていると、これらを内側に折り込むことで、
箱本体２の開口面を全域又部分的に閉塞することができ
る。
に箱本体２の両側壁に、その上縁を折り込み線としたト
ップエンドフラップ２６をそれぞれ設けることもでき
る。これらトップエンドフラップ２６は必要不可欠なも
のではない。しかしながら、トップエンドフラップ２６
が備えられていると、これらを内側に折り込むことで、
箱本体２の開口面を全域又部分的に閉塞することができ
る。
【００１６】上述したタングリッドボックスによれば、
図２に示すタングリッド１４の開蓋状態から図１に示す
ようにタングリッド１４のリッド部１６にて箱本体２の
開口面が閉じられたとき、タングリッド１４、即ち、そ
の舌部の１８の先端は前壁８の切り込み線２４を通じて
箱本体２内に差し込まれ、前壁８と内包材４との間にて
係止される。なお、トップエンドフラップ２６が備えら
れている場合にあっては、タングリッド１４を閉じる前
にトップエンドフラップ２６を箱本体２の開口面に向け
て折り込む必要がある。
図２に示すタングリッド１４の開蓋状態から図１に示す
ようにタングリッド１４のリッド部１６にて箱本体２の
開口面が閉じられたとき、タングリッド１４、即ち、そ
の舌部の１８の先端は前壁８の切り込み線２４を通じて
箱本体２内に差し込まれ、前壁８と内包材４との間にて
係止される。なお、トップエンドフラップ２６が備えら
れている場合にあっては、タングリッド１４を閉じる前
にトップエンドフラップ２６を箱本体２の開口面に向け
て折り込む必要がある。
【００１７】前述したように切り込み線２４は舌部１８
に向けて凸の湾曲形状をなし、しかも、舌部１８の先端
はその折り曲げ線２２から内側に折り曲げられた状態に
ある。従って、タングリッド１４の舌部１８が切り込み
線２４を通じて差し込まれる際、舌部１８の先端は前壁
８に押し付けられるようにして切り込み線２４に点接触
するので、舌部１８の先端はその折り曲げ線２２から内
側への更なる折り曲げを伴って切り込み線２４を確実に
突き開くことができ、切り込み線２４を通じて僅かに差
し入れられる。このようにして舌部１８の先端が僅かに
でも切り込み線２４を通じて入り込むと、舌部１８の先
端は復元力の助けをかり、切り込み線２４を通じて大き
く差し込まれる。この結果、タングリッド１４の舌部１
８は切り込み線２４を通じて円滑且つ確実に差し込ま
れ、その差し込み、つまり、タングリッド１４の閉蓋を
容易に行うことができる。
に向けて凸の湾曲形状をなし、しかも、舌部１８の先端
はその折り曲げ線２２から内側に折り曲げられた状態に
ある。従って、タングリッド１４の舌部１８が切り込み
線２４を通じて差し込まれる際、舌部１８の先端は前壁
８に押し付けられるようにして切り込み線２４に点接触
するので、舌部１８の先端はその折り曲げ線２２から内
側への更なる折り曲げを伴って切り込み線２４を確実に
突き開くことができ、切り込み線２４を通じて僅かに差
し入れられる。このようにして舌部１８の先端が僅かに
でも切り込み線２４を通じて入り込むと、舌部１８の先
端は復元力の助けをかり、切り込み線２４を通じて大き
く差し込まれる。この結果、タングリッド１４の舌部１
８は切り込み線２４を通じて円滑且つ確実に差し込ま
れ、その差し込み、つまり、タングリッド１４の閉蓋を
容易に行うことができる。
【００１８】切り込み線２４は、内包材４の抜き取りラ
ップ部６よりも下側に位置付けられているので、抜き取
りラップ部６が取り除かれていても、舌部１８の先端は
切り込み線２４を通じて前壁８と内包材４との間に差し
込まれる。この結果、抜き取りラップ部６の抜き取り
後、内包材４に形成される切り取り縁に、舌部１８の先
端が引っかかり、舌部１８の差し込みを阻害することも
ない。
ップ部６よりも下側に位置付けられているので、抜き取
りラップ部６が取り除かれていても、舌部１８の先端は
切り込み線２４を通じて前壁８と内包材４との間に差し
込まれる。この結果、抜き取りラップ部６の抜き取り
後、内包材４に形成される切り取り縁に、舌部１８の先
端が引っかかり、舌部１８の差し込みを阻害することも
ない。
【００１９】なお、図１の状態からタングリッド１４の
舌部１８を切り込み線２４から引き出せば、図２に示す
ようにタングリッド１４を開くことができる。上述の実
施例では、切り込み線２４を凸の湾曲形状にしている
が、これに加えて舌部１８の先端縁もまた、図２中２点
鎖線で示すように凸の湾曲形状に形成してもよい。
舌部１８を切り込み線２４から引き出せば、図２に示す
ようにタングリッド１４を開くことができる。上述の実
施例では、切り込み線２４を凸の湾曲形状にしている
が、これに加えて舌部１８の先端縁もまた、図２中２点
鎖線で示すように凸の湾曲形状に形成してもよい。
【００２０】上述したタングリッドボックスは、図３に
示す１枚のブランクから製造することができる。このブ
ランクは、箱本体２の前壁８、底壁及び後壁１２となる
構成部分２８，３０，３２を有し、これらは折り込み線
を介して一列に連なっている。後壁構成部分３２の端縁
からは折り込み線を介してタングリッド１４となるタン
グリッドフラップ３４が延びており、後壁構成部分３２
の両側縁には折り込み線を介して箱本体２の側壁の裏打
となる一対のインナサイドフラップ３６が連なってい
る。
示す１枚のブランクから製造することができる。このブ
ランクは、箱本体２の前壁８、底壁及び後壁１２となる
構成部分２８，３０，３２を有し、これらは折り込み線
を介して一列に連なっている。後壁構成部分３２の端縁
からは折り込み線を介してタングリッド１４となるタン
グリッドフラップ３４が延びており、後壁構成部分３２
の両側縁には折り込み線を介して箱本体２の側壁の裏打
となる一対のインナサイドフラップ３６が連なってい
る。
【００２１】底壁構成部分３０側に位置した各インナサ
イドフラップ３６の一端縁には、箱本体２の底壁の裏打
となるインナボトムフラップ３８がそれぞれ折り込み線
を介して連なっている。なお、前述したトップエンドフ
ラップ２６が備えられる場合、これらトップエンドフラ
ップ２６は各インナサイドフラップ３６の他端縁に折り
込み線を介して連なることになる。
イドフラップ３６の一端縁には、箱本体２の底壁の裏打
となるインナボトムフラップ３８がそれぞれ折り込み線
を介して連なっている。なお、前述したトップエンドフ
ラップ２６が備えられる場合、これらトップエンドフラ
ップ２６は各インナサイドフラップ３６の他端縁に折り
込み線を介して連なることになる。
【００２２】前壁構成部分２８の両側縁には箱本体２の
側壁となるアウタサイドフラップ４０が折り込み線を介
して連なっている。そして、前壁構成部分２８には前述
した切り込み線２４が予め形成されており、タングリッ
ドフラップ３４には前述した折り込み線２０及び折り曲
げ線２２がそれぞれ予め形成されている。次に、図４か
ら図１２を参照し、図３のブランクから既存の包装機を
使用してタングリッドボックスの製造する方法について
説明する。
側壁となるアウタサイドフラップ４０が折り込み線を介
して連なっている。そして、前壁構成部分２８には前述
した切り込み線２４が予め形成されており、タングリッ
ドフラップ３４には前述した折り込み線２０及び折り曲
げ線２２がそれぞれ予め形成されている。次に、図４か
ら図１２を参照し、図３のブランクから既存の包装機を
使用してタングリッドボックスの製造する方法について
説明する。
【００２３】図４は、包装機に供給されたブランクを示
しており、このブランクはその内面の所定位置に糊が塗
布されている。具体的には、ブランク中、後壁構成部分
３２、前壁構成部分２８及び一対のアウタサイドフラッ
プ４０に糊が塗布されている。先ず、ブランク中、一対
のインナサイドフラップ３６がインナボトムフラップ３
８を伴い、それらの折り込み線から折り込まれ、一対の
インナサイドフラップ３６は互いに対向状態となる（図
５）。ここで、トップエンドフラップ２６が備えられて
いる場合、一対のインナサイドフラップ３６は２点鎖線
で示すトップエンドフラップ２６をも伴って折り込まれ
ることになる。
しており、このブランクはその内面の所定位置に糊が塗
布されている。具体的には、ブランク中、後壁構成部分
３２、前壁構成部分２８及び一対のアウタサイドフラッ
プ４０に糊が塗布されている。先ず、ブランク中、一対
のインナサイドフラップ３６がインナボトムフラップ３
８を伴い、それらの折り込み線から折り込まれ、一対の
インナサイドフラップ３６は互いに対向状態となる（図
５）。ここで、トップエンドフラップ２６が備えられて
いる場合、一対のインナサイドフラップ３６は２点鎖線
で示すトップエンドフラップ２６をも伴って折り込まれ
ることになる。
【００２４】また、一対のインナサイドフラップ３６の
折り込みと同時に、タングリッドフラップ３４の先端部
はその折り曲げ線２２からインナサイドフラップ３６側
に折り曲げられる。この後、図５から明らかなように一
対のインナボトムフラップ３８が折り込まれ、そして、
前壁構成部分２８及び一対のアウタサイドフラップ４０
を伴い、底壁構成部分３０がインナボトムフラップ３８
に向けて折り込まれ、これらインナボトムフラップ３８
に重ね合わされる（図６）。図６の状態では、前壁構成
部分２８及び一対のアウタサイドフラップ４０は垂直に
起立した状態にある。
折り込みと同時に、タングリッドフラップ３４の先端部
はその折り曲げ線２２からインナサイドフラップ３６側
に折り曲げられる。この後、図５から明らかなように一
対のインナボトムフラップ３８が折り込まれ、そして、
前壁構成部分２８及び一対のアウタサイドフラップ４０
を伴い、底壁構成部分３０がインナボトムフラップ３８
に向けて折り込まれ、これらインナボトムフラップ３８
に重ね合わされる（図６）。図６の状態では、前壁構成
部分２８及び一対のアウタサイドフラップ４０は垂直に
起立した状態にある。
【００２５】トップエンドフラップ２６が備えられてい
る場合、これらトップエンドフラップ２６がその折り込
み線から外側に向けて折り返された後（図７）、図８に
示されているように包装体Ｐが一対のインナサイドフラ
ップ３６間の後壁構成部分３２上に供給される。ここ
で、包装体Ｐは、一対のインナサイドフラップ３６間に
て規定された開口から折り込み状態にある一対のインナ
ボトムフラップ３８に当接するまでインナサイドフラッ
プ３６に沿って挿入される（図８）。それ故、包装体Ｐ
はタングリッドフラップ３４の折り曲げ状態にある先端
を乗り越えて挿入されることになる。
る場合、これらトップエンドフラップ２６がその折り込
み線から外側に向けて折り返された後（図７）、図８に
示されているように包装体Ｐが一対のインナサイドフラ
ップ３６間の後壁構成部分３２上に供給される。ここ
で、包装体Ｐは、一対のインナサイドフラップ３６間に
て規定された開口から折り込み状態にある一対のインナ
ボトムフラップ３８に当接するまでインナサイドフラッ
プ３６に沿って挿入される（図８）。それ故、包装体Ｐ
はタングリッドフラップ３４の折り曲げ状態にある先端
を乗り越えて挿入されることになる。
【００２６】トップエンドフラップ２６が備えられてい
る場合、この後、一対のトップエンドフラップ２６が内
側に折り込まれ、包装体Ｐは一対のトップエンドフラッ
プ２６と一対のインナボトムフラップ３８との間にて挟
持される。ここで、後壁構成部分３２には糊が塗布され
ているので、包装体Ｐは後壁構成部分３２に接着される
ことになるが、この時点では、その糊は乾燥しておら
ず、包装体Ｐの接着はまだ強固ではなく、包装体Ｐが一
対ずつのトップエンドフラップ２６とインナボトムフラ
ップ３８との間で挟持されることにより、包装体Ｐは後
壁構成部分３２上にて正確に位置決めされる。
る場合、この後、一対のトップエンドフラップ２６が内
側に折り込まれ、包装体Ｐは一対のトップエンドフラッ
プ２６と一対のインナボトムフラップ３８との間にて挟
持される。ここで、後壁構成部分３２には糊が塗布され
ているので、包装体Ｐは後壁構成部分３２に接着される
ことになるが、この時点では、その糊は乾燥しておら
ず、包装体Ｐの接着はまだ強固ではなく、包装体Ｐが一
対ずつのトップエンドフラップ２６とインナボトムフラ
ップ３８との間で挟持されることにより、包装体Ｐは後
壁構成部分３２上にて正確に位置決めされる。
【００２７】次に、タングリッドフラップ３４はその基
端の折り込み線から所定の角度だけ折り込まれ、或る程
度立ち上げられる（図１０）。この後、前壁構成部分２
８が一対のアウタサイドフラップ４０を伴って、その折
り込み線からタングリッドフラップ３４の下側まで折り
込まれると、タングリッドフラップ３４はその折り込み
線から更に折り込まれ、そのリッド部が包装体Ｐに押し
当てられ、引き続き、タングリッドフラップ３４はその
折り込み線２０から前壁構成部分２８に向けて折り込ま
れる。ここで、タングリッドフラップ３４の先端はその
折り曲げ線２２から既に折り曲げられており、しかも、
前壁構成部分２８の切り込み線２４はタングリッドフラ
ップ３４の先端に対して凸の湾曲形状をなしているの
で、タングリッドフラップ３４の先端は前述したように
切り込み線２４を突き開き（図１１）、そして、この切
り込み線２４を通じて差し込まれ、前壁構成部分２８及
びタングリッドフラップ３４は包装体Ｐ上にて互いに重
ね合わされる（図１２）。前述したように前壁構成部分
２８の内面には糊が塗布されているので、前壁構成部分
２８は包装体Ｐに接着される。
端の折り込み線から所定の角度だけ折り込まれ、或る程
度立ち上げられる（図１０）。この後、前壁構成部分２
８が一対のアウタサイドフラップ４０を伴って、その折
り込み線からタングリッドフラップ３４の下側まで折り
込まれると、タングリッドフラップ３４はその折り込み
線から更に折り込まれ、そのリッド部が包装体Ｐに押し
当てられ、引き続き、タングリッドフラップ３４はその
折り込み線２０から前壁構成部分２８に向けて折り込ま
れる。ここで、タングリッドフラップ３４の先端はその
折り曲げ線２２から既に折り曲げられており、しかも、
前壁構成部分２８の切り込み線２４はタングリッドフラ
ップ３４の先端に対して凸の湾曲形状をなしているの
で、タングリッドフラップ３４の先端は前述したように
切り込み線２４を突き開き（図１１）、そして、この切
り込み線２４を通じて差し込まれ、前壁構成部分２８及
びタングリッドフラップ３４は包装体Ｐ上にて互いに重
ね合わされる（図１２）。前述したように前壁構成部分
２８の内面には糊が塗布されているので、前壁構成部分
２８は包装体Ｐに接着される。
【００２８】この後、一対のアウタサイドフラップ４０
はその折り込み線から折り込まれ、対応するインナサイ
ドフラップ３６に重ね合わされる。アウタサイドフラッ
プ４０の内面にも糊が塗布されているので、アウタサイ
ドフラップ４０はインナサイドフラップ３６に接着さ
れ、この時点で、包装体Ｐを収容したタングリッドボッ
クスの製造が完了する。
はその折り込み線から折り込まれ、対応するインナサイ
ドフラップ３６に重ね合わされる。アウタサイドフラッ
プ４０の内面にも糊が塗布されているので、アウタサイ
ドフラップ４０はインナサイドフラップ３６に接着さ
れ、この時点で、包装体Ｐを収容したタングリッドボッ
クスの製造が完了する。
【００２９】なお、この後、タングリッドボックスはフ
ィルム包装機に供給され、このフィルム包装機にて、タ
ングリッドボックスはフィルムシートにより包み込まれ
る。次に、図１３から図１６には異なる既存の包装機を
使用して、図３のブランクからタングリッドボックスを
製造する方法が示されている。ここでは、先ず、タング
リッドフラップ３４の先端がその折り曲げ線２０から折
り曲げられる（図１３）。そして、後壁構成部分３２上
に包装体Ｐが同様にして供給された後、一対のインナサ
イドフラップ３６がその折り込み線から折り込まれ、こ
れらインナサイドフラップ３６間に包装体Ｐが挟持され
る（図１４） この後、一方のインナサイドフラップ３６のインナボト
ムフラップ３８がその折り込み線から折り込まれる（図
１５）。ここで、トップエンドフラップ２６が備えられ
ている場合、図１５中２点鎖線で示されているようにト
ップエンドフラップ２６はインナボトムフラップ３８と
同時に折り込まれる。
ィルム包装機に供給され、このフィルム包装機にて、タ
ングリッドボックスはフィルムシートにより包み込まれ
る。次に、図１３から図１６には異なる既存の包装機を
使用して、図３のブランクからタングリッドボックスを
製造する方法が示されている。ここでは、先ず、タング
リッドフラップ３４の先端がその折り曲げ線２０から折
り曲げられる（図１３）。そして、後壁構成部分３２上
に包装体Ｐが同様にして供給された後、一対のインナサ
イドフラップ３６がその折り込み線から折り込まれ、こ
れらインナサイドフラップ３６間に包装体Ｐが挟持され
る（図１４） この後、一方のインナサイドフラップ３６のインナボト
ムフラップ３８がその折り込み線から折り込まれる（図
１５）。ここで、トップエンドフラップ２６が備えられ
ている場合、図１５中２点鎖線で示されているようにト
ップエンドフラップ２６はインナボトムフラップ３８と
同時に折り込まれる。
【００３０】次に、他方のインナサイドフラップ３６の
インナボトムフラップ３８が同様にして折り込まれる
（図１６）。この後、後壁構成部分３０が前壁構成部分
２８及び一対のアウタサイドフラップ４０を伴って、そ
の折り込み線から折り込まれると同時に、タングリップ
フラップ３４もまたその折り込み線から折り込まれ、図
１０に示す状態となる。この後、前述の場合と同様な折
り込みが順次行われることで、タングリッドボックスの
製造が完了する。
インナボトムフラップ３８が同様にして折り込まれる
（図１６）。この後、後壁構成部分３０が前壁構成部分
２８及び一対のアウタサイドフラップ４０を伴って、そ
の折り込み線から折り込まれると同時に、タングリップ
フラップ３４もまたその折り込み線から折り込まれ、図
１０に示す状態となる。この後、前述の場合と同様な折
り込みが順次行われることで、タングリッドボックスの
製造が完了する。
【００３１】この発明は上述の実施例に制約されるもの
ではなく、種々の変形が可能である。例えば実施例では
タングリッドボックスを矩形としたが、その形状は矩形
に限られるものでもない。
ではなく、種々の変形が可能である。例えば実施例では
タングリッドボックスを矩形としたが、その形状は矩形
に限られるものでもない。
【００３２】
【発明の効果】以上説明したように請求項１〜４のタン
グリッドボックス、そのブランク及び製造方法によれ
ば、箱本体の切り込み線に対するタングリッドの舌部の
差し込みが容易となり、そのタングリッドの開閉を円滑
に行うことができる。また、このことから既存の包装機
を使用したタングリッドボックスの製造をも可能となる
などの利点も有する。
グリッドボックス、そのブランク及び製造方法によれ
ば、箱本体の切り込み線に対するタングリッドの舌部の
差し込みが容易となり、そのタングリッドの開閉を円滑
に行うことができる。また、このことから既存の包装機
を使用したタングリッドボックスの製造をも可能となる
などの利点も有する。
【図１】閉蓋状態にあるタングリッドボックスの斜視図
である。
である。
【図２】開蓋状態にあるタングリッドボックスの斜視図
である。
である。
【図３】タングリッドボックスを形成するためのブラン
クの平面図である。
クの平面図である。
【図４】ブランクの斜視図である。
【図５】図４の状態からのブランクの折り込みを示した
図である。
図である。
【図６】図５の状態からのブランクの折り込みを示した
図である。
図である。
【図７】図６の状態からのブランクの折り込みを示した
図である。
図である。
【図８】図７の状態での包装体の供給を示した図であ
る。
る。
【図９】図８の状態からのブランクの折り込みを示した
図である。
図である。
【図１０】図９の状態からのブランクの折り込みを示し
た図である。
た図である。
【図１１】図１０の状態からのブランクの折り込み過程
を示した図である。
を示した図である。
【図１２】図１１の折り込み過程が完了した状態を示す
図である。
図である。
【図１３】図４の状態からのブランクの折り込みを示し
た図である。
た図である。
【図１４】図１３の状態での包装体の供給と、ブランク
の折り込みを示した図である。
の折り込みを示した図である。
【図１５】図１４の状態からのブランクの折り込みを示
した図である。
した図である。
【図１６】図１５の状態からのブランクの折り込みを示
した図である。
した図である。
【符号の説明】 ２ 箱本体 ４ 内包材 ６ 抜き取りラップ部 ８ 前壁 １４ タングリッド １６ リッド部 １８ 舌部 ２２ 折り曲げ線 ２４ 切り込み線 ２６ トップエンドフラップ ２８ 前壁構成部分 ３０ 底壁構成部分 ３２ 後壁構成部分 ３４ タングリッドフラップ ３６ インナサイドフラップ ３８ インナボトムフラップ ４０ アウタサイドフラップ
Claims (4)
- 【請求項１】 開口面を有した箱本体と、前記開口面の
後縁に折り込み可能にして一体に設けられ、前記開口面
を覆うリッド部及び前記リッド部から折り込み線を介し
て延びる舌部を有したタングリッドと、前記箱本体の前
壁に形成され、前記開口面が前記タングリッドのリッド
部にて覆われた状態で、前記舌部の先端を差し込み可能
とする切り込み線とを備え、前記箱本体内に所定本数の
シガレット品を内包材により包み込んだ包装体を収容す
るタングリッドボックスにおいて、 前記舌部に形成され、前記舌部の先端を内側に折り曲げ
可能とする折り曲げ線を更に含み、 前記切り込み線及び前記舌部の先端縁は少なくとも一方
が他方に対して凸となる向きに湾曲しており、 前記切り込み線は、前記内包材の抜き取りラップ部より
も前記箱本体の底側に設けられていることを特徴とする
タングリッドボックス。 - 【請求項２】 前記箱本体における開口面の両側縁にそ
れぞれ折り込み可能にして一体に設けられ、前記開口面
を少なくとも部分的に閉塞可能な一対のトップエンドフ
ラップを更に含むことを特徴とする請求項１に記載のタ
ングリッドボックス。 - 【請求項３】 請求項１に記載のタングリッドボックス
を形成するためのブランクであって、 前記箱本体の後壁、底壁及び前記前壁となる構成部分を
折り込み線を介して一列に区画形成したブランク本体
と、 前記後壁構成部分の端縁に折り込み線を介して接続さ
れ、前記タングリッドとなるタングリッドフラップと、 前記後壁構成部分の両側縁に折り込み線を介して接続さ
れ、前記箱本体の側壁の裏打となる一対のインナサイド
フラップと、 前記底壁構成部分側に位置した前記各インナサイドフラ
ップの端縁に折り込み線を介して接続され、前記箱本体
の前記底壁の裏打となる一対のインナボトムフラップ
と、 前記前壁構成部分の両側縁に折り込み線を介して接続さ
れ、前記箱本体の側壁となる一対のアウタサイドフラッ
プとを備えたブランク。 - 【請求項４】 請求項３のブランクから前記包装体を収
容したタングリッドボックスを製造する製造方法におい
て、 前記一対のインナサイドフラップを折り込むとともに、
前記タングリッドフラップを前記折り曲げ線から折り曲
げる工程と、 前記一対のインナサイドフラップ間の前記後壁構成部分
上に前記包装体を供給する一方、前記一対のインナボト
ムフラップを折り込む工程と、 前記前壁構成部分を一対のアウタサイドフラップととも
に折り込んで前記包装体に重ね合わせるともに、前記タ
ングリッドフラップを前記前壁構成部分に向けて折り込
み、前記タングリッドフラップの既に折り曲げ状態にあ
る先端を前記前壁構成部分の前記切り込み線を通じて差
し込みながら、前記タングリッドフラップを前記前壁構
成部分に重ね合わせる工程と、 前記一対のアウタサイドフラップを前記インナサイドフ
ラップ上に折り込む工程とを具備したことを特徴するタ
ングリッドボックスの製造方法。
Priority Applications (7)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP09209141A JP3131405B2 (ja) | 1997-08-04 | 1997-08-04 | タングリッドボックス、そのブランク及び製造方法 |
| TW087112000A TW431993B (en) | 1997-08-04 | 1998-07-23 | Tongue lid pack, its blank and manufacturing method thereof |
| US09/124,897 US6199687B1 (en) | 1997-08-04 | 1998-07-30 | Tongue lid pack and blank for pack |
| KR1019980031409A KR100302056B1 (ko) | 1997-08-04 | 1998-08-01 | 혀뚜껑형 팩과 팩을 위한 공지 및 그 제조방법 |
| DE69812498T DE69812498T2 (de) | 1997-08-04 | 1998-08-04 | Packung mit Laschendeckel, Zuschnitt für Packung sowie Aufrichtungsverfahren einer Packung |
| EP98306238A EP0895940B1 (en) | 1997-08-04 | 1998-08-04 | Tongue lid pack, blank for pack, and pack forming method |
| CN98116849A CN1073042C (zh) | 1997-08-04 | 1998-08-04 | 舌盖式包装盒、舌盖式包装盒的半成品及其制造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP09209141A JP3131405B2 (ja) | 1997-08-04 | 1997-08-04 | タングリッドボックス、そのブランク及び製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1149134A true JPH1149134A (ja) | 1999-02-23 |
| JP3131405B2 JP3131405B2 (ja) | 2001-01-31 |
Family
ID=16567990
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP09209141A Expired - Fee Related JP3131405B2 (ja) | 1997-08-04 | 1997-08-04 | タングリッドボックス、そのブランク及び製造方法 |
Country Status (7)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US6199687B1 (ja) |
| EP (1) | EP0895940B1 (ja) |
| JP (1) | JP3131405B2 (ja) |
| KR (1) | KR100302056B1 (ja) |
| CN (1) | CN1073042C (ja) |
| DE (1) | DE69812498T2 (ja) |
| TW (1) | TW431993B (ja) |
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| WO2018105822A1 (ko) * | 2016-12-09 | 2018-06-14 | 신정운 | 담뱃갑 커버 |
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