JPH1148849A - 自動車用フロア敷設材 - Google Patents
自動車用フロア敷設材Info
- Publication number
- JPH1148849A JPH1148849A JP22024897A JP22024897A JPH1148849A JP H1148849 A JPH1148849 A JP H1148849A JP 22024897 A JP22024897 A JP 22024897A JP 22024897 A JP22024897 A JP 22024897A JP H1148849 A JPH1148849 A JP H1148849A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- carpet
- cushioning material
- reinforcing plate
- buffer
- floor panel
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Passenger Equipment (AREA)
- Carpets (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 大面積の自動車用フロア敷設材を常に一定の
位置で安定的に折り曲げることを可能とし、搬送性を高
め、折れしわの発生を防止する。 【構成】 自動車のフロアパネルに沿う形状に成形され
たカーペットと、裏面に貼着された補強板と緩衝材とを
もってなる自動車用フロア敷設材において、緩衝材の一
部が節をもって主部緩衝材と副部緩衝材に区分されてあ
り、この節を跨ぐ形で主部緩衝材の上面から副部緩衝材
の上面にわたって補強板が配されており、この補強板は
表面をカーペットの裏面に貼着され、裏面を緩衝材に貼
着ないし非貼着に重畳されている。
位置で安定的に折り曲げることを可能とし、搬送性を高
め、折れしわの発生を防止する。 【構成】 自動車のフロアパネルに沿う形状に成形され
たカーペットと、裏面に貼着された補強板と緩衝材とを
もってなる自動車用フロア敷設材において、緩衝材の一
部が節をもって主部緩衝材と副部緩衝材に区分されてあ
り、この節を跨ぐ形で主部緩衝材の上面から副部緩衝材
の上面にわたって補強板が配されており、この補強板は
表面をカーペットの裏面に貼着され、裏面を緩衝材に貼
着ないし非貼着に重畳されている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、自動車のフロア
パネル上に敷設する敷設材に関する。
パネル上に敷設する敷設材に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、自動車のフロアパネル上に
は、カーペットを主体とした敷設材を敷いて自動車室内
を装飾している。また、カーペットとフロアパネルの間
にはフェルト等の緩衝材を介在させ、防音性、触感等を
改善している。この種の敷設材の中でも近年大面積のも
のが増加している。大面積のフロア敷設材では、その搬
送や車両への組み付けのために、2つ折り以上の折り曲
げ性が求められることがある。この際、従来のフロア敷
設材では折り曲げ位置を特定するような構造は特にな
く、任意の位置での折り曲げが可能である反面、折り曲
げ位置にばらつきを生じるため荷姿が一定せず、特に不
都合な位置が折り曲げ線になってカーペット面に折れし
わを生じる可能性があった。また、この種の敷設材で
は、特に耐荷重性を要する部位や平面性の維持が必要な
部位では、補強板を配することがある。この補強板はカ
ーペットの裏面に貼着される。カーペットと緩衝材に加
えて補強板が配されると、カーペット、補強板、緩衝材
が3層構造となり、きわめて折り曲げ性が悪く、折れし
わ等も発生しやすい敷設材となり、この対策が課題とな
っている。
は、カーペットを主体とした敷設材を敷いて自動車室内
を装飾している。また、カーペットとフロアパネルの間
にはフェルト等の緩衝材を介在させ、防音性、触感等を
改善している。この種の敷設材の中でも近年大面積のも
のが増加している。大面積のフロア敷設材では、その搬
送や車両への組み付けのために、2つ折り以上の折り曲
げ性が求められることがある。この際、従来のフロア敷
設材では折り曲げ位置を特定するような構造は特にな
く、任意の位置での折り曲げが可能である反面、折り曲
げ位置にばらつきを生じるため荷姿が一定せず、特に不
都合な位置が折り曲げ線になってカーペット面に折れし
わを生じる可能性があった。また、この種の敷設材で
は、特に耐荷重性を要する部位や平面性の維持が必要な
部位では、補強板を配することがある。この補強板はカ
ーペットの裏面に貼着される。カーペットと緩衝材に加
えて補強板が配されると、カーペット、補強板、緩衝材
が3層構造となり、きわめて折り曲げ性が悪く、折れし
わ等も発生しやすい敷設材となり、この対策が課題とな
っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記課題を解
決するものであって、常に一定の位置で折り曲げること
が可能であり、折り曲げ跡にしわ等を生じることのない
敷設材を提供する。
決するものであって、常に一定の位置で折り曲げること
が可能であり、折り曲げ跡にしわ等を生じることのない
敷設材を提供する。
【0004】
【課題を解決するための手段】課題を解決する本発明の
手段は、自動車のフロアパネル上に敷設する敷設材であ
って、裏面に熱可塑性樹脂の裏打ちを有し、およそ自動
車のフロアパネルに沿うように成形されたカーペット
と、カーペットの裏面に裏打ちを介して貼着された補強
板と、カーペットおよび補強板とフロアパネルとの間に
介在する柔軟な緩衝材とをもってなる自動車用フロア敷
設材において、前記緩衝材の一部が節をもって主部緩衝
材と副部緩衝材に区分されてあり、この節を跨ぐ形で、
主部緩衝材の上面から副部緩衝材上面にわたって補強板
が配されており、この補強板は表面をカーペットの裏面
に貼着され、裏面を主部緩衝材に非貼着に重畳され、か
つ副部緩衝材に貼着重畳されている自動車用フロア敷設
材による。
手段は、自動車のフロアパネル上に敷設する敷設材であ
って、裏面に熱可塑性樹脂の裏打ちを有し、およそ自動
車のフロアパネルに沿うように成形されたカーペット
と、カーペットの裏面に裏打ちを介して貼着された補強
板と、カーペットおよび補強板とフロアパネルとの間に
介在する柔軟な緩衝材とをもってなる自動車用フロア敷
設材において、前記緩衝材の一部が節をもって主部緩衝
材と副部緩衝材に区分されてあり、この節を跨ぐ形で、
主部緩衝材の上面から副部緩衝材上面にわたって補強板
が配されており、この補強板は表面をカーペットの裏面
に貼着され、裏面を主部緩衝材に非貼着に重畳され、か
つ副部緩衝材に貼着重畳されている自動車用フロア敷設
材による。
【0005】本発明の敷設材を折り曲げるには、主部緩
衝材に重畳された補強板の端縁を回転の軸にして、補強
板と、この補強板に貼着されたカーペットおよび副部緩
衝材を一体に折り返す。この際、補強板の縁とカーペッ
トおよび緩衝材の境界は折り曲げの軸として明瞭で安定
しているため、常に一定の位置で折り曲げることを可能
とする。また、主部緩衝材と補強板が非貼着であるため
に、この折り曲げにおいて緩衝材と補強板は折り曲げる
必要がなく、カーペット一層のみの折り曲げとなるた
め、折り曲げに過大な力を必要とせず、しわを生じるこ
ともない。主部緩衝材と副部緩衝材を区分する節があっ
ても、この節の上方が補強板におおわれているので、こ
の部分の敷設材(カーペットの表面)に段差を生じた
り、音もれの原因になることもない。
衝材に重畳された補強板の端縁を回転の軸にして、補強
板と、この補強板に貼着されたカーペットおよび副部緩
衝材を一体に折り返す。この際、補強板の縁とカーペッ
トおよび緩衝材の境界は折り曲げの軸として明瞭で安定
しているため、常に一定の位置で折り曲げることを可能
とする。また、主部緩衝材と補強板が非貼着であるため
に、この折り曲げにおいて緩衝材と補強板は折り曲げる
必要がなく、カーペット一層のみの折り曲げとなるた
め、折り曲げに過大な力を必要とせず、しわを生じるこ
ともない。主部緩衝材と副部緩衝材を区分する節があっ
ても、この節の上方が補強板におおわれているので、こ
の部分の敷設材(カーペットの表面)に段差を生じた
り、音もれの原因になることもない。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、図面をもとに本発明の好適
の実施の形態を説明する。図1は、本発明の対象とする
自動車用フロア敷設材10の外観図であり、図2は図1
のA−A線断面図に相当する本発明による敷設材の断面
図である。本発明の自動車用フロア敷設材10は、自動
車の室内やトランクなどのフロアパネル上に敷設するも
ので、およそ自動車のフロアパネルに沿うように成形さ
れたカーペット20とカーペットの裏面に(裏打ち21
を介して)貼着された補強板30と、カーペット(およ
び補強板)とフロアパネルとの間に介在する柔軟な緩衝
材40とをもって構成される。カーペット20として
は、この用途に従来から用いられてきた各種のカーペッ
トを用いることが可能である。たとえばループパイルの
タフトカーペット、カットパイルのタフトカーペット、
ニードルパンチカーペット等が可能である。カーペット
の裏面には比較的低融点の熱可塑性樹脂の裏打ち21が
施される。たとえば低密度ポリエチレン樹脂やエチレン
酢酸ビニル樹脂をシート状に押し出してカーペットの裏
面に重ね押圧して付与したものや、エマルジョン状の裏
打ちをコーティングしてもよい。裏打ちを施すことによ
ってカーペットのパイル糸等が固定されるとともに、裏
打ちを加熱して可塑状態におくことによってカーペット
の所要形状への絞り成形が可能となり、裏打ちを冷却す
ることで成形形状を固定することができる。
の実施の形態を説明する。図1は、本発明の対象とする
自動車用フロア敷設材10の外観図であり、図2は図1
のA−A線断面図に相当する本発明による敷設材の断面
図である。本発明の自動車用フロア敷設材10は、自動
車の室内やトランクなどのフロアパネル上に敷設するも
ので、およそ自動車のフロアパネルに沿うように成形さ
れたカーペット20とカーペットの裏面に(裏打ち21
を介して)貼着された補強板30と、カーペット(およ
び補強板)とフロアパネルとの間に介在する柔軟な緩衝
材40とをもって構成される。カーペット20として
は、この用途に従来から用いられてきた各種のカーペッ
トを用いることが可能である。たとえばループパイルの
タフトカーペット、カットパイルのタフトカーペット、
ニードルパンチカーペット等が可能である。カーペット
の裏面には比較的低融点の熱可塑性樹脂の裏打ち21が
施される。たとえば低密度ポリエチレン樹脂やエチレン
酢酸ビニル樹脂をシート状に押し出してカーペットの裏
面に重ね押圧して付与したものや、エマルジョン状の裏
打ちをコーティングしてもよい。裏打ちを施すことによ
ってカーペットのパイル糸等が固定されるとともに、裏
打ちを加熱して可塑状態におくことによってカーペット
の所要形状への絞り成形が可能となり、裏打ちを冷却す
ることで成形形状を固定することができる。
【0007】緩衝材40として本発明に最も適するのは
フェルト状の緩衝材であって、成形性のフェルト、非成
形性のフェルトも可能である。成形性のフェルトとして
は熱硬化性のバインダーを含むレジンフェルトや熱可塑
性(繊維状)バインダーを含む合繊フェルトが適する。
その他の緩衝材としては、ウレタンフォームのような樹
脂発泡体や、ウレタンフォーム粉砕品をバインダーで固
めたものなどもある。緩衝材は、少なくとも一つの節4
5をもって主部41と副部42に区分されている。この
節は単一の緩衝材を一部ないし全部切断して形成したも
のでもよく、または、緩衝材の一部を薄肉化し、ほとん
ど厚さの無い状態に形成してもよい。あるいは別々の緩
衝材をある短い間隔をおいて向き合わせて形成したもの
でもよい。主部と副部は同一素材のでもよいし、異なる
材質、密度、構成でもよい。節45はカーペットの折り
曲げ方向に直交する方向の直線状のものが好ましい。巾
は30mm以下が適する。
フェルト状の緩衝材であって、成形性のフェルト、非成
形性のフェルトも可能である。成形性のフェルトとして
は熱硬化性のバインダーを含むレジンフェルトや熱可塑
性(繊維状)バインダーを含む合繊フェルトが適する。
その他の緩衝材としては、ウレタンフォームのような樹
脂発泡体や、ウレタンフォーム粉砕品をバインダーで固
めたものなどもある。緩衝材は、少なくとも一つの節4
5をもって主部41と副部42に区分されている。この
節は単一の緩衝材を一部ないし全部切断して形成したも
のでもよく、または、緩衝材の一部を薄肉化し、ほとん
ど厚さの無い状態に形成してもよい。あるいは別々の緩
衝材をある短い間隔をおいて向き合わせて形成したもの
でもよい。主部と副部は同一素材のでもよいし、異なる
材質、密度、構成でもよい。節45はカーペットの折り
曲げ方向に直交する方向の直線状のものが好ましい。巾
は30mm以下が適する。
【0008】補強板30として好ましいのは、樹脂質、
繊維質、木質の薄板状(厚さ0.5〜5mm)のもので
あり、平面性を維持しうる硬さがあるものが適する。補
強板は、カーペットの裏面の必要部位のみに配される
が、少なくとも緩衝材の主部と副部を区分する節45を
跨ぐものである。補強板はその表面をカーペットの裏面
に貼着されている。これはカーペットの裏面の熱可塑性
の裏打ち21を加熱可塑化して溶着するかまたは接着剤
によって接着する。この節を跨ぐ補強板の裏面は主部緩
衝材に非貼着に重畳され、副部緩衝材に貼着重畳されて
いる。
繊維質、木質の薄板状(厚さ0.5〜5mm)のもので
あり、平面性を維持しうる硬さがあるものが適する。補
強板は、カーペットの裏面の必要部位のみに配される
が、少なくとも緩衝材の主部と副部を区分する節45を
跨ぐものである。補強板はその表面をカーペットの裏面
に貼着されている。これはカーペットの裏面の熱可塑性
の裏打ち21を加熱可塑化して溶着するかまたは接着剤
によって接着する。この節を跨ぐ補強板の裏面は主部緩
衝材に非貼着に重畳され、副部緩衝材に貼着重畳されて
いる。
【0009】(実施例)以下、図2、図3を中心に本発
明のフロア敷設材を折り曲げるに特に好ましい実施例を
説明する。図において、カーペット20は裏面に熱可塑
性樹脂の裏打ち21を有し、フロアパネルに沿った形状
に成形されている。カーペット(裏打ち)の下には2種
のフェルト41、42が緩衝材として配されている。主
部緩衝材41としては敷設予定のフロアパネルに合わせ
て成形された(バインダーとして低融点繊維を含む)成
形フェルトを用い、副部緩衝材42としては非成形の平
坦のフェルトを用いる。非成形フェルトと成形フェルト
は節45(間隙10mm)をおいて隣接配置されてい
る。緩衝材とカーペットの間には補強板31、32が位
置する。このうち補強板32は、前記の主部緩衝材の上
面から副部緩衝材の上面にわたり節を跨ぎ配される。こ
の補強板は繊維をバインダーで固めたものであり(厚さ
3mm)、表面はカーペットの裏打ちに貼着される。裏
面は副部緩衝材42の表面に接着剤50をもって貼着さ
れ、主部緩衝材41には貼着されない。特に好ましいの
は、図3のように主部緩衝材たる成形フェルトの形状に
段線41aをもうけ、この段線41aに補強板32の端
縁32aをそろえる形で、主部緩衝材の端部41bに補
強板を非貼着に重畳する態様である。この態様で敷設材
を折り曲げる場合は、補強板32をもって、この補強板
に貼着されたカーペットと副部緩衝材42を一体に支持
し、補強板の端縁32aを中心にして主部緩衝材側に折
り返す。この際、カーペットのみが折り曲げられ、補強
板と貼着されていない主部緩衝材の端縁41bは補強板
と離れるため、過大な力を要しない。成形フェルトの段
線41aが補強板の端縁32aを受けて位置ズレを防止
するので折り曲げの安定性が確保される。また、主部緩
衝材(成形フェルト上に他の補強板31を貼着して、い
っそう折り曲げの確実性を増すことができる。
明のフロア敷設材を折り曲げるに特に好ましい実施例を
説明する。図において、カーペット20は裏面に熱可塑
性樹脂の裏打ち21を有し、フロアパネルに沿った形状
に成形されている。カーペット(裏打ち)の下には2種
のフェルト41、42が緩衝材として配されている。主
部緩衝材41としては敷設予定のフロアパネルに合わせ
て成形された(バインダーとして低融点繊維を含む)成
形フェルトを用い、副部緩衝材42としては非成形の平
坦のフェルトを用いる。非成形フェルトと成形フェルト
は節45(間隙10mm)をおいて隣接配置されてい
る。緩衝材とカーペットの間には補強板31、32が位
置する。このうち補強板32は、前記の主部緩衝材の上
面から副部緩衝材の上面にわたり節を跨ぎ配される。こ
の補強板は繊維をバインダーで固めたものであり(厚さ
3mm)、表面はカーペットの裏打ちに貼着される。裏
面は副部緩衝材42の表面に接着剤50をもって貼着さ
れ、主部緩衝材41には貼着されない。特に好ましいの
は、図3のように主部緩衝材たる成形フェルトの形状に
段線41aをもうけ、この段線41aに補強板32の端
縁32aをそろえる形で、主部緩衝材の端部41bに補
強板を非貼着に重畳する態様である。この態様で敷設材
を折り曲げる場合は、補強板32をもって、この補強板
に貼着されたカーペットと副部緩衝材42を一体に支持
し、補強板の端縁32aを中心にして主部緩衝材側に折
り返す。この際、カーペットのみが折り曲げられ、補強
板と貼着されていない主部緩衝材の端縁41bは補強板
と離れるため、過大な力を要しない。成形フェルトの段
線41aが補強板の端縁32aを受けて位置ズレを防止
するので折り曲げの安定性が確保される。また、主部緩
衝材(成形フェルト上に他の補強板31を貼着して、い
っそう折り曲げの確実性を増すことができる。
【0010】
【発明の効果】本発明によれば、大型の自動車用フロア
敷設材を一定の位置で安定的に折り曲げ、製品をコンパ
クトにして搬送、組み付けすることができる。折り曲げ
を元にもどしても、表面に曲げ跡が残ることがない。本
敷設材の折り曲げ態様は、小型の敷設材やリッド部の折
り曲げにも応用できる。
敷設材を一定の位置で安定的に折り曲げ、製品をコンパ
クトにして搬送、組み付けすることができる。折り曲げ
を元にもどしても、表面に曲げ跡が残ることがない。本
敷設材の折り曲げ態様は、小型の敷設材やリッド部の折
り曲げにも応用できる。
図1は、本発明の対象とする自動車用フロア敷設材の外
観図であり、図2は図1のA−A線断面図に相当する本
発明による敷設材の断面図である。また図3は図2にお
いてカーペットを折り曲げた状態を示す
観図であり、図2は図1のA−A線断面図に相当する本
発明による敷設材の断面図である。また図3は図2にお
いてカーペットを折り曲げた状態を示す
10・・・自動車用フロア敷設材 20・・・カーペット 21・・・裏打ち 30・・・補強板 40・・・緩衝材 41・・・主部緩衝材 41a ・・・段線 42・・・副部緩衝材 45・・・節
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 畔柳 直宏 名古屋市中区上前津1丁目4番5号 株式 会社林技術研究所内
Claims (1)
- 【請求項1】 自動車のフロアパネル上に敷設する敷設
材であって、裏面に熱可塑性樹脂の裏打ちを有し、およ
そ自動車のフロアパネルに沿うように成形されたカーペ
ットと、カーペットの裏面に裏打ちを介して貼着された
補強板と、カーペットおよび補強板とフロアパネルとの
間に介在する柔軟な緩衝材とをもってなる自動車用フロ
ア敷設材において、 前記緩衝材の一部が節をもって主部緩衝材と副部緩衝材
に区分されてあり、この節を跨ぐ形で、主部緩衝材の上
面から副部緩衝材上面にわたって補強板が配されてお
り、この補強板は表面をカーペットの裏面に貼着され、
裏面を主部緩衝材に非貼着に重畳され、かつ副部緩衝材
に貼着重畳されていることを特徴とする自動車用フロア
敷設材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22024897A JPH1148849A (ja) | 1997-08-01 | 1997-08-01 | 自動車用フロア敷設材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22024897A JPH1148849A (ja) | 1997-08-01 | 1997-08-01 | 自動車用フロア敷設材 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1148849A true JPH1148849A (ja) | 1999-02-23 |
Family
ID=16748223
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22024897A Pending JPH1148849A (ja) | 1997-08-01 | 1997-08-01 | 自動車用フロア敷設材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1148849A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017178229A (ja) * | 2016-03-31 | 2017-10-05 | 林テレンプ株式会社 | 車両用フロアカーペット |
-
1997
- 1997-08-01 JP JP22024897A patent/JPH1148849A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017178229A (ja) * | 2016-03-31 | 2017-10-05 | 林テレンプ株式会社 | 車両用フロアカーペット |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US8579347B2 (en) | Seam spacers for use with decorative stitching of vehicle interior components | |
US5853843A (en) | Recyclable headliner material | |
US5437919A (en) | Lining part for motor vehicles and a method for the manufacture thereof | |
CN108928273B (zh) | 交通工具座椅 | |
JP2601712Y2 (ja) | 車輌のトランクルーム内装材 | |
JP5522519B2 (ja) | 車両用内装品 | |
JPH1148849A (ja) | 自動車用フロア敷設材 | |
JP6915827B2 (ja) | 積層板 | |
CN111094072A (zh) | 机动车辆的折叠内衬板 | |
JPH1122160A (ja) | 薄畳用軽量芯材およびこれを用いた薄畳 | |
JP2002028997A (ja) | 表皮材付き板状発泡成形体 | |
JP2743327B2 (ja) | ダンボールおよび車両用内装材 | |
JP4771877B2 (ja) | 車両用内装材 | |
JP2018187883A (ja) | 補強材の積層構造及び内装用樹脂成形体 | |
JP3503829B2 (ja) | 自動車用敷設内装材 | |
JPH05179546A (ja) | 成形天井基材 | |
JP7368449B2 (ja) | 防音材およびフロア敷設構造体 | |
JP2000257248A5 (ja) | ||
JP2902495B2 (ja) | シート材 | |
JP2520673Y2 (ja) | 内装基材 | |
JP2009083605A (ja) | フロアカーペット付属品、およびフロアカーペット付属品を備えたフロアカーペットの自動車への敷設方法 | |
JPH05133082A (ja) | 遮音性床材 | |
JPH0740479A (ja) | ダンボールおよびダンボール積層物 | |
JPH1086728A (ja) | 自動車用フロアカーペットの敷設構造 | |
JPS58164456A (ja) | ヘツドライニング構造 |