JPH1148659A - パスポートの製造法 - Google Patents

パスポートの製造法

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JPH1148659A
JPH1148659A JP20932797A JP20932797A JPH1148659A JP H1148659 A JPH1148659 A JP H1148659A JP 20932797 A JP20932797 A JP 20932797A JP 20932797 A JP20932797 A JP 20932797A JP H1148659 A JPH1148659 A JP H1148659A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】パスポートを製本ラインにおいて製本しなが
ら、前記各個人データの記録を行なう一貫生産システム
を適切に構築し、パスポート発給システムの合理化、省
力化に寄与する。加えて製本ラインの入口において、目
視読取用個人データの記録ゾーンを中央綴り込み線に非
常に接近した位置まで拡張でき、ひいては機械読取用個
人データの記録ゾーンの記録面積をより広くすることが
できるパスポートの製造法を提供する。 【解決手段】パスポート製本ラインの入口においてデー
タベースから目視読取用個人データを読出して個人デー
タシート1に記録する前段記録工程;該個人データシー
ト1をビザシート2等と一緒に綴り込みする工程を含む
パスポート製本工程;該パスポートの製法工程を経た
後、上記個人データシート1上の目視読取用個人データ
を読取り、これを機械読取用の個人データに処理して上
記個人データシート1に記録する後段記録工程を含むパ
スポートの製造法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は個人データを内蔵
するパスポートを製本ラインにおいて一貫生産するよう
にしたパスポートの製造法を提供する。
【0002】
【従来の技術】パスポートは国民が外国に旅行するに際
して、その国民の本国が外国官憲に対して、本人の国籍
・身分を証明し、本人に対する便宜供与や必要な保護を
要請するため発給する渡航文書である。
【0003】従来、パスポートの発券においては、個人
データ等が記録されていない、バージンパスポートの製
本を行ない、これを多量にストックして置き、パスポー
ト発行の申請に応じこの製本済みパスポートに個人デー
タ等を記録し発給する方法が採られている。
【0004】即ち、パスポートを製本する工場と該パス
ポートへ個人データを記録し発給する機関とが明確に分
掌されパスポートの発給がなされている。
【0005】詳述すると、上記パスポートは図14A、
Bに示すように、個人データを記録するためのデータシ
ート1と該データシートにラミネートされる保護フィル
ム5と、出入国認証印を押印するビザシート2とを丁合
し、三者1,5,2を中央綴り線においてミシンを用い
糸綴じすると共に、該糸綴じされた個人データシート1
の外表面にカバーシート3を接着剤を用いて貼り付け、
このデータシート1の内表面に上記保護フィルム5をラ
ミネートし、データシートに記録された個人データを保
護する構造を有している。4は綴じ糸を示す。
【0006】図14Cに示すように、上記個人データシ
ート1は目視読取用個人データを記録するゾーンVと、
機械読取用個人データを記録するゾーンMとを有してい
る。
【0007】詳述すると、個人データシート1の中央綴
り込み線Yによって二分された一方の頁をデータ記録頁
とし、該データ記録頁の中央綴り込み線Yに沿った比較
的広い領域を上記目視読取用個人データの記録ゾーンV
とし、同データ記録頁の前端縁に沿った狭い領域を機械
読取用個人データの記録ゾーンMとしている。
【0008】機械読取用個人データはデータシート1が
貼付されたカバーシート3の前端縁を読取機の読取スロ
ット内に通挿し光学的に読取るためのデータである。
【0009】前記の通り、従来は、製本工場においてデ
ータシート1とビザシート2と保護フィルム5とを綴じ
糸4により綴り込みし且つデータシート1の外表面にカ
バーシート3を接着剤を介して貼付したバージンパスポ
ートが製造される。そしてパスポートの発給機関におい
て図14A,Bに示すようにこの製本済みのバージンパ
スポートのデータシート1の記録ゾーンVに印刷機6に
より目視読取用個人データを記録し、更に、記録ゾーン
Mに印刷機7による機械読取用個人データを記録し、該
個人データ記録後、上記予め綴じ込まれた保護フィルム
5を上記データシート1の表面に被せ、熱盤又は高周波
接着手段等にてラミネートし、申請者への発給を行なっ
ている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のパスポート
発行方式は申請から発給までのシステムが非合理的で、
発給に長い期間がかかる等の問題点が指摘されている。
又ストックされたバージンパスポートが偽造に流用され
る問題点を有している。
【0011】本発明は前記両個人データを記録したパス
ポートを製本ラインにおいて一貫生産でき、該一貫生産
が適切に実行できるようにした、よって上記問題を適切
に解決できるようにしたパスポートの製造法を提供す
る。
【0012】又従来のように、製本済みのバージンパス
ポートを開本して記録ゾーンVに目視読取用個人データ
を記録する方法では、記録ゾーンVの面積を充分に確保
できず、相対的に機械読取用個人データの記録ゾーンM
の面積を狭める問題を有している。
【0013】詳述すると、図14Aに示すように、製本
済みのバージンパスポートにおいては、綴じ糸4によっ
て各シートが綴り込まれているために、綴じ糸4による
中央綴り込み線Yに沿うのど部領域Sへのデータの記録
が困難となり、これにより記録ゾーンVを減少し、ひい
ては記録ゾーンMを狭める結果を招来する。又中央綴り
込み線Yに充分に接近して目視読取用個人データを記録
することが困難であり、これが偽造を容易にする可能性
を有している。
【0014】本発明は上記中央綴り込み線Yにできるだ
け接近した位置まで上記目視読取用個人データゾーンV
を広げることができるようにした、よって上記問題点を
適切に解決できるようにしたパスポートの製造法を提供
する。
【0015】前記のように、従来はバージンパスポート
を予め製本する機関と、このバージンパスポートに個人
データを記録しラミネートする機関とに分掌されている
のでパスポート発行期間が長くかかりコスト高となる問
題を有し、パスポート発行システムの合理化が望まれて
いるが、本発明はこの問題を適切に解決する手段として
有効である。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明は、パスポートの
製造法に関わり、パスポート製本ラインの入口において
データベースから目視読取用個人データを読み出して個
人データシートに記録する前段記録工程を有する。
【0017】そして、該個人データシートをビザシート
等と一緒に綴り込みするパスポート製本工程を経た後、
上記個人データシート上の目視読取用個人データシート
を読取り、これを機械読取用の個人データに処理して上
記個人データシートに記録する後段記録工程を有する。
【0018】上記製本工程は上記パスポートの背を除い
た三辺を仕上げ断ちする工程を含み、該仕上げ断ちされ
たデータシートの前端縁を基準に上記機械読取用個人デ
ータを記録する。
【0019】又上記製本工程は透視可能な保護フィルム
を綴り込む工程を含み、更に上記機械読取用の個人デー
タを記録する工程の後工程として、上記保護フィルムを
上記個人データシートの内表面にラミネートし上記機械
読取用と目視読取用の両データを覆う工程を含む。保護
フィルムはラミネート前に予じめパスポート内に綴り込
んで置いてラミネートに供するか、又は綴り込まずにス
トックして置いたものをラミネートに供する。
【0020】本発明の特徴は以下に述べる実施態様例の
説明によって更に明らかにされる。
【0021】
【発明の実施の形態】この発明に係るパスポートは以下
の方法によって製造される。
【0022】図1A、Bに示すように、製本ラインの入
口において、多数枚のデータシート1を積上げ状態でス
トックして置き、このストック部8から各データシート
1を印刷部9にフィードし、該シート1の記録ゾーンV
の表面に印刷機6を用いて目視読取用個人データを記録
し、記録ゾーンMは余白として残存させる。
【0023】この製本工程の前にデータシート1に目視
読取用個人データを記録する工程を前段記録工程と称す
る。
【0024】上記目視読取用個人データは従来の如き中
央綴り込み線Yによる制限を伴なうことなく、後工程で
糸綴じされるべき中央綴り込み線Yに可及的に近接した
位置まで記録することができる。
【0025】パスポートの偽造防止に有効な方法とし
て、上記個人データを中央綴り込み線Yを含むデータシ
ート1ののど部領域Sに印刷する構造が提供される。又
この領域Sに個人データ以外の何らかの隠し情報、即ち
偽造防止情報を印刷することができる。
【0026】又上記個人データと偽造防止情報はデータ
シート1の中央綴り込み線Yによって二分される左頁表
面と右頁表面と中央綴り込み線Yを含むシート全表面に
直接又は間接的に付することができる。
【0027】上記個人データとは該個人の顔写真、姓
名、年齢、性別、現住所、本籍、国籍等である。
【0028】上記個人データはコンピュータ10にデー
タベースとして蓄積されており、このデータベースから
個人データを取り出して印刷機6に与え、上記データシ
ート1への印刷を行なう。
【0029】上記データベースからパスポート申請者個
々のデータを取り出してデータシートの個々に印刷する
方法を採ることにより、パスポートとして製本される以
前に申請者個々の個人データを記録したデータシートを
用意し次に述べる製本工程に供する。
【0030】先ず図2に示すように、上記目視読取用個
人データが記録された個人データシート1の内表面に透
視可能な合成樹脂フィルムから成る保護フィルム5を丁
合する。
【0031】上記保護フィルム5は該フィルムの巻取り
ロールから巻出して一定の大きさに切断してデータシー
ト1の内表面に丁合するか、又は予め一定の大きさに切
断された保護フィルム5を積上げてストックして置き、
この積上げストック部13から一枚づつ丁合部16aに
フィードしデータシート1の内表面に丁合する。
【0032】次に図3に示すように、上記保護フィルム
5の内表面に複数枚のビザシート2を丁合する。予め一
定の大きさに切断された多数枚のビザシート2をストッ
ク部15に積上げて置き、一枚づつ丁合部16b,16
cにフィードし、上記丁合を行なう。
【0033】次に図4A、Bに示すように、上記データ
シート1の内表面に保護フィルム5とビザシート2を丁
合した後、両シート1,2の中央綴り込み線Yに、ミシ
ン17を用いて糸綴じを施しフラットなインナーシート
ブロックP1を形成する。従ってこの糸綴じ工程はデー
タシート1への目視読取用個人データの記録後になされ
ることを意味する。
【0034】上記保護フィルム5はデータシート1のデ
ータ記録頁を覆う大きさを有すると共に、同フィルム5
の一端縁に上記中央綴り込み線Yを超えてデータシート
1ののど部領域Sに及ぶ綴じ代5aを有し、この綴じ代
5aを他のシート1,2と一緒に上記綴じ糸4により綴
り込まれる。
【0035】次に図5A、Bに示すように、上記インナ
ーシートブロックP1をカバーシート3の貼付工程に供
する。一定の大きさに切断された多数枚のカバーシート
3をストック部18に積上げて置き、このストック部1
8からカバーシート3を一枚づつ糊付け部19に供給
し、該糊付け部19においてカバーシート3の内表面に
接着剤27を塗布した後、丁合部20に供し、該丁合部
20においてデータシートの外表面(背面)に丁合し貼
り付けてブックレットブロックP2を形成する。。
【0036】次で必要に応じ図6に示すように、プレス
部21において加圧盤22により、上記ブックレットブ
ロックP2にプレスと乾燥を与えて、カバーシート3と
データシート1の接着を強固にする。
【0037】次に上記ブックレットブロックP2を二つ
折り工程に供する。図7に示すように、上記データシー
ト1と保護フィルム5とビザシート2とを糸綴じしカバ
ーシート3を貼付したブックレットブロックP2を中央
綴り込み線(糸綴じ線)Yにおいてブレード24により
折りロール23間に押し込み二つ折り加工を施し、二つ
折りブックレットブロックP3を形成する。
【0038】この二つ折り加工によって保護フィルム5
の綴じ代5aも中央綴り込み線Yにおいてデータシート
と一緒に曲げ加工される。
【0039】次に上記二つ折りブックレットブロックP
3を仕上げ断ち工程に供する。図8A、Bに示すよう
に、上記二つ折り工程後、上記二つ折りブックレットブ
ロックP3の背部を除いた三辺即ち二つ折りブックレッ
トブロックP3の前端縁と上端縁と下端縁とを断裁手段
25により仕上げ断ちし、前段記録工程において目視読
取用個人データの記録がなされた仕上げ断ち済みパスポ
ートP4を完成する。
【0040】上記仕上げ断ち用の断裁手段はU字形の断
裁刃25aを持つ一個のカッターブロックにて形成さ
れ、二つ折りブックレットブロックP3の三辺を一時に
切断し、一個の抜きかすP3′を生ずる。
【0041】上記図7の二つ折り工程の前、即ちカバー
シート貼付工程の後に、該工程で形成されたフラットな
ブックレットブロックP2に上記仕上げ断ちを施すこと
ができる。この場合には枠形の断裁刃を持つ一個のカッ
ターブロックにて開本されたフラットなブックレットブ
ロックP2の全周縁を一時に切断し、該仕上げ断ち後、
図7に示す二つ折り加工を施すことができる。
【0042】上記図2から図8の工程を製本工程と称す
る。
【0043】次に上記仕上げ断ち済みパスポートを図9
に示すデータシート1の開本工程を経て図10に示す後
段記録工程に供する。
【0044】図9に示すように、上記仕上げ断ち済みパ
スポートP4は背を搬送面に支持させて起立状態にして
搬送しつつ、フロントカバーシートをサクション28に
より吸引して水平に開きつつ、フロントカバーシートの
次に存する保護フィルム5をバー29で起立状態に支持
して、データシート1のデータ記録頁の水平見開き状態
を形成する。
【0045】上記見開き状態を形成後、図10A、Bに
示す後段記録工程に供する。
【0046】図10に示すように、上記フロントカバー
シートを水平に支持しつつ、データシート1のデータ記
録頁を水平状態に見開きした状態を形成し、該データ記
録頁の記録ゾーンVに記録されている目視読取用個人デ
ータを光学読取装置30を用いて非接触状態で読取る。
【0047】同時にこの読取情報をデータ識別処理装置
(コンピュータ)31に入力し、該装置31にて目視読
取用個人データを機械読取用個人データに変換し、これ
を印刷機7に入力して印刷を指令する。これに基き印刷
機7はデータシート1の記録ゾーンMに機械読取用個人
データを記録する。
【0048】前段記録工程と、後段記録工程に用いられ
る印刷機6,7としては、電子印刷機、インクジェット
プリンター、カラーコピー機、写真技術印刷機、転写装
置等の適用が可能である。又記録手段としてこれら印刷
機により印刷したシートを上記データベースに貼付する
ことができる。
【0049】上記仕上げ断ち済みパスポートP4はフロ
ントカバーシートとデータシート1の前端が仕上げ断ち
されている。この仕上げ断ちされているフロントカバー
シートをボトムガイド32bにより水平に支持しつつ同
カバーシート前端縁をサイドガイド32aにより規制
し、この前端縁を基準にして上記記録ゾーンMへの機械
読取用個人データの記録を行なう。この結果、機械読取
用個人データは仕上げ断ちされたフロントカバーシート
及びデータシート1の前端縁と平行に記録することがで
き、傾斜して記録されることを有効に防止できる。
【0050】又読取装置30による目視読取用個人デー
タの読取信号に基いて機械読取用個人データの記録を行
なうので、記録ゾーンMへの記録の誤りを確実に防止で
きる。斯くしてデータシート1の記録ゾーンVに目視読
取用個人データを記録し、更に記録ゾーンMに機械読取
用個人データを記録した記録済みパスポートP5を得
る。
【0051】次に上記記録済みパスポート5を図11
A、Bに示す保護フィルム5の開本工程を経て、図12
A、Bに示すラミネート工程に供する。
【0052】図10に示すデータシート1の水平見開き
状態を保ちつつ、図11Aに示すように、保護フィルム
5をサクション33で吸引して水平に開きつつ、該保護
フィルム5の次に存するビザシート2をバー34により
起立状態に支持して、保護フィルム5をデータシート1
のデータ記録頁の表面に水平に重ね合せた状態を形成す
る。
【0053】この保護フィルム5をデータ記録頁の表面
に重ね合せた状態を形成した後、図12A、Bに示すよ
うに、熱盤又は高周波接着装置35を用いて保護フィル
ム5をデータシートのデータ記録頁の表面にラミネート
する。各記録ゾーンV,Mに記録された各個人データは
この保護フィルム5で覆われ、該保護フィルム5を通し
て視認が可能である。
【0054】斯くして二種類の個人データが記録され、
該個人データが保護フィルム5でラミネートされた図1
3に示すパスポートP6が得られる。
【0055】上記保護フィルム5はパスポートの製本工
程において綴り込まずに、上記図10に示す後段記録工
程後に保護フィルム5を丁合しラミネートすることがで
きる。又この保護フィルムに代えて流動樹脂を個人デー
タ記録頁の表面に塗布して保護層を形成することができ
る。
【0056】
【発明の効果】本発明によれば、パスポートを製本ライ
ンにおいて製本しながら、前記各個人データの記録を行
なう一貫生産システムが適切に構築でき、パスポート発
給システムの合理化、省力化に寄与できる。
【0057】又製本ラインの入口において、製本前のデ
ータシートに目視読取用個人データを記録し、製本工程
に供する方法により、目視読取用個人データの記録ゾー
ンVを中央綴り込み線に非常に接近した位置まで拡張で
き、ひいては機械読取用個人データの記録ゾーンMの記
録面積をより広くすることができる。
【0058】加えて機械読取用個人データを仕上げ断ち
されたパスポートの製本後、記録することによって、仕
上げ断ちされたカバーシート及びデータシートの前端縁
を基準にし、これと平行に記録し機械読取時における誤
読取を有効に防止する。
【0059】本発明によって、パスポートの発給期間の
短縮とコスト削減が図れ、パスポート発給システムの合
理化が達成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】Aはデータシートに目視読取用個人データを記
録する前段記録工程を示す斜視図、Bはデータシートの
平面図である。
【図2】上記データシートに保護フィルムを丁合する工
程を示す斜視図である。
【図3】Aは上記データシートと保護フィルムにビザシ
ートを丁合する工程を示す斜視図、Bは上記三者が丁合
された状態を示す側面図である。
【図4】Aは上記丁合後ミシンにより糸綴じしインナー
シートブロックを得る工程を示す斜視図、Bは上記三者
が糸綴じされた状態を示す側面図である。
【図5】Aは上記糸綴じ後のインナーシートブロックに
カバーシートを貼付しブックレットブロックを得る工程
を示す斜視図、Bは該カバーシートを貼付したブックレ
ットブロックの側面図である。
【図6】上記カバーシートのプレス工程を示す斜視図で
ある。
【図7】上記ブックレットブロックの二つ折り工程を示
す斜視図である。
【図8】上記二つ折りされたブックレットブロックに仕
上げ断ちを施して二つ折り済みブックレットブロックを
得る工程を示す斜視図である。
【図9】Aは上記二つ折り済みブックレットブロックの
データシートを開本する工程を示す斜視図、Bは同開本
状態を示す側面図である。
【図10】Aは機械読取用個人データの後段記録工程を
示す斜視図、、Bは同個人データの印刷時におけるガイ
ド機構の断面図である。
【図11】Aは保護フィルムをデータシートに重ね合せ
る工程を示す斜視図、Bは同断面図である。
【図12】上記保護フィルムをデータシートにラミネー
トする工程を示す側面図である。
【図13】上記二種類の個人データが記録され、保護フ
ィルムがラミネートされたパスポートの斜視図である。
【図14】A、Bは従来のパスポート製本後に個人デー
タを記録する工程を示す側面図、Cは同パスポートのデ
ータシートの平面図である。
【符号の説明】
1 個人データシート 2 ビザシート 3 カバーシート 4 綴じ糸 5 保護フィルム 5a 綴じ代 6,7 印刷機 8 データシートストック部 9 印刷部 10 コンピュータ 13 保護フィルムストック部 15 ビザシートストック部 16a,b,c 丁合部 17 ミシン 18 カバーシートストック部 19 カバーシート糊付け部 20 丁合部 21 プレス部 23 折りロール 24 折りブレード 25 裁断手段 25a U字形の断裁刃 27 接着剤 28,33 サクション 30 光学読取装置 31 データ識別処理装置(コンピュータ) 34 バー 35 熱盤又は高周波接着装置 S のど部領域 V 目視読取用個人データの記録ゾーン M 機械読取用個人データの記録ゾーン Y 中央綴り込み線 P1 インナーシートブロック P2 ブックレットブロック P3 二つ折りブックレットブロック P3′ 抜きかす P4 仕上げ断ち済みパスポート P5 記録済みパスポート P6 パスポート
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成9年9月10日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項1
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0017
【補正方法】変更
【補正内容】
【0017】そして、該個人データシートをビザシート
等と一緒に綴り込みするパスポート製本工程を経た後、
上記個人データシート上の目視読取用個人データを読取
り、これを機械読取用の個人データに処理して上記個人
データシートに記録する後段記録工程を有する。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】Aはデータシートに目視読取用個人データを記
録する前段記録工程を示す斜視図、Bはデータシートの
平面図である。
【図2】上記データシートに保護フィルムを丁合する工
程を示す斜視図である。
【図3】Aは上記データシートと保護フィルムにビザシ
ートを丁合する工程を示す斜視図、Bは上記三者が丁合
された状態を示す側面図である。
【図4】Aは上記丁合後ミシンにより糸綴じしインナー
シートブロックを得る工程を示す斜視図、Bは上記三者
が糸綴じされた状態を示す側面図である。
【図5】Aは上記糸綴じ後のインナーシートブロックに
カバーシートを貼付しブックレットブロックを得る工程
を示す斜視図、Bは該カバーシートを貼付したブックレ
ットブロックの側面図である。
【図6】上記カバーシートのプレス工程を示す斜視図で
ある。
【図7】上記ブックレットブロックの二つ折り工程を示
す斜視図である。
【図8】上記二つ折りされたブックレットブロックに仕
上げ断ちを施して仕上げ断ち済みパスポートを得る工程
を示す斜視図である。
【図9】Aは上記仕上げ断ち済みパスポートのデータシ
ートを開本する工程を示す斜視図、Bは同開本状態を示
す側面図である。
【図10】Aは機械読取用個人データの後段記録工程を
経て記録済みパスポートを得る工程を示す斜視図、、B
は同個人データの印刷時におけるガイド機構の断面図で
ある。
【図11】Aは保護フィルムをデータシートに重ね合せ
る工程を示す斜視図、Bは同断面図である。
【図12】上記保護フィルムをデータシートにラミネー
トする工程を示す側面図である。
【図13】上記二種類の個人データが記録され、保護フ
ィルムがラミネートされたパスポートの斜視図である。
【図14】A、Bは従来のパスポート製本後に個人デー
タを記録する工程を示す側面図、Cは同パスポートのデ
ータシートの平面図である。
【符号の説明】 1 個人データシート 2 ビザシート 3 カバーシート 4 綴じ糸 5 保護フィルム 5a 綴じ代 6,7 印刷機 8 データシートストック部 9 印刷部 10 コンピュータ 13 保護フィルムストック部 15 ビザシートストック部 16a,b,c 丁合部 17 ミシン 18 カバーシートストック部 19 カバーシート糊付け部 20 丁合部 21 プレス部 22 加圧盤 23 折りロール 24 折りブレード 25 断裁手段 25a U字形の断裁刃 27 接着剤 28,33 サクション 29 バー 30 光学読取装置 31 データ識別処理装置(コンピュータ) 34 バー 35 熱盤又は高周波接着装置 S のど部領域 V 目視読取用個人データの記録ゾーン M 機械読取用個人データの記録ゾーン Y 中央綴り込み線 P1 インナーシートブロック P2 ブックレットブロック P3 二つ折りブックレットブロック P3′ 抜きかす P4 仕上げ断ち済みパスポート P5 記録済みパスポート P6 パスポート

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】パスポート製本ラインの入口においてデー
    タベースから目視読取用個人データを読出して個人デー
    タシートに記録する前段記録工程;該個人データシート
    をビザシート等と一緒に綴り込みする工程を含むパスポ
    ート製本工程;該パスポートの製法工程を経た後、上記
    個人データシート上の目視読取用個人データシートを読
    取り、これを機械読取用の個人データに処理して上記個
    人データシートに記録する後段記録工程を含むパスポー
    トの製造法。
  2. 【請求項2】上記製本工程がパスポートの背を除いた三
    辺を仕上げ断ちする工程を含む請求項1記載のパスポー
    トの製造法。
  3. 【請求項3】上記製本工程が透視可能な保護フィルムを
    綴り込む工程を含み;上記機械読取用の個人データを記
    録する工程の後工程として、上記保護フィルムを上記個
    人データシートの内表面にラミネートし上記機械読取用
    と目視読取用の両データを覆う工程を含む請求項1記載
    のパスポートの製造法。
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