JPH1148378A - 緩衝材 - Google Patents
緩衝材Info
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- JPH1148378A JPH1148378A JP9210999A JP21099997A JPH1148378A JP H1148378 A JPH1148378 A JP H1148378A JP 9210999 A JP9210999 A JP 9210999A JP 21099997 A JP21099997 A JP 21099997A JP H1148378 A JPH1148378 A JP H1148378A
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Landscapes
- Buffer Packaging (AREA)
- Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Abstract
を得る。 【解決手段】 2枚の透明塩化ビニル樹脂シート2a、
2bの内部に、JISK2207(50g荷重)に規定
する針入度が50〜200であるシリコーンゲル3が、
接着部4において熱融着されることにより、封入されて
いる。塩化ビニル樹脂シート2a、2bが透明であるた
め、内部のシリコーンゲル3が外部から目視できる。よ
って、シリコーンゲル3を着色等することによって、緩
衝材1自体に美観やファッション性を付与できる。
Description
材として有用な衝撃吸収機能及び防振機能等を有する緩
衝材に関する。
緩和したり、歩きやすさ感や走りやすさ感を付与するた
め、靴底部分に緩衝材を配した各種靴製品が販売され、
広く使用されている。次に、その一例をランニングシュ
ーズを示した図2〜4をもとに説明する。ランニングシ
ューズ10の底板11は、外底12、中底13及び上底
14の3層構造になっており、中底13の上面には緩衝
材を配するための凹部15が形成されている。この凹部
15には、緩衝材20が収納され、走行時における足へ
の衝撃を緩和する作用をしている。
般的には、上下2枚のシート22、23により形成され
る充填室25内に、緩衝作用を有する弾性体等が充填さ
れてなるものである。上下2枚のシート22、23は、
熱融着等により26において接着されている。
付与した各種靴製品にも、最近では緩衝機能等の実用的
な機能に加えて、ファッション性を付与したり、遊び心
を満足させたりするような、従来にはなかった新たな要
望が消費者から出されるようになっている。このような
新たな要望に応えるため、本願出願人は、先に従来と同
等の緩衝機能を維持したまま、安全性の向上とともにフ
ァッション性や遊び心の感覚をも取り入れた、暗闇にお
いて発光する靴用の緩衝材を提案している(特開平8−
269208号公報参照)。
要望を満たすため、従来の緩衝機能を維持したまま、フ
ァッション性や遊び心の感覚を取り入れた、靴用を初め
として各種分野において緩衝材として広く適用できるよ
うな緩衝材を提供することを目的とする。
成する手段として、請求項1の透明又は半透明プラスチ
ックシート内にシリコーンゲルが封入されていることを
特徴とする緩衝材を提供する。
として、請求項2の透明又は半透明プラスチックフィル
ムが、透明又は半透明の塩化ビニル樹脂、ウレタン樹脂
及び塩化ビニル/ウレタン共重合体から選ばれる1種以
上からなるものである請求項1記載の緩衝材を提供す
る。
として、請求項3の透明又は半透明プラスチックシート
の一部が不透明プラスチックシートである請求項1又は
2記載の緩衝材を提供する。
として、請求項4のシリコーンゲルに装飾材料が配合さ
れている請求項1、2又は3記載の緩衝材を提供する。
とづいて説明する。図1は本発明の緩衝材の一例を示す
概略断面図である。
チックシート2a、2bの内部に、シリコーンゲル3が
封入されているものである。これらのプラスチックシー
ト2a、2bは、両方が透明又は半透明であっても、い
ずれか一方が透明で他方が半透明であってもよい。ま
た、プラスチックシート2a、2bは、透明シートが部
分的に不透明であったり、半透明シートが部分的に透明
であったりしてもよい。以下においては、「透明プラス
チックシート」として本発明を説明するが、「透明」と
いうときは、前記したような半透明を含む意味で用い
る。
クシート2a、2bの一部が不透明であってもよい。こ
の場合、プラスチックシート2a、2bのいずれか一方
が不透明であってもよいし、それらが部分的に不透明で
あってもよい。
しては、透明な塩化ビニル樹脂、ウレタン樹脂又は塩化
ビニル/ウレタン共重合体からなるシートを、単独で又
は2種以上を組み合わせて用いることができる。2種以
上を組み合わせる場合は、例えば、透明プラスチックシ
ート2aを透明な塩化ビニル樹脂で形成し、透明プラス
チックシート2bを透明なウレタン樹脂で形成すること
ができる。この透明プラスチックシート2a、2bは、
用途に応じてその厚みを適宜変更することができ、フィ
ルム程度のものであってもよい。
ものではなく、種々の硬さのものを用いることができ
る。その一例としては、JIS K2207(50g荷
重)に規定する針入度が50〜200のものを挙げるこ
とができるが、前記したようにこれよりも硬いものであ
ってもよい。このようなシリコーンゲルとしては、商品
名CY52−276、CF5027、CF5052、C
F5057、CF5106、TOUGH−5、TOUG
H−7、TOUGH−8(東レ・ダウコーニング・シリ
コーン株式会社)、商品名X32−902/cat13
00、KE1308/cat1300−L4(信越化学
工業株式会社)、商品名F250−121(日本ユニチ
カ株式会社)等を挙げることができる。これらは単独で
使用することができ、2種類以上を組み合わせて使用す
ることもできる。2種類以上を組み合わせて使用する場
合には、例えば、針入度が異なるものの組み合わせ、光
の透過率が異なるものの組み合わせ、色の異なるものの
組み合わせ等の種々の組み合わせを適用することができ
る。
めるため、所要量の微小中空球体を封入することができ
る。この微小中空球体としては、商品名フィライト、エ
クスパンセル(日本フィライト株式会社)、商品名マツ
モトマイクロスフェアー(松本油脂製薬株式会社)等を
挙げることができる。
なわない範囲の量及び種類の装飾材料として、例えば、
着色剤、金属粒子(金属片)、蓄光体、着色ガラスビー
ズのような無機微粒子等を配合することができる。ま
た、そのほかにも、難燃剤、充填剤等を配合することが
できる。
チックシート内に封入されているものであればどのよう
な形状、構造のものでもよく、それらは用途に応じて適
宜改変できる。よって、最も基本的な図1に示す形状、
構造のもののほか、図3に示すような形状、構造のもの
にすることもできるし、透明プラスチックシートを多層
構造にすることもできる。
り説明すると、まず所望形状の成形型に、透明プラスチ
ックシート2aを置き、そこにシリコーンゲル3を充填
する。その後、透明プラスチックシート2bで被覆し
て、接触部分4を接着して緩衝材1を得る。また、その
ほかにも、例えばブロー成形により透明プラスチックシ
ート製の袋を製造し、そのなかにシリコーンゲルを充填
したのち、開口部を接着する方法を適用することができ
る。これらの方法における接着方法としては、超音波接
着、高周波接着、熱融着、溶剤接着等の方法を使用する
ことができる。
搬用の緩衝材等の緩衝・防振機能が要求される各種用途
に適用することができる。靴の緩衝材として適用する場
合には、例えば靴表面、靴底又は踵部分を穿孔し、その
孔から緩衝材1が見えるようにすればよい。
スチックシートにシリコーンゲルが封入されているた
め、外部からシリコーンゲルを目視することができる。
よって、シリコーンゲルを着色したり、様々な色のガラ
スビーズ等の装飾材料を配合したりすることによって、
緩衝材自体に美観やファッション性を付与することがで
き、遊び心を満足させることができるようになるため、
新たな消費者ニーズに応えることができる。また、2枚
のプラスチックシートを用いた場合、一枚を透明又は半
透明にし、一枚を不透明にした場合には、それらの融着
部分には不透明シートの色が現れ、透明シート側から不
透明シートの色が透けて見えるため、より一層美観を向
上させることができる。また、押圧力によりシリコーン
ゲルが変形して容易に厚みを変え、その場合には不透明
シートの透けて見える具合が変化するので、外観の色彩
も変化する。また、シリコーンゲル自体の安全性が高い
ため、医薬品や食品運搬用の緩衝材のほか、電子機器及
びその部品等の高額商品運搬用の緩衝材としても好適で
あり、更に、美観やファッション性等を利用して、緩衝
材以外の他の用途への適用も可能となる。
図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 透明又は半透明プラスチックシート内に
シリコーンゲルが封入されていることを特徴とする緩衝
材。 - 【請求項2】 透明又は半透明プラスチックシートが、
透明又は半透明の塩化ビニル樹脂、ウレタン樹脂及び塩
化ビニル/ウレタン共重合体から選ばれる1種以上から
なるものである請求項1記載の緩衝材。 - 【請求項3】 透明又は半透明プラスチックシートの一
部が不透明プラスチックシートである請求項1又は2記
載の緩衝材。 - 【請求項4】 シリコーンゲルに装飾材料が配合されて
いる請求項1、2又は3記載の緩衝材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9210999A JPH1148378A (ja) | 1997-08-05 | 1997-08-05 | 緩衝材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9210999A JPH1148378A (ja) | 1997-08-05 | 1997-08-05 | 緩衝材 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1148378A true JPH1148378A (ja) | 1999-02-23 |
Family
ID=16598658
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9210999A Pending JPH1148378A (ja) | 1997-08-05 | 1997-08-05 | 緩衝材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1148378A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2001049572A3 (en) * | 2000-01-06 | 2001-12-20 | Luggage Company Ltd Comp | Container with shock-absorbing means |
WO2005044037A1 (ja) * | 2003-11-05 | 2005-05-19 | Newmax Seika Co., Ltd. | 履物 |
JP2007160156A (ja) * | 2005-12-12 | 2007-06-28 | Kubota Corp | 白米案内装置 |
-
1997
- 1997-08-05 JP JP9210999A patent/JPH1148378A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2001049572A3 (en) * | 2000-01-06 | 2001-12-20 | Luggage Company Ltd Comp | Container with shock-absorbing means |
WO2005044037A1 (ja) * | 2003-11-05 | 2005-05-19 | Newmax Seika Co., Ltd. | 履物 |
JP2007160156A (ja) * | 2005-12-12 | 2007-06-28 | Kubota Corp | 白米案内装置 |
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