JPH1147168A - 眼内レンズ組立体 - Google Patents
眼内レンズ組立体Info
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- JPH1147168A JPH1147168A JP9214967A JP21496797A JPH1147168A JP H1147168 A JPH1147168 A JP H1147168A JP 9214967 A JP9214967 A JP 9214967A JP 21496797 A JP21496797 A JP 21496797A JP H1147168 A JPH1147168 A JP H1147168A
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Abstract
取り付けられ且つ該連結アームと単一体として一体に形
成されたリングを備えるように、従来の眼内レンズ組立
体を改良すること。 【解決手段】 毛様体筋34と、該毛様体筋により制御
される毛様小体28とを有する人間の眼10内に植え込
まれる、眼内レンズ組立体12にして、前面及び背面を
有する光学素子14と、少なくとも2つの関節接続式の
連結アーム22であって、該アームの各々が該アーム上
の第一の位置にて光学素子に取り付けられ、該アーム上
の第二の位置にて毛様体筋又は毛様小体と協働する、少
なくとも関節接続式の連結アームとを備え、該光学素子
が、該少なくとも2つの関節接続式の連結アームと共に
単一体として一体に形成される、眼内レンズ組立体であ
る。
Description
の眼内に植え込まれる眼内レンズ組立体、より具体的に
は、眼の毛様体筋の収縮及び弛緩に応答して遠近調節す
る眼内レンズ組立体に関する。
知である。特に有利な遠近調節可能な眼内レンズインプ
ラントは、その内容を引用して本明細書に含めた、当該
出願人による国際公開された、国際出願第96/157
34号に記載され且つその請求の範囲に含めたものがあ
る。この公開された国際特許出願の明細書、特に、その
背景部分の記載、及び欧州特許第478929号及び第
592813号、公開された欧州特許出願第05072
92号、同第0337390号、同第0478929
号、同第0592813号及び以下の米国特許は、特許
文献の内、技術の現状を示すものであると考えられる。
即ち、米国特許第5,593,436号、同第5,57
8,082号、同第5,496,366号、同第5,4
76,514号、同第5,366,501号、同第5,
275,624号、同第5,275,623号、同第
5,152,789号、同第4,994,082号、同
第4,963,148号、同第4,902,293号、
同第4,892,543号、同第4,888,012
号、同第4,842,601号、同第4,790,84
7号、同第4,575,373号、同第4,464,4
48号、同第4,463,458号、同第4,426,
741号、同第4,409,691号、同第4,25
4,509号、同第4,253,199号である。
も参照する。
ld A.Schachar)による老眼の原因、及び
遠近調節機能を向上させる方法によるその治療(CAU
SEAND TREATMENT OF PRESBY
OPIA WITH AMETHOD FOR INC
REASING THE AMPLITUDEOF A
CCOMMODATION)、Ann、Ophtha
l.1992;24:445−452。
の者による、遠近調節の仮説の実験的裏付け(EXPE
RIMENTAL SUPPORT FOR SCHA
CHAR’S HYPOTHESIS OF ACCO
MMODATION)、Ann、Ophthal.19
93;25:404−409。
の者による、遠近調節の仮説を実証する物理的モデル
(A PHYSICAL MODEL DEMONST
RATING SCHACHAR’S HYPOTHE
SIS OF ACCOMMODATION)、An
n、Ophthal.1994;26:4−9。
g)の遠近調節及び老眼に関する各種の古典的な理解に
対する疑問(QUESTIONING OUR CLA
SSICAL UNDERSTANDING OF A
CCOMMODATION AND PRESBYOP
IA)、アメリカン・ジャーナル・オブ・オプトメトリ
ー及びフィジオロジカル・オプティクス(Americ
an Journalof Optometry &
Physiological Optics)、Vo
l.63、No.7、pp571−580。
眼内レンズ組立体を提供しようとするものである。
な実施の形態によれば、毛様体筋と、該毛様体筋により
制御される毛様小体とを有する人間の眼内に植え込まれ
る眼内レンズ組立体にして、前面及び背面を有する光学
素子と、少なくとも2つの関節接続式の連結アームであ
って、該アームの各々が該アーム上の第一の位置にて光
学素子に取り付けられ、アーム上の第二の位置にて毛様
体筋又は毛様小体と協働する、上記少なくとも関節接続
式の連結アームとを備え、光学素子が、その少なくとも
2つの関節接続式の連結アームと単一体として一体に形
成された、眼内レンズ組立体が提供される。
よれば、該眼内レンズ組立体は、少なくとも2つの関節
接続式の連結アームに取り付けられ且つ該連結アームと
単一体として一体に形成されたリングを備えている。
眼内レンズ組立体は、眼の水晶体被膜内に植え込まれる
光学素子を内蔵しており、この光学素子は、少なくとも
2つの略剛性な連結アームにより、又は結合部(その内
端が光学素子の端縁、又は面に取り付けられている)に
より、所定位置に保持されている。この連結アームの外
端は、毛様小体及び毛様体筋の動きと結合されている。
これらの光学素子、連結アーム及び接続部品は、生体的
に不活性なプラスチック又はその他の生体的に不活性な
材料で出来ている。
は、その内端、又は外端の一方、又はその双方にてピボ
ット接続部に接続されており、このことは、被膜の赤道
直径の拡張又は収縮に応答して、アームがその枢軸線の
周りで回転することを可能にする。遠視野のために、眼
の毛様体筋が弛緩すると、アームは遠視野像を網膜上に
焦点決めする位置に光学素子を保持する。毛様体筋が近
視野のために収縮すると、水晶体被膜の赤道直径が変化
して、連結アームの外端に力を付与し、これにより、そ
の外端がそのピボットの周りを回転し、光学素子を前方
に変位させて、網膜から離し、近視野像を網膜上に焦点
決めする。毛様体筋が再度、弛緩すると、連結アームは
反対方向に動いて、その光学素子を遠視野焦点のための
その前の位置に戻す。
毛様小体繊維により付与される半径方向外方への力と、
水晶体被膜の自然の弾性に起因する内方への力との釣り
合わせによって決まることが理解されよう。更に、外科
手術後に残る水晶体被膜の部分、特に、水晶体被膜の後
方壁は、本発明の一部の実施の形態において、光学素子
を眼の前方(軸方向)に偏倚させる力を提供する。本発
明の更なる実施の形態は、光学素子に作用する力の釣合
いに影響を与え、その軸方向位置を変化させる力を加え
るその他の要素を提供する。
連結アームの外端は、拡張リングと接触状態に保持さ
れ、又はそのリングに取り付けられる一方、その拡張リ
ング自体は、毛様小体に隣接する水晶体被膜の端縁と接
触している。この拡張リングは、被膜を開いた位置に保
つ(即ち、その軸方向への潰れを防止する)ことと、連
結アームを毛様小体の動きに結合することという2つの
目的を果たす。また、この拡張リングは、被膜の赤道端
縁上に半径方向外方への追加的な力を付与するにように
し、又は連結アームを位置決めし且つ水晶体被膜を開い
た状態に保持する働きしかないようにすることもでき
る。
取り巻く左右対称に隔たった箇所にてそのそれぞれの端
部の一方にて毛様体筋、毛様小体又は拡張リングに取り
付けられた2つ以上のばね又はその他の張力部材を内蔵
している。ばねの他端は、中央にて共に締結されるか、
又は毛様体筋、毛様小体又は拡張リングに取り付けら
れ、被膜の赤道端縁に半径方向内方への力が付与される
ようにしてある。例えば、かかる張力部材は、水晶体被
膜の外周に沿って取り付けられた緊張したリングの形態
とすることができる。この型式の張力部材は、水晶体被
膜自体の端縁の固有の張力を効果的に補強する。かかる
緊張部材は、水晶体被膜の後方壁も除去されるときに、
特に有用である。
の収縮力を発生させる。この毛様小体又は毛様体筋の半
径方向外方への動作は、ばねを延伸させ、軸方向前方へ
の力を増大させ、光学素子が被膜内で前方に動くように
する。毛様小体又は毛様体筋がその後に、半径方向内方
に戻ると、連結アームが光学素子をその前の位置に付勢
して戻す。
法にて同様の機能を果たす。この被膜の弾性は、特に、
被膜が拡張リングにより開いた状態に保持されるとき、
毛様小体に取り付けられる位置である水晶体被膜の端縁
に内方への力を付与する。この水晶体被膜の後方壁は、
本発明の多数の実施の形態にて更なる機能を果たす。即
ち、これらの実施の形態において、光学素子が水晶体被
膜の後方壁と接触しているようにする。この状態下に
て、後方壁は光学素子に作用して、水晶体被膜の直径が
増大するとき、光学素子に対し復帰力を提供する。この
ようにして、水晶体被膜の直径が増大したとき、光学素
子を動かすため、結合部の外端縁を拡張リングに取り付
ける必要はない。
発明の一つの好適な実施の形態に従い、光学素子は、遠
視野のため、最初には眼の被膜の後方壁と接触した位置
に配置される。剛性なプラスチック又はその他の剛性な
材料で出来た2つ以上の連結アームが光学素子に撓み可
能に結合されて、アームから光学素子に軸方向への動作
の全てを伝達する一方で、連結アームが動作する間、連
結アームが結合部にて回動することを可能にする。該連
結アームの外端は、同様に、拡張リングに好ましくは撓
み可能に取り付けられる。この拡張リングが、その連結
アームを毛様小体に隣接する被膜の端縁の所定位置に保
持する。
めに眼が調節するとき、毛様小体の収縮は、半径方向外
方への力を付与し、これにより、水晶体被膜の赤道面直
径が増大する。その結果、拡張リングが拡張すると、ア
ームは、拡張リング及び光学素子上のそれぞれの回動接
続部にて回転し、これにより、光学素子を被膜内にて軸
方向前方に動かす。連結アームは、被膜の赤道面直径が
少しでも変化すると、近視野像を網膜上に焦点決めする
のに十分な程度に光学素子の位置を大きく変位させるよ
うな構造とされている。
は、上述した実施の形態と同様であるが、ヘルムホルツ
(Helmholtz)の理論に従って機能し得るよう
な設計とされている。この代替的な実施の形態におい
て、光学素子は、2つ以上の連結機構(その各々が内側
アームと外側アームとを有する)によって拡張リングに
結合されている。この内側アームは、その内端にて光学
素子に堅固に接続され、また、ピボットにてその外端が
外側アームの内端に堅固に接続されることが好ましい。
この外側アームは、その外端にて拡張リングに接続され
ている。近視野のために調節すべく毛様体筋が収縮する
と、ヘルムホルツの理論に従い、水晶体被膜の弾性のた
め、被膜の赤道面直径が小さくなり、また、拡張リング
を付勢して収縮させる。この収縮の結果、内側アームと
外側アームとを接続するピボットにおけるその両アーム
間の角度が小さくなるような仕方にて、外側アームは、
そのピボットの周りを回転する。また、これらの内側ア
ーム及び外側アームは、この回転、及びそのピボット角
度の縮小により、光学素子が軸方向前方に動いて、これ
により、近視野像が網膜上に焦点決めされるようにも配
置される。
ば、光学素子上の水晶体被膜に対する後壁の圧力によ
り、拡張リングに接続せずに、眼内光学素子組立体を所
定位置に保持する等によって、可撓性で弾性的な連結ア
ームに半径方向への予負荷を加えることができる。
て、連結アームの外端は、剛性であるか、又は可撓性で
あるかを問わずに、縫合し、又は接着することにより、
毛様小体、毛様体筋又は水晶体被膜の半径方向端縁に、
直接、又は間接的に締結することができる。本発明の各
種の好適な実施形態に関して本明細書に記載した各種型
式の機械的な連結機構は、連結アームを毛様小体又は毛
様体筋の動きに結合させる、本明細書に記載した拡張リ
ング、又はその他の方法と共に、代替的に使用可能であ
ることが理解されよう。
て、連結アーム、又は結合部は、剛性、又は弾性的な材
料の何れかで製造され、好ましくは、拡張リングによ
り、毛様小体に隣接する被膜の端縁に結合されている。
略剛性なリングは、アームの外端と、光学素子へのその
内側のピボット接続部との間の点にて連結アームの各々
にピボットにより接続されている。この略剛性なリング
は、被膜の最小の赤道面直径よりも小さいが、光学素子
よりも大きく且つ該光学素子と略同軸状の直径を有す
る。この剛性なリング上のピボットは、支点として機能
し、連結アームは、被膜の赤道面直径が変化するとき、
この支点の周りを回転するてことして機能する。シュラ
チャーの理論によれば、この連結アームは被膜の赤道面
直径が増大するとき、上記のてこ作用によって光学素子
が前方に動くような構造とすることができる。
代替的な実施の形態は、上述した実施の形態と同様に、
アームのてこ作用の支点として機能するピボットにより
剛性なリングに接続された、剛性又は弾性的な連結アー
ムを備えている。しかしながら、この代替的な実施の形
態において、被膜の赤道面直径が縮小したとき、上記の
てこ作用により光学素子が前方に動くような連結機構の
構造とされている。
光学素子が使用され、その一方は、水晶体被膜の後方壁
に隣接する位置にあり、もう一方は、水晶体被膜に対し
て平行に且つ水晶体被膜の前方の位置に保持され、その
2つの光学素子の間に介入スペースがあるようにする。
この光学素子の屈折力及びその間のスペースは、毛様態
筋が弛緩したとき、遠視野物が網膜の上に焦点決めされ
るような設計にする。光学素子の各々が2つ以上の連結
アーム又は結合部によって所定位置に保持されており、
これらの連結アーム又は結合部は、被膜の赤道面に沿っ
て又は赤道面付近のピボットにて、前方の光学素子のア
ームの各々が後方の光学素子の対応するアームに接触し
且つ該アームを横断するような形状とされ且つそのよう
な位置に配置されている。
らの接触点は、2つの光学素子の半径よりも大きいが、
赤道面の全半径よりも小さい被膜の中心からの半径の位
置に配置されている。このアームの外端は、毛様小体に
隣接して、水晶体被膜の端縁にて拡張リングに撓み可能
に定着されている。ヘルムホルツの理論に従い、毛様体
筋が収縮し、被膜の赤道面直径が縮小すると、対応する
前方又は後方の連結アームの間の横断角度が鋏のように
増大し、その結果、前方及び後方の光学素子間の間隔距
離が増大する。この間隔が増大すると、光学素子の法則
により、水晶体被膜の屈折力が減少し、これにより、網
膜の上に近い物の像を焦点決めることが可能となる。同
一の原理を利用する同様の実施の形態は、シュラチャー
の理論に従い作動する。レンズ対の設計にも適用するこ
とができる。
筋と、該毛様体筋により制御される毛様小体とを有する
人間の眼に植え込まれる眼内レンズ組立体であって、共
通の端縁から垂下する前方面及び後方面を有する光学素
子と、該光学素子と単一体として一体に形成された少な
くとも2つの連結アームであって、該連結アームの各々
がそのアームの上における第一の位置にて光学素子に取
り付けられ且つ該アーム上の第二の位置にて毛様体筋又
は毛様小体と協働する上記少なくとも2つの連結アーム
と、上記第一の位置と第二の位置との中間にてそれぞれ
の連結アームの各々に回転可能に取り付けられた少なく
とも2つのピボットとを備える、眼内レンズ組立体が提
供される。
ば、毛様体筋と、毛様体筋により制御される毛様小体と
を有する人間の眼に植え込まれる眼内レンズ組立体であ
って、共通の端縁から垂下する前方面及び後方面を有す
る光学素子と、該光学素子と単一体として一体に形成さ
れた少なくとも2つの略剛性な連結アームであって、該
連結アームの各々がそのアームの上における第一の位置
にて光学素子に取り付けられ且つ該アーム上の第二の位
置にて毛様体筋又は毛様小体と協働する、上記少なくと
も2つの略剛性な連結アームとを備える、眼内レンズ組
立体が提供される。
ば、毛様体筋と、該毛様体筋により制御される毛様小体
と、その一端縁、及びその後方壁の少なくとも一部分を
有する水晶体被膜の少なくとも一部分とを備える人間の
眼に植え込まれる、眼内レンズ組立体であって、水晶体
被膜の端縁部分と、好ましくは後方壁と接触し、後方壁
を水晶体被膜の中心から眼の後方に向けて位置決めする
端縁と関係付けられた拡張リングと、該拡張リングと関
係付けられ且つ該拡張リングと一体に形成された光学素
子とを備える眼内レンズ組立体が更に提供される。
ば、毛様体筋と、該毛様体筋により制御される毛様小体
と、その一端縁を有する水晶体被膜の少なくとも一部分
とを備える、人間の眼に植え込まれる、眼内レンズ組立
体であって、水晶体被膜の端縁部分と関係付けられ且つ
該端縁に弾性的な半径方向への力を提供する拡張リング
と、該拡張リングと関係付けられ、該拡張リングと一体
に形成された光学素子とを備える眼内レンズが更に提供
される。
接し、半径方向外方への力を提供するか、又は端縁に取
り付けられ且つ半径方向内方への力を提供することが望
ましい。
体筋と、該毛様体筋により制御される毛様小体と、その
一端縁、及びその後方壁の少なくとも一部分を有する水
晶体被膜の少なくとも一部分とを備える、人間の眼に植
え込まれる、眼内レンズ組立体であって、交互に現れる
ように配置された剛性部分と、弾性部分とを備える端縁
に関係付けられた拡張リングと、該拡張リングと関係付
けられ且つ該拡張リングと一体に形成された光学素子と
を備える、眼内レンズ組立体が更に提供される。
明の実施方法を理解するため、添付図面に関して、単に
非限定的な一例として、以下に、幾つかの好適な実施の
形態について説明する。
の代わりに取り付けられた、本発明の一つの好適な実施
の形態による、調節可能な眼内レンズ系12を有する人
間の眼10の断面図が示されている。この眼及びその内
部の構造体の上記断面図及びその他の全ての断面図にお
いて、眼の角膜及びその他の前方部分は図面の左側に示
してあり、眼の網膜及び後方部分は図面の右側に示して
ある。
配置された光学素子14を備えている。本来の水晶体物
質が除去された水晶体被膜16は、完全な状態で残され
た外縁端18と、その少なくとも一部を完全な状態で残
すことのできる後方壁19(選択随意)とを有する。こ
の水晶体被膜の本来の前方壁の少なくとも一部は、水晶
体物質を除去する手術中、全体として除去され、開口部
20が形成され、この開口部を通じてレンズ系が取り付
けられる。
に、眼内レンズ系12は、結合部(haptics)と
しても公知の2つ以上の連結アーム22を備えており、
これらのアームは、該アームの一端にて光学素子14と
単一体として一体に形成されており、また、その第二の
端部にて拡張リング24に着座し、又は該拡張リングに
回動可能に取り付けられることが好ましい。
好適な実施の形態において、アーム22は、光学素子1
4の外端縁に左右対称に配置されたピボット26、及び
拡張リング24上のピボット27にて制限された回転動
作可能なように回動可能に取り付けられている。本発明
の一つの好適な実施の形態によれば、これらのピボット
26、27は、一体に形成された単一体の眼内レンズ系
の可撓性部分により画成される。
公知である毛様小体繊維28の一端は、水晶体被膜16
の端縁18に取り付けられている。この毛様小体の他端
は眼の強膜30に取り付けられている。その両端の中間
にて、この毛様小体繊維には毛様体筋34により制御さ
れる靭帯32等が作用する。毛様体筋、及びその毛様体
筋が包み込む容積から成る眼の部分は又毛様体としても
公知である。
10の後方にて網膜上に像を形成する。調節するため、
光学素子14は、光軸線38に沿って動き得るようにさ
れている。正常な眼におけるように、毛様小体繊維の張
力が変化した後に調節が為される。この張力の変化は、
光学素子14に作用して、光学素子14から焦点面36
までの像の距離を変化させる。
形態において、連結アーム22の各々が、比較的剛性で
ある中央ビーム部分40を有しており、該ビーム部分の
両端にはピボット26、27が形成されている。光学素
子及びアーム22に異なる材料を採用する従来の技術と
異なり、本発明はビーム部分40及びピボット26、2
7を含んで、光学素子14及びアーム22に同一の材料
を採用し、その各部分の相対的剛性がその厚さにより決
まるようにすることができる。
の各種の部分の剛性をより大きくし又はより小さくし得
るように、複数の材料で単一体として形成し又は補強す
ることができる。
し、これにより、アーム22に加わった回転力に応答し
てアームがピボットの周りで捩れ、又は回転するが、ア
ームが略軸方向に動くのを防止することができる。又、
この可撓性の材料は弾性的なものとし、ピボット26、
27は、アーム22に偏倚力を加え、アームに加わった
回転力が除去されたとき、光学素子14をその最初の位
置に戻す傾向となる。
付与して、この力により、該拡張リングが水晶体被膜1
6の端縁18に順応し、また、水晶体被膜の拡張又は収
縮に応答して、それぞれ拡張し又は収縮し得るような構
造とされることが好ましい。該拡張リング24は、連結
アーム22の外端を端縁18に結合し、毛様小体28、
及び毛様体筋34により付与された半径方向への力が上
記アームに作用するようにする働きをする。拡張リング
24は、外科手術で除去した本来の水晶体の代わりに水
晶体被膜16を開ける、即ち、水晶体被膜の前方及び後
方部分を分離させる働きを更に行うことができる。この
ため、水晶体被膜の弾性は、以下に説明するように、レ
ンズ組立体に半径方向内方への力を加えるというより好
ましい働きをする。
張リング24は省略し、その代わり、連結アーム22を
その外端にてアンカーに回転可能に結合することができ
る。このアンカーは、被膜の端縁18、毛様小体28
に、又は(余り好ましはないが)毛様体筋34に接着
し、又は縫合することができる。より好ましくは、拡張
リングは省略せずに、割型リングとして提供し、該リン
グが水晶体被膜を開いた位置に保ちつつ、半径方向に、
それ自体の力を付与しないようにする。
体(及び存在するならば、拡張リング)間の力(水晶体
被膜の上端縁19を外方に付勢する力)と、水晶体被膜
の弾性力(水晶体被膜の端縁を内方に付勢する力)との
釣り合いによって決まる。また、水晶体被膜の後方壁1
9の力が光学素子に与える作用は、水晶体被膜の端縁1
8を外方に押す傾向となる。本発明の多数の実施の形態
において、後方壁により光学素子を付勢することで、レ
ンズ組立体を水晶体被膜又は毛様小体に取り付けること
なく、拡張リング24及び連結アーム上の外端位置を所
定位置に保つことが可能となる。これにより、植え込み
が著しく簡略化される。
ットにて付与される半径方向への力により生じる光学素
子14の軸方向への動きを増大させ且つさもなければそ
の動きを制御する目的にて、眼内レンズ系、より具体的
には、連結アーム22及びピボット26、27に対し
て、より種々の機械的な設計を適用することができるこ
とが理解されよう。
は、略完全に調節し得るように半径方向の動きを少なく
とも5対1にて増幅させるのに十分に大きいことが好ま
しい。換言すれば、完全に調節するためには、毛様体筋
34の最大の半径方向への動きが約200μmである一
方、光学素子14が約1mm、軸方向に動くことが必要
である。しかしながら、必要に応じてその他の比も採用
可能であることが理解されよう。
とされるものよりも大きい調節範囲が得られる。かかる
大きい調節比が利用可能であるならば、毛様体筋の収縮
は、その毛様体筋が弛緩したとき、遠視野が過度に調節
された場合でも完全に調節するのに十分であるから、光
学素子を正確に配置することは、余り臨界的ではなくな
る。
各々がビーム64とピボット66、67とを有する)と
を含む眼内レンズ系を示す図3A及び図3Bに関して具
体的に説明する。図3Aには、アーム62に力が加えら
れ、このアームをピボット66、67の周りで曲げ、
又、光学素子54を後方に変位させる、眼内レンズ系が
示されているのが分かる。図3Bには、かかる力が存在
しないときの図3Aの眼内レンズ系が示されており、こ
の場合、アーム62はピボット66、67にて略曲げら
れず、光学素子54を図3Aに示した位置から前方の位
置に配置する。
アーム82と(その各々がビーム84と、ピボット8
6、87とを有する)を含む、本発明の別の実施の形態
に従って構成され且つ作用可能な眼内レンズ系が図示さ
れている。図3Cには、アーム82に力が加えられて、
該アームをピボット86、87の周りで曲げ、光学素子
74を前方に変位させる、眼内レンズ系が図示されてい
るが分かる。図3Dには、かかる力が存在しないときの
図3Cの眼内レンズ系が図示されており、この場合、ア
ーム82は、ピボット86、87にて略曲げられ、光学
素子74を図3Cに示したその位置の後方の位置に配置
する。
を示す、図4、図5A、図5B及び図6A乃至図6Dに
関して説明する。この実施の形態は、上述した図1乃至
図3Dの実施の形態と同様であるが、その両者の相違点
は、図4乃至図6Dの実施の形態において、ビーム図1
乃至図3Dの実施の形態のビームよりも遥かに長いこと
である。ピボットは図1乃至図3Dの実施の形態のピボ
ットよりも短くするか否かは任意である。図4乃至図6
Dの実施の形態のビームの長さが長いため、ピボット
は、図1乃至図3Dの実施の形態の位置と異なる位置に
て、光学素子及びリングに関して配置されている。
い、調節可能な眼内レンズ系112を有する人間の眼1
10の断面図が示されており、この眼内レンズ系は、水
晶体被膜116内の本来の物質の代わりに取り付けられ
ている。この眼及びその内部の構造体の図及びその他の
全ての断面図において、眼の角膜及びその他の前方部分
は図面の左側にあり、眼の網膜及び後方部分は右側にあ
る。
内に配置された光学素子114を備えている。本来のレ
ンズ物質が除去された水晶体被膜116は、完全なまま
で残された外端縁118と、その少なくとも一部を完全
な状態で残すことができる後方壁119(選択随意)と
を備えている。水晶体被膜の本来の前方壁の少なくとも
一部は、開口部120を残してレンズ物質を除去する手
術中に、全体として除去され、レンズ系はこの開口部を
通じて取り付けられる。
り明確に示すように、眼内レンズ系112は、結合部と
しても公知である2つ以上の連結アーム122を備えて
おり、該連結アームは、該アームの一端にて光学素子1
14と単一体として一体に形成され、また、該連結アー
ムは、その第二の端部にて拡張リング124に着座し、
又はこの拡張リングに回動可能に取り付けられることが
好ましい。図4、図5A、図5B及び図6A乃至図6D
の実施の形態において、図5Aに最も明確に示すよう
に、連結アーム122は、全体として、光学素子114
を取り巻き且つ光学素子の両側部にて光学素子に取り付
けられている。
適な実施の形態において、アーム122は、光学素子1
14の外端縁上にて左右対称に配置されたピボット12
6にて、また拡張リング124上のピボット127にて
制限された回転動作を為し得るように回動可能に取り付
けられている。本発明の一つの好適な実施の形態によれ
ば、ピボット126、127は、一体に形成された単一
体の眼内レンズ系の可撓性部分により画成される。
公知である、毛様小体繊維128の一端は、水晶体被膜
116の端縁118に取り付けられる。該毛様小体の他
端は、眼の強膜130に取り付けられる。その両端の中
間にて、毛様小体繊維には、毛様体筋134により制御
された靭帯132等が作用する。毛様体筋及び該毛様体
筋が包み込む容積から成る眼の部分は、毛様体としても
公知である。
る眼110の後部の網膜に像を形成する。調節するた
め、光学素子114は、光軸線138に沿って動き得る
ようにされている。正常な眼の場合のように、この調節
は毛様小体繊維の張力の変化の結果として為される。こ
の張力の変化は、光学素子114に作用して、光学素子
114から焦点面136までの像の距離を変化させる。
態において、連結アーム122の各々は、比較的剛性で
ある中央ビーム部分140を有しており、該中央ビーム
部分の両端には、ピボット126、127が形成されて
いる。光学素子及びアーム122に異なる材料を採用す
る従来技術と異なり、本発明は、ビーム部分140及び
ピボット126、127を含む、光学素子114及びア
ーム122に同一の材料を採用することができ、この場
合、各部分の相対的剛性はその厚さによって決まる。
各種の部分がより大きい又はより小さい剛性を有するよ
うに、複数の材料で単一体として形成し、又は補強する
ことができる。
に加わった回転力に応答してアームがピボットの周りで
捩れ又は回転するのを許容するが、アームが略軸方向に
動くのを防止する、可撓性の材料で製造することができ
る。また、この可撓性の材料は、弾性的とし、ピボット
126、127がアーム122上に偏倚力を付与して、
アームに付与された回転力が除去されたとき、光学素子
114がその元の位置に戻る傾向となるようにすること
ができる。
を付与し得るような構造であることが好ましく、この力
によりリングは水晶体被膜116の端縁118に順応
し、また、被膜の拡張又は収縮に応答してそれぞれ拡張
し又は収縮する。リング124は、連結アーム122の
外端を端縁118に結合して、毛様小体128及び毛様
体筋134により加えられた半径方向への力がアームに
作用するようにする働きをする。
のレンズの代わりに、水晶体被膜116を開く、即ち、
水晶体被膜の前方及び後方部分を分離させ、被膜の弾性
力が、以下に説明するように、レンズ組立体に半径方向
内方への力を付与するというより有利な更なる働きをす
る。
拡張リング124を省略し、その代わりに、連結アーム
122をその外端にてアンカーに回転可能に結合し、そ
のアンカーは、被膜の端縁118、毛様小体128に、
又は(余り好ましくはないが)毛様体筋134に接着し
又は縫合することができる。この拡張リングを省略せず
に、割型リングとして提供し、水晶体被膜を開き位置に
保つ一方で、それ自体の力が半径方向に全く作用させな
いようにすることがより好ましい。
体(及び存在するならば、拡張リング)間の力(水晶体
被膜の端縁118を外方に付勢する力)と水晶体被膜の
弾性力(水晶体被膜の端縁を内方に付勢する力)との釣
り合いによって決まる。水晶体被膜の後方壁119の力
が光学素子に加わる効果により、水晶体被膜の端縁11
8は外方に押される傾向となる。
壁により光学素子を付勢する結果、拡張リング124及
び連結アーム上の外端の位置は、レンズ組立体を水晶体
被膜又は毛様小体に取り付けずに、所定位置に保つこと
が可能となる。これは、植え込みを著しく簡略化する。
ットに付与される半径方向への力の結果としての光学素
子114の軸方向への変位を増大させ且つさもなければ
その変位を制御する目的にて、眼内レンズ系、具体的に
は、連結アーム122及びピボット126、127に対
して各種の機械的な設計を適用することが可能であるこ
とが理解される。
を有し、そのアームの各々がビーム164と、ピボット
166、167とを有する、眼内レンズ系を図示する図
6A及び図6Bに関して説明する。図6Aは、眼内レン
ズ系を示し、この場合、アーム162に力が加えられ
て、該アームをピボット166、167の周りで曲げ且
つ光学素子154を後方に変位させる。図6Bには、か
かる力が存在しないときの図6Aの眼内レンズ系が図示
されており、この場合、アーム162は、ピボット16
6、167にて略曲げられておらず、これにより、光学
素子154を図6Aに示したその位置の前方の位置に配
置する。
の形態に従って構成され且つ作用可能である眼内レンズ
系が図示されており、該眼内レンズ系は、光学素子17
4と、その各々がビーム184及びピボット186、1
87を有するアーム182とを備えている。図6Cは、
眼内レンズ系を示すものであり、アーム182に力が加
えられて、該アームをピボット186、187の周りで
曲げ、光学素子174を前方に変位させるのが分かる。
図6Dには、かかる力が存在しないときの図6Cの眼内
レンズ系が図示されており、この場合、アーム182
は、ピボット186、187にて略曲げられておらず、
これにより光学素子174を図6Cに示したその位置の
後方の位置に配置する。
発明の眼内レンズ系の作用原理を示す図6Eに関して説
明する。ピボット186、187は、矢印246で示す
ように、軸線244に沿って眼内レンズ系に付与された
力の軸線に関して偏心していることが理解される。この
ように、矢印246で示すように軸線244に沿って力
を加えることで、光学素子174は偏心方向に向けて矢
印250で示した方向に変位される。
容にのみ限定されるものではないことが当業者に理解さ
れよう。本発明の範囲は、上述した特徴の組み合わせ及
びその一部の組み合わせ、並びに上記の説明を読むこと
により当業者に案出され、従来技術に含まれないその変
形例及び応用例を包含するものである。
ンズ組立体を収容する水晶体被膜を有する眼の断面図で
ある。
組立体の好適な実施の形態の前側面図及び断面図であ
り、図2Bは、図2Aの線2B−2Bに沿った図であ
る。
部分を形成する1つの光学素子の相対的変位状態を示
す、本発明の一つの好適な実施の形態のそれぞれ断面図
である。図3C及び図3Dは、眼内レンズ組立体の一体
部分を形成する1つの光学素子の相対的変位状態を示
す、本発明の別の好適な実施の形態のそれぞれ断面図で
ある。
ズ組立体を収容する水晶体被膜を有する眼の断面図であ
る。
組立体の好適な実施の形態の前側面図及び断面図であ
り、図5Bは、図5Aの線5B−5Bに沿った図であ
る。
部分を形成する1つの光学素子の相対的変位状態を示
す、本発明の一つの好適な実施の形態のそれぞれ断面図
である。図6C及び図6Dは、眼内レンズ組立体の一体
部分を形成する1つの光学素子の相対的変位状態を示
す、本発明の別の好適な実施の形態のそれぞれ断面図で
ある。図6Eは、図6C及び図6Dの装置の一部を示し
且つその各種の部分間の角度及び幾何学的関係を示す断
面図である。
後方壁 20 開口部 22 連結アーム 24 拡張リング 26、27 ピボッ
ト 28 毛様小体 30 結合部 32 靭帯 34 毛様体筋 36 焦点面 38 光軸線 40 中央ビーム部分
Claims (32)
- 【請求項1】 毛様体筋と、該毛様体筋により制御され
る毛様小体とを有する人間の眼内に植え込まれる、眼内
レンズ組立体にして、 前面及び背面を有する光学素子と、 少なくとも2つの関節接続式の連結アームであって、該
アームの各々が該アーム上の第一の位置にて前記光学素
子に取り付けられ、該アーム上の第二の位置にて毛様体
筋又は毛様小体と協働する、前記少なくとも2つの関節
接続式の連結アームとを備え、 前記光学素子が、前記少なくとも2つの関節接続式の連
結アームと共に単一体として一体に形成される、眼内レ
ンズ組立体。 - 【請求項2】 請求項1に記載の眼内レンズ組立体にし
て、前記少なくとも2つの関節接続式の連結アームに取
り付けられ且つ該アームと単一体として一体に形成され
たリングを更に備える、眼内レンズ組立体。 - 【請求項3】 請求項1又は請求項2に記載の眼内レン
ズ組立体にして、少なくとも2つのピボットを更に備
え、該ピボットの一方が前記第一の位置と前記第二の位
置との中間にてそれぞれの連結アームの各々に回転可能
に取り付けられる、眼内レンズ組立体。 - 【請求項4】 毛様体筋と、該毛様体筋により制御され
る毛様小体とを有する人間の眼内に植え込まれる、眼内
レンズ組立体にして、 前面及び背面を有する光学素子と、 少なくとも2つの連結アームであって、該アームの各々
が、その前記アーム上の第一の位置にて前記光学素子と
単一体として一体に形成され且つ前記アーム上の第二の
位置にて毛様体筋又は毛様小体と協働する前記少なくと
も2つの連結アームと、 少なくとも2つのピボットであって、その一方が前記第
一及び第二の位置の中間にてそれぞれの連結アームの各
々に回転可能に取り付けられた、前記少なくとも2つの
ピボットとを備える、眼内レンズ組立体。 - 【請求項5】 請求項4に記載の眼内レンズ組立体にし
て、毛様体筋が弛緩したとき、前記光学素子が遠視野を
補正し得るように眼の前記背面から所定の距離の位置に
配置され、該毛様体筋の収縮により、水晶体被膜の端縁
が半径方向に動いて、前記連結アームを前記ピボットの
周りで回転させ、前記光学素子を眼の前記背面から離れ
るように軸方向に変位させ得るように、該レンズ組立体
が調節される、眼内レンズ組立体。 - 【請求項6】 請求項4又は請求項5に記載の眼内レン
ズ組立体にして、該連結アームが第二の位置に前記半径
方向に動くことにより、前記半径方向に動く距離よりも
略長い距離だけ前記光学素子を軸方向に動かすように、
前記連結アーム及びピボットが配置された、眼内レンズ
組立体。 - 【請求項7】 請求項4乃至請求項6の何れかに記載の
眼内レンズ組立体にして、前記光学素子の直径よりも大
きい直径を有する略剛性なリングを備え、前記レバーア
ーム及び前記剛性なリングが、前記ピボットにて取り付
けられる、眼内レンズ組立体。 - 【請求項8】 請求項7に記載の眼内レンズ組立体にし
て、前記ピボットが前記剛性なリング内に可撓性部分を
備える、眼内レンズ組立体。 - 【請求項9】 請求項8に記載の眼内レンズ組立体にし
て、 前記リングが生体的に不活性なスリーブにより相互に接
続された少なくとも2つの剛性な部分で形成され、該剛
性な部分の中間にて前記スリーブのそれぞれの部分が捩
れるのを許容し得るようにし、 前記スリーブの前記それぞれの部分が、支点として機能
するようにした、眼内レンズ組立体。 - 【請求項10】 請求項8又は請求項9に記載の眼内レ
ンズ組立体にして、前記リングには、1つ以上の最初の
撚れ部分が付与され、該最初の撚れ部分が、レンズ組立
体を植え込む間に少なくとも部分的に直線状となり、眼
の前記背面から前記所定の距離までの前記光学素子の距
離を調節し得るようにした、眼内レンズ組立体。 - 【請求項11】 請求項4乃至請求項10の何れかに記
載の眼内レンズ組立体にして、少なくとも2つの光学素
子が前記ピボットにてそれぞれの連結アームに共に結合
される、眼内レンズ組立体。 - 【請求項12】 請求項1乃至請求項11の何れかに記
載の眼内レンズ組立体にして、前記連結アームが、撓み
接続部を除いて、剛性である、眼内レンズ組立体。 - 【請求項13】 請求項1乃至請求項12の何れかに記
載の眼内レンズ組立体にして、前記第二の位置への半径
方向への動きに対応して、前記連結アームの各々に弾性
的な偏倚力が作用して、前記光学素子を前記眼の前記背
面から前記所望の距離の位置に保つようにした、眼内レ
ンズ組立体。 - 【請求項14】 請求項1乃至請求項13の何れかに記
載の眼内レンズ組立体にして、前記眼が、毛様小体に取
り付けられた少なくとも周縁端部分を含む水晶体被膜の
少なくとも一部を更に備え、前記弾性的な偏倚力が少な
くとも一部、該端縁により提供される、眼内レンズ組立
体。 - 【請求項15】 請求項14に記載の眼内レンズ組立体
にして、前記水晶体被膜が、その後方壁の少なくとも一
部を更に備え、前記弾性的な偏倚力が少なくとも一部
分、前記後方壁により提供される、眼内レンズ組立体。 - 【請求項16】 請求項15に記載の眼内レンズ組立体
にして、前記弾性的な偏倚力が、前記水晶体被膜の両端
にて前記毛様体筋に取り付けられた前記後方の被膜壁が
延伸することで少なくとも一部分、提供され、 前記毛様体筋が弛緩したとき、前記光学素子が前記後方
の被膜壁に対して配置されるように、前記レンズ組立体
が調節される、眼内レンズ組立体。 - 【請求項17】 請求項15又は請求項16に記載の眼
内レンズ組立体にして、前記端縁と関係付けられた拡張
リングを備え、該拡張リングが、前記水晶体被膜の前記
端縁部分に接触し、前記後方壁を眼の前記後方に向けて
且つ前記水晶体被膜の前記中心から離れる位置に配置す
る、眼内レンズ組立体。 - 【請求項18】 請求項1乃至請求項13の何れかに記
載の眼内レンズ組立体にして、前記眼が、毛様小体に取
り付けられた少なくとも周縁端を含む水晶体被膜の少な
くとも一部分を備え、 前記連結アームが前記水晶体被膜の前記端縁と協働する
眼内レンズ組立体。 - 【請求項19】 請求項18に記載の眼内レンズ組立体
にして、前記水晶体被膜の前記部分が前記後方壁の少な
くとも一部分を備え、 前記端縁と関係付けられた拡張リングを備え、該拡張リ
ングが、前記水晶体被膜の前記端縁部分に接触し、前記
後方壁を眼の前記後方に向けて且つ前記水晶体被膜の前
記中心から離れる位置に配置する、眼内レンズ組立体。 - 【請求項20】 請求項1乃至請求項19の何れかに記
載の眼内レンズ組立体にして、前記毛様小体の前記張力
により、前記連結アームの前記第二の位置が外方に動く
ようにした、眼内レンズ組立体。 - 【請求項21】 請求項1乃至請求項20の何れかに記
載の眼内レンズ組立体にして、前記毛様小体の前記張力
により、前記連結アームの前記第二の位置が内方に動く
ようにした、眼内レンズ組立体。 - 【請求項22】 請求項1乃至請求項21の何れかに記
載の眼内レンズ組立体にして、前記連結アームの少なく
とも一方が、前記それぞれの連結アームの前記第一の位
置にて前記毛様小体又は前記毛様体筋に取り付けられ
る、眼内レンズ組立体。 - 【請求項23】 請求項1乃至請求項22の何れかに記
載の眼内レンズ組立体にして、前記それぞれの連結アー
ムが、前記光学素子の一端縁に取り付けられる、眼内レ
ンズ組立体。 - 【請求項24】 請求項23に記載の眼内レンズ組立体
にして、前記レンズの前記端縁における前記取り付け箇
所が、撓み継手により前記光学素子の前記端縁に沿って
前記連結アームを取り付ける部分を備え、これにより、
前記連結アームが前記光学素子の前記端縁に関して回転
することが許容される、眼内レンズ組立体。 - 【請求項25】 請求項1乃至請求項24の何れかに記
載の眼内レンズ組立体にして、前記それぞれの連結アー
ムが、前記光学素子の1つの面に取り付けられる、眼内
レンズ組立体。 - 【請求項26】 請求項1乃至請求項25の何れかに記
載の眼内レンズ組立体にして、前記連結アームの少なく
とも一部分には、1つ以上の最初の撚れ部分が付与さ
れ、該最初の撚れ部分が、レンズ組立体を植え込む間に
少なくとも部分的に直線状となり、眼の前記背面から前
記所定の距離までの前記光学素子の前記距離を調節し得
るようにした、眼内レンズ組立体。 - 【請求項27】 毛様体筋と、該毛様体筋により制御さ
れる毛様小体と、その一端縁及びその後方壁の少なくと
も一部分とを含む水晶体被膜の少なくとも一部分とを有
する人間の眼に植え込まれる、眼内レンズ組立体にし
て、 前記水晶体被膜の前記端縁部分に接触する前記端縁と関
係付けられた拡張リングであって、前記後方壁を水晶体
被膜の中心から離れて眼の前記後方に向けて位置決めす
る前記拡張リングと、 該拡張リングと関係付けられ且つ該拡張リングと単一体
として一体に形成された光学素子とを備える、眼内レン
ズ組立体。 - 【請求項28】 請求項15乃至請求項19の何れかに
記載の眼内レンズ組立体にして、前記端縁が前記後方壁
に当接し、該壁を前記眼の前記後方に向けて更に位置決
めする、眼内レンズ組立体。 - 【請求項29】 請求項17又は請求項19に記載の眼
内レンズ組立体にして、前記拡張リングが、前記端縁上
に半径方向への弾性力を提供する、眼内レンズ組立体。 - 【請求項30】 毛様体筋と、該毛様体筋により制御さ
れる毛様小体と、その一端縁を含む水晶体被膜の少なく
とも一部とを有する人間の眼に植え込まれる、眼内レン
ズ組立体にして、 水晶体被膜の端縁部分と関係付けられ且つ該端縁上に半
径方向への弾性力を提供する拡張リングと、 該拡張リングと関係付けられ、該拡張リングと単一体と
して一体に形成された光学素子とを備える、眼内レンズ
組立体。 - 【請求項31】 請求項28又は請求項29に記載の眼
内レンズ組立体にして、前記拡張リングが前記端縁に当
接し、該端縁に半径方向外方への力を提供する、眼内レ
ンズ組立体。 - 【請求項32】 請求項28又は請求項29に記載の眼
内レンズ組立体にして、前記拡張リングが前記端縁に取
り付けられ、該端縁上に半径方向内方への力を提供す
る、眼内レンズ組立体。
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