JPH1147130A - 超音波探触子用コネクタ - Google Patents
超音波探触子用コネクタInfo
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- JPH1147130A JPH1147130A JP22448897A JP22448897A JPH1147130A JP H1147130 A JPH1147130 A JP H1147130A JP 22448897 A JP22448897 A JP 22448897A JP 22448897 A JP22448897 A JP 22448897A JP H1147130 A JPH1147130 A JP H1147130A
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- conductive
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Abstract
ンレス化を行い、多極化およびクロストーク低減化をし
たコネクタを提供する。 【解決手段】 探触子ケーブルに接続されるプラグ1
を、下方に導電性ボールを配列した配線基板4と、この
ボールと探触子ケーブルのケーブルコネクタ6の接続を
行うフレキシブル基板5と、ボールの高さの違いによる
未接続を抑える弾性材3と、これらを押し込むための押
圧板20とで構成する。一方、装置に接続されるソケッ
ト2を、膜状の導体としてのベタパターン10を配列し
たプリント配線基板12と、位置決め機構11と、接続
時の強度を高める支持部材13とを備えた構成とする。
Description
探触子ケーブルとを接続するコネクタに関し、特にピン
レス化をはかった超音波探触子に関するものである。
とを接続する従来の探触子コネクタの分解斜視図であ
る。プラグ41はプリント配線基板43と絶縁体45と
により構成されている。プリント配線基板43の上面に
は、探触子のケーブルと接続されるケーブルコネクタ6
が設けられ、下面には長く形成されたコネクタピン44
が植立されている。そして、ケーブルコネクタ6とコク
タクトピン44とはプリント配線基板43のスルーホー
ルを介して電気的に接続されている。プリント基板48
はプリント配線基板43に直角に設けたものでケーブル
コネクタ6の増設のために用いられる。絶縁体45は、
図6に示すように、正方形状に多数配列された穴51を
有し、この穴51にコンタクトピン44が挿入される。
このとき、コンタクトピン44は絶縁体45を貫通し、
その一部が絶縁体45より突出するようにされている。
コンタクトピン44が穴51に挿入されることにより、
プリント配線基板43は絶縁体45に固定される。絶縁
体45のまわりには、カバー49が設けられている。こ
のカバー49は絶縁体45を保護支持すると共に、後述
のソケット42のカバー50に嵌合するようになってい
る。このように構成されたプラグ41は、探触子ケース
26に収納固定されている。このケース26の中央部に
は、プリント配線基板43および絶縁体45を貫通して
いるロック棒53が設けられ、その先端および後端に
は、それぞれレバー24およびロック部25が取付けら
れている。
れるもので、絶縁体46とカバー50とよりなる。絶縁
体46は多数のスルーホール54を有し、これにコンタ
クトピン44が挿入されるようになっている。絶縁体4
6の下面には各スルーホール54に対応して長く形成さ
れたコンタクトピン47が設けられ、プラグ41のコン
タクトピン44がスルーホール54に挿入されたとき、
これと電気的に接続されるように形成されている。絶縁
体46の中央には固定棒53が貫通する穴が設けられて
いる。絶縁体46のまわりには、カバー50が設けら
れ、絶縁体46を保護支持している。図示しない超音波
診断装置には、プリント配線基板が設けられ、これにコ
ンタクトピン47を半田付固定することにより、ソケッ
ト42は超音波診断装置に取付けられる。探触子を超音
波診断装置に接続する場合には、プラグ41をソケット
42に差込み、ロック棒53を押込んでレバー24を回
し、ロック部25が上記装置に設けた止め金具に係合す
るようになっている。
質を向上させるための一手段として多チャンネル化が進
んでいる。そのため、既存の探触子コネクタと同じ大き
さで、倍以上のピン,あるいは導体を配列することので
きるコネクタが必要となってきている。しかし、従来の
技術で現在の素子数以上にすれば、探触子コネクタが大
型化するため、超音波探触子が大きくなるものであっ
た。即ち、ピン数を増やすことは困難であった。
よび電気的接触を良好にするためにコネクタピンは長
く、形成されており、そのためにピン間のクロストーク
が大きくなっていた。ピンの長さを短くすれば、クロス
トークを減少することができるが、限界があった。
性材,フレキシブル基板の構成によるプラグと、膜状の
導体としてのべタパターンを配列したソケットを探触子
コネクタに用いることで、多極化,ピンレス化し、これ
により小型化、薄型化した超音波探触子を提供すること
にある。
め、本発明では、プラグを、ケーブルコネクタに接続さ
れた信号線を有するフレキシブル基板と、この信号線と
スルーホールを通して電気的に接続される導電性の弾性
体を配列した配線基板と、前記フレキシブル基板上に積
層した弾性材で構成し、一方、ソケットを、膜状導体の
ベタパターンを配列したプリント基板により構成し、プ
ラグをソケットに差込んだときに、弾性体がベタパター
ンに圧接するようにしたことを特徴とする。
硬化樹脂の接着剤により前記導電性のある弾性体を封止
したことを特徴とする。
ので、プラグ1は、下面に導電性のある弾性体例えば導
電性ボールを配列した配線基板4と、一端にケーブルコ
ネクタ6が接続されケーブルコネクタ6のピンヘ接続さ
れた信号線がプリントされたフレキシブル基板5と、こ
の基板5上に積層した弾性材3とを有しており、更に、
導電性ボールとケーブルコネクタとが電気的に接続され
るようになっている。図2はプラグ1の要部断面を示す
もので、フレキシブル基板5の端部の下側に配線基板4
を固着する。この場合、フレキシブル基板5の信号線と
配線基板4のスルーホール7とが電気的に接続されるよ
うにする。そして、スルーホール7には、導電性ボール
8を半田付けし、これとコネクタ6とが電気的に接続さ
れるようにする。基板5の端部の上面には弾性材3を積
層し、これが押圧されたとき、導電性ボール8も押圧さ
れて、ボール8の取付誤差等によるそれぞれのボール8
の高さの違いによる電気的な未接続を生じないようにす
る。
ス26に収納する。この場合、ロック部25およびレバ
ー24を有するロック棒53がプラグ1を貫通するよう
にすると共に、ロック棒53に取付けた押圧板20にプ
ラグ1の弾性材3を密着するように構成して、レバー2
4によりロック棒53が押込まれたときに、押圧板20
により弾性材3を押圧するようにする。なお、押圧板2
0の一部にフレキシブル基板5及びケーブルコネクタ6
をプラグ1の外部へ導くための切欠き21を設けてあ
る。
2の構成を説明する。超音波診断装置にはソケット2と
プラグ1との接続時にプリント基板が変形し、接触不良
を生ずる惧れがあるため剛性の高い支持部材13をプリ
ント基板のプラグ接続位置の反対側に設け、これにプリ
ント基板12を固着する。このプリント基板12には膜
状の導体としてのベタパターン10となるランドを設
け、このランドがプラグ1の導電性ボール8と当接し、
電気的に接続されるようにする。さらにプリント基板1
2上には、ベタパターン10を囲むように位置決め機構
11を設け、プラグ1がこの機構11内に納まり、導電
性ボール8とベタパターン10とが確実に位置合わせさ
れて当接するように構成する。そして、プリント基板1
2および支持部材13の中央にはロック棒53が挿入さ
れる穴を設ける。なお、プリント基板12において、各
ランドは例えば図3の右端へ向けて各々電気的に独立し
て引き出され、プリント基板12の右端をコネクタ接続
するようになっている。
ース26に収められたプラグ1をソケット2の位置決め
機構11で決められる所定の位置に挿入し、レバー21
を押し込むように回すことで、弾性材3の上に位置する
押圧板20が押され、導電性ボール8と膜状の導体とし
てのべタパターン10とを電気的に接続し、ロック部2
5によりコネクタがロックされる。
ーン10にAuを、弾性材3には0.5mm厚のシリコ
ンシート,Auボールとの接続のフレキシブル基板5に
はポリイミドを用いて、導電性ボール径を0.4mm,
ボール配列ピッチを0.65mmとすれば、30*25
mm角におよそ750個のボールを配列することができ
る。この中で、信号と同数のグランド電極(GND)を
設けたとしても、375極の信号を扱えることとなり、
極数を増やすことができる。
であることが要求される。従来の大きさは70mm*1
50mm程度である。この大きさの中にたとえば、51
2極入れるためにはGNDも考えると、700極以上は
必要となる。上記条件で、ピッチ1.27mmで換算す
ると、導電性ボールは2.5mm角内に収まるようにす
ればよい。この弾性体の大きさは2.5mm角よりも更
にもっと小さくすることができるため、大きさを0.5
mm角とすれば、40000以上の弾性体を配列するこ
とが可能である。
タクトとの接続を同一基板上で行っていたので、極数に
も制約があった。しかし、本発明では、ケーブルコネク
タがフレキシブル基板上にあるため、探触子の大きさに
対して、コネクタの接続面を十分大きくとることがで
き、更に多極化が可能である。
て導電性ボールの例を示したが、これに限らず、円柱や
板ばねの形状でもよく、広い接続面を持つ形状であれば
よい。
な構成とは限らず、位置決め機構11にプラグ差し込み
位置が分かるように突起物や穴を設けた構成のものでも
よい。ロック部25も図1に示すような構成に限らず、
必ず一方向にしか挿入できないような形状のものであれ
ばよい。
取付ける一例を示す。まず、弾性材であるシリコンシー
トとフレキシブル基板を熱圧着させる。その後、ランド
に半田が塗布されているフレキシブル基板と、同様にラ
ンドに半田ののったセラミック基板とを、熱を加えて半
田を溶解し接続する。次に、別に作っておいた導電性の
ある弾性体は、その形に入るようにした物に真空吸着に
より固定し、導電性のある弾性体の位置決めを行う。こ
れを、フレキシブル基板と接着した反対面側のセラミッ
ク基板のスルーホールのランドに、あらかじめ塗布して
ある半田あるいは導電性接着剤により、セラミック基板
に接続する。この時、圧力センサにより導電性のある弾
性体が決められた位置にあるかを検出する。このような
方法により、図2に示すプラグが構成される。
示す。これは導電性ボール8をピン入り異方導電性材1
4で封止することによって、ベタパターン10との接続
を更に確実なものにしている。ピン入り異方導電性材1
4は粒径8〜10μmの導電粒子15、たとえば、N
i,はんだなどの金属粒子やNi−Auめっき被覆プラ
スチック粒子を熱硬化樹脂の接着剤16中に分散させて
15〜30μm厚のPETフィルムに塗布したものであ
る。プラグ1とソケット2の接続時にレバー24を押し
込むことにより、ピン入り異方導電性材14が加圧さ
れ、接着剤16中の導電粒子15によってボール8と基
板12上のべタパターン10とが接続し、隣接するボー
ル同士のブリッジを防いでいる。
有するプラグと、膜状導体のベタパターンを有するソケ
ットとにより、コネクタを構成したので、実装密度が向
上し、多極化できる。また、ピンレス化したのでクロス
トークを低減できる。
る。
Claims (2)
- 【請求項1】 ケーブルコネクタに接続された信号線を
有するフレキシブル基板と、この信号線とスルーホール
を通して電気的に接続される導電性の弾性体を配列した
配線基板と、前記フレキシブル基板上に積層した弾性材
とよりなるプラグと、該プラグを差込んだときに前記配
列弾性体とそれぞれ個別に圧接される膜状導体のベタパ
ターンを配列したプリント基板よりなるソケットとによ
り構成したことを特徴とする超音波探触子用コネクタ。 - 【請求項2】 導電粒子を有する熱硬化樹脂の接着剤よ
りなるピン入り異方導電性材により前記導電性のある弾
性体を封止したことを特徴とする請求項1記載の超音波
探触子用コネクタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22448897A JP3929123B2 (ja) | 1997-08-07 | 1997-08-07 | 超音波探触子用コネクタ及びそれを用いた超音波診断装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22448897A JP3929123B2 (ja) | 1997-08-07 | 1997-08-07 | 超音波探触子用コネクタ及びそれを用いた超音波診断装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1147130A true JPH1147130A (ja) | 1999-02-23 |
JP3929123B2 JP3929123B2 (ja) | 2007-06-13 |
Family
ID=16814590
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22448897A Expired - Fee Related JP3929123B2 (ja) | 1997-08-07 | 1997-08-07 | 超音波探触子用コネクタ及びそれを用いた超音波診断装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3929123B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003272769A (ja) * | 2002-03-19 | 2003-09-26 | Funai Electric Co Ltd | コネクタ係止装置 |
WO2005090957A1 (de) * | 2004-03-16 | 2005-09-29 | Robert Bosch Gmbh | Anschlusskabel für messfühler |
EP3054293A1 (en) * | 2015-02-06 | 2016-08-10 | Olympus Scientific Solutions Americas Inc. | Phased array ultrasonic transducers with solderless stack bonding assembly |
-
1997
- 1997-08-07 JP JP22448897A patent/JP3929123B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2003272769A (ja) * | 2002-03-19 | 2003-09-26 | Funai Electric Co Ltd | コネクタ係止装置 |
WO2005090957A1 (de) * | 2004-03-16 | 2005-09-29 | Robert Bosch Gmbh | Anschlusskabel für messfühler |
EP3054293A1 (en) * | 2015-02-06 | 2016-08-10 | Olympus Scientific Solutions Americas Inc. | Phased array ultrasonic transducers with solderless stack bonding assembly |
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---|---|
JP3929123B2 (ja) | 2007-06-13 |
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