JPH1146985A - わずかに泡立った泡層があるコーヒーを製造するための装置 - Google Patents

わずかに泡立った泡層があるコーヒーを製造するための装置

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JPH1146985A
JPH1146985A JP10130688A JP13068898A JPH1146985A JP H1146985 A JPH1146985 A JP H1146985A JP 10130688 A JP10130688 A JP 10130688A JP 13068898 A JP13068898 A JP 13068898A JP H1146985 A JPH1146985 A JP H1146985A
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    • A47J31/467Dispensing spouts, pumps, drain valves or like liquid transporting devices with an intermediate liquid storage tank for the infusion

Abstract

(57)【要約】 【課題】 わずかに泡立った泡層があるコーヒーを製造
する装置を提供する。 【解決手段】 本装置1は、コーヒー抽出液用の少なく
とも1つの入口4と、わずかに泡立った泡層があるコー
ヒー抽出液を排出するための流出開口6.1又は6.2
とを備えている。入口4には、少なくとも1つの噴出開
口8.1、8.2が設けられる。この噴出開口は、コー
ヒー抽出液が入口4に供給された時に、コーヒー抽出液
の噴流を生じさせる。入口4と流出開口6.1又は6.
2との間に伸長する液体流路には、緩衝リザーバ10が
設けられている。この緩衝リザーバ10は、噴出開口及
び流出開口から隔置されている。緩衝リザーバ10は、
使用時に、この緩衝リザーバの中に既に収容されている
コーヒー抽出液の液面の中に噴出開口からのコーヒー抽
出液が噴出するように、位置決めされている。これによ
り、コーヒー抽出液の中に小さな泡が形成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、わずかに泡立った
泡層があるコーヒー抽出液を製造するための装置に関す
るものであって、コーヒー抽出液のための少なくとも1
つの入口と、わずかに泡立った泡層があるコーヒー抽出
液を排出するための一つの流出開口とを備えており、上
記入口には、この入口にコーヒー抽出液が供給された時
にコーヒー抽出液の噴流を発生させるための少なくとも
1つの噴出開口が設けられている装置に関する。
【0002】本発明は、また、コーヒー抽出液を製造す
るためのネオポリターナ装置に関するものであって、気
密に封鎖可能な液体容器と、挽いたコーヒーを充填する
ことのできるコーヒー容器と、一端部が上記コーヒー容
器に接続され他端部には上記液体容器の底部付近に位置
する開口端を有している液体搬送管と、上記コーヒー抽
出液を排出するための出口とを備えており、上記出口
は、上記コーヒー容器に流体連通しており、これによ
り、上記挽いたコーヒーは、使用時に、上記コーヒー容
器から上記出口まで伸長する液体流路の中に位置するよ
うになっている。
【0003】本発明は、更に、液体が充填されて該液体
からコーヒー抽出液を製造するための充填室を有してい
るネオポリターナ装置によってコーヒー抽出液を製造す
るための方法に関する。
【0004】
【従来の技術】上述の装置は、特に、国際特許出願95
/16377号(WO95/16377)から周知であ
る。この装置においては、液体噴流の速度を増大させる
ことにより、わずかに泡立った泡層が得られる。液体
は、上記出口から上記流出開口へ直接流れる。しかしな
がら、得られるわずかに泡立った泡層の性質、すなわ
ち、種々の泡の粒度分布は、均一ではなくまた殆ど予測
することができないことが証明されている。また、上記
国際特許出願から、入口にではなく流出開口に、噴出開
口を設けることも周知である。従って、そのような装置
は、例えば、カップの中に直接噴出する。しかしなが
ら、この変形例も、上述の欠点を有している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題及び課題を解決するため
の手段】本発明の目的は、上記問題点を解消することで
あり、本発明は、上記噴出開口と流出開口との間に伸長
する液体流路の中に、上記噴出開口及び流出開口から隔
置された緩衝リザーバを設け、使用時に、前記出口から
のコーヒー抽出液の噴流が上記緩衝リザーバの中に既に
収容されているコーヒー抽出液の液面の中に噴出するよ
うに、上記緩衝リザーバを位置決めしたことを特徴とし
ている。
【0006】コーヒー抽出液を比較的低い圧力で入口に
供給すると、上記入口の噴出開口はコーヒー抽出液の噴
流を発生する。このコーヒー抽出液の噴流は、緩衝リザ
ーバに入り、該緩衝リザーバには、所定量のコーヒー抽
出液が満たされることになる。コーヒー抽出液の噴流
は、充填された緩衝リザーバの液面の中に噴出するの
で、緩衝リザーバの中には泡が形成される。同時に、泡
を含むコーヒー抽出液の少なくとも一部は、緩衝リザー
バから流出し、その後、出口開口を介して装置から流出
する。液体の噴流は、緩衝リザーバの中に噴出するの
で、所定の性質を有するわずかに泡立った泡層が形成さ
れる。
【0007】ドイツ実用新案第29502575号は、
わずかに泡立った泡層があるコーヒー抽出液を製造する
ための装置を開示しており、この装置は、コーヒー抽出
液のための少なくとも1つの入口と、わずかに泡立った
泡層があるコーヒー抽出液を排出するための一つの流出
開口とを備えている。この周知の装置においては、2つ
の流出開口が底部に設けられている。この底部には、上
記2つの流出開口を覆う球形の要素が設けられている。
この球形の要素は、垂直な側壁と、球形の頂部壁とを備
えており、上記垂直な側壁には多数の穴が設けられてい
る。使用時に、剛性材料から形成されたお椀型の要素か
ら構成されていて挽いたコーヒーが充填されたコーヒー
フィルタが、上記入口と上記球形の要素との間に置かれ
る。次に、装置は、高圧のコーヒー装置に接続される。
例えば7バールの圧力の下で、コーヒー装置は、熱い水
を装置のコーヒーフィルタに供給する。挽いたコーヒー
は、コーヒーフィルタの中で圧縮されて、全体的に密に
なる。これにより、コーヒーフィルタの中に高い圧力が
形成される。その結果、コーヒー抽出液は、コーヒーフ
ィルタの底部の開口を介して押し出される。コーヒー抽
出液が押し出されている間に、コーヒーフィルタの底部
と球形のカバーの頂部壁との間に泡が形成される。球形
のカバーの穴の断面積よりも小さい泡は、底部の流出開
口を通って装置から流出することができる。このように
して、コーヒー抽出液は、上述の流出開口を通って排出
され、アセンブリの下に位置するカップに入ることがで
きる。コーヒー抽出液で満たされたカップの中では、コ
ーヒー抽出液の上に位置する泡層が形成される。
【0008】上記ドイツ実用新案第29502575号
から周知のアセンブリの欠点は、泡を形成するために、
装置の中に高い圧力を形成することが必要であるという
ことである。これは、装置を加圧するために、電動ポン
プの如き比較的高価な手段を必要とするということを意
味している。
【0009】本発明の目的は、わずかに泡立った泡層が
あるコーヒー抽出液を低い圧力で形成することのできる
装置を提供することである。本発明の別の特徴によれ
ば、泡を有するコーヒー抽出液の緩衝リザーバからの流
出は、例えば、緩衝リザーバのオーバーフローによって
行わせることができる。しかしながら、緩衝リザーバに
少なくとも1つの排出通路を設けて、わずかに泡立った
泡層があるコーヒー抽出液を緩衝リザーバから流出開口
へ排出するようにすることもできる。この構造は、わず
かに泡立った泡層があるコーヒー抽出液を製造した後
に、緩衝リザーバの中に液体が全く又は殆ど残留しない
という利点を有している。より詳細に言えば、緩衝リザ
ーバは、お椀型の構造を有しており、排出開口は、緩衝
リザーバの側壁に設けられている。
【0010】緩衝リザーバをお椀型の構造とし、一方、
緩衝リザーバの底部に少なくとも1つの排出開口を設
け、これにより、わずかに泡立った泡層があるコーヒー
抽出液を緩衝リザーバから流出開口に排出するようにす
ることができる。これも従来技術の装置の上述の欠点を
解消する本発明の別の特徴によれば、緩衝リザーバが、
噴出開口と流出開口との間に伸長する液体流路の中に設
けられ、上記緩衝リザーバを上記噴出開口から隔置させ
ると共に、緩衝リザーバに上述の流出開口を設け、一
方、使用時に、緩衝リザーバの中に既に収容されている
コーヒー抽出液の液面の中に噴出開口からのコーヒー抽
出液の噴流が噴出するように、上記緩衝リザーバを位置
決めし、また、噴出開口を介して単位時間当たりに供給
されるコーヒー抽出液の量、並びに、流出開口を介して
緩衝リザーバから単位時間当たりに流出するコーヒー抽
出液の量を互いに調節して、少なくとも5mmの高さを
有する液面が緩衝リザーバの中に形成されるようにす
る。
【0011】コーヒー抽出液の噴流は、緩衝リザーバの
中の少なくとも5mmの高さを有するコーヒー抽出液の
浴の中に噴出するので、そのような浴に衝突する噴流
は、わずかに泡立った泡層を形成する。このわずかに泡
立った泡層は、流出開口を通って、残りのコーヒー抽出
液に随伴し、その後、容器に流入する。噴出開口を介し
て単位時間当たりに供給されるコーヒー抽出液の量、並
びに、流出開口を介して緩衝リザーバから単位時間当た
りに流出するコーヒー抽出液の量を互いに調節して、少
なくとも8mmの高さを有する液面が緩衝リザーバの中
に形成されるようにするのが好ましい。
【0012】本発明の好ましい実施例によれば、本装置
は、更に、コーヒー抽出液を製造するためのネオポリタ
ーナ・ユニットを備えている。このネオポリターナ・ユ
ニットは、上記入口と流体連通している。ネオポリター
ナ・ユニットは、例えば、0.4気圧の比較的低い圧力
でコーヒー抽出液を供給するという特徴を有している。
入口の噴出開口及び緩衝リザーバとの組み合わせによ
り、上記低い圧力は、わずかに泡立った泡層があるコー
ヒー抽出液を得るために十分である。
【0013】ネオポリターナ・ユニットは、気密に閉鎖
可能な液体容器と、挽いたコーヒーを充填することので
きるコーヒー容器と、一端部が上記コーヒー容器に接続
されており他端部には液体容器の底部付近に位置する開
口端を有している液体搬送管とを備えるのが好ましく、
噴出開口を有する上記入口は、上記コーヒー容器に流体
連通しており、これにより、使用時に、上記挽いたコー
ヒーは、上記液体容器から上記入口までの液体流路の中
に位置する。
【0014】コーヒー抽出液の風味は、わずかに泡立っ
た泡層によってだけ決定されるのではなく、温度によっ
ても決定されるので、極めて高度な実施例によれば、上
記液体容器は、該液体容器の中の液体の量と空気の量と
の間の比を上記液体の量を変えることなく調節するため
の手段を備えており、これにより、使用時にコーヒー容
器に供給される液体の温度を設定することができる。
【0015】本発明は、また、ネオポリターナ装置にも
関係し、この場合には、上記液体容器は、該液体容器の
中の液体の量と空気の量との間の比を上記液体の量を変
えることなく調節するための手段を備えており、これに
より、使用時にコーヒー容器に供給される液体の温度を
決定することができるという特徴を備えている。本発明
によれば、上記方法は、上記充填室の中に存在する空気
の量と水の量との間の比を選択することによって、上記
コーヒー抽出液の温度を調節するという特徴を備えてい
る。
【0016】
【発明の実施の形態】図1において、参照符号1は、わ
ずかに泡立った泡層があるコーヒー抽出液を製造するた
めの本発明の装置を示している。この装置は、入口4を
有するハウジングを備えており、使用時には、コーヒー
抽出液が上記入口4に供給される。ハウジング2は、更
に、少なくとも1つの流出開口を備えている。この例に
おいては、上記ハウジングは、比較的大きな流出開口
6.1、6.2を備えている。上記入口4には、比較的
小さな噴出開口8.1、8.2が設けられている。更
に、一方の側の上記噴出開口8.1、8.2と他方の側
の上記流出開口6.1、6.2との間には、緩衝リザー
バ10が設けられており、この緩衝リザーバは、上記噴
出開口8.1、8.2及び流出開口6.1、6.2から
隔置されている。従って、緩衝リザーバ10は、噴出開
口8.1、8.2と流出開口6.1、6.2との間に伸
長している液体流路の中に含まれている。緩衝リザーバ
と流出開口6.1、6.2との間には、空隙15が設け
られている。
【0017】この例においては、緩衝リザーバ10は、
中空構造を有していて、垂直な側壁14を有する平坦な
底部12を備えている。緩衝リザーバの底部12と流出
開口との間に、上記空隙15が存在している。また、一
方の側の噴出開口8.1、8.2と他方の側の緩衝リザ
ーバとの間にも、空隙17が設けられている。
【0018】図1の装置は、更に、後に詳細に説明する
ネオポリターナ・ユニット(Neopolitana
unit)19を備えており、このネオポリターナ・ユ
ニットは、コーヒー抽出液を例えば0.4気圧の比較的
低い圧力でライン18を介して入口4に供給する。その
装置の動作は、以下の通りである。
【0019】ネオポリターナ・ユニット19が、コーヒ
ー抽出液をライン18を介して入口4に供給すると、コ
ーヒー抽出液の2つのジェットすなわち噴流が噴出開口
8.1、8.2からそれぞれ噴出することになる。従っ
て、噴出開口を有する入口は、ライン18の中のコーヒ
ー抽出液の流速よりも大きな流速を生じさせる。この目
的のために、各々の噴出開口8.1、8.2の表面積
は、例えば、0.05−0.5mm2である。コーヒー
抽出液の噴流は、下方に噴出して緩衝リザーバ10の中
に入る。この緩衝リザーバ10は、コーヒー抽出液で満
たされている。従って、コーヒー抽出液の噴流は、緩衝
リザーバ10の液面に強制的に噴出される。これによ
り、緩衝リザーバの中には強い乱流が生じ、わずかに泡
立った泡層があるコーヒー抽出液が生成される。このコ
ーヒー抽出液は、「カフェ・クレム(cafe cre
me)」としても知られている。緩衝リザーバが完全に
充満されると、オーバーフローが生じ、わずかに泡立っ
た泡層があるコーヒー抽出液は、流出開口6.1、6.
2を介してハウジング2の下に位置する容器20へ流れ
ることができる。この容器20は、カップ又はコーヒー
ポットとすることができる。勿論、2つの容器を並置し
て、一方の容器を流出開口6.1で満たし、他方の容器
を流出開口6.2で満たすようにすることもできる。
【0020】流出開口6.1、6.2の断面積は、わず
かに泡立った泡層の所望の気泡径(泡の寸法)を有する
カフェ・クレムが気泡を消散させることなくハウジング
2から流出することができる、ように選択される。換言
すれば、流出開口6.1、6.2は、泡層の中の所望の
最大の気泡径よりも大きい。容器20は、コーヒーで満
たされた後に、消費するために取り出すことができる。
緩衝リザーバは、その垂直な側壁14の頂端部まで満た
されているので、緩衝リザーバの中には残留液体が残る
ことになる。
【0021】特定の実施例においては、そのような残留
液体をも流出させるようにするために、緩衝リザーバ1
0に少なくとも1つの排出通路22を設けて、わずかに
泡立った泡層があるコーヒー抽出液を緩衝リザーバから
流出開口に排出する。図3は、そのような排出通路22
を備えた図1の緩衝リザーバ10の平面図である。
【0022】排出通路22では、緩衝リザーバ10の底
部12から上方に伸長する垂直な側壁に開口24が設け
られている。これにより、緩衝リザーバ10からの排液
を完全に行うことができる。緩衝リザーバ10からの排
液が急速に生ずることがないようにし、これにより、コ
ーヒー抽出液が緩衝リザーバの中に噴出している間は、
緩衝リザーバの中に液面が形成されるようにするため
に、上記排出通路には、所定の流体抵抗26が設けられ
る。この流体抵抗26は、緩衝リザーバの垂直な側壁に
よって形成される溝によって形成される。この溝は、緩
衝リザーバの中に位置する入口と、緩衝リザーバ10の
垂直な側壁14の開口24に一致する出口とを有してい
る。この例においては、流体抵抗26の垂直な側壁28
は、緩衝リザーバ10の垂直な側壁14と同じ高さを有
している。また、この例においては、上記垂直な側壁2
8によって形成された溝は、流体抵抗を大きくするため
に、若干曲がりくねっている。
【0023】図4も、緩衝リザーバ10を示している
が、この緩衝リザーバは、別の排出通路22’を備えて
いる。従って、緩衝リザーバは、底部12に設けられた
開口30を備えている。この開口30の周囲には、垂直
な側壁32が設けられており、この垂直な側壁は、底部
12から上方に伸長する開口34を有している。従っ
て、垂直な側壁32は、開口30を部分的に包囲してい
る。更に、垂直な側壁32の周囲には、円形の垂直な側
壁36が設けられており、この垂直な側壁も、底部12
から上方に伸長する開口38を有している。従って、垂
直な側壁36も開口30を部分的に包囲している。これ
により、排出通路22’は、開口38から、垂直な側壁
32、36の間に形成された円形の溝、並びに、開口3
4を通って、開口30まで伸長している。この例におい
ては、2つの垂直な側壁32、36は、同じ高さを有し
ており、また、開口34、38は、開口30の両側に位
置している。
【0024】本発明の変形例によれば、垂直な側壁3
2、36を省略して、開口30だけを残す。垂直な側壁
32、36の中の少なくとも一方によって開口30を完
全に包囲して、開口34、38の中の少なくとも一方を
省略することもできる。
【0025】入口4、流出開口6.1、6.2、及び、
緩衝リザーバ10から成る上記アセンブリの大きな利点
は、コーヒー抽出液を比較的低い圧力で入口4に供給し
ながら、わずかに泡立った泡層があるコーヒー抽出液を
得ることができるということである。この目的のため
に、コーヒー抽出液を比較的低い圧力でライン18に供
給するネオポリターナ・ユニットによって、上述のよう
なコーヒー抽出液を製造することができる。
【0026】高度な実施例によれば、上記噴出開口と上
記緩衝リザーバとの間の距離を設定可能な構造にするこ
とができる。この構造は、例えば、緩衝リザーバをスピ
ンドル40によってハウジング2に取り付けることによ
って得ることができる。この目的のために、ハウジング
2にネジ部を有する開口を設け、この開口の上記ネジ部
をスピンドル40のネジ部に対応させる。スピンドル4
0を回転させることによって、上記距離を変えることが
できる。この距離を変えることによって、形成されるわ
ずかに泡立った泡層の性質を調節することができる。従
って、気泡径は、上記距離に関係することが証明され
る。この例においては、上記流出開口と上記緩衝リザー
バとの間の距離が設定可能であり、一方、上記噴出開口
と上記流出開口との間の距離は一定である。
【0027】しかしながら、わずかに泡立った泡層の特
性を変えるために噴出開口と流出開口との間の距離を設
定可能にすることもまた可能である。図1及び図5のネ
オポリターナ・ユニット19は、気密に閉鎖することが
できる液体容器44と、挽いたコーヒー47を充填する
ことのできるコーヒー容器46と、液体搬送管48とを
備えており、該液体搬送管の一端部は、コーヒー容器4
6に接続されており、また、上記液体搬送管の他端部
は、液体容器44の底部50に隣接する開口端52を有
している。従って、液体搬送管48は、昇液管として作
用する。上記入口は、ライン18を介して、コーヒー容
器46に流体連通している。使用時には、コーヒー容器
の中にある挽いたコーヒーは、液体容器44から入口4
までの液体流路の中に入ることになる。使用時には、液
体容器は水で満たされ、カバー形状のコーヒー容器46
によって気密に閉鎖される。この例においては、水位5
3は概略的に示されている。本装置は、更に、液体容器
44の中の液体の量と空気の量との間の比を調節するた
めの手段54を備えている。
【0028】使用時には、液体容器44が加熱される。
この加熱操作は、火炎又は電気的な加熱素子の如きそれ
自身は周知の手段によって行うことができる。加熱する
ことにより、液体容器44の中の圧力が上昇する。この
圧力が十分に上昇すると、液体は搬送管48を通って上
方に押し上げられることになる。この液体は、次に、搬
送管48を介して挽いたコーヒーが充填されたコーヒー
容器46に入り、その後、コーヒー抽出液としてコーヒ
ー容器から出て、ライン18を通って入口4まで流れ
る。
【0029】本発明の一つの特徴によれば、搬送管48
を通って液体容器44から出始める時の水の初期温度
は、液体容器44の中の液体/水比を設定することによ
って、水の量を変えることなく調節することができる。
液体容器44の充満高さがいずれの場合にもほぼ同じで
あると仮定すると、上記液体/水比は、例えば、液体容
器の中に設けられていて液体に浸漬している物体54に
よって調節することができる。これらの物体54は、所
定量の液体を排除する。水がネオポリターナ・ユニット
19から出る時間帯においては、空気/水比は更に増大
し、ネオポリターナ・ユニット19を出る水の温度も同
様に増大することになる。従って、本発明の一つの特徴
によれば、ネオポリターナ・ユニット19から出始める
時の水の初期温度を調節し、(その直接的な結果とし
て)ネオポリターナ・ユニット19から出る水の温度の
変化を調節することができる。その結果、温度すなわ
ち、コーヒー容器46に供給される液体の温度の変化を
上述のように調節することができる。勿論、上記空気/
水比は、液体容器46を満たしている水の量を変えるこ
とによっても調節することができる。
【0030】コーヒー容器46の中に設けられる挽いた
コーヒーは、コーヒー容器の中に設けられるサチェット
(小さい袋)の中に収容することができる。しかしなが
ら、挽いたコーヒーがコーヒー容器の中に設けられる態
様は、本発明にとって重要ではない。この例において
は、コーヒー容器46は、ネオポリターナ・ユニットの
一部を構成する。この目的のために、コーヒー容器及び
液体容器は、一つのハウジングの中で一体化されてい
る。しかしながら、コーヒー容器46は、図2に示すよ
うに、入口4に直接設けることもできる。この例におい
ては、搬送管48は、ライン18を介してコーヒー容器
46に接続される。コーヒー容器46は、充填を行うた
めにネジ式に緩めることのできるカバー(図示せず)を
備えることができる。この例においては、それ自身は周
知のワンカップ・フィルタ56がコーヒー容器46の中
に設けられる。また、それ自身は周知のコーヒーが充填
されたビーカー型のフィルタケースをコーヒー容器46
の中に設けることもできる(図2)。この場合には、上
記フィルタケースは、極めて小さな複数の穴が形成され
た底部を備えている。上記穴は、液体に対しては透過性
を有し、一方、フィルタケースに収容された挽いたコー
ヒーに対してはバリヤを形成する。この例(図2)にお
いては、空気/水比の設定を行うために、ネオポリター
ナ・ユニットの水容器16の頂部壁58を上記水容器の
垂直な側壁60に接続し、これにより、頂部壁58と底
部62との間の距離Dを設定可能な構造とされている。
この構造を用いると、上記空気/水比を再度調節するこ
とができる。
【0031】極めて高度な実施例によれば、上記空気/
水比は、水が液体容器から流れている時間帯の間に調節
することもできる。これにより、液体容器から出る水の
温度を任意の時点で調節することができる。そこで、水
が液体容器から流れている時間帯全体を通じて、上記空
気/水比を例えば一定に維持することができる。これ
は、水が図2のネオポリターナ・ユニット19から出て
いる時間帯の間に、上記高さすなわち距離Dを再度調節
することによて、実現することができる。
【0032】図5は、本発明の装置の第3の可能な実施
例を示している。この実施例においては、図1及び図2
の部品に対応する部品には同じ参照符号が付されてい
る。図5において、緩衝リザーバは、ハウジング2によ
って形成されており、一方ネオポリターナ・ユニット
は、図1のネオポリターナ・ユニットに対応している。
ハウジング2の底部64は、緩衝リザーバ10の底部を
構成している。緩衝リザーバ10の底部64には、流出
開口6.1、6.2が設けられている。噴出開口8.
1、8.2を通じて供給される単位時間当たりのコーヒ
ー抽出液の量、及び、流出開口6.1、6.2を介して
緩衝リザーバから流出する単位時間当たりのコーヒー抽
出液の量を互いに調節して、少なくとも5mmの高さh
を有する液面66が緩衝リザーバの中に形成されるよう
にする。その結果、噴出開口8.1、8.2を通って供
給されるコーヒー抽出液の噴流68が、液面66に強く
衝突することになる。同時に、液体リザーバすなわち緩
衝リザーバ10の中に収容されているコーヒー抽出液
は、流出開口6.1、6.2を通って緩衝リザーバから
出ることになる。これにより、形成された泡も緩衝リザ
ーバから出ることになる。換言すれば、わずかに泡立っ
た泡層が、コーヒー抽出液に随伴することになる。この
随伴を可能にするために、形成される上記液面の高さ
は、詳細に言えば、25mm未満である。上記高さは、
15mm未満であるのが好ましい。コーヒー抽出液の噴
流が、緩衝リザーバの下方に位置している液浴に少なく
とも8mmの距離にわたって衝突できるようにするため
に、上記高さhは、少なくとも8mmであるのが好まし
い。少なくとも8mmの高さにわたる上記衝突は、均一
な多くの泡を形成する。
【0033】図6及び図9を参照すると、本発明の装置
の第4の可能性のある実施例が示されている。図6乃至
図9においても、上述の図に対応する部品には、同じ参
照符号が付されている。図6乃至図9の装置には、付属
品を有する別の実施例のハウジング2と、別の実施例の
ネオポリターナ・ユニット19とが設けられている。
【0034】ハウジング2に関して、緩衝リザーバ10
は、第1及び第2の排出通路22.1、22.2を含ん
でいる。第1の排出通路22.1は、緩衝リザーバ10
の垂直な側壁14に設けられた開口24.1を有してい
る。この第1の開口24.1は、垂直な側壁14の頂側
部から底部12の方向に伸長している。しかしながら、
開口24.1は、底部12までは到達していない。第2
の排出通路22.2は、第2の開口24.2を有してい
る。第1の開口24.1から離れている上記第2の開口
24.2は、第1の開口24.1と同じように構成され
ている。
【0035】また、ハウジング2の中の緩衝リザーバ1
0の外側には、隔壁70が設けられている。この隔壁
は、ハウジング2の中の緩衝リザーバ10の外側の空間
を2つの別個の部分72.1、72.2にそれぞれ分割
し、流出開口6.1がハウジング2の第1の部分72.
1に流体連通するように構成されている。また、流出開
口6.2は、ハウジング2の第2の部分72.2に流体
連通している。また、緩衝リザーバ10の底部12に
は、第1及び第2の開口30.1、30.2が設けられ
ている。第1の開口30.1は、緩衝リザーバ10の内
部とハウジング2の第1の部分72.1との間に流体連
通を確立している。更に、開口30.2は、緩衝リザー
バ10の内部とハウジング2の第2の部分72.2との
間に流体連通を確立している。
【0036】後に詳細に説明するネオポリターナ・ユニ
ット19は、コーヒー抽出液をライン18を介して入口
4に供給する。コーヒー抽出液は、上述の図に関連して
既に説明したように、噴出開口8.1、8.2を通って
緩衝リザーバ10の中に噴出する。開口30.1、3
0.2は、これら開口30.1、30.2を通って排出
されるコーヒー抽出液の量(1秒間当たり)よりも多い
量のコーヒー抽出液が噴出開口8.1、8.2を通って
緩衝リザーバに供給されるような寸法を有している。そ
の結果、緩衝リザーバ10の中の液体レベルすなわち液
位が上昇し始め、このように形成された液面の中にコー
ヒー抽出液が噴出するので、例えば少なくとも8mmの
高さを有するわずかに泡立った泡層が形成される。緩衝
リザーバ10の液位は、最終的には、開口24.1、2
4.2の底側部まで上昇することになる。その後に、わ
ずかに泡立った泡層があるコーヒー抽出液は、開口2
4.1を通って容器の部分72.1へ流れることにな
る。同時に、わずかに泡立った泡層があるコーヒー抽出
液は、開口24.2を通って、容器2の部分72.2へ
流れることになる。従って、開口24.1、24.2を
通って緩衝リザーバ10から出た液体は、互いに分離さ
れた状態に維持される。結局、上記2つの別個の液流
は、緩衝リザーバ10によって生成される。開口24.
1から流れる液体は、最終的には、開口6.1を通って
容器2から出ることになる。また、開口24.2から流
れる液体は、流出開口6.2を通って容器から出ること
になる。このようにして、2つの容器20.1、20.
2をコーヒー抽出液で満たすことができる。上述の実施
例の大きな利点は、2つの容器20.1、20.2をわ
ずかに泡立った泡層があるコーヒー抽出液で極めて正確
に且つ等しく満たすことができるということである。
【0037】任意の時間において、コーヒー抽出液がラ
イン18を通って入口4に供給されなくなった場合に
は、緩衝リザーバ10は、開口30.1、30.2を介
して排液される。開口30.1を介して緩衝リザーバ1
0から出た液体は、最終的には、流出開口6.1を介し
て容器20.1に入ることになる。同様に、開口30.
2を介して緩衝リザーバ10を出た液体は、最終的に
は、流出開口6.2を介して容器20.2に入ることに
なる。
【0038】上に説明した事柄は、本装置には、上記第
1及び第2の排出通路に対して相対的に位置決めされた
第1及び第2の流出開口が設けられており、これによ
り、上記緩衝リザーバは、該緩衝リザーバからコーヒー
抽出液を排出するための第1及び第2の排出通路を備え
ており、また、本装置には、上記第1及び第2の排出通
路に対して相対的に位置決めされた第1及び第2の流出
開口が設けられており、これにより、上記第1の排出通
路を介して上記緩衝リザーバから出るわずかに泡立った
泡層があるコーヒー抽出液は、上記第1の流出開口に供
給され、また、第2の排出通路を介して緩衝リザーバか
ら出るわずかに泡立った泡層があるコーヒー抽出液は、
第2の流出開口に供給されることを意味している。
【0039】上述のように、図6乃至図9の装置にも、
特定の実施例のネオポリターナ・ユニット19が設けら
れている。ネオポリターナ・ユニット19は、液体容器
44を備えている。この液体容器44は、お椀型の容器
72を備えている。更に、上記お椀型の容器82は、入
れ子式の上下運動を行う貝型の要素74を備えている。
上記お椀型の容器72の頂側部には、環状のシール76
が設けられており、この環状のシールは、上記貝型の要
素74とお椀型の容器72との間に位置している。上記
環状のシール76は、お椀型の容器72と貝型の要素7
4とを相互に液密の関係で接続して、垂直方向において
上下運動できるようにする。貝型の要素74は、半径方
向外方に曲がった頂側部を有していて、環状の縁部78
を形成している。また、この環状の縁部78は、上方に
曲がった外側部を有していて、ネジを有する垂直な縁部
80を形成している。ネオポリターナ・ユニット19
は、更に、コップ型の容器82を備えており、このコッ
プ型の容器にはコーヒーを充填することができる。この
目的のために、コップ型の容器は、有孔シート84を備
えており、この有孔シートの上に挽いたコーヒーを注ぐ
ことができる。上記有孔シート84は、コップ型の容器
82の底部86から上方に若干隔置されている。コップ
型の容器は、環状の縁部88が設けられた上側部を有し
ており、上記環状の縁部は、半径方向外方に伸長してい
て、使用時には、下側要素74の環状の縁部78に着座
する。底部86には、昇液管92にアクセスするための
開口90が設けられている。昇液管92は、上方の昇液
管94と、下方の昇液管96とを備えており、この下方
の昇液管は、上記上方の昇液管94の中で入れ子式に摺
動可能に収容されている。上記2つの昇液管も、図示し
ないシールによって、液密の関係で相互に接続されてい
る。昇液管92の周囲には、下方の昇液管96を下方に
押圧するバネが設けられており、従って、昇液管92の
開口端52は、液体容器44の底部50の付近に位置し
ている。ネオポリターナ装置すなわちネオポリターナ・
ユニットは、更に、カバー100を備えており、このカ
バーの内側には、垂直な縁部80のネジと協働すること
のできるネジが設けられている。カバー100には、ラ
イン18に接続された開口102が設けられている。
【0040】図6乃至図9のネオポリターナ装置19の
作用は、以下の通りである。すなわち、カバー100が
最初に取り外される。これにより、コップ型の容器82
を昇液管92と共に取り外して、コップ型の容器に挽い
たコーヒーを充填することができる。次に、液体容器4
4に所望のレベル102まで水を充填する。その後、有
孔シート84の上に設けられていて挽いたコーヒーが充
填されているコップ型の容器82を管状要素74に戻
す。次に、全体をカバー100によって閉鎖する。その
後、管状要素74をコップ型の容器72と相対的に垂直
方向において上方又は下方に動かすことによって、液体
容器44の容積を設定する。このようにすることによっ
て、液体容器44の空気/水比が設定される。次に、ネ
オポリターナ・ユニット19の中に収容された水を周知
の方法で加熱する。液体容器44の中の所定の空気/水
比によって決定されるある温度において、上記水は、昇
液管92を通って有孔シート84に向かって上方に流れ
始める。次に、水は、コップ型の容器82の中の有孔シ
ート及び挽いたコーヒーを通って流れ、その後、コーヒ
ー抽出液として開口102を介してネオポリターナ・ユ
ニットから出て、ライン18を通って入口4に向かって
流れる。
【0041】コーヒー抽出液が入口4に到達すると、本
装置は、上述のように作動する。異なる量のコーヒーを
製造することが望まれる場合には、ネオポリターナ・ユ
ニットには、異なる量の液体を満たすことができる。こ
れに応じて空気/水比を調節し、これにより、上述の温
度と同じ温度を有する水が供給されるようにすることが
できる。また、管状要素74をコップ型の容器72と相
対的に上方又は下方に動かすことによって、別の温度を
設定することができる。水がネオポリターナ・ユニット
から流れた後に、ネオポリターナ・ユニット19の中の
空気/水比が増大する。その結果、供給される水の温度
も同様に上昇する。必要であれば、水が流出している間
に、液体容器の全容積を選択に応じて自動的に減少さ
せ、例えば、ネオポリターナ・ユニットの中に収容され
ている水への熱エネルギの供給を同時に減少及び/又は
遮断することによって、上述の温度上昇を補正すること
ができる。上述の容積の減少は、貝型の要素74をコッ
プ型の容器72と相対的に下方へ動かすことによって
(選択に応じて自動的に)行うことができる。従って、
液体容器の容積を調節可能な構造とすることができる。
【0042】液体容器の内部空間の高さを設定可能にし
て、液体容器の容積を調節すると共に、液体容器の中に
昇液管を設け、この昇液管を、液体容器の設定された高
さに相当する設定可能な距離にわたって垂直方向に伸長
する構造とすることができる。流出開口を介して緩衝リ
ザーバから単位時間当たりに流出するコーヒー抽出液の
量の調節、並びに、噴出開口によって単位時間当たりに
供給されるコーヒー抽出液の量の調節は、種々の方法で
行うことができる。例えば、流出開口の数、及び、流出
開口の断面積を変えて、コーヒー抽出液が単位時間当た
りに緩衝リザーバから流出する量を決定することができ
る。また、噴出開口の数、及び、噴出開口の断面積を変
えて、緩衝リザーバに単位時間当たりに供給されるコー
ヒー抽出液の量を決定することができる。更に、コーヒ
ー抽出液が入口4に供給される圧力を変えて、噴出開口
によって単位時間当たりに供給されるコーヒー抽出液の
量を然るべく変えることができる。
【0043】また、底部64の表面の寸法を、所望の高
さの液面が得られるように決定することもできる。その
ような変形例は各々、本発明の範囲に入るものと理解さ
れる。
【0044】本発明は、上述の実施例に限定されるもの
ではない。例えば、本発明は、入口、緩衝リザーバ及び
流出開口から成るアセンブリ、並びに、ネオポリターナ
・ユニットの両方に関係するものである。また、本発明
は、ネオポリターナ・ユニット及び緩衝リザーバの組み
合わせにも関係する。上記アセンブリ、及び、ネオポリ
ターナ・ユニットに関して述べた種々の実施例を互いに
組み合わせることができる。また、上述の記載に基づ
き、空気/水比を変えるための自明の変形例も本発明の
範囲に属するということを理解する必要がある。本装置
には、より多くの噴出開口を有するより多くの入口、並
びに、2以上の緩衝リザーバを設けることもできる。そ
のような変形例は総て、本発明の範囲に入るということ
を理解する必要がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1はわずかに泡立った泡層があるコーヒー抽
出液を製造するための本発明の装置の第1の実施例を示
している図である。
【図2】図2はわずかに泡立った泡層があるコーヒー抽
出液を製造するための本発明の装置の第2の実施例を示
している図である。
【図3】図3は、図1又は図2の装置の収容リザーバの
第1の可能な実施例を示している図である。
【図4】図4は、図1又は図2の装置の収容リザーバの
第2の可能な実施例を示している図である。
【図5】図5はわずかに泡立った泡層があるコーヒー抽
出液を製造するための本発明の装置の第3の実施例を示
している図である。
【図6】図6は本発明の装置の第4の実施例を示してい
る図である。
【図7】図7は、図6の装置の第1の断面図である。
【図8】図8は、図6の装置の第2の断面図である。
【図9】図9は、図6の装置の第3の断面図である。
【符号の説明】
1 わずかに泡立った泡層があるコーヒー抽出液の製造
装置 2 ハウジング 4 入口 6.1、6.2 流出開口 8.1、8.2 噴出開口 10 緩衝リザーバ 12 緩衝リザーバの底部 14 緩衝リザーバの垂直な側壁 15 空隙 18 ライン 19 ネオポリターナ・ユニット(ネオポリターナ装
置) 20 容器(コップ又はコーヒーポット) 22 排出通路 26 流体抵抗 44 液体容器 46 コーヒー容器 47 挽いたコーヒー 48 液体搬送管

Claims (37)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 わずかに泡立った泡層があるコーヒー抽
    出液を製造するための装置であって、コーヒー抽出液の
    ための少なくとも1つの入口と、わずかに泡立った泡層
    があるコーヒー抽出液を排出するための少なくとも1つ
    の流出開口とを備えており、前記入口には、この入口に
    コーヒー抽出液が供給された時にコーヒー抽出液の噴流
    を発生させるための少なくとも1つの噴出開口が設けら
    れており、前記噴出開口と前記流出開口との間に伸長す
    る液体流路には、前記噴出開口及び前記流出開口から隔
    置された緩衝リザーバが設けられており、この緩衝リザ
    ーバは、使用時に、該緩衝リザーバの中に既に収容され
    ているコーヒー抽出液の液面の中に前記噴出開口からの
    コーヒー抽出液が噴出するように位置決めされているこ
    とを特徴とするわずかに泡立った泡層があるコーヒー抽
    出液を製造するための装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の装置において、前記緩
    衝リザーバと前記流出開口との間に間隙が設けられてい
    ることを特徴とする装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載の装置において、
    前記緩衝リザーバと前記噴出開口との間に間隙が設けら
    れていることを特徴とする装置。
  4. 【請求項4】 請求項1、2又は3に記載の装置におい
    て、前記緩衝リザーバは、わずかに泡立った泡層がある
    コーヒー抽出液を前記緩衝リザーバから前記流出開口へ
    排出するための少なくとも1つの排出通路を備えている
    ことを特徴とする装置。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至4のいずれか一に記載の装
    置において、前記緩衝リザーバは、コップ型の構造を有
    していることを特徴とする装置。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載の装置において、前記緩
    衝リザーバの側壁には、該緩衝リザーバの底部から上方
    に伸長する開口が設けられており、この開口は、わずか
    に泡立った泡層があるコーヒー抽出液を前記緩衝リザー
    バから前記流出開口に排出するように構成されたことを
    特徴とする装置。
  7. 【請求項7】 請求項5に記載の装置において、前記緩
    衝リザーバの底部には、少なくとも1つの排出開口が設
    けられており、この排出開口は、わずかに泡立った泡層
    があるコーヒー抽出液を前記緩衝リザーバから前記流出
    開口に排出するように構成されていることを特徴とする
    装置。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載の装置において、前記緩
    衝リザーバは、更に、前記排出開口を少なくとも部分的
    に包囲する垂直な壁部を備えていることを特徴とする装
    置。
  9. 【請求項9】 請求項4乃至8のいずれか一に記載の装
    置において、前記排出通路は、所定の流体抵抗を有する
    液体流路を含むことを特徴とする装置。
  10. 【請求項10】 請求項1乃至9のいずれか一に記載の
    装置において、前記噴出開口と前記緩衝リザーバとの間
    の距離を設定可能な構造として構成されたことを特徴と
    する装置。
  11. 【請求項11】 請求項1乃至10のいずれか一に記載
    の装置において、前記流出開口と前記緩衝リザーバとの
    間の距離を設定可能な構造として構成されたことを特徴
    とする装置。
  12. 【請求項12】 請求項1乃至11のいずれか一に記載
    の装置において、前記噴出開口と前記流出開口との間の
    距離が一定であり、前記流出開口と前記緩衝リザーバと
    の間の距離を設定可能な構造として構成されたことを特
    徴とする装置。
  13. 【請求項13】 請求項12に記載の装置において、前
    記入口から単位時間当たりに供給されるコーヒー抽出液
    の量、及び、前記流出開口を介して前記緩衝リザーバか
    ら単位時間当たりに流出するコーヒー抽出液の量を互い
    に調節し、これにより、少なくとも5mmの高さを有す
    る液面が前記緩衝リザーバの中に形成されるように構成
    されたことを特徴とする装置。
  14. 【請求項14】 請求項1乃至13のいずれか一に記載
    の装置において、前記緩衝リザーバは、第1及び第2の
    排出通路を有しており、また、当該装置は、第1及び第
    2の流出開口を備えており、これら第1及び第2の流出
    開口は、前記第1の排出通路を介して前記緩衝リザーバ
    から出たわずかに泡立った泡層があるコーヒー抽出液が
    前記第1の流出開口に供給され、また、前記第2の排出
    通路を介して前記緩衝リザーバを出たわずかに泡立った
    泡層があるコーヒー抽出液が前記第2の流出開口に供給
    されるように、前記第1及び第2の排出通路に対して位
    置決めされていることを特徴とする装置。
  15. 【請求項15】 コーヒー抽出液のための少なくとも1
    つの入口と、わずかに泡立った泡層があるコーヒー抽出
    液を排出するための一つの流出開口とを備えており、前
    記入口は、コーヒー抽出液が該入口に供給された時にコ
    ーヒー抽出液の噴流を発生するための少なくとも1つの
    噴出開口を有している、わずかに泡立った泡層があるコ
    ーヒー抽出液を製造するための装置であって、前記噴出
    開口と前記流出開口との間に伸長する液体流路には、緩
    衝リザーバが設けられており、該緩衝リザーバは、前記
    噴出開口から隔置されていると共に、前記流出開口を含
    んでおり、前記緩衝リザーバは、使用時に、該緩衝リザ
    ーバの中に既に収容されているコーヒー抽出液の液面の
    中に前記噴出開口からのコーヒー抽出液の噴流が噴出す
    るように、位置決めされており、前記噴出開口を通じて
    単位時間当たりに供給されるコーヒー抽出液の量、並び
    に、前記流出開口を介して前記緩衝リザーバから単位時
    間当たりに流出するコーヒー抽出液の量を互いに調節し
    て、少なくとも5mmの高さを有する液面を前記緩衝リ
    ザーバの中に形成するように構成されたことを特徴とす
    る装置。
  16. 【請求項16】 請求項15に記載の装置において、前
    記噴出開口を通じて単位時間当たりに供給されるコーヒ
    ー抽出液の量、並びに、前記流出開口を介して前記緩衝
    リザーバから単位時間当たりに流出するコーヒー抽出液
    の量を互いに調節して、少なくとも8mmの高さを有す
    る液面を前記緩衝リザーバの中に形成するように構成さ
    れたことを特徴とする装置。
  17. 【請求項17】 請求項15又は16に記載の装置にお
    いて、前記液面の高さは、25mm未満であり、好まし
    くは、15mm未満であることを特徴とする装置。
  18. 【請求項18】 請求項15乃至17のいずれか一に記
    載の装置において、前記流出開口は、前記緩衝リザーバ
    の底部に設けられていることを特徴とする装置。
  19. 【請求項19】 請求項1乃至18のいずれか一に記載
    の装置において、当該装置は、更に、コーヒー抽出液を
    製造するためのネオポリターナ・ユニットを備えてお
    り、該ネオポリターナ・ユニットは、前記入口に流体連
    通していることを特徴とする装置。
  20. 【請求項20】 請求項19に記載の装置において、前
    記ネオポリターナ・ユニットは、気密に閉鎖可能な液体
    容器と、挽いたコーヒーを充填することのできるコーヒ
    ー容器と、液体搬送管とを備えており、該液体搬送管の
    一端部は、前記コーヒー容器に接続されており、また、
    前記液体搬送管の他端部には、前記液体容器の底部に隣
    接する開口端を有しており、前記入口は、前記コーヒー
    容器に流体連通していて、使用時に、前記挽いたコーヒ
    ーが前記液体容器から前記入口までの液体流路の中に位
    置するように構成されたことを特徴とする装置。
  21. 【請求項21】 請求項20に記載の装置において、前
    記液体容器は、前記液体容器の中の液体の量と空気の量
    との間の比を、液体の量を変えることなく調節するため
    の手段を備えており、これにより、使用時に前記コーヒ
    ー容器に供給される液体の温度を設定することができる
    ように構成されたことを特徴とする装置。
  22. 【請求項22】 請求項21に記載の装置において、前
    記手段は、前記液体容器の中に設けられた少なくとも1
    つの物体から成り、該物体は、液体の中に浸漬した時
    に、所定量の液体を排除するように構成されたことを特
    徴とする装置。
  23. 【請求項23】 請求項21に記載の装置において、前
    記液体容器の体積を調節可能な構造として構成されたこ
    とを特徴とする装置。
  24. 【請求項24】 請求項23に記載の装置において、前
    記液体容器の内部空間の高さを設定して、前記液体容器
    の体積を調節できる構造として構成されたことを特徴と
    する装置。
  25. 【請求項25】 請求項24に記載の装置において、前
    記液体容器の中に昇液管が設けられており、該昇液管
    は、前記液体容器の設定された高さに相当する設定可能
    な距離にわたって垂直方向に伸長する構造として構成さ
    れたことを特徴とする装置。
  26. 【請求項26】 請求項20乃至25のいずれか一に記
    載の装置において、前記コーヒー容器及び前記液体容器
    は、一つのハウジングの中で一体化されていることを特
    徴とする装置。
  27. 【請求項27】 請求項20乃至26のいずれか一に記
    載の装置において、前記コーヒー容器、前記入口、前記
    緩衝リザーバ及び前記流出開口は、一つのハウジングの
    中で一体化されていることを特徴とする装置。
  28. 【請求項28】 請求項20乃至27のいずれか一に記
    載の装置において、前記コーヒー容器は、挽いたコーヒ
    ーが充填された小袋を収容するように構成されたことを
    特徴とする装置。
  29. 【請求項29】 請求項20乃至28のいずれか一に記
    載の装置において、前記コーヒー容器は、挽いたコーヒ
    ーが充填されたコーヒーカートリッジを収容するように
    構成されたことを特徴とする装置。
  30. 【請求項30】 気密に封鎖可能な液体容器と、挽いた
    コーヒーを充填することのできるコーヒー容器と、一端
    部が前記コーヒー容器に接続され他端部には前記液体容
    器の底部付近に位置する開口端を有している液体搬送管
    と、前記コーヒー抽出液を排出するための出口とを備え
    ており、前記出口は、前記コーヒー容器に流体連通して
    おり、これにより、前記挽いたコーヒーは、使用時に、
    前記液体容器から前記出口まで伸長する液体流路の中に
    位置するようになっている、コーヒー抽出液を製造する
    ためのネオポリターナ装置であって、前記液体容器は、
    前記液体容器の中の液体の量と空気の量との間の比を前
    記液体の量を変えることなく調節するための手段を備え
    ており、これにより、使用時に前記コーヒー容器に供給
    される前記液体の温度を決定することができるように構
    成されたことを特徴とする装置。
  31. 【請求項31】 請求項30に記載の装置において、前
    記手段は、前記液体容器の中に設けられる少なくとも1
    つの物体から成り、該物体は、液体の中に浸漬された時
    に、所定量の液体を排除するように構成されたことを特
    徴とする装置。
  32. 【請求項32】 請求項31に記載の装置において、前
    記物体の体積を調節可能な構造として構成されたことを
    特徴とする装置。
  33. 【請求項33】 請求項30に記載の装置において、前
    記液体容器の体積を調節可能な構造として構成されたこ
    とを特徴とする装置。
  34. 【請求項34】 請求項33に記載の装置において、前
    記液体容器の前記内部空間の高さを設定して前記液体容
    器の体積を調節することができる構造として構成された
    ことを特徴とする装置。
  35. 【請求項35】 請求項34に記載の装置において、前
    記液体容器の中に昇液管が設けられてており、該昇液管
    は、前記液体容器の設定高さに相当する設定可能な距離
    にわたって垂直方向に伸長するように構成されたことを
    特徴とする装置。
  36. 【請求項36】 液体が充填されて該液体からコーヒー
    抽出液を製造するための充填室を有しているネオポリタ
    ーナ装置によってコーヒー抽出液を製造するための方法
    であって、前記充填室の中の空気の量と水の量との間の
    比を選択することによって、前記コーヒー抽出液の温度
    を調節することを特徴とする方法。
  37. 【請求項37】 請求項36に記載の方法において、前
    記空気/液体比を前記液体がコーヒー抽出液になる前の
    時点において決定することを特徴とする方法。
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