JPH1146943A - 格子フレーム装置及びその組立方法 - Google Patents
格子フレーム装置及びその組立方法Info
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- JPH1146943A JPH1146943A JP22115797A JP22115797A JPH1146943A JP H1146943 A JPH1146943 A JP H1146943A JP 22115797 A JP22115797 A JP 22115797A JP 22115797 A JP22115797 A JP 22115797A JP H1146943 A JPH1146943 A JP H1146943A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 組立・分解等がワンタッチ式の打ち込み・打
ち戻し等によって簡単に行なえ、設置空間内での組立・
分解が可能で取扱いが容易であるようにする。 【解決手段】 両端が少なくとも筒状の連結部2となっ
ている棒部材1と、この棒部材1の連結部2の開口端縁
を外周面に突き当てる連結具5と、この連結具5の内側
に係止した状態で連結具5を貫挿して棒部材1の連結部
2内に挿入するコネクター脚体10と、連結部2内に挿
入したコネクター脚体10に連結部2外方から合致して
連結部2、コネクター脚体10両者に強制的に嵌め入れ
るストッパー体20とを備える。ストッパー体20は、
連結部2、コネクター脚体10両者に貫挿する切欠ルー
プ状の係止体21の外周縁に、連結部2に貫挿係止する
連結部係止縁23と、コネクター脚体10に貫挿係止す
る弾撥性ある脚体係止縁24とを棒部材1の長さ方向に
沿った前後でほぼ対称位置に形成し、コネクター脚体1
0への貫挿部位の縁部に係止する貫挿係止縁25を設け
る。
ち戻し等によって簡単に行なえ、設置空間内での組立・
分解が可能で取扱いが容易であるようにする。 【解決手段】 両端が少なくとも筒状の連結部2となっ
ている棒部材1と、この棒部材1の連結部2の開口端縁
を外周面に突き当てる連結具5と、この連結具5の内側
に係止した状態で連結具5を貫挿して棒部材1の連結部
2内に挿入するコネクター脚体10と、連結部2内に挿
入したコネクター脚体10に連結部2外方から合致して
連結部2、コネクター脚体10両者に強制的に嵌め入れ
るストッパー体20とを備える。ストッパー体20は、
連結部2、コネクター脚体10両者に貫挿する切欠ルー
プ状の係止体21の外周縁に、連結部2に貫挿係止する
連結部係止縁23と、コネクター脚体10に貫挿係止す
る弾撥性ある脚体係止縁24とを棒部材1の長さ方向に
沿った前後でほぼ対称位置に形成し、コネクター脚体1
0への貫挿部位の縁部に係止する貫挿係止縁25を設け
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は例えば商品の陳列等
に使用される棚等の店舗用什器、家具骨組、建築構造躯
体の芯部、ジャングルジム等の遊戯施設等として使用で
きる各種の平面的、立体的施設、器材、器具、装置等と
なるようにパイプ資材を格子状に組み立てることがで
き、またその組立、分解も容易で取扱い性に優れ、堅牢
でもある格子フレーム装置及びその組立方法に関する。
に使用される棚等の店舗用什器、家具骨組、建築構造躯
体の芯部、ジャングルジム等の遊戯施設等として使用で
きる各種の平面的、立体的施設、器材、器具、装置等と
なるようにパイプ資材を格子状に組み立てることがで
き、またその組立、分解も容易で取扱い性に優れ、堅牢
でもある格子フレーム装置及びその組立方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から角形、丸形等の種々の断面形を
有するパイプ資材等の棒部材を使用した骨組構造となる
平面的、立体的構造物の構築、組立には、各種の継手手
段、構造のものが採用されている。すなわち任意方向へ
の棒部材相互の連結を図るため方向性の自由度、連結作
業の簡易性等を考慮して溶接の如き直接的な結合構造を
採用せずに、棒部材相互間にコネクターと称する継手等
を介在させるのが一般的である。このコネクターによる
連結構造を大別するとネジ止め手段と、強制的な嵌め込
み手段とがあり、前者は後者に比し確実性、分解・組立
の自在性等に優れるも、ネジ溝、ネジ孔等の切削、ネジ
止め方向の考慮等が必要とされ、製作上、施工上におい
て面倒なものである。したがって後者の強制的な嵌め込
み手段によることが多く、特に組立部品の軽量化、堅牢
化等を図るため使用される中空のパイプ資材に対して、
その相互間の連結部位にパイプ資材の開口末端部に各種
の連結用コネクターを介在させることで連結、組み立て
ているのである。その連結用コネクターの一例として、
パイプ資材の断面内形とほぼ類似な形状を有する錘体状
の連結ピンを有するもの、更にはパイプ資材の端部をネ
ジ止めするもの等がある。
有するパイプ資材等の棒部材を使用した骨組構造となる
平面的、立体的構造物の構築、組立には、各種の継手手
段、構造のものが採用されている。すなわち任意方向へ
の棒部材相互の連結を図るため方向性の自由度、連結作
業の簡易性等を考慮して溶接の如き直接的な結合構造を
採用せずに、棒部材相互間にコネクターと称する継手等
を介在させるのが一般的である。このコネクターによる
連結構造を大別するとネジ止め手段と、強制的な嵌め込
み手段とがあり、前者は後者に比し確実性、分解・組立
の自在性等に優れるも、ネジ溝、ネジ孔等の切削、ネジ
止め方向の考慮等が必要とされ、製作上、施工上におい
て面倒なものである。したがって後者の強制的な嵌め込
み手段によることが多く、特に組立部品の軽量化、堅牢
化等を図るため使用される中空のパイプ資材に対して、
その相互間の連結部位にパイプ資材の開口末端部に各種
の連結用コネクターを介在させることで連結、組み立て
ているのである。その連結用コネクターの一例として、
パイプ資材の断面内形とほぼ類似な形状を有する錘体状
の連結ピンを有するもの、更にはパイプ資材の端部をネ
ジ止めするもの等がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが強制的に嵌め
入れる連結ピン構造ものである場合には、テーパー面を
利用した緊密な結合状態を得られる反面、逆に組立て後
にテーパー面の傾斜角度にてパイプ資材とコネクターと
が揺動傾斜することがあって長時間に亙る組立て使用に
は不適当なものとなる虞れがある。またネジ止め構造の
ものである場合には、連結部位におけるパイプ資材等の
一旦の逆方向へのスライド、ネジ止め回転等のための余
裕空間の確保等が必要であり、特に例えば組立構造物と
しての末部等に余裕空間がないときには組立不能となる
こともある。
入れる連結ピン構造ものである場合には、テーパー面を
利用した緊密な結合状態を得られる反面、逆に組立て後
にテーパー面の傾斜角度にてパイプ資材とコネクターと
が揺動傾斜することがあって長時間に亙る組立て使用に
は不適当なものとなる虞れがある。またネジ止め構造の
ものである場合には、連結部位におけるパイプ資材等の
一旦の逆方向へのスライド、ネジ止め回転等のための余
裕空間の確保等が必要であり、特に例えば組立構造物と
しての末部等に余裕空間がないときには組立不能となる
こともある。
【0004】そこで本発明は叙上のような従来存した諸
事情に鑑み創出されたもので、パイプ資材の如き棒部材
の端部における筒状の連結部を閉ループの輪状、長尺状
の被連結部材に突き当てておき、被連結部材に貫挿係止
したコネクター脚体を連結部内に挿入配置すると共に、
その挿入部分に連結部外方からこれらの両者にストッパ
ー体を強制的に打ち込み嵌め入れることで連結できるも
のとしたのであり、組立・分解等がワンタッチ式の打ち
込み嵌め入れあるいは打ち戻し等によって簡単に行なう
ことができ、しかも繰り返しの組立・分解にも十分に耐
えられ、また設置空間があればそれの空間内での組立・
分解が可能で取扱いが容易である格子フレーム装置及び
その組立方法を提供することを目的とする。
事情に鑑み創出されたもので、パイプ資材の如き棒部材
の端部における筒状の連結部を閉ループの輪状、長尺状
の被連結部材に突き当てておき、被連結部材に貫挿係止
したコネクター脚体を連結部内に挿入配置すると共に、
その挿入部分に連結部外方からこれらの両者にストッパ
ー体を強制的に打ち込み嵌め入れることで連結できるも
のとしたのであり、組立・分解等がワンタッチ式の打ち
込み嵌め入れあるいは打ち戻し等によって簡単に行なう
ことができ、しかも繰り返しの組立・分解にも十分に耐
えられ、また設置空間があればそれの空間内での組立・
分解が可能で取扱いが容易である格子フレーム装置及び
その組立方法を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
ため、本発明に係る格子フレーム装置にあっては、両端
が少なくとも筒状の連結部2となっている棒部材1と、
この棒部材1の連結部2の開口端縁が外側面に突き当て
られる被連結部材5,30と、この被連結部材5,30
に係止手段11、14,15、16,17を介して係止
された状態で被連結部材5,30の一部位を貫挿して棒
部材1の連結部2内に挿入されるコネクター脚体10
と、連結部2内に挿入されたコネクター脚体10に連結
部2外方から合致して連結部2、コネクター脚体10両
者に強制的に嵌め入れられるストッパー体20とを備え
て成るものである。被連結部材は、閉ループの輪状に形
成されている連結具5であったり、長尺状に形成されて
いる枠部材30であったりすることができ、また格子フ
レーム構造の内部では連結具5によって棒部材1相互を
連結し、周囲では枠部材30に棒部材1を連結したもの
として枠部材30で全体を囲繞し、また枠部材30によ
って基礎B上で立枠するものとして構成することができ
る。棒部材1は、両端に筒状の連結部2を形成し、この
連結部2には対向配置されて対状になっている貫挿孔3
を開穿してある。被連結部材5,30は、棒部材1にお
ける連結部2の開口端縁が外側面に突き当てられる部位
に連結孔6,31,32,33を開穿して成るものとで
きる。コネクター脚体10は、被連結部材5,30に係
止する係止手段11、14,15、16,17に、被連
結部材5,30の一部位を貫挿させて棒部材1の連結部
2内に挿入される連結脚片12を連設し、この連結脚片
12には貫挿孔3にほぼ対応合致する係止孔13を開穿
してある。そして係止手段は、被連結部材5,30の内
側面に当接する当接片11としたり、被連結部材5,3
0の側壁面に当接される係止ナット15,17を介して
ネジ止めされるオネジ体14,16としたりして構成す
ることができる。ストッパー体20は、連結部2及びコ
ネクター脚体10両者に貫挿される切欠ループ状の係止
体21の外周縁に、連結部2に貫挿係止される連結部係
止縁23と、コネクター脚体10に貫挿係止される弾撥
性ある脚体係止縁24とを棒部材1の長さ方向に沿った
前後でほぼ対称位置に形成すると共に、コネクター脚体
10への貫挿部位の縁部に係止する貫挿係止縁25を設
けたものである。そして係止体21は、連結部2、連結
脚片12両者に嵌め入れられたときの被連結部材5,3
0側、棒部材1の中央部側のいずれか一方がほぼ直線縁
状で、同じくいずれか他方がほぼ湾曲縁状で、この湾曲
縁状部分にコネクター脚体10における連結脚片12の
肉厚に比し幅員が小さい切欠22を設けた平面でほぼD
字形を呈する開ループ状に形成することができ、また直
線縁状部分の左右両側に連結部係止縁23を有し、湾曲
縁状部分のほぼ中央位置に内外方向で弾撥する脚体係止
縁24を、中央位置から僅かに遍在した位置に切欠22
を、この切欠22に隣接して脚体係止縁24とは反対側
に貫挿係止縁25を夫々有して形成することができる。
一方、同じく本発明に係る格子フレーム装置の組立方法
にあっては、棒部材1の端部に形成した筒状の連結部2
を被連結部材5,30の外側面に突き当てると共に、被
連結部材5,30側から連結部2内に被連結部材5,3
0の一部位で係止して被連結部材5,30に貫挿したコ
ネクター脚体10を挿入し、棒部材1及びこの連結部2
内に挿入したコネクター脚体10両者に連結部2外から
ストッパー体20を強制的に嵌め入れるものである。ま
た被連結部材は、閉ループの輪状に形成されている連結
具5としたり、格子フレーム構造の周囲に配される長尺
状に形成されている枠部材30としたりでき、これ等の
外側面の複数箇所で棒部材1を突き当てるものとでき
る。このときのストッパー体20の連結部2、コネクタ
ー脚体10両者に対する強制的な嵌め入れは、棒部材1
の長さ方向で被連結部材5,30側では連結部2におけ
る貫挿部位の内縁(3A)に圧接し、棒部材1の中央部
側ではコネクター脚体10における貫挿部位の内縁(1
3A)に弾撥的に圧接すると共にその貫挿部位の縁部に
接離自在に係止してあるものである。
ため、本発明に係る格子フレーム装置にあっては、両端
が少なくとも筒状の連結部2となっている棒部材1と、
この棒部材1の連結部2の開口端縁が外側面に突き当て
られる被連結部材5,30と、この被連結部材5,30
に係止手段11、14,15、16,17を介して係止
された状態で被連結部材5,30の一部位を貫挿して棒
部材1の連結部2内に挿入されるコネクター脚体10
と、連結部2内に挿入されたコネクター脚体10に連結
部2外方から合致して連結部2、コネクター脚体10両
者に強制的に嵌め入れられるストッパー体20とを備え
て成るものである。被連結部材は、閉ループの輪状に形
成されている連結具5であったり、長尺状に形成されて
いる枠部材30であったりすることができ、また格子フ
レーム構造の内部では連結具5によって棒部材1相互を
連結し、周囲では枠部材30に棒部材1を連結したもの
として枠部材30で全体を囲繞し、また枠部材30によ
って基礎B上で立枠するものとして構成することができ
る。棒部材1は、両端に筒状の連結部2を形成し、この
連結部2には対向配置されて対状になっている貫挿孔3
を開穿してある。被連結部材5,30は、棒部材1にお
ける連結部2の開口端縁が外側面に突き当てられる部位
に連結孔6,31,32,33を開穿して成るものとで
きる。コネクター脚体10は、被連結部材5,30に係
止する係止手段11、14,15、16,17に、被連
結部材5,30の一部位を貫挿させて棒部材1の連結部
2内に挿入される連結脚片12を連設し、この連結脚片
12には貫挿孔3にほぼ対応合致する係止孔13を開穿
してある。そして係止手段は、被連結部材5,30の内
側面に当接する当接片11としたり、被連結部材5,3
0の側壁面に当接される係止ナット15,17を介して
ネジ止めされるオネジ体14,16としたりして構成す
ることができる。ストッパー体20は、連結部2及びコ
ネクター脚体10両者に貫挿される切欠ループ状の係止
体21の外周縁に、連結部2に貫挿係止される連結部係
止縁23と、コネクター脚体10に貫挿係止される弾撥
性ある脚体係止縁24とを棒部材1の長さ方向に沿った
前後でほぼ対称位置に形成すると共に、コネクター脚体
10への貫挿部位の縁部に係止する貫挿係止縁25を設
けたものである。そして係止体21は、連結部2、連結
脚片12両者に嵌め入れられたときの被連結部材5,3
0側、棒部材1の中央部側のいずれか一方がほぼ直線縁
状で、同じくいずれか他方がほぼ湾曲縁状で、この湾曲
縁状部分にコネクター脚体10における連結脚片12の
肉厚に比し幅員が小さい切欠22を設けた平面でほぼD
字形を呈する開ループ状に形成することができ、また直
線縁状部分の左右両側に連結部係止縁23を有し、湾曲
縁状部分のほぼ中央位置に内外方向で弾撥する脚体係止
縁24を、中央位置から僅かに遍在した位置に切欠22
を、この切欠22に隣接して脚体係止縁24とは反対側
に貫挿係止縁25を夫々有して形成することができる。
一方、同じく本発明に係る格子フレーム装置の組立方法
にあっては、棒部材1の端部に形成した筒状の連結部2
を被連結部材5,30の外側面に突き当てると共に、被
連結部材5,30側から連結部2内に被連結部材5,3
0の一部位で係止して被連結部材5,30に貫挿したコ
ネクター脚体10を挿入し、棒部材1及びこの連結部2
内に挿入したコネクター脚体10両者に連結部2外から
ストッパー体20を強制的に嵌め入れるものである。ま
た被連結部材は、閉ループの輪状に形成されている連結
具5としたり、格子フレーム構造の周囲に配される長尺
状に形成されている枠部材30としたりでき、これ等の
外側面の複数箇所で棒部材1を突き当てるものとでき
る。このときのストッパー体20の連結部2、コネクタ
ー脚体10両者に対する強制的な嵌め入れは、棒部材1
の長さ方向で被連結部材5,30側では連結部2におけ
る貫挿部位の内縁(3A)に圧接し、棒部材1の中央部
側ではコネクター脚体10における貫挿部位の内縁(1
3A)に弾撥的に圧接すると共にその貫挿部位の縁部に
接離自在に係止してあるものである。
【0006】以上のように構成された本発明に係る格子
フレーム装置及びその組立方法にあって、棒部材1は、
その端部の連結部2が被連結部材5,30に対してコネ
クター脚体10、ストッパー体20を介して連結される
ことで、閉ループの輪状に形成した連結具5を介在させ
た状態で相互に連結させられ、連結具5に対して相互に
直交させて棒部材1を連結することで全体で格子フレー
ム構造を構成させる一方、長尺状に形成した枠部材30
に連結させられて、この枠部材30によって格子フレー
ム構造の周囲が囲繞される。被連結部材5,30の外側
面に棒部材1の連結部2を突き当てた状態で、被連結部
材5,30側から被連結部材5,30の一部位を貫挿し
て連結部2内に挿入したコネクター脚体10に対して、
連結部2の外側からこの連結部2、コネクター脚体10
両者に強制的に嵌め入れるストッパー体20は、棒部材
1と被連結部材5,30とを連結固定させる。このとき
の係止体21において、連結部係止縁23は被連結部材
5,30側、棒部材1の中央部側のいずれか一方の貫挿
孔3の内孔縁3Aに、脚体係止縁24は同じくいずれか
他方の係止孔13の内孔縁13Aに夫々貫挿係止され、
これらの連結部係止縁23、脚体係止縁24が棒部材1
の長さ方向に沿った前後でほぼ対称位置にあることで棒
部材1と被連結部材5,30とを相互に引き寄せた状態
で強固に連結固定させる。被連結部材5,30の内側面
に係止する当接片11は、コネクター脚体10を被連結
部材5,30の側壁に内側から貫挿することでコネクタ
ー脚体10自体を被連結部材5,30に係止固定させ
る。被連結部材5,30の側壁に係止ナット15,17
を介してネジ止めされるオネジ体14,16は、被連結
部材5,30外方に突出するコネクター脚体10におけ
る連結脚片12自体の長さを調整設定させ、連結部2に
対する連結脚片12のストッパー体20を介しての強制
的な固定を選定させ、その調整を任意にさせる。またス
トッパー体20において、係止体21の湾曲縁状部分に
設けた切欠22がこの切欠22に隣接形成された脚体係
止縁24を係止体21自体の内外方向で弾撥的に揺動さ
せ、脚体係止縁24側からの嵌め入れ打ち込みに際し、
湾曲縁状部分がコネクター脚体10の連結脚片12にお
ける係止孔13内への係止体21自体の嵌め入れを円滑
にさせる。そして切欠22に隣接形成された貫挿係止縁
25は、脚体係止縁24が係止孔13における棒部材1
の中央部側の内孔縁に当接したときにその係止孔13の
孔縁部に係止して係止体21自体のそれ以上の嵌め入れ
を阻止させる。貫挿孔3、係止孔13相互に跨がった状
態で嵌め入れられたストッパー体20に対する脚体係止
縁24側から貫挿係止縁25側への強制的な打ち込み
は、ストッパー体20自体を連結部2、連結脚片12か
ら離反させ、棒部材1と被連結部材5,30とを分離さ
せる。
フレーム装置及びその組立方法にあって、棒部材1は、
その端部の連結部2が被連結部材5,30に対してコネ
クター脚体10、ストッパー体20を介して連結される
ことで、閉ループの輪状に形成した連結具5を介在させ
た状態で相互に連結させられ、連結具5に対して相互に
直交させて棒部材1を連結することで全体で格子フレー
ム構造を構成させる一方、長尺状に形成した枠部材30
に連結させられて、この枠部材30によって格子フレー
ム構造の周囲が囲繞される。被連結部材5,30の外側
面に棒部材1の連結部2を突き当てた状態で、被連結部
材5,30側から被連結部材5,30の一部位を貫挿し
て連結部2内に挿入したコネクター脚体10に対して、
連結部2の外側からこの連結部2、コネクター脚体10
両者に強制的に嵌め入れるストッパー体20は、棒部材
1と被連結部材5,30とを連結固定させる。このとき
の係止体21において、連結部係止縁23は被連結部材
5,30側、棒部材1の中央部側のいずれか一方の貫挿
孔3の内孔縁3Aに、脚体係止縁24は同じくいずれか
他方の係止孔13の内孔縁13Aに夫々貫挿係止され、
これらの連結部係止縁23、脚体係止縁24が棒部材1
の長さ方向に沿った前後でほぼ対称位置にあることで棒
部材1と被連結部材5,30とを相互に引き寄せた状態
で強固に連結固定させる。被連結部材5,30の内側面
に係止する当接片11は、コネクター脚体10を被連結
部材5,30の側壁に内側から貫挿することでコネクタ
ー脚体10自体を被連結部材5,30に係止固定させ
る。被連結部材5,30の側壁に係止ナット15,17
を介してネジ止めされるオネジ体14,16は、被連結
部材5,30外方に突出するコネクター脚体10におけ
る連結脚片12自体の長さを調整設定させ、連結部2に
対する連結脚片12のストッパー体20を介しての強制
的な固定を選定させ、その調整を任意にさせる。またス
トッパー体20において、係止体21の湾曲縁状部分に
設けた切欠22がこの切欠22に隣接形成された脚体係
止縁24を係止体21自体の内外方向で弾撥的に揺動さ
せ、脚体係止縁24側からの嵌め入れ打ち込みに際し、
湾曲縁状部分がコネクター脚体10の連結脚片12にお
ける係止孔13内への係止体21自体の嵌め入れを円滑
にさせる。そして切欠22に隣接形成された貫挿係止縁
25は、脚体係止縁24が係止孔13における棒部材1
の中央部側の内孔縁に当接したときにその係止孔13の
孔縁部に係止して係止体21自体のそれ以上の嵌め入れ
を阻止させる。貫挿孔3、係止孔13相互に跨がった状
態で嵌め入れられたストッパー体20に対する脚体係止
縁24側から貫挿係止縁25側への強制的な打ち込み
は、ストッパー体20自体を連結部2、連結脚片12か
ら離反させ、棒部材1と被連結部材5,30とを分離さ
せる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明するに、図において示される符号1は格
子状に構築されるときの鉛直方向あるいは水平方向更に
は必要があれば傾斜方向で配置される棒部材であり、少
なくとも端部においては筒状に形成された連結部2を備
えたものとしてある。図示にあっての棒部材1は、全体
を断面がほぼ円形を呈する円筒状すなわち円形パイプ等
のパイプ資材にて形成してあり、両端部における連結部
2は本体部分に比し小径に窄ませて形成してあるも、連
結部2自体は本体部分と同径であってもよく、また図示
のように断面で円形である場合に限らず、多角形望まし
くは偶数多角形であってもよいものである。
施の形態を説明するに、図において示される符号1は格
子状に構築されるときの鉛直方向あるいは水平方向更に
は必要があれば傾斜方向で配置される棒部材であり、少
なくとも端部においては筒状に形成された連結部2を備
えたものとしてある。図示にあっての棒部材1は、全体
を断面がほぼ円形を呈する円筒状すなわち円形パイプ等
のパイプ資材にて形成してあり、両端部における連結部
2は本体部分に比し小径に窄ませて形成してあるも、連
結部2自体は本体部分と同径であってもよく、また図示
のように断面で円形である場合に限らず、多角形望まし
くは偶数多角形であってもよいものである。
【0008】また連結部2には、後述するコネクター脚
体10が装入配置された後に、連結部2自体及びコネク
ター脚体10に強制的に嵌め入れられるストッパー体2
0を貫挿する貫挿孔3が連結部2における軸線を中心と
して対称的に対状となるように開穿配置されているので
ある。貫挿孔3は少なくとも一対にして配置形成され、
図示のように対称配置される一対の貫挿孔3が複数対
で、例えば相互にほぼ直交する方向となるように2対、
計4個にして開穿されることで棒部材1両端の連結部2
における後述の連結具5、枠部材30との夫々の連結形
態をほぼ90度で回転位相させて連結したものとでき
る。
体10が装入配置された後に、連結部2自体及びコネク
ター脚体10に強制的に嵌め入れられるストッパー体2
0を貫挿する貫挿孔3が連結部2における軸線を中心と
して対称的に対状となるように開穿配置されているので
ある。貫挿孔3は少なくとも一対にして配置形成され、
図示のように対称配置される一対の貫挿孔3が複数対
で、例えば相互にほぼ直交する方向となるように2対、
計4個にして開穿されることで棒部材1両端の連結部2
における後述の連結具5、枠部材30との夫々の連結形
態をほぼ90度で回転位相させて連結したものとでき
る。
【0009】こうした棒部材1は、これらの棒部材1相
互間に連結具5が介在固定されることで相互に連結さ
れ、また棒部材1を組み立てて格子フレーム構造とする
ときの周囲の枠部材30に連結されるものとなってい
る。すなわち連結具5、枠部材30外側面に棒部材1の
連結部2端縁が当接状に配置されるのに対応して連結具
5あるいは枠部材30側からこれらの連結具5、枠部材
30の一部位に貫挿されるコネクター脚体10に対し
て、連結部2外方からこの連結部2及びコネクター脚体
10両者に強制的に嵌め入れ貫挿されるストッパー体2
0によって棒部材1と連結具5、枠部材30等とを固定
連結するのである。
互間に連結具5が介在固定されることで相互に連結さ
れ、また棒部材1を組み立てて格子フレーム構造とする
ときの周囲の枠部材30に連結されるものとなってい
る。すなわち連結具5、枠部材30外側面に棒部材1の
連結部2端縁が当接状に配置されるのに対応して連結具
5あるいは枠部材30側からこれらの連結具5、枠部材
30の一部位に貫挿されるコネクター脚体10に対し
て、連結部2外方からこの連結部2及びコネクター脚体
10両者に強制的に嵌め入れ貫挿されるストッパー体2
0によって棒部材1と連結具5、枠部材30等とを固定
連結するのである。
【0010】連結具5は、図示のような円形リング状、
図示を省略した多角形リング状の如き閉ループの輪状に
形成されていると共に周囲側壁には棒部材1との連結位
置夫々に対応して連結孔6が開穿されているものであ
る。この連結具5における内径ないし内形幅員はコネク
ター脚体10が連結孔6内に挿入されるに足りる作業空
間大きさが確保されているものとされ、例えば連結具5
自体が円形リング状である場合にはコネクター脚体10
の長さに比し小さくはない内径のものとしてある。また
周囲側壁の幅員は、棒部材1における連結部2の横断面
大きさに比し小さくはなく、連結部2の端縁のほぼ全域
が当接されるに足りるものとしてある。
図示を省略した多角形リング状の如き閉ループの輪状に
形成されていると共に周囲側壁には棒部材1との連結位
置夫々に対応して連結孔6が開穿されているものであ
る。この連結具5における内径ないし内形幅員はコネク
ター脚体10が連結孔6内に挿入されるに足りる作業空
間大きさが確保されているものとされ、例えば連結具5
自体が円形リング状である場合にはコネクター脚体10
の長さに比し小さくはない内径のものとしてある。また
周囲側壁の幅員は、棒部材1における連結部2の横断面
大きさに比し小さくはなく、連結部2の端縁のほぼ全域
が当接されるに足りるものとしてある。
【0011】図1乃至図5にあっての連結孔6は、コネ
クター脚体10が貫挿されることからその断面形状に対
応した例えばほぼ矩形状にして開穿形成されており、後
述の図6、図7に示すように場合によっては円形状に開
穿形成されることもある。また棒部材1相互を直線的に
あるいはほぼ直交させて連結させることに対応してほぼ
90度間隔で計4個にして開穿されているも、棒部材1
相互の連結角度、形態その他が変更される場合にはそれ
に対応した間隔、数等に変更されることは勿論である。
クター脚体10が貫挿されることからその断面形状に対
応した例えばほぼ矩形状にして開穿形成されており、後
述の図6、図7に示すように場合によっては円形状に開
穿形成されることもある。また棒部材1相互を直線的に
あるいはほぼ直交させて連結させることに対応してほぼ
90度間隔で計4個にして開穿されているも、棒部材1
相互の連結角度、形態その他が変更される場合にはそれ
に対応した間隔、数等に変更されることは勿論である。
【0012】なおこの連結具5自体は、図示を省略した
が例えば棒部材1における連結方向、数等に対応した多
角形筒状、多角形ループ状等に形成することも可能であ
るも、その場合には連結孔6の開穿位置は平坦部面であ
ると角部面であるとを問わないものであり、任意に選定
可能である。もとより円形リング状とすることで棒部材
1から負荷される荷重その他による変形、歪形等に対す
る耐荷重性を得ることができるものである。
が例えば棒部材1における連結方向、数等に対応した多
角形筒状、多角形ループ状等に形成することも可能であ
るも、その場合には連結孔6の開穿位置は平坦部面であ
ると角部面であるとを問わないものであり、任意に選定
可能である。もとより円形リング状とすることで棒部材
1から負荷される荷重その他による変形、歪形等に対す
る耐荷重性を得ることができるものである。
【0013】コネクター脚体10は、連結具5の内側面
に当接される当接片11と、この当接片11に立脚状に
連設されていて、連結具5の周囲側壁を貫挿して棒部材
1の連結部2内に挿入される連結脚片12とを備えて成
り、また連結脚片12にはストッパー体20が強制的に
貫挿係止される係止孔13が開穿されているのである。
このコネクター脚体10自体はほぼT字形を呈してお
り、当接片11は連結具5における湾曲状の周囲側壁内
側面にがたつくことなく安定した状態でしっくり当接す
ることが望ましく、そのため図示のように円形リング状
である連結具5である場合にはその曲率に対応した同程
度の曲率で湾曲形成されているのである。また連結脚片
12は、連結具5の周囲側壁を貫挿した状態で連結部2
内に挿入されるのに十分な長さに形成されている。
に当接される当接片11と、この当接片11に立脚状に
連設されていて、連結具5の周囲側壁を貫挿して棒部材
1の連結部2内に挿入される連結脚片12とを備えて成
り、また連結脚片12にはストッパー体20が強制的に
貫挿係止される係止孔13が開穿されているのである。
このコネクター脚体10自体はほぼT字形を呈してお
り、当接片11は連結具5における湾曲状の周囲側壁内
側面にがたつくことなく安定した状態でしっくり当接す
ることが望ましく、そのため図示のように円形リング状
である連結具5である場合にはその曲率に対応した同程
度の曲率で湾曲形成されているのである。また連結脚片
12は、連結具5の周囲側壁を貫挿した状態で連結部2
内に挿入されるのに十分な長さに形成されている。
【0014】ストッパー体20は、連結具5に貫挿係止
されて棒部材1の連結部2内に挿入されたコネクター脚
体10と、棒部材1自体の連結部2とに連結部2外方か
ら強制的に嵌め入れ係止されるものである。このストッ
パー体20自体は、連結部2及びコネクター脚体10両
者に貫挿される切欠ループ状の係止体21の外周縁に、
連結部2に貫挿係止される連結部係止縁23と、コネク
ター脚体10に貫挿係止される弾撥性ある脚体係止縁2
4とを棒部材1の長さ方向すなわち連結具5に対する棒
部材1の連結方向に沿ったほぼ対称位置に形成すると共
に、コネクター脚体10への貫挿部位の縁部に係止する
貫挿係止縁25を設けたものである。
されて棒部材1の連結部2内に挿入されたコネクター脚
体10と、棒部材1自体の連結部2とに連結部2外方か
ら強制的に嵌め入れ係止されるものである。このストッ
パー体20自体は、連結部2及びコネクター脚体10両
者に貫挿される切欠ループ状の係止体21の外周縁に、
連結部2に貫挿係止される連結部係止縁23と、コネク
ター脚体10に貫挿係止される弾撥性ある脚体係止縁2
4とを棒部材1の長さ方向すなわち連結具5に対する棒
部材1の連結方向に沿ったほぼ対称位置に形成すると共
に、コネクター脚体10への貫挿部位の縁部に係止する
貫挿係止縁25を設けたものである。
【0015】このストッパー体20における係止体21
は、図4に示すように連結部2における細長な貫挿孔
3、コネクター脚体10の連結脚片12における同じく
細長な係止孔13夫々に嵌め入れられる肉厚を有する剛
性な偏平材によって、貫挿孔3、係止孔13両者に嵌め
入れられたときの連結具5側がほぼ直線縁状で、棒部材
1の中央部側がほぼ湾曲縁状である平面から見てほぼD
字形を呈するものとされていると共に、その湾曲縁状部
分にそのほぼ中央位置から僅かに遍在した位置に切欠2
2が設けられている開ループ状に形成されている。そし
て切欠22によって、この切欠22に隣接する湾曲縁状
部分には係止体21自体の内外方向に沿う弾撥力が得ら
れるようにしてあり、この弾撥力は係止体21自体の素
材例えば鋼材自体が備えているものとされ、切欠22の
間隙幅員は連結脚片12における肉厚幅員に比し大きく
はなく、係止孔13の孔縁が切欠22内には嵌まり込ま
ないようにしてある。またこの係止体21自体は連結脚
片12に嵌め入れられた状態で連結部2を貫挿すること
で貫挿孔3外に両側部分が外部に抜き出されるものとな
っており、後述するように貫挿係止縁25側からの側方
向に沿う強制的な打ち込みによって嵌め入れられ、逆の
脚体係止縁24側からの側方向に沿う強制的な打ち戻し
によって取り外されるようになっている。
は、図4に示すように連結部2における細長な貫挿孔
3、コネクター脚体10の連結脚片12における同じく
細長な係止孔13夫々に嵌め入れられる肉厚を有する剛
性な偏平材によって、貫挿孔3、係止孔13両者に嵌め
入れられたときの連結具5側がほぼ直線縁状で、棒部材
1の中央部側がほぼ湾曲縁状である平面から見てほぼD
字形を呈するものとされていると共に、その湾曲縁状部
分にそのほぼ中央位置から僅かに遍在した位置に切欠2
2が設けられている開ループ状に形成されている。そし
て切欠22によって、この切欠22に隣接する湾曲縁状
部分には係止体21自体の内外方向に沿う弾撥力が得ら
れるようにしてあり、この弾撥力は係止体21自体の素
材例えば鋼材自体が備えているものとされ、切欠22の
間隙幅員は連結脚片12における肉厚幅員に比し大きく
はなく、係止孔13の孔縁が切欠22内には嵌まり込ま
ないようにしてある。またこの係止体21自体は連結脚
片12に嵌め入れられた状態で連結部2を貫挿すること
で貫挿孔3外に両側部分が外部に抜き出されるものとな
っており、後述するように貫挿係止縁25側からの側方
向に沿う強制的な打ち込みによって嵌め入れられ、逆の
脚体係止縁24側からの側方向に沿う強制的な打ち戻し
によって取り外されるようになっている。
【0016】連結部係止縁23は、係止体21を貫挿孔
3、係止孔13両者に嵌め入れたときの貫挿孔3におけ
る連結具5側の内孔縁3Aに圧止する係止体21の外周
縁位置すなわち係止体21における連結具5側の前記の
ほぼ直線縁状部分の左右両側に対称的に形成されてい
る。また脚体係止縁24は、同じく係止体21を貫挿孔
3、係止孔13両者に嵌め入れたときの係止孔13にお
ける棒部材1の中央部分側の内孔縁13Aに圧止する係
止体21の外周縁位置すなわち係止体21における棒部
材1の中央部分側の前記のほぼ湾曲縁状部分のほぼ中央
位置である切欠22に隣接して切削加工処理等によって
平端面状に形成されており、この脚体係止縁24にはこ
れの外方からの押圧力があるとこれに抗する反力として
の弾撥力が発揮されるものとなっている。
3、係止孔13両者に嵌め入れたときの貫挿孔3におけ
る連結具5側の内孔縁3Aに圧止する係止体21の外周
縁位置すなわち係止体21における連結具5側の前記の
ほぼ直線縁状部分の左右両側に対称的に形成されてい
る。また脚体係止縁24は、同じく係止体21を貫挿孔
3、係止孔13両者に嵌め入れたときの係止孔13にお
ける棒部材1の中央部分側の内孔縁13Aに圧止する係
止体21の外周縁位置すなわち係止体21における棒部
材1の中央部分側の前記のほぼ湾曲縁状部分のほぼ中央
位置である切欠22に隣接して切削加工処理等によって
平端面状に形成されており、この脚体係止縁24にはこ
れの外方からの押圧力があるとこれに抗する反力として
の弾撥力が発揮されるものとなっている。
【0017】そして連結部係止縁23と脚体係止縁24
とは係止体21のほぼ中心位置に対して外周縁のほぼ対
称位置に配置形成されているのであり、係止体21が貫
挿孔3、係止孔13両者に嵌め入れられたときには連結
部係止縁23が貫挿孔3における連結具5側の内孔縁3
Aに、脚体係止縁24が係止孔13における棒部材1の
中央部側の内孔縁13Aに夫々圧接し、連結具5に貫挿
配置したコネクター脚体10に対して棒部材1を固定す
るものとなっている。
とは係止体21のほぼ中心位置に対して外周縁のほぼ対
称位置に配置形成されているのであり、係止体21が貫
挿孔3、係止孔13両者に嵌め入れられたときには連結
部係止縁23が貫挿孔3における連結具5側の内孔縁3
Aに、脚体係止縁24が係止孔13における棒部材1の
中央部側の内孔縁13Aに夫々圧接し、連結具5に貫挿
配置したコネクター脚体10に対して棒部材1を固定す
るものとなっている。
【0018】また貫挿係止縁25は、係止体21におけ
る湾曲状縁部に切欠22に隣接して脚体係止縁24とは
反対側に配置され、脚体係止縁24における平坦面に比
し係止体21の外方側に膨出されていて、係止孔13の
孔縁端部に衝接係止するものとしてある。すなわち係止
体21自体を貫挿孔3、係止孔13両者内に脚体係止縁
24側から嵌め入れるときに脚体係止縁24が係止体2
1内方に僅かに撓曲して係止孔13の内孔縁13Aに圧
接しながらスライドしても、貫挿係止縁25が係止孔1
3の孔縁端部に衝接係止してそれ以上の係止体21自体
の嵌め入れを阻止するものとしてある(図4参照)。
る湾曲状縁部に切欠22に隣接して脚体係止縁24とは
反対側に配置され、脚体係止縁24における平坦面に比
し係止体21の外方側に膨出されていて、係止孔13の
孔縁端部に衝接係止するものとしてある。すなわち係止
体21自体を貫挿孔3、係止孔13両者内に脚体係止縁
24側から嵌め入れるときに脚体係止縁24が係止体2
1内方に僅かに撓曲して係止孔13の内孔縁13Aに圧
接しながらスライドしても、貫挿係止縁25が係止孔1
3の孔縁端部に衝接係止してそれ以上の係止体21自体
の嵌め入れを阻止するものとしてある(図4参照)。
【0019】したがって図3に示すように、ストッパー
体20が貫挿孔3、係止孔13両者に嵌め入れられると
きの棒部材1の長さ方向において、係止体21における
連結部係止縁23と脚体係止縁24との幅員aは、連結
部係止縁23と貫挿係止縁25との幅員bに比し小さ
く、また連結具5外周面に連結部2の開口端縁が当接さ
れた状態での貫挿孔3における連結具5側の内孔縁3A
位置から係止孔13における棒部材1の中央部側の内孔
縁13A位置に至る幅員cに比し大きくなっていると共
に、幅員bは幅員cに比し大きくなっているのである。
すなわち幅員a<幅員c<幅員bとなるようにしてあ
る。
体20が貫挿孔3、係止孔13両者に嵌め入れられると
きの棒部材1の長さ方向において、係止体21における
連結部係止縁23と脚体係止縁24との幅員aは、連結
部係止縁23と貫挿係止縁25との幅員bに比し小さ
く、また連結具5外周面に連結部2の開口端縁が当接さ
れた状態での貫挿孔3における連結具5側の内孔縁3A
位置から係止孔13における棒部材1の中央部側の内孔
縁13A位置に至る幅員cに比し大きくなっていると共
に、幅員bは幅員cに比し大きくなっているのである。
すなわち幅員a<幅員c<幅員bとなるようにしてあ
る。
【0020】なお以上の実施の形態の説明にあっては、
棒部材1を連結具5、枠部材30固定手段30に突き当
てた状態でストッパー体20における係止体21の直線
縁状部分は連結具5、枠部材30側に、湾曲縁状部分は
棒部材1の中央部側に夫々位置させてストッパー体20
を連結部2、連結脚片12夫々に強制的に嵌め入れるも
のとしてあるも、棒部材1の長さ方向で反対にして嵌め
入れることもできる。このとき、連結部係止縁23は貫
挿孔3における棒部材1の中央部側の内孔縁に、脚体係
止縁24は連結脚片12における係止孔13の連結具
5、枠部材30側の内孔縁に夫々圧接するものである
(図示せず)。
棒部材1を連結具5、枠部材30固定手段30に突き当
てた状態でストッパー体20における係止体21の直線
縁状部分は連結具5、枠部材30側に、湾曲縁状部分は
棒部材1の中央部側に夫々位置させてストッパー体20
を連結部2、連結脚片12夫々に強制的に嵌め入れるも
のとしてあるも、棒部材1の長さ方向で反対にして嵌め
入れることもできる。このとき、連結部係止縁23は貫
挿孔3における棒部材1の中央部側の内孔縁に、脚体係
止縁24は連結脚片12における係止孔13の連結具
5、枠部材30側の内孔縁に夫々圧接するものである
(図示せず)。
【0021】一方、図5乃至図7においては、連結具5
を介在させて棒部材1相互を格子フレーム構造のものと
して組み立てるときの周囲に配される長尺状に形成され
ている枠部材30の例が示されている。すなわちこの枠
部材30は例えば所定断面の形鋼材にて形成され、図
5、図6に示すように断面で角C字形を呈するリップ溝
形鋼材、図7に示すように断面で矩形を呈する角パイプ
材等によるものとなっている。
を介在させて棒部材1相互を格子フレーム構造のものと
して組み立てるときの周囲に配される長尺状に形成され
ている枠部材30の例が示されている。すなわちこの枠
部材30は例えば所定断面の形鋼材にて形成され、図
5、図6に示すように断面で角C字形を呈するリップ溝
形鋼材、図7に示すように断面で矩形を呈する角パイプ
材等によるものとなっている。
【0022】この枠部材30と棒部材1との連結は、棒
部材1相互を連結させる連結具5、コネクター脚体1
0、ストッパー体20等による場合と同様にして行なわ
れるのであり、枠部材30外側面に棒部材1の連結部2
の端縁を突き当てた状態で、枠部材30の一部位を貫挿
して枠部材30自体に係止したコネクター脚体10を棒
部材1の連結部2内に挿入し、連結部2の外側から連結
部2自体、コネクター脚体10夫々にストッパー体20
を強制的に嵌め入れるものである。ただ枠部材30にお
いては、多数の棒部材1を並列交差配置することで格子
フレーム構造を構成するときの周囲を区画し、フレーム
構造を維持するものとされるから、それ自体の形状等の
特性に対応したコネクター脚体10が別に用意されるも
のとなっており、それを図示例に従い以下説明するに、
図1乃至図4に示された構成と同一部分については同一
符号を使用することでその詳細な説明は省略される。
部材1相互を連結させる連結具5、コネクター脚体1
0、ストッパー体20等による場合と同様にして行なわ
れるのであり、枠部材30外側面に棒部材1の連結部2
の端縁を突き当てた状態で、枠部材30の一部位を貫挿
して枠部材30自体に係止したコネクター脚体10を棒
部材1の連結部2内に挿入し、連結部2の外側から連結
部2自体、コネクター脚体10夫々にストッパー体20
を強制的に嵌め入れるものである。ただ枠部材30にお
いては、多数の棒部材1を並列交差配置することで格子
フレーム構造を構成するときの周囲を区画し、フレーム
構造を維持するものとされるから、それ自体の形状等の
特性に対応したコネクター脚体10が別に用意されるも
のとなっており、それを図示例に従い以下説明するに、
図1乃至図4に示された構成と同一部分については同一
符号を使用することでその詳細な説明は省略される。
【0023】図5に示されたコネクター脚体10は、断
面で角C字状を呈する枠部材30における奥底壁に開穿
したほぼ矩形状の連結孔31に貫挿係止するようにした
もので、奥底壁内側面に当接する平坦状の当接片11
に、係止孔13が開穿されている連結脚片12を一体状
にして平面でほぼT字形を呈するように形成したもので
ある。これは、図1乃至図4に示されたものと同様に使
用されるのである(図5(B)参照)。なお連結孔31
は枠部材30の奥底壁に所定間隔毎に開穿配列されてお
り、図示のように枠部材30自体の長さ方向に対してほ
ぼ直交している場合に限らず、自身の長さ方向が枠部材
30の長さ方向に沿うようにあるいは任意の傾斜角度に
設定されて開穿される場合もある。
面で角C字状を呈する枠部材30における奥底壁に開穿
したほぼ矩形状の連結孔31に貫挿係止するようにした
もので、奥底壁内側面に当接する平坦状の当接片11
に、係止孔13が開穿されている連結脚片12を一体状
にして平面でほぼT字形を呈するように形成したもので
ある。これは、図1乃至図4に示されたものと同様に使
用されるのである(図5(B)参照)。なお連結孔31
は枠部材30の奥底壁に所定間隔毎に開穿配列されてお
り、図示のように枠部材30自体の長さ方向に対してほ
ぼ直交している場合に限らず、自身の長さ方向が枠部材
30の長さ方向に沿うようにあるいは任意の傾斜角度に
設定されて開穿される場合もある。
【0024】図6に示されたコネクター脚体10は、枠
部材30における奥底壁に開穿したほぼ円形状の連結孔
32に貫挿、ネジ止め係止するようにしたものである。
すなわち連結孔32に貫挿され、奥底壁内外側面に当接
する係止ナット15によってネジ止めされるオネジ体1
4に、係止孔13が開穿されている連結脚片12を一体
状にして形成したものであり、連結脚片12は一部がオ
ネジ体14となる長ボルト部材を偏平状に圧潰すること
で形成されることもある。これは、図6(B)に示すよ
うにコネクター脚体10におけるオネジ体14を連結孔
32に貫挿すると共に奥底壁の内外面に当接する係止ナ
ット15にてしっかりとネジ止めすることで枠部材30
に係止されるものとしたのであり、枠部材30に突き当
てた棒部材1の連結部2を貫挿したストッパー体20を
コネクター脚体10に強制的に嵌め入れるものである。
部材30における奥底壁に開穿したほぼ円形状の連結孔
32に貫挿、ネジ止め係止するようにしたものである。
すなわち連結孔32に貫挿され、奥底壁内外側面に当接
する係止ナット15によってネジ止めされるオネジ体1
4に、係止孔13が開穿されている連結脚片12を一体
状にして形成したものであり、連結脚片12は一部がオ
ネジ体14となる長ボルト部材を偏平状に圧潰すること
で形成されることもある。これは、図6(B)に示すよ
うにコネクター脚体10におけるオネジ体14を連結孔
32に貫挿すると共に奥底壁の内外面に当接する係止ナ
ット15にてしっかりとネジ止めすることで枠部材30
に係止されるものとしたのであり、枠部材30に突き当
てた棒部材1の連結部2を貫挿したストッパー体20を
コネクター脚体10に強制的に嵌め入れるものである。
【0025】図7に示されるコネクター脚体10は、角
パイプ状である枠部材30における対向する側壁夫々で
対状にして開穿したほぼ円形状の連結孔33に貫挿、ネ
ジ止め係止するようにしたものである。すなわち連結孔
33に貫挿され、両側壁外側面に当接する係止ナット1
7によってネジ止めされるオネジ体16に、係止孔13
が開穿されている連結脚片12を一体状にして形成した
ものであり、連結脚片12は一部がオネジ体14となる
長ボルト部材を偏平状に圧潰することで形成されること
もある。これは、図7(B)に示すようにコネクター脚
体10におけるオネジ体16を連結孔33夫々に貫挿す
ると共に両側壁の外側面夫々に当接する係止ナット17
にてしっかりとネジ止めすることで枠部材30に係止さ
れるものとしたのであり、枠部材30に突き当てた棒部
材1の連結部2を貫挿したストッパー体20をコネクタ
ー脚体10に強制的に嵌め入れるものである。
パイプ状である枠部材30における対向する側壁夫々で
対状にして開穿したほぼ円形状の連結孔33に貫挿、ネ
ジ止め係止するようにしたものである。すなわち連結孔
33に貫挿され、両側壁外側面に当接する係止ナット1
7によってネジ止めされるオネジ体16に、係止孔13
が開穿されている連結脚片12を一体状にして形成した
ものであり、連結脚片12は一部がオネジ体14となる
長ボルト部材を偏平状に圧潰することで形成されること
もある。これは、図7(B)に示すようにコネクター脚
体10におけるオネジ体16を連結孔33夫々に貫挿す
ると共に両側壁の外側面夫々に当接する係止ナット17
にてしっかりとネジ止めすることで枠部材30に係止さ
れるものとしたのであり、枠部材30に突き当てた棒部
材1の連結部2を貫挿したストッパー体20をコネクタ
ー脚体10に強制的に嵌め入れるものである。
【0026】次にこれらの棒部材1、連結具5、コネク
ター脚体10、ストッパー体20、枠部材30等によっ
て図8に示すような格子フレーム構造を組立てる方法を
説明すると、内部側の格子フレーム構造においては連結
具5を介在させて多数の棒部材1を格子状に連結し、周
囲では枠部材30に棒部材1を連結したものとして枠部
材30で全体を囲繞し、また枠部材30によって基礎B
上で立枠構成するものである。
ター脚体10、ストッパー体20、枠部材30等によっ
て図8に示すような格子フレーム構造を組立てる方法を
説明すると、内部側の格子フレーム構造においては連結
具5を介在させて多数の棒部材1を格子状に連結し、周
囲では枠部材30に棒部材1を連結したものとして枠部
材30で全体を囲繞し、また枠部材30によって基礎B
上で立枠構成するものである。
【0027】すなわち連結具5の外側面に、この連結具
5の連結孔6位置に対応して棒部材1の連結部2の開口
端縁を突き合わせ状に配置する一方、連結具5の内側か
ら連結孔6にコネクター脚体10を嵌め入れてその当接
片11を連結具5の内周面に当接させると共に連結脚片
12を連結部2内に挿入する。
5の連結孔6位置に対応して棒部材1の連結部2の開口
端縁を突き合わせ状に配置する一方、連結具5の内側か
ら連結孔6にコネクター脚体10を嵌め入れてその当接
片11を連結具5の内周面に当接させると共に連結脚片
12を連結部2内に挿入する。
【0028】次いで連結部2における貫挿孔3と連結脚
片12における係止孔13との方向を合致させておいて
これらの貫挿孔3、係止孔13両者にストッパー体20
を強制的に嵌め入れるのである。このときのストッパー
体20における嵌め入れ方向は、連結部係止縁23を連
結具5側に、脚体係止縁24を棒部材1の中央部側に夫
々向けた状態とするのであり、そして脚体係止縁24側
から一方の貫挿孔3、係止孔13、他方の貫挿孔3に順
次に嵌め入れるように、連結部係止縁23を貫挿孔3の
内孔縁3Aに圧止させることに伴ないながらの、脚体係
止縁24が係止孔13の内孔縁13Aに圧止することの
弾撥力に抗してストッパー体20の貫挿係止縁25側の
側縁をハンマー等で打ち込むことで嵌め入れるのであ
る。
片12における係止孔13との方向を合致させておいて
これらの貫挿孔3、係止孔13両者にストッパー体20
を強制的に嵌め入れるのである。このときのストッパー
体20における嵌め入れ方向は、連結部係止縁23を連
結具5側に、脚体係止縁24を棒部材1の中央部側に夫
々向けた状態とするのであり、そして脚体係止縁24側
から一方の貫挿孔3、係止孔13、他方の貫挿孔3に順
次に嵌め入れるように、連結部係止縁23を貫挿孔3の
内孔縁3Aに圧止させることに伴ないながらの、脚体係
止縁24が係止孔13の内孔縁13Aに圧止することの
弾撥力に抗してストッパー体20の貫挿係止縁25側の
側縁をハンマー等で打ち込むことで嵌め入れるのであ
る。
【0029】すると係止体21における左右両側の連結
部係止縁23は連結部2の両側の貫挿孔3における連結
具5側の内孔縁3Aに圧接すると同時に、この圧接に関
連して脚体係止縁24は係止体21自体の内方側に撓み
ながら生じる弾撥力によって係止孔13における棒部材
1の中央部側の内孔縁13Aに強く圧接するのである。
そのため連結具5と棒部材1とは相互に強く引き寄せら
れるようになり、コネクター脚体10、ストッパー体2
0を介して強く連結固定されるのである。
部係止縁23は連結部2の両側の貫挿孔3における連結
具5側の内孔縁3Aに圧接すると同時に、この圧接に関
連して脚体係止縁24は係止体21自体の内方側に撓み
ながら生じる弾撥力によって係止孔13における棒部材
1の中央部側の内孔縁13Aに強く圧接するのである。
そのため連結具5と棒部材1とは相互に強く引き寄せら
れるようになり、コネクター脚体10、ストッパー体2
0を介して強く連結固定されるのである。
【0030】更には連結具5における他の連結孔6にも
同様にしてコネクター脚体10、ストッパー体20を介
在させて他の棒部材1を連結固定する一方では、棒部材
1における他方の連結部2においても同様に連結具5を
連結固定し、図8に示すように連結具5を介して多数の
棒部材1を格子状に連結するのである。
同様にしてコネクター脚体10、ストッパー体20を介
在させて他の棒部材1を連結固定する一方では、棒部材
1における他方の連結部2においても同様に連結具5を
連結固定し、図8に示すように連結具5を介して多数の
棒部材1を格子状に連結するのである。
【0031】また格子フレーム構造の周囲を区画する枠
部材30は、同様にしてこの枠部材30を、その奥底壁
に貫挿する当接片11によって当接係止され(図5参
照)、同じくオネジ体14、係止ナット15によるネジ
止めによって貫挿係止され(図6参照)、また枠部材3
0の両側壁に対してオネジ体16、係止ナット17によ
るネジ止めによって貫挿係止され(図7参照)たコネク
ター脚体10と、このコネクター脚体10が挿入される
棒部材1の連結部2とに強制的に嵌め入れられるストッ
パー体20によって棒部材1に連結するのである。この
ときのストッパー体20の強制的な嵌め入れは、棒部材
1と連結具5との連結と全く同様であるからその詳細な
説明は省略される。
部材30は、同様にしてこの枠部材30を、その奥底壁
に貫挿する当接片11によって当接係止され(図5参
照)、同じくオネジ体14、係止ナット15によるネジ
止めによって貫挿係止され(図6参照)、また枠部材3
0の両側壁に対してオネジ体16、係止ナット17によ
るネジ止めによって貫挿係止され(図7参照)たコネク
ター脚体10と、このコネクター脚体10が挿入される
棒部材1の連結部2とに強制的に嵌め入れられるストッ
パー体20によって棒部材1に連結するのである。この
ときのストッパー体20の強制的な嵌め入れは、棒部材
1と連結具5との連結と全く同様であるからその詳細な
説明は省略される。
【0032】こうした格子状のフレーム構造は例えば商
品の陳列等に使用される棚等の店舗用什器、家具骨組、
建築構造躯体の芯部、ジャングルジム等の遊戯施設等と
して使用できるようにした各種の平面的、立体的施設、
器材、器具、装置等とされるものである。
品の陳列等に使用される棚等の店舗用什器、家具骨組、
建築構造躯体の芯部、ジャングルジム等の遊戯施設等と
して使用できるようにした各種の平面的、立体的施設、
器材、器具、装置等とされるものである。
【0033】
【発明の効果】本発明は以上のように構成されているた
め、パイプ資材の如き棒部材1の端部における筒状の連
結部2を連結具5、枠部材30等の被連結部材の外側面
に突き当てておき、被連結部材5,30等の一部位に貫
挿係止したコネクター脚体10を連結部2内に挿入配置
すると共に、その挿入部分に連結部2外方からこれらの
両者にストッパー体20を強制的に打ち込み嵌め入れる
ことで連結具5を介在させて棒部材1相互を、また棒部
材1を枠部材30に連結できるものである。しかもその
組立・分解等はワンタッチ式のストッパー体20の打ち
込み嵌め入れあるいは打ち戻し等によって簡単に行なう
ことができ、しかも繰り返しの組立・分解にも十分に耐
えられ、また設置空間があればそれの空間内での組立・
分解が可能で取扱いが容易なものである。
め、パイプ資材の如き棒部材1の端部における筒状の連
結部2を連結具5、枠部材30等の被連結部材の外側面
に突き当てておき、被連結部材5,30等の一部位に貫
挿係止したコネクター脚体10を連結部2内に挿入配置
すると共に、その挿入部分に連結部2外方からこれらの
両者にストッパー体20を強制的に打ち込み嵌め入れる
ことで連結具5を介在させて棒部材1相互を、また棒部
材1を枠部材30に連結できるものである。しかもその
組立・分解等はワンタッチ式のストッパー体20の打ち
込み嵌め入れあるいは打ち戻し等によって簡単に行なう
ことができ、しかも繰り返しの組立・分解にも十分に耐
えられ、また設置空間があればそれの空間内での組立・
分解が可能で取扱いが容易なものである。
【0034】すなわちこれは本発明に係る格子フレーム
装置において、両端が連結部2となっている棒部材1
と、連結部2の開口端縁が外側面に突き当てられる被連
結部材5,30と、この被連結部材5,30に係止手段
11、14,15、16,17を介して係止された状態
で被連結部材5,30の一部位を貫挿して連結部2内に
挿入されるコネクター脚体10と、連結部2及びコネク
ター脚体10両者に連結部2外方から合致して強制的に
嵌め入れられるストッパー体20とを備えて成るものと
したからであり、また本発明に係る格子フレーム装置の
組立方法において、棒部材1端部の筒状の連結部2を被
連結部材5,30の外側面に突き当てると共に、被連結
部材5,30から係止して連結部2内にコネクター脚体
10を挿入し、連結部2内、コネクター脚体10両者に
連結部2外からコネクター脚体10を強制的に嵌め入れ
るものとしたからであり、これによって、被連結部材
5,30に対しての任意な方向による棒部材1相互のあ
るいは棒部材1と枠部材30との連結固定、ストッパー
体20の打ち込み、打ち戻し等によるワンタッチ式の組
立、分解、余分な設置空間を要しない良好な作業性等を
可能にするのである。
装置において、両端が連結部2となっている棒部材1
と、連結部2の開口端縁が外側面に突き当てられる被連
結部材5,30と、この被連結部材5,30に係止手段
11、14,15、16,17を介して係止された状態
で被連結部材5,30の一部位を貫挿して連結部2内に
挿入されるコネクター脚体10と、連結部2及びコネク
ター脚体10両者に連結部2外方から合致して強制的に
嵌め入れられるストッパー体20とを備えて成るものと
したからであり、また本発明に係る格子フレーム装置の
組立方法において、棒部材1端部の筒状の連結部2を被
連結部材5,30の外側面に突き当てると共に、被連結
部材5,30から係止して連結部2内にコネクター脚体
10を挿入し、連結部2内、コネクター脚体10両者に
連結部2外からコネクター脚体10を強制的に嵌め入れ
るものとしたからであり、これによって、被連結部材
5,30に対しての任意な方向による棒部材1相互のあ
るいは棒部材1と枠部材30との連結固定、ストッパー
体20の打ち込み、打ち戻し等によるワンタッチ式の組
立、分解、余分な設置空間を要しない良好な作業性等を
可能にするのである。
【0035】また連結具5に対する棒部材1の連結固定
方向を互いにほぼ直交する方向とすることで、棒部材1
の連結固定方向を縦横あるいは水平・上下で交差する全
体として格子フレーム構造のものとでき、この種の格子
フレーム構造としての利用形態である店舗用什器、家具
骨組、建築構造躯体の芯部、ジャングルジム等の遊戯施
設等として使用できるようにした各種の平面的、立体的
施設、器材、器具、装置等の汎用性あるものとしての使
用を可能にするのである。
方向を互いにほぼ直交する方向とすることで、棒部材1
の連結固定方向を縦横あるいは水平・上下で交差する全
体として格子フレーム構造のものとでき、この種の格子
フレーム構造としての利用形態である店舗用什器、家具
骨組、建築構造躯体の芯部、ジャングルジム等の遊戯施
設等として使用できるようにした各種の平面的、立体的
施設、器材、器具、装置等の汎用性あるものとしての使
用を可能にするのである。
【0036】被連結部材5,30に対して連結部2の開
口端縁を突き当てた状態で棒部材1を配置し、被連結部
材5,30側から被連結部材5,30の一部位を貫挿し
てコネクター脚体10を連結部2内に挿入し、連結部2
及びコネクター脚体10両者にストッパー体20を強制
的に嵌め入れるものとしてあるから、コネクター脚体1
0、ストッパー体20によって棒部材1と被連結部材
5,30とを強固に連結固定できるのである。このとき
のストッパー体20における係止体21において、連結
部係止縁23は被連結部材5,30側の貫挿孔3の内孔
縁3Aに、脚体係止縁24は棒部材1の中央部側の係止
孔13の内孔縁13Aに夫々貫挿係止され、しかもこれ
らの連結部係止縁23、脚体係止縁24が棒部材1の長
さ方向に沿った前後でほぼ対称位置にあるものとしてあ
るから、棒部材1と被連結部材5,30とを相互に引き
寄せた状態で強固に連結固定でき、外部からの衝撃その
他に対しても堅牢なものである。
口端縁を突き当てた状態で棒部材1を配置し、被連結部
材5,30側から被連結部材5,30の一部位を貫挿し
てコネクター脚体10を連結部2内に挿入し、連結部2
及びコネクター脚体10両者にストッパー体20を強制
的に嵌め入れるものとしてあるから、コネクター脚体1
0、ストッパー体20によって棒部材1と被連結部材
5,30とを強固に連結固定できるのである。このとき
のストッパー体20における係止体21において、連結
部係止縁23は被連結部材5,30側の貫挿孔3の内孔
縁3Aに、脚体係止縁24は棒部材1の中央部側の係止
孔13の内孔縁13Aに夫々貫挿係止され、しかもこれ
らの連結部係止縁23、脚体係止縁24が棒部材1の長
さ方向に沿った前後でほぼ対称位置にあるものとしてあ
るから、棒部材1と被連結部材5,30とを相互に引き
寄せた状態で強固に連結固定でき、外部からの衝撃その
他に対しても堅牢なものである。
【0037】また係止体21自体は、連結部2、連結脚
片12両者に嵌め入れられたときの被連結部材5,30
側、棒部材1の中央部側のいずれか一方がほぼ直線縁状
で、同じくいずれか他方がほぼ湾曲縁状で、この湾曲縁
状部分にコネクター脚体10における連結脚片12の肉
厚に比し幅員が小さい切欠22を設けた平面でほぼD字
形を呈する開ループ状に形成してあるから、直線縁状部
分の左右両側に設けた連結部係止縁23は、連結部2の
貫挿孔3、連結脚片12の係止孔13夫々への係止体2
1自体の嵌め入れに際して、貫挿孔3における被連結部
材5,30側あるいは棒部材1の中央部側のいずれか一
方の内孔縁(3A)への強い円滑な圧接を確実にするの
である。一方、脚体係止縁24は、係止孔13における
同じく被連結部材5,30側、棒部材1の中央部側のい
ずれか他方の内孔縁(13A)に湾曲縁状部分によって
円滑に、かつ切欠22によって生じる弾撥性等によって
確実に係止され、しかも貫挿係止縁25が同じく係止孔
13の内孔縁(13A)に係止して係止体21自体のそ
れ以上の嵌め入れを阻止するものであるから、脚体係止
縁24は係止孔13の内孔縁(13A)に、連結部係止
縁23が貫挿孔3の内孔縁(3A)に圧接していること
と相俟ち、係止体21自体は連結部2、連結脚片12相
互間をしっかりと連結しているのである。
片12両者に嵌め入れられたときの被連結部材5,30
側、棒部材1の中央部側のいずれか一方がほぼ直線縁状
で、同じくいずれか他方がほぼ湾曲縁状で、この湾曲縁
状部分にコネクター脚体10における連結脚片12の肉
厚に比し幅員が小さい切欠22を設けた平面でほぼD字
形を呈する開ループ状に形成してあるから、直線縁状部
分の左右両側に設けた連結部係止縁23は、連結部2の
貫挿孔3、連結脚片12の係止孔13夫々への係止体2
1自体の嵌め入れに際して、貫挿孔3における被連結部
材5,30側あるいは棒部材1の中央部側のいずれか一
方の内孔縁(3A)への強い円滑な圧接を確実にするの
である。一方、脚体係止縁24は、係止孔13における
同じく被連結部材5,30側、棒部材1の中央部側のい
ずれか他方の内孔縁(13A)に湾曲縁状部分によって
円滑に、かつ切欠22によって生じる弾撥性等によって
確実に係止され、しかも貫挿係止縁25が同じく係止孔
13の内孔縁(13A)に係止して係止体21自体のそ
れ以上の嵌め入れを阻止するものであるから、脚体係止
縁24は係止孔13の内孔縁(13A)に、連結部係止
縁23が貫挿孔3の内孔縁(3A)に圧接していること
と相俟ち、係止体21自体は連結部2、連結脚片12相
互間をしっかりと連結しているのである。
【0038】コネクター脚体10における当接片11は
被連結部材5,30の内側面に係止するから、連結脚片
12を被連結部材5,30の側壁に内側から貫挿するこ
とで当接片11を介してコネクター脚体10自体を被連
結部材5,30に係止固定させることができるのであ
る。一方、被連結部材5,30の側壁に係止ナット1
5,17を介してネジ止めさせるようにしたオネジ体1
4,16での係止手段は、被連結部材5,30に多様な
態様でコネクター脚体10自体を固定できるばかりでな
く、被連結部材5,30の外方に突出するコネクター脚
体10における連結脚片12自体の長さを調整設定で
き、連結部2に対する連結脚片12のストッパー体20
を介しての強制的な嵌め入れ固定を選定でき、その調整
を任意に行なうこともできる。
被連結部材5,30の内側面に係止するから、連結脚片
12を被連結部材5,30の側壁に内側から貫挿するこ
とで当接片11を介してコネクター脚体10自体を被連
結部材5,30に係止固定させることができるのであ
る。一方、被連結部材5,30の側壁に係止ナット1
5,17を介してネジ止めさせるようにしたオネジ体1
4,16での係止手段は、被連結部材5,30に多様な
態様でコネクター脚体10自体を固定できるばかりでな
く、被連結部材5,30の外方に突出するコネクター脚
体10における連結脚片12自体の長さを調整設定で
き、連結部2に対する連結脚片12のストッパー体20
を介しての強制的な嵌め入れ固定を選定でき、その調整
を任意に行なうこともできる。
【0039】更には連結部2、連結脚片12両者を合致
させてのストッパー体20の打ち込みは、係止体21の
脚体係止縁24側を先にした強制的な嵌め入れ、貫挿係
止縁25の係止孔13の縁部への係止による自動的な嵌
め入れ停止によって棒部材1と被連結部材5,30とを
連結固定できるのである。また逆に貫挿係止縁25側を
先にした強制的な打ち戻しによって連結部2、連結脚片
12からストッパー体20を解除することで被連結部材
5,30と棒部材1とを相互で分離でき、しかもこれら
の作業はストッパー体20に対する打ち込み方向の選択
によって簡単に行なえるものである。
させてのストッパー体20の打ち込みは、係止体21の
脚体係止縁24側を先にした強制的な嵌め入れ、貫挿係
止縁25の係止孔13の縁部への係止による自動的な嵌
め入れ停止によって棒部材1と被連結部材5,30とを
連結固定できるのである。また逆に貫挿係止縁25側を
先にした強制的な打ち戻しによって連結部2、連結脚片
12からストッパー体20を解除することで被連結部材
5,30と棒部材1とを相互で分離でき、しかもこれら
の作業はストッパー体20に対する打ち込み方向の選択
によって簡単に行なえるものである。
【0040】また被連結部材5,30外側面に連結部2
を突き当てた状態で連結部2内に被連結部材5,30の
一部位を貫挿してコネクター脚体10を挿入するものと
し、コネクター脚体10の挿入は既に確保されている被
連結部材5,30の内部空間内で配置して行なわれ、連
結部2、連結脚片12両者に嵌め入れるストッパー体2
0は連結部2の外方からほぼ直交させて行なわれるか
ら、設置空間に比し余分な作業空間を必要としないもの
である。すなわち従来の例えばネジ止め式とする場合で
あると、ネジ部分相互の噛み合いのための余裕空間の確
保が必要であるのに比し、本発明によればその余裕空間
は全く不要であることで狭隘な作業空間内においても組
立、分解が可能なものである。
を突き当てた状態で連結部2内に被連結部材5,30の
一部位を貫挿してコネクター脚体10を挿入するものと
し、コネクター脚体10の挿入は既に確保されている被
連結部材5,30の内部空間内で配置して行なわれ、連
結部2、連結脚片12両者に嵌め入れるストッパー体2
0は連結部2の外方からほぼ直交させて行なわれるか
ら、設置空間に比し余分な作業空間を必要としないもの
である。すなわち従来の例えばネジ止め式とする場合で
あると、ネジ部分相互の噛み合いのための余裕空間の確
保が必要であるのに比し、本発明によればその余裕空間
は全く不要であることで狭隘な作業空間内においても組
立、分解が可能なものである。
【図1】本発明の実施の一形態における棒部材と連結具
との連結状態を示す分解斜視図である。
との連結状態を示す分解斜視図である。
【図2】同じく連結作業時の手順を示し、その(A)は
図1におけるA部分の拡大図、(B)は同じく図1にお
けるB部分の拡大図である。
図1におけるA部分の拡大図、(B)は同じく図1にお
けるB部分の拡大図である。
【図3】同じくその(A)は各部材の配置を表わす分解
平断面図であり、(B)は連結時の要部の平断面図であ
る。
平断面図であり、(B)は連結時の要部の平断面図であ
る。
【図4】同じく図3(B)におけるC部分の拡大図であ
る。
る。
【図5】同じく枠部材と棒部材との連結を示すもので、
その(A)は分解斜視図、その(B)は連結状態におけ
る断面図である。
その(A)は分解斜視図、その(B)は連結状態におけ
る断面図である。
【図6】同じく他の実施の形態における枠部材と棒部材
との連結を示すもので、その(A)は分解斜視図、その
(B)は連結状態における断面図である。
との連結を示すもので、その(A)は分解斜視図、その
(B)は連結状態における断面図である。
【図7】同じく更に他の実施の形態における枠部材と棒
部材との連結を示すもので、その(A)は分解斜視図、
その(B)は連結状態における断面図である。
部材との連結を示すもので、その(A)は分解斜視図、
その(B)は連結状態における断面図である。
【図8】同じく連結使用状態の格子フレーム構造の一例
を示す斜視図である。
を示す斜視図である。
B…基礎 1…棒部材 2…連結部 3…貫挿孔 3A…貫挿孔に
おける被連結部材側の内孔縁 5…連結リング 6…リング連結
孔 10…コネクター脚体 11…当接片 12…連結脚片 13…係止孔 13A…係止孔における棒部材の中央部分側の内孔縁 14…オネジ体 15…係止ナッ
ト 16…オネジ体 17…係止ナッ
ト 20…ストッパー体 21…係止体 22…切欠 23…連結部係
止縁 24…脚体係止縁 25…貫挿係止
縁 30…枠部材30 31…連結孔 32…連結孔 33…連結孔 a…係止体における連結部係止縁と脚体係止縁との幅員 b…係止体における連結部係止縁と貫挿係止縁との幅員 c…貫挿孔における被連結部材側の内孔縁位置から係止
孔における棒部材の中央部側の内孔縁位置に至る幅員
おける被連結部材側の内孔縁 5…連結リング 6…リング連結
孔 10…コネクター脚体 11…当接片 12…連結脚片 13…係止孔 13A…係止孔における棒部材の中央部分側の内孔縁 14…オネジ体 15…係止ナッ
ト 16…オネジ体 17…係止ナッ
ト 20…ストッパー体 21…係止体 22…切欠 23…連結部係
止縁 24…脚体係止縁 25…貫挿係止
縁 30…枠部材30 31…連結孔 32…連結孔 33…連結孔 a…係止体における連結部係止縁と脚体係止縁との幅員 b…係止体における連結部係止縁と貫挿係止縁との幅員 c…貫挿孔における被連結部材側の内孔縁位置から係止
孔における棒部材の中央部側の内孔縁位置に至る幅員
Claims (17)
- 【請求項1】 両端が少なくとも筒状の連結部となって
いる棒部材と、この棒部材の連結部の開口端縁が外側面
に突き当てられる被連結部材と、この被連結部材に係止
手段を介して係止された状態で被連結部材の一部位を貫
挿して棒部材の連結部内に挿入されるコネクター脚体
と、連結部内に挿入されたコネクター脚体に連結部外方
から合致して連結部、コネクター脚体両者に強制的に嵌
め入れられるストッパー体とを備えて成ることを特徴と
する格子フレーム装置。 - 【請求項2】 被連結部材は、閉ループの輪状に形成さ
れている連結具である請求項1記載の格子フレーム装
置。 - 【請求項3】 被連結部材は、長尺状に形成されている
枠部材である請求項1記載の格子フレーム装置。 - 【請求項4】 両端が少なくとも筒状の連結部となって
いる棒部材と、この棒部材の連結部の開口端縁が外側面
に突き当てられる閉ループの輪状に形成されている連結
具と、この連結具の内側に係止手段を介して係止された
状態で連結具の一部位を貫挿して棒部材の連結部内に挿
入されるコネクター脚体と、連結部内に挿入されたコネ
クター脚体に連結部外方から合致して連結部、コネクタ
ー脚体両者に強制的に嵌め入れられるストッパー体とを
備えて成ることを特徴とする格子フレーム装置。 - 【請求項5】 両端が少なくとも筒状の連結部となって
いる棒部材と、この棒部材の連結部の開口端縁が外側面
に突き当てられる閉ループの輪状に形成されている連結
具と、同じく棒部材の連結部の開口端縁が外側面に突き
当てられる長尺状に形成されている枠部材と、連結具の
内側、枠部材自体夫々に係止手段を介して係止された状
態で連結具、枠部材夫々の一部位を貫挿して棒部材の連
結部内に挿入されるコネクター脚体と、連結部内に挿入
されたコネクター脚体に連結部外方から合致して連結
部、コネクター脚体両者に強制的に嵌め入れられるスト
ッパー体とを備えて成ることを特徴とする格子フレーム
装置。 - 【請求項6】 棒部材は、両端に筒状の連結部を形成
し、この連結部には対向配置されて対状になっている貫
挿孔を開穿してある請求項1乃至5のいずれか記載の格
子フレーム装置。 - 【請求項7】 被連結部材は、棒部材における連結部の
開口端縁が外側面に突き当てられる部位に連結孔を開穿
して成る請求項1乃至6記載の格子フレーム装置。 - 【請求項8】 コネクター脚体は、被連結部材に係止す
る係止手段に、被連結部材の一部位を貫挿させて棒部材
の連結部内に挿入される連結脚片を連設し、この連結脚
片には連結部に開穿した貫挿孔にほぼ対応合致する係止
孔を開穿してある請求項1乃至7のいずれか記載の格子
フレーム装置。 - 【請求項9】 係止手段は、被連結部材の内側面に当接
する当接片としてある請求項1乃至8のいずれか記載の
格子フレーム装置。 - 【請求項10】 係止手段は、被連結部材の側壁面に当
接される係止ナットを介してネジ止めされるオネジ体と
してある請求項1乃至8のいずれか記載の格子フレーム
装置。 - 【請求項11】 ストッパー体は、連結部及びコネクタ
ー脚体両者に貫挿される切欠ループ状の係止体の外周縁
に、連結部に貫挿係止される連結部係止縁と、コネクタ
ー脚体に貫挿係止される弾撥性ある脚体係止縁とを棒部
材の長さ方向に沿った前後でほぼ対称位置に形成すると
共に、コネクター脚体への貫挿部位の縁部に係止する貫
挿係止縁を設けてある請求項1乃至10のいずれか記載
の格子フレーム装置。 - 【請求項12】 係止体は、連結部、連結脚片両者に嵌
め入れられたときの被連結部材側、棒部材の中央部側の
いずれか一方がほぼ直線縁状で、同じくいずれか他方が
ほぼ湾曲縁状で、この湾曲縁状部分にコネクター脚体に
おける連結脚片の肉厚に比し幅員が小さい切欠を設けた
平面でほぼD字形を呈する開ループ状に形成してある請
求項11記載の格子フレーム装置。 - 【請求項13】 係止体は、直線縁状部分の左右両側に
連結部係止縁を有し、湾曲縁状部分のほぼ中央位置に内
外方向で弾撥する脚体係止縁を、中央位置から僅かに遍
在した位置に切欠を、この切欠に隣接して脚体係止縁と
は反対側に貫挿係止縁を夫々有して形成してある請求項
11または12記載の格子フレーム装置。 - 【請求項14】 棒部材の端部に形成した筒状の連結部
を被連結部材の外側面に突き当てると共に、被連結部材
側から連結部内に被連結部材の一部位で係止して被連結
部材に貫挿したコネクター脚体を挿入し、棒部材及びこ
の連結部内に挿入したコネクター脚体両者に連結部外か
らストッパー体を強制的に嵌め入れることを特徴とした
格子フレーム装置の組立方法。 - 【請求項15】 ストッパー体の連結部、コネクター脚
体両者に対する強制的な嵌め入れは、棒部材の長さ方向
で被連結部材側では連結部における貫挿部位の内縁に圧
接し、棒部材の中央部側ではコネクター脚体における貫
挿部位の内縁に弾撥的に圧接すると共にその貫挿部位の
縁部に接離自在に係止してある請求項14記載の格子フ
レーム装置の組立方法。 - 【請求項16】 棒部材の端部に形成した筒状の連結部
を閉ループの輪状に形成されている連結具の外側面に複
数箇所で突き当てると共に、連結具側から連結部内に連
結具の一部位で係止して連結具に貫挿したコネクター脚
体を挿入し、棒部材及びこの連結部内に挿入したコネク
ター脚体両者に連結部外からストッパー体を強制的に嵌
め入れる一方、格子フレーム構造の周囲に配される長尺
状に形成されている枠部材の外側面に突き当てると共
に、枠部材側から連結部内に枠部材の一部位で係止して
枠部材に貫挿したコネクター脚体を挿入し、棒部材及び
この連結部内に挿入したコネクター脚体両者に連結部外
からストッパー体を強制的に嵌め入れることを特徴とし
た格子フレーム装置の組立方法。 - 【請求項17】 ストッパー体の連結部、コネクター脚
体両者に対する強制的な嵌め入れは、棒部材の長さ方向
で連結具、枠部材側では連結部における貫挿部位の内縁
に圧接し、棒部材の中央部側ではコネクター脚体におけ
る貫挿部位の内縁に弾撥的に圧接すると共にその貫挿部
位の縁部に接離自在に係止してある請求項16記載の格
子フレーム装置の組立方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22115797A JPH1146943A (ja) | 1997-08-01 | 1997-08-01 | 格子フレーム装置及びその組立方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22115797A JPH1146943A (ja) | 1997-08-01 | 1997-08-01 | 格子フレーム装置及びその組立方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1146943A true JPH1146943A (ja) | 1999-02-23 |
Family
ID=16762377
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22115797A Pending JPH1146943A (ja) | 1997-08-01 | 1997-08-01 | 格子フレーム装置及びその組立方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1146943A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2006038602A1 (ja) * | 2004-10-04 | 2006-04-13 | Toyo Tire & Rubber Co., Ltd. | 雨水貯留構造用部材とこれを用いた雨水貯留構造物 |
KR101607053B1 (ko) * | 2015-04-16 | 2016-03-28 | 이승왕 | 정글짐 |
-
1997
- 1997-08-01 JP JP22115797A patent/JPH1146943A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2006038602A1 (ja) * | 2004-10-04 | 2006-04-13 | Toyo Tire & Rubber Co., Ltd. | 雨水貯留構造用部材とこれを用いた雨水貯留構造物 |
KR100806244B1 (ko) * | 2004-10-04 | 2008-02-22 | 도요 고무 고교 가부시키가이샤 | 빗물 저류 구조용 부재와 이것을 사용한 빗물 저류 구조물 |
KR101607053B1 (ko) * | 2015-04-16 | 2016-03-28 | 이승왕 | 정글짐 |
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