JPH1146416A - 配電盤のシャッター保持装置 - Google Patents

配電盤のシャッター保持装置

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Publication number
JPH1146416A
JPH1146416A JP9198674A JP19867497A JPH1146416A JP H1146416 A JPH1146416 A JP H1146416A JP 9198674 A JP9198674 A JP 9198674A JP 19867497 A JP19867497 A JP 19867497A JP H1146416 A JPH1146416 A JP H1146416A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shutter
switch
main circuit
switchboard
terminal conductor
Prior art date
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Pending
Application number
JP9198674A
Other languages
English (en)
Inventor
Hajime Mori
一 森
Yoshinori Uchida
芳則 内田
Yoshihiro Okawa
義博 大川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP9198674A priority Critical patent/JPH1146416A/ja
Publication of JPH1146416A publication Critical patent/JPH1146416A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02BBOARDS, SUBSTATIONS OR SWITCHING ARRANGEMENTS FOR THE SUPPLY OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02B11/00Switchgear having carriage withdrawable for isolation
    • H02B11/24Shutters or guards

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  • Trip Switchboards (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 配電盤内のシャッタ−が何等かのトラブルで
開閉器の端子導体の上に落下した場合でも、短絡を生じ
ないシャッタ−保持装置を得る。 【解決手段】 配電盤の主回路断路部10の前面側に配
置されたシャッター24が、閉鎖方向へ落下することを
阻止する落下阻止部材23を開閉器5の端子導体14の
上方にに装着した。この落下阻止部材23は、開閉器5
が主回路断路部10と接合した位置においてシャッター
24の鉛直下方よりも主回路断路部10の方向に延在す
るように開閉器5側から突出して設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、配電盤内に収納
される引出形開閉器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図7は、配電盤の構成を示す側断面図で
ある。図において、1は配電盤の箱体、箱体1は、隔壁
により区画され母線室1a、遮断器室1b、ケーブル室
1c、制御室1dに区画されており、箱体1のどこかの
区画内で内部アークが生じても他の区画にアークが漏れ
ないようにしている。2は上下方向に3相分配置され隣
接する配電盤相互間をつないで給電する盤間母線、3は
前記盤間母線を支持する碍子、4は盤間母線2からの分
岐母線、5は遮断器で下部に車輪を有し図において左方
向へ引出し遮断器室1b前面の扉(図示せず)を開けれ
ば盤外へ取り出せる。6はケーブル側の引出母線で、C
T7を通りケーブル8に接続している。9はブッシング
で、絶縁材で一端に開口を有する筒状に形成され隔壁を
貫通して取り付けられ、分岐母線4と遮断器5、引出母
線6と遮断器5相互の電気的な接離を行う断路部10を
その内部に有している。11はシャッターで上下動可能
に装着され、図7に示す遮断器5の接続位置では上方へ
移動した状態を示しており、遮断器5が左方へ引出され
た場合はブッシング9の左方開口部の前面まで降下し、
作業者が断路部10に不注意で触ることがないようにし
ている。
【0003】図8、図9は、例えば実開昭50−673
1号公報に示された従来のシャッター11の一般的な動
作を説明する側面図であり、図8は断路状態、図9は接
続状態を示す。図において、12は固定枠であり配電盤
内に収納されて主回路断路部10を保持する。主回路断
路部10の遮断器5側の前面部はシャッター11にて覆
われており、遮断器5を配電盤外に引出した後、作業者
が配電盤内に入った場合誤って主回路に触れないように
している。シャッター11は上下2枚の板が連結されて
ローラ13を介して上下動が可能な状態で固定枠12に
保持されている。14は遮断器5の端子導体、15は端
子導体14の先端部に装着された接触子、16は遮断器
5の側部に取り付けられたシャッター駆動板で先端部に
傾斜面を有している。17は被駆動ローラで、上下2枚
のシャッター11板の連結部に装着されている。図9は
接続状態を示す図で、被駆動ローラ17は駆動板16の
傾斜面に沿って上昇し、シャッター11も上方へ移動
し、接触子15は断路部10と接触する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】図9に示すように遮断
器が盤内に収納された状態において,遮断器側の端子導
体14は通常裸導体であり、またシャッター11は従来
絶縁板を採用しているが近年作業者の安全上の理由から
金属シャッターを採用する必要が出てきた。このため、
金属シャッターが万一何かの原因で異常落下した場合、
裸導体である端子導体14において3相短絡を生じる可
能性が出てきた。
【0005】この発明は、上述のような課題を解決する
ためになされたもので、金属シャッターが万一何かの原
因で異常落下した場合でも、3相短絡を生じない装置を
得ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係わる配電盤
のシャッター保持装置は、配電盤の主回路断路部の方向
に導出される開閉器の端子導体の上部に、シャッターが
閉鎖方向への落下を阻止する落下阻止部材を設けたもの
である。
【0007】また、落下阻止部材をシャッタ−の鉛直下
方よりも主回路断路部の方向に延在させた。
【0008】さらに、落下阻止部材を筒状とした。
【0009】また、落下阻止部材をひさし状とした。
【0010】さらに、落下阻止部材を絶縁材で構成し
た。
【0011】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.図1、図2はこの発明の実施の形態1を
示すもので、図1は配電盤内に遮断器を接続した状態を
示す側断面図、図2は図1のA−A断面図(但しシャッ
タ−の表示は省略)である。図において、9はブッシン
グで、絶縁材で略円筒状に形成され配電盤内の隔壁に装
着され、底部には円柱状の主回路断路部導体10が配置
されている。
【0012】5は遮断器(以下、開閉器の1種である遮
断器を例として説明する)で、台車5a上に、上下の端
子導体14、真空バルブ20、操作リンク機構21を一
括して保持した絶縁フレ−ム22を載置している。絶縁
フレ−ム22からブッシング9内の断路部10の方向へ
先端部に接触子15を装着した端子導体14が伸び、断
路部10と接触状態にある。端子導体14の外周は放熱
性を向上させるため裸導体としており、絶縁フレ−ム2
2の基部から端子導体14の導出方向に端子導体の外周
から所定の空間を保持した状態で筒状の保護筒23(落
下阻止部材)を設けている。この保護筒23は、絶縁フ
レ−ム22と同じ絶縁材で形成されている。
【0013】24はシャッタ−で、上下動可能に取付け
られており、図1では上方に動作した状態を示してい
る。遮断器5が左方に引出され接触子15がブッシング
9から左方に離れると、シャッタ−24は下方に下が
り、ブッシング9の開口部の前面を覆う。なお、図1に
おいて、保護筒23はシャッタ−24の鉛直下方よりも
ブッシング9側に延在させ、さらにブッシング9の開口
内に先端部を挿入している。このような構成により、シ
ャッタ−24が何かのトラブルで落下しても、保護筒が
それ以上の落下を阻止するため、シャッタ−24が端子
導体14を短絡させることはない。また、端子導体14
の周囲を多い、保護筒23の先端をブッシングに挿入す
るようにすることで、上方からの落下物の他に側部ある
いは下部からの異物による短絡の発生を防止することが
できる。
【0014】また、図2において25は絶縁フレ−ム2
2の端子導体14導出部に設けられた通風用開口部で、
保護筒23と組合わせることにより、図からもわかるよ
うに通気用開口部25を通る冷却風を端子導体14の長
手方向に通気させ、端子導体14の全周を効果的に冷却
することができる。
【0015】実施の形態2.また、図3、図4は実施の
形態2を示すもので、図3は配電盤内に遮断器を接続し
た状態を示す側断面図、図4は図3のB−B断面図(但
しシャッタ−の表示は省略)である。図1及び図2と異
なる点は、図1の保護筒23が円筒状から端子導体14
の上方のみを覆うひさし26(落下阻止部材)とした点
である。上方からの落下に備えるだけのものであれば、
上方のみにひさし26があればよく、図4に示すように
端子導体の側部まで広げる必要はなく、もう少し幅の狭
いものであってもよい。
【0016】実施の形態3.また、図5、図6は実施の
形態3を示すもので、図5は実施の形態3の場合におい
て、図3のB−B断面図(但しシャッタ−の表示は省
略)に相当するものである。また図6は図5のC−C断
面図である。図3及び図4と異なる点は、図3のひさし
26の幅がさらに狭くなり、端子導体14の上方のみを
保護するようにした点である。シャッタ−板のように相
間にまたがる幅の大きい物体の落下に備えるだけのもの
であれば、上方のみこのような棒状落下阻止部材27が
あればよい。
【0017】
【発明の効果】この発明は、以上説明したように構成さ
れているので、以下に示すような効果を奏する。
【0018】開閉器の端子導体の上部にシャッタ−の落
下阻止部材を設けたので、シャッタ−が落下しても落下
阻止部材で受け止めることができるので、シャッタ−が
開閉器の端子導体を短絡するのを防止できる。
【0019】また、落下防止部材をシャッタ−の鉛直下
方よりもブッシング側へ延長したので、シャッタ−が落
下しても落下阻止部材で受け止めることができるので、
シャッタ−が開閉器の端子導体を短絡するのを防止でき
る。
【0020】さらに、端子導体を裸導体とし、周囲に所
定の空間をおいて筒状物で保護するようにしたので、上
方のみならず、側方あるいは下方からの異物から確実に
保護できる。
【0021】また、さらに、端子導体を裸導体とし、周
囲に所定の空間をおいて筒状物で保護するようにしたの
で、ひさし部の構成が簡単になる。
【0022】また、落下阻止部材を絶縁材で構成したの
で、絶縁フレ−ムと一体に成形することが出来、構成を
簡素化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1の配電盤内に遮断器
を接続した状態を示す側断面図である。
【図2】 図1のA−A断面図である。
【図3】 この発明の実施の形態2の配電盤内に遮断器
を接続した状態を示す側断面図である。
【図4】 図1のB−B断面図である。
【図5】 この発明の実施の形態3をしめす要部断面図
である。
【図6】 図5のC−C断面図である。
【図7】 配電盤の構成を示す側断面図である。
【図8】 従来のシャッターの一般的な動作を説明する
側面図である。
【図9】 従来のシャッターの一般的な動作を説明する
側面図である。
【符号の説明】
10 主回路断路部 14 端子導体 15 接触子 22 絶縁フレ−
ム 23 保護筒 24 シャッタ− 26 ひさし 27 棒状阻止部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 配電盤内に配置され開閉器と接離する主
    回路断路部と、前記主回路断路部に対向して配置され前
    記主回路断路部と端子導体を介して接離可能にかつ引出
    可能に設置される開閉器と、前記主回路断路部の前面部
    に上下可能に配置され前記開閉器の引出時に前記主回路
    断路部の前面部を閉鎖するシャッターと、前記開閉器が
    前記主回路断路部と接合した位置において前記シャッタ
    ーが閉鎖方向へ落下することを阻止する落下阻止部材を
    前記開閉器の端子導体の上方にに装着したことを特徴と
    する配電盤のシャッター保持装置。
  2. 【請求項2】 落下阻止部材は、開閉器が主回路断路部
    と接合した位置においてシャッターの鉛直下方よりも主
    回路断路部の方向に延在するように開閉器側から突出し
    て設けたことを特徴とする請求項1記載の配電盤のシャ
    ッター保持装置。
  3. 【請求項3】 落下阻止部材は、端子導体の周囲に所定
    の空間をおいて包囲する形で、開閉器の絶縁フレームか
    ら主回路断路部の方向に筒状に突出して設けたことを特
    徴とする請求項2記載の配電盤のシャッター保持装置。
  4. 【請求項4】 落下阻止部材は、端子導体の上部に所定
    の空間をおいて覆う形で、開閉器の絶縁フレームから主
    回路断路部の方向にひさし状に突出して設けたことを特
    徴とする請求項2記載の配電盤のシャッター保持装置。
  5. 【請求項5】 落下阻止部材は、絶縁材で構成したこと
    を特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれかに記載
    の配電盤のシャッター保持装置。
JP9198674A 1997-07-24 1997-07-24 配電盤のシャッター保持装置 Pending JPH1146416A (ja)

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JPH1146416A true JPH1146416A (ja) 1999-02-16

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ID=16395167

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015515253A (ja) * 2012-04-20 2015-05-21 シュナイダー エレクトリック ユーエスエイ インコーポレイテッド 送気管チャンバを備える受動的なアーク管理システム

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015515253A (ja) * 2012-04-20 2015-05-21 シュナイダー エレクトリック ユーエスエイ インコーポレイテッド 送気管チャンバを備える受動的なアーク管理システム

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