JPH1145032A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH1145032A
JPH1145032A JP9198973A JP19897397A JPH1145032A JP H1145032 A JPH1145032 A JP H1145032A JP 9198973 A JP9198973 A JP 9198973A JP 19897397 A JP19897397 A JP 19897397A JP H1145032 A JPH1145032 A JP H1145032A
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JP
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auto
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JP9198973A
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English (en)
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Hitoshi Ejima
仁 江嶋
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 オートクリア機能が作動する全てのケースに
ついて、所望の画像形成動作条件に速やかに再設定す
る。 【解決手段】 画像形成動作の終了後或いは何れかのキ
ー操作後に、オートクリア機能を初期化し(ステップ2
22、224)、その後オートクリア時間が経過するま
で操作が無かったら、当該時点の画像形成動作条件の設
定内容をRAMへ保管し(ステップ214)、画像形成
動作条件を予め定められた標準条件に設定し直す(ステ
ップ216)。その後、オートクリアのキャンセルが指
示されると、オートクリア機能実行前の画像形成動作条
件の設定内容をRAMから読み出して新たな画像形成動
作条件として再設定する。これにより、画像形成動作の
条件を、オートクリア機能の実行前の条件に速やかに戻
すことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像形成装置に係
り、より詳しくは、画像形成動作の終了後或いは何らか
の操作が行われた後、所定の待ち時間が経過するまで何
も操作が行われなかった場合に、画像形成動作の条件を
予め定められた標準条件に設定し直すオートクリア機能
を備えた画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から知られている画像形成装置の制
御方法として、画像形成動作の標準的な条件(例えば、
倍率100%、枚数1枚、濃度標準等)を予め設定して
おいて、コピー終了後或いは最後に何らかのキーが操作
されてから所定時間経過するまで、何も操作が行われな
かった場合に、画像形成動作の条件を上記標準的な条件
に自動的に戻す機能(オートクリア機能)が知られてい
る。
【0003】このオートクリア機能は、縮小コピーや複
数枚数のコピー等を行った後、次のコピーを行う前にオ
ペレータがわざわざ画像形成動作の条件を標準的な条件
に手動で戻す必要が無くなる、という点で利点がある。
【0004】その一方で、オートクリア機能には、オペ
レータが操作説明書や画像形成装置のディスプレイに表
示されるガイダンス等を読みながら複雑な画像形成動作
条件を設定しているときにも、前回操作してから所定時
間(以下、オートクリア時間と称する)が経過すると画
像形成動作の条件が標準的な条件に戻されてしまい、そ
れまでの設定動作が無駄になってしまう、という欠点が
あった。
【0005】そこで、特開平5−204215号公報で
は、オートクリア時間を複写機の状態(例えばキーの入
力速度)により可変設定する手段を有することにより、
通常のコピーモードでも複雑なコピーモードでもオート
クリアが有効に動作する複写機が提案されている。
【0006】また、特開平5−188713号公報で
は、オペレータが複写機のディスプレイに表示されるガ
イダンスを読みながら複写動作条件を設定している場合
のオートクリア時間を、通常のオートクリア時間よりも
長く設定することにより、オペレータがガイダンスを確
認して理解している最中にオートクリア機能が作動して
しまうのを抑制すると共に、オートクリア機能が作動す
る場合にその作動タイミングをオペレータに警告する技
術が提案されている。
【0007】ところで、オートクリア機能が作動するケ
ースとしては、上記のように複雑な操作やガイダンス内
容の確認動作に起因して操作インターバルが長くなるケ
ース以外にも、画像形成装置の設定は既に完了している
にもかかわらず紙折された原稿やホチキス留めされた原
稿等の所望のページを開いて所定位置にセットするのに
時間がかかり、操作インターバルが長くなるケースもあ
る。
【0008】このような画像形成装置で検知不可能な原
稿側の問題に起因して操作インターバルが長くなる場
合、上記特開平5−204215号公報及び特開平5−
188713号公報に記載の技術では、オートクリア機
能の作動を遅らせる等の制御を行うことができないの
で、オペレータの意に反してオートクリア機能が作動
し、画像形成動作の条件が標準的な条件に戻されてしま
うおそれがあった。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記問題点
を解消するために成されたものであり、オートクリア機
能が作動する全てのケースについて、所望の画像形成動
作条件に速やかに再設定することができる画像形成装置
を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の画像形成装置は、画像形成動作の終
了後或いは何らかの操作が行われた後、所定の待ち時間
が経過するまで何も操作が行われなかった場合に、画像
形成動作の条件を予め定められた標準条件に設定し直す
オートクリア機能を備えた画像形成装置であって、前記
オートクリア機能が実行された後に、前記画像形成動作
の条件を、前記オートクリア機能の実行前に設定されて
いた条件に戻す条件戻し手段を有することを特徴とす
る。
【0011】また、請求項2記載の画像形成装置では、
請求項1記載の画像形成装置において、前記条件戻し手
段は、前記オートクリア機能の実行前に設定されていた
条件をメモリに保管する条件保管手段と、所定の操作が
行われた場合に、前記条件保管手段により保管された条
件を前記メモリから読み出す条件読出手段と、前記条件
読出手段により読み出された条件を、画像形成動作の条
件として設定する条件設定手段と、を含むことを特徴と
する。
【0012】また、請求項3記載の画像形成装置は、請
求項1又は請求項2に記載の画像形成装置において、前
記待ち時間を設定するための時間設定手段をさらに有す
ることを特徴とする。
【0013】上記請求項1記載の画像形成装置は、画像
形成動作の終了後或いは何らかの操作が行われた後、所
定の待ち時間が経過するまで何も操作が行われなかった
場合に、画像形成動作の条件を予め定められた標準条件
に設定し直すオートクリア機能を備えている。
【0014】このような請求項1記載の画像形成装置で
は、オートクリア機能が実行された後に、条件戻し手段
によって、画像形成動作の条件を、オートクリア機能の
実行前に設定されていた条件に戻すことができる。
【0015】具体的には、請求項2に記載したように、
条件戻し手段を、条件保管手段と条件読出手段と条件設
定手段とを含んで構成することで実現できる。即ち、オ
ートクリア機能が実行された時に条件保管手段によっ
て、オートクリア機能実行前に設定されていた条件をメ
モリに保管しておく。その後、オペレータにより所定の
操作が行われると、条件読出手段によって、前記保管さ
れた条件をメモリから読み出し、条件設定手段によっ
て、前記読み出された条件を新たな画像形成動作の条件
として設定する。
【0016】このようにしてオペレータは、意に反して
オートクリア機能が実行されても、所定の操作を行うだ
けで、画像形成動作の条件を、オートクリア機能の実行
前に設定されていた条件に戻すことができる。
【0017】また、このように画像形成動作の条件をオ
ートクリア機能実行前の条件に速やかに戻すことができ
るので、従来のようにオートクリア機能が作動しないよ
うに上記待ち時間を長く設定する必要が無くなり、むし
ろ請求項3に記載した時間設定手段によって、待ち時間
をより短く設定することでオートクリア機能をより有効
に活用することが可能となる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明に係
る画像形成装置の実施形態を説明する。
【0019】まず、図1〜図5を用いて本実施形態にお
ける画像形成装置の構成を説明する。図1には画像形成
装置10の外観図が示されている。この画像形成装置1
0は、略直方体の筐体50と、筐体50の上方に所定間
隔隔てて配置された略平板状のケーシング52とを備え
ている。ケーシング52は、略コ字状とされた支持部5
4の一端部により支持されており、支持部54の他端部
は、筐体50の下面に係合されている。
【0020】筐体50は、下面に複数のキャスター56
が取付けられており、上面はその一部が切り欠かれてフ
ェースダウントレイ58が形成されている。また筐体5
0の側方には、フェースアップトレイ60が筐体50の
側面に対して斜めに取付けられている。
【0021】ケーシング52には、図1において紙面手
前側に、各種情報を表示したりユーザが各種指示を入力
するための後述する操作指示部64が設けられている。
また、ケーシング52には開閉蓋66が矢印A方向に沿
って開閉可能に取付けられている。開閉蓋66によって
隠れているケーシング52の上面には、図示は省略する
が透明な平ガラス板が取付けられており、この平ガラス
板の下方には、平ガラス板上にセットされた原稿を読み
取るスキャナユニット(図示省略)が設けられている。
【0022】また開閉蓋66の上面には、原稿を載置す
るための板状の載置トレイ68が斜めに取付けられてい
る。開閉蓋66の内部には原稿送給部(図示省略)が設
けられており、この原稿送給部は載置トレイ68に載置
された原稿を前述の平ガラス板上に案内すると共に、平
ガラス板上の原稿を開閉蓋66の上面に形成された排出
トレイ70に案内する。
【0023】図2に示すように筐体50内には画像形成
部38が収容されている。筐体50内の下方側には各々
異なるサイズの記録用紙が各々多数枚集積されたスタッ
カ74A、74Bが装填されており、画像形成部38は
スタッカ74A、74Bの装填位置に対応して、一端が
回動可能に軸支されたアームの他端に各々回転可能に軸
支された引出ローラ76A、76Bを備えている。各ア
ームの一端側にはアームの回動中心と同軸に配置された
ローラ78A、78Bと、該ローラに対応して配置され
たローラ80A、80Bが設けられている。
【0024】図2では記録用紙の搬送路を2点鎖線で示
している。記録用紙の引込みが指示されると、画像形成
部38では対応する引出ローラ76を下方へ移動させる
と共に、引出ローラ76が最上層の記録用紙に接触した
状態で回転させ、記録用紙の引出しを行う。引き出され
た記録用紙はローラ78、80に案内され、ローラ80
の用紙搬送方向下流側に配置されたローラ対82に挟持
されて搬送される。またローラ対82の搬送方向下流側
には、対向配置されたローラ84とローラ86、記録用
紙の搬送方向を90度変更するローラ88、ローラ対9
0が順に配設されている。
【0025】また画像形成部38は、筐体50内の上方
側に回転可能に配置された円筒状の像担持体92を備え
ており、像担持体92の外周側には帯電器94、画像記
録部95及び現像装置96が設置されている。このうち
帯電器94は像担持体92の外周面を帯電させる。画像
記録部95には前記スキャナユニットによって原稿を読
み取って得られた画像データが原稿1頁分単位で入力さ
れ、画像記録部95は、入力された画像データを1ライ
ン単位の連続した電気信号に変換し、該電気信号に応じ
て変調した光ビームを像担持体92の外周面に照射す
る。これにより、像担持体92の外周面に、画像データ
に対応した静電潜像が形成される。また、現像装置96
は、像担持体92の外周面に形成された静電潜像を現像
し、トナー像を形成させる。
【0026】また、像担持体92の下方には転写ローラ
98が配設されている。転写ローラ配設部位まで搬送さ
れた記録用紙は、転写ローラ98によって像担持体92
に押圧され、像担持体92の外周面に形成されたトナー
像が転写される。転写ローラ98の用紙搬送方向下流側
には、対向配置された定着ローラ100及びローラ10
2、ガイド104、カム106が順次配設されている。
トナー像が転写された記録用紙は定着ローラ100とロ
ーラ102とにより挟持搬送され、該記録用紙上にトナ
ー像が定着される。
【0027】カム106は図示しないモータにより回動
し、図2に実線で示す位置又は2点鎖線で示す位置に切
り替えられる。カム106が図2の実線の位置に切り替
えられた場合、記録用紙は、カム106の下を通ってロ
ーラ対108に至り、ローラ対108によってフェース
アップトレイ60に案内される。一方、カム106が図
2の2点鎖線の位置に切り替えられた場合、記録用紙
は、カム106の右を通ってローラ対110に至り、ロ
ーラ対110、112、114によってフェースダウン
トレイ58に案内される。
【0028】図3に示すように操作指示部64には、倍
率設定や用紙選択関連のキーにより構成された第1操作
部64Aと、各種メッセージ等を表示する液晶ディスプ
レイ(以下、LCDと称する)64Bと、テンキー、ス
タートキー、ストップキー等の各種制御キーにより構成
された第2操作部64Cとが、設けられている。なお、
LCD64Bの一部には、画像濃度設定等を行うための
タッチパネルが形成されている。
【0029】図4に示すように第2操作部64Cには、
テンキー30、画像形成動作条件を予め設定された標準
条件に戻すためのオールクリアキー32、画像形成動作
の開始を指示するためのスタートキー34、割り込み処
理を行う際に操作する割り込みキー36、画像形成動作
を強制的に停止させるためのコピーストップキー38、
後述するコピーモードとプリンタモードとを切り替える
ためのモード切替キー40等が設けられている。
【0030】また、画像形成装置10には、画像形成装
置10の各部の動作を制御する制御部20(図5参照)
が設けられている。図5に示すように制御部20は、C
PU22、LCD64Bへのメッセージ表示動作及び前
記タッチパネルで指定された情報の取込み動作を制御す
るLCDコントローラ24、各種制御プログラムや予め
定められた標準の画像形成動作条件(例えば、倍率10
0%、枚数1枚、濃度標準等)を記憶したROM26、
及び作業用記憶域として使用されるRAM28を内蔵し
ており、これらはバスにより互いに接続されている。ま
た、この制御部20には、前述した第1操作部64A及
び第2操作部64Cがそれぞれ接続されている。
【0031】以上のような構成の画像形成装置10は、
画像形成動作の終了後或いは何らかの操作が行われた
後、所定の待ち時間が経過するまで何も操作が行われな
かった場合に、画像形成動作の条件を予め定められた標
準条件に設定し直すオートクリア機能を備えている。即
ち、CPU22は、画像形成動作の終了後或いは何らか
の操作が行われた後、オートクリア機能を有効にし、内
蔵したタイマ(オートクリアタイマ)をリセットして経
過時間をカウントする。このカウント値が上記待ち時間
(以下、オートクリア時間と称する)に達した時点で、
画像形成動作の条件を予め定められた標準条件に設定し
直す。
【0032】また、詳細は後述するが、画像形成装置1
0は、上記のようなオートクリア機能が実行された後、
画像形成動作の条件を、該オートクリア機能実行前の条
件に戻すオートクリアキャンセル機能も備えている。オ
ペレータは、テンキー30のうち「C」キーを押しなが
らオールクリアキー32を押すことにより、オートクリ
アキャンセル機能の実行を指示する。
【0033】また、画像形成装置10では、第2操作部
64Cで所定の操作を行うことにより、オートクリア時
間を省略時値3分から所望の値(例えば、5分等)に変
更することが可能となっている。
【0034】また、画像形成装置10は、前述した平ガ
ラス板上の原稿をコピーするコピー機能以外に、外部の
パーソナルコンピュータ等から図示しない入力ポートを
介して入力された画像データを記録用紙にプリントして
出力するプリンタ機能も備えている。画像形成装置10
では、モード切替キー40を操作することで、コピー機
能を実行するコピーモードとプリンタ機能を実行するプ
リンタモードの2つの動作モードが切り替わる。なお、
上記オートクリア機能はコピーモードのときのみ作動す
る。
【0035】次に、本実施形態における作用として、オ
ートクリア機能の処理ルーチン及びオートクリアキャン
セル機能の処理ルーチンを説明する。
【0036】画像形成装置10の図示しない電源がオン
されると、CPU22によって図6の処理ルーチンが実
行開始される。なお、画像形成装置10の電源をオンし
た直後は、オートクリア機能は無効に設定されているも
のとする。
【0037】図6のステップ202では、第1操作部6
4A、第2操作部64C、LCD64Bのタッチパネル
の何れかからキー入力が有ったか否かを判定し、キー入
力が無ければステップ204へ進み、当該時点の動作モ
ードがコピーモードになっているか否かを判定する。こ
のとき、コピーモード以外(プリンタモード)であれば
オールクリア機能は作動させずステップ202へ戻る。
ステップ204でコピーモードであれば、ステップ20
6へ進み、画像形成装置10の動作状態がアイドル状態
であるか否かを判定する。
【0038】本実施形態では、オートクリア機能が実行
されるのは、画像形成動作終了後或いは何れかのキー操
作後に所定時間操作が無い場合、となっているため、ス
テップ206で画像形成装置10の動作状態がアイドル
状態以外(例えば、画像形成動作の終了直後又は何れか
のキーに対応する処理の終了直後の活動状態)であった
場合、ステップ222へ進み、オートクリア機能を有効
とし、次のステップ224でオートクリアタイマを初期
値「0」にリセットする。
【0039】一方、ステップ206で画像形成装置10
の動作状態がアイドル状態であった場合、ステップ20
8へ進み、当該時点でオートクリア機能が有効であるか
否かを判定する。オートクリア機能が有効であれば、ス
テップ210でオートクリアタイマをカウントし、次の
ステップ212で該カウント値がオートクリア時間に達
した(即ち、オートクリア機能を実行するタイミングと
なった)か否かを判定する。
【0040】オートクリア時間に達した場合、ステップ
214へ進み、当該時点での各種の画像形成動作条件の
設定内容をRAM28へ保管(コピー)し、次のステッ
プ216では、予め定められた標準条件をROM26か
ら読み出し、各種の画像形成動作条件を該標準条件に設
定し直す。その後、ステップ218でオートクリア機能
を無効にした後、ステップ202へ戻る。
【0041】なお、上記ステップ202でキー入力が有
った場合は、ステップ220へ進み、入力されたキーに
対応する処理を行う。そして、処理終了後は、前述した
ステップ222でオートクリア機能を有効とし、ステッ
プ224でオートクリアタイマを初期値「0」にリセッ
トする。
【0042】以上の処理により、画像形成動作終了後或
いは何れかのキー操作後に、ステップ222、224で
オートクリア機能が初期化され、その後オートクリア時
間が経過するまで操作が無かった場合にステップ216
でオートクリア機能が実行される(即ち、画像形成動作
条件が標準条件に設定し直される)。但し、ステップ2
16の前のステップ214で、オートクリア機能実行前
の画像形成動作条件の設定内容がRAM28へ保管され
る。
【0043】例えば、紙折された原稿やホチキス留めさ
れた原稿等をコピーしている時に、操作インターバルが
長くなって、オペレータの意に反してオートクリア機能
が実行された場合、オペレータは、テンキー30のうち
「C」キーを押しながらオールクリアキー32を押す
と、以下のようなオートクリアキャンセル機能を実行さ
せることができる。
【0044】即ち、図7に示すオートクリアキャンセル
処理ルーチンにおいて、ステップ230でオートクリア
機能実行前の画像形成動作条件の設定内容を、RAM2
8から読み出して新たな画像形成動作条件として再設定
する。これにより、画像形成動作条件は、オペレータの
希望通りにオートクリア機能実行前の設定内容に戻るこ
とになる。
【0045】このようにして、オペレータの意に反して
オートクリア機能が実行されても、画像形成動作の条件
を、オートクリア機能の実行前に設定されていた条件に
速やかに戻すことができる。
【0046】また、これに伴い、従来のようにオートク
リア機能が作動しないようにオートクリア時間を長く設
定する必要が無くなるので、オートクリア時間をより短
く設定することでオートクリア機能をより有効に活用す
ることが可能となる。
【0047】なお、上記実施形態では、オートクリア機
能が実行された後で、画像形成動作の条件を、オートク
リア機能実行前の設定内容に戻す例を示したが、これと
同様に、オールクリアキー32が操作された後で、画像
形成動作の条件を、オールクリアキー操作前の設定内容
に戻すことも可能である。
【0048】具体的には、オールクリアキー32を操作
したときに、図6の処理ルーチンのステップ220にお
いて、以下に述べる図8のオールクリア処理を実行すれ
ば良い。
【0049】即ち、図8のステップ240でオールクリ
ア実行前の各種の画像形成動作条件の設定内容をRAM
28へ保管し、次のステップ242では予め定められた
標準条件をROM26から読み出し、各種の画像形成動
作条件を該標準条件に設定し直す(即ち、画像形成動作
条件をオールクリアする)。そして、次のステップ24
4でタイマをスタートし、ステップ246、248でタ
イムアウトする前に所定のオールクリア取消指示(例え
ば、上記オートクリアキャンセルと同様に、テンキー3
0のうち「C」キーを押しながらオールクリアキー32
を押す動作)が行われたか否かを判定する。
【0050】ここで、タイムアウトする前にオールクリ
アの取消指示が行われた場合はステップ252へ進み、
オールクリア実行前の画像形成動作条件の設定内容を、
RAM28から読み出して新たな画像形成動作条件とし
て再設定する。これにより、画像形成動作条件は、オペ
レータの希望通りにオールクリア実行前の設定内容に戻
ることになる。このようにして、オペレータの意に反し
てオールクリアが実行されても、画像形成動作の条件
を、オールクリアの実行前に設定されていた条件に速や
かに戻すことができる。
【0051】一方、ステップ246、248でタイムア
ウトした場合はステップ250へ進み、上記ステップ2
40でRAM28に保管した各種の画像形成動作条件の
設定内容を消去する。これにより、RAM28の速やか
な再利用を図ることができる。
【0052】また、上記実施形態では、コピーモードの
ときに作動するオートクリア機能に対して、画像形成動
作(コピー動作)の条件をオートクリア機能実行前の条
件に戻す例を示したが、本発明は、プリンタモードのと
きにもオートクリア機能が作動する画像形成装置にも適
用可能であり、上記と同様に、プリンタモードのときに
作動するオートクリア機能に対して、画像形成動作(プ
リント動作)の条件をオートクリア機能実行前の条件に
戻すことができる。
【0053】また、上記実施形態では、コピー機能とプ
リンタ機能の2つの機能を備えた画像形成装置を例示し
たが、本発明は、少なくとも画像形成機能を備えた装置
全般に適用可能であり、近年普及しつつあるコピー機
能、ファクシミリ機能及びプリンタ機能の3つの機能を
備えたデジタル複合機にも適用可能である。
【0054】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
オペレータの意に反してオートクリア機能が実行されて
も、画像形成動作の条件を、オートクリア機能の実行前
に設定されていた条件に速やかに戻すことができる。
【0055】また、これに伴い、従来のようにオートク
リア機能が作動しないように待ち時間を長く設定する必
要が無くなるので、待ち時間をより短く設定することで
オートクリア機能をより有効に活用することが可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】発明の実施形態に係る画像形成装置の外観を示
す斜視図である。
【図2】画像形成装置内部の概略構成図である。
【図3】操作指示部の概略構成図である。
【図4】第2操作部の概略構成図である。
【図5】制御部及びその周辺機器の概略構成図である。
【図6】オートクリア処理の処理ルーチンを示す流れ図
である。
【図7】オートクリアキャンセル処理の処理ルーチンを
示す流れ図である。
【図8】オールクリア処理の処理ルーチンを示す流れ図
である。
【符号の説明】
10 画像形成装置 20 制御部 22 CPU 28 RAM 64 操作指示部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像形成動作の終了後或いは何らかの操
    作が行われた後、所定の待ち時間が経過するまで何も操
    作が行われなかった場合に、画像形成動作の条件を予め
    定められた標準条件に設定し直すオートクリア機能を備
    えた画像形成装置であって、 前記オートクリア機能が実行された後に、前記画像形成
    動作の条件を、前記オートクリア機能の実行前に設定さ
    れていた条件に戻す条件戻し手段を有する画像形成装
    置。
  2. 【請求項2】 前記条件戻し手段は、 前記オートクリア機能の実行前に設定されていた条件を
    メモリに保管する条件保管手段と、 所定の操作が行われた場合に、前記条件保管手段により
    保管された条件を前記メモリから読み出す条件読出手段
    と、 前記条件読出手段により読み出された条件を、画像形成
    動作の条件として設定する条件設定手段と、 を含むことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記待ち時間を設定するための時間設定
    手段をさらに有する請求項1又は請求項2に記載の画像
    形成装置。
JP9198973A 1997-07-24 1997-07-24 画像形成装置 Pending JPH1145032A (ja)

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JP9198973A JPH1145032A (ja) 1997-07-24 1997-07-24 画像形成装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007256543A (ja) * 2006-03-23 2007-10-04 Kyocera Mita Corp 画像形成装置
JP2016192745A (ja) * 2015-03-31 2016-11-10 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像読取装置、画像形成装置及び画像読取方法

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