JPH1145013A - Oa機器用部材 - Google Patents

Oa機器用部材

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JPH1145013A
JPH1145013A JP13064298A JP13064298A JPH1145013A JP H1145013 A JPH1145013 A JP H1145013A JP 13064298 A JP13064298 A JP 13064298A JP 13064298 A JP13064298 A JP 13064298A JP H1145013 A JPH1145013 A JP H1145013A
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JP
Japan
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intermediate transfer
resin
epdm
resistance value
rubber material
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Application number
JP13064298A
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English (en)
Inventor
Tsutomu Yamada
力 山田
Hideyuki Niwa
英之 丹羽
Hiroko Maeda
裕子 前田
Norihiko Kaga
紀彦 加賀
Takahiro Kawagoe
隆博 川越
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Bridgestone Corp
Original Assignee
Bridgestone Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 抵抗値の調節を比較的容易に行うことがで
き、抵抗値のばらつきが少ない部材を安定的に得ること
ができると共に、耐オゾン性や耐熱性にも優れ、良好な
性能を長期に亘って発揮することができるOA機器用部
材を提供することを目的とする。 【解決手段】 EPDMとNBRとを、EPDM/NB
R=90/10〜55/45の重量比で混合したゴム混
合物を主材とし、かつ窒素吸着比表面積が20〜150
2/gで、DBP吸油量が60〜180ml/100
gのカーボンブラックの添加により体積固有抵抗が調整
された半導電性ゴム材料からなる弾性体層を具備してな
ることを特徴とするOA機器用部材を提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、ファクシ
ミリ、レーザープリンタ等の電子写真装置、あるいは、
インクジェットプリンタ、トナージェットプリンタ、熱
転写プリンタ、熱昇華プリンタ、インパクトプリンタ等
の所謂OA機器に使用されるベルト、ローラ、ドラム、
ブレード等の部材に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来か
ら、複写機、ファクシミリ、プリンタ等のOA機器に
は、帯電、現像、転写、中間転写、トナー層形成、トナ
ー搬送、トナー攪拌、クリーニング、定着、紙搬送等を
行うためのベルト、ローラ、ドラム、ブレード等、各種
の部材が使用されている。
【0003】これらの部材には、多くの場合、軟らかさ
が要求され、このためゴム状やフォーム状の弾性体が単
独で、或いは金属、繊維状物、樹脂成形体などと積層又
は複合されて用いられている。更に、用途等に応じて、
感光体の汚染防止、トナー付着防止、トナーの帯電制
御、抵抗調整、摩擦係数の制御等のために、ゴム状弾性
体やフォーム状弾性体の表面に皮膜状の表皮層を形成す
ることも行われている。
【0004】これらOA機器用部材は、用途にもよる
が、多くの場合使用中に100V〜1000V単位の高
電圧が印加される。その際、適当なバイアス電圧をトナ
ーや紙等の電圧供給対象物に印加しつつ、リークや部材
の電圧破壊を起こさないために、部材として108〜1
14Ω・cm中抵抗領域の抵抗値が求められる。この場
合、部材が表皮層を有するものである場合、たいてい表
皮層により部材の抵抗値が高くなるため、上記弾性体は
単層の場合より低い抵抗値、即ち体積固有抵抗で104
〜109Ω・cmの半導電領域の抵抗値が求められる。
【0005】しかしながら、半導電領域でゴム材料の抵
抗値を制御することは非常に難しく、通常のゴムに通常
の導電性カーボンを添加して所望の抵抗値を得ること
は、至難の技であり、部材間及び部材内の抵抗値のばら
つきが大きくなり易く、均一な抵抗値を有する部材を安
定的に得ることが困難である。即ち、カーボンを添加し
てゴム材料の抵抗値を調整する際、カーボンの添加量を
横軸、ゴム組成物の体積固有抵抗を縦軸にしたグラフ、
所謂パーコレーションカーブを描くと、あるカーボン量
から急激に抵抗値が下がり、その後ほぼ一定の抵抗値を
示し、抵抗値のばらつきはこのパーコレーションカーブ
の急激な変化によるものである。
【0006】一方、これらのOA機器用部材は、複写機
等の電子写真装置の中で使用される場合、帯電や転写等
の静電プロセスで発生するオゾンや窒素酸化物NOX
曝され、更には画像定着時の加熱による高温下に曝され
ることとなり、少なからず上記オゾンや窒素酸化物によ
る腐食劣化や高温による熱劣化のおそれがあり、特に弾
性体層として用いられるゴム材料はこれらによる劣化が
激しく、従来はゴム材料にオゾン劣化防止剤や耐熱老化
防止剤を添加することにより対応している。
【0007】しかしながら、ゴム材料にオゾン劣化防止
剤や耐熱劣化防止剤を添加すると、それらが、感光体、
トナー、紙等を汚染して画像形成が不良となる場合があ
り、これらの汚染を防止するために、ゴム材料からなる
弾性体層上に樹脂等からなる上記表皮層を形成すること
で、一応の対策がなされているが、十分な汚染防止効果
を得るには、数十〜数百μmの比較的膜厚の厚い表皮層
が要求され、このような厚膜の表皮層を形成すると部材
の表面硬度が高くなって、これと接触する感光体等の摩
耗やトナーの融着などの問題を生じることとなってしま
う。
【0008】本発明は、上記事情に鑑みなされたもの
で、抵抗値の調整を比較的容易に行うことができ、抵抗
値のばらつきが少ない部材を安定的に得ることかできる
と共に、耐オゾン性や耐熱性にも優れ、良好な性能を長
期に亘って発揮することかできるOA機器用部材を提供
することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段及び発明の実施の形態】本
発明者は、上記目的を達成するため鋭意検討を行った結
果、弾性体層を形成するゴム材料としてEPDMとNB
Rとを混合したゴム混合物を用いること、この場合、両
者の混合比を重量比でEPDM/NBR=90/10〜
55/45とすることにより、耐オゾン性や耐熱性に優
れたゴム弾性体を得ることができると共に、少ないカー
ボンの添加量で良好な導電性が得られ、ゴム弾性体の抵
抗値の調整を比較的容易に行うことができ、更にこの場
合、導電剤として窒素吸着比表面積が20〜150m2
/gで、DBP吸油量が60〜180ml/100gの
カーボンブラックを添加して抵抗値の調整を行うことに
より、導電剤の均一分散性及び少添加量化を達成し得、
かつ比較的緩やかなパーコレーションカーブが得られ、
容易に抵抗値を調整して体積固有抵抗が104〜109Ω
・cmの半導電性弾性体層を形成し得ることを見い出
し、本発明を完成したものである。
【0010】従って、本発明は、EPDMとNBRと
を、EPDM/NBR=90/10〜55/45の重量
比で混合したゴム混合物を主材とし、かつ窒素吸着比表
面積が20〜150m2/gで、DBP吸油量が60〜
180ml/100gのカーボンブラックの添加により
体積固有抵抗が調整された半導電性ゴム材料からなる弾
性体層を具備してなることを特徴とするOA機器用部材
を提供する。
【0011】以下、本発明につき更に詳しく説明する。
本発明のOA機器用部材は、上述のように、EPDMと
NBRとを特定の割合で混合したゴム混合物を主材と
し、これに特定のカーボンブラックを導電剤として添加
して、抵抗値を調整した半導電性ゴム材料により、弾性
体層を形成したものである。
【0012】上記EPDMは、エチレン、プロピレン及
び二重結合を有する少量の第3成分からなる三元重合体
であり、第3成分としては、ジシクロペンタジエン、エ
チリデンノルボルネン、1,4−ヘキサジエン等が好適
である。エチレン、プロピレン及び第3成分の割合は、
特に制限されるものではないが、エチレンの含有割合が
50〜75重量%、プロピレンの含有割合が25〜50
重量%、第3成分の含有割合はヨウ素価で5〜30であ
ることが好ましい。また、特に制限されないが、このE
PDMはムーニー粘度ML1+4(100℃)が30〜1
10のものが好ましく用いられる。
【0013】一方、上記NBRは、ブタジエンとアクリ
ロニトリルとの共重合体である。この場合、特に制限さ
れるものではないが、アクリロニトリルの含有割合が2
0〜50重量%で、ムーニー粘度ML1+4(100℃)
が30〜90のものが好ましく用いられる。
【0014】上記EPDMとNBRとの混合割合は、重
量比でEPDM/NBR=90/10〜55/45、好
ましくは85/15〜61/39、より好ましくは85
/15〜65/35とされる。この場合、EPDM/N
BR=90/10〜55/45の重量比を逸脱すると、
耐オゾン性及び耐熱性が低下したりカーボンの添加によ
る導電性の調整が困難になり、本発明の目的を達成する
ことができない。
【0015】ここで、上記EPDMとNBRとを上記混
合比率で混合したゴム混合物を用いることにより、耐オ
ゾン性,耐熱性の向上及び導電制御性が向上する理由
は、次の2つの理由による。即ち、第1には、EPDM
とNBRとは互いに非相溶のため両者の混合物は海島構
造となり、更に上記混合割合の場合EPDMの方が多い
混合物であるから、EPDMが海、NBRが島となる。
これにより、EPDMの良好な耐オゾン性や耐熱性が混
合物全体に効果的に作用して、耐オゾン性及び耐熱性に
優れた半導電性ゴム材料が得られ、通常のOA機器用部
材としての用途では、オゾン劣化防止剤や耐熱老化防止
剤の添加を要しない性能が得られる。第2には、このゴ
ム混合物にカーボンブラックを添加すると、カーボンブ
ラックが海島構造の界面に分布すると思われ、これによ
り少量のカーボンブラックの添加により低い抵抗値を得
ることが可能となり、低硬度で低抵抗のゴム組成物が得
られ、OA機器用部材の弾性体層として非常に好ましい
弾性体を得ることができるものである。
【0016】次に、上記ゴム混合物に導電剤として添加
する上記カーボンブラックは、窒素吸着比表面積が20
〜150m2/gで、DBP吸油量が60〜180ml
/100gのものが用いられ、この特定のカーボンブラ
ックを上記特定のゴム混合物に添加することにより比較
的緩やかなパーコレーションカーブが得られ、比較的容
易に導電性を調整することができるものである。この場
合、窒素吸着比表面積が20m2/g未満であると、カ
ーボンブラックの粒子が大きすぎて所定の抵抗値を得る
ために多量の配合部数を要することとなり、ゴム組成物
の硬度が硬くなり過ぎてOA機器用部材の弾性体層とし
ては不適なものとなってしまう。一方、150m2/g
を超えると、粒子が小さくなりすぎて、ゴム組成物中に
カーボンブラックを均一に分散させることが困難とな
り、弾性体層に抵抗値のばらつきが生じる原因となる。
また、上記DBP吸油量が60ml/100g未満であ
ると、ストラクチャーの発達が低すぎるために目標とす
る抵抗領域まで抵抗値を下げるには多量の配合量が必要
となり、ゴム組成物の硬度が高くなってしまう。一方、
DBP吸油量が180ml/100gを超えるとストラ
クチャーの発達が大きくなりすぎるため、少量の配合で
抵抗値が著しく変化し過ぎ、抵抗値の制御が難しくな
る。上記窒素吸着比表面積のより好ましい範囲は、20
〜120m2/gであり、またDBP吸油量のより好ま
しい範囲は、80〜150ml/100gである。
【0017】なお、窒素吸着比表面積は、窒素ガスを用
いたBET吸着比表面積測定法により測定することがで
き、具体的には、ASTM D4820に準じて測定す
ることかできる。また、DBP吸油量はDBPを用いた
アブソープトメーター法により測定することができ、具
体的には、ASTM D4821に準じて測定すること
ができる。
【0018】本発明に用いられるカーボンブラックは、
上記特性を有するものであればいずれのものでもよく、
具体的には、SAF、ISAF、HAF、FEF、GP
F、SRF、FT等のファーネスブラック或いはチャン
ネルブラックが好ましく用いられる。これらカーボンブ
ラックの配合量は、所望の抵抗値に応じて適宜選定さ
れ、特に制限されるものではないが、通常はEPDMと
NBRとからなる上記ゴム混合物100重量部に対して
10〜50重量部程度とされ、これにより体積固有抵抗
が104〜109Ω・cmでばらつきの少ない半導電性ゴ
ム材料を容易に調整することができる。
【0019】この半導電性ゴム材料は、有機過酸化物や
硫黄系加硫剤により架橋することができる。特にEPD
MとNBRの共架橋を効率よく行い、セットやクリープ
特性をよくするために、有機過酸化物が好ましく用いら
れ、これにより圧縮永久歪みにして15%以下の弾性体
を得ることが可能である。なお、架橋は、通常120〜
180℃,5〜60分程度の条件で行うことができる。
【0020】この半導電性ゴム材料には、上記カーボン
ブラックや架橋剤の他に、部材に求められる特性等に応
じて種々の添加剤を添加することができ、例えば補強
材、充填材、発泡剤、可塑剤、軟化剤、着色剤、増量材
等を添加することができる。
【0021】本発明のOA機器用部材は、上記半導電性
ゴム材料からなる弾性体層を有するものであり、上記半
導電性ゴム材料を用途等に応じて所望の形状に成形する
ことによりベルト、ローラ、ドラム、ブレード等の各種
の部材とされるが、この場合用途や形状に応じて上記半
導電性ゴム材料を金属や繊維状物或いは樹脂成形体等と
積層又は複合化してOA機器用部材を構成することがで
きる。例えば、ドラム状やローラ状の部材とする場合に
は、上記弾性体層を金属や樹脂成形体からなるドラム状
又はローラ状の芯材上に形成してOA機器用部材を構成
することができ、またベルト状やブレード状とする場合
には、適宜な補強層を積層したり、弾性体層中に埋設し
たりすることにより、弾性体層を補強してベルト状或い
はブレード状などとすることもできる。特に、中間転写
ベルトなどのベルト状とする場合にはこのような補強層
を設けることが好ましい。
【0022】上記補強層としては、樹脂補強層及び/又
は繊維層を形成することかできる。上記樹脂補強層は、
公知の熱可塑性樹脂、熱可塑性エラストマー及び熱硬化
性樹脂等を挙げることができ、具体的には、ポリカーボ
ネート樹脂、ポリエステル樹脂、ポリアミド樹脂、ポリ
イミド樹脂、ポリウレタン樹脂、ポリエーテル樹脂、ポ
リビニル系樹脂、ポリビニリデン系樹脂、ポリエーテル
エーテルケトン樹脂、ポリスルホン樹脂等の樹脂を例示
することができる。この場合、上記樹脂補強層は、上述
した樹脂を複数積層して形成してもよく、また、後述す
る繊維層と併用することもできる。なお、この樹脂補強
層は上記樹脂を用いて適宜な方法で成形しても、予めフ
ィルム状に成形された上記樹脂を積層してもよい。
【0023】また、上記繊維層は、公知の織布や不織布
を用いて形成することができ、具体的には、麻,毛,
絹,綿等の天然繊維、ビスコース等の再生繊維、ポリエ
ステル,ナイロン(ナイロン6,66,46等),ビニ
ロン、塩化ビニリデン,ポリオレフィン(ポリエチレ
ン,ポリプロピレン等),ポリクラーク等の合成繊維、
アセテート等の半合成繊維、アラミド繊維、ポリビニル
アルコール繊維、ポリアクリロニトリル繊維等の所謂高
機能性繊維、ステンレススチール、その他のスチール等
の金属繊維などの織布や不織布を例示することができ
る。この場合、織布の布構造としては、平織、斜文織、
朱子織、及びこれらを組み合わせたものなど、適宜選択
することができるが、特に堅牢性、経済性等の点から平
織構造の織布が好ましく用いられる。
【0024】上記繊維層は、上記織布や不職布を複数積
層した複数層構造の繊維層としてもよく、その際、繊維
層の厚みはとくに制限されるものではないが、0.01
〜2mm、とくに0.05〜0.5mm程度であること
が好ましく、繊維層の厚みが0.01mm未満である
と、この繊維層による寸法安定性が低下してベルト状の
部材に伸び等の変形が生じてしまう場合があり、一方、
2mmを超えるとベルト状の部材の柔軟性が損なわれる
場合がある。また、この繊維層を形成する織布や不織布
の繊維径は、特に制限されるものではないが、20〜4
20デニール、特に30〜210デニール、更には30
〜80デニールであることが好ましい。更に、上記織布
や不織布は、特に制限されるものではないが、比較的薄
いものであることが好ましく、具体的には、厚み0.0
1〜0.2mm、特に0.05〜0.15mmであるこ
とが好ましい。この場合、上記織布や不織布の厚みが
0.01mm未満であると、この繊維層による寸法安定
性が低下してベルト状の部材に伸び等の変形が生じてし
まう場合があり、一方、0.2mmを超えると部材の柔
軟性が損なわれる場合がある。
【0025】この繊維層を形成する上記織布や不織布に
は、その表面部分又は全体に必要に応じてゴムや樹脂を
含浸させることができ、これにより繊維層と上記ゴム組
成物からなるゴム弾性層又は上記塗膜層との接着性及び
表面平滑性を向上させることができる。この場合、含浸
剤としては、公知のゴム材料によるゴムセメントやエポ
キシ樹脂、レゾルシンホルムアルデヒド(RFL)、及
びこれらの混合物が好適に用いられ、塗布又は浸漬によ
り、これら含浸剤を上記織布や不織布に予め含浸させて
おくことができ、これによりゴム又は樹脂が含浸した織
布又は不織布を容易に得ることができる。
【0026】また、用途等によっては上記弾性体層上又
は上記補強層上に、感光体の汚染防止、トナー付着防
止、トナーの帯電制御、部材の抵抗調整、摩擦係数の制
御等の目的で、種々の樹脂からなる表皮層を形成するこ
とができる。
【0027】この表皮層を形成する樹脂としては、特に
制限されるものではなく、目的とするOA機器用部材の
種類や用途などに応じて公知の材料から適宜選定して用
いることができ、具体的には、フッ素樹脂、ウレタン樹
脂、ポリカーボネート樹脂、ポリビニルアセタール樹
脂、アクリル樹脂、シリコーン樹脂、ポリエステル樹
脂、アミノ樹脂、エポキシ樹脂、ポリアミド樹脂、フェ
ノール樹脂、アルキッド樹脂、メラミン樹脂、ケトン樹
脂、アイオノマー樹脂、ポリブタジエン樹脂、塩素化ポ
リエチレン、塩化ビニリデン樹脂、アクリル・ウレタン
樹脂、アクリル・シリコーン樹脂、エチレン・酢酸ビニ
ル樹脂、塩化ビニル・酢酸ビニル樹脂、スチレン・アク
リル樹脂、スチレン・ブタジエン樹脂、スチレン・マレ
イン酸樹脂、エチレン・アクリル樹脂などが例示され、
これらの1種又は2種以上を混合して用いることができ
る。この場合、特に中間転写部材とする場合には、表面
にトナー像を保持して転写する際のトナー離型性が重要
な性能の1つであり、このトナー離型性に優れることか
らフッ素樹脂や後述するフッ素粉末を配合した他の樹脂
が好適に用いられる。
【0028】この表皮層には、必要に応じてカーボン、
金属粉、金属酸化物粉、イオン性物質等の導電剤や摩擦
係数を下げるためにポリテトラフルオロエチレン、ポリ
フッ化ビニリデン等のフッ素樹脂の微粒子、硫化モリブ
デン、グラファイト等の無機物質の微粉体等を添加する
ことができる。更に、本発明の効果を損なわない範囲で
あれば、その他の添加剤を添加しても差し支えない。
【0029】この表皮層の厚さは、特に制限されるもの
ではないが、1〜200μm、特に3〜100μmの範
囲であることが好ましく、1μmよりも薄いと表皮層に
よる効果が十分に得られない場合があり、一方200μ
mを超えると部材の表面硬度が高くなりすぎて、種々の
問題を生じたり、表皮層自身の可撓性が乏しくなり弾性
体層の弾性変形に十分に追随し得ない場合がある上、コ
ストの点からも好ましくない。また、この表皮層により
部材の抵抗値を体積固有抵抗で108〜1014Ω・cm
の中抵抗領域に調整する場合、上記弾性体層の抵抗値を
体積固有抵抗で104〜109Ω・cmとし、その上に上
記厚さの表皮層を形成することにより、容易に部材を上
記中抵抗領域に調整することができる。なお、この表皮
層は、上記樹脂及び必要に応じて配合される添加剤を含
む塗料を調製し、これをディップ、スプレーなどの適宜
な方法で塗布することにより形成することができる。
【0030】本発明のOA機器用部材は、上記弾性体層
を具備したものであり、その形態は上述のように、用途
に応じてベルト状、ローラ状、ドラム状、ブレード状な
ど、適宜な形態とすることができる。この場合、その用
途として具体的には、複写機やプリンタなどのOA機器
において、帯電、現像、転写、中間転写、トナー層形
成、トナー搬送、トナー攪拌、クリーニング、トナー定
着、紙搬送等の用途が挙げられる。
【0031】本発明のOA機器用部材は、上記のように
種々の形態で種々の用途に用いられるものであるが、特
に優れた耐オゾン性、耐熱性が要求され、かつ厳格な抵
抗値の制御が求められることから、中間転写方式により
カラー画像の形成を行う場合に中間転写部材として用い
られるベルトやドラムとする場合に、その効果が特に顕
著である。
【0032】ここで、このような中間転写方式によりカ
ラー画像の形成を行う装置を例示すれば、ドラム状の中
間転写部材を用いた装置として図1の画像形成装置を、
ベルト状の中間転写部材を用いた装置として図2の画像
形成装置を例示することができる。
【0033】即ち、図1及び図2中、1はドラム状の感
光体であり、それぞれ図中矢印方向に回転するようにな
っている。この感光体1は、一次帯電器2によって帯電
され、次いで画像露光3により露光部分の帯電が消去さ
れて第1の色成分に対応した静電潜像がこの感光体1上
に形成され、更に静電潜像が現像器41により第1色の
マゼンタトナーMで現像され、第1色のマゼンタトナー
画像が感光体1上に形成される。そして、このトナー画
像が、感光体1と接触しながら回転する中間転写ドラム
20a(図1)又は中間転写ベルト20b(図2)(以
下、これらを合わせて「中間転写部材20a,20b」
という)に転写される。この場合、感光体1から中間転
写部材20a,20bへの転写は、感光体1と中間転写
部材20a,20bとのニップ部において、中間転写部
材20a,20bに電源61から印加される一次転写バ
イアスにより行われる。この中間転写部材20a,20
bに第1色のマゼンタトナー画像が転写された後、上記
感光体1はその表面がクリーニング装置14により清掃
され、感光体の1回転目の現像転写操作が完了する。以
降、感光体が3回転し、各周回毎に現像器42〜44を
順次用いて第2色のシアントナー画像、第3色のイエロ
ートナー画像、第4色のブラックトナー画像が順次感光
体1上に形成され、これが周回毎に中間転写部材20
a,20bに重畳転写され、目的のカラー画像に対応し
た合成カラートナー画像が中間転写部材20a,20b
上に形成される。なお、図2の装置にあっては、感光体
1の周回毎に現像器41〜44が順次入れ替わってマゼ
ンタトナーM、シアントナーC、イエロートナーY、ブ
ラックトナーBによる現像が順次行われるようになって
いる。
【0034】次に、上記合成カラートナー画像が形成さ
れた中間転写部材20a,20bに転写ローラ25が当
接し、そのニップ部に給紙カセット9から紙等の記録媒
体24が給送される。これと同時に二次転写バイアスが
電源29から転写ローラ25に印加され、合成カラート
ナー画像が中間転写部材20a,20bから記録媒体2
4に転写され、更にこの記録媒体24は定着器15へ導
入されて記録媒体24上の合成カラートナー画像が加熱
定着され、最終画像となる。そして、合成カラートナー
画像を記録媒体24へと転写した後の中間転写部材20
a,20bは、表面の転写残留トナーがクリーニング装
置35により除去され、初期状態に戻り次の画像形成に
備えるようになっている。
【0035】本発明のOA機器用部材は、このような中
間転写方式の画像形成装置に用いられる上記中間転写部
材20a,20bとして好適に用いられるものであり、
例えば、図1の中間転写部材20aのようにドラム状の
場合には、図3に示したように、金属製ドラム基体20
0の上に上記半導電性ゴム材料からなる弾性体層201
を積層し、更に必要に応じて上述の表皮層202を形成
したものを例示することができ、また図2の中間転写部
材20bのようにベルト状の場合には、図4に示したよ
うに、上記補強層(図示せず)で補強した上記半導電性
ゴム材料からなる弾性体201をベルト状に成形し、更
に必要に応じて上述の表皮層202を形成したものを例
示することができる。
【0036】この中間転写ドラム20a、及び中間転写
ベルト20bとして、上記特定の半導電性ゴム材料で形
成された弾性体層を具備した本発明の部材を用いること
により、抵抗値の調整を比較的容易に行うことができ、
抵抗値のばらつきが少ない中間転写部材20a,20b
を安定的に得ることかできると共に、耐オゾン性や耐熱
性にも優れ、良好な画像形成性能(中間転写性能)を長
期に亘って発揮することができる。
【0037】
【発明の効果】本発明のOA機器用部材は、EPDMと
NBRとを、EPDM/NBR=90/10〜55/4
5の重量比で混合したゴム混合物を主材とし、かつ窒素
吸着比表面積が20〜150m2/gで、DBP吸油量
が60〜180ml/100gのカーボンブラックの添
加により体積固有抵抗が調整された半導電性ゴム材料を
用いて弾性体層を形成したことにより、抵抗値の調整を
比較的容易に行うことができ、抵抗値のばらつきが少な
い部材を安定的に得ることかできると共に、耐オゾン性
や耐熱性にも優れ、良好な性能を長期に亘って発揮する
ことかできるものである。
【0038】
【実施例】以下、実施例,比較例を示し本発明の効果を
より具体的に示すが、本発明は下記実施例に制限される
ものではない。 [実施例1〜3及び比較例1〜4]表1に示した各成分
を同表に示した割合で混合してニーダーで混練りし、1
60℃で10分間プレス架橋を行い、半導電性ゴム材料
を得た。各ゴム材料の体積固有抵抗を測定すると共に、
各ゴム材料につき下記のオゾン耐久試験及び耐熱試験を
行った。結果を表1に示す。なお、表中、各成分の配合
量は重量部を表す。また、表1中の各成分(1)〜
(4)は、以下の通りである。 (1)日本合成ゴム社製「EP33」 (2)日本合成ゴム社製「N230SV」 (3)東海カーボン社製「シーストG−SVH」(窒素
吸着比表面積32m2/g、DBP吸油量140ml/
100g) (4)日本油脂社製「パーブチルP−40」
【0039】オゾン耐久試験 長さ60mm、幅10mm、厚さ2mmの試験片を作成
し、オゾン濃度10ppm,40℃の環境下に20%の
伸びを与えた状態で120時間暴露して、き裂発生をJ
IS K6301の評価基準により評価した。耐熱試験 JIS K6301の老化試験に準拠して耐熱試験を行
った。この場合、試験片としては3号ダンベルを用い、
120℃の温度で72時間加熱後、引張試験を行い、破
断伸びの保持率を評価基準とした。 破断伸びの保持率(EB)=(耐熱試験後の破断伸び/
耐熱試験前の破断伸び)×100%
【0040】次に、マンドレル上に織布を巻き付け、そ
の上に表1に示した各ゴム材料からなる弾性体層を積層
し、更にその上に下記組成からなる塗料を塗布して厚さ
50μmの表皮層を形成し、中間転写ベルトを得た。得
られた中間転写ベルトの体積固有抵抗を表1に示す。塗料組成 ポリウレタン樹脂(1) 30.0g トリレンジイソシアネート 0.2g ポリテトラフルオロエチレン粉末(2) 3.0g トルエン 5.0gメチルエチルケトン 50.0g (1)三洋化成社製TI1500,固形分30% (2)中心粒径0.3μm
【0041】得られた各中間転写ベルトを図2に示した
画像形成装置に中間転写ベルト20bとして装着し、画
像形成試験を行った。この場合、フルカラー(4色)で
の画像を形成し、紙上に定着させた画像を目視にて観察
し、○:画質良好、△:画質やや劣る、×:画質不良、
の基準で画質を評価した。結果を表1に併記する。
【0042】
【表1】
【0043】表1から明らかなように、実施例1〜3の
ゴム材料は、比較例1〜4のゴム材料に比べて、同量の
カーボンブラック量にもかかわらず、低い体積抵抗値が
得られており、少量のカーボンブラックにより抵抗値の
調整を行う得ることができ、ゴム材料の硬度を高くする
ことなく所望の抵抗値に制御し得ることがわかる。ま
た、これら実施例1〜3のゴム材料はEPDM/NBR
の量比がEPDMの多量側に偏っているため、EPDM
が海、NBRが島となった海島構造となっていると考え
られ、これにより表1に示されているように、耐オゾン
性及び耐熱性に優れている。更に、これら実施例1〜3
のゴム材料で弾性体層を形成した本発明の中間転写部材
は、良好な画像形成性能(中間転写性能)を長期に亘っ
て発揮し得るものであった。これに対して、比較例1〜
3のゴム材料は耐オゾン性及び耐熱性が悪く、これを用
いた中間転写ベルトは半導電性ゴム材料の抵抗値が高す
ぎるために表皮層にかかる電圧が小さくなり、画質が悪
くなっている。また、比較例4では、半導電性ゴム材料
の抵抗値が高すぎるため、中間転写ベルトの抵抗値が高
くなり、画質が悪くなっている。
【図面の簡単な説明】
【図1】中間転写方式による画像形成装置の一例を示す
概略図である。
【図2】中間転写方式による画像形成装置の他の例を示
す概略図である。
【図3】本発明にかかるOA機器用部材(ドラム状中間
転写部材)の一例を示す概略断面図である。
【図4】本発明にかかるOA機器用部材(ベルト状中間
転写部材)の一例を示す部分概略断面図である。
【符号の説明】 1 感光体 2 一次帯電器 3 画像露光 9 給紙カセット 14 クリーニング装置 15 定着器 20a 中間転写部材(ドラム状) 20b 中間転写部材(ベルト状) 24 記録媒体 25 転写ローラ 29 バイアス電源 35 中間転写部材のクリーニング装置 41 マゼンタ色現像装置 42 シアン色現像装置 43 イエロー色現像装置 44 ブラック色現像装置 61 バイアス電源 200 基体 201 導電性ゴム層 202 表皮層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI G03G 15/08 501 G03G 15/08 501D 504 504B 15/20 103 15/20 103 // B41J 13/076 B41J 13/076 B29K 19:00

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 EPDMとNBRとを、EPDM/NB
    R=90/10〜55/45の重量比で混合したゴム混
    合物を主材とし、かつ窒素吸着比表面積が20〜150
    2/gで、DBP吸油量が60〜180ml/100
    gのカーボンブラックの添加により体積固有抵抗が調整
    された半導電性ゴム材料からなる弾性体層を具備してな
    ることを特徴とするOA機器用部材。
  2. 【請求項2】 上記半導電性ゴム材料が、上記カーボン
    ブラックの添加により体積固有抵抗が104〜109Ω・
    cmに調整されたものである請求項1記載のOA機器用
    部材。
  3. 【請求項3】 上記弾性体層上に表皮層を形成して、部
    材の体積固有抵抗を108〜1014Ω・cmに調整した
    ものである請求項1又は2記載のOA機器用部材。
  4. 【請求項4】 画像形成体と記録媒体との間に配設さ
    れ、画像形成体表面に形成されたトナー像を一旦自己の
    表面に転写保持し、これを記録媒体へと転写する中間転
    写部材である請求項1〜3のいずれか1項に記載のOA
    機器用部材。
  5. 【請求項5】 ベルト状又はドラム状の部材である請求
    項1〜4のいずれか1項に記載のOA機器用部材。
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