JPH114447A - 画像符号化復号装置 - Google Patents

画像符号化復号装置

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JPH114447A
JPH114447A JP9156396A JP15639697A JPH114447A JP H114447 A JPH114447 A JP H114447A JP 9156396 A JP9156396 A JP 9156396A JP 15639697 A JP15639697 A JP 15639697A JP H114447 A JPH114447 A JP H114447A
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Application number
JP9156396A
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English (en)
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Kenichi Kawachi
賢一 河内
Hiroaki Tomita
浩明 冨田
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Publication date
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    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
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    • G06T9/004Predictors, e.g. intraframe, interframe coding

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  • Physics & Mathematics (AREA)
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  • Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)
  • Compression Of Band Width Or Redundancy In Fax (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 多値画像の場合にも小さな容量の画像バッフ
ァで予測手法を用いた符号化を行えるようにする。 【解決手段】 画像ランレングス変換手段7は画素6を
入力として同じ画素値が連続した場合には連続した画素
値の数を、またそれ以外の場合には画素6を、画像バッ
ファ格納データ8として画像バッファ9に出力する。ラ
ンレングス画像変換手段11は画像バッファ格納データ
10を入力としてそれが画素の場合にはそのまま、また
ランレングスの場合には画像バッファ格納データ10が
表す数だけ連続した画素値を生成し、予測器用画素値1
2として出力する。予測部2は入力画素およびランレン
グス画像変換部11からの画素に基づいて予測誤差を算
出し、エントロピー符号化部4は予測誤差をエントロピ
ー符号化する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像符号化復号装
置に関するものであり、特に多値の画像に対する可逆の
予測符号化に最適なものである。
【0002】
【従来の技術】画像は一般に非常に大量のデータとなる
ので、蓄積や伝送の際には符号化によって圧縮するのが
一般的である。画像データの符号化手法は、非可逆符号
化方式と可逆符号化方式の2種類に大別される。
【0003】非可逆符号化方式は、元の画像を符号化し
それを復号した画像(以下復号画像と呼ぶ)と元の画像
が完全に一致しない。つまり復号画像に画質の劣化が生
じる。しかし大きな圧縮率を得ることができる。非可逆
符号化方式の例として、画像符号化の標準であるJPE
G(Joint Photographic Expe
rts Group)で定められたDCT(Discr
ete CosineTransform)方式があ
る。これは、まず画像を周波数成分に変換し、次に量子
化を行い、最後に符号化する方式である。DCT方式
は、スキャンイン画像のようにエネルギーが低周波成分
に集中する画像に対して有効である。これに対し、高周
波成分も多く発生する画像ではエッジ等において画質劣
化が目立ちやすい。高周波成分も多く発生する画像の例
として、コンピュータで作成される画像があり、代表的
なものとしてPDL(Page Descriptio
nLanguage)で記述される画像ある。
【0004】可逆符号化方式は、画像と符号が1対1に
対応するので元の画像を完全に再現できる。画質の劣化
が生じない反面、画像と符号が1対1に対応するために
圧縮率は大きくならない。可逆符号化方式の例として、
JPEGで定められたSpatial方式がある。従来
の可逆符号化の一例としてSpatial方式を以下に
説明する。
【0005】図10(a)は、Spatial方式を実
現する符号化装置の構成を表すブロック図である。ま
た、図10(b)は、Spatial方式を実現する復
号装置の構成を表すブロック図である。これらの図は、
『マルチメディア符号化の国際標準』(安田 浩 編
者、丸善(株)、p28)の図1.10を参考に、本説
明の趣旨に合わせて若干の修正を加えたものである。図
10において、1は画素、2は予測部、3は予測誤差
値、4はエントロピー符号化部、5は符号データ、6は
画素、9は画像バッファ、12は予測器用画素、13は
エントロピー復号部、14は画素生成部である。
【0006】図10(a)の各部について説明する。予
測部2は外部から画素1を受け取る。ここで画素1は2
ビットから16ビットの任意のビット数をとる。以下、
画素1が2ビットの場合を2値画像、それ以外を多値画
像と呼ぶことにする。また予測部2は画像バッファ9か
ら予測器用画素12を受け取る。予測器用画素12は画
素1と同じビット数である。予測部2は、画素1と予測
器用画素12を用い所定の方法で予測誤差値3を生成す
る。そして予測誤差値3をエントロピー符号化部4に送
出する。さらに予測部2は画素1を画素6として画像バ
ッファ9に送出する。画素6は、後で予測器用画素12
として使用する。エントロピー符号化部4は所定の符号
化手法を用いて予測誤差値3を符号化する。そして符号
データ5として外部に出力する。画像バッファ9は予測
部2で使用する予測器用の画素を格納する。
【0007】ここで予測部2について図11と図12を
用いてさらに詳しく説明する。図11は符号化を行う画
素(以下注目画素と呼ぶ)と注目画素の周辺にある画素
(以下予測器と呼ぶ)との位置関係及び予測誤差値3を
求める際に用いる予測演算式を表している。図12は主
走査方向にM画素、副走査方向にN画素ある画像データ
の例である。ここで画像データを構成する画素の位置を
示しやすいように主走査方向と副走査方向に座標軸を取
ることにする。例えばy0の位置の画素は主走査方向の
座標がm1、副走査方向の座標がn1となる(これを(m
1,n1)と表記する)。
【0008】まず注目画素と予測器との位置関係につい
て説明する。図11において注目画素をyとし、予測器
をa,b,cとする。予測器aは注目画素yの直左、予
測器bは注目画素yの直上、予測器aは注目画素yの直
左上となる。これを図12を用いて説明する。図12に
おいて注目画素yがy4とする。この時予測器aはy3
予測器bはy1、予測器cはy0の位置になる。つまり予
測器aは注目画素yに対して主走査方向の座標が1つ小
さく、副走査方向の座標は同じとなる。同様に予測器b
は注目画素yに対して主走査方向の座標は同じで、副走
査方向の座標は1つ小さいことになる。予測器cは注目
画素yに対して主走査方向、副走査方向共に座標が1つ
小さいことになる。
【0009】次に予測誤差値3の生成方法について説明
する。予測誤差値3は、(1)式の様に注目画素の画素
値から予測演算式の値を引くことによって求められる。
予測演算式の値とは、予測器a,b,cのそれぞれの画
素値を予測演算式に代入して求められる値のことであ
る。今予測演算式xに対応する値をV(x)と表すこと
にする。
【0010】
【数1】d=Py−V(x) … (1) (1)式において、dは予測誤差値3を、Pyは注目画
素の画素値を、V(x)は予測演算式の値をそれぞれ表
す。予測演算式は図11の7つの式から選択することが
可能となっている。例えば予測演算式として、aを選択
すれば予測誤差値3は(2)式の様になる。
【0011】
【数2】d=Py−V(a) … (2) 同様に予測演算式として、a+((b−c)/2)を選
択すれば予測誤差値3は(3)式の様になる。
【0012】
【数3】 d=Py−V(a+((b−c)/2)) … (3) 以上の構成に基づいて従来例の符号化装置の動作につい
て説明する。図13(a)は従来例の符号化装置の動作
を示すフローチャートである。
【0013】ステップS10では予測部2において外部
から画素1を得る。ステップS400では予測部2にお
いて、画素1を画素6として画像バッファ9に送出す
る。ステップS410では予測部2において、画素1を
符号化するのに必要な予測器用画素12を画像バッファ
9から得る。ステップS60では予測部2において、予
測器の画素値を用いて予測演算式の値を算出する。つま
り(1)式により予測誤差値3の値を算出する。ステッ
プS70ではエントロピー符号化部4において、所定の
符号化手法を用いて予測誤差値3を符号化し符号データ
5を得る。ステップS80ではエントロピー符号化部4
において、符号データ5を外部へ出力する。ステップS
90では入力された画素を全て処理したか否かを判定
し、全て処理していれば符号化処理を終了する。また未
処理の画素値が残っている場合は、ステップステップS
10へ戻る。
【0014】次に図10(b)の各部について説明す
る。以下、符号化装置と同様の各部に対しては、同じ符
号を付与して説明を省略する。エントロピー復号部13
は、エントロピー符号化部4で用いた符号化手法に対応
する復号手法で符号データ5を復号する。そして復号結
果を予測誤差値3として画素生成部14に送出する。画
素生成部14は、画像バッファ9から予測器用画素12
を受け取る。そして予測誤差値3と予測器用画素12を
用いて所定の方法で画素1を生成し外部に送出する。さ
らに画素1を画素6として画像バッファ9に送出する。
【0015】ここで画素値1の生成方法について説明す
る。画素1は、予測部2で予測誤差値3を算出した方法
と逆の方法で求められる。つまり(4)式の様に予測誤
差値3に予測演算式の値を加えることによって求められ
る。
【0016】
【数4】 Py=d+V(x) … (4) ここで、d,Py,V(x)は式(1)と同じである。
式(2)、(3)に対応する式はそれぞれ以下の
(5)、(6)式となる。
【0017】
【数5】 Py=d+V(a) … (5)
【0018】
【数6】 Py=d+V(a+((b−c)/2)) … (6) 以上の構成に基づいて従来例の復号装置の動作について
説明する。図13(b)は従来例の復号装置の動作を示
すフローチャートである。
【0019】ステップS110ではエントロピー復号部
13において外部から符号データ5を得る。ステップS
120ではエントロピー復号部13において、エントロ
ピー符号化部4で用いた符号化手法に対応する復号手法
により、符号データ5を復号する。そして復号結果を予
測誤差値3として画素生成部14に送出する。ステップ
S411では画素生成部14において、画素1を生成す
るのに必要な予測器用画素12を画像バッファ9から得
る。ステップS130では画素生成部14において、予
測誤差値3と予測器用画素12を用いて(4)式により
画素1を生成する。ステップS401では画素生成部1
4において、画素1を画素6として画像バッファ9に送
出する。ステップS140では画素生成部14におい
て、画素1を外部に送出する。ステップS150では入
力された符号データ5を全て処理したか否かを判定し、
全て処理していれば復号処理を終了する。また未処理デ
ータが残っている場合は、ステップS110へ戻る。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】図10に示す符号化装
置と復号装置において次のような問題がある。これは符
号化装置と復号装置の両方に共通な問題なので符号化装
置についてのみ説明する。
【0021】図12に示す画像を符号化する場合、通常
左上の隅(座標(0,0))の画素を出発点とし主走査
方向に順次画素を符号化していく。そして右端(座標
(M−1,0))に達したら次は副走査方向に一つ座標
の進んだ左端の画素(座標(0,1))を符号化する。
以下同様に符号化を進め右下端(座標(M−1,N−
1))の画素を符号化して符号化が終了する。
【0022】このように処理を実行していく場合、画像
バッファ9は(M+1)画素以上の容量を必要とする。
例えば今注目画素がy1であったとすると、y1の画素を
予測器として最後に使うのは注目画素がy5の時である
(この時y1は予測器cに相当する)。それまで画像バ
ッファ9にy1を保持しておかねばならない。従って、
注目画素がy5の時の画像バッファ9には、y1,y2
・・・,y3,y4の(M+1)個の画素値が存在するこ
とになる。
【0023】このため画像バッファ9の容量は主走査方
向の画素数(M)に概ね比例して大きくなる。また画像
バッファ9の容量は画素のビット精度にも比例して大き
くなる。例えば200dots/25.4mmの解像度
でA4サイズ(210mm×297mm)の大きさの2
値画像の場合、画素数は1653×2338個となる。
今M=2338とすると、画像バッファ9の容量は(2
338+1)×2=4678ビット−4.5kビットと
なる。一方600dots/25.4mmの解像度でA
4サイズの大きさの多値画像の場合、画素数は4957
x7016個となる。M=7016とし画素のビット精
度を16ビットとすると、画像バッファ9の容量は(7
016+1)×16=112272ビット(約110k
ビット)となる。
【0024】図10に示す符号化装置の様に予測を用い
て符号化を行う場合、画像の解像度と画素のビット精度
に比例して画像バッファ9の容量が大きくなるという問
題がある。
【0025】上述したSpatial方式ではないが、
画像バッファにデータを格納し後でそのデータを参照し
て符号化を行う例として、特開平2−69075号公報
に開示されている符号化復号装置がある。これは、符号
化復号方式の国際標準としてCCITT勧告T4で規定
されているMR(Modified READ)方式及
びCCITT勧告T6で規定されているMMR(Mod
ified Modified READ)方式を高速
に実行する装置である。
【0026】この装置のブロック図を図14に示す。な
お図14は画像バッファを中心に構成した概略図であ
る。図14の装置について簡単に説明する。イメージ/
ランレングス変換回路110は、外部から入力される2
値画像データ100をランレングスデータ120に変換
し画像バッファ130に送出する。画像バッファ130
はイメージ/ランレングス変換回路110で生成された
ランレングスデータ120を格納し、必要に応じて符号
化部150にランレングスデータ140として送出す
る。符号化部150は所定の符号化手法を用いてランレ
ングスデータ140を符号化する。そして符号化データ
160として外部に送出する。
【0027】画像データ100は2値(例えば値’
0’,’1’とする)なので、ランレングスデータ12
0は’0’の連続した個数かまたは’1’の連続した個
数を表している。2値画像データ100をランレングス
データ120に変換することの効果について説明する。
例えば’0’が127個連続した場合そのまま画像バッ
ファ130に格納すると127ビットの容量となるが、
ランレングスデータでは7ビットで済む。このようにラ
ンレングスを用いるとデータ量を少なくすることができ
る。
【0028】この装置では、イメージ/ランレングス変
換回路110において、画像データ100をランレング
スデータ120に変換することでデータ量を削減し画像
バッファ130の容量を小さくしている。また図12で
説明したように画像を符号化する場合、座標(0,0)
から出発し座標(M−1,N−1)まで順番に符号化し
ていく。このため画像バッファ9に格納されるデータも
ランダムに読み出されるのではなく格納した順番に読み
出される。このことに注目し図14の装置では画像バッ
ファ130として通常のRAM(Random Acc
ess Memory)ではなくFIFO(First
In First Out)を用いている。これによ
り画像バッファ130の制御が簡単になり、装置を単純
に構成できる。
【0029】しかしながら、この装置は2値の画像デー
タを対象にしているものであり、多値の画像データに適
応したものではない。
【0030】本発明は上述した事情に鑑みてなされたも
ので、多値画像の場合にも画像バッファ9の容量を小さ
くできる画像符号化装置および復号装置を提供すること
を目的とするものである。
【0031】
【課題を解決するための手段】本発明では上記課題を解
決するために、画像に対し可逆符号化を行う画像符号化
復号装置において、画像符号化装置を、入力画像の画素
値について所定の予測手法を用いて予測誤差値を算出す
る予測手段と、前記予測誤差の算出に用いる画素値が連
続して同じ場合その連続した数をランレングスとして出
力し、前記画素値が異なる場合前記画素値をそのまま出
力する第1の画像ランレングス変換手段と、前記第1の
画像ランレングス変換手段が出力するデータを保持する
第1のバッファと、前記第1のバッファが出力するデー
タがランレングスの場合前記ランレングスの表す数だけ
画素値を前記予測手段に出力し、前記データがランレン
グス以外の場合前記データを画素値として前記予測手段
に出力する第1のランレングス画像変換手段と、前記予
測手段が出力した予測誤差値を所定の手法で符号化し符
号化結果を符号データとして出力するエントロピー符号
化手段とを有し、画像復号装置を、エントロピー符号化
された入力符号データを復号し復号結果を予測誤差値と
して出力するエントロピー復号手段と、前記エントロピ
ー復号手段が出力する予測誤差値に基づいて所定の予測
手法を用いて画素値を算出して出力する画素生成手段
と、前記画素生成手段が出力する画素値が連続して同じ
場合その連続した数をランレングスとして出力し、前記
画素値が異なる場合前記画素値をそのまま出力する第2
の画像ランレングス変換手段と、前記第2の画像ランレ
ングス変換手段が出力するデータを保持する第2のバッ
ファと、前記第2のバッファが出力するデータがランレ
ングスの場合前記ランレングスの表す数だけ画素値を前
記画素生成手段に出力し、前記データがランレングス以
外の場合前記データを画素値として前記画素生成手段に
出力する第2のランレングス画像変換手段とから構成す
ることを特徴とするものである。
【0032】この構成においては、画像ランレングス変
換手段およびランレングス画像変換手段を設け、予測手
法を用いた符号化および復号の際に、画像からランレン
グスへまたランレングスから画像へ、変換することがで
きる。これにより、入力画像が多値の場合でも、バッフ
ァの容量を小さくすることができる。
【0033】また、この構成において、前記第1のバッ
ファまたは前記第2のバッファに保持するデータに、ラ
ンレングスであるかまたは画素値であるかを識別する識
別子を付加するようにしてもよい。
【0034】また、前記第1の画像ランレングス変換手
段または前記第2の画像ランレングス変換手段を、入力
される画素値を保持するレジスタと、前記入力される画
素値と前記レジスタに保持されている画素値とを比較す
る比較手段と、前記比較手段の結果を用いてカウント信
号と前記識別子とを生成する識別子生成手段と、前記カ
ウント信号により値を一つずつ加算させるインクリメン
タと、前記識別子を選択信号として前記入力される画素
値と前記インクリメンタの値のうちどちらか一方を選択
する選択手段とを含んで構成してもよい。
【0035】また、前記第1の画像ランレングス変換手
段または前記第2の画像ランレングス変換手段が、画素
値が最初に入力されるときに前記レジスタを初期設定
し、最初に入力される画素値と前記レジスタに保持され
ている初期値とを比較するようにしてもよい。
【0036】また、前記第1の画像ランレングス変換手
段または前記第2の画像ランレングス変換手段が、前記
ランレングスの値が予め決められている上限値を越えた
場合、上記ランレングスを、上記上限値を超えない複数
のランレングスに分割して出力するようにしてもよい。
【0037】また、前記第1のランレングス画像変換手
段または前記第1のランレングス画像変換手段を、前記
第1のバッファまたは前記第2のバッファが出力するデ
ータを保持するレジスタと、前記第1のバッファまたは
前記第2のバッファが出力するデータの値を一つずつ減
算させるデクリメンタと、前記第1のバッファまたは前
記第2のバッファが出力する前記識別子と前記デクリメ
ンタの値とを用いて選択信号を生成する選択信号生成手
段と、前記選択信号により前記第1のバッファまたは前
記第2のバッファが出力するデータと前記レジスタに保
持されているデータのうちどちらか一方を選択する選択
手段とを含んで構成してもよい。
【0038】また、前記第1のバッファまたは前記第2
のバッファをFIFOを用いて構成してもよい。
【0039】また、この発明は、画像符号化装置または
画像復号装置単独で実現されてもよい。
【0040】また、この発明は、予測誤差を用いて可逆
的に画像符号化を行う場合のみでなく、広く、近傍画素
に基づいて予測的に画像符号化を行う場合に適用でき
る。
【0041】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例について説
明する。
【0042】[第1の実施例]図1は本発明の第1の実
施例を示すブロック図である。図1において図10と同
様の部分には同一の符号を付して説明を省略する。
【0043】まず本発明の符号化装置について説明す
る。図1(a)は本発明の第1の実施例の符号化装置の
ブロック図である。図1(a)の符号化装置において7
は画像ランレングス変換手段、8は画像バッファ格納デ
ータ、10は画像バッファ格納データ、11はランレン
グス画像変換手段である。
【0044】図1(a)の各部について説明する。画像
ランレングス変換手段7は画素6を入力とし同じ画素値
が連続した場合には連続した画素値の数を、またそれ以
外の場合には画素6を、画像バッファ格納データ8とし
て画像バッファ9に出力する。ランレングス画像変換手
段11は画像バッファ格納データ10を入力としそれが
画素の場合にはそのまま、またランレングスの場合には
画像バッファ格納データ10が表す数だけ連続した画素
値を生成し、予測器用画素値12として出力する。
【0045】以下、第1の実施例の符号化装置の動作に
ついて説明する。図2(a)は第1の実施例の符号化装
置の動作を表すフローチャートである。第1の実施例の
符号化装置の基本的な動作は図13(a)の従来例のフ
ローチャートと同じなので、従来例と異なる部分につい
てのみ述べる。
【0046】ステップS20では画像ランレングス変換
手段7において、画素6を入力とし同じ画素値が連続す
る場合にその数をカウントする。ステップS30では画
像ランレングス変換手段7において、同じ画素値が連続
した場合には連続した画素値の数を、またそれ以外の場
合には画素6を、画像バッファ格納データ8として画像
バッファ9に格納する。
【0047】画像バッファ格納データ8及び画像バッフ
ァ格納データ10の構成の一例を図3に示す。図3にお
いて画素6のビット数はnとする。画像バッファ格納デ
ータ8及び画像バッファ格納データ10は画素6そのま
まの場合とランレングスの場合の2通り存在する。そこ
でこれらを区別するため識別子を1ビット付加する。識
別子として例えば値’0’が画素を、値’1’がランレ
ングスを表すことにする(もちろん逆でも構わない)。
またランレングスのビット数は画素と同じとする。
【0048】ステップS40ではランレングス画像変換
手段11において画像バッファ9から画像バッファ格納
データ10を読み出す。ステップS50ではランレング
ス画像変換手段11において、画像バッファ格納データ
10の識別子が’0’の場合は画像バッファ格納データ
10の下位nビットを予測器用画素12として出力す
る。画像バッファ格納データ10の識別子が’1’の場
合は画像バッファ格納データ10の下位nビットが表す
数だけ連続した画素値を生成し予測器用画素12として
出力する。
【0049】次に画像ランレングス変換手段7について
詳しく説明する。
【0050】図4は画像ランレングス変換手段7の構成
を表すブロック図である。図4において、15はレジス
タ、16は比較手段、17は識別子生成手段、18はカ
ウント信号、19はインクリメンタ、20は選択手段、
21は識別子である。
【0051】図4の各部について説明する。レジスタ1
5は画素6の値を保持する。比較手段16は現在入力さ
れている画素6の値とその前に入力されレジスタ15に
保持されている画素値とを比較する。識別子生成手段1
7は比較手段16の結果を入力としてインクリメンタ1
9をカウントさせるカウント信号18及び識別子21を
生成する。インクリメンタ19はカウント信号18によ
り1ずつ値を加算する。選択手段20は識別子21を選
択信号として画素6とインクリメンタ19の値のどちら
か一方を選択する。
【0052】上記画像ランレングス変換手段7の動作に
ついて説明する。図8は画像ランレングス変換手段7の
動作を示すフローチャートである。今図6に示すように
画素6は8ビットとする。つまり画素6は0から255
までの値をとる。また画像ランレングス変換手段7に入
力される画素6及びそれに対応する画像バッファ格納デ
ータ8を図7に示す。図7において画素6は順に”12
8”,”0”,”0”,”0”,”0”,”0”,”2
55”,”3”,・・・の値が入力されるものとする。
またそれに対応して画像バッファ格納データ8は、順に
[0,128],[0,0],[1,4],[0,25
5],[0,3],・・・と出力される。ここで[x,
y]は[識別子,画素値またはランレングス]を表す。
例えば[0,128]は識別子が’0’で画素値が”1
28”を表す。また[1,4]は識別子が’1’でラン
レングスが”4”を表す。
【0053】ステップS200では予測部2から画素6
を得る。ステップS210では比較手段16において、
画素6の値とレジスタ15に保持されている画素値とを
比較する。ここでレジスタ15には画素6より1つ前に
入力された画素値が保持されている。図7において例え
ば最初に画素値”128”が入力され次に画素値”0”
入力された場合、レジスタには画素値”128”が保持
されていて、画素値”0”と画素値”128”を比較す
ることになる。最初の画素値”128”が入力された場
合レジスタに値が保持されていないので比較手段16で
比較できない。この場合符号化装置の初期化の時にレジ
スタに初期設定(例えば値”0”)を行えばよい。ステ
ップS220では比較手段16において、画素6の値と
レジスタ15に保持されている画素値が一致したかどう
か判定し、一致した場合ステップS230へ進む。他方
一致しない場合ステップS260へ進む。ステップS2
30では識別子生成手段17においてカウント信号18
を生成する。カウント信号18によりインクリメンタ1
9の値を1つ増やす。ステップS240ではインクリメ
ンタ19の値が閾値を越えたかどうかを判定し、越えた
場合はステップS250に進み、越えない場合はステッ
プS290に進む。ここで閾値はランレングスの上限値
を意味する。今図6に示すようにランレングスを8ビッ
トにしているのでランレングスは最大で256までとな
る。画像によってはランレングスが256を越える場合
もある。この場合例えばランレングスを256単位で分
割し出力すればよい。例としてランレングスが530の
場合530=256+256+18なので、[1,25
6],[1,256],[1,18]を出力する。ステ
ップS250では選択手段20において、識別子生成手
段17で生成された識別子21(値’1’)によりイン
クリメンタの値を選択する。そして識別子21と共に画
像バッファ格納データ8として出力する。ステップS2
90では画素6の値をレジスタ15に格納する。
【0054】ステップS200,S210,S220,
S230,S240,S290の一連の処理は、ランレ
ングスのデータを生成する処理に相当する。図7におい
ては、画素6として”0”が5個連続する場合に相当す
る。
【0055】ステップS260ではランレングスが0か
どうかを判定し、0の場合はステップS280へ、0で
ない場合はステップS270へ進む。ステップS270
はステップS250と同じなので説明を省略する。ステ
ップS280では選択手段20において、識別子生成手
段17で生成された識別子21(値’0’)により画素
6を選択する。そして識別子21と共に画像バッファ格
納データ8として出力する。
【0056】ステップS200,S210,S220,
S260,S270,S280,S290の一連の処理
は、ランレングスのデータを生成する処理が終了した場
合に相当する。図7においては、画素6として”0”が
5個連続した後”255”が入力された場合に相当す
る。この場合ステップS270において[1,4]を出
力し、ステップS280において[0,255]を出力
する。また、ステップS200,S210,S220,
S260,S280,S290の一連の処理は、ランレ
ングスのデータが生成されない場合に相当する。図7に
おいては、画素6として”128”と”3”がこれに相
当する。この場合ステップS280において[0,12
8],[0,3]をそれぞれ出力する。
【0057】次にランレングス画像変換手段11につい
て詳しく説明する。
【0058】図5はランレングス画像変換手段11の構
成を表すブロック図である。図5において、22は画像
バッファ格納データ10のうち識別子21を除いたデー
タ(以下データと呼ぶ)、23はデクリメンタ、24は
選択信号生成手段、25はレジスタ、26は選択手段、
27は選択信号である。
【0059】図5の各部について説明する。デクリメン
タ23はデータ22を入力とし1ずつその値を減算す
る。選択信号生成手段24はデクリメンタ23の値と識
別子21を用いて選択信号27を生成する。レジスタ2
5はデータ22を保持する。選択手段26は選択信号2
7を用いてデータ22とレジスタ25に保持されている
データのどちらか一方を選択する。
【0060】上記ランレングス画像変換手段11の動作
について説明する。図9はランレングス画像変換手段1
1の動作を示すフローチャートである。ここで用いる例
も画像ランレングス変換手段7の時と同様に図6及び図
7とする。
【0061】ステップS300では画像バッファ9から
画像バッファ格納データ10を得る。ステップS310
では識別子21が’1’かどうか判定し、’1’の場合
ステップS320へ進み、’0’の場合ステップS35
0へ進む。ステップS320ではデクリメンタ23にお
いて値を1つ減らす。ステップS330では選択手段2
6において、選択信号生成手段24で生成された選択信
号27によりレジスタ25のデータを選択する。そして
予測器用画素12として出力する。ステップS340で
は選択信号生成手段24において、デクリメンタ23の
値が0かどうかを判定し、0の場合は終了となり、0で
ない場合はステップS320に戻る。ステップS350
では選択手段26において、選択信号生成手段24で生
成された選択信号27によりデータ22を選択する。ス
テップS360ではデータ22をレジスタ25に格納す
る。
【0062】ステップS300,S310,S320,
S330,S340一連の処理は、ランレングスのデー
タから画素を生成する処理に相当する。図7において
は、レジスタ25にデータ”0”が保持されていて画像
バッファ格納データ10として[1,4]が入力された
場合に相当する。つまりデクリメンタ23に値”4”が
セットされ、その値を1つずつ減らしながら(”4”
→”3”→”2”→”1”)レジスタ25のデータ”
0”を計4回出力することになる。
【0063】ステップS300,S310,S350,
S360の一連の処理は、画像バッファ格納データ10
が画素の場合に相当する。図7においては、[0,12
8],[0,0],[0,255],[0,3]の場合
に相当する。この場合ステップS350において、画素
値”128”,”0”,”255”,”3”をそれぞれ
出力する。
【0064】次に本発明の復号装置について述べる。
【0065】図1(b)は本発明の第1の実施例の復号
装置のブロック図である。この復号装置を構成している
各部分は図10及び図1(a)と同様なので、同一の符
号を付して説明を省略する。
【0066】また図2(b)は第1の実施例の復号装置
の動作を表すフローチャートである。第1の実施例の復
号装置の基本的な動作は、図2(a)の符号化装置のフ
ローチャートと図13(b)の従来例のフローチャート
を組み合せたものなので説明を省略する。
【0067】図2(b)のフローチャートでは処理をシ
ーケンシャルに記述したが、並列処理が行われても構わ
ない。例えばステップS130で画素値を生成した後、
ステップS20及びステップS30の処理とステップS
140の処理は平行して行うことができる。これらによ
って本発明の本質は左右されるものではない。
【0068】第1の実施例の効果について説明する。
【0069】まず画像バッファ9の構成について述べ
る。画像バッファ9はデータを保持できるものであれば
よく、例えばRAMで構成することができる。従来例で
は画像バッファをFIFOで構成していた。これは前述
したように画像を符号化する処理の性質から可能なこと
であった。これにより画像バッファの制御が簡単になり
装置の構成も単純にすることができた。以上は従来例の
ような2値画像に特別なことではなく、多値画像にも適
応できることである。そこで本発明においても画像バッ
ファ9をFIFOで構成することにする。これにより画
像バッファ9の制御が簡単になり装置の構成も単純にす
ることが可能となる。
【0070】次に本発明による画像バッファ9の容量の
削減について述べる。画素がnビットでM個の画素を画
像バッファ9が格納できるとする。この時画像バッファ
9の容量Voは、
【0071】
【数7】Vo=n・M(ビット) … (7) となる。本発明での画像バッファ9の容量Vnを算出す
る。本発明では図3に示したように識別子が1ビット付
加される。このためランレングスが存在しない場合はV
n=(n+1)・M(ビット)となる。しかしランレン
グスが発生すればデータ量が減る。例えば図7に示した
ようにランレングスが4の場合4×8ビット=32ビッ
トのデータが9ビットに減る。今ランレングスがnビッ
トなので1から2nまでのランレングスが存在する。ラ
ンレングスがkの場合の発生頻度をNkで表すことにす
ると、この時(n+1)・k・Nk+1(ビット)だけデ
ータ量が減ることになる。従って、Vnは以下のように
なる。
【0072】
【数8】 (8)式と(7)式との差が本発明による画像バッファ
9の容量の削減効果となる。ここで話を単純にするため
に、一般的な画素のビット精度としてn=8とする。ま
た画像バッファ9としてFIFOを使用する。市販され
ているFIFOとしてはデータが9ビット幅からなるも
のが多い。このため本発明のように識別子として1ビッ
ト付加されただけでは画像バッファ9の容量は実質的に
増えない。従って画像バッファ9の容量の削減効果はラ
ンレングスのみに因ることになる。ここでランレングス
の発生頻度をZとし、ランレングスの平均を<k>で表
す。画像バッファ9の容量の削減効果は、
【0073】
【数9】 Vo−Vn=8・Z・(<k>−1)(ビット) … (9) となる。但し、<k>とZは以下の通りである。
【0074】
【数10】 画像が600dots/25.4mmの解像度でA4サ
イズの大きさの場合、画像バッファ9の容量は7016
x8=56128ビット(約55kビット)となる。例
えばZ=100、<k>=20の場合(9)式により、
Vo−Vn=15200ビットとなり、約22%の削減
となる。また、Z=200、<k>=30の場合、Vo
−Vn=46400ビットとなり、約66%の削減とな
る。
【0075】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
においては画像ランレングス変換手段とランレングス画
像変換手段を設け、画像からランレングスへまたランレ
ングスから画像へ、変換することができる。これによ
り、入力画像が多値の場合でも、符号化処理及び復号処
理の性能を落とすことなく、画像バッファへ格納するデ
ータ量を少なくでき、画像バッファの容量を小さくする
ことができる。また画像バッファとしてFIFOを用い
ることにより、画像バッファの制御が簡単になり、装置
を単純な構成にすることができる。特に入力画素のビッ
ト精度が8ビットの場合、9ビットのFIFOを用いる
ことで識別子を付加したことによる画像バッファの容量
の増加分を実質的になくすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の画像符号化復号装置の第1の実施例
を示すブロック図である。
【図2】 本発明の画像符号化復号装置の第1の実施例
における符号化復号処理の動作の一例を示すフローチャ
ートである。
【図3】 画像バッファに格納するデータの構成を表す
一例図である。
【図4】 本発明の画像符号化復号装置の第1の実施例
における画像ランレングス変換手段の構成を示すブロッ
ク図である。
【図5】 本発明の画像符号化復号装置の第1の実施例
におけるランレングス画像変換手段の構成を示すブロッ
ク図である。
【図6】 画素のビット精度が8ビットの場合の画像バ
ッファに格納するデータの構成を表す一例図である。
【図7】 画像ランレングス変換手段とランレングス画
像変換手段の動作を説明するため用いる画素値及び画像
バッファ格納データの例の説明図である。
【図8】 画像ランレングス変換手段の動作の一例を示
すフローチャートである。
【図9】 ランレングス画像変換手段の動作の一例を示
すフローチャートである。
【図10】 従来の画像符号化復号装置の構成を表すブ
ロック図である。
【図11】 注目画素と予測器との位置関係及び予測誤
差値を求める際に用いる予測演算式を説明する図であ
る。
【図12】 主走査方向にM画素、副走査方向にN画素
ある画像データの一例図である。
【図13】 従来の画像符号化復号装置における符号化
復号処理の動作の一例を示すフローチャートである。
【図14】 従来の画像符号化復号装置の別の一例を示
すブロック図である。
【符号の説明】
1 画素 2 予測部 3 予測誤差値 4 エントロピー符号化部 5 符号データ 6 画素 7 画像ランレングス変換手段 8 画像バッファ格納データ 9 画像バッファ 10 画像バッファ格納データ 11 ランレングス画像変換手段 12 予測器用画素 13 エントロピー復号部 14 画素生成部 15 レジスタ 16 比較手段 17 識別子生成手段 18 カウント信号 19 インクリメンタ 20 選択手段 21 識別子 22 データ 23 デクリメンタ 24 選択信号生成手段 25 レジスタ 26 選択手段 27 選択信号 100 2値画像データ 110 イメージ/ランレングス変換回路 120 ランレングスデータ 130 画像バッファ 140 ランレングスデータ 150 符号化部 160 符号化データ

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像符号化装置および画像復号装置を含
    み、 上記画像符号化装置は、 入力画像の画素値について所定の予測手法を用いて予測
    誤差値を算出する予測手段と、 前記予測誤差の算出に用いる画素値が連続して同じ場合
    その連続した数をランレングスとして出力し、前記画素
    値が異なる場合前記画素値をそのまま出力する第1の画
    像ランレングス変換手段と、 前記第1の画像ランレングス変換手段が出力するデータ
    を保持する第1のバッファと、 前記第1のバッファが出力するデータがランレングスの
    場合前記ランレングスの表す数だけ画素値を前記予測手
    段に出力し、前記データがランレングス以外の場合前記
    データを画素値として前記予測手段に出力する第1のラ
    ンレングス画像変換手段と、 前記予測手段が出力した予測誤差値を所定の手法で符号
    化し符号化結果を符号データとして出力するエントロピ
    ー符号化手段とを有し、 上記画像復号装置は、 エントロピー符号化された入力符号データを復号し復号
    結果を予測誤差値として出力するエントロピー復号手段
    と、 前記エントロピー復号手段が出力する予測誤差値に基づ
    いて所定の予測手法を用いて画素値を算出して出力する
    画素生成手段と、 前記画素生成手段が出力する画素値が連続して同じ場合
    その連続した数をランレングスとして出力し、前記画素
    値が異なる場合前記画素値をそのまま出力する第2の画
    像ランレングス変換手段と、 前記第2の画像ランレングス変換手段が出力するデータ
    を保持する第2のバッファと、 前記第2のバッファが出力するデータがランレングスの
    場合前記ランレングスの表す数だけ画素値を前記画素生
    成手段に出力し、前記データがランレングス以外の場合
    前記データを画素値として前記画素生成手段に出力する
    第2のランレングス画像変換手段とを有することを特徴
    とする画像符号化復号装置。
  2. 【請求項2】 前記第1のバッファまたは前記第2のバ
    ッファに保持するデータに、ランレングスであるかまた
    は画素値であるかを識別する識別子を付加することを特
    徴とする請求項1に記載の画像符号化復号装置。
  3. 【請求項3】 前記第1の画像ランレングス変換手段ま
    たは前記第2の画像ランレングス変換手段は、入力され
    る画素値を保持するレジスタと、前記入力される画素値
    と前記レジスタに保持されている画素値とを比較する比
    較手段と、前記比較手段の結果を用いてカウント信号と
    前記識別子とを生成する識別子生成手段と、前記カウン
    ト信号により値を一つずつ加算させるインクリメンタ
    と、前記識別子を選択信号として前記入力される画素値
    と前記インクリメンタの値のうちどちらか一方を選択す
    る選択手段とを含んで構成することを特徴とする請求項
    1に記載の画像符号化復号装置。
  4. 【請求項4】 前記第1の画像ランレングス変換手段ま
    たは前記第2の画像ランレングス変換手段は、画素値が
    最初に入力されるときに前記レジスタを初期設定し、最
    初に入力される画素値と前記レジスタに保持されている
    初期値とを比較することを特徴とする請求項3に記載の
    画像符号化復号装置。
  5. 【請求項5】 前記第1の画像ランレングス変換手段ま
    たは前記第2の画像ランレングス変換手段は、前記ラン
    レングスの値が予め決められている上限値を越えた場
    合、上記ランレングスを、上記上限値を超えない複数の
    ランレングスに分割して出力することを特徴とする請求
    項1に記載の画像符号化復号装置。
  6. 【請求項6】 前記第1のランレングス画像変換手段ま
    たは前記第1のランレングス画像変換手段は、前記第1
    のバッファまたは前記第2のバッファが出力するデータ
    を保持するレジスタと、前記バッファが出力するデータ
    の値を一つずつ減算させるデクリメンタと、前記第1の
    バッファまたは前記第2のバッファが出力する前記識別
    子と前記デクリメンタの値とを用いて選択信号を生成す
    る選択信号生成手段と、前記選択信号により前記前記第
    1のバッファまたは前記第2のバッファが出力するデー
    タと前記レジスタに保持されているデータのうちどちら
    か一方を選択する選択手段とを含んで構成することを特
    徴とする請求項1に記載の画像符号化復号装置。
  7. 【請求項7】 前記第1のバッファまたは前記第2のバ
    ッファをFIFOを用いて構成することを特徴とする請
    求項1に記載の画像符号化復号装置。
  8. 【請求項8】 入力画像の画素値について所定の予測手
    法を用いて予測誤差値を算出する予測手段と、 前記予測誤差の算出に用いる画素値が連続して同じ場合
    その連続した数をランレングスとして出力し、前記画素
    値が異なる場合前記画素値をそのまま出力する画像ラン
    レングス変換手段と、 前記画像ランレングス変換手段が出力するデータを保持
    するバッファと、 前記画像バッファが出力するデータがランレングスの場
    合前記ランレングスの表す数だけ画素値を前記予測手段
    に出力し、前記データがランレングス以外の場合前記デ
    ータを画素値として前記予測手段に出力するランレング
    ス画像変換手段と、 前記予測手段が出力した予測誤差値を所定の手法で符号
    化し符号化結果を符号データとして出力するエントロピ
    ー符号化手段とを有することを特徴とする画像符号化装
    置。
  9. 【請求項9】 エントロピー符号化された入力符号デー
    タを復号し復号結果を予測誤差値として出力するエント
    ロピー復号手段と、 前記エントロピー復号手段が出力する予測誤差値に基づ
    いて所定の予測手法を用いて画素値を算出して出力する
    画素生成手段と、 前記画素生成手段が出力する画素値が連続して同じ場合
    その連続した数をランレングスとして出力し、前記画素
    値が異なる場合前記画素値をそのまま出力する画像ラン
    レングス変換手段と、 前記画像ランレングス変換手段が出力するデータを保持
    するバッファと、 前記バッファが出力するデータがランレングスの場合前
    記ランレングスの表す数だけ画素値を前記画素生成手段
    に出力し、前記データがランレングス以外の場合前記デ
    ータを画素値として前記画素生成手段に出力するランレ
    ングス画像変換手段とを有することを特徴とする画像復
    号装置。
  10. 【請求項10】 入力画像の画素値について所定の予測
    手法を用いて符号化を行うする符号化手段と、 前記符号化に用いる画素値が連続して同じ場合その連続
    した数をランレングスとして出力し、前記画素値が異な
    る場合前記画素値をそのまま出力する画像ランレングス
    変換手段と、 前記画像ランレングス変換手段が出力するデータを保持
    するバッファと、 前記バッファが出力するデータがランレングスの場合前
    記ランレングスの表す数だけ画素値を前記符号化手段に
    出力し、前記データがランレングス以外の場合前記デー
    タを画素値として前記符号化手段に出力するランレング
    ス画像変換手段とを有することを特徴とする画像符号化
    装置。
  11. 【請求項11】 符号化データを所定の予測手法を用い
    て画素値に復号する復号手段と、 前記復号手段が出力する画素値が連続して同じ場合その
    連続した数をランレングスとして出力し、前記画素値が
    異なる場合前記画素値をそのまま出力する画像ランレン
    グス変換手段と、 前記画像ランレングス変換手段が出力するデータを保持
    するバッファと、 前記バッファが出力するデータがランレングスの場合前
    記ランレングスの表す数だけ画素値を前記復号手段に出
    力し、前記データがランレングス以外の場合前記データ
    を画素値として前記復号手段に出力するランレングス画
    像変換手段とを有することを特徴とする画像復号装置。
JP9156396A 1997-06-13 1997-06-13 画像符号化復号装置 Pending JPH114447A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20010110858A (ko) * 2000-06-08 2001-12-15 김성식 이동통신 환경에서의 이진 영상 부호화 및 복호화기

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR20010110858A (ko) * 2000-06-08 2001-12-15 김성식 이동통신 환경에서의 이진 영상 부호화 및 복호화기

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