JPH1144258A - 気化器の低速流量計量方法及び低速流量計量装置 - Google Patents

気化器の低速流量計量方法及び低速流量計量装置

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JPH1144258A
JPH1144258A JP21596597A JP21596597A JPH1144258A JP H1144258 A JPH1144258 A JP H1144258A JP 21596597 A JP21596597 A JP 21596597A JP 21596597 A JP21596597 A JP 21596597A JP H1144258 A JPH1144258 A JP H1144258A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 気化器が実際に使用される状態に近い状態に
おいて、流量の計量を行ない低速流量の計量精度を向上
する。 【構成】 低速燃料ジェット7と加圧空気源21とが加
圧空気通路30によって接続され、加圧空気通路30に
は、上流から下流に、圧力調整装置31、差圧流量計3
2が配置される。加圧空気源21にて昇圧された加圧空
気は、圧力調整装置31にて一定の空気圧に調整されて
低速燃料ジェット7に供給される。このとき差圧流量計
32の前後差圧は差圧センサー33にて検出されてCP
Uに向けて信号が出力され、CPUにて演算処理された
出力信号によって低速燃料系を流れる低速流量の計量が
行なわれる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、機関へ供給する混合気
の量及び濃度を調整、制御する気化器に関し、そのうち
特に、気化器に形成される低速燃料系内を流れる低速流
量の計量方法と、それを実施するに好適な低速流量計量
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の低速流量計量装置は、図2に示さ
れる。先ず、気化器は以下によって構成される。気化器
に形成される燃料系は、主に低回転域を分担する低速燃
料系と、主に高回転域を分担する主燃料系とに区分され
るものであるが、本発明にあっては、低速燃料系の流量
の計量に係るものであるので、主燃料系についての説明
を省略する。1は、内部を吸気路2が貫通して穿設され
た気化器本体であり、吸気路2には、気化器本体1に回
転自在に支承された絞り弁軸3が配置され、この絞り弁
軸3に絞り弁4が取着される。絞り弁軸3は、運転者に
よって回転操作されるもので、この回転に応じて絞り弁
4は吸気路2を開閉制御し、絞り弁4より下流側吸気路
2Aが図示せぬ機関へ吸気管を介して接続される。又、
気化器本体1の下方には、一点鎖線で示された浮子室本
体5が配置されるもので、気化器本体1と浮子室本体5
とによって浮子室6が形成され、この浮子室6内には、
一定なる燃料液面X−Xが形成される。この一定の燃料
液面X−Xは、図示せぬバルブシート、フロートバル
ブ、フロートの協同作用によって形成される。
【0003】低速燃料系Sは以下によって形成される。
7は、下端に計量部7Aを備え、その上方にブリード管
7Bを備えた低速燃料ジェットであり、ブリード管7B
の外周に低速ウエル8が形成され、この低速ウエル8内
に低速空気ジェット9を備えた低速空気通路10が開口
する。11は、バイパス室であり、このバイパス室11
の底部には、絞り弁4の端部に対応したバイパス孔12
が吸気路2内に向けて穿設される。又、13は、バイパ
ス孔12より下流側にあって、絞り弁4より下流側吸気
路2Aに開口するパイロットアウトレット孔であり、こ
のパイロットアウトレット孔13の開口は、パイロット
スクリュー14が螺動することによって調整される。そ
して低速燃料ジェット7、バイパス孔12、パイロット
アウトレット孔13は、低速流路15によって連絡され
るもので、流体の流れ方向において、もっとも上流側に
低速燃料ジェット7が配置され、もっとも下流側にパイ
ロットアウトレット孔13が配置され、その中間部にバ
イパス孔12が配置される。又、低速燃料ジェット7は
浮子室6内の一定なる燃料液面X−Xの下方に配置さ
れ、この燃料液面内に没入される。
【0004】而して、機関が運転されて吸気路2内に負
圧が生じると、この負圧は、パイロットアウトレット孔
13、バイパス孔12を介して低速流路15内に作用
し、これによると計量部7Aにて制御された低速燃料が
ブリード管7B内に吸入されるとともに低速空気ジェッ
ト9にて制御された低速空気が低速ウエル8を介してブ
リード管7B内に吸入され、これによって低速混合気が
形成される。そして、この低速混合気が、低速流路15
を介してバイパス孔12より吸気路2内へ吸出され、さ
らにパイロットアウトレット孔13を介して絞り弁より
下流側吸気路2A内へ吸出され、これらが図示せぬ吸気
管を介して機関へ供給される。
【0005】そして低速燃料系Sを流れる低速流量は以
下の計量装置によって計量される。20は、低速燃料ジ
ェット7の上流に接続した計測用空気通路であり、その
上流端に負圧計の如き計測装置21が取付けられる。
又、計測装置21と低速燃料ジェット7との間の計測用
空気通路20からリーク通路22が分岐し、これにリー
クジェット23が配置される。
【0006】そして低速流量の計測は以下によって行な
われる。まず、この計測は気化器本体1の単体状態にて
行なわれるもので、浮子室本体5が装着されるものでな
く、従って燃料液面X−Xを備えた浮子室6は存在しな
い。そして絞り弁4より下流側吸気路2A内に一定なる
負圧を加え、この状態において吸気路2内を一定なる空
気が流れるよう絞り弁4の開度を調整する。以上による
と、絞り弁4より下流側吸気路2Aには一定の負圧が加
えられ、さらに一定の空気量が流れるよう絞り弁4の開
度は調整された。そして、かかる状態において、リーク
ジェット23の前後の差圧を計測装置21によって計測
する。リークジェット23の前の圧力とはリークジェッ
ト23の上流側の圧力であり、大気圧である。すなわ
ち、リークジェット23の前後の差圧は、リークジェッ
ト23を流れる空気流量に相当するものであり、この空
気流量は低速燃料系Sを介して吸気路2内へ流入する低
速流量に相当するものである。而して、計測装置21に
よってリークジェット23の前後の差圧を計測すること
によって低速燃料系Sを流れる低速流量を計測できたも
のである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】かかる従来の低速流量
の計量方法によると、次の不具合を有する。 (1)低速流量の計測時において、低速流路15内に
は、パイロットアウトレット孔13及びバイパス孔12
を介して、一定に調整保持された吸気路2内の負圧が導
入される。一方、低速燃料ジェット7の上流には計測用
空気通路20が接続され、この計測用空気通路20にリ
ークジェット23が配置されたもので、低速燃料ジェッ
ト7の上流がリークジェット23によって更に絞られる
ことにより、吸気路2内の一定に保持された負圧が低速
流路15に加えられたにも拘わらず低速流路15内の負
圧はリークジェット23による絞り作用によって更に増
加することになる。以上によると、低速空気通路10を
介して低速流路15内へ吸入される低速空気量は、負圧
の増加分に相当して増加するもので、これによると、気
化器が実際に使用される状況下と、その条件が大きく異
なり流量精度の向上を望めない。すなわち、実際の気化
器の使用状況にあっては、低速燃料ジェット7には、燃
料液面X−Xと低速燃料ジェット7の下端とのヘッド差
Hに相当する正圧力が作用するもので、低速燃料ジェッ
ト7の上流側には正圧力が加えられるからである。 (2)ここで仮にリークジェット23の絞り径を大径と
して、計測用空気通路20に対する絞り作用を無くすこ
とによって低速流路15内の負圧の増加を減少すること
も考慮することはできるものであるが、以上によると、
リークジェット23の前後の差圧が極めて微少になるも
ので計測装置21の分解能より計測不能に陥ることが予
測される。
【0008】本発明になる低速流量計量方法は前記不具
合に鑑み成されたもので、気化器が実際に使用される状
態に極めて近い状態において、その流量の計量を実施す
ることによって極めて計量精度の高い計量方法を提供す
ること及びそれを実施するに好適な計量装置を提供する
ことを主目的とする。
【0009】本発明は、前記目的達成の為に、絞り弁の
下流側吸気路に一定負圧を加えるとともに一定空気量が
流れるよう絞り弁の開度を調整し、低速燃料系を構成す
る低速燃料ジェットの上流に、加圧空気源にて昇圧され
た一定圧力を加圧空気通路を介して供給するとともに該
加圧空気通路に配置した差圧流量計の差圧を検出したこ
とを第1の特徴とする。
【0010】又、本発明は、低速燃料系を構成する低速
燃料ジェットの上流と加圧空気源とを連絡する加圧空気
通路と、加圧空気通路から低速燃料ジェットに向かう空
気圧を一定圧力に制御する圧力調整装置と、低速燃料ジ
ェットと圧力調整装置との間の加圧空気通路に配置され
る差圧流量計と、差圧流量計の差圧を検出する差圧セン
サーと、差圧センサーより出力される信号を演算処理す
るCPUと、を備えることを第2の特徴とする。
【0011】更に、本発明は前記第2の特徴に加え、加
圧空気通路内を流れる空気温度を温度センサーにて検出
し、温度センサーより出力される信号をCPUに入力し
たことを第3の特徴とする。
【0012】更に又、本発明は、前記第2の特徴に加
え、圧力調整装置の下流側の加圧空気通路に、微圧コン
トローラにて電気的に操作される微圧調整装置を配置
し、差圧流量計より下流側の加圧空気圧力を圧力センサ
ーにて検出し、圧力センサーからの出力信号を微圧コン
トローラに向けて出力したことを第4の特徴とする。
【0013】
【作用】本発明の第1の特徴によると、低速燃料ジェッ
トの近傍に、燃料の一定液面のヘッド差に相当する昇圧
された一定圧力が加えられた状態で低速燃料系の流量計
測が行なわれる。従って、気化器が実際に使用される状
態に極めて近い状態において低速燃料系の流量計測を行
なうことができ計量精度の向上を図ることができる。
【0014】又、本発明の第2の特徴によると、加圧空
気源にて昇圧された加圧空気は、圧力調整装置によって
一定の圧力に調整され、加圧空気通路を介して低速燃料
系の低速燃料ジェットに加えられる。そして加圧空気通
路に配置された差圧流量計の前後差圧が差圧センサーに
て計測され、差圧センサーからの出力信号をCPUにて
演算処理することによって低速燃料系の流量が計測され
る。
【0015】更に本発明の第3の特徴によると、加圧空
気通路を流れる空気温度が温度センサーにて検出され、
その出力信号がCPUに入力されるので、温度変化によ
る空気粘度が補正され、より一層計量精度を向上でき
る。
【0016】更に又、本発明の第4の特徴によると、差
圧流量計より下流の加圧空気通路内の圧力が圧力センサ
ーにて検出され、圧力センサーの信号が微圧コントロー
ラに入力され、微圧コントローラにて微圧調整装置が動
作されるので、加圧空気通路から低速燃料ジェットには
極めて正確なる一定空気圧を供給できるもので、更に正
確なる計量精度を得ることができる。
【0017】
【実施例】以下、本発明になる気化器の低速流量計量装
置の一実施例を図1によって説明する。尚、気化器につ
いては、図2と同一であるので同一符号を使用して説明
を省略する。空気ポンプ等の加圧空気源21と低速燃料
系Sの低速燃料ジェット7の上流側とは、加圧空気通路
30にて連絡される。加圧空気通路30には、上流側
(加圧空気源21に近い側をいう)より圧力調整装置3
1と差圧流量計32とが配置される。この圧力調整装置
31は、一般的に使用されているものが用いられるもの
で、例えば、ハウジング内がダイヤフラムによって大気
に連なるスプリング室と加圧空気源21に連なる空気室
とに区分され、加圧空気源21から送られてきた加圧空
気は入口から空気室に入り、ダイヤフラムを介してバル
ブを押し上げ、設定圧力でスプリング力とつり合って出
口開口を制御し、もって出口から一定圧力に調整された
空気圧力が加圧空気通路30に向けて供給される。又、
差圧流量計32も一般的に使用されるものであり、流路
に絞りを設け、その絞りの前後の圧力差を利用して流量
を計測するもので、例えばラミナー流量計、オリフィー
ス型流量計がある。
【0018】そして、差圧流量計32の前後の差圧は、
差圧センサー33にて計測され、その信号はCPU34
(セントラルプロセシングユニット)に入力される。
【0019】以上の構成よりなる低速流量計量装置にお
いて、低速流量の計量は以下によって行なわれる。かか
る計測時において、浮子室本体5は気化器本体1に取着
されるものでなく、浮子室6は形成されない。(一定液
面X−Xが形成されることはない)すなわち、気化器本
体1の単体状態で行なわれる。まず、絞り弁4の下流側
吸気路2Aは負圧源(図示せず)に接続され、絞り弁4
の下流側吸気路2Aに一定負圧が加えられ、この状態に
おいて絞り弁4の下流側吸気路2A内に一定の空気量が
流れるよう絞り弁4の開度が設定される。すなわち、絞
り弁4の下流側吸気路2Aには一定負圧が加えられると
ともに一定空気量が流れる。
【0020】次いで、加圧空気源21にて昇圧された加
圧空気が加圧空気通路30を介して圧力調整装置31に
向けて供給され、この圧力調整装置31によって一定圧
力に制御された空気が差圧式流量計32を介して低速燃
料系Sの低速燃料ジェット7に供給される。この圧力調
整装置31によって制御される圧力は、例えば13mm
Aqであって、この圧力は、燃料液面X−Xと低速燃料
ジェット7の燃料ヘッド差Hに相当させることが好まし
い。又、圧力調整装置31を複数設け、段階的に所望の
空気圧を得るようにしてもよい。
【0021】次いで、前記状態において、差圧センサー
33によって差圧式流量計32の前後差圧を検出し、差
圧センサー33からの差圧に応じた出力信号CPU34
に向けて出力する。そして、前記信号が入力されたCP
U34は演算処理された信号を出力し、この出力値によ
って低速燃料系Sを流れる低速流量を計測できる。
【0022】以上によると、低速燃料系Sの低速燃料ジ
ェット7の近傍には、燃料液面X−Xのヘッド差Hに相
当する一定なる加圧空気が供給されるので、実際に気化
器が使用される状態に近い状態において、低速燃料系S
内を流れる低速流量を計測することが可能となったもの
で、低速空気通路10から適正な低速空気と吸入でき、
極めて高精度な低速流量の計量が可能となったものであ
る。
【0023】又、加圧空気通路30内を流れる空気の温
度を温度センサー35で検出し、温度センサー35から
の出力信号をCPU34に入力し、前記差圧センサーか
らの信号とともにCPU34で演算処理することによる
と、空気温度に応じて変化する空気粘度の補正を加えら
れるもので低速流量の計量精度を更に向上できる。尚、
温度センサー35による加圧空気の検出点を、差圧流量
計32と低速燃料ジェット7との間の加圧空気通路30
とすると、低速燃料ジェット7に実際に供給される空気
温度を正確に検出して処理することができる。
【0024】更に、圧力調整装置31の下流側の加圧空
気通路30に微圧コントローラ36によって電機的に駆
動操作される例えば電動弁の如き、微圧調整装置37を
配置し、差圧流量計32より下流側の加圧空気通路30
内の圧力を圧力センサー38にて検出し、この信号を微
圧コントローラ36に入力し、微圧コントローラ36か
ら圧力センサー38の入力に応じた出力信号を微圧調整
装置37に向けて出力して微圧調整装置37を駆動させ
たことによると、加圧空気通路30内の空気圧が変動し
た際にあっても、常に微圧調整装置37によって一定の
空気圧に補正することができ、これによって常に一定の
空気圧は極めて正確に制御された加圧空気を低速燃料ジ
ェット7に向けて供給できる。而して低速流量の計量精
度を大きく向上できたものである。
【0025】尚、本実施例の気化器は定真空式気化器を
示すものであるが、気化器型式に限定されるものでな
く、バタフライ型気化器、摺動絞り弁型気化器にも適用
できる。更に、主燃料ジェット、主空気ジェットを備え
る主燃料系における主流量の計測にも適用できるもの
で、このとき加圧空気通路の下流端は、主燃料ジェット
の上流に接続される。
【0026】
【発明の効果】以上の如く、本発明になる気化器の低速
流量計量方法によると、低速燃料系を構成する低速燃料
ジェットの上流に加圧空気通路を介して一定に昇圧され
た加圧空気を供給し、加圧空気通路内に配置した差圧流
量計の前後差圧を差圧センサーにて検出し、差圧センサ
ーからの信号をCPUにて演算処理することによって低
速燃料系を流れる低速流量の計量を行なったもので、こ
れによって気化器の浮子室内に一定液面が形成されて実
際に使用される状態に極めて近い状態において低速燃料
系の低速流量の計量が行なわれる。而して低速流量の計
量精度の向上を達成できたものである。
【0027】又、前記計量方法を実施するには、加圧空
気源、加圧空気源と低速燃料ジェットを連絡する加圧空
気通路、加圧空気通路にあって加圧空気源から供給され
る加圧空気を一定圧力に調整する圧力調整装置、圧力調
整装置の下流側の加圧空気通路に配置される差圧流量
計、及び差圧流量計の前後差圧を検出し、信号をCPU
に向けて出力する差圧センサーを備えることによって容
易に実施しうる。
【0028】又、加圧空気通路内を流れる空気温度を温
度センサーにて検出してCPUに向けて信号を出力した
ことによると、加圧空気通路を流れる空気密度変化を補
正して計量できるもので、計量精度を更に向上できる。
【0029】更に、圧力調整装置の下流側の加圧空気通
路内の空気圧を、圧力センサーにて検出し、その出力信
号によって駆動される微圧コントローラにて圧力調整装
置の下流側の加圧空気通路に配置された微圧調整装置を
調整したことによると、加圧空気通路から低速燃料ジェ
ットに向かう空気圧を定められた一定の空気圧に極めて
正確に制御することができ、これによって計量精度の向
上に寄与しうる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明になる気化器の低速流量計量装置の一実
施例を示す系統図。
【図2】従来の気化器の低速計量装置を示す系統図。
【符号の説明】
S 低速燃料系 7 低速燃料ジェット 21 加圧空気源 30 加圧空気通路 31 圧力調整装置 32 差圧流量計 33 差圧センサー 34 CPU 35 温度センサー 36 微圧コントローラ 37 微圧調整装置

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 絞り弁の下流側吸気路に一定負圧を加え
    るとともに一定空気量が流れるよう絞り弁の開度を調整
    し、低速燃料系を構成する低速燃料ジェットの上流に、
    加圧空気源にて昇圧された一定圧力を加圧空気通路を介
    して供給するとともに該加圧空気通路に配置した差圧流
    量計の差圧を検出してなる気化器の低速流量計測方法。
  2. 【請求項2】 低速燃料系を構成する低速燃料ジェット
    の上流と加圧空気源とを連絡する加圧空気通路と、加圧
    空気通路から低速燃料ジェットに向かう空気圧を一定圧
    力に制御する圧力調整装置と、低速燃料ジェットと圧力
    調整装置との間の加圧空気通路に配置される差圧流量計
    と、差圧流量計の差圧を検出する差圧センサーと、差圧
    センサーより出力される信号を演算処理するCPUと、
    を備えてなる低速流量計量装置。
  3. 【請求項3】 前記、加圧空気通路内を流れる空気温度
    を温度センサーにて検出し、温度センサーより出力され
    る信号をCPUに入力してなる請求項2記載の低速流量
    計量装置。
  4. 【請求項4】 前記、圧力調整装置の下流側の加圧空気
    通路に、微圧コントローラにて電気的に操作される微圧
    調整装置を配置し、差圧流量計より下流側の加圧空気圧
    力を圧力センサーにて検出し、圧力センサーからの出力
    信号を微圧コントローラに向けて出力してなる請求項2
    記載の低速流量計量装置。
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