JPH1143914A - チューインガム除去装置 - Google Patents

チューインガム除去装置

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Publication number
JPH1143914A
JPH1143914A JP21587597A JP21587597A JPH1143914A JP H1143914 A JPH1143914 A JP H1143914A JP 21587597 A JP21587597 A JP 21587597A JP 21587597 A JP21587597 A JP 21587597A JP H1143914 A JPH1143914 A JP H1143914A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
chewing gum
peeling blade
cooling gas
vehicle body
grip
Prior art date
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Pending
Application number
JP21587597A
Other languages
English (en)
Inventor
Takao Asada
高夫 浅田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Conveyor Co Ltd
Original Assignee
Nippon Conveyor Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH1143914A publication Critical patent/JPH1143914A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 床面などの美観を必要とする対象面に吐
き捨てられて固く付着したチューインガムを能率よく除
去する除去装置を提供する。 【解決手段】 上端にグリップ1を、下面前後に車輪3
を有する車体1と、この車体に適宜の電源により運転す
るように搭載した超音波発振器4及び冷却ガスボンベ5
と、上記車体の前端に上記超音波発振器の運転により振
動するように設けると共に、先端に前方斜め下方に突出
する剥離刃10を有する振動子11と、上記グリップ側
に設けてある適宜の操作手段の操作により上記ボンベか
ら冷却ガスの供給を受けると共に、上記剥離刃の前方対
象面に冷却ガスを噴射するように設けたノズル15とか
ら成り、上記グリップ側での操作にともない適宜の手段
により上記剥離刃の先端が対象面のチューインガムに接
触するようにして、固く付着したチューインガムを能率
よく除去する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、建物の床面や駅
のプラットホーム、地下街の歩行路などの美観を必要と
する対象面に吐き捨てられて付着したチューインガムを
極めて能率よく除去する除去装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のチューインガム除去方法としての
実開平5−16821号公報に記載のものは、可燃ガス
を噴射して点火し、その炎で金属製のヘラを加熱し、こ
のヘラの熱でチューインガムを溶かしながら剥離してい
る。
【0003】また、実開昭3−105986号公報に記
載のものは、対象面に付着したチューインガムに冷却ガ
スを噴射して、その気化熱によりチューインガムを冷却
硬化させ、硬くてもろくなった状態のチューインガムを
別に用意したヘラで剥ぎ取るというものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のような加熱方式
によると、高温で溶解したチューインガムは、或る程度
除去できるが、溶解したことにより粘着力が増加して完
全に除去することができないと共に、床材の材質によっ
ては加熱方式による除去ができない問題があった。
【0005】また、上記のような冷却硬化方式による
と、腰を曲げて除去作業するので、作業員が腰痛を起し
易いと共に、手数がかかって非能率でもあった。
【0006】そこで、この発明の課題は、作業員による
腰を曲げた除去作業が不要になると共に、極めて能率よ
くチューインガムの除去を行なうことができるようにし
たものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、この発明は、上端にグリップを、下面前後に車輪
を有する車体と、この車体に適宜の電源により運転する
ように搭載した超音波発振器及び冷却ガスボンベと、上
記車体の前端に上記超音波発振器の運転により振動する
ように設けると共に、先端に前方斜め下方に突出する剥
離刃を有する振動子と、上記グリップ側に設けてある適
宜の操作手段の操作により上記ボンベから冷却ガスの供
給を受けると共に、上記剥離刃の前方対象面に冷却ガス
を噴射するように設けたノズルとから成り、上記グリッ
プ側での操作にともない適宜の手段により上記剥離刃の
先端が対象面のチューインガムに接触するようにした構
成を採用する。
【0008】
【発明の実施の形態】この発明の実施の形態を添付図面
に基づいて説明する。
【0009】この発明の第1の実施形態では、図1から
図3に示すように、1は上端にグリップ2を有し、下面
の前後に車輪3を有する車体で、この車体1には、超音
波発振器4と冷却ガスボンベ5とが搭載してある。
【0010】上記の車体1は、図示の場合パイプ製のフ
レーム6と、ボックス7とを組み合わせて形成したが、
かならずしも上記の組み合わせに限定されない。
【0011】上記の超音波発振器4は、ボックス7内に
据え付けられ、図1に示すようにボックス7内のバッテ
リ8を電源として運転する以外に床面や壁面などの10
0Vの電源とソケット9とをコードを介し接続して運転
することもある。
【0012】上記のボンベ5は、図1に示すようにボッ
クス7に設けてあるホルダー36により着脱自在に保持
させ、ボンベ5の冷却ガスがなくなると新しいボンベと
交換することができるようになっている。
【0013】また、車体1の前端には、超音波発振器4
に接続して前記超音波発振器4の運転により振動すると
共に、先端に前方斜め下方に突出する剥離刃10を有す
る振動子11が設けられている。
【0014】上記振動子11への振動伝達は、超音波発
振器4と振動子11の端末とをコード36を介し接続
し、超音波発振器4の超音波がコード36から振動子1
1の端末に伝えられて、振動子11が振動する。
【0015】上記剥離刃10付の振動子11は、筒状の
カバー12内に未端側を挿入して支持させると共に、こ
のカバー12は、フレーム6に取付けピン13を介しカ
バー12の未端から突出する取付片14を固定して取付
けてある。
【0016】さらに、車体1の前端には、グリップ2側
に設けてある適宜の操作手段の操作によりボンベ5から
の冷却ガスの供給を受けると共に、剥離刃10の前方対
象面aに冷却ガスを噴射するノズル15が設けてある。
【0017】上記ノズル15は、カバー12の上面に取
付け金具16を介し未端部が取付けられており、ノズル
15とボンベ5の開閉弁側とは、ホース17を介し接続
してあり、冷却ガスの供給操作手段は、図示の場合グリ
ップ2側に設けてあるレバー18を引くと、ワイヤ19
を緊張してスライダ21を後退させ、そしてスライダ2
1により開閉弁22をプッシュ(開弁するように)して
ガスを供給するようになっているが、例えばグリップ2
側のボタンをプッシュすると、電磁弁を開いて冷却ガス
を供給する方法などを採用して行なうこともある。
【0018】また、グリップ2側で操作すると、適宜の
手段により剥離刃10の先が地面(A)のチューインガ
ムaに接触するようにしたものである。
【0019】上記剥離刃10の先端を降下させる操作手
段は、図示の場合、前側双車輪3の車軸31にリンク3
2の一端を支持すると共に、フレーム6にピン33を介
しリンク32の他端を回動自在に取付け、リンク32と
フレーム6とにコイルスプリング34の両端を係止し
て、前側双車輪3に降下方向の回転性を付与する。
【0020】すると、グリップ2を図1鎖線位置に押し
下げると、車体1の前端の上昇にともない前側双車輪3
が降下するので、剥離刃10が上昇する。
【0021】グリップ2を図1実線位置に引き上げると
上述の逆作用により剥離刃10が降下する。
【0022】なお、上記方式にかえて、例えばグリップ
2側でレバーなどを操作すると、剥離刃10が降下する
ようにしてもよい。
【0023】要するに、チューインガムの剥離を行なわ
ないときの車体1の走行時には、対象面(A)から剥離
刃10の先が浮上しており、チューインガムの剥離作業
に際し剥離刃10の刃先が対象面(A)に付着している
チューインガムaに接触(床面(A)に)するように降
下すればよい。
【0024】図中35はコイルスプリング34の外側に
嵌装した筒状のカバーである。
【0025】上記のように構成すると、剥離刃10を上
昇させた姿勢(図1鎖線に示す)で把持したグリップ2
を押したら車体1を走行させ、対象面(A)に付着して
いるチューインガムaに剥離刃10が近づくと、まずレ
バー19を握って開閉弁22を開弁する。
【0026】すると、ボンベ5からホース17をへて付
着チューインガムaに向けノズル15より冷却ガスを噴
射するので、チューインガムが冷却硬化する。
【0027】次に、把持したグリップ2を引き上げる
と、コイルスプリング34を伸長させながら前方に前側
双車輪3を押し逃がして、図3に示すように冷却硬化状
態のチューインガムaに剥離刃10を当接する。
【0028】すると、超音波発振器4の運転により振動
している振動子11の先端剥離刃10により冷却硬化状
態のチューインガムaが破砕されると共に、車体1の押
し進みにより破砕が続行される。なお、破砕したチュー
インガムは、作業者によって回収する。勿論、他の作業
者による掃除機によって吸引回収することもある。上記
剥離刃10の傾斜角は、25度が望ましい。
【0029】この発明の第2の実施形態では、図4に示
すように剥離刃10付の振動子11が、振動可能な状態
で車体1に対し適宜の手段により着脱自在に設けてあ
る。
【0030】上記の着脱自在な手段は、図示の場合、カ
バー12の未端内にねじ込みにともない縮径する複数条
のスリット51付ナット52をねじ込むと共に、取付片
14から前方に突出する突軸53を、上記ナット52内
に嵌入し、そしてナット52をねじ込みながら、ナット
52により突軸53をクランプするようにしたが、上記
以外の方法(方式)で着脱にすることもある。
【0031】勿論、車体1からカバー12と共に振動子
11を取り外し、カバー12を把持して使用する関係
上、コード36は引き出し可能に(ケース内から引き出
し、ケース内に巻き取り可能にする方式などを採用し
て)なっている。
【0032】すると、図5に示すように車体1を乗り入
れて剥離刃10によりチューインガムを除去することが
できない箇所、例えば階段や狭い場所などでも作業者
(人手)により剥離刃10を用いてチューインガムを剥
離することができる。
【0033】この場合、振動子11の振動により剥離刃
10による除去が容易になる。
【0034】なお、このとき作業者によって把持した冷
却ガスボンベのガスをチューインガムに噴射して、チュ
ーインガムを冷却硬化させる。
【0035】また、上記以外に車体に搭載してあるボン
ベのガスを使用することもある。
【0036】
【発明の効果】この発明のチューインガム除去装置は、
以上のように構成してあるので、車体を走行させながら
対象面に付着しているチューインガムを、冷却ガスによ
り硬化させ、硬化状態のチューインガムを振動の付与剥
離刃によって破砕することができる。
【0037】このため、ヘラを用い、かつ腰を曲げなが
らの剥離作業が不要になると共に、腰痛を引き起すなど
の問題をなくすることができる。
【0038】また、剥離刃付の振動子を車体に対し着脱
自在にしてあるので、車体から取り外して、車体の進入
などのできない箇所でのチューインガムの除去を、振動
の付与剥離刃により極めて良好に行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のチューインガム除去装置の第1の実
施形態を示す側面図
【図2】要部を示す拡大平面図
【図3】要部を示す一部切欠拡大側面図
【図4】第2の実施形態の一部切欠拡大側面図
【図5】使用状態を示す側面図
【符号の説明】
1 車体 2 グリップ 3 車輪 4 超音波発振器 5 冷却ガスボンベ 6 フレーム 7 ボックス 8 バッテリ 10 剥離刃 11 振動子 12 カバー 13 ピン 14 取付片 15 ノズル 16 取付け金具 17 ホース 18 レバー 19 ワイヤ 21 スライダ 22 開閉弁 31 車軸 32 リンク 34 コイルスプリング 36 コード 51 スリット 52 ナット 53 突軸

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上端にグリップを、下面前後に車輪を有
    する車体と、この車体に適宜の電源により運転するよう
    に搭載した超音波発振器及び冷却ガスボンベと、上記車
    体の前端に上記超音波発振器の運転により振動するよう
    に設けると共に、先端に前方斜め下方に突出する剥離刃
    を有する振動子と、上記グリップ側に設けてある適宜の
    操作手段の操作により上記ボンベから冷却ガスの供給を
    受けると共に、上記剥離刃の前方対象面に冷却ガスを噴
    射するように設けたノズルとから成り、上記グリップ側
    での操作にともない適宜の手段により上記剥離刃の先端
    が対象面のチューインガムに接触するようにしたことを
    特徴とするチューインガムの除去装置。
  2. 【請求項2】 上記の振動子が、振動可能な状態で車体
    に対し適宜の手段により着脱自在に設けたことを特徴と
    する請求項1に記載のチューインガム除去装置。
JP21587597A 1997-07-25 1997-07-25 チューインガム除去装置 Pending JPH1143914A (ja)

Priority Applications (1)

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JP21587597A JPH1143914A (ja) 1997-07-25 1997-07-25 チューインガム除去装置

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JP21587597A JPH1143914A (ja) 1997-07-25 1997-07-25 チューインガム除去装置

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JPH1143914A true JPH1143914A (ja) 1999-02-16

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ID=16679714

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JP21587597A Pending JPH1143914A (ja) 1997-07-25 1997-07-25 チューインガム除去装置

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JP (1) JPH1143914A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101328898B1 (ko) * 2012-08-28 2013-11-13 정형석 껌제거기
RU2713698C1 (ru) * 2018-11-16 2020-02-06 Людмила Андреевна Караогланова Самоходная автоматизированная машина-робот для удаления трудноудаляемых загрязнений

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