JPH1143184A - ティッシュ積層体入り容器 - Google Patents

ティッシュ積層体入り容器

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JPH1143184A
JPH1143184A JP19998097A JP19998097A JPH1143184A JP H1143184 A JPH1143184 A JP H1143184A JP 19998097 A JP19998097 A JP 19998097A JP 19998097 A JP19998097 A JP 19998097A JP H1143184 A JPH1143184 A JP H1143184A
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tissue
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container
laminate
container body
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JP19998097A
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Masao Hashiya
将男 橋谷
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来では、容器体内のティッシュ積層体の量
が少なくなると、ティッシュ取出口から上方に露出すべ
きティッシュ露出部が容器体内に落ち込んでティッシュ
積層体上に重なり、次のティッシュ取出しがしにくくな
る。 【解決手段】 ティッシュ積層体2を容器体1内に収納
したティッシュ積層体入り容器において、容器体1内に
おけるティッシュ積層体2の上部に型板3を上下動自在
に設置し、該型板3に、ティッシュ21の通過を許容し
且つティッシュ積層体側のティッシュを通過させる度に
後続のティッシュの一部21aを型板3の上面側に露出
させた状態で保持するティッシュ通口31を形成するこ
とにより、ティッシュ露出部21aが型板3とともに容
器体1内に落ち込んでも、ティッシュ引き出し時に該テ
ィッシュを簡単に且つ1枚だけ確実につまむことができ
るようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明は、ジグザグに折畳
んだティッシュ積層体を容器体内に収納し、該容器体の
中からティッシュを順次1枚づつ取出し得るようにした
ティッシュ積層体入り容器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種のティッシュ積層体入り容器は、
一般に箱入りティッシュとして市販されている。従来の
箱入りティッシュは、図12に示すように、多数枚のテ
ィッシュ21をジグザグに折畳んで積層したティッシュ
積層体2を容器体(紙箱)1内に収納している。容器体
1の上面部11には、その中央部にティッシュ取出口1
2が形成されている。このティッシュ取出口12は、容
器体上面部11に設けた長穴状の開口13をスリット1
5付きのフイルム14で被覆して形成している。尚、開
口13は、製品段階では蓋片で塞がれており、使用時に
該蓋片をミシン目で切除して開放される。
【0003】そして、図12の箱入りティッシュでは、
ティッシュ取出口12(スリット15)から1枚(通常
2枚重ねで1組)のティッシュ21を引き出す度に後続
のティッシュの一部がティッシュ取出口12から上方に
露出する(露出部21a)ようになっている。従って、
次にティッシュ21を取出すときに、該露出部21aを
つまんで引き出せばよい。尚、ティッシュ21の露出部
21aは、ティッシュ取出口12のスリット15に挿通
されていて該スリット15部分の摩擦力によって保持さ
れているが、該スリット15部分でのティッシュ保持力
は、ティッシュ21の引き出し時において、該ティッシ
ュ21が破れないように比較的小さく設定している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来のティ
ッシュ積層体入り容器では、容器体1内のティッシュ積
層体2の量が多い状態では、図12に示すようにティッ
シュ積層体2の上面高さが高いので、ティッシュ取出口
12から上方に露出しているティッシュ露出部21a
は、ティッシュ積層体2によって下方から支えられてい
るので容器体1内に抜け落ちることがない。
【0005】ところが、容器体1内のティッシュ21を
順次消費し、図13に示すようにティッシュ積層体2の
嵩が低くなると、ティッシュ取出口12(スリット1
5)に保持されているティッシュ露出部21aに対して
ティッシュ積層体2による下方からの支持力がなくな
り、該露出部21aはスリット15部分での摩擦力(保
持力は小さい)のみで保持しているだけとなる。従っ
て、ティッシュ積層体2の嵩が低くなると、ティッシュ
取出口12に保持されていた露出部21aが図13の矢
印Yで示すように比較的簡単に下方に抜け落ちてしまう
ことがよくあり、その場合には最上部のティッシュ21
が鎖線図示(符号21′)するようにティッシュ積層体
2上に重なるようになる。
【0006】このように、ティッシュ積層体2の嵩が低
くなった状態で、最上部のティッシュが符号21′のよ
うにティッシュ積層体2上に重なると、次のような問題
が生じる。
【0007】 次のティッシュを取出すときには、テ
ィッシュ取出口12(スリット15)から2本の指を差
し込んでティッシュ積層体最上部のティッシュ21′を
つまんで引上げなければならないが、その際に指を嵩の
低いティッシュ積層体2の上面に達するまで深く差込ま
なければならず、指が届きにくくなって操作がしにくく
なる。
【0008】 ティッシュ上片をつまむ際に、該ティ
ッシュ上片がティッシュ積層体上に平面状態で重合して
いると、面状態の部分をつまむ必要があり、そのティッ
シュ上片がつまみにくい。
【0009】 重合状態のティッシュをつまむときに
は、複数枚のティッシュを同時につまむことが多々あ
り、不必要な枚数のティッシュを引き出すことがある。
【0010】このようにティッシュ積層体2の嵩が低く
なると、ティッシュ21の取出しの度に、ティッシュ露
出部21aが容器体1内に落ち込む確率が高くなり、そ
の落ち込みの度に上記のようにティッシュ取出口12か
ら指を深く差し込んで次のティッシュ引き出し作業を行
う必要がある。
【0011】尚、従来の箱入りティッシュの中には、容
器体(紙箱)1の底面部にティッシュ積層体持上げ用の
切り起こし片(ミシン目入り)を設けたものがあり、容
器体1内のティッシュ積層体2の嵩が低くなったとき
に、該切り起こし片を立ち起こしてティッシュ積層体2
を持ち上げ得るようにしたものがあるが、該切り起こし
片があることに気が付かなかったり、その立ち起こし操
作が煩わしい等の理由で、実際には該切り起こし片をほ
とんど利用していないのが現状である。
【0012】本願発明は、容器体内に収納されているテ
ィッシュ積層体の嵩が低くなったときに生じる上記の問
題点(即ち、ティッシュ取出口から露出するティッシュ
露出部が容器体内に落ち込んでティッシュ積層体上に重
なるという問題点)を改善し得るようにしたティッシュ
積層体入り容器を提供することを目的としてなされたも
のである。
【0013】
【課題を解決するための手段】本願発明は、上記課題を
解決するための手段として次の構成を有している。
【0014】本願請求項1の発明 本願請求項1の発明のティッシュ積層体入り容器は、多
数枚のティッシュを順次ジグザグに折畳んだ状態で積層
したティッシュ積層体を容器体内に収納し、該容器体の
上面部に形成したティッシュ取出口から1枚のティッシ
ュを引き出す度に後続のティッシュの一部が上方に連れ
出るようにしたティッシュ積層体入り容器を対象にして
いる。尚、この請求項1のティッシュ積層体入り容器で
は、容器体上面部に形成されるティッシュ取出口は、テ
ィッシュを保持する機能がなくてもよい。そして、本願
請求項1のティッシュ積層体入り容器では、容器体内に
おける上面部とティッシュ積層体の間に型板を設置した
ことを特徴としている。
【0015】容器体としては、従前のように紙箱が適当
であるが、保形性のあるものであれば適宜の材料(例え
ばプラスチック)で成形できる。型板は、容器体内の面
積よりやや小さい程度の面積をもつ1枚ものでも、ある
いは左右に2分割された2枚の分割型板を使用してもよ
い。又、この型板の材料は、厚紙でもプラスチック板で
もよい。
【0016】上記型板は、容器体上面部の下面とティッ
シュ積層体の上面との間で、少なくとも型板の一部が上
下に変位し得る状態で設置している。例えば、型板とし
て1枚ものの大面積のものを使用した場合には、該型板
全体を上下自由状態で設置したり、あるいは型板の一端
側を容器体内の長さ方向一端に固定して該型板の他端側
を上下に揺動させ得るようにしてもよい。又、型板とし
て2分割したものを使用する場合には、その各分割型板
の外端部を容器体内の長さ方向両端部に固定して該各分
割型板の内方側をそれぞれ上下に揺動させ得るようにす
るとよい。
【0017】又、この型板には、ティッシュ取出口に対
応する位置にティッシュの通過を許容するティッシュ通
口を形成している。このティッシュ通口は、ティッシュ
積層体側のティッシュを通過させる度に後続のティッシ
ュの一部を型板の上面側に露出させた状態で保持する機
能を有している。又、このティッシュ通口は、指が入る
程度の細幅でティッシュの長さよりかなり短い長さ(例
えばティッシュ長さの1/2程度の長さ)の長穴状のも
のが好ましい。尚、型板として分割型板を使用する場合
には、ティッシュ通口として、各分割型板の内端からそ
れぞれ外端に向けて所定深さに達する切り溝を形成し、
この各側の切り溝を合体させたものを適用する。
【0018】又、型板(又は分割型板)の一端を上下に
揺動させる場合、固定側端部の固着方法としては、接着
剤(糊)による接着が一般的であるが、使用材料によっ
ては熱溶着(両材がプラスチックの場合)や縫着等の方
法が考えられる。又、型板の揺動可能構造としては、折
り線部分を薄肉状態にして、型板の自由状態において自
重で下方向に揺動し得るようにするとよい。
【0019】本願請求項1の発明のティッシュ積層体入
り容器では、使用時にティッシュ積層体最上部のティッ
シュを、型板(又は各分割型板)のティッシュ通口と容
器体上面部のティッシュ取出口の両方に挿通させた状態
で容器体上方に引き出す。すると、その引き出される1
枚のティッシュに続いて後続のティッシュの一部が該テ
ィッシュ通口及びティッシュ取出口を通って容器体上面
部の上方に露出し、該ティッシュの一部が所定長さだけ
容器体上面部の上方に露出したときに、引き出し側のテ
ィッシュが分離される。尚、ティッシュ積層体の嵩が高
いときには、ティッシュ取出口にティッシュの一部が露
出したままで維持される。そして、容器体内のティッシ
ュを順次消費していき、ティッシュ積層体の嵩がかなり
低くなる(ティッシュが残り少なくなる)と、ティッシ
ュ取出口に保持されているティッシュ露出部に対してテ
ィッシュ積層体による下方からの支持力がなくなり、該
ティッシュ露出部が容器体側のティッシュ取出口から下
方に抜け落ちることがある。ところで、そのとき型板
(又は分割型板)も降下(又は下方に揺動)するが、そ
の場合でも型板(又は分割型板)のティッシュ通口にテ
ィッシュの上部が保持されたままである。従って、最上
部のティッシュが容器体上面部のティッシュ取出口から
抜け落ちても、該ティッシュの上片は、ティッシュ積層
体上に直接重なることがなく、且つ該型板(又は分割型
板)の上面側に露出した状態に維持される。尚、この状
態(即ち容器体上方に露出していたティッシュ露出部が
ティッシュ取出口から抜け落ちた状態)では、最上部の
ティッシュの上部が容器体内において型板(又は分割型
板)の上方に所定高さだけ突出しているので、次のティ
ッシュを引き出す際には、ティッシュ取出口から指を小
深さだけ差し込めば該ティッシュ露出部をつまむことが
できる。
【0020】本願請求項2の発明 本願請求項2の発明は、多数枚のティッシュを順次ジグ
ザグに折畳んだ状態で積層したティッシュ積層体を紙箱
製の容器体内に収納し、該容器体の上面部に形成したテ
ィッシュ取出口から1枚のティッシュを引き出す度に後
続のティッシュの一部がティッシュ取出口に保持されて
上方に露出するようにしたティッシュ積層体入り容器を
対象にしている。
【0021】そして、この請求項2では、容器体上面部
におけるティッシュ取出口を囲う位置に簡易に切断し得
る環状の断続切り線を形成し、この断続切り線で区画さ
れた型板を容器体から分離可能としている。尚、この断
続切り線とは、一般に切断用に適用されているミシン目
のことである。
【0022】又、断続切り線は、分離した型板を左右逆
向き姿勢で容器体内に収納したときに該型板の外周縁の
複数箇所が型板跡の開口部の縁部に下方から重合して該
型板が該開口部から上方に抜け出さないように機能する
形状とされている。即ち、該断続切り線の形状は、分離
した型板の外周部に非対称形状の凹凸部が形成されるよ
うにしたものである。尚、型板の外周縁と開口部の縁部
との重合箇所は、少なくとも対向位置の2箇所あればよ
いが、周方向に4箇所以上設ける方が安定して支持でき
る。
【0023】この請求項2のティッシュ積層体入り容器
では、断続切り線を切断しないで、従来品と同様に使用
することができるが、本願発明の機能を持たせるには、
容器体上面部を断続切り線で切断し、ティッシュ取出口
付きの型板を容器体から分離する。そして、その分離し
た型板を、左右逆向き姿勢にして型板跡の開口部から容
器体内に差込んでティッシュ積層体上部に載せる。次
に、型板のティッシュ取出口から指を差込んで最上部の
ティッシュをつまみ、上方に引き出すと、そのティッシ
ュに連れて後続のティッシュの一部が型板のティッシュ
取出口から上部に露出するようになる。尚、ティッシュ
引き出し時には、そのティッシュとティッシュ取出口と
の摩擦力で型板が持ち上げられるが、そのとき型板外周
部の一部が型板跡の開口部の縁部に下方から重合するの
で該型板が上方に抜け出すことがない。そして、容器体
内のティッシュを順次消費し、ティッシュ積層体の嵩が
低くなると、型板もそのティッシュ積層体の上面近くま
で降下するが、そのとき型板のティッシュ取出口には、
次順のティッシュの一部が上方に突出した状態で保持さ
れているので、型板が容器体の底部近くまで降下した状
態でも次のティッシュの取り出し作業は容易となる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図11を参照して、
本願の実施形態を説明すると、図1〜図4には本願の第
1実施形態、図5〜図6には同第2実施形態、図7〜図
8には同第3実施形態、図9〜図11には同第4実施形
態のティッシュ積層体入り容器がそれぞれ示されてい
る。尚、図1〜図8に示す第1〜第3実施形態のティッ
シュ積層体入り容器は、本願請求項1に対応し、図9〜
図11に示す第4実施形態のティッシュ積層体入り容器
は、本願請求項2に対応するものである。
【0025】図1〜図4に示す第1実施形態のティッシ
ュ積層体入り容器は、従来の一般的な箱入りティッシュ
に型板3を付加したものである。即ち、この第1実施形
態のティッシュ積層体入り容器は、紙箱からなる容器体
1内に、多数枚のティッシュ21を順次ジグザグに折畳
んで積層してなるティッシュ積層体2を収納するととも
に、容器体1の上面部11下面とティッシュ積層体2の
上面との間に型板3を収納して構成されている。
【0026】容器体1の上面部11には、その中央部に
ティッシュ取出口12が形成されている。このティッシ
ュ取出口12は、容器体上面部11に設けた長穴状の開
口13を下面側からスリット15付きのフイルム14で
被覆して形成している。尚、開口13は、製品出荷段階
では蓋片で塞がれており、使用時に該蓋片をミシン目で
切除して開放される。スリット15の長さは、ティッシ
ュ21の長さの約半分程度であり、該スリット15を通
してティッシュ21を引き出すときに、該ティッシュ2
1がスリット15の長さ範囲に集約されながら引き出さ
れるようになっている。従って、該スリット15内にテ
ィッシュ21が挿通されている状態では、摩擦力が働い
てスリット15でティッシュ21を保持するような作用
が発生する。尚、スリット15部分でのティッシュ保持
力(スリット15の長さ)は、ティッシュ21の引き出
し時において、該ティッシュ21が破れないように比較
的小さく設定している。又、他の実施形態では、ティッ
シュ取出口12としては、フイルム14の無い単なる開
口13のままでもよい。
【0027】この第1実施形態のティッシュ積層体入り
容器に使用されている型板3は、容器体1の平面視面積
よりやや小さい程度の矩形の厚紙(プラスチックシート
でも可)が採用されている。この型板3の中央部には、
指を差し込み得る程度の幅(例えば20〜30mm幅)で
ティッシュ長さの約半分程度の長さ(例えば100mm程
度の長さ)を有するティッシュ通口31が形成されてい
る。この型板3は、容器体1内におけるティッシュ積層
体2の上部において上下自由状態で設置されている。
尚、型板3として、容器体1内の面積よりやや小さい程
度の大きさのものを使用すると、該型板3を容器体1内
に上下自由状態で収納したものであっても、水平方向に
位置ずれしなくなる。
【0028】型板3のティッシュ通口31は、容器体1
側のティッシュ取出口12に対応する位置に形成されて
いる。そして、このティッシュ通口31は、ティッシュ
21をその長さ方向に集約させた状態で通過せしめ得る
ようになっている。又、このティッシュ通口31は、テ
ィッシュ積層体2側のティッシュ21を通過させる度に
後続のティッシュ21の一部21aを型板3の上面側に
露出させた状態で保持する機能を有している。尚、以下
の説明においては、ティッシュ21におけるティッシュ
通口31より上方に露出している部分(符号21a部
分)をティッシュ露出部と表現することがある。
【0029】図1に示す第1実施形態のティッシュ積層
体入り容器は、容器体1内に型板3を収納した状態で製
造されている。そして、このティッシュ積層体入り容器
から最初にティッシュ21を取出すときには、ティッシ
ュ取出口12(スリット15)及び型板3のティッシュ
通口31に指を差し込んで、ティッシュ積層体2の最上
部のティッシュ21をつまんで引き出す。このとき、テ
ィッシュ通口31及びスリット15の各開口長さがティ
ッシュ長さの約半分程度になっているので、引き出され
るティッシュ21は、長さ方向に集約されながら該ティ
ッシュ通口31及びスリット15部分を通過するように
なる。又、最上部の1枚のティッシュ21を引き出す
と、それに連れて後続のティッシュ21の一部21aが
ティッシュ通口31及びスリット15を通過して、図2
に示すようにティッシュ取出口12の上方に露出するよ
うになる。尚、ティッシュ21を引き出したときには、
ティッシュ通口31部分の抵抗によって型板3が図2の
符号3′で示すように容器体上面部11の下面に衝合す
るまで上動する。そして、使用開始当初は、ティッシュ
積層体2の嵩が高い(下方からの支持力が大きい)の
で、ティッシュ取出口12から露出しているティッシュ
露出部21aはティッシュ取出口12から上方に突出し
たままで維持されている。従って、図2の状態では、次
のティッシュ21を引き出す作業を容易に行える。
【0030】又、容器体1内のティッシュ21を順次使
用していき、ティッシュ積層体2の嵩が低くなると、該
ティッシュ積層体2による下方からの支持力が低下し
て、ティッシュ露出部21aをティッシュ取出口12
(スリット15)部分で保持できなくなることがある。
その場合、図3に示すようにティッシュ露出部21aが
型板3とともに容器体1内に落ち込むが、該ティッシュ
露出部21aはティッシュ通口31に保持されているの
で該ティッシュ21の上片がティッシュ積層体2上に重
なることがない。即ち、ティッシュ露出部21aが容器
体1内に落ち込んでも、該ティッシュ露出部21aが型
板3の上面より上方に突出した状態に維持される。従っ
て、次にティッシュ21を引き出す際には、図4に示す
ようにティッシュ取出口12から指を差し込んで、型板
3の上方に突出しているティッシュ露出部21aをつま
んで引き上げれば、該ティッシュ21をティッシュ取出
口12から引き抜くことができる。このとき、容器体1
の下方(ティッシュ積層体2の上面)まで降下していた
型板3は、引き出されるティッシュ21に連れて図3の
符号3′で示すように容器体上面部11の下面に衝合す
る位置まで引き上げられ、さらに引き出されたティッシ
ュ21が後続のティッシュ21から分離されたときに
は、該後続のティッシュ21の一部が図3の符号21
a′で示すようにティッシュ取出口12部分より上方に
露出するようになる。従って、該ティッシュ露出部21
a′は、型板3′の上面よりかなり上方に突出した状態
で、該型板3′のティッシュ通口31に保持されるよう
になる。尚、図3に示すようにティッシュ積層体2の嵩
が低くなった状態では、鎖線図示するようにティッシュ
21を引き出した後に、ティッシュ取出口12のスリッ
ト15部分でティッシュ露出部21a′を保持できなく
なると、該ティッシュ露出部21a′が型板3′ととも
に容器体1内を降下するが、その場合、図3に実線図示
するように該ティッシュ露出部21aが型板3の上面よ
りかなり上方に突出した状態で維持される。
【0031】このように、第1実施形態のティッシュ積
層体入り容器では、ティッシュ露出部21aを常に型板
3のティッシュ通口31より上方で保持させることがで
きるので、もしティッシュ積層体2の嵩が低くなってテ
ィッシュ露出部21aが容器体1内に落ち込んだ場合で
も、該ティッシュ露出部21aが型板3のティッシュ通
口31より所定高さだけ上方に突出するようになる。従
って、次のティッシュ21を引き出す際に、図4に示す
ようにティッシュ取出口12からの指の差し込み深さが
浅くてよい。又、該ティッシュ露出部21aは、上方に
突出状態で維持されているので、該ティッシュ露出部2
1aを指でつまみ易くなり、しかも複数枚のティッシュ
をつまむという不都合が解消される。
【0032】図5〜図6に示す第2実施形態のティッシ
ュ積層体入り容器では、型板4の一端42を容器体1内
の上端部寄り位置において容器体1の側面部内面に固着
し、型板先端43側を上下に揺動し得る状態で設置して
いる。この型板一端42の固着方法としては、糊付けが
簡易であり、該型板4の一端42を容器体(紙箱)1の
成形前に所定位置に糊付けしておく。又、型板4の揺動
可能構造としては、折り線部分を薄肉状態にして、型板
4の自由状態において自重で下方向に揺動し得るように
するとよい。さらに、この型板4にも、ティッシュ取出
口12に対応する位置に第1実施形態と同様なティッシ
ュ通口41が形成されている。尚、この第2実施形態で
使用される型板4は、その一端42が容器体内面に固着
されているので、該型板4が容器体1内で水平方向に位
置ずれすることがなく、従って該型板4は、第1実施形
態のものより面積を小さくしても差し支えない。又、型
板4の固着側端部42は、上面部11の下面における容
器体長さ方向の端部寄り位置に固着させてもよい。
【0033】そして、この第2実施形態のティッシュ積
層体入り容器では、図6に示すようにティッシュ積層体
2の嵩が低くなった状態で、内部のティッシュ21を引
き出す場合に、型板4が実線図示する下方傾斜位置から
符号4′で示すように上方に揺動し、引き出したティッ
シュ21が分離される前に後続のティッシュの一部が符
号21a′で示すように型板4′のティッシュ通口41
及びティッシュ取出口12(スリット15)を通過した
状態で保持される。尚、この場合も、ティッシュ露出部
21a′がティッシュ取出口12に保持されなくなる
と、該ティッシュ露出部21a′が型板4とともに容器
体1内に落ち込むようになるが、そのとき該ティッシュ
露出部21aは型板4のティッシュ通口41より所定高
さだけ上方に突出した状態に維持される。従って、この
第2実施形態のものでも、上記第1実施形態のティッシ
ュ積層体入り容器と同様な作用が得られる。
【0034】図7〜図8に示す第3実施形態のティッシ
ュ積層体入り容器では、容器体上面部11の下面とティ
ッシュ積層体2の上面の間に容器体長さ方向に2分割し
た2つの分割型板5,5を収納している。この各分割型
板5,5は、それぞれ各外端52,52を容器体1の長
さ方向の各側面部内面に固着し、各内端53,53側を
それぞれ上下に揺動し得る状態で設置している。又、こ
の各分割型板5,5には、その幅方向中央部分において
内端53から外端52に向けて所定深さに達する切り溝
54がそれぞれ形成されている。この各切り溝54,5
4は、合体してティッシュ21を通過させるティッシュ
通口51となるものである。尚、この各切り溝54,5
4の溝底間の間隔は、ティッシュ21の長さの約半分程
度の長さに設定するとよい。又、この両切り溝54,5
4からなるティッシュ通口51は、上記請求項1のティ
ッシュ通口31又は請求項2のティッシュ通口41と同
様に、後続のティッシュ21の一部21aを保持する機
能を有する。
【0035】そして、この第3実施形態のティッシュ積
層体入り容器では、図8に示すようにティッシュ積層体
2の嵩が低くなった状態で、内部のティッシュ21を引
き出す場合に、各分割型板5,5がそれぞれ実線図示す
る下方傾斜位置から符号5′で示すように上方に揺動
し、引き出したティッシュ21が分離される前に後続の
ティッシュの一部が符号21a′で示すように両分割型
板5′,5′のティッシュ通口51(両切り溝54,5
4)及びティッシュ取出口12(スリット15)を通過
した状態で保持される。尚、この場合も、ティッシュ露
出部21a′がティッシュ取出口12に保持されなくな
ると、該ティッシュ露出部21a′が各分割型板5,5
とともに容器体1内に落ち込むようになるが、そのとき
該ティッシュ露出部21aは各分割型板5,5のティッ
シュ通口51より所定高さだけ上方に突出した状態に維
持される。従って、この第3実施形態のものでも、上記
第1実施形態のティッシュ積層体入り容器と同様な作用
が得られる。
【0036】尚、上記第1〜第3の各実施形態では、容
器体として使い捨てされる紙箱が採用されているが、他
の実施形態では、容器体として、紙箱の外にプラスチッ
ク製容器のような継続使用が可能な詰め替え容器を採用
できる。その場合には、内部のティッシュ積層体を使い
終わると容器体内に新しいティッシュ積層体を補充し、
該容器体を繰り返して使用することができる。
【0037】図9〜図11に示す第4実施形態のティッ
シュ積層体入り容器では、従来から一般に使用されてい
る箱入りティッシュの容器体上面部11に、型板6を分
離させるための断続切り線61を形成したものである。
【0038】即ち、この第4実施形態のティッシュ積層
体入り容器は、図9に示すように、紙箱製の容器体1内
にティッシュ積層体2を収納し、容器体上面部11に形
成したティッシュ取出口12を囲う位置に簡易に切断し
得る環状の断続切り線61を形成して、この断続切り線
61で区画された型板6を容器体1から分離可能として
いる。尚、この場合のティッシュ取出口12は、従来製
品と同様に開口13をスリット15付のフイルム14で
被覆して形成されており、該ティッシュ取出口12から
1枚のティッシュ21を引き出したときに後続のティッ
シュ21の一部21aが上部に露出した状態で該ティッ
シュ取出口12に保持されるようになっている。
【0039】容器体上面部11に形成した断続切り線6
1は、一般にミシン目と称されているもので、該断続切
り線61の内側近傍を上から押さえることで容易に切断
し得るものである。又、この実施形態の断続切り線61
は、図9及び図10に示すように分離される型板6がか
なりの大面積を有する略長方形となり、さらに型板6の
長さ方向一端部6aにそれぞれ左右外側(短手方向外
側)に向けて膨出する2つの膨出部62,62が形成さ
れ、且つ型板6の長さ方向他端部6bよりやや中央寄り
位置にそれぞれ左右外側(短手方向外側)に向けて膨出
する2つの膨出部63,63が形成されるような形状に
形成されている。各膨出部62,63の外方膨出幅は、
例えば10〜15mm程度あればよい。尚、この断続切り
線61は、分離させた型板6を左右逆向き姿勢(水平方
向に180°旋回させた姿勢)で容器体1内に収納した
ときに、該型板6の外周縁の複数箇所が型板跡の開口部
7の縁部に下方から重合するような形状であれば、適宜
の形状を採用でき、例えば断続切り線61を波形にした
り、連続凹凸形状にすることができる。
【0040】この第4実施形態のティッシュ積層体入り
容器では、図9に示すように断続切り線61を切断しな
いで、従来品と同様にティッシュ取出口12(スリット
15)から内部のティッシュ21を1枚づつ引き出して
使用することができるが、本願発明の機能を持たせるに
は、次のような作業を行う。
【0041】まず、容器体上面部11を断続切り線61
で切断し、ティッシュ取出口12付きの型板6を容器体
1から分離する。そして、図10に示すように、その分
離した型板6を、左右逆向き姿勢(水平方向に180°
旋回させた姿勢)にして型板跡の開口部7から容器体1
内に差込んでティッシュ積層体2上部に載せる。この状
態では、図10に示すように、型板6側の符号62,6
2の膨出部が開口部7の符号72,72の縁部の直下に
対応する一方、型板6側の符号63,63の膨出部が開
口部7の符号77,73の縁部の直下に対応するように
なる。次に、型板6のティッシュ取出口12から指を差
込んで最上部のティッシュ21をつまみ、上方に引き出
すと、そのティッシュ21に連れて後続のティッシュの
一部21aが型板6のティッシュ取出口12から上部に
露出するようになる。尚、ティッシュ引き出し時には、
そのティッシュ21とティッシュ取出口12との摩擦力
で型板6が図11の符号6′で示すように持ち上げられ
るが、そのとき型板外周部の各膨出部62,63(合計
4箇所)が例えば符号63′で示すように型板跡の開口
部7の縁部72,73にそれぞれ下方から重合するの
で、該型板6が上方に抜け出すことがない。尚、1枚の
ティッシュ21を完全に引抜いたときには、後続のティ
ッシュ21の一部21aがティッシュ取出口12から上
方に露出した状態で該ティッシュ取出口12(スリット
15)に保持される。ティッシュ21の引き抜き動作が
完了すると、符号6′で示すように上動していた型板が
その自重で降下するが、そのときティッシュ取出口12
の上部にティッシュ21の一部21aが突出したままと
なる。
【0042】そして、容器体1内のティッシュ21を順
次消費し、ティッシュ積層体2の嵩が低くなると、型板
6もそのティッシュ積層体2の上面近くまで降下する
が、そのとき型板6のティッシュ取出口12には、次順
のティッシュ21の一部21aが上方に突出した状態で
保持されているので、型板6が容器体1の底部近くまで
降下した状態でも次のティッシュ21の取り出し作業は
容易となる。
【0043】尚、この第4実施形態のティッシュ積層体
入り容器では、型板6を分離して容器体1内に収納した
状態では、型板跡の開口部7が大きく開放されているの
で、見映えの点でやや難点があるが、この第4実施形態
の場合には、従来から市販されている化粧カバー(上面
部にティッシュ取出口がある)で容器体の外側を被覆す
るようにするとよい。
【0044】
【発明の効果】本願請求項1の発明の効果 本願請求項1のティッシュ積層体入り容器は、容器体1
内におけるティッシュ積層体2の上部に型板(3,4,
5)を収納し、ティッシュ21の上部(露出部)21a
を常に型板3,4,5)のティッシュ通口(31,4
1,51)より上方で保持させることができるようにし
ているので、もしティッシュ積層体2の嵩が低くなって
ティッシュ露出部21aが容器体1内に落ち込んだ場合
でも、該ティッシュ露出部21aが型板のティッシュ通
口(31,41,51)より所定高さだけ上方に突出す
るようになる。従って、本願請求項1のティッシュ積層
体入り容器では、次のティッシュ21を引き出す際に、
ティッシュ取出口12からの指の差し込み深さが浅くて
よく、且つ該ティッシュ露出部21aは、型板の上方に
突出状態で維持されているので、該ティッシュ露出部2
1aを指でつまみ易くなり、容器体1内に落ち込んだテ
ィッシュ21であっても、そのティッシュ引き出し作業
が容易となるという効果がある。又、露出していたティ
ッシュ露出部21aが容器体1内に落ち込んでも、該テ
ィッシュの一部21aが型板上にあるので、ティッシュ
を指でつまむときに当該ティッシュしかつまむことがで
きず、従って従来のように同時に複数枚のティッシュが
引き出されるという不都合を解消できるという効果もあ
る。
【0045】本願請求項2の発明の効果 本願請求項2のティッシュ積層体入り容器は、従来品の
箱入りティッシュの形態のものに、容器体上面部11に
型板分離用の断続切り線61を形成し、使用時に該断続
切り線61を切断してその分離した型板6を容器体1内
に収納させるという作業を行うことで、上記請求項1と
同様の機能を付与できる。従って、この請求項2のティ
ッシュ積層体入り容器では、断続切り線61の付加とい
う簡単な構成で上記請求項1の各効果を達成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願第1実施形態のティッシュ積層体入り容器
の斜視図である。
【図2】図1の長手方向に向いた中央縦断面図である。
【図3】図2の状態変化図である。
【図4】図3の中央縦断面相当図である。
【図5】本願第2実施形態のティッシュ積層体入り容器
の斜視図である。
【図6】図5のティッシュ積層体入り容器の作用を示す
縦断面図である。
【図7】本願第3実施形態のティッシュ積層体入り容器
の斜視図である。
【図8】図7のティッシュ積層体入り容器の作用を示す
縦断面図である。
【図9】本願第4実施形態のティッシュ積層体入り容器
の斜視図である。
【図10】図9の状態変化図である。
【図11】図10の短手方向に向いた中央縦断面図であ
る。
【図12】従来のティッシュ積層体入り容器の縦断面図
である。
【図13】図12の状態変化図である。
【符号の説明】
1は容器体、2はティッシュ積層体、3,4,5,6は
型板、7は開口部、11は上面部、12はティッシュ取
出口、15はスリット、21はティッシュ、21aはテ
ィッシュ露出部、31,41,51はティッシュ通口、
61は断続切り線、62,63は膨出部、72,73は
開口部の縁部である。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多数枚のティッシュ(21)を順次ジグ
    ザグに折畳んだ状態で積層したティッシュ積層体(2)
    を容器体(1)内に収納し、該容器体(1)の上面部
    (11)に形成したティッシュ取出口(12)から1枚
    のティッシュ(21)を引き出す度に後続のティッシュ
    (21)の一部(21a)が上方に連れ出るようにした
    ティッシュ積層体入り容器であって、 容器体(1)内における上面部(11)とティッシュ積
    層体(2)の間に、型板(3,4,5)を少なくともそ
    の一部が上下に変位し得る状態で設置し、 該型板(3,4,5)には、前記ティッシュ取出口(1
    2)に対応する位置にティッシュ(21)の通過を許容
    するティッシュ通口(31,41,51)を形成すると
    ともに、 該ティッシュ通口(31,41,51)は、ティッシュ
    積層体(2)側のティッシュ(21)を通過させる度に
    後続のティッシュ(21)の一部(21a)を型板
    (3,4,5)の上面側に露出させた状態で保持する機
    能を有している、 ことを特徴とするティッシュ積層体入り容器。
  2. 【請求項2】 多数枚のティッシュ(21)を順次ジグ
    ザグに折畳んだ状態で積層したティッシュ積層体(2)
    を紙箱製の容器体(1)内に収納し、該容器体(1)の
    上面部(11)に形成したティッシュ取出口(12)か
    ら1枚のティッシュ(21)を引き出す度に後続のティ
    ッシュ(21)の一部(21a)がティッシュ取出口
    (12)に保持されて上方に露出するようにしたティッ
    シュ積層体入り容器であって、 前記容器体上面部(11)におけるティッシュ取出口
    (12)を囲う位置に簡易に切断し得る環状の断続切り
    線(61)を形成して、該断続切り線(61)で区画さ
    れた型板(6)を容器体(1)から分離可能とする一
    方、 前記断続切り線(61)は、分離した型板(6)を左右
    逆向き姿勢で容器体(1)内に収納したときに該型板
    (6)の外周縁の複数箇所(62,63)が型板跡の開
    口部(7)の縁部(72,73)に下方から重合して該
    型板(6)が該開口部(7)から上方に抜け出さないよ
    うに機能する形状とした、 ことを特徴とするティッシュ積層体入り容器。
JP19998097A 1997-07-25 1997-07-25 ティッシュ積層体入り容器 Pending JPH1143184A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011051608A (ja) * 2009-08-31 2011-03-17 Daio Paper Corp 衛生薄葉紙取出補助具
CN109229957A (zh) * 2018-09-27 2019-01-18 天津市艳胜工贸有限公司 便于连续抽取的擦拭巾收纳盒
JP2021160786A (ja) * 2020-03-31 2021-10-11 大王製紙株式会社 薄葉紙収納箱

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