JPH1142835A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH1142835A
JPH1142835A JP9215690A JP21569097A JPH1142835A JP H1142835 A JPH1142835 A JP H1142835A JP 9215690 A JP9215690 A JP 9215690A JP 21569097 A JP21569097 A JP 21569097A JP H1142835 A JPH1142835 A JP H1142835A
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JP
Japan
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setting
image forming
forming apparatus
host computer
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Susumu Mikura
進 三倉
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Abstract

(57)【要約】 【課題】シリアル通信エラーが発生したときに、無駄な
時間やコストを避け、かつ正確な画像形成処理ができる
ようにした画像形成装置を提供する。 【解決手段】ホストコンピュータ1からシリアルデータ
の受信を受けたときに通信エラーが発生した場合、CP
U8は、自動検出プログラム44によりホスト1の現在
の通信設定内容を自動的に検出して、画像形成装置10
0の通信設定をこれに合わせる。ホスト1の通信設定内
容を自動検出するためには、画像形成装置100がサポ
ートしている通信設定の複数の設定項目の設定内容のあ
らゆる組合せについて、順次、設定内容を変更してい
き、ホスト1から通信エラーなしにデータを受信できた
ときに、その時点の設定内容がホスト1の設定内容であ
ると判断する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プリンタ、プロッ
タ等の画像形成装置、特に画像形成に必要なデータをR
S232C等のシリアルデータ通信で伝送する画像形成
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、画像形成装置は画像形成時にホス
トコンピュータから必要なオンラインデータを受信する
際、SCSI(Small Computer System Interface)、セ
ントロニクス、GP−IB(General Purpose Interface
Bus)、RS232C等、ホストコンピュータと画像形
成装置との間でデータを伝送するための幾つかの通信イ
ンタフェースが存在する。
【0003】その中で転送効率を上げるために8ビット
単位のパラレルで通信を行うものは、SCSI、セント
ロニクス、GP‐IBなどのパラレルインタフェースで
ある。これとは対照的に、8ビットのデータを直列に伝
送するものはRS232Cである。このようなシリアル
インタフェースは、ホストコンピュータとモデムを用い
てパソコン同士の通信に用いられるのが多いが、ホスト
コンピュータとプリンタやプロッタ等の画像形成装置と
の間において、RS232C通信で、ホストコンピュー
タから画像データを画像形成装置へ出力し、画像形成す
ることにも用いられている。シリアル通信は、ケーブル
の信号線数を減少させるとともに、比較的長い距離のデ
ータ伝送を行う際に有利である。
【0004】図2により、シリアル通信の一例として、
RS232C通信の手順を説明する。RS232Cの通
信手段は、データの始まりを表わすスタートビット21
1、1キャラクタ分のデータ212、データの誤り転送
をチェックするためのパリティビット213、データの
終わりを表わすストップビット214という並びで転送
する。
【0005】このRS232Cには、通信を行うにあた
り幾つかの設定項目がある。すなわち、1秒間当たりに
転送するビットの数を表わすデータ転送レート(ボーレ
ート)、1つのデータをパラレルからシリアル、または
シリアルからパラレルデータに変換するときにデータと
して認識するビット教を表わすデータレングス(例えば
7ビットまたは8ビット)、受信したビットに誤りがな
いかチェックするためのパリティビットの種別(偶数、
奇数、なし)、パリティビットを含むビット列の終わり
を表わすストップビットの個数(1個または2個)があ
り、これらの設定項目はホストコンピュータと画像形成
装置の両方で設定する必要がある。
【0006】RS232C通信では伝送路の不具合によ
るデータの変化やホストコンピュータと画像形成装置と
のRS232C通信設定内容の不一致により画像形成装
置がデータを正しく受信できなくなる、いわゆる通信エ
ラ一が発生することがある。通信エラーが発生すると画
像は出力されず、時間的なロスや無駄なコストを要して
しまう。特に、設定内容の不一致による通信エラーを防
ぐためにはRS232C通信でデータを出力する際、ホ
ストコンピュータと画像形成装置の双方のRS232C
通信の設定内容を画像データ出力の前に確認するという
手間を要する。
【0007】この通信エラーには、フレーミングエラ
ー、パリティエラーがある。「フレーミングエラー」と
は、ストップビットを検出できなかったときに発生する
エラーであり、原因としてデータ転送レートやストップ
ビットの設定がホストコンピュータと画像形成装置の間
で異なっていた場合に発生する。「パリティエラー」と
はパリティチェックのときに発生するエラーであり、原
因として伝送路の不具合によるデータの変化やホストコ
ンピュータと画像形成装置のパリティの設定の不一致が
ある。また、パリティエラーは伝送路の不具合によるデ
ータの変化が起因しているときは単発的に発生し、パリ
ティの設定の不一致が起因しているときは連続的に発生
する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の画像
形成装置はシリアル通信エラーが発生するとエラーのラ
ンプを点灯させてユーザにエラー発生を伝えるものが多
い。しかしエラーのランプを点灯させても何のエラーな
のか直ちに判断できない。しかも、通信エラーと分かっ
てもホストコンピュータと画像形成装置の通信設定内容
を確認する必要があり時間的ロスが生じる。
【0009】本発明は、このような事態に対処すべくな
されたもので、このようなシリアル通信エラーが発生し
たときに、無駄な時間やコストを避け、かつ正確な画像
形成処理ができるようにした画像形成装置を提供するこ
とを目的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明による画像形成装
置は、ホストコンピュータからシリアル通信で送信され
た画像データを受信し、画像を出力する画像形成装置に
おいて、本画像形成装置におけるシリアル通信の複数の
設定項目の設定を行う設定手段と、前記ホストコンピュ
ータからのシリアル通信で受信したデータに基づいてホ
ストコンピュータにおいて設定されている前記複数の設
定項目の設定内容を自動的に検出する設定自動検出手段
と、該検出された設定内容と同じ設定が得られるように
本画像形成装置の前記複数の設定項目の設定を自動的に
変更する設定自動変更手段とを備えたことを特徴とす
る。
【0011】この構成により、ユーザは、ホストコンピ
ュータと画像形成装置との間の通信設定項目の設定内容
の不一致により、通信エラーが発生したときに、ホスト
コンピュータの現在の設定内容を確認する必要がなく、
また、画像形成装置の設定項目の設定変更を手動で行う
必要もなくなる。したがって、通信エラー発生時に要す
るシリアル通信の設定項目の確認および変更作業に要す
る時間ロスをなくすことができる。また、通信設定につ
いての知識がないユーザでも問題なく、画像形成装置を
使用することができる。
【0012】前記設定自動検出手段は、例えば、当該画
像形成装置がサポートしている前記複数の設定項目の設
定内容のあらゆる組合せについて、順次、設定内容を変
更していき、前記ホストコンピュータから通信エラーな
しにデータを受信できたときに、その時点の設定内容が
前記ホストコンピュータの設定内容であると判断する。
【0013】ホストコンピュータの現在の設定内容を直
接認識することができなくても、複数の設定項目の設定
内容のあらゆる組合せについて、通信エラーなしにデー
タが正常に受信できる設定内容の組合せを発見すること
により、ホストコンピュータの現在の設定内容が何かを
自動的に判断することができる。なお、「通信エラーな
し」とは、単発的なエラーではなく連続的なエラーがな
いことを意味する。
【0014】前記複数の設定項目の設定内容のあらゆる
組合せのすべてにおいて通信エラーが発生した場合、前
記ホストコンピュータの設定内容は、本画像形成装置が
サポートしていないものである旨をユーザに通知する通
知手段を有することが好ましい。
【0015】また、前記設定自動検出手段により検出さ
れた設定内容の前記複数の設定項目を、前記ホストコン
ピュータまたはユーザの指示に基づいて不揮発的に保存
する保存手段を有することが好ましい。
【0016】これによって、画像形成装置の電源を遮断
後に再度電源投入した場合に、直ちに同じ設定内容に設
定することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
を詳細に説明する。
【0018】図1は、この実施の形態に係る画像形成装
置100のハードウエア構成を示すブロック図である。
画像形成装置100は、CPU8、印字ヘッド10、操
作部11、通信インタフェース20、RAM30、RO
M40を有する。
【0019】通信インタフェース20は、ホストコンピ
ュータ1との間の通信処理を行うためのものであり、ホ
ストコンピュータ1から送信されたコマンドや画像デー
タを受信するシリアル受信装置21と、ホストコンピュ
ータ1に対して後述するメッセージデータ等を送信する
シリアル送信装置22により構成される。
【0020】RAM30は、通信インタフェース20が
受信したデータを格納する入力バッファメモリ領域31
と、プログラム処理時に必要な各種データの格納領域や
一時的な作業領域を提供する作業メモリ領域32とを有
する。また、RAM30は、作業メモリ領域32の少な
くとも一部または作業メモリ領域32とは別の領域(図
示せず)に、バッテリバックアップ等により不揮発的に
データを保存できる領域を有する。
【0021】ROM40は、画像形成処理に必要な印字
制御プログラム41、ディスプレイ表示用プログラム4
2、受信プログラム43、RS232C自動検出プログ
ラム44を格納している。
【0022】CPU8は、これら各プログラムを処理す
ることにより、画像形成装置100の制御を行う。
【0023】印字ヘッド10は、CPU8が印字制御プ
ログラム41を実行することによって実際の印字動作を
行う部分である。
【0024】操作部11は、CPU8がディスプレイ表
示用プログラム42を実行することによってユーザに必
要な情報を表示させるディスプレイや、ユーザが種々の
設定や指示を行うときに用いる操作キーを有する。
【0025】図3は、図1に示した画像形成装置100
の操作部11の具体的な構成例を示す外観図である。図
3において、この操作部11は、RS232C通信設定
内容等を設定するための上下左右キー12、ユーザに対
して必要な情報を表示するディスプレイ13、エラーが
発生したときにエラー通知として点灯するLED14、
等を有している。
【0026】以下、図1の画像形成装置100の動作の
概要を説明する。
【0027】ホストコンピュータ1から画像形成装置1
00へ画像データをRS232C通信で送信する際、ホ
ストコンピュータ1と画像形成装置100はそれぞれR
S232C通信の設定を行う。画像形成装置100の通
信設定では、操作部11の上下左右キー12にて設定内
容の指定を行なった後、ホストコンピュータ1から画像
データをRS232C通信で送信すると、画像形成装置
100側で通信インタフェース部20(シリアル受信装
置21)が受信処理を開始する。受信中は絶えず定期的
にシリアル通信エラー(前述のフレーミングエラーまた
はパリティエラー)が発生していないかどうかチェック
する。エラーが発生しない限り、受信した画像データは
入力バッファメモリ領域31に格納される。もし受信し
たファイルのデータ全てに対して通信エラーが発生する
ことなく入力バッファメモリ領域32に格納された場
合、印刷制御プログラム41によるデータ解析、印字動
作が開始する。
【0028】しかし受信中に通信エラーが発生したと
き、その画像データは正しく受信されていないと判断し
て解析、印字動作を中止し、受信プログラム43による
通常の受信処理から、自動検出プログラム44を起動さ
せて自動検出処理に移行する。
【0029】自動検出処理でホストコンピュータ1の設
定内容を検出できた場合、画像形成装置100のRS2
32C通信設定を、検出した設定と同一の設定に変え
る。そして操作部11のディスプレイ13に設定の不一
致、ホストコンピュータ1の設定内容および検出した設
定内容を保存するかどうかを問うメッセージを表示す
る。ホストコンピュータ1の設定内容を検出できなかっ
た場合、ホストコンピュータ1の設定内容は画像形成装
置100ではサポートされていないと判断し、エラーL
ED14の点灯を行うとともに、操作部11のディスプ
レイ13にRS232C通信のエラーメッセージ表示を
する。
【0030】検出処理が成功した場合、ユーザがホスト
コンピュータ1からの画像データ出力を停止し、設定内
容を保存するかどうかを操作部11のキー入力によって
指定する。保存する場合、自動検出処理によって変更さ
れたRS232Cの通信設定内容を不揮発的に保存す
る。また検出処理の結果に関係なくエラーが発生したと
きに受信した入力バッファメモリ領域32内のデータを
全て消去し、シリアル受信装置22で受信されるデータ
も全て無効にする。入力バッファメモリ領域32から全
てのデータがクリアされ、またデータが受信されなくな
ってから一定時間経過したらデータ受信可能状態にな
り、その内容を操作部11のディスプレイ13に表示し
てユーザに通知する。
【0031】検出処理が成功したときには、シリアル通
信の設定はホストコンピュータ1の設定に合わせている
ので、ユーザが双方の設定内容を確認したり設定のやり
直しをしたりする必要がない。
【0032】そこで、再びホストコンピュータ1から画
像データを出力すると、シリアル受信装置22は受信処
理を行い、通信エラーが発生することなく画像データは
全て入力バッファメモリ領域32に格納され、解析処
理、印字処理を経て正しい出力結果を得ることができ
る。
【0033】次に、図4、図5、図6のフローチャート
によって、上記のような動作を実現するための、自動検
出処理を含めたRS232C通信処理の手順の一例につ
いて説明する。この通信処理は、図1に示したROM4
0に格納された各種のプログラムの実行により実現され
る。
【0034】図4は、その通信処理の全体のフローチャ
ートである。
【0035】通信処理が開始すると(S1)、まず、画
像形成装置100が受信可能状態になる(S2)。ホス
トコンピュータ1から画像データが出力されると、シリ
アル受信装置22でその画像データの受信処理を開始す
る(S3)。この受信処理中は1フレーム(スタートビ
ットとストップビットで区切られた直列データ)毎に通
信エラーのチェックを行い(S4)、1ファイル分のデ
ータを受信するまで(S5)、これを繰り返す。
【0036】全く通信エラーが発生しなかったときは、
ホストコンピュータ1と画像形成装置100との通信設
定内容は一致していると判断し、画像形成装置100は
受信したデータを解析処理、印字処理(S6)を行なっ
て本通信処理を終了する(S7)。
【0037】もし受信中にRS232C通信エラーが発
生した場合、画像形成装置100とホストコンピュータ
1との通信設定内容は異なっていると判断し、自動検出
処理を開始する(S8)。この詳細については図5によ
り後述する。
【0038】自動検出処理終了後は、検出処理の結果に
関係なく、入力バッファメモリ領域32に格納されてい
る画像データおよびシリアル受信装置22に受信されて
くるデータを全て無効にする(S9)。ついで画像形成
装置100はデータが受信されなくなってから一定時間
経過するまでウェイト状態になる(S10)。
【0039】この検出処理の結果が失敗だった場合(S
11,NO)、ホストコンピュータ1の通信設定内容は
画像形成装置100ではサポートされていないものと判
断し、操作部11のエラーLED14を点灯し、操作部
11のディスプレイ13に画像形成装置100とホスト
コンピュータ1との通信設定内容の不一致と再設定の要
求のメッセージを表示し(S12)、本通信処理を終了
する(S13)。
【0040】検出処理の結果が成功のときは(S11,
YES)、検出成功後処理を行い(S14)、その後、
本通信処理を終了する(S15)。なお、検出成功後処
理の詳細については図6により後述する。
【0041】次に、図5により、図4で説明したステッ
プS8におけるRS232C通信の設定内容の自動検出
処理のアルゴリズムについて説明する。
【0042】画像形成装置100は、RS232Cの設
定項目であるデータ転送レート、データレングス、パリ
ティ、ストップビットについて、それぞれ自己がサポー
トしている数値がある。この自動検出処理では、それぞ
れの設定項目の全ての組み合わせに対し検出試験を行
い、正しく受信した場合の通信設定内容がホストコンピ
ュータ1の現在の通信設定内容であると判断する。例え
ば、画像形成装置100がサポートしているデータ転送
レートが5種類、データレングスが2種類(7ビットま
たは8ビット)、パリティビットが3種類(偶数、奇
数、なし)、ストップビットが1種類(1ビット)とす
ると、あらゆる組合せの数は、5×2×3×1=30、
つまり最大30回検出試験を行うことになる。
【0043】図5において、自動検出処理が開始される
と(S30)、まず、全ての項目の設定内容の組み合わ
せに対し検出試験を行ったかチェックする〈S31)。
【0044】もし検出試験をしてない設定内容の組み合
わせが残っていたらその設定内容にする(S34)。こ
の新たな設定後、画像形成装置100が受信許可し(S
35)、一定のデータを受信したら(S36)、再び受
信禁止にする(S37)。受信中に通信エラーが発生し
なかった場合(S38,NO)、その設定内容がホスト
コンピュータ1の現在の設定内容と判断して、成功フラ
グSFを”1”にセットして(S39)、本処理を終了
して図4の処理に戻る(S40)。
【0045】通信エラーが発生した場合(S38,YE
S)、この設定内容はホストコンピュータ1との設定内
容とは異なるものと判断し、ステップS31へ戻り、新
しい通信設定内容で検出試験をする。
【0046】なお、前述のように、ステップS38の通
信エラーの判定において、単発的なエラー発生は伝送路
の不具合によるデータの変化も考えられるので、連続的
に通信エラーが発生した場合に通信エラーが発生したと
認識する。
【0047】このような処理を検出試験が成功するまで
繰り返し、すべての設定内容の組み合わせに対して通信
エラーが発生したならば、ホストコンピュータ1の通信
設定内容は画像形成装置100ではサポートされていな
いと判断し、設定検出失敗として成功フラグSFを”
0”にして(S32)、本処理を終了して図4の処理に
戻る(S33)。
【0048】次に、図6により、図4で説明した検出成
功後処理(S14)の手順の一例を説明する。
【0049】この処理が開始されると(S50)、ま
ず、画像形成装置100は、RS232C通信の設定内
容を、前記検出した設定内容に変更する(S51)。つ
いで、エラーLED14の点灯はせず、エラー情報、検
出した設定内容、この設定内容を保存するかどうかを問
うメッセージをホストコンピュータ1へ送信するととも
に、操作部11のディスプレイ13に表示する(S5
2)。ホストコンピュータ1では、受信した情報を端末
装置に表示する。
【0050】この操作部11のディスプレイ13に表示
されたメッセージに応答して、ユーザは検出したホスト
コンピュータ1の通信設定内容を保存するかどうかをキ
ー入力で指定する(S53)。あるいは、ホストコンピ
ュータ1からコマンドを受信した場合には、そのコマン
ドを画像形成装置において解析する(S54)。
【0051】キー入力またはコマンドにより通信設定内
容を保存しないことが指示された場合には(S55,N
O)、後述するステップS57へ移行する。
【0052】通信設定内容を保存するときは(S55,
YES)、前述した不揮発性のメモリ領域に記憶して、
事後的に再利用できるようにする(S56)。すなわ
ち、画像形成装置の電源を遮断後に再度電源投入した場
合に、直ちに同じ設定状態に戻ることができるようにす
る。ついで、データ再送信を要求するメッセージをホス
トコンピュータ1へ送信するとともに、操作部11のデ
ィスプレイ13に表示し、受信待ち状態になる(S5
7)。
【0053】その後、本処理を終了して、図4の処理に
戻る(S58)。
【0054】以上の説明では、設定内容保存の選択やデ
ータ送信要求の指示は、主として操作部11のディスプ
レイ13上でユーザのキー入力によって行うこととした
が、操作部11を使用せずにホストコンピュータ1との
通信で指定することもできる。先のステップ52におい
て、画像形成装置100からエラー情報、検出した設定
内容、設定内容を保存するかどうかを問うメッセージを
ホストコンピュータ1に送信したことに対して、ホスト
コンピュータ1側でその端末装置等が起動しているなら
ばこれらの情報が表示され、画像形成装置100は検出
した内容を保存するかどうかに対するホストコンピュー
タ1からのコマンド受信待ち状態になる。ホストコンピ
ュータ1からコマンド(例:Y:保存する、N:保存し
ない)が送信されると、前記ステップS54のように画
像形成装置100はこのコマンドを受信、解析して、設
定内容を保存するかどうかを判別することができる。
【0055】このようにホストコンピュータ1と画像形
成装置100との間でこのような通信を行うことで、双
方が離れた位置にある状態等でユーザが画像形成装置1
00のところまで行って操作部のキー入力を行う手間が
省けるという利点がある。
【0056】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によればホ
ストコンピュータとシリアル通信を行う画像形成装置に
おいて、シリアル通信時、通信エラーが発生したときに
自動検出処理を行いホストコンピュータの設定内容を検
出することにより、ユーザがシリアル通信の設定内容の
再確認や再設定をする手間が省ける。
【0057】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る画像形成装置のハー
ドウエア構成を示すブロック図である。
【図2】シリアル通信(RS232C通信)の手順を説
明するための概要図である。
【図3】図1に示した画像形成装置の操作部11の具体
的な構成例を示す外観図である。
【図4】本実施の形態における自動検出処理を含めたR
S232C通信処理の手順の一例を示すフローチャート
である。
【図5】図4内の自動検出処理の一例を示すフローチャ
ートである。
【図6】図4内の検出成功後処理の一例を示すフローチ
ャートである。
【符号の説明】
1…ホストコンピュータ、8…CPU、10…印字ヘッ
ド、11…操作部、12…上下左右キー、13…ディス
プレイ、14…LED、20…通信インタフェース、2
1…シリアル送信装置、22…シリアル受信装置、30
…RAM、31…入力バッファメモリ領域、32…作業
メモリ領域、40…ROM、41…印字制御プログラ
ム、42…ディスプレイ表示用プログラム、43…受信
プログラム、44…自動検出プログラム。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ホストコンピュータからシリアル通信で送
    信された画像データを受信し、画像を出力する画像形成
    装置において、 本画像形成装置におけるシリアル通信の複数の設定項目
    の設定を行う設定手段と、 前記ホストコンピュータからのシリアル通信で受信した
    データに基づいてホストコンピュータにおいて設定され
    ている前記複数の設定項目の設定内容を自動的に検出す
    る設定自動検出手段と、 該検出された設定内容と同じ通信設定が得られるように
    本画像形成装置の前記複数の設定項目の設定を自動的に
    変更する設定自動変更手段と、 を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】前記設定自動検出手段は、当該画像形成装
    置がサポートしている前記複数の設定項目の設定内容の
    あらゆる組合せについて、順次、設定内容を変更してい
    き、前記ホストコンピュータから通信エラーなしにデー
    タを受信できたときに、その時点の設定内容が前記ホス
    トコンピュータの設定内容であると判断することを特徴
    とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】前記複数の設定項目の設定内容のあらゆる
    組合せのすべてにおいて通信エラーが発生した場合、前
    記ホストコンピュータの設定内容は、本画像形成装置が
    サポートしていないものである旨をユーザに通知する通
    知手段を有することを特徴とする請求項2記載の画像形
    成装置。
  4. 【請求項4】前記設定自動検出手段により検出された設
    定内容の前記複数の設定項目を、前記ホストコンピュー
    タまたはユーザの指示に基づいて不揮発的に保存する保
    存手段を有する請求項1、2または3記載の画像形成装
    置。
JP9215690A 1997-07-26 1997-07-26 画像形成装置 Pending JPH1142835A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008065719A (ja) * 2006-09-10 2008-03-21 Ricoh Co Ltd シリアルデータ受信方法,装置および画像形成装置
WO2011105259A1 (ja) * 2010-02-24 2011-09-01 オリンパスメディカルシステムズ株式会社 医療機器システム

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